JPH09192502A - 耐久性に優れたメタル担体 - Google Patents
耐久性に優れたメタル担体Info
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- JPH09192502A JPH09192502A JP8005588A JP558896A JPH09192502A JP H09192502 A JPH09192502 A JP H09192502A JP 8005588 A JP8005588 A JP 8005588A JP 558896 A JP558896 A JP 558896A JP H09192502 A JPH09192502 A JP H09192502A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種内燃機関の排ガス浄化用触媒の担体等に
使用される積層タイプ、放射状タイプ、巴状タイプ等の
メタル担体において、使用中の高温加熱、冷熱サイクル
等による熱応力や振動等に対する耐久性を、簡単な構造
で、コスト増大を抑えて改善する。 【解決手段】 積層タイプのメタル担体において、平箔
は外筒に接合されないか、または一端のみが接合され、
波箔は両端がともに外筒に接合されている。放射状タイ
プのメタル担体において、中心体には平箔および波箔の
一端が接合され、外筒には波箔の他端のみが接合されて
いる。巴状タイプのメタル担体において、外筒には、各
単位体の波箔のみが接合されている。 【効果】 熱応力や振動が波箔に吸収され、ハニカム体
の耐久性が向上する。
使用される積層タイプ、放射状タイプ、巴状タイプ等の
メタル担体において、使用中の高温加熱、冷熱サイクル
等による熱応力や振動等に対する耐久性を、簡単な構造
で、コスト増大を抑えて改善する。 【解決手段】 積層タイプのメタル担体において、平箔
は外筒に接合されないか、または一端のみが接合され、
波箔は両端がともに外筒に接合されている。放射状タイ
プのメタル担体において、中心体には平箔および波箔の
一端が接合され、外筒には波箔の他端のみが接合されて
いる。巴状タイプのメタル担体において、外筒には、各
単位体の波箔のみが接合されている。 【効果】 熱応力や振動が波箔に吸収され、ハニカム体
の耐久性が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種内燃機関の排
ガス浄化用触媒の担体等に使用され、使用中の高温加
熱、冷熱サイクル等による熱応力や、振動等に対する耐
久性に優れたメタル担体に関するものである。
ガス浄化用触媒の担体等に使用され、使用中の高温加
熱、冷熱サイクル等による熱応力や、振動等に対する耐
久性に優れたメタル担体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車、ボイラー、発電用など各種内燃
機関の排ガス浄化用触媒の担体として、耐熱ステンレス
鋼製の外筒に、同ステンレス鋼製のハニカム体を嵌入し
たメタル担体が、近年、多用されるようになってきた。
ハニカム体には、厚さ50μm程度の平箔と、該平箔を
コルゲート加工した波箔とを交互に重ね、外筒の軸方向
に多数の貫通孔が形成されたものが使用されている。こ
のようなメタル担体は、従来のセラミック製担体に比べ
て熱容量が小さいので、触媒が作用する温度に早く加熱
され、エンジン始動初期の排ガス浄化能力が優れてい
る。また、ハニカム体の壁が薄い金属箔からなるので、
排気抵抗が小さく、エンジン出力の損失が少ない。さら
に、温度の上下が激しい排ガス環境下においても、耐久
性に優れている等、多くの利点を有している。
機関の排ガス浄化用触媒の担体として、耐熱ステンレス
鋼製の外筒に、同ステンレス鋼製のハニカム体を嵌入し
たメタル担体が、近年、多用されるようになってきた。
ハニカム体には、厚さ50μm程度の平箔と、該平箔を
コルゲート加工した波箔とを交互に重ね、外筒の軸方向
に多数の貫通孔が形成されたものが使用されている。こ
のようなメタル担体は、従来のセラミック製担体に比べ
て熱容量が小さいので、触媒が作用する温度に早く加熱
され、エンジン始動初期の排ガス浄化能力が優れてい
る。また、ハニカム体の壁が薄い金属箔からなるので、
排気抵抗が小さく、エンジン出力の損失が少ない。さら
に、温度の上下が激しい排ガス環境下においても、耐久
性に優れている等、多くの利点を有している。
【0003】従来のメタル担体には、巻回タイプ、積層
タイプ、放射状タイプ、巴状タイプ等、各種形状のもの
が知られている。巻回タイプは、帯状の平箔と波箔を重
ねて渦巻状に巻回して形成したハニカム体を外筒に嵌入
したもの、積層タイプは、平板状の平箔と波箔を交互に
積層して形成したハニカム体を嵌入したものである。放
射状タイプは、外筒の中心軸に沿って中心体を配設し、
該中心体から外筒に向けて、湾曲した多数の平箔と波箔
を交互に積層して装填したもの、巴状タイプは、平箔と
波箔を交互に重ねて形成した複数組の単位体を巴状に組
合せて、外筒に嵌入したものである。そして、いずれの
タイプのものも、平箔と波箔の接触部が接合され、かつ
ハニカム体と外筒の接触部が接合されている。
タイプ、放射状タイプ、巴状タイプ等、各種形状のもの
が知られている。巻回タイプは、帯状の平箔と波箔を重
ねて渦巻状に巻回して形成したハニカム体を外筒に嵌入
したもの、積層タイプは、平板状の平箔と波箔を交互に
積層して形成したハニカム体を嵌入したものである。放
射状タイプは、外筒の中心軸に沿って中心体を配設し、
該中心体から外筒に向けて、湾曲した多数の平箔と波箔
を交互に積層して装填したもの、巴状タイプは、平箔と
波箔を交互に重ねて形成した複数組の単位体を巴状に組
合せて、外筒に嵌入したものである。そして、いずれの
タイプのものも、平箔と波箔の接触部が接合され、かつ
ハニカム体と外筒の接触部が接合されている。
【0004】従来のメタル担体は、排ガス浄化装置とし
ての使用中において、高温加熱や冷熱サイクル等による
熱応力や振動がハニカム体の外周部に集中し、ハニカム
体を構成する金属箔が損傷を受けるという問題点を有し
ていた。その対策として、特開平6−246171号公
報には、積層タイプ、放射状タイプ、巴状タイプ等にお
いて、外筒に接する側で、平箔の見掛上の肉厚を増大さ
せる非折返し状の肉厚増大部を設けたメタル担体が提案
されている。
ての使用中において、高温加熱や冷熱サイクル等による
熱応力や振動がハニカム体の外周部に集中し、ハニカム
体を構成する金属箔が損傷を受けるという問題点を有し
ていた。その対策として、特開平6−246171号公
報には、積層タイプ、放射状タイプ、巴状タイプ等にお
いて、外筒に接する側で、平箔の見掛上の肉厚を増大さ
せる非折返し状の肉厚増大部を設けたメタル担体が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のメタル担体にお
いて、使用中の熱応力や振動によるハニカム体外周部の
耐久性を改善する手段として提案されている上記特開平
6−246171号公報の技術は、肉厚増大部を設ける
ときの加工が難しく、製造コストが増大するという問題
点を有している。本発明は、各種内燃機関の排ガス浄化
用触媒の担体等に使用される積層タイプ、放射状タイ
プ、巴状タイプ等のメタル担体において、使用中の高温
加熱、冷熱サイクル等による熱応力や振動等に対する耐
久性を、簡単な構造で、コスト増大を抑えて改善するこ
とを目的とする。
いて、使用中の熱応力や振動によるハニカム体外周部の
耐久性を改善する手段として提案されている上記特開平
6−246171号公報の技術は、肉厚増大部を設ける
ときの加工が難しく、製造コストが増大するという問題
点を有している。本発明は、各種内燃機関の排ガス浄化
用触媒の担体等に使用される積層タイプ、放射状タイ
プ、巴状タイプ等のメタル担体において、使用中の高温
加熱、冷熱サイクル等による熱応力や振動等に対する耐
久性を、簡単な構造で、コスト増大を抑えて改善するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1発明は、平箔と波箔を交互に重ねたハニ
カム体が外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫通
孔が形成されたメタル担体において、該ハニカム体が平
板状の平箔と波箔を積層して形成され、該平箔は、外筒
に接合されないか、または一端のみが接合され、該波箔
は、両端がともに外筒に接合されていることを特徴とす
る耐久性に優れたメタル担体である。
の本発明の第1発明は、平箔と波箔を交互に重ねたハニ
カム体が外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫通
孔が形成されたメタル担体において、該ハニカム体が平
板状の平箔と波箔を積層して形成され、該平箔は、外筒
に接合されないか、または一端のみが接合され、該波箔
は、両端がともに外筒に接合されていることを特徴とす
る耐久性に優れたメタル担体である。
【0007】第2発明は、平箔と波箔を交互に重ねたハ
ニカム体が外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫
通孔が形成されたメタル担体において、外筒の中心軸に
沿って中心体が配設され、前記ハニカム体が、該中心体
から外筒に向け湾曲して装填された平箔と波箔で形成さ
れ、該中心体には該平箔および波箔の一端が接合され、
外筒には波箔の他端のみが接合されていることを特徴と
する耐久性に優れたメタル担体である。
ニカム体が外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫
通孔が形成されたメタル担体において、外筒の中心軸に
沿って中心体が配設され、前記ハニカム体が、該中心体
から外筒に向け湾曲して装填された平箔と波箔で形成さ
れ、該中心体には該平箔および波箔の一端が接合され、
外筒には波箔の他端のみが接合されていることを特徴と
する耐久性に優れたメタル担体である。
【0008】第3発明は、平箔と波箔を交互に重ねたハ
ニカム体が外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫
通孔が形成されたメタル担体において、該ハニカム体
が、複数組の単位体を組合せて構成され、外筒には、該
各単位体の波箔のみが接合されていることを特徴とする
耐久性に優れたメタル担体である。
ニカム体が外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫
通孔が形成されたメタル担体において、該ハニカム体
が、複数組の単位体を組合せて構成され、外筒には、該
各単位体の波箔のみが接合されていることを特徴とする
耐久性に優れたメタル担体である。
【0009】
【発明の実施の形態】第1発明のメタル担体は積層タイ
プのものであり、その例を図1、図2および図3の断面
図に示す。図1〜図3の各例において、ハニカム体1が
角筒状の外筒2に嵌入され、ハニカム体1は平板状の平
箔3と波箔4が交互に積層して形成されている。図1の
例は、平箔3が両端とも外筒に接合されていない。図2
は、平箔3の一端のみが外筒2に接合された例で、図の
右端は接合されているが、左端は接合されていない。図
3は、平箔3の一端のみが外筒2に接合された別の例
で、平箔3の右端および左端が交互に外筒2に接合され
ている。なお、第1発明のメタル担体は、この他、外筒
が任意の角筒あるいは円筒であってもよい。
プのものであり、その例を図1、図2および図3の断面
図に示す。図1〜図3の各例において、ハニカム体1が
角筒状の外筒2に嵌入され、ハニカム体1は平板状の平
箔3と波箔4が交互に積層して形成されている。図1の
例は、平箔3が両端とも外筒に接合されていない。図2
は、平箔3の一端のみが外筒2に接合された例で、図の
右端は接合されているが、左端は接合されていない。図
3は、平箔3の一端のみが外筒2に接合された別の例
で、平箔3の右端および左端が交互に外筒2に接合され
ている。なお、第1発明のメタル担体は、この他、外筒
が任意の角筒あるいは円筒であってもよい。
【0010】第2発明のメタル担体は放射状タイプのも
のであり、その例を図4の断面図に示す。外筒2の中心
軸に沿って中心体5が配設され、中心体5から外筒2に
向けて、平箔3および波箔4が湾曲して、交互に重ねて
装填されている。そして、中心体5には、平箔3および
波箔4の一端が接合され、外筒2には、波箔4の一端の
みが接合されている。
のであり、その例を図4の断面図に示す。外筒2の中心
軸に沿って中心体5が配設され、中心体5から外筒2に
向けて、平箔3および波箔4が湾曲して、交互に重ねて
装填されている。そして、中心体5には、平箔3および
波箔4の一端が接合され、外筒2には、波箔4の一端の
みが接合されている。
【0011】第3発明のメタル担体は巴状タイプのもの
であり、その例を図5および図6の断面図に示す。図5
は、ハニカム体1が2組の単位体6を組合せて構成さ
れ、図6は、ハニカム体1が3組の単位体6を組合せて
構成されている。そして、いずれも、各単位体6は平箔
3と波箔4が交互に重ねて構成され、外筒2には各単位
体6の波箔4のみが接合されている。また、4組以上の
単位体を組合せて構成してもよい。
であり、その例を図5および図6の断面図に示す。図5
は、ハニカム体1が2組の単位体6を組合せて構成さ
れ、図6は、ハニカム体1が3組の単位体6を組合せて
構成されている。そして、いずれも、各単位体6は平箔
3と波箔4が交互に重ねて構成され、外筒2には各単位
体6の波箔4のみが接合されている。また、4組以上の
単位体を組合せて構成してもよい。
【0012】上記各本発明において、ハニカム体1を構
成する平箔3および波箔4としては、Fe−20%Cr
−5%Al鋼等、耐熱ステンレス鋼等の金属箔を採用す
ることができる。平箔3および波箔4の厚さは、30μ
m〜100μmで、両者等しくても異なっていてもよ
い。波箔4は、平箔3をコルゲート加工して製造するこ
とができる。外筒2は、ハニカム体1と同様のステンレ
ス鋼等のほか、ハニカム体1よりも低温環境で使用さ
れ、また厚肉であることから、Al無添加のステンレス
鋼を採用することもできる。外筒の肉厚は1.0〜2.
0mm、直径は30〜300mmであり、薄板を角筒や円筒
に成形し、シーム溶接して製造することができる。
成する平箔3および波箔4としては、Fe−20%Cr
−5%Al鋼等、耐熱ステンレス鋼等の金属箔を採用す
ることができる。平箔3および波箔4の厚さは、30μ
m〜100μmで、両者等しくても異なっていてもよ
い。波箔4は、平箔3をコルゲート加工して製造するこ
とができる。外筒2は、ハニカム体1と同様のステンレ
ス鋼等のほか、ハニカム体1よりも低温環境で使用さ
れ、また厚肉であることから、Al無添加のステンレス
鋼を採用することもできる。外筒の肉厚は1.0〜2.
0mm、直径は30〜300mmであり、薄板を角筒や円筒
に成形し、シーム溶接して製造することができる。
【0013】第1発明のメタル担体は、図1〜図3に示
すように、所定の寸法に切断した平板状の平箔3と波箔
4を交互に積層させ、外筒2に嵌入し、ろう接、拡散接
合等により、平箔3と波箔4、波箔4と外筒2、および
図2とび図3においては平箔3の一端と外筒2を、それ
ぞれ接合して製造する。また、平箔3と波箔4とをあら
かじめ接合しておき、外筒2に嵌入した後、波箔4と外
筒2の接触部、および図2と図3においては平箔3の一
端と外筒2の接触部をそれぞれ接合して製造することも
できる。
すように、所定の寸法に切断した平板状の平箔3と波箔
4を交互に積層させ、外筒2に嵌入し、ろう接、拡散接
合等により、平箔3と波箔4、波箔4と外筒2、および
図2とび図3においては平箔3の一端と外筒2を、それ
ぞれ接合して製造する。また、平箔3と波箔4とをあら
かじめ接合しておき、外筒2に嵌入した後、波箔4と外
筒2の接触部、および図2と図3においては平箔3の一
端と外筒2の接触部をそれぞれ接合して製造することも
できる。
【0014】第2発明のメタル担体は、図4に示すよう
に、所定の寸法に切断した平板状の平箔3と波箔4の片
端を中心軸5に溶接したのち、中心軸5のまわりに巻き
回して、外筒2に嵌入し、ろう接、拡散接合等により、
平箔3と波箔4、波箔4と外筒2をそれぞれ接合して製
造する。
に、所定の寸法に切断した平板状の平箔3と波箔4の片
端を中心軸5に溶接したのち、中心軸5のまわりに巻き
回して、外筒2に嵌入し、ろう接、拡散接合等により、
平箔3と波箔4、波箔4と外筒2をそれぞれ接合して製
造する。
【0015】第3発明のメタル担体は、図5および図6
に示すように、所定の寸法に切断した平板状の平箔3と
波箔4を交互に複数積層させた単位体6をつくり、図5
の例では、2組の単位体6をからみ合わせて外筒2へ嵌
入し、ろう接、拡散接合等により、平箔3と波箔4、波
箔4と外筒2をそれぞれ接合して製造する。図6の例で
は、3組の単位体6をからみ合わせて外筒2へ嵌入し、
ろう接、拡散接合等により、平箔3と波箔4、波箔4と
外筒2をそれぞれ接合して製造する。
に示すように、所定の寸法に切断した平板状の平箔3と
波箔4を交互に複数積層させた単位体6をつくり、図5
の例では、2組の単位体6をからみ合わせて外筒2へ嵌
入し、ろう接、拡散接合等により、平箔3と波箔4、波
箔4と外筒2をそれぞれ接合して製造する。図6の例で
は、3組の単位体6をからみ合わせて外筒2へ嵌入し、
ろう接、拡散接合等により、平箔3と波箔4、波箔4と
外筒2をそれぞれ接合して製造する。
【0016】
【実施例】Fe−20%Cr−5%Al−REMからな
る耐熱ステンレス鋼製の平箔および波箔と、Alおよび
REM無添加ステンレス鋼製の外筒を用いて、下記6種
類のメタル担体を製造した。平箔および波箔は、各々5
0μmと同じ厚さにした。波箔の波高さは1.25mm、
波ピッチは2.5mmとした。外筒は肉厚は1.5mmのも
のを用いた。各メタル担体は、担体容積が同じになるよ
う、長さを80mmと同一にし、また断面積も同一にし
た。各メタル担体とも、同時に真空炉に装入し、同一条
件で拡散接合した。
る耐熱ステンレス鋼製の平箔および波箔と、Alおよび
REM無添加ステンレス鋼製の外筒を用いて、下記6種
類のメタル担体を製造した。平箔および波箔は、各々5
0μmと同じ厚さにした。波箔の波高さは1.25mm、
波ピッチは2.5mmとした。外筒は肉厚は1.5mmのも
のを用いた。各メタル担体は、担体容積が同じになるよ
う、長さを80mmと同一にし、また断面積も同一にし
た。各メタル担体とも、同時に真空炉に装入し、同一条
件で拡散接合した。
【0017】(1)第1発明例:図1のような積層タイ
プ。断面形状は、外側の1辺が50mmの正方形とした。
平箔3は、両端とも外筒2に接合せず、波箔4は両端と
も外筒2に接合した。 (2)第2発明例:図4のような放射状タイプ。断面形
状は、外径56.5mmの円形とした。平箔3は、いずれ
も外筒2に接合せず、波箔4はいずれも外筒2に接合し
た。 (3)第3発明例:図6のような巴状タイプ。断面形状
は、外径56.5mmの円形とした。平箔3は、いずれも
外筒2に接合せず、波箔4はいずれも外筒2に接合し
た。
プ。断面形状は、外側の1辺が50mmの正方形とした。
平箔3は、両端とも外筒2に接合せず、波箔4は両端と
も外筒2に接合した。 (2)第2発明例:図4のような放射状タイプ。断面形
状は、外径56.5mmの円形とした。平箔3は、いずれ
も外筒2に接合せず、波箔4はいずれも外筒2に接合し
た。 (3)第3発明例:図6のような巴状タイプ。断面形状
は、外径56.5mmの円形とした。平箔3は、いずれも
外筒2に接合せず、波箔4はいずれも外筒2に接合し
た。
【0018】(4)比較例1:図7のような積層タイ
プ。断面形状は、外側の1辺が50mmの正方形とした。
波箔4は、両端とも外筒2に接合せず、平箔3は両端と
も外筒2に接合した。 (5)比較例2:図8のような放射状タイプ。断面形状
は、外径56.5mmの円形とした。平箔3および波箔4
を、いずれも外筒2に接合した。 (6)比較例3:図9のような巴状タイプ。断面形状
は、外径56.5mmの円形とした。平箔3および波箔
を、いずれも外筒2に接合した。
プ。断面形状は、外側の1辺が50mmの正方形とした。
波箔4は、両端とも外筒2に接合せず、平箔3は両端と
も外筒2に接合した。 (5)比較例2:図8のような放射状タイプ。断面形状
は、外径56.5mmの円形とした。平箔3および波箔4
を、いずれも外筒2に接合した。 (6)比較例3:図9のような巴状タイプ。断面形状
は、外径56.5mmの円形とした。平箔3および波箔
を、いずれも外筒2に接合した。
【0019】製造した各メタル担体を、冷熱耐久繰り返
し試験により耐久性を評価した。試験条件は、2000
ccのガソリンエンジンの排気系に各メタル担体を接続
し、担体入口のガス温度を800℃に設定し、5分間加
熱した後、室温空気を5分間流して冷却することを1サ
イクルとして、500サイクル実施した。そして、メタ
ル担体を取り外し、外観を観察した。結果は、表1に示
すとおりで、本発明のメタル担体は、いずれも、高温下
での耐久性に極めて優れていることが明らかである。
し試験により耐久性を評価した。試験条件は、2000
ccのガソリンエンジンの排気系に各メタル担体を接続
し、担体入口のガス温度を800℃に設定し、5分間加
熱した後、室温空気を5分間流して冷却することを1サ
イクルとして、500サイクル実施した。そして、メタ
ル担体を取り外し、外観を観察した。結果は、表1に示
すとおりで、本発明のメタル担体は、いずれも、高温下
での耐久性に極めて優れていることが明らかである。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明のメタル担体は、ハニカム体を構
成する波箔が外筒に接合され、平箔は外筒に接合されて
いないか、またはその一端のみが接合されているので、
熱応力や振動が波箔で吸収され、ハニカム体外周部に集
中することがなく、平箔や波箔の亀裂、座屈、破損等の
損傷が抑制され、耐久性が著しく向上する。そして、簡
易な構造であるため、製造コストの増大も抑えられる。
成する波箔が外筒に接合され、平箔は外筒に接合されて
いないか、またはその一端のみが接合されているので、
熱応力や振動が波箔で吸収され、ハニカム体外周部に集
中することがなく、平箔や波箔の亀裂、座屈、破損等の
損傷が抑制され、耐久性が著しく向上する。そして、簡
易な構造であるため、製造コストの増大も抑えられる。
【図1】本発明の第1発明の例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1発明の別の例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1発明の別の例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2発明の例を示す断面図である。
【図5】本発明の第3発明の例を示す断面図である。
【図6】本発明の第3発明の別の例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】比較例として試験した積層タイプの断面図であ
る。
る。
【図8】比較例として試験した放射状タイプの断面図で
ある。
ある。
【図9】比較例として試験した巴状タイプの断面図であ
る。
る。
1…ハニカム体 2…外筒 3…平箔 4…波箔 5…中心体 6…単位体
Claims (3)
- 【請求項1】 平箔と波箔を交互に重ねたハニカム体が
外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫通孔が形成
されたメタル担体において、該ハニカム体が平板状の平
箔と波箔を積層して形成され、該平箔は、外筒に接合さ
れないか、または一端のみが接合され、該波箔は、両端
がともに外筒に接合されていることを特徴とする耐久性
に優れたメタル担体。 - 【請求項2】 平箔と波箔を交互に重ねたハニカム体が
外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫通孔が形成
されたメタル担体において、外筒の中心軸に沿って中心
体が配設され、前記ハニカム体が、該中心体から外筒に
向け湾曲して装填された平箔と波箔で形成され、該中心
体には該平箔および波箔の一端が接合され、外筒には波
箔の他端のみが接合されていることを特徴とする耐久性
に優れたメタル担体。 - 【請求項3】 平箔と波箔を交互に重ねたハニカム体が
外筒に嵌入され、該外筒の軸方向に多数の貫通孔が形成
されたメタル担体において、該ハニカム体が、複数組の
単位体を組合せて構成され、外筒には、該各単位体の波
箔のみが接合されていることを特徴とする耐久性に優れ
たメタル担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8005588A JPH09192502A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 耐久性に優れたメタル担体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8005588A JPH09192502A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 耐久性に優れたメタル担体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192502A true JPH09192502A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11615409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8005588A Withdrawn JPH09192502A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 耐久性に優れたメタル担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192502A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001225130A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 角形金属製ハニカム及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8005588A patent/JPH09192502A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001225130A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 角形金属製ハニカム及びその製造方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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