JPH09192929A - 工作機械の制御装置および制御方法 - Google Patents
工作機械の制御装置および制御方法Info
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- JPH09192929A JPH09192929A JP574496A JP574496A JPH09192929A JP H09192929 A JPH09192929 A JP H09192929A JP 574496 A JP574496 A JP 574496A JP 574496 A JP574496 A JP 574496A JP H09192929 A JPH09192929 A JP H09192929A
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- control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の軸を制御して機械加工を行う工作機械
において、加工条件などが変わっても確実に同期制御を
行う。 【解決手段】 Z軸モータ11と主軸モータ21は、各
々Z軸モータ制御部10と主軸モータ制御部20により
制御される。各々のモータの回転角は、Z軸エンコーダ
12と主軸エンコーダ22により検出され、この回転角
に基づきふたつの軸はフィードバック制御される。さら
に、Z軸と主軸の回転角が、加工指示に基づく所定の関
係を保っているか、すなわちふたつの軸の動作の同期が
とれているかが同期ずれ補正器30により監視される。
同期ずれが発生した場合、遅れた軸の制御部に対しては
進むように制御し、進んだ軸に対しては遅れるように制
御する。
において、加工条件などが変わっても確実に同期制御を
行う。 【解決手段】 Z軸モータ11と主軸モータ21は、各
々Z軸モータ制御部10と主軸モータ制御部20により
制御される。各々のモータの回転角は、Z軸エンコーダ
12と主軸エンコーダ22により検出され、この回転角
に基づきふたつの軸はフィードバック制御される。さら
に、Z軸と主軸の回転角が、加工指示に基づく所定の関
係を保っているか、すなわちふたつの軸の動作の同期が
とれているかが同期ずれ補正器30により監視される。
同期ずれが発生した場合、遅れた軸の制御部に対しては
進むように制御し、進んだ軸に対しては遅れるように制
御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の軸を制御し
て機械加工を行う工作機械に関し、特に複数の軸の制御
方法および制御装置に関する。
て機械加工を行う工作機械に関し、特に複数の軸の制御
方法および制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の軸を制御して機械加工を行う工作
機械、たとえば多軸制御のNC(数値制御)旋盤などが
知られている。これらの工作機械の複数の軸は、互いに
所定の相関関係を有しつつ制御され、所望の加工が行わ
れる。言い換えれば、複数の軸どうしが同期して制御さ
れる必要がある。たとえば、タップを固定した主軸を回
転させ、被加工物を前記タップの軸(Z軸)方向に移動
させてねじ加工を行うタップ加工装置においては、所定
のねじ加工を行うためには、主軸が1回転する間にZ軸
がねじ1ピッチ移動するように同期がとれている必要が
ある。
機械、たとえば多軸制御のNC(数値制御)旋盤などが
知られている。これらの工作機械の複数の軸は、互いに
所定の相関関係を有しつつ制御され、所望の加工が行わ
れる。言い換えれば、複数の軸どうしが同期して制御さ
れる必要がある。たとえば、タップを固定した主軸を回
転させ、被加工物を前記タップの軸(Z軸)方向に移動
させてねじ加工を行うタップ加工装置においては、所定
のねじ加工を行うためには、主軸が1回転する間にZ軸
がねじ1ピッチ移動するように同期がとれている必要が
ある。
【0003】このような2軸を制御して加工を行う装置
においては、各軸においての遅れ要素が異なったり、ま
た加工状態によって遅れ要素が変化したりするので、各
軸の同期を保って制御することが難しかった。
においては、各軸においての遅れ要素が異なったり、ま
た加工状態によって遅れ要素が変化したりするので、各
軸の同期を保って制御することが難しかった。
【0004】特開昭63−34018号公報に記載され
た工作機械においては、主軸は第1モータにより駆動さ
れ、被加工物は第2モータにより駆動される。そして、
第1および第2モータの加減速時定数とフィードバック
制御におけるループゲインを、加工時と非加工時に切り
替え、加工時にはZ軸の位置指令を遅延させて、主軸の
遅れに同調させ、主軸とZ軸が同期するように制御され
ている。
た工作機械においては、主軸は第1モータにより駆動さ
れ、被加工物は第2モータにより駆動される。そして、
第1および第2モータの加減速時定数とフィードバック
制御におけるループゲインを、加工時と非加工時に切り
替え、加工時にはZ軸の位置指令を遅延させて、主軸の
遅れに同調させ、主軸とZ軸が同期するように制御され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載された工作機械においては、加工条件、刃物の
状態などが考慮されていない。すなわち、径の違うねじ
を加工する場合や、ねじの加工深さや刃物が徐々に切れ
なくなることなどが考慮されていない。ねじの径が大き
くなれば負荷トルクは大きくなり、また、ねじ径は同じ
であっても、加工の深さが深くなれば負荷トルクは大き
くなる。すなわち、ひとつのねじを加工する場合におい
ても、初期と末期の負荷トルクは異なる。この負荷トル
クが変化すると、主軸の遅れが変化し、よって主軸とZ
軸の同期がとれないという問題があった。
報に記載された工作機械においては、加工条件、刃物の
状態などが考慮されていない。すなわち、径の違うねじ
を加工する場合や、ねじの加工深さや刃物が徐々に切れ
なくなることなどが考慮されていない。ねじの径が大き
くなれば負荷トルクは大きくなり、また、ねじ径は同じ
であっても、加工の深さが深くなれば負荷トルクは大き
くなる。すなわち、ひとつのねじを加工する場合におい
ても、初期と末期の負荷トルクは異なる。この負荷トル
クが変化すると、主軸の遅れが変化し、よって主軸とZ
軸の同期がとれないという問題があった。
【0006】前記公報に記載された装置の場合であって
も、ループゲインや遅延量は予め定められた値であるの
で、前述のように様々に変化する負荷トルクに対応する
ことができなかった。
も、ループゲインや遅延量は予め定められた値であるの
で、前述のように様々に変化する負荷トルクに対応する
ことができなかった。
【0007】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、複数の軸の動作が同期している状態
を保つことのできる工作機械の制御装置および制御方法
を提供することを目的とする。
されたものであり、複数の軸の動作が同期している状態
を保つことのできる工作機械の制御装置および制御方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる工作機械の制御装置は、所定の位
置指令に基づき前記第1軸の制御を行う第1軸制御部
と、前記第1軸の位置を検出する第1軸位置検出部と、
所定の位置指令に基づき前記第2軸の制御を行う第2軸
制御部と、前記第2軸の位置を検出する第2軸位置検出
部と、前記検出された第1軸の位置と第2軸の位置に基
づき第1軸と第2軸の同期ずれ量を算出する同期ずれ量
算出部と、同期ずれがなくなるような、前記第1軸の制
御補正量または第2軸の制御補正量の少なくとも一方を
算出する補正量算出部と、を有している。そして、前記
第1軸制御部または第2軸制御部は、前記算出された第
1軸または第2軸の制御補正量に基づき前記所定の制御
量を補正する。
めに、本発明にかかる工作機械の制御装置は、所定の位
置指令に基づき前記第1軸の制御を行う第1軸制御部
と、前記第1軸の位置を検出する第1軸位置検出部と、
所定の位置指令に基づき前記第2軸の制御を行う第2軸
制御部と、前記第2軸の位置を検出する第2軸位置検出
部と、前記検出された第1軸の位置と第2軸の位置に基
づき第1軸と第2軸の同期ずれ量を算出する同期ずれ量
算出部と、同期ずれがなくなるような、前記第1軸の制
御補正量または第2軸の制御補正量の少なくとも一方を
算出する補正量算出部と、を有している。そして、前記
第1軸制御部または第2軸制御部は、前記算出された第
1軸または第2軸の制御補正量に基づき前記所定の制御
量を補正する。
【0009】この構成によれば、同期ずれ量を常に検出
し、検出された同期ずれ量に基づきこれをなくすように
第1軸または第2軸の少なくとも一方が制御されるの
で、同期ずれを減少させることができる。
し、検出された同期ずれ量に基づきこれをなくすように
第1軸または第2軸の少なくとも一方が制御されるの
で、同期ずれを減少させることができる。
【0010】さらに、前記第1軸の位置と第2軸の位置
は、加工を開始した点からの移動量とすることができ
る。
は、加工を開始した点からの移動量とすることができ
る。
【0011】また、前記第1軸の位置と前記第2軸の位
置は、前記位置指令値と現実の位置との差とすることも
できる。
置は、前記位置指令値と現実の位置との差とすることも
できる。
【0012】また、本発明にかかる工作機械の制御方法
は、前記各軸の位置を各々検出するステップと、前記検
出された各軸の位置に基づき、各軸どうしの同期ずれ量
を算出するステップと、前記同期ずれ量を、少なくとも
一方の軸の制御にフィードバックして、同期ずれをなく
すように各軸を制御するステップと、を有している。こ
の方法によれば、同期ずれ量を常に検出し、検出された
同期ずれ量に基づきこれをなくすように各軸がフィード
バック制御されるので、同期ずれを減少させることがで
きる。
は、前記各軸の位置を各々検出するステップと、前記検
出された各軸の位置に基づき、各軸どうしの同期ずれ量
を算出するステップと、前記同期ずれ量を、少なくとも
一方の軸の制御にフィードバックして、同期ずれをなく
すように各軸を制御するステップと、を有している。こ
の方法によれば、同期ずれ量を常に検出し、検出された
同期ずれ量に基づきこれをなくすように各軸がフィード
バック制御されるので、同期ずれを減少させることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる工作機械の
制御装置および制御方法の実施形態を図面に従って説明
する。
制御装置および制御方法の実施形態を図面に従って説明
する。
【0014】第1の実施形態 図1には、前記公報に示された装置と同様に主軸とZ軸
を制御して機械加工を行う工作機械の第1の実施形態の
制御装置のブロック図が示されている。
を制御して機械加工を行う工作機械の第1の実施形態の
制御装置のブロック図が示されている。
【0015】Z軸モータ制御部10は、図示しない数値
制御装置などからの位置指令(*θZ)を受け、これに
基づきZ軸モータ11の回転数やトルクなどの制御を行
う。また、Z軸モータ制御部10は、モータの回転角を
検出するZ軸エンコーダ12および実際にモータに印加
された電流を検出する電流検出器13の出力に基づきフ
ィードバック制御を行っている。Z軸エンコーダ12の
検出値は、Z軸エンコーダインターフェイス(以下、Z
軸エンコーダI/Fと記す)14において、Z軸モータ
制御部10内で用いられている制御変数に対応するフィ
ードバック量に変換される。
制御装置などからの位置指令(*θZ)を受け、これに
基づきZ軸モータ11の回転数やトルクなどの制御を行
う。また、Z軸モータ制御部10は、モータの回転角を
検出するZ軸エンコーダ12および実際にモータに印加
された電流を検出する電流検出器13の出力に基づきフ
ィードバック制御を行っている。Z軸エンコーダ12の
検出値は、Z軸エンコーダインターフェイス(以下、Z
軸エンコーダI/Fと記す)14において、Z軸モータ
制御部10内で用いられている制御変数に対応するフィ
ードバック量に変換される。
【0016】Z軸モータ制御部10をさらに詳しく説明
すれば、受信した位置指令(*θZ)は、まず位置制御
器15に入力され、Z軸エンコーダI/F14からのフ
ィードバック量(θM Z)に基づき速度指令(*ωZ)
が算出される。速度指令(*ωZ)は、さらに速度制御
器16に入力され、これとZ軸エンコーダI/F14か
らのフィードバック量(ωZ)に基づき電流指令(*I
Z)が算出される。この電流指令(*IZ)に、後述す
る同期ずれ補正量(*ΔIZ)が加算器17にて加算さ
れて、補正電流指令(*IZa )が算出され、電流制御
器18に入力される。電流制御器18においては、補正
電流指令(*IZa )と電流検出器13の検出値(I
Z)およびZ軸エンコーダI/F14からのフィードバ
ック量(θE Z)に基づき、電流制御値が算出され、こ
の制御値に基づきインバータ19が所定の電流を発生さ
せてZ軸モータ11が駆動される。
すれば、受信した位置指令(*θZ)は、まず位置制御
器15に入力され、Z軸エンコーダI/F14からのフ
ィードバック量(θM Z)に基づき速度指令(*ωZ)
が算出される。速度指令(*ωZ)は、さらに速度制御
器16に入力され、これとZ軸エンコーダI/F14か
らのフィードバック量(ωZ)に基づき電流指令(*I
Z)が算出される。この電流指令(*IZ)に、後述す
る同期ずれ補正量(*ΔIZ)が加算器17にて加算さ
れて、補正電流指令(*IZa )が算出され、電流制御
器18に入力される。電流制御器18においては、補正
電流指令(*IZa )と電流検出器13の検出値(I
Z)およびZ軸エンコーダI/F14からのフィードバ
ック量(θE Z)に基づき、電流制御値が算出され、こ
の制御値に基づきインバータ19が所定の電流を発生さ
せてZ軸モータ11が駆動される。
【0017】主軸の制御に関しても、前述のZ軸モータ
の場合と同様である。すなわち、主軸モータ制御部20
は、図示しない数値制御装置などからの位置指令(*θ
S)を受け、これに基づき主軸モータ21の回転数やト
ルクなどの制御を行う。また、主軸モータ制御部20
は、モータの回転角を検出する主軸エンコーダ22およ
び実際にモータに印加された電流を検出する電流検出器
23の出力に基づきフィードバック制御を行っている。
主軸エンコーダ22の検出値は、主軸エンコーダインタ
ーフェイス(以下、主軸エンコーダI/Fと記す)24
において、主軸モータ制御部20内で用いられている制
御変数に対応するフィードバック量に変換される。
の場合と同様である。すなわち、主軸モータ制御部20
は、図示しない数値制御装置などからの位置指令(*θ
S)を受け、これに基づき主軸モータ21の回転数やト
ルクなどの制御を行う。また、主軸モータ制御部20
は、モータの回転角を検出する主軸エンコーダ22およ
び実際にモータに印加された電流を検出する電流検出器
23の出力に基づきフィードバック制御を行っている。
主軸エンコーダ22の検出値は、主軸エンコーダインタ
ーフェイス(以下、主軸エンコーダI/Fと記す)24
において、主軸モータ制御部20内で用いられている制
御変数に対応するフィードバック量に変換される。
【0018】主軸モータ制御部20をさらに詳しく説明
すれば、受信した位置指令(*θS)は、まず位置制御
器25に入力され、主軸エンコーダI/F24からのフ
ィードバック量(θM S)に基づき速度指令(*ωS)
が算出される。速度指令(*ωS)は、さらに速度制御
器26に入力され、これと主軸エンコーダI/F24か
らのフィードバック量(ωS)に基づき電流指令(*I
S)が算出される。この電流指令(*IS)に、後述す
る同期ずれ補正量(*ΔIS)が加算器27にて加算さ
れ、補正電流指令(*ISa )が算出され、電流制御器
28に入力される。電流制御器28においては、補正電
流指令(*ISa )と電流検出器23の検出値(IS)
および主軸エンコーダI/F24からのフィードバック
量(θES)に基づき、電流制御値が算出され、この制
御値に基づきインバータ29が所定の電流を発生させて
主軸モータ21が駆動される。
すれば、受信した位置指令(*θS)は、まず位置制御
器25に入力され、主軸エンコーダI/F24からのフ
ィードバック量(θM S)に基づき速度指令(*ωS)
が算出される。速度指令(*ωS)は、さらに速度制御
器26に入力され、これと主軸エンコーダI/F24か
らのフィードバック量(ωS)に基づき電流指令(*I
S)が算出される。この電流指令(*IS)に、後述す
る同期ずれ補正量(*ΔIS)が加算器27にて加算さ
れ、補正電流指令(*ISa )が算出され、電流制御器
28に入力される。電流制御器28においては、補正電
流指令(*ISa )と電流検出器23の検出値(IS)
および主軸エンコーダI/F24からのフィードバック
量(θES)に基づき、電流制御値が算出され、この制
御値に基づきインバータ29が所定の電流を発生させて
主軸モータ21が駆動される。
【0019】前述したように、複数の軸を制御して機械
加工を行う場合、これらの軸の同期がとれていないと、
所望の加工を行うことができない。すなわち、各軸の移
動量の比が、加工プログラムによって定められる所定の
値Cになっていることが必要である。たとえば、主軸に
ねじ加工用タップを取り付け、被加工物をZ軸方向に移
動させてねじ加工を行う場合、主軸が1回転する間にZ
軸がねじの1ピッチ移動する必要がある。この同期が崩
れると、所定のねじの形状が得られない。同期するため
には、加工されるねじのピッチPT と、Z軸モータの回
転を直線運動に変換するボールねじのねじピッチPB と
から、Z軸と主軸の移動量すなわちZ軸モータと主軸モ
ータの回転量の比がC=PT /PB となっている必要が
ある。
加工を行う場合、これらの軸の同期がとれていないと、
所望の加工を行うことができない。すなわち、各軸の移
動量の比が、加工プログラムによって定められる所定の
値Cになっていることが必要である。たとえば、主軸に
ねじ加工用タップを取り付け、被加工物をZ軸方向に移
動させてねじ加工を行う場合、主軸が1回転する間にZ
軸がねじの1ピッチ移動する必要がある。この同期が崩
れると、所定のねじの形状が得られない。同期するため
には、加工されるねじのピッチPT と、Z軸モータの回
転を直線運動に変換するボールねじのねじピッチPB と
から、Z軸と主軸の移動量すなわちZ軸モータと主軸モ
ータの回転量の比がC=PT /PB となっている必要が
ある。
【0020】この同期をとるために、本実施形態におい
ては、同期ずれ補正器30が設けられている。同期ずれ
補正器30には、Z軸および主軸エンコーダI/F1
4,24の出力のうち、位置制御に関するフィードバッ
ク量(θM Z,θM S)が入力される。このフィードバ
ック量(θM Z,θM S)は、Z軸および主軸の実際の
位置を示す値である。したがって、Z軸および主軸の制
御を開始した位置(θM0Z,θM0S)から現在までの移
動量はそれぞれ(θM Z−θM0Z),(θM S−θ
M0S)となる。これらの値が所定の関係を保っているか
を監視することによって、ふたつの軸の同期を監視する
ことになる。
ては、同期ずれ補正器30が設けられている。同期ずれ
補正器30には、Z軸および主軸エンコーダI/F1
4,24の出力のうち、位置制御に関するフィードバッ
ク量(θM Z,θM S)が入力される。このフィードバ
ック量(θM Z,θM S)は、Z軸および主軸の実際の
位置を示す値である。したがって、Z軸および主軸の制
御を開始した位置(θM0Z,θM0S)から現在までの移
動量はそれぞれ(θM Z−θM0Z),(θM S−θ
M0S)となる。これらの値が所定の関係を保っているか
を監視することによって、ふたつの軸の同期を監視する
ことになる。
【0021】Z軸の同期のずれ量(ΔθM Z)、主軸の
同期ずれ量(ΔθM S)は、次式により表される。
同期ずれ量(ΔθM S)は、次式により表される。
【数1】 ΔθM Z=C(θM S−θM0S)−(θM Z−θM0Z) …(1) ΔθM S=(1/C)(θM Z−θM0Z)−(θM S−θM0S)…(2) この式に基づき同期ずれ量算出部31において同期ずれ
量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出される。さらに、補正
量算出部32において、前記のずれ量に各々Z軸補正ゲ
イン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を乗じて、同期
ずれ補正量(*ΔIZ,*ΔIS)が算出される。
量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出される。さらに、補正
量算出部32において、前記のずれ量に各々Z軸補正ゲ
イン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を乗じて、同期
ずれ補正量(*ΔIZ,*ΔIS)が算出される。
【数2】*ΔIZ=KCZ・ΔθM Z …(3) *ΔIS=KCS・ΔθM S …(4) そして、前述のようにこの同期ずれ補正量(*ΔIZ,
*ΔIS)がZ軸と主軸の電流指令(*IZa ,*IS
a )にそれぞれ加算され、補正電流指令(*IZ,*I
S)が算出される。
*ΔIS)がZ軸と主軸の電流指令(*IZa ,*IS
a )にそれぞれ加算され、補正電流指令(*IZ,*I
S)が算出される。
【0022】以上のように、本実施形態においては、Z
軸と主軸の同期を監視し、遅れた軸に対しては遅れを取
り戻すように制御をし、進んだ軸に対しては進み過ぎを
なくすように制御が行われる。すなわち、同期ずれが発
生してもこれを減少するようにZ軸および主軸モータ制
御部10,20が作用する。
軸と主軸の同期を監視し、遅れた軸に対しては遅れを取
り戻すように制御をし、進んだ軸に対しては進み過ぎを
なくすように制御が行われる。すなわち、同期ずれが発
生してもこれを減少するようにZ軸および主軸モータ制
御部10,20が作用する。
【0023】なお、本実施形態においては、検出された
同期ずれ量に基づき、Z軸および主軸の双方の制御量に
補正を加えたが、いずれか一方のみの制御量を補正して
もほぼ同等の効果が得られる。すなわち、たとえば、Z
軸のみに補正をした場合、Z軸が遅れればZ軸に対し進
むように制御し、主軸は指令どおりに制御する。この制
御においても、やがてZ軸は主軸に追い付くことにな
り、同期ずれを減少させることができる。
同期ずれ量に基づき、Z軸および主軸の双方の制御量に
補正を加えたが、いずれか一方のみの制御量を補正して
もほぼ同等の効果が得られる。すなわち、たとえば、Z
軸のみに補正をした場合、Z軸が遅れればZ軸に対し進
むように制御し、主軸は指令どおりに制御する。この制
御においても、やがてZ軸は主軸に追い付くことにな
り、同期ずれを減少させることができる。
【0024】第2の実施形態 図2には、本発明にかかる工作機械の制御装置の第2の
実施形態のブロック図が示されている。本実施例におい
て、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を
付し、その説明を省略する。図2より明らかなように、
本実施形態が第1実施形態と異なる部分は、同期ずれ補
正器に関してである。
実施形態のブロック図が示されている。本実施例におい
て、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を
付し、その説明を省略する。図2より明らかなように、
本実施形態が第1実施形態と異なる部分は、同期ずれ補
正器に関してである。
【0025】本実施例においては、Z軸と主軸の位置指
令と実際の位置の差を監視することによって、同期の監
視を行っている。位置指令は本来同期がとれているもの
であるから、これと実際の位置の差を監視すれば、実際
の位置の同期を監視することになる。したがって、同期
ずれ補正器40には、Z軸および主軸エンコーダI/F
14,24の位置制御に関するフィードバック量(θM
Z,θM S)および位置指令(*θZ,*θS)が入力
される。これらの値から同期ずれ量算出部41におい
て、次式より同期ずれ量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出
される。
令と実際の位置の差を監視することによって、同期の監
視を行っている。位置指令は本来同期がとれているもの
であるから、これと実際の位置の差を監視すれば、実際
の位置の同期を監視することになる。したがって、同期
ずれ補正器40には、Z軸および主軸エンコーダI/F
14,24の位置制御に関するフィードバック量(θM
Z,θM S)および位置指令(*θZ,*θS)が入力
される。これらの値から同期ずれ量算出部41におい
て、次式より同期ずれ量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出
される。
【数3】 ΔθM Z=(*θZ−θM Z)−C(*θS−θM S) …(5) ΔθM S=(*θS−θM S)−(1/C)(*θZ−θM Z)…(6) さらに、補正量算出部42において、前記のずれ量に各
々Z軸補正ゲイン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を
乗じて、同期ずれ補正量(*ΔIZ,*ΔIS)が算出
される。式としては、前述の式(3)および式(4)と
同様になる。
々Z軸補正ゲイン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を
乗じて、同期ずれ補正量(*ΔIZ,*ΔIS)が算出
される。式としては、前述の式(3)および式(4)と
同様になる。
【0026】そして、第1実施形態と同様にこの同期ず
れ補正量(*ΔIZ,*ΔIS)がZ軸と主軸の電流指
令(*IZa ,*ISa )にそれぞれ加算され、補正電
流指令(*IZ,*IS)が算出される。
れ補正量(*ΔIZ,*ΔIS)がZ軸と主軸の電流指
令(*IZa ,*ISa )にそれぞれ加算され、補正電
流指令(*IZ,*IS)が算出される。
【0027】本実施形態の場合、第1実施形態と同様の
効果に加え、以下のような有利な点がある。第1実施形
態においては、制御開始位置(θM0Z,θM0S)を基準
としたZ軸および主軸の位置すなわち移動量を監視して
いるため、制御開始位置(θM0Z,θM0S)を記憶して
おく必要がある。すなわち、このための記憶領域を設け
ておく必要がある。また、Z軸および主軸の移動量は、
通常、時間とともに増加するので、演算のためのレン
ジ、すなわち桁数を多めに用意しておく必要がある。一
方、本実施形態においては、現在の位置指令と実際の位
置に基づき同期ずれを算出しており、これらの量はいず
れも現在の数値であるので、制御開始位置などの過去の
データを記憶しておく必要がない。すなわち、このため
の記録領域を用意しておく必要がない。また、現在の位
置指令と実際の位置は、本来それほど大きくなるもので
はないので、演算のためのレンジについても大きくする
必要がない。以上より、演算処理部分の負担が軽減され
る。
効果に加え、以下のような有利な点がある。第1実施形
態においては、制御開始位置(θM0Z,θM0S)を基準
としたZ軸および主軸の位置すなわち移動量を監視して
いるため、制御開始位置(θM0Z,θM0S)を記憶して
おく必要がある。すなわち、このための記憶領域を設け
ておく必要がある。また、Z軸および主軸の移動量は、
通常、時間とともに増加するので、演算のためのレン
ジ、すなわち桁数を多めに用意しておく必要がある。一
方、本実施形態においては、現在の位置指令と実際の位
置に基づき同期ずれを算出しており、これらの量はいず
れも現在の数値であるので、制御開始位置などの過去の
データを記憶しておく必要がない。すなわち、このため
の記録領域を用意しておく必要がない。また、現在の位
置指令と実際の位置は、本来それほど大きくなるもので
はないので、演算のためのレンジについても大きくする
必要がない。以上より、演算処理部分の負担が軽減され
る。
【0028】また、本実施形態においても、第1実施形
態と同様、Z軸および主軸のいずれか一方の制御量に対
して同期ずれに関する補正を行うように構成することも
可能である。
態と同様、Z軸および主軸のいずれか一方の制御量に対
して同期ずれに関する補正を行うように構成することも
可能である。
【0029】第3の実施形態 図3には、本発明にかかる工作機械の制御装置の第3の
実施形態のブロック図が示されている。本実施形態にお
いて第1実施形態と同様の構成については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
実施形態のブロック図が示されている。本実施形態にお
いて第1実施形態と同様の構成については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0030】本実施例において、特徴的なことは、同期
ずれ補正器130からの同期ずれ補正量(*ΔωZ,*
ΔωS)が速度指令に関するものである点にある。そし
て、この同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が、位
置制御器15,25から出力された速度指令(*ωZ,
*ωS)に、加算器117,127によって加算され、
補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )が算出される。こ
の補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )に基づき速度制
御器16,26にて電流指令が算出される。
ずれ補正器130からの同期ずれ補正量(*ΔωZ,*
ΔωS)が速度指令に関するものである点にある。そし
て、この同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が、位
置制御器15,25から出力された速度指令(*ωZ,
*ωS)に、加算器117,127によって加算され、
補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )が算出される。こ
の補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )に基づき速度制
御器16,26にて電流指令が算出される。
【0031】同期ずれ補正器130の同期ずれ量算出部
131においては、第1実施形態と同様に同期ずれ量が
算出される。すなわち、式(1)、(2)に基づき同期
ずれ量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出される。さらに、
補正量算出部132において、前記のずれ量に各々Z軸
補正ゲイン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を乗じ
て、同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が算出され
る。
131においては、第1実施形態と同様に同期ずれ量が
算出される。すなわち、式(1)、(2)に基づき同期
ずれ量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出される。さらに、
補正量算出部132において、前記のずれ量に各々Z軸
補正ゲイン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を乗じ
て、同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が算出され
る。
【数4】*ΔωZ=KCZ・ΔθM Z …(7) *ΔωS=KCS・ΔθM S …(8) これらの補正量がZ軸と主軸の速度指令(*ωZ,*ω
S)に加算されて、補正速度指令(*ωZa ,*ω
Sa )が算出される。
S)に加算されて、補正速度指令(*ωZa ,*ω
Sa )が算出される。
【0032】以上のように、本実施形態においては、Z
軸と主軸の同期を監視し、遅れた軸に対しては遅れを取
り戻すように制御をし、進んだ軸に対しては進み過ぎを
なくすように制御が行われる。すなわち、同期ずれが発
生してもこれを減少させるようにZ軸および主軸モータ
制御部110,120が作用する。
軸と主軸の同期を監視し、遅れた軸に対しては遅れを取
り戻すように制御をし、進んだ軸に対しては進み過ぎを
なくすように制御が行われる。すなわち、同期ずれが発
生してもこれを減少させるようにZ軸および主軸モータ
制御部110,120が作用する。
【0033】なお、本実施形態においては、検出された
同期ずれ量に基づき、Z軸および主軸の双方の制御量に
補正を加えたが、いずれか一方のみの制御量を補正して
もほぼ同等の効果が得られる。すなわち、たとえば、Z
軸のみに補正をした場合、Z軸が遅れればZ軸に対し進
むように制御し、主軸は指令どおりに制御する。この制
御においても、やがてZ軸は主軸に追い付くことにな
り、同期ずれを減少させることができる。
同期ずれ量に基づき、Z軸および主軸の双方の制御量に
補正を加えたが、いずれか一方のみの制御量を補正して
もほぼ同等の効果が得られる。すなわち、たとえば、Z
軸のみに補正をした場合、Z軸が遅れればZ軸に対し進
むように制御し、主軸は指令どおりに制御する。この制
御においても、やがてZ軸は主軸に追い付くことにな
り、同期ずれを減少させることができる。
【0034】第4の実施形態 図4には、本発明にかかる工作機械の制御装置の第4の
実施形態のブロック図が示されている。本実施形態にお
いて第2実施形態と同様の構成については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
実施形態のブロック図が示されている。本実施形態にお
いて第2実施形態と同様の構成については、同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0035】本実施例において、特徴的なことは、同期
ずれ補正器140からの同期ずれ補正量(*ΔωZ,*
ΔωS)が速度指令に関するものである点にある。そし
て、この同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が、位
置制御器15,25から出力された速度指令(*ωZ,
*ωS)に、加算器117,127によって加算され、
補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )が算出される。こ
の補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )に基づき速度制
御器16,26にて電流指令が算出される。
ずれ補正器140からの同期ずれ補正量(*ΔωZ,*
ΔωS)が速度指令に関するものである点にある。そし
て、この同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が、位
置制御器15,25から出力された速度指令(*ωZ,
*ωS)に、加算器117,127によって加算され、
補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )が算出される。こ
の補正速度指令(*ωZa ,*ωSa )に基づき速度制
御器16,26にて電流指令が算出される。
【0036】同期ずれ補正器140の同期ずれ量算出部
141においては、第2実施形態と同様に同期ずれ量が
算出される。すなわち、式(5)、(6)に基づき同期
ずれ量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出される。さらに、
補正量算出部142において、前記のずれ量に各々Z軸
補正ゲイン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を乗じ
て、同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が算出され
る。式としては前述の式(7)、(8)と同様となる。
これらの補正量がZ軸と主軸の速度指令(*ωZ,*ω
S)に加算されて、補正速度指令(*ωZa ,*ω
Sa )が算出される。
141においては、第2実施形態と同様に同期ずれ量が
算出される。すなわち、式(5)、(6)に基づき同期
ずれ量(ΔθM Z,ΔθM S)が算出される。さらに、
補正量算出部142において、前記のずれ量に各々Z軸
補正ゲイン(KCZ)、主軸補正ゲイン(KCS)を乗じ
て、同期ずれ補正量(*ΔωZ,*ΔωS)が算出され
る。式としては前述の式(7)、(8)と同様となる。
これらの補正量がZ軸と主軸の速度指令(*ωZ,*ω
S)に加算されて、補正速度指令(*ωZa ,*ω
Sa )が算出される。
【0037】本実施形態の場合、第1および第3実施形
態と同様の効果に加え、以下のような有利な点がある。
第1および第3実施形態においては、制御開始位置(θ
M0Z,θM0S)を基準としたZ軸および主軸の位置すな
わち移動量を監視しているため、制御開始位置(θ
M0Z,θM0S)を記憶しておく必要がある。すなわち、
このための記憶領域を設けておく必要がある。また、Z
軸および主軸の移動量は、通常、時間とともに増加する
ので、演算のためのレンジ、すなわち桁数を多めに用意
しておく必要がある。一方、本実施形態においては、現
在の位置指令と実際の位置に基づき同期ずれを算出して
おり、これらの量はいずれも現在の数値であるので、制
御開始位置などの過去のデータを記憶しておく必要がな
い。すなわち、このための記録領域を用意しておく必要
がない。また、現在の位置指令と実際の位置は、本来そ
れほど大きくなるものではないので、演算のためのレン
ジについても大きくする必要がない。以上より、演算処
理部分の負担が軽減される。
態と同様の効果に加え、以下のような有利な点がある。
第1および第3実施形態においては、制御開始位置(θ
M0Z,θM0S)を基準としたZ軸および主軸の位置すな
わち移動量を監視しているため、制御開始位置(θ
M0Z,θM0S)を記憶しておく必要がある。すなわち、
このための記憶領域を設けておく必要がある。また、Z
軸および主軸の移動量は、通常、時間とともに増加する
ので、演算のためのレンジ、すなわち桁数を多めに用意
しておく必要がある。一方、本実施形態においては、現
在の位置指令と実際の位置に基づき同期ずれを算出して
おり、これらの量はいずれも現在の数値であるので、制
御開始位置などの過去のデータを記憶しておく必要がな
い。すなわち、このための記録領域を用意しておく必要
がない。また、現在の位置指令と実際の位置は、本来そ
れほど大きくなるものではないので、演算のためのレン
ジについても大きくする必要がない。以上より、演算処
理部分の負担が軽減される。
【0038】また、本実施形態においても、前述の各実
施形態と同様、Z軸および主軸のいずれか一方の制御量
に対して同期ずれに関する補正を行うように構成するこ
とも可能である。
施形態と同様、Z軸および主軸のいずれか一方の制御量
に対して同期ずれに関する補正を行うように構成するこ
とも可能である。
【0039】以上の各実施形態においては、Z軸と主軸
を駆動して機械加工を行う場合に、これらの軸の同期制
御について説明したが、さらにX軸、Y軸などを制御す
る工作機械についても、同様の制御を行うことができ
る。たとえば、前述のZ軸をX軸と置き換えて考えれ
ば、X軸と主軸について同様の同期制御を行うこともで
きる。また、X軸とY軸、Y軸とZ軸などについても同
様である。
を駆動して機械加工を行う場合に、これらの軸の同期制
御について説明したが、さらにX軸、Y軸などを制御す
る工作機械についても、同様の制御を行うことができ
る。たとえば、前述のZ軸をX軸と置き換えて考えれ
ば、X軸と主軸について同様の同期制御を行うこともで
きる。また、X軸とY軸、Y軸とZ軸などについても同
様である。
【0040】
【発明の効果】この構成によれば、同期ずれ量を常に検
出し、検出された同期ずれ量に基づきこれをなくすよう
に対象となる軸の少なくともひとつが制御されるので、
同期ずれを減少させることができる。すなわち、単に各
軸個別にフィードバック制御を行うだけでなく、各軸の
同期に関してもフィードバック制御が行われ、同期ずれ
が発生しても最小になるように制御される。したがっ
て、多軸の加工において、各軸の間の同期が確実にと
れ、より高精度な加工を行うことが可能となる。
出し、検出された同期ずれ量に基づきこれをなくすよう
に対象となる軸の少なくともひとつが制御されるので、
同期ずれを減少させることができる。すなわち、単に各
軸個別にフィードバック制御を行うだけでなく、各軸の
同期に関してもフィードバック制御が行われ、同期ずれ
が発生しても最小になるように制御される。したがっ
て、多軸の加工において、各軸の間の同期が確実にと
れ、より高精度な加工を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる工作機械の制御装置の第1の
実施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明にかかる工作機械の制御装置の第2の
実施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
【図3】 本発明にかかる工作機械の制御装置の第3の
実施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
【図4】 本発明にかかる工作機械の制御装置の第4の
実施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
10,110 Z軸モータ制御部 11 Z軸モータ 20,120 主軸モータ制御部 21 主軸モータ 30,40,130,140 同期ずれ補正器 31,41,131,141 同期ずれ量算出部 32,42,132,142 補正量算出部 *θZ Z軸位置指令 θM Z Z軸位置 θM0Z Z軸制御開始位置 ΔθM Z Z軸同期ずれ量 *ΔIZ,*ΔωZ Z軸同期補正量 KCZ Z軸補正ゲイン *θS 主軸位置指令 θM S 主軸位置 θM0S 主軸制御開始位置 ΔθM S 主軸同期ずれ量 *ΔIS,*ΔωS 主軸同期補正量 KCS 主軸補正ゲイン。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも第1軸と第2軸のふたつの軸
を制御して機械加工を行う工作機械の制御装置であっ
て、 所定の位置指令に基づき前記第1軸の制御を行う第1軸
制御部と、 前記第1軸の位置を検出する第1軸位置検出部と、 所定の位置指令に基づき前記第2軸の制御を行う第2軸
制御部と、 前記第2軸の位置を検出する第2軸位置検出部と、 前記検出された第1軸の位置と第2軸の位置に基づき第
1軸と第2軸の同期ずれ量を算出する同期ずれ量算出部
と、 同期ずれがなくなるような、前記第1軸の制御補正量ま
たは第2軸の制御補正量の少なくとも一方を算出する補
正量算出部と、を有し、 前記第1軸制御部または第2軸制御部は、前記算出され
た第1軸または第2軸の制御補正量に基づき前記所定の
制御量を補正する、工作機械の制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の工作機械の制御装置にお
いて、前記第1軸の位置と前記第2軸の位置は、加工を
開始した点からの移動量である工作機械の制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の工作機械の制御装置にお
いて、前記第1軸の位置と前記第2軸の位置は、前記位
置指令値と現実の位置との差である工作機械の制御装
置。 - 【請求項4】 少なくともふたつの軸を制御して機械加
工を行う工作機械の制御方法であって、 前記各軸の位置を各々検出するステップと、 前記検出された各軸の位置に基づき、各軸どうしの同期
ずれ量を算出するステップと、 前記同期ずれ量を、少なくとも一方の軸の制御にフィー
ドバックして、同期ずれをなくすように各軸を制御する
ステップと、を有する工作機械の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP574496A JPH09192929A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 工作機械の制御装置および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP574496A JPH09192929A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 工作機械の制御装置および制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192929A true JPH09192929A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11619621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP574496A Pending JPH09192929A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 工作機械の制御装置および制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192929A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015186295A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | ファナック株式会社 | 加工時の軸間の干渉を低減するサーボ制御装置 |
| CN107728579A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-23 | 苏州新代数控设备有限公司 | 用于相异形态的主轴协同数控系统及其方法 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP574496A patent/JPH09192929A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015186295A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | ファナック株式会社 | 加工時の軸間の干渉を低減するサーボ制御装置 |
| US9304504B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-04-05 | Fanuc Corporation | Servo controller for reducing interference between axes in machining |
| CN107728579A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-23 | 苏州新代数控设备有限公司 | 用于相异形态的主轴协同数控系统及其方法 |
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