JPH09193655A - 自動車のフロントガラス被覆装置 - Google Patents

自動車のフロントガラス被覆装置

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JPH09193655A
JPH09193655A JP8021964A JP2196496A JPH09193655A JP H09193655 A JPH09193655 A JP H09193655A JP 8021964 A JP8021964 A JP 8021964A JP 2196496 A JP2196496 A JP 2196496A JP H09193655 A JPH09193655 A JP H09193655A
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    • B60J1/00Windows; Windscreens; Accessories therefor
    • B60J1/20Accessories, e.g. wind deflectors, blinds
    • B60J1/2011Blinds; curtains or screens reducing heat or light intensity
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏期には日除けとして冬期にはフロントガラ
スへの霜や結氷の付着防止対策として機能し、風に吹き
飛ばされたり盗難に遭ったりする心配が無く、運転時に
邪魔になることもない装置を提供する。 【解決手段】 ボンネットの裏面側に配置される取付台
板14、拡張及び収縮可能な覆い38、取付台板に取着
され覆いを収縮状態で収納する収納受け具40、長尺状
をなし可撓性素材で形成され前端部が覆いの前端部に固
着されてフロントガラス12の外面及び取付台板上面に
沿って直線往復移動するスライドアーム32、取付台板
に取着されたアーム駆動手段22、24、26、及び、
アーム駆動手段を車内から駆動操作するスイッチを備え
て被覆装置10を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、夏期においては
日除けのために、冬期においては霜などによってフロン
トガラスが凍り付くのを防止するために、自動車のフロ
ントガラスを覆いで被覆する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】夏期に屋外に駐車しておくと、車内は8
0℃程度の温度になり、ハンドル等が熱くなって運転者
を悩ませる。また、この高温により、車内に置かれた物
品が変質したり変形したりすることもある。一方、冬期
においては、フロントガラスに霜が下りたり、雪解け水
が凍結して氷の粒がフロントガラスにこびり付いたりし
て、エンジン始動後から発進できるまでに相当の時間を
要することになる。
【0003】自動車のリアガラスの日除けには、色々と
工夫された製品があるが、最も傾斜角度が大きく面積も
大きいフロントガラスの日除けとしては、厚紙や樹脂板
をアコーディオン状に成形し、使用に際し手で拡げてフ
ロントガラスを覆うようにする製品が在る程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら厚紙や樹
脂板をアコーディオン状に成形した従来の日除けは、そ
れをフロントガラスの外側に設置しておくと、風によっ
て吹き飛ばされたり盗難に遭ったりする。一方、日除け
をフロントガラスの内側に配置しようとすると、ガラス
面に沿った姿勢に立て掛けることが困難であるため、日
除けとして十分に機能しない。しかも、従来の日除け
は、運転時に収納する場所が無くて邪魔になる、といっ
た問題点がある。
【0005】また、リアガラスには電熱線が配設されて
いて、霜や氷の粒などを比較的速やかに解かすことがで
きるが、フロントガラスには、視界の邪魔になるので電
熱線を設けることはできない。このように、従来、冬期
における霜や結氷に対する有効な対策は、特に無かっ
た。
【0006】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、夏期においては日除けとして、また
冬期においてはフロントガラスへの霜や結氷の付着防止
対策として、それぞれ有効に機能し、かつ、風に吹き飛
ばされたり盗難に遭ったりする心配が無く、運転時に邪
魔になることもない、自動車のフロントガラス被覆装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
自動車のボンネットの裏面側に配置されて車体に固設さ
れる取付台板と、自動車のフロントガラスの縦方向に拡
張及び収縮可能で、拡張時にフロントガラスの大部分を
覆う大きさを有する覆いと、前記取付台板の前端部に取
着され、前記覆いを収縮状態で収納する収納部と、フロ
ントガラスの縦方向に沿った長尺状をなし、可撓性素材
によって形成され、前端部が前記覆いの前端部に固着さ
れ、長手方向に往復移動自在に支持されて、フロントガ
ラスの外面及び前記取付台板の上面に沿って直線移動す
るスライドアームと、前記取付台板に取着され、前記ス
ライドアームを直線的に往復移動させるアーム駆動手段
と、このアーム駆動手段を車内から駆動操作するスイッ
チとを備えて、自動車のフロントガラス被覆装置を構成
したことを要旨とする。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載のフ
ロントガラス被覆装置において、取付台板の上面側に、
取付台板の上面と軸とが直交するように回転自在に支持
され、周面がスライドアームの一部と接触して係合する
摩擦伝動ローラ部、及び、この摩擦伝動ローラ部と同心
に一体形成された回転ギヤ部からなる伝動円板と、この
伝動円板の前記回転ギヤ部に噛合するスクリューギヤ
と、このスクリューギヤを正・逆回転駆動させるモータ
とから、上記アーム駆動手段を構成したことを特徴とす
る。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2記載のフロントガラス被覆装置において、上記覆い
の拡張位置及び収縮位置においてそれぞれ作動してアー
ム駆動手段を停止させる一対のリミットスイッチを設け
たことを特徴とする。
【0010】請求項1に係る発明の装置では、車内から
スイッチを操作すると、アーム駆動手段が駆動され、ア
ーム駆動手段によりスライドアームが取付台板の上面及
びフロントガラスの外面に沿って直線移動させられ、ス
ライドアームの前端部がフロントガラスの上部に向かっ
て移動する。この際、スライドアームは、可撓性素材に
よって形成されているので、フロントガラスの湾曲面に
沿うようにして移動する。このスライドアームの移動に
従って、前端部にスライドアームの前端部が固着された
覆いが次第に拡張されていく。そして、覆いによってフ
ロントガラスの外面側の大部分が覆われることとなる。
これにより、夏期においては、覆いによって太陽光線が
遮蔽されるので、フロントガラスを通して車内へ入射す
る光線量が少なくなり、車内の温度上昇が抑えられる。
また、冬期においては、フロントガラスに霜が下りるの
が抑えられ、フロントガラスへの氷の粒の付着が防止さ
れる。
【0011】自動車の運転に際しては、車内からスイッ
チを操作することにより、アーム駆動手段が逆方向に駆
動され、アーム駆動手段によりスライドアームがフロン
トガラスの外面及び取付台板の上面に沿って直線移動さ
せられ、スライドアームの前端部がフロントガラスの下
部に向かって移動する。このスライドアームの移動に従
って、前端部にスライドアームの前端部が固着された覆
いが次第に収縮されていく。そして、覆いがフロントガ
ラス上から取り去られて、その覆いは、自動車のボンネ
ットの裏面側に配置された取付台板の前端部に取着され
た収納部内に収縮状態で収納される。従って、フロント
ガラスを通した前方の視界が覆いによって妨げられるこ
とはなく、また、覆いは自動車のボンネットの裏面側に
収納されるため、運転中にそれが邪魔になることもな
い。
【0012】請求項2に係る発明の装置では、モータが
正・逆回転することにより、スクリューギヤが正・逆方
向に回転駆動され、スクリューギヤの回転力が、それと
噛合した回転ギヤ部を有する伝動円板に伝達され、伝動
円板が正・逆回転する。伝動円板が正・逆回転すること
により、その摩擦伝動ローラ部の周面と接触して係合し
たスライドアームが摩擦伝動によって直線的に往復移動
させられる。
【0013】請求項3に係る発明の装置では、覆いの拡
張位置及び収縮位置において各リミットスイッチがそれ
ぞれ作動して、アーム駆動手段が停止させられるので、
覆いの拡張位置や収縮位置を超えてスライドアームが移
動することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最良の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
【0015】図1及び図2は、この発明の1実施例を示
し、それぞれ自動車のボンネットを取り外してフロント
ガラス被覆装置を斜め上方から見た図であって、図1は
覆いを拡張した状態を、図2は覆いを収縮させた状態を
それぞれ示している。
【0016】このフロントガラス被覆装置10は、自動
車のフロントガラス12の下部であってボンネット(図
示省略)の裏面側に納設される。被覆装置10は、取付
台板14上に各構成部品を取着して構成される。取付台
板14は、図3にフロントガラス12付近の概略側断面
図を示すように、エンジンルーム16と車内18とを隔
離する壁面20にねじ止め或いは溶接によって固設さ
れ、図示を省略したボンネットの裏面側に僅かな隙間空
間を形成するように配置されている。
【0017】取付台板14上には、正逆回転可能なモー
タ22が固設され、そのモータ22の回転軸にスクリュ
ーギヤ24が固着されている。また、取付台板14上に
は、取付台板14の上面と軸とが直交するように配置さ
れ回転自在に支持された伝動円板26が取着されてい
る。伝動円板26は、ゴム材によって円板状に形成され
た摩擦伝動ローラ部28と回転ギヤ部30とを一体化し
た構成を有し、摩擦伝動ローラ部28と回転ギヤ部30
とは、同心で一体に回転する。そして、伝動円板26の
回転ギヤ部30とスクリューギヤ24とが互いに噛合し
ており、スクリューギヤ24がモータ22によって回転
駆動されることにより、その回転力が伝動円板26に伝
達されて伝動円板26が回転する。
【0018】また、取付台板14の中央部に、フロント
ガラス12の縦方向に沿った長尺板状をなし前端にフロ
ントガラス12の横方向に沿った横桿34が一体に形成
されたスライドアーム32が配設されている。スライド
アーム32は、プラスチック材、硬質ゴム材等の可撓性
素材によって形成されており、フロントガラス12の外
面及び取付台板14の上面に沿った形状に変形する。こ
のスライドアーム32は、取付台板14上の複数位置に
それぞれ左右一対取着されそれぞれ回転自在に保持され
た複数個のガイドローラ36によって長手方向に往復移
動自在に支持されている。そして、スライドアーム32
の一部が伝動円板26の摩擦伝動ローラ部28の周面と
接触して係合しており、伝動円板26が回転することに
より、その動力がスライドアーム32に伝達され、スラ
イドアーム32は、ガイドローラ36に案内されてフロ
ントガラス12の外面及び取付台板14の上面に沿って
直線移動する。
【0019】スライドアーム32の前端の横桿34に
は、覆い38の前端部が固着されている。覆い38は、
フロントガラス12の縦方向に拡張及び収縮可能に構成
されている。例えば、覆い38は、複数枚の短冊状のプ
ラスチック板をアコーディオン状に連接したり、糸状樹
脂を繊維状に編成したりして構成されている。この覆い
38は、図1に示すように拡張したときにフロントガラ
ス12の大部分を覆う大きさを有している。また、取付
台板14の前端部には左右一対の収納受具40、40が
固着されていて、覆い38を図2に示すように収縮させ
たときに、収納受具40内に収縮状態の覆い38が収納
され、ボンネットの裏側に覆い38が隠れるようになっ
ている。
【0020】また、スライドアーム32には、その前端
付近及び後端部にそれぞれ突起42、44が一体に形設
されている。一方、取付台板14上には、その前端付近
及び後端付近にそれぞれリミットスイッチ46、48が
固着されている。そして、図1に示したように、覆い3
8を拡張させたときに、スライドアーム32の後端部の
突起44がリミットスイッチ48に当接して、リミット
スイッチ48が作動し、また、図2に示したように、覆
い38を収縮させたときに、スライドアーム32の前端
付近の突起42がリミットスイッチ46に当接して、リ
ミットスイッチ46が作動するようになっている。
【0021】尚、図3に示すように、フロントガラス1
2の下端付近にはワイパー50が取り付けられており、
そのワイパー50がフロントガラス12の外面から出っ
張った状態となっている。そこで、覆い38の拡張に際
してスライドアーム32の横桿34がワイパー50と係
合しないように、フロントガラス12の下端側に保護部
材52が設けられている。このため、覆い38の拡張に
際し、スライドアーム32の横桿34は、保護部材52
により一旦フロントガラス12の外面から離れる方向へ
案内されてワイパー50を乗り越え、その後にスライド
アーム32がフロントガラス12の外面に沿いながら上
部へ向かって延びていくようになっている。
【0022】図4は、フロントガラス被覆装置10の電
気系統の概要を示す配線図である。このフロントガラス
被覆装置10を作動させてフロントガラス12を覆い3
8によって覆おうとするときは、車内からスイッチ操作
して、3連スイッチ54を図4に示したオンの状態から
オフの状態にする。すると、モータ22の回転軸が右回
転し、スクリューギヤ24及び伝動円板26を介してス
ライドアーム32に動力が伝達され、スライドアーム3
2が取付台板14の上面及びフロントガラス12の外面
に沿って直線移動し、スライドアーム32の前端部がフ
ロントガラス12の上部に向かって移動する。このスラ
イドアーム32の移動に従って、スライドアームの前端
部に前端部が固着された覆い38が次第に拡張されてい
く。そして、スライドアーム32の後端部の突起44が
リミットスイッチ48に当接して、リミットスイッチ4
8が作動すると、モータ22が停止する。この時点にお
いて、図1に示したように、覆い38によってフロント
ガラス12の大部分が覆われることになる。
【0023】フロントガラス12を覆った覆い38をボ
ンネットの裏面側に収納しようとするときは、車内から
スイッチ操作して、3連スイッチ54をオフの状態から
図4に示したオンの状態にする。すると、モータ22の
回転軸が左回転し、スクリューギヤ24及び伝動円板2
6を介してスライドアーム32に動力が伝達され、スラ
イドアーム32がフロントガラス12の外面及び取付台
板14の上面に沿って直線移動し、スライドアーム32
の前端部がフロントガラス12の下部に向かって移動す
る。このスライドアーム32の移動に従って、スライド
アーム32の前端部に前端部が固着された覆い38が次
第に収縮されていく。そして、スライドアーム32の前
端付近の突起42がリミットスイッチ46に当接して、
リミットスイッチ46が作動すると、モータ22が停止
する。この時点において、図2に示したように、覆い3
8がフロントガラス上から完全に取り去られて、その覆
い38がボンネットの裏面側の収納受具40内に収縮状
態で収納されることになる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明のフロントガラス被
覆装置を自動車に設置するようにしたときは、夏期にお
いては、覆いが日除けとなって車内温度の上昇が抑えら
れるので、ハンドル等が熱くなって運転者を悩ませたり
高温によって車内に置かれた物品が変質や変形を起こし
たりすることがなくなり、また冬期においては、フロン
トガラスへの霜や結氷の付着が防止されるので、エンジ
ン始動後から発進できるまでに要する時間が少なくて済
むことになる。そして、このフロントガラス被覆装置で
は、駐車時に覆いが風に吹き飛ばされたり盗難に遭った
りする心配が無く、自動車の運転時においては、覆いが
視界を遮って運転に支障を生じる恐れが無く、また、覆
いの収納場所に困ることもない。
【0025】請求項2に係る発明のフロントガラス被覆
装置では、アーム駆動手段がモータとスクリューギヤと
伝動円板とにより簡易に構成されているので、自動車の
ボンネットの裏面側にコンパクトに収納することが可能
になる。
【0026】請求項3に係る発明のフロントガラス被覆
装置では、覆いの拡張位置や収縮位置を超えてスライド
アームが移動することはないので、スライドアームの抜
け落ちや機器類の損傷などの心配が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示し、自動車のボンネッ
トを取り外してフロントガラス被覆装置を斜め上方から
見た図であって、覆いを拡張した状態を示す図である。
【図2】同じく、覆いを収縮させた状態を示す図であ
る。
【図3】自動車のフロントガラス付近の概略側断面図で
ある。
【図4】図1及び図2に示したフロントガラス被覆装置
の電気系統の概要を示す配線図である。
【符号の説明】
10 フロントガラス被覆装置 12 自動車のフロントガラス 14 取付台板 22 モータ 24 スクリューギヤ 26 伝動円板 28 摩擦伝動ローラ部 30 回転ギヤ部 32 スライドアーム 36 ガイドローラ 38 覆い 40 収納受具 42、44 スライドアームの突起 46、48 リミットスイッチ 54 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボンネットの裏面側に配置され
    て車体に固設される取付台板と、 自動車のフロントガラスの縦方向に拡張及び収縮可能
    で、拡張時にフロントガラスの大部分を覆う大きさを有
    する覆いと、 前記取付台板の前端部に取着され、前記覆いを収縮状態
    で収納する収納部と、 フロントガラスの縦方向に沿った長尺状をなし、可撓性
    素材によって形成され、前端部が前記覆いの前端部に固
    着され、長手方向に往復移動自在に支持されて、フロン
    トガラスの外面及び前記取付台板の上面に沿って直線移
    動するスライドアームと、 前記取付台板に取着され、前記スライドアームを直線的
    に往復移動させるアーム駆動手段と、 このアーム駆動手段を車内から駆動操作するスイッチと
    を備えた、自動車のフロントガラス被覆装置。
  2. 【請求項2】 アーム駆動手段が、 取付台板の上面側に、取付台板の上面と軸とが直交する
    ように回転自在に支持され、周面がスライドアームの一
    部と接触して係合する摩擦伝動ローラ部、及び、この摩
    擦伝動ローラ部と同心に一体化された回転ギヤ部からな
    る伝動円板と、 この伝動円板の前記回転ギヤ部に噛合するスクリューギ
    ヤと、 このスクリューギヤを正・逆回転駆動させるモータとか
    ら構成された請求項1記載の、自動車のフロントガラス
    被覆装置。
  3. 【請求項3】 覆いの拡張位置及び収縮位置においてそ
    れぞれ作動してアーム駆動手段を停止させる一対のリミ
    ットスイッチが設けられた請求項1又は請求項2記載
    の、自動車のフロントガラス被覆装置。
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