JPH09194391A - スイカズラ科植物ニワトコより得られるプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリペプチド - Google Patents
スイカズラ科植物ニワトコより得られるプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリペプチドInfo
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- JPH09194391A JPH09194391A JP8021619A JP2161996A JPH09194391A JP H09194391 A JPH09194391 A JP H09194391A JP 8021619 A JP8021619 A JP 8021619A JP 2161996 A JP2161996 A JP 2161996A JP H09194391 A JPH09194391 A JP H09194391A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 スイカズラ科(Caprifoliacea
e)植物ニワトコ(Sambucus siebold
iana BLUME)を抽出、分画し、エンテロキナ
ーゼ、トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼなど
のセリンプロテアーゼに強い阻害活性を有し、併せて優
れた血中安定性を示す新規な4種のポリペプチドを得
た。 【効果】 新規な生理活性ポリペプチドを提供する。こ
れらのポリペプチドは、強いセリンプロテアーゼ阻害活
性と優れた血中安定性を有しており、膵炎治療剤として
有用である。
e)植物ニワトコ(Sambucus siebold
iana BLUME)を抽出、分画し、エンテロキナ
ーゼ、トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼなど
のセリンプロテアーゼに強い阻害活性を有し、併せて優
れた血中安定性を示す新規な4種のポリペプチドを得
た。 【効果】 新規な生理活性ポリペプチドを提供する。こ
れらのポリペプチドは、強いセリンプロテアーゼ阻害活
性と優れた血中安定性を有しており、膵炎治療剤として
有用である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスイカズラ科(Ca
prifoliaceae)植物ニワトコ(Sambu
cus sieboldiana BLUME)より得
られる、セリンプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリ
ペプチド、及び該ポリペプチドを有効成分とするセリン
プロテアーゼ阻害剤に関するものである。
prifoliaceae)植物ニワトコ(Sambu
cus sieboldiana BLUME)より得
られる、セリンプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリ
ペプチド、及び該ポリペプチドを有効成分とするセリン
プロテアーゼ阻害剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】急性膵炎、或いは慢性膵炎の急性期に
は、種々の要因により活性化した膵蛋白分解酵素による
膵臓組織の破壊と、活性化した酵素の血中への逸脱によ
る全身の組織、臓器障害など重篤な症状が発現すること
が知られている。その原因として膵セリンプロテアー
ゼ、特にカギ酵素としてのトリプシンの関与が重要視さ
れており、近年、上記の状態を改善する治療薬として、
いくつかの合成抗トリプシン剤が開発上市されている。
は、種々の要因により活性化した膵蛋白分解酵素による
膵臓組織の破壊と、活性化した酵素の血中への逸脱によ
る全身の組織、臓器障害など重篤な症状が発現すること
が知られている。その原因として膵セリンプロテアー
ゼ、特にカギ酵素としてのトリプシンの関与が重要視さ
れており、近年、上記の状態を改善する治療薬として、
いくつかの合成抗トリプシン剤が開発上市されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの合成抗トリプ
シン剤の出現により、膵炎治療にはかなりの進歩が見ら
れているが、合成抗トリプシン剤は血中半減期が短い欠
点を有し、より有効な薬剤の開発が求められている現状
にある。
シン剤の出現により、膵炎治療にはかなりの進歩が見ら
れているが、合成抗トリプシン剤は血中半減期が短い欠
点を有し、より有効な薬剤の開発が求められている現状
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような現状のもと、
本発明者らは、トリプシンのみならずトリプシノーゲン
を活性化する酵素エンテロキナーゼにも着目し、より有
効な薬剤を開発すべく、天然資源を広く探索した結果、
スイカズラ科(Caprifoliaceae)の植物
ニワトコ(Sambucus sieboldiana
BLUME)の花及び葉に含有される4種の新規ポリ
ペプチドを見い出した。
本発明者らは、トリプシンのみならずトリプシノーゲン
を活性化する酵素エンテロキナーゼにも着目し、より有
効な薬剤を開発すべく、天然資源を広く探索した結果、
スイカズラ科(Caprifoliaceae)の植物
ニワトコ(Sambucus sieboldiana
BLUME)の花及び葉に含有される4種の新規ポリ
ペプチドを見い出した。
【0005】すなわち、本発明は、次式(I)〜(IV) 式(I) Cys−Thr−Arg−Glu−Ile−Cys−Phe−Pro−Gly− 1 5 Lys−Ser−Thr−Cys−Ala−Gly−Gly−Cys−Thr− 10 15 Cys−Leu−Pro−Phe−Ala−Gly−Asp−Asp−Ser− 20 25 Gly−Arg−Gly−Gly−Cys−Phe−Met−Val 30 35
【0006】 式(II) Cys−Thr−Arg−Glu−Ile−Cys−Phe−Pro−Gly− 1 5 Lys−Ser−Thr−Cys−Ala−Gly−Gly−Cys−Thr− 10 15 Cys−Leu−Pro−Phe−Ala−Gly−Asp−Asp−Ser− 20 25 Gly−Arg−Gly−Gly−Ser−Phe−Cys−Val 30 35
【0007】 式(III) Ala−Cys−Thr−Arg−Glu−Phe−Cys−Phe−Pro− 1 5 Gly−Lys−Ser−Thr−Cys−Ala−Leu−Gly−Cys− 10 15 Thr−Cys−Val−Ala−Phe−Pro−Gly−Asp−Asp− 20 25 Ser−Gly−Arg−Gly−Gly−Cys−Phe−Arg 30 35
【0008】 式(IV) Ala−Cys−Thr−Leu−Glu−Ile−Cys−Pro−Val− 1 5 Gly−Lys−Ser−Cys−Ala−Gly−Gly−Cys−Thr− 10 15 Cys−Leu−Ala−Phe−Pro−Gly−Asp−Asp−Ser− 20 25 Gly−Phe−Gly−Gly−Cys−Phe−Arg−Val 30 35 で表わされるポリペプチドであり、これら化合物の活性
を検討したところ、求めていたセリンプロテアーゼ阻害
活性を有することと併せて、優れた血中安定性を有する
ことを確認し、本発明を完成するに至った。
を検討したところ、求めていたセリンプロテアーゼ阻害
活性を有することと併せて、優れた血中安定性を有する
ことを確認し、本発明を完成するに至った。
【0009】
【発明の具体的説明】本発明者らは、スイカズラ科(C
aprifoliaceae)の植物ニワトコ(Sam
bucus sieboldiana BLUME)の
抽出物がエンテロキナーゼを強く阻害することを見い出
し、活性成分を4種単離したが、これら化合物が新規ポ
リペプチドであり、強いセリンプロテアーゼ阻害活性
と、優れた血中安定性を有していることを発見した。一
般に、植物から目的物を得るには、抽出、精製、単離と
いう工程を経るが、本発明についても、このような工程
に沿って説明する。
aprifoliaceae)の植物ニワトコ(Sam
bucus sieboldiana BLUME)の
抽出物がエンテロキナーゼを強く阻害することを見い出
し、活性成分を4種単離したが、これら化合物が新規ポ
リペプチドであり、強いセリンプロテアーゼ阻害活性
と、優れた血中安定性を有していることを発見した。一
般に、植物から目的物を得るには、抽出、精製、単離と
いう工程を経るが、本発明についても、このような工程
に沿って説明する。
【0010】1.抽出工程 ニワトコの花軸を含む花部、或いは葉部から活性物質を
抽出するには、水或いは20〜70%メタノール水溶
液、またはこれらに酢酸などの有機酸類、塩酸などの鉱
酸類を0.1〜10%の濃度になるように加えたものが
適するが、1〜5%酢酸水溶液、或いは、1〜5%濃度
に酢酸を含む30〜60%メタノール水溶液が好まし
い。
抽出するには、水或いは20〜70%メタノール水溶
液、またはこれらに酢酸などの有機酸類、塩酸などの鉱
酸類を0.1〜10%の濃度になるように加えたものが
適するが、1〜5%酢酸水溶液、或いは、1〜5%濃度
に酢酸を含む30〜60%メタノール水溶液が好まし
い。
【0011】花は生のまま、葉は生のまま或いは乾燥し
て、3〜6倍量の抽出溶媒に浸し、室温、或いは加温し
て抽出することが出来る。併せて、ポリペプチド類を抽
出する一般的な方法、例えば緩衝液、塩類を含む溶液な
どを用いることが出来ることは言うまでもない。
て、3〜6倍量の抽出溶媒に浸し、室温、或いは加温し
て抽出することが出来る。併せて、ポリペプチド類を抽
出する一般的な方法、例えば緩衝液、塩類を含む溶液な
どを用いることが出来ることは言うまでもない。
【0012】2.精製工程 抽出工程により得られた活性ポリペプチドを含む抽出液
は多数の夾雑物を含むが、効率良く目的物質を濃縮する
方法として、例えば、ダイヤイオンHP−20(以下H
P−20)などの合成吸着剤に目的物質を吸着すること
で、多くの夾雑物を除いた粗画分を得ることが出来る。
は多数の夾雑物を含むが、効率良く目的物質を濃縮する
方法として、例えば、ダイヤイオンHP−20(以下H
P−20)などの合成吸着剤に目的物質を吸着すること
で、多くの夾雑物を除いた粗画分を得ることが出来る。
【0013】すなわち、抽出液が水または酢酸含有の水
溶液の場合はそのまま、メタノールを含有している場合
は減圧下メタノールを留去後、バッチ法或いはカラム法
でHP−20に吸着し、HP−20を水、次いで30〜
35%メタノール水溶液で洗浄後、目的である活性ポリ
ペプチドを例えばメタノール、アセトン、水等の混液で
溶出することにより、無機塩、単糖類など多くの夾雑物
を除いた粗画分を得ることが出来る。次に、HP−20
のメタノール、アセトン、水の混液溶出画分の有機溶媒
を減圧下留去後、得られた水溶液をそのまま、或いは1
〜3%になるように酢酸を加えて例えばn−ブタノー
ル、或いは酢酸エチル等と振盪し水層を得ることで、脂
溶性の高い夾雑物を除くことが出来る。
溶液の場合はそのまま、メタノールを含有している場合
は減圧下メタノールを留去後、バッチ法或いはカラム法
でHP−20に吸着し、HP−20を水、次いで30〜
35%メタノール水溶液で洗浄後、目的である活性ポリ
ペプチドを例えばメタノール、アセトン、水等の混液で
溶出することにより、無機塩、単糖類など多くの夾雑物
を除いた粗画分を得ることが出来る。次に、HP−20
のメタノール、アセトン、水の混液溶出画分の有機溶媒
を減圧下留去後、得られた水溶液をそのまま、或いは1
〜3%になるように酢酸を加えて例えばn−ブタノー
ル、或いは酢酸エチル等と振盪し水層を得ることで、脂
溶性の高い夾雑物を除くことが出来る。
【0014】3.単離工程 精製工程により夾雑物を除いた粗画分から、目的である
活性ポリペプチドを単離するには、蛋白質、ポリペプチ
ドなどの精製、単離に用いる一般的な方法を用いること
が出来る。すなわち、イオン交換クロマトグラフィー、
ゲル濾過、逆相クロマトグラフィー、分取HPLC等が
あるが、本発明においてはこれらに加えて、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーも利用し得る。
活性ポリペプチドを単離するには、蛋白質、ポリペプチ
ドなどの精製、単離に用いる一般的な方法を用いること
が出来る。すなわち、イオン交換クロマトグラフィー、
ゲル濾過、逆相クロマトグラフィー、分取HPLC等が
あるが、本発明においてはこれらに加えて、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーも利用し得る。
【0015】精製工程で得られた粗画分を弱陽イオン交
換樹脂、例えばダイヤイオンWK−10Sなどのカラム
に通液し、水、次いで35%メタノールで洗浄後、第一
溶出液である50%アセトンにて溶出する画分と、第二
溶出液である0.1〜1.0M濃度に酢酸アンモンを含
有するメタノール、アセトン、水等の混液にて溶出する
画分に目的物質を回収することが出来る。
換樹脂、例えばダイヤイオンWK−10Sなどのカラム
に通液し、水、次いで35%メタノールで洗浄後、第一
溶出液である50%アセトンにて溶出する画分と、第二
溶出液である0.1〜1.0M濃度に酢酸アンモンを含
有するメタノール、アセトン、水等の混液にて溶出する
画分に目的物質を回収することが出来る。
【0016】50%アセトン溶出部はそのまま濃縮乾固
し、酢酸アンモン溶出部は、HP−20カラムで脱塩後
濃縮乾固し、各々目的である活性ポリペプチドを含有す
る画分を得ることが出来る。イオン交換クロマトグラフ
ィーの50%アセトン溶出画分は、ODSシリカゲルを
担体とし、例えば0.1MKH2 PO4 −NaOH緩衝
液(pH7)と酢酸とアセトニトリルの混液を溶出溶媒
とする逆相カラムクロマトグラフィーで分画し、ポリペ
プチド化合物(I)及び(II)を含む画分と、ポリペプ
チド化合物(IV)を含む画分に分画することが出来る。
し、酢酸アンモン溶出部は、HP−20カラムで脱塩後
濃縮乾固し、各々目的である活性ポリペプチドを含有す
る画分を得ることが出来る。イオン交換クロマトグラフ
ィーの50%アセトン溶出画分は、ODSシリカゲルを
担体とし、例えば0.1MKH2 PO4 −NaOH緩衝
液(pH7)と酢酸とアセトニトリルの混液を溶出溶媒
とする逆相カラムクロマトグラフィーで分画し、ポリペ
プチド化合物(I)及び(II)を含む画分と、ポリペプ
チド化合物(IV)を含む画分に分画することが出来る。
【0017】この両画分を更に、1〜5%酢酸を溶出溶
媒としたセファデックスLH−20カラムクロマトグラ
フィーで精製後、0.1%濃度にトリフルオロ酢酸(以
下TFA)を含有した含水アセトニトリルを溶出溶媒と
した逆相カラムクロマトグラフィーで分画し、最終的
に、分取HPLCを用いポリペプチド化合物(I)と
(II)、及びポリペプチド化合物(IV)を各々単離する
ことが出来る。
媒としたセファデックスLH−20カラムクロマトグラ
フィーで精製後、0.1%濃度にトリフルオロ酢酸(以
下TFA)を含有した含水アセトニトリルを溶出溶媒と
した逆相カラムクロマトグラフィーで分画し、最終的
に、分取HPLCを用いポリペプチド化合物(I)と
(II)、及びポリペプチド化合物(IV)を各々単離する
ことが出来る。
【0018】イオン交換クロマトグラフィーの酢酸アン
モン溶液溶出画分についても、同様に分画を進め、ポリ
ペプチド化合物(III)及び、ポリペプチド化合物(I)
と(II)を単離することが出来る。このようにして得ら
れる化合物(I)〜(IV)は、ニワトコの抽出部位によ
り構成が異なるが、その結果を表1に示す。
モン溶液溶出画分についても、同様に分画を進め、ポリ
ペプチド化合物(III)及び、ポリペプチド化合物(I)
と(II)を単離することが出来る。このようにして得ら
れる化合物(I)〜(IV)は、ニワトコの抽出部位によ
り構成が異なるが、その結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】4.構造決定 スイカズラ科(Caprifoliaceae)植物ニ
ワトコ(Sambucus sieboldiana
BLUME)から上記のように単離した4種の活性ポリ
ペプチドについて、気相プロテインシークェンサー(ア
プライドバイオシステムズ473A プロテインシーク
ェンサー)により常法通り各々アミノ酸配列分析を行
い、請求項1記載のアミノ酸配列式(I)〜(IV)で示
される新規なポリペプチドであることが明らかとなっ
た。
ワトコ(Sambucus sieboldiana
BLUME)から上記のように単離した4種の活性ポリ
ペプチドについて、気相プロテインシークェンサー(ア
プライドバイオシステムズ473A プロテインシーク
ェンサー)により常法通り各々アミノ酸配列分析を行
い、請求項1記載のアミノ酸配列式(I)〜(IV)で示
される新規なポリペプチドであることが明らかとなっ
た。
【0021】5.セリンプロテアーゼに対する阻害活性 ニワトコより得られた4種の新規ポリペプチド化合物に
ついて、各種セリンプロテアーゼに対する阻害活性を検
討したところ、エンテロキナーゼ、トリプシン、α−キ
モトリプシン、喀痰エラスターゼ、カテプシンGに強い
活性を認め、また化合物により阻害スペクトルに差が認
められたが、その結果を表2に示す。
ついて、各種セリンプロテアーゼに対する阻害活性を検
討したところ、エンテロキナーゼ、トリプシン、α−キ
モトリプシン、喀痰エラスターゼ、カテプシンGに強い
活性を認め、また化合物により阻害スペクトルに差が認
められたが、その結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】6.血中安定性 ニワトコより得られる4種の新規ポリペプチド化合物
が、セリンプロテアーゼに強い阻害活性を示すことが明
らかとなり、これら化合物について更なる有用性を確認
するため、化合物(I)と(III)を用い、ウサギ血漿中
での安定性を血漿中インヒビターの影響が少ないエンテ
ロキナーゼ阻害活性を指標に検討した。両化合物ともに
優れた安定性を示したが、その結果を表3に示す。
が、セリンプロテアーゼに強い阻害活性を示すことが明
らかとなり、これら化合物について更なる有用性を確認
するため、化合物(I)と(III)を用い、ウサギ血漿中
での安定性を血漿中インヒビターの影響が少ないエンテ
ロキナーゼ阻害活性を指標に検討した。両化合物ともに
優れた安定性を示したが、その結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】以上のように本発明は、スイカズラ科植物
ニワトコから得られるセリンプロテアーゼに強い阻害活
性を有し、併せて優れた血中安定性を示す4種の新規ポ
リペプチドに関するものである。以下に実施例を示し、
本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらに
限定されるものではない。
ニワトコから得られるセリンプロテアーゼに強い阻害活
性を有し、併せて優れた血中安定性を示す4種の新規ポ
リペプチドに関するものである。以下に実施例を示し、
本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらに
限定されるものではない。
【0026】
実施例1ニワトコ花からの抽出と、ダイヤイオンHP−20によ
る精製 4月上旬〜下旬にかけて採集したニワトコの花軸を含む
花部約36kgを生のまま約180リットルの50%メ
タノール水溶液で室温、3週間抽出した。吸引濾過によ
り抽出液を得、減圧下濃縮し約5リットルの水溶液とし
た。抽出残渣には、2.5%酢酸水溶液約40リットル
を加え、室温にて2週間抽出した後、吸引濾過により約
42リットルの抽出液を得た。
る精製 4月上旬〜下旬にかけて採集したニワトコの花軸を含む
花部約36kgを生のまま約180リットルの50%メ
タノール水溶液で室温、3週間抽出した。吸引濾過によ
り抽出液を得、減圧下濃縮し約5リットルの水溶液とし
た。抽出残渣には、2.5%酢酸水溶液約40リットル
を加え、室温にて2週間抽出した後、吸引濾過により約
42リットルの抽出液を得た。
【0027】50%メタノール抽出液より製した濃縮水
溶液約5リットルは、n−ブタノール約2.5リットル
と振盪後静置し、水層を分取した。n−ブタノール層は
水1リットルで抽出し、この水層と先の水層を合し、減
圧下溶存しているn−ブタノールを留去し、水溶液とし
た。この水溶液を、ダイヤイオンHP−20(三菱化
成;以下HP−20)約5リットルを水で充填したカラ
ム(12×44cm)に通液した後、カラムを水約1
2.5リットル、次いで30%メタノール約20リット
ルで洗浄した。
溶液約5リットルは、n−ブタノール約2.5リットル
と振盪後静置し、水層を分取した。n−ブタノール層は
水1リットルで抽出し、この水層と先の水層を合し、減
圧下溶存しているn−ブタノールを留去し、水溶液とし
た。この水溶液を、ダイヤイオンHP−20(三菱化
成;以下HP−20)約5リットルを水で充填したカラ
ム(12×44cm)に通液した後、カラムを水約1
2.5リットル、次いで30%メタノール約20リット
ルで洗浄した。
【0028】洗浄後のHP−20カラムは、メタノー
ル:アセトン:水=3:3:4混液(以下MAW混液)
約10リットル、次いでMAW=3:4:3混液約10
リットル、さらにメタノール約5リットルで溶出し、こ
れら各溶出液を合し、減圧下濃縮して約2.5リットル
の水溶液とした。一方、2.5%酢酸水溶液による抽出
液は、HP−20約2.5リットルを水で充填したカラ
ム(12×22cm)に通液した後、カラムを水約5リ
ットル、次いで30%メタノール約5リットルで洗浄し
た。
ル:アセトン:水=3:3:4混液(以下MAW混液)
約10リットル、次いでMAW=3:4:3混液約10
リットル、さらにメタノール約5リットルで溶出し、こ
れら各溶出液を合し、減圧下濃縮して約2.5リットル
の水溶液とした。一方、2.5%酢酸水溶液による抽出
液は、HP−20約2.5リットルを水で充填したカラ
ム(12×22cm)に通液した後、カラムを水約5リ
ットル、次いで30%メタノール約5リットルで洗浄し
た。
【0029】洗浄後のHP−20カラムは、MAW=
3:3:4混液約5リットル、次いでMAW=3:4:
3混液約5リットルで溶出し、これら各溶出液を合し、
減圧下濃縮して約1リットルの水溶液とした。この水溶
液に約0.5リットルのn−ブタノールを加え振盪後静
置し、水層を分取した。n−ブタノール層は水約0.5
リットルで抽出し、この水層と先の水層を合し、減圧下
溶存しているn−ブタノールを留去し、約1リットルの
水溶液とした。
3:3:4混液約5リットル、次いでMAW=3:4:
3混液約5リットルで溶出し、これら各溶出液を合し、
減圧下濃縮して約1リットルの水溶液とした。この水溶
液に約0.5リットルのn−ブタノールを加え振盪後静
置し、水層を分取した。n−ブタノール層は水約0.5
リットルで抽出し、この水層と先の水層を合し、減圧下
溶存しているn−ブタノールを留去し、約1リットルの
水溶液とした。
【0030】実施例2ダイヤイオンWK−10Sイオン交換カラムクロマトグ
ラフィーによる精製 ニワトコ花の50%メタノール抽出液、及び2.5%酢
酸抽出液から実施例1により導かれた水溶液を、ダイヤ
イオンWK−10S(H+ )(三菱化成)約1.4リッ
トルを充填したカラム(7×37cm)に通液し、水約
5リットル、次いで30%メタノール約7リットルで洗
浄した。
ラフィーによる精製 ニワトコ花の50%メタノール抽出液、及び2.5%酢
酸抽出液から実施例1により導かれた水溶液を、ダイヤ
イオンWK−10S(H+ )(三菱化成)約1.4リッ
トルを充填したカラム(7×37cm)に通液し、水約
5リットル、次いで30%メタノール約7リットルで洗
浄した。
【0031】洗浄後のカラムは、第一溶出画分として5
0%アセトン約7リットルで溶出し、次いで第二溶出画
分として0.5M濃度に酢酸アンモンを含有するMAW
=3:3:4混液約7リットルで溶出した。50%アセ
トン溶出画分は減圧下濃縮乾固し、約7gの乾固物を得
た。0.5M酢酸アンモン溶出画分は減圧下有機溶媒を
留去した後、HP−20を充填したカラムにて脱塩処理
を行い、約5.5gの乾固物を得た。
0%アセトン約7リットルで溶出し、次いで第二溶出画
分として0.5M濃度に酢酸アンモンを含有するMAW
=3:3:4混液約7リットルで溶出した。50%アセ
トン溶出画分は減圧下濃縮乾固し、約7gの乾固物を得
た。0.5M酢酸アンモン溶出画分は減圧下有機溶媒を
留去した後、HP−20を充填したカラムにて脱塩処理
を行い、約5.5gの乾固物を得た。
【0032】実施例3イオン交換クロマトグラフィーの50%アセトン溶出画
分から化合物(I)(II)(IV)の単離 実施例3−1イオン交換クロマトグラフィー50%アセトン溶出画分
の逆相カラムクロマトグラフィー 0.1MKH2 PO4 −NaOH緩衝液(pH7)(以
下緩衝液という)と酢酸とアセトニトリルの混液(1
6:1:3)を用い、ODSシリカゲル(富士デヴィソ
ン;DM−2035MT)約175gを充填したカラム
(5×18cm)にイオン交換クロマトグラフィー50
%アセトン溶出画分約6.5gを付し、逆相カラムクロ
マトグラフィーを行った。
分から化合物(I)(II)(IV)の単離 実施例3−1イオン交換クロマトグラフィー50%アセトン溶出画分
の逆相カラムクロマトグラフィー 0.1MKH2 PO4 −NaOH緩衝液(pH7)(以
下緩衝液という)と酢酸とアセトニトリルの混液(1
6:1:3)を用い、ODSシリカゲル(富士デヴィソ
ン;DM−2035MT)約175gを充填したカラム
(5×18cm)にイオン交換クロマトグラフィー50
%アセトン溶出画分約6.5gを付し、逆相カラムクロ
マトグラフィーを行った。
【0033】溶出は、緩衝液と酢酸とアセトニトリル混
液の比率を変えながら、次のように行った。 緩衝液:酢酸:アセトニトリル 液量ml フラクションNo. 16: 1: 3 300 1 15: 1: 4 200 2 100 3 100 4 100 5 14.5: 1: 4.5 100 6 100 7 100 8 100 9 100 10 13.5: 1: 5.5 100 11 100 12 100 13 100 14 100 15 12: 1: 7 100 16 100 17 100 18 100 19 60%アセトニトリル 400 20
液の比率を変えながら、次のように行った。 緩衝液:酢酸:アセトニトリル 液量ml フラクションNo. 16: 1: 3 300 1 15: 1: 4 200 2 100 3 100 4 100 5 14.5: 1: 4.5 100 6 100 7 100 8 100 9 100 10 13.5: 1: 5.5 100 11 100 12 100 13 100 14 100 15 12: 1: 7 100 16 100 17 100 18 100 19 60%アセトニトリル 400 20
【0034】各フラクションはTLC(RP−18WF
254 s;メルクArt13124)を用い、展開溶媒と
して緩衝液:酢酸:アセトニトリル=12.5:1:
6.5、呈色試薬としてニンヒドリンを用い分析した。
Rf値0.33〜0.35にニンヒドリン陽性スポット
を示すフラクション4〜6、及びRf値0.13〜0.
15にニンヒドリン陽性スポットを示すフラクション1
6〜17を、各々HP−20カラムで脱塩後濃縮乾固
し、フラクション4〜6からは約1.1gの、フラクシ
ョン16〜17からは約0.58gの乾固物を得た。
254 s;メルクArt13124)を用い、展開溶媒と
して緩衝液:酢酸:アセトニトリル=12.5:1:
6.5、呈色試薬としてニンヒドリンを用い分析した。
Rf値0.33〜0.35にニンヒドリン陽性スポット
を示すフラクション4〜6、及びRf値0.13〜0.
15にニンヒドリン陽性スポットを示すフラクション1
6〜17を、各々HP−20カラムで脱塩後濃縮乾固
し、フラクション4〜6からは約1.1gの、フラクシ
ョン16〜17からは約0.58gの乾固物を得た。
【0035】実施例3−2逆相カラムクロマトグラフィー、フラクション4〜6の
セファデックスLH−20カラムクロマトグラフィー 実施例3−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション4〜6約1gを、セファデックスLH−2
0(以下LH−20;ファルマシア)を3%酢酸水溶液
で充填したカラム(3.5×42cm)に付し、同溶媒
で溶出し、フラクションコレクターにて約14mlずつ
分取した。各フラクションは実施例3−1記載の条件に
てTLC分析し、Rf値0.33〜0.35にニンヒド
リン陽性スポットを示すフラクション16〜21を集め
濃縮乾固し約450mgの乾固物を得た。
セファデックスLH−20カラムクロマトグラフィー 実施例3−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション4〜6約1gを、セファデックスLH−2
0(以下LH−20;ファルマシア)を3%酢酸水溶液
で充填したカラム(3.5×42cm)に付し、同溶媒
で溶出し、フラクションコレクターにて約14mlずつ
分取した。各フラクションは実施例3−1記載の条件に
てTLC分析し、Rf値0.33〜0.35にニンヒド
リン陽性スポットを示すフラクション16〜21を集め
濃縮乾固し約450mgの乾固物を得た。
【0036】実施例3−3LH−20カラムクロマトグラフィー、フラクション1
6〜21から化合物(I)(II)の単離 実施例3−2記載のLH−20カラムクロマトグラフィ
ーのフラクション16〜21約440mgを、ODSシ
リカゲル約200gを0.1%TFA/20%アセトニ
トリルで充填したカラム(5×20cm)に付し、逆相
カラムクロマトグラフィーを行った。
6〜21から化合物(I)(II)の単離 実施例3−2記載のLH−20カラムクロマトグラフィ
ーのフラクション16〜21約440mgを、ODSシ
リカゲル約200gを0.1%TFA/20%アセトニ
トリルで充填したカラム(5×20cm)に付し、逆相
カラムクロマトグラフィーを行った。
【0037】溶出は、アセトニトリル含量を変えながら
次のように行った。 0.1%TFA/aq.アセトニトリル 液量ml フラクションNo. /20%アセトニトリル 300 1 300 2 200 3 200 4 /21%アセトニトリル 200 5 200 6 200 7 200 8 200 9 /22.5%アセトニトリル 200 10 100 11 100 12 100 13 100 14 100 15 100 16 100 17 /23%アセトニトリル 100 18 100 19 100 20 100 21 100 22 200 23 60%アセトニトリル 400 24
次のように行った。 0.1%TFA/aq.アセトニトリル 液量ml フラクションNo. /20%アセトニトリル 300 1 300 2 200 3 200 4 /21%アセトニトリル 200 5 200 6 200 7 200 8 200 9 /22.5%アセトニトリル 200 10 100 11 100 12 100 13 100 14 100 15 100 16 100 17 /23%アセトニトリル 100 18 100 19 100 20 100 21 100 22 200 23 60%アセトニトリル 400 24
【0038】各フラクションは実施例3−1記載の条件
にてTLC分析し、Rf値0.33〜0.35にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン8〜10を濃縮乾固し、約160mgの乾固物を得
た。この画分のHPLC分析(カラム;YMC,J’s
phereODS−M804.6×250mm 溶媒;
0.1%TFA/23.5%アセトニトリル 流速;1
ml/min.検出;UV220nm)の結果を図1に
示すが、保持時間9〜11分に2本のメインピークを認
めた。この2本のピークを、同条件の分取HPLCを行
うことにより、保持時間の短いピークから化合物(I)
を、保持時間の長いピークから化合物(II)を各々単離
した。
にてTLC分析し、Rf値0.33〜0.35にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン8〜10を濃縮乾固し、約160mgの乾固物を得
た。この画分のHPLC分析(カラム;YMC,J’s
phereODS−M804.6×250mm 溶媒;
0.1%TFA/23.5%アセトニトリル 流速;1
ml/min.検出;UV220nm)の結果を図1に
示すが、保持時間9〜11分に2本のメインピークを認
めた。この2本のピークを、同条件の分取HPLCを行
うことにより、保持時間の短いピークから化合物(I)
を、保持時間の長いピークから化合物(II)を各々単離
した。
【0039】実施例3−4逆相カラムクロマトグラフィー、フラクション16〜1
7から化合物(IV)の単離 実施例3−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション16〜17約0.5gを、LH−20を1
%酢酸水溶液で充填したカラム(3.5×42cm)に
付し、同溶媒で溶出し、フラクションコレクターにて約
14mlずつ分取した。
7から化合物(IV)の単離 実施例3−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション16〜17約0.5gを、LH−20を1
%酢酸水溶液で充填したカラム(3.5×42cm)に
付し、同溶媒で溶出し、フラクションコレクターにて約
14mlずつ分取した。
【0040】各フラクションは実施例3−1記載の条件
にてTLC分析し、Rf値0.13〜0.15にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン15〜22を濃縮乾固し、約270mgの乾固物を
得た。この画分のHPLC分析(カラム;YMC,J’
sphereODS−M804.6×250mm 溶
媒;0.1%TFA/30%アセトニトリル 流速;1
ml/min.検出;UV220nm)の結果を図2に
示すが、保持時間14.5〜16.5分に1本のメイン
ピークを認めた。このメインピークを、同条件の分取H
PLCを行うことにより、化合物(IV)を単離した。
にてTLC分析し、Rf値0.13〜0.15にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン15〜22を濃縮乾固し、約270mgの乾固物を
得た。この画分のHPLC分析(カラム;YMC,J’
sphereODS−M804.6×250mm 溶
媒;0.1%TFA/30%アセトニトリル 流速;1
ml/min.検出;UV220nm)の結果を図2に
示すが、保持時間14.5〜16.5分に1本のメイン
ピークを認めた。このメインピークを、同条件の分取H
PLCを行うことにより、化合物(IV)を単離した。
【0041】実施例4イオン交換クロマトグラフィー0.5M酢酸アンモン溶
出画分から化合物(I)(II)(III)の単離 実施例4−1イオン交換クロマトグラフィー0.5M酢酸アンモン溶
出画分の逆相カラムクロマトグラフィー 実施例2に記載のイオン交換クロマトグラフィー0.5
M酢酸アンモン溶出画分約5gを、ODSシリカゲル約
200gを緩衝液と酢酸とアセトニトリルの混液(1
6:1:3)にて充填したカラム(5×20cm)に付
し、逆相カラムクロマトグラフィーを行った。
出画分から化合物(I)(II)(III)の単離 実施例4−1イオン交換クロマトグラフィー0.5M酢酸アンモン溶
出画分の逆相カラムクロマトグラフィー 実施例2に記載のイオン交換クロマトグラフィー0.5
M酢酸アンモン溶出画分約5gを、ODSシリカゲル約
200gを緩衝液と酢酸とアセトニトリルの混液(1
6:1:3)にて充填したカラム(5×20cm)に付
し、逆相カラムクロマトグラフィーを行った。
【0042】溶出は、緩衝液と酢酸とアセトニトリル混
液の比率を変えながら、次のように行った。 緩衝液:酢酸:アセトニトリル 液量ml フラクションNo. 16: 1: 3 300 1 200 2 15: 1: 4 100 3 100 4 100 5 100 6 100 7 14: 1: 5 100 8 100 9 100 10 100 11 100 12 100 13 13: 1: 6 100 14 100 15 100 16 100 17 100 18 12: 1: 7 100 19 100 20 100 21 100 22 メタノール 300 23
液の比率を変えながら、次のように行った。 緩衝液:酢酸:アセトニトリル 液量ml フラクションNo. 16: 1: 3 300 1 200 2 15: 1: 4 100 3 100 4 100 5 100 6 100 7 14: 1: 5 100 8 100 9 100 10 100 11 100 12 100 13 13: 1: 6 100 14 100 15 100 16 100 17 100 18 12: 1: 7 100 19 100 20 100 21 100 22 メタノール 300 23
【0043】各フラクションは実施例3−1記載の条件
にてTLC分析し、Rf値0.23〜0.25にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン7をHP−20カラムで脱塩後濃縮乾固し、乾固物
約800mgを得た。また、Rf値0.33〜0.35
にニンヒドリン陽性スポットを示すフラクション8〜9
をHP−20カラムで脱塩後濃縮乾固し、乾固物約62
0mgを得た。
にてTLC分析し、Rf値0.23〜0.25にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン7をHP−20カラムで脱塩後濃縮乾固し、乾固物
約800mgを得た。また、Rf値0.33〜0.35
にニンヒドリン陽性スポットを示すフラクション8〜9
をHP−20カラムで脱塩後濃縮乾固し、乾固物約62
0mgを得た。
【0044】実施例4−2逆相カラムクロマトグラフィー、フラクション7から化
合物(III)の単離 実施例4−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション7約750mgを、LH−20を3%酢酸
水溶液で充填したカラム(3.5×40cm)に付し、
同溶媒で溶出し、フラクションコレクターにて約20m
lずつ分取した。各フラクションは実施例3−1記載の
条件にてTLC分析し、Rf値0.23〜0.25にニ
ンヒドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラ
クション12〜14をまとめ濃縮乾固し、約160mg
の乾固物を得た。
合物(III)の単離 実施例4−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション7約750mgを、LH−20を3%酢酸
水溶液で充填したカラム(3.5×40cm)に付し、
同溶媒で溶出し、フラクションコレクターにて約20m
lずつ分取した。各フラクションは実施例3−1記載の
条件にてTLC分析し、Rf値0.23〜0.25にニ
ンヒドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラ
クション12〜14をまとめ濃縮乾固し、約160mg
の乾固物を得た。
【0045】この画分のHPLC分析(カラム;YM
C,J’sphereODS−M804.6×250m
m 溶媒;0.1%TFA/23.5%アセトニトリル
流速;1ml/min.検出;UV220nm)の結
果を図3に示すが、保持時間11〜12分にメインピー
クを認めた。このメインピークを、同条件の分取HPL
Cを行うことにより、化合物(III)を単離した。
C,J’sphereODS−M804.6×250m
m 溶媒;0.1%TFA/23.5%アセトニトリル
流速;1ml/min.検出;UV220nm)の結
果を図3に示すが、保持時間11〜12分にメインピー
クを認めた。このメインピークを、同条件の分取HPL
Cを行うことにより、化合物(III)を単離した。
【0046】実施例4−3逆相カラムクロマトグラフィー、フラクション8〜9か
ら化合物(I)(II)の単離 実施例4−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション8〜9約600mgをLH−20を3%酢
酸水溶液で充填したカラム(3.5×40cm)に付
し、同溶媒で溶出し、フラクションコレクターにて約1
5mlずつ分取した。
ら化合物(I)(II)の単離 実施例4−1記載の、逆相カラムクロマトグラフィーの
フラクション8〜9約600mgをLH−20を3%酢
酸水溶液で充填したカラム(3.5×40cm)に付
し、同溶媒で溶出し、フラクションコレクターにて約1
5mlずつ分取した。
【0047】各フラクションは実施例3−2記載の条件
にてTLC分析し、Rf値0.33〜0.35にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクション7〜12をまと
め濃縮乾固し、約180mgの乾固物を得た。これを、
実施例3−3に記載のHPLC条件にて分取HPLCを
行うことにより、化合物(I)及び(II)を単離した。
にてTLC分析し、Rf値0.33〜0.35にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクション7〜12をまと
め濃縮乾固し、約180mgの乾固物を得た。これを、
実施例3−3に記載のHPLC条件にて分取HPLCを
行うことにより、化合物(I)及び(II)を単離した。
【0048】実施例5ニワトコ葉からの抽出と、ダイヤイオンHP−20によ
る精製 9月〜10月に採集したニワトコ葉約19kgを風乾
(風乾後3.4kg)し、細砕後約60リットルの5%
酢酸水溶液に浸し、室温にて1カ月抽出した。吸引濾過
により抽出液を得、これに約20リットルのHP−20
を加え、時々撹拌しながら1週間吸着させた。
る精製 9月〜10月に採集したニワトコ葉約19kgを風乾
(風乾後3.4kg)し、細砕後約60リットルの5%
酢酸水溶液に浸し、室温にて1カ月抽出した。吸引濾過
により抽出液を得、これに約20リットルのHP−20
を加え、時々撹拌しながら1週間吸着させた。
【0049】HP−20を吸引濾過し、イオン交換水で
洗液が中性になるまで充分洗浄後、さらに約40リット
ルの30%メタノール水溶液で洗浄した。洗浄したHP
−20は、MAW=3:3:4混液約40リットルにて
溶出し、得られた溶出液は減圧下濃縮し、約2リットル
の水溶液とした。得られた水溶液に約1リットルのn−
ブタノールを加え振盪後静置し、水層を分取した。n−
ブタノール層は水約1.5リットルで抽出しこの水層と
先の水層を合し、減圧下溶存しているn−ブタノールを
留去し約3リットルの水溶液とした。
洗液が中性になるまで充分洗浄後、さらに約40リット
ルの30%メタノール水溶液で洗浄した。洗浄したHP
−20は、MAW=3:3:4混液約40リットルにて
溶出し、得られた溶出液は減圧下濃縮し、約2リットル
の水溶液とした。得られた水溶液に約1リットルのn−
ブタノールを加え振盪後静置し、水層を分取した。n−
ブタノール層は水約1.5リットルで抽出しこの水層と
先の水層を合し、減圧下溶存しているn−ブタノールを
留去し約3リットルの水溶液とした。
【0050】実施例6ダイヤイオンWK−10Sイオン交換カラムクロマトグ
ラフィーによる精製 ニワトコ葉の5%酢酸抽出液から実施例5により導かれ
た水溶液を、ダイヤイオンWK−10S(H+ )約0.
8リットルを充填したカラム(7×21cm)に通液
し、水約1リットル、次いで40%メタノール約2リッ
トルで洗浄した。
ラフィーによる精製 ニワトコ葉の5%酢酸抽出液から実施例5により導かれ
た水溶液を、ダイヤイオンWK−10S(H+ )約0.
8リットルを充填したカラム(7×21cm)に通液
し、水約1リットル、次いで40%メタノール約2リッ
トルで洗浄した。
【0051】洗浄後のカラムは、第一溶出画分として5
0%アセトン約3リットルで溶出し、次いで第二溶出画
分として0.1M、0.2M、0.3M、0.4M濃度
に酢酸アンモンを含有するMAW=3:3:4混液各々
約3リットルで順次溶出した後、メタノール約1リット
ルにて溶出した。50%アセトン溶出画分は減圧下濃縮
乾固し、約3.37gの乾固物を得た。0.1M〜0.
4M酢酸アンモン溶出画分及び、メタノール溶出画分は
減圧下有機溶媒を留去した後、HP−20を充填したカ
ラムにて脱塩処理を行い、約3.5gの乾固物を得た。
0%アセトン約3リットルで溶出し、次いで第二溶出画
分として0.1M、0.2M、0.3M、0.4M濃度
に酢酸アンモンを含有するMAW=3:3:4混液各々
約3リットルで順次溶出した後、メタノール約1リット
ルにて溶出した。50%アセトン溶出画分は減圧下濃縮
乾固し、約3.37gの乾固物を得た。0.1M〜0.
4M酢酸アンモン溶出画分及び、メタノール溶出画分は
減圧下有機溶媒を留去した後、HP−20を充填したカ
ラムにて脱塩処理を行い、約3.5gの乾固物を得た。
【0052】実施例7イオン交換クロマトグラフィーの50%アセトン溶出画
分から化合物(IV)の単離 実施例6で得られたダイヤイオンWK−10Sイオン交
換カラムクロマトグラフィー50%アセトン溶出画分約
1.9gを、シリカゲル約75gをクロロホルム:メタ
ノール:水:酢酸=65:35:7:10の混液で充填
したカラム(3×21cm)に付し、同溶媒で約800
ml溶出した。
分から化合物(IV)の単離 実施例6で得られたダイヤイオンWK−10Sイオン交
換カラムクロマトグラフィー50%アセトン溶出画分約
1.9gを、シリカゲル約75gをクロロホルム:メタ
ノール:水:酢酸=65:35:7:10の混液で充填
したカラム(3×21cm)に付し、同溶媒で約800
ml溶出した。
【0053】その後、溶出溶媒をn−ブタノール:酢
酸:水=4:1:2混液に変更し、溶出液をフラクショ
ンコレクターにて約12mlずつ分取した。各フラクシ
ョンは実施例3−2記載の条件にてTLC分析し、Rf
値0.13〜0.15にニンヒドリン陽性スポットを示
すフラクション7〜13をまとめ減圧下濃縮乾固し、約
270mgの乾固物を得た。
酸:水=4:1:2混液に変更し、溶出液をフラクショ
ンコレクターにて約12mlずつ分取した。各フラクシ
ョンは実施例3−2記載の条件にてTLC分析し、Rf
値0.13〜0.15にニンヒドリン陽性スポットを示
すフラクション7〜13をまとめ減圧下濃縮乾固し、約
270mgの乾固物を得た。
【0054】この乾固物約250mgを、ODSシリカ
ゲル約100gを0.1%TFA/31%アセトニトリ
ルで充填したカラム(3.5×20cm)に付し、同溶
媒にて溶出し、溶出液はフラクションコレクターにてフ
ラクション77まで約15mlずつ分取し、次いで、溶
出液を0.1%TFA/32%アセトニトリルに変更し
て同様に分取した。
ゲル約100gを0.1%TFA/31%アセトニトリ
ルで充填したカラム(3.5×20cm)に付し、同溶
媒にて溶出し、溶出液はフラクションコレクターにてフ
ラクション77まで約15mlずつ分取し、次いで、溶
出液を0.1%TFA/32%アセトニトリルに変更し
て同様に分取した。
【0055】各フラクションは実施例3−1記載の条件
にてTLC分析し、Rf値0.13〜0.15にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクション87〜101を
まとめ減圧下濃縮乾固し、約40mgの乾固物を得た。
この乾固物を、実施例3−4と同様にセファデックスL
H−20カラムクロマトグラフィー、分取HPLCを行
うことにより、化合物(IV)を得た。
にてTLC分析し、Rf値0.13〜0.15にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクション87〜101を
まとめ減圧下濃縮乾固し、約40mgの乾固物を得た。
この乾固物を、実施例3−4と同様にセファデックスL
H−20カラムクロマトグラフィー、分取HPLCを行
うことにより、化合物(IV)を得た。
【0056】実施例8イオン交換クロマトグラフィー0.1〜0.4M酢酸ア
ンモン溶出画分から化合物(III)の単離 実施例6で得られたダイヤイオンWK−10Sイオン交
換クロマトグラフィー0.1〜0.4M酢酸アンモン溶
出画分約3gを、ODSシリカゲル約85gを緩衝液:
酢酸:アセトニトリル=16:1:3混液で充填したカ
ラムに付し、逆相クロマトグラフィーを行った。
ンモン溶出画分から化合物(III)の単離 実施例6で得られたダイヤイオンWK−10Sイオン交
換クロマトグラフィー0.1〜0.4M酢酸アンモン溶
出画分約3gを、ODSシリカゲル約85gを緩衝液:
酢酸:アセトニトリル=16:1:3混液で充填したカ
ラムに付し、逆相クロマトグラフィーを行った。
【0057】溶出は、緩衝液と酢酸とアセトニトリル混
液の比率を変えながら、次のように行った。 緩衝液:酢酸:アセトニトリル 液量ml フラクションNo. 16: 1: 3 100 1 100 2 15: 1: 4 100 3 100 4 14.5: 1: 4.5 100 5 50 6 50 7 14: 1: 5 50 8 50 9 50 10 50 11 50 12 50 13 50 14 50 15 50 16 50 17 50 18 50 19 50 20
液の比率を変えながら、次のように行った。 緩衝液:酢酸:アセトニトリル 液量ml フラクションNo. 16: 1: 3 100 1 100 2 15: 1: 4 100 3 100 4 14.5: 1: 4.5 100 5 50 6 50 7 14: 1: 5 50 8 50 9 50 10 50 11 50 12 50 13 50 14 50 15 50 16 50 17 50 18 50 19 50 20
【0058】各フラクションは実施例3−1記載の条件
にてTLC分析し、Rf値0.23〜0.25にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン11〜12をHP−20カラムで脱塩後濃縮乾固
し、乾固物約104mgを得た。この乾固物を、実施例
4−2と同様にセファデックスLH−20カラムクロマ
トグラフィー、分取HPLCを行うことにより、化合物
(III)を得た。
にてTLC分析し、Rf値0.23〜0.25にニンヒ
ドリン陽性スポットを示すフラクションのうちフラクシ
ョン11〜12をHP−20カラムで脱塩後濃縮乾固
し、乾固物約104mgを得た。この乾固物を、実施例
4−2と同様にセファデックスLH−20カラムクロマ
トグラフィー、分取HPLCを行うことにより、化合物
(III)を得た。
【0059】実施例9化合物(I)、(II)、(III)、(IV)のアミノ酸配列
決定 実施例1〜8に示したように、ニワトコの花及び葉から
単離した4種の化合物(I)〜(IV)について、気相プ
ロテインシークェンサー(アプライドバイオシステムズ
社製473Aプロテインシークェンサー)により、常法
通りアミノ酸配列分析を行ったところ、各々請求項1記
載のアミノ酸配列式(I)〜(IV)で示されるアミノ酸
配列を有することが判明した。
決定 実施例1〜8に示したように、ニワトコの花及び葉から
単離した4種の化合物(I)〜(IV)について、気相プ
ロテインシークェンサー(アプライドバイオシステムズ
社製473Aプロテインシークェンサー)により、常法
通りアミノ酸配列分析を行ったところ、各々請求項1記
載のアミノ酸配列式(I)〜(IV)で示されるアミノ酸
配列を有することが判明した。
【0060】実施例10−1化合物(I)、(II)、(III)、(IV)のエンテロキナ
ーゼ阻害活性 P.Margaritellaの方法(Thromb.
Res.,21,585,1981)を一部改変し以下
の様に実施した。0.22M塩化ナトリウムを含む50
mMトリス塩酸緩衝液(pH8.3)300μlに適当
に希釈した試料20μlとエンテロキナーゼ(シグマ
社;ブタ腸由来,5unit/mg)の溶液(0.8u
nit/ml)20μlを加えて37℃で5分間インキ
ュベートを行ない、続いて基質S−2222(カビ社;
N−ベンゾイル−L−イソロイシル−L−グルタミル−
グリシル−L−アルギニン−P−ニトロアニリド塩酸
塩:N−ベンゾイル−L−イソロイシル−L−γ−メト
キシグルタミル−グリシル−L−アルギニン−P−ニト
ロアニリド塩酸塩=1:1(W/W))の溶液(1mg
/ml精製水)20μl加えて、更に37℃で20分間
インキュベートした後、20%酢酸溶液を300μl加
えて反応を止め、S−2222より遊離したP−ニトロ
アニリン量を405nmの吸光量として測定した。
ーゼ阻害活性 P.Margaritellaの方法(Thromb.
Res.,21,585,1981)を一部改変し以下
の様に実施した。0.22M塩化ナトリウムを含む50
mMトリス塩酸緩衝液(pH8.3)300μlに適当
に希釈した試料20μlとエンテロキナーゼ(シグマ
社;ブタ腸由来,5unit/mg)の溶液(0.8u
nit/ml)20μlを加えて37℃で5分間インキ
ュベートを行ない、続いて基質S−2222(カビ社;
N−ベンゾイル−L−イソロイシル−L−グルタミル−
グリシル−L−アルギニン−P−ニトロアニリド塩酸
塩:N−ベンゾイル−L−イソロイシル−L−γ−メト
キシグルタミル−グリシル−L−アルギニン−P−ニト
ロアニリド塩酸塩=1:1(W/W))の溶液(1mg
/ml精製水)20μl加えて、更に37℃で20分間
インキュベートした後、20%酢酸溶液を300μl加
えて反応を止め、S−2222より遊離したP−ニトロ
アニリン量を405nmの吸光量として測定した。
【0061】試料の対照として、上記の操作においてS
−2222を添加する前に20%酢酸溶液を300μl
加えて反応を停止し、以下同様に行ない(最後の20%
酢酸溶液は加えない)吸光値を求めた。また、試料に代
り同緩衝液(0.22M塩化ナトリウムを含む50mM
トリス塩酸緩衝液(pH8.3))20μlを加えて以
下試料と同様に操作して得たものを対照の吸光値とし
た。
−2222を添加する前に20%酢酸溶液を300μl
加えて反応を停止し、以下同様に行ない(最後の20%
酢酸溶液は加えない)吸光値を求めた。また、試料に代
り同緩衝液(0.22M塩化ナトリウムを含む50mM
トリス塩酸緩衝液(pH8.3))20μlを加えて以
下試料と同様に操作して得たものを対照の吸光値とし
た。
【0062】阻害活性は次式に従って求めた。 上記の方法に従って50%阻害率を示す試料濃度を求め
た(IC50)。
た(IC50)。
【0063】実施例10−2化合物(I)、(II)、(III)、(IV)のトリプシン阻
害活性 B.Kasselらの方法(Method in En
zymology,19,844,1970)を一部改
変し以下の様に実施した。0.1Mリン酸緩衝液(pH
8.0)300μlに適当に希釈した試料20μlとト
リプシン(和光純薬;ブタ膵臓,4000〜5000
USPunit/mg)の溶液(40μg/ml)30
μlを加えて30℃で5分間インキュベートを行ない、
基質BAPA(ペプチド研究所;N−α−ベンゾイル−
DL−アルギニン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液
(3mg/ml,50%DMSO)20μlを加えて、
更に30℃で30分間インキュベートした後、20%酢
酸溶液を300μl加えて反応を停止し、405nmの
吸光値を求めた。以下、エンテロキナーゼ阻害活性と同
様の手法によりトリプシン阻害活性IC50値を求めた。
害活性 B.Kasselらの方法(Method in En
zymology,19,844,1970)を一部改
変し以下の様に実施した。0.1Mリン酸緩衝液(pH
8.0)300μlに適当に希釈した試料20μlとト
リプシン(和光純薬;ブタ膵臓,4000〜5000
USPunit/mg)の溶液(40μg/ml)30
μlを加えて30℃で5分間インキュベートを行ない、
基質BAPA(ペプチド研究所;N−α−ベンゾイル−
DL−アルギニン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液
(3mg/ml,50%DMSO)20μlを加えて、
更に30℃で30分間インキュベートした後、20%酢
酸溶液を300μl加えて反応を停止し、405nmの
吸光値を求めた。以下、エンテロキナーゼ阻害活性と同
様の手法によりトリプシン阻害活性IC50値を求めた。
【0064】実施例10−3化合物(I)、(II)、(III)、(IV)のα−キモトリ
プシン阻害活性 T.Achstetterらの方法(Arch.Bio
chem.Biophys.,207,445,198
1)を一部改変し以下の様に実施した。0.1Mリン酸
緩衝液(pH8.0)400μlに適当に希釈した試料
20μlとα−キモトリプシン(シグマ社;タイプVII)
の溶液(0.65μg/ml同緩衝液)50μlを加え
37℃で5分間インキュベートを行ない、基質(シグマ
社;サクシニル−アラニル−アラニル−プロリル−フェ
ニルアラニン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液
(3.0mM in 50%DMSO)20μl加え
て、更に37℃で30分間インキュベートした後、20
%酢酸溶液を300μl加えて反応を停止し、405n
mの吸光値を求めた。以下、エンテロキナーゼ阻害活性
と同様の手法によりα−キモトリプシン阻害活性IC50
値を求めた。
プシン阻害活性 T.Achstetterらの方法(Arch.Bio
chem.Biophys.,207,445,198
1)を一部改変し以下の様に実施した。0.1Mリン酸
緩衝液(pH8.0)400μlに適当に希釈した試料
20μlとα−キモトリプシン(シグマ社;タイプVII)
の溶液(0.65μg/ml同緩衝液)50μlを加え
37℃で5分間インキュベートを行ない、基質(シグマ
社;サクシニル−アラニル−アラニル−プロリル−フェ
ニルアラニン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液
(3.0mM in 50%DMSO)20μl加え
て、更に37℃で30分間インキュベートした後、20
%酢酸溶液を300μl加えて反応を停止し、405n
mの吸光値を求めた。以下、エンテロキナーゼ阻害活性
と同様の手法によりα−キモトリプシン阻害活性IC50
値を求めた。
【0065】実施例10−4化合物(I)、(II)、(III)、(IV)の喀痰エラスタ
ーゼ阻害活性 K.Nakajimaらの方法(J.Biol.Che
m.,254,4027,1979)を一部改変し以下
の様に実施した。0.1M塩化ナトリウムを含む0.1
Mリン酸緩衝液(pH8.0)400μlに適当に希釈
した試料20μlと喀痰エラスターゼ(エラスチンプロ
ダクト社)の溶液(13.0unit/ml同緩衝液)
20μlを加え37℃で5分間インキュベートを行な
い、基質(ケンブリッジリサーチバイオケミカル社;メ
トキシサクシニル−アラニル−アラニル−プロリル−バ
リン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液(3mM i
n 50%DMSO)20μlを加えて、更に37℃で
20分間インキュベートした後、20%酢酸溶液を30
0μl加えて反応を停止し、405nmの吸光値を求め
た。以下、エンテロキナーゼ阻害活性と同様の手法によ
り喀痰エラスターゼ阻害活性IC50値を求めた。
ーゼ阻害活性 K.Nakajimaらの方法(J.Biol.Che
m.,254,4027,1979)を一部改変し以下
の様に実施した。0.1M塩化ナトリウムを含む0.1
Mリン酸緩衝液(pH8.0)400μlに適当に希釈
した試料20μlと喀痰エラスターゼ(エラスチンプロ
ダクト社)の溶液(13.0unit/ml同緩衝液)
20μlを加え37℃で5分間インキュベートを行な
い、基質(ケンブリッジリサーチバイオケミカル社;メ
トキシサクシニル−アラニル−アラニル−プロリル−バ
リン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液(3mM i
n 50%DMSO)20μlを加えて、更に37℃で
20分間インキュベートした後、20%酢酸溶液を30
0μl加えて反応を停止し、405nmの吸光値を求め
た。以下、エンテロキナーゼ阻害活性と同様の手法によ
り喀痰エラスターゼ阻害活性IC50値を求めた。
【0066】実施例10−5化合物(I)、(II)、(III)、(IV)のカテプシンG
阻害活性 1.0M塩化ナトリウムを含む30mMトリス塩酸緩衝
液(pH8.0)400μlに適当に希釈した試料20
μlとヒトカテプシンG(ベトガー社;30〜38un
it/mg)の溶液(7.0μg/ml)20μlを加
え37℃で5分間インキュベートを行ない、基質(シグ
マ社;サクシニル−アラニル−アラニル−プロリル−フ
ェニルアラニン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液
(3mMin 50%DMSO)20μlを加えて、更
に37℃で60分間インキュベートした後、20%酢酸
溶液を300μl加えて反応を停止し、405nmの吸
光値を求めた。以下、エンテロキナーゼ阻害活性と同様
の手法によりカテプシンG阻害活性IC50値を求めた。
阻害活性 1.0M塩化ナトリウムを含む30mMトリス塩酸緩衝
液(pH8.0)400μlに適当に希釈した試料20
μlとヒトカテプシンG(ベトガー社;30〜38un
it/mg)の溶液(7.0μg/ml)20μlを加
え37℃で5分間インキュベートを行ない、基質(シグ
マ社;サクシニル−アラニル−アラニル−プロリル−フ
ェニルアラニン−p−ニトロアニリド塩酸塩)の溶液
(3mMin 50%DMSO)20μlを加えて、更
に37℃で60分間インキュベートした後、20%酢酸
溶液を300μl加えて反応を停止し、405nmの吸
光値を求めた。以下、エンテロキナーゼ阻害活性と同様
の手法によりカテプシンG阻害活性IC50値を求めた。
【0067】実施例11化合物(I)、(III)のエンテロキナーゼ阻害活性を指
標とする血中安定性試験 0.75%(W/V)クエン酸ナトリウムを含むウサギ
新鮮血漿500μlに被検化合物(0.5mg/ml)
50μlを添加しよく混合した後、37℃で10分、3
0分、90分、180分間インキュベートし、加温時間
ごとにそれぞれ40μlサンプリングした。
標とする血中安定性試験 0.75%(W/V)クエン酸ナトリウムを含むウサギ
新鮮血漿500μlに被検化合物(0.5mg/ml)
50μlを添加しよく混合した後、37℃で10分、3
0分、90分、180分間インキュベートし、加温時間
ごとにそれぞれ40μlサンプリングした。
【0068】サンプリングした試料40μlを0.22
M塩化ナトリウムを含む50mMトリス塩酸緩衝液(以
下緩衝液A,pH8.3)400μl添加し、更にエン
テロキナーゼの溶液(1unit/ml緩衝液A)30
μlを添加し、37℃で5分間インキュベートした。続
いて、エンテロキナーゼの合成基質S−2222の溶液
(1mg/ml精製水)を20μl加えて37℃で30
分間インキュベートした。
M塩化ナトリウムを含む50mMトリス塩酸緩衝液(以
下緩衝液A,pH8.3)400μl添加し、更にエン
テロキナーゼの溶液(1unit/ml緩衝液A)30
μlを添加し、37℃で5分間インキュベートした。続
いて、エンテロキナーゼの合成基質S−2222の溶液
(1mg/ml精製水)を20μl加えて37℃で30
分間インキュベートした。
【0069】加温後、反応液に20%酢酸溶液300μ
lを加え反応を停止し、405nmにおける吸光値から
エンテロキナーゼ活性Xをもとめた。上記操作におい
て、基質S−2222を添加する前に20%酢酸溶液を
加え先に反応を停止し、この溶液に基質S−2222を
添加し以下同様に操作し、求めたエンテロキナーゼ活性
値をX′とした。
lを加え反応を停止し、405nmにおける吸光値から
エンテロキナーゼ活性Xをもとめた。上記操作におい
て、基質S−2222を添加する前に20%酢酸溶液を
加え先に反応を停止し、この溶液に基質S−2222を
添加し以下同様に操作し、求めたエンテロキナーゼ活性
値をX′とした。
【0070】次に、上記操作において、被検化合物の代
りに緩衝液A50μlをウサギ血漿500μlに添加
し、以下同様に操作し求めたエンテロキナーゼ活性値を
Yとした。また、この時基質S−2222を添加する前
に20%酢酸溶液を加え先に反応を停止し、この溶液に
基質S−2222を添加し以下同様に操作し、求めたエ
ンテロキナーゼ活性値をY′とした。
りに緩衝液A50μlをウサギ血漿500μlに添加
し、以下同様に操作し求めたエンテロキナーゼ活性値を
Yとした。また、この時基質S−2222を添加する前
に20%酢酸溶液を加え先に反応を停止し、この溶液に
基質S−2222を添加し以下同様に操作し、求めたエ
ンテロキナーゼ活性値をY′とした。
【0071】活性値X,X′,Y,Y′を求めた検量線
は以下の様に作成した。上記操作において、サンプリン
グ試料の代りに生理食塩水40μlを緩衝液A400μ
lに加え、以下同様に操作して得られた吸光値をエンテ
ロキナーゼ1単位とした。一方、ウサギ血漿の代りに、
緩衝液A500μlを用いて、以下同様に操作して得ら
れた吸光値をエンテロキナーゼ0単位として検量線を作
成した。
は以下の様に作成した。上記操作において、サンプリン
グ試料の代りに生理食塩水40μlを緩衝液A400μ
lに加え、以下同様に操作して得られた吸光値をエンテ
ロキナーゼ1単位とした。一方、ウサギ血漿の代りに、
緩衝液A500μlを用いて、以下同様に操作して得ら
れた吸光値をエンテロキナーゼ0単位として検量線を作
成した。
【0072】各サンプリング時間毎のウサギ血漿中での
化合物(I)、(III)の残存するエンテロキナーゼ阻害
活性率は次式に従い求めた。
化合物(I)、(III)の残存するエンテロキナーゼ阻害
活性率は次式に従い求めた。
【図1】本発明による化合物(I)及び(II)の精製段
階で、実施例3−3記載の逆相カラムクロマトグラフィ
ーに於ける、フラクション8〜10のHPLCによる溶
出パターンを示すクロマトグラムである。
階で、実施例3−3記載の逆相カラムクロマトグラフィ
ーに於ける、フラクション8〜10のHPLCによる溶
出パターンを示すクロマトグラムである。
【図2】本発明による化合物(IV)の精製段階で、実施
例3−4記載のLH−20カラムクロマトグラフィーに
於ける、フラクション15〜22のHPLCによる溶出
パターンを示すクロマトグラムである。
例3−4記載のLH−20カラムクロマトグラフィーに
於ける、フラクション15〜22のHPLCによる溶出
パターンを示すクロマトグラムである。
【図3】本発明による化合物(III)の精製段階で、実施
例4−2記載のLH−20カラムクロマトグラフィーに
於ける、フラクション12〜14のHPLCによる溶出
パターンを示すクロマトグラムである。
例4−2記載のLH−20カラムクロマトグラフィーに
於ける、フラクション12〜14のHPLCによる溶出
パターンを示すクロマトグラムである。
配列番号:I 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Cys Thr Arg Glu Ile Cys Phe Pro Gly Lys Ser Thr Cys Ala Gly Gly Cys Thr 1 5 10 15 Cys Leu Pro Phe Ala Gly Asp Asp Ser Gly Arg Gly Gly Cys Phe Met Val 20 25 30 35 配列番号:II 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Cys Thr Arg Glu Ile Cys Phe Pro Gly Lys Ser Thr Cys Ala Gly Gly Cys Thr 1 5 10 15 Cys Leu Pro Phe Ala Gly Asp Asp Ser Gly Arg Gly Gly Ser Phe Cys Val 20 25 30 35 配列番号:III 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Ala Cys Thr Arg Glu Phe Cys Phe Pro Gly Lys Ser Thr Cys Ala Leu Gly Cys 1 5 10 15 Thr Cys Val Ala Phe Pro Gly Asp Asp Ser Gly Arg Gly Gly Cys Phe Arg 20 25 30 35 配列番号:IV 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Ala Cys Thr Leu Glu Ile Cys Pro Val Gly Lys Ser Cys Ala Gly Gly Cys Thr 1 5 10 15 Cys Leu Ala Phe Pro Gly Asp Asp Ser Gly Phe Gly Gly Cys Phe Arg Val 20 25 30 35
us siboldiana) 配列: Cys Thr Arg Glu Ile Cys Phe Pro Gly Lys Ser Thr Cys Ala Gly Gly Cys Thr 1 5 10 15 Cys Leu Pro Phe Ala Gly Asp Asp Ser Gly Arg Gly Gly Cys Phe Met Val 20 25 30 35 配列番号:II 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Cys Thr Arg Glu Ile Cys Phe Pro Gly Lys Ser Thr Cys Ala Gly Gly Cys Thr 1 5 10 15 Cys Leu Pro Phe Ala Gly Asp Asp Ser Gly Arg Gly Gly Ser Phe Cys Val 20 25 30 35 配列番号:III 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Ala Cys Thr Arg Glu Phe Cys Phe Pro Gly Lys Ser Thr Cys Ala Leu Gly Cys 1 5 10 15 Thr Cys Val Ala Phe Pro Gly Asp Asp Ser Gly Arg Gly Gly Cys Phe Arg 20 25 30 35 配列番号:IV 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 起源 生物名:サンブクス シーボルディアナ(Sambuc
us siboldiana) 配列: Ala Cys Thr Leu Glu Ile Cys Pro Val Gly Lys Ser Cys Ala Gly Gly Cys Thr 1 5 10 15 Cys Leu Ala Phe Pro Gly Asp Asp Ser Gly Phe Gly Gly Cys Phe Arg Val 20 25 30 35
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿形 光治 東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 わかもと製薬株式会社内 (72)発明者 釣谷 昌敞 東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 わかもと製薬株式会社内 (72)発明者 深谷 康博 東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 わかもと製薬株式会社内 (72)発明者 前田 孚 東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 わかもと製薬株式会社内 (72)発明者 富田 基郎 神奈川県横浜市青葉区もみの木台29−10
Claims (8)
- 【請求項1】 次の式のポリペプチド: 式(I) Cys−Thr−Arg−Glu−Ile−Cys−Phe−Pro−Gly− 1 5 Lys−Ser−Thr−Cys−Ala−Gly−Gly−Cys−Thr− 10 15 Cys−Leu−Pro−Phe−Ala−Gly−Asp−Asp−Ser− 20 25 Gly−Arg−Gly−Gly−Cys−Phe−Met−Val 30 35 式(II) Cys−Thr−Arg−Glu−Ile−Cys−Phe−Pro−Gly− 1 5 Lys−Ser−Thr−Cys−Ala−Gly−Gly−Cys−Thr− 10 15 Cys−Leu−Pro−Phe−Ala−Gly−Asp−Asp−Ser− 20 25 Gly−Arg−Gly−Gly−Ser−Phe−Cys−Val 30 35 式(III) Ala−Cys−Thr−Arg−Glu−Phe−Cys−Phe−Pro− 1 5 Gly−Lys−Ser−Thr−Cys−Ala−Leu−Gly−Cys− 10 15 Thr−Cys−Val−Ala−Phe−Pro−Gly−Asp−Asp− 20 25 Ser−Gly−Arg−Gly−Gly−Cys−Phe−Arg 30 35 式(IV) Ala−Cys−Thr−Leu−Glu−Ile−Cys−Pro−Val− 1 5 Gly−Lys−Ser−Cys−Ala−Gly−Gly−Cys−Thr− 10 15 Cys−Leu−Ala−Phe−Pro−Gly−Asp−Asp−Ser− 20 25 Gly−Phe−Gly−Gly−Cys−Phe−Arg−Val 30 35
- 【請求項2】 スイカズラ科(Caprifoliac
eae)植物ニワトコ(Sambucus siebo
ldiana BLUME)より抽出、精製、単離して
得られる請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 請求項1記載のポリペプチド化合物の少
なくとも一種を有効成分とするセリンプロテアーゼ阻害
剤。 - 【請求項4】 請求項1記載のポリペプチド化合物の少
なくとも一種を有効成分とするエンテロキナーゼ阻害
剤。 - 【請求項5】 請求項1記載のポリペプチド化合物の少
なくとも一種を有効成分とするトリプシン阻害剤。 - 【請求項6】 請求項1記載のポリペプチド化合物の少
なくとも一種を有効成分とするα−キモトリプシン阻害
剤。 - 【請求項7】 請求項1記載のポリペプチド化合物の少
なくとも一種を有効成分とするエラスターゼ阻害剤。 - 【請求項8】 請求項1記載のポリペプチド化合物の少
なくとも一種を有効成分とするカテプシンG阻害剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021619A JPH09194391A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | スイカズラ科植物ニワトコより得られるプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリペプチド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021619A JPH09194391A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | スイカズラ科植物ニワトコより得られるプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリペプチド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09194391A true JPH09194391A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12060078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8021619A Pending JPH09194391A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | スイカズラ科植物ニワトコより得られるプロテアーゼ阻害活性を有する新規ポリペプチド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09194391A (ja) |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8021619A patent/JPH09194391A/ja active Pending
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