JPH09192026A - 発熱体 - Google Patents

発熱体

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JPH09192026A
JPH09192026A JP8029882A JP2988296A JPH09192026A JP H09192026 A JPH09192026 A JP H09192026A JP 8029882 A JP8029882 A JP 8029882A JP 2988296 A JP2988296 A JP 2988296A JP H09192026 A JPH09192026 A JP H09192026A
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JP
Japan
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water
heating element
quicklime
reaction
mesh
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JP8029882A
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English (en)
Inventor
Hisao Horiguchi
久生 堀口
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EBAA CORP KK
MAEDAHIROO JIMUSHO KK
TOUJIYOU KK
Original Assignee
EBAA CORP KK
MAEDAHIROO JIMUSHO KK
TOUJIYOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安全に使用できてしかも反応持続時間を長く保
つことができる発熱体を提供する。 【解決手段】重量比にして生石灰が85〜90%、無水
塩化マグネシウムが15〜10%の混合物に酸化アルミ
ニウムを約1%添加して発熱剤3となし、この発熱剤を
透水性の袋2に収納してなり、前記生石灰は純度96%
以上にして粒径が150〜600μmのもので構成し、
また、前記透水性の袋は55〜70メッシュの透水用の
小孔を有する材質のもので構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水を添加することに
より発熱して飲食物等を加熱するための発熱体に関す
る。
【0002】
【従来の技術とその問題点】飲食物等を加熱する発熱体
には粒状の生石灰を主な組成とする発熱剤を不織布等の
透水性の袋に収納したものがあり、発熱体を水に浸ける
等することにより生石灰が水和反応により発熱して飲食
物等を加熱するようになっている。
【0003】生石灰のみに水を加えると、生石灰は水と
急激に反応して発熱し使用者が火傷を負う危険性や生石
灰が膨張して袋を破るおそれがあるので、従来の発熱体
では生石灰の急激な反応を抑える目的で生石灰に塩化マ
グネシウムを混入したものを発熱剤としていた。
【0004】飲食物を安全かつ充分に加熱するためには
反応の速度を適切に制御し、しかも反応の持続時間を長
く保つ必要があり、反応速度については使用者が発熱剤
に水を添加するのに掛かる時間は発熱体が高温になら
ず、その後速やかに最高温度に達するように制御するの
が望ましく、反応の持続時間を長く保つには発熱体内の
全ての発熱剤が反応するようにしなければならない。
【0005】従来の発熱体では塩化マグネシウムを混入
して反応を抑制してはいるが、それでも1〜2秒後には
最高温度に達して蒸気が立ち上り、注水時に使用者が充
分に注意を払わないと火傷を負う危険性があった。
【0006】また、生石灰に水を加えると生石灰の表面
が生石灰の水和化合物である糊状の水酸化カルシウムに
変化するが、この糊状の水酸化カルシウムが生石灰の表
面を覆って生石灰内部に水が滲み込むのを妨げ、反応で
きない生石灰が残って充分な反応持続時間を得ることが
できなかった。本発明の目的は安全に使用できてしかも
反応持続時間を長く保つことができる発熱体を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る発熱体は重量比にして生石灰が85〜
90%、無水塩化マグネシウムが15〜10%の混合物
に酸化アルミニウムを約1%添加して発熱剤となし、こ
の発熱剤を透水性の袋に収納してなり、前記生石灰は純
度96%以上にして粒径が150〜600μmのもので
構成し、また、前記透水性の袋は55〜70メッシュの
透水用の小孔を有する材質のもので構成したものとして
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る発熱体の具体例について
詳細に説明する。本実施例の発熱体1は図1に示すよう
に透水性の袋2に発熱剤3を収納したものとしてあっ
て、透水性の袋2は55〜70メッシュの小孔(網目)
を有する例えば不織布製のものを使用しており、発熱剤
3は重量比にして生石灰が85〜90%、無水塩化マグ
ネシウムが15〜10%の混合物に触媒たる酸化アルミ
ニウムを約1%添加したものとしてあり、前記生石灰は
純度96%以上にして粒径が150〜600μmの粉末
状のものを使用している。
【0009】上述のように構成した発熱体1は、例えば
図2に示すように耐水性の箱形容器4の内底に入れてそ
の上に被加熱物5を入れ、容器の蓋を閉めて容器の側面
に開けた注水口6から発熱剤の質量とほぼ同量の水を注
入して使用する。
【0010】注水口6は、図2において仮想線で示すよ
うに注水後には閉じることができるようにしてあって、
発熱反応による蒸気が注水口から逃げないようになって
いる。なお、図中の符号7は被加熱物を載せたトレーを
示している。
【0011】容器内に注入された水は発熱体1の袋2を
透過して袋内に入り、発熱剤3と反応する。注入された
水は全てが発熱剤の水和反応に使用されるのではなく、
一部は加熱されて水蒸気となり、容器4内に充満して被
加熱物5を全方向から加熱するようになっている。
【0012】次に、発熱体の表面温度が時間の経過とと
もにどのように変化するかを測定し、下記事項について
試験した結果について述べる。 A:生石灰の粒径と反応持続時間との相関性 B:酸化アルミニウムの添加量と反応立ち上がり時間と
の相関性 C:袋のメッシュと反応開始時間との相関性 なお、上記各事項の試験はいずれも室温20℃において
行い、発熱剤の質量を270g、注水量を270ccと
し、生石灰と無水塩化カルシウムとの混合割合は全て上
記実施例のものと同じ割合とし、上記A、B事項につい
ては袋に60メッシュの不織布よりなるものを使用して
発熱体の上面中央部の温度を測定した。
【0013】<A:生石灰の粒径と反応持続時間との相
関性について>生石灰に粒径が150〜600μmの粉
末状のものを使用した本発明に係る発熱体と、粒径が1
〜5mmのフレーク状のものを使用した従来の発熱体に
ついての測定結果は図3に示すとおりであり、この結果
から粒径の小なる本発明の発熱体は従来のものに比して
反応持続時間が長く、しかも最高温度も5〜10℃程度
高く保たれることがわかる。
【0014】この結果を検討するに、生石灰の粒径が小
である本発明の発熱体は生石灰と水との接触面積が大
で、生石灰の殆ど全てが水と反応できることによると考
えられる。
【0015】<B:酸化アルミニウムの添加量と反応立
ち上がり時間との相関性について>発熱剤に1%の酸化
アルミニウムを添加した本発明に係る発熱体と、酸化ア
ルミニウムを無添加、0.5%添加、2%添加したもの
についての測定結果は図4に示すとおりであり、1%の
酸化アルミニウムを添加した本発明の発熱体が反応立ち
上がり時間が最も早いことがわかる。
【0016】<C:袋のメッシュと反応開始時間との相
関性>袋の素材に55メッシュ、60メッシュ、70メ
ッシュの不織布を使用した本発明に係る発熱体と、45
メッシュの不織布を使用したものについての測定結果は
図5に示すとおりであり、本発明に係る発熱体はいずれ
の発熱体も水を添加後約10秒後に最高温度に達してい
るのに対し、45メッシュのものは急激に温度が上昇
し、しかも最高温度が低いことがわかる。
【0017】この結果を検討するに、本発明に係る発熱
体では水を添加するのに係る時間(10秒程度)を経過
してから最高温度に達するので、使用者が火傷をするよ
うな恐れが殆どなくて安全であるが、一方、45メッシ
ュの不織布を使用した発熱体では水が袋内にすぐに流入
してすぐに最高温度に達する反面、水が発熱体の全体に
は行き渡らず、反応できずに残った生石灰があって反応
時間を持続できなかったものと考えられる。
【0018】なお、80メッシュ以上の不織布を使用し
た発熱体についても同様に試験を行ったが、不織布の目
が細か過ぎたため水が袋内に殆ど流入できず、温度変化
を測定することができなかった。
【0019】
【発明の作用、効果】本発明に係る発熱体は上述した構
成のものとしてあるので、次の作用効果を奏し得る。発
熱体に水を添加すると水が透水性の袋の小孔を透過して
袋内の発熱剤と反応し、発熱する。
【0020】この際、袋に55〜70メッシュの小孔を
有するものを使用しているので、水が発熱体の局部に集
まらず、全体にくまなく行き渡り、しかも発熱剤の主な
組成分たる生石灰は粒径が150〜600μmのものと
してあるので、水との接触面積が大であり、従来の発熱
体のように生石灰の水和化合物である糊状の水酸化カル
シウムに覆われて水と反応できない生石灰が残るような
ことがなく、殆ど全ての発熱剤が水と反応して反応持続
時間を長く保つことができ、しかも最高温度を高く維持
することができる。
【0021】また、発熱剤は生石灰と無水塩化カルシウ
ムとを混合したものとしてあって、無水塩化カルシウム
によって生石灰の急激な水和反応が抑制されるととも
に、1%の酸化アルミニウムを添加してあるので、所要
の時間後には速やかに反応が行われ、安全に使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発熱体の実施例を示す一部破断平面
図。
【図2】本実施例の発熱体の使用例を示す縦断面図。
【図3】生石灰の粒径と反応持続時間との相関性につい
て試験を行った結果を示すグラフ。
【図4】酸化アルミニウムの添加量と反応立ち上がり時
間との相関性について試験を行った結果を示すグラフ。
【図5】袋のメッシュと反応開始時間との相関性につい
て試験を行った結果を示すグラフ。
【符号の説明】
1 発熱体 2 袋 3 発熱剤 4 容器 5 被加熱物 6 注水口 7 トレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量比にして生石灰が85〜90%、無水
    塩化マグネシウムが15〜10%の混合物に酸化アルミ
    ニウムを約1%添加して発熱剤となし、この発熱剤を透
    水性の袋に収納してなり、前記生石灰は純度96%以上
    にして粒径が150〜600μmのもので構成し、ま
    た、前記透水性の袋は55〜70メッシュの透水用の小
    孔を有する材質のもので構成してなる発熱体。
JP8029882A 1996-01-24 1996-01-24 発熱体 Pending JPH09192026A (ja)

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