JPH09194331A - 水中油型の固型乳化化粧料 - Google Patents

水中油型の固型乳化化粧料

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JPH09194331A
JPH09194331A JP2347796A JP2347796A JPH09194331A JP H09194331 A JPH09194331 A JP H09194331A JP 2347796 A JP2347796 A JP 2347796A JP 2347796 A JP2347796 A JP 2347796A JP H09194331 A JPH09194331 A JP H09194331A
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JP
Japan
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oil
cosmetic
water
acid
fatty acid
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JP2347796A
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Tomoko Ikeda
智子 池田
Masanori Aizawa
正典 相沢
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用感および物性に優れた固型乳化化粧料の
提供。 【解決手段】 固形ワックスエステル、両性界面活性
剤、特定形状の酸化チタン、あるいは球状粉末、ならび
に場合によって高級脂肪酸を含んでなる固型乳化化粧
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中油型の固型乳
化化粧料に関し、より具体的には、ファンデーション、
アイシャドウ、およびリップステック等の形態で提供さ
れる水中油型の固型乳化化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より固型状化粧料のタイプとして、
一般に用いられているものとしては、ワックスで油を固
化させた固型油性タイプ、粉末または粉末と油剤の混合
物をプレスした固型プレス状タイプ、特定の油性固化剤
と疎水化処理粉末と水と親油性界面活性剤とからなる固
型状油中水型乳化タイプ等があり、それぞれ化粧料の使
用目的や使用方法に応じて使い分けがされている。
【0003】これらのうち、特に固型状油中水型乳化タ
イプは、安定性と耐水性が良好で、さらにしっとりとし
た使用感触を有したもので、例えばシリコーン油と固型
ワックスと水とをポリオキシアルキレン変性オルガノポ
リシロキサンを用いて乳化したものが知られている(特
開昭64−79104号公報)。しかしながら、このよ
うな油中水型乳化タイプは外相に油分や油性固化剤を配
合しているために、水中油型の乳液やクリームに比べ、
「みずみずしさ」、「さっぱりさ」および「べたつきの
なさ」という点で劣っている。
【0004】また、水中油型乳化タイプを固めたものと
しては、高級アルコールや粘土鉱物を多量に配合した例
が知られている。しかし、この水中油型乳化タイプのも
のは多量に配合した前記成分のために本来水中油型の乳
液やクリームが有する「みずみずしさ」「さっぱりさ」
「べたつきのなさ」を失ったものとなっている。固型状
の水中油型乳化タイプのその他の例としては、例えば、
脂肪酸石けんによって外相の水を固化させたもの(特開
平3−279319号公報)や、寒天のような水溶性固
化剤とセルロース誘導体のような水溶性粘着剤とを併用
して固化させたもの(特開平5−178723号、特開
平7−17828号公報)が知られている。しかし前者
は、石けん分が多いためpHが高くなり、皮膚への刺激
性および安全性上問題があり、また後者は充分な硬度が
得られず、スポンジによる使用がしにくいという問題点
があった。
【0005】また、近年開発された乳化技術として、両
性界面活性剤と高級脂肪酸とで水不溶性の複合体を形成
し、この複合体が乳化の界面膜となって乳化安定性を確
保する技術が知られているが(特願平3−166367
号)、このような技術を用いても固型乳化タイプであっ
て、かつ「みずみずしさ」、「さっぱりさ」および「べ
たつきのなさ」を有するものを得ることは困難であっ
た。
【0006】一方、一般的に乳液やクリームは0℃〜5
0℃の範囲で流動性があり、そのために瓶、またはチュ
ーブという容器形態になり、携帯性や使用勝手の面で若
干劣るものであり、特にファンデーションの場合にはそ
れが顕著であった。
【0007】このような背景により、携帯性や使用勝手
が良い固型状で、なおかつ、乳液やクリームが有する
「みずみずしさ」、「さっぱりさ」および「べたつきの
なさ」という使用感触を兼ね備えた固型状乳化組成物は
得られていないのが実情であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、水中油型の乳液やクリームが有する「みずみずし
さ」、「さっぱりさ」および「べたつきのなさ」という
使用感触を示すと共に、携帯性や使用勝手が優れた固型
状化粧料であって、毛穴を目立たなくすると共に、必要
により紫外線遮断効果も有する化粧料を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく研究を重ねたところ、特定のワックスエス
テルと、両性界面活性剤とを組み合わせて使用するか、
或いは、前記両成分に高級脂肪酸をさらに組み合わせて
使用すると、安定かつ使用感触に優れた固型状の水中油
型乳化組成物が得られることを見い出した。こうして得
られる組成物に、さらに球状粉末および/または特定形
状の酸化チタンを含ませることで、上記課題が解決でき
ることができた。
【0010】従って本発明によれば、水と、ワックスエ
ステルと、その他の化粧料に配合される成分の1種以上
とからなる水中油型の固型化粧料であって、化粧料の総
重量基準で、(A) 構成部分として、C18-34の高級
脂肪酸に由来する部分とC18-44の高級脂肪アルコール
に由来する部分を有する、1種以上のワックスエステル
0.1〜10.0重量%、(B) 1種以上の両性界面活
性剤0.5〜10.0重量%、(C) 超微粒状酸化チタ
ン、板状酸化チタンおよび針状酸化チタン、ならびに球
状粉末からなる群より選ばれる酸化チタンの少なくとも
1種の0.005〜20重量%、ならびに(D) 1種
以上のC6-34の高級脂肪酸0〜10.0重量%、を含ん
でなる固型化粧料、が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いる「固型」または
「固型状」の語は、50℃以下の温度において、組成物
または成分が流動性を示さず、通常の、またかりに誤っ
た使用および保管条件下においても著しい変型を示さな
い状態にあることを意味する。具体的には、一定形状の
組成分または成分から指またはスポンジもしくはパフ等
を用いてそれらの所望量をとることができ、それらの残
余部はほぼもとの形態を維持することができる硬度を有
しているような状態にあることを意味する。
【0012】より具体的には、かかる硬度は、37℃に
おいて当該技術分野で常用されている硬度計(レオメー
ター)を使用して測定した場合に、下記式で示される硬
度(γ)が7以上であることを要する。
【0013】
【数1】
【0014】式中、 G:測定応力(gr)×980dyn L:サンプルの厚み(mm) l:圧縮距離(mm) a:針の断面積(cm2) (測定条件) 負荷重:2kg 針の径:5.6φ 針入速度:2cm/min 針入距離:1mm 測定温度:37℃ 一方、本発明の目的上、本発明に従う化粧料は、それを
構成する各成分を均一に混和または乳化することができ
るように50℃を超える温度で適度の流動性を有するこ
とが好ましい。
【0015】以下、本明細書では、主として、本発明の
化粧料がファンデーションへ向けられる場合を念頭にお
いて説明を行うが、当業者であれば、上記の硬度を指標
にすれば、目的に応じて他の組み合わせを選ぶことも容
易であろう。従って、本発明は以下の限定的な説明によ
って制限されるものでない。
【0016】本発明で使用するワックスエステルは、常
温でワックス状にあり、C18-34の高級(または長鎖)
脂肪酸に由来する部分とC18-44の高級(または長鎖)
脂肪アルコールから構成されるカルボン酸エステルであ
る。これらの脂肪酸および脂肪アルコールの脂肪族基は
直鎖または分枝鎖のいずれであって、飽和または不飽和
脂肪族基のいずれであってもよいが、実用的な観点から
は飽和脂肪族基からなるものを選ぶのが好ましい。
【0017】ワックスエステルを構成するC18-34の高
級脂肪酸は、具体的にはC18のオクタデカン酸(ステア
リン酸)C20のイコサン酸(アラキジン酸)、C22のド
コサン酸(ベヘン酸)、C24のテトラコサン酸(リグノ
セリン酸)、C26のヘキサコサン酸(セロチン酸)、C
28のオクタコサン酸(モンタン酸)、C30のトリアコン
タン酸(メリシン酸)、C32のドトリアコンタン酸、C
34のテトラトリコンタン酸などの各種天然ろう成分とし
てそれ自体かまたはエステルの形態で含まれるものを挙
げることができる。なお、以上のカッコ内の名称は慣用
名である。
【0018】上記の偶数炭素数の脂肪酸は、入手容易性
の点で一般的であるが、C19のノナテカン酸(ノナデシ
ル酸)、C33のトリトリアコンタン酸などの寄数炭素数
の脂肪酸も、それらが入手できる限り前記炭素数の脂肪
酸から排除されない。また、脂肪族基は分枝していても
よく、例えば、ラノリンの脂肪酸組成中に含まれるC
18-32のイソ脂肪酸(偶数炭素)の少なくとも1種、お
よびC19-33のアンテイソ脂肪酸も、本発明にいうワッ
クスエステルを構成する脂肪酸に含まれる。
【0019】またさらに、これらのワックスエステルを
構成する脂肪酸には、前記炭素数を有する不飽和脂肪酸
の水素添加したもの、または、前記脂肪酸に対応するヒ
ドロキシ脂肪酸の低級アルキル、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、によるエーテル化されたものをも包含さ
れる。
【0020】これらのうち、より一般的なものとして
は、例えば、なたねろうのワックスエステルを構成する
22のベヘン酸、米ぬか油ろうのワックスエステルを構
成するC24のリグノセリン酸(カルナウバろうにも多く
含まれる)、ラノリンのワックスエステルを構成するC
26のセロチン酸、セラックろうのワックスエステルを構
成するC28のモンタン酸、キャンデリラろうのワックス
エステルを構成するC30のメリシン酸およびC32のドト
リアコンタン酸、セラックろうのワックスエステルを構
成するC34のテトラトリアコンタン酸を本発明のワック
スエステルを構成する脂肪酸として挙げることができ
る。
【0021】一方、ワックスエステルを構成するC
18-44の高級脂肪アルコールとしては、前記脂肪酸に対
応するアルコール、例えば、C18のステアリルアルコー
ル、C20のイコサノール、C22のドコサノール、C24
テトラコサノール、C26のヘキサコサノール、C28のオ
クタコサノール、C30のミリシルアルコール、C32のラ
ッセロール、C34のテトラトリアコンタノールなど、さ
らにはC44のテトラテトラコンタノールが一般的なもの
として挙げられる。また、分枝アルコール、例えば、1
6−メチルオクタデカノール、18−メチルノナデカノ
ール、18−メチルイコサノール、20−メチルヘンイ
コサノール、20−メチルドコサノール、22−メチル
トリコサノール、24−メチルペンタコサノールなどの
主として、ラノリンに見い出されるものも包含される。
また、上記炭素数をもつアルコールであれば、化学合成
によって得られる多種多様のものも前記高級脂肪アルコ
ールに包含される。
【0022】従って、本発明で使用するワックスエステ
ルには、C18-34の高級脂肪酸の1種とC18-44の高級脂
肪アルコールの1種との任意の組み合わせからなるもの
のすべてが包含される。このようなワックスエステル
は、2種以上の混合物であってもよい。
【0023】一般的に、かかるワックスエステルは、天
然ろう成分、例えば、キャンデリラろう(Candelilla w
ax)、カルナウバろう(Carnauba wax)、ホホバ油(Jo
jobaoil)、ラノリン(Lanolin)、モンタンろう(Monta
n wax)、ライスワックス(Rice wax)などに由来する
高級脂肪酸と、またこれらのワックス類に由来する高級
脂肪アルコールとから構成されるものが都合よく使用で
きる。これらの脂肪酸に由来する部分とアルコールに由
来する部分からなるワックスエステルは、個々の脂肪酸
とアルコールから合成されるエステルであってもよい
が、前記ワックス類から抽出等によって分離されたもの
であってもよい。
【0024】具体的なワックスエステルとしては、例え
ばキャンデリラろう、カルナウバろう、ホホバ油、また
はモンタンろう由来のC20脂肪酸−C20アルコール、C
20脂肪酸−C30アルコール、C24脂肪酸−C28アルコー
ル、C24脂肪酸−C30アルコール、C24脂肪酸−C32
ルコール、C26脂肪酸−C30アルコール、C26脂肪酸−
32アルコール、C28脂肪酸−C24アルコール、C28
肪酸−C28アルコール、C28脂肪酸−C30アルコール、
30脂肪酸−C28アルコール、C3−脂肪酸−C30アル
コール、C30脂肪酸−C32アルコール、C32脂肪酸−C
30アルコール、C32脂肪酸−C32アルコール、C34脂肪
酸−C30アルコール、C34脂肪酸−C32アルコール、な
どのいずれの組み合わせからなるものであってもよい。
また、当然に前記組み合わせからなるエステルは化学合
成されたものであっても、天然ろうからの抽出されたも
のであってもよい。
【0025】化学合成により得られるものであって、本
発明のワックスエステルに包含される市販のものとして
は、例えば、ラノリンの脂肪酸と2−オクチルドデシル
アルコールとの反応生成物であるクロダモルODL[C
RODAMOL ODL、商品名、クローダジャパン
(株)]を挙げることができる。
【0026】また、前記天然ワックスのうち、本発明の
目的上、悪影響を及ぼさない組成からなるものは、その
まま、本発明のワックスエステル成分と一緒に使用する
ことができる。悪影響を及ぼさない組成とは、例えば、
カルナウバろうのように、過度のヒドロキシエステルを
含むものは、組成物の乳化時の分離を起こしたり、固化
し難い傾向を有するので、そのまま使用することには注
意が必要である。
【0027】本発明で使用できる両性界面活性剤は、通
常の化粧品基剤等に用いられる両性界面活性剤のであれ
ばいずれでもよい。具体例を挙げるならば、次式
【0028】
【化1】
【0029】で表されるアミドべタイン型両性界面活性
剤[市販品としてレボン2000(三洋化成製)、アノ
ンBDF(日本油脂製)等が該当]、次式
【0030】
【化2】
【0031】で表されるアミドスルフォベタイン型両性
界面活性剤[市販品としてロンザイン−CS(ロンザ
製)、ミラダインCBS(ミラノール製)等が該当]、
次式
【0032】
【化3】
【0033】で表されるベタイン型両性界面活性剤[市
販品としてアノンBL(日本油脂製)、デハイントンA
B−30(ヘンケル製)等が該当]、次式
【0034】
【化4】
【0035】で表されるスルフォベタイン型両性界面活
性剤[市販品としてロンザイン12CS(ロンザ製)等
が該当]、次式
【0036】
【化5】
【0037】で表されるイミダゾリニウム型両性界面活
性剤[市販品としてオバゾリン662−N(東邦化学
製)、アノンGLM(日本油脂製)等が該当]等が挙げ
られる。本発明の水中油型の固型乳化化粧料には、その
総重量基準で、一般に、前記ワックスエステル0.1〜
10.0重量%、好ましくは1.0〜5.0重量%と、一
般に両性界面活性剤0.5〜10.0重量%、好ましく
は、0.5〜1.5重量%が含められる。なお、ワックス
エステルには、対応するヒドロキシワックスエステル
が、ワックスエステルの総重量当たり40重量%未満含
まれていてもよい。これらのワックスエステルおよび両
性界面活性剤は、それぞれ2種以上の混合物であっても
よい。
【0038】本発明の化粧料中のワックスエステルの含
有量が0.1重量%未満では固化しにくくなり、そして
逆に、10重量%を超えると、最終製品の「みずみずし
さ」、「さっぱりさ」が低減し、「べたつき」が出てく
る傾向がある。また、両性界面活性剤の組成物中の含有
量が、0.5重量%未満では乳化しにくくなり、そして
逆に10.0重量%を超えると安全性上の問題をもたら
す可能性がある。
【0039】本発明の化粧料は、任意成分として、C
6-34の高級脂肪酸を含む。このような脂肪酸の使用は、
一般に本発明の化粧料の固型状態での安定性を高めるよ
うに作用する。このような脂肪酸の具体的なものとして
は、前記ワックスエステルの構成成分として例示した高
級脂肪酸の他に、例えば、C6のヘキサン酸(カプロン
酸)C8のオクタン酸(カプリル酸)または2−エチル
ヘキサン酸、C10のデカン酸(カプリン酸)、C12のド
デカン酸(ラウリン酸)、C14のテトラデカン酸(ミリ
スチン酸)、C16のヘキサデカン酸(パルミチン酸)
を、一般的なものとして挙げることができるが、それぞ
れ炭素数が1個ずつ増加した奇数炭素数をもつ脂肪酸を
排除するものでない。また、より長鎖の脂肪酸を使用す
る場合には、対応するヒドロキシ脂肪酸、例えば、12
−ヒドロキシステアリン酸も使用できるので、本発明に
いう脂肪酸には、ヒドロキシ脂肪酸も包含される。
【0040】本発明の水中油型の固型乳化化粧料には、
場合によって、その総重量基準で、一般に、0.1〜1
0.0重量%、好ましくは0.1〜2.0重量%となるよ
うに含めることができる。これらの高級脂肪酸は2種以
上の混合物であってもよい。通常、前記高級脂肪酸含有
量が0.1重量%未満では、乳化安定性が低減する場合
があり、また逆に、10.0重量%を超えると使用安全
性に問題が生じる可能性が高くなる。
【0041】また、前記高級脂肪酸を含める場合には、
高級脂肪酸/両性界面活性剤のモル比が1:15〜1:
08になるように使用するのがよい。1:15未満では
乳化が困難な場合もあり、また1:08を超えると、水
中油型の固型乳化化粧料が形成できない場合がある。
【0042】本発明では、さらなる必須成分として特定
形状の酸化チタンおよび/または球状粉末を含む。
【0043】酸化チタンの具体的なものとしては、超微
粒状、板状および針状酸化チタンが挙げられ、通常、こ
れらの形状の酸化チタンの1種又は2種以上の組み合わ
せ物が使用される。使用量は、本発明の目的を達成でき
るかぎり限定されるものでないが、固型化粧料の総重量
基準で、通常、0.1〜20重量%である。配合方法
は、化粧料調製時に一般的な粉末部に含めて他の成分と
混合される。これらの成分の添加は、本発明化粧料の作
用を限定するものでないが、一般に、固型化粧料の硬度
を許容できる範囲内での低下をもたらす可能性があるも
のの、紫外線防止作用を向上させると共に、毛穴を目立
たなくさせるのに役立つ。なお、針状酸化チタンの使用
は、一般に、化粧料の硬度を低下させる傾向があるの
で、その使用量については注意する必要がある。
【0044】また、球状粉末の具体的なものとしては、
球状シリカ、球状ナイロン粉末、球状ポリアクリル酸ア
ルキル、架橋ポリスチレン−スクアラン混合末、セルロ
ース粉末、無水ケイ酸末、およびメチルシロキサン網状
重合体末が挙げられる。これらの1種以上を、固型化粧
料の総重量基準で、一般に0.005〜20重量%含め
ることができる。これらの成分の添加は、本発明化粧料
の作用を限定するものでないが、主として固型化粧料の
使用の際の肌上の毛穴をかくし、きめを整えるか、或い
は皮脂の吸着性を改善するのに役立つ。
【0045】本発明では、上述したように、固型化粧料
の物性に悪影響を及ぼさない成分を相当量含んでいても
よい。比較的多く含めうるものとしては、高級炭化水素
類を挙げることができる。特に天然ろう中に含まれる高
級(長鎖)炭化水素類は、固型状態の安定化または使用
感を高めるのに役立つ場合が多い。これらは、通常、5
0℃を超える融点をもつものがよい。具体的なものとし
ては、例えば、ペンタコサン(C2552)、ヘプタコサ
ン(C2756)、ヘントリアコンタン(C3164)、ド
トリアコンタン(C3266)、スクアレン(C
3050)、などの、みつろう、カルナウバろう、キャン
デリラろう、その他の動植物油に由来するもの、またそ
の水素添加物、例えば、スクアレンの水素添加物スクア
ラン、などが挙げられる。
【0046】これらの炭化水素類は、本発明の化粧料の
物性に悪影響を及ぼさない限り、前記ワックスエステル
の使用量を超えて添加することができ、例えば、重量比
でほぼ2倍量を超えて使用することもできる。
【0047】従って、本発明の化粧料には、例えば、キ
ャンデリラろうそのものを使用することが好都合な場合
もある。
【0048】さらに、本発明の化粧料に、他の共通のま
たは特定の目的、例えば、硬度の上昇、ひびわれ防止、
水分の揮散防止を向上させるための成分を1種以上含め
ることができる。これらの成分としては、シリコーン
油、エステル油、高級アルコール、水溶性高分子、およ
びエチレングリコールもしくはグリセロールの脂肪酸エ
ステル類が挙げられる。
【0049】本発明の水中油型の固型化粧料には、さら
にその他の化粧料に配合しうる成分を含めることができ
る。それらは、例えば、上述したもの以外の油分、保湿
剤、分散剤、粉末、防腐剤、香料、薬剤、増粘剤、色
素、顔料などである。
【0050】本発明に従えば、得られる水中油型の固型
乳化化粧料は、安定な固型状を維持し、固型状でありな
がら、肌に塗布する際には、使用感触として水中油型の
乳液やクリームと同様の「みずみずしさ」、「さっぱり
さ」および「べたつきのなさ」を有し、さらに保管安定
性にも優れている。
【0051】
【実施例】以下、さらに具体例を挙げて、本発明を説明
する。なお、以下の各例中の配合量は、特記しない限
り、すべて(重量/重量)%で示す。なお、各固型化粧
量に対する評価は次の基準または方法によって行った。
【0052】硬度の測定 不動工業株式会社(FUDO KOGYO CO.)製
の硬度計(レオメーター)を使用し、上述の「固型」ま
たは「固型状」について説明した測定条件に従い、各組
成物の硬度をそれぞれ20個の試料について測定し、そ
の測定結果の平均値を示す。
【0053】揮散防止効果 各組成物を室温(25℃)で開放系に約1時間放置し、
それぞれ20個の試料の重量変化を測定し、もとの重量
に対する重量の減少率の平均値を次のように分類して示
す。
【0054】評価の表示 減少率(%) +++ 0.7%未満 ++ 0.7%から1.0%未満 + 1.0%から1.3%未満 ± 1.3%以上毛穴の目立たなさ 20名の専門パネルによる使用テストを行い、各人につ
いて肉眼観察した結果の平均的な挙動を次のように分類
して示す。
【0055】評価の表示 評 価 +++ 著しい改善がみられる * ++ かなりの改善がみられる + 若干の改善がみられる ± 実施例7の組成物と等価 * 毛穴が全く目立たなくなる紫外線遮断効果 紫外線遮断効果[紫外線遮断ファクター(UV−CUT
(SPF))]については、20名の専門パネルによる
使用テストを行い、1時間経過後の特定形状の酸化チタ
ン無添加(例1)の組成物の日焼けの程度(値「1
4」)との相対的な値で示す。
【0056】なお、「べたつきの」なさの評価法は後述
する。
【0057】例1(参考例) 水中油型乳化固型化粧料(ファンデーション) (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.8 (2)キャンデリラロウ 5.0 (3)ステアリン酸 1.0 (4)赤酸化鉄 1.0 (5)黄酸化鉄 3.0 (6)黒酸化鉄 0.2 (7)二酸化チタン 10.0 (8)カオリン 5.0 (9)タルク 25.8 (10)1,3−ブチレングリコール 3.0 (11)メチルパラベン 0.2 (12)イオン交換水 25.0 (13)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(純分30%) 5.0調製法 (1)〜(3)を70〜80℃で撹拌溶解して油相部と
し、(10)〜(13)を70〜80℃で撹拌溶解して水相
部とする。油相部に水相部を加えて乳化させ、あらかじ
め撹拌混合しておいた(4)〜(9)を混合し、ファン
デーション中皿に流し込み、冷却して水中油型乳化固型
化粧料を得た。この化粧料はみずみずしく、さっぱりと
していて、べたつきのない使用性であった。(高級脂肪
酸/両性界面活性剤(モル比)=0.86)例2〜5(本発明) 例1の二酸化チタンに代え、表1に示す各種形状の酸化
チタンを使用したこと以外、例1と同様の組成および方
法で固型乳化化粧料を調製した。得られた各化粧料の硬
度、肌の毛穴かくし効果、べたつき防止効果、紫外線遮
断効果を評価した結果をまとめて表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】表1より、二酸化チタンに代え特定形状の
酸化チタンを使用すると、組成物の硬度が低下する場合
もあるが、毛穴の目立たなさ、べたつきのなさが若干改
善された上、紫外線遮断効果が有意に向上することがわ
かる。
【0060】例6〜15(本発明) 例1のタルクの一部を表2に示す成分で代替したこと以
外、例1と同様の組成および方法で固型乳化化粧料を調
製した。得られた化粧料の硬度、使用した場合の毛穴の
目立たなさおよびべたつきのなさについて評価した結果
を表2にまとめて示す。
【0061】
【表2】
【0062】a)〜j)で使用した商品名(製造元また
は販売元)は、次のものを使用した。
【0063】 a) 球状シリカP−1500(触媒化成株式会社) b) ナイロンSP−500(東レ株式会社) c) ファインパール3000SPQ(住友化学株式会
社) d) マイクロスフェアM306(エチレングリコール
ジメタクリレート)(松本油脂製薬株式会社) e) セルロフロー C−25(チッソ株式会社) f) トスパール 145A(東芝シリコーン株式会
社) g) トレフィル E−506S(東レ株式会社) h) ノイシリンS2(富山化学工業株式会社) i) アルギン酸Caビーズ(日清紡株式会社) j) 球状ポリエチレンSS−1(製鉄化学株式会社) 表2より、球状粉末の添加は、例1(参考例)の組成物
に比し、固型化粧料の硬度に悪影響を及ぼすことなく、
被験者の肌の毛穴を目立たなくし、しかもべたつきを低
減した使用感をもたらすことがわかる。
【0064】特定形状の酸化チタン、あるいは球状粉末
の添加が、例1の組成物に対するのと同様な効果をもた
らす固型化粧料の参考例を、それらに対する比較例と共
に示す。
【0065】例16(参考例) 水中油型乳化コンパクト(ファンデーション) (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 16.8 (2)ステアリン酸ステアリル 5.0 (3)酸化鉄赤 1.0 (4)酸化鉄黄 3.0 (5)酸化鉄黒 0.2 (6)二酸化チタン 10.0 (7)カオリン 5.0 (8)タルク 25.8 (9)1,3−ブチレングリコール 3.0 (10)メチルパラベン 0.2 (11)イオン交換水 25.0 (12)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(純分30%) 5.0調製法 (1)、(2)を70℃〜80℃で撹拌溶解して油相部
とし、(9)〜(12)を70℃〜80℃で撹拌溶解して
水相部とする。油相部に水相部を加えて乳化させ、あら
かじめ撹拌混合しておいた(3)〜(8)を混合し、フ
ァンデーション中皿に流し混み、冷却して乳化コンパク
トを得た。このコンパクトはみずみずしく、さっぱりと
していて、べたつきのない使用性であった。
【0066】例17(参考比較例) 水中油型乳化組成物 (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 16.8 (2)ヒドロキシステアリン酸ステアリル 5.0 (3)酸化鉄赤 1.0 (4)酸化鉄黄 3.0 (5)酸化鉄黒 0.2 (6)二酸化チタン 10.0 (7)カオリン 5.0 (8)タルク 25.8 (9)1,3−ブチレングリコール 3.0 (10)メチルパラベン 0.2 (11)イオン交換水 25.0 (12)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(純分30%) 5.0調製法 例16と同様の方法により製造したところ、例16とは
異なり、乳化時に分離を起こした。
【0067】例18(参考例) 水中油型乳化コンパクト(ファンデーション) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン 13.69 (2)ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 (3)ホホバ油を完全水添したもの 0.07 (4)乳酸ステアリル 0.03 (5)セレシン 3.0 (6)デキストリン脂肪酸エステル処理酸化鉄赤 1.0 (7)デキストリン脂肪酸エステル処理酸化鉄黄 3.0 (8)デキストリン脂肪酸エステル処理酸化鉄黒 0.2 (9)デキストリン脂肪酸エステル処理二酸化チタン 10.0 (10)デキストリン脂肪酸エステル処理セリサイト 5.0 (11)デキストリン脂肪酸エステル処理タルク 10.8 (12)ポリメチルメタクリレート球状粉末 10.0 (13)6,6−ナイロン 10.0 (14)プロピレングリコール 3.0 (15)ダイナマイトグリセリン 5.0 (16)ヒアルロン酸 0.01 (17)メチルパラベン 0.1 (18)イオン交換水 15.0 (19)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(純分30%) 5.0 (20)香料 0.1調製法 70℃〜80℃で油相部に粉末を撹拌混合し、水相部を
加え、乳化した後、コンパクト中皿に流し込み、冷却し
て乳化コンパクトを得た。このコンパクトはみずみずし
く、さっぱりとしていて、べたつきのない使用性であっ
た。
【0068】なお、ここで用いたデキストリン脂肪酸エ
ステル処理粉末は、原料粉末95重量%をデキストリン
脂肪酸エステルの5重量%アイソパーE(エクソン化学
社製)溶液に添加、撹拌し、脱溶媒し、乾燥、粉砕して
得たものである。
【0069】例19(参考例) 水中油型乳化ステックファンデーション (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 8.9 (2)スクワラン 2.0 (3)フルオロカーボン 0.2 (4)ラノリン酸オクチルドデシル 5.0 (5)ヒドロキシステアリン酸メチル 2.0 (6)ワセリン 3.0 (7)シリコーン処理酸化鉄赤 1.0 (8)シリコーン処理酸化鉄黄 2.5 (9)シリコーン処理酸化鉄黒 0.2 (10)マイカ 5.0 (11)タルク 5.0 (12)1,3−ブチレングリコール 5.0 (13)ダイナマイトグリセリン 10.0 (14)メチルパラベン 0.2 (15)イオン交換水 25.0 (16)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(純分40%) 25.0調製法 例16と同様の方法により製造し、スチックの型に流し
込み冷却して乳化スチックファンデーションを得た。こ
のスチックはみずみずしく、さっぱりとしていて、べた
つきのない使用性であった。
【0070】例20(参考例) 水中油型乳化口紅 (1)流動パラフィン 60.89 (2)ヒマシ油 0.5 (3)ジメチルポリシロキサン(100cs) 1.0 (4)ベヘニン酸ベヘニル 3.0 (5)ヒドロキシステアリン酸オクチル 1.0 (6)リンゴ酸ジイソステアリル 1.0 (7)酸化鉄赤 0.3 (8)酸化鉄黄 1.0 (9)赤色204号 0.7 (10)赤色202号 0.01 (11)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5 (12)1,3−ブチレングリコール 3.0 (13)ソルビトール 3.0 (14)メチルパラベン 0.1 (15)イオン交換水 20.0 (16)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(純分30%) 4.0調製法 例16と同様の方法により製造し、口紅の型に流し込み
冷却して乳化口紅を得た。この口紅はみずみずしく、さ
っぱりとしていて、べたつきのない使用性であった。
【0071】例21〜22(参考例)、例23〜27
(参考比較例) 表3〜4に示すような配合処方により、例16と同様に
して乳化組成物を製造した。このうち、例21は油中水
型乳化コンパクトである。
【0072】得られた各組成物について、次のような方
法でさっぱりさ、みずみずしさ、べたつきのな
さ、および硬度を評価した。その結果を例16〜20
の各組成物の結果とともに表4に示す。
【0073】なお、表5中、試作不可は、乳化時に分離
を起こして乳化できなかつたことを示す。
【0074】評価法 20名の専門パネルによる使用テストを行い、各人の評
価結果を平均した。
【0075】評価基準 5点:非常に良い。
【0076】4点:良い。
【0077】3点:やや良い。
【0078】2点:普通。
【0079】1点:悪い。
【0080】0点:非常に悪い。
【0081】評価の表示 ++:4点以上。
【0082】+ :3点以上、4点未満。
【0083】± :2点以上、3点未満。
【0084】− :1点以上、2点未満。
【0085】−−:1点未満。
【0086】
【表3】
【0087】
【表4】
【0088】
【表5】
【0089】例28(参考例) 水中油型乳化コンパクト(ファンデーション) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン 5.69 (2)ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 (3)キャンデリラロウ 0.1 (4)セレシン 3.0 (5)12−ヒドロキシステアリン酸 8.0 (6)デキストリン脂肪酸エステル処理赤酸化鉄 1.0 (7)デキストリン脂肪酸エステル処理黄酸化鉄 3.0 (8)デキストリン脂肪酸エステル処理黒酸化鉄 0.2 (9)デキストリン脂肪酸エステル処理二酸化チタン 10.0 (10)デキストリン脂肪酸エステル処理セリサイト 5.0 (11)デキストリン脂肪酸エステル処理タルク 10.8 (12)ポリメチルメタクリレート球状粉末 5.0 (13)6,6−ナイロン 5.0 (14)プロピレングリコール 3.0 (15)ダイナマイトグリセリン 5.0 (16)ヒアルロン酸 0.01 (17)メチルパラベン 0.1 (18)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(純分30%) 30.0 (19)香料 0.1調製法 70〜80℃で油相部に粉末を撹拌混合して水相部を加
え、乳化した後、コンパクト中皿に流し込み、冷却して
乳化コンパクトを得た。このコンパクトはみずみずし
く、さっぱりとしていて、べたつきのない使用性であっ
た。(高級脂肪酸/両性界面活性剤(モル比)=1.0
8) なお、ここで用いたデキストリン脂肪酸エステル処理粉
末は、原料粉末95重量%をデキストリン脂肪酸エステ
ルの5重量%アイソパーE(エクソン化学社製)溶液に
添加、撹拌し、脱溶媒し、乾燥、粉砕して得たものであ
る。
【0090】例29(参考例) 水中油型乳化ステックファンデーション (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.9 (2)スクワラン 2.0 (3)フルオロカーボン 0.2 (4)キャンデリラロウ 10.0 (5)ワセリン 3.0 (6)イソステアリン酸 3.0 (7)シリコーン処理赤酸化鉄 1.0 (7)シリコーン処理黄酸化鉄 2.5 (9)シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 (10)マイカ 5.0 (11)タルク 5.0 (12)1,3−ブチレングリコール 5.0 (13)ダイナマイトグリセリン 10.0 (14)メチルパラベン 0.2 (15)イオン交換水 40.0 (16)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(純分40%) 10.0調製法 例1と同様の方法により製造し、スチックの型に流し込
み冷却して水中油型乳化スチックファンデーションを得
た。このスチックはみずみずしく、さっぱりとしてい
て、べたつきのない使用性であった。(高級脂肪酸/両
性界面活性剤(モル比)=0.72)例30(参考例) 水中油型乳化口紅 (1)流動パラフィン 60.69 (2)ヒマシ油 0.5 (3)ジメチルポリシロキサン(100cs) 1.0 (4)キャンデリラロウ 3.0 (5)カルナバロウ 1.0 (6)12−ヒドロキシステアリン酸 0.1 (7)オレイン 0.1 (8)リンゴ酸ジイソステアリル 1.0 (9)赤酸化鉄 0.3 (10)黄酸化鉄 1.0 (11)赤色204号 0.7 (12)赤色202号 0.01 (13)カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5 (14)1,3−ブチレングリコール 3.0 (15)ソルビトール 3.0 (16)メチルパラベン 0.1 (17)イオン交換水 20.0 (18)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ エチルイミダゾリニウムベタイン(純分30%) 4.0調製法 例1と同様の方法により製造し、口紅の型に流し込み冷
却して水中油型乳化口紅を得た。この口紅はみずみずし
く、さっぱりとしていて、べたつきのない使用性であっ
た。(高級脂肪酸/両性界面活性剤(モル比)=0.1
0)例31〜37(参考例)、例38〜46(参考比較例) 表6〜8に示すような配合処方により、例1と同様にし
て水中油型の乳化組成物を製造した。表では、参考のた
め例1の処方についても記載した。
【0091】得られた各組成物について、上記評価法に
よりさっぱりさ、みずみずしさ、べたつきのな
さ、および硬度を評価した。その結果を表10〜11
に示す。
【0092】
【表6】
【0093】
【表7】
【0094】
【表8】
【0095】
【表9】
【0096】
【表10】
【0097】
【表11】
【0098】表5、表10および表11より、本発明の
固型化粧料に使用される特定のワックスエステル、両性
界面活性剤、場合によって高級脂肪酸の添加は、化粧料
の「さっぱりさ」、「みずみずしさ」、「べたつきのな
さ」および「硬度」維持に有意に作用し、特定形状の酸
化チタン、あるいは球状粉末と組み合わさって、固型化
粧料に優れた物性を付与することがわかる。
【0099】
【発明の効果】適度な硬度、例えば使用に際し、指また
はスポンジもしくはパフ等を用いて所望量を採取するこ
とが容易であり、かつ製品のひびわれ傾向が低減し、そ
して製品からの水分等の揮散性が防止された固型化粧料
が提供される。この固型化粧料は、さっぱりさ、みずみ
ずしさ、べたつきのなさ、等の優れた使用感触、紫外線
遮断効果も併せもっている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と、ワックスエステルと、その他の化
    粧料に配合される成分の1種以上とからなる水中油型の
    固型乳化化粧料用であって、化粧料の総重量基準で、 (A) 構成部分として、C18-34の高級脂肪酸に由来
    する部分とC18-44の高級脂肪アルコールに由来する部
    分を有する、1種以上のワックスエステル0.1〜10.
    0重量%、 (B) 1種以上の両性界面活性剤0.5〜10.0重量
    %、 (C) 超微粒状酸化チタン、板状酸化チタンおよび針
    状酸化チタン、ならびに球状粉末からなる群より選ばれ
    る酸化チタンの少なくとも1種の0.005〜20重量
    %、ならびに (D) 1種以上のC6-34の高級脂肪酸0〜10.0重
    量%、を含んでなる化粧料。
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