JPH09192527A - 自走式破砕機 - Google Patents

自走式破砕機

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JPH09192527A
JPH09192527A JP2194896A JP2194896A JPH09192527A JP H09192527 A JPH09192527 A JP H09192527A JP 2194896 A JP2194896 A JP 2194896A JP 2194896 A JP2194896 A JP 2194896A JP H09192527 A JPH09192527 A JP H09192527A
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武男 飯田
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
Tetsuya Yamada
哲也 山田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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NETSUKOO KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】破砕機を大型化あるいは破砕部の2段構成化を
実現する場合においても、破砕機のホッパを含めた高さ
が輸送制限高さを超えることがなく、しかもクレーン等
を必要とすることなく、段取り時間が大幅に短縮できる
構成の自走式破砕機を提供する。また、破砕部を2段構
成とした場合において、磁選機や車体への落石を防止す
る落石防止板により破砕部の保守点検を容易にした構成
の自走式破砕機を提供する。 【解決手段】ホッパ7を油圧シリンダ21等により昇降
させるように車体1上に設置する。磁選機6への落石防
止板27を油圧シリンダ30により起伏自在に取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砕石、木材、剥離
されたアスファルトもしくはコンクリートブロックある
いは鉄筋コンクリートブロック、さらには解体家屋、産
業廃棄物、大型電気製品等を破砕する自走式破砕機に関
する。
【0002】
【従来の技術】前記被破砕物を破砕する自走式破砕機
は、車体上面に設けたホッパより受入られる被破砕物
を、ジョークラッシャあるいはカッタ付き破砕ロール等
からなる破砕部に投入し、該破砕部で破砕された破砕屑
を車体の下部に取付けたコンベアより車体外部に搬出す
る構成を有している。
【0003】このような自走式破砕機において、処理能
力を上げるために大型化するか、あるいは上段の一次破
砕部と下段の二次破砕部とにより破砕部を構成とした場
合、ホッパの高さも高くなり、トレーラにより破砕機を
輸送する際に総高が輸送制限高さを超えてしまうため、
ホッパを分割輸送せざるを得ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホッパを分割
輸送するためには、クレーン等によりトレーラへの積込
みやクレーンを用いたホッパの車体上への組付け作業を
必要とし、段取りに時間および手間がかかるという問題
点があった。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑み、破
砕機を大型化あるいは破砕部の2段構成化を実現する場
合においても、破砕機のホッパを含めた高さが輸送制限
高さを超えることがなく、しかもクレーン等を必要とす
ることなく、輸送や現場での段取り時間が大幅に短縮で
きる構成の自走式破砕機を提供することを第1の目的と
する。また本発明は、破砕部を2段構成とした場合にお
いて、磁選機や車体への落石を防止する落石防止板が破
砕部の保守点検の邪魔にならない構成の自走式破砕機を
提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、前記第1の目的を達成するものであり、自走式車両
に、ホッパと、該ホッパより受入られた被破砕物を破砕
する破砕装置と、破砕屑を車体外部に搬送するコンベア
とを搭載してなる自走式破砕機において、前記ホッパを
昇降自在に設置すると共に、該ホッパを昇降させる駆動
装置を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記破砕装置が、複数
個の破砕ロールからなる一次破砕部と、該一次破砕部の
下部に設置され、一次破砕部において破砕された破砕屑
を破砕する複数個の破砕ロールからなる二次破砕部とか
らなり、一次破砕部を車体から上方へ突出させて設け、
該一次破砕部の周囲にホッパを昇降自在に設けたことを
特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記ホッパの昇降装置
が油圧シリンダからなることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記第2の目的を達成
するものであり、自走式車両に、ホッパと、該ホッパよ
り導入された被破砕物を破砕する破砕装置と、破砕屑を
車体外部に搬送するコンベアとを搭載してなる自走式破
砕機において、前記破砕装置が、カッタを有する複数個
の破砕ロールからなりかつ車体上面に突出した一次破砕
部と、該一次破砕部の下部に設置され、一次破砕部にお
いて破砕された破砕屑を破砕するカッタを有する複数個
の破砕ロールからなる二次破砕部とにより構成され、車
体の前記一次破砕部近傍と前記コンベア上の磁選機を覆
う落石防止板を備え、該落石防止板は一次破砕部の反対
側を中心として、一次破砕部側が上下するように起伏自
在に取付けると共に、該落石防止板を起伏させる駆動装
置を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、破砕作業時にはホ
ッパを上げてホッパ本来の機能を発揮させ、輸送時に
は、ホッパを下げ、トレーラ搭載時の総高を低くして輸
送する。
【0011】請求項2の発明においては、一次破砕部と
二次破砕部とが上下に配列されるので、破砕部全体の高
さが大となるが、一次破砕部の周囲にホッパを昇降自在
に取付けることにより、輸送時における総高を輸送制限
高さ以内に納めることが可能となる。
【0012】請求項3の発明においては、昇降装置を油
圧シリンダによって構成することにより、簡単でコンパ
クトにホッパ昇降装置が構成される。
【0013】請求項4の発明においては、落石防止板を
起伏自在に設け、破砕作業時には落石防止板をホッパ近
傍部において押し上げておくことにより、石の落下によ
る衝撃を小さくし、保守点検時には落石防止板を下げる
ことにより、点検台スペースとなり、一次破砕部の保守
点検を容易にする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3はそれぞれ本発
明の自走式破砕機の一実施例を示す一部破断側面図、平
面図、背面図、図4は図2の部分拡大断面図である。本
実施例は、左右にクローラ2を有する自走式車両の車体
1に、上段の一次破砕部3と下段の二次破砕部4とを搭
載すると共に、下部走行体2の左右のクローラ間に破砕
屑を排出するコンベア5を設け、コンベア5の先端に
は、磁石を用いた鉄筋屑分離用の磁選機6を設けて破砕
機を構成したものである。該磁選機6は、コンベア5の
上部に横断するように配置されたコンベアと、破砕屑か
ら鉄筋屑を吸い上げて分離する磁石とからなるものであ
る。7は一次破砕部3上に設置された被破砕物受け用ホ
ッパである。
【0015】一次、二次破砕部3、4はそれぞれ偶数台
の破砕ロール10、11を配設したものであり、本例に
おいては、二次破砕用破砕ロール11の台数が一次破砕
用破砕ロール10の台数より多く設置され、これにより
処理能力を上げている。本例においては、一次破砕用破
砕ロール10の台数を2台、二次破砕用破砕ロール11
を4台としており、各破砕ロール10、11は各破砕ロ
ールごとに独立した油圧モータ12、13により回転さ
れる。
【0016】図2、図4に示すように、一次破砕部3の
フレーム16は車体1から上方に突出させて設けたもの
であり、後面フレーム16a、前面フレーム16bおよ
び左右の側面フレーム16cにより矩形筒状に構成され
る。前記一次破砕用破砕ロール10は、複数のカッタ1
4を外周に取付けたもので、破砕ロール10の一端を一
次破砕部のフレーム16の後面フレーム16aに固定し
た油圧モータ12の回転部12aに結合し、他端の軸1
0aを前面フレーム16bに取付けた軸受19により支
持して取付けられる。
【0017】二次破砕用破砕ロール11も一次破砕用破
砕ロール10と同様の構造で油圧モータ13により結合
されるものであり、隣接する二次破砕用破砕ロール11
の間隔やカッタ20の間隔は隣接する一次破砕用破砕ロ
ール10の間隔やカッタ14の間隔より狭く設定され
る。隣接する二次破砕用破砕ロール11の間隔は、その
破砕機から排出される破砕屑のサイズ以下に設定され、
隣接する破砕ロール11の外周にそれぞれ設けられたカ
ッタの間隔も破砕屑のサイズ以下に押さえられる。一例
として、一次破砕部3の破砕ロール間隔や隣接破砕ロー
ルのカッタ間隔が80mmの場合、二次破砕部4のこれ
らの間隔は40mmに設定される。
【0018】このように、各破砕ロール10、11にそ
れぞれ独立して油圧モータ12、13を設ければ、それ
ぞれの油圧モータ12、13の回路にコントロール弁を
設置することにより、破砕ロール10、11の速度、ト
ルク、回転方向をそれぞれ独立して制御することが可能
であり、被破砕物の材質に応じた好適な制御が可能であ
る。
【0019】本実施例においては、一次破砕部3のフレ
ーム16の上部にホッパ7の傾斜面7aと同じ傾斜角の
傾斜板16dを有し、該傾斜板16dの外周部から下向
きに筒状のホッパガイド部16eを設け、矩形をなすホ
ッパ7の内周部をホッパガイド部16eに沿って昇降自
在に嵌合する。21はホッパ7を昇降させる油圧シリン
ダであり、該油圧シリンダ21はホッパ7の4隅に配置
され、油圧シリンダ7の下端を車体1に設けたブラケッ
ト22にピン23により連結し、上端をホッパ7に設け
たブラケット24にピン25により連結して各油圧シリ
ンダ21が取付けられる。
【0020】図1、図2において、27は車体1の前記
一次破砕部3近傍と前記コンベア5上の磁選機6を覆う
落石防止板であり、該落石防止板27は一次破砕部3の
反対側、すなわち車体1の前部に設けたブラケット28
に挿着したピン29を中心として、一次破砕部3側が上
下するように起伏自在に取付ける。30は該落石防止板
27を起伏させる駆動装置として設けられた油圧シリン
ダであり、該油圧シリンダ30は車体1の左右に車体1
と落石防止板27に両端をピン付けして取付けられる。
【0021】破砕作業においては、図1、図3の実線お
よび図4に示すように、油圧シリンダ21を伸長させて
ホッパ7をその傾斜面7aが一次破砕部3のフレーム1
6dに連続させる。そして、油圧ショベル(図示せず)
やホイルローダー等によりホッパ7から一次破砕部3に
被破砕物を受入れ、破砕ロール10を図3の矢印に示す
ように回転させて2台の破砕ロール10間で被破砕物の
一次破砕が行われた後、二次破砕部4においては、破砕
ロール11を図4の矢印に示すように回転させて被破砕
物を破砕することにより、被破砕物を更に細かくする。
このような2段破砕を行うことにより、破砕が能率よく
行え、しかも要求に応じた細かい破砕屑を得ることが可
能となる。破砕屑はコンベア5を通して排出する。鉄筋
コンクリートブロックを破砕する場合には、磁選機6の
コンベアを作動させて鉄筋屑をコンベア5の脇に分離集
積させる。
【0022】輸送時には、図1、図3、図4の2点鎖線
に示すように、油圧シリンダ21を収縮させてホッパ7
を下降させることにより、破砕機の高さをH1からH2
(図3参照)と低くする。この2点鎖線に示す高さH2
は、トレーラトラックあるいは輸送トラックにこの破砕
機を搭載した時、搭載状態におけるトラック、破砕機を
含めた総高が輸送制限高さ以内となる高さである。トラ
ックには、下部走行体2を作動させて自走式車両である
破砕機の自走により搭載する。
【0023】このように、ホッパ7を昇降させて低い低
位置に設定する装置を破砕機自体に設けることにより、
クレーンを要することなく、破砕機にホッパ7を取付け
たままで輸送することができ、クレーンの準備や、ホッ
パ7のトラックへの積込み、固定作業が不要となり、ま
た現場において作業を開始する際にも、クレーンの準備
や、ホッパ7の荷解き作業が不要となり、輸送あるいは
始業開始の段取り作業が迅速に行える。また、ホッパ7
を横移動させることなく、破砕作業の位置でホッパ7を
下げる構成としているので、ホッパ7の移動が極めて簡
単かつ短距離ですむ。また、昇降用駆動装置を油圧シリ
ンダ21とすることにより、簡単でコンパクトに昇降装
置が構成される。
【0024】前記落石防止板27は通常は油圧シリンダ
30を伸長させて落石防止板27を上げた状態で使用す
ることにより、被破砕物の落石防止板27までの落差が
小さく、衝撃が小さくなる。一次破砕部3の軸受19等
の保守点検時には、落石防止板27を図1の2点鎖線で
示すように下げることにより、点検台スペースとなり、
一次破砕部の保守点検を容易にする。
【0025】本発明は、実施例で示したように、破砕部
が二段構成となるホッパ高さの高いものにおいて特に有
効であるが、一段構えの破砕部を有するものにも適用で
き、また、ジョークラッシャ式の破砕機にも適用でき
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1によれば、自走式破砕機の被破
砕物導入用ホッパを、破砕作業時における高位置と、ホ
ッパを含めた総高が輸送制限高さ以内に納まる低位置と
の間で昇降可能に設置すると共に、昇降用駆動装置を備
えたので、分解輸送のためのクレーンを要することな
く、かつ作業開始あるいは輸送のための段取りの手間が
軽減され、これらの段取りを迅速に行える。また、ホッ
パを破砕位置から横移動させることなく、その位置で下
げる構成としたので、ホッパの移動が極めて簡単かつ短
距離ですむ。
【0027】請求項2によれば、一次破砕部と二次破砕
部とが上下に配列されるので、破砕部全体の高さが大と
なるが、一次破砕部の周囲にホッパを昇降自在に取付け
ることにより、輸送時における総高を輸送制限高さ以内
に納めることが可能となる。また、2段破砕により、破
砕を能率よく、かつ要求に応じた細かい破砕屑を得るこ
とが可能でしかも輸送が手軽に行える破砕機が提供でき
る。
【0028】請求項3によれば、昇降用駆動装置を油圧
シリンダとしたので、簡単でコンパクトにホッパ昇降装
置が構成される。
【0029】請求項4によれば、落石防止板を起伏自在
に取付けたので、破砕作業においては落石防止板を上げ
た状態で使用することにより、被破砕物の落石防止板ま
での落差が小さくなり、衝撃が小さくなる。また、一次
破砕部等の保守点検時には、落石防止板を下げることに
より、点検台スペースとなり、一次破砕部の保守点検を
容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式破砕機の一実施例を示す一部破
断側面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の背面図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【符号の説明】
1:車体、2:下部走行体、3:一次破砕部、4:二次
破砕部、5:コンベア、6:磁選機、7:ホッパ、7
a:傾斜面、10、11:破砕ロール、12、13:油
圧モータ、14、20:カッタ、16:一次破砕部フレ
ーム、19:軸受、21:ホッパ昇降用油圧シリンダ、
27:落石防止板、30:落石防止板起伏用油圧シリン
フロントページの続き (72)発明者 山田 哲也 埼玉県川口市並木1丁目7番44号 ネッコ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走式車両の車体に、ホッパと、該ホッパ
    より受入られた被破砕物を破砕する破砕装置と、破砕屑
    を車体外部に搬送するコンベアとを搭載してなる自走式
    破砕機において、 前記ホッパを昇降自在に設置すると共に、該ホッパを昇
    降させる駆動装置を設けたことを特徴とする自走式破砕
    機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記破砕装置を、複数個の破砕ロールからなる一次破砕
    部と、 該一次破砕部の下部に設置され、一次破砕部において破
    砕された破砕屑を破砕するカッタを有する複数個の破砕
    ロールからなる二次破砕部とにより構成し、 一次破砕部を車体から上方へ突出させて設け、該一次破
    砕部の周囲にホッパを昇降自在に設けたことを特徴とす
    る自走式破砕機。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記ホッパの昇降装置が油圧シリンダからなることを特
    徴とする自走式破砕機。
  4. 【請求項4】下部走行体上に設置された車体に、ホッパ
    と、該ホッパより受入られた被破砕物を破砕する破砕装
    置と、破砕屑を車体外部に搬送するコンベアとを搭載し
    てなる自走式破砕機において、 前記破砕装置を、カッタを有する複数個の破砕ロールか
    らなりかつ車体上面に突出した一次破砕部と、 該一次破砕部の下部に設置され、一次破砕部において破
    砕された破砕屑を破砕する複数個の破砕ロールからなる
    二次破砕部とにより構成し、 車体の前記一次破砕部近傍と前記コンベア上の磁選機を
    覆う落石防止板を備え、 該落下防止板は一次破砕部の反対側を中心として、一次
    破砕部側が上下するように起伏自在に取付けると共に、
    該落石防止板を起伏させる駆動装置を設けたことを特徴
    とする自走式破砕機。
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