JPH09192216A - 消毒剤封入コネクタ及び該コネクタ付接続チューブ - Google Patents
消毒剤封入コネクタ及び該コネクタ付接続チューブInfo
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- JPH09192216A JPH09192216A JP8007258A JP725896A JPH09192216A JP H09192216 A JPH09192216 A JP H09192216A JP 8007258 A JP8007258 A JP 8007258A JP 725896 A JP725896 A JP 725896A JP H09192216 A JPH09192216 A JP H09192216A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 透析液交換器械が故障したり接続チューブ内
が汚染された場合でも、患者があわてて医療施設に行か
なくても汚染された接続チューブを清浄なないし清潔な
接続チューブと安全且つ確実に交換し得るようにするこ
と。 【解決手段】 透析液収容バッグに接続されるべきチュ
ーブ部分(12)と腹膜カテーテルに接続されるべきチ
ューブ部分(7)とを着脱可能なコネクター(10)で
接続し、且つこのコネクター(10)を構成する二つの
コネクタ部(33,34)を相互接続して形成した室
(40)にシール部材(42,44)を介して消毒液
(39)を封入して接続部分の汚染を防止するようにし
た。
が汚染された場合でも、患者があわてて医療施設に行か
なくても汚染された接続チューブを清浄なないし清潔な
接続チューブと安全且つ確実に交換し得るようにするこ
と。 【解決手段】 透析液収容バッグに接続されるべきチュ
ーブ部分(12)と腹膜カテーテルに接続されるべきチ
ューブ部分(7)とを着脱可能なコネクター(10)で
接続し、且つこのコネクター(10)を構成する二つの
コネクタ部(33,34)を相互接続して形成した室
(40)にシール部材(42,44)を介して消毒液
(39)を封入して接続部分の汚染を防止するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腹膜透析、特に自
己連続携行式腹膜透析(CAPD)に関し、より詳しく
は、該透析に用いられる接続器具に関する。
己連続携行式腹膜透析(CAPD)に関し、より詳しく
は、該透析に用いられる接続器具に関する。
【0002】
【従来の技術】腎臓病患者の治療方法の一つに腹膜透析
があり、近年、在宅療法として腹膜透析を行う方法、即
ち自己連続携行式腹膜灌流(CAPD)の利用が急増し
ている。このCAPDでは、腹膜透析液が、軟質バッグ
から接続チューブ及び腹膜カテーテルを介して腹腔内に
注液され、そこで一定時間貯留される。透析液の貯留中
に、腹膜を介して老廃物の排出及び体液の補正が行われ
る。一定時間経過後、老廃物が溜まった透析液は、腹膜
カテーテル及び接続チューブを介して排液用バッグに排
出される。次に、新しい透析液の入ったバッグから、接
続チューブ及び腹膜カテーテルを介して、腹膜透析液が
腹腔内に注液されて、透析が再開される。
があり、近年、在宅療法として腹膜透析を行う方法、即
ち自己連続携行式腹膜灌流(CAPD)の利用が急増し
ている。このCAPDでは、腹膜透析液が、軟質バッグ
から接続チューブ及び腹膜カテーテルを介して腹腔内に
注液され、そこで一定時間貯留される。透析液の貯留中
に、腹膜を介して老廃物の排出及び体液の補正が行われ
る。一定時間経過後、老廃物が溜まった透析液は、腹膜
カテーテル及び接続チューブを介して排液用バッグに排
出される。次に、新しい透析液の入ったバッグから、接
続チューブ及び腹膜カテーテルを介して、腹膜透析液が
腹腔内に注液されて、透析が再開される。
【0003】従来、CAPD用の器具としては、i)カ
テーテルへの接続チューブと透析液バッグとをコネクタ
を介して接続しているタイプのものと、ii)カテーテ
ルへの接続チューブと透析液バッグとの間にコネクタを
設けることなくこれらを直結するタイプのものとがあっ
た。
テーテルへの接続チューブと透析液バッグとをコネクタ
を介して接続しているタイプのものと、ii)カテーテ
ルへの接続チューブと透析液バッグとの間にコネクタを
設けることなくこれらを直結するタイプのものとがあっ
た。
【0004】前記i)のコネクタを用いるタイプのもの
の場合、透析液の交換の際、コネクタの着脱によって新
しい透析液の入ったバッグを接続チューブに接続するよ
うにしている。尚、このタイプの中にも二種類のものが
ある。その一つは、(a)透析液を供給した透析液バッ
グをそのまま接続チューブと共に透析患者の体に巻き付
けておいて、次に新しい透析液入りバッグと交換する前
に、腹腔からの排液を入れるようにする形式のものであ
る。もう一つは、(b)透析液を供給した透析液バッグ
をコネクタのところで外して、接続チューブ側のコネク
タ部分の開口をキャップで閉じるようにした形式のもの
である。
の場合、透析液の交換の際、コネクタの着脱によって新
しい透析液の入ったバッグを接続チューブに接続するよ
うにしている。尚、このタイプの中にも二種類のものが
ある。その一つは、(a)透析液を供給した透析液バッ
グをそのまま接続チューブと共に透析患者の体に巻き付
けておいて、次に新しい透析液入りバッグと交換する前
に、腹腔からの排液を入れるようにする形式のものであ
る。もう一つは、(b)透析液を供給した透析液バッグ
をコネクタのところで外して、接続チューブ側のコネク
タ部分の開口をキャップで閉じるようにした形式のもの
である。
【0005】一方、前記ii)のコネクタを用いないタ
イプのものの場合、透析液の交換の際には、熱可塑性樹
脂等からなる接続チューブを加熱下ないし紫外線照射下
で溶断・溶着するようになった透析液交換器械を設けて
おいて、この透析液交換器械を用いて刃物で接続チュー
ブを溶断・溶着することによって新しい透析液の入った
バッグを接続チューブに接続するようにしている。
イプのものの場合、透析液の交換の際には、熱可塑性樹
脂等からなる接続チューブを加熱下ないし紫外線照射下
で溶断・溶着するようになった透析液交換器械を設けて
おいて、この透析液交換器械を用いて刃物で接続チュー
ブを溶断・溶着することによって新しい透析液の入った
バッグを接続チューブに接続するようにしている。
【0006】ところで、このCAPDの場合、雑菌の混
入等により透析液回路内が汚染されると、透析患者が腹
膜炎等になる虞れがあるので、透析液の内部回路の汚染
は避けなければならない。雑菌の混入等により透析液回
路内が汚染される虞れがあるのは、使用後の排液の入っ
たバッグを新しい透析液入りのバッグと交換しようとし
て、閉鎖回路が一時的に開放される際である。
入等により透析液回路内が汚染されると、透析患者が腹
膜炎等になる虞れがあるので、透析液の内部回路の汚染
は避けなければならない。雑菌の混入等により透析液回
路内が汚染される虞れがあるのは、使用後の排液の入っ
たバッグを新しい透析液入りのバッグと交換しようとし
て、閉鎖回路が一時的に開放される際である。
【0007】より詳しくは、前述のコネクタを用いるタ
イプのものでは、透析液バッグの交換の際、コネクタを
構成する二つのコネクタ部分を分離した際、ないしキャ
ップを取り付けようとする際に、透析液回路が開放され
その内部が汚染される虞れがある。
イプのものでは、透析液バッグの交換の際、コネクタを
構成する二つのコネクタ部分を分離した際、ないしキャ
ップを取り付けようとする際に、透析液回路が開放され
その内部が汚染される虞れがある。
【0008】一方、透析液交換器械を用いるようにした
場合、この器械が作動不良になると、透析液回路内が汚
染されたり、透析液の交換自体が行えなくなったりする
虞れがある。
場合、この器械が作動不良になると、透析液回路内が汚
染されたり、透析液の交換自体が行えなくなったりする
虞れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような原因で透
析液回路内が汚染された虞れがある場合または透析液交
換機械の作動不良などにより透析液の交換自体が行えな
くなった場合、CAPDを行う患者は、直ちに、医療施
設を訪問して、接続チューブなどを清浄なものと交換し
てもらったり、器械を交換をしてもらったりする必要が
あり、CAPDの長所が生かせなくなることになる。
析液回路内が汚染された虞れがある場合または透析液交
換機械の作動不良などにより透析液の交換自体が行えな
くなった場合、CAPDを行う患者は、直ちに、医療施
設を訪問して、接続チューブなどを清浄なものと交換し
てもらったり、器械を交換をしてもらったりする必要が
あり、CAPDの長所が生かせなくなることになる。
【0010】本発明は、前記諸点に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、透析液交換器械が故障
したり接続チューブ内が汚染された場合でも、患者があ
わてて医療施設に行かなくても汚染された接続チューブ
を清浄なないし清潔な接続チューブと安全且つ確実に交
換し得るようなものを提供することにある。
あり、その目的とするところは、透析液交換器械が故障
したり接続チューブ内が汚染された場合でも、患者があ
わてて医療施設に行かなくても汚染された接続チューブ
を清浄なないし清潔な接続チューブと安全且つ確実に交
換し得るようなものを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成すべ
く、本発明では、従来の接続チューブの途中に消毒剤入
りのコネクタを設けることにより、患者があわてて医療
施設に行かなくても、透析液交換のシステムの変更を在
宅で安全に行い得るようにする。即ち、本発明では、透
析液収容バッグに接続されるチューブ部分と腹膜カテー
テルに接続されるチューブ部分とを着脱可能なコネクタ
ーで接続し、且つこのコネクターを構成する二つのコネ
クタ部の接続相互接続部分に消毒液を封入して接続部分
の汚染を防止するようにしており、透析液回路内が汚染
された虞れがあったり透析液交換機械の作動不良などに
より透析液の交換自体が行えなくなったりした場合で
も、消毒剤付きのコネクタ部を含めて新しいものと取り
替えることにより、汚染にとりあえず対処し得、CAP
D患者があわてて医療施設を訪問する必要がなくなるか
ら、患者がCAPDの長所を享受し得ることになる。
く、本発明では、従来の接続チューブの途中に消毒剤入
りのコネクタを設けることにより、患者があわてて医療
施設に行かなくても、透析液交換のシステムの変更を在
宅で安全に行い得るようにする。即ち、本発明では、透
析液収容バッグに接続されるチューブ部分と腹膜カテー
テルに接続されるチューブ部分とを着脱可能なコネクタ
ーで接続し、且つこのコネクターを構成する二つのコネ
クタ部の接続相互接続部分に消毒液を封入して接続部分
の汚染を防止するようにしており、透析液回路内が汚染
された虞れがあったり透析液交換機械の作動不良などに
より透析液の交換自体が行えなくなったりした場合で
も、消毒剤付きのコネクタ部を含めて新しいものと取り
替えることにより、汚染にとりあえず対処し得、CAP
D患者があわてて医療施設を訪問する必要がなくなるか
ら、患者がCAPDの長所を享受し得ることになる。
【0012】より具体的には、本発明の第一の観点で
は、上記した目的は、第1端側が透析患者の腹腔内に留
置されるべく構成された腹膜カテーテルの第2端に第1
端側が接続されるべく構成された第1の可撓性チューブ
の第2端と第1端側が透析液バッグに接続されるべく構
成された第2の可撓性チューブの第2端とを接続するた
めのコネクタであって、該コネクタがそれぞれの第1端
側で相互接続可能な一対のコネクタ部からなり、この一
対のコネクタ部のうちの一方のコネクタ部の第2端側に
は第1の可撓性チューブの前記第2端が、他方のコネク
タ部の第2端側には第2の可撓性チューブの前記第2端
が接続され、第1及び第2のコネクタ部は、該コネクタ
部が相互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形成
するように、それぞれの前記第1端側に、室形成部分を
備えており、第1及び第2のコネクタの前記室形成部分
には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール部
材が設けられている消毒剤封入コネクタによって達成さ
れる。
は、上記した目的は、第1端側が透析患者の腹腔内に留
置されるべく構成された腹膜カテーテルの第2端に第1
端側が接続されるべく構成された第1の可撓性チューブ
の第2端と第1端側が透析液バッグに接続されるべく構
成された第2の可撓性チューブの第2端とを接続するた
めのコネクタであって、該コネクタがそれぞれの第1端
側で相互接続可能な一対のコネクタ部からなり、この一
対のコネクタ部のうちの一方のコネクタ部の第2端側に
は第1の可撓性チューブの前記第2端が、他方のコネク
タ部の第2端側には第2の可撓性チューブの前記第2端
が接続され、第1及び第2のコネクタ部は、該コネクタ
部が相互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形成
するように、それぞれの前記第1端側に、室形成部分を
備えており、第1及び第2のコネクタの前記室形成部分
には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール部
材が設けられている消毒剤封入コネクタによって達成さ
れる。
【0013】本発明の第二の観点では、上記した目的
は、第1端側が透析患者の腹腔内に留置されるべく構成
された腹膜カテーテルの第2端に第1端側が接続される
ように構成された第1の可撓性チューブと、第1端側が
透析液バッグに接続されるように構成された第2の可撓
性チューブと、第1及び第2の可撓性チューブのそれぞ
れの第2端を接続するためのコネクタとを備えた接続チ
ューブ組立体であって、前記コネクタがそれぞれの第1
端側で相互接続可能な一対のコネクタ部からなり、この
一対のコネクタ部のうちの一方のコネクタ部の第2端側
には第1の可撓性チューブの前記第2端が、他方のコネ
クタ部の第2端側には第2の可撓性チューブの前記第2
端が接続され、第1及び第2のコネクタ部は、該コネク
タ部が相互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形
成するように、それぞれの前記第1端側に、室形成部分
を備えており、第1及び第2のコネクタの前記室形成部
分には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール
部材が設けられている消毒剤封入コネクタ付接続チュー
ブ組立体によって達成される。
は、第1端側が透析患者の腹腔内に留置されるべく構成
された腹膜カテーテルの第2端に第1端側が接続される
ように構成された第1の可撓性チューブと、第1端側が
透析液バッグに接続されるように構成された第2の可撓
性チューブと、第1及び第2の可撓性チューブのそれぞ
れの第2端を接続するためのコネクタとを備えた接続チ
ューブ組立体であって、前記コネクタがそれぞれの第1
端側で相互接続可能な一対のコネクタ部からなり、この
一対のコネクタ部のうちの一方のコネクタ部の第2端側
には第1の可撓性チューブの前記第2端が、他方のコネ
クタ部の第2端側には第2の可撓性チューブの前記第2
端が接続され、第1及び第2のコネクタ部は、該コネク
タ部が相互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形
成するように、それぞれの前記第1端側に、室形成部分
を備えており、第1及び第2のコネクタの前記室形成部
分には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール
部材が設けられている消毒剤封入コネクタ付接続チュー
ブ組立体によって達成される。
【0014】本発明の第三の観点では、上記した目的
は、腹膜透析患者の腹腔内に留置されるべく構成された
腹膜カテーテルに接続されるべく構成された第1の可撓
性チューブと腹膜透析液バッグに接続されるべく構成さ
れた第2の可撓性チューブとを接続するコネクタであっ
て、該コネクタが相互接続可能な一対のコネクタ部から
なり、該一対のコネクタ部のそれぞれに漏れを防止する
ために設けられたリング状シール部材の間に消毒剤が封
入されている消毒剤封入コネクタによって達成される。
は、腹膜透析患者の腹腔内に留置されるべく構成された
腹膜カテーテルに接続されるべく構成された第1の可撓
性チューブと腹膜透析液バッグに接続されるべく構成さ
れた第2の可撓性チューブとを接続するコネクタであっ
て、該コネクタが相互接続可能な一対のコネクタ部から
なり、該一対のコネクタ部のそれぞれに漏れを防止する
ために設けられたリング状シール部材の間に消毒剤が封
入されている消毒剤封入コネクタによって達成される。
【0015】消毒剤としては、例えばポピドンヨード、
エタノール、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
等が用いられ得るが、消毒効能やコネクタとして用いる
樹脂との非反応性の観点からすると、例えばポピドンヨ
ードを用いるのが、好ましい。消毒剤の量は、コネクタ
部の相互接続領域が十分に濡れる量であればよい。
エタノール、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
等が用いられ得るが、消毒効能やコネクタとして用いる
樹脂との非反応性の観点からすると、例えばポピドンヨ
ードを用いるのが、好ましい。消毒剤の量は、コネクタ
部の相互接続領域が十分に濡れる量であればよい。
【0016】
【作用及び効果】本発明では、透析患者の腹腔内に留置
されるべく構成された腹膜カテーテルに接続された第1
の可撓性チューブに接続された一方のコネクタ部と、透
析液バッグに接続された第2の可撓性チューブに接続さ
れた他方のコネクタ部とが、相互接続されるように構成
されているので、透析液回路の汚染が生じた虞れがあっ
たり透析液交換器械がうまく作動しなくなったりした場
合でも、消毒液のついたコネクタ部のところをはずし
て、排液の入ったバッグに繋がったコネクタ部を、新し
い透析液の入ったバッグに繋がったコネクタ部と取り替
えることによって、バッグの交換を、患者が在宅のまま
容易に行いうる。
されるべく構成された腹膜カテーテルに接続された第1
の可撓性チューブに接続された一方のコネクタ部と、透
析液バッグに接続された第2の可撓性チューブに接続さ
れた他方のコネクタ部とが、相互接続されるように構成
されているので、透析液回路の汚染が生じた虞れがあっ
たり透析液交換器械がうまく作動しなくなったりした場
合でも、消毒液のついたコネクタ部のところをはずし
て、排液の入ったバッグに繋がったコネクタ部を、新し
い透析液の入ったバッグに繋がったコネクタ部と取り替
えることによって、バッグの交換を、患者が在宅のまま
容易に行いうる。
【0017】しかも、本発明の場合、一対のコネクタ部
が相互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形成す
るように、それぞれの前記第1端側に、室形成部分を備
えており、第1及び第2のコネクタ部の前記室形成部分
には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール部
材が設けられているので、コネクター部の交換の際、開
放される透析液回路が、雑菌などによって汚染される虞
れがない。
が相互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形成す
るように、それぞれの前記第1端側に、室形成部分を備
えており、第1及び第2のコネクタ部の前記室形成部分
には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール部
材が設けられているので、コネクター部の交換の際、開
放される透析液回路が、雑菌などによって汚染される虞
れがない。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明による好ましい一実施
の形態を添付の図1から5に基づいて説明する。
の形態を添付の図1から5に基づいて説明する。
【0019】透析液交換の際の接続状態を示す図5にお
いて、1は第1端としての先端2側が透析患者3の腹腔
4内に留置されたカテーテルであり、カテーテル1の第
2端としての基端5側は患者3の体外に突出しコネクタ
6を介して第1の可撓性チューブ7の第1端すなわち一
端8に接続されている。可撓性チューブ7の第2端とし
ての他端9は、コネクタ10を介して第2の可撓性チュ
ーブとしてのバッグ側可撓性チューブ11のチューブ部
分12の第2端としての一端13側に接続されている。
チューブ部分12の延長部分14はその分岐端部15に
おいて二つに分岐したチューブ部分16,17につなが
っており、一方の分岐チューブ部分16の先端18は透
析液収容バッグ19に、他方の分岐チューブ部分17の
先端20は排液バッグ21につながっている。
いて、1は第1端としての先端2側が透析患者3の腹腔
4内に留置されたカテーテルであり、カテーテル1の第
2端としての基端5側は患者3の体外に突出しコネクタ
6を介して第1の可撓性チューブ7の第1端すなわち一
端8に接続されている。可撓性チューブ7の第2端とし
ての他端9は、コネクタ10を介して第2の可撓性チュ
ーブとしてのバッグ側可撓性チューブ11のチューブ部
分12の第2端としての一端13側に接続されている。
チューブ部分12の延長部分14はその分岐端部15に
おいて二つに分岐したチューブ部分16,17につなが
っており、一方の分岐チューブ部分16の先端18は透
析液収容バッグ19に、他方の分岐チューブ部分17の
先端20は排液バッグ21につながっている。
【0020】尚、図5において、22は第1の可撓性チ
ューブ7を介する透析液の注排液を開始・停止させると
共に透析液の交換の際チューブ7内の通路を閉じて腹腔
4内への雑菌の混入を防ぐためのクランプ機構、23,
24は栓ないし開閉弁である。
ューブ7を介する透析液の注排液を開始・停止させると
共に透析液の交換の際チューブ7内の通路を閉じて腹腔
4内への雑菌の混入を防ぐためのクランプ機構、23,
24は栓ないし開閉弁である。
【0021】バッグを患者3が体に巻き付けておかなく
てもよいような使用態様(第一の使用態様)では、チュ
ーブ部分12と延長部分14との間の適当な(図4では
想像線で示した円内にある)箇所25で切断され、チュ
ーブ部分12の切断端部26が図示しない透析液交換器
械(例えば、特開平7−277309号公報または米国
特許明細書5,397,425号参照)で滅菌・溶着さ
れている。
てもよいような使用態様(第一の使用態様)では、チュ
ーブ部分12と延長部分14との間の適当な(図4では
想像線で示した円内にある)箇所25で切断され、チュ
ーブ部分12の切断端部26が図示しない透析液交換器
械(例えば、特開平7−277309号公報または米国
特許明細書5,397,425号参照)で滅菌・溶着さ
れている。
【0022】透析液を交換する場合、新しい透析液が入
った透析液バッグ19、排液を入れる排液バッグ21、
及びこれらを接続する三つ又の可撓性チューブ部分1
4,16,17、及び開閉弁16、24からなる新しい
交換ユニット28を取り出す(より詳しくは、図5にお
いて符号26dで示した想像線の円内のところで、まず
先端が封止された新しい透析液バッグ19のチューブ部
分18の該先端と三つ又のうち可撓性チューブ部分16
の封止端部とを、図示しない前記透析液交換器械を用い
て、無菌状態で溶着・接続してこれらの間の流路をつな
ぐ)。このとき、交換ユニット28の可撓性チューブ1
6中の流路は栓ないし開閉弁23のところで閉じられ、
可撓性チューブ17の流路は同様な栓ないし開閉弁24
のところで閉じられ、チューブ部分14の端部29は、
溶着・封止されている。尚、チューブ部分7内の流路
は、クランプ機構22で閉じておく。
った透析液バッグ19、排液を入れる排液バッグ21、
及びこれらを接続する三つ又の可撓性チューブ部分1
4,16,17、及び開閉弁16、24からなる新しい
交換ユニット28を取り出す(より詳しくは、図5にお
いて符号26dで示した想像線の円内のところで、まず
先端が封止された新しい透析液バッグ19のチューブ部
分18の該先端と三つ又のうち可撓性チューブ部分16
の封止端部とを、図示しない前記透析液交換器械を用い
て、無菌状態で溶着・接続してこれらの間の流路をつな
ぐ)。このとき、交換ユニット28の可撓性チューブ1
6中の流路は栓ないし開閉弁23のところで閉じられ、
可撓性チューブ17の流路は同様な栓ないし開閉弁24
のところで閉じられ、チューブ部分14の端部29は、
溶着・封止されている。尚、チューブ部分7内の流路
は、クランプ機構22で閉じておく。
【0023】次に、端部29が溶着・封止された交換ユ
ニット28のチューブ部分14と端部17が溶着・封止
されたチューブ部分12とを前記の図示しない透析液交
換器械を用いて滅菌状態で溶着・接続する。
ニット28のチューブ部分14と端部17が溶着・封止
されたチューブ部分12とを前記の図示しない透析液交
換器械を用いて滅菌状態で溶着・接続する。
【0024】その後、クランプ機構22を取り外し栓2
4開くと共に、チューブ12,14,17、及び排液バ
ッグ21の位置関係を適当に調節して、腹腔4内の使用
済の透析液を、カテーテル1及びチューブ12,14,
17を介して排液バッグ21に排出する。
4開くと共に、チューブ12,14,17、及び排液バ
ッグ21の位置関係を適当に調節して、腹腔4内の使用
済の透析液を、カテーテル1及びチューブ12,14,
17を介して排液バッグ21に排出する。
【0025】その後、栓24を閉じた後、栓23を開い
て新しい透析液を透析液バッグ19からチューブ16,
14,12、及びカテーテル1を介して腹腔4内に入れ
る。
て新しい透析液を透析液バッグ19からチューブ16,
14,12、及びカテーテル1を介して腹腔4内に入れ
る。
【0026】その後、クランプ機構22によってチュー
ブ7内の流路を閉じた後、図示しない前記の透析液交換
器械を用いて、チューブ部分12から延長部分14を切
り離すと共にチューブ部分12の第1端としての端部2
7を滅菌状態で溶着・封止する。
ブ7内の流路を閉じた後、図示しない前記の透析液交換
器械を用いて、チューブ部分12から延長部分14を切
り離すと共にチューブ部分12の第1端としての端部2
7を滅菌状態で溶着・封止する。
【0027】CAPDでは、以上の透析液交換操作は、
患者3が自分で自宅で行うことになるが、透析液交換器
械に作動不良ないし故障が生じた場合、滅菌状態でのチ
ューブ切断・溶着を期待し得ないことになったり、透析
液交換自体を行えなくなったりする虞れがあるけれど
も、本発明では、消毒剤入りコネクタ10を備えること
により、かかる緊急事態でも少なくとも一応の対処が可
能になっている。
患者3が自分で自宅で行うことになるが、透析液交換器
械に作動不良ないし故障が生じた場合、滅菌状態でのチ
ューブ切断・溶着を期待し得ないことになったり、透析
液交換自体を行えなくなったりする虞れがあるけれど
も、本発明では、消毒剤入りコネクタ10を備えること
により、かかる緊急事態でも少なくとも一応の対処が可
能になっている。
【0028】次に、本発明による好ましい一実施の形態
の消毒剤入りコネクタ10を備えた接続チューブ組立体
30(図5中において破線で囲み符号31で示す部分)
について図1から図4を参照しつつより詳しく説明す
る。
の消毒剤入りコネクタ10を備えた接続チューブ組立体
30(図5中において破線で囲み符号31で示す部分)
について図1から図4を参照しつつより詳しく説明す
る。
【0029】接続チューブ組立体30を拡大して示す図
1において、接続チューブ組立体30は、図示の例で
は、カテーテル1の第2端5の接続子ないしコネクタ部
31と共にコネクタ6を構成するカテーテル側接続子な
いしコネクタ部32と、消毒剤入りの中間のコネクタ1
0と、カテーテル側コネクタ部32と消毒剤入り中間コ
ネクタ10とをつなぐ第1の可撓性接続チューブ7と、
通常使用時は滅菌・溶着されており透析液の交換の際透
析液バッグ19及び排液バッグ21に滅菌状態で溶着・
接続されるべき端部27を備えた第2の可撓性接続チュ
ーブ12とを有する。尚、クランプ機構22は、前述の
通り、第1の可撓性チューブ7を介する透析液の注排液
を開始・停止させると共に透析液の交換の際チューブ7
内の通路を閉じて腹腔内への雑菌の混入を防ぐためのも
のである。
1において、接続チューブ組立体30は、図示の例で
は、カテーテル1の第2端5の接続子ないしコネクタ部
31と共にコネクタ6を構成するカテーテル側接続子な
いしコネクタ部32と、消毒剤入りの中間のコネクタ1
0と、カテーテル側コネクタ部32と消毒剤入り中間コ
ネクタ10とをつなぐ第1の可撓性接続チューブ7と、
通常使用時は滅菌・溶着されており透析液の交換の際透
析液バッグ19及び排液バッグ21に滅菌状態で溶着・
接続されるべき端部27を備えた第2の可撓性接続チュ
ーブ12とを有する。尚、クランプ機構22は、前述の
通り、第1の可撓性チューブ7を介する透析液の注排液
を開始・停止させると共に透析液の交換の際チューブ7
内の通路を閉じて腹腔内への雑菌の混入を防ぐためのも
のである。
【0030】第1の可撓性チューブ7は、その第1端側
8がコネクタ6のコネクタ部32に液密に嵌合されてい
る。
8がコネクタ6のコネクタ部32に液密に嵌合されてい
る。
【0031】消毒剤入り中間コネクタ10の構成を詳細
に示す図2からわかるように、中間コネクタ10はそれ
ぞれの第1端としての向き合った端部側で相互接続され
た一対のコネクタ部33,34からなり、この一対のコ
ネクタ部33,34のうちの一方のコネクタ部33の第
2端としての外側端部35aに形成された環状溝35に
第1の可撓性チューブ7の第2端9が液密に嵌合され、
透析液交換の際第1端27側が透析液バッグ19などに
接続されるべき第2の可撓性チューブ12の第2端13
が、他方のコネクタ部34の第2端としての外側端部3
6aに形成された環状溝36に液密に嵌合されている。
に示す図2からわかるように、中間コネクタ10はそれ
ぞれの第1端としての向き合った端部側で相互接続され
た一対のコネクタ部33,34からなり、この一対のコ
ネクタ部33,34のうちの一方のコネクタ部33の第
2端としての外側端部35aに形成された環状溝35に
第1の可撓性チューブ7の第2端9が液密に嵌合され、
透析液交換の際第1端27側が透析液バッグ19などに
接続されるべき第2の可撓性チューブ12の第2端13
が、他方のコネクタ部34の第2端としての外側端部3
6aに形成された環状溝36に液密に嵌合されている。
【0032】一対のコネクタ部33,34は、相互接続
されるべくねじ部37、38で螺着された際、その間に
消毒剤液39がほぼ充填された消毒剤収容室40を形成
する。
されるべくねじ部37、38で螺着された際、その間に
消毒剤液39がほぼ充填された消毒剤収容室40を形成
する。
【0033】消毒剤としては、例えばポピドンヨード、
エタノール、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
等が用いられ得るが、消毒効能やコネクタとして用いる
樹脂との非反応性の観点からすると、例えばポピドンヨ
ードを用いるのが、好ましい。消毒剤39の量は、室4
0内が十分に濡れる量である。例えば、室40の外径が
10.3mm,内径が6.8mm,長さが15mm程度の場
合、濃度が10−15%のポピドンヨード液39が0.
2−0.3ml程度の量だけ室40内にほぼ充填されてい
る。
エタノール、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
等が用いられ得るが、消毒効能やコネクタとして用いる
樹脂との非反応性の観点からすると、例えばポピドンヨ
ードを用いるのが、好ましい。消毒剤39の量は、室4
0内が十分に濡れる量である。例えば、室40の外径が
10.3mm,内径が6.8mm,長さが15mm程度の場
合、濃度が10−15%のポピドンヨード液39が0.
2−0.3ml程度の量だけ室40内にほぼ充填されてい
る。
【0034】尚、この室40は、コネクタ部33の環状
溝41に装着されたシール部材としての樹脂製のOリン
グ42と、コネクタ部34の環状段部43に装着された
シール部材としての樹脂製のOリング44とによって、
液密に閉じられており、コネクタ部33、34の組立状
態すなわちねじ部37,38の螺着状態においては、消
毒剤39は室40内に封入され、その乾燥及び透析液流
路内への流出が防止され得る。
溝41に装着されたシール部材としての樹脂製のOリン
グ42と、コネクタ部34の環状段部43に装着された
シール部材としての樹脂製のOリング44とによって、
液密に閉じられており、コネクタ部33、34の組立状
態すなわちねじ部37,38の螺着状態においては、消
毒剤39は室40内に封入され、その乾燥及び透析液流
路内への流出が防止され得る。
【0035】尚、収容室40は、その内部に消毒液39
を封入しうる形状であれば、図示の形には限られない。
また、コネクタ部33、34の間に不測の分離の虞れの
ない十分な嵌着強度が得られる場合、コネクタ部33、
34を螺着する代わりに単に嵌着等するようにしてもよ
い。更に、収容室40用の凹部をコネクタ部34側に形
成する代わりにコネクタ部33側に形成するようにして
もよい。例えば、後述のコネクタ部33の交換の際消毒
液39がコネクタ部34側に残るように、室40用の凹
部をコネクタ部33側に形成してもよい。
を封入しうる形状であれば、図示の形には限られない。
また、コネクタ部33、34の間に不測の分離の虞れの
ない十分な嵌着強度が得られる場合、コネクタ部33、
34を螺着する代わりに単に嵌着等するようにしてもよ
い。更に、収容室40用の凹部をコネクタ部34側に形
成する代わりにコネクタ部33側に形成するようにして
もよい。例えば、後述のコネクタ部33の交換の際消毒
液39がコネクタ部34側に残るように、室40用の凹
部をコネクタ部33側に形成してもよい。
【0036】図3には、透析液交換器械に作動不良ない
し故障が生じて滅菌状態でのチューブ切断・溶着を行え
ないような緊急事態が生じた場合に用いられる交換ユニ
ット51(図3の実線で表した部分)が示されている。
し故障が生じて滅菌状態でのチューブ切断・溶着を行え
ないような緊急事態が生じた場合に用いられる交換ユニ
ット51(図3の実線で表した部分)が示されている。
【0037】この交換ユニット51は、交換ユニット2
8とほぼ同様な構成を有しており、交換ユニット51の
構成要素のうち交換ユニット28の構成要素に対応する
ものには、符号aが付加されている。交換ユニット51
は、透析液バッグ19aと可撓性チューブ部分16aと
がコネクタ52で接続され、可撓性チューブ部分14a
のカテーテル側端部29aにコネクタ部分53が設けら
れている点で、交換ユニット28と異なるものである。
8とほぼ同様な構成を有しており、交換ユニット51の
構成要素のうち交換ユニット28の構成要素に対応する
ものには、符号aが付加されている。交換ユニット51
は、透析液バッグ19aと可撓性チューブ部分16aと
がコネクタ52で接続され、可撓性チューブ部分14a
のカテーテル側端部29aにコネクタ部分53が設けら
れている点で、交換ユニット28と異なるものである。
【0038】尚、この交換ユニット51自体は、図3に
おいて破線で示すカテーテル側の取付け部分54のコネ
クタ部分55にコネクタ部分53で接続する従来から用
いられていたタイプのコネクタ型の交換ユニットであ
る。
おいて破線で示すカテーテル側の取付け部分54のコネ
クタ部分55にコネクタ部分53で接続する従来から用
いられていたタイプのコネクタ型の交換ユニットであ
る。
【0039】図4には、緊急事態が生じた際図3の交換
ユニット51と接続チューブ組立体30の一部とを接続
するための追加接続チューブユニット61が示されてい
る。この追加接続チューブユニット61のうち可撓性チ
ューブ12に一体的な部分と同様な要素には、符号aを
付加してある。図4において、コネクタ部分34aは図
2に示したコネクタ部分34と同一の構造を有する。
ユニット51と接続チューブ組立体30の一部とを接続
するための追加接続チューブユニット61が示されてい
る。この追加接続チューブユニット61のうち可撓性チ
ューブ12に一体的な部分と同様な要素には、符号aを
付加してある。図4において、コネクタ部分34aは図
2に示したコネクタ部分34と同一の構造を有する。
【0040】追加接続チューブユニット61は、その可
撓性チューブ12aの透析液バッグ側の端部9aに、透
析液交換ユニット51のチューブ部分14aの端部コネ
クタ部53と接続されるコネクタ部62を備えている。
撓性チューブ12aの透析液バッグ側の端部9aに、透
析液交換ユニット51のチューブ部分14aの端部コネ
クタ部53と接続されるコネクタ部62を備えている。
【0041】次に、以上のごとく構成された本発明によ
る好ましい一実施の形態の接続チューブ組立体30、及
び追加接続チューブユニット61につして、透析液交換
器械に作動不良ないし故障が生じて滅菌状態でのチュー
ブ切断・溶着を行えないような事態が生じた場合におけ
る用い方に関してより詳しく説明する。
る好ましい一実施の形態の接続チューブ組立体30、及
び追加接続チューブユニット61につして、透析液交換
器械に作動不良ないし故障が生じて滅菌状態でのチュー
ブ切断・溶着を行えないような事態が生じた場合におけ
る用い方に関してより詳しく説明する。
【0042】透析患者3は、追加接続チューブユニット
61についてはクランプ機構22aでチューブ12a内
の流路を閉じ、透析液交換ユニット51についてはチュ
ーブ16a,17a内の流路をそれぞれの栓23a,2
4aで閉じておいて、図4の追加接続チューブユニット
61と図3の透析液交換ユニット51とをコネクタ部5
3,62で相互接続し(より詳しくは、その前に予め、
新しい透析液バッグ19aのチューブ部分18aの先端
のコネクタ部を閉じていたキャップ(図示せず)を外し
てバッグ19aのチューブ部分18aを三つ又のチュー
ブのうちチューブ部分16aとコネクタ52で相互接続
して透析液交換ユニット51を形成する)、これらがつ
ながった交換接続ユニット65を形成しておく。
61についてはクランプ機構22aでチューブ12a内
の流路を閉じ、透析液交換ユニット51についてはチュ
ーブ16a,17a内の流路をそれぞれの栓23a,2
4aで閉じておいて、図4の追加接続チューブユニット
61と図3の透析液交換ユニット51とをコネクタ部5
3,62で相互接続し(より詳しくは、その前に予め、
新しい透析液バッグ19aのチューブ部分18aの先端
のコネクタ部を閉じていたキャップ(図示せず)を外し
てバッグ19aのチューブ部分18aを三つ又のチュー
ブのうちチューブ部分16aとコネクタ52で相互接続
して透析液交換ユニット51を形成する)、これらがつ
ながった交換接続ユニット65を形成しておく。
【0043】次に、クランプ機構22で可撓性チューブ
7を摘んでチューブ7内の流路を閉じ、カテーテル1の
内部を含む人体3の腹腔4側の系をクランプ機構22の
ところで外界から完全に分離する。
7を摘んでチューブ7内の流路を閉じ、カテーテル1の
内部を含む人体3の腹腔4側の系をクランプ機構22の
ところで外界から完全に分離する。
【0044】その後、ねじ部37,38の螺合を解き、
コネクタ10のコネクタ部33,34を分離する。消毒
液39は通常少量(例えばコネクタ部分33,34の径
が数mmから1cm程度に対して液39の量が0.1mlのオ
ーダー)でよいので、このコネクタ33、34の接続解
除によって、消毒液39は漏れ出さず、コネクタ33の
凹部40の内周面及びコネクタ34のねじ38を含む軸
方向突起部45の周囲に付着した状態となる。従って、
通常は、コネクタ33、34の分離の際のコネクタ部3
3、34の向きはどちらを向いていてもよい。
コネクタ10のコネクタ部33,34を分離する。消毒
液39は通常少量(例えばコネクタ部分33,34の径
が数mmから1cm程度に対して液39の量が0.1mlのオ
ーダー)でよいので、このコネクタ33、34の接続解
除によって、消毒液39は漏れ出さず、コネクタ33の
凹部40の内周面及びコネクタ34のねじ38を含む軸
方向突起部45の周囲に付着した状態となる。従って、
通常は、コネクタ33、34の分離の際のコネクタ部3
3、34の向きはどちらを向いていてもよい。
【0045】次に、透析液交換ユニット51と追加接続
チューブユニット61とからなる交換接続ユニット65
のチューブ12aの端部13aにあるコネクタ部34a
を、カテーテル1に繋がったチューブ7側のコネクタ部
33と螺着する。
チューブユニット61とからなる交換接続ユニット65
のチューブ12aの端部13aにあるコネクタ部34a
を、カテーテル1に繋がったチューブ7側のコネクタ部
33と螺着する。
【0046】尚、コネクタ34aの凹部40には、新た
な消毒液39が入っていても入っていなくてもよい(コ
ネクタ部34aの凹部40に新たな消毒液を入れておく
ようにする場合、例えば図4に想像線で示したようなキ
ャップ47またはシールシートなどを設けておいて、コ
ネクタ部34aをコネクタ部33と接続するまでは凹部
40の開口部を閉じておくようにする)。新たな消毒液
39が入っていない場合、コネクタ部34a,33の螺
着によって、コネクタ部34aよりもカテーテル1に近
い側に位置するコネクタ部33の軸方向突起45に付着
していた消毒液39がコネクタ34a側を消毒して無菌
状態にすると共に該消毒液39が室40に収容されるこ
とになる。一方、新たな消毒液39がコネクタ部34a
の凹部に入っている場合、コネクタ部33a、34の螺
着の際両方のコネクタ部34a,33の開口部が消毒さ
れて無菌状態に保たれると共に、該螺着によって室39
には消毒液が満たされることになる。尚、コネクタ部3
4とコネクタ部33とがねじ部で螺着され、室40がシ
ールリング42,44でシールされるようになっていれ
ば、コネクタ部34aの詳細構造がコネクタ部34と異
なっていてもよい。
な消毒液39が入っていても入っていなくてもよい(コ
ネクタ部34aの凹部40に新たな消毒液を入れておく
ようにする場合、例えば図4に想像線で示したようなキ
ャップ47またはシールシートなどを設けておいて、コ
ネクタ部34aをコネクタ部33と接続するまでは凹部
40の開口部を閉じておくようにする)。新たな消毒液
39が入っていない場合、コネクタ部34a,33の螺
着によって、コネクタ部34aよりもカテーテル1に近
い側に位置するコネクタ部33の軸方向突起45に付着
していた消毒液39がコネクタ34a側を消毒して無菌
状態にすると共に該消毒液39が室40に収容されるこ
とになる。一方、新たな消毒液39がコネクタ部34a
の凹部に入っている場合、コネクタ部33a、34の螺
着の際両方のコネクタ部34a,33の開口部が消毒さ
れて無菌状態に保たれると共に、該螺着によって室39
には消毒液が満たされることになる。尚、コネクタ部3
4とコネクタ部33とがねじ部で螺着され、室40がシ
ールリング42,44でシールされるようになっていれ
ば、コネクタ部34aの詳細構造がコネクタ部34と異
なっていてもよい。
【0047】以上の通り、この本発明の接続チューブユ
ニットを用いた透析液交換システムでは、透析バッグを
取り替える際、透析液回路が開放されても、雑菌が入っ
てくる虞れがない。
ニットを用いた透析液交換システムでは、透析バッグを
取り替える際、透析液回路が開放されても、雑菌が入っ
てくる虞れがない。
【0048】次に、クランプ機構22,22aによる可
撓性チューブ7の通路の閉塞が解除され、更に図5に関
連して説明した手順で古い透析液の腹腔4から排液バッ
グ21aへの排出、及び新しい透析液の透析バッグ19
aから腹腔4内への注入を行う。このように、一応の処
置を透析患者が自分で済ませた上で、上記接続状態のま
ま、医療施設を訪問して、適当な処置を求めればよい。
撓性チューブ7の通路の閉塞が解除され、更に図5に関
連して説明した手順で古い透析液の腹腔4から排液バッ
グ21aへの排出、及び新しい透析液の透析バッグ19
aから腹腔4内への注入を行う。このように、一応の処
置を透析患者が自分で済ませた上で、上記接続状態のま
ま、医療施設を訪問して、適当な処置を求めればよい。
【0049】尚、透析患者3がバッグ19a、21aな
どを外せるように、図4において想像線48または49
で示すようなキャップを設けておいて、対応するコネク
タ部33または62の開口を閉じるようにしてもよい。
このキャップ48または49は、対応するコネクタ部の
開口を確実に閉塞状態に保ちうる限り、単に開口に嵌着
されるものでも、またはコネクタ部に螺着などされるも
のでもよい。
どを外せるように、図4において想像線48または49
で示すようなキャップを設けておいて、対応するコネク
タ部33または62の開口を閉じるようにしてもよい。
このキャップ48または49は、対応するコネクタ部の
開口を確実に閉塞状態に保ちうる限り、単に開口に嵌着
されるものでも、またはコネクタ部に螺着などされるも
のでもよい。
【0050】尚、以上においては、主として透析患者が
バッグを外してしまう例について説明したけれども、本
発明の接続チューブ組立体及び追加接続チューブユニッ
トは、透析液バッグ71を取り外さないで透析患者の腹
部に巻き付けておいて、透析液交換の際排液を受け入れ
るバッグとしても用いる図6のような従来器具に対して
も、実線で示す部分を透析液バッグ交換ユニット72と
して図3のユニット51の代わりに用いるようにするこ
とで、そのまま対応可能である。
バッグを外してしまう例について説明したけれども、本
発明の接続チューブ組立体及び追加接続チューブユニッ
トは、透析液バッグ71を取り外さないで透析患者の腹
部に巻き付けておいて、透析液交換の際排液を受け入れ
るバッグとしても用いる図6のような従来器具に対して
も、実線で示す部分を透析液バッグ交換ユニット72と
して図3のユニット51の代わりに用いるようにするこ
とで、そのまま対応可能である。
【図1】本発明の実施の形態の好ましい一例の接続チュ
ーブ組立体の説明図である。
ーブ組立体の説明図である。
【図2】図1の接続チューブ組立体のコネクタを一部断
面で示した拡大説明図である。
面で示した拡大説明図である。
【図3】透析液バッグ交換ユニットなどの説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施の形態の好ましい一例の追加接続
チューブユニットの説明図である。
チューブユニットの説明図である。
【図5】図1の接続チューブ組立体を用いた通常時の透
析液交換の説明図である。
析液交換の説明図である。
【図6】別のタイプの透析液バッグ交換ユニットなどの
説明図である。
説明図である。
1 腹膜カテーテル 5 カテーテルの端部 7 第1の可撓性チューブ 8 第1の可撓性チューブの第1端部 9 第1の可撓性チューブの第2端部 10 消毒剤入り中間コネクタ 12 第2の可撓性チューブ 13 第2の可撓性チューブの第2端部 19,19a,71 透析液バッグ 22 クランプ機構 27 第2の可撓性チューブの第1端部 32 カテーテル側コネクタ部 33 消毒剤入り中間コネクタのコネクタ部 34 消毒剤入り中間コネクタのコネクタ部 34a 新たなコネクタ部 35,36 環状溝 37,38 ねじ部 39 消毒剤 40 消毒剤収容室、凹部 41 環状溝 42,44 Oリング 43 環状段部(環状溝) 45 軸方向突起 50 接続チューブ組立体 51,72 透析液交換ユニット 61 追加接続チューブユニット 65 交換接続ユニット
Claims (4)
- 【請求項1】 第1端側が透析患者の腹腔内に留置され
るべく構成された腹膜カテーテルの第2端に第1端側が
接続されるべく構成された第1の可撓性チューブの第2
端と第1端側が透析液バッグに接続されるべく構成され
た第2の可撓性チューブの第2端とを接続するためのコ
ネクタであって、該コネクタがそれぞれの第1端側で相
互接続可能な一対のコネクタ部からなり、この一対のコ
ネクタ部のうちの一方のコネクタ部の第2端側には第1
の可撓性チューブの前記第2端が、他方のコネクタ部の
第2端側には第2の可撓性チューブの前記第2端が接続
され、第1及び第2のコネクタ部は、該コネクタ部が相
互接続された際その接続部に消毒剤収容室を形成するよ
うに、それぞれの前記第1端側に、室形成部分を備えて
おり、第1及び第2のコネクタの前記室形成部分には、
消毒剤収容室からの消毒剤の漏れを防ぐシール部材が設
けられている消毒剤封入コネクタ。 - 【請求項2】 第1端側が透析患者の腹腔内に留置され
るべく構成された腹膜カテーテルの第2端に第1端側が
接続されるように構成された第1の可撓性チューブと、
第1端側が透析液バッグに接続されるように構成された
第2の可撓性チューブと、第1及び第2の可撓性チュー
ブのそれぞれの第2端を接続するためのコネクタとを備
えた接続チューブ組立体であって、前記コネクタがそれ
ぞれの第1端側で相互接続可能な一対のコネクタ部から
なり、この一対のコネクタ部のうちの一方のコネクタ部
の第2端側には第1の可撓性チューブの前記第2端が、
他方のコネクタ部の第2端側には第2の可撓性チューブ
の前記第2端が接続され、第1及び第2のコネクタ部
は、該コネクタ部が相互接続された際その接続部に消毒
剤収容室を形成するように、それぞれの前記第1端側
に、室形成部分を備えており、第1及び第2のコネクタ
の前記室形成部分には、消毒剤収容室からの消毒剤の漏
れを防ぐシール部材が設けられている消毒剤封入コネク
タ付接続チューブ組立体。 - 【請求項3】 請求項2に記載の消毒剤封入コネクタの
前記一方のコネクタ部に接続されるように構成されたコ
ネクタ部を一端に備え、他端に透析液バッグ交換ユニッ
トのコネクタ部に接続されるコネクタ部を備えた追加接
続チューブユニット。 - 【請求項4】 腹膜透析患者の腹腔内に留置されるべく
構成された腹膜カテーテルに接続されるべく構成された
第1の可撓性チューブと腹膜透析液バッグに接続される
べく構成された第2の可撓性チューブとを接続するコネ
クタであって、該コネクタが相互接続可能な一対のコネ
クタ部からなり、該一対のコネクタ部のそれぞれに漏れ
を防止するために設けられたリング状シール部材の間に
消毒剤が封入されている消毒剤封入コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8007258A JPH09192216A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 消毒剤封入コネクタ及び該コネクタ付接続チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8007258A JPH09192216A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 消毒剤封入コネクタ及び該コネクタ付接続チューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192216A true JPH09192216A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11661010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8007258A Pending JPH09192216A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 消毒剤封入コネクタ及び該コネクタ付接続チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192216A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7198611B2 (en) | 2002-02-11 | 2007-04-03 | Baxter International Inc. | Dialysis connector and cap having an integral disinfectant |
| US7232419B2 (en) | 2002-02-11 | 2007-06-19 | Baxter International Inc. | Enclosure with cam action snap release |
| US9555180B2 (en) | 2008-11-21 | 2017-01-31 | Baxter International Inc. | Systems and methods for removing air from the patient's peritoneal cavity |
| JP2021184787A (ja) * | 2020-05-25 | 2021-12-09 | 株式会社カネカ | カラム用連結部材 |
| CN118846282A (zh) * | 2024-09-24 | 2024-10-29 | 江西中医药大学附属医院 | 一种腹膜透析用软管结构 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP8007258A patent/JPH09192216A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7198611B2 (en) | 2002-02-11 | 2007-04-03 | Baxter International Inc. | Dialysis connector and cap having an integral disinfectant |
| US7232419B2 (en) | 2002-02-11 | 2007-06-19 | Baxter International Inc. | Enclosure with cam action snap release |
| US9555180B2 (en) | 2008-11-21 | 2017-01-31 | Baxter International Inc. | Systems and methods for removing air from the patient's peritoneal cavity |
| JP2021184787A (ja) * | 2020-05-25 | 2021-12-09 | 株式会社カネカ | カラム用連結部材 |
| CN118846282A (zh) * | 2024-09-24 | 2024-10-29 | 江西中医药大学附属医院 | 一种腹膜透析用软管结构 |
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