JPH09192384A - 電気洗濯機の防振支持機構及び電気洗濯機 - Google Patents
電気洗濯機の防振支持機構及び電気洗濯機Info
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- JPH09192384A JPH09192384A JP8004821A JP482196A JPH09192384A JP H09192384 A JPH09192384 A JP H09192384A JP 8004821 A JP8004821 A JP 8004821A JP 482196 A JP482196 A JP 482196A JP H09192384 A JPH09192384 A JP H09192384A
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- Japan
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- sliding member
- flange
- vibration
- support mechanism
- washing machine
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気洗濯機において、遠心脱水起動時に衣類
の片寄りで発生する振動を低減すると共に定格回転時の
騒音を低減できる防振支持機構を提供する。 【解決手段】 洗濯機の外枠1内側に設けた吊り棒12
と、吊り棒12下端部に設けられ洗濯機の外槽3の下部
側面に結合する防振装置13とから構成し、該防振装置
13は、有蓋円筒状で外槽3に結合する筒体15と、筒
体15内に上から順次に設けられたコイルばね14、ば
ね座17、弾性リング20、リング状弾性摺動部材19
及び摺動部材受け座18とから構成し、ばね座17の小
大径の上下二段フランジの上段とばね座17下面間に弾
性リング20を挟持し、フランジ下段にばね座17下面
とすき間をもって弾性摺動部材19を設けており、防振
装置13に荷重が加わると、弾性体リング20が収縮
し、ばね座17と摺動部材受け座18間の隙間がなくな
り、弾性摺動部材19外周のスカート部が拡がり、筒体
15と摩擦摺動して振動を減衰させる。
の片寄りで発生する振動を低減すると共に定格回転時の
騒音を低減できる防振支持機構を提供する。 【解決手段】 洗濯機の外枠1内側に設けた吊り棒12
と、吊り棒12下端部に設けられ洗濯機の外槽3の下部
側面に結合する防振装置13とから構成し、該防振装置
13は、有蓋円筒状で外槽3に結合する筒体15と、筒
体15内に上から順次に設けられたコイルばね14、ば
ね座17、弾性リング20、リング状弾性摺動部材19
及び摺動部材受け座18とから構成し、ばね座17の小
大径の上下二段フランジの上段とばね座17下面間に弾
性リング20を挟持し、フランジ下段にばね座17下面
とすき間をもって弾性摺動部材19を設けており、防振
装置13に荷重が加わると、弾性体リング20が収縮
し、ばね座17と摺動部材受け座18間の隙間がなくな
り、弾性摺動部材19外周のスカート部が拡がり、筒体
15と摩擦摺動して振動を減衰させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気洗濯機の振動
・騒音低減に有効な防振支持機構の構造及び該防振支持
機構を有する電気洗濯機に関する。
・騒音低減に有効な防振支持機構の構造及び該防振支持
機構を有する電気洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯物の洗濯と脱水に兼用する電
気洗濯機は、図2に示すように、撹拌翼10を底部に設
けた内槽9は洗濯物の洗濯と脱水とに用いられ、内槽9
を回転自在に内設しかつ水を受けるための外槽3は、こ
の外槽3を囲う外枠1に、防振装置13と吊り棒12で
構成される複数の防振支持機構11を介し弾性支持され
ている。外槽3の外底部には駆動機構4が固定されてお
り、この駆動機構4が洗濯時には撹拌翼10を、脱水時
には内槽9を回転駆動する。
気洗濯機は、図2に示すように、撹拌翼10を底部に設
けた内槽9は洗濯物の洗濯と脱水とに用いられ、内槽9
を回転自在に内設しかつ水を受けるための外槽3は、こ
の外槽3を囲う外枠1に、防振装置13と吊り棒12で
構成される複数の防振支持機構11を介し弾性支持され
ている。外槽3の外底部には駆動機構4が固定されてお
り、この駆動機構4が洗濯時には撹拌翼10を、脱水時
には内槽9を回転駆動する。
【0003】洗濯の後に行う洗濯物の脱水時には、特に
起動時に外槽3が大きく振動し、振動が大きくなると外
枠1に衝突し、破損等の原因となる。その振動を抑制す
る防振装置13は、図12に示すように、円筒状で頂部
の蓋筒体15と、筒体15内に上から順次に設けられた
コイルばね14、ばね座17、弾性材でなる摺動部材1
9及び摺動部材受け座18とから構成されており、吊り
棒12はこれらの部材を貫通し、吊り棒12の下端部が
摺動部材受け座18の下面を支えている。そして外槽3
が振動することによって、摺動部材19は筒体15内を
摺動し、摺動することによって摩擦減衰が発生する。
起動時に外槽3が大きく振動し、振動が大きくなると外
枠1に衝突し、破損等の原因となる。その振動を抑制す
る防振装置13は、図12に示すように、円筒状で頂部
の蓋筒体15と、筒体15内に上から順次に設けられた
コイルばね14、ばね座17、弾性材でなる摺動部材1
9及び摺動部材受け座18とから構成されており、吊り
棒12はこれらの部材を貫通し、吊り棒12の下端部が
摺動部材受け座18の下面を支えている。そして外槽3
が振動することによって、摺動部材19は筒体15内を
摺動し、摺動することによって摩擦減衰が発生する。
【0004】脱水起動時には、衣類の片寄りにより内槽
9がアンバランスに回転し、外槽3が大きく振動し、外
枠1に衝突する。衝突防止のために摺動部材19と筒体
15の摩擦を大きくすることによって振動を抑制する。
一方、脱水定格回転数時には摺動部材19と筒体15の
摩擦を小さくすることにより、低騒音化を図ることがで
きる。
9がアンバランスに回転し、外槽3が大きく振動し、外
枠1に衝突する。衝突防止のために摺動部材19と筒体
15の摩擦を大きくすることによって振動を抑制する。
一方、脱水定格回転数時には摺動部材19と筒体15の
摩擦を小さくすることにより、低騒音化を図ることがで
きる。
【0005】そこで、低振動、低騒音化を図る手段とし
て、例えば実開昭49−73272号公報には、図13
に示すように筒体15の下部内径を上部内径より大きく
した防振装置が開示されている。
て、例えば実開昭49−73272号公報には、図13
に示すように筒体15の下部内径を上部内径より大きく
した防振装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭49
−73272号公報に示すように構成された防振装置で
は、洗濯物が水を含んで設定以上の荷重になると、摺動
部材19が筒体15中で小さい穴径部分に移動し摺動す
るので、減衰が発生する。一方、洗濯物の水が抜けて設
定以下の荷重になると摺動部材19が筒体15で大きい
穴径部分にあるので、減衰が発生しない構成になってい
る。減衰が発生しない荷重時に吊り棒に振動が伝わって
も、その振動を押さえることができないという問題点が
あった。
−73272号公報に示すように構成された防振装置で
は、洗濯物が水を含んで設定以上の荷重になると、摺動
部材19が筒体15中で小さい穴径部分に移動し摺動す
るので、減衰が発生する。一方、洗濯物の水が抜けて設
定以下の荷重になると摺動部材19が筒体15で大きい
穴径部分にあるので、減衰が発生しない構成になってい
る。減衰が発生しない荷重時に吊り棒に振動が伝わって
も、その振動を押さえることができないという問題点が
あった。
【0007】本発明の目的は、簡単な構造で、脱水起動
時の共振時の振動を低減するとともに、脱水定格回転時
の騒音を低減する電気洗濯機の防振支持機構を提供する
ことにある。また本発明のもう一つの目的は脱水起動時
の振動が少なく、かつ脱水定格回転時の騒音の低い電気
洗濯機を提供することにある。
時の共振時の振動を低減するとともに、脱水定格回転時
の騒音を低減する電気洗濯機の防振支持機構を提供する
ことにある。また本発明のもう一つの目的は脱水起動時
の振動が少なく、かつ脱水定格回転時の騒音の低い電気
洗濯機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の電気洗濯機の防振支持機構(以下、
電気洗濯機の防振支持機構を単に防振支持機構いう)
は、洗濯物の洗濯及び脱水に用いる内槽を回転自在に内
設し、かつ内槽を回転駆動する駆動機構を有する外槽
を、この外槽を取り囲む外枠内に吊り下げる防振支持機
構において、この防振支持機構は外枠内上部から吊り下
がる吊り棒と、吊り棒の先端部に設けられ外槽側面に結
合された防振装置とから構成し、この防振装置は、有蓋
円筒状でこの蓋中心に設けられた穴を通して吊り棒を摺
動自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定された
筒体と;この筒体内にあって筒体の天井に上端が取り付
けられたコイルばねと;このコイルばねの下側から挿入
された筒状の軸部と、この軸部の下端から張り出しコイ
ルばねの下端を受けるフランジ部とからなるばね座と;
ばね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸部
と、この軸部の下端から張り出し小径フランジと大径フ
ランジを上下に合わせた二段フランジ部とからなる摺動
部材受け座と;ばね座の下面と摺動部材受け座の小径フ
ランジ間に摺動部材受け座の軸部と同心円的に配置され
た弾性リングと;摺動部材受け座の小径フランジの外周
部を嵌入する穴を有する円筒状の軸部とこの軸部の上端
から張り出す環状板部とこの環状板部の外周から下方に
末広がりのスカート部とからなり、このスカート部の下
端が摺動部材受け座の大径フランジ上面に接すると共に
スカート部の外周が筒体の内面に接し、かつ環状板部の
上面がばね座のフランジ下面とすき間を設けて配置され
た弾性摺動部材と;からなり、そして吊り棒がコイルば
ねの内径を貫通し摺動部材受け座を支持していることを
特徴とする。
に、本発明の第1の電気洗濯機の防振支持機構(以下、
電気洗濯機の防振支持機構を単に防振支持機構いう)
は、洗濯物の洗濯及び脱水に用いる内槽を回転自在に内
設し、かつ内槽を回転駆動する駆動機構を有する外槽
を、この外槽を取り囲む外枠内に吊り下げる防振支持機
構において、この防振支持機構は外枠内上部から吊り下
がる吊り棒と、吊り棒の先端部に設けられ外槽側面に結
合された防振装置とから構成し、この防振装置は、有蓋
円筒状でこの蓋中心に設けられた穴を通して吊り棒を摺
動自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定された
筒体と;この筒体内にあって筒体の天井に上端が取り付
けられたコイルばねと;このコイルばねの下側から挿入
された筒状の軸部と、この軸部の下端から張り出しコイ
ルばねの下端を受けるフランジ部とからなるばね座と;
ばね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸部
と、この軸部の下端から張り出し小径フランジと大径フ
ランジを上下に合わせた二段フランジ部とからなる摺動
部材受け座と;ばね座の下面と摺動部材受け座の小径フ
ランジ間に摺動部材受け座の軸部と同心円的に配置され
た弾性リングと;摺動部材受け座の小径フランジの外周
部を嵌入する穴を有する円筒状の軸部とこの軸部の上端
から張り出す環状板部とこの環状板部の外周から下方に
末広がりのスカート部とからなり、このスカート部の下
端が摺動部材受け座の大径フランジ上面に接すると共に
スカート部の外周が筒体の内面に接し、かつ環状板部の
上面がばね座のフランジ下面とすき間を設けて配置され
た弾性摺動部材と;からなり、そして吊り棒がコイルば
ねの内径を貫通し摺動部材受け座を支持していることを
特徴とする。
【0009】第1の防振支持機構において、脱水起動時
のように洗濯物が水を含んで重くなり、吊り棒が引っ張
り状態になり、筒体中のコイルばねは収縮し、この収縮
に伴うコイルばねの押圧力で弾性リングが押圧されて変
形し、それから弾性摺動部材とばね座、摺動部材受け座
間のすき間がなくなり、弾性摺動部材はばね座のフラン
ジ下面で押圧されて、弾性摺動部材のスカート部が広が
り、スカート部と筒体との摩擦が大きくなって、弾性摺
動部材と筒体の摺動減衰が大きくなる。一方、脱水定格
回転数時には、洗濯物に含まれた水が抜け、コイルばね
14の収縮がなく弾性摺動部材とばね座、摺動部材受け
座間のすき間があり、弾性摺動部材のスカート部は筒体
15の内径に軽く接する程度で摺動減衰は小さい。この
ように弾性摺動部材と筒体の摺動減衰を調節することに
より、脱水起動時の振動を低減でき、脱水定格回転数時
の騒音も低減できる。
のように洗濯物が水を含んで重くなり、吊り棒が引っ張
り状態になり、筒体中のコイルばねは収縮し、この収縮
に伴うコイルばねの押圧力で弾性リングが押圧されて変
形し、それから弾性摺動部材とばね座、摺動部材受け座
間のすき間がなくなり、弾性摺動部材はばね座のフラン
ジ下面で押圧されて、弾性摺動部材のスカート部が広が
り、スカート部と筒体との摩擦が大きくなって、弾性摺
動部材と筒体の摺動減衰が大きくなる。一方、脱水定格
回転数時には、洗濯物に含まれた水が抜け、コイルばね
14の収縮がなく弾性摺動部材とばね座、摺動部材受け
座間のすき間があり、弾性摺動部材のスカート部は筒体
15の内径に軽く接する程度で摺動減衰は小さい。この
ように弾性摺動部材と筒体の摺動減衰を調節することに
より、脱水起動時の振動を低減でき、脱水定格回転数時
の騒音も低減できる。
【0010】また本発明の第2の防振支持機構は、第1
の防振支持機構において、ばね座のフランジの下面にこ
のフランジと同心円的に環状突起を設け、この環状突起
の先端を弾性摺動部材の環状板部上面に当接させたこと
を特徴とする。
の防振支持機構において、ばね座のフランジの下面にこ
のフランジと同心円的に環状突起を設け、この環状突起
の先端を弾性摺動部材の環状板部上面に当接させたこと
を特徴とする。
【0011】本発明の第3の防振支持機構は、第1の防
振支持機構において、摺動部材受け座の大径フランジ上
面にこの大径フランジと同心円的に環状突起を設け、こ
の環状突起の先端を弾性摺動部材のスカート部内斜面に
当接させたものである。
振支持機構において、摺動部材受け座の大径フランジ上
面にこの大径フランジと同心円的に環状突起を設け、こ
の環状突起の先端を弾性摺動部材のスカート部内斜面に
当接させたものである。
【0012】本発明の第4の防振支持機構は、第1の防
振支持機構において、弾性摺動部材の環状板部上面にこ
の環状板部とと同心円的に環状突起を設け、この環状突
起の先端をバネ座の下面に当接させたことを特徴とす
る。
振支持機構において、弾性摺動部材の環状板部上面にこ
の環状板部とと同心円的に環状突起を設け、この環状突
起の先端をバネ座の下面に当接させたことを特徴とす
る。
【0013】第2〜4の防振支持機構においては、洗濯
物が水を含んで重いために吊り棒が引っ張り状態になっ
た時に、環状突起が弾性摺動部材を押圧してそのスカー
ト部を拡大させて、スカート部と筒体との摩擦が大きく
なって、弾性摺動部材と筒体の摺動減衰が大きくなる。
これら防振支持機構では弾性摺動部材の上下に空間があ
り、弾性摺動部材は拘束されることが少ないので、環状
突起を介して荷重がかかった時には容易に変形しスカー
ト部が拡大し、弾性摺動部材と筒体の摺動減衰が発生す
る。
物が水を含んで重いために吊り棒が引っ張り状態になっ
た時に、環状突起が弾性摺動部材を押圧してそのスカー
ト部を拡大させて、スカート部と筒体との摩擦が大きく
なって、弾性摺動部材と筒体の摺動減衰が大きくなる。
これら防振支持機構では弾性摺動部材の上下に空間があ
り、弾性摺動部材は拘束されることが少ないので、環状
突起を介して荷重がかかった時には容易に変形しスカー
ト部が拡大し、弾性摺動部材と筒体の摺動減衰が発生す
る。
【0014】本発明の第5の防振支持機構は、第1の防
振支持機構の摺動部材受け座と弾性リングに代えて、ば
ね座の筒穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸部と、この
軸部の下端部に小径フランジと大径フランジを上下に合
わせた二段フランジと小径フランジと同心円的に形成さ
れた環状溝とから構成する摺動部材受け座と、環状溝底
とばね座の下面との間に挟持する環状バネとを用いたも
のである。この環状バネは弾性リングと同じように機能
する。第5の防振支持機構のその他の構成は第1の防振
支持機構と同じである。
振支持機構の摺動部材受け座と弾性リングに代えて、ば
ね座の筒穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸部と、この
軸部の下端部に小径フランジと大径フランジを上下に合
わせた二段フランジと小径フランジと同心円的に形成さ
れた環状溝とから構成する摺動部材受け座と、環状溝底
とばね座の下面との間に挟持する環状バネとを用いたも
のである。この環状バネは弾性リングと同じように機能
する。第5の防振支持機構のその他の構成は第1の防振
支持機構と同じである。
【0015】本発明の第6の防振支持機構は、第1の防
振支持機構と同様に、内槽と駆動機構を有する外槽を外
枠内に吊り下げるために、外枠内上部から吊り下がる吊
り棒と、この吊り棒の先端部に設けられ外槽側面に結合
された防振装置とから構成するもので、防振装置は、有
蓋円筒状でこの蓋中心に設けた穴を通して吊り棒を摺動
自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定された筒
体と;筒体内にあってこの筒体の天井に上端が取り付け
られたコイルばねと;このコイルばねの内径に下側から
挿入された軸部と、この軸部の下端から張り出しコイル
ばねの下端を受けるフランジ部とからなるばね座と;ば
ね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸部と、
この軸部の下端から張り出したフランジとからなる摺動
部材受け座と;摺動部材受け座の軸部を嵌入する穴を有
する円筒状の軸部と、この軸部の上端から張り出す環状
板部と、この環状板部の外周から下方に末広がりのスカ
ート部と、環状板部上面にこの環状板部と同心円的に形
成された環状の突起とからなり、この突起がばね座のフ
ランジ下面と接し、スカート部の下端が摺動部材受け座
のフランジ上面に接すると共にスカート部の外周が筒体
の内面に接っする弾性摺動部材と;からなり、そして吊
り棒がコイルばね内径を貫通して摺動部材受け座を支持
していることを特徴とする。
振支持機構と同様に、内槽と駆動機構を有する外槽を外
枠内に吊り下げるために、外枠内上部から吊り下がる吊
り棒と、この吊り棒の先端部に設けられ外槽側面に結合
された防振装置とから構成するもので、防振装置は、有
蓋円筒状でこの蓋中心に設けた穴を通して吊り棒を摺動
自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定された筒
体と;筒体内にあってこの筒体の天井に上端が取り付け
られたコイルばねと;このコイルばねの内径に下側から
挿入された軸部と、この軸部の下端から張り出しコイル
ばねの下端を受けるフランジ部とからなるばね座と;ば
ね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸部と、
この軸部の下端から張り出したフランジとからなる摺動
部材受け座と;摺動部材受け座の軸部を嵌入する穴を有
する円筒状の軸部と、この軸部の上端から張り出す環状
板部と、この環状板部の外周から下方に末広がりのスカ
ート部と、環状板部上面にこの環状板部と同心円的に形
成された環状の突起とからなり、この突起がばね座のフ
ランジ下面と接し、スカート部の下端が摺動部材受け座
のフランジ上面に接すると共にスカート部の外周が筒体
の内面に接っする弾性摺動部材と;からなり、そして吊
り棒がコイルばね内径を貫通して摺動部材受け座を支持
していることを特徴とする。
【0016】第6の防振支持機構においては、洗濯物が
水を含んで重いために吊り棒が引っ張り状態になった時
に、環状の突起が弾性摺動部材を押圧してそのスカート
部を拡大させて、スカート部と筒体との摩擦が大きくな
って、弾性摺動部材と筒体の摺動減衰が大きくなる。弾
性摺動部材はその上方のばね座のフランジ下面間に空間
があるので、環状突起を介して荷重がかかった時には容
易に変形しスカート部が拡大し、弾性摺動部材と筒体の
摺動減衰が発生する。
水を含んで重いために吊り棒が引っ張り状態になった時
に、環状の突起が弾性摺動部材を押圧してそのスカート
部を拡大させて、スカート部と筒体との摩擦が大きくな
って、弾性摺動部材と筒体の摺動減衰が大きくなる。弾
性摺動部材はその上方のばね座のフランジ下面間に空間
があるので、環状突起を介して荷重がかかった時には容
易に変形しスカート部が拡大し、弾性摺動部材と筒体の
摺動減衰が発生する。
【0017】また本発明のもう一つの目的は、第1〜6
の防振支持機構を備える電気洗濯機によって達成され
る。
の防振支持機構を備える電気洗濯機によって達成され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態となる
電気洗濯機の防振支持機構の構造を示す部分図、図2は
本発明による防振支持機構を備える電気洗濯機の構造を
示す図、図3(a)、(b)は防振支持機構の動作を説明す
る図である。
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態となる
電気洗濯機の防振支持機構の構造を示す部分図、図2は
本発明による防振支持機構を備える電気洗濯機の構造を
示す図、図3(a)、(b)は防振支持機構の動作を説明す
る図である。
【0019】この洗濯・脱水兼用の電気洗濯機は、防振
支持機構を除いて、前記従来の技術の項で説明したもの
と同じ構造を持つ。この電気洗濯機は、図2に示すよう
に、洗濯物を入れる器で壁に貫通穴9aおよび凹凸部9
bを有する内槽9と、この内槽9を回転自在に内設し、
かつ洗濯用の水を受ける外槽3と、外槽3を取り囲む外
枠1と、外枠1の内壁面に沿って外槽3を吊り上げる防
振支持機構11と、内槽9および該内槽9内底部中心に
設けた撹拌翼10を回転させる駆動機構4とを備えてい
る。そのほか洗濯機のカバ−2を備えている。駆動機構
4は、外槽3の外底部にあって、モータ6と、このモ−
タ6によりベルト8を介して駆動される変速機5からな
り、これら機器は外槽3の外底部にベ−ス7を介して取
り付けられている。変速機5は2重軸構造になってお
り、外周側の軸には内槽9が、中心側の軸には歯車機構
を介して撹拌翼10が取り付けられている。
支持機構を除いて、前記従来の技術の項で説明したもの
と同じ構造を持つ。この電気洗濯機は、図2に示すよう
に、洗濯物を入れる器で壁に貫通穴9aおよび凹凸部9
bを有する内槽9と、この内槽9を回転自在に内設し、
かつ洗濯用の水を受ける外槽3と、外槽3を取り囲む外
枠1と、外枠1の内壁面に沿って外槽3を吊り上げる防
振支持機構11と、内槽9および該内槽9内底部中心に
設けた撹拌翼10を回転させる駆動機構4とを備えてい
る。そのほか洗濯機のカバ−2を備えている。駆動機構
4は、外槽3の外底部にあって、モータ6と、このモ−
タ6によりベルト8を介して駆動される変速機5からな
り、これら機器は外槽3の外底部にベ−ス7を介して取
り付けられている。変速機5は2重軸構造になってお
り、外周側の軸には内槽9が、中心側の軸には歯車機構
を介して撹拌翼10が取り付けられている。
【0020】防振支持機構11は、外枠1の内側上部か
ら吊り下がる吊り棒12と、この吊り棒12の下端部に
設けられ外槽3の下部側面に結合する防振装置13とか
ら構成されている。
ら吊り下がる吊り棒12と、この吊り棒12の下端部に
設けられ外槽3の下部側面に結合する防振装置13とか
ら構成されている。
【0021】次に電気洗濯機の動作を説明する。洗濯す
る衣類と洗剤を内槽9に入れ、洗濯機のスイッチを入れ
ると、内槽9に一定量の水が給水される。給水が終わる
と、自動的に撹拌翼10が回転を始め、衣類を撹拌しな
がら洗濯する。洗濯が終わると、排水・すすぎ(すすぎ
水の給水と撹拌翼の回転)を行い、さらにすすぎ後の排
水終了後は、内槽9が回転して衣類は遠心脱水される。
この脱水工程中に衣類の片寄りによりアンバランスを生
じ、これが内槽9から変速機5の回転軸を介して外槽3
に伝わり、その結果、外槽3が激しく振動する。その振
動が防振支持機構11を介して外枠1に伝達され、外枠
1から騒音が発生する。
る衣類と洗剤を内槽9に入れ、洗濯機のスイッチを入れ
ると、内槽9に一定量の水が給水される。給水が終わる
と、自動的に撹拌翼10が回転を始め、衣類を撹拌しな
がら洗濯する。洗濯が終わると、排水・すすぎ(すすぎ
水の給水と撹拌翼の回転)を行い、さらにすすぎ後の排
水終了後は、内槽9が回転して衣類は遠心脱水される。
この脱水工程中に衣類の片寄りによりアンバランスを生
じ、これが内槽9から変速機5の回転軸を介して外槽3
に伝わり、その結果、外槽3が激しく振動する。その振
動が防振支持機構11を介して外枠1に伝達され、外枠
1から騒音が発生する。
【0022】本発明のかかる防振支持機構11は、吊り
棒12と防振装置13とから構成されている。図1に示
すように、防振装置13は、円筒状で頂部の蓋中心に吊
り棒12を摺動自在に貫通させる筒体15と、筒体15
内に上から順次に設けられたコイルばね14、ばね座1
7、弾性リング20、リング状の弾性摺動部材19及び
摺動部材受け座18と、から構成されており、吊り棒1
2はこれらの部材を貫通し、吊り棒12の下端部に設け
た折り曲げ部または押しつぶした部分などにより摺動部
材受け座18下面を下から支えている。
棒12と防振装置13とから構成されている。図1に示
すように、防振装置13は、円筒状で頂部の蓋中心に吊
り棒12を摺動自在に貫通させる筒体15と、筒体15
内に上から順次に設けられたコイルばね14、ばね座1
7、弾性リング20、リング状の弾性摺動部材19及び
摺動部材受け座18と、から構成されており、吊り棒1
2はこれらの部材を貫通し、吊り棒12の下端部に設け
た折り曲げ部または押しつぶした部分などにより摺動部
材受け座18下面を下から支えている。
【0023】筒体15は外槽3の下部側面に球面支持さ
れている。コイルばね14は上端が筒体15内で蓋の天
井に取り付けられている。図3(a)に示すように、ばね
座17は筒状の軸部17aとその下端部に径方向に張り
出すフランジ17bを設けたフランジ付筒状であって、
このフランジ17b上面でコイルばね14の下端を受け
ている。摺動部材受け座18はその下端部に二段のフラ
ンジを設けた二段フランジ付筒状であって、その筒状の
軸部18aはばね座17の筒穴に摺動自在に嵌入され、
二段フランジのうちの小径の上段フランジ18bには弾
性リング20がばね座17のフランジ下面に接して配置
され、さらに二段フランジのうちの大径の下段フランジ
18cにはリング状の弾性摺動部材19がばね座17の
フランジ下面とすき間gを設けて配置されている。この
すき間gは弾性リング20の高さに比べて小さく、弾性
リング20がある荷重で弾性収縮する量に相当する。リ
ング状の弾性摺動部材19は、外郭形状が円錐台形であ
って、筒状の軸部19a、該軸部の上端から張り出す環
状板でなるフランジ部19bおよびフランジ部外周から
下方に末広がりのスカート部19cとからなる一体物で
ある。軸部19aの外周とスカート部19c内周の間に
溝が形成されている。弾性摺動部材19の筒状の軸部1
9aの筒穴は摺動部材受け座18の上段フランジ18b
の外周に嵌入され、また弾性摺動部材19のほぼ下面全
体は下段フランジに接しており、またスカート部19c
の最外周は筒体15の内径に軽く接する程度の外径をも
つ。
れている。コイルばね14は上端が筒体15内で蓋の天
井に取り付けられている。図3(a)に示すように、ばね
座17は筒状の軸部17aとその下端部に径方向に張り
出すフランジ17bを設けたフランジ付筒状であって、
このフランジ17b上面でコイルばね14の下端を受け
ている。摺動部材受け座18はその下端部に二段のフラ
ンジを設けた二段フランジ付筒状であって、その筒状の
軸部18aはばね座17の筒穴に摺動自在に嵌入され、
二段フランジのうちの小径の上段フランジ18bには弾
性リング20がばね座17のフランジ下面に接して配置
され、さらに二段フランジのうちの大径の下段フランジ
18cにはリング状の弾性摺動部材19がばね座17の
フランジ下面とすき間gを設けて配置されている。この
すき間gは弾性リング20の高さに比べて小さく、弾性
リング20がある荷重で弾性収縮する量に相当する。リ
ング状の弾性摺動部材19は、外郭形状が円錐台形であ
って、筒状の軸部19a、該軸部の上端から張り出す環
状板でなるフランジ部19bおよびフランジ部外周から
下方に末広がりのスカート部19cとからなる一体物で
ある。軸部19aの外周とスカート部19c内周の間に
溝が形成されている。弾性摺動部材19の筒状の軸部1
9aの筒穴は摺動部材受け座18の上段フランジ18b
の外周に嵌入され、また弾性摺動部材19のほぼ下面全
体は下段フランジに接しており、またスカート部19c
の最外周は筒体15の内径に軽く接する程度の外径をも
つ。
【0024】脱水起動時に防振装置13は次のように作
動する。洗濯物が水を含んでいるため重く、吊り棒12
が引っ張り状態になり、防振装置13の筒体15中のコ
イルばね14は収縮し、この収縮に伴うコイルばね14
の押圧力で弾性リング20が押圧されて変形し、それか
ら弾性摺動部材19とばね座17のフランジ下面との間
のすき間gがなくなり、弾性摺動部材19はばね座17
のフランジ下面で押圧されて、弾性摺動部材19のスカ
ート部19cが広がり、筒体15との摩擦が大きくなっ
て、摺動部材19と筒体15の摺動減衰を大きくする
(図3(b)参照)。一方、脱水定格回転数時には、洗濯物
に含まれていた水が抜けて、弾性摺動部材19とばね座
17のフランジ下面との間にすき間gがあり、弾性摺動
部材19のスカート部19cは筒体15の内径に軽く接
する程度として摺動減衰を小さくする(図3(a)参照)。
このように弾性摺動部材19と筒体15の摺動減衰を調
節することにより、脱水起動時の振動を低減でき、脱水
定格回転数時の騒音も低減できる。
動する。洗濯物が水を含んでいるため重く、吊り棒12
が引っ張り状態になり、防振装置13の筒体15中のコ
イルばね14は収縮し、この収縮に伴うコイルばね14
の押圧力で弾性リング20が押圧されて変形し、それか
ら弾性摺動部材19とばね座17のフランジ下面との間
のすき間gがなくなり、弾性摺動部材19はばね座17
のフランジ下面で押圧されて、弾性摺動部材19のスカ
ート部19cが広がり、筒体15との摩擦が大きくなっ
て、摺動部材19と筒体15の摺動減衰を大きくする
(図3(b)参照)。一方、脱水定格回転数時には、洗濯物
に含まれていた水が抜けて、弾性摺動部材19とばね座
17のフランジ下面との間にすき間gがあり、弾性摺動
部材19のスカート部19cは筒体15の内径に軽く接
する程度として摺動減衰を小さくする(図3(a)参照)。
このように弾性摺動部材19と筒体15の摺動減衰を調
節することにより、脱水起動時の振動を低減でき、脱水
定格回転数時の騒音も低減できる。
【0025】以下、防振装置の各種変形例を示す。図4
(a)、(b)に示す防振装置は、図1(または図3(a)、
(b))に示す装置と同様の筒体15、ばね14、ばね座
17および弾性摺動部材19を有している。摺動部材受
け座18はその下端部に二段のフランジを設けた二段フ
ランジ付筒状であって、その筒状の軸部18aはばね座
17の筒穴に摺動自在に嵌入され、二段フランジのうち
の小径の上段フランジ18bには筒穴と同心円的にリン
グ状溝18dを有し、この溝底18dとその上方のばね
座17のフランジ下面との間にコイルばね21が配置さ
れ、二段フランジのうちの大径の下段フランジには弾性
摺動部材19がばね座17のフランジ下面とすき間を設
けて配置されている。
(a)、(b)に示す防振装置は、図1(または図3(a)、
(b))に示す装置と同様の筒体15、ばね14、ばね座
17および弾性摺動部材19を有している。摺動部材受
け座18はその下端部に二段のフランジを設けた二段フ
ランジ付筒状であって、その筒状の軸部18aはばね座
17の筒穴に摺動自在に嵌入され、二段フランジのうち
の小径の上段フランジ18bには筒穴と同心円的にリン
グ状溝18dを有し、この溝底18dとその上方のばね
座17のフランジ下面との間にコイルばね21が配置さ
れ、二段フランジのうちの大径の下段フランジには弾性
摺動部材19がばね座17のフランジ下面とすき間を設
けて配置されている。
【0026】脱水起動時には、防振装置13のコイルば
ね21は収縮し、それから弾性摺動部材19とばね座1
7のフランジ下面との間のすき間がなくなり、弾性摺動
部材19はばね座17のフランジ下面で押圧されて、弾
性摺動部材19のスカート部が広がり、筒体15との摩
擦が大きくなって、摺動部材19と筒体15の摺動減衰
を大きくする(図4(b)参照)。一方、脱水定格回転数時
には防振装置13の弾性摺動部材19とばね座17のフ
ランジ下面との間のすき間があり、弾性摺動部材19の
スカート部は筒体15の内径に軽く接する程度で、摺動
減衰を小さくする(図4(a)参照)。
ね21は収縮し、それから弾性摺動部材19とばね座1
7のフランジ下面との間のすき間がなくなり、弾性摺動
部材19はばね座17のフランジ下面で押圧されて、弾
性摺動部材19のスカート部が広がり、筒体15との摩
擦が大きくなって、摺動部材19と筒体15の摺動減衰
を大きくする(図4(b)参照)。一方、脱水定格回転数時
には防振装置13の弾性摺動部材19とばね座17のフ
ランジ下面との間のすき間があり、弾性摺動部材19の
スカート部は筒体15の内径に軽く接する程度で、摺動
減衰を小さくする(図4(a)参照)。
【0027】図5(a)、(b)に示す防振装置13は、図
4(a)、(b)に示す防振装置のコイルばね21の代りに
太鼓型の板ばねリング22を用いたものである。防振装
置の脱水定格回転数時の状態を図5(a)に、脱水起動時
の状態を図5(b)に示す。
4(a)、(b)に示す防振装置のコイルばね21の代りに
太鼓型の板ばねリング22を用いたものである。防振装
置の脱水定格回転数時の状態を図5(a)に、脱水起動時
の状態を図5(b)に示す。
【0028】図6(a)、(b)に示す防振装置13は、図
1(または図3(a)、(b))に示す装置と同様の筒体1
5、ばね14、ばね座17及び摺動部材受け座18を有
している。弾性摺動部材19はほぼ図1に示すものと同
様であるが、ただ上面中心寄りに該部材19と同心円的
に設けた環状突起23を有する点が相違する。この環状
突起23は、図3(a)で示す弾性リング20に代わるも
ので、突起23を除く弾性摺動部材19の上面とその上
方のばね座17のフランジ下面との間のすき間を設ける
ためのものである。防振装置の非作動時の状態を図6
(a)に、作動時の状態を図6(b)に示す。以下、同様に
図の(a)は装置の脱水定格回転数時、図の(b)は装
置の脱水起動時を示す。
1(または図3(a)、(b))に示す装置と同様の筒体1
5、ばね14、ばね座17及び摺動部材受け座18を有
している。弾性摺動部材19はほぼ図1に示すものと同
様であるが、ただ上面中心寄りに該部材19と同心円的
に設けた環状突起23を有する点が相違する。この環状
突起23は、図3(a)で示す弾性リング20に代わるも
ので、突起23を除く弾性摺動部材19の上面とその上
方のばね座17のフランジ下面との間のすき間を設ける
ためのものである。防振装置の非作動時の状態を図6
(a)に、作動時の状態を図6(b)に示す。以下、同様に
図の(a)は装置の脱水定格回転数時、図の(b)は装
置の脱水起動時を示す。
【0029】図7(a)、(b)および図8(a)、(b)に示
す防振装置13は、図6(a)、(b)に示す環状突起23
を外径寄りに設けたもので、外寄りになるほど弾性摺動
部材19のスカート部を容易に広げることができる。
す防振装置13は、図6(a)、(b)に示す環状突起23
を外径寄りに設けたもので、外寄りになるほど弾性摺動
部材19のスカート部を容易に広げることができる。
【0030】図9(a)、(b)は、図3(a)、(b)に示す
防振装置13において、ばね座17の下面に該部材17
と同心円的に環状突起24を設けたものであり、環状突
起24先端は弾性摺動部材19の上面に当接している。
この環状突起24が弾性摺動部材19を押圧することに
より、図3(a)、(b)に示す防振装置13よりスカート
部を広げ、摺動減衰を増大する。
防振装置13において、ばね座17の下面に該部材17
と同心円的に環状突起24を設けたものであり、環状突
起24先端は弾性摺動部材19の上面に当接している。
この環状突起24が弾性摺動部材19を押圧することに
より、図3(a)、(b)に示す防振装置13よりスカート
部を広げ、摺動減衰を増大する。
【0031】図10(a)、(b)は、図3(a)、(b)に示
す防振装置13において、摺動部材受け座18の下段フ
ランジの上面に受け座18と同心円的な環状突起25を
設けたものであって、環状突起25の先端は、弾性摺動
部材19のスカード部の内面に当接している。この環状
突起25が弾性摺動部材19を押圧することにより、図
3(a)、(b)に示す防振装置13よりもスカート部を広
げて、摺動減衰を増大する。
す防振装置13において、摺動部材受け座18の下段フ
ランジの上面に受け座18と同心円的な環状突起25を
設けたものであって、環状突起25の先端は、弾性摺動
部材19のスカード部の内面に当接している。この環状
突起25が弾性摺動部材19を押圧することにより、図
3(a)、(b)に示す防振装置13よりもスカート部を広
げて、摺動減衰を増大する。
【0032】図11(a)、(b)は、図3(a)、(b)に示
す防振装置13において、弾性摺動部材19上面に該部
材19と同心円的に環状突起23aを設けたものを示
す。
す防振装置13において、弾性摺動部材19上面に該部
材19と同心円的に環状突起23aを設けたものを示
す。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、電気洗濯機の防振装置
において、ばね座と摺動部材受け座の隙間に弾性リング
またやばね等を配した構成や、弾性摺動部材に突起を設
けた構成にすることにより、弾性摺動部材とバネ座、摺
動部材受け座間に空間を設けて、荷重がかかった場合に
弾性摺動部材が容易に変形してそのスカート部が拡が
り、筒体と摩擦するようにしたので、洗濯物が少ない場
合や脱水回転数が高くなり洗濯物から水が抜け洗濯物の
重量が軽くなった場合は、摺動減衰を小さくし騒音を低
減するとともに、洗濯物が多い場合や脱水回転数が低く
洗濯物から水が抜けきらず洗濯物の重量が重い場合は、
摺動減衰を大きくし振動を低減できるという効果が得ら
れた。
において、ばね座と摺動部材受け座の隙間に弾性リング
またやばね等を配した構成や、弾性摺動部材に突起を設
けた構成にすることにより、弾性摺動部材とバネ座、摺
動部材受け座間に空間を設けて、荷重がかかった場合に
弾性摺動部材が容易に変形してそのスカート部が拡が
り、筒体と摩擦するようにしたので、洗濯物が少ない場
合や脱水回転数が高くなり洗濯物から水が抜け洗濯物の
重量が軽くなった場合は、摺動減衰を小さくし騒音を低
減するとともに、洗濯物が多い場合や脱水回転数が低く
洗濯物から水が抜けきらず洗濯物の重量が重い場合は、
摺動減衰を大きくし振動を低減できるという効果が得ら
れた。
【図1】本発明の一実施の形態である防振装置の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】電気洗濯機の縦断面図である。
【図3】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図4】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図5】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図6】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図7】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図8】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図9】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面図
である。
である。
【図10】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面
図である。
図である。
【図11】本発明の別の実施の形態の防振装置の縦断面
図である。
図である。
【図12】従来の防振装置の構成を示す縦断面図であ
る。
る。
【図13】従来の別の防振装置の構成を示す縦断面図で
ある。
ある。
1 外枠 2 カバ− 3 外槽 4 駆動機構 5 変速機 6 モ−タ 7 ベ−ス 8 ベルト 9 内槽 10 撹拌翼 11 防振支持機構 12 吊り棒 13 防振装置 14 コイルばね 15 筒体 17 ばね座 17a 軸部 17b フランジ 18 摺動部材受け座 18a 軸部 18b 上段フランジ 18c 下段フランジ 19 弾性摺動部材 19a 筒状の軸部 19b フランジ部 19c スカート部 20 弾性リング 21 コイルばね 22 板ばねリング 23 環状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿森 保 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 大杉 寛 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内
Claims (7)
- 【請求項1】 洗濯物の洗濯及び脱水に用いる内槽を回
転自在に内設し、かつ該内槽を回転駆動する駆動機構を
有する外槽を、該外槽を取り囲む外枠内に吊り下げる防
振支持機構であって、前記外枠内上部から吊り下がる吊
り棒と、該吊り棒の先端部に設けられ前記外槽側面に結
合された防振装置とから構成する、電気洗濯機の防振支
持機構において、前記防振装置は、 有蓋円筒状で該蓋中心に設けられた穴を通して前記吊り
棒を摺動自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定
された筒体と、 前記筒体内にあって該筒体の天井に上端が取り付けられ
たコイルばねと、 該コイルばねの内径に下側から挿入された筒状の軸部
と、該軸部の下端から張り出し前記コイルばねの下端を
受けるフランジ部とからなるばね座と、 前記ばね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸
部と、該軸部の下端から張り出し小径フランジおよび大
径フランジを上下に合わせた二段フランジ部とからなる
摺動部材受け座と、 前記ばね座の下面と前記摺動部材受け座の小径フランジ
間に該摺動部材受け座の軸部に同心円的に配置された弾
性リングと、 前記小径フランジの外周部を嵌入する穴を有する円筒状
の軸部と、該軸部の上端から張り出す環状板部と、該環
状板部外周から下方に末広がりのスカート部とからな
り、該スカート部下端が摺動部材受け座の大径フランジ
上面に接するとともに該スカート部の外周が前記筒体の
内面に接し、かつ前記環状板部上面がばね座のフランジ
下面とすき間を設けて配置された弾性摺動部材と、から
なり、 前記吊り棒が前記コイルばねの内径を貫通し前記摺動部
材受け座を支持していることを特徴とする電気洗濯機の
防振支持機構。 - 【請求項2】 前記ばね座のフランジの下面に該フラン
ジと同心円的に環状突起を設け、該環状突起の先端を前
記弾性摺動部材の環状板部に当接させたことを特徴とす
る請求項1記載の電気洗濯機の防振支持機構。 - 【請求項3】 前記摺動部材受け座の大径フランジ上面
に該大径フランジと同心円的に環状突起を設け、該環状
突起の先端を前記弾性摺動部材のスカート部の内斜面に
当接させたことを特徴とする請求項1記載の電気洗濯機
の防振支持機構。 - 【請求項4】 前記弾性摺動部材の環状板部上に該環状
板部と同心円的に環状突起を設け、該環状突起を前記ば
ね座下面に当接させたことを特徴とする請求項1記載の
電気洗濯機の防振支持機構。 - 【請求項5】 洗濯物の洗濯及び脱水に用いる内槽を回
転自在に内設し、かつ該内槽を回転駆動する駆動機構を
有する外槽を、該外槽を取り囲む外枠内に吊り下げる防
振支持機構であって、前記外枠内上部から吊り下がる吊
り棒と、該吊り棒の先端部に設けられ前記外槽側面に結
合された防振装置とから構成する、電気洗濯機の防振支
持機構において、前記記防振装置は、 有蓋円筒状で該蓋中心に設けられた穴を通して前記吊り
棒を摺動自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定
された筒体と、 前記筒体内にあって該筒体の天井に上端が取り付けられ
たコイルばねと、 該コイルばねの内径に下側から挿入された筒状の軸部
と、該軸部の下端から張出し前記コイルばねの下端を受
けるフランジ部とからなるばね座と、 前記ばね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸
部と、該軸部の下端から張り出し小径フランジおよび大
径フランジを上下に合わせた二段フランジ部とからなる
摺動部材受け座と、 前記ばね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸
部と、該軸部の下端に設けられ小径フランジおよび大径
フランジを上下に合わせた二段フランジ部とからなる摺
動部材受け座と、 摺動部材受け座の小径フランジ部に該小径フランジと同
心円的に形成された環状溝に装填され該溝底と前記ばね
座の下面とに挟持された環状バネと、 前記小径フランジの外周部を嵌入する穴を有する円筒状
の軸部と、該軸部の上端から張り出す環状板部と、該環
状板部外周から下方に末広がりのスカート部とからな
り、該スカート部下端が摺動部材受け座の大径フランジ
上面に接するとともに該スカート部の外周が前記筒体の
内面に接し、かつ前記環状板部上面がばね座のフランジ
下面とすき間を設けて配置された弾性摺動部材と、から
なり、 前記吊り棒が前記コイルばねの内径を貫通し前記摺動部
材受け座を支持していることを特徴とする電気洗濯機の
防振支持機構。 - 【請求項6】 洗濯物の洗濯及び脱水に用いる内槽を回
転自在に内設し、かつ該内槽を回転駆動する駆動機構を
有する外槽を、該外槽を取り囲む外枠内に吊り下げる防
振支持機構であって、前記外枠内上部から吊り下がる吊
り棒と、該吊り棒の先端部に設けられ前記外槽側面に結
合された防振装置とから構成する、電気洗濯機の防振支
持機構において、前記記防振装置は、 有蓋円筒状で該蓋中心に設けられた穴を通して前記吊り
棒を摺動自在に貫通させ、外周部分が外槽の側面に固定
された筒体と、 前記筒体内にあって該筒体の天井に上端が取り付けられ
たコイルばねと、 該コイルばねの内径に下側から挿入された筒状の軸部
と、該軸部の下端から張り出し前記コイルばねの下端を
受けるフランジ部とからなるばね座と、 前記ばね座の軸部の穴に摺動自在に嵌入された筒状の軸
部と、該軸部の下端から張り出したフランジとからなる
摺動部材受け座と、 前記摺動部材受け座の軸部を嵌入する穴を有する円筒状
の軸部と、該軸部の上端から張り出す環状板部と、該環
状板部外周から下方に末広がりのスカート部と、該環状
板部上に該環状板部と同心円的に形成された環状の突起
とからなり、該突起がばね座のフランジ下面と接し、前
記スカート部の下端が前記摺動部材受け座のフランジ上
面に接するとともに該スカート部の外周が前記筒体の内
面に接する弾性摺動部材と、からなり、 前記吊り棒が前記コイルばねの内径を貫通し前記摺動部
材受け座を支持していることを特徴とする電気洗濯機の
防振支持機構。 - 【請求項7】 請求項1ないし6に記載の電気洗濯機の
防振支持機構を有する電気洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004821A JPH09192384A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 電気洗濯機の防振支持機構及び電気洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004821A JPH09192384A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 電気洗濯機の防振支持機構及び電気洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192384A true JPH09192384A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11594386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004821A Pending JPH09192384A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 電気洗濯機の防振支持機構及び電気洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192384A (ja) |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004821A patent/JPH09192384A/ja active Pending
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