JPH09192581A - 塗布容器 - Google Patents

塗布容器

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JPH09192581A
JPH09192581A JP8005401A JP540196A JPH09192581A JP H09192581 A JPH09192581 A JP H09192581A JP 8005401 A JP8005401 A JP 8005401A JP 540196 A JP540196 A JP 540196A JP H09192581 A JPH09192581 A JP H09192581A
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JP
Japan
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pipe
coating
shaft
liquid
fitted
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Withdrawn
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JP8005401A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakajima
伸之 中島
Takashi Umeno
高 梅野
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布容器において、安価なコストで塗布体を
製造することができると共に、汚染されにくくかつ交換
可能で衛生的な塗布体を使用者に提供し、しかも塗布体
の先端がばらけることなく狭い箇所にも確実に届くよう
にする。 【解決手段】 内部に塗布液を収容する塗布容器本体2
と、塗布容器本体2の前端に設けられて塗布液を被塗布
体に塗布する塗布体3とを備え、皮膚や口腔など軟質の
被塗布体に塗布体3の前端を接触させて塗布液を被塗布
体に塗り付けるようにして使用する塗布容器1におい
て、塗布体3は、前後両端が開口した略筒状の弾性体か
らなり、かつ、塗布容器本体2内の塗布液を導入して前
端開口4aより吐出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布容器に関し、
特に皮膚や口腔など軟質の被塗布体に塗布液を塗布する
ための塗布容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚や口腔など軟質の被塗布体に
塗布液を塗布するための塗布容器においては、肌等との
接触部分として、繊維を束ねた刷毛状の塗布体が使用さ
れている。
【0003】図28に従来の塗布容器を示す。この塗布
容器100は、液体医薬品等の塗布液を内部に備えた塗
布容器本体101と、塗布容器本体101の前端に設け
られた塗布体102とを備えたものである。塗布体10
2は、繊維を刷毛状に束ねたもので構成されており、そ
の束ねられた根元部分は、先軸103により塗布容器本
体101の前端部に固定される(例えば実開平1−83
476号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記塗布容器50にお
ける刷毛状の塗布体52は、塗布液を含みやすく狭い塗
布箇所まで繊維が入り、また各繊維の先端をテーパ状に
したり各繊維を細くしたりすることで皮膚等にやさしい
感触を与えるが、次の(1)〜(4)に示す問題点を有
している。
【0005】(1)繊維を刷毛状に束ねる必要があるた
め、製造コストが高い。 (2)皮膚や口腔等の細菌が繊維の間に入り易く、塗布
体102が汚れ易い。 (3)塗布体102のコストが高いため、塗布体102
を交換可能な使い捨てタイプにすることが困難である。
すなわち、塗布体102が交換できるようにするために
は、繊維の後端をまとめるためのガイド部品を必要とす
るため、塗布体を構成する部品点数が増えて構造が複雑
化し、塗布体102がさらに高価なものになってしま
う。 (4)繊維束の先端がばらけ易いため、口腔の奥などの
狭い箇所に塗布する場合には、繊維の先が塗布したい箇
所に確実に届かないという不具合も生ずる。
【0006】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、安価なコストで塗布体を製造するこ
とができると共に、汚染されにくくかつ交換可能で衛生
的な塗布体を使用者に提供でき、しかも塗布体の先端が
ばらけることなく狭い箇所にも確実に届く塗布容器を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項1の発明は、内部に塗布液を収容する塗布容器本体
と、該塗布容器本体の前端に設けられて前記塗布液を被
塗布体に塗布する塗布体とを備え、軟質の被塗布体に前
記塗布体の前端を接触させて塗布液を被塗布体に塗り付
けるようにして使用する塗布容器において、前記塗布体
は、前後両端が開口した略筒状の弾性体からなり、か
つ、前記塗布容器本体内の塗布液を導入して前端開口よ
り吐出するものであることを特徴とする塗布容器であ
る。
【0008】請求項2の発明は、前記塗布容器本体に
は、前記塗布体への塗布液の導入経路を閉止・開放し、
かつ、塗布液を塗布体に向けて押し出すバルブ装置が組
み込まれたことを特徴とする請求項1記載の塗布容器で
ある。
【0009】請求項3の発明は、前記塗布容器本体は、
前後両端が開口した外軸と、該外軸の前端部に水密状態
で圧入された液導入管と、前記塗布液を収容すると共に
前記外軸内に軸方向に移動自在に配設され、かつ、前記
液導入管の後部に水密状態で摺動自在に嵌合した内軸
と、該内軸の前部に組み込まれると共に、前記外軸の後
端開口側から前記内軸が軸方向にノックされたときに弁
を開いて前記内軸内の塗布液を前記液導入管に押し出す
バルブ装置と、前記液導入管の外側に嵌まると共に、前
記外軸の前端開口の外周に固着されて前記液導入管を軸
方向に締着する先軸と、前記先軸よりも前方に突出した
状態で該先軸内に挿着され、かつ、その先軸よりも突出
した部分に前記塗布体が着脱自在に嵌合されるパイプと
から主に構成されたものであることを特徴とする請求項
1記載の塗布容器である。
【0010】請求項4の発明は、前記塗布容器には、前
記液導入管の前部に接続され、かつ、前記先軸により前
記液導入管と共に軸方向に締着されるパイプホルダが備
えられ、該パイプホルダに前記パイプの中間部分を保持
させたことを特徴とする請求項3記載の塗布容器であ
る。
【0011】請求項5の発明は、前記パイプが嵌入され
る前記塗布体の内周、および、該塗布体が嵌合される前
記パイプの外周のうち少なくとも一方に、前記パイプか
らの前記塗布体の脱落を防止するための突起を周方向に
沿って一体形成したことを特徴とする請求項3または4
記載の塗布容器である。
【0012】請求項6の発明は、前記パイプホルダと前
記パイプとを一体品で構成したことを特徴する請求項4
記載の塗布容器である。
【0013】請求項7の発明は、前記一体品が嵌入され
る前記塗布体の内周、および、該塗布体が嵌合される前
記一体品の外周のうち少なくとも一方に、前記一体品か
らの前記塗布体の脱落を防止するための突起を周方向に
沿って一体形成したことを特徴とする請求項6に記載の
塗布容器である。
【0014】請求項8の発明は、前記塗布容器本体は、
塗布液を収容する液貯蔵部を前部側に備えて前端が開口
した本体軸と、該本体軸内に軸方向に摺動自在に水密状
態で設けられると共に前記液貯蔵部の塗布液を後側から
前方に押圧して前記塗布体に導入させるピストンと、前
記本体軸における前記ピストンの背後に組み込まれ、か
つ、前記ピストンを前方に繰り出す繰り出し装置と、前
記本体軸の尾端部に設けられた、前記繰り出し装置を操
作するための操作手段とから主に構成されたものである
ことを特徴とする請求項1記載の塗布容器である。
【0015】請求項9の発明は、前記操作手段は、前記
本体軸の尾端部に回転自在に取り付けられた摘まみ体を
備え、該摘まみ体を回転させることにより前記繰り出し
装置を操作して前記ピストンを前方に繰り出すようにし
たことを特徴とする請求項8記載の塗布容器である。
【0016】請求項10の発明は、前記本体軸の前端開
口に水密状態で圧入された液導入管と、該液導入管の外
側に嵌まると共に、前記本体軸の前端開口の外周に固着
されて前記液導入管を軸方向に締着する先軸とを備え、
前記先軸の前端よりも前記液導入管の前端部を前方に突
出させ、該液導入管の前方に突出した部分に前記塗布体
を着脱自在に嵌合したことを特徴とする請求項または9
記載の塗布容器である。
【0017】請求項11の発明は、前記本体軸の前端開
口に水密状態で圧入されたパイプ継手と、該パイプ継手
に水密状態で圧入された液導入管と、該液導入管および
前記パイプ継手の外側に嵌まると共に、前記本体軸の前
端開口部の外周に固着されて前記液導入管および前記パ
イプ継手を軸方向に締着する先軸とを備え、該先軸の前
端よりも前記液導入管の前端部を前方に突出させ、該液
導入管の前方に突出した部分に前記塗布体を着脱自在に
嵌合したことを特徴とする請求項8または9記載の塗布
容器である。
【0018】請求項12の発明は、前記液導入管が嵌入
される前記塗布体の内周、および、該塗布体が嵌合され
る前記液導入管の外周のうち少なくとも一方に、前記液
導入管からの前記塗布体の脱落を防止するための突起を
周方向に沿って一体形成したことを特徴とする請求項1
0または11記載の塗布容器である。
【0019】請求項13の発明は、前記本体軸の前端開
口に水密状態で圧入されたパイプ継手と、該パイプ継手
の前端面に後端面が当接したパイプガイドと、該パイプ
ガイドおよび前記パイプ継手の外側に嵌まると共に、前
記本体軸の前端開口部の外周に固着されて前記パイプガ
イドおよび前記パイプ継手を軸方向に締着する先軸と、
前記パイプガイドに挿入されると共に前記パイプ継手に
水密状態で圧入されたパイプとを備え、前記パイプガイ
ドの前端よりも前記パイプの前端部を前方に突出させ、
該パイプの前方に突出した部分に前記塗布体を着脱自在
に嵌合したことを特徴とする請求項8または9記載の塗
布容器である。
【0020】請求項14の発明は、前記本体軸の前端開
口に密着状態で圧入されたパイプ継手と、該パイプ継手
に水密状態で圧入されたパイプガイドと、該パイプガイ
ドおよび前記パイプ継手の外側に嵌まると共に、前記本
体軸の前端開口部の外周に固着されて前記パイプガイド
および前記パイプ継手を軸方向に締着する先軸と、前記
パイプガイドに圧入されたパイプとを備え、前記パイプ
ガイドの前端よりも前記パイプの前端部を前方に突出さ
せ、該パイプの前方に突出した部分に前記塗布体を着脱
自在に嵌合したことを特徴とする請求項8または9記載
の塗布容器である。
【0021】請求項15の発明は、前記パイプが嵌入さ
れる前記塗布体の内周、および、該塗布体が嵌合される
前記パイプの外周のうち少なくとも一方に、前記パイプ
からの前記塗布体の脱落を防止するための突起を周方向
に沿って一体形成したことを特徴とする請求項13また
は14記載の塗布容器である。
【0022】請求項16の発明は、前記塗布体の軸方向
を前記塗布容器本体の軸方向に対して傾斜させたことを
特徴とする請求項1〜15のうちいずれか一つに記載の
塗布容器である。
【0023】請求項17の発明は、前記塗布体の前端開
口は、非吐出時には対向面同士が密着して閉じるスリッ
トで構成され、該スリットは、後端開口側より塗布液が
塗布体に導入されたときには、塗布液の圧力で弾性変形
することにより前記対向面が離れて開口し塗布液を吐出
するものであることを特徴とする請求項1〜16のうち
いずれか一つに記載の塗布容器。
【0024】請求項18の発明は、前記塗布体に抗菌剤
を入れたことを特徴とする請求項1〜17のうちいずれ
か一つに記載の塗布容器である。
【0025】本発明によれば、略筒状の弾性体は、比較
的容易に製造できる例えばゴムの成形品で調達できるの
で、繊維を刷毛状に束ねるような工程が不要になり、製
造コストが安価なものとなる。また、塗布体が略筒状の
弾性体からなるものであるため、従来の刷毛状のものに
比べて、細菌等が塗布体に付きにくく塗布体が汚染され
にくいものとなる。また、塗布体を略筒状の弾性体で構
成したので、従来の刷毛状のもののように塗布体の先端
がばらけることはなく、よって塗布体の先端を狭い箇所
にも確実に届かせることができる。
【0026】また、略筒状の塗布体を塗布具本体側の前
記パイプ等の管体に着脱自在に嵌合させることにより、
塗布体を簡単な構造で交換可能とし、それと共に塗布体
が使い捨てできる程度に安価に調達できるので、使用者
は適当な時期に塗布体を新しいものに交換し、いつも新
しい衛生的な塗布体を使用することができる。
【0027】また、前記塗布体の軸方向を前記塗布容器
本体に対して傾斜させれば、塗布容器本体の軸方向に沿
って真っすぐに延びた塗布体では届きにくかった例えば
口腔内の歯の裏側等にも、塗布液を塗布しやすくなる。
【0028】また、塗布体との塗布容器本体との嵌合面
に脱落防止用の突起を形成すれば、使用中(塗布時に)
塗布体が変形しても、単に塗布体を嵌合させただけのも
のに比べて塗布容器本体から外れにくくなる。
【0029】また、塗布体の前端開口をスリットで構成
すれば、塗布液を塗布体の前端開口より吐出させるとき
以外は、塗布体の前記スリットの対向面同士が密着して
閉じているので、塗布容器の非使用時おける塗布液の蒸
発を抑えることができる。また、塗布体のスリットが密
着して閉じている状態では、塗布容器本体内の塗布液が
外気から遮断されるため、塗布容器本体内への細菌等の
侵入を防止でき、非使用時に塗布容器を衛生的に保管で
きる。
【0030】また、前記塗布体に抗菌剤を入れることに
より、塗布体をより一層衛生的なものとすることができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1実施形態および第2実施形態を説明する。 (1)バルブ装置を有する第1実施形態 この第1実施形態は、前記請求項1、2、3、4および
18に係るものであり、請求項5〜7、16および17
に係るその変形例については、後述する。図1は第1実
施形態の塗布容器の片側断面図、図2は第1実施形態の
塗布容器前部の片側断面図、図3は第1実施形態に係る
バルブ装置の片側断面図、図4は第1実施形態の塗布容
器前部の片側断面図であってキャップを装着した状態を
示す図である。
【0032】第1実施形態の塗布容器1は、図1に示す
ように、内部に塗布液を収容する塗布容器本体2と、塗
布容器本体2の前端に設けられて塗布液を被塗布体に塗
布する塗布体3とを備え、皮膚や口腔など軟質の被塗布
体に塗布体3の前端を接触させて塗布液を被塗布体に塗
り付けるようにして使用するものである。塗布体3は、
前後両端が開口した略筒状の弾性体からなり、かつ、塗
布容器本体2内の塗布液を後側から導入して前端開口4
aより吐出するものであり、塗布容器本体2には、塗布
体3への塗布液の導入経路を閉止・開放し、かつ、塗布
液を塗布体3に向けて押し出すバルブ装置5が組み込ま
れている。
【0033】(塗布体の構成)塗布体3は、図2に示す
ように、概略円筒形形状を呈しており、前部には先端に
行くに従って外径が小さくなるテーパ部3aが形成され
る。このテーパ部3aは、その先細った形状により、塗
布体3が皮膚等にやさしい感触を与えるように容易に変
形できるようになっている。また、塗布体3の内部に
は、後端開口4b側に通じた装着孔3bと、この装着孔
3bの前端に段部3cを介して連続的に形成され塗布体
3の前端開口4aに通じる小径の導入孔3dとが設けら
れている。
【0034】塗布体3は、弾性体の成形品でできてお
り、その硬度は被塗布体の軟らかさに応じて適宜に設定
される。例えば皮膚や口腔内の粘膜に塗布液を塗布する
場合はJIS−A硬度30〜90度の弾性体が望まし
い。塗布体3の材質は、被塗布体に応じた硬度を持ち、
かつ、容易に成形加工できるものであればよく、例えば
シリコ−ンゴム、アクリルニトリル−ブタジエンゴム等
のゴムが挙げられる。衛生面および感触面から選択する
とシリコ−ンゴムが好適であると思料される。塗布体3
の材質は、その他、低密度ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリウレタンやポリオレフィン等の
発泡体、ポリオレフィン等のエラストマーなどでもよ
い。また、抗菌剤を練り込んだ材料で塗布体を成形する
こともできる。
【0035】なお、この塗布体3の形状は、塗布する箇
所や広さに応じて適宜に変更可能である。例えば口腔内
の狭い範囲や奥に塗布する場合は、塗布体3を長くする
ことにより容易に塗布を行うことができる。また、塗布
体3の先端の太さは、口腔内の歯茎など狭い範囲に塗布
する場合は、できるだけ細いものが望ましい。
【0036】(塗布容器本体の構成)塗布容器本体2
は、図1に示すように、前後両端が開口した外軸6と、
外軸6の前端部に水密状態で圧入された液導入管7と、
塗布液を収容すると共に外軸6内に軸方向に移動自在に
配設され、かつ、液導入管7の後部に水密状態で摺動自
在に嵌合した内軸8と、内軸8の前部に組み込まれると
共に、外軸6の後端開口6a側から内軸8が軸方向にノ
ックされたときに弁を開いて内軸8内の塗布液を液導入
管7に押し出すバルブ装置5と、液導入管7の外側に嵌
まると共に、外軸6の前端開口6bの外周に固着されて
液導入管7を軸方向に締着する先軸9と、先軸9よりも
前方に突出した状態で液導入管7に水密状態で圧入さ
れ、かつ、その先軸9よりも突出した部分10aに塗布
体3が着脱自在に嵌合されるパイプ10とから主に構成
されたものである。
【0037】また、塗布容器本体2には、図2に示すよ
うに、液導入管7の前部に接続され、かつ、先軸9によ
って液導入管7と共に軸方向に締着されるパイプホルダ
11が備えられ、パイプホルダ11にパイプ10の中間
部分を保持させている。
【0038】外軸6は、図1に示すように、前端部に形
成された雄ネジ部6cと、この雄ネジ部6cの後端に段
部6dを介して連結した略円筒形状の軸部6eとから構
成される。この軸部6eの後端開口6aには、内軸8の
後端をノックするために形成された切り欠き6fが設け
られている。
【0039】液導入管7は、図1に示すように、前記雄
ネジ部6cの前端面に当接した鍔部7aと、雄ネジ部6
cの内周に圧入された圧入部7bと、この圧入部7bの
後端から外軸6内に向けて後方に突出した突出部7cと
を備え、この突出部7cの前端部内周には、幅広の内鍔
7dが一体形成されている。
【0040】内軸8は、図1に示すように、有底円筒形
状を呈し、前端部に設けられた雄ネジ部8aと、この雄
ネジ部8aの後端から後方に向けて延びる略円筒状のタ
ンク8bからなる。タンク8bの内部には、所定の塗布
液およびこれを撹拌するための撹拌ボール12が収容さ
れる。なお、タンク8bに収容される塗布液は、例え
ば、歯周病治療薬、知覚過敏治療薬、口内炎治療薬等で
ある。
【0041】バルブ装置5は、図3に示すように、内軸
8の雄ネジ部8aの内周に圧入されかつ周壁に窓13a
を有するバネ受13と、このバネ受13の後端部に後部
が摺動自在に支持されると共に、前記窓13aの前端付
近においてバネ受13の内周に水密状態で摺接するピス
トン羽根14aを備えた弁棒14と、バネ受13内にお
いてこの弁棒14を前方に付勢する弁バネ15と、バネ
受13の内周に圧入され、かつ、前記弁バネ15の前端
部が離脱可能に当接した弁口16aを有する弁座16と
から構成される。バネ受13および弁座16は、内軸8
の雄ネジ部8aに螺着される内先軸17によって軸方向
に締着されており、この内先軸17および弁座16は、
両者の間に挟まれたリング状のシール体18を介して前
記液導入管7の外周に軸方向に移動可能に嵌合してい
る。
【0042】パイプホルダ11は、図2に示すように、
液導入管7の鍔部7aの前面に重なる鍔部11aと、こ
の鍔部11aよりも後方に形成されて液導入管7の圧入
部7bの内周に圧入される接続部11bと、鍔部11a
の前側に形成されて前記パイプ10の中間部分を保持す
るパイプ保持部11cとを備える。
【0043】先軸9は、図2に示すように、外面が前方
に向けて先細るテーパ形状を呈しており、後端部に外軸
6の雄ネジ部6cに螺合する雌ネジ部9aを有する。先
軸9は、外軸6に螺着されることにより、外軸6の前端
面との間で液導入管7およびパイプホルダ11それぞれ
の鍔部7a,11aを水密状態で挟み、液導入管7とパ
イプホルダ11とを軸方向に締着する。また、先軸9の
前端部は、パイプホルダ11の前端よりも後方に位置し
てパイプホルダ11を保持している。
【0044】パイプ10は、図2に示すように、液導入
管7の前記内鍔7dの内周に後端部が水密状態で圧入さ
れると共に、パイプホルダ11の前記パイプ保持部11
cの内孔に挿通して前方に延び、さらにパイプホルダ1
1の前端よりもその前端部を前方に突出させている。こ
のパイプ10の突出した部分10aは、前記塗布体3の
後部に設けられた装着孔3bに嵌入される。なお、装着
孔3bの後端から前端の段部3cまでの寸法は、使用時
にパイプ10が外れない程度の深さに設定されており、
使用者は、パイプ交換時などにおいて、挿入したパイプ
10の前端が塗布体3の前記段部3cに当接したときに
パイプ10の挿入量が十分であることを容易に確認する
ことができる。また、パイプ10はステンレスパイプや
合成樹脂製のパイプなどで調達される。
【0045】なお、塗布容器1を使用していないとき
は、図4に示すように、塗布体3をパイプ10の前記突
出した部分10aから取り外し、先軸9の後部外周にキ
ャップ19を着脱自在に装着することができる。キャッ
プ19が装着された状態においてパイプ10の突出した
部分10aは、キャップ19内に完全に収納されてお
り、外部から保護され汚れないようになっている。もち
ろん、キャップ19のサイズや塗布容器1の用途によっ
ては、塗布体3をパイプ10に付けたままキャップ19
を装着できるようにしてもよい。
【0046】また、先軸9の内径寸法がパイプ10の外
径寸法に近く、先軸9自体でパイプ10を安定的に保持
できる場合はパイプホルダ11を削除してもよい。
【0047】(第1実施形態の作用・効果)以上のよう
に構成された第1実施形態によれば、使用者は次のよう
に塗布容器1を使って皮膚等の軟質の被塗布体に塗布を
行う。まず、キャップ19を外してパイプ10の突出し
た部分10aに塗布体3を取り付け、前記外軸6の切り
欠き6aを利用して内軸8の後端を指で前方にノックす
る。このノック操作により内軸8が前方に移動すると、
液導入管7の後端にバルブ装置5の弁棒14の前端が当
接して弁棒14は停止する。弁棒14を停止させた状態
で内軸8がさらに前方に移動すると、弁棒14のピスト
ン羽根14aと弁座16との間であって弁棒14前端の
外周および液導入管7の後端外周の周りには、環状の空
間が形成される。この環状の空間の内容積は、内軸8の
前進に伴って増加して行くが、内軸8がさらに前進して
バネ受13の窓13aの前端がピストン羽根14aより
も前方位置にくると、窓13aを介してタンク8b内の
塗布液を吸い込むように取り入れる。
【0048】次に、使用者が内軸8の後端から指を離し
て内軸8が弁バネ15の付勢力により後方に移動する
と、まず窓13aがピストン羽根14aによって塞が
れ、その後前記環状の空間の内容積が減少していくと、
この環状の空間および液導入管7内の塗布液が加圧され
る。これにより、パイプ10の前端開口からは塗布液が
流出するようになり、さらにこの流出した塗布液は、塗
布体3の導入孔3dを介して塗布体3の前端開口4aよ
り押し出されるように外部に吐出される。
【0049】そして、使用者は塗布体3の前端開口4a
から吐出された塗布液を皮膚や口腔などの被塗布体に塗
布する。このとき使用者は、ノック操作を行って塗布体
3の前端開口4aから塗布液が出て来たことを確認して
から、塗布液を被塗布体に塗布することができる。もち
ろん、最初から塗布体3を被塗布体に接触させた状態
で、ノック操作による塗布液の吐出と塗布とを同時に行
うようにすることもできる。
【0050】以上のような第1実施形態によれば、略筒
状の弾性体からなる塗布体3は、一度に大量生産できる
ゴム等の成形品で調達できるので、繊維を刷毛状に束ね
るような面倒な工程が不要になり、製造コストが安価な
ものとなる。また、塗布体3が略筒状の弾性体からなる
ものであるため、従来の刷毛状のものに比べて、細菌等
が塗布体に付きにくく塗布体が汚染されにくい。
【0051】また、塗布体3を略筒状の弾性体で構成し
たので、従来の刷毛状のもののように塗布体の先端がば
らけることはなく、塗布体3の先端を狭い箇所にも確実
に届かせることができる。
【0052】また、略筒状の塗布体3の装着孔3bをパ
イプ10の突出した部分10aに着脱自在に嵌合させる
ことにより、簡単な構造で塗布体3を交換可能とし、そ
れと共に前述のように塗布体3が使い捨てできる程度に
安価に調達できるので、使用者は適当な時期に塗布体3
を新しいものに交換し、いつも新しい衛生的な塗布体3
を使用することができる。さらに、抗菌剤を練り込んだ
材料で塗布体3を成形することにより、より一層塗布体
3を衛生的なものとすることもできる。なお、塗布体3
は必ずしも交換可能とする必要はない。すなわち、塗布
の用途により衛生面をそれほど気にしない場合は、塗布
体3を塗布具本体2に固定してしまい、塗布体3を使用
し続けるようにすることも可能である。
【0053】また、第1実施形態においては、弁棒14
のピストン羽根14aの働きにより塗布液の吐出が安定
するため、ノック操作の回数が少なくても塗布液の必要
な吐出量が得られ、塗布容器1の使い勝手が非常に良
い。
【0054】(第1実施形態に係る変形例)なお、この
第1実施形態の塗布容器1は、本発明の好適な実施の態
様であり、本発明の技術的範囲はこの第1実施形態に限
定されない。図5〜図11は第1実施形態の変形例に係
る図である。
【0055】前記第1実施形態におけるパイプ10とパ
イプホルダ11とは、一体品20(図5参照)で構成さ
れてもよい。この一体品20においては、図5に示すよ
うに、前記パイプホルダ11に相当するホルダ相当部2
0aは、前記パイプホルダ11と略同様の形状を呈して
いるのに対し、前記パイプ10に相当するパイプ相当部
20bは、前記パイプ10の突出した部分10aのみを
構成されている。したがって、前記第1実施形態のパイ
プ10のごとく、塗布体3の導入孔3dと液導入管7と
を直接的に繋ぐ流路は存在しないが、一体品20の鍔部
20cと液導入管7の鍔部7aとを強固にかつ水密状態
で先軸9と外軸6の前端面との間に狭持させれば、液導
入管7から一体品20にかけての塗布液の経路のシール
性は十分確保できる。
【0056】また、前記第1実施形態においては塗布体
3の軸方向を塗布容器本体2の軸方向に沿ったストレー
ト形状としたが、塗布体3の軸方向を塗布容器本体2の
軸方向に対して傾斜させてもよい。図6に示すように、
例えばパイプ10の突出した部分10aを略くの字形に
屈曲させ、この屈曲部10a1に前記塗布体3を嵌合さ
せることができる。この場合におけるパイプ10は、合
成樹脂を略くの字形に成形したもの、あるいは、ステン
レスパイプ等の金属パイプを塑性加工により略くの字形
に曲成したものなどで調達できる。このように塗布体3
の軸方向を前記塗布容器本体2に対して傾斜させると、
ストレート形状のパイプに嵌合させた塗布体3では届き
にくかった例えば口腔内の歯の裏側等にも、塗布液を塗
布しやすくなるという極めて有利な効果が得られる。
【0057】また、前記第1実施形態においては、塗布
体3の装着孔3bと、パイプ10の突出した部分10a
あるいは前記一体品20の突出した部分20aとの嵌合
を単なる平滑面同士の圧入としたが、塗布体3の装着孔
3bの内周に、パイプ10等からの塗布体3の脱落を防
止するための突起を周方向に沿って一体形成していもよ
い。例えば、図7に示すように、パイプ10等(前記一
体品20を含む)の外径寸法よりも内径寸法の小さい環
状の突起21を装着孔3bの内周に一つ以上形成し、こ
れによってパイプ10等からの塗布体3の脱落を防止す
ることができるようになる。よって、使用中(塗布時
に)塗布体3が被塗布体から力を受けて変形しても、単
に塗布体3を嵌合したのものに比べてパイプ10等から
塗布体3が外れにくくなる。また、合成樹脂製のパイプ
を使用すれば、図8(a)および同(b)に示すよう
に、パイプ10等の外周にも容易に突起22を成形する
ことができるため、この突起22を塗布体3の突起21
の前側に係合させるようにすることで、より一層塗布体
3の脱落を防止することができる。また、図9に示すよ
うに、塗布体3の装着孔3bに設けた突起21の少なく
とも前面21aを装着孔3bの内周に対して直角に形成
すると共に、パイプ10等の外周に設けた突起22の少
なくとも後面22aもパイプ10等の外周に対して直角
に形成すれば、塗布体3の装着状態において、突起22
の後面22aが突起21の前面21aにしっかりと掛か
るので、より一層塗布体3の脱落が防止できる。
【0058】また、第1実施形態においては、塗布体3
の前端開口4aは常時開放しているものであるが、図1
0(a)〜同(c)に示すように、必要に応じて自動的
に開口するようにすることもできる。すなわち、図10
(a)〜同(c)に示す塗布体3の前端開口は、非吐出
時には前端開口における対向面同士が密着して閉じてい
るスリット23であり、このスリット23は、後端開口
4b側より塗布液が導入されたときには、塗布液の圧力
で弾性変形することにより、対向面が離れて開口し塗布
液を吐出する。この場合、スリット23は、ゴム成形時
などにおいて偏平形状のテーパ部3eに同時に成形する
ものに限られず、図11(a)〜同(c)に示すスリッ
ト24のように、塗布体の成形後にテーパ部3eに薄い
刃で切り込みを入れることで形成したものなどでもよ
い。いずれにしてもスリット23(24)は、塗布体3
内部の導入孔3dに連通しており、ノック操作によって
塗布液が導入孔3dに加圧状態で流入したときは、その
塗布液の圧力により開口すると同時に塗布液を吐出す
る。このようにスリット23(24)で前端開口を構成
することにより、塗布容器1の非使用時等おける塗布液
の蒸発を抑えることができる。また、塗布体3のスリッ
ト23(24)が密着して閉じている状態では、塗布容
器本体3内の塗布液が外気から遮断されるため、塗布容
器本体3内への細菌等の侵入を防止でき、非使用時に塗
布容器1を衛生的に保管できる。
【0059】また、前記第1実施形態におけるバルブ装
置5は、内軸8の後端を軸方向にノックすることにより
作動するものであるが、本発明に係るバルブ装置は、塗
布体への塗布液の導入経路を閉止・開放し、かつ、塗布
液を塗布体3に向けて押し出すものであれば、その機構
については問わない。
【0060】(2)繰り出し装置で前進するピストンを
有する第2実施形態 この第2実施形態は、前記請求項1、8〜10、および
18に係るものであり、請求項11〜17に係るその変
形例については、後述する。図12は第2実施形態の塗
布容器の片側断面図、図13は第2実施形態の塗布容器
前部の片側断面図、図14は第2実施形態に係る繰り出
し装置の片側断面図、図15は第2実施形態に係るピス
トン、繰り出し装置および摘まみ体の分解斜視図、図1
6は第2実施形態の塗布容器前部の片側断面図であっ
て、キャップを装着した状態を示す図である。
【0061】第2実施形態の塗布容器25は、図12に
示すように、内部に塗布液を収容する塗布容器本体26
と、塗布容器本体26の前端に設けられて塗布液を被塗
布体に塗布する塗布体27とを備え、皮膚や口腔など軟
質の被塗布体に塗布体27の前端を接触させて塗布液を
被塗布体に塗り付けるようにして使用するものである。
塗布体27は、前後両端が開口した略筒状の弾性体から
なり、かつ、塗布容器本体26内の塗布液を後側から導
入して前端開口28aより吐出するものである。
【0062】塗布容器本体26は、図12に示すよう
に、塗布液を収容する液貯蔵部29aを前部側に備え前
端が開口した本体軸29と、本体軸29内に軸方向に摺
動自在に水密状態で設けられると共に液貯蔵部29aの
塗布液を後側から前方に押圧して塗布体27に導入させ
るピストン30と、本体軸29におけるピストン30の
背後に組み込まれ、かつ、ピストン30を前方に繰り出
す繰り出し装置31と、本体軸29の尾端部に設けられ
た、繰り出し装置31を操作するための摘まみ体(操作
手段の一例)32とを備える。
【0063】さらに、塗布容器本体26には、図13に
示すように、本体軸29の前端開口29bに水密状態で
圧入された液導入管33と、液導入管33の外側に嵌ま
ると共に、本体軸29の前端開口29bの外周に固着さ
れて液導入管33を軸方向に締着する先軸34とが備え
られており、先軸34の前端よりも液導入管33の前端
部を前方に突出させ、液導入管33の前方に突出した部
分33aに塗布体27を着脱自在に嵌合する。
【0064】(塗布体の構成)塗布体27は、図13に
示すように、概略円筒形形状を呈しており、前部には先
端に行くに従って外径が小さくなるテーパ部27aが形
成される。このテーパ部27aは、その先細った形状に
より、塗布体27が皮膚等にやさしい感触を与えるよう
に容易に変形できるようになっている。また、塗布体2
7の内部には、後端開口28b側に通じた装着孔27b
と、この装着孔27bの前端に段部27cを介して連続
的に形成され塗布体27の前端開口28aに通じる小径
の導入孔27dとが設けられている。
【0065】塗布体27は、弾性体の成形品でできてお
り、その硬度は被塗布体の軟らかさに応じて適宜に設定
される。例えば皮膚や口腔内の粘膜に塗布液を塗布する
場合はJIS−A硬度30〜90度の弾性体が望まし
い。塗布体27の材質は、被塗布体に応じた硬度を持
ち、かつ、容易に成形加工できるものであればよく、例
えばシリコ−ンゴム、アクリルニトリル−ブタジエンゴ
ム等のゴムが挙げられる。衛生面および感触面から選択
するとシリコ−ンゴムが好適であると思料される。塗布
体27の材質は、その他、低密度ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタンやポリオレフィ
ン等の発泡体、ポリオレフィン等のエラストマーなどで
もよい。また、抗菌剤を練り込んだ材料で塗布体を成形
することもできる。
【0066】なお、この塗布体27の形状は、塗布する
箇所や広さに応じて適宜に変更可能である。例えば口腔
内の狭い範囲や奥に塗布する場合は、塗布体27を長く
することにより容易に塗布を行うことができる。また、
塗布体27の先端の太さは、口腔内の歯茎など狭い範囲
に塗布する場合は、できるだけ細いものが望ましい。
【0067】(塗布容器本体の構成)本体軸29は、図
12に示すように、前後両端が開口した略円筒状を呈し
ており、その前端開口29bの外周には、雄ネジ部29
cが形成されている。また、前記液貯蔵部29aは、本
体軸29の内部の略前側半分を占め、本体軸29の液貯
蔵部29aの後方には、多面体内面部29dが形成され
ている。なお、液貯蔵部29aに収容される塗布液は、
例えば、歯周病治療薬、知覚過敏治療薬、口内炎治療薬
等である。
【0068】ピストン30は、図14に示すように、本
体軸29の内周に水密状態で前後方向に摺動自在に設け
られており、液貯蔵部29aの後端に位置している。ピ
ストン30の後面には、図15に示すように、後方に向
けて略円筒状の筒部30aが一体形成されている。
【0069】繰り出し装置31は、図14および図15
に示すように、ピストン30の筒部30aに一体的に接
合されその対向する側面に平面部35aを備えたネジ軸
35と、外周が多面体でかつネジ軸35の雄ネジに螺合
する雌ネジ孔36aを有して本体軸29の多面体内面部
29dの前端部に回転不能に嵌着されるナット体36
と、全体が筒状で前端外周に鍔部37aを有して該鍔部
37aの後面部にラチェット部37bを備えると共に後
端には多面体外面部37cを備えてなりその内孔部に前
記ネジ軸35の外面形状に対応した異形内面部37dを
備えた繰り出し体37と、外周が多面体でその前端面に
ラチェット部38aを備えると共に後面には受座38b
を有してなり本体軸29の多面体内面部29dに回転不
能に嵌着されかつ前記繰り出し体37の外周に嵌装され
てそのラチェット部38aを繰り出し体37のラチェッ
ト部37bに噛合させるバネ受38と、繰り出し体37
の外周に装着されてその前端をバネ受38の受座38b
に当接させてバネ受38を前方に押圧することにより、
繰り出し体37の鍔部37aの前端面をナット体36の
後面に常時当接状態となして繰り出し体37の軸方向の
位置を固定するコイルバネ39と、本体軸29の後端内
周に固着される抜け止め体40とを備える。なお、本繰
り出し装置31の構成は、実開平1−83476号公報
に記載された塗布具のものと略同様のものである。
【0070】摘まみ体32は、図14に示すように本体
軸29の尾端部に回転自在に取り付けられており、図1
4および図15に示すように、前端に受座32aと係合
突起32bが設けられると共に軸方向に延びるスリット
32cによって弾性変形可能な小径筒部32dを前端部
に有する。また、摘まみ体32における小径筒部32d
の後側には、本体軸29と同一外径の大径筒部32eが
形成されていて、この大径筒部32eの内孔部には、繰
り出し体37の多面体外面部37cと回転方向において
係合する多面体内面部32fが形成されている。
【0071】液導入管33は、図13に示すように、前
後両端が開口したものであり、本体軸29の前端開口2
9bに水密状態で圧入される圧入部33bと、本体軸2
9の前端面に当接する鍔部33cと、鍔部33cよりも
前側で先軸34に保持された略円筒状の円筒部33dと
を備える。液導入管33における円筒部33dの前側部
分は、先軸34の前端よりも前方に突出しており、この
突出した部分33aは、円筒部33dの前端に設けられ
て外面が先細る形状を呈するテーパ部33a1と、この
テーパ部33a1の前端に段部33a2を介して突設さ
れた小径筒部33a3とからなる。この小径筒部33a
3は、塗布体27の装着孔27bに嵌入される。なお、
小径筒部33a3の前端から段部33a2までの寸法
(小径筒部33a3の軸方向の長さ)は、使用時に塗布
体27が液導入管33の小径筒部33a3から外れない
程度の長さに設定されており、使用者は、塗布体27の
交換時などにおいて、装着した塗布体27の後端面が液
導入管33の段部33a2に当接したときに液導入管3
3の挿入量が十分であることを容易に確認することがで
きる。
【0072】先軸34は、図13に示すように、外面が
前方に向けて先細るテーパ形状を呈しており、後端部に
前記本体軸29の雄ネジ部29cに螺合する雌ネジ部3
4aを有する。先軸34は、その本体軸29に螺着され
ることにより、本体軸29の前端面との間で液導入管3
3の鍔部33cを水密状態で挟み、液導入管33を軸方
向に締着する。また、先軸34の前部は液導入管33を
保持している。
【0073】なお、塗布容器25を使用していないとき
は、図16に示すように、塗布体を液導入管33の小径
筒部33a3から取り外し、先軸34の後部外周にキャ
ップ41を着脱自在に装着することができる。キャップ
41が装着された状態において液導入管33の突出した
部分33aは、キャップ41内に完全に収納されてお
り、外部から保護され汚れないようになっている。もち
ろん、キャップ41のサイズや塗布容器25の用途によ
っては、塗布体27を液導入管33に付けたままキャッ
プ41を装着できるようにしてもよい。
【0074】(第2実施形態の作用・効果)以上のよう
に構成された第2実施形態によれば、使用者は次のよう
に塗布容器25を使って皮膚等の軟質の被塗布体に塗布
を行う。まず、キャップ41を外して液導入管7の小径
筒部33a3に塗布体27を取り付け、前記ラチェット
部37b,38aにより一方向のみに回転方向が制限さ
れた摘まみ体32を回転させる。摘まみ体32が回転す
ると、摘まみ体32に回転方向において係合している繰
り出し体37およびネジ軸35も回転し、前記ナット体
36の雌ネジ孔36aに螺合しているネジ軸35は、ナ
ット体36が本体軸29に対して回転不能であることか
ら、ナット体36の雌ネジ孔36aから面圧を受けて、
繰り出し体37の異形内面部37dを摺動しながら前方
に移動する。このネジ軸35の前進によってピストン3
0が液貯蔵部29aの塗布液を後方から押圧するため、
液貯蔵部29aの塗布液は、加圧されて液導入管33を
介して塗布体27の導入孔27dに導入された後、さら
に塗布体27の前端開口28aより外部に押し出されて
吐出される。
【0075】そして、使用者は塗布体27の前端開口2
8aから吐出した塗布液を皮膚や口腔などの被塗布体に
塗布する。このとき使用者は、摘まみ体32の回転操作
を行って塗布体27の前端開口28aから塗布液が出て
来たことを確認してから、塗布液を被塗布体に塗布する
ことができる。もちろん、最初から塗布体27のテーパ
部27aの前端を被塗布体に接触させた状態で、摘まみ
体32の回転操作による塗布液の吐出と塗布を同時に行
うようにすることもできる。
【0076】以上のような第2実施形態によれば、略筒
状の弾性体からなる塗布体27は、一度に大量生産でき
るゴム等の成形品で調達できるので、繊維を刷毛状に束
ねるような工程が不要になり、しかも製造コストが安価
なものとなる。また、塗布体27が略筒状の弾性体から
なるものであるため、従来の刷毛状のものに比べて、細
菌等が塗布体に付きにくく、塗布体27が汚染されにく
い。
【0077】また、塗布体27を略筒状の弾性体で構成
したので、従来の刷毛状のもののように塗布体27の先
端がばらけることはなく、塗布体27の先端を狭い箇所
にも確実に届かせることができる。
【0078】また、略筒状の塗布体27の装着孔27b
を液導入管33の小径筒部33a3に着脱自在に嵌合さ
せることにより、簡単な構造で塗布体27を交換可能と
し、それと共に前述のように塗布体27が使い捨てでき
る程度に安価に調達できるので、使用者は適当な時期に
塗布体27を新しいものに交換し、いつも新しい衛生的
な塗布体27を使用することができる。さらに、抗菌剤
を入れた材料で塗布体27を成形することにより、より
一層塗布体27を衛生的なものとすることもできる。な
お、塗布体27は必ずしも交換可能とする必要はない。
すなわち、塗布の用途により衛生面をそれほど気にしな
い場合は、塗布体27を塗布具本体26に固定してしま
い使用し続けるようにすることも可能である。
【0079】また、第2実施形態においては、摘まみ体
32の回転操作によって前進するピストン30の働きに
より塗布液の吐出が安定するため、摘まみ体32の回転
操作の回数が少なくても塗布液の必要な吐出量が得ら
れ、塗布容器25の使い勝手が非常に良い。
【0080】(第2実施形態に係る変形例)なお、この
第2実施形態の塗布容器25は、本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲はこの第2実施形態に
限定されない。図17〜図27は第2実施形態の変形例
を示す図である。
【0081】例えば、前記第2実施形態における液導入
管33を、図17に示すように、本体軸29の前端開口
29bに水密状態で圧入されたパイプ継手42と、パイ
プ継手42に水密状態で圧入された液導入管43とに分
割して二部品で構成することも可能である。この場合、
パイプ継手42の前端面に前方に開放した円筒状溝42
aを形成し、この円筒状溝42aに液導入管43の後端
面に突設した略円筒状の円筒圧入部43aを水密状態で
圧入する。このようにして前記液導入管33を二部品に
分割すれば、パイプ継手42をポリエチレン等のような
軟らかい合成樹脂等で調達して、先軸34と本体軸29
の前端面とに挟まれるパイプ継手42の鍔部42bのシ
ール性を高めることができる一方、液導入管43は硬い
材料で調達することにより、その前端に形成され塗布体
27が装着される小径筒部43bの剛性を高め、これに
より小径筒部43bが塗布時に簡単に曲がらないように
して、塗布容器25のシール性および使用性の向上を同
時に図ることができる。
【0082】また、前記第2実施形態における液導入管
33を、図18に示すように、本体軸29の前端開口2
9bに水密状態で圧入されたパイプ継手42と、パイプ
継手42の前端面に後端面が当接したパイプガイド44
と、パイプガイド44に挿入されると共にパイプ継手4
3に水密状態で圧入されたパイプ45とからなる三部品
で構成したものに変更することもできる。この場合は、
パイプガイド44の前端よりもパイプ45を前方に突出
させ、該パイプ45の前方に突出した部分45aに塗布
体27を着脱自在に嵌合する。また、この場合はパイプ
45の後端部がパイプ継手42に水密状態で圧入される
と共にパイプ45の前端部がパイプガイド44よりも前
方に延びているので、パイプ継手42内の塗布液はパイ
プ45によって直接的に塗布体27に導かれる。したが
って、パイプ継手42の前端面とパイプガイド44の前
端面とのシール性を確保する必要がないため、パイプガ
イド44の後端面に前記圧入円筒部43a(図17参
照)のような圧入部分は形成せずに済むという利点があ
る。なお、図19には、図18に示すパイプ45におけ
る突出した部分45aに、装着孔27bに比して導入孔
27dが長い細長タイプの塗布体27を装着したもので
ある。
【0083】また、図20に示すように、パイプガイド
46の後端面に圧入円筒部46aを形成すると共に、こ
の圧入円筒部46aをパイプ継手42の円筒状溝42a
に圧入することにより、パイプガイド46とパイプ継手
42とを水密状態で接続し、短いパイプ47をパイプガ
イド46のみに挿着するようにしてもよい。この場合に
おいても、パイプガイド46の前端よりもパイプ47を
前方に突出させ、このパイプ47の突出した部分47a
に塗布部材27を装着する。
【0084】また、前記第2実施形態においては塗布体
27の軸方向を塗布具本体26の軸方向に沿うようにし
たが、塗布体27の軸方向を塗布容器本体26の軸方向
に対して傾斜させてもよい。図21および図22に示す
ように、例えば前記パイプ45の突出した部分45aを
略くの字形に屈曲させ、この屈曲部45a1に前記塗布
体27を嵌合させることができる。この場合におけるパ
イプ45は、合成樹脂を略くの字形に成形したもの、あ
るいは、ステンレスパイプ等の金属パイプを塑性加工に
より略くの字形に曲成したものなどで調達できる。この
ように塗布体27の軸方向を前記塗布容器本体26に対
して傾斜させると、ストレート形状のパイプに嵌合させ
た塗布体27では届きにくかった例えば口腔内の歯の裏
側等にも、塗布液を塗布しやすくなるという極めて有利
な効果が得られる。
【0085】また、前記第2実施形態においては、塗布
体27の装着孔27bと、前記液導入管33,43ある
いは前記パイプ45,47との嵌合を単なる平滑面同士
の圧入としたが、塗布体27の装着孔27bの内周に、
パイプ45等(前記液導入管33,43およびパイプ4
7を含む)からの塗布体27の脱落を防止するための突
起を周方向に沿って一体形成していもよい。例えば、図
23に示すように、パイプ45等の外径寸法よりも内径
寸法の小さい環状の突起48を装着孔27bの内周に一
つ以上形成し、これによってパイプ45等からの塗布体
27の脱落を防止することができるようになる。よっ
て、使用中(塗布時に)塗布体27が被塗布体から力を
受けて変形しても、単に塗布体27を嵌合したのものに
比べてパイプ45等から塗布体27が外れにくくなる。
また、合成樹脂製のパイプ45等を使用すれば、図24
(a)および同(b)に示すように、パイプ45等の外
周にも容易に環状の突起49を成形することができるた
め、この突起49を塗布体27の突起48の前側に係合
させるようにすることで、より一層塗布体27の脱落を
防止することができる。また、図25に示すように、塗
布体27の装着孔27bに設けた突起48の少なくとも
前面48aを装着孔27bの内周に対して直角に形成す
ると共に、パイプ45等の外周に設けた突起49の後面
49aもパイプ45等の外周に対して直角に形成すれ
ば、塗布体27の装着状態において、突起49の後面4
9aが突起48の前面48aにしっかりと掛かるので、
より一層塗布体27の脱落が防止できる。
【0086】また、第2実施形態においては、塗布体2
7の前端開口28aは常時開放しているものであるが、
図26(a)〜同(c)に示すように、必要に応じて自
動的に開口するようにすることもできる。すなわち、図
26(a)〜同(c)に示す塗布体27の前端開口は、
非吐出時には前端開口における対向面同士が密着して閉
じているスリット50であり、このスリット50は、後
端開口28b側より塗布液が導入されたときには、塗布
液の圧力で弾性変形することにより、対向面が離れて開
口し塗布液を吐出する。この場合、スリット50は、ゴ
ム成形時などにおいて偏平形状のテーパ部27eに同時
に成形するものに限られず、図27(a)〜同(c)に
示すスリット51のように、塗布体27の成形後にテー
パ部27eに薄い刃で切り込みを入れることで形成した
ものなどでもよい。いずれにしてもスリット50(5
1)は、塗布体27内部の導入孔27dに連通してお
り、ノック操作によって塗布液が導入孔27dに加圧状
態で流入したときは、その塗布液の圧力により開口する
と同時に塗布液を吐出する。このようにスリット50
(51)で前端開口を構成することにより、塗布容器2
5の非使用時等おける塗布液の蒸発を抑えることができ
る。また、塗布体27のスリット50(51)が密着し
て閉じている状態では、塗布容器本体26内の塗布液が
外気から遮断されるため、塗布容器本体26内への細菌
等の侵入を防止でき、非使用時に塗布容器25を衛生的
に保管できる。
【0087】また、前記第2実施形態における繰り出し
装置31は、摘まみ体32を回転させることにより操作
されるものであるが、本発明に係る繰り出し装置は、塗
布容器の尾端をノックすることにより作動するものでも
よく、要は、塗布容器に設けられた操作手段により操作
されてピストンを前進させ、塗布液を塗布体に押し出す
ようなものであれば、その機構については問わない。
【0088】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、安
価なコストで塗布体を製造することができると共に、汚
染されにくくかつ交換可能で衛生的な塗布体を使用者に
提供することができる。しかも、塗布体の先端がばらけ
ることなく狭い箇所にも確実に塗布液を塗布することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の塗布容器の片側断面図である。
【図2】第1実施形態の塗布容器前部の片側断面図であ
る。
【図3】第1実施形態に係るバルブ装置の片側断面図で
ある。
【図4】第1実施形態の塗布容器前部の片側断面図であ
って、キャップを装着した状態を示す図である。
【図5】第1実施形態の変形例に係る一体品を備えた塗
布容器前部の片側断面図である。
【図6】第1実施形態の変形例に係る屈曲したパイプを
備えた塗布容器前部の片側断面図である。
【図7】第1実施形態の変形例に係る突起を有する塗布
体とパイプとの分解断面図である。
【図8】第1実施形態の変形例に係る突起を有する塗布
体と、突起を有するパイプとの断面図であって、(a)
は分解図、(b)は組立図である。
【図9】第1実施形態の変形例に係る突起を有する塗布
体と、突起パイプとの分解断面図であって、各突起の端
面が直角に形成されたものを示す図である。
【図10】第1実施形態の変形例に係る塗布体を示す図
であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は
背面図である。
【図11】第1実施形態の変形例に係る成形後に切り込
みを入れた塗布体を示す図であって、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図12】第2実施形態の塗布容器の片側断面図であ
る。
【図13】第2実施形態の塗布容器前部の片側断面図で
ある。
【図14】第2実施形態に係る繰り出し装置の片側断面
図である。
【図15】第2実施形態に係るピストン、繰り出し装置
および摘まみ体の分解斜視図である。
【図16】第2実施形態の塗布容器前部の片側断面図で
あって、キャップを装着した状態を示す図である。
【図17】第2実施形態の変形例に係る塗布容器前部の
片側断面図であって、第2実施形態に係る液導入管を分
割したものを示す図である。
【図18】第2実施形態の変形例に係る塗布容器前部の
片側断面図であって、第2実施形態に係る液導入管を分
割し、さらにパイプを設けたものを示す図である。
【図19】第2実施形態の変形例に係る塗布容器前部の
片側断面図であって、第2実施形態に係る液導入管を分
割し、さらにパイプを設けたものに細長い塗布体を装着
したものを示す図である。
【図20】第2実施形態の変形例に係る塗布容器前部の
片側断面図であって、第2実施形態に係る液導入管を分
割し、さらにパイプを液導入管の途中まで挿入したもの
を示す図である。
【図21】第2実施形態の変形例に係る屈曲したパイプ
を備えた塗布容器前部の片側断面図であって、キャップ
を装着したものを示す図である。
【図22】第2実施形態の変形例に係る屈曲したパイプ
を備えた塗布容器前部の片側断面図であって、キャップ
を外して塗布体を装着したものを示す図である。
【図23】第2実施形態の変形例に係る突起を有する塗
布体とパイプとの分解断面図である。
【図24】第2実施形態の変形例に係る突起を有する塗
布体と、突起を有するパイプとの断面図であって、
(a)は分解図、(b)は組立図である。
【図25】第2実施形態の変形例に係る突起を有する塗
布体と、突起を有するパイプとの分解断面図であって、
各突起の端面が直角に形成されたもの示す図である。
【図26】第2実施形態の変形例に係る塗布体を示す図
であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は
背面図である。
【図27】第2実施形態の変形例に係る成形後に切り込
みを入れた塗布体を示す図であって、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図28】従来の塗布容器前端部の側面図である。
【符号の説明】
(第1実施形態およびその変形例) 1 塗布容器 2 塗布容器本体 3 塗布体 4a 塗布体の前端開口 4b 塗布体の後端開口 5 バルブ装置 6 外軸 6a 外軸の後端開口 6b 外軸の前端開口 7 液導入管 8 内軸 9 先軸 10 パイプ 10a パイプの突出した部分 10a1 屈曲部 11 パイプホルダ 20 一体品 21 突起 22 突起 23 スリット 24 スリット (第2実施形態およびその変形例) 25 塗布容器 26 塗布容器本体 27 塗布体 28a 塗布体の前端開口 28b 塗布体の後端開口 29 本体軸 29a 液貯蔵部 29b 本体軸の前端開口 30 ピストン 31 繰り出し装置 32 摘まみ体(操作手段の一例) 33 液導入管 33a 液導入管の突出した部分 42 パイプ継手 43 パイプガイド 44 パイプガイド 45 パイプ 45a パイプの突出した部分 45a1 屈曲部 46 パイプガイド 47 パイプ 47a パイプの突出した部分 48 突起 49 突起 50 スリット 51 スリット

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に塗布液を収容する塗布容器本体と、
    該塗布容器本体の前端に設けられて前記塗布液を被塗布
    体に塗布する塗布体とを備え、軟質の被塗布体に前記塗
    布体の前端を接触させて塗布液を被塗布体に塗り付ける
    ようにして使用する塗布容器において、 前記塗布体は、前後両端が開口した略筒状の弾性体から
    なり、かつ、前記塗布容器本体内の塗布液を導入して前
    端開口より吐出するものであることを特徴とする塗布容
    器。
  2. 【請求項2】前記塗布容器本体には、前記塗布体への塗
    布液の導入経路を閉止・開放し、かつ、塗布液を塗布体
    に向けて押し出すバルブ装置が組み込まれたことを特徴
    とする請求項1記載の塗布容器。
  3. 【請求項3】前記塗布容器本体は、前後両端が開口した
    外軸と、 該外軸の前端部に水密状態で圧入された液導入管と、 前記塗布液を収容すると共に前記外軸内に軸方向に移動
    自在に配設され、かつ、前記液導入管の後部に水密状態
    で摺動自在に嵌合した内軸と、 該内軸の前部に組み込まれると共に、前記外軸の後端開
    口側から前記内軸が軸方向にノックされたときに弁を開
    いて前記内軸内の塗布液を前記液導入管に押し出すバル
    ブ装置と、 前記液導入管の外側に嵌まると共に、前記外軸の前端開
    口の外周に固着されて前記液導入管を軸方向に締着する
    先軸と、 前記先軸よりも前方に突出した状態で該先軸内に挿着さ
    れ、かつ、その先軸よりも突出した部分に前記塗布体が
    着脱自在に嵌合されるパイプとから主に構成されたもの
    であることを特徴とする請求項1記載の塗布容器。
  4. 【請求項4】前記塗布容器には、前記液導入管の前部に
    接続され、かつ、前記先軸により前記液導入管と共に軸
    方向に締着されるパイプホルダが備えられ、 該パイプホルダに前記パイプの中間部分を保持させたこ
    とを特徴とする請求項3記載の塗布容器。
  5. 【請求項5】前記パイプが嵌入される前記塗布体の内
    周、および、該塗布体が嵌合される前記パイプの外周の
    うち少なくとも一方に、前記パイプからの前記塗布体の
    脱落を防止するための突起を周方向に沿って一体形成し
    たことを特徴とする請求項3または4記載の塗布容器。
  6. 【請求項6】前記パイプホルダと前記パイプとを一体品
    で構成したことを特徴する請求項4記載の塗布容器。
  7. 【請求項7】前記一体品が嵌入される前記塗布体の内
    周、および、該塗布体が嵌合される前記一体品の外周の
    うち少なくとも一方に、前記一体品からの前記塗布体の
    脱落を防止するための突起を周方向に沿って一体形成し
    たことを特徴とする請求項6に記載の塗布容器。
  8. 【請求項8】前記塗布容器本体は、塗布液を収容する液
    貯蔵部を前部側に備えて前端が開口した本体軸と、 該本体軸内に軸方向に摺動自在に水密状態で設けられる
    と共に前記液貯蔵部の塗布液を後側から前方に押圧して
    前記塗布体に導入させるピストンと、 前記本体軸における前記ピストンの背後に組み込まれ、
    かつ、前記ピストンを前方に繰り出す繰り出し装置と、 前記本体軸の尾端部に設けられた、前記繰り出し装置を
    操作するための操作手段とから主に構成されたものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の塗布容器。
  9. 【請求項9】前記操作手段は、前記本体軸の尾端部に回
    転自在に取り付けられた摘まみ体を備え、該摘まみ体を
    回転させることにより前記繰り出し装置を操作して前記
    ピストンを前方に繰り出すようにしたことを特徴とする
    請求項8記載の塗布容器。
  10. 【請求項10】前記本体軸の前端開口に水密状態で圧入
    された液導入管と、 該液導入管の外側に嵌まると共に、前記本体軸の前端開
    口の外周に固着されて前記液導入管を軸方向に締着する
    先軸とを備え、 前記先軸の前端よりも前記液導入管の前端部を前方に突
    出させ、該液導入管の前方に突出した部分に前記塗布体
    を着脱自在に嵌合したことを特徴とする請求項または9
    記載の塗布容器。
  11. 【請求項11】前記本体軸の前端開口に水密状態で圧入
    されたパイプ継手と、 該パイプ継手に水密状態で圧入された液導入管と、 該液導入管および前記パイプ継手の外側に嵌まると共
    に、前記本体軸の前端開口部の外周に固着されて前記液
    導入管および前記パイプ継手を軸方向に締着する先軸と
    を備え、 該先軸の前端よりも前記液導入管の前端部を前方に突出
    させ、該液導入管の前方に突出した部分に前記塗布体を
    着脱自在に嵌合したことを特徴とする請求項8または9
    記載の塗布容器。
  12. 【請求項12】前記液導入管が嵌入される前記塗布体の
    内周、および、該塗布体が嵌合される前記液導入管の外
    周のうち少なくとも一方に、前記液導入管からの前記塗
    布体の脱落を防止するための突起を周方向に沿って一体
    形成したことを特徴とする請求項10または11記載の
    塗布容器。
  13. 【請求項13】前記本体軸の前端開口に水密状態で圧入
    されたパイプ継手と、 該パイプ継手の前端面に後端面が当接したパイプガイド
    と、 該パイプガイドおよび前記パイプ継手の外側に嵌まると
    共に、前記本体軸の前端開口部の外周に固着されて前記
    パイプガイドおよび前記パイプ継手を軸方向に締着する
    先軸と、 前記パイプガイドに挿入されると共に前記パイプ継手に
    水密状態で圧入されたパイプとを備え、 前記パイプガイドの前端よりも前記パイプの前端部を前
    方に突出させ、該パイプの前方に突出した部分に前記塗
    布体を着脱自在に嵌合したことを特徴とする請求項8ま
    たは9記載の塗布容器。
  14. 【請求項14】前記本体軸の前端開口に密着状態で圧入
    されたパイプ継手と、 該パイプ継手に水密状態で圧入されたパイプガイドと、 該パイプガイドおよび前記パイプ継手の外側に嵌まると
    共に、前記本体軸の前端開口部の外周に固着されて前記
    パイプガイドおよび前記パイプ継手を軸方向に締着する
    先軸と、 前記パイプガイドに圧入されたパイプとを備え、 前記パイプガイドの前端よりも前記パイプの前端部を前
    方に突出させ、該パイプの前方に突出した部分に前記塗
    布体を着脱自在に嵌合したことを特徴とする請求項8ま
    たは9記載の塗布容器。
  15. 【請求項15】前記パイプが嵌入される前記塗布体の内
    周、および、該塗布体が嵌合される前記パイプの外周の
    うち少なくとも一方に、前記パイプからの前記塗布体の
    脱落を防止するための突起を周方向に沿って一体形成し
    たことを特徴とする請求項13または14記載の塗布容
    器。
  16. 【請求項16】前記塗布体の軸方向を前記塗布容器本体
    の軸方向に対して傾斜させたことを特徴とする請求項1
    〜15のうちいずれか一つに記載の塗布容器。
  17. 【請求項17】前記塗布体の前端開口は、非吐出時には
    対向面同士が密着して閉じるスリットで構成され、 該スリットは、後端開口側より塗布液が塗布体に導入さ
    れたときには、塗布液の圧力で弾性変形することにより
    前記対向面が離れて開口し塗布液を吐出するものである
    ことを特徴とする請求項1〜16のうちいずれか一つに
    記載の塗布容器。
  18. 【請求項18】前記塗布体に抗菌剤を入れたことを特徴
    とする請求項1〜17のうちいずれか一つに記載の塗布
    容器。
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