JPH09193082A - シート材切断装置 - Google Patents
シート材切断装置Info
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- JPH09193082A JPH09193082A JP124696A JP124696A JPH09193082A JP H09193082 A JPH09193082 A JP H09193082A JP 124696 A JP124696 A JP 124696A JP 124696 A JP124696 A JP 124696A JP H09193082 A JPH09193082 A JP H09193082A
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Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回転刃を回転させるローラを収納する収納孔の
前後壁面に転がり部材を設け、ローラとの摩擦抵抗を少
なくしてローラの変形を防止できるシート材切断装置を
提供する。 【解決手段】シート材を横切るようにフレームに対して
移動自在に設けられた刃物台2と、この刃物台2に軸支
された回転刃1と、前記回転刃と接触すべく配置された
固定刃4と、前記回転刃を回転する回転機構とを有し、
前記回転機構は回転刃と、同回転刃とフレームとの間に
配置したローラ11とから構成され、刃物台がフレーム
に対して移動することによって前記ローラが回転し、さ
らにこのローラの回転によって回転刃が進行方向に少し
傾きながらシート材の切断方向に回転されるようにした
シート材切断装置において、前記ローラ11は回転軸を
有さないローラとして形成されており、さらに前記ロー
ラは回転刃を支持する刃物台に形成された略長方形の収
納孔12内に回転自在に配置されていることを特徴とす
るシート材切断装置。
前後壁面に転がり部材を設け、ローラとの摩擦抵抗を少
なくしてローラの変形を防止できるシート材切断装置を
提供する。 【解決手段】シート材を横切るようにフレームに対して
移動自在に設けられた刃物台2と、この刃物台2に軸支
された回転刃1と、前記回転刃と接触すべく配置された
固定刃4と、前記回転刃を回転する回転機構とを有し、
前記回転機構は回転刃と、同回転刃とフレームとの間に
配置したローラ11とから構成され、刃物台がフレーム
に対して移動することによって前記ローラが回転し、さ
らにこのローラの回転によって回転刃が進行方向に少し
傾きながらシート材の切断方向に回転されるようにした
シート材切断装置において、前記ローラ11は回転軸を
有さないローラとして形成されており、さらに前記ロー
ラは回転刃を支持する刃物台に形成された略長方形の収
納孔12内に回転自在に配置されていることを特徴とす
るシート材切断装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転しつつ移動す
る円形の回転刃と長尺状の固定刃との協動によりシート
材を切断するシート材切断装置に関するものである。
る円形の回転刃と長尺状の固定刃との協動によりシート
材を切断するシート材切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ECR、POS端末機等のプリンタ装置
においては、ロール状に巻かれた状態の記録紙を引き出
して印字した後、切断装置を用いて所用の部分を切断し
てシートとして発行している。このような記録紙切断装
置には各種のものがあるが、最近、製造コストが高く騒
音が比較的大きいロータリ方式の切断装置の欠点を克服
するために、紙等の帯状シート材切断装置の1つとし
て、回転しつつ移動する円形の回転刃と長尺状の固定刃
との組合せによる切断装置が利用されるようになってき
た。
においては、ロール状に巻かれた状態の記録紙を引き出
して印字した後、切断装置を用いて所用の部分を切断し
てシートとして発行している。このような記録紙切断装
置には各種のものがあるが、最近、製造コストが高く騒
音が比較的大きいロータリ方式の切断装置の欠点を克服
するために、紙等の帯状シート材切断装置の1つとし
て、回転しつつ移動する円形の回転刃と長尺状の固定刃
との組合せによる切断装置が利用されるようになってき
た。
【0003】この種の切断装置を図6を参照して説明す
ると、回転刃102を有する支持体101は、図6
(a)に示すスクリュウシャフト100とネジ結合して
おり、スクリュウシャフト上を左右方向に移動する。回
転刃102は図6(b)から分かるように、支持体10
1に設けられた軸105に回転可能に軸支され、フレー
ム側に設けた固定刃103にばね104等で押圧されて
いる。図6(a)で紙面に垂直方向に移送されるシート
材は、支持体101が左右方向に移動する際に回転刃1
02及び固定刃103により切断される。
ると、回転刃102を有する支持体101は、図6
(a)に示すスクリュウシャフト100とネジ結合して
おり、スクリュウシャフト上を左右方向に移動する。回
転刃102は図6(b)から分かるように、支持体10
1に設けられた軸105に回転可能に軸支され、フレー
ム側に設けた固定刃103にばね104等で押圧されて
いる。図6(a)で紙面に垂直方向に移送されるシート
材は、支持体101が左右方向に移動する際に回転刃1
02及び固定刃103により切断される。
【0004】ところでこうした切断装置においては図
7、図8に示すように回転刃102を固定刃103に対
して若干傾けて、回転刃102の周辺部が、回転刃の移
動方向前方の1点Pで固定刃103の縁と圧接するよう
にすることが、切れ味を確保する上で重要である。回転
刃傾斜装置としては例えば特公昭50−24466号公
報が提案されているが、この装置では、左右に引っ張ら
れるワイヤと、支点軸のまわりに揺動する揺動レバーな
どの構成部品によって、回転刃の傾斜を切換えるという
構成であるため、回転刃を切換えるための装置が複雑、
高価なものになるという問題を有していた。
7、図8に示すように回転刃102を固定刃103に対
して若干傾けて、回転刃102の周辺部が、回転刃の移
動方向前方の1点Pで固定刃103の縁と圧接するよう
にすることが、切れ味を確保する上で重要である。回転
刃傾斜装置としては例えば特公昭50−24466号公
報が提案されているが、この装置では、左右に引っ張ら
れるワイヤと、支点軸のまわりに揺動する揺動レバーな
どの構成部品によって、回転刃の傾斜を切換えるという
構成であるため、回転刃を切換えるための装置が複雑、
高価なものになるという問題を有していた。
【0005】このため、本発明者らは上記従来の問題を
解決するために、すでに特開平5−200694号に記
載のシート切断装置を提案している。図面を参照してこ
の装置の概略構成を説明すると、図9は同装置の平面
図、図10は同装置の断面図である。図9において刃物
台2には回転刃1が軸によって回転可能に軸支されてお
り、軸は刃物台2に対して多少傾くことができるように
刃物台2に対して緩く取付けられている。刃物台2には
図9に示す如き形成をした収納孔12が形成されてお
り、この収納孔12内にはローラ11が矢印C方向に往
復動できるように配置されている。
解決するために、すでに特開平5−200694号に記
載のシート切断装置を提案している。図面を参照してこ
の装置の概略構成を説明すると、図9は同装置の平面
図、図10は同装置の断面図である。図9において刃物
台2には回転刃1が軸によって回転可能に軸支されてお
り、軸は刃物台2に対して多少傾くことができるように
刃物台2に対して緩く取付けられている。刃物台2には
図9に示す如き形成をした収納孔12が形成されてお
り、この収納孔12内にはローラ11が矢印C方向に往
復動できるように配置されている。
【0006】また、前記ローラ11は図10に示すよう
に回転刃1とフレーム8との間に配置されており、更に
ローラ11は押さえバネ10のバネ力によって回転刃1
を介してフレーム8に適当な圧力で圧接されている。従
って、刃物台2が図中左方への移動を開始するとローラ
11はフレーム8との摩擦力によって回転しながら収納
孔12内を右端にまで寄って壁面に当接するまで移動す
る。この時、回転刃1は点P,Qの2点で支持され、回
転刃1は支持軸線PQを中心として常に固定刃4に押圧
されるモーンメントを受けることになり、回転刃1は常
に固定刃4との接触点Pに押圧されるように傾くことに
なる。さらに刃物台2が移動を続けるとローラ11がフ
レームの摩擦力によって回転し、更にローラ11の回転
によって回転刃1が回転し、固定刃4との間にあるシー
ト材を両刃の協働により良好に切断することができる。
に回転刃1とフレーム8との間に配置されており、更に
ローラ11は押さえバネ10のバネ力によって回転刃1
を介してフレーム8に適当な圧力で圧接されている。従
って、刃物台2が図中左方への移動を開始するとローラ
11はフレーム8との摩擦力によって回転しながら収納
孔12内を右端にまで寄って壁面に当接するまで移動す
る。この時、回転刃1は点P,Qの2点で支持され、回
転刃1は支持軸線PQを中心として常に固定刃4に押圧
されるモーンメントを受けることになり、回転刃1は常
に固定刃4との接触点Pに押圧されるように傾くことに
なる。さらに刃物台2が移動を続けるとローラ11がフ
レームの摩擦力によって回転し、更にローラ11の回転
によって回転刃1が回転し、固定刃4との間にあるシー
ト材を両刃の協働により良好に切断することができる。
【0007】また戻る時は図示しないモータによってス
クリュウシャフトが上記とは逆方向に回転する。この回
転によって刃物台2は図中右方に移動を開始し、上述し
たと同様の作用でシート材を切断する。なお、このとき
回転刃1は前述したとは逆に傾き固定刃に対し適当な傾
斜を保持しつつ刃物台2の移動方向に向けて回転して行
くことになる。上記の他の実施例として収納孔内に移動
コマを設け、この移動コマ内にローラを配置したものも
提案されている。以上のように上記装置では、刃物台が
スクリュウシャフト上を往動或いは復動の何れの移動時
においても回転刃によってシート材を切断することがで
き、かつ、刃物台の移動方向に応じて回転刃を固定刃に
対して適宜角度で傾けることができるため、シート材の
切断効率が向上するばかりか極めてスッキリした切断面
を得ることができる。
クリュウシャフトが上記とは逆方向に回転する。この回
転によって刃物台2は図中右方に移動を開始し、上述し
たと同様の作用でシート材を切断する。なお、このとき
回転刃1は前述したとは逆に傾き固定刃に対し適当な傾
斜を保持しつつ刃物台2の移動方向に向けて回転して行
くことになる。上記の他の実施例として収納孔内に移動
コマを設け、この移動コマ内にローラを配置したものも
提案されている。以上のように上記装置では、刃物台が
スクリュウシャフト上を往動或いは復動の何れの移動時
においても回転刃によってシート材を切断することがで
き、かつ、刃物台の移動方向に応じて回転刃を固定刃に
対して適宜角度で傾けることができるため、シート材の
切断効率が向上するばかりか極めてスッキリした切断面
を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなシート材切断装置では、図に示すようにローラ11
に回転軸11aを設け、この軸11aを収納孔12に設
けた軸受け部13に収納する構成となっているため、ロ
ーラ11にわざわざ回転軸11aを設ける手間と、収納
孔12に軸受け部13を形成する必要があり、このた
め、部品加工に手間が掛かるという問題点がある。ま
た、移動コマを使用した場合には、移動コマの分だけ部
品点数が増えコスト面で不利である。
うなシート材切断装置では、図に示すようにローラ11
に回転軸11aを設け、この軸11aを収納孔12に設
けた軸受け部13に収納する構成となっているため、ロ
ーラ11にわざわざ回転軸11aを設ける手間と、収納
孔12に軸受け部13を形成する必要があり、このた
め、部品加工に手間が掛かるという問題点がある。ま
た、移動コマを使用した場合には、移動コマの分だけ部
品点数が増えコスト面で不利である。
【0009】そこで、本発明では、収納孔12を単なる
長方形とし、この収納孔12内に軸を持たないローラを
配置することにより、部品点数を削減でき且つ安価なシ
ート材切断装置を提案し、上記のような諸問題を解決す
ることを目的とする。また、上記のように軸を持たない
ローラを収納孔12内に配置した構成では時としてロー
ラと収納孔の壁面との摩擦によりローラが変形してしま
うことがあるが、他の本発明ではこうした不具合を解消
するため前記収納孔の前後壁面に転がり部材を配置し、
これによってローラを収納する収納孔の前後壁面とロー
ラとの摩擦抵抗を少なくしてローラの変形を防止せんと
するものである。
長方形とし、この収納孔12内に軸を持たないローラを
配置することにより、部品点数を削減でき且つ安価なシ
ート材切断装置を提案し、上記のような諸問題を解決す
ることを目的とする。また、上記のように軸を持たない
ローラを収納孔12内に配置した構成では時としてロー
ラと収納孔の壁面との摩擦によりローラが変形してしま
うことがあるが、他の本発明ではこうした不具合を解消
するため前記収納孔の前後壁面に転がり部材を配置し、
これによってローラを収納する収納孔の前後壁面とロー
ラとの摩擦抵抗を少なくしてローラの変形を防止せんと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、シー
ト材を横切るようにフレームに対して移動自在に設けら
れた刃物台と、この刃物台に軸支された回転刃と、前記
回転刃と接触すべく配置された固定刃と、前記回転刃を
回転する回転機構とを有し、前記回転機構は回転刃と、
同回転刃とフレームとの間に配置したローラとから構成
され、刃物台がフレームに対して移動することによって
前記ローラが回転し、さらにこのローラの回転によって
回転刃が進行方向に少し傾きながらシート材の切断方向
に回転されるようにしたシート材切断装置において、前
記ローラは回転軸を有さないローラとして形成されてお
り、さらに前記ローラは回転刃を支持する刃物台に形成
された略長方形の収納孔内に回転自在に配置されている
ことを特徴とするシート材切断装置であり、
ト材を横切るようにフレームに対して移動自在に設けら
れた刃物台と、この刃物台に軸支された回転刃と、前記
回転刃と接触すべく配置された固定刃と、前記回転刃を
回転する回転機構とを有し、前記回転機構は回転刃と、
同回転刃とフレームとの間に配置したローラとから構成
され、刃物台がフレームに対して移動することによって
前記ローラが回転し、さらにこのローラの回転によって
回転刃が進行方向に少し傾きながらシート材の切断方向
に回転されるようにしたシート材切断装置において、前
記ローラは回転軸を有さないローラとして形成されてお
り、さらに前記ローラは回転刃を支持する刃物台に形成
された略長方形の収納孔内に回転自在に配置されている
ことを特徴とするシート材切断装置であり、
【0011】シート材を横切るようにフレームに対して
移動自在に設けられた刃物台と、この刃物台に軸支され
た回転刃と、前記回転刃と接触すべく配置された固定刃
と、前記回転刃を回転する回転機構とを有し、前記回転
機構は回転刃と、同回転刃とフレームとの間に配置した
ローラとから構成され、刃物台がフレームに対して移動
することによって前記ローラが回転し、さらにこのロー
ラの回転によって回転刃が進行方向に少し傾きながらシ
ート材の切断方向に回転されるようにしたシート材切断
装置において、前記ローラは回転軸を有さないローラと
して形成されており、さらに前記ローラは回転刃を支持
する刃物台に形成された略長方形の収納孔内に回転自在
に配置されており、前記収納孔の前後壁面には前記ロー
ラの回転を円滑にする転がり部材を設けたことを特徴と
するシート材切断装置である。
移動自在に設けられた刃物台と、この刃物台に軸支され
た回転刃と、前記回転刃と接触すべく配置された固定刃
と、前記回転刃を回転する回転機構とを有し、前記回転
機構は回転刃と、同回転刃とフレームとの間に配置した
ローラとから構成され、刃物台がフレームに対して移動
することによって前記ローラが回転し、さらにこのロー
ラの回転によって回転刃が進行方向に少し傾きながらシ
ート材の切断方向に回転されるようにしたシート材切断
装置において、前記ローラは回転軸を有さないローラと
して形成されており、さらに前記ローラは回転刃を支持
する刃物台に形成された略長方形の収納孔内に回転自在
に配置されており、前記収納孔の前後壁面には前記ロー
ラの回転を円滑にする転がり部材を設けたことを特徴と
するシート材切断装置である。
【0012】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係わる実
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
シート材切断装置の装置全体の平面図および側面図であ
り、主要構成部材は特開平5−200694号に開示し
たシート材切断装置と同様であるため、ここでは、本発
明の特徴部を中心に説明することとする。さらに使用す
る符号は、上記従来例と同様の部材には同一符号を使用
する。図1において8はフレームであり、このフレーム
8は刃物台2を移動させるための移動手段としてのスク
リュウシャフト5の両端を支持している。このスクリュ
ウシャフト5の一端には、スクリュウシャフト5を回転
させるための駆動装置6が取り付けられており、この駆
動装置6はモータおよびモータからの回転力をスクリュ
ウシャフト5に伝達するための伝達機構からなる。ま
た、フレーム8には後述する回転刃1と協働してシート
材を切断する固定刃4が取付けられている。
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
シート材切断装置の装置全体の平面図および側面図であ
り、主要構成部材は特開平5−200694号に開示し
たシート材切断装置と同様であるため、ここでは、本発
明の特徴部を中心に説明することとする。さらに使用す
る符号は、上記従来例と同様の部材には同一符号を使用
する。図1において8はフレームであり、このフレーム
8は刃物台2を移動させるための移動手段としてのスク
リュウシャフト5の両端を支持している。このスクリュ
ウシャフト5の一端には、スクリュウシャフト5を回転
させるための駆動装置6が取り付けられており、この駆
動装置6はモータおよびモータからの回転力をスクリュ
ウシャフト5に伝達するための伝達機構からなる。ま
た、フレーム8には後述する回転刃1と協働してシート
材を切断する固定刃4が取付けられている。
【0013】前記スクリュウシャフト5には刃物台2が
ネジ嵌合し、また、前記刃物台2は後述するようにフレ
ーム8に形成したガイド部に対して「遊び」の無い状態
で移動可能に支持されている。そして、モータが駆動さ
れると、スクリュウシャフト5が回転し、刃物台2が図
中矢印方向に移動するようになっており、この移動時に
刃物台2に搭載した回転刃1とフレーム8側に設けた固
定刃との協働によりシート材を切断する。
ネジ嵌合し、また、前記刃物台2は後述するようにフレ
ーム8に形成したガイド部に対して「遊び」の無い状態
で移動可能に支持されている。そして、モータが駆動さ
れると、スクリュウシャフト5が回転し、刃物台2が図
中矢印方向に移動するようになっており、この移動時に
刃物台2に搭載した回転刃1とフレーム8側に設けた固
定刃との協働によりシート材を切断する。
【0014】なお、刃物台2の往復動は、モータの正逆
回転、あるいは伝達機構の切替えによりスクリュウシャ
フト5の回転方向を正逆転して行うが、スクリュウシャ
フト5に形成するネジを右螺旋、左螺旋の連続したネジ
とすることにより、モータの回転方向を変更することな
く刃物台2をスクリュウシャフト5に対して往復動させ
ることもできる。
回転、あるいは伝達機構の切替えによりスクリュウシャ
フト5の回転方向を正逆転して行うが、スクリュウシャ
フト5に形成するネジを右螺旋、左螺旋の連続したネジ
とすることにより、モータの回転方向を変更することな
く刃物台2をスクリュウシャフト5に対して往復動させ
ることもできる。
【0015】前記刃物台2は、シート材を切断するため
の回転刃1および前記回転刃1を回転するローラ等から
なる回転手段等を具備している。以下に前記刃物台2の
構成について説明すると、図2は刃物台2の拡大平面図
およびそのAーA断面図である。
の回転刃1および前記回転刃1を回転するローラ等から
なる回転手段等を具備している。以下に前記刃物台2の
構成について説明すると、図2は刃物台2の拡大平面図
およびそのAーA断面図である。
【0016】図2において、8はフレーム、5はスクリ
ュウシャフトであり、このスクリュウシャフト5には刃
物台2が「遊び」の無い状態でガイドされている。また
フレーム8には刃物台2に設けた回転刃1と当接する固
定刃4がネジ等によって固定されている。刃物台2は、
樹脂により一体成形されており、刃物台2には回転刃
1、押さえバネ10、および回転刃1を切断時、移動方
向に傾ける機能を有する傾斜手段としてのローラ11を
収納する収納孔12が形成されている。
ュウシャフトであり、このスクリュウシャフト5には刃
物台2が「遊び」の無い状態でガイドされている。また
フレーム8には刃物台2に設けた回転刃1と当接する固
定刃4がネジ等によって固定されている。刃物台2は、
樹脂により一体成形されており、刃物台2には回転刃
1、押さえバネ10、および回転刃1を切断時、移動方
向に傾ける機能を有する傾斜手段としてのローラ11を
収納する収納孔12が形成されている。
【0017】収納孔12は、刃物台2の移動方向と平行
に貫通した長穴として形成されており、さらにこの収納
孔12には軸を持たないローラ11が収納されている。
ローラ11は収納孔12の幅より少し小さい厚みをもっ
て構成されており、さらに、ローラ11と刃物台2は両
者の摩擦抵抗を少なくするために、摺動性のよい材質で
形成されている。なお、本発明者らは、刃物台2を摺動
性特性が非常に良い樹脂であるシリコンオイル入りアセ
タール樹脂で製作し、ローラ11を摺動性のよいアセタ
ール樹脂で作って切断試験をしたところ3万回以上の良
好な結果を得ている。
に貫通した長穴として形成されており、さらにこの収納
孔12には軸を持たないローラ11が収納されている。
ローラ11は収納孔12の幅より少し小さい厚みをもっ
て構成されており、さらに、ローラ11と刃物台2は両
者の摩擦抵抗を少なくするために、摺動性のよい材質で
形成されている。なお、本発明者らは、刃物台2を摺動
性特性が非常に良い樹脂であるシリコンオイル入りアセ
タール樹脂で製作し、ローラ11を摺動性のよいアセタ
ール樹脂で作って切断試験をしたところ3万回以上の良
好な結果を得ている。
【0018】次に上記実施の形態のシート材切断装置の
作動を説明する。図2において、刃物台2がフレーム8
に沿って図中左方に移動する状態の時を考える。モータ
が作動されスクリュウシャフト5が回転し刃物台2が図
中左方へ移動を開始すると、ローラ11がフレーム8と
の摩擦力によって回転し、ローラ11の回転によって回
転刃1も回転する。さらに、回転刃1はローラ11によ
って進行方向に対して僅か前方に傾くようになっている
ため回転刃1は固定刃4と一点Pで当接し、この結果シ
ート材Sは、回転刃1、固定刃4との協働により、鋭利
に切断されることになる。以上のように本実施の形態で
は、ローラ11に軸を設けることなく、さらに収納孔1
2にも軸受け部をわざわざ形成する必要がないため、部
品を安価に製造することができる。
作動を説明する。図2において、刃物台2がフレーム8
に沿って図中左方に移動する状態の時を考える。モータ
が作動されスクリュウシャフト5が回転し刃物台2が図
中左方へ移動を開始すると、ローラ11がフレーム8と
の摩擦力によって回転し、ローラ11の回転によって回
転刃1も回転する。さらに、回転刃1はローラ11によ
って進行方向に対して僅か前方に傾くようになっている
ため回転刃1は固定刃4と一点Pで当接し、この結果シ
ート材Sは、回転刃1、固定刃4との協働により、鋭利
に切断されることになる。以上のように本実施の形態で
は、ローラ11に軸を設けることなく、さらに収納孔1
2にも軸受け部をわざわざ形成する必要がないため、部
品を安価に製造することができる。
【0019】つづいて、図3を参照して本発明の第2実
施形態について説明する。第1実施の形態ではローラ1
1の回転を良くするためにフレーム8との摩擦力を大き
く取る必要があることから、ローラ11は比較的柔らか
いプラスチック材で成形してある。しかしこのような柔
らかい材質から構成されたローラ11では、前記のよう
に刃物台2およびローラ11に摺動性のよい材質を使用
しても、どうしてもローラ11と収納孔12の前後壁面
との接触によって受ける摩擦抵抗が発生する。この摩擦
抵抗は長期間に渡って使用している内にローラ11に対
して不規則な抵抗を与え、この結果ローラ11が次第に
円形から、楕円形や三角形に近い円形にすり減って変形
し、回転刃1を円滑に回転させることができなくなるこ
とがある。
施形態について説明する。第1実施の形態ではローラ1
1の回転を良くするためにフレーム8との摩擦力を大き
く取る必要があることから、ローラ11は比較的柔らか
いプラスチック材で成形してある。しかしこのような柔
らかい材質から構成されたローラ11では、前記のよう
に刃物台2およびローラ11に摺動性のよい材質を使用
しても、どうしてもローラ11と収納孔12の前後壁面
との接触によって受ける摩擦抵抗が発生する。この摩擦
抵抗は長期間に渡って使用している内にローラ11に対
して不規則な抵抗を与え、この結果ローラ11が次第に
円形から、楕円形や三角形に近い円形にすり減って変形
し、回転刃1を円滑に回転させることができなくなるこ
とがある。
【0020】本実施形態は、上記のような不都合を解消
するためになされたものであり、ローラ11が前後壁面
と接触した状態でもローラ11の回転を円滑に行うこと
ができるようにした収納孔12に特徴がある。したがっ
て収納孔12以外の構成は前記第1実施形態と同様であ
るのでそれらの説明は省略する。図3において、刃物台
2に形成する収納孔12は、刃物台2の移動方向と平行
に貫通した長穴として形成されており、この収納孔12
の前後壁面には、ローラ11と壁面との摩擦抵抗を減少
するためにローラ11の回転を円滑に行うための転がり
部材13が設けられている。転がり部材13は、図3に
示す如く壁面の中間高さ、あるいは、図4に示す如く中
間高さよりも少し上方、さらには図5に示す如く上下2
段に設けてもよい。要は、ローラ11と壁面との摩擦を
小さくできる機能を有する転がり部材であれば、どのよ
うなものでもよい。
するためになされたものであり、ローラ11が前後壁面
と接触した状態でもローラ11の回転を円滑に行うこと
ができるようにした収納孔12に特徴がある。したがっ
て収納孔12以外の構成は前記第1実施形態と同様であ
るのでそれらの説明は省略する。図3において、刃物台
2に形成する収納孔12は、刃物台2の移動方向と平行
に貫通した長穴として形成されており、この収納孔12
の前後壁面には、ローラ11と壁面との摩擦抵抗を減少
するためにローラ11の回転を円滑に行うための転がり
部材13が設けられている。転がり部材13は、図3に
示す如く壁面の中間高さ、あるいは、図4に示す如く中
間高さよりも少し上方、さらには図5に示す如く上下2
段に設けてもよい。要は、ローラ11と壁面との摩擦を
小さくできる機能を有する転がり部材であれば、どのよ
うなものでもよい。
【0021】次に上記実施の形態のシート材切断装置の
作動を説明する。図において、モータが作動されスクリ
ュウシャフト5が回転し刃物台2が図の左方へ移動を開
始すると、ローラ11がフレーム8との摩擦力によって
回転し、ローラ11の回転によって回転刃1も回転す
る。さらに、回転刃1はローラ11によって進行方向に
対して僅か前方に傾くようになっているため回転刃1は
固定刃4と一点Pで当接し、この結果シート材Sは、回
転刃1、固定刃4との協働により、鋭利に切断されるこ
とになる。また、前記収納孔12の前後壁面12a、1
2bには転がり部材13が設けてあるため、収納孔12
内をローラ11が移動し、前後壁面12a、12bと接
触する際にローラ11と転がり部材13との摩擦抵抗が
少ないため、ローラ11が円滑に回転し、これによって
ローラ11が変形するという不都合を解消できる。
作動を説明する。図において、モータが作動されスクリ
ュウシャフト5が回転し刃物台2が図の左方へ移動を開
始すると、ローラ11がフレーム8との摩擦力によって
回転し、ローラ11の回転によって回転刃1も回転す
る。さらに、回転刃1はローラ11によって進行方向に
対して僅か前方に傾くようになっているため回転刃1は
固定刃4と一点Pで当接し、この結果シート材Sは、回
転刃1、固定刃4との協働により、鋭利に切断されるこ
とになる。また、前記収納孔12の前後壁面12a、1
2bには転がり部材13が設けてあるため、収納孔12
内をローラ11が移動し、前後壁面12a、12bと接
触する際にローラ11と転がり部材13との摩擦抵抗が
少ないため、ローラ11が円滑に回転し、これによって
ローラ11が変形するという不都合を解消できる。
【0022】本発明は上記したように、回転刃と回転刃
に当接する刃との協働によりシート材を切断する装置に
おいて、収納孔を単なる長方形とし、この収納孔内に軸
を持たないローラを配置した構成を採用したことによ
り、部品点数の少ない安価なシート材切断装置を得るこ
とができ、またローラを収納する収納孔の前後壁面に転
がり部材を配置したため、ローラの回転を円滑に行うこ
とができ、これによって切れ味の鋭い、且つ、安価なシ
ート材切断装置を提供することが可能となった。なお、
上記のような機構は、上述したローラを使用して回転刃
を回転させる種々の形態のシート材切断装置におけるロ
ーラ収納孔に適用することができることは当然であり、
さらに本発明はその精神また主要な特徴から逸脱するこ
となく、他の色々な形で実施することができる。そのた
め前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的に解釈し
てはならない。更に特許請求の範囲の均等範囲に属する
変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
に当接する刃との協働によりシート材を切断する装置に
おいて、収納孔を単なる長方形とし、この収納孔内に軸
を持たないローラを配置した構成を採用したことによ
り、部品点数の少ない安価なシート材切断装置を得るこ
とができ、またローラを収納する収納孔の前後壁面に転
がり部材を配置したため、ローラの回転を円滑に行うこ
とができ、これによって切れ味の鋭い、且つ、安価なシ
ート材切断装置を提供することが可能となった。なお、
上記のような機構は、上述したローラを使用して回転刃
を回転させる種々の形態のシート材切断装置におけるロ
ーラ収納孔に適用することができることは当然であり、
さらに本発明はその精神また主要な特徴から逸脱するこ
となく、他の色々な形で実施することができる。そのた
め前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的に解釈し
てはならない。更に特許請求の範囲の均等範囲に属する
変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
シート材切断装置は、収納孔を単なる長方形とし、この
収納孔内に軸を持たないローラを配置した構成を採用し
たことにより、部品点数を削減した安価なシート材切断
装置を得ることができる。また、ローラを収納する収納
孔と前後壁面とローラとの摩擦抵抗を少なくするため
に、前記収納孔の前後壁面にローラを配置し、これによ
ってローラを収納する収納孔の前後壁面とローラとの摩
擦抵抗を少なくするようにしたため、長期にわたって紙
等を切断しても、ローラが変形することはなく、常に安
定したローラの回転によりシート材を鋭利に切断するこ
とができる、等々の優れた効果を奏することができる。
シート材切断装置は、収納孔を単なる長方形とし、この
収納孔内に軸を持たないローラを配置した構成を採用し
たことにより、部品点数を削減した安価なシート材切断
装置を得ることができる。また、ローラを収納する収納
孔と前後壁面とローラとの摩擦抵抗を少なくするため
に、前記収納孔の前後壁面にローラを配置し、これによ
ってローラを収納する収納孔の前後壁面とローラとの摩
擦抵抗を少なくするようにしたため、長期にわたって紙
等を切断しても、ローラが変形することはなく、常に安
定したローラの回転によりシート材を鋭利に切断するこ
とができる、等々の優れた効果を奏することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るシート材切断装置の
平面図および側面図である。
平面図および側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る刃物台の平面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る刃物台の平面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る刃物台の平面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る刃物台の平面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図6】従来のシート材切断装置の概略構成図である。
【図7】従来のシート材切断装置の回転刃の作動説明図
である。
である。
【図8】従来のシート材切断装置の回転刃の作動説明の
ための平面図である。
ための平面図である。
【図9】従来のシート材切断装置の刃物台の平面図であ
る。
る。
【図10】図9の断面図である。
1 回転刃 2 刃物台 4 固定刃 5 スクリュウシャフト 6 駆動機構 8 フレーム 10 押さえバネ 11 ローラ 12 収納孔 13 転がり部材
Claims (3)
- 【請求項1】 シート材を横切るようにフレームに対し
て移動自在に設けられた刃物台と、この刃物台に軸支さ
れた回転刃と、前記回転刃と接触すべく配置された固定
刃と、前記回転刃を回転する回転機構とを有し、前記回
転機構は回転刃と、同回転刃とフレームとの間に配置し
たローラとから構成され、刃物台がフレームに対して移
動することによって前記ローラが回転し、さらにこのロ
ーラの回転によって回転刃が進行方向に少し傾きながら
シート材の切断方向に回転されるようにしたシート材切
断装置において、前記ローラは回転軸を有さないローラ
として形成されており、さらに前記ローラは回転刃を支
持する刃物台に形成された略長方形の収納孔内に回転自
在に配置されていることを特徴とするシート材切断装
置。 - 【請求項2】 シート材を横切るようにフレームに対し
て移動自在に設けられた刃物台と、この刃物台に軸支さ
れた回転刃と、前記回転刃と接触すべく配置された固定
刃と、前記回転刃を回転する回転機構とを有し、前記回
転機構は回転刃と、同回転刃とフレームとの間に配置し
たローラとから構成され、刃物台がフレームに対して移
動することによって前記ローラが回転し、さらにこのロ
ーラの回転によって回転刃が進行方向に少し傾きながら
シート材の切断方向に回転されるようにしたシート材切
断装置において、前記ローラは回転軸を有さないローラ
として形成されており、さらに前記ローラは回転刃を支
持する刃物台に形成された略長方形の収納孔内に回転自
在に配置されており、前記収納孔の前後壁面には前記ロ
ーラの回転を円滑にする転がり部材を設けたことを特徴
とするシート材切断装置。 - 【請求項3】 前記転がり部材は前後壁面に少なくとも
1個以上備えてあることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載のシート材切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP124696A JPH09193082A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | シート材切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP124696A JPH09193082A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | シート材切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09193082A true JPH09193082A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11496100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP124696A Pending JPH09193082A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | シート材切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09193082A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104493868A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-04-08 | 合肥东彩印刷科技有限公司 | 一种硬纸板剪切装置的剪切辊 |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP124696A patent/JPH09193082A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104493868A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-04-08 | 合肥东彩印刷科技有限公司 | 一种硬纸板剪切装置的剪切辊 |
| CN104493868B (zh) * | 2014-10-24 | 2017-04-19 | 合肥东彩印刷科技有限公司 | 一种硬纸板剪切装置的剪切辊 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030422 |