JPH09192965A - 自動工具交換装置用工具保持機構 - Google Patents

自動工具交換装置用工具保持機構

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JPH09192965A
JPH09192965A JP570896A JP570896A JPH09192965A JP H09192965 A JPH09192965 A JP H09192965A JP 570896 A JP570896 A JP 570896A JP 570896 A JP570896 A JP 570896A JP H09192965 A JPH09192965 A JP H09192965A
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tool adapter
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spring
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JP570896A
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Haruo Sakamoto
晴雄 阪本
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Daito Seiki KK
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Daito Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削時における切り屑の影響を避けるべくツ
ールアダプタを水平状態で下向きに吊り下げ、かつ、十
分な保持力のもとに確実にストックすることができ、し
かも、人手によりツールアダプタを容易に着脱すること
のできる、自動工具交換装置用の工具保持機構を提供す
る。 【解決手段】 各ツールアダプタ8の外周に2つのフラ
ンジ83,84を隣接形成し、その一方に凹所83aを
形成するとともに、各フランジ間に形成される溝85に
は、その底面の一部が平坦に切り欠かれた平坦部85a
を形成する。一方、ツールマガジン6,7には、下向き
の半円形状の開口部を備えたアダプタ受け部61を設
け、そのアダプタ受け部には、開口部中心に向けて付勢
されたキー63を設け、アダプタ受け部の近傍には、開
口部の下方に臨み、バネ66で開口部側に付勢された爪
64aを備えたキーパ64を設けた構成とし、人手によ
るツールアダプタ8の着脱時に、ツールアダプタの保持
力を得るためのキーパ用のバネ66の力がわずかにしか
作用しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば形鋼穿孔機
におけるH形鋼のフランジ部穿孔用の穿孔ヘッド等の、
横軸のツールスピンドルに対する自動工具交換装置用の
工具保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼等の形鋼用の穿孔機として、上下
方向への穿孔を施すための1つの縦軸の穿孔ヘッドと、
水平方向への穿孔を施す互いに対向した2つの横軸の穿
孔ヘッドを備えたものが知られている。このような3軸
の穿孔ヘッドを備えた形鋼穿孔機によれば、各穿孔ヘッ
ドによってH形鋼のウエブ部並びに左右のフランジ部を
同時に穿孔することができ、形鋼に対して高能率の穿孔
を施すことができる。
【0003】この種の穿孔機においては、近年、加工す
べき孔径が多様化するとともに、全自動化による長時間
の無人運転が要求されつつある。これに伴い、各穿孔ヘ
ッドに対して、複数の穿孔用ツールを自動的に交換する
ATC(自動工具交換)機能を持たせることへの要望が
高まっている。特に、通常は殆ど加工孔径が同一種であ
るH形鋼のフランジ部の穿孔に関しても、無人運転時の
工具磨耗に対する交換用工具の必要性からATC機能を
持たせることが要求されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各ツールスピンドルに
対してATC機能を持たせるためには、それぞれのスピ
ンドルに対応して複数のツールをストックしておくため
のツールマガジンが必要となる。ここで、ATCにおい
ては、通常、各ツールはツールアダプタに装着された状
態でツールスピンドルに対して着脱されるため、この種
のツールマガジンでは、各ツールをツールアダプタに装
着した状態で保持する。
【0005】ところで、前記したH形鋼のフランジ部の
穿孔は横軸の穿孔ヘッドによって行われるが、このよう
な横軸のツールスピンドルに対するATC用のツールマ
ガジンにおいては、工具の自動交換動作上、当然のこと
ながら、各ツールアダプタをツールが水平に向く状態で
ストックしておくことが有利となる。このような姿勢で
ツールアダプタをストックする場合、ツールアダプタを
何らかの台上等に載せた状態でストックするようなツー
ルマガジンの構成としたのでは、切削時に飛散した切り
屑などがツールアダプタのストック位置にひっかかっ
て、ツールアダプタを正しく保持できない懸念があるた
め、穿孔ヘッドによる加工位置よりも上方に、ツールア
ダプタを水平状態で下向きに吊り下げた状態でストック
するような構成とすることが望ましい。
【0006】ここで、ツールアダプタを水平状態で下向
きに吊り下げるようなツールマガジンの構成を採用する
場合、自動工具交換動作時においてツールマガジンに対
してツールアダプタの着脱が可能で、しかも落下を防止
するために、バネ等を用いた十分強力な保持力でツール
アダプタを挟み込んだ状態でストックする必要がある。
しかし、保持力が強力であれば、オペレータの人手によ
るツールアダプタの着脱作業が困難となるという問題が
生じる。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、切り屑の影響を避けるべくツールアダ
プタを水平状態で下向きに吊り下げて、十分な保持力の
もとに確実にストックすることができ、しかも人手によ
ってもツールアダプタを容易に着脱することのできる工
具保持機構の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動工具交換装
置用工具保持機構では、各ツールアダプタおよびこれら
を保持するツールマガジンを、以下の構成とすることに
よって上記の目的を達成している。
【0009】すなわち、各ツールアダプタには、図4,
図5に示すように、その外周に互いに隣接する2つのフ
ランジ83,84を形成し、かつ、そのうちの少なくと
も一方のフランジにはキー溝83aを形成する。また、
その2つのフランジ83,84間に形成される溝85に
は、その溝の底面の一部が平坦に切り欠かれてなる平坦
部85aを形成する。
【0010】一方、複数のツールアダプタ8を保持する
ためのツールマガジン6には、図2,図3に示すよう
に、それぞれが下向きに半円形状に開口して、ツールア
ダプタ8の両フランジ83,84間に嵌まり込んだ状態
でそのツールアダプタ8を抱え込むための複数のアダプ
タ受け部61を設ける。また、その各アダプタ受け部6
1には、バネ62により開口部61a中心側に向けて付
勢されてツールアダプタ8のフランジの凹所83aに嵌
まり込むキー63を設ける。更に、そのアダプタ受け部
61の開口部61aの近傍には、それぞれ、開口部61
aの下方に臨んでバネ66により開口部61a側に付勢
され、かつ、ツールアダプタ8の両フランジ83,84
間に嵌まり込む爪64aを備えたキーパ64を配設す
る。
【0011】
【作用】ツールマガジン6に対してツールアダプタ8を
保持している状態では、図8に実線で示すように、アダ
プタ受け部61の開口部61aの下方に臨み、かつ、バ
ネ66により開口部61a側に付勢されたキーパ64の
爪64aが、ツールアダプタ8の両フランジ83,84
間の溝85の底面に当接して、ツールアダプタ8の落下
を防止する。
【0012】ツールアダプタ8を人手によりツールマガ
ジン6に装着する際には、図8に二点鎖線で示すよう
に、ツールアダプタ8を、その両フランジ部83,84
間の溝85に形成された平坦部85aの一方を爪64a
の位置に垂直に合わせた状態でアダプタ受け部61に下
から押し入れ、アダプタ受け部61の上部のキー63を
押し上げた後、ツールアダプタ8をその軸心を中心とし
て回動させ、キー63をフランジ83の凹所83aに嵌
まり込ませることにより、図8に実線で示した保持状態
とする。
【0013】ツールアダプタ8を人手によりツールマガ
ジン6から取り外す際には、上記の保持状態から、ツー
ルアダプタ8を少し下方へ引き下げ、ツールアダプタ8
のフランジの凹所83aをキー63から外した後、ツー
ルアダプタ8をその軸心を中心として回動させ、溝85
の平坦部85aの一方を爪64aの位置に垂直に合わせ
た状態とすることにより、簡単に下方に取り外せる。
【0014】ツールマガジン6によるツールアダプタ8
の保持力は、キーパ64の爪64aを付勢するバネ66
の力によって定まり、このバネ66を強くすることによ
ってツールアダプタ8を強固に保持することができる。
人手によるツールアダプタ8の着脱に際しては、上記の
ようにツールアダプタ8の両フランジ83,84間の溝
85に形成された平坦部85aを爪64aの位置に合わ
せることで、爪64aを付勢するバネ66の力を作用さ
せることなく行うことができるため、バネ66を強くし
ても人手による着脱は容易となる。
【0015】また、保持状態においては、ツールアダプ
タ8のフランジに形成された凹所83aにバネ62で付
勢されたキー63が嵌まり込むため、機械の振動等によ
ってツールアダプタ8が回動して平坦部85aがキーパ
64の爪64aの位置に達して脱落する恐れはない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した形鋼穿孔
機の全体構成を示す正面図である。穿孔機は、ベッド上
の形鋼Wを挟持固定するための移動側および固定側のバ
イスジョー1a,1bを備えたバイス機構1、そのバイ
ス機構1の上方に位置する水平のXYテーブル2に支承
され、上下方向への切込み送りが与えられる上穿孔ヘッ
ド3、バイス機構1の両側に互いに対向配置されて図中
上下および前後方向(紙面に直交する方向)への変位が
与えられ、左右方向への切込み送りが与えられる左右の
穿孔ヘッド4および5を備え、形鋼Wは送材装置(図示
せず)によって長手方向(紙面に直交する方向)に搬送
される。また、左右の穿孔ヘッド4,5のうち、移動側
のバイスジョー1a側に位置する左穿孔ヘッド4は、形
鋼の幅に応じて、切込み送りとは別に図中左右にも変位
が与えられるようになっている。
【0017】左右の穿孔ヘッド4および5用のツールマ
ガジン6および7のうち、左穿孔ヘッド4用のツールマ
ガジン6は、XYテーブル2に支承され、右穿孔ヘッド
5用のツールマガジン7は機械本体のビーム部に固定さ
れている。これらのツールマガジン6および7は互いに
同じ構成のものを互いに対向する向きに配置したもので
あり、その詳細構成は以下に示す通りである。
【0018】図2は左穿孔ヘッド4用のツールマガジン
6のA矢視図であり、図3はそのB−B断面図である。
また、図4はそのツールマガジン6に対してツールアダ
プタ8を装着した状態を下方から見て示す図で、図5は
同じくツールアダプタ8を装着した状態で示す図2にお
けるC−C断面図である。更に、図6はツールマガジン
6または7に保持されるツールアダプタ8の正面図で、
図7はそのD−D断面図である。
【0019】ツールアダプタ8は、一端側にドリル等の
穿孔用ツール81を装着し、他端側には穿孔ヘッドに装
着するためのテーパシャンク部82を備えているととも
に、軸方向の略中央部分に、2つのフランジ83,84
が互いに隣接して設けられている。従って、この2つの
フランジ83,84の間には、ツールアダプタ8の外周
に沿った溝85が形成されることになるが、この溝85
には、2箇所において溝85の円周状の底面を切り欠い
て平坦化した平坦部85aが形成されている。また、こ
の溝85の両側のフランジ83,84には、各平坦部8
5aより少し高目の凹所83a,84aが形成されてい
る。凹所84aは第5図に二点鎖線で示すツールスピン
ドルのキーに対応する寸法となっているので、加工上、
凹所83aもこれと同寸法としている。また、平坦部8
5aの位置は83a,84aの位置と必ずしも一致して
いなくてもよいが、わかりやすさのために一致させてい
る。
【0020】一方、ツールマガジン6(および7、以下
同)には、図2に示すように、以上のようなツールアダ
プタ8をそれぞれ装着するための2つのアダプタ受け部
61が設けられている。各アダプタ受け部61は、ツー
ルアダプタ8の2つのフランジ83,84間の溝85に
嵌まり込んだ状態でツールアダプタ8を抱き込むための
ものであり、半円形状の下向きの開口部61aを有し、
かつ、その開口部61aの周囲には、ツールアダプタ8
の溝85に嵌まり込む形状をした突条61bが設けられ
ている。
【0021】ツールマガジン6には、各アダプタ受け部
61に対応して、バネ(圧縮コイルバネ)62によって
開口部61aの中心側に向けて付勢されたキー63が設
けられている。このキー63は、アダプタ受け部61の
突条61bに隣接して配置されており、ツールアダプタ
8の装着状態において一方のフランジ83の凹所83a
に若干量(数mm程度)だけ嵌まり込むようになってい
る。また、このキー63の下辺両側縁のコーナー部は、
適当な面取りが施されている。
【0022】ツールマガジン6には、また、各アダプタ
受け部61に対応して、キーパ64が隣接配置されてい
る。キーパ64は、ツールマガジン6に設けられた水平
軸65を中心として回動自在に支承され、かつ、バネ
(圧縮コイルバネ)66によって図2中反時計回りに付
勢されているとともに、その下端部に爪64aを備えて
いる。この爪64aはアダプタ受け部61の開口部61
aの下方に臨み、ツールアダプタ8を装着していない状
態では、バネ66の弾性力によって、半円形の突条61
bの円弧延長線よりも開口部61a側にわずかに突出し
ているが、ツールアダプタ8の平坦部85aを垂直とし
た線に対してはごくわずか控えた位置関係にある。ま
た、この爪64aの断面は、前記した突条61bと同様
に、ツールアダプタ8の溝85内に余裕をもって嵌まり
込むような形状・寸法になっている。
【0023】以上の構成において、ツールアダプタ8を
人手によりツールマガジン6に装着する際は、図8にツ
ールマガジン6およびツールアダプタ8の要部断面図を
模式的に示すように、ツールアダプタ8の溝85の平坦
部85a並びにフランジ83の凹所83aが左右に位置
する二点鎖線で示す状態として、軸方向には溝85をア
ダプタ受け部61の突条61bの位置に合わせた状態
で、アダプタ受け部61に対して開口部61aの下方か
ら挿入し(矢印E)、溝85を突条61bに嵌め込む。
このとき、キーパ64の爪64aは、図中実線で示すよ
うに、アダプタ受け部61の突条61bの口幅の垂直延
長線より内側に突出しているが、溝85の平坦部85a
が垂直状態にあるため、ツールアダプタ8には接触しな
い。また、キー63は、バネ62が強いものではないの
でツールアダプタ8のフランジ83に押圧されて上方に
変位する。
【0024】そして、ツールアダプタ8を上限まで挿入
すると同時に図8中矢印Fで示す向きに回動させ、凹所
83aをキー63の位置に合わせる。これにより、キー
63がバネ62の力によって凹所83a内に嵌まり込
む。このときには平坦部85aが爪64aの位置から去
り、爪64aが溝85の底面に接触してキーパ64はわ
ずかに押し広げられ、実線で示すような姿勢で溝85内
に嵌まり込んだ状態となる。この状態では、爪64aが
バネ66の力によって溝85の底面に若干押しつけられ
ているため、ツールアダプタ8は正しい状態でツールマ
ガジン6に保持される。また、この保持状態では、キー
63が凹所83a内に嵌まり込んでいるため、穿孔加工
時の機械の振動等によってツールアダプタ8が回動して
脱落する恐れはない。
【0025】次に、ツールマガジン6に保持されている
ツールアダプタ8を人手により取り外す際には、図8に
実線で示した状態から、まず、ツールアダプタ8を少し
下方へ引き下げ、ツールアダプタ8の凹所83aをキー
63から外すと同時にツールアダプタ8を回動させる。
ツールアダプタ8を下方に引き下げるに際しては、キー
63の凹所83aへの挿入量が若干量であることから、
キーパ64の爪64aを動かす量、すなわちバネ66を
たわませる量はわずかでよく、しかも凹所83aがキー
63の位置を少し外れる区間のことなので、さほど力を
要さない。そこからは、キー63はバネ62の力が弱い
のでツールアダプタ8のフランジ83に押されて上方に
変位した状態となる。また、キーパ64は爪64aが溝
85の底面に接触しながらバネ66が十分強いので図中
実線の位置に戻る。
【0026】その状態でツールアダプタ8を、平坦部8
5a並びに凹所83aが左右に来るまで回動させる。そ
うすると平坦部85aが爪64aの位置に合致し、爪6
4aはツールアダプタ8とは非接触の状態となり、最初
の位置に戻る。従ってこの状態でツールアダプタ8は、
抵抗なくアダプタ受け部61から下方に引き外すことが
できる。
【0027】以上の実施の形態において、ツールアダプ
タ8の保持力を確実なものにするには、キーパ64のバ
ネ66を強いものとすればよい。バネ66を強くして
も、以上説明したツールアダプタ8の着脱動作から明ら
かなように、人手によるツールアダプタ8の挿入時には
キーパ64の爪64aはツールアダプタ8に対し非接触
であるし、挿入後の回動時にはわずかに接触するだけで
あり、また、外すときにはバネ66を一瞬少したわませ
た後、回動させるだけであるから大して力は要らず、動
作は簡単である。
【0028】ここで、自動工具交換機能によってツール
アダプタ8を穿孔ヘッド4または5とツールマガジン6
との間でやり取りするときの動作について述べる。穿孔
ヘッドは、ツールスピンドルの回転停止位置が常に一定
となるオリエンテーション機能(公知)を有しているの
で、ツールスピンドルが停止状態の時には、ツールアダ
プタ8の2つの凹所83aの一方は必ず真上にある。穿
孔ヘッドに装着されているツールアダプタ8をツールマ
ガジン6の空のアダプタ受け部61に保持させる場合、
穿孔ヘッド、および必要に応じてツールマガジン6を移
動させ、アダプタ受け部61と穿孔ヘッドとを相互に位
置決めした後、穿孔ヘッドを上昇させる。それにより、
穿孔ヘッドを移動させる機械力でキーパ64の爪64a
が押し出されてツールアダプタ8がアダプタ受け部61
に入り込んで、キー63へ凹所83aが嵌まり込むとと
もに、爪64aが図8の実線の位置に戻ることによっ
て、ツールアダプタ8がツールマガジン6のアダプタ受
け部61に正しく保持される。この状態で、穿孔ヘッド
が、ツールアダプタ8のテーパシャンク部82の先端に
設けられているプルスタッドを開放した後、ツールアダ
プタ8の軸方向にそって後退すればよい。
【0029】また、ツールマガジン6に装着されている
ツールアダプタ8を穿孔ヘッドに装着する場合、穿孔ヘ
ッド、および必要に応じてツールマガジン6を移動さ
せ、アダプタ受け部61に装着されているツールアダプ
タ8のテーパシャンク部82の後方に位置決めした後、
穿孔ヘッドを前進させ、テーパシャンク部82を穿孔ヘ
ッドのツールスピンドルに挿入してプルスタッドを引き
込んだ後、穿孔ヘッドを下降させる。このとき、爪64
aが溝85に嵌まり込んで溝底面を押圧しているが、穿
孔ヘッドを移動させる機械力によって爪64aが押し出
されて、ツールアダプタ8は穿孔ヘッドに装着された状
態でツールマガジン6から取り外される。
【0030】なお、以上の実施の形態においては、ツー
ルアダプタ8には、溝85の平坦部85aおよびフラン
ジ83の凹所83aをそれぞれ2箇所設けたが、これは
半回転に1箇所として扱いやすくしたのと、ツールスピ
ンドルのキーが2箇所あるのに合わせたものである。
【0031】また、凹所83a並びにキー63の形状に
ついては上記の例に限定されることなく、要は機械の振
動等によってツールアダプタ8が保持状態の位置から意
図せずに回動してしまうことを防止でき、かつ、人手に
よるツールアダプタ8の回動時には凹所83aをキー6
3から外し得るものであれば、任意の形状とすることが
できる。
【0032】更に、以上の実施の形態では、キーパ64
を水平軸65の回りに回動自在に支承し、その下端部に
爪64aを設けたが、爪64aを水平方向に摺動自在に
支承し、これをバネによってアダプタ受け部61の下方
においてその開口部側に付勢させる構成とすることもで
きる。
【0033】更にまた、ツールマガジン6に設けるアダ
プタ受け部61並びにそれに付随するキーパ64等の数
は、2個に限られることなく、任意の数とし得ることは
言うまでもない。
【0034】なお、以上の実施の形態は、本発明を形鋼
穿孔機における自動工具交換装置に適用した例を示して
いるが、本発明は、形鋼穿孔機に限られることなく、各
種工作機械の自動工具交換装置における横軸用の工具保
持機構として広く適用し得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ツールマガジン側に、下向きの半円形状の開口部を有す
るアタプタ受け部を設け、そのアダプタ受け部に隣接し
て、その開口部の下方に臨み、かつ、バネで開口部側に
付勢された爪を有するキーパを設けるとともに、アダプ
タ受け部には開口部中心に向けてバネで付勢されたキー
を設ける一方、ツールアダプタには、互いに隣接するフ
ランジを設け、そのフランジ間に形成される溝には、底
面を平坦に切り欠いた平坦部を形成し、また、フランジ
にはキーが嵌まり込む凹所を設けた構造としている。こ
のため、人手によりツールアダプタを装着する際には、
ツールアダプタを、溝の平坦部と爪とを位置合わせした
状態でアダプタ受け部に下から挿入した後に回動させて
凹所にキーを嵌め込むことにより、爪を付勢するための
バネの力に抗することなく容易に装着できる。
【0036】また、ツールマガジンに保持されているツ
ールアダプタを人手により取り外す際には、ツールアダ
プタを下方に少し引き下げて凹所をキーから外した後、
ツールアダプタを回動させて溝の平坦部と爪とを位置合
わせして下方に取り出すことにより、同じく爪を付勢す
るためのバネの力に抗することなく容易に取り外すこと
ができる。
【0037】従って、本発明によれば、切屑の影響を避
けるべく、ツールアダプタを水平状態で下向きに吊り下
げてツールマガジンに保持するとともに、その保持力
を、キーパの爪を付勢するためのバネを強くすることに
よって確実なものとしても、ツールアダプタは人手によ
って容易に着脱可能となる。
【0038】また、ツールアダプタの保持状態において
は、アダプタ受け部側のキーがツールアダプタ側の凹所
に嵌まり込むため、機械の振動等によってツールアダプ
タが回動して脱落する恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の工具保持機構を採用した
形鋼穿孔機の全体構成を示す正面図
【図2】その左穿孔ヘッド4用のツールマガジン6の図
1におけるA矢視図
【図3】図2のB−B断面図
【図4】上記ツールマガジン6の各ホルダ受け部61に
ツールアダプタ8を装着した状態を下から見て示す図
【図5】同じくツールアダプタ8を装着した状態で示す
図2のC−C断面図
【図6】本発明の実施の形態のツールマガジン6または
7に保持されるツールアダプタ8の正面図
【図7】図6のD−D断面図
【図8】ツールマガジン6およびツールアダプタ8の模
式的要部断面図で示す本発明の実施の形態の作用説明図
【符号の説明】
1 バイス機構 3 上穿孔ヘッド 4 左穿孔ヘッド 5 右穿孔ヘッド 6,7 ツールマガジン 61 アダプタ受け部 61a 開口部 61b 突条 62 バネ 63 キー 64 キーパ 64a 爪 65 水平軸 66 バネ 8 ツールアダプタ 81 穿孔用ツール 82 テーパシャンク部 83,84 フランジ 83a 凹所 85 溝 85a 平坦部 W 被加工材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横軸のツールスピンドルに対し、自動工
    具交換機構によりツールをツールアダプタごと交換すべ
    く、複数のツールアダプタを保持するための保持機構で
    あって、 各ツールアダプタには、その外周に互いに隣接する2つ
    のフランジが形成され、かつ、そのうちの少なくとも一
    方のフランジには凹所が形成されているとともに、その
    2つのフランジ間に形成される溝には、当該溝の底面の
    一部が平坦に切り欠かれてなる平坦部が形成されている
    一方、 複数のツールアダプタを保持するツールマガジンには、
    それぞれが下向きに半円形状に開口して、上記ツールア
    ダプタの両フランジ間に嵌まり込んだ状態で当該ツール
    アダプタを抱え込むための複数のアダプタ受け部が設け
    られ、かつ、その各アダプタ受け部には、開口部中心側
    に向けてバネで付勢されてツールアダプタのフランジ部
    の上記凹所内に嵌まり込むキーが設けられているととも
    に、各ホルダ受け部の開口部近傍には、それぞれ、開口
    部の下方に臨んでバネによりその開口部側に付勢され、
    かつ、ツールアダプタの両フランジ間に嵌まり込む爪を
    備えたキーパが配設されていることを特徴とする自動工
    具交換装置用工具保持機構。
JP570896A 1996-01-17 1996-01-17 自動工具交換装置用工具保持機構 Pending JPH09192965A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017177318A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社牧野フライス製作所 工具マガジン
KR20230033384A (ko) * 2021-09-01 2023-03-08 심재만 그립력이 향상된 그리퍼 및 경량화 구조를 가지는 링타입 자동 공구 교환장치
JP7789968B1 (ja) * 2025-02-19 2025-12-22 株式会社牧野フライス製作所 工具搬送装置

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KR20230033384A (ko) * 2021-09-01 2023-03-08 심재만 그립력이 향상된 그리퍼 및 경량화 구조를 가지는 링타입 자동 공구 교환장치
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