JPH09191761A - トルコギキョウの栽培方法および装置 - Google Patents
トルコギキョウの栽培方法および装置Info
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- JPH09191761A JPH09191761A JP8004960A JP496096A JPH09191761A JP H09191761 A JPH09191761 A JP H09191761A JP 8004960 A JP8004960 A JP 8004960A JP 496096 A JP496096 A JP 496096A JP H09191761 A JPH09191761 A JP H09191761A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トルコギキョウの栽培に当り、品質および歩留
りの向上を図るとともに、低温処理時の灌水手間を省力
化を提供する。 【解決手段】夏期以前に播種したトルコギキョウの苗
を、一定生育段階から定植に適する秋期までの間、低温
処理により生育抑制しておき、後の定植により急成長さ
せて年内の冬期または翌年の初春までに開花させる。こ
の場合において、播種の時期を、ロゼット化しない苗が
得られる時期まで早めるとともに、生育した苗が未ロゼ
ット化の状態で低温処理を施し、その低温処理温度を、
0℃を超え8℃以下の範囲に設定して定植時期を抑え
る。
りの向上を図るとともに、低温処理時の灌水手間を省力
化を提供する。 【解決手段】夏期以前に播種したトルコギキョウの苗
を、一定生育段階から定植に適する秋期までの間、低温
処理により生育抑制しておき、後の定植により急成長さ
せて年内の冬期または翌年の初春までに開花させる。こ
の場合において、播種の時期を、ロゼット化しない苗が
得られる時期まで早めるとともに、生育した苗が未ロゼ
ット化の状態で低温処理を施し、その低温処理温度を、
0℃を超え8℃以下の範囲に設定して定植時期を抑え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトルコギキョウの栽
培技術に係り、特に温暖地域で多量の苗を促成栽培する
際の品質および歩留りの向上が図れるトルコギキョウの
栽培方法および装置に関するものである。
培技術に係り、特に温暖地域で多量の苗を促成栽培する
際の品質および歩留りの向上が図れるトルコギキョウの
栽培方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トルコギキョウは基本的に、秋期に播種
されて翌春以後に開花する越年性植物であり、1cm程度
の苗の状態でロゼット化して越冬する。
されて翌春以後に開花する越年性植物であり、1cm程度
の苗の状態でロゼット化して越冬する。
【0003】ところが我国では冬期、特に迎春時期の開
花需要が多いため、栽培業者は一般に低温処理によるロ
ゼット打破苗を利用した促成栽培を行っている。
花需要が多いため、栽培業者は一般に低温処理によるロ
ゼット打破苗を利用した促成栽培を行っている。
【0004】即ち、トルコギキョウの播種を6月ごろに
行うと、苗は7月ごろにロゼット化するので、そのロゼ
ット苗を9月ごろまで低温に保持し、その後ビニールハ
ウスや温室で定植,生育させて冬期の開花を迎える。
行うと、苗は7月ごろにロゼット化するので、そのロゼ
ット苗を9月ごろまで低温に保持し、その後ビニールハ
ウスや温室で定植,生育させて冬期の開花を迎える。
【0005】この場合の低温処理は、定植苗(本葉4〜
6枚)を10℃500ルクスで30〜40日処理する必
要がある。
6枚)を10℃500ルクスで30〜40日処理する必
要がある。
【0006】40日間の低温処理中の灌水は、培養土が
多量に収容できるガーデンパンでは10日に1回程度で
済むが、406穴のセルトレー等の用土収容量の少ない
容器を用いた場合は、4〜5日に1回灌水する必要があ
る。この場合、冷蔵用の室内で上部灌水を行うと、葉面
が乾燥するまでの時間が長くかかり、灰色カビ病等の発
生を招く。このため、灌水は、夕方に育苗トレーを室外
に出してから行い、早朝葉面の水分が乾燥した時点で再
び入庫するわけである。低温処理に用いる冷蔵用室内に
は、より多くの苗が処理できるように、20cm前後の間
隔で棚を組み、庫内での作業スペースは非常に限られて
おり、現場では灌水作業はかなり面倒な作用として受け
止められている。
多量に収容できるガーデンパンでは10日に1回程度で
済むが、406穴のセルトレー等の用土収容量の少ない
容器を用いた場合は、4〜5日に1回灌水する必要があ
る。この場合、冷蔵用の室内で上部灌水を行うと、葉面
が乾燥するまでの時間が長くかかり、灰色カビ病等の発
生を招く。このため、灌水は、夕方に育苗トレーを室外
に出してから行い、早朝葉面の水分が乾燥した時点で再
び入庫するわけである。低温処理に用いる冷蔵用室内に
は、より多くの苗が処理できるように、20cm前後の間
隔で棚を組み、庫内での作業スペースは非常に限られて
おり、現場では灌水作業はかなり面倒な作用として受け
止められている。
【0007】また、従来ではロゼット化した苗を低温処
理することによりロゼット打破しているが、その低温処
理は通常、10〜12℃で行っている。
理することによりロゼット打破しているが、その低温処
理は通常、10〜12℃で行っている。
【0008】ところが、この方法では、完全にロゼット
化していない苗が混入していた場合、処理中に抽苔が開
始してしまい、苗の品質が低下する。
化していない苗が混入していた場合、処理中に抽苔が開
始してしまい、苗の品質が低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のトルコギキョウ
栽培技術では、低温処理中の灌水に多くの手間がかか
り、病気発生等の問題もある。また、低温処理はロゼッ
ト化した苗を対象としているが、非ロゼット苗の混入に
より低温処理中に抽苔が開始するなど品質、歩留り等の
点で問題がある。
栽培技術では、低温処理中の灌水に多くの手間がかか
り、病気発生等の問題もある。また、低温処理はロゼッ
ト化した苗を対象としているが、非ロゼット苗の混入に
より低温処理中に抽苔が開始するなど品質、歩留り等の
点で問題がある。
【0010】本発明の目的は、トルコギキョウの栽培に
当り、品質および歩留りの向上を図るとともに、低温処
理時の灌水手間を省力化を提供することにある。
当り、品質および歩留りの向上を図るとともに、低温処
理時の灌水手間を省力化を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】発明者において、歩留り
低下の原因となる低温処理中の抽苔について検討したと
ころ、まず低温処理の対象とするトルコギキョウの苗を
ロゼット苗とする点に問題があることが分った。即ち、
従来では一般に6月初旬に播種を行って、7月初旬ごろ
にロゼット化の時期を迎えるわけであるが、実際には各
苗毎に微妙にロゼット化の時期が異なっている。このた
め、低温処理時点では1〜50%の範囲で未ロゼット苗
が含まれており、その未ロゼット苗が低温処理中に抽苔
するものである。
低下の原因となる低温処理中の抽苔について検討したと
ころ、まず低温処理の対象とするトルコギキョウの苗を
ロゼット苗とする点に問題があることが分った。即ち、
従来では一般に6月初旬に播種を行って、7月初旬ごろ
にロゼット化の時期を迎えるわけであるが、実際には各
苗毎に微妙にロゼット化の時期が異なっている。このた
め、低温処理時点では1〜50%の範囲で未ロゼット苗
が含まれており、その未ロゼット苗が低温処理中に抽苔
するものである。
【0012】次に、従来の技術では低温処理温度を10
℃程度としている点にも問題があることが判明した。確
かに10℃でロゼット苗の生長は中断される。しかし、
この温度では、未ロゼット苗は生長を行い、抽苔により
不完全に発達して開花するようになり、商品価値を低下
させる。
℃程度としている点にも問題があることが判明した。確
かに10℃でロゼット苗の生長は中断される。しかし、
この温度では、未ロゼット苗は生長を行い、抽苔により
不完全に発達して開花するようになり、商品価値を低下
させる。
【0013】ところが、8℃以下で低温処理を行うと、
未ロゼット苗も生長を中断することを見出した。そし
て、播種時期を従来よりも約1ヶ月程度早めて5月初旬
に播種を行えば、6月初旬ごろにはロゼット苗に満たな
い丈まで生長し、この時点では略完全にすべての苗が未
ロゼット苗であることも見出した。さらに、これらの未
ロゼット苗は、9月ごろまで(100日以上)低温処理
を継続しても、100%生存することも確認できた(一
般に140日経過ごろから生存率が低下し、210日過
ぎると殆ど枯渇する)。
未ロゼット苗も生長を中断することを見出した。そし
て、播種時期を従来よりも約1ヶ月程度早めて5月初旬
に播種を行えば、6月初旬ごろにはロゼット苗に満たな
い丈まで生長し、この時点では略完全にすべての苗が未
ロゼット苗であることも見出した。さらに、これらの未
ロゼット苗は、9月ごろまで(100日以上)低温処理
を継続しても、100%生存することも確認できた(一
般に140日経過ごろから生存率が低下し、210日過
ぎると殆ど枯渇する)。
【0014】請求項1の発明は以上の知見に基づいてな
されたものであり、夏期以前に播種したトルコギキョウ
の苗を、一定生育段階から定植に適する秋期までの間、
低温処理により生育抑制しておき、後の定植により成長
させて当該年内の冬期または翌年の初春までに開花させ
るトルコギキョウの促成栽培方法において、前記播種の
時期を、ロゼット化しない苗が得られる時期まで早める
とともに、生育した苗が未ロゼット化の状態で低温処理
を施し、その低温処理温度を、0℃を超え8℃以下の範
囲に設定して定植時期を迎えることを特徴とする。
されたものであり、夏期以前に播種したトルコギキョウ
の苗を、一定生育段階から定植に適する秋期までの間、
低温処理により生育抑制しておき、後の定植により成長
させて当該年内の冬期または翌年の初春までに開花させ
るトルコギキョウの促成栽培方法において、前記播種の
時期を、ロゼット化しない苗が得られる時期まで早める
とともに、生育した苗が未ロゼット化の状態で低温処理
を施し、その低温処理温度を、0℃を超え8℃以下の範
囲に設定して定植時期を迎えることを特徴とする。
【0015】本発明において望ましい播種時期は、5月
初旬である。
初旬である。
【0016】また、低温処理温度の望ましい範囲は3℃
以上、6℃以下であり、特に望ましくは5℃である。
以上、6℃以下であり、特に望ましくは5℃である。
【0017】本発明の方法によれば、低温処理後、略1
00%の確率で高品質のトルコギキョウが得られる。
00%の確率で高品質のトルコギキョウが得られる。
【0018】また、請求項2の発明は、上記の方法を実
施するために望ましい低温処理用の装置についてもので
ある。
施するために望ましい低温処理用の装置についてもので
ある。
【0019】即ち、請求項2の発明は、室内温度を8℃
以下の低温に保持する冷蔵用建屋と、この建屋内に設置
された棚と、この棚に支持された複数の育苗トレイとを
備え、トルコギキョウの苗を一定期間低温状態に保持す
る栽培装置であって、前記棚に付随させて水溜め用の樋
を設けるとともに、前記育苗トレイの下部に敷置されて
その育苗トレイ内を湿潤する吸水マットを、前記樋内の
水に一部が浸る状態で設置したことを特徴とする。
以下の低温に保持する冷蔵用建屋と、この建屋内に設置
された棚と、この棚に支持された複数の育苗トレイとを
備え、トルコギキョウの苗を一定期間低温状態に保持す
る栽培装置であって、前記棚に付随させて水溜め用の樋
を設けるとともに、前記育苗トレイの下部に敷置されて
その育苗トレイ内を湿潤する吸水マットを、前記樋内の
水に一部が浸る状態で設置したことを特徴とする。
【0020】本発明によれば、冷蔵用建屋から出す必要
なく、また、病気発生の心配が殆どない。例えばトレー
を置く各棚に、養鶏用の水やり用として適用されるよう
な樋を設置し、鉢物用の底面吸水マットを樋に垂らすよ
うにして敷く。そして、マットの上にセルトレーを置く
と、樋に溜めてある水をマットから吸い上げるわけであ
る。数日毎に樋の水を補給するだけで、トレーの出し入
れも灌水作業も不必要となる。
なく、また、病気発生の心配が殆どない。例えばトレー
を置く各棚に、養鶏用の水やり用として適用されるよう
な樋を設置し、鉢物用の底面吸水マットを樋に垂らすよ
うにして敷く。そして、マットの上にセルトレーを置く
と、樋に溜めてある水をマットから吸い上げるわけであ
る。数日毎に樋の水を補給するだけで、トレーの出し入
れも灌水作業も不必要となる。
【0021】この方法で苗を長期間(100日以上)冷
蔵したところカビ等の発生が見られず健全であった。ま
た、この苗を定植したところ健全に生育し、開花に至っ
た。なお、処理温度が高いと、処理中に抽苔を開始した
り、吸水マットに根が入り込むので注意が必要である。
蔵したところカビ等の発生が見られず健全であった。ま
た、この苗を定植したところ健全に生育し、開花に至っ
た。なお、処理温度が高いと、処理中に抽苔を開始した
り、吸水マットに根が入り込むので注意が必要である。
【0022】また、ロゼットに入っていない苗を低温保
存する場合は、0℃を超え8℃以下(最も望ましくは5
℃)とすることで、長期間に亘って低温保存中の抽苔を
抑えられ、吸水マットへの根の侵入も防げる。
存する場合は、0℃を超え8℃以下(最も望ましくは5
℃)とすることで、長期間に亘って低温保存中の抽苔を
抑えられ、吸水マットへの根の侵入も防げる。
【0023】請求項3の発明は、請求項2記載の装置を
使用してトルコギキョウを低温処理する方法であって、
育苗トレイとして複数のプラグを有するプラグトレイを
使用し、このプラグトレイの各プラグに対して複数本ず
つトルコギキョウの苗を差込んで栽培することを特徴と
する。
使用してトルコギキョウを低温処理する方法であって、
育苗トレイとして複数のプラグを有するプラグトレイを
使用し、このプラグトレイの各プラグに対して複数本ず
つトルコギキョウの苗を差込んで栽培することを特徴と
する。
【0024】これにより、従来各プラグに1本ずつ植込
んでいた場合に比べて、3〜4倍の収穫が可能となる。
んでいた場合に比べて、3〜4倍の収穫が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0026】図1は本実施形態によるトルコギキョウの
栽培装置、特に低温処理装置の構成を示す断面図であ
る。
栽培装置、特に低温処理装置の構成を示す断面図であ
る。
【0027】この低温処理装置は、図示しない冷凍機で
室内温度を8℃以下の低温に保持する冷蔵用建屋1と、
この建屋1内に設置された照明装置としての蛍光灯1a
および複数段(例えば高さ20cm間隔)の棚2と、この
棚2の各段の棚板3上に並べて載置された複数の育苗ト
レイ4とを備えて構成されている。
室内温度を8℃以下の低温に保持する冷蔵用建屋1と、
この建屋1内に設置された照明装置としての蛍光灯1a
および複数段(例えば高さ20cm間隔)の棚2と、この
棚2の各段の棚板3上に並べて載置された複数の育苗ト
レイ4とを備えて構成されている。
【0028】そして、棚2の各棚板3の側方にそれぞれ
付随させて、例えば横長(図の紙面厚さ方向に長い)な
雨樋からなる水溜め用の樋5が設けられている。
付随させて、例えば横長(図の紙面厚さ方向に長い)な
雨樋からなる水溜め用の樋5が設けられている。
【0029】さらに、棚2の各段の育苗トレイ4の下部
に多孔質繊維、フェルト等の吸水マット6が帯状に敷置
されており、この吸水マット6の一端が樋5内の水7に
浸る状態で垂下げてある。これにより、樋5内の水7は
吸水マット6にその一端側から毛細管現象によって吸水
され、吸水マット6全体が湿潤状態となり、ひいてはそ
の上の育苗トレイ4に常に水が供給されて湿潤状態とな
るようにしてある。
に多孔質繊維、フェルト等の吸水マット6が帯状に敷置
されており、この吸水マット6の一端が樋5内の水7に
浸る状態で垂下げてある。これにより、樋5内の水7は
吸水マット6にその一端側から毛細管現象によって吸水
され、吸水マット6全体が湿潤状態となり、ひいてはそ
の上の育苗トレイ4に常に水が供給されて湿潤状態とな
るようにしてある。
【0030】図2は、育苗トレイ4に適用されるプラグ
トレイ4aの構成を示す斜視図である。このプラグトレ
イ4aには例えば12000〜15000プラグ本数/
10アールの割合でプラグ8が形成されており、この各
プラグ8に、それぞれトルコギキョウが3〜4本ずつま
とめて植えられるようになっている。
トレイ4aの構成を示す斜視図である。このプラグトレ
イ4aには例えば12000〜15000プラグ本数/
10アールの割合でプラグ8が形成されており、この各
プラグ8に、それぞれトルコギキョウが3〜4本ずつま
とめて植えられるようになっている。
【0031】次に、上記の装置を適用した栽培方法につ
いて、図3も使用して説明する。この図3は育苗の様子
を表したタイムチャートで横軸に時間(暦の月)を示
し、縦軸に丈の伸び寸法を示している。なお、図3の実
線曲線が本実施形態による場合、仮想線曲線が従来の方
法による場合を表している。
いて、図3も使用して説明する。この図3は育苗の様子
を表したタイムチャートで横軸に時間(暦の月)を示
し、縦軸に丈の伸び寸法を示している。なお、図3の実
線曲線が本実施形態による場合、仮想線曲線が従来の方
法による場合を表している。
【0032】本実施形態ではトルコギキョウの播種の時
期を従来(6月初旬)よりも約1ヶ月早め、5月初旬に
播種を行った。その後約1ヶ月経た時点で数mm丈の未ロ
ゼット苗(ロゼット苗(約1cm)より丈が低い)が得ら
れた。これを、上述したプラグトレイ4aの各プラグ8
に3〜4本ずつまとめて植え(約45000苗本数/1
0アール)、低温処理装置の棚板3上に設置した。
期を従来(6月初旬)よりも約1ヶ月早め、5月初旬に
播種を行った。その後約1ヶ月経た時点で数mm丈の未ロ
ゼット苗(ロゼット苗(約1cm)より丈が低い)が得ら
れた。これを、上述したプラグトレイ4aの各プラグ8
に3〜4本ずつまとめて植え(約45000苗本数/1
0アール)、低温処理装置の棚板3上に設置した。
【0033】そして、図示しない冷凍機操作を行って冷
蔵建屋1内の温度を5℃に設定するとともに、樋5内の
水7を吸水マット6を介してプラグトレイ4aに供給
し、9月ごろまで低温下に保持した。この間未ロゼット
苗の生育は抑制され、抽苔したもの、枯渇したもの、あ
るいは病気発生のもの等は皆無であった。
蔵建屋1内の温度を5℃に設定するとともに、樋5内の
水7を吸水マット6を介してプラグトレイ4aに供給
し、9月ごろまで低温下に保持した。この間未ロゼット
苗の生育は抑制され、抽苔したもの、枯渇したもの、あ
るいは病気発生のもの等は皆無であった。
【0034】この後、定植を行って生育を再開させ、1
2月ごろに開花させたところ、花茎がよく伸びた高品質
のトルコギキョウが略100%の確率で得られた。
2月ごろに開花させたところ、花茎がよく伸びた高品質
のトルコギキョウが略100%の確率で得られた。
【0035】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明の方法に
よれば、高品質のトルコギキョウを歩留りよく、多量に
栽培することができる。また、本発明の装置を用いるこ
とで、低温処理時の煩雑な灌水手間が省略でき、作業の
容易化も図られる。
よれば、高品質のトルコギキョウを歩留りよく、多量に
栽培することができる。また、本発明の装置を用いるこ
とで、低温処理時の煩雑な灌水手間が省略でき、作業の
容易化も図られる。
【図1】本発明による栽培装置の一実施形態を示す断面
図。
図。
【図2】図1に示した育苗トレイの構成例を示す斜視
図。
図。
【図3】本発明による栽培方法の一実施形態を示すタイ
ムチャート。
ムチャート。
1 冷蔵用建屋 1a 蛍光灯 2 棚 3 棚板 4 育苗トレイ 4a プラグトレイ 5 樋 6 吸水マット 7 水 8 プラグ
Claims (3)
- 【請求項1】 夏期以前に播種したトルコギキョウの苗
を、一定生育段階から定植に適する秋期までの間、低温
処理により生育抑制しておき、後の定植により成長させ
て当該年内の冬期または翌年の初春までに開花させるト
ルコギキョウの促成栽培方法において、前記播種の時期
を、ロゼット化しない苗が得られる時期まで早めるとと
もに、生育した苗が未ロゼット化の状態で低温処理を施
し、その低温処理温度を、0℃を超え8℃以下の範囲に
設定して定植時期を迎えることを特徴とするトルコギキ
ョウの栽培方法。 - 【請求項2】 室内温度を8℃以下の低温に保持する冷
蔵用建屋と、この建屋内に設置された棚と、この棚に支
持された複数の育苗トレイとを備え、トルコギキョウの
苗を一定期間低温状態に保持する栽培装置であって、前
記棚に付随させて水溜め用の樋を設けるとともに、前記
育苗トレイの下部に敷置されてその育苗トレイ内を湿潤
する吸水マットを、前記樋内の水に一部が浸る状態で設
置したことを特徴とするトルコギキョウの栽培装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の装置を使用してトルコギ
キョウを低温処理する方法であって、育苗トレイとして
複数のプラグを有するプラグトレイを使用し、このプラ
グトレイの各プラグに対して複数本ずつトルコギキョウ
の苗を差込んで栽培することを特徴とするトルコギキョ
ウの栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004960A JPH09191761A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | トルコギキョウの栽培方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004960A JPH09191761A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | トルコギキョウの栽培方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09191761A true JPH09191761A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11598160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004960A Pending JPH09191761A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | トルコギキョウの栽培方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09191761A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002253051A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-10 | Clema Corporation:Kk | クリスマスローズの適時開花調節方法 |
| JP2006320230A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Fukukaen Shubyo Kk | ユーストマ属植物の栽培方法 |
| JP2010115144A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Shimane Prefecture | トルコギキョウの栽培方法 |
| JP2014121303A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Oita Prefecture | トルコギキョウ |
| CN104737753A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-07-01 | 昆明昊旺花卉种植专业合作社 | 一种洋桔梗的育苗方法 |
| JP2020039313A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 佳孝 佐久間 | 低温感応性植物の栽培方法 |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004960A patent/JPH09191761A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002253051A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-10 | Clema Corporation:Kk | クリスマスローズの適時開花調節方法 |
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| JP2014121303A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Oita Prefecture | トルコギキョウ |
| CN104737753A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-07-01 | 昆明昊旺花卉种植专业合作社 | 一种洋桔梗的育苗方法 |
| JP2020039313A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 佳孝 佐久間 | 低温感応性植物の栽培方法 |
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