JPH09192172A - 袋付簡易担架 - Google Patents
袋付簡易担架Info
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- JPH09192172A JPH09192172A JP8005582A JP558296A JPH09192172A JP H09192172 A JPH09192172 A JP H09192172A JP 8005582 A JP8005582 A JP 8005582A JP 558296 A JP558296 A JP 558296A JP H09192172 A JPH09192172 A JP H09192172A
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- bag
- polyolefin
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- belt
- stretcher
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 事故時や災害時等において負傷者、疾病者、
死亡者等を収容して移送する際に使用される担架におい
て、堅牢、衛生的、かつ軽量でコンパクトに折畳んで備
蓄や運搬が容易で、繰返し使用可能で経済性に優れたも
のを提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂製のフラットヤー
ン織布の表面にポリオレフィン層を積層した基材からな
る袋体1であって、袋体1の表面には開閉可能な開口部
4と、メッシュシートからなる窓部5a、5bおよび透
明カバーの収納ケース6を備え、袋体1の裏面には両端
部に把手9を形成した補強部材と、両端部に同士を着脱
可能な係止具を設けたベルト10を固着する。
死亡者等を収容して移送する際に使用される担架におい
て、堅牢、衛生的、かつ軽量でコンパクトに折畳んで備
蓄や運搬が容易で、繰返し使用可能で経済性に優れたも
のを提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂製のフラットヤー
ン織布の表面にポリオレフィン層を積層した基材からな
る袋体1であって、袋体1の表面には開閉可能な開口部
4と、メッシュシートからなる窓部5a、5bおよび透
明カバーの収納ケース6を備え、袋体1の裏面には両端
部に把手9を形成した補強部材と、両端部に同士を着脱
可能な係止具を設けたベルト10を固着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震、火災等の災
害時に負傷者あるいは遺体等を収容して運搬する際に用
いられる袋付簡易担架である。
害時に負傷者あるいは遺体等を収容して運搬する際に用
いられる袋付簡易担架である。
【0002】
【従来技術】従来、地震、火災、水害などの災害あるい
は交通事故や山岳遭難などの際は、負傷者あるいは遺体
等を病院や避難所などに迅速にしかも確実に運搬する必
要があるが、災害場所から運び出す作業や搬送機関等へ
の積み込み、積み降ろし作業は作業者の人手によらなけ
ればならない。このような事態に備え、負傷者あるいは
遺体等のかなりの体重を支え、緊急事態における混乱し
た状態での粗雑な取扱いに耐える軽量で堅牢さを有する
運搬用具が要望されていた。このような目的のために、
これまで種々の救助用袋や人体収納運搬袋が提案され、
例えば、塩化ビニール等の合成樹脂製シートから形成し
た袋体が気密性を有するもの(特公昭61ー28610
号公報)や、血液等の漏洩を防止するシール部分を有す
るもの(実開平6ー11732号公報)等が開示されて
いるが、機能面では種々の工夫が見られるものの、軽量
でかつ堅牢な基材を使用し、衛生的で、取扱いが簡易
で、経済的な袋付簡易担架はいまだ見いだされていなか
った。
は交通事故や山岳遭難などの際は、負傷者あるいは遺体
等を病院や避難所などに迅速にしかも確実に運搬する必
要があるが、災害場所から運び出す作業や搬送機関等へ
の積み込み、積み降ろし作業は作業者の人手によらなけ
ればならない。このような事態に備え、負傷者あるいは
遺体等のかなりの体重を支え、緊急事態における混乱し
た状態での粗雑な取扱いに耐える軽量で堅牢さを有する
運搬用具が要望されていた。このような目的のために、
これまで種々の救助用袋や人体収納運搬袋が提案され、
例えば、塩化ビニール等の合成樹脂製シートから形成し
た袋体が気密性を有するもの(特公昭61ー28610
号公報)や、血液等の漏洩を防止するシール部分を有す
るもの(実開平6ー11732号公報)等が開示されて
いるが、機能面では種々の工夫が見られるものの、軽量
でかつ堅牢な基材を使用し、衛生的で、取扱いが簡易
で、経済的な袋付簡易担架はいまだ見いだされていなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、堅牢、衛生
的、かつ軽量でコンパクトに折り畳んで備蓄や運搬が容
易で、繰返し使用可能で経済性に優れた袋付簡易担架を
提供することを目的とする。
的、かつ軽量でコンパクトに折り畳んで備蓄や運搬が容
易で、繰返し使用可能で経済性に優れた袋付簡易担架を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリオレフィ
ン系樹脂フラットヤーンを経緯糸に用いた織布の少なく
とも一面にポリオレフィン層を積層した基材からなり、
表面に開口部を有する四方形状の袋体であって、袋体表
面にはメッシュシートからなる窓部および透明カバーの
収納ケースを備え、袋体裏面には長尺幅方向に沿って複
数本の補強部材およびベルトが固着され、該補強部材の
両端部に把手を形成し、該ベルトが両端部に同士を着脱
可能な係止具を備えたことを特徴とする袋付簡易担架で
ある。
ン系樹脂フラットヤーンを経緯糸に用いた織布の少なく
とも一面にポリオレフィン層を積層した基材からなり、
表面に開口部を有する四方形状の袋体であって、袋体表
面にはメッシュシートからなる窓部および透明カバーの
収納ケースを備え、袋体裏面には長尺幅方向に沿って複
数本の補強部材およびベルトが固着され、該補強部材の
両端部に把手を形成し、該ベルトが両端部に同士を着脱
可能な係止具を備えたことを特徴とする袋付簡易担架で
ある。
【0005】この袋付簡易担架は、開口部を開放して負
傷者などを内部に収容して使用されるほか、負傷者など
をそのまま載せて使用することもできる。
傷者などを内部に収容して使用されるほか、負傷者など
をそのまま載せて使用することもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる袋体を構成す
る基材としては、ポリオレフィン系樹脂フラットヤーン
を経緯糸に用いた織布の少なくとも一面にポリオレフィ
ン層を積層した積層体である。前記ポリオレフィン系樹
脂フラットヤーンは、ポリオレフィン系樹脂を用いてT
ダイフラット法またはインフレーション法によりフィル
ムを形成し、スリットした後延伸し形成したフラットヤ
ーンである。延伸はポリオレフィン系樹脂の融点以下、
軟化点以上の温度下で行われる。延伸倍率は好ましくは
3〜15倍、より好ましくは5〜10倍である。前記フ
ラットヤーンの繊度は好ましくは500〜5000デニ
ール(以下dと略称)、より好ましくは1000〜30
00dであることが望ましい。500d未満では袋付簡
易担架として強度が不足し、5000dを超えると剛直
となり過ぎ好ましくない。
る基材としては、ポリオレフィン系樹脂フラットヤーン
を経緯糸に用いた織布の少なくとも一面にポリオレフィ
ン層を積層した積層体である。前記ポリオレフィン系樹
脂フラットヤーンは、ポリオレフィン系樹脂を用いてT
ダイフラット法またはインフレーション法によりフィル
ムを形成し、スリットした後延伸し形成したフラットヤ
ーンである。延伸はポリオレフィン系樹脂の融点以下、
軟化点以上の温度下で行われる。延伸倍率は好ましくは
3〜15倍、より好ましくは5〜10倍である。前記フ
ラットヤーンの繊度は好ましくは500〜5000デニ
ール(以下dと略称)、より好ましくは1000〜30
00dであることが望ましい。500d未満では袋付簡
易担架として強度が不足し、5000dを超えると剛直
となり過ぎ好ましくない。
【0007】ポリオレフィン系樹脂フラットヤーンの他
の実施態様として、融点が10℃以上異なる2種の樹脂
を用いて、その内の高融点成分層の両面に低融点成分層
を積層した積層体から形成した複合フラットヤーンを用
いることができる。複合フラットヤーンは、後工程で行
われるポリオレフィン層の積層手段が押出コーテイング
である場合には、熱劣化による強度低下なくしてポリオ
レフィン層の積層が行われるので、より好ましい方法で
ある。
の実施態様として、融点が10℃以上異なる2種の樹脂
を用いて、その内の高融点成分層の両面に低融点成分層
を積層した積層体から形成した複合フラットヤーンを用
いることができる。複合フラットヤーンは、後工程で行
われるポリオレフィン層の積層手段が押出コーテイング
である場合には、熱劣化による強度低下なくしてポリオ
レフィン層の積層が行われるので、より好ましい方法で
ある。
【0008】前記ポリオレフィン系樹脂としては、高密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、中密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、エチレンーアクリル酸エステル共重合体など
の単独または2種以上組み合わせた樹脂が用いられる。
前記ポリオレフィン系樹脂のメルトフローレートは、好
ましくは0.1〜10g/10min.、より好ましくは
1〜5g/10min.である。
度ポリエチレン、ポリプロピレン、中密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
エチレンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、エチレンーアクリル酸エステル共重合体など
の単独または2種以上組み合わせた樹脂が用いられる。
前記ポリオレフィン系樹脂のメルトフローレートは、好
ましくは0.1〜10g/10min.、より好ましくは
1〜5g/10min.である。
【0009】こうして得られたフラットヤーンを経糸、
緯糸として用いて、スルーザー型織機やウオータージェ
ットルームなどの従来織機で緻密に織成されて織布が構
成される。経緯糸の打込み密度は、適宜選択されるが、
充分な原反強力と良好な織成効率を鑑み、通常は8〜2
5本/インチ程度が好ましい。
緯糸として用いて、スルーザー型織機やウオータージェ
ットルームなどの従来織機で緻密に織成されて織布が構
成される。経緯糸の打込み密度は、適宜選択されるが、
充分な原反強力と良好な織成効率を鑑み、通常は8〜2
5本/インチ程度が好ましい。
【0010】前記織布の少なくとも一面にポリオレフィ
ン層を積層する方法としては、特に限定されるものでは
なく公知の方法により行われる。すなわち、押出コーテ
イング法、ドライラミネート法、熱圧着ラミネート法な
どが採用できるが、織成組織内部に浸透して強靱な被覆
層とするために溶融樹脂を織布の少なくとも一面に押出
コーテイング法によって積層するのが最も好ましい。こ
こで、ポリオレフィン層の厚さとしては、任意の厚さを
取り得るが、30〜200μmの厚さが好ましい。
ン層を積層する方法としては、特に限定されるものでは
なく公知の方法により行われる。すなわち、押出コーテ
イング法、ドライラミネート法、熱圧着ラミネート法な
どが採用できるが、織成組織内部に浸透して強靱な被覆
層とするために溶融樹脂を織布の少なくとも一面に押出
コーテイング法によって積層するのが最も好ましい。こ
こで、ポリオレフィン層の厚さとしては、任意の厚さを
取り得るが、30〜200μmの厚さが好ましい。
【0011】ポリオレフィン層に用いられる樹脂として
は、前記ポリオレフィン系樹脂がいずれも用いることが
できるが、積層体の柔軟性、取扱い易さ等の点から、低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレ
ンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合
体、エチレンーアクリル酸エステル共重合体などの単独
または2種以上組み合わせた樹脂が好ましい。
は、前記ポリオレフィン系樹脂がいずれも用いることが
できるが、積層体の柔軟性、取扱い易さ等の点から、低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレ
ンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合
体、エチレンーアクリル酸エステル共重合体などの単独
または2種以上組み合わせた樹脂が好ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構造的な特徴を図面に示す実
施例に従って詳細に説明する。
施例に従って詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の袋付簡易担架の表面を示
しており、四方形状の袋体1の表面に開口部4を有し、
表面基材2にはメッシュシートからなる窓部5a、5b
および透明カバーの収納ケース6を備えている。図2
は、本発明の袋付簡易担架の裏面を示しており、四方形
状の袋体1の裏面基材3には長尺幅方向の全長にわたる
複数本の補強部材7を設け、該補強部材7の端部には把
手9を形成し、また、両端が着脱可能な複数本のベルト
10を裏面に固着し、さらに下端部にはドレンコック1
1を備えている。
しており、四方形状の袋体1の表面に開口部4を有し、
表面基材2にはメッシュシートからなる窓部5a、5b
および透明カバーの収納ケース6を備えている。図2
は、本発明の袋付簡易担架の裏面を示しており、四方形
状の袋体1の裏面基材3には長尺幅方向の全長にわたる
複数本の補強部材7を設け、該補強部材7の端部には把
手9を形成し、また、両端が着脱可能な複数本のベルト
10を裏面に固着し、さらに下端部にはドレンコック1
1を備えている。
【0014】袋体1は、高密度ポリエチレンからなる1
500dのフラットヤーンを打込み密度14×14/イ
ンチで織成した織布の両面に直鎖低密度ポリエチレンを
押出コーテイング法により各面35μm厚みで積層した
基材を用いた。該袋体1は負傷者などを収容し得るよう
に、例えば長尺方向が約220cm、幅方向が約90c
mであって、表面基材2と裏面基材3を合わせた周縁を
接合して長方形状をなしている。接合方法は、縫合によ
って行われ、接合部分を強化するために複数列縫合が行
われるのが好ましい。また、より接合部分の強化をはか
るためには、当て布12を用いて周縁を巻き込む或いは
挟み込んで、当て布12上から縫合が行われるのがより
好ましい。
500dのフラットヤーンを打込み密度14×14/イ
ンチで織成した織布の両面に直鎖低密度ポリエチレンを
押出コーテイング法により各面35μm厚みで積層した
基材を用いた。該袋体1は負傷者などを収容し得るよう
に、例えば長尺方向が約220cm、幅方向が約90c
mであって、表面基材2と裏面基材3を合わせた周縁を
接合して長方形状をなしている。接合方法は、縫合によ
って行われ、接合部分を強化するために複数列縫合が行
われるのが好ましい。また、より接合部分の強化をはか
るためには、当て布12を用いて周縁を巻き込む或いは
挟み込んで、当て布12上から縫合が行われるのがより
好ましい。
【0015】袋体1の表面基材2には、中央縦方向に直
線状の開口部4が設けられている。この開口部4は負傷
者などを容易に収容し得るように、袋体1の上端から下
端まで開閉できるように形成されている。この開口部4
は、2組のスライドファスナーを取り付けて構成され、
上部スライドファスナ−は上方へ開放し下方へ閉じ、下
部スライドファスナ−は下方へ開放し上方へ閉じるよう
に設けている。
線状の開口部4が設けられている。この開口部4は負傷
者などを容易に収容し得るように、袋体1の上端から下
端まで開閉できるように形成されている。この開口部4
は、2組のスライドファスナーを取り付けて構成され、
上部スライドファスナ−は上方へ開放し下方へ閉じ、下
部スライドファスナ−は下方へ開放し上方へ閉じるよう
に設けている。
【0016】袋体1の表面基材2の上端には、負傷者な
どの顔を識別できるように、メッシュシートからなる窓
部5a、5bを左右2個設けている。このメッシュシー
トは、合成樹脂繊維からなるメッシュ状で、通気性を有
し、負傷者などが収容されている間に窒息する危険を防
止するものともなる。また、窓部5の近傍には、透明カ
バーを備えた収容ケース6が設けられる。この収容ケー
ス6は、面状ファスナ−などで開閉し得るもので、これ
に袋体内部に収容された負傷者などの住所、氏名等が記
載されたデータカードなどを収納することで、透明カバ
ーを通して情報が一見できる。
どの顔を識別できるように、メッシュシートからなる窓
部5a、5bを左右2個設けている。このメッシュシー
トは、合成樹脂繊維からなるメッシュ状で、通気性を有
し、負傷者などが収容されている間に窒息する危険を防
止するものともなる。また、窓部5の近傍には、透明カ
バーを備えた収容ケース6が設けられる。この収容ケー
ス6は、面状ファスナ−などで開閉し得るもので、これ
に袋体内部に収容された負傷者などの住所、氏名等が記
載されたデータカードなどを収納することで、透明カバ
ーを通して情報が一見できる。
【0017】袋体1の裏面基材3には、4本の補強部材
7が袋の長尺幅方向全長にわたって、上端部7a、下端
部7dに各1本設けられ、他に、収容体の胴部位置7
b、腰部位置7cが設けられている。補強部材7は、袋
体1に接合されているが、接合は、縫合によって行わ
れ、接合部を強化するために複数列縫合が行われるのが
好ましい。また、補強部材7と袋体1との接合をさらに
強化するために、袋体1の周縁部と補強部材7の交点に
おいては、金属またはプラスチックからなる止めリング
8a、8b、8c、8dにより固着することが好まし
い。
7が袋の長尺幅方向全長にわたって、上端部7a、下端
部7dに各1本設けられ、他に、収容体の胴部位置7
b、腰部位置7cが設けられている。補強部材7は、袋
体1に接合されているが、接合は、縫合によって行わ
れ、接合部を強化するために複数列縫合が行われるのが
好ましい。また、補強部材7と袋体1との接合をさらに
強化するために、袋体1の周縁部と補強部材7の交点に
おいては、金属またはプラスチックからなる止めリング
8a、8b、8c、8dにより固着することが好まし
い。
【0018】補強部材7は公知のベルト織機を使用して
繊維素材から織成される高強力を有する可撓性の織物ベ
ルトが好適に採用される。繊維材料としては、ポリエス
テル、ナイロン、ポリプロピレン等からなるモノフィラ
メントまたはマルチフィラメントが好ましい。
繊維素材から織成される高強力を有する可撓性の織物ベ
ルトが好適に採用される。繊維材料としては、ポリエス
テル、ナイロン、ポリプロピレン等からなるモノフィラ
メントまたはマルチフィラメントが好ましい。
【0019】補強部材7の両端部には、把手9が設けら
れ、各補強部材7a、7b、7c、7dの端部に把手9
a、9b、9c、9dが設けられている。把手9の形状
は、作業者が手で保持できるか、或いはパイプや棒を挿
通して運搬できる形状とする必要があり、図3に示すよ
うに、補強部材7の先端部分を環状に加工して把手9と
するのが破損による落下等の恐れがなく好ましい。
れ、各補強部材7a、7b、7c、7dの端部に把手9
a、9b、9c、9dが設けられている。把手9の形状
は、作業者が手で保持できるか、或いはパイプや棒を挿
通して運搬できる形状とする必要があり、図3に示すよ
うに、補強部材7の先端部分を環状に加工して把手9と
するのが破損による落下等の恐れがなく好ましい。
【0020】袋体1の裏面基材3には、ベルト10が設
けられている。このベルト10の先端には、同士が着脱
可能な係止具が取り付けられており、袋体1の裏面基材
3の中央部分に接合されている。接合されている位置
は、収容体の胴部位置10a、腰部位置10bが好適
で、ベルト10の両端は収容体の表面に周回されて係止
具で固定され、収容体が運搬中に移動や搖動するのを防
止する。ベルト10の材質は、皮革、布製など特に限定
するものではないが、ベルトを締め付けることで収容体
の移送中での移動や搖動を防止できるだけの充分な強度
を有し、かつ柔軟性を有するものが好ましい。
けられている。このベルト10の先端には、同士が着脱
可能な係止具が取り付けられており、袋体1の裏面基材
3の中央部分に接合されている。接合されている位置
は、収容体の胴部位置10a、腰部位置10bが好適
で、ベルト10の両端は収容体の表面に周回されて係止
具で固定され、収容体が運搬中に移動や搖動するのを防
止する。ベルト10の材質は、皮革、布製など特に限定
するものではないが、ベルトを締め付けることで収容体
の移送中での移動や搖動を防止できるだけの充分な強度
を有し、かつ柔軟性を有するものが好ましい。
【0021】袋体1の裏面基材3の下端部付近には、ド
レンコック11を設けることが好ましい。袋付簡易担架
の内部は、収容する重傷者や遺体の血液や体液或いは汚
れが付着することは避けられないものであり、内部の洗
浄作業を容易に行うためにドレンコック11を設けるの
である。洗浄および消毒等の処置を経た袋付簡易担架
は、衛生的に繰り返し使用することができる。
レンコック11を設けることが好ましい。袋付簡易担架
の内部は、収容する重傷者や遺体の血液や体液或いは汚
れが付着することは避けられないものであり、内部の洗
浄作業を容易に行うためにドレンコック11を設けるの
である。洗浄および消毒等の処置を経た袋付簡易担架
は、衛生的に繰り返し使用することができる。
【0022】本発明の袋付簡易担架の使用状態の一例と
して、長尺幅方向両端の把手9に把ぎ棒13を挿通した
状態を図4に示す。
して、長尺幅方向両端の把手9に把ぎ棒13を挿通した
状態を図4に示す。
【0023】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、袋体の形状は長方形に限定されるもの
ではなく、周縁が直線状ではなく適度の曲線からなる四
方形であってもよい。また、開口部は中央部に直線状で
ある代わりに、弧状を描くものであっても、負傷者など
を容易に収容できるものであれば差し支えない。さら
に、補強部材やベルトの数量が前記実施例と異なってい
ても、本願の目的を逸脱しない限り差し支えない。
はなく、例えば、袋体の形状は長方形に限定されるもの
ではなく、周縁が直線状ではなく適度の曲線からなる四
方形であってもよい。また、開口部は中央部に直線状で
ある代わりに、弧状を描くものであっても、負傷者など
を容易に収容できるものであれば差し支えない。さら
に、補強部材やベルトの数量が前記実施例と異なってい
ても、本願の目的を逸脱しない限り差し支えない。
【0024】
【発明の効果】本発明の袋付簡易担架は、ポリオレフィ
ン系樹脂フラットヤーンを経緯糸に用いた織布の少なく
とも一面にポリオレフィン層を積層した基材からなる袋
体であるので、軽量でかつ堅牢であって、被災者が体重
のある肥満者であっても十分その荷重に耐えるととも
に、被災地に緊急に必要な食料や医薬品の搬送の目的
で、人間の体重以上の重量であっても十分使用すること
ができる。また、ポリオレフィン系樹脂からなる袋体
は、耐屈曲性に富むので不使用時には小さく折り畳むこ
とができて狭い場所にも収納保管することができ、不測
の災害時の備蓄保管に適し、さらに繰り返し使用するこ
とも可能である。さらに、ポリオレフィン系樹脂からな
る袋体は、耐薬品性があり、保温・保冷効果があり袋付
簡易担架に特に好適であるばかりでなく、焼却時に有毒
ガスの発生もなく焼却処分を行うことができる。
ン系樹脂フラットヤーンを経緯糸に用いた織布の少なく
とも一面にポリオレフィン層を積層した基材からなる袋
体であるので、軽量でかつ堅牢であって、被災者が体重
のある肥満者であっても十分その荷重に耐えるととも
に、被災地に緊急に必要な食料や医薬品の搬送の目的
で、人間の体重以上の重量であっても十分使用すること
ができる。また、ポリオレフィン系樹脂からなる袋体
は、耐屈曲性に富むので不使用時には小さく折り畳むこ
とができて狭い場所にも収納保管することができ、不測
の災害時の備蓄保管に適し、さらに繰り返し使用するこ
とも可能である。さらに、ポリオレフィン系樹脂からな
る袋体は、耐薬品性があり、保温・保冷効果があり袋付
簡易担架に特に好適であるばかりでなく、焼却時に有毒
ガスの発生もなく焼却処分を行うことができる。
【0025】本発明の袋付簡易担架に負傷者などを収容
した場合は、メッシュ状に形成された窓部から負傷者な
どの顔が識別可能であり、また、この窓部によって開口
部を完全に閉じて窒息する危険がなく、外気から保護し
て体温の低下を防止することができる。また、窓部の近
傍に設けた透明カバーを備えた収容ケースは、これに負
傷者などの住所、氏名、年齢、血液型、様態等の記載さ
れたデータカードなどが収納され、負傷者に関する情報
を透明カバーを通して一見して得ることができる。さら
に、移送する際は、長尺幅方向両脇にある担手を直接持
つか、或いは担ぎ棒を装着して行うことができ、袋体の
裏面に固着し設けられたベルトは、その両端を収容体の
表面に周回して係止具で固定すれば、収容体が運搬中に
移動や搖動することを抑制して、負傷状態や病状が悪化
したり、遺体の損傷を防止することができる。
した場合は、メッシュ状に形成された窓部から負傷者な
どの顔が識別可能であり、また、この窓部によって開口
部を完全に閉じて窒息する危険がなく、外気から保護し
て体温の低下を防止することができる。また、窓部の近
傍に設けた透明カバーを備えた収容ケースは、これに負
傷者などの住所、氏名、年齢、血液型、様態等の記載さ
れたデータカードなどが収納され、負傷者に関する情報
を透明カバーを通して一見して得ることができる。さら
に、移送する際は、長尺幅方向両脇にある担手を直接持
つか、或いは担ぎ棒を装着して行うことができ、袋体の
裏面に固着し設けられたベルトは、その両端を収容体の
表面に周回して係止具で固定すれば、収容体が運搬中に
移動や搖動することを抑制して、負傷状態や病状が悪化
したり、遺体の損傷を防止することができる。
【図1】本発明の袋付簡易担架の表面を示す平面図であ
る。
る。
【図2】本発明の袋付簡易担架の裏面を示す平面図であ
る。
る。
【図3】本発明の袋付簡易担架の補強部材接合部分の幅
方向の縦断面図である。
方向の縦断面図である。
【図4】本発明の袋付簡易担架の使用状態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 袋体 2 表面基材 3 裏面基材 4 開口部 5a、5b 窓部 6 収納ケ−ス 7、7a、7b、7c、7d 補強部材 8、8a、8b、8c、8d 止めリング 9、9a、9b、9c、9d 把手 10、10a、10b ベルト 11 ドレンコック 12 当て布 13 担ぎ棒
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂フラットヤーンを
経緯糸に用いた織布の少なくとも一面にポリオレフィン
層を積層した基材からなり、表面に開口部を有する四方
形状の袋体であって、袋体表面にはメッシュシートから
なる窓部および透明カバーの収納ケースを備え、袋体裏
面には長尺幅方向に沿って複数本の補強部材およびベル
トが固着され、該補強部材はその両端部に把手を形成
し、該ベルトはその両端部に同士を着脱可能な係止具を
備えたことを特徴とする袋付簡易担架。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8005582A JPH09192172A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 袋付簡易担架 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8005582A JPH09192172A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 袋付簡易担架 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192172A true JPH09192172A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11615245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8005582A Pending JPH09192172A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 袋付簡易担架 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192172A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006280846A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 簡易担架 |
| KR100946194B1 (ko) * | 2007-10-23 | 2010-03-08 | 임재용 | 커버링수단을 구비하는 들것 |
| RU2471464C1 (ru) * | 2011-07-20 | 2013-01-10 | Государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Дальневосточный государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения и социального развития Российской Федерации | Носилки иммобилизационно-криотерапевтические для перемещения и транспортировки пострадавших с политравмой |
| CN103637885A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-19 | 夏征梅 | 担架 |
| CN114173736A (zh) * | 2019-07-23 | 2022-03-11 | 科尔本公司 | 用于抬起和运送人的装置 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8005582A patent/JPH09192172A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006280846A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 簡易担架 |
| KR100946194B1 (ko) * | 2007-10-23 | 2010-03-08 | 임재용 | 커버링수단을 구비하는 들것 |
| RU2471464C1 (ru) * | 2011-07-20 | 2013-01-10 | Государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Дальневосточный государственный медицинский университет" Министерства здравоохранения и социального развития Российской Федерации | Носилки иммобилизационно-криотерапевтические для перемещения и транспортировки пострадавших с политравмой |
| CN103637885A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-19 | 夏征梅 | 担架 |
| CN114173736A (zh) * | 2019-07-23 | 2022-03-11 | 科尔本公司 | 用于抬起和运送人的装置 |
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