JPH09191560A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH09191560A JPH09191560A JP8018182A JP1818296A JPH09191560A JP H09191560 A JPH09191560 A JP H09191560A JP 8018182 A JP8018182 A JP 8018182A JP 1818296 A JP1818296 A JP 1818296A JP H09191560 A JPH09191560 A JP H09191560A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池で駆動する電子機器において、機器の電
源となる電池の容量が低下した時でも安定した機器動作
を保証するものであり、また、同一形状の特性が異なる
複数の電池を使用可能にする。 【構成】 電池で駆動する電子機器の構成として、機器
動作を開始させる操作スイッチと、機器制御系電源を安
定化させる安定化電源と、安定化電源の出力電位変動を
検知する安定化電源監視手段と、機器駆動系電力の供
給、停止を行う駆動電源スイッチと、安定化電源監視手
段の出力を初期化するリセットパルス発生器と、安定化
電源監視手段の出力により、前記機器駆動系電力の供給
を停止する誤作動防止装置を設ける。
源となる電池の容量が低下した時でも安定した機器動作
を保証するものであり、また、同一形状の特性が異なる
複数の電池を使用可能にする。 【構成】 電池で駆動する電子機器の構成として、機器
動作を開始させる操作スイッチと、機器制御系電源を安
定化させる安定化電源と、安定化電源の出力電位変動を
検知する安定化電源監視手段と、機器駆動系電力の供
給、停止を行う駆動電源スイッチと、安定化電源監視手
段の出力を初期化するリセットパルス発生器と、安定化
電源監視手段の出力により、前記機器駆動系電力の供給
を停止する誤作動防止装置を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池によって駆動する小
型電子機器に関する。本発明は、特に、電池の使用時間
を延命させるものであり、かつ同一形状ではあるがアル
カリ乾電池、マンガン乾電池、リチウム電池、ニカド電
池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の特性の
異なる電池を用いた場合においても、電池容量低下時の
機器の誤動作を未然に防止するものである。
型電子機器に関する。本発明は、特に、電池の使用時間
を延命させるものであり、かつ同一形状ではあるがアル
カリ乾電池、マンガン乾電池、リチウム電池、ニカド電
池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の特性の
異なる電池を用いた場合においても、電池容量低下時の
機器の誤動作を未然に防止するものである。
【0002】特に、各種の同一形状標準電池で駆動する
手振れ補正機能付き双眼鏡やカメラ等使用方法や使用環
境によって消費電流が大きく変化する電子機器におい
て、その効果が大きい。さらに、電池で駆動する携帯小
型情報機器等にも応用可能である。
手振れ補正機能付き双眼鏡やカメラ等使用方法や使用環
境によって消費電流が大きく変化する電子機器におい
て、その効果が大きい。さらに、電池で駆動する携帯小
型情報機器等にも応用可能である。
【0003】
【従来の技術】近年、小型電子機器の電源となる電池の
技術および性能が向上し、種々の種類の標準電池が広く
流通・販売されるようになってきた。これに伴い消費者
ニーズとして小型電子機器の電池使用時間の延長と共
に、電池の性能と価格を加味し、同一形状ならば、どの
電池でも使用できる小型電子機器が求められている。
技術および性能が向上し、種々の種類の標準電池が広く
流通・販売されるようになってきた。これに伴い消費者
ニーズとして小型電子機器の電池使用時間の延長と共
に、電池の性能と価格を加味し、同一形状ならば、どの
電池でも使用できる小型電子機器が求められている。
【0004】電源となる電池の容量に比べ、機器の動作
負荷容量が大きい小型電池駆動機器は、作動負荷変動幅
も大きいので電池容量が低下すると、電源電圧は回路系
の入力保証電位以下に降下し、機器動作は不安定にな
る。特に、電池の大型化、大容量化が困難で機器の駆動
負荷変動の大きい、手振れ機能付き双眼鏡やカメラ等は
上記現象が顕著に現れていた。
負荷容量が大きい小型電池駆動機器は、作動負荷変動幅
も大きいので電池容量が低下すると、電源電圧は回路系
の入力保証電位以下に降下し、機器動作は不安定にな
る。特に、電池の大型化、大容量化が困難で機器の駆動
負荷変動の大きい、手振れ機能付き双眼鏡やカメラ等は
上記現象が顕著に現れていた。
【0005】(従来例1)従来、上記対策として電池電
圧を監視して、設定しきい値まで測定電位が下がると、
機器が安定動作をしているうちに(即ち、電池が残容量
を使いきらないうちに)機器の動作を停止させていた。
圧を監視して、設定しきい値まで測定電位が下がると、
機器が安定動作をしているうちに(即ち、電池が残容量
を使いきらないうちに)機器の動作を停止させていた。
【0006】図9は、前述のような従来例の電池駆動機
器における誤動作防止装置のブロック図を示す。図9に
おいて、1は、機器の電源となるアルカリ乾電池等の標
準電池であり、2は、機器作動を開始させる操作スイッ
チであり、3は、電池1から機器の制御系および駆動系
に安定した電力を供給するDC/DCコンバータ等の安
定化電源であり、10は、電池1ので電圧を検出する電
源監視回路であり、11は、電源監視回路10からの出
力を受けて、電池1から安定化電源3へのラインを開閉
するスイッチであり、12はコンピュータ等の演算回路
を含み、機器の作動制御を実行する制御回路であり、1
3は、機器作動部分である駆動負荷である(手振れ補正
装置においては、補正光学系、即ち、可変頂角プリズム
である)。14は、駆動負荷13を機械的に動かすため
のアクチュエータを含む駆動回路である。
器における誤動作防止装置のブロック図を示す。図9に
おいて、1は、機器の電源となるアルカリ乾電池等の標
準電池であり、2は、機器作動を開始させる操作スイッ
チであり、3は、電池1から機器の制御系および駆動系
に安定した電力を供給するDC/DCコンバータ等の安
定化電源であり、10は、電池1ので電圧を検出する電
源監視回路であり、11は、電源監視回路10からの出
力を受けて、電池1から安定化電源3へのラインを開閉
するスイッチであり、12はコンピュータ等の演算回路
を含み、機器の作動制御を実行する制御回路であり、1
3は、機器作動部分である駆動負荷である(手振れ補正
装置においては、補正光学系、即ち、可変頂角プリズム
である)。14は、駆動負荷13を機械的に動かすため
のアクチュエータを含む駆動回路である。
【0007】次に、図9において、誤動作防止装置の動
作を説明する。操作スイッチ2が入ると、電源監視回路
10は、電池1の電位を測定し、予め設定された安定化
電源3の下限作動保証電位となるしきい値と比較する。
電池1の電位がしきい値より大きければ、スイッチ11
を開き(オンし)、安定化電源3を介して制御回路12
や駆動回路14、駆動負荷13に電力を供給して機器を
動作させるが、電池1の電位がしきい値より小さけれ
ば、電池1の容量が不足し、安定な機器の動作は不可能
であると判断してスイッチ11を閉じ(オフし)、供給
電力を遮断し機器動作を禁止する。
作を説明する。操作スイッチ2が入ると、電源監視回路
10は、電池1の電位を測定し、予め設定された安定化
電源3の下限作動保証電位となるしきい値と比較する。
電池1の電位がしきい値より大きければ、スイッチ11
を開き(オンし)、安定化電源3を介して制御回路12
や駆動回路14、駆動負荷13に電力を供給して機器を
動作させるが、電池1の電位がしきい値より小さけれ
ば、電池1の容量が不足し、安定な機器の動作は不可能
であると判断してスイッチ11を閉じ(オフし)、供給
電力を遮断し機器動作を禁止する。
【0008】図10は、電源監視回路10の具体的な一
例を示す。図10において、10b、10cは電池1の
電位測定を行うための負荷抵抗であり、10dは、しき
い値に相当する基準電圧源であり、10aは負荷抵抗1
0b、10cの分圧値と、基準電圧10dを比較する比
較器であり、11a、11b、11cは比較器10aの
出力を受けて電源ラインを開閉するスイッチ11を構成
するトランジスタおよび抵抗器である。
例を示す。図10において、10b、10cは電池1の
電位測定を行うための負荷抵抗であり、10dは、しき
い値に相当する基準電圧源であり、10aは負荷抵抗1
0b、10cの分圧値と、基準電圧10dを比較する比
較器であり、11a、11b、11cは比較器10aの
出力を受けて電源ラインを開閉するスイッチ11を構成
するトランジスタおよび抵抗器である。
【0009】上記構成において、操作スイッチ2が押さ
れると、電池1から比較器10a、基準電圧源10dや
負荷抵抗10b、10cに電力が供給される。これらに
電力が供給されると、比較器10aが作動を始め、電池
の分圧値と基準電圧源10dを比較した結果を出力し、
トランジスタ11a、11bをオン/オフして電源ライ
ンを開閉して機器が安定動作を行うときだけ電力を供給
し、電池容量低下に伴う誤動作を未然に防止する。
れると、電池1から比較器10a、基準電圧源10dや
負荷抵抗10b、10cに電力が供給される。これらに
電力が供給されると、比較器10aが作動を始め、電池
の分圧値と基準電圧源10dを比較した結果を出力し、
トランジスタ11a、11bをオン/オフして電源ライ
ンを開閉して機器が安定動作を行うときだけ電力を供給
し、電池容量低下に伴う誤動作を未然に防止する。
【0010】(従来例2)さらに別の従来例として、シ
ステムリセットを用いて機器の誤動作を防止する方法が
広く知られている。システムリセットはマイクロコンピ
ュータ等の制御回路系に供給された安定化電源を監視
し、安定化電源の電位の低下を検出したときに、マイク
ロコンピュータをリセットすることによりマイクロコン
ピュータの暴走と機器の誤動作を阻止させるものであ
る。
ステムリセットを用いて機器の誤動作を防止する方法が
広く知られている。システムリセットはマイクロコンピ
ュータ等の制御回路系に供給された安定化電源を監視
し、安定化電源の電位の低下を検出したときに、マイク
ロコンピュータをリセットすることによりマイクロコン
ピュータの暴走と機器の誤動作を阻止させるものであ
る。
【0011】図11に、電池駆動機器におけるシステム
リセットを用いた誤動作防止装置のブロック図を示す。
以下、図11を参照して、その動作を説明する。20は
システムリセットを実行する電源監視回路である。な
お、1、3、12、13、14は、前記従来例1と同じ
なので、説明を省略する。
リセットを用いた誤動作防止装置のブロック図を示す。
以下、図11を参照して、その動作を説明する。20は
システムリセットを実行する電源監視回路である。な
お、1、3、12、13、14は、前記従来例1と同じ
なので、説明を省略する。
【0012】電池1からの電力供給を受けて、安定化電
源3は機器の制御回路12、駆動回路14、駆動負荷1
3、電源監視回路20に安定した電力を供給し、機器は
動作を開始する。電池1の容量が低下する等の安定化電
源3の出力電位が制御回路の中核をなすマイクロコンピ
ュータ12の動作保証電位まで低下する前に、電源監視
回路20は作動し、マイクロコンピュータ12をリセッ
トして(=システムリセットの実行)制御の誤動作およ
び暴走を防止する。
源3は機器の制御回路12、駆動回路14、駆動負荷1
3、電源監視回路20に安定した電力を供給し、機器は
動作を開始する。電池1の容量が低下する等の安定化電
源3の出力電位が制御回路の中核をなすマイクロコンピ
ュータ12の動作保証電位まで低下する前に、電源監視
回路20は作動し、マイクロコンピュータ12をリセッ
トして(=システムリセットの実行)制御の誤動作およ
び暴走を防止する。
【0013】次に、上述した電源監視回路20の内部構
成を図12に示す。図12において、1は機器の作動電
源となるアルカリ電池等の標準電池であり、3は電池1
から機器の制御系および駆動系に安定した電力を供給す
るDC/DCコンバータ等の安定化電源であり、12は
制御回路の中核をなすマイクロコンピュータである。2
0b、20cは安定化電源3の出力電位を測定するため
の負荷抵抗であり、20dはマイクロコンピュータ12
の動作下限付近に設定されたしきい値となる基準電圧源
である。20aは負荷抵抗20b、20cの分圧値と、
基準電圧源20dの電位とを比較する比較器であり、2
0eは比較器20aの出力を受けて、マイクロコンピュ
ータ12のリセット端子(図示せず)をGNDに接地さ
せ、リセット動作させるトランジスタである。
成を図12に示す。図12において、1は機器の作動電
源となるアルカリ電池等の標準電池であり、3は電池1
から機器の制御系および駆動系に安定した電力を供給す
るDC/DCコンバータ等の安定化電源であり、12は
制御回路の中核をなすマイクロコンピュータである。2
0b、20cは安定化電源3の出力電位を測定するため
の負荷抵抗であり、20dはマイクロコンピュータ12
の動作下限付近に設定されたしきい値となる基準電圧源
である。20aは負荷抵抗20b、20cの分圧値と、
基準電圧源20dの電位とを比較する比較器であり、2
0eは比較器20aの出力を受けて、マイクロコンピュ
ータ12のリセット端子(図示せず)をGNDに接地さ
せ、リセット動作させるトランジスタである。
【0014】上記構成において、安定化電源3の出力電
位が低下し、基準電圧源20dの電位を下回ると、比較
器20aの出力は「High(ハイ)」となり、トラン
ジスタ20eをオンさせてマイクロコンピュータ12の
リセット端子を「Low(ロー)」にすることによって
リセット動作させる。マイクロコンピュータ12がリセ
ットされると、機器制御は誤動作を起こす前に動作を停
止する。
位が低下し、基準電圧源20dの電位を下回ると、比較
器20aの出力は「High(ハイ)」となり、トラン
ジスタ20eをオンさせてマイクロコンピュータ12の
リセット端子を「Low(ロー)」にすることによって
リセット動作させる。マイクロコンピュータ12がリセ
ットされると、機器制御は誤動作を起こす前に動作を停
止する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来例1においては、電池電圧にしきい値を設
け、機器の作動、停止を行う方法は、同一形状の種々の
種類の電池(アルカリ乾電池、マンガン乾電池、リチウ
ム電池、ニカド2次電池等)には一律に対応できないと
いう問題点がある。
たような従来例1においては、電池電圧にしきい値を設
け、機器の作動、停止を行う方法は、同一形状の種々の
種類の電池(アルカリ乾電池、マンガン乾電池、リチウ
ム電池、ニカド2次電池等)には一律に対応できないと
いう問題点がある。
【0016】即ち、同一形状の電池であっても、その標
準電位および容量と内部抵抗値が異なるため、機器の負
荷電流変化に対する電池電圧の影響が大きく異なる。こ
のため、各々の電池電圧に対する誤動作防止のしきい値
も個々であり、最大公約数を採用すると、機器使用可能
時間が極端に減少する電池もあり、実用的ではなく、結
局、電池容量低下時の機器誤作動を許容するか、種類の
異なる電池は使用できず、特定の電池だけしか使用でき
ない(例えば、乾電池のみ、2次電池のみ使用可能)と
いう問題があった。
準電位および容量と内部抵抗値が異なるため、機器の負
荷電流変化に対する電池電圧の影響が大きく異なる。こ
のため、各々の電池電圧に対する誤動作防止のしきい値
も個々であり、最大公約数を採用すると、機器使用可能
時間が極端に減少する電池もあり、実用的ではなく、結
局、電池容量低下時の機器誤作動を許容するか、種類の
異なる電池は使用できず、特定の電池だけしか使用でき
ない(例えば、乾電池のみ、2次電池のみ使用可能)と
いう問題があった。
【0017】図13は、2種類の特性の異なった電池を
パラメータとして、機器の負荷電流変化に対応する電池
電圧の影響を表す図である。図13を参照して電池電圧
の影響を説明する。電池1の負荷変動幅は、数十mA〜
数百mAと仮定する。縦軸は電池電圧であり、VOは機
器の安定化電源3の最低作動保証電位であり、VrNi
はニカド電池における誤作動防止のためのしきい値であ
り、VrAlはアルカリ乾電池における誤作動防止のた
めのしきい値である。
パラメータとして、機器の負荷電流変化に対応する電池
電圧の影響を表す図である。図13を参照して電池電圧
の影響を説明する。電池1の負荷変動幅は、数十mA〜
数百mAと仮定する。縦軸は電池電圧であり、VOは機
器の安定化電源3の最低作動保証電位であり、VrNi
はニカド電池における誤作動防止のためのしきい値であ
り、VrAlはアルカリ乾電池における誤作動防止のた
めのしきい値である。
【0018】また、横軸は機器の使用時間であり、tA
lは、アルカリ乾電池においてしきい値をVrAlに設
定した時の機器使用可能時間を示し、tsNiはニカド
電池においてしきい値をVrNiに設定した時の機器使
用可能時間を示している。機器使用時間が長くなるにつ
れて電池電圧の振幅が大きくなるのは、機器の使用と共
に電池電流容量が減少し、電池内部抵抗値の影響を徐々
に大きく受けてくるからである。電池の内部抵抗は電池
の種類によって異なり、図13に示すアルカリ乾電池と
ニカド電池では、内部抵抗の小さいニカド電池の方が電
池電圧の振幅変動は少ない。
lは、アルカリ乾電池においてしきい値をVrAlに設
定した時の機器使用可能時間を示し、tsNiはニカド
電池においてしきい値をVrNiに設定した時の機器使
用可能時間を示している。機器使用時間が長くなるにつ
れて電池電圧の振幅が大きくなるのは、機器の使用と共
に電池電流容量が減少し、電池内部抵抗値の影響を徐々
に大きく受けてくるからである。電池の内部抵抗は電池
の種類によって異なり、図13に示すアルカリ乾電池と
ニカド電池では、内部抵抗の小さいニカド電池の方が電
池電圧の振幅変動は少ない。
【0019】一般に、誤作動防止しきい値は振幅の山に
設定しなければならず、電池の種類によってそれぞれの
しきい値が存在することになる。そこで、複数の特性の
異なる電池(アルカリ電池とニカド電池)を使用するた
めに、それぞれのしきい値の最大公約数をとると、値の
高いアルカリ乾電池のしきい値VrAlとなり、電池に
ニカド電池を使用した場合には機器使用時間がtNi−
tsNi時間短縮され、機器はニカド電池の容量を残し
たまま使用不可能となってしまう。
設定しなければならず、電池の種類によってそれぞれの
しきい値が存在することになる。そこで、複数の特性の
異なる電池(アルカリ電池とニカド電池)を使用するた
めに、それぞれのしきい値の最大公約数をとると、値の
高いアルカリ乾電池のしきい値VrAlとなり、電池に
ニカド電池を使用した場合には機器使用時間がtNi−
tsNi時間短縮され、機器はニカド電池の容量を残し
たまま使用不可能となってしまう。
【0020】また、同じ電池でも使用環境温度によって
電池内部抵抗は変化し、機器の使用時間に影響する。特
に、内部抵抗値の大きいアルカリ乾電池やマンガン乾電
池は温度影響を大きく受けやすい。
電池内部抵抗は変化し、機器の使用時間に影響する。特
に、内部抵抗値の大きいアルカリ乾電池やマンガン乾電
池は温度影響を大きく受けやすい。
【0021】図14は、アルカリ乾電池の使用環境温度
をパラメータにした時の電池電圧の変化を示す。縦軸は
電池電圧を示し、Vr0は環境温度が0°Cの時の誤作
動防止しきい値を、Vr25は環境温度が25°Cの時
のしきい値を示す。横軸には機器の使用時間を示し、t
0はしきい値がVr0の時の機器使用可能時間を、t2
5はしきい値がVr25の時の機器使用可能時間を示
す。
をパラメータにした時の電池電圧の変化を示す。縦軸は
電池電圧を示し、Vr0は環境温度が0°Cの時の誤作
動防止しきい値を、Vr25は環境温度が25°Cの時
のしきい値を示す。横軸には機器の使用時間を示し、t
0はしきい値がVr0の時の機器使用可能時間を、t2
5はしきい値がVr25の時の機器使用可能時間を示
す。
【0022】このように、アルカリ乾電池では、環境温
度が下がると、電池内部抵抗が大きくなり、負荷変動に
よる電池電圧の振幅も大きく振れることを図14は示し
ている。したがって、機器使用環境温度も考慮に入れる
と、誤作動防止のしきい値はより高い電位に設定され、
相対的に低いしきい値電位でも良いニカド電池等の2次
電池との併用は一段と困難なものになる。つまり、高価
でエネルギー密度が高く機器使用の長時間化が可能にも
かかわらず、機器システムの停止しきい値が高いと、十
分な電池容量を残したままで電池が使えなくなり、ニカ
ド電池等の高価な2次電池を使用する意味がなくなる。
度が下がると、電池内部抵抗が大きくなり、負荷変動に
よる電池電圧の振幅も大きく振れることを図14は示し
ている。したがって、機器使用環境温度も考慮に入れる
と、誤作動防止のしきい値はより高い電位に設定され、
相対的に低いしきい値電位でも良いニカド電池等の2次
電池との併用は一段と困難なものになる。つまり、高価
でエネルギー密度が高く機器使用の長時間化が可能にも
かかわらず、機器システムの停止しきい値が高いと、十
分な電池容量を残したままで電池が使えなくなり、ニカ
ド電池等の高価な2次電池を使用する意味がなくなる。
【0023】さらに、上述したような従来例2において
は、システムリセットを用いてマイクロコンピュータの
暴走を止める方法では、マイクロコンピュータの安定化
電源降下が不規則で比較的長い周期の場合は有効に働く
こともあるが、安定化電源の変動が数Hz〜数百Hzの
ような短い周波数で発生する場合には、安定化電源降下
→システムリセット作動→マイクロコンピュータ停止→
負荷軽減→安定化電源安定→マイクロコンピュータ作動
→負荷増大→安定化電源降下を繰り返し、機器は発振現
象を引き起こして正常動作不能となってしまう問題があ
った。
は、システムリセットを用いてマイクロコンピュータの
暴走を止める方法では、マイクロコンピュータの安定化
電源降下が不規則で比較的長い周期の場合は有効に働く
こともあるが、安定化電源の変動が数Hz〜数百Hzの
ような短い周波数で発生する場合には、安定化電源降下
→システムリセット作動→マイクロコンピュータ停止→
負荷軽減→安定化電源安定→マイクロコンピュータ作動
→負荷増大→安定化電源降下を繰り返し、機器は発振現
象を引き起こして正常動作不能となってしまう問題があ
った。
【0024】したがって、本発明の目的は、電池で駆動
する電子機器において、機器の電源となる電池の容量が
低下した時でも安定した機器動作を保証するものであ
り、また、同一形状の特性が異なる複数の電池を使用可
能にすることである。
する電子機器において、機器の電源となる電池の容量が
低下した時でも安定した機器動作を保証するものであ
り、また、同一形状の特性が異なる複数の電池を使用可
能にすることである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子機器は、電池で駆動する電子機器にお
いて、機器動作を開始させる操作スイッチと、機器制御
系電源を安定化させる安定化電源と、該安定化電源の出
力電位変動を検知する安定化電源監視手段と、機器駆動
系電力の供給、停止を行う駆動電源スイッチと、該安定
化電源監視手段の出力を初期化するリセットパルス発生
器と、前記安定化電源監視手段の出力により、前記機器
駆動系電力の供給を停止する誤作動防止装置を有するこ
とを特徴とする。
に、本発明の電子機器は、電池で駆動する電子機器にお
いて、機器動作を開始させる操作スイッチと、機器制御
系電源を安定化させる安定化電源と、該安定化電源の出
力電位変動を検知する安定化電源監視手段と、機器駆動
系電力の供給、停止を行う駆動電源スイッチと、該安定
化電源監視手段の出力を初期化するリセットパルス発生
器と、前記安定化電源監視手段の出力により、前記機器
駆動系電力の供給を停止する誤作動防止装置を有するこ
とを特徴とする。
【0026】上記誤動作防止装置は、機器の電源と成る
電池の容量が低下した場合においても、機器の安定動作
を確保するものであり、かつ電池の種類に関わらず、如
何なる電池を使用した場合も同様に動作する。また、使
用電池の蓄エネルギーを無駄なく使いきるように動作す
る。
電池の容量が低下した場合においても、機器の安定動作
を確保するものであり、かつ電池の種類に関わらず、如
何なる電池を使用した場合も同様に動作する。また、使
用電池の蓄エネルギーを無駄なく使いきるように動作す
る。
【0027】また、前記安定化電源監視手段は、前記安
定化電源の出力を直流カットして出力電位変動値を取り
出す電位変動値取出し手段と、前記安定化電源の出力変
動幅許容基準値を発生する基準値発生手段と、前記電位
変動値取出し手段からの出力電位電動値と前記基準値発
生手段からの出力変動幅許容基準値を比較する比較器
と、該比較器の出力を保持する保持手段を有することを
特徴とする。
定化電源の出力を直流カットして出力電位変動値を取り
出す電位変動値取出し手段と、前記安定化電源の出力変
動幅許容基準値を発生する基準値発生手段と、前記電位
変動値取出し手段からの出力電位電動値と前記基準値発
生手段からの出力変動幅許容基準値を比較する比較器
と、該比較器の出力を保持する保持手段を有することを
特徴とする。
【0028】また、前記リセットパルス発生器からのリ
セットパルスによって前記安定化電源監視手段の前記保
持回路をリセットすることによって安定化電源監視手段
の出力を初期化することを特徴とする。
セットパルスによって前記安定化電源監視手段の前記保
持回路をリセットすることによって安定化電源監視手段
の出力を初期化することを特徴とする。
【0029】また、前記駆動電源スイッチは前記リセッ
トパルス発生器の出力期間中に作動することを特徴とす
る。
トパルス発生器の出力期間中に作動することを特徴とす
る。
【0030】さらに、複数の特性の異なる電池が使用可
能であることを特徴とする。
能であることを特徴とする。
【0031】さらにまた、前記操作スイッチによって前
記安定化電源を起動する手段と、該安定化電源の起動に
よって前記リセットパルス発生器を作動させてリセット
パルスを発生させる手段と、該リセットパルスの発生に
より前記安定化電源監視手段を初期化する初期化手段
と、該初期化手段による前記安定化電源監視手段の初期
化により電子機器の負荷に電力を供給する電力供給手段
と、該電力供給手段による電力供給後に前記リセットパ
ルス発生器の作動を停止してリセットパルスの発生を停
止する手段と、前記電力供給手段による電力供給中、前
記安定化電源監視手段が前記安定化電源の所定の出力電
位変動を検知したとき、前記電力供給手段による電力供
給を停止する手段とを有することを特徴とする。
記安定化電源を起動する手段と、該安定化電源の起動に
よって前記リセットパルス発生器を作動させてリセット
パルスを発生させる手段と、該リセットパルスの発生に
より前記安定化電源監視手段を初期化する初期化手段
と、該初期化手段による前記安定化電源監視手段の初期
化により電子機器の負荷に電力を供給する電力供給手段
と、該電力供給手段による電力供給後に前記リセットパ
ルス発生器の作動を停止してリセットパルスの発生を停
止する手段と、前記電力供給手段による電力供給中、前
記安定化電源監視手段が前記安定化電源の所定の出力電
位変動を検知したとき、前記電力供給手段による電力供
給を停止する手段とを有することを特徴とする。
【0032】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0033】(実施例1)本発明を、使用される電子機
器として双眼鏡やカメラの中に搭載される光学的補正手
段を持つ手振れ装置に適用した例を基づき、以下に図面
を参照しながら本実施例を説明する。
器として双眼鏡やカメラの中に搭載される光学的補正手
段を持つ手振れ装置に適用した例を基づき、以下に図面
を参照しながら本実施例を説明する。
【0034】図1に、本実施例のブロック図を、図2
に、本実施例のアルゴリズムを、図3に、本実施例のタ
イミングチャートを、図4に、本実施例の詳細な構成図
を、図5に、本実施例のより具体的な電源監視手段を示
す。
に、本実施例のアルゴリズムを、図3に、本実施例のタ
イミングチャートを、図4に、本実施例の詳細な構成図
を、図5に、本実施例のより具体的な電源監視手段を示
す。
【0035】図1において、1は手振れ補正装置の電源
となる電池である。電池1は市販されている標準電池
で、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、リチウム乾電池
等の一次電池の他に、ニカド電池、ニッケル水素電池、
リチウムイオン電池等の2次電池等も含み、同一形状で
あれば、電池の種類はいずれでもよい。
となる電池である。電池1は市販されている標準電池
で、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、リチウム乾電池
等の一次電池の他に、ニカド電池、ニッケル水素電池、
リチウムイオン電池等の2次電池等も含み、同一形状で
あれば、電池の種類はいずれでもよい。
【0036】2は手振れ補正装置の動作を開始させる機
械的な操作スイッチである。この操作スイッチが押され
ている間、手振れ補正装置は機能する。3は電池1から
手振れ補正装置の制御系および駆動系に安定した電力を
供給するDC/DCコンバータ等の安定化電源である。
4はマイクロコンピュータ等の演算回路を含み、手振れ
補正装置の作動を制御する制御回路である。6は手振れ
補正における駆動負荷であり、即ち、手振れ補正手段と
なる可変頂角プリズムやシフトレンズ等がこれに相当す
る。5は駆動負荷である可変頂角プリズムやシフトレン
ズ等を機械的に可動させるための駆動回路であり、電磁
コイル、ステッピングモータやボイスコイルモータ等か
ら成るアクチュエータを含むものである。
械的な操作スイッチである。この操作スイッチが押され
ている間、手振れ補正装置は機能する。3は電池1から
手振れ補正装置の制御系および駆動系に安定した電力を
供給するDC/DCコンバータ等の安定化電源である。
4はマイクロコンピュータ等の演算回路を含み、手振れ
補正装置の作動を制御する制御回路である。6は手振れ
補正における駆動負荷であり、即ち、手振れ補正手段と
なる可変頂角プリズムやシフトレンズ等がこれに相当す
る。5は駆動負荷である可変頂角プリズムやシフトレン
ズ等を機械的に可動させるための駆動回路であり、電磁
コイル、ステッピングモータやボイスコイルモータ等か
ら成るアクチュエータを含むものである。
【0037】7aは操作スイッチ2からの信号を受けて
電池1から安定化電源3への結線ラインを開閉するトラ
ンジスタ等から成る電池電源入力スイッチである。7b
は安定化電源3の出力を駆動回路や駆動負荷6から成る
駆動系へ電力供給する結線ラインを開閉するトランジス
タ等から成る駆動電源スイッチである。8は安定化電源
3の出力変動を検知し、駆動電源7bを閉じて駆動系回
路への電力供給を遮断する安定化電源監視手段(電源監
視回路)である。9は操作スイッチの動作に応じて安定
化電源監視手段8を初期化するリセット発生器(リセッ
トパルス発生器)である。なお、マイクロコンピュータ
4がリセットパルス発生器9の機能を代用するようにし
てもよい。
電池1から安定化電源3への結線ラインを開閉するトラ
ンジスタ等から成る電池電源入力スイッチである。7b
は安定化電源3の出力を駆動回路や駆動負荷6から成る
駆動系へ電力供給する結線ラインを開閉するトランジス
タ等から成る駆動電源スイッチである。8は安定化電源
3の出力変動を検知し、駆動電源7bを閉じて駆動系回
路への電力供給を遮断する安定化電源監視手段(電源監
視回路)である。9は操作スイッチの動作に応じて安定
化電源監視手段8を初期化するリセット発生器(リセッ
トパルス発生器)である。なお、マイクロコンピュータ
4がリセットパルス発生器9の機能を代用するようにし
てもよい。
【0038】次に、図1のブロック図と、図2のアルゴ
リズムを用いて本実施例の動作を説明する。手振れ補正
装置の操作スイッチ2が入ると、電池電源入力スイッチ
7aが開き(オンし)、電池1の電力は安定化電源3に
伝わる(ステップ:以下Sと略す:S200→S201
→S202)。安定化電源3が立上がり作動すると、機
器制御系に電力が供給され、マイクロコンピュータ等の
制御回路4が作動を始める(S202→S203)。マ
イクロコンピュータ4は手振れ補正制御を開始する前
に、リセットパルス発生器9からリセットパルスを出力
して電源監視手段8を初期化する(S204→S20
5)。
リズムを用いて本実施例の動作を説明する。手振れ補正
装置の操作スイッチ2が入ると、電池電源入力スイッチ
7aが開き(オンし)、電池1の電力は安定化電源3に
伝わる(ステップ:以下Sと略す:S200→S201
→S202)。安定化電源3が立上がり作動すると、機
器制御系に電力が供給され、マイクロコンピュータ等の
制御回路4が作動を始める(S202→S203)。マ
イクロコンピュータ4は手振れ補正制御を開始する前
に、リセットパルス発生器9からリセットパルスを出力
して電源監視手段8を初期化する(S204→S20
5)。
【0039】次に、マイクロコンピュータ4はリセット
パルス出力期間中に駆動電源スイッチ7bを開くオープ
ン信号を出力する。リセットパルス出力期間中、電源監
視手段8はオープン信号を許可して駆動電源スイッチ7
bは開かれる(オンされる)(S206)。駆動電源ス
イッチ7bが開くと、駆動系となる駆動回路5や駆動負
荷である可変頂角プリズムに電力が供給され、手振れ補
正機能は待機状態となる。一方、マイクロコンピュータ
4はリセットパルスを停止させると共に、手振れ補正制
御を開始する(S207→S208)。
パルス出力期間中に駆動電源スイッチ7bを開くオープ
ン信号を出力する。リセットパルス出力期間中、電源監
視手段8はオープン信号を許可して駆動電源スイッチ7
bは開かれる(オンされる)(S206)。駆動電源ス
イッチ7bが開くと、駆動系となる駆動回路5や駆動負
荷である可変頂角プリズムに電力が供給され、手振れ補
正機能は待機状態となる。一方、マイクロコンピュータ
4はリセットパルスを停止させると共に、手振れ補正制
御を開始する(S207→S208)。
【0040】ここで、もし操作スイッチ2がオフされて
いたら手振れ補正制御は強制的に終了する(S20
9)。操作スイッチ2がオン状態で、かつ電源監視手段
8が作動していなければ、手振れ補正制御は続けられる
(S209→S210→S208)。
いたら手振れ補正制御は強制的に終了する(S20
9)。操作スイッチ2がオン状態で、かつ電源監視手段
8が作動していなければ、手振れ補正制御は続けられる
(S209→S210→S208)。
【0041】手振れ補正機能が続き、電池1が消耗して
くると、前述の図13で説明したように、電池1は負荷
変動(この実施例では、手振れ量=可変頂角プリズム等
の補正量)に対して敏感に電圧変動を引き起こすように
なる。やがて安定化電源3は十分電力を出せなくなり、
可変頂角プリズムの動きに応じて電位変動を起こす。こ
の電池容量低下に伴う安定化電源3の出力の電位変動量
が大きくなると、制御回路は正常に機能できなくなり、
誤制御が始まる直前に、安定化電源監視手段8は安定化
電源3の変動を検知する。安定化電源3の変動が検知さ
れると、安定化電源監視手段8は作動し、即座に、駆動
電源スイッチ7bを閉じ、以後マイクロコンピュータ4
からのオープン信号の受け付けを禁止して、手振れ補正
機能は動作停止する(S208→S209→S210→
S211)。
くると、前述の図13で説明したように、電池1は負荷
変動(この実施例では、手振れ量=可変頂角プリズム等
の補正量)に対して敏感に電圧変動を引き起こすように
なる。やがて安定化電源3は十分電力を出せなくなり、
可変頂角プリズムの動きに応じて電位変動を起こす。こ
の電池容量低下に伴う安定化電源3の出力の電位変動量
が大きくなると、制御回路は正常に機能できなくなり、
誤制御が始まる直前に、安定化電源監視手段8は安定化
電源3の変動を検知する。安定化電源3の変動が検知さ
れると、安定化電源監視手段8は作動し、即座に、駆動
電源スイッチ7bを閉じ、以後マイクロコンピュータ4
からのオープン信号の受け付けを禁止して、手振れ補正
機能は動作停止する(S208→S209→S210→
S211)。
【0042】一旦、手振れ補正機能が停止すると、再び
操作スイッチ2を押し直さない限り、停止状態が続く。
また、このことによって、機器使用者に電池1の消耗を
知らせる。電池1を交換せずに再び操作スイッチ2を押
し直した場合、機器(双眼鏡やカメラ)の手振れ量が小
さければ、さらに手振れ補正機能は動作を続けるが、手
振れ量が前回並み、もしくはそれ以上であれば、即座に
安定化電源監視手段8が作動して手振れ補正機能は動作
停止する。前述の行為を繰り返すと、電池1の容量が無
くなりかけても機器使用者の扱い方しだいで電池1を無
駄なく最後まで使いきることができる。
操作スイッチ2を押し直さない限り、停止状態が続く。
また、このことによって、機器使用者に電池1の消耗を
知らせる。電池1を交換せずに再び操作スイッチ2を押
し直した場合、機器(双眼鏡やカメラ)の手振れ量が小
さければ、さらに手振れ補正機能は動作を続けるが、手
振れ量が前回並み、もしくはそれ以上であれば、即座に
安定化電源監視手段8が作動して手振れ補正機能は動作
停止する。前述の行為を繰り返すと、電池1の容量が無
くなりかけても機器使用者の扱い方しだいで電池1を無
駄なく最後まで使いきることができる。
【0043】次に、図4のブロック図および図3のタイ
ミングチャートを用いて、上述した安定化電源監視手段
8の構成について詳細に説明する。図4において、40
〜43は安定化電源監視手段8の構成を示すブロック図
である。40は安定化電源3の出力を直流カットする手
段であり、安定化電源3の出力変動を交流変換させて微
小変位量を検出する。41は予め設定された微小変位量
の検出幅を決める変位幅許容基準値設定手段であり、4
2は直流カット手段40で直流をカットした交流分と変
位幅許容基準値設定手段41で設定した基準値を比較
し、安定化電源3の出力変位を検知する比較器であり、
43は比較器42の出力信号を保持する保持回路であ
る。
ミングチャートを用いて、上述した安定化電源監視手段
8の構成について詳細に説明する。図4において、40
〜43は安定化電源監視手段8の構成を示すブロック図
である。40は安定化電源3の出力を直流カットする手
段であり、安定化電源3の出力変動を交流変換させて微
小変位量を検出する。41は予め設定された微小変位量
の検出幅を決める変位幅許容基準値設定手段であり、4
2は直流カット手段40で直流をカットした交流分と変
位幅許容基準値設定手段41で設定した基準値を比較
し、安定化電源3の出力変位を検知する比較器であり、
43は比較器42の出力信号を保持する保持回路であ
る。
【0044】また、44はマイクロコンピュータ4で手
振れ補正制御演算を行うと共にリセットパルスを出力し
て、安定化電源監視手段8を初期化するリセット発生器
9の機能も兼ね備える。6aは手振れ補正手段となる駆
動負荷であり、具体的には可変頂角プリズムやシフトレ
ンズ等である。また、6bは可変頂角プリズムやシフト
レンズ等を駆動するための電磁コイルやステッピングモ
ータやボイスコイルモータ等のアクチュエータであり、
上述した駆動負荷を共に構成している。
振れ補正制御演算を行うと共にリセットパルスを出力し
て、安定化電源監視手段8を初期化するリセット発生器
9の機能も兼ね備える。6aは手振れ補正手段となる駆
動負荷であり、具体的には可変頂角プリズムやシフトレ
ンズ等である。また、6bは可変頂角プリズムやシフト
レンズ等を駆動するための電磁コイルやステッピングモ
ータやボイスコイルモータ等のアクチュエータであり、
上述した駆動負荷を共に構成している。
【0045】次に、図3のタイミングチャートの流れに
沿って図4のブロック図の動作を説明する。操作スイッ
チ(図3では操作SW)2が押されると、安定化電源3
の制御電源(図3参照)が動作し、マイクロコンピュー
タ44を起動する(T1→T2)。マイクロコンピュー
タ44はリセットパルスを出力して安定化電源監視手段
8の保持回路43を初期化した後、オープン信号45を
出力して駆動電源スイッチ7bを開く(T3→T4)。
アクチュエータ6bや駆動回路(ドライバ)5に電力が
供給された瞬間、急激な負荷電流によって安定化電源3
の出力は電位変動を引き起こすが(T4→T5)、安定
化電源監視手段8は初期化期間中なので誤検出は防止さ
れる。
沿って図4のブロック図の動作を説明する。操作スイッ
チ(図3では操作SW)2が押されると、安定化電源3
の制御電源(図3参照)が動作し、マイクロコンピュー
タ44を起動する(T1→T2)。マイクロコンピュー
タ44はリセットパルスを出力して安定化電源監視手段
8の保持回路43を初期化した後、オープン信号45を
出力して駆動電源スイッチ7bを開く(T3→T4)。
アクチュエータ6bや駆動回路(ドライバ)5に電力が
供給された瞬間、急激な負荷電流によって安定化電源3
の出力は電位変動を引き起こすが(T4→T5)、安定
化電源監視手段8は初期化期間中なので誤検出は防止さ
れる。
【0046】マイクロコンピュータ44は、その後、リ
セットパルスを停止して手振れ補正制御を行う(T6→
T7)。電池1の容量が低下してくると、可変頂角プリ
ズムやシフトレンズ等の駆動負荷6aの動きに合わせて
安定化電源3の駆動電源(図3参照)が変動し始め、電
池1の容量低下に伴い電位変動幅も大きく影響を受けて
くる(T7→T9)。
セットパルスを停止して手振れ補正制御を行う(T6→
T7)。電池1の容量が低下してくると、可変頂角プリ
ズムやシフトレンズ等の駆動負荷6aの動きに合わせて
安定化電源3の駆動電源(図3参照)が変動し始め、電
池1の容量低下に伴い電位変動幅も大きく影響を受けて
くる(T7→T9)。
【0047】やがて、安定化電源(制御電源)3にも負
荷変動に伴う電位変動が起こり、変位幅許容基準値を越
えると、比較器42から電源出力変位が検出されて安定
化電源監視手段8が作動する(T8→T9)。安定化電
源監視手段8が作動して保持回路43が作動すると、駆
動電源スイッチ7bを閉じて、駆動系(6a、6b、
5)への電力供給を停止すると共に、以後、マイクロコ
ンピュータ44から駆動電源スイッチ7bへのオープン
信号受け付けを禁止する。
荷変動に伴う電位変動が起こり、変位幅許容基準値を越
えると、比較器42から電源出力変位が検出されて安定
化電源監視手段8が作動する(T8→T9)。安定化電
源監視手段8が作動して保持回路43が作動すると、駆
動電源スイッチ7bを閉じて、駆動系(6a、6b、
5)への電力供給を停止すると共に、以後、マイクロコ
ンピュータ44から駆動電源スイッチ7bへのオープン
信号受け付けを禁止する。
【0048】駆動系(6a、6b、5)への電力供給が
停止されると、負荷変動要素が無くなるまで、安定化電
源3の制御電源は安定し、手振れ補正装置の作動は誤作
動を起こす前に停止する(T9→T10)。再び操作ス
イッチ2を押し直すと、安定化電源監視手段8の保持回
路43が初期化され、安定化電源3の出力変動を監視す
る(T10→T11→T12→T13)。
停止されると、負荷変動要素が無くなるまで、安定化電
源3の制御電源は安定し、手振れ補正装置の作動は誤作
動を起こす前に停止する(T9→T10)。再び操作ス
イッチ2を押し直すと、安定化電源監視手段8の保持回
路43が初期化され、安定化電源3の出力変動を監視す
る(T10→T11→T12→T13)。
【0049】次に、安定化電源監視手段8および駆動電
源スイッチ7bの具体的な回路構成例を図5に示す。5
0は安定化電源3の出力ラインであり、51は駆動系
(6a、6b、5)への駆動電源ラインであり、52は
DCカット手段40となるコンデンサであり、53aの
オペアンプおよび53b、53c、53d、53eの抵
抗は変位幅許容基準値設定手段41を構成する。54a
のオペアンプは比較器42として動作し、55a、55
b、55c、55dのトランジスタおよび55e、55
f、55g、55h、55i、55jの抵抗は保持回路
43を構成する。56a、56bのトランジスタおよび
56c、56dの抵抗は駆動電源スイッチ7bを構成す
る。
源スイッチ7bの具体的な回路構成例を図5に示す。5
0は安定化電源3の出力ラインであり、51は駆動系
(6a、6b、5)への駆動電源ラインであり、52は
DCカット手段40となるコンデンサであり、53aの
オペアンプおよび53b、53c、53d、53eの抵
抗は変位幅許容基準値設定手段41を構成する。54a
のオペアンプは比較器42として動作し、55a、55
b、55c、55dのトランジスタおよび55e、55
f、55g、55h、55i、55jの抵抗は保持回路
43を構成する。56a、56bのトランジスタおよび
56c、56dの抵抗は駆動電源スイッチ7bを構成す
る。
【0050】(実施例2)上述した実施例1の変形例と
して、この実施例2では、本発明を、複数の安定化電源
3が存在する手振れ補正装置に適用した例を示す。図7
には、制御系と駆動系の2系統電源に、それぞれ、安定
化電源が存在する時の例をブロック図に示す。3aは制
御系安定化電源(図7では制御電源)であり、3bは駆
動系安定化電源(図7では駆動電源)である。図6はこ
のときのアルゴリズムを示す。
して、この実施例2では、本発明を、複数の安定化電源
3が存在する手振れ補正装置に適用した例を示す。図7
には、制御系と駆動系の2系統電源に、それぞれ、安定
化電源が存在する時の例をブロック図に示す。3aは制
御系安定化電源(図7では制御電源)であり、3bは駆
動系安定化電源(図7では駆動電源)である。図6はこ
のときのアルゴリズムを示す。
【0051】この実施例2における動作は、上述した図
1のブロック図、図2のアルゴリズム(図6のアルゴリ
ズムでは、図2のアルゴリズムと比べて、駆動安定化電
源のONおよびOFF:S613およびS614が付加
されただけであり)、図3のタイミングチャート、図4
の詳細構成図とほぼ同じであり、また、図5の具体的な
電源監視手段8と等しいので、説明は省略する。
1のブロック図、図2のアルゴリズム(図6のアルゴリ
ズムでは、図2のアルゴリズムと比べて、駆動安定化電
源のONおよびOFF:S613およびS614が付加
されただけであり)、図3のタイミングチャート、図4
の詳細構成図とほぼ同じであり、また、図5の具体的な
電源監視手段8と等しいので、説明は省略する。
【0052】(実施例3)上述した実施例1の別の変形
例として、この実施例3では、機器の駆動系電源が安定
化電源3を介さずに電力供給される例を示す。図8に
は、この時のブロック図を示す。このように、機器の最
大駆動負荷が小さい場合は、電池1から安定化電源3を
介さず直接機器を駆動できる装置においても本発明は応
用可能である。
例として、この実施例3では、機器の駆動系電源が安定
化電源3を介さずに電力供給される例を示す。図8に
は、この時のブロック図を示す。このように、機器の最
大駆動負荷が小さい場合は、電池1から安定化電源3を
介さず直接機器を駆動できる装置においても本発明は応
用可能である。
【0053】この実施例3における動作は、上述した図
1のブロック図、図2のアルゴリズム、図3のタイミン
グチャート、図4の詳細構成図とほぼ同じであり、ま
た、図5の具体的な電源監視手段8と等しいので、説明
は省略する。
1のブロック図、図2のアルゴリズム、図3のタイミン
グチャート、図4の詳細構成図とほぼ同じであり、ま
た、図5の具体的な電源監視手段8と等しいので、説明
は省略する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池で駆動する電子機器において、以下の優れた効果が
得られる。 (1)電池容量を残すことなく、無駄なく使いきるとが
できる。このことによって、機器使用時間が伸び、電池
の消耗サイクルが減少することで、地球環境保護に大い
に寄与できる。 (2)電池容量低下時も、機器の誤作動を起こさず、安
定した機器性能が得られる。 (3)ユーザのニーズに合わせて、電池の種類を選ば
ず、同一形状ならば、如何なる電池も使用可能である。
電池で駆動する電子機器において、以下の優れた効果が
得られる。 (1)電池容量を残すことなく、無駄なく使いきるとが
できる。このことによって、機器使用時間が伸び、電池
の消耗サイクルが減少することで、地球環境保護に大い
に寄与できる。 (2)電池容量低下時も、機器の誤作動を起こさず、安
定した機器性能が得られる。 (3)ユーザのニーズに合わせて、電池の種類を選ば
ず、同一形状ならば、如何なる電池も使用可能である。
【図1】図1は、本発明の実施例1の基本ブロック図で
ある。
ある。
【図2】図2は、実施例1のアルゴリズムを示す図であ
る。
る。
【図3】図3は、実施例1のタイミングチャートであ
る。
る。
【図4】図4は、実施例1の詳細な構成図である。
【図5】図5は、実施例1のより具体的な電源監視手段
を示す図である。
を示す図である。
【図6】図6は、本発明の実施例2のアルゴリズムを示
す図である。
す図である。
【図7】図7は、実施例2の基本ブロック図である。
【図8】図8は、本発明の実施例3の基本ブロック図で
ある。
ある。
【図9】図9は、従来例1の電池駆動機器における誤動
作防止装置のブロック図である。
作防止装置のブロック図である。
【図10】図10は、従来例1の電源監視回路10の具
体的な一例を示す図である。
体的な一例を示す図である。
【図11】図11は、従来例2の電池駆動機器における
システムリセットを用いた誤動作防止装置のブロック図
である。
システムリセットを用いた誤動作防止装置のブロック図
である。
【図12】図12は、従来例2の電源監視回路の内部構
成図である。
成図である。
【図13】図13は、2種類の特性の異なった電池をパ
ラメータとして、機器の負荷電流変化に対応する電池電
圧の影響を表す図である。
ラメータとして、機器の負荷電流変化に対応する電池電
圧の影響を表す図である。
【図14】図14は、アルカリ乾電池の使用環境温度を
パラメータにした時の電池電圧の変化を示す図である。
パラメータにした時の電池電圧の変化を示す図である。
1 電池 2 操作スイッチ 3 安定化電源 4 機器制御回路 5 駆動回路 6 駆動負荷 7a 電源入力スイッチ 7b 駆動電源スイッチ 8 電源監視回路 9 リセット発生器
Claims (6)
- 【請求項1】 電池で駆動する電子機器において、機器
動作を開始させる操作スイッチと、機器制御系電源を安
定化させる安定化電源と、該安定化電源の出力電位変動
を検知する安定化電源監視手段と、機器駆動系電力の供
給、停止を行う駆動電源スイッチと、該安定化電源監視
手段の出力を初期化するリセットパルス発生器と、前記
安定化電源監視手段の出力により、前記機器駆動系電力
の供給を停止する誤作動防止装置を有することを特徴と
する電子機器。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子機器において、前記
安定化電源監視手段は、前記安定化電源の出力を直流カ
ットして出力電位変動値を取り出す電位変動値取出し手
段と、前記安定化電源の出力変動幅許容基準値を発生す
る基準値発生手段と、前記電位変動値取出し手段からの
出力電位電動値と前記基準値発生手段からの出力変動幅
許容基準値を比較する比較器と、該比較器の出力を保持
する保持手段を有することを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 請求項2記載の電子機器において、前記
リセットパルス発生器からのリセットパルスによって前
記安定化電源監視手段の前記保持回路をリセットするこ
とによって安定化電源監視手段の出力を初期化すること
を特徴とする電子機器。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子機器において、前記
駆動電源スイッチは前記リセットパルス発生器の出力期
間中に作動することを特徴とする電子機器。 - 【請求項5】 請求項1記載の電子機器において、複数
の特性の異なる電池が使用可能であることを特徴とする
電子機器。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の
電子機器において、前記操作スイッチによって前記安定
化電源を起動する手段と、該安定化電源の起動によって
前記リセットパルス発生器を作動させてリセットパルス
を発生させる手段と、該リセットパルスの発生により前
記安定化電源監視手段を初期化する初期化手段と、該初
期化手段による前記安定化電源監視手段の初期化により
電子機器の負荷に電力を供給する電力供給手段と、該電
力供給手段による電力供給後に前記リセットパルス発生
器の作動を停止してリセットパルスの発生を停止する手
段と、前記電力供給手段による電力供給中、前記安定化
電源監視手段が前記安定化電源の所定の出力電位変動を
検知したとき、前記電力供給手段による電力供給を停止
する手段とを有することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8018182A JPH09191560A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8018182A JPH09191560A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09191560A true JPH09191560A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11964479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8018182A Pending JPH09191560A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09191560A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017229235A (ja) * | 2011-11-18 | 2017-12-28 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | バッテリ切断回路 |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP8018182A patent/JPH09191560A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017229235A (ja) * | 2011-11-18 | 2017-12-28 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | バッテリ切断回路 |
| CN108923086A (zh) * | 2011-11-18 | 2018-11-30 | 赛诺菲-安万特德国有限公司 | 电池断开电路 |
| JP2020031533A (ja) * | 2011-11-18 | 2020-02-27 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | バッテリ切断回路 |
| US11728105B2 (en) | 2011-11-18 | 2023-08-15 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Battery disconnection circuit |
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