JPH09193133A - 粘土瓦の製造方法 - Google Patents
粘土瓦の製造方法Info
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- JPH09193133A JPH09193133A JP2575596A JP2575596A JPH09193133A JP H09193133 A JPH09193133 A JP H09193133A JP 2575596 A JP2575596 A JP 2575596A JP 2575596 A JP2575596 A JP 2575596A JP H09193133 A JPH09193133 A JP H09193133A
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Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉砕物の角部を丸くして加水混合機における
腕や、真空土練機におけるスクリュー、口金型等の磨耗
を低減して耐久性の向上を図ると共に、素地の内部応力
を少なくして乾燥・焼成時の収縮を小さくする。 【解決手段】 粘土瓦の製造方法において、気流式粉砕
機1の中空状のケーシング本体内に気流を旋回渦流と成
して一定容積の処理空間領域を形成し、この処理空間領
域内で原料同士を衝突させて粉砕する。
腕や、真空土練機におけるスクリュー、口金型等の磨耗
を低減して耐久性の向上を図ると共に、素地の内部応力
を少なくして乾燥・焼成時の収縮を小さくする。 【解決手段】 粘土瓦の製造方法において、気流式粉砕
機1の中空状のケーシング本体内に気流を旋回渦流と成
して一定容積の処理空間領域を形成し、この処理空間領
域内で原料同士を衝突させて粉砕する。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、粘土分を主原料と
して製造する粘土瓦の製造方法に関するものである。
して製造する粘土瓦の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘土瓦は産地によって得られる残
留粘土、堆積粘土を主とする原土から製造しており、そ
して、現在にあっては製品の品質や製造工程全般への悪
影響が少ない良質な単味の原土の枯渇化にともなって粗
砕、粉砕を必要とするシルト、砂、石等の來雑物が混じ
っている低品位な原土を配合するため、主にロールクラ
ッシャによって前記配合原土を粗砕、粉砕処理した後、
スクリーンフィーダによって混練し、真空土練機によっ
て荒地を押し出している。
留粘土、堆積粘土を主とする原土から製造しており、そ
して、現在にあっては製品の品質や製造工程全般への悪
影響が少ない良質な単味の原土の枯渇化にともなって粗
砕、粉砕を必要とするシルト、砂、石等の來雑物が混じ
っている低品位な原土を配合するため、主にロールクラ
ッシャによって前記配合原土を粗砕、粉砕処理した後、
スクリーンフィーダによって混練し、真空土練機によっ
て荒地を押し出している。
【0003】ところが、前記ロールクラッシャは2つの
ロール間を通過する際の圧縮、剪断等によって砕くもの
であるため、その粉砕物の形状は、図15に示す様に角
稜形で、ナイフエッヂを有しており、したがって、スク
リーンフィーダでの混練時や真空土練機での押し出し時
に、前者のスクリーンフィーダでは原料を混練押し出し
する腕、後者の真空土練機ではスクリュー、口金型等の
磨耗が激しく耐久性が低い欠点を有している。
ロール間を通過する際の圧縮、剪断等によって砕くもの
であるため、その粉砕物の形状は、図15に示す様に角
稜形で、ナイフエッヂを有しており、したがって、スク
リーンフィーダでの混練時や真空土練機での押し出し時
に、前者のスクリーンフィーダでは原料を混練押し出し
する腕、後者の真空土練機ではスクリュー、口金型等の
磨耗が激しく耐久性が低い欠点を有している。
【0004】又、真空土練機にあっては、真空状態の中
でスクリューによるプロペラ作用によって一方方向への
回転だけで前方へ押し出しているに過ぎないため、前記
の様な角稜形でナイフエッヂを有する粉砕物では粒子の
配向性が劣り、荒地での内部応力が大きくなって乾燥・
焼成時に歪みが発生し易くなる欠点を有していた。
でスクリューによるプロペラ作用によって一方方向への
回転だけで前方へ押し出しているに過ぎないため、前記
の様な角稜形でナイフエッヂを有する粉砕物では粒子の
配向性が劣り、荒地での内部応力が大きくなって乾燥・
焼成時に歪みが発生し易くなる欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粉砕物の角
部を丸くして加水混合機における腕や、真空土練機にお
けるスクリュー、口金型等の磨耗を低減し、加水混合
機、真空土練機の耐久性の向上を図ると共に、素地の内
部応力を少なくして乾燥・焼成時の収縮を小さくする粘
土瓦の製造方法を提供せんとするものである。
部を丸くして加水混合機における腕や、真空土練機にお
けるスクリュー、口金型等の磨耗を低減し、加水混合
機、真空土練機の耐久性の向上を図ると共に、素地の内
部応力を少なくして乾燥・焼成時の収縮を小さくする粘
土瓦の製造方法を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく磨耗による耐久性や、粒子の配向性等の課題に
鑑み、原料を粉砕する際に、処理空間領域内で原料W同
士を衝突させて粉砕し、粉砕物の形状を扁平で、角部を
丸くすることを要旨とする粘土瓦の製造方法を提供して
上記欠点を解消せんとしたものである。
に基づく磨耗による耐久性や、粒子の配向性等の課題に
鑑み、原料を粉砕する際に、処理空間領域内で原料W同
士を衝突させて粉砕し、粉砕物の形状を扁平で、角部を
丸くすることを要旨とする粘土瓦の製造方法を提供して
上記欠点を解消せんとしたものである。
【0007】配合原料を粉砕し、混練して押し出し成形
して粘土瓦素地と成す工程を有する粘土瓦の製造方法に
おいて、中空状のケーシング本体内に気流を旋回渦流と
成して一定容積の処理空間領域を形成し、この処理空間
領域内で原料同士を衝突させて粉砕したり、又処理空間
領域の気流に折線運動を与えている。
して粘土瓦素地と成す工程を有する粘土瓦の製造方法に
おいて、中空状のケーシング本体内に気流を旋回渦流と
成して一定容積の処理空間領域を形成し、この処理空間
領域内で原料同士を衝突させて粉砕したり、又処理空間
領域の気流に折線運動を与えている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、本発明に係る粘土瓦の製造方法
は、従来のロールクラッシャによる配合原土の粗砕、粉
砕に代えて気流式粉砕機1を用いるものであって、気流
式粉砕機1によって得られる粉砕物の粒度を所定の粒度
組成に調整し、パッグミル、スクリーンフィーダ等の加
水混合機2によって加水しながら最終的に真空土練機3
より練り土を押し出して荒地を作り、その後、プレス成
形、乾燥、施釉、焼成の各工程等を経て粘土瓦を製造す
る。
基づいて説明すると、本発明に係る粘土瓦の製造方法
は、従来のロールクラッシャによる配合原土の粗砕、粉
砕に代えて気流式粉砕機1を用いるものであって、気流
式粉砕機1によって得られる粉砕物の粒度を所定の粒度
組成に調整し、パッグミル、スクリーンフィーダ等の加
水混合機2によって加水しながら最終的に真空土練機3
より練り土を押し出して荒地を作り、その後、プレス成
形、乾燥、施釉、焼成の各工程等を経て粘土瓦を製造す
る。
【0009】上記気流式粉砕機1は、上部ケーシング
4、中間ケーシング5、下部ケーシング6を連通状態に
連結して中空状のケーシング本体を形成している。
4、中間ケーシング5、下部ケーシング6を連通状態に
連結して中空状のケーシング本体を形成している。
【0010】上部ケーシング4は中空筒状となし、その
上端を排気口7となすと共に、内部に上下流路の開口量
を調整するダンパ8を設け、さらに下端より下方縮径す
る中空筒状の内管9を連接しており、該内管9は中間ケ
ーシング5内方に配設されている。
上端を排気口7となすと共に、内部に上下流路の開口量
を調整するダンパ8を設け、さらに下端より下方縮径す
る中空筒状の内管9を連接しており、該内管9は中間ケ
ーシング5内方に配設されている。
【0011】中間ケーシング5は中空筒状となし、その
外周における接線方向より空気送風装置(図示せず)に
接続された空気送気管10を接続している。
外周における接線方向より空気送風装置(図示せず)に
接続された空気送気管10を接続している。
【0012】11は主旋回渦流空間部であり、主旋回渦流
空間部11は中間ケーシング5内周面と上部ケーシング4
の内管9外周面との間に下方拡幅状となして環状に画成
されている。
空間部11は中間ケーシング5内周面と上部ケーシング4
の内管9外周面との間に下方拡幅状となして環状に画成
されている。
【0013】下部ケーシング6は下方にしたがって縮径
し、且つ水平断面が円状と成す中空円錐筒状に形成さ
れ、その下端を処理物排出口12となしている。
し、且つ水平断面が円状と成す中空円錐筒状に形成さ
れ、その下端を処理物排出口12となしている。
【0014】又、下部ケーシング6は水平断面が多角状
となす中空多角錐筒状に形成しても良く、又下部ケーシ
ング6の内周面に中心側に向かって突出する突条13を上
下にわたって設けても良い。
となす中空多角錐筒状に形成しても良く、又下部ケーシ
ング6の内周面に中心側に向かって突出する突条13を上
下にわたって設けても良い。
【0015】14は原料投入筒であり、原料投入筒14は中
空円筒状、中空角筒状に形成され、その中心をケーシン
グ本体の本体中心線CLに対し、好ましくは略20〜5
0°程度の角度αにて、その先端口を内管9より下方に
して、且つ下部ケーシング6の上方部位内に位置させる
様に、外部より上部ケーシング4および内管9内を通過
する様に設けられている。
空円筒状、中空角筒状に形成され、その中心をケーシン
グ本体の本体中心線CLに対し、好ましくは略20〜5
0°程度の角度αにて、その先端口を内管9より下方に
して、且つ下部ケーシング6の上方部位内に位置させる
様に、外部より上部ケーシング4および内管9内を通過
する様に設けられている。
【0016】15は原料投入筒14の先端口のリップ片であ
り、リップ片15は本体中心線CLに対して交差する角度
β、好ましくは70〜110°でもって設けている。
り、リップ片15は本体中心線CLに対して交差する角度
β、好ましくは70〜110°でもって設けている。
【0017】上記気流式粉砕機1による粉砕メカニズム
については、気流式粉砕機1内に高速旋回渦流気流によ
って形成される一定容積の処理空間領域X内での原料同
士の衝突及びケーシング本体内面と原料との衝突によっ
て原料の塊や、大きな石、砂等の鉱物を粉砕するもので
ある。
については、気流式粉砕機1内に高速旋回渦流気流によ
って形成される一定容積の処理空間領域X内での原料同
士の衝突及びケーシング本体内面と原料との衝突によっ
て原料の塊や、大きな石、砂等の鉱物を粉砕するもので
ある。
【0018】上記処理空間領域Xの形成については、上
部ケーシング4のダンパ8を全閉した状態で、空気送気
管10より主旋回渦流空間部11に送気しても、かかる状態
ではケーシング本体内の静圧が上昇することにより、原
料投入筒14より空気流が排気されると共に、そのまま下
部ケーシング6内を旋回しながら処理物排出口12より送
気量のほとんどが排気されてしまい、実質的には処理空
間領域Xは形成されない。
部ケーシング4のダンパ8を全閉した状態で、空気送気
管10より主旋回渦流空間部11に送気しても、かかる状態
ではケーシング本体内の静圧が上昇することにより、原
料投入筒14より空気流が排気されると共に、そのまま下
部ケーシング6内を旋回しながら処理物排出口12より送
気量のほとんどが排気されてしまい、実質的には処理空
間領域Xは形成されない。
【0019】そして、ダンパ8を開けて上部ケーシング
4の排気口7の開口量を調整すると、送気量の一部が排
気口7から排気されるため、ケーシング本体内の静圧が
下がることにより、内管9と下部ケーシング6の処理物
排出口12との間に旋回しながら上昇する内側上昇流路U
が形成されると共に、該内側上昇流路Uと下部ケーシン
グ6内周面との間に旋回しながら下降する外側下降流路
Dが形成される。
4の排気口7の開口量を調整すると、送気量の一部が排
気口7から排気されるため、ケーシング本体内の静圧が
下がることにより、内管9と下部ケーシング6の処理物
排出口12との間に旋回しながら上昇する内側上昇流路U
が形成されると共に、該内側上昇流路Uと下部ケーシン
グ6内周面との間に旋回しながら下降する外側下降流路
Dが形成される。
【0020】又、同時に主旋回渦流空間部11に送気され
た空気流は主旋回渦流となって下降することにより、内
管9内より下方突出している原料投入筒14およびリップ
片15に衝突し、かかる衝突個所より超高速渦流が発生す
ると共に、ダンパ8によってケーシング本体の上下静圧
が調整されるため、処理空間領域Xが下部ケーシング6
の上方部位にて形成されると共に、超高速渦流のエゼク
ター作用によって外部より投入された原料Wは原料投入
筒14の先端口より負圧吸引されて処理空間領域Xに投入
される。
た空気流は主旋回渦流となって下降することにより、内
管9内より下方突出している原料投入筒14およびリップ
片15に衝突し、かかる衝突個所より超高速渦流が発生す
ると共に、ダンパ8によってケーシング本体の上下静圧
が調整されるため、処理空間領域Xが下部ケーシング6
の上方部位にて形成されると共に、超高速渦流のエゼク
ター作用によって外部より投入された原料Wは原料投入
筒14の先端口より負圧吸引されて処理空間領域Xに投入
される。
【0021】そして、処理空間領域Xに投入された原料
Wは、原料投入筒14およびリップ片15に衝突して発生し
た超高速渦流によって発生する高周波振動波により、原
料Wは自転しながら主旋回渦流にそってあらゆる方向へ
高速で移動し、相互衝突による衝撃破砕および研磨を繰
り返して細分化され、その間に付着水の撥水による乾燥
または衝撃熱、摩擦熱による乾燥等が行われる。
Wは、原料投入筒14およびリップ片15に衝突して発生し
た超高速渦流によって発生する高周波振動波により、原
料Wは自転しながら主旋回渦流にそってあらゆる方向へ
高速で移動し、相互衝突による衝撃破砕および研磨を繰
り返して細分化され、その間に付着水の撥水による乾燥
または衝撃熱、摩擦熱による乾燥等が行われる。
【0022】尚、原料Wの自転軸は本体中心線CLに平
行であることは確認されている。
行であることは確認されている。
【0023】そして、処理空間領域Xの主旋回渦流に取
り込まれて一定時間処理された後、粒径の大きいものは
遠心力によって下部ケーシング6の内周面側に寄って外
側下降流路Dに乗って下降して排気口7へ導かれ、下向
き慣性力によって外部へ放出され、又粒径、質量の小さ
いものは中心側に寄り、内側上昇流路Uから排気口7を
経て回収する。
り込まれて一定時間処理された後、粒径の大きいものは
遠心力によって下部ケーシング6の内周面側に寄って外
側下降流路Dに乗って下降して排気口7へ導かれ、下向
き慣性力によって外部へ放出され、又粒径、質量の小さ
いものは中心側に寄り、内側上昇流路Uから排気口7を
経て回収する。
【0024】尚、細分化された粉体の一部は内側上昇流
路Uに乗り、上昇しながら粒径の大きいものは旋回流に
よる遠心力によって外側下降流路Dまたは処理空間領域
Xへ戻され再処理される。
路Uに乗り、上昇しながら粒径の大きいものは旋回流に
よる遠心力によって外側下降流路Dまたは処理空間領域
Xへ戻され再処理される。
【0025】又、処理空間領域Xを形成するための超高
速渦流の発生量、渦流速度は内管9内より下方突出して
いる原料投入筒14の形状、取付角度およびリップ片15の
形状取付角度によって変化させることができるため、原
料Wの種類により最適条件に設定することができる。
速渦流の発生量、渦流速度は内管9内より下方突出して
いる原料投入筒14の形状、取付角度およびリップ片15の
形状取付角度によって変化させることができるため、原
料Wの種類により最適条件に設定することができる。
【0026】又、上部ケーシング4のダンパ8はケーシ
ング本体の静圧そのものを調整すると共に、処理空間領
域Xの上下の静圧を調整する機能を持ち、下部ケーシン
グ6による処理空間領域Xの上下面の面積差を利用して
安定的に上下の位置を設定できると共に、上下位置をず
らすことによる処理空間領域Xの上下厚さ、直径を変
え、主旋回渦流による遠心力を制御することが可能であ
るため、破砕力、処理密度を調整できる。
ング本体の静圧そのものを調整すると共に、処理空間領
域Xの上下の静圧を調整する機能を持ち、下部ケーシン
グ6による処理空間領域Xの上下面の面積差を利用して
安定的に上下の位置を設定できると共に、上下位置をず
らすことによる処理空間領域Xの上下厚さ、直径を変
え、主旋回渦流による遠心力を制御することが可能であ
るため、破砕力、処理密度を調整できる。
【0027】さらに、下部ケーシング6の水平断面を多
角状となしたり、突条13を設けることにより、下部ケー
シング6内周面での気流に折線運動が与えられ、さらに
複雑な空気流動を誘起して粉砕効率が向上する。
角状となしたり、突条13を設けることにより、下部ケー
シング6内周面での気流に折線運動が与えられ、さらに
複雑な空気流動を誘起して粉砕効率が向上する。
【0028】又、処理空間領域Xは、その上面の送気圧
力と内側還流路に流れ込む空気圧力のバランスにて形成
され、処理空間領域X内に滞留できる原料Wの量は一定
で、その滞留時間によって破砕粒度が変化するため、投
入量を変化させることにより、粒度を調整でき、具体的
には約100%が原料供給を受けて約110%になる
と、約20〜30%処理品を放出して約80〜90%と
なり、次の放出時まで原料Wを受け入れ続け、再び約1
10%となると放出するメカニズムを繰り返す。
力と内側還流路に流れ込む空気圧力のバランスにて形成
され、処理空間領域X内に滞留できる原料Wの量は一定
で、その滞留時間によって破砕粒度が変化するため、投
入量を変化させることにより、粒度を調整でき、具体的
には約100%が原料供給を受けて約110%になる
と、約20〜30%処理品を放出して約80〜90%と
なり、次の放出時まで原料Wを受け入れ続け、再び約1
10%となると放出するメカニズムを繰り返す。
【0029】尚、処理空間領域Xは下部ケーシング6の
上方部位付近に形成され、下部ケーシング6の縮径角度
が関係し、主旋回渦流の遠心加速度の上方向分加速度が
大きすぎると、処理空間領域Xは下部ケーシング6の上
方部位より上昇してはずれ、処理空間領域Xが破壊され
て機能を失うため、送気速度、ダンパ8による静圧調節
によって維持する。
上方部位付近に形成され、下部ケーシング6の縮径角度
が関係し、主旋回渦流の遠心加速度の上方向分加速度が
大きすぎると、処理空間領域Xは下部ケーシング6の上
方部位より上昇してはずれ、処理空間領域Xが破壊され
て機能を失うため、送気速度、ダンパ8による静圧調節
によって維持する。
【0030】
【実施例】先ず、気流式粉砕機1によって粉砕した粉砕
物の形状については、図14、15に示す様に、従来の
粉砕物では、ナイフエッヂを有するものが、本発明では
扁平でナイフエッヂがなくなって、角が丸くなっている
ことが確認できた。
物の形状については、図14、15に示す様に、従来の
粉砕物では、ナイフエッヂを有するものが、本発明では
扁平でナイフエッヂがなくなって、角が丸くなっている
ことが確認できた。
【0031】次に、JISA5208で規定される形状
の粘土瓦を、従来のロールクラッシャによって製造した
ときと、本発明に係る気流式粉砕機1によって製造した
ときとの各項目について試験比較した結果を以下に示
す。
の粘土瓦を、従来のロールクラッシャによって製造した
ときと、本発明に係る気流式粉砕機1によって製造した
ときとの各項目について試験比較した結果を以下に示
す。
【0032】尚、使用した配合原料、粒度組成、含水率
や、乾燥・焼成条件、並びに加水混合機2、真空土練機
3の操作等の諸条件は当然ながら同一と成して試験して
いる。
や、乾燥・焼成条件、並びに加水混合機2、真空土練機
3の操作等の諸条件は当然ながら同一と成して試験して
いる。
【0033】 パッグミル、スクリーンフィーダ等の
加水混合機の磨耗による耐久性について、 従来では、約400時間で修理・保守等のメンテナンス
が必要であったが、本発明によると、約500時間と成
った。 真空土練機の磨耗による耐久性について、 従来では、約3600時間で修理・保守等のメンテナン
スが必要であったが、本発明によると、約4000時間
と成った。 乾燥・焼成時の収縮変形(歪み)について、 従来では、乾燥時の収縮が約5.5%、焼成時の収縮が
約4.5%であったが、本発明によると、乾燥時の収縮
が約5%、焼成時の収縮が約4%と成った。 その他である吸水率および曲げ強度について、 従来では、吸水率が約5.5%、曲げ強度が約2800
Nであったが、本発明によると、吸水率が約4.8%、
曲げ強度が約3000Nとなった。
加水混合機の磨耗による耐久性について、 従来では、約400時間で修理・保守等のメンテナンス
が必要であったが、本発明によると、約500時間と成
った。 真空土練機の磨耗による耐久性について、 従来では、約3600時間で修理・保守等のメンテナン
スが必要であったが、本発明によると、約4000時間
と成った。 乾燥・焼成時の収縮変形(歪み)について、 従来では、乾燥時の収縮が約5.5%、焼成時の収縮が
約4.5%であったが、本発明によると、乾燥時の収縮
が約5%、焼成時の収縮が約4%と成った。 その他である吸水率および曲げ強度について、 従来では、吸水率が約5.5%、曲げ強度が約2800
Nであったが、本発明によると、吸水率が約4.8%、
曲げ強度が約3000Nとなった。
【0034】上記理由としては、水分の移動に伴う粒子
移動が本発明ではスムーズに行われるため、素地内応力
が小さくなって乾燥時の自由水分、焼成時の吸着水分が
除去される際の収縮率が低下するためで、本来の粒子の
配向性の均一、不均一による粒子移動量の違いにもよる
ものと思われる。
移動が本発明ではスムーズに行われるため、素地内応力
が小さくなって乾燥時の自由水分、焼成時の吸着水分が
除去される際の収縮率が低下するためで、本来の粒子の
配向性の均一、不均一による粒子移動量の違いにもよる
ものと思われる。
【0035】
【発明の効果】要するに本発明は、配合原料を粉砕し、
混練して押し出し成形して粘土瓦素地と成す工程を有す
る粘土瓦の製造方法において、気流式粉砕機1の中空状
のケーシング本体内に気流を旋回渦流と成して一定容積
の処理空間領域Xを形成し、この処理空間領域X内で原
料W同士を衝突させて粉砕するので、粉砕物の形状が扁
平で、角部が丸くなるため、混練時や押し出し時に発生
する加水混合機における腕や、真空土練機におけるスク
リュー、口金型等の磨耗が低減されることにより、加水
混合機2、真空土練機3の耐久性が向上でき、又粉砕物
の角部が丸いため、粒子の配向性が良好(均一)となっ
て素地の内部応力(ストレス)が少なくなって乾燥、焼
成時の収縮が小さくなり寸法精度を良好にできる。
混練して押し出し成形して粘土瓦素地と成す工程を有す
る粘土瓦の製造方法において、気流式粉砕機1の中空状
のケーシング本体内に気流を旋回渦流と成して一定容積
の処理空間領域Xを形成し、この処理空間領域X内で原
料W同士を衝突させて粉砕するので、粉砕物の形状が扁
平で、角部が丸くなるため、混練時や押し出し時に発生
する加水混合機における腕や、真空土練機におけるスク
リュー、口金型等の磨耗が低減されることにより、加水
混合機2、真空土練機3の耐久性が向上でき、又粉砕物
の角部が丸いため、粒子の配向性が良好(均一)となっ
て素地の内部応力(ストレス)が少なくなって乾燥、焼
成時の収縮が小さくなり寸法精度を良好にできる。
【0036】又、処理空間領域Xの気流に折線運動を与
えるので、気流が複雑になって原料Wの移動方向がラン
ダムになるため、原料W同士の衝突による粉砕効率が向
上出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
えるので、気流が複雑になって原料Wの移動方向がラン
ダムになるため、原料W同士の衝突による粉砕効率が向
上出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図1】本発明に係る粘土瓦の製造方法に用いる気流式
粉砕機の断面図である。
粉砕機の断面図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】図1のBーB断面図である。
【図4】同上気流式粉砕機の他の実施形態を示す断面図
である。
である。
【図5】同上他の実施形態を示す断面図である。
【図6】同上他の実施形態を示す断面図である。
【図7】同上他の実施形態を示す断面図である。
【図8】同上他の実施形態を示す断面図である。
【図9】下部ケーシングの縮径率を可変と成した気流式
粉砕機の断面図である。
粉砕機の断面図である。
【図10】原料投入管による高速渦流発生状態を示す模
式図である。
式図である。
【図11】処理空間領域での主旋回渦流の折線運動を示
す模式図である。
す模式図である。
【図12】ケーシング本体内での処理空間領域、内側上
昇流路および外側下降流路を示す概略図である。
昇流路および外側下降流路を示す概略図である。
【図13】粘土瓦の製造方法の工程の流れ図である。
【図14】気流式粉砕機による粉砕物の図面代用写真で
ある。
ある。
【図15】従来のロールクラッシャによる粉砕物の図面
代用写真である。
代用写真である。
1 気流式粉砕機 X 処理空間領域 W 原料
Claims (2)
- 【請求項1】 配合原料を粉砕し、混練して押出成形し
て粘土瓦素地と成す工程を有する粘土瓦の製造方法にお
いて、気流式粉砕機の中空状のケーシング本体内に気流
を旋回渦流と成して一定容積の処理空間領域を形成し、
この処理空間領域内で原料同士を衝突させて粉砕するこ
とを特徴とする粘土瓦の製造方法。 - 【請求項2】 処理空間領域の気流に折線運動を与える
ことを特徴とする請求項1記載の粘土瓦の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2575596A JPH09193133A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 粘土瓦の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2575596A JPH09193133A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 粘土瓦の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09193133A true JPH09193133A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12174659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2575596A Pending JPH09193133A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 粘土瓦の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09193133A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002539922A (ja) * | 1999-03-23 | 2002-11-26 | フランシス・ディー・ポリフカ | 循環空気渦流式物質粉砕用の装置および方法 |
| JP2012115734A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Tsukasa:Kk | ミル |
| US9067212B2 (en) | 2011-12-18 | 2015-06-30 | Tsukasa Co., Ltd. | Mill |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP2575596A patent/JPH09193133A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002539922A (ja) * | 1999-03-23 | 2002-11-26 | フランシス・ディー・ポリフカ | 循環空気渦流式物質粉砕用の装置および方法 |
| JP4806489B2 (ja) * | 1999-03-23 | 2011-11-02 | ボーテクス・ディハイドレーション・テクノロジー・エルエルシー | 循環空気渦流式物質粉砕用の装置および方法 |
| JP2012115734A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Tsukasa:Kk | ミル |
| US9067212B2 (en) | 2011-12-18 | 2015-06-30 | Tsukasa Co., Ltd. | Mill |
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