JPH09191608A - 減速機構付モータ - Google Patents

減速機構付モータ

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JPH09191608A
JPH09191608A JP8318694A JP31869496A JPH09191608A JP H09191608 A JPH09191608 A JP H09191608A JP 8318694 A JP8318694 A JP 8318694A JP 31869496 A JP31869496 A JP 31869496A JP H09191608 A JPH09191608 A JP H09191608A
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JP
Japan
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protrusion
grease
motor shaft
motor
brake force
Prior art date
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Pending
Application number
JP8318694A
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English (en)
Inventor
Masaki Mita
正樹 三田
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦熱による膨張を抑制して、外力に対して
安定した制動力を発生させてパワーウインド装置の防犯
性等を向上させる。 【構成】 モータ軸6の一端面や減速ケーシング10の
内壁に、窓ガラスの押下げ力を受けて制動力を発生させ
るエンドスペーサ17を設けると共に、該エンドスペー
サ17の押圧接当面17cに、前記制動力を決定する凸
部17dを形成し、該凸部17dをモータ軸側に摺接さ
せた減速機構付モータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のパワーウイン
ド装置等に用いられる減速機構付モータに関するもので
ある。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種減速機構付モータは、逆転防止機能を有するウォ
ームギヤ機構を用いて減速を行うため、外力による逆転
をある程度は阻止することが可能であるが、大きな逆転
力が作用すると、ウォームギヤ機構の逆転防止機能のみ
では逆転を阻止できない惧れがあり、このため防犯性が
要求されるパワーウインド装置等に用いる場合には、外
力によるモータの逆転を確実に防止するため、ウォーム
ギヤ機構内に別途逆転防止機構を設けている。しかる
に、従来の逆転防止機構は部品点数が多いことや組付け
性が悪い等の欠点があった。そこで、特開昭61−36
476号公報に示されるものの様に、ウォームが形成さ
れるモータ軸の端面に、モータ軸に作用するスラスト力
を受けてケーシング内壁に押圧接当して制動力(摩擦
力)を発生させるエンドスペーサを設けることが提案さ
れている。しかるにこのものは、前記エンドスペーサを
モータ軸端面に設け、ケーシングへの押圧接当面に、制
動力を決定する凸部を形成するにあたり、該凸部をリン
グ状に形成しているため、エンドスペーサの摩擦を安定
させるべく凸部内にグリースを塗布した場合には、この
塗布したグリースによって制動力が不安定になるという
欠点がある。即ち、前記グリースは、リング状の凸部内
に密閉されているため、凸部先端面とケーシングとのあ
いだの摩擦熱によって膨張したとしても逃げ場がなく、
そのためケーシング内壁との摺接面がある段階で凸部先
端面からグリース自体に移行して制動力が急激に低下す
る現象が生じ、この様な現象が生じた場合には、比較的
小さな力でモータが逆転してしまうため、防犯性の低下
が問題となっていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる減速機構
付モータを提供することを目的として創案されたもので
あって、ウォームホイールに噛合するウォームが形成さ
れたモータ軸の端面とこれに対向する樹脂成形されたケ
ーシング内壁とのあいだに、モータ軸に作用するスラス
ト力を受けて押圧されることで制動力を発生させるエン
ドスペーサを設けてなる減速機構付モータにおいて、前
記エンドスペーサは、ケーシング内壁に回り止め状に組
付けられ、かつモータ軸の端面との接当面に制動力を発
生するための凸部が形成されていることを特徴とするも
のである。そして本発明は、この構成によって、エンド
スペーサが発生する制動力が不安定になる不具合を解消
して、パワーウインド装置の防犯性等を向上できるよう
にしたものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はパワーウインド装置等に用い
られる減速機構付モータであって、該減速機構付モータ
1はモータ部2および減速部3を一体的に備えている。
そしてモータ部2は、ヨークを兼ねる有底円筒状のモー
タケーシング4、該モータケーシング4の内周面に固設
される永久磁石5、前記モータケーシング4に回動自在
に軸承されるモータ軸6、該モータ軸6に一体的に組付
けられるロータコア7および整流子8、該整流子8に摺
接する刷子9等で構成されているが、前記モータ軸6の
先端側にはウォーム6aが一体形成されている。
【0005】一方、減速部3は、樹脂成形される減速ケ
ーシング10、前記ウォーム6aに噛合するウォームホ
イール11、該ウォームホイール11に緩衝部材12を
介して一体回動自在に連結される出力軸13、該出力軸
13に一体的に設けられる出力ギヤ13a等で構成され
ている。そして減速部3は、ウォームギヤ機構(ウォー
ム6a、ウォームホイール11)において減速したモー
タ動力を、窓ガラスの開閉リンク機構に出力して窓ガラ
スの強制的な開閉作動を行うが、以上の基本構成は何れ
も従来通りである。
【0006】ところで、前記モータ軸6は、モータケー
シング4の一端部に設けられる軸受14と、減速ケーシ
ング10のモータ軸挿通部に設けられる一対の軸受1
5、16とによって回動自在に軸承されているが、モー
タケーシング4の内壁に対向するモータ軸6の一端面
と、モータ軸6の他端面に対向する減速ケーシング10
の内壁には、モータ軸6に作用するスラスト力を受止め
るエンドスペーサ17がそれぞれ設けられている。
【0007】前記エンドスペーサ17は、円形状に形成
されるスペーサ本体17aと、該スペーサ本体17aの
一端面から突出する四角柱形状の圧入部17bとを一体
に有するべくポリイミド樹脂等を用いて樹脂成形されて
いる。そして、前記圧入部17bを、モータ軸6の一端
面、並びに減速ケーシング10の内壁に形成される圧入
凹部6b、10aに圧入することにより回止め状態で組
付けられるが、本発明は、減速ケーシング10に設けら
れるエンドスペーサ17とモータ軸6との間において実
施されている。そして前記窓ガラスの押下げに伴ってウ
ォームホイール11からウォーム6aに逆転力およびス
ラスト力が作用した場合には、エンドスペーサ17が前
記スラスト力に基づいてモータケーシング4の内壁、ま
たはモータ軸6の他端面に押圧接当して前記逆転力に抗
する制動力(摩擦力)を発生させるようになっている。
【0008】さらに、前記エンドスペーサ17の押圧接
当面17cには、制動力(接当面積)を決定するための
凸部17dが形成されているが、該凸部17dは、モー
タ軸6の軸芯位置を円弧中心とする円弧形状に形成され
ると共に、周方向に所定間隔(d)を存して複数(実施
例では2)並設されており、しかも本実施例において
は、各凸部17d間の間隔(d)および各凸部17dの
先端面形状を略同一に設定している。即ち、凸部17d
の摩耗量を安定させるべくエンドスペーサ17の押圧接
当面17cにグリースを塗布した場合に、該グリース
は、凸部17dの摩耗等に伴って圧縮されたり、摩擦熱
によって膨張したりするが、凸部17d間の間隙から外
周側に流出することが許容されるため、グリースを凸部
17d内に密閉した場合の如く、グリースの圧縮、膨張
等に基づいて制動力が急激に低下することを確実に回避
することができるようになっている。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、窓ガラスを押下げると、この押下げ力は、出力軸
13aから減速部2に入力されてウォームホイール11
に逆転力として作用すると共に、ウォームホイール11
に噛合するウォーム6aに逆転力およびスラスト力を作
用させることになるが、モータ軸6がスラスト力を受け
ると、減速ケーシング10の内壁に設けられるエンドス
ペーサ17が前記スラスト力に基づいてモータ軸6の他
端面に押圧接当し、そして押圧接当したエンドスペーサ
17は前記逆転力に抗する制動力を発生させて窓の押下
げを阻止することになる。
【0010】この様に、本発明が実施されたものにあっ
ては、減速ケーシング10の内壁に、窓ガラスの押下げ
力を受けて制動力を発生させるエンドスペーサ17を設
けたものであるが、該エンドスペーサ17は、モータ軸
6の端面と摺接することになる。このため摺接面の摩擦
により熱が発生したとして、該熱は金属製であるモータ
軸6側に流れることになって昇温が防止され、グリース
の膨張を抑制できる。しかもこのものでは、エンドスペ
ーサ17の押圧接当面17cに、前記制動力を決定する
凸部17dを形成するにあたり、該凸部17dを、周方
向に所定間隔を存して複数形成したため、凸部17dの
摩耗量を安定させるべくエンドスペーサ17の押圧接当
面17cに塗布されるグリースは、仮令凸部17dの摩
耗等に伴って圧縮されたり、摩擦熱によって膨張したり
しても、凸部17d間の間隙から外周側に流出すること
が可能になる。従って、凸部内にグリースを密閉するも
のの様に、グリースの圧縮や膨張に基づいて制動力が急
激に低下するような不具合を解消し、この結果、制動力
を安定化させてパワーウインド装置の防犯性を向上でき
る。
【0011】また、上記の如く、グリースの圧縮、膨張
に基づく制動力の変化を防止したため、グリースに含ま
れる空気の有無等に基づいて制動力が変化することも確
実に回避でき、この結果、グリースの塗布状態によって
製品間に性能のバラツキを生じるような不都合も解消で
きる。
【0012】さらに、前記実施例においては、各凸部1
7d間の間隔を同一間隔に設定すると共に、各凸部17
dの先端面形状を同一形状に設定したため、各間隙から
流出するグリースの量や、各凸部17dが発生させる制
動力にバラツキが生じることがなく、この結果、安定し
た潤滑性および制動性能を確保してエンドスペーサ17
の偏摩耗や制動力の変動を防止できる。
【0013】尚、本発明は、前記実施例に限定されない
ものであることは勿論であつて、例えばエンドスペーサ
の凸部17dを図4に示す如く形成しても良い。即ち、
(A)は先端面が円弧状に形成される凸部17dを周方
向に所定間隔を存して3個並設したもの、(B)は先端
面が略正方形に形成される凸部17dを周方向に所定間
隔を存して4個並設したもの、(C)は先端面が扇形状
に形成される凸部17dを周方向に所定間隔を存して4
個並設したものであり、何れのものでも第一実施例と同
様の作用効果を奏することが可能である。
【0014】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、ケーシング内壁とこれに対向する
モータ軸とのあいだに、モータ軸がスラスト力を受けた
ときに制動力を発生させるエンドスペーサを設けたもの
であるが、該エンドスペーサは、モータ軸側ではなく樹
脂成形されるケーシング側に設けられていて、エンドス
ペーサとモータ軸端面とが制動力付与のため摺接するこ
とになる。このため、摺接により摩擦で熱が発生したと
して、該熱は金属製であるモータ軸側に流れることにな
って、こもることがなく、摩擦熱による膨張を抑制で
き、外力に対して常に安定した制動力を発生させて、パ
ワーウインド装置における防犯性の向上等に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は減速機構付モータの断面図、(B)は
エンドスペーサの拡大正面図である。
【図2】図1(A)のX−X断面図である。
【図3】(A)はエンドスペーサの背面図、(B)はエ
ンドスペーサの一部切欠き側面図である。
【図4】(A)、(B)、(C)はそれぞれ他例を示す
エンドスペーサの正面図である。
【符号の説明】
1 減速機構付モータ 2 モータ部 3 減速部 4 モータ部ケーシング 6 モータ軸 6a ウォーム 10 減速部ケーシング 11 ウォームホイール 17 エンドスペーサ 17d 凸部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05F 15/10 B60J 1/17 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォームホイールに噛合するウォームが
    形成されたモータ軸の端面とこれに対向する樹脂成形さ
    れたケーシング内壁とのあいだに、モータ軸に作用する
    スラスト力を受けて押圧されることで制動力を発生させ
    るエンドスペーサを設けてなる減速機構付モータにおい
    て、前記エンドスペーサは、ケーシング内壁に回り止め
    状に組付けられ、かつモータ軸の端面との接当面に制動
    力を発生するための凸部が形成されていることを特徴と
    する減速機構付モータ。
JP8318694A 1996-11-14 1996-11-14 減速機構付モータ Pending JPH09191608A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000008349A1 (fr) * 1998-08-03 2000-02-17 Asmo Co., Ltd. Embrayage et dispositif de commande equipe dudit embrayage
WO2000008350A1 (fr) * 1998-08-03 2000-02-17 Asmo Co., Ltd. Dispositif de commande equipe d'un moteur et d'un mecanisme de reduction de la vitesse
JP2005069492A (ja) * 2004-10-20 2005-03-17 Asmo Co Ltd モータ

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