JPH09192282A - ゴルフ等におけるスイングに必要な筋力強化用のトレーニング装置 - Google Patents

ゴルフ等におけるスイングに必要な筋力強化用のトレーニング装置

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JPH09192282A
JPH09192282A JP2325596A JP2325596A JPH09192282A JP H09192282 A JPH09192282 A JP H09192282A JP 2325596 A JP2325596 A JP 2325596A JP 2325596 A JP2325596 A JP 2325596A JP H09192282 A JPH09192282 A JP H09192282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフにおけるスイングを強力に行うに必要
な、背筋や足腰の筋肉の強化トレーニングを効果的に行
う。 【解決手段】 使用者が載る踏板2に立設された支柱3
の上端に回転負荷装置5を設ける。回転負荷装置5は、
使用者の背部に配置され且つ使用者に向けて斜め上方に
軸線が傾斜する回転軸6を、その軸線回りに回転可能に
保持する。この回転軸6に、螺旋状に捩じれるハンドル
本体7を固定する。このハンドル本体7に中間屈曲片8
を枢着し、その先端に握持柄9を枢着する。ハンドル本
体7と中間屈曲片8と握持柄9とでハンドル10を構成
する。このハンドル10は、その握持柄9が使用者の耳
の近傍位置に存する上位置状態と、使用者の前面側にお
いて腹部の近傍部位に存する下位置状態の角度範囲で回
動する。又回転負荷装置5には、ハンドル10の振り下
し時の回動に抵抗する負荷手段を付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ等における
スイングに必要な筋力を強化するために用いられるトレ
ーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばゴルフを例にとれば、クラブを振
り上げ、それをトップスイングからインパクトに向かっ
て振り降ろし、ボールを捕らえて打った後クラブを振り
抜くというボールを打つ一連の動作をスイングという。
【0003】効果的なスイングを行うためには、クラブ
ヘッドがボールに当たる瞬間に最大のスピードが出るよ
うにトップスイングからインパクトに向かうスイング動
作を力強く行う必要がある。そのためには、このスイン
グ動作に必要な筋力(背筋や足腰の筋肉を中心とした体
全体の筋力)を日頃から強化しておくことが必要であ
る。
【0004】従来においてはこのような筋力の強化は、
ゴルフ練習場に出向いて行っているのが実情であった。
しかしながら時間的にゆとりのない多くの人々にとって
は、このような筋力強化を効果的に且つ継続的に行うこ
とは難かしい。そのため、このような筋力強化を家庭等
においても手軽に行うことの出来る簡易なトレーニング
装置がこれまで求められていた。
【0005】かかる要求に応じて本発明者は特願平3−
41176号において、このようなゴルフスイングに必
要な筋力強化を効果的に行うことができる簡易なトレー
ニング装置を提案した。
【0006】該トレーニング装置は、図21〜22に示
すように、使用者の背部に回転負荷装置aが配置されて
おり、該回転負荷装置aは、使用者に向けて斜め上方に
軸線が傾斜する回転軸bをその軸線回りに回転可能に保
持している。そして該回転軸bには、その上端部を起点
として回転軸の軸線方向斜め上方に向かって螺旋状に捩
じれるハンドルcを固定してなり、該ハンドルcは、そ
の先端の握持柄dが使用者の耳の近傍部位に存する上位
置状態Aと、該握持柄が使用者の腰の近傍部位に存する
下位置状態Bの角度範囲において回動可能としてなるも
のであった。又前記回転負荷装置aは、使用者が握持柄
dを握ってハンドルcを上位置状態Aから下位置状態B
に向けて回動させる際にこの回動動作に抵抗する負荷手
段を付設してなるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記構成のトレーニン
グ装置によるときは、ゴルフや野球等のスポーツにおけ
るスイングを強力に行うに必要な背筋や足腰の筋肉の強
化トレーニングを、家庭等においても手軽に且つ効果的
に行うことができ、それ自体、優れた効果を奏するもの
であった。
【0008】しかしながら、そのハンドルcが、図21
に示すように、その先端側をなす握持柄d部分も含めて
一体に形成されていると、次のような不都合があった。
即ち、該ハンドルcを下方向に回動させる際、図22に
示す下位置状態Bから更に回動させようとすると、握持
柄dが腰eに接近し過ぎる傾向となって、ハンドルを円
滑に回動させにくい問題が生じた。これは、ゴルフのス
イング動作としては不自然であり、この点に改良の余地
があったのである。
【0009】本発明は、前記構成のトレーニング装置を
ベースとして開発されたものであり、上位置状態から下
位置状態に向けてハンドルを回動させる際、該ハンドル
を、握持柄が使用者の前面側に位置するまで、極力自然
に回すことができ、更に、下位置状態から腰部近傍部位
にまで回動させることができ、更に進んでは、その腰部
近傍部位を過ぎて脇腹の側方位置にまでも回動させるこ
とができ、特にゴルフのスイングにおける一連の自然な
動きに近い状態を実現可能とするトレーニング装置の提
供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係るゴル
フ等におけるスイングに必要な筋力強化用のトレーニン
グ装置(以下トレーニング装置という)は、使用者の背
部に配置される回転負荷装置が、使用者に向けて斜め上
方に軸線が傾斜する回転軸をその軸線回りに回転可能に
保持されている。該回転軸には、それを起点として回転
軸の軸線方向斜め上方に向かって螺旋状に捻じれるハン
ドル本体を固定すると共に、該ハンドル本体の長さ方向
の先端部分に、握持柄の長さ方向の一端部分を枢着し、
該ハンドル本体と握持柄とでハンドルを構成してなる。
そして該ハンドルを、その握持柄が使用者の耳の近傍部
位に存する上位置状態と、該握持柄が使用者の前面側に
おいて腹部の近傍部位に存する下位置状態との角度範囲
においては少なくとも回動可能としてなる。又使用者が
握持柄を握って、ハンドルを上位置状態から下位置状態
に向けて回動させるに伴い、握持柄が、その長さ方向の
他端部分が使用者に接近するように屈曲する如く構成し
てなる。又前記回転負荷装置は、使用者が握持柄を握っ
てハンドルを上位置状態から下位置状態に向けて回動さ
せる際に、この回動動作に抵抗する負荷手段が付設され
てなることを特徴とするものである。
【0011】又本発明に係るトレーニング装置の他の態
様は、使用者の背部に配置される回転負荷装置が、使用
者に向けて斜め上方に軸線が傾斜する回転軸をその軸線
回りに回転可能に保持している。該回転軸には、それを
起点として回転軸の軸線方向斜め上方に向かって螺旋状
に捻じれるハンドル本体を固定すると共に、該ハンドル
本体の長さ方向の先端部分に中間屈曲片の長さ方向の一
端部分を枢着し、又該中間屈曲片の長さ方向の他端部分
に、握持柄の長さ方向の一端部分を枢着し、該ハンドル
本体と中間屈曲片と握持柄とでハンドルを構成してな
る。そして該ハンドルを、その握持柄が使用者の耳の近
傍部位に存する上位置状態と、該握持柄が使用者の前面
側において腹部の近傍部位に存する下位置状態との角度
範囲においては少なくとも回動可能としてなる。又、使
用者が握持柄を握って、ハンドルを上位置状態から下位
置状態に向けて回動させるに伴い、中間屈曲片が、その
長さ方向の他端部分が使用者から離れるように屈曲し、
且つ握持柄が、その長さ方向の他端部分が使用者に接近
するように屈曲する如く構成してなる。又前記回転負荷
装置は、使用者が握持柄を握ってハンドルを上位置状態
から下位置状態に向けて回動させる際に、この回動動作
に抵抗する負荷手段が付設されてなることを特徴とする
ものである。
【0012】前記各トレーニング装置のより好ましい態
様は、ハンドルを、上位置状態から下位置状態を経て、
握持柄が使用者の腰部の近傍部位に存する状態にまで更
に回動可能とし、又、使用者が握持柄を握ってハンドル
を上位置状態から下位置状態に向けて回動させるに伴
い、握持柄が、その長さ方向の他端部分が使用者に接近
するように屈曲する如くなし、この屈曲状態を継続させ
つつ前記下位置状態以降の回動が行われるように構成す
るのがよい。
【0013】前記各トレーニング装置の更に好ましい態
様は、ハンドルを、上位置状態から下位置状態を経て、
握持柄が使用者の腰部の近傍部位に存する状態を過ぎ、
更に該握持柄が使用者の胸部の側方位置に存する状態に
まで回動可能とし、又、使用者が握持柄を握ってハンド
ルを上位置状態から下位置状態に向けて回動させるに伴
い、握持柄が、その長さ方向の他端部分が使用者に接近
するように屈曲する如くなし、この屈曲状態を継続させ
つつ前記下位置状態以降の回動が行われるように構成す
るのがよい。
【0014】前記各トレーニング装置において、ハンド
ル本体を、その長さ方向の先端側をなす前分割片と残余
の後ろ分割片とに二分割し、該前分割片を、その軸線回
りに回動可能となるように後ろ分割片に連結するのがよ
い。又これらの各トレーニング装置において、ハンドル
本体の先端側の部分を伸縮可能に形成し、ハンドル本体
の長さを所定に設定可能とするのがよい。
【0015】本発明に係るトレーニング装置において、
ハンドル本体が、その長さ方向の先端側をなす前分割片
と残余の後ろ分割片とに二分割される場合、該後ろ分割
片の端部分は、先端開放の筒部として形成し、且つ前記
前分割片は、該筒部に挿入されてその軸線回りに回動可
能である軸部を有し、該軸部の周面部にはその軸線方向
に、周方向に連続する係合溝の複数本が並設されたもの
とし、前記筒部の内周面部に突設された係合突部が前記
係合溝の所要のものと嵌合状態となるように構成し、該
嵌合状態で、前記軸部がその軸線回りに回転可能となる
ように構成するのがよい。
【0016】前記各トレーニング装置において、ハンド
ル本体は、回転軸の上端部を起点として回転軸の軸線方
向斜め上方に向かって螺旋状を呈する如くU字に湾曲し
たものとして構成するのがよい。
【0017】前記回転負荷装置は、上下方向に伸縮して
所要高さのものに設定されうる支柱の上端部分に取付
け、且つ該支柱の下端部を、使用者が載る踏み板に固定
するのがよい。
【0018】又前記回転負荷装置は、その回転軸の軸線
が所要の傾斜角度で固定されるように、支柱に取付ける
のがよい。
【0019】又負荷手段は、コイルバネを用いて構成
し、該コイルバネが捩じられることにより、ハンドルの
回動動作に抵抗するように構成するのがよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜2において本発明に係るトレ
ーニング装置1は、例えばゴルフスイングに必要な筋力
の強化を目的として構成されており、使用者が載る踏み
板2に立設された支柱3の上端部分に回転負荷装置5を
設けてなる。この回転負荷装置5は、使用者に向かって
斜め上方に軸線が傾斜する回転軸6をその軸線回りに回
転可能に保持している。該回転軸6には、螺旋状に捩じ
れるハンドル本体7を固定すると共に、該ハンドル本体
7に中間屈曲片8を枢着し、該中間屈曲片8には握持柄
9を枢着し、これらハンドル本体7と中間屈曲片8と握
持柄9とでハンドル10を構成してなる。且つ、前記回
転負荷装置5には、該ハンドル10の振り降ろし時の回
動に抵抗する負荷手段11を付設してなるものである。
【0021】以下これを具体的に説明する。支柱3は、
本実施の形態においては図1に示す如く、下支柱部材3
aと上支柱部材3bとを連結一体化してなる。該下支柱
部材3aは、鋼管をU字に折曲すると共に、その中央片
12を、踏み板2を構成するパイプ枠組13の後端部に
溶着し、或いはボルト固定手段等によって着脱自在に固
着してなる。又対向する下支柱片14,14の上端寄り
部位を継ぎ片15によって連結すると共に、両下支柱片
14,14の上端部分外面部位には、図3に示す如く、
下支柱片3aに設けたボルト孔16と位置合わせして、
固定具17のネジ軸19を螺合させうるナット20を固
着してなる。一方上支柱部材3bは、一対の上支柱片2
1,21の上端寄り部位を継ぎ片22によって連結して
なり、該上支柱片21,21の下側の挿入部23,23
は、前記した下支柱部材3aの上端開口の両下支柱片1
4,14内に挿入せしめられる。
【0022】このような構成を有する上支柱部材3aの
対向する上支柱片21,21の挿入部23,23を、下
支柱部材3aの対応する下支柱片14,14内に適当長
さ挿入して後、固定具17のネジ軸19をナット20に
螺合させて締め付けると、上支柱部材3bと下支柱部材
3aは一体化され、支柱3の高さは所要のものに設定さ
れる。
【0023】又各上支柱片21,21の上端には、図
1、図4に示す如くクランプ具26,26を取付けてな
る。該クランプ具26は、上支柱片21の上端に溶着さ
れ且つ半割円筒部27を具えた台座部28の一端部29
に、半割円筒部27を具えたバンド部材30の他端部3
1を開閉可能に枢着し、且つ該バンド部材30の他端部
32を台座部28の他端部33にボルト34を用いて固
定可能としてなる。
【0024】又前記回転負荷装置5は、図2に示す如
く、傾斜状態に配置される矩形箱部35の下面中央部分
に円筒部36を突設してなる保持箱37を具える。
【0025】本実施の形態においてこの保持箱37は、
図2、図5に示すごとき、矩形の枠組39の上面及び側
面の全体をカバー材40で被覆してなる下端開口の箱部
材41と、該箱部材41の下端開口を覆う底板42の中
央部分に設けた円形孔43の下面周縁部に円筒部36を
連設してなる円筒部付蓋部材46とからなり、この円筒
部付蓋部材46を、その底板42の周縁部分47におい
て前記枠組39の下面49にネジ50により固定してな
る。そして該円筒部36内に、円筒部の長さ方向に延び
且つ円筒部の開口端側において開口するスラスト軸受5
1の底部52が固定されており、このスラスト軸受51
の軸受筒部53には、回転軸6がその軸線回りに回転可
能に保持されている。
【0026】該回転軸6は、図2、図6に示す如く、前
記スラスト軸受51の外径に略等しい直径を有する軸部
55の一端に、軸線を合致させて挿入軸56を突設する
一方、該軸部55の他端には、軸線を合致させて、矩形
箱部35の上面中央部に設けられた透孔57(図2、図
5参照)を挿通して上側に比較的短く突出する角柱部5
8を具えた突出軸59を、段部60を介して突設してな
る。そして、突出軸59の上端面中央部位にはネジ孔6
1を設けてなる。
【0027】このような構成を有する回転軸6は、その
挿入軸56がスラスト軸受51の軸受筒部53に軸支さ
れてその軸線回りに回転可能であり、突出軸59が矩形
箱部35の透孔57を挿通して斜め上方に向けて突出
し、且つ前記段部60が透孔57の内側周縁部分62
(図2、図5参照)と係合して抜け止めされている。な
お、段部60と内側周縁部分62との間には、ころがり
軸受が介在せしめられることもある。又回転軸6の軸部
55及びスラスト軸受51は、前記負荷手段11を構成
するコイルバネ63内に遊挿されており、該コイルバネ
63の下端65はスラスト軸受51の下端に固着される
一方、コイルバネ63の上端66は軸部55の上端に固
着されている。
【0028】以上のような構成を有する回転負荷装置5
は、その矩形箱部35を構成する枠組39の左右の枠片
67,67の外面中央部分に突設された固定軸69,6
9(図5参照)が前記クランプ具26,26に固定され
て、図1、図4に示す如く、支柱3の上端部分に取付け
られることとなる。その取付け要領は、支柱3の両クラ
ンプ具26,26の有するバンド部材30を図4におい
て一点鎖線で示す如く開いて両固定軸69,69を台座
部28の半割円筒部27、27間に嵌込んで後、バンド
部材30を閉じ、回転軸6の垂直面内における軸線角度
を所要のものに設定して後、図4に示す如く、該バンド
部材30の端部32を台座部28の端部33にボルト3
4を用いて螺結することにより行う。
【0029】前記ハンドル本体7は、変形しない剛性の
ある例えばステンレス製の螺旋状の棒材を以って形成さ
れている。具体的には、図1〜2、図7に示す如く、前
記回転軸6の突出軸59の角柱部58を挿入させうる角
形の挿入凹部70を有する円錐台状の膨出部71を基端
に有しており、角柱部58を挿入凹部70に挿入して
後、膨出部71の上端面中央部分に設けられたネジ挿通
孔72を挿通するネジ73を突出軸59の前記ネジ孔6
1に螺合させて締め付けることにより、ハンドル本体7
は回転軸6と一体化せしめられる。又該ハンドル本体7
は、本実施の形態においては、この基端膨出部71の下
端側の面部を起点として、回転軸6の軸線方向斜め上方
に向け略半回転螺旋状に捩じれる形態(U字状の湾曲形
態)を有している。
【0030】なお本実施の形態において前記ハンドル本
体7は、図1、図8に示すように、その長さ方向の先端
側をなす前分割片75と残余の後ろ分割片76とに二分
割されており、該後ろ分割片76の端部分は、先端開放
の円筒状をなす筒部77として形成されている。又前記
前分割片75は、該筒部77内に挿入でき且つ該筒部の
軸線回りに回動可能である円柱状の軸部79を有する。
該軸部79の周面部には、図8に示すように、周方向に
連続する係合溝80の複数本(図8においては6本)が
軸部の軸線方向に並設されている。そして前記筒部77
の周面部に設けたネジ孔81に止め具82のネジ軸83
が螺合せしめられ、該ネジ軸83の先端部分をなす係合
突部85が前記係合溝80の所要のものと嵌合可能とな
され、これにより、ハンドル本体7の長さを調節可能と
されている。即ち、ハンドル本体7の先端側の部分は伸
縮可能に構成されている。そして該嵌合状態で、前記軸
部79がその軸線回りに回転可能とされている。
【0031】又、前記前分割片75の先端部分には図
1、図9〜10に示すように、前記中間屈曲片8の長さ
方向の一端部分が枢着されると共に、該中間屈曲片8の
長さ方向の他端部分に、前記握持柄9の長さ方向の一端
部分が枢着され、これらハンドル本体7と中間屈曲片8
と握持柄9とで前記ハンドル10が構成されている。該
中間屈曲片8は、図10に示すように、その一端部分に
挿入突部86を有し且つ他端部分に割溝87を有する。
該挿入突部86は前記前分割片75の外端部分に形成し
た割溝89に嵌合せしめられ、枢軸90により連結され
て、中間屈曲片8と前分割片75とが相互に屈曲可能と
されている。又中間連結片8の割溝87には、前記握持
柄9の端部分に設けた挿入突部92が挿入せしめられて
おり、枢軸93により連結されて、中間屈曲片8と握持
柄9とが相互に屈曲可能とされている。
【0032】前記構成を有するハンドル10は、回転負
荷装置5を背にして踏み板2に載った使用者Mの一方の
耳(通常右の耳)95の近傍部位に前記握持柄9が存す
る上位置状態A(図1、図11〜12参照)と、該握持
柄9が使用者の前面側において腹部96の近傍部位に存
する(握持柄9が腹部に当たらないよう腹部から稍離れ
て位置する)下位置状態B(図16参照)の角度範囲に
おいては勿論、図18に示すように、腰部97の近傍部
位にまでも回動させることができ、更には図19に示す
ように、該腰部97を過ぎて胸部99の側方位置にまで
も回動可能とされている。そして、使用者が握持柄9を
握ってハンドル10を上位置状態Aから下位置状態Bに
向けて回動させると、該ハンドル10の回動状態は、図
13〜16に示すように変化する。そして下位置状態B
では、図16〜17に示すように、中間屈曲片8が、そ
の下端(他端部分)101が使用者から離れるように屈
曲し、且つ握持柄9が、その下端(先端102)が使用
者に接近するように屈曲し、その際、前分割片75が前
記筒部77内で、軸線回りに所要角度回動し、これらの
屈曲及び回動によって、ハンドル10を、使用者の前面
側にまで無理なく回動させることができる。その後も、
握持柄9の先端102が使用者に接近する屈曲状態を継
続しつつ図18〜19に示す状態にまで屈曲できるので
ある。
【0033】そして、使用者が握持柄9を握ってハンド
ル10を上位置状態Aから下位置状態Bに向けて回動さ
せる際に、コイルバネ(負荷手段11)63(図2)が
捩じられこの回動動作に抵抗するようになされており、
又下位置状態Bにあるハンドル10はコイルバネ63の
付勢作用によって上位置状態Aに自動的に戻るようにな
されている。なおハンドル10を上位置状態Aにおいて
保持させるために、図1に示す如く、ハンドル10の基
端部分103と係合しうるストッパ片105が矩形箱部
35に突設されている。
【0034】然して、かかる構成を有するトレーニング
装置1を用いて筋力強化を行うトレーニングの要領は次
のようである。即ち、まず使用者Mは回転負荷装置5を
背にして踏み板2上に載るのであるが、その際、使用者
の体格に応じて、上位置状態Aにあるハンドル10の握
持柄9が使用者の耳95の近傍部位に存する(図11〜
12図参照)ように回転負荷装置5の高さ及びその傾き
(回転軸6の軸線の傾き)、並びにハンドル本体7の長
さの調節を行う必要がある。前記回転負荷装置5の高さ
の調節は、下支柱部材3aへの上支柱部材3bの挿入量
を所要に設定することによって行う。一方回転負荷装置
5の傾きの調節は、左右のクランプ具26,26により
固定軸69,69を固定するに先立って調節される。又
ハンドル本体7の長さの調節は、前分割片75に設けた
所要の係合溝80に止め具82の係合突部85を係合さ
せることにより行う。
【0035】図11〜12は、踏み板2上に載った使用
者Mが上位置状態Aにあるハンドル10の握持柄9を、
例えばゴルフクラブのグリップを握る要領で握持した状
態を示すものであり、図11はその正面図、図12はそ
の側面図である。又図13はハンドル10を略1/3程
度振り降ろした状態を示し、図14はハンドル10を略
半分程度振り降ろした状態を示すものであり、回転軸6
はハンドル10が上位置状態Aにある場合に比べて回動
しており、それに伴いコイルバネ63は捩じられた状態
にある。この状態で使用者Mは、背筋及び足腰の筋肉を
コイルバネ63の付勢作用に抵抗して緊張させている。
図15は、ハンドル10を下位置状態Bに近い状態まで
振り降ろした状態を示すものであり、使用者Mは背筋及
び足腰の筋肉の緊張状態をさらに高めている。この状態
においては、当初に比べて、前分割片75の多少の回動
と中間屈曲片8及び握持柄9の多少の屈曲が行われてい
る。又図16は、握持柄9が使用者の前面側の腹部96
の近傍部位に位置する下位置状態Bにハンドル10を保
持している状態を示すものであり、この状態では、前分
割片75はさらに回動し、図17にも示すように、中間
屈曲片8及び握持柄9は大きく屈曲している。その後も
図18に示すように、腰部97の近傍部位を過ぎ、図1
9に示すように胸部99の側方位置にまで無理なく回動
可能であり、これによって、ゴルフのスイングにおける
フォロー・スルーの状態を実現できるのである。
【0036】そして、ハンドル10を上位置状態Aから
下位置状態Bに振り降ろした後、体の力を抜くと、該ハ
ンドル10は、コイルバネ63の弾性的な復元作用によ
って図11〜12に示す上位置状態Aに自動的に戻る。
使用者はその後、前記と同様の要領によってハンドル1
0の振り降ろし動作を所要回数繰り返し、トレーニング
を終える。
【0037】本発明に係るトレーニング装置において、
特に、下支柱部材3aを踏み板2と分離可能とし或いは
下支柱部材3aを踏み板2に対して折り畳み可能とする
ときには、装置の分解や折り畳みによって可搬性を向上
させうる。
【0038】その他の実施の形態 図20は前記構成のトレーニング装置において、中
間屈曲片8を省略し、握持柄9を前分割片75に直接枢
着した状態を示すものである。かかる構成のトレーニン
グ装置によるときは、中間挾持片8が存在しない分、前
記実施形態のものに比べれば、ハンドル10を下位置状
態に回動させる際の円滑性が損なわれはするが、ハンド
ルの全体を一体に構成した図21に示すものに比べれ
ば、握持柄9が使用者の前面側において腹部の近傍部位
に存する位置まで円滑にハンドルを振り下ろすことが可
能である。
【0039】 又、ハンドル本体と握持柄との枢着状
態や、ハンドル本体と中間屈曲片との枢着状態及び中間
屈曲片と握持柄との枢着状態を、ある程度遊びがあるも
のに構成することにより、この遊びによって、前記前分
割片の軸線回りの回動に代えることも可能である。
【0040】 本発明に係る負荷手段11は、要は、
使用者が握持柄9を握ってハンドル10を上位置状態A
から下位置状態Bに向けて回動させる際に、又それより
も更に回動させる際に、この回動動作に抵抗する手段で
あればよく、公知の各種の手段を用いることができる。
その一例としては、例えばドアクローザーに応用されて
いる油圧利用の負荷調節手段を用いることができる。か
かる負荷手段を採用する場合には、油圧バルブの調節に
より、使用者の筋力に応じて負荷の調節を容易に行うこ
とができる。
【0041】 特に、前記実施の形態において示した
ように、負荷手段11をコイルバネ63を用いて構成す
る場合には、コイルバネの交換を可能とすることによっ
て、或いは、異なるバネ定数のコイルバネを具えた回転
負荷装置を複数種類揃えておき、所要の回転負荷装置を
支柱3に取付けることにより、使用者の筋力のレベルに
対応することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るトレーニング装置は以下の
如き優れた効果を奏する。 本発明に係るトレーニング装置は、ハンドルが上位
置状態から下位置状態に回動するに伴い、握持柄が使用
者の前面側に存するように屈曲する如く構成している。
より好ましくは、該ハンドルの回動に伴い、中間屈曲片
と握持柄が共に屈曲する如く構成している。従って、上
位置状態から下位置状態に向けてハンドルを回動させる
際、該ハンドルを、握持柄が使用者の前面側に位置する
状態にまで極力自然に回すことができる。更に、下位置
状態から腰部近傍部位にまで回動させることができ、更
に進んでは、その腰部近傍部位を過ぎて胸部の側方位置
にまでも回動させることができる。かかることから本発
明によるときは、ゴルフのスイングを例に取れば、トッ
プ・スイングからダウン・スイングまで、更にはフォロ
ー・スルーに至るまでの一連の動作を自然な状態で実現
することが可能となる。以上のように本発明によるとき
は、ゴルフや野球等のスポーツにおける、スイングを強
力に行うに必要な背筋や足腰の筋肉の強化トレーニング
を、家庭等においても手軽に且つ効果的に行うことがで
きる。
【0043】 ハンドル本体を、その先端側をなす前
分割片と残余の後ろ分割片とに二分割し、該前分割片が
その軸線回りに回動可能となるように、これを後ろ分割
片に連結したときは、この回動動作が前記屈曲動作に加
わるため、ハンドルを、使用者の前面側にまで一層無理
なく回動させることができる。
【0044】 ハンドル本体の長さ方向の先端側の部
分を伸縮可能に構成したときは、使用者の体格に応じて
ハンドル本体の長さを調節できる。
【0045】 特に本発明に係るトレーニング装置
を、使用者が載る踏み板に立設された支柱の上端部分に
回転負荷装置を取付ける構成とし、該支柱の高さを調整
可能とし、且つ回転負荷装置を、その回転軸の軸線が垂
直面内において回動可能とする場合には、使用者の体重
を利用して安定したトレーニングを行うことができると
共に、使用者の体格に適合させて回転負荷装置の高さや
回転軸の傾きを容易に微調節することができて好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の態様を説明する斜視図であ
る。
【図2】回転付加装置の構造を説明する断面図である。
【図3】上下の支柱部材の固定構造を説明する断面図で
ある。
【図4】クランプ具の構造をその作用と共に示す断面図
である。
【図5】保持箱を分解して示す斜視図である。
【図6】回転軸を示す斜視図である。
【図7】ハンドル本体の基端膨出部を示す斜視図であ
る。
【図8】ハンドル本体の伸縮構造を説明する断面図であ
る。
【図9】ハンドル本体と中間屈曲片と握持柄の連結構造
を説明する平面図である。
【図10】その側面図である。
【図11】ハンドルの上位置状態を示す正面図である。
【図12】その側面図である。
【図13】ハンドルが稍回動した状態を示す側面図であ
る。
【図14】ハンドルが更に回動した状態を示す側面図で
ある。
【図15】その正面図である。
【図16】ハンドルの下位置状態を説明する正面図であ
る。
【図17】中間屈曲片及び握持柄の屈曲状態を説明する
平面図である。
【図18】ハンドルが下位置状態を過ぎて回動した状態
を示す正面図である。
【図19】ハンドルが更に回動した状態を示す正面図で
ある。
【図20】ハンドル本体に握持柄を連結して構成された
ハンドルを説明する平面図である。
【図21】ハンドルが一体に形成された従来のトレーニ
ング装置を、ハンドルが上位置状態で示す正面図であ
る。
【図22】ハンドルが下位置状態にある従来装置を説明
する正面図である。
【符号の説明】
1 トレーニング装置 3 支柱 5 回転負荷装置 6 回転軸 7 ハンドル本体 8 中間屈曲片 9 握持柄 10 ハンドル 11 負荷手段 75 前分割片 76 後ろ分割片 77 筒部 79 軸部 80 係合溝

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の背部に配置される回転負荷装置
    は、使用者に向けて斜め上方に軸線が傾斜する回転軸を
    その軸線回りに回転可能に保持しており、 該回転軸には、それを起点として回転軸の軸線方向斜め
    上方に向かって螺旋状に捻じれるハンドル本体を固定す
    ると共に、該ハンドル本体の長さ方向の先端部分に、握
    持柄の長さ方向の一端部分を枢着し、該ハンドル本体と
    握持柄とでハンドルを構成し、 該ハンドルを、その握持柄が使用者の耳の近傍部位に存
    する上位置状態と、該握持柄が使用者の前面側において
    腹部の近傍部位に存する下位置状態との角度範囲におい
    ては少なくとも回動可能としてなり、 使用者が握持柄を握ってハンドルを上位置状態から下位
    置状態に向けて回動させるに伴い、握持柄が、その長さ
    方向の他端部分が使用者に接近するように屈曲する如く
    なし、 又前記回転負荷装置は、使用者が握持柄を握ってハンド
    ルを上位置状態から下位置状態に向けて回動させる際
    に、この回動動作に抵抗する負荷手段が付設されてなる
    ことを特徴とするゴルフ等におけるスイングに必要な筋
    力強化用のトレーニング装置。
  2. 【請求項2】 使用者の背部に配置される回転負荷装置
    は、使用者に向けて斜め上方に軸線が傾斜する回転軸を
    その軸線回りに回転可能に保持しており、 該回転軸には、それを起点として回転軸の軸線方向斜め
    上方に向かって螺旋状に捻じれるハンドル本体を固定す
    ると共に、該ハンドル本体の長さ方向の先端部分に中間
    屈曲片の長さ方向の一端部分を枢着し、又該中間屈曲片
    の長さ方向の他端部分に、握持柄の長さ方向の一端部分
    を枢着し、該ハンドル本体と中間屈曲片と握持柄とでハ
    ンドルを構成し、 該ハンドルは、その握持柄が使用者の耳の近傍部位に存
    する上位置状態と、該握持柄が使用者の前面側において
    腹部の近傍部位に存する下位置状態との角度範囲におい
    ては少なくとも回動可能としてなり、 使用者が握持柄を握ってハンドルを上位置状態から下位
    置状態に向けて回動させるに伴い、中間屈曲片が、その
    長さ方向の他端部分が使用者から離れるように屈曲し、
    且つ握持柄が、その長さ方向の他端部分が使用者に接近
    するように屈曲する如くなし、 又前記回転負荷装置は、使用者が握持柄を握ってハンド
    ルを上位置状態から下位置状態に向けて回動させる際
    に、この回動動作に抵抗する負荷手段が付設されてなる
    ことを特徴とするゴルフ等におけるスイングに必要な筋
    力強化用のトレーニング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のトレーニング装置
    において、ハンドルは、上位置状態から下位置状態を経
    て、握持柄が使用者の腰部の近傍部位に存する状態にま
    で更に回動可能とし、又、使用者が握持柄を握ってハン
    ドルを上位置状態から下位置状態に向けて回動させるに
    伴い、握持柄が、その長さ方向の他端部分が使用者に接
    近するように屈曲する如くなし、この屈曲状態を継続さ
    せつつ前記下位置状態以降の回動が行われるように構成
    したことを特徴とするゴルフ等におけるスイングに必要
    な筋力強化用のトレーニング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のトレーニング装置
    において、ハンドルは、上位置状態から下位置状態を経
    て、握持柄が使用者の腰部の近傍部位に存する状態を過
    ぎ、更に該握持柄が使用者の胸部の側方位置に存する状
    態にまで回動可能とし、又、使用者が握持柄を握ってハ
    ンドルを上位置状態から下位置状態に向けて回動させる
    に伴い、握持柄が、その長さ方向の他端部分が使用者に
    接近するように屈曲する如くなし、この屈曲状態を継続
    させつつ前記下位置状態以降の回動が行われるようにし
    たことを特徴とするゴルフ等におけるスイングに必要な
    筋力強化用のトレーニング装置。
  5. 【請求項5】 ハンドル本体が、その長さ方向の先端側
    をなす前分割片と残余の後ろ分割片とに二分割され、該
    前分割片が、その軸線回りに回動可能となるように後ろ
    分割片に連結されていることを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載のゴルフ等におけるスイングに必要な筋
    力強化用のトレーニング装置。
  6. 【請求項6】 ハンドル本体の長さ方向の先端側の部分
    が伸縮可能に形成され、且つハンドル本体が所定に長さ
    設定されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記
    載のゴルフ等におけるスイングに必要な筋力強化用のト
    レーニング装置。
  7. 【請求項7】 ハンドル本体が、長さ方向の先端側をな
    す前分割片と残余の後ろ分割片とに二分割され、該後ろ
    分割片の端部分は、先端開放の筒部として形成され、且
    つ前記前分割片は、該筒部に挿入されてその軸線回りに
    回動可能である軸部を有し、該軸部の周面部にはその軸
    線方向に、周方向に連続する係合溝の複数本が並設され
    ており、前記筒部の内周面部に突設された係合突部が前
    記係合溝の所要のものと嵌合状態となり、該嵌合状態
    で、前記軸部がその軸線回りに回転可能とされているこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のゴルフ等
    におけるスイングに必要な筋力強化用のトレーニング装
    置。
  8. 【請求項8】 ハンドル本体は、回転軸の上端部を起点
    として回転軸の軸線方向斜め上方に向かって螺旋状を呈
    する如くU字に湾曲する請求項1〜4の何れかに記載の
    ゴルフ等におけるスイングに必要な筋力強化用のトレー
    ニング装置。
  9. 【請求項9】 回転負荷装置は、上下方向に伸縮できて
    所要高さのものに設定されうる支柱の上端部分に取付け
    られており、且つ該支柱の下端部は使用者が載る踏み板
    に固定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載のゴルフ等におけるスイングに必要な筋力強化
    用のトレーニング装置。
  10. 【請求項10】 回転負荷装置は、その回転軸の軸線が
    所要の傾斜角度で固定されるように、支柱に取付けられ
    ていることを特徴とする請求項9記載のゴルフ等におけ
    るスイングに必要な筋力強化用のトレーニング装置。
  11. 【請求項11】 負荷手段はコイルバネを用いて構成さ
    れており、該コイルバネが捩じられることにより、ハン
    ドルの回動動作に抵抗するように構成されていることを
    特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のゴルフ等に
    おけるスイングに必要な筋力強化用のトレーニング装
    置。
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