JPH09193434A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH09193434A JPH09193434A JP399696A JP399696A JPH09193434A JP H09193434 A JPH09193434 A JP H09193434A JP 399696 A JP399696 A JP 399696A JP 399696 A JP399696 A JP 399696A JP H09193434 A JPH09193434 A JP H09193434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- ink
- scanning direction
- intermediate transfer
- transfer roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高解像度記録を得る記録装置を安価に実現す
る。 【解決手段】 主走査方向に複数の発熱抵抗体が配設さ
れた熱記録ヘッドと記録紙を副走査方向に駆動する駆動
ローラを備えた記録装置において、前記各発熱抵抗体の
主走査方向の長さを、前記各発熱抵抗体の主走査方向の
ピッチ間隔に対して0.3〜0.6倍とし、かつ主走査
方向に複数設けられた発熱抵抗体を2列配置し、さらに
各発熱抵抗体は千鳥状に配置されて熱記録ヘッドを構成
している。
る。 【解決手段】 主走査方向に複数の発熱抵抗体が配設さ
れた熱記録ヘッドと記録紙を副走査方向に駆動する駆動
ローラを備えた記録装置において、前記各発熱抵抗体の
主走査方向の長さを、前記各発熱抵抗体の主走査方向の
ピッチ間隔に対して0.3〜0.6倍とし、かつ主走査
方向に複数設けられた発熱抵抗体を2列配置し、さらに
各発熱抵抗体は千鳥状に配置されて熱記録ヘッドを構成
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溶融型や昇華型
等のインクシートのインクを熱によって記録紙に記録す
る装置あるいはインクジェット装置に関し、プリンタ、
複写機、ファクシミリ等に適用できるものである。
等のインクシートのインクを熱によって記録紙に記録す
る装置あるいはインクジェット装置に関し、プリンタ、
複写機、ファクシミリ等に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】カラー像記録を得るための記録装置は多
々あるが、現状では液体インクをヘッドから吐出させ記
録画を得るインクジェット装置やサーマルヘッド等の熱
記録ヘッドを用いてインクシートのインクを熱によって
記録紙に記録する熱転写記録装置が主力である。特に後
者は、機構が簡単で、信頼性が高く、保守性に優れてい
る等の利点から、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の
各種記録装置に幅広く適用されている。
々あるが、現状では液体インクをヘッドから吐出させ記
録画を得るインクジェット装置やサーマルヘッド等の熱
記録ヘッドを用いてインクシートのインクを熱によって
記録紙に記録する熱転写記録装置が主力である。特に後
者は、機構が簡単で、信頼性が高く、保守性に優れてい
る等の利点から、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の
各種記録装置に幅広く適用されている。
【0003】カラー像記録のためには、例えば溶融型あ
るいは昇華型インクシートによる熱転写記録方法が使用
されている。この熱転写記録方法は、熱記録ヘッドを構
成する複数の発熱抵抗体に加えられた電気エネルギによ
り発生する熱量に対応した、顔料または染料インクを所
定の記録紙に転写することにより所要の記録を行うもの
である。そして、上記発熱抵抗体への加熱量は、これら
に加えられる通電パルスの個数や時間幅によって制御さ
れる。
るいは昇華型インクシートによる熱転写記録方法が使用
されている。この熱転写記録方法は、熱記録ヘッドを構
成する複数の発熱抵抗体に加えられた電気エネルギによ
り発生する熱量に対応した、顔料または染料インクを所
定の記録紙に転写することにより所要の記録を行うもの
である。そして、上記発熱抵抗体への加熱量は、これら
に加えられる通電パルスの個数や時間幅によって制御さ
れる。
【0004】熱記録ヘッドの構成としては、例えば特開
平4ー334462号公報に示されたものがある。図4
6はこの熱記録ヘッドの発熱抵抗体の概略図であり、1
0は電極、11は発熱抵抗体である。ここで、解像度
は、主走査方向が熱記録ヘッドの発熱抵抗体11のピッ
チXpで決まり、副走査方向は紙送りピッチYpで決ま
る。例えば、解像度が300DPI(Dot Per Inch)の場
合にはXp=Yp=0.085mmと一義的に決定される。
平4ー334462号公報に示されたものがある。図4
6はこの熱記録ヘッドの発熱抵抗体の概略図であり、1
0は電極、11は発熱抵抗体である。ここで、解像度
は、主走査方向が熱記録ヘッドの発熱抵抗体11のピッ
チXpで決まり、副走査方向は紙送りピッチYpで決ま
る。例えば、解像度が300DPI(Dot Per Inch)の場
合にはXp=Yp=0.085mmと一義的に決定される。
【0005】通常、熱記録ヘッドはアルミナ基板に発熱
抵抗体を形成し、前記発熱抵抗体を選択的に駆動するた
めのドライバICと接続し一体化している。形成法とし
ては厚膜方式と薄膜方式に大別できる。厚膜方式は酸化
ルラニウム(RuO2)等の抵抗素子をスクリーン印刷
等で基板に形成し、薄膜方式はスパッタ等で窒化タンタ
ル(Ta2N)等の抵抗体を基板に形成している。一般
には厚膜方式の熱記録ヘッドは安価であるものの、発熱
抵抗体の抵抗値バラツキが大きいため画質が悪い。一
方、薄膜方式のヘッドは製造装置が高価であるため、ヘ
ッドコストも高いが画質は良好である。故に、価格を優
先するファクシミリ等では厚膜ヘッド、画質を優先する
カラープリンタ等では薄膜ヘッドが主流である。
抵抗体を形成し、前記発熱抵抗体を選択的に駆動するた
めのドライバICと接続し一体化している。形成法とし
ては厚膜方式と薄膜方式に大別できる。厚膜方式は酸化
ルラニウム(RuO2)等の抵抗素子をスクリーン印刷
等で基板に形成し、薄膜方式はスパッタ等で窒化タンタ
ル(Ta2N)等の抵抗体を基板に形成している。一般
には厚膜方式の熱記録ヘッドは安価であるものの、発熱
抵抗体の抵抗値バラツキが大きいため画質が悪い。一
方、薄膜方式のヘッドは製造装置が高価であるため、ヘ
ッドコストも高いが画質は良好である。故に、価格を優
先するファクシミリ等では厚膜ヘッド、画質を優先する
カラープリンタ等では薄膜ヘッドが主流である。
【0006】一般に、画質を向上させるには解像度を高
くすれば良いことが知られている。例えば、150DP
Iの画像よりも300DPIの方が高精細な画像が得ら
れる。しかしながら、150DPIと300DPIの熱
記録ヘッドコストを比較すると、後者は1.5〜3倍高
い。さらに、600DPI以上の高解像度ヘッドの場合
には製造プロセスが非常に細かくなることから製造装置
が飛躍的に高くなると共に、歩留まりも悪くなる。この
結果、300DPIと600DPIのヘッドコストは後
者は前者の10倍前後まで跳ね上がる。画質とヘッドコ
ストにはトレードオフがあり、300DPI並の安価な
コストで600DPIクラスの画質を得ることは重要な
課題である
くすれば良いことが知られている。例えば、150DP
Iの画像よりも300DPIの方が高精細な画像が得ら
れる。しかしながら、150DPIと300DPIの熱
記録ヘッドコストを比較すると、後者は1.5〜3倍高
い。さらに、600DPI以上の高解像度ヘッドの場合
には製造プロセスが非常に細かくなることから製造装置
が飛躍的に高くなると共に、歩留まりも悪くなる。この
結果、300DPIと600DPIのヘッドコストは後
者は前者の10倍前後まで跳ね上がる。画質とヘッドコ
ストにはトレードオフがあり、300DPI並の安価な
コストで600DPIクラスの画質を得ることは重要な
課題である
【0007】一方、フルカラー(中間調)記録を得る場
合の記録方法は、例えば、特開昭60ー9271号公報
に示されている。図47は、この従来の中間調記録方法
における、サーマルヘッドを構成する各発熱抵抗体に印
加する通電パルスSBの波形図である。同図において、
twは通電パルスSBのパルス幅、tpは通電パルスS
Bの繰り返し周期、Nは通電パルスSBのパルスの個数
(ここでは3個)である。この通電パルスSBのパルス
個数が各階調毎の濃度に対応して予め設定されている。
このように各階調に対応したパルス個数の通電パルスを
各発熱抵抗体に印加することにより、そのパルス個数に
対応したエネルギ分のインクが転写され、各濃度の中間
調記録がなされる。そして、通常、サーマルヘッドに1
ライン分並べられて設けられた各発熱抵抗体に、それぞ
れに対応した通電パルスを一括あるいは分割して印加
し、1ライン分の記録を行い、記録紙を一定速度で副走
査送りしながら順次各ライン毎の記録を行って平面的な
記録を行う。一般に、前記したような記録方法では記録
紙として上質紙や専用紙が使用される。これは、記録プ
ロセス上、紙の表面が平滑であることが必要なためであ
る。
合の記録方法は、例えば、特開昭60ー9271号公報
に示されている。図47は、この従来の中間調記録方法
における、サーマルヘッドを構成する各発熱抵抗体に印
加する通電パルスSBの波形図である。同図において、
twは通電パルスSBのパルス幅、tpは通電パルスS
Bの繰り返し周期、Nは通電パルスSBのパルスの個数
(ここでは3個)である。この通電パルスSBのパルス
個数が各階調毎の濃度に対応して予め設定されている。
このように各階調に対応したパルス個数の通電パルスを
各発熱抵抗体に印加することにより、そのパルス個数に
対応したエネルギ分のインクが転写され、各濃度の中間
調記録がなされる。そして、通常、サーマルヘッドに1
ライン分並べられて設けられた各発熱抵抗体に、それぞ
れに対応した通電パルスを一括あるいは分割して印加
し、1ライン分の記録を行い、記録紙を一定速度で副走
査送りしながら順次各ライン毎の記録を行って平面的な
記録を行う。一般に、前記したような記録方法では記録
紙として上質紙や専用紙が使用される。これは、記録プ
ロセス上、紙の表面が平滑であることが必要なためであ
る。
【0008】また、最近、低ランニングコストを実現す
るため、専用の記録紙を用いることなく、普通紙に対し
てもある程度の記録を行うことができる記録装置が考案
されている。普通紙記録に対しては、例えば、特開平4
ー316858号公報に、次のような対策を行うと効果
的であると述べられている。
るため、専用の記録紙を用いることなく、普通紙に対し
てもある程度の記録を行うことができる記録装置が考案
されている。普通紙記録に対しては、例えば、特開平4
ー316858号公報に、次のような対策を行うと効果
的であると述べられている。
【0009】即ち、図48は従来のサーマルオフセット
方式を用いた記録装置の構成図を示したものである。図
48において、21は中間転写ローラで、アルミニウム
製円筒表面に柔軟性を持つ物質からなる転写層22が形
成された構成をしている。1は熱記録ヘッドで、インク
シート4を介して中間転写ローラ21に対向している。
なお、熱記録ヘッド1及びインクシート4は、通常は中
間転写ローラ21より隔離されていた状態にあるが、記
録を行う際には中間転写ローラ21に圧接される。23
はヒータで転写層22の表面に接して設けられたサーミ
スタ24からの信号に基づく温度制御回路25の動作に
よって通電制御され、転写層22の表面を所定の温度に
加熱保温している。2は記録紙で圧接ローラ3と中間転
写ローラ21の間を搬送される。26は清掃器で転写層
22に接して設けられている。
方式を用いた記録装置の構成図を示したものである。図
48において、21は中間転写ローラで、アルミニウム
製円筒表面に柔軟性を持つ物質からなる転写層22が形
成された構成をしている。1は熱記録ヘッドで、インク
シート4を介して中間転写ローラ21に対向している。
なお、熱記録ヘッド1及びインクシート4は、通常は中
間転写ローラ21より隔離されていた状態にあるが、記
録を行う際には中間転写ローラ21に圧接される。23
はヒータで転写層22の表面に接して設けられたサーミ
スタ24からの信号に基づく温度制御回路25の動作に
よって通電制御され、転写層22の表面を所定の温度に
加熱保温している。2は記録紙で圧接ローラ3と中間転
写ローラ21の間を搬送される。26は清掃器で転写層
22に接して設けられている。
【0010】以上のように構成された記録装置につい
て、以下その動作を説明する。まず記録指令が入力され
ると熱記録ヘッド1はインクシート4を介して中間転写
ローラ21に圧接される。熱記録ヘッド1は記録信号に
応じてインクシート4上に塗布されているインクを溶融
し、転写層22の表面にインク像27を形成する。中間
転写ローラ21は矢印方向に回転し、従って、インク像
27は矢印の方向に移動され、圧接ローラ3と中間転写
ローラ21との間で記録紙2に転写される。この時中間
転写ローラ21の表面に形成された転写層22は柔軟性
を有しているため、インク像27は記録紙2の紙面に転
写され、普通紙にも記録を行うことができる。そして記
録紙2に転写されずに転写層22の表面に残ったインク
像27の残滓は、清掃器26によって転写層22より取
り除かれる。
て、以下その動作を説明する。まず記録指令が入力され
ると熱記録ヘッド1はインクシート4を介して中間転写
ローラ21に圧接される。熱記録ヘッド1は記録信号に
応じてインクシート4上に塗布されているインクを溶融
し、転写層22の表面にインク像27を形成する。中間
転写ローラ21は矢印方向に回転し、従って、インク像
27は矢印の方向に移動され、圧接ローラ3と中間転写
ローラ21との間で記録紙2に転写される。この時中間
転写ローラ21の表面に形成された転写層22は柔軟性
を有しているため、インク像27は記録紙2の紙面に転
写され、普通紙にも記録を行うことができる。そして記
録紙2に転写されずに転写層22の表面に残ったインク
像27の残滓は、清掃器26によって転写層22より取
り除かれる。
【0011】しかしながら、従来の方式は中間転写ロー
ラ21に一度転写した後、記録紙2に再転写しているた
め、記録紙に転写される記録画素(ドット)が中間転写
ローラ21と圧接ローラ3の圧力定着により肥大化し、
所望の解像度が得られないという課題がある。この現象
を簡易的に実験したところ、ローラの材料や圧力にもよ
るが、ドットゲインは1.2〜1.4倍であった。ま
た、画像サンプルの主観評価では、網点部が潰れて画質
が劣化すると共に、孤立ドット(白ぬけ)は再現できな
いという結果を得た。次に、印加エネルギを下げて転写
するドットを小さくするようにしたが、今度は中間転写
ローラ21への転写状態が不安定となり、その結果、ハ
イライト部のざらつきが発生すると共に、同一の記録サ
ンプルを複数部再現することが非常に困難であった。さ
らに、中間転写ローラ21上のインク像が内部で分裂
し、その結果、中間転写ローラ21が汚れて離型性がな
くなると共に、記録紙2の記録濃度が薄くなるという課
題があった。加えて、従来の装置では、中間転写ローラ
21を加熱する手段あるいは中間転写ローラ21を清掃
する手段を必ず必要とする等、大変高価なものにならざ
るを得なかった。
ラ21に一度転写した後、記録紙2に再転写しているた
め、記録紙に転写される記録画素(ドット)が中間転写
ローラ21と圧接ローラ3の圧力定着により肥大化し、
所望の解像度が得られないという課題がある。この現象
を簡易的に実験したところ、ローラの材料や圧力にもよ
るが、ドットゲインは1.2〜1.4倍であった。ま
た、画像サンプルの主観評価では、網点部が潰れて画質
が劣化すると共に、孤立ドット(白ぬけ)は再現できな
いという結果を得た。次に、印加エネルギを下げて転写
するドットを小さくするようにしたが、今度は中間転写
ローラ21への転写状態が不安定となり、その結果、ハ
イライト部のざらつきが発生すると共に、同一の記録サ
ンプルを複数部再現することが非常に困難であった。さ
らに、中間転写ローラ21上のインク像が内部で分裂
し、その結果、中間転写ローラ21が汚れて離型性がな
くなると共に、記録紙2の記録濃度が薄くなるという課
題があった。加えて、従来の装置では、中間転写ローラ
21を加熱する手段あるいは中間転写ローラ21を清掃
する手段を必ず必要とする等、大変高価なものにならざ
るを得なかった。
【0012】一方、インクジェットの場合においては、
記録紙2に色剤を浸透させているため、記録濃度が低く
なると共に、耐光性が悪いというのが現状である。
記録紙2に色剤を浸透させているため、記録濃度が低く
なると共に、耐光性が悪いというのが現状である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録装置は以上
のように構成されているので、第1に、高解像度画像を
得ようとする場合、製造プロセスが非常に細かくなるこ
とから高価な装置となる。また、高解像度記録で、かつ
フルカラー画像を得る場合には装置コストがさらに高価
なものとなる。
のように構成されているので、第1に、高解像度画像を
得ようとする場合、製造プロセスが非常に細かくなるこ
とから高価な装置となる。また、高解像度記録で、かつ
フルカラー画像を得る場合には装置コストがさらに高価
なものとなる。
【0014】第2の課題としては、普通紙記録を中間転
写ローラを用いて間接プロセスで行う場合、ドットが肥
大化し画質が劣化したり、装置コストが高くなるという
課題がある。さらに、記録した後の耐候性が悪いという
課題もある。
写ローラを用いて間接プロセスで行う場合、ドットが肥
大化し画質が劣化したり、装置コストが高くなるという
課題がある。さらに、記録した後の耐候性が悪いという
課題もある。
【0015】加えて、第3の課題としては、中間転写ロ
ーラを用いて間接プロセスで行う場合、中間転写ローラ
にインク像が残存したり、インク像が途中で分裂し記録
画素の濃度が低下するという課題がある。
ーラを用いて間接プロセスで行う場合、中間転写ローラ
にインク像が残存したり、インク像が途中で分裂し記録
画素の濃度が低下するという課題がある。
【0016】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、高解像度記録を得る記録装置を安
価に実現すること、普通紙記録においても高画質記録を
得ること、普通紙記録を実現する記録装置を安価に実現
すること及び中間転写ローラへのインク残滓をなくすこ
と並びに耐候性を向上させることを目的とする。
めになされたもので、高解像度記録を得る記録装置を安
価に実現すること、普通紙記録においても高画質記録を
得ること、普通紙記録を実現する記録装置を安価に実現
すること及び中間転写ローラへのインク残滓をなくすこ
と並びに耐候性を向上させることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる請求項
1記載の記録装置は、熱記録ヘッドを構成する各発熱抵
抗体の主走査方向の長さを、前記各発熱抵抗体の主走査
方向のピッチ間隔に対して0.3〜0.6倍とし、かつ
前記発熱抵抗体を2列の千鳥状に配置したものである。
1記載の記録装置は、熱記録ヘッドを構成する各発熱抵
抗体の主走査方向の長さを、前記各発熱抵抗体の主走査
方向のピッチ間隔に対して0.3〜0.6倍とし、かつ
前記発熱抵抗体を2列の千鳥状に配置したものである。
【0018】請求項2記載の記録装置は、請求項1記載
の記録装置であって、前記各発熱抵抗体の副走査方向の
長さを、各発熱抵抗体のピッチ間隔に対して0.3〜
0.8倍としたものである。
の記録装置であって、前記各発熱抵抗体の副走査方向の
長さを、各発熱抵抗体のピッチ間隔に対して0.3〜
0.8倍としたものである。
【0019】請求項3記載の記録装置は、請求項2記載
の記録装置であって、駆動ロ−ラは、1ドットの記録を
複数回の間欠送りで記録紙の副走査方向への送りを行な
わせ、1ドットの記録面積を多段階に変化させて階調表
現させる構成にしたものである。
の記録装置であって、駆動ロ−ラは、1ドットの記録を
複数回の間欠送りで記録紙の副走査方向への送りを行な
わせ、1ドットの記録面積を多段階に変化させて階調表
現させる構成にしたものである。
【0020】請求項4記載の記録装置は、表面が弾力性
を有す中間転写ローラに、主走査方向に複数の発熱抵抗
体が配設された熱記録ヘッドにより、インクシートに塗
布されたインクを転写後、この中間転写ローラに転写さ
れたインク像を記録紙に再転写する記録装置において、
前記熱記録ヘッドを構成する前記発熱抵抗体の主走査方
向の長さまたは副走査方向の長さの何れかを前記発熱抵
抗体のピッチ間隔に対して0.9倍以下としたものであ
る。
を有す中間転写ローラに、主走査方向に複数の発熱抵抗
体が配設された熱記録ヘッドにより、インクシートに塗
布されたインクを転写後、この中間転写ローラに転写さ
れたインク像を記録紙に再転写する記録装置において、
前記熱記録ヘッドを構成する前記発熱抵抗体の主走査方
向の長さまたは副走査方向の長さの何れかを前記発熱抵
抗体のピッチ間隔に対して0.9倍以下としたものであ
る。
【0021】請求項5記載の記録装置は、請求項4記載
の記録装置であって、中間転写ローラにシリコンオイル
を塗布するオイル供給手段を設けたものである。
の記録装置であって、中間転写ローラにシリコンオイル
を塗布するオイル供給手段を設けたものである。
【0022】請求項6記載の記録装置は、請求項4記載
の記録装置であって、記録紙を加熱する加熱手段を設け
たものである。
の記録装置であって、記録紙を加熱する加熱手段を設け
たものである。
【0023】請求項7記載の記録装置は、請求項4記載
の記録装置であって、インクシートのインク材料として
過冷却インクを用いたものである。
の記録装置であって、インクシートのインク材料として
過冷却インクを用いたものである。
【0024】請求項8記載の記録装置は、請求項4記載
の記録装置であって、インクシートのインク材料として
レジン系インクを用いたものである。
の記録装置であって、インクシートのインク材料として
レジン系インクを用いたものである。
【0025】請求項9記載の記録装置は、請求項4記載
の記録装置であって、インクシートはインク材料として
過冷却インク及びレジン系インクを用い、かつ過冷却イ
ンク層とレジン系インク層を積層させたものである。
の記録装置であって、インクシートはインク材料として
過冷却インク及びレジン系インクを用い、かつ過冷却イ
ンク層とレジン系インク層を積層させたものである。
【0026】請求項10記載の記録装置は、請求項4記
載の記録装置であって、熱記録ヘッドによる1ドットの
記録面積を多段階に変化させて階調表現させる階調制御
手段を設けたものである。
載の記録装置であって、熱記録ヘッドによる1ドットの
記録面積を多段階に変化させて階調表現させる階調制御
手段を設けたものである。
【0027】請求項11記載の記録装置は、請求項4記
載の記録装置であって、インク材料に紫外線硬化剤を含
ませると共に記録紙に再転写されたインク像を記録紙に
光定着させる光定着手段を設けたものである。
載の記録装置であって、インク材料に紫外線硬化剤を含
ませると共に記録紙に再転写されたインク像を記録紙に
光定着させる光定着手段を設けたものである。
【0028】請求項12記載の記録装置は、表面に弾力
性を有す中間転写ローラを用い、記録ヘッドにより、前
記中間転写ローラにインク像を形成後、記録紙に再転写
する記録装置において、中間転写ローラのインク像に光
を照射することによってインク像を半硬化させる光照射
手段を設けたものである。
性を有す中間転写ローラを用い、記録ヘッドにより、前
記中間転写ローラにインク像を形成後、記録紙に再転写
する記録装置において、中間転写ローラのインク像に光
を照射することによってインク像を半硬化させる光照射
手段を設けたものである。
【0029】請求項13記載の記録装置は、請求項12
記載の記録装置であって、中間転写ローラにインク像を
形成する記録ヘッドをインクジェット方式で構成したも
のである。
記載の記録装置であって、中間転写ローラにインク像を
形成する記録ヘッドをインクジェット方式で構成したも
のである。
【0030】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に従
って説明する。図1は記録装置の要部を示す斜視図であ
る。この記録装置は、記録紙2に熱転写するための発熱
抵抗体を有する熱記録ヘッド1と、熱転写記録時に、こ
の熱記録ヘッド1が圧接される圧接ローラ3、イエロ
ー、マゼンタ、シアンあるいは必要に応じてブラックの
各色領域を一組として、この組を多数1列に配設したイ
ンクシート4を備える。また、圧接ローラ3はパルスモ
ータ5に連結されており、制御回路8からの指令により
モータドライバー6を通して所定の単位送り量ずつ間欠
送りされる。さらに、制御回路8は図示しない画像入力
端子から画像データを受け取り、ヘッドドライバー7を
通して熱記録ヘッド1にデータを送りながら前記熱記録
ヘッド1内の発熱抵抗体の発熱量を制御している。
って説明する。図1は記録装置の要部を示す斜視図であ
る。この記録装置は、記録紙2に熱転写するための発熱
抵抗体を有する熱記録ヘッド1と、熱転写記録時に、こ
の熱記録ヘッド1が圧接される圧接ローラ3、イエロ
ー、マゼンタ、シアンあるいは必要に応じてブラックの
各色領域を一組として、この組を多数1列に配設したイ
ンクシート4を備える。また、圧接ローラ3はパルスモ
ータ5に連結されており、制御回路8からの指令により
モータドライバー6を通して所定の単位送り量ずつ間欠
送りされる。さらに、制御回路8は図示しない画像入力
端子から画像データを受け取り、ヘッドドライバー7を
通して熱記録ヘッド1にデータを送りながら前記熱記録
ヘッド1内の発熱抵抗体の発熱量を制御している。
【0031】次にこの発明の特徴である熱記録ヘッドに
ついて図2〜図5を用いて説明する。図2は熱記録ヘッ
ド1の拡大図であり、10は電極、11は発熱抵抗体で
ある。ここで、Hhは発熱抵抗体の主走査方向の長さ、
Hvは発熱抵抗体の副走査方向の長さ、Xpは発熱抵抗
体のピッチ間隔を示す。この熱記録ヘッド1の製造方法
は、まず図4のように、例えば300DPIの製造プロ
セスで、従来装置と同様に発熱抵抗体11を形成する
(この時Hh及びHvは小さい値になっている)。次に
図5に示すように、既に形成した発熱抵抗体11の上側
(あるいは下側)に、半ピッチ分だけずらして千鳥状に
発熱抵抗体11を形成する。この結果、図2あるいは図
3のような熱記録ヘッドを得る。なお、図2と図3の違
いは、発熱抵抗体11の主走査方向の長さが電極10の
幅より太いか細いかの違いである。
ついて図2〜図5を用いて説明する。図2は熱記録ヘッ
ド1の拡大図であり、10は電極、11は発熱抵抗体で
ある。ここで、Hhは発熱抵抗体の主走査方向の長さ、
Hvは発熱抵抗体の副走査方向の長さ、Xpは発熱抵抗
体のピッチ間隔を示す。この熱記録ヘッド1の製造方法
は、まず図4のように、例えば300DPIの製造プロ
セスで、従来装置と同様に発熱抵抗体11を形成する
(この時Hh及びHvは小さい値になっている)。次に
図5に示すように、既に形成した発熱抵抗体11の上側
(あるいは下側)に、半ピッチ分だけずらして千鳥状に
発熱抵抗体11を形成する。この結果、図2あるいは図
3のような熱記録ヘッドを得る。なお、図2と図3の違
いは、発熱抵抗体11の主走査方向の長さが電極10の
幅より太いか細いかの違いである。
【0032】このようにして形成した熱記録ヘッド1用
い、Hh及びHvを変化させた時の実験結果を図6に示
す。なお、図6では縦軸に主観評価結果をとり、横軸に
発熱抵抗体ピッチ間隔と発熱抵抗体の主走査あるいは副
走査方向の長さの比をとっている。この実験結果では、
まず、主走査方向の長さを変化させた場合には、短くす
るほど画質が向上(高精細化)すること、600DPI
相当の画質を得るにはピッチの0.6倍、さらにはピッ
チの0.5倍以下が好ましいことがわかる。そして、副
走査方向の長さを変化させた場合にはピッチの0.8
倍、さらに好ましくは0.6倍以下が良好であることが
わかった。ここで、ピッチ間隔に対する主走査と副走査
の長さ比が異なるのは、主走査の場合には時間的に同時
発熱するため、横方向に画素が繋がり易くなるものと考
察できる。
い、Hh及びHvを変化させた時の実験結果を図6に示
す。なお、図6では縦軸に主観評価結果をとり、横軸に
発熱抵抗体ピッチ間隔と発熱抵抗体の主走査あるいは副
走査方向の長さの比をとっている。この実験結果では、
まず、主走査方向の長さを変化させた場合には、短くす
るほど画質が向上(高精細化)すること、600DPI
相当の画質を得るにはピッチの0.6倍、さらにはピッ
チの0.5倍以下が好ましいことがわかる。そして、副
走査方向の長さを変化させた場合にはピッチの0.8
倍、さらに好ましくは0.6倍以下が良好であることが
わかった。ここで、ピッチ間隔に対する主走査と副走査
の長さ比が異なるのは、主走査の場合には時間的に同時
発熱するため、横方向に画素が繋がり易くなるものと考
察できる。
【0033】なお、主走査及び副走査方向の長さをピッ
チ間隔の0.3倍以下とすると、形成された画素が小さ
くなると共に発熱抵抗体の単位面積当たりの発熱量が大
きくなり発熱抵抗体自身の寿命が短くなる傾向にあるの
で、0.3倍以上であることが好ましい。
チ間隔の0.3倍以下とすると、形成された画素が小さ
くなると共に発熱抵抗体の単位面積当たりの発熱量が大
きくなり発熱抵抗体自身の寿命が短くなる傾向にあるの
で、0.3倍以上であることが好ましい。
【0034】次に、この発明を用いた熱記録ヘッド1の
構成を図7をもとに説明する。図7はこの発明の千鳥状
発熱抵抗体を用いた熱記録ヘッド1と記録紙2、圧接ロ
ーラ3及びインクシート4の、熱転写プロセス要部の拡
大断面図である。図7は発熱抵抗体11を同じ基板上に
形成したときの図で、奥行き方向に複数の発熱抵抗体1
1が形成されている。ここで、Lは図2におけるA部分
の発熱抵抗体とB部分の発熱抵抗体の副走査方向の中心
間の間隔を表すもので、発熱抵抗体の副走査方向の長さ
分から考慮すると10mm以下の範囲が好ましい。Lを
10mm以下としたのは、Lを長くすると発熱抵抗体1
1の熱影響は少なくなるものの、発熱抵抗体11と圧接
ローラ3の密着性を良くするために圧接ローラ3の径を
大きくしなければならず、その結果、装置が大きくなる
ためである。なお、この図7はLを10mmにした場合
を示している。
構成を図7をもとに説明する。図7はこの発明の千鳥状
発熱抵抗体を用いた熱記録ヘッド1と記録紙2、圧接ロ
ーラ3及びインクシート4の、熱転写プロセス要部の拡
大断面図である。図7は発熱抵抗体11を同じ基板上に
形成したときの図で、奥行き方向に複数の発熱抵抗体1
1が形成されている。ここで、Lは図2におけるA部分
の発熱抵抗体とB部分の発熱抵抗体の副走査方向の中心
間の間隔を表すもので、発熱抵抗体の副走査方向の長さ
分から考慮すると10mm以下の範囲が好ましい。Lを
10mm以下としたのは、Lを長くすると発熱抵抗体1
1の熱影響は少なくなるものの、発熱抵抗体11と圧接
ローラ3の密着性を良くするために圧接ローラ3の径を
大きくしなければならず、その結果、装置が大きくなる
ためである。なお、この図7はLを10mmにした場合
を示している。
【0035】次に、図8は、図2におけるAの部分とB
の部分を分離し、それぞれ別々の熱記録ヘッド1として
構成したものである。この場合には、従来の記録装置に
使用している熱記録ヘッド1の発熱抵抗体11のサイズ
を小さくし、組立時に半ピッチずらす方法をとる。さら
に、図9のようにそれぞれの熱記録ヘッド1に対応して
圧接ローラ3を2個設ける構成や、図10のように図9
の構成に加えて、それぞれにインクシート4を設ける構
成にしてもよい。またさらに、図11のように記録紙2
として感熱紙を使用しても良く、さらに、可逆性を有し
たリライタブルフィルムや製版フィルムとしての酸化亜
鉛紙、熱によって孔を開けるステンシル用マスターシー
ト等でもよい。また、後述する中間転写ローラを用いた
記録装置に使用しても良く、図示した構成に限定されな
い。なお、図8〜図11に示す実施例においてもLは1
0mmにしている。
の部分を分離し、それぞれ別々の熱記録ヘッド1として
構成したものである。この場合には、従来の記録装置に
使用している熱記録ヘッド1の発熱抵抗体11のサイズ
を小さくし、組立時に半ピッチずらす方法をとる。さら
に、図9のようにそれぞれの熱記録ヘッド1に対応して
圧接ローラ3を2個設ける構成や、図10のように図9
の構成に加えて、それぞれにインクシート4を設ける構
成にしてもよい。またさらに、図11のように記録紙2
として感熱紙を使用しても良く、さらに、可逆性を有し
たリライタブルフィルムや製版フィルムとしての酸化亜
鉛紙、熱によって孔を開けるステンシル用マスターシー
ト等でもよい。また、後述する中間転写ローラを用いた
記録装置に使用しても良く、図示した構成に限定されな
い。なお、図8〜図11に示す実施例においてもLは1
0mmにしている。
【0036】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。図12は図2あるいは図3にお
いて、発熱抵抗体11はHh(主走査方向の長さ)>H
v(副走査方向の長さ)の関係になるように構成したも
のである。ここで、種々の実験結果、ピッチ間隔Xpと
の関係は、 Xp≧0.6*Hh であり、Hh(主走査方向の長さ)とHv(副走査方向
の長さ)の関係は Hh>0.5*Hv であることが好ましいことがわかった。さらに好ましく
は、 Hh>0.35*Hv の関係を満たすことである。かかる構成の熱記録ヘッド
1を用いる場合、記録する通常の1ドットを複数のドッ
トに分割して記録する。即ち、従来は図13のA領域に
示すように、例えば従来の熱記録ヘッドは主走査方向に
0.085mm、副走査方向に0.085mmの発熱抵抗体の発熱面積
と1記録ドットが1対1に対応していたが、この実施の
形態では同図B領域のように副走査方向の発熱面積を、
例えば前記1記録ドットの約1/3で対応しており、副
走査方向に3回の間欠送りを行うことで、1ドット分の
記録が終了するようにしている。具体的には、最初にb
3ドットのように記録され、続いてb2のように記録、
そしてb1のように記録することで1ドットの記録を終
了する。この例では副走査方向の面積を3段階に変化さ
せることで4階調(0も含む)を表現しているが、複数
回の間欠送りをし、一部分を重ね打ちすることで8階調
や32階調記録も高解像度に実現できる。なお、記録面
積の変化の仕方は、b5→b6→b7のように変化させ
ても同様の効果を奏し、特に限定されない。なお、主走
査方向は発熱抵抗体の主走査方向の長さHhは1ピッチ
の0.6以下であるので、図2あるいは図3のA部分と
B部分の発熱抵抗体各1個で1ドットを記録する。
態2について説明する。図12は図2あるいは図3にお
いて、発熱抵抗体11はHh(主走査方向の長さ)>H
v(副走査方向の長さ)の関係になるように構成したも
のである。ここで、種々の実験結果、ピッチ間隔Xpと
の関係は、 Xp≧0.6*Hh であり、Hh(主走査方向の長さ)とHv(副走査方向
の長さ)の関係は Hh>0.5*Hv であることが好ましいことがわかった。さらに好ましく
は、 Hh>0.35*Hv の関係を満たすことである。かかる構成の熱記録ヘッド
1を用いる場合、記録する通常の1ドットを複数のドッ
トに分割して記録する。即ち、従来は図13のA領域に
示すように、例えば従来の熱記録ヘッドは主走査方向に
0.085mm、副走査方向に0.085mmの発熱抵抗体の発熱面積
と1記録ドットが1対1に対応していたが、この実施の
形態では同図B領域のように副走査方向の発熱面積を、
例えば前記1記録ドットの約1/3で対応しており、副
走査方向に3回の間欠送りを行うことで、1ドット分の
記録が終了するようにしている。具体的には、最初にb
3ドットのように記録され、続いてb2のように記録、
そしてb1のように記録することで1ドットの記録を終
了する。この例では副走査方向の面積を3段階に変化さ
せることで4階調(0も含む)を表現しているが、複数
回の間欠送りをし、一部分を重ね打ちすることで8階調
や32階調記録も高解像度に実現できる。なお、記録面
積の変化の仕方は、b5→b6→b7のように変化させ
ても同様の効果を奏し、特に限定されない。なお、主走
査方向は発熱抵抗体の主走査方向の長さHhは1ピッチ
の0.6以下であるので、図2あるいは図3のA部分と
B部分の発熱抵抗体各1個で1ドットを記録する。
【0037】さらに、図13のC領域のように発熱抵抗
体11に印加するエネルギーを変化させつつ、間欠送り
で階調を表現しても良い。この場合には、概略、間欠送
り数*エネルギー変化数分だけの高階調記録が得られ、
高解像度でかつ高階調で安価な装置が実現できる。
体11に印加するエネルギーを変化させつつ、間欠送り
で階調を表現しても良い。この場合には、概略、間欠送
り数*エネルギー変化数分だけの高階調記録が得られ、
高解像度でかつ高階調で安価な装置が実現できる。
【0038】実施の形態3.次にこの発明の実施の形態
3について説明する。この実施の形態3は、複数の発熱
抵抗体11が配設された熱記録ヘッドと表面に弾力性を
有す中間転写ローラとを少なくとも用い、インクシート
に塗布されたインクを発熱抵抗体11の熱によって中間
転写ローラに転写後、記録紙に再転写する記録装置に関
するもので、特に熱記録ヘッド1を構成する発熱抵抗体
11の主走査方向あるいは副走査方向の長さの、少なく
とも一方を前記発熱抵抗体のピッチ間隔に対して0.9
倍以下としたものである。図14にこの実施の形態3の
概略構成図を示す。図15は図14のイ部分の拡大図で
ある。これ等の図で、1は熱記録ヘッドで、10及び1
1は前記熱記録ヘッドの主要部をなす前記発熱抵抗体の
電極と発熱抵抗体である。2は記録紙、3は圧接ロー
ラ、4はインクシート、21は中間転写ローラである。
ここで、この発明の特徴である発熱抵抗体11のサイズ
は発熱抵抗体ピッチ間隔Xpに対しHh及びHv共に
0.7倍とし、中間転写ローラ21と圧接ローラ3間の
圧力は5kg/A4としている。また、中間転写ローラ
21の材質としては、インクシート4上のインク転写時
には付着性に優れると共に、記録紙2への再転写時には
剥離性に優れたものを使用している。具体的には、有機
シロキサン重合体の硬化物であるシリコーンゴムやアル
ミニウム等の金属上にシリコン層やテフロン層で形成し
ている。
3について説明する。この実施の形態3は、複数の発熱
抵抗体11が配設された熱記録ヘッドと表面に弾力性を
有す中間転写ローラとを少なくとも用い、インクシート
に塗布されたインクを発熱抵抗体11の熱によって中間
転写ローラに転写後、記録紙に再転写する記録装置に関
するもので、特に熱記録ヘッド1を構成する発熱抵抗体
11の主走査方向あるいは副走査方向の長さの、少なく
とも一方を前記発熱抵抗体のピッチ間隔に対して0.9
倍以下としたものである。図14にこの実施の形態3の
概略構成図を示す。図15は図14のイ部分の拡大図で
ある。これ等の図で、1は熱記録ヘッドで、10及び1
1は前記熱記録ヘッドの主要部をなす前記発熱抵抗体の
電極と発熱抵抗体である。2は記録紙、3は圧接ロー
ラ、4はインクシート、21は中間転写ローラである。
ここで、この発明の特徴である発熱抵抗体11のサイズ
は発熱抵抗体ピッチ間隔Xpに対しHh及びHv共に
0.7倍とし、中間転写ローラ21と圧接ローラ3間の
圧力は5kg/A4としている。また、中間転写ローラ
21の材質としては、インクシート4上のインク転写時
には付着性に優れると共に、記録紙2への再転写時には
剥離性に優れたものを使用している。具体的には、有機
シロキサン重合体の硬化物であるシリコーンゴムやアル
ミニウム等の金属上にシリコン層やテフロン層で形成し
ている。
【0039】この実施の形態3の動作を説明する前に、
まず、この発明の動作原理を図16〜図22により説明
する。
まず、この発明の動作原理を図16〜図22により説明
する。
【0040】図16は、従来の熱記録ヘッド(Xp=Y
p=0.085mm)を用いてインクシート4に塗布されたイ
ンクを前記熱記録ヘッド1の熱で中間転写ローラ21に
転写した状態(A)と中間転写ローラ21から記録紙2
へ再転写した状態(B)を、中間転写ローラ21と圧接
ローラ3間の圧力をパラメータにし、それぞれのドット
径変化を測定したものである。この結果では、 1)中間転写ローラ21へ転写した状態(A)は圧力に
依存せず、ほぼ所望のドット径(解像度)を得る 2)中間転写ローラ21から記録紙2へ再転写した状態
(B)では、中間転写ローラ21と圧接ローラ3間の圧
力が増えると共にドット径も大きくなり、所望の解像度
が得られない。 ということがわかる。この特性は、各ローラの材料や大
きさ等をかえた実験においてもほぼ同様の結果であっ
た。通常、中間転写ローラ21と圧接ローラ3間の圧力
は、5kg/A4以上であれば中間転写ローラ21上の
インクが記録紙2へ良好に転写できるという実験結果を
考慮すると、記録紙2へ再転写した時のドットゲインは
1.2〜1.4倍となる。
p=0.085mm)を用いてインクシート4に塗布されたイ
ンクを前記熱記録ヘッド1の熱で中間転写ローラ21に
転写した状態(A)と中間転写ローラ21から記録紙2
へ再転写した状態(B)を、中間転写ローラ21と圧接
ローラ3間の圧力をパラメータにし、それぞれのドット
径変化を測定したものである。この結果では、 1)中間転写ローラ21へ転写した状態(A)は圧力に
依存せず、ほぼ所望のドット径(解像度)を得る 2)中間転写ローラ21から記録紙2へ再転写した状態
(B)では、中間転写ローラ21と圧接ローラ3間の圧
力が増えると共にドット径も大きくなり、所望の解像度
が得られない。 ということがわかる。この特性は、各ローラの材料や大
きさ等をかえた実験においてもほぼ同様の結果であっ
た。通常、中間転写ローラ21と圧接ローラ3間の圧力
は、5kg/A4以上であれば中間転写ローラ21上の
インクが記録紙2へ良好に転写できるという実験結果を
考慮すると、記録紙2へ再転写した時のドットゲインは
1.2〜1.4倍となる。
【0041】次に、中間転写ローラ21と圧接ローラ3
間に5kg/A4以上の圧力を加えても所望の解像度が
えられるように、熱記録ヘッドへの印加エネルギを下げ
て実験した結果を図17に示す。この結果では、中間転
写ローラ21と圧接ローラ3間の圧力が大きいほどドッ
ト径にバラツキが発生した。これは、中途半端なエネル
ギ印加により中間転写ローラ21への記録が不安定にな
っているもので、中間転写ローラ21へのインク転写確
率が転写するかしないかの50%程度となり、画像ノイ
ズとしての成分が、圧力が大きい領域ほど増大するため
と推察される。
間に5kg/A4以上の圧力を加えても所望の解像度が
えられるように、熱記録ヘッドへの印加エネルギを下げ
て実験した結果を図17に示す。この結果では、中間転
写ローラ21と圧接ローラ3間の圧力が大きいほどドッ
ト径にバラツキが発生した。これは、中途半端なエネル
ギ印加により中間転写ローラ21への記録が不安定にな
っているもので、中間転写ローラ21へのインク転写確
率が転写するかしないかの50%程度となり、画像ノイ
ズとしての成分が、圧力が大きい領域ほど増大するため
と推察される。
【0042】さらに、図18及び図19は、発熱抵抗体
11の形状と前記発熱抵抗体11の温度分布を示したも
ので、図18は従来のもの(Xp=Yp=0.085mm)、図19
は発熱抵抗体11のサイズをXp=Yp=0.068mmとしたもの
である。この結果では、従来の発熱抵抗体11の形状で
は温度分布がなだらかとなり(その結果隣接する発熱抵
抗体11の影響を受けやすい)、例えば、図18におけ
るCのように隣接する画素の温度が重なり合う所では温
度が加算され、この境界では溶融開始温度Tを越えたり
越えなかったりし(不安定となり)、その結果記録画素
としてはノイズ成分が特に増加する。これに対し図19
は発熱抵抗体11のサイズを小さくしているため、温度
分布が急峻になり、その結果温度分布に忠実な記録転写
が可能になり安定した記録を行うことが可能となる。加
えて、図20は各々の円が印加エネルギーを変化させた
ときの記録紙に転写されるドットの大きさを表わしてい
る。従って印加エネルギーを制御し、このドットの大き
さを制御することにより中間調記録も可能になる。
11の形状と前記発熱抵抗体11の温度分布を示したも
ので、図18は従来のもの(Xp=Yp=0.085mm)、図19
は発熱抵抗体11のサイズをXp=Yp=0.068mmとしたもの
である。この結果では、従来の発熱抵抗体11の形状で
は温度分布がなだらかとなり(その結果隣接する発熱抵
抗体11の影響を受けやすい)、例えば、図18におけ
るCのように隣接する画素の温度が重なり合う所では温
度が加算され、この境界では溶融開始温度Tを越えたり
越えなかったりし(不安定となり)、その結果記録画素
としてはノイズ成分が特に増加する。これに対し図19
は発熱抵抗体11のサイズを小さくしているため、温度
分布が急峻になり、その結果温度分布に忠実な記録転写
が可能になり安定した記録を行うことが可能となる。加
えて、図20は各々の円が印加エネルギーを変化させた
ときの記録紙に転写されるドットの大きさを表わしてい
る。従って印加エネルギーを制御し、このドットの大き
さを制御することにより中間調記録も可能になる。
【0043】次に、発熱抵抗体11のサイズを明確にす
るために、発熱抵抗体11の主走査の長さHh及び副走
査方向の長さHvを変化させた時の実験結果を図21に
示す。なお、図21では縦軸に記録紙へ転写した時の主
観評価結果をとり、横軸に発熱抵抗体11のピッチ間隔
Xpと発熱抵抗体11の主走査の長さHh及び副走査方
向の長さHvの比をとったもので、中間転写ローラ21
と圧接ローラ3間の圧力は5kg/A4とした。この結
果では、まず、主走査方向の長さHhを変化させた場合
には、短くするほど忠実な画質が再現できること、ドッ
トゲインを少なくするにはピッチの0.9倍、さらには
ピッチの0.7倍以下が好ましいことがわかる。そし
て、副走査方向の長さHvを変化させた場合にはピッチ
の0.9倍、さらに好ましくは0.8倍以下が良好であ
ることがわかった。ここで、ピッチ間隔Xpに対する主
走査と副走査の長さ比が異なるのは、主走査の場合には
時間的に同時発熱ため、横方向に画素が繋がり易くなる
ものと考察できる。なお、主走査の長さHh及び副走査
方向の長さHvをピッチ間隔の0.3倍以下とすると、
形成された画素が小さくなると共に発熱抵抗体の単位面
積当たりの発熱量が大きくなり発熱抵抗体11自体の寿
命が短くなる傾向にあるので、0.3倍以上であること
が好ましい。さらに、発熱抵抗体11のサイズと、中間
転写ローラ21と圧接ローラ3間の圧力との対応では、
図22のように斜線領域に設定することが望ましい。上
側の線はドットゲインを考慮したもの、下側の線は発熱
抵抗体11の寿命を考慮したものである。
るために、発熱抵抗体11の主走査の長さHh及び副走
査方向の長さHvを変化させた時の実験結果を図21に
示す。なお、図21では縦軸に記録紙へ転写した時の主
観評価結果をとり、横軸に発熱抵抗体11のピッチ間隔
Xpと発熱抵抗体11の主走査の長さHh及び副走査方
向の長さHvの比をとったもので、中間転写ローラ21
と圧接ローラ3間の圧力は5kg/A4とした。この結
果では、まず、主走査方向の長さHhを変化させた場合
には、短くするほど忠実な画質が再現できること、ドッ
トゲインを少なくするにはピッチの0.9倍、さらには
ピッチの0.7倍以下が好ましいことがわかる。そし
て、副走査方向の長さHvを変化させた場合にはピッチ
の0.9倍、さらに好ましくは0.8倍以下が良好であ
ることがわかった。ここで、ピッチ間隔Xpに対する主
走査と副走査の長さ比が異なるのは、主走査の場合には
時間的に同時発熱ため、横方向に画素が繋がり易くなる
ものと考察できる。なお、主走査の長さHh及び副走査
方向の長さHvをピッチ間隔の0.3倍以下とすると、
形成された画素が小さくなると共に発熱抵抗体の単位面
積当たりの発熱量が大きくなり発熱抵抗体11自体の寿
命が短くなる傾向にあるので、0.3倍以上であること
が好ましい。さらに、発熱抵抗体11のサイズと、中間
転写ローラ21と圧接ローラ3間の圧力との対応では、
図22のように斜線領域に設定することが望ましい。上
側の線はドットゲインを考慮したもの、下側の線は発熱
抵抗体11の寿命を考慮したものである。
【0044】さて、この発明の実施の形態3の動作につ
いて説明する。中間転写ローラ21へのインク転写及び
記録紙2への再転写は従来の間接転写方法と同様に行う
ことができる。即ち、図示しない記録指令が入力される
と熱記録ヘッド1はインクシート4を介して中間転写ロ
ーラ21に圧接される。熱記録ヘッド1の発熱抵抗体1
1のサイズはHh及びHv共にピッチ間隔に対して0.
7倍にされているので、中間転写ローラ21上のインク
像は所望の大きさの概略0.7倍の大きさで転写され
る。そして、転写されたインク像は矢印の方向に移動さ
れ、圧接ローラ3と中間転写ローラ21との間で記録紙
2に再転写される。ここで、インク像は、圧接ローラ3
と中間転写ローラ21間の圧力により肥大化し、所望の
大きさの画素が得られる。なお、記録紙2に再転写され
ずに中間転写ローラ21にインク像が残る場合にはフェ
ルト等の清掃器を適宜設けても良い。さらに、中間転写
ローラ21内にヒーター等を内蔵し、ローラ自体を加熱
し、インクシート4から中間転写ローラ21へのインク
の転写性及び中間転写ローラ21から記録紙2へのイン
クの転写性を良好にすることもできる。
いて説明する。中間転写ローラ21へのインク転写及び
記録紙2への再転写は従来の間接転写方法と同様に行う
ことができる。即ち、図示しない記録指令が入力される
と熱記録ヘッド1はインクシート4を介して中間転写ロ
ーラ21に圧接される。熱記録ヘッド1の発熱抵抗体1
1のサイズはHh及びHv共にピッチ間隔に対して0.
7倍にされているので、中間転写ローラ21上のインク
像は所望の大きさの概略0.7倍の大きさで転写され
る。そして、転写されたインク像は矢印の方向に移動さ
れ、圧接ローラ3と中間転写ローラ21との間で記録紙
2に再転写される。ここで、インク像は、圧接ローラ3
と中間転写ローラ21間の圧力により肥大化し、所望の
大きさの画素が得られる。なお、記録紙2に再転写され
ずに中間転写ローラ21にインク像が残る場合にはフェ
ルト等の清掃器を適宜設けても良い。さらに、中間転写
ローラ21内にヒーター等を内蔵し、ローラ自体を加熱
し、インクシート4から中間転写ローラ21へのインク
の転写性及び中間転写ローラ21から記録紙2へのイン
クの転写性を良好にすることもできる。
【0045】なお、この実施の形態では発熱抵抗体11
の主走査の長さHh及び副走査方向の長さHv共にピッ
チ間隔に対して0.7倍にされているが、図21からも
明らかなように主走査方向の長さHhまたは副走査方向
の長さHvの何れか一方を主走査方向のピッチ間隔に対
して0.9倍以下にするだけでも、従来装置に比べ十分
な効果が得られる。
の主走査の長さHh及び副走査方向の長さHv共にピッ
チ間隔に対して0.7倍にされているが、図21からも
明らかなように主走査方向の長さHhまたは副走査方向
の長さHvの何れか一方を主走査方向のピッチ間隔に対
して0.9倍以下にするだけでも、従来装置に比べ十分
な効果が得られる。
【0046】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4について説明する。この実施の形態4は中間転写ロ
ーラ21にシリコーンオイルを塗布するようにしたもの
で、図14に示す実施の形態3に図23に示すようにシ
リコーンオイル供給手段30にてシリコーンオイル31
を中間転写ローラ21に塗布する構成にしたものであ
る。中間転写ローラ21は、長期間使用すると離型性が
低下するという課題があり、この実施の形態4は前記課
題を解決するものである。
態4について説明する。この実施の形態4は中間転写ロ
ーラ21にシリコーンオイルを塗布するようにしたもの
で、図14に示す実施の形態3に図23に示すようにシ
リコーンオイル供給手段30にてシリコーンオイル31
を中間転写ローラ21に塗布する構成にしたものであ
る。中間転写ローラ21は、長期間使用すると離型性が
低下するという課題があり、この実施の形態4は前記課
題を解決するものである。
【0047】図23はこの実施の形態4の概略構成図を
示し、図24は図23におけるイ部分の拡大図である。
図23において、シリコーンオイル供給手段30は、シ
リコーンオイル31が収容された筐体30a、この筐体
30a内のシリコーンオイル31をその表面に塗布する
第1ローラ30b、前記中間転写ローラ21の表面に接
触し、シリコーンオイル31を前記中間転写ローラ21
に塗布するシリコーンオイル供給ローラ30d、前記第
1ローラ30b表面のシリコーンオイル31を前記シリ
コーンオイル供給ローラ30dに橋渡しする第2ローラ
30cから構成される。
示し、図24は図23におけるイ部分の拡大図である。
図23において、シリコーンオイル供給手段30は、シ
リコーンオイル31が収容された筐体30a、この筐体
30a内のシリコーンオイル31をその表面に塗布する
第1ローラ30b、前記中間転写ローラ21の表面に接
触し、シリコーンオイル31を前記中間転写ローラ21
に塗布するシリコーンオイル供給ローラ30d、前記第
1ローラ30b表面のシリコーンオイル31を前記シリ
コーンオイル供給ローラ30dに橋渡しする第2ローラ
30cから構成される。
【0048】動作としては、まず、シリコーンオイル供
給手段30にてシリコーンオイル31を3段のローラ3
0a、30c、30dを介して中間転写ローラ21に塗
布し、その上に熱記録ヘッド1の熱によって溶融された
インクが転写される。次に、中間転写ローラ21上のイ
ンク像は圧接ローラ3の圧力により記録紙2に再転写さ
れる。なお、シリコーンオイル31を塗布した中間転写
ローラ21上では、発熱抵抗体11に応じた所望のイン
ク像が形成され、また、記録紙2上では解像度に応じた
所望のドットが形成されることを確認した。さらに、1
000回以上の記録に対しても、初期状態と遜色ない画
質が得られ、所望の解像度で、高寿命の記録が実現でき
た。なお、シリコーンオイル31の塗布量は、厚みが0.
0001mm〜0.005mm程度が好ましい。これは0.0001mmより
薄いと効果が薄れ、0.005mm以上になるとシリコーンオ
イル31の紙への付着が多くなり、記録紙の変質を招く
ためである。
給手段30にてシリコーンオイル31を3段のローラ3
0a、30c、30dを介して中間転写ローラ21に塗
布し、その上に熱記録ヘッド1の熱によって溶融された
インクが転写される。次に、中間転写ローラ21上のイ
ンク像は圧接ローラ3の圧力により記録紙2に再転写さ
れる。なお、シリコーンオイル31を塗布した中間転写
ローラ21上では、発熱抵抗体11に応じた所望のイン
ク像が形成され、また、記録紙2上では解像度に応じた
所望のドットが形成されることを確認した。さらに、1
000回以上の記録に対しても、初期状態と遜色ない画
質が得られ、所望の解像度で、高寿命の記録が実現でき
た。なお、シリコーンオイル31の塗布量は、厚みが0.
0001mm〜0.005mm程度が好ましい。これは0.0001mmより
薄いと効果が薄れ、0.005mm以上になるとシリコーンオ
イル31の紙への付着が多くなり、記録紙の変質を招く
ためである。
【0049】実施の形態5.また、この発明の他の実施
の形態として、図25のような構成にすることも可能で
ある。即ち、図23では常時シリコーンオイル31を中
間転写ローラ21に塗布するようにしているが、中間転
写ローラ21の回転数を計数する回転計数手段32を設
け、この回転計数手段32の出力に応じて、シリコーン
オイル供給ローラ30dを中間転写ローラ21に圧接あ
るいは解除するようにしてもよい。例えば、中間転写ロ
ーラ21が1000回転した毎にシリコーンオイル供給
ローラ30dを中間転写ローラ21に圧接し30回転し
た後、解除すれば、離型性を初期状態と同じようにする
ことができる。この結果、中間転写ローラ21にはイン
ク像の残りは完全になくなり、清掃手段等は不要にな
る。なお、シリコーンオイルを塗布しない従来の装置に
あっては約1000枚以上で中間転写ローラの交換が必
要となっていた。
の形態として、図25のような構成にすることも可能で
ある。即ち、図23では常時シリコーンオイル31を中
間転写ローラ21に塗布するようにしているが、中間転
写ローラ21の回転数を計数する回転計数手段32を設
け、この回転計数手段32の出力に応じて、シリコーン
オイル供給ローラ30dを中間転写ローラ21に圧接あ
るいは解除するようにしてもよい。例えば、中間転写ロ
ーラ21が1000回転した毎にシリコーンオイル供給
ローラ30dを中間転写ローラ21に圧接し30回転し
た後、解除すれば、離型性を初期状態と同じようにする
ことができる。この結果、中間転写ローラ21にはイン
ク像の残りは完全になくなり、清掃手段等は不要にな
る。なお、シリコーンオイルを塗布しない従来の装置に
あっては約1000枚以上で中間転写ローラの交換が必
要となっていた。
【0050】実施の形態6.次に、別の発明の実施の形
態について説明する。図26は図14に示す実施の形態
3に記録紙2を加熱する手段40を設けたもので、記録
紙2の加熱によって中間転写ローラ21から記録紙2へ
の転写性を良好にしたものである。図26において、4
0は平板ヒータからなる記録紙加熱手段で記録紙2を加
熱するものである。動作としては、図示しない印字指令
が外部より入力されると熱記録ヘッド1による中間転写
ローラ21へのインク転写と同時に記録紙2が左側より
搬送される。これに先だって、平板ヒータ40を概略3
0℃以上70℃以下に加熱する。ここで、平面ヒータ4
0の温度はインクの材料やローラ等の熱抵抗等で異なる
が、中間転写ローラ21表面上のインク像と記録紙2が
接触する状態時にインクのガラス転移点以上(あるいは
軟化開始温度以上)でかつ融点以下の温度であることが
望ましい。この温度帯は、インク粘着力が増大し外部か
らの力で変形し易くなり、中間転写ローラ21表面上の
インク像は記録紙2上で所望の大きさのドットになり、
高画質記録が得られる。
態について説明する。図26は図14に示す実施の形態
3に記録紙2を加熱する手段40を設けたもので、記録
紙2の加熱によって中間転写ローラ21から記録紙2へ
の転写性を良好にしたものである。図26において、4
0は平板ヒータからなる記録紙加熱手段で記録紙2を加
熱するものである。動作としては、図示しない印字指令
が外部より入力されると熱記録ヘッド1による中間転写
ローラ21へのインク転写と同時に記録紙2が左側より
搬送される。これに先だって、平板ヒータ40を概略3
0℃以上70℃以下に加熱する。ここで、平面ヒータ4
0の温度はインクの材料やローラ等の熱抵抗等で異なる
が、中間転写ローラ21表面上のインク像と記録紙2が
接触する状態時にインクのガラス転移点以上(あるいは
軟化開始温度以上)でかつ融点以下の温度であることが
望ましい。この温度帯は、インク粘着力が増大し外部か
らの力で変形し易くなり、中間転写ローラ21表面上の
インク像は記録紙2上で所望の大きさのドットになり、
高画質記録が得られる。
【0051】実施の形態7.さらに、この発明の他の実
施の形態としては、図27のように記録紙加熱手段を加
熱ローラ41としたもの、図28のように圧接ローラ3
内に設けられたヒータ3aによって圧接ローラ3そのも
のを加熱させたもの、図29のように中間転写ローラ2
1内に設けられたヒータ21aによって中間転写ローラ
21そのものを加熱したもの、あるいはヒータ3aとヒ
ータ21aを圧接ローラ3及び中間転写ローラ21内そ
れぞれに設け、圧接ローラ3と中間転写ローラ21の両
者を加熱したものでもよく、同様の効果を奏する。特
に、圧接ローラ3や中間転写ローラ21を加熱する場合
には、例えば、図30のようなシーケンスをとる。圧接
ローラ3を加熱する場合で説明すると、まず圧接ローラ
3を加熱し(ステップ51)、次に記録紙2を加熱しな
がら図28上の左側から右側に搬送(ステップ52)す
る。そして、記録紙2を加熱しながら図28上の右側か
ら左側に搬送(ステップ53)させて記録紙2を戻す。
それから、1ライン毎に中間転写ローラ21にインク像
を転写後(ステップ54)、中間転写ローラ21を回転
させ記録紙2に再転写し(ステップ55)、1画面の記
録を完了する(ステップ56)。なお、図30のシーケ
ンスでは、ステップ52あるいはステップ53を用いて
一度記録紙を加熱してから中間転写ローラ21にインク
像を転写するようにしているが、ステップ53を省くよ
うな簡易なシーケンスにおいても同様の効果を奏する。
施の形態としては、図27のように記録紙加熱手段を加
熱ローラ41としたもの、図28のように圧接ローラ3
内に設けられたヒータ3aによって圧接ローラ3そのも
のを加熱させたもの、図29のように中間転写ローラ2
1内に設けられたヒータ21aによって中間転写ローラ
21そのものを加熱したもの、あるいはヒータ3aとヒ
ータ21aを圧接ローラ3及び中間転写ローラ21内そ
れぞれに設け、圧接ローラ3と中間転写ローラ21の両
者を加熱したものでもよく、同様の効果を奏する。特
に、圧接ローラ3や中間転写ローラ21を加熱する場合
には、例えば、図30のようなシーケンスをとる。圧接
ローラ3を加熱する場合で説明すると、まず圧接ローラ
3を加熱し(ステップ51)、次に記録紙2を加熱しな
がら図28上の左側から右側に搬送(ステップ52)す
る。そして、記録紙2を加熱しながら図28上の右側か
ら左側に搬送(ステップ53)させて記録紙2を戻す。
それから、1ライン毎に中間転写ローラ21にインク像
を転写後(ステップ54)、中間転写ローラ21を回転
させ記録紙2に再転写し(ステップ55)、1画面の記
録を完了する(ステップ56)。なお、図30のシーケ
ンスでは、ステップ52あるいはステップ53を用いて
一度記録紙を加熱してから中間転写ローラ21にインク
像を転写するようにしているが、ステップ53を省くよ
うな簡易なシーケンスにおいても同様の効果を奏する。
【0052】実施の形態8.次にこの発明の実施の形態
8について説明する。図31はこの実施の形態8の概略
構成図を示し、図32はそのイ部分の拡大図である。、
図31、図32に示すようにこの実施の形態8は、イン
ク材料として過冷却インクを用いたものでインクシート
を、ポリエチレンテフタレート(以下PETと言う)等
の基材層61と過冷却インク層62で構成した過冷却イ
ンクシート60としたものである。動作としては、過冷
却インクシート60を基材側61から熱記録ヘッド1で
加熱し過冷却インク層62を溶融あるいは軟化させ、所
望の記録パターンで中間転写ローラ21に転写し、記録
紙2に再転写させる。ここで、過冷却インク層62ある
いは中間転写ローラ21に転写されたインク像は、一度
溶融あるいは軟化すると所定時間前記溶融あるいは軟化
状態を保持する性質を有すもので、中間転写ローラ21
と圧接ローラ3間の圧力や中間転写ローラ21の加熱等
を不要、あるいは軽減するものである。具体的には、過
冷却インク層62は染料あるいは顔料等の色剤を過冷却
特性を有すバインダーに分散させて構成している。過冷
却特性を有すバインダーとしては、公知の過冷却物質、
例えばダイヤミッド(日本化成)等のアミドワックス系
やアセトアリニド等を単独あるいは2種以上の組み合わ
せで構成する。
8について説明する。図31はこの実施の形態8の概略
構成図を示し、図32はそのイ部分の拡大図である。、
図31、図32に示すようにこの実施の形態8は、イン
ク材料として過冷却インクを用いたものでインクシート
を、ポリエチレンテフタレート(以下PETと言う)等
の基材層61と過冷却インク層62で構成した過冷却イ
ンクシート60としたものである。動作としては、過冷
却インクシート60を基材側61から熱記録ヘッド1で
加熱し過冷却インク層62を溶融あるいは軟化させ、所
望の記録パターンで中間転写ローラ21に転写し、記録
紙2に再転写させる。ここで、過冷却インク層62ある
いは中間転写ローラ21に転写されたインク像は、一度
溶融あるいは軟化すると所定時間前記溶融あるいは軟化
状態を保持する性質を有すもので、中間転写ローラ21
と圧接ローラ3間の圧力や中間転写ローラ21の加熱等
を不要、あるいは軽減するものである。具体的には、過
冷却インク層62は染料あるいは顔料等の色剤を過冷却
特性を有すバインダーに分散させて構成している。過冷
却特性を有すバインダーとしては、公知の過冷却物質、
例えばダイヤミッド(日本化成)等のアミドワックス系
やアセトアリニド等を単独あるいは2種以上の組み合わ
せで構成する。
【0053】以上のような過冷却インクシート60を作
成し、図31に示した装置で実験を行ったところ、中間
転写ローラ21の加熱がなくとも記録紙に良好な(所望
の解像度での)記録画を得ることができた。なお、イン
ク像の過冷却特性を有する時間としては、装置構成等で
異なるものの、0.5秒〜10秒程度が好ましい。
成し、図31に示した装置で実験を行ったところ、中間
転写ローラ21の加熱がなくとも記録紙に良好な(所望
の解像度での)記録画を得ることができた。なお、イン
ク像の過冷却特性を有する時間としては、装置構成等で
異なるものの、0.5秒〜10秒程度が好ましい。
【0054】実施の形態9.次にこの発明の実施の形態
9について説明する。図33はこの実施の形態9の概略
構成図を示し、図34はそのイ部分の拡大図である。こ
の実施の形態9は、インク材料としてレジン系インクを
用いたもので、図33、図34に示すようにインクシー
トを、PET等の基材層61とレジン系インク層71で
構成したレジン系インクシート70としたものである。
動作としては、レジン系インクシート70を基材側61
から熱記録ヘッド1で加熱し、レジン系インク層71を
溶融あるいは軟化させ、所望の記録パターンで中間転写
ローラ21に転写し、記録紙2に再転写させる。ここ
で、レジン系インク層71は、従来のワックス系インク
に比べ記録紙2への染み込み、あるいは記録紙2への再
転写時のインク像のインク内部での分断等が少なく、中
間転写ローラ21表面上のインク像が記録紙2へ所望の
大きさ(ドットゲインを含んだ)での均一な転写や中間
転写ローラ21表面への残像が無くなる等の特長があ
る。具体的には、レジン系インク層71は染料あるいは
顔料等の色剤をエポキシ、スチレンーアクリル共重合
体、ポリエステル、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポ
リエチレン等のレジン系バインダーに分散させて構成す
る。
9について説明する。図33はこの実施の形態9の概略
構成図を示し、図34はそのイ部分の拡大図である。こ
の実施の形態9は、インク材料としてレジン系インクを
用いたもので、図33、図34に示すようにインクシー
トを、PET等の基材層61とレジン系インク層71で
構成したレジン系インクシート70としたものである。
動作としては、レジン系インクシート70を基材側61
から熱記録ヘッド1で加熱し、レジン系インク層71を
溶融あるいは軟化させ、所望の記録パターンで中間転写
ローラ21に転写し、記録紙2に再転写させる。ここ
で、レジン系インク層71は、従来のワックス系インク
に比べ記録紙2への染み込み、あるいは記録紙2への再
転写時のインク像のインク内部での分断等が少なく、中
間転写ローラ21表面上のインク像が記録紙2へ所望の
大きさ(ドットゲインを含んだ)での均一な転写や中間
転写ローラ21表面への残像が無くなる等の特長があ
る。具体的には、レジン系インク層71は染料あるいは
顔料等の色剤をエポキシ、スチレンーアクリル共重合
体、ポリエステル、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポ
リエチレン等のレジン系バインダーに分散させて構成す
る。
【0055】さらに、レジン系インクシート70を用い
る場合には、中間転写ローラ21表面上に所望の小さな
インク像を確実に形成するために溶融あるいは軟化直後
にインク像をレジン系インクシート70から剥離するこ
とが望ましい。これには、例えば記録速度を0.5ms
/lineのように早くしたり、発熱抵抗体11が熱記
録ヘッド1の端面にあるエッジタイプを使用したりする
ことが好ましい。
る場合には、中間転写ローラ21表面上に所望の小さな
インク像を確実に形成するために溶融あるいは軟化直後
にインク像をレジン系インクシート70から剥離するこ
とが望ましい。これには、例えば記録速度を0.5ms
/lineのように早くしたり、発熱抵抗体11が熱記
録ヘッド1の端面にあるエッジタイプを使用したりする
ことが好ましい。
【0056】実施の形態10.次にこの発明の実施の形
態10について説明する。図35はこの実施の形態10
の概略構成図を示し、図36はそのイ部分の拡大図であ
る。この実施の形態10は、インク材料として過冷却イ
ンクとレジン系インクを用いたもので、図35、図36
に示すようにインクシートをPET等の基材層61及び
過冷却インク層62とレジン系インク層63で構成し、
積層インクシート72としたものである。動作として
は、インクシート72を基材側61から熱記録ヘッド1
で加熱し、過冷却インク層62及びレジン系インク層7
1を溶融あるいは軟化させ、所望の記録パターンで中間
転写ローラ21に転写し、記録紙2に再転写させる。こ
こで、過冷却インク層62とレジン系インク層71を積
層したのは、インク像の転移性を向上させるためのもの
で、中間転写ローラ21表面上のインク像の中間転写ロ
ーラ21側を堅く、表面側を軟化あるいは溶融状態と
し、記録紙2へのインク像の転移面と中間転写ローラ2
1の剥離面の表面状態を変化させることにより、インク
像の完全転写を可能としたものである。即ち、従来はイ
ンク像の接着面と剥離面の表面状態が全く同一なため、
インク像内部での分裂あるいはインク像の転写性不良と
いう課題を有しているが、この実施の形態10では異な
るインク材料を積層することで解決したものである。な
お、過冷却インクあるいはレジン系インクの材料は上記
実施の形態8及び実施の形態9で記述したものがそのま
ま使用でき、適宜添加剤等を加えても同様の効果を奏す
る。また、過冷却インク層62とレジン系インク層71
間の接着力を強化するために、アンカー層等をいれた構
成にしてよく、層構成は特に限定されない。
態10について説明する。図35はこの実施の形態10
の概略構成図を示し、図36はそのイ部分の拡大図であ
る。この実施の形態10は、インク材料として過冷却イ
ンクとレジン系インクを用いたもので、図35、図36
に示すようにインクシートをPET等の基材層61及び
過冷却インク層62とレジン系インク層63で構成し、
積層インクシート72としたものである。動作として
は、インクシート72を基材側61から熱記録ヘッド1
で加熱し、過冷却インク層62及びレジン系インク層7
1を溶融あるいは軟化させ、所望の記録パターンで中間
転写ローラ21に転写し、記録紙2に再転写させる。こ
こで、過冷却インク層62とレジン系インク層71を積
層したのは、インク像の転移性を向上させるためのもの
で、中間転写ローラ21表面上のインク像の中間転写ロ
ーラ21側を堅く、表面側を軟化あるいは溶融状態と
し、記録紙2へのインク像の転移面と中間転写ローラ2
1の剥離面の表面状態を変化させることにより、インク
像の完全転写を可能としたものである。即ち、従来はイ
ンク像の接着面と剥離面の表面状態が全く同一なため、
インク像内部での分裂あるいはインク像の転写性不良と
いう課題を有しているが、この実施の形態10では異な
るインク材料を積層することで解決したものである。な
お、過冷却インクあるいはレジン系インクの材料は上記
実施の形態8及び実施の形態9で記述したものがそのま
ま使用でき、適宜添加剤等を加えても同様の効果を奏す
る。また、過冷却インク層62とレジン系インク層71
間の接着力を強化するために、アンカー層等をいれた構
成にしてよく、層構成は特に限定されない。
【0057】実施の形態11.次にこの発明の実施の形
態11について説明する。図37はこの実施の形態11
の概略構成図を示す。この実施の形態11は、1ドット
の記録面積を多段階に変化させ階調表現させたものであ
る。図37は図14に示す実施の形態3に階調制御手段
80を新たに設けたもので、図38に示すように印加エ
ネルギを制御し、例えば、5階調の面積階調表現を行う
ものである。ここで、熱記録ヘッド1の発熱抵抗体11
はXp=Yp=0.068mmとしており、図39に示すように印加
エネルギと記録濃度の特性において、従来の発熱抵抗体
を用いたものに比べ、なだらか(階調表現が容易)で、
かつバラツキのない記録が可能になっている。
態11について説明する。図37はこの実施の形態11
の概略構成図を示す。この実施の形態11は、1ドット
の記録面積を多段階に変化させ階調表現させたものであ
る。図37は図14に示す実施の形態3に階調制御手段
80を新たに設けたもので、図38に示すように印加エ
ネルギを制御し、例えば、5階調の面積階調表現を行う
ものである。ここで、熱記録ヘッド1の発熱抵抗体11
はXp=Yp=0.068mmとしており、図39に示すように印加
エネルギと記録濃度の特性において、従来の発熱抵抗体
を用いたものに比べ、なだらか(階調表現が容易)で、
かつバラツキのない記録が可能になっている。
【0058】階調制御手段80は、例えば、図40のよ
うに構成される。同図において、90は、例えば、3ビ
ット構成の階調情報を含む入力データ信号、即ち入力階
調データが入力される入力端子、91は、1ライン分
の、例えば1280画素分の入力階調データを格納する
記憶手段、93は階調基準値を出力する階調基準値発生
手段、92は比較手段で、記憶手段91から出力される
階調データと階調基準値発生手段93から出力される階
調基準値とを比較し、階調基準値以上であれば’1’
を、未満であれば’0’を出力するものである。94は
通電パルス発生手段で、階調基準値発生手段93から出
力される階調基準値を入力として通電パルスを発せさせ
るもの、そして、比較手段92からの2値データと通電
パルス発生手段94からの通電パルスを入力し選択的に
所望の発熱抵抗体を発熱させ記録紙にインクを転写させ
るものである。
うに構成される。同図において、90は、例えば、3ビ
ット構成の階調情報を含む入力データ信号、即ち入力階
調データが入力される入力端子、91は、1ライン分
の、例えば1280画素分の入力階調データを格納する
記憶手段、93は階調基準値を出力する階調基準値発生
手段、92は比較手段で、記憶手段91から出力される
階調データと階調基準値発生手段93から出力される階
調基準値とを比較し、階調基準値以上であれば’1’
を、未満であれば’0’を出力するものである。94は
通電パルス発生手段で、階調基準値発生手段93から出
力される階調基準値を入力として通電パルスを発せさせ
るもの、そして、比較手段92からの2値データと通電
パルス発生手段94からの通電パルスを入力し選択的に
所望の発熱抵抗体を発熱させ記録紙にインクを転写させ
るものである。
【0059】図40に示したこの実施の形態11の動作
を示す前に、まず、この実施の形態11の階調記録方法
の動作原理を説明する。入力階調データは、例えば5階
調の場合、5値データ(0〜4値データ)で与えられ
る。しかし、通常利用できる熱記録ヘッドは’1’(記
録)と’0’(非記録)の2値データでしか入力するこ
とができない。従って、階調記録を行うためには階調毎
に2値データをサーマルヘッドに転送し、その都度通電
パルスを与えなければならず、5階調の場合には、4回
のデータ転送と4回の通電が必要となる。5値データを
2値データに変換するには、5値データを階調基準値と
比較し、5値データが階調基準値以上のあいだは2値デ
ータとして’1’を出し続け、5値データが階調基準値
より小さくなると4階調目まで’0’を出し続け、5階
調目で’1’を出すようにする。即ち、入力階調データ
がnの場合、n個の’1’と(4−n)個の’0’を出
力するようにする。
を示す前に、まず、この実施の形態11の階調記録方法
の動作原理を説明する。入力階調データは、例えば5階
調の場合、5値データ(0〜4値データ)で与えられ
る。しかし、通常利用できる熱記録ヘッドは’1’(記
録)と’0’(非記録)の2値データでしか入力するこ
とができない。従って、階調記録を行うためには階調毎
に2値データをサーマルヘッドに転送し、その都度通電
パルスを与えなければならず、5階調の場合には、4回
のデータ転送と4回の通電が必要となる。5値データを
2値データに変換するには、5値データを階調基準値と
比較し、5値データが階調基準値以上のあいだは2値デ
ータとして’1’を出し続け、5値データが階調基準値
より小さくなると4階調目まで’0’を出し続け、5階
調目で’1’を出すようにする。即ち、入力階調データ
がnの場合、n個の’1’と(4−n)個の’0’を出
力するようにする。
【0060】次に4回の通電方法を説明する。溶融型等
の熱記録方式の基本濃度特性は通電パルスに対しS字カ
ーブを描く。従って、階調毎に通電パルスを一定にする
とΔOD(Optical Density)が一定とならず、ハイラ
イト部及びシャドウ部の再現性が得られない。そこで、
階調毎に例えばパルス幅を変化させOD−階調特性がリ
ニアになるように予め設定している。回路の動作として
は、熱記録ヘッドへ1階調目に相当する2値データを転
送した後、1階調目に相当する通電パルスを与え、同時
に2階調目に相当する2値データを転送するという手順
で動作が行われ、最後の4階調の通電パルスで最大濃度
を得ている。
の熱記録方式の基本濃度特性は通電パルスに対しS字カ
ーブを描く。従って、階調毎に通電パルスを一定にする
とΔOD(Optical Density)が一定とならず、ハイラ
イト部及びシャドウ部の再現性が得られない。そこで、
階調毎に例えばパルス幅を変化させOD−階調特性がリ
ニアになるように予め設定している。回路の動作として
は、熱記録ヘッドへ1階調目に相当する2値データを転
送した後、1階調目に相当する通電パルスを与え、同時
に2階調目に相当する2値データを転送するという手順
で動作が行われ、最後の4階調の通電パルスで最大濃度
を得ている。
【0061】次に、動作について説明する。まず、入力
端子90には、図示しないホストコンピュータやTV画
像をA/D変換したあとのデジタルの階調データが順次
入力され、記憶手段91に図示しないアドレス発生手段
からの出力に応じて1ライン分順次記憶される。そし
て、熱記録ヘッド1の1番目の発熱抵抗体に対応する階
調データを記憶手段91から読み出すと共に、階調基準
値発生手段93から階調基準値’1’を発生させ、比較
手段92で階調データと階調基準値を比較する。そし
て、階調データが階調基準値以上であれば2値データ’
1’を、小さければ’0’を図示しないサーマルヘッド
クロックに同期して熱記録ヘッド1に転送する。この動
作を熱記録ヘッドの2番目の発熱抵抗体以降も順次行
う。一方、階調基準値発生手段93の出力は、通電パル
ス発生手段94に出力されており、階調基準値に対応す
る通電パルスが出力される。
端子90には、図示しないホストコンピュータやTV画
像をA/D変換したあとのデジタルの階調データが順次
入力され、記憶手段91に図示しないアドレス発生手段
からの出力に応じて1ライン分順次記憶される。そし
て、熱記録ヘッド1の1番目の発熱抵抗体に対応する階
調データを記憶手段91から読み出すと共に、階調基準
値発生手段93から階調基準値’1’を発生させ、比較
手段92で階調データと階調基準値を比較する。そし
て、階調データが階調基準値以上であれば2値データ’
1’を、小さければ’0’を図示しないサーマルヘッド
クロックに同期して熱記録ヘッド1に転送する。この動
作を熱記録ヘッドの2番目の発熱抵抗体以降も順次行
う。一方、階調基準値発生手段93の出力は、通電パル
ス発生手段94に出力されており、階調基準値に対応す
る通電パルスが出力される。
【0062】ここで、階調基準値と通電パルスの関係
は、例えば、階調基準値が’1’であれば、通電パルス
は’10’に対応する幅が出力され、階調基準値が’
2’であれば、’8’に対応する幅が、階調基準値が’
3’であれば、通電パルスは’5’に対応する幅が出力
され、階調基準値が’4’であれば、’5’に対応する
幅が出力されるように予め設定される。故に、上記のよ
うに階調基準値が’1’であれば、通電パルス発生手段
5では’10’が選択され、通電パルス発生手段94内
でこの値が保持される。そして、再び記憶手段91から
1ライン分の階調データを図示しないアドレス発生手段
で読み出し、これと同時に階調基準値発生手段93から
階調基準値’2’を発生させ比較手段92で比較し、2
値データに変換して熱記録ヘッド1に出力する。一方、
通電パルス発生手段94は、熱記録ヘッド1に2値デー
タを出力すると同時に、階調基準値が’1’の時に保持
した’10’の値を熱記録ヘッド1に出力すると共に、
階調基準値’2’に対応した通電パルス’8’が選択さ
れ保持される。同様に階調基準値発生手段93から階調
基準値を3、4のように発生させ記録を終了する。そし
て、図示しない紙送り手段にて1ピッチ分(発熱抵抗体
のピッチ分)だけ記録紙を送る。そして、この動作を1
画面分行うことにより2次元の画像を得る。
は、例えば、階調基準値が’1’であれば、通電パルス
は’10’に対応する幅が出力され、階調基準値が’
2’であれば、’8’に対応する幅が、階調基準値が’
3’であれば、通電パルスは’5’に対応する幅が出力
され、階調基準値が’4’であれば、’5’に対応する
幅が出力されるように予め設定される。故に、上記のよ
うに階調基準値が’1’であれば、通電パルス発生手段
5では’10’が選択され、通電パルス発生手段94内
でこの値が保持される。そして、再び記憶手段91から
1ライン分の階調データを図示しないアドレス発生手段
で読み出し、これと同時に階調基準値発生手段93から
階調基準値’2’を発生させ比較手段92で比較し、2
値データに変換して熱記録ヘッド1に出力する。一方、
通電パルス発生手段94は、熱記録ヘッド1に2値デー
タを出力すると同時に、階調基準値が’1’の時に保持
した’10’の値を熱記録ヘッド1に出力すると共に、
階調基準値’2’に対応した通電パルス’8’が選択さ
れ保持される。同様に階調基準値発生手段93から階調
基準値を3、4のように発生させ記録を終了する。そし
て、図示しない紙送り手段にて1ピッチ分(発熱抵抗体
のピッチ分)だけ記録紙を送る。そして、この動作を1
画面分行うことにより2次元の画像を得る。
【0063】実施の形態12.次にこの発明の実施の形
態12について説明する。この実施の形態12は、弾力
性を有す中間転写ローラを少なくとも用い、前記中間転
写ローラにインク像を形成後、記録紙に再転写する記録
装置において、インク材料に紫外線硬化剤を含ませると
共に、記録紙に再転写後、光定着手段にて記録紙に光定
着させたものである。図41はこの実施の形態12の概
略構成図を示し、図42はそのイ部分の拡大図である。
この実施の形態12は、図14の実施の形態3に前記中
間転写ローラ21と圧接ローラ3より紙送りされた後の
記録紙2に紫外線を照射する光定着手段100とインク
シート4のかわりに紫外線硬化インクシート101を設
けたもので、記録紙2への転写したインク像を堅牢化
(耐候性向上)したものである。紫外線硬化インクシー
ト101はPET等の基材61上に紫外線硬化インク層
102を形成したものである。
態12について説明する。この実施の形態12は、弾力
性を有す中間転写ローラを少なくとも用い、前記中間転
写ローラにインク像を形成後、記録紙に再転写する記録
装置において、インク材料に紫外線硬化剤を含ませると
共に、記録紙に再転写後、光定着手段にて記録紙に光定
着させたものである。図41はこの実施の形態12の概
略構成図を示し、図42はそのイ部分の拡大図である。
この実施の形態12は、図14の実施の形態3に前記中
間転写ローラ21と圧接ローラ3より紙送りされた後の
記録紙2に紫外線を照射する光定着手段100とインク
シート4のかわりに紫外線硬化インクシート101を設
けたもので、記録紙2への転写したインク像を堅牢化
(耐候性向上)したものである。紫外線硬化インクシー
ト101はPET等の基材61上に紫外線硬化インク層
102を形成したものである。
【0064】動作としては、紫外線硬化インクシート1
01を基材側61から熱記録ヘッド1で加熱し、紫外線
硬化インク層102を溶融あるいは軟化させ、所望の記
録パターンで中間転写ローラ21に転写し記録紙2に再
転写させ、その後、光定着手段100にて光照射させ
る。
01を基材側61から熱記録ヘッド1で加熱し、紫外線
硬化インク層102を溶融あるいは軟化させ、所望の記
録パターンで中間転写ローラ21に転写し記録紙2に再
転写させ、その後、光定着手段100にて光照射させ
る。
【0065】ここで、紫外線硬化インク層102は、顔
料や染料の色剤と、アクリル基やメタリクル基等を含む
アクリレート系の光重合性モノマーやオリゴマーの紫外
線硬化剤等、公知のものが使用できる。また、光定着手
段としては公知のキセノンランプや水銀ランプ等が使用
でき、照射量は10〜6000mJ/cm2が適当であ
った。
料や染料の色剤と、アクリル基やメタリクル基等を含む
アクリレート系の光重合性モノマーやオリゴマーの紫外
線硬化剤等、公知のものが使用できる。また、光定着手
段としては公知のキセノンランプや水銀ランプ等が使用
でき、照射量は10〜6000mJ/cm2が適当であ
った。
【0066】実施の形態13.次にこの発明の実施の形
態13について説明する。この実施の形態13は、弾力
性を有す中間転写ローラを少なくとも用い、前記中間転
写ローラにインク像を形成後、記録紙に再転写する記録
装置において、中間転写ローラにインク像を形成中に光
を照射することによってインク像を半硬化させたもので
ある。図43は、図43はこの実施の形態13の概略構
成図を示し、図44はそのイ部分の拡大図である。この
実施の形態13は図14の実施の形態3に、熱記録ヘッ
ドによりインク像が転写された後の中間転写ローラを紫
外線照射する光定着手段100とインクシート4のかわ
りに紫外線硬化インクシート101を設けたもので、イ
ンク像の記録紙2への転写性を向上させたものである。
動作としては、紫外線硬化インクシート101を基材側
61から熱記録ヘッド1で加熱し、紫外線硬化インク層
102を溶融あるいは軟化させ、所望の記録パターンで
中間転写ローラ21に転写させ、その後光定着手段10
0にて中間転写ローラ21のインク像を半硬化(インク
像表面は未硬化、中間転写ローラ21側は硬化)させ、
その後、記録紙2に再転写させたものである。なお、光
定着手段100及び紫外線硬化インク層102は、図2
2に示す実施の形態12のものと同様のものが使用でき
る。また、光定着手段100の照射量は、インク像の半
硬化に使用するため10〜3000mJ/cm2が適当
であった。
態13について説明する。この実施の形態13は、弾力
性を有す中間転写ローラを少なくとも用い、前記中間転
写ローラにインク像を形成後、記録紙に再転写する記録
装置において、中間転写ローラにインク像を形成中に光
を照射することによってインク像を半硬化させたもので
ある。図43は、図43はこの実施の形態13の概略構
成図を示し、図44はそのイ部分の拡大図である。この
実施の形態13は図14の実施の形態3に、熱記録ヘッ
ドによりインク像が転写された後の中間転写ローラを紫
外線照射する光定着手段100とインクシート4のかわ
りに紫外線硬化インクシート101を設けたもので、イ
ンク像の記録紙2への転写性を向上させたものである。
動作としては、紫外線硬化インクシート101を基材側
61から熱記録ヘッド1で加熱し、紫外線硬化インク層
102を溶融あるいは軟化させ、所望の記録パターンで
中間転写ローラ21に転写させ、その後光定着手段10
0にて中間転写ローラ21のインク像を半硬化(インク
像表面は未硬化、中間転写ローラ21側は硬化)させ、
その後、記録紙2に再転写させたものである。なお、光
定着手段100及び紫外線硬化インク層102は、図2
2に示す実施の形態12のものと同様のものが使用でき
る。また、光定着手段100の照射量は、インク像の半
硬化に使用するため10〜3000mJ/cm2が適当
であった。
【0067】ここで、中間転写ローラ21表面上のイン
ク像の中間転写ローラ21側を堅く、表面側を軟化ある
いは溶融状態としたのは、記録紙2へのインク像の転移
面と中間転写ローラ21の剥離面の表面状態を変化させ
ることにより、インク像の完全転写を可能とさせたもの
である。即ち、従来はインク像の接着面と剥離面の表面
状態が全く同一であったため、インク像内部での分裂あ
るいはインク像の転写性不良があったが、この実施の形
態13ではインク像の接着面と剥離面の表面状態を異な
らしめ、前記課題を解決している。インク像の接着面と
剥離面の表面状態が異なるのは、酸素の存在による硬化
阻害性を有す嫌気性の紫外線硬化剤の使用と紫外線光照
射量によるものであり、中間転写ローラ2上のインク像
の表面側は酸素の存在により軟化あるいは溶融状態とな
り、中間転写ローラ21側は酸素に触れないので紫外線
光照射により堅くなる。なお、紫外線硬化剤の材料及び
照射量は実験で求めることができる。また、光定着手段
100の位置あるいは紫外線硬化インクシート101の
層構成等は、種々の変更が可能でこの発明の主旨を逸脱
しない範囲で適宜変更できる。
ク像の中間転写ローラ21側を堅く、表面側を軟化ある
いは溶融状態としたのは、記録紙2へのインク像の転移
面と中間転写ローラ21の剥離面の表面状態を変化させ
ることにより、インク像の完全転写を可能とさせたもの
である。即ち、従来はインク像の接着面と剥離面の表面
状態が全く同一であったため、インク像内部での分裂あ
るいはインク像の転写性不良があったが、この実施の形
態13ではインク像の接着面と剥離面の表面状態を異な
らしめ、前記課題を解決している。インク像の接着面と
剥離面の表面状態が異なるのは、酸素の存在による硬化
阻害性を有す嫌気性の紫外線硬化剤の使用と紫外線光照
射量によるものであり、中間転写ローラ2上のインク像
の表面側は酸素の存在により軟化あるいは溶融状態とな
り、中間転写ローラ21側は酸素に触れないので紫外線
光照射により堅くなる。なお、紫外線硬化剤の材料及び
照射量は実験で求めることができる。また、光定着手段
100の位置あるいは紫外線硬化インクシート101の
層構成等は、種々の変更が可能でこの発明の主旨を逸脱
しない範囲で適宜変更できる。
【0068】さらに、記録した後に記録紙2に光を照射
することにより未硬化部分を硬化させ堅牢性を向上させ
ることも可能である。また、この実施の形態では、熱記
録ヘッド1の発熱抵抗体の大きさを小さくしたもので説
明したが、インク像の中間転写ローラ21側を硬化させ
ているためドットゲインは小さく、通常のサイズでも使
用可能であった。
することにより未硬化部分を硬化させ堅牢性を向上させ
ることも可能である。また、この実施の形態では、熱記
録ヘッド1の発熱抵抗体の大きさを小さくしたもので説
明したが、インク像の中間転写ローラ21側を硬化させ
ているためドットゲインは小さく、通常のサイズでも使
用可能であった。
【0069】実施の形態14.次に、この発明の実施の
形態14を図について説明する。図45は、図43の熱
記録ヘッド1と紫外線硬化インクシート101の代わり
にインクジェット方式を用いたものである。図におい
て、111は圧電素子型あるいはバブルジェット型等の
インクジェットヘッド、110はインクジェットヘッド
111を駆動する駆動手段である。動作としては、図示
しない画像信号に応じて駆動手段110でインクジェッ
トヘッド111を駆動し、インク滴を吐出させ、中間転
写ローラ21上にインク像を形成する。そして、光定着
手段100にてインク像を半硬化させ、その後、記録紙
2に圧接転写させる。ここで、インク材料は上述したア
クリル基やメタリクル基等を含むアクリレート系の光重
合性モノマーやオリゴマーの紫外線硬化剤と染料あるい
は顔料の色剤を含んだものが使用でき、動作は図23に
示す実施の形態13の場合とほぼ同様である。なお、従
来のインクジェット記録では記録紙2へ色剤を浸透させ
る方法を採ってきたが、この実施の形態14では色剤の
付着によるプロセスを採用しており、記録濃度の濃い高
画質記録が可能で、かつ堅牢なインクジェット記録が実
現できる。
形態14を図について説明する。図45は、図43の熱
記録ヘッド1と紫外線硬化インクシート101の代わり
にインクジェット方式を用いたものである。図におい
て、111は圧電素子型あるいはバブルジェット型等の
インクジェットヘッド、110はインクジェットヘッド
111を駆動する駆動手段である。動作としては、図示
しない画像信号に応じて駆動手段110でインクジェッ
トヘッド111を駆動し、インク滴を吐出させ、中間転
写ローラ21上にインク像を形成する。そして、光定着
手段100にてインク像を半硬化させ、その後、記録紙
2に圧接転写させる。ここで、インク材料は上述したア
クリル基やメタリクル基等を含むアクリレート系の光重
合性モノマーやオリゴマーの紫外線硬化剤と染料あるい
は顔料の色剤を含んだものが使用でき、動作は図23に
示す実施の形態13の場合とほぼ同様である。なお、従
来のインクジェット記録では記録紙2へ色剤を浸透させ
る方法を採ってきたが、この実施の形態14では色剤の
付着によるプロセスを採用しており、記録濃度の濃い高
画質記録が可能で、かつ堅牢なインクジェット記録が実
現できる。
【0070】これらの発明は上記実施の形態に限られる
ものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、図14において、中間転写ローラ21と圧接ロ
ーラ3の大きさを同じとしたが、中間転写ローラ21を
ドラム状(A4あるいはA3)に大きくしても良く、ま
た、カラーで高速記録に対応するために図14の構成を
3組ないし4組並べても良い。また、図45において
は、図23に記載のシリコーンオイル31の塗布や図4
1に記載の記録後の光定着等を併用しても良く、この場
合には離型性や耐光性がさらに向上する効果を奏する。
さらに、カラー記録装置でなく、モノクロ記録装置に適
用できることは言うまでもない
ものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、図14において、中間転写ローラ21と圧接ロ
ーラ3の大きさを同じとしたが、中間転写ローラ21を
ドラム状(A4あるいはA3)に大きくしても良く、ま
た、カラーで高速記録に対応するために図14の構成を
3組ないし4組並べても良い。また、図45において
は、図23に記載のシリコーンオイル31の塗布や図4
1に記載の記録後の光定着等を併用しても良く、この場
合には離型性や耐光性がさらに向上する効果を奏する。
さらに、カラー記録装置でなく、モノクロ記録装置に適
用できることは言うまでもない
【0071】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、発熱抵抗体の主走査方向の長さを、前記発熱抵抗
体のピッチ間隔に対して0.6倍以下とし、かつ前記発
熱抵抗体を2列の千鳥状に配置しているので、高解像度
が得られる記録装置を安価に実現できる。
れば、発熱抵抗体の主走査方向の長さを、前記発熱抵抗
体のピッチ間隔に対して0.6倍以下とし、かつ前記発
熱抵抗体を2列の千鳥状に配置しているので、高解像度
が得られる記録装置を安価に実現できる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、副走査方向
の長さを、前記発熱抵抗体のピッチ間隔に対して0.8
倍以下としたので高解像度が得られる記録装置を安価で
かつ高画質に実現できる。
の長さを、前記発熱抵抗体のピッチ間隔に対して0.8
倍以下としたので高解像度が得られる記録装置を安価で
かつ高画質に実現できる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、複数回の間
欠送りで1ドットの記録面積を多段階に変化させている
ので高解像度でかつ高階調記録が可能になる。
欠送りで1ドットの記録面積を多段階に変化させている
ので高解像度でかつ高階調記録が可能になる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、中間転写ロ
ーラから記録紙に再転写する記録装置の熱記録ヘッドを
構成する前記発熱抵抗体の主走査方向の長さまたは副走
査方向の長さの何れかをを前記発熱抵抗体のピッチ間隔
に対して0.9倍以下としたので、所望の解像度で高画
質記録が得られる。
ーラから記録紙に再転写する記録装置の熱記録ヘッドを
構成する前記発熱抵抗体の主走査方向の長さまたは副走
査方向の長さの何れかをを前記発熱抵抗体のピッチ間隔
に対して0.9倍以下としたので、所望の解像度で高画
質記録が得られる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、中間転写ロ
ーラにシリコーンオイルを塗布しているので、1000
枚以上記録しても初期状態と同様の高画質記録が得られ
る。
ーラにシリコーンオイルを塗布しているので、1000
枚以上記録しても初期状態と同様の高画質記録が得られ
る。
【0076】請求項6記載の発明によれば、記録紙を加
熱しているので溶融したインクの記録紙への付着が良好
になり高画質記録が得られる。
熱しているので溶融したインクの記録紙への付着が良好
になり高画質記録が得られる。
【0077】請求項7記載の発明によれば、インク材料
として過冷却特性を有したインクを用いているので、中
間転写ローラに転写したドットを軟化あるいは溶融状態
で保持でき、記録紙への完全転写が可能になり高画質記
録が得られる。また、中間転写ローラの高温加熱手段を
必要としないため安価な装置を実現できる。
として過冷却特性を有したインクを用いているので、中
間転写ローラに転写したドットを軟化あるいは溶融状態
で保持でき、記録紙への完全転写が可能になり高画質記
録が得られる。また、中間転写ローラの高温加熱手段を
必要としないため安価な装置を実現できる。
【0078】請求項8記載の発明によれば、インクシー
ト材料としてレジン系インクを用いているので、中間転
写ローラから記録紙への転写時に完全転写が可能になり
高画質記録が得られる。また、この場合には、記録紙へ
の再転写時にインク内部での分裂がなくなり、清掃手段
を簡易なもので構成でき、その結果安価な装置で実現で
きる。
ト材料としてレジン系インクを用いているので、中間転
写ローラから記録紙への転写時に完全転写が可能になり
高画質記録が得られる。また、この場合には、記録紙へ
の再転写時にインク内部での分裂がなくなり、清掃手段
を簡易なもので構成でき、その結果安価な装置で実現で
きる。
【0079】請求項9記載の発明によれば、インクシー
トを過冷却インクとレジン系インクを積層しているの
で、記録紙への付着性と中間転写ローラからの離型性が
向上でき、その結果、普通紙への完全転写が可能となり
高画質記録が実現できると共に清掃器等の無い安価な装
置が実現できる。
トを過冷却インクとレジン系インクを積層しているの
で、記録紙への付着性と中間転写ローラからの離型性が
向上でき、その結果、普通紙への完全転写が可能となり
高画質記録が実現できると共に清掃器等の無い安価な装
置が実現できる。
【0080】請求項10記載の発明によれば、1ドット
の記録面積を多段階に変化させているので、普通紙記録
の場合にも高階調・高画質記録が実現できる。
の記録面積を多段階に変化させているので、普通紙記録
の場合にも高階調・高画質記録が実現できる。
【0081】請求項11記載の発明によれば、インク材
料に紫外線硬化剤を含ませると共に、記録紙に再転写
後、光定着手段にて光定着させているので、耐候性が向
上する。
料に紫外線硬化剤を含ませると共に、記録紙に再転写
後、光定着手段にて光定着させているので、耐候性が向
上する。
【0082】請求項12記載の発明によれば、インク像
が形成された中間転写ローラに光を照射することによっ
てインク像を半硬化させているので、記録紙への付着性
と中間転写ローラからの離型性が向上でき、その結果、
普通紙への完全転写が可能となり高画質記録が実現でき
ると共に清掃器等の無い安価な装置が実現できる。
が形成された中間転写ローラに光を照射することによっ
てインク像を半硬化させているので、記録紙への付着性
と中間転写ローラからの離型性が向上でき、その結果、
普通紙への完全転写が可能となり高画質記録が実現でき
ると共に清掃器等の無い安価な装置が実現できる。
【0083】請求項13記載の発明によれば、インク形
成をインクジェット方式で行っているので、安価にかつ
高画質記録が実現できる。
成をインクジェット方式で行っているので、安価にかつ
高画質記録が実現できる。
【図1】この発明の実施の形態1、2による記録装置の
要部を示す斜視図である。
要部を示す斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に用いられる熱記録ヘッド
の発熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
の発熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
【図3】図1に示す記録装置に用いられる他の熱記録ヘ
ッドの発熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
ッドの発熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
【図4】図1に示す記録装置に用いられるまた別の熱記
録ヘッドの発熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
録ヘッドの発熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
【図5】図1に示す記録装置に用いられるさらにまた別
の熱記録ヘッドの発熱抵抗体の配置を示す拡大図であ
る。
の熱記録ヘッドの発熱抵抗体の配置を示す拡大図であ
る。
【図6】発熱抵抗体の大きさと主観評価結果を示す説明
図である。
図である。
【図7】図1に示す記録装置の熱記録ヘッド部の拡大断
面図である。
面図である。
【図8】図1に示す記録装置の熱記録ヘッド部の拡大断
面図である。
面図である。
【図9】図1に示す記録装置の他の熱記録ヘッド部の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図10】図1に示す記録装置のまた別の熱記録ヘッド
部の拡大断面図である。
部の拡大断面図である。
【図11】図1に示す記録装置のさらにまた別の熱記録
ヘッド部の拡大断面図である。
ヘッド部の拡大断面図である。
【図12】この発明の実施の形態2の熱記録ヘッドの発
熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
熱抵抗体の配置を示す拡大図である。
【図13】階調記録方法を示す説明図である。
【図14】この発明の実施の形態3による記録装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図15】図14におけるイ部分の拡大図である。
【図16】従来の熱記録ヘッドにおける中間転写ローラ
と圧接ローラ間の圧力とドット径の関係を示す説明図で
ある。
と圧接ローラ間の圧力とドット径の関係を示す説明図で
ある。
【図17】従来の熱記録ヘッドにおける中間転写ローラ
と圧接ローラ間の圧力とドット径のバラツキ関係を示す
説明図である。
と圧接ローラ間の圧力とドット径のバラツキ関係を示す
説明図である。
【図18】従来の熱記録ヘッドにおける発熱抵抗体の形
状とその温度分布状態を示す説明図である。
状とその温度分布状態を示す説明図である。
【図19】この発明の実施の形態3による発熱抵抗体の
形状とその温度分布状態を示す説明図である。
形状とその温度分布状態を示す説明図である。
【図20】発熱抵抗体の形状及びその発熱抵抗体への印
加エネルギーと記録紙に転写されるドット径の関係を示
す説明図である。
加エネルギーと記録紙に転写されるドット径の関係を示
す説明図である。
【図21】発熱抵抗体の大きさと、記録紙へ転写した時
の主観評価結果を示す説明図である。
の主観評価結果を示す説明図である。
【図22】発熱抵抗体の大きさと中間転写ローラと圧接
ローラ間の圧力の関係を示す説明図である。
ローラ間の圧力の関係を示す説明図である。
【図23】この発明の実施の形態4による記録装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図24】図23におけるイ部分の拡大図である。
【図25】この発明の実施の形態5による記録装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図26】この発明の実施の形態6による記録装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図27】この発明の実施の形態7による記録装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図28】この発明の実施の形態7による別の記録装置
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図29】この発明の実施の形態7によるさらに別の記
録装置の要部断面図である。
録装置の要部断面図である。
【図30】この発明の実施の形態7による記録装置のシ
ーケンスを説明する図である。
ーケンスを説明する図である。
【図31】この発明の実施の形態8による記録装置を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図32】図31におけるイ部分の拡大図である。
【図33】この発明の実施の形態9による記録装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図34】図33におけるイ部分の拡大図である。
【図35】この発明の実施の形態10による記録装置の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図36】図35におけるイ部分の拡大図である。
【図37】この発明の実施の形態11による記録装置の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図38】発熱抵抗体への印加エネルギと記録画素面積
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図39】発熱抵抗体への印加エネルギと記録濃度の説
明図である。
明図である。
【図40】階調制御手段を示すブロック図である。
【図41】この発明の実施の形態12による記録装置の
断面図である。。
断面図である。。
【図42】図41におけるイ部分の拡大図である。
【図43】この発明の実施の形態13による記録装置の
要部断面図である。。
要部断面図である。。
【図44】図43におけるイ部分の拡大図である。
【図45】この発明の実施の形態14による記録装置の
断面図である。
断面図である。
【図46】従来の発熱抵抗体を示す平面図である。
【図47】従来の中間調記録方法を示す信号波形図であ
る。
る。
【図48】従来の記録装置の断面図である。
1:熱記録ヘッド、 2:記録紙 3:圧接ローラ、 4:インクシート 5:パルスモータ、 6:モータドライバ
ー 7:ヘッドドライバー、 8:制御回路 10:電極、 11:発熱抵抗体 21:中間転写ローラ、 22:転写層 23:ヒーター、 24:サーミスタ 25:温度制御回路、 26:清掃器 27:インク像 30:シリコーンオイル供給手段 31:シリコーンオ
イル 33:回転計数手段 40:平板ヒータ 41:加熱ローラ 60:過冷却インクシート 61:基材層 62:過冷却インク層 70:レジン系インクシート、 71:レジン系イン
ク層 72:積層インクシート 80:階調制御手段 90:入力端子 91:記憶手段 92:比較手段 93:階調基準値発
生手段 94:通電パルス発生手段 100: 光定着手段 101: 紫外線硬化インクシート 102:紫外線硬化イ
ンク層 110: 駆動手段 111: インクジェッ
トヘッド゛
ー 7:ヘッドドライバー、 8:制御回路 10:電極、 11:発熱抵抗体 21:中間転写ローラ、 22:転写層 23:ヒーター、 24:サーミスタ 25:温度制御回路、 26:清掃器 27:インク像 30:シリコーンオイル供給手段 31:シリコーンオ
イル 33:回転計数手段 40:平板ヒータ 41:加熱ローラ 60:過冷却インクシート 61:基材層 62:過冷却インク層 70:レジン系インクシート、 71:レジン系イン
ク層 72:積層インクシート 80:階調制御手段 90:入力端子 91:記憶手段 92:比較手段 93:階調基準値発
生手段 94:通電パルス発生手段 100: 光定着手段 101: 紫外線硬化インクシート 102:紫外線硬化イ
ンク層 110: 駆動手段 111: インクジェッ
トヘッド゛
Claims (13)
- 【請求項1】 主走査方向に複数の発熱抵抗体が配設さ
れた熱記録ヘッドと記録紙を副走査方向に駆動する駆動
ローラを備えた記録装置において、前記各発熱抵抗体は
その主走査方向の長さが、前記各発熱抵抗体の主走査方
向のピッチ間隔に対して0.3〜0.6倍とされ、かつ
副走査方向に2列配置され、さらに各発熱抵抗体は千鳥
状に配置された熱記録ヘッドを有したことを特徴とする
記録装置。 - 【請求項2】 前記各発熱抵抗体の副走査方向の長さ
が、前記各発熱抵抗体の主走査方向のピッチ間隔に対し
て0.3〜0.8倍とされたことを特徴とする請求項1
記載の記録装置。 - 【請求項3】 記録紙を駆動する駆動ローラは、前記発
熱抵抗体の副走査方向長が、記録1ドットの副走査方向
長分に対応する回数、記録紙を間欠送りして1ドットの
記録面積を多段階に変化させる構成にしたことを特徴と
する請求項2記載の記録装置。 - 【請求項4】 主走査方向に複数の発熱抵抗体が配設さ
れた熱記録ヘッドと、表面が弾力性を有する中間転写ロ
ーラとを有し、インクシートに塗布されたインクを前記
発熱抵抗体の熱によって前記中間転写ローラに転写した
後、この中間転写ローラのインク像を記録紙に再転写す
る記録装置において、前記熱記録ヘッドを構成する前記
発熱抵抗体の、主走査方向の長さまたは副走査方向の長
さの何れかが前記発熱抵抗体の主走査方向のピッチ間隔
に対して0.9倍以下にされたことを特徴とする記録装
置。 - 【請求項5】 前記中間転写ローラにシリコーンオイル
を塗布するオイル供給手段を設けたことを特徴とする請
求項4記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記記録紙を加熱する加熱手段を設けた
ことを特徴とする請求項4記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記インクシートのインク材料として過
冷却インクを用いたことを特徴とする請求項4記載の記
録装置。 - 【請求項8】 前記インクシートのインク材料としてレ
ジン系インクを用いたことを特徴とする請求項4記載の
記録装置。 - 【請求項9】 前記インクシートは過冷却インク層とレ
ジン系インク層が積層されて、構成されていることを特
徴とする請求項4記載の記録装置。 - 【請求項10】 前記熱記録ヘッドによる1ドットの記
録面積を多段階に変化させて階調表現させる階調制御手
段を設けたことを特徴とする請求項4記載の記録装置。 - 【請求項11】 前記インクシートのインク材料に紫外
線硬化剤を含ませると共に、記録紙に再転写後、記録紙
にインクを光定着させる光定着手段を設けたことを特徴
とする請求項4記載の記録装置。 - 【請求項12】 記録ヘッドにより、表面に弾力性を有
す中間転写ローラにインク像を形成後、この中間転写ロ
ーラのインク像を記録紙に再転写する記録装置におい
て、前記中間転写ローラのインク像を光照射により半硬
化させる光照射手段を設けたことを特徴とする記録装
置。 - 【請求項13】 前記記録ヘッドをインク滴を吐出する
インクジェットヘッドで形成したことを特徴とする請求
項12記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP399696A JPH09193434A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP399696A JPH09193434A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09193434A true JPH09193434A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11572624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP399696A Pending JPH09193434A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09193434A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008296403A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 感熱孔版印刷装置 |
| JP2009274410A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | サーマルヘッドおよび熱転写プリンタ |
| JP2013059890A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Mimaki Engineering Co Ltd | 印刷方法及び印刷システム |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP399696A patent/JPH09193434A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008296403A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 感熱孔版印刷装置 |
| JP2009274410A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | サーマルヘッドおよび熱転写プリンタ |
| JP2013059890A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Mimaki Engineering Co Ltd | 印刷方法及び印刷システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4672393A (en) | Thermal printer | |
| EP1682353B1 (en) | Thermal printing of longer length images | |
| JPH05229112A (ja) | 記録方法及び記録装置 | |
| CN100450780C (zh) | 用于驱动打印头的方法及采用该方法的图像形成装置 | |
| JPH0679889A (ja) | サーマルプリンタ | |
| JP4392972B2 (ja) | 熱転写記録媒体および画像形成装置 | |
| JPH09193434A (ja) | 記録装置 | |
| US20060125908A1 (en) | Method and apparatus of driving a thermal print head to form an image | |
| JP2019162783A (ja) | 液体吐出装置 | |
| JP4019625B2 (ja) | 複合記録媒体及びその製造方法、並びにドット記録装置及びドット記録方法 | |
| JP2000108296A (ja) | 感熱孔版の製版装置 | |
| JP2010184415A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の画像形成方法及びプログラム | |
| JP3251989B2 (ja) | カラー感熱プリンタ | |
| JP3491507B2 (ja) | シリアル記録装置 | |
| JP3666523B2 (ja) | 記録方法及びその装置 | |
| KR100219586B1 (ko) | 열전사프린터 장치의 자동 클리닝 방법 및 회로 | |
| JP3483341B2 (ja) | カラー記録装置及び記録方法 | |
| JPS63268669A (ja) | 感熱記録装置 | |
| JP2000000988A (ja) | 画像記録方法 | |
| JPS63267571A (ja) | 感熱記録装置 | |
| JP5433626B2 (ja) | 熱転写記録方法および熱転写記録装置 | |
| JP2025027976A (ja) | 液体吐出装置 | |
| JP3603918B2 (ja) | 記録方法及びその装置 | |
| JPH06127002A (ja) | サーマルプリンタ | |
| JP3412447B2 (ja) | 記録装置 |