JPH09192428A - 換気口用カバー、換気口用カバー部材および換気口用カバーの取付け方法 - Google Patents

換気口用カバー、換気口用カバー部材および換気口用カバーの取付け方法

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JPH09192428A
JPH09192428A JP8023348A JP2334896A JPH09192428A JP H09192428 A JPH09192428 A JP H09192428A JP 8023348 A JP8023348 A JP 8023348A JP 2334896 A JP2334896 A JP 2334896A JP H09192428 A JPH09192428 A JP H09192428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気口に容易に取付け可能であり、しかも汎
用性に優れる換気口用カバーまたは換気口用カバー部材
を得る。 【解決手段】 換気口用カバーは、周縁部に帯状部が形
成されたフィルタと、このフィルタの周縁部を収縮可能
な紐状体とを有する。この換気口用カバーは、壁に設け
た枠体に形成された換気口を該換気口用カバーで覆い、
フィルタを枠体側面で収縮させるとともに、壁と枠体と
のコーナー部を帯状部で覆うことにより換気口に取付け
ることができる。換気口用カバー部材は、枠体に形成さ
れた換気口用のカバー部材であって、フィルタの周縁部
に収縮可能な紐状体を有する換気口用カバーと、枠体の
側面に取付けられ、前記換気口用カバーのフィルタの周
縁部を掛止可能な掛止部材とを含む。前記掛止部材は、
フィルタを掛止するための歯状の突起片を有する基板を
含んでいてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジフード、換
気扇などの換気口を覆う換気口用カバー、換気口の汚染
防止等に有用な換気口用カバー部材、および換気口への
換気口用カバーの取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンジフードや換気扇などの換気
口は、室内の汚れた空気や台所で発生する油煙などを吸
入して室外に排気するので、極めて汚れやすく、清掃に
大変な労力を要する。また、塵芥や異物の流入により、
ファンが損傷したり、モータの負荷が増大する。そのた
め、換気口に不織布等からなるフィルタを有する換気扇
カバーなどが装着されている。しかし、換気口は、通
常、部屋の高い位置に設置されているので、フィルタの
取付け作業が煩雑である。また、換気扇が取付けられた
換気口は、効率よく換気するため、換気部の容積や換気
量等に応じて種々の大きさに設定されている。
【0003】上記の点に鑑み、実開平3−10136号
公報には、フィルタと該フィルタの周縁部に設けられ、
且つ上記周縁部を収縮可能な紐状体とを有する換気扇カ
バーが開示されている。この換気扇カバーによれば、フ
ィルタの周縁部には、該周縁部を収縮可能な紐状体が設
けられているため、換気扇を換気扇カバーで被冠し、紐
状体を締結したり、紐状体を伸縮性材料で形成すること
により、換気扇の大きさが異なっていても換気扇カバー
を容易に取付けることができる。しかし、この換気扇カ
バーは汎用性や実用性の点で未だ十分とはいえない。
【0004】例えば、換気扇やレンジフードなどの、枠
体に形成された換気口においては、壁と壁に備えられた
枠体とのコーナー部に間隙が生じる場合が多い。このよ
うな換気口では、フィルタの縁部に紐状体を有する換気
扇カバーで換気口を覆い、枠体の側面でフィルタを収縮
させて取付けても、フィルタにより前記間隙を覆うこと
ができない。そのため、室内の汚れた空気が前記間隙か
ら換気口内に侵入してファンにより室外に排出されるの
で、枠体の内側やファンが汚染されやすい。また、前記
換気扇カバーでは、フィルタのうち紐状体による収縮部
に皺が生じて、フィルタと枠体などのフィルタ取付け面
との間に非接触部(隙間)が形成される場合がある。こ
のような場合には、前記非接触部から汚れた空気が侵入
して、枠体の外表面が汚染される。
【0005】また、枠体に形成された換気口では、換気
口の大きさだけでなく、枠体側面の奥行きの大きさも多
種多様である。そのため、前記換気扇カバーでは、薄型
の換気扇などの場合には、枠体の側面で紐状体を収縮さ
せると、換気口の前面に余裕部が生じて、緊密にフィル
タを装着できない場合が生じる。また、逆に、奥行きの
大きい換気扇などに取付ける場合には、枠体の側面を完
全に被覆できず、枠体表面全体の汚れを防止することが
できない。さらに、枠体の側面にオイルポットなどの凸
部が形成された換気扇などに取付ける場合、前記凸部を
被覆できず、凸部が汚染されやすい。
【0006】さらに、前記の換気扇カバーでは、吸引力
が大きいファンを有する換気口に用いると、前記伸縮性
の紐状体のみでは換気扇カバーのずれや吸込みを充分に
抑制できず、換気扇カバーが外れるおそれがある。
【0007】一方、特開平4−131113号公報に
は、フィルタ部材として不織布を用い、予め前記不織布
と係合する係合手段、例えば、鉤状突起が設けられた基
盤、表面に多数の鉤状物が設けられた面状ファスナなど
を排気口の周囲に取付け、前記不織布で排気口を覆い、
前記不織布の周辺部を上記係合手段に仮止めする排気口
へのフィルタ部材の装着方法が開示されている。しか
し、前記鉤状突起が設けられた基盤を用いる方法におい
ても、排気口のファンの作動および停止を繰返したり、
換気口を通過する空気量(換気量)が変動すると、フィ
ルタと鉤状突起との係合箇所に緩みが生じ、フィルタが
鉤状突起に沿って移動し、鉤状突起の先端部から外れる
場合がある。また、同様のことは、フィルタ部材の繊維
密度が小さい場合にも起こり得る。さらに、フィルタ部
材を面状ファスナで止着する方法では、フィルタ部材の
繊維径、繊維密度、表面状態などにより、フィルタ部材
に対する係合性が低く、フィルタ部材を確実に固定でき
ない場合が生じる。
【0008】また、レンジフードへのフィルタの取付け
方法に関し、前記特開平4−131113号公報には、
レンジフードなどの排気口より広いシート状のフィルタ
部材で該排気口を覆い、前記フィルタ部材の周囲をマグ
ネットホルダーによって押えて固定するフィルタの取付
け方法が開示されている。しかし、レンジフードの換気
口の大きさも製品によって区々であるため、この方法で
は、大きさの異なるレンジフードに対処するためには、
各レンジフードに適合するフィルタを用意する必要があ
る。また、この方法では、排気口を覆ったフィルタを支
えながら、複数のマグネットホルダーを配設する必要が
あるので、フィルタの取付け作業が煩雑である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、換気口に容易に取付け可能であり、しかも汎用
性に優れた換気口用カバー、換気口用カバー部材及び換
気口用カバーの取付け方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、枠体や換気口内の汚
染を著しく抑制できる換気口用カバー及びその取付け方
法を提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、換気口や枠体の大き
さがある程度異なっていても、容易に且つ緊密に取付け
られ、しかも枠体表面全体の汚れを防止できる換気口用
カバーを提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、換気口の大き
さが異なっていても、換気口用カバーを簡単な操作で確
実にレンジフードに取付けることのできる方法を提供す
ることにある。
【0013】さらに、本発明の他の目的は、換気口のフ
ァンの吸引力の大きさや換気量の変動等に拘らず、換気
口用カバーを換気口に確実にかつ長期間安定に固定でき
る換気口用カバー部材、及び換気口用カバーの取付け方
法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、周縁部に帯状
部が形成されたフィルタと、このフィルタの周縁部を収
縮可能な紐状体とを有する換気口用カバーにより、上記
課題を解決するものである。
【0015】この換気口用カバーによれば、フィルタの
周縁部を収縮可能な紐状体が設けられているので、換気
口を換気口用カバーで被冠し、紐状体を締結したり、紐
状体を伸縮性材料で形成することにより、換気口の大き
さが異なっていても換気口用カバーを容易に取付けられ
る。また、フィルタの周縁部に帯状部が形成されている
ので、換気口の枠体と壁とのコーナー部に間隙があって
も、前記帯状部を壁に沿わせたり、前記間隙に挿入する
ことにより、前記間隙を覆うことができるので、前記間
隙から汚れた空気が換気口内に侵入して枠体の内側やフ
ァンを汚染するのを防止できる。さらに、フィルタのう
ち紐状体による収縮部と枠体のフィルタ取付け面との間
に非接触部(隙間)が生じても、フィルタ周縁部の帯状
部により前記隙間を覆うことができるので、汚れた空気
が直接前記隙間から侵入して枠体の外表面を汚染するの
を防止できる。
【0016】また、帯状部が形成されているので、枠体
の側面の奥行きが小さい場合には、前記帯状部を内方に
折り畳んだり、壁に沿わせたりすることにより、換気口
の前面に余裕部を生じさせることなく緊密に装着でき
る。逆に、枠体側面の奥行きがある程度大きくても、前
記帯状部により枠体側面全体を被覆することができるの
で、枠体表面全体を油煙などによる汚染から防護でき
る。さらにまた、枠体の側面にオイルポットなどの凸部
が形成されていても、前記凸部を帯状部により被覆する
ことにより凸部の汚染を防止できる。
【0017】本発明は、また、壁に設けた枠体に形成さ
れた換気口に上記の換気口用カバーを取付ける方法であ
って、換気口を換気口用カバーで覆い、フィルタを枠体
側面で収縮させるとともに、壁と枠体とのコーナー部を
帯状部で覆う換気口用カバーの取付け方法により上記課
題を解決するものである。
【0018】この取付け方法によれば、フィルタの周縁
部に帯状部が形成された換気口用カバーで覆い、フィル
タの周縁部を紐状体により収縮させるので、上記のよう
に、換気口の大きさが異なっていても容易に換気口用カ
バーを取付けることができる。また、換気口用カバーの
帯状部で壁と枠体とのコーナー部を覆うので、前記コー
ナー部の間隙から汚れた空気が換気口内に侵入するのを
防止でき、換気口内の汚染を著しく抑制できる。
【0019】さらに、本発明は、レンジフードへの換気
口用カバーの取付け方法であって、レンジフードの換気
口を、フィルタの周縁部を収縮可能な紐状体を有する換
気口用カバーで覆い、フィルタを紐状体により収縮させ
て換気口用カバーをレンジフード本体に係止するレンジ
フードへの換気口用カバーの取付け方法により、上記課
題を解決するものである。
【0020】この方法によれば、換気口用カバーがフィ
ルタの周縁部を収縮可能な紐状体を有するので、レンジ
フード本体の大きさが異なっていても、換気口を換気口
用カバーで被冠し、紐状体でフィルタを収縮させるとい
う簡単な操作で、しかも確実に換気口用カバーを取付け
ることができる。
【0021】また、本発明は、枠体に形成された換気口
用のカバー部材であって、フィルタの周縁部に収縮可能
な紐状体を有する換気口用カバーと、枠体の側面に取付
けられ、前記換気口用カバーのフィルタの周縁部を掛止
可能な掛止部材とを含む換気口用カバー部材により、上
記課題を解決するものである。
【0022】この換気口用カバー部材によれば、枠体の
側面に掛止部材を取付け、換気口を換気口用カバーで覆
い、フィルタの周縁部を紐状体で収縮させるとともに、
フィルタの周縁部を前記掛止部材に掛止するという簡単
な操作で換気口用カバーを取付けることができる。そし
て、フィルタのフィルタ取付け面に対して平行方向の移
動を主に掛止部材により規制できるとともに、フィルタ
のフィルタ取付け面に対して垂直方向の移動を主に紐状
体の締結力などにより規制できる。そのため、換気口の
ファンの吸引力によるフィルタのずれを掛止部材により
確実に防止できるとともに、前記紐状体によるフィルタ
周縁部の収縮作用により、フィルタが前記掛止部材の先
端から脱離するのを防止できる。したがって、ファンの
吸引力が強い換気口であっても、また、ファンの作動お
よび停止操作を繰返したり、換気量が変動しても、さら
には、フィルタの繊維密度がさほど高くなくても、換気
口用カバーの吸込みや脱離を防止でき、換気口用カバー
を換気口に長期間安定に固定できる。
【0023】さらに、本発明は、枠体に形成された換気
口に、フィルタの周縁部に収縮可能な紐状体を有する換
気口用カバーを取付ける方法であって、枠体の側面に、
フィルタを掛止可能な掛止部材を取付け、換気口を前記
換気口用カバーで覆い、フィルタの周縁部を前記紐状体
で収縮させるとともに、フィルタの周縁部を前記掛止部
材に掛止する換気口への換気口用カバーの取付け方法に
より、上記課題を解決するものである。
【0024】この取付け方法によれば、換気口用カバー
のフィルタの周縁部が紐状体により収縮され、且つフィ
ルタの周縁部が掛止部材により掛止されるので、前記の
ように、換気口のファンの吸引力の大きさや換気量の変
動等に拘らず、換気口用カバーを換気口に長期間安定に
固定できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。なお、説明の都合上、同一の
部材、部位には同一の符号を付している。
【0026】図1は本発明の換気口用カバーの一実施例
を示す斜視図、図2は図1の換気口用カバーを換気扇に
取付けた状態を示す斜視図、図3は図2の要部縦断面図
である。また、図4は図1の換気口用カバーを換気扇に
取付けた他の状態を示す要部縦断面図である。
【0027】換気口用カバー1は、フィルタ2と、この
フィルタ2の周縁部に設けられた伸縮性紐状体3とを有
している。より詳細には、フィルタ2は、その中央部を
余して、周縁部が全周に亘り内方に屈曲され、開口部5
を有する袋状に形成されている。フィルタ2は、通気性
を有する材料で形成されていればよいが、難燃性不織布
で形成されているのが好ましい。難燃性不織布として
は、種々の材料が使用できるが、ポリビニルアルコール
マトリックス中にポリ塩化ビニルがフィブリル状に存在
する難燃性繊維と、補強繊維、例えばポリエステル繊維
とで形成されているのが好ましい。不織布を構成する繊
維の太さは、フィルタの強度や通気性を考慮して適宜選
択できる。前記繊維の太さは、例えば2〜20デニール
程度であり、10デニール以下(例えば5〜10デニー
ル程度)である場合が多い。また、フィルタ2の上記中
央部は、換気口への取付け状態において波形や山形等の
余裕部が生じるのを防ぐため、取付け状態において面一
の平面部2aを形成する。
【0028】また、フィルタ2のうち、開口部5の縁部
より内方には環状挿通孔4が形成され、この環状挿通孔
4と前記縁部との間に環状の帯状部6が形成されてい
る。前記環状挿通孔4には、環状挿通孔4の長さよりも
短く、伸縮性を有する材料、例えば、合成ゴム等からな
る環状の紐状体3が配されている。前記環状挿通孔4
は、環状の挿通孔を形成し得る布片等をフィルタに縫合
したり、挿通孔を有する環状部材をフィルタ2に固着し
たりすることにより形成できる。なお、紐状体3の収縮
率は、フィルタを枠体等に係止する機能が損なわれない
範囲で選択でき、例えば5〜60%程度である。ここ
で、紐状体の収縮率(r(%))とは、外力を加えない
状態での紐状体の長さをL1 、紐状体を伸長させたとき
の最大の長さをL2 としたときの、r=(L1 /L2 )
×100の値をいう。
【0029】壁13にはファン10とファン10を囲む
枠体7とを有する換気扇が設けられている。そして、枠
体7には、換気口用カバーを支持するため、この枠体7
に適合する大きさを有する枠8と、この枠8から縦横方
向にブリッジ状に延びる細条のフレーム部9とを有する
カバー支持具が取付けられている。また、壁13と枠体
7とのコーナー部には間隙12が存在し、この間隙12
は排気口11内に通じている。
【0030】この換気扇の換気口11に換気口用カバー
1を以下のようにして取付けることができる。すなわ
ち、前記換気口用カバー1の紐状体3を伸長させ、換気
口用カバー1で前記カバー支持具と枠体7とを被冠す
る。そして、前記枠体7の側面で紐状体3の伸長を解放
するとともに、図3のように、フィルタ2のうち前記帯
状部6を壁13に沿わせ、帯状部6で前記壁13と枠体
7とのコーナー部を覆う。また、図4のように、前記帯
状部6を間隙12に挿入することにより、帯状部6で前
記コーナー部を覆うこともできる。
【0031】上記換気口用カバー1によれば、伸縮性を
有する紐状体3を用いるので、換気口の大きさが異なっ
ていても、紐状体3の伸長操作およびその解放操作とい
う簡単な操作により換気口に取付けることができる。ま
た、紐状体3がフィルタ2の周縁部のうち端部よりも内
方に設けられ、フィルタ2のうち端部と紐状体3との間
に帯状部6が形成されているので、壁13と枠体7との
コーナー部に間隙12が存在していても、図3に示すよ
うに、帯状部6を壁13に沿わせたり、図4に示すよう
に、帯状部6を間隙12に挿入することにより、帯状部
6により前記コーナー部を覆うことができる。そのた
め、汚れた空気がコーナー部の間隙12から換気口内に
侵入して枠体7の内側の面やファン、排気口の内壁など
が汚染されるのを防止できる。
【0032】また、図3に示すように、枠体7の側面の
奥行きが小さい場合には、前記帯状部6のうち、枠体7
の側面を被覆してなお余る残余部分を壁13の壁面に沿
わせたり、前記残余部分を内方に折り畳んだりすること
により、枠体7全体を被覆しつつ、換気口前面に余裕部
を生じさせることなく、換気口用カバーを緊密に装着で
きる。一方、前記枠体7の側面の奥行きが図3に示す枠
体よりある程度大きくても、前記帯状部6の前記残余部
分を奥行きの増大分に補填できるので、枠体7全体を被
覆できる。このように、上記換気口用カバーによれば、
枠体の側面の奥行きがある程度異なっても、緊密に装着
できるとともに、枠体表面全体を被覆できるので、枠体
全体の汚染を防止できる。
【0033】さらに、フィルタ2のうち紐状体3による
収縮部が枠体7の側面に完全に接触せず、両者間に隙間
が生じる場合でも、フィルタ周縁部の帯状部6により前
記隙間を覆うことができるので、汚れた空気が直接前記
隙間から侵入して枠体7の外表面を汚染するのを防止で
きる。さらに、枠体側面にオイルポット等の凸部が形成
されていても、前記帯状部6により被覆することができ
るので、前記凸部の汚れも防止できるとともに、美観に
も優れる。
【0034】なお、フィルタ2の中央部は、取付け状態
において、完全に面一の平面部を形成する必要はなく、
美観を損ねず、換気口へ吸引されるのを抑制できる範囲
で波形等の余裕部を形成してもよい。
【0035】また、伸縮性紐状体3は、環状挿通孔4に
収容された状態で配されている必要はなく、縫合等の適
宜の手段により換気口用カバー1の周縁部のうち端部よ
り内方に、少なくとも部分的に一体に設けてもよい。紐
状体3が、換気口用カバーの周縁部のうち端部より内方
に部分的に設ける場合、前記帯状部はフィルタの周縁部
に部分的に形成される。また、紐状体は伸縮性を有する
材料に限らず、非伸縮性の材料で形成されていてもよ
い。すなわち、前記環状挿通孔4に開口部を設け、この
開口部から紐状体の両端部を引き出した状態で挿通孔に
紐状体を挿通してもよい。この場合、換気口を換気口用
カバーで被冠した状態で上記紐状体の両端部を締結する
ことにより、換気口用カバーを容易に取付けることがで
きる。
【0036】帯状部6は、枠体や壁の表面と緊密にフィ
ットし得る柔軟性と、換気時の風にも靡いたり破断した
りせず、取付け状態を保持できる程度の強度を有してい
ればよい。例えば、帯状部6は、前記フィルタを構成す
る材料として記載したもののほか、通気性を有しないプ
ラスチックフィルム又はシートなどで形成されていても
よい。帯状部6の幅は、換気口用カバーの装着性を損な
わない範囲で選択でき、例えば0.5〜10cm程度、
好ましくは1〜6cm程度、さらに好ましくは1.5〜
4cm程度である。
【0037】なお、換気口用カバー1のフィルタ2の周
縁部を紐状体3により収縮させた際、通常、収縮に伴っ
て帯状部6に折りひだ(皺)が形成される。そのため、
帯状部6の幅などによっては、帯状部6の縁部におい
て、枠体や壁との間に隙間が生じる場合がある。この隙
間の生成を防止するため、帯状部6に、内方から外方へ
延びる折筋、好ましくは、外方に拡がって延びる折筋を
設けてもよい。また、さらに、帯状部の外周縁部のうち
前記折筋間に、補強テープなどの補強材を設けてもよ
い。補強材としては、プラスチックフィルム又はシート
などを使用できる。このような換気口用カバーでは、前
記折筋によって前記隙間が吸収されるので、帯状部と枠
体又は壁との密着性が向上し、折りひだ部の隙間から汚
れた空気が侵入するのを防止できる。そのため、枠体表
面および換気口内の汚染を確実に防止できる。
【0038】本発明の換気口用カバーは、前面が遮蔽さ
れていない換気扇に対しては、上記のように、カバー支
持具を介して取付けることができると共に、前面が支持
枠等により遮蔽されている換気扇に対しては、カバー支
持具を介することなく、そのまま換気扇に取付けること
ができる。また、換気扇に限らず、レンジフードなどの
他の換気口にも好適に使用できる。
【0039】図5は本発明の換気口用カバーをレンジフ
ードに取付けた状態を示す斜視図である。
【0040】換気口用カバー14は、前記と同様に形成
されている。すなわち、換気口用カバー14は、フィル
タ15と、このフィルタ15の周縁部に設けられた伸縮
性紐状体16とを有しており、フィルタ15の端部と紐
状体16との間には、帯状部17が形成されている。ま
た、このレンジフードでは、レンジフード本体18の下
面に換気口20が形成されている。
【0041】このレンジフードに対し、換気口用カバー
14を次のように取付けることができる。すなわち、換
気口用カバー14の紐状体16を伸長させ、換気口20
を覆う。そして、紐状体16の伸長を解放してフィルタ
15を収縮させるとともに、レンジフード本体18(枠
体)の側面19に係止することにより、レンジフードに
取付けることができる。
【0042】この取付け方法では、換気口用カバー14
がフィルタ15の周縁部を収縮可能な紐状体16を有す
るので、換気口20の大きさが異なるレンジフードに対
しても、紐状体16の伸長操作とその解放操作という簡
単な操作で確実に取付けることができる。また、紐状体
16がフィルタ15の端部より内方に設けられ、フィル
タ15の周縁部に帯状部17が形成されているので、フ
ィルタ15のうち紐状体16による収縮部がレンジフー
ド本体18の側面19に完全に密着せず、紐状体16と
レンジフード本体18の側面との間に隙間が生じる場合
でも、フィルタ周縁部の帯状部17がレンジフード本体
18の側面に密着して前記隙間を覆うので、汚れた空気
が直接前記隙間から侵入してレンジフード本体18の側
面を汚染するのを防止できる。
【0043】なお、レンジフードに換気口用カバーを取
付ける場合、換気口用カバーはフィルタの周縁部を収縮
可能な紐状体を有していればよく、フィルタの周縁部に
必ずしも帯状部が形成されていなくてもよい。このよう
な換気口用カバーであっても、換気口の大きさの異なる
広範なレンジフードに容易にかつ確実に取付けることが
できる。また、上記の取付け方法は、図5のような浅形
のレンジフードに限らず、深形のレンジフードにも好適
に適用できる。
【0044】図6は本発明の換気口用カバー部材におけ
る換気口用カバーの一例を示す斜視図、図7は本発明の
換気口用カバー部材における掛止部材の一例を示す斜視
図、図8は換気口に図6の換気口用カバーを図7の掛止
部材を用いて取付けた状態を示す斜視図、図9は図8の
縦断面図である。
【0045】換気口用カバー21は、フィルタ22の周
縁部に伸縮性紐状体23を有している。より詳細には、
フィルタ22は、その中央部を余して、周縁部が全周に
亘り内方に折曲され、開口部25を有する袋状に形成さ
れている。
【0046】フィルタ22は前記フィルタ2と同様の材
料で形成されており、フィルタ22の上記中央部は、取
付け状態において平面部22aを形成する。また、フィ
ルタ22のうち開口部25の縁部には環状挿通孔24が
形成されている。環状挿通孔24は、フィルタ22の縁
部を縫合したり、別に作製した挿通孔を有する部材をフ
ィルタ22の縁部に固着等により取付けたりすることに
より形成できる。この環状挿通孔24には、前記と同様
の環状の伸縮性紐状体23が配されている。
【0047】掛止部材26は、基板27と、基板27の
一方の面の端部に設けられた歯状の突起片28とから構
成されている。突起片28の基板27に対する角度は8
0°程度である。突起片28は、板状の基部と、この基
部から延びる複数の突起体が並列した先端部とからな
り、前記各突起体の先端は鋭角をなしている。前記突起
体の長さはフィルタ22の厚みより大きく形成されてい
る。そして、基板27の裏面側(突起片が形成された面
の反対側の面)には、表面に粘着層を有する粘着テープ
(図示せず)が取付けられている。
【0048】掛止部材26を形成する材料としては、フ
ィルタ22を掛止し得る強度を確保できるものであれば
よく、例えば、金属やプラスチックなどが例示できる。
掛止部材26のうち基板27と突起片28は、同一の材
料で形成されていてもよく、互いに異なる材料で形成さ
れていてもよい。
【0049】壁33にはファン34とファン34を囲む
枠体29が設けられている。前記枠体29の前面31に
は、空気を通過させる多数のスリット32が設けられ、
換気口35が形成されている。
【0050】この換気口35に換気口用カバー21を以
下のようにして取付けることができる。すなわち、枠体
29の側面30に、複数の前記掛止部材26を適当な間
隔をおいて固定する。より具体的には、換気口用カバー
21を換気口35に取付けた状態において、突起片28
の突起体の並列方向が、ファン34の吸引力がフィルタ
22に作用する方向に対して直交する方向となり、且つ
突起片28の傾斜方向が前記ファン34の吸引力がフィ
ルタ22に作用する方向と反対方向となるように、掛止
部材26を枠体29の側面30に配置し、前記粘着テー
プにより固定する。
【0051】次いで、前記換気口用カバー21の紐状体
23を伸長させ、換気口35を換気口用カバー21で覆
う。そして、紐状体23の伸長を解放するとともに、フ
ィルタ22のうち紐状体23の内側を掛止部材26の突
起片28の突起体に貫通させ、紐状体23を突起片28
の基部の外側(フィルタ22の縁部側)の壁面に当接さ
せる。
【0052】この取付け方法によれば、フィルタ22
が、掛止部材26の突起片28の突起体により掛止さ
れ、しかもフィルタ22の周縁部が伸縮性紐状体23の
伸縮力により収縮するので、フィルタ22のフィルタ取
付け面に対して平行方向の移動を掛止部材26により規
制できるとともに、フィルタ22のフィルタ取付け面に
対して垂直方向の移動を前記紐状体23の伸縮力により
規制できる。そのため、ファン34の吸引力が強く、紐
状体23の伸縮力のみではフィルタ22がずれたり、換
気口35に吸込まれるような場合でも、掛止部材26に
よりフィルタ22の前記平行方向のずれを確実に防止で
きる。一方、ファン34の作動および停止操作を繰返し
たり換気量を変化させる場合、室外の風などにより換気
量が急激に変動する場合、フィルタ22の繊維密度が小
さい場合など、掛止部材26のみではフィルタ22が掛
止部材26から外れ、換気口用カバー21が脱離しやす
い場合においても、前記紐状体23の伸縮力により、フ
ィルタ22の前記垂直方向の移動が規制されるので、掛
止部材26からのフィルタ22の脱離を防止できる。こ
のように、上記取付け方法では、フィルタ22の周縁部
を紐状体23で収縮させ、且つフィルタ22を掛止部材
26に掛止するので、前記紐状体23および掛止部材2
6をそれぞれ単独で使用する場合の欠点を解消できると
ともに、紐状体23および掛止部材26の本来有する機
能を充分に発揮させることができる。そのため、換気口
用カバー21を換気口35に、確実に且つ長期間安定に
固定することができる。
【0053】また、この例では、伸縮性の紐状体23を
用いるため、紐状体23の伸長操作およびその解放操作
という簡単な操作によりフィルタ22の周縁部を収縮さ
せることができ、換気口用カバー21の取付け操作およ
び取外し操作が極めて容易である。
【0054】さらに、掛止部材26の歯状の突起片28
では、先端部において複数の突起体が密に並列している
ので、フィルタ掛止能を著しく高めることができる。ま
た、突起片28の突起体がフィルタ22に働くファン3
4の吸引力の方向に対して直交する方向に並列している
ので、各突起体の掛止機能を確実に発揮させることがで
き、換気口用カバー21の吸引、ずれを顕著に防止でき
る。また、突起片28の突起体の先端が鋭角に形成され
ているので、フィルタ22を容易に貫通させることがで
きる。さらに、前記突起体の長さがフィルタ22の厚み
より大きく形成されているとともに、突起片28が前記
ファン34の吸引力の方向とは反対側に傾斜しているの
で、フィルタ22が掛止部材26から外れにくい。
【0055】また、フィルタ22のうち紐状体23の内
側を掛止部材26の前記突起体に貫通させ、紐状体23
を突起片28のうち外側(フィルタ22の縁部側)の壁
面に当接させて掛止しているので、紐状体23自体の移
動を突起片28によって規制できるとともに、フィルタ
22の歯状突起体からの脱離を紐状体23による伸縮力
により確実に防止できる。そのため、紐状体23および
掛止部材26が確実に機能し、換気口用カバー21を強
固に固定できる。
【0056】なお、換気口用カバー21のフィルタ22
の中央部は、前記と同様、取付け状態において、完全に
面一の平面部を形成する必要はない。また、伸縮性紐状
体23は、縫合等の適宜の手段によりフィルタ22の周
縁部と少なくとも部分的に一体に設けてもよい。また、
紐状体は、前記と同様、非伸縮性の材料で形成されてい
てもよい。
【0057】また、換気口用カバーは、前記に限らず、
例えば前記換気口用カバー1のように、周縁部に帯状体
が形成されたフィルタと、このフィルタの周縁部を収縮
可能な紐状体とを有するカバーであってもよい。このよ
うな換気口用カバーを用いると、周縁部の帯状体によ
り、掛止部材26の基板27全体を覆うことができるの
で、取付け状態において、基板27の側部に隙間が生じ
るのを防止できる。そのため、枠体29の表面の汚染を
確実に防止できる。
【0058】さらに、突起片28(または突起片28の
先端部の突起体)の基板27に対する角度は、前記に限
らず、フィルタ掛止機能を損なわない範囲で設定でき、
例えば、30°〜150°、好ましくは45°〜135
°、さらに好ましくは60°〜120°程度である。フ
ィルタ掛止機能を高めるため、突起片28は、突起体の
並列方向に対して直交する方向に、例えば5°以上、好
ましくは10°以上傾斜しているのが好ましい。掛止部
材26の前記突起体の先端は鋭角状でなくてもよく、フ
ィルタ22を貫通できる形状であればよい。また、前記
突起体は、突起片の少なくとも先端部に形成されていれ
ばよく、突起片が複数の並列した突起体で構成されてい
てもよい。突起体の長さは、必ずしもフィルタ22の厚
みより大きくする必要はなく、フィルタ22を掛止可能
な長さであればよい。突起体29の数は複数でなくても
よく1個であってもよいが、好ましくは複数(例えば3
〜30程度)、さらに好ましくは5〜20程度である。
突起体は先端が屈曲した鉤状であってもよい。さらに、
突起片28は必ずしも基板27の端部に形成されている
必要はなく、基板27の一方の面の中央部に設けられて
いてもよい。
【0059】また、掛止部材は、上記のような構造に限
らず、フィルタ22を掛止可能な突起部を有していれば
特に限定されない。例えば、基板27に、複数の突起体
がランダムに又は一定の規則性のもとに形成されていて
もよい。
【0060】好ましい掛止部材では、基板の一方の面
に、少なくとも先端部に複数の並列した突起体を有する
突起片を有し、紐状体を当接可能な当接面が形成されて
いる。なお、この当接面は、複数の並列した突起体自体
により形成されていてもよい。前記突起片は、突起体の
並列方向に対して直交する方向に傾斜しているのが好ま
しい。
【0061】さらに、掛止部材26の配設方向は上記に
限らず、フィルタ掛止機能を損なわない範囲で適宜選択
できる。掛止部材26の枠体29の側面30への固定は
粘着テープに限らず、磁石、吸盤などの慣用の固定手段
を用いることができる。また、フィルタ22のうち掛止
部材26に掛止する部位は、前記に限らず、フィルタ2
2のフィルタ取付け面に対して平行方向の移動を規制で
きる部位であればよい。
【0062】図10は、本発明の換気口用カバー部材に
おける掛止部材の他の例を示す斜視図であり、図11
は、図10の掛止部材を用いて図6の換気口用カバーを
換気口に取付けた状態を示す縦断面図である。
【0063】この掛止部材36は、基板37の一方の面
のうち一方の端部に、前記掛止部材26と同様の突起片
38が設けられていると共に、他方の端部に、基板37
に対して略垂直に、前記突起片38と対向して板状の嵌
入片39が設けられている。そして、突起片38と嵌入
片39との間には、換気扇カバー21の紐状体23を嵌
入するための凹部が形成されている。なお、前記嵌入片
39の長さおよび高さは、突起片38と共に紐状体23
を嵌入し得る範囲で適宜設定できる。また、嵌入片39
の材質としては、前記基板と同様、金属、プラスティッ
クなどを使用できる。
【0064】この掛止部材36を用いて、換気口用カバ
ー21を次のようにして取付けることができる。すなわ
ち、嵌入片39の側壁面が壁33に沿うように、掛止部
材36を粘着テープなどの固定手段により枠体29の側
面30に取付け、前記と同様、換気口用カバー21の紐
状体23を伸長させ、換気口35を前記換気口用カバー
21で覆う。そして、紐状体23の伸長を解放すると共
に、フィルタ22のうち紐状体23の内側を掛止部材3
6の突起片38の先端部の突起体に貫通させ、紐状体2
3を、突起片38と嵌入片39との間の凹部に嵌入させ
る。
【0065】この掛止部材36を用いると、フィルタ2
2が、掛止部材36の突起片38により掛止され、フィ
ルタ22の周縁部が伸縮性紐状体23の伸縮力により収
縮するとともに、紐状体23が前記凹部に嵌入されるの
で、フィルタ22の上下左右の動きをいっそう強く規制
できる。そのため、換気口用カバーを極めて強固に固定
できる。また、上記の例では、基板37の端部に板状の
嵌入片39が基板に対して略垂直に設けられているの
で、掛止部材36を壁33に密着させて固定することも
でき、位置決めが容易である。
【0066】なお、前記嵌入片39は、必ずしも板状で
ある必要はなく、突起片38との間に紐状体23を嵌入
し得る空間を形成可能な形状であればよく、例えば、棒
状等であってもよい。また、基板37には複数の嵌入片
が設けられていてもよい。
【0067】図12は、本発明の換気口用カバー部材に
おける掛止部材のさらに他の例を示す斜視図である。
【0068】この掛止部材40は、フィルタを係止する
ための歯状の突起片が基板上に複数形成されている点で
前記掛止部材26と相違する。すなわち、掛止部材40
では、基部と複数の突起体が並列した先端部とからなる
複数の突起片42が、基板41の一方の面上に、換気口
用カバーの紐状体が挿入可能な程度の間隔をおいて、互
いに略平行に形成されている。
【0069】この掛止部材40では、基板41上に歯状
の突起片42が複数個形成されているので、フィルタ周
縁部を多数の突起体により掛止でき、フィルタのフィル
タ取付け面に対して平行方向の移動を強く規制できる。
そのため、紐状体の伸縮力と相俟って、フィルタに対す
る係止能が著しく向上する。また、複数の突起片42
が、紐状体が挿入可能な間隔をおいて略平行に配置して
いるので、枠体の側面の奥行きの大きさが異なる換気口
に対しても、紐状体の掛止位置を調整しつつ換気口用カ
バーを取付けることができるので、汎用性に優れる。
【0070】なお、各突起片42の間隔は、必ずしも紐
状体が挿入可能な程度でなくてもよく、各突起片が密に
又は粗に配置されていてもよい。
【0071】本発明の換気口用カバー部材は、前記のよ
うに、換気口の前面が枠体により遮蔽されたタイプのも
ののほか、前面が遮蔽されていない開口状態の換気口に
も適用できる。後者の換気口の場合には、換気口の前面
に換気口用カバーのフィルタを支持可能な支持枠を配設
することにより、換気口用カバーを確実に且つ強固に固
定できる。
【0072】
【発明の効果】本発明の換気口用カバー、換気口用カバ
ー部材および換気口用カバーの取付け方法によれば、換
気口用カバーを換気口に容易に取付けることができると
共に、汎用性に優れる。
【0073】本発明の換気口用カバーおよび換気口用カ
バーの取付け方法によれば、壁と枠体とのコーナー部な
どの間隙から汚れた空気が換気口内に直接侵入するのを
防止できるので、枠体および換気口内の汚染を著しく抑
制できる。
【0074】また、本発明の換気口用カバーによれば、
換気口や枠体の大きさがある程度異なっていても、容易
に且つ緊密に取付けられ、しかも枠体表面全体の汚れを
防止できる。
【0075】さらに、本発明の換気口用カバーの取付け
方法によれば、フィルタの周縁部を収縮可能な紐状体を
有する換気口用カバーを用いるので、換気口の大きさが
異なっていても、換気口用カバーを簡単な操作で確実に
レンジフードに取付けることができる。
【0076】本発明の換気口用カバー部材は、フィルタ
の周縁部に収縮可能な紐状体を有する換気扇カバーと、
枠体の側面に取付けられ、前記フィルタの周縁部を掛止
可能な掛止部材とを含むので、換気口のファンの吸引力
や換気量の変動等に拘らず、換気口用カバーを換気口に
確実に且つ長期間安定に固定できる。
【0077】本発明の他の換気口用カバーの取付け方法
によれば、フィルタの周縁部に収縮可能な紐状体を有す
る換気口用カバーを、フィルタの周縁部を掛止可能な掛
止部材を用いて換気口に取付けるので、換気口のファン
の吸引力や換気量の変動等に拘らず、確実に且つ長期間
安定に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の換気口用カバーの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図2は図1の換気口用カバーを換気扇に取付け
た状態を示す斜視図である。
【図3】図3は図2の要部縦断面図である。
【図4】図4は図1の換気口用カバーを換気扇に取付け
た他の状態を示す要部縦断面図である。
【図5】図5は本発明の換気口用カバーをレンジフード
に取付けた状態を示す斜視図である。
【図6】図6は本発明の換気口用カバー部材における換
気口用カバーの一例を示す斜視図である。
【図7】図7は本発明の換気口用カバー部材における掛
止部材の一例を示す斜視図である。
【図8】図8は換気口に図6の換気口用カバーを図7の
掛止部材を用いて取付けた状態を示す斜視図である。
【図9】図9は図8の縦断面図である。
【図10】図10は本発明の排気口用カバー部材におけ
る掛止部材の他の例を示す斜視図である。
【図11】図11は図6の換気口用カバーを図10の掛
止部材を用いて換気口に取付けた状態を示す縦断面図で
ある。
【図12】図12は本発明の換気口用カバー部材におけ
る掛止部材のさらに他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,14,21…換気口用カバー 2,15,22…フィルタ 3,16,23…紐状体 4,24…挿通孔 6,17…帯状部 7,29…枠体 11,20,35…換気口 12…間隙 13,33…壁 18…レンジフード本体(枠体) 26,36,40…掛止部材 27,37,41…基板 28,38,42…突起片 39…嵌入片

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁部に帯状部が形成されたフィルタ
    と、このフィルタの周縁部を収縮可能な紐状体とを有す
    る換気口用カバー。
  2. 【請求項2】 壁に設けた枠体に形成された換気口に請
    求項1記載の換気口用カバーを取付ける方法であって、
    換気口を換気口用カバーで覆い、フィルタを枠体側面で
    収縮させるとともに、壁と枠体とのコーナー部を帯状部
    で覆う換気口への換気口用カバーの取付け方法。
  3. 【請求項3】 レンジフードへの換気口用カバーの取付
    け方法であって、レンジフードの換気口を、フィルタの
    周縁部を収縮可能な紐状体を有する換気口用カバーで覆
    い、フィルタを紐状体により収縮させて換気口用カバー
    をレンジフード本体に係止するレンジフードへの換気口
    用カバーの取付け方法。
  4. 【請求項4】 枠体に形成された換気口用のカバー部材
    であって、フィルタの周縁部に収縮可能な紐状体を有す
    る換気口用カバーと、枠体の側面に取付けられ、前記換
    気口用カバーのフィルタの周縁部を掛止可能な掛止部材
    とを含む換気口用カバー部材。
  5. 【請求項5】 掛止部材が、フィルタを掛止するための
    歯状の突起片を有する基板を含む請求項4記載の換気口
    用カバー部材。
  6. 【請求項6】 基板に、歯状の突起片との間に紐状体を
    嵌入し得る嵌入片が設けられている請求項5記載の換気
    口用カバー部材。
  7. 【請求項7】 枠体に形成された換気口に、フィルタの
    周縁部に収縮可能な紐状体を有する換気口用カバーを取
    付ける方法であって、枠体の側面に、フィルタを掛止可
    能な掛止部材を取付け、換気口を前記換気口用カバーで
    覆い、フィルタの周縁部を前記紐状体で収縮させるとと
    ともに、フィルタの周縁部を前記掛止部材に掛止する換
    気口への換気口用カバーの取付け方法。
  8. 【請求項8】 紐状体を掛止部材の外側に掛止する請求
    項7記載の換気口用カバーの取付け方法。
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