JPH09194797A - 難燃性光重合性組成物、それを用いた難燃性接着性シート及び難燃性粘着テープ - Google Patents

難燃性光重合性組成物、それを用いた難燃性接着性シート及び難燃性粘着テープ

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JPH09194797A
JPH09194797A JP8004802A JP480296A JPH09194797A JP H09194797 A JPH09194797 A JP H09194797A JP 8004802 A JP8004802 A JP 8004802A JP 480296 A JP480296 A JP 480296A JP H09194797 A JPH09194797 A JP H09194797A
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monomer
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JP8004802A
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Masaki Tono
正樹 戸野
Kenichi Azuma
賢一 東
Kenji Iuchi
謙治 居内
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた剪断強度や剥離強度並びに難燃性を有
する光重合性組成物、それを用いた接着性テープ及び粘
着性テープを提供する。 【解決手段】 (A)アルキル基の炭素数が1〜12の
( メタ) アクリル酸エステルモノマー(a)50〜98
重量%と、極性基を有し、モノマー(a)と共重合可能
なモノマー(b)50〜2重量% と、これらモノマー
(a)及び(b)と共重合可能であって且つ分子内に不
飽和二重接合を2個以上有するモノマー(c)0.01
〜1重量%とを有するモノマー混合物100重量部に対
し、(B)光重合開始剤0.01〜5重量部と、(c)
ポリ燐酸アンモニウム等の難燃剤を5〜70重量部配合
してなる組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性光重合性組
成物、それを用いた難燃性接着性シート及び難燃性粘着
テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリエチレン系発泡体、クロ
ロプレン系発泡体、ウレタン系発泡体、アクリル系発泡
体等の各種発泡体をテープ基材とし、その両面にアクリ
ル系粘着剤層を設けてなる、いわゆる両面粘着発泡体テ
ープは、接着剤の塗工と異なり、接着作業に際して溶剤
の揮散がなく、又接着力発現が速いので作業効率にも優
れており、自動車産業、電気・電子産業、建築材料等の
多くの産業分野で、接着剤の代替として接合作業に汎用
されている。
【0003】しかしながら、上記両面粘着性発泡体テー
プは、その基材である発泡体自体の機械的強度が低いた
め、剪断強度、剥離強度等の品質特性で評価される接着
強度が、発泡体基材の凝集破壊強度で決定されるため、
より高い破壊強度、すなわちより高い接着強度が得られ
ないという問題点があった。
【0004】更に最近では、上記産業分野に於いて難燃
性が強く求められることは少なくないが、光重合によっ
て得られる難燃性が付与された両面粘着テープは今のと
ころ見当たらない。難燃性を付与する方法として、一般
的にハロゲン含有化合物を添加する方法が採用されてい
る。この方法によって、難燃性を付与することはできる
が、加工時や燃焼時に煙を発生することがあり、煙の対
策を別途必要とするため、ハロゲン含有化合物を使用し
ないノンハロゲン化合物による難燃性付与が強く望まれ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解消し、優れた剪断強度や剥離強度を有
し、且つ難燃性にも優れた難燃性光重合性組成物、それ
を用いた難燃性接着性シート及び難燃性粘着テープを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の難
燃性光重合性組成物は、「アルキル基の炭素数が1〜1
2の(メタ)アクリル酸エステルモノマー(a)50〜
98重量%と、極性基を有し、且つ(メタ)アクリル酸
エステルモノマー(a)と共重合可能なモノマー(b)
50〜1重量%と、モノマー(a)及び/又は(b)と
共重合可能であって且つ分子内に不飽和二重結合を2個
以上有するモノマー(c)0.01〜1重量%とを含有
するモノマー混合物(A)100重量部、光重合開始剤
0.01〜5重量部及びポリ燐酸アンモニウム5〜70
重量部からなること」を特徴とするものである。
【0007】請求項2〜5記載の発明の難燃性光重合性
組成物は、「請求項1記載の発明に於いて、ポリ燐酸ア
ンモニウム5〜70重量部に代えて、ポリ燐酸アンモ
ニウム5〜70重量部と赤燐2〜30重量部とを含有す
るもの、ポリ燐酸アンモニウムと下記一般式で表され
る窒素含有化合物と金属酸化物との混合物(B)5〜7
0重量部を含有するもの、燐化合物5〜50重量部と
熱膨張性黒鉛2〜15重量部とを含有するもの、ハロ
ゲン系難燃剤5〜50重量部、又は該ハロゲン系難燃剤
5〜50重量部と三酸化アンチモン2〜25重量部とを
含有するもの、の計〜の何れかを採用すること」を
特徴とするものである。
【0008】
【化2】
【0009】一般式(I)において、R1 、R2 、R3
は、水素原子、炭素数1〜16のヒドロキシルアルキル
基、ジヒドロキシルアルキル基又は、炭素数6〜16の
ヒドロキシルアリール基もしくはジヒドロキシルアリー
ル基を示す。
【0010】請求項6記載の発明の難燃性接着性シート
は、「剥離シート上に、請求項1、2、3、4または5
記載の難燃性光重合性組成物を塗工し、該難燃性光重合
性組成物に光を照射して形成すること」を特徴とするも
のである。
【0011】請求項7記載の発明の難燃性粘着テープ
は、「請求項6記載の難燃性接着性シートの少なくとも
一面に粘着剤層を形成してなること」を特徴とするもの
である。
【0012】本発明の難燃性光重合性組成物の主成分と
して使用されるモノマー混合物(A)には、アルキル基
の炭素数が1〜12の(メタ)アクリル酸エステルモノ
マー(a)と、極性基を有し、且つ該モノマー(a)と
共重合可能なモノマー(b)と、モノマー(a)及び/
又は(b)と共重合可能であって且つ分子内に不飽和二
重結合を2個以上有するモノマー(c)とを含有する。
【0013】上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
(a)としては、炭素数1〜12のアルキル基を有する
(メタ)アクリル酸エステル、好ましくは炭素数4〜1
2のアルキル基を有するものが挙げられる。その具体例
を挙げると、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メ
タ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレー
ト、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート
等があげられ、これらはこれらは単独で用いられてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。
【0014】上記難燃性光重合性組成物の粘着性と凝集
性とのバランス等を勘案すると、通常、ホモポリマーの
ガラス転移温度(Tg)が−50℃以下の(メタ)アク
リル酸エステルを主成分とし、それにメチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレート等の低級アル
キル基を有する(メタ)アクリル酸エステルを組合せて
用いるのが好ましい。
【0015】上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
(a)は、モノマー混合物(A)中に50〜98重量%
の範囲で含有され、好ましくは70〜90重量%の範囲
で含有される。該モノマー(a)の含有量が、50重量
%未満の場合には、得られるモノマー混合物(A)の凝
集力が高くなり過ぎ、難燃性光重合性組成物を用いて得
られる接着性シート或いは粘着性テープの凝集力が高く
なり、接着力が不十分となる。また、98重量%を超え
る場合には、得られるモノマー混合物(A)の凝集力が
弱くなり、得られる接着性シート或いは粘着性テープの
凝集力が弱くなり、剪断強度が不十分となる。
【0016】次に、モノマー(b)としては、極性基を
有し、且つ上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
(a)と共重合可能なものが用いられる。このようなモ
ノマー(b)としては、(メタ)アクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有モノ
マーもしくはその無水物;(メタ)アクリロニトリル、
N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、ア
クリロイルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド等の窒素含有モノマー;2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート
等の水酸基含有モノマーなどが好適に使用される。
【0017】このモノマー(b)は、モノマー混合物
(A)中に1〜50重量%の範囲で含有され、好ましく
は10〜30重量%の範囲で含有される。モノマー
(b)の含有量が、1重量%未満の場合には、難燃性光
重合性組成物を用いて得られる接着性シート或いは粘着
テープの接着力が不十分となり、50重量%を超える場
合には、得られる接着性シート或いは粘着テープの剪断
強度が不十分となる。
【0018】次にモノマー(c)としては、上記モノマ
ー(a)及び(b)と共重合可能であって、且つ分子内
に不飽和二重結合を2個以上有するものが用いられる。
このようなモノマー(c)としては、ヘキサンジオール
ジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリトリトールトリ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレ
ート、アリル(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)ア
クリレート、ジビニルベンゼンの他、2官能のエポキシ
アクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンア
クリレート等が好適に使用される。
【0019】上記モノマー(c)は、モノマー混合物
(A)中に0.01〜1重量%の範囲で含有される。
尚、ヘキサンジオールジアクリレートやジビニルベンゼ
ンのような低分子量のモノマーを用いる場合には、モノ
マー混合物(A)中に0.02〜0.08重量%の範囲
で含有されることが好ましく、ポリプロピレングリコー
ルジアクリレートやウレタンアクリレートのような高分
子量のモノマーを用いる場合には、モノマー混合物
(A)中に0.2〜0.8重量%の範囲で含有されるこ
とが好ましい。
【0020】モノマー混合物(A)中のモノマー(c)
の含有量が、0.01重量%未満の場合には、得られる
接着性シートや粘着性テープの凝集力が不足すると共に
耐クリープ性が不足し、1重量%を超える場合には、凝
集力が高くなり過ぎ、且つ剥離強度が低下する。
【0021】本発明の難燃性光重合性組成物に使用され
光重合開始剤としては、例えば、4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)
ケトン〔チバガイギー社製、ダロキュア2959〕等の
ケトン系;α−ヒドロキシ−α,α′−ジメチル−アセ
トフェノン〔チバガイギー社製、ダロキュア117
3〕、メトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン〔チバガイギー社製、イル
ガキュア651〕、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシ
ルアセトフェノン〔チバガイギー社製、イルガキュア1
84〕等のアセトフェノン系;ベンジルジメチルケター
ル等のケタール系;その他ハロゲン化ケトン、アシルホ
スフィノキシド、アシルホスフォナートなどを挙げるこ
とができる。
【0022】上記光重合開始剤は、モノマー混合物
(A)100重量部に対して、0.01〜5重量部の範
囲で使用され、好ましくは、0.05〜3重量部の範囲
である。光重合開始剤の含有量が、0.01重量部未満
の場合には、重合反応が進行し難いため、十分な転化率
が得られず、5重量部を超える場合には、ラジカル発生
量が多くなって共重合体の重合度が高くならない。
【0023】上述のモノマー混合物(A)と光重合開始
剤については、請求項1〜5に記載の発明に共通するも
のであり、以下に述べる難燃剤については、請求項1〜
5に記載の発明に於いて各々異なる成分が使用され、各
難燃性光重合性組成物に係る発明が特徴付けられてい
る。
【0024】請求項1〜3に記載の発明に於いて、難燃
剤或いは難燃剤中の一成分として使用するポリ燐酸アン
モニウムとしては、重合度が200〜1000のものが
好ましく、更に表面がメラミン/ホルムアルデヒド樹脂
で被覆された易流動性の粉末状であって且つ水に難溶性
のものを用いることが好ましい。
【0025】請求項1及び2記載の発明に於けるポリ燐
酸アンモニウムは、モノマー混合物(A)100重量部
に対して、5〜70重量部の範囲で使用され、好ましく
は、10〜40重量部、より好ましくは15〜30重量
部である。ポリ燐酸アンモニウムの含有量が、5重量部
未満の場合には、十分な難燃性が得られず、70重量部
を超える場合には、得られる難燃性光重合性組成物の光
透過率が小さくなり、重合反応の速度が著しく低下す
る。
【0026】請求項2記載の発明に於いて、難燃剤とし
て使用するポリ燐酸アンモニウム以外の成分である赤燐
としては、市販のものが採用可能であるが、耐湿性、取
扱上の安全性(衝撃等による自然発火)等の点から赤燐
粒子の表面に樹脂コーティングを施したものが好まし
い。又、赤燐はモノマー混合物(A)100重量部に対
して、2〜30重量部の範囲で使用される。赤燐の含有
量が、2重量部未満の場合には、十分な難燃性が得られ
ず、30重量部を超える場合には、得られる難燃性光重
合性組成物の光透過率が小さくなり、重合反応の速度が
著しく低下する。
【0027】請求項3記載の発明に於いて、難燃剤とし
ては、上述のポリ燐酸アンモニウムの他に、前述の一般
式(I)で表される窒素含有化合物及び金属酸化物の3
成分系からなる混合物(B)が使用される。
【0028】この一般式(I)で表される窒素含有化合
物としては、例えばイソシアヌル酸、モノ(ヒドロキシ
メチル)イソシアヌレート、ビス(ヒドロキシメチル)
イソシアヌレート、トリス(ヒドロキシメチル)イソシ
アヌレート、モノ(ジヒドロキシメチル)イソシアヌレ
ート、ビス(ジヒドロキシメチル)イソシアヌレート、
トリス(ジヒドロキシメチル)イソシアヌレート、モノ
(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、ビス(2
−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、トリス(2−
ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、トリス(1,2
−ジヒドロキシエチル)イソシアヌレート、トリス(3
−ヒドロキシプロピル)イソシアヌレート、トリス
(2,3−ジヒドロキシプロピル)イソシアヌレート、
トリス(4−ヒドロキシブチル)イソシアヌレート、ト
リス(3,4−ジヒドロキシブチル)イソシアヌレー
ト、トリス(8−ヒドロキシオクチル)イソシアヌレー
ト、トリス(4−ヒドロキシフェニル)イソシアヌレー
ト、トリス(2,4−ジヒドロキシフェニル)イソシア
ヌレート、トリス(2,3−ジヒドロキシフェニル)イ
ソシアヌレート等が挙げられ、これらは単独で使用され
てもよく、二種以上が併用されてもよい。これらの中で
も、特に難燃性に優れているトリス(2−ヒドロキシエ
チル)イソシアヌレートが推奨される。
【0029】又、上記金属酸化物としては、酸化マグネ
シウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化コバル
ト、酸化バナジウム、酸化クロム、酸化マンガン、酸化
鉄、酸化ニッケル、酸化亜鉛等が挙げられ、一種の金属
で複数の酸化物を生ずるものはどれを用いてもよい。こ
れらの内、特に二酸化チタンが好適である。
【0030】請求項3記載の発明に於いて、上記混合物
(B)における上記3成分系の組成比は、ポリ燐酸アン
モニウム:窒素含有化合物:金属酸化物=40〜94.
9重量%:5〜40重量%:0.1〜20重量%の範囲
で用いるのが好ましい。この3成分系の難燃剤は、加熱
時に炭化層が膨張して難燃性を発揮するもので、この組
成比がこの範囲から外れると、加熱後の残渣の体積膨張
が少なく、十分な難燃性が発揮されない。
【0031】請求項3記載の発明に於いて、3成分系の
難燃剤からなる混合物(B)は、モノマー混合物(A)
100重量部に対して、5〜70重量部の範囲で使用さ
れ、好ましくは、10〜50重量部、より好ましくは2
0〜40重量部である。上記混合物(B)の含有量が、
5重量部未満の場合には十分な難燃性が得られず、70
重量部を超える場合には、得られる難燃性光重合性組成
物の光透過率が小さくなり、重合反応の速度が著しく低
下する。
【0032】請求項4記載の発明に於いて、難燃剤とし
て、燐化合物と熱膨張性黒鉛とを併用する。
【0033】上記燐化合物としては、トリフェニルホス
フェート、オクチルジフェニルホスフェート、トリオク
チルホスフェート、トリクレジルホスフェート等の燐酸
エステル類;燐酸ナトリウム、燐酸カリウム、燐酸マグ
ネシウム、燐酸亜鉛、燐酸アルミニウム等の燐酸金属塩
類、又はこれら燐酸金属塩類の水和物;燐酸アンモニウ
ム、ポリ燐酸アンモニウム、エチレンジアミンの燐酸
塩、ジエチレントリアミンの燐酸塩、等の燐酸とアンモ
ニアもしくはアミン類との塩、又はこれらの縮合物;グ
アニジンの燐酸塩、ホスフィン類、ホスフィンオキジド
類、t−ブチルホスホン、フェニルホスホン類、メラミ
ン変性ポリ燐酸アンモニウム、赤燐などが挙げられ、こ
れらは単独で用いられてもよく、二種以上が併用されて
もよい。
【0034】上記燐化合物の中で、特にポリ燐酸アンモ
ニウムは、取扱いが容易であり、優れた難燃性が得られ
るので好ましい。尚、ポリ燐酸アンモニウムとしては、
重合度が200〜1000であるものが好ましく、更に
表面がメラミン/ホルムアルデヒド樹脂で被覆された易
流動性の粉末状であって且つ水に難溶性のものを用いる
ことが好ましい点は、前述の請求項1〜3に記載の発明
に於けるポリ燐酸アンモニウムの場合と同じである。
【0035】上記熱膨張性黒鉛としては、従来公知のも
のが採用可能であり、例えば、天然の鱗片状グラファイ
ト、熱分解グラファイト、キッシュグラファイト等、粉
末状のものを、濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無機酸と、
濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重ク
ロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで処理し、グラフ
ァイト層間化合物を生成させたものであり、炭素の層状
構造を維持したままの結晶化合物である。
【0036】又、上記酸処理等して得られる熱膨張性黒
鉛を、更にアンモニア、脂肪族低級アミン、アルカリ金
属化合物、アルカリ土類金属化合物等で中和処理して使
用するのが好ましい。該脂肪族低級アミンとしては、例
えば、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチル
アミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン
等が挙げられ、又、アルカリ金属化合物及びアルカリ土
類金属化合物としては、カリウム、ナトリウム、カルシ
ウム、バリウム、マグネシウム等の金属の、水酸化物、
酸化物、炭酸塩、有機酸塩等が挙げられる。
【0037】上記熱膨張性黒鉛の膨張した際の体積膨張
率は、小さくなると十分な難燃性が得られない為、該熱
膨張性黒鉛を800℃以上に急速加熱した際の体積膨張
率が100倍以上のものを使用するのが好ましい。かか
る体積膨張率を持つ黒鉛か否かは、例えば次の手順を踏
んで試験することにより確認できる。
【0038】即ち、内容積が100ミリリットルの白金
製の坩堝に1ミリリットルの熱膨張性黒鉛を入れ、予め
800℃以上に加熱した電気炉に投入する。投入後、3
0秒経過してから、坩堝を取り出して室温になる迄放冷
する。加熱により膨張した熱膨張性黒鉛が、坩堝内の容
積を完全に満たす量以上になっているか否かにより容易
に確認できる。
【0039】熱膨張性黒鉛の粒度は、細かくなると熱膨
張度が小さくなって十分な難燃性が得られず、大きくな
ると分散性が悪く、得られるシートやテープの物性が低
下する為、50〜200メッシュのものを用いるのが好
ましい。
【0040】請求項4記載の発明に於いて、燐化合物と
熱膨張性黒鉛との配合割合は、重量比で1:9〜9:1
の範囲で使用するのが好ましい。配合割合がこの範囲か
ら外れると、難燃性について、燐化合物と熱膨張性黒鉛
とをそれぞれ単独で使用した場合とあまり差が無くなる
為である。
【0041】請求項4記載の発明に於いて、難燃剤の一
成分である燐化合物の、モノマー混合物(A)100重
量部に対する含有量は、5〜50重量部の範囲で使用さ
れ、好ましくは、10〜40重量部、より好ましくは1
5〜30重量部である。燐化合物の含有量が、5重量部
未満の場合には、十分な難燃性が得られず、50重量部
を超える場合には、得られる難燃性光重合性組成物の光
透過率が小さくなり、重合反応の速度が著しく低下す
る。
【0042】又、難燃剤のもう一つの成分である熱膨張
性黒鉛の、モノマー混合物(A)100重量部に対する
含有量は、2〜15重量部の範囲で使用され、好ましく
は、3〜12重量部、より好ましくは5〜10重量部で
ある。熱膨張性黒鉛の含有量が、2重量部未満の場合に
は、十分な難燃性が得られず、15重量部を超える場合
には、得られる難燃性光重合性組成物の光透過率が小さ
くなり、重合反応の速度が著しく低下する。
【0043】請求項5記載の発明に於いて、難燃剤とし
ては、ハロゲン系難燃剤、又は該ハロゲン系難燃剤と三
酸化アンチモンとを併用する。
【0044】上記ハロゲン系難燃剤としては、ハロゲン
化芳香族系、ハロゲン化脂肪族、ハロゲン化芳香族系、
ハロゲン化脂環系等が挙げられ、特に難燃性の観点から
いえば、ブロム含有量が40%以上の化合物を選択して
用いるのが好ましい。このようなハロゲン系難燃剤とし
ては、デカブロモジフェニオルオキサイド、ヘキサブロ
モベンゼン、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イソ
シアヌレート、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
ジブロモフェニル)プロパン等がある。
【0045】請求項5記載の発明に於いて、難燃剤とし
て、或いは難燃剤の一成分としてハロゲン系難燃剤を使
用する場合の、モノマー混合物(A)100重量部に対
する含有量は、5〜50重量部の範囲で使用され、好ま
しくは、10〜40重量部、より好ましくは15〜30
重量部である。ハロゲン系難燃剤の含有量が、5重量部
未満の場合には、十分な難燃性が得られず、50重量部
を超える場合には、得られる難燃性光重合性組成物の光
透過率が小さくなり、重合反応の速度が著しく低下す
る。
【0046】請求項5記載の発明に於いて、ハロゲン系
難燃剤と三酸化アンチモンとを併用する場合の、三酸化
アンチモンの、モノマー混合物(A)100重量部に対
する含有量は、2〜25重量部の範囲で使用される。含
有量が2重量部未満の場合には、十分な難燃性が得られ
ず、25重量部を超える場合には、得られる難燃性光重
合性組成物の光透過率が小さくなり、重合反応の速度が
著しく低下する。
【0047】上述の請求項1〜5記載の各発明の難燃性
光重合性組成物には、耐熱性を向上させるために、更に
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の、0℃以上のTg
を有するモノマーを必要に応じて配合してもよい。
【0048】又更に、粘着付与樹脂を配合することもで
きる。具体例を挙げると、ロジン系樹脂、変性ロジン系
樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、C
5及びC9系石油樹脂、クロマン樹脂、或いはこれら樹
脂の水添物等が挙げられ、これらは単独で使用されても
よく、2種以上が併用されてもよい。但し、上記0℃以
上のTgを有するモノマーや粘着付与樹脂を組成物に配
合して重合する場合には、重合速度が低下したり、分子
量が低下したりする場合があるので、かかる場合には、
モノマー混合物(A)のモノマー(c)の配合量を適宜
調整することが好ましい。
【0049】上記連鎖移動剤は、組成物を光重合して得
られる共重合体の分子量を調整するために用いられる。
例えば、メルカプト化合物が好ましく、具体例を挙げる
と、n−ドデシルメルカプタン(ドデカンチオールとも
いう)、t−ドデシルメルカプタン等がある。これらの
連鎖移動剤は、モノマー混合物(A)100重量部に対
して、0.01〜0.1重量部の範囲で用いることがで
きる。
【0050】請求項1〜5記載の発明の難燃性光重合性
組成物を調製するには、上述のモノマー混合物(A)、
光重合開始剤、難燃剤及びその他の添加剤を、常法に従
って均一に攪拌しながら混合すればよい。
【0051】次に、請求項6記載の発明の難燃性接着性
シートについて述べる。このシートは、いわゆるテープ
基材を必ずしも必要としない。単に、剥離性が具備され
た剥離シート、即ち、表面に剥離処理を施した紙、布
帛、或いはポリエチレンテレフタレート(PET)等の
合成樹脂製のシート上に、上述の請求項1〜5記載の発
明の難燃性光重合性組成物を塗工し、後述するように該
塗膜を光重合することにより得られるものである。剥離
シートは、通常はそのまま製品の一部として残留せしめ
られ、使用に際して接着性シートから剥離される。
【0052】この難燃性接着性シートを製造するには、
まず、所期の難燃性接着性シートの表面が平滑になるよ
うに、組成物を構成する成分中、特に難燃剤(C)が、
モノマー混合物(A)及び光重合開始剤(B)中に均一
に分散されるように、調製済みの該組成物を、更に十分
に攪拌・増粘してチキソ性を付与する。次に、この組成
物を剥離シート上に所定の厚みになるように塗工した
後、その塗工面を光照射すればよい。塗工の手段として
は公知の技術が用いられる。
【0053】この難燃性接着性シートは、このようにし
て50μm〜5mmの範囲の厚みのものに形成するとが
できる。厚みが100μm以下のテープを製造する場合
には、粘度が1000cps程度であり、チキソトロピ
ー性を示すチキソトロピックインデックス(TI)値が
1.5程度の組成物を用いて塗工することにより得られ
るが、厚みが100μmを超えるテープを製造する場合
には、組成物を更に高粘度にすることが好ましい。
【0054】上記難燃性光重合性組成物を高粘度にする
手段としては、アクリルゴム、ニトリルゴム、スチレン
−イソプレン−スチレンブロック(SIS)等のジブロ
ックゴム又はトリブロックゴム等の熱可塑性エラストマ
ー、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチ
レン(PSt)等の熱可塑性樹脂等を溶解してもよい
し、平均粒子径が5μm以下のシリカ粒子、アルミナ粒
子等を組成物に混合しても良い。
【0055】上記添加物の内、無機物を添加する場合に
は、より速く一次粒子まで分散することができるという
点から、表面に疏水化処理が施されている粒子を用いる
ことか好ましい。又、高粘度にする為の他の方法として
は、上記のような添加物を加えず、後述するように、組
成物の一部を予め部分重合する方法がある。
【0056】この部分重合は、モノマー(c)を添加す
る以前に行ってミクロゲル生成を防止しなければならな
い。部分的にミクロゲルが生成した場合には、塗工時に
スジ等の発生の原因となり易いので注意を要する。部分
重合されるモノマー量は、全モノマー混合物、即ちモノ
マー混合物(A)の1.5〜60重量%の範囲にする必
要がある。部分重合されるモノマーが1.5重量%未満
の場合には、必要な粘度を得ることができず、又60重
量%を超える場合には、得られる組成物の粘度が高くな
り過ぎて塗工が困難になる場合がある。
【0057】上記のようにして剥離シート上に塗工した
難燃性光重合性組成物に光を照射するには、以下に示す
要領で行う。
【0058】光照射には、光波長400nm以下に発光
分布を有するランプ類が用いられる。このようなランプ
類としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超
高圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、
マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドランプ等
が挙げられる。これらの中で、ケミカルランプは光重合
開始剤の活性波長領域の光を効率よく発光し、組成物中
の光重合開始剤以外の成分はこの波長領域の光をあまり
吸収しないため、組成物の内部迄光が透過し、高厚膜の
シートを製造することができる。
【0059】上記ランプ類の光照射強度は、得られるポ
リマーの重合度を左右する因子であり、目的製品の性能
毎に適宜制御される。例えば、通常用いられるアセトフ
ェノン基を有する開裂型の光重合開始剤を使用した場合
には、その光分解に有効な波長領域(光重合開始剤によ
って異なるが、通常365〜420nmの波長領域)の
光が照射され、その光照射強度は0.1〜100mW/
cm2 の範囲であることが好ましい。
【0060】請求項6記載の発明に於ける光重合は、空
気中の酸素及び組成物に溶解している酸素によって反応
が阻害される。このため、光照射は酸素の阻害を受けな
いような手法を用いて実施されるのが好ましい。かかる
手法としては、例えば表面を剥離処理したPETやポリ
テトラフルオロエチレン等の透明フィルムで、塗工され
た難燃性光重合性組成物を覆い、この透明フィルムを介
して該組成物へ光を照射する方法がある。
【0061】その他の手法としては、窒素ガス、炭酸ガ
ス等のような不活性ガスで酸素を置換したイナートゾー
ンの中で光透過性の窓を介して外部より光照射して反応
させる方法もある。イナートゾーンの中で反応させる方
法に於いては、該組成物の転化率が99.7%以上とな
るまで十分に光重合を完結させるためには、この照射雰
囲気の酸素濃度は5000ppm以下であることが好ま
しく、より好ましくは300ppm以下である。
【0062】急速に光重合反応が進行する場合には、重
合熱により、塗工される剥離シートや、カバー用剥離シ
ートが加熱伸縮し、得られるシートやテープにスジ等が
発生する場合がある。このようなスジの発生は、光カッ
トフィルターによりランプからの輻射熱を抑制したり、
照射面の反対側の背面を冷却板と接触させて冷却するこ
とにより防ぐことが可能である。
【0063】請求項6記載の発明の難燃性接着性シート
は、このように、剥離シート上に塗工された難燃性光重
合性組成物を光重合により硬化させることにより得られ
る。この光重合によって架橋された難燃性接着性シート
のガラス転移温度(Tg)が50℃以下である場合に
は、この架橋体からなる接着性シートは、接合作業時に
ドライヤー等で僅かに加熱するだけで接着力を発現する
感熱型(=ホットメルト型)の難燃性接着性シートとな
る。
【0064】又、難燃性接着性シートのTgが20℃以
下である場合には、常温で粘着性のあるシートが得られ
る。雰囲気温度が0℃以下となるような冬場の現場作業
性を重視する場合には、Tgを5℃以下となるように設
定するのが良い。難燃性接着性シートの接着強度の向上
は、重合によって得られる接着剤層のTgによらず、難
燃剤の配合を調整することによっても可能である。
【0065】次に、請求項7記載の発明の難燃性粘着テ
ープについて述べる。このテープは、上記請求項6記載
の発明の難燃性接着性シートの少なくとも一面に、粘着
剤層を形成することにより得られる。即ち、この場合は
難燃性接着性シート自体がテープの基材となる訳であ
る。新たに積層される粘着剤層を構成する粘着剤として
は、アクリル系、ゴム系、シリコーン系等の粘着剤を使
用することができ、それらの粘着剤は、溶剤型、水分散
型、ホットメルト型の何れのタイプであっても構わな
い。
【0066】使用する粘着剤がホットメルト型もしくは
光重合型の場合には、基材となる上記難燃性接着性テー
プ上に直接塗工し、積層することができる。又使用する
粘着剤が、溶剤型もしくは水分散型の場合には、剥離シ
ート上に該粘着剤を塗工し、乾燥して粘着剤層を作成
し、その後、基材となる上記難燃性接着性シート上に、
該粘着剤層を転写・積層する方法が用いられる。
【0067】尚、転写法によらず、直接溶剤型又は水分
散型の粘着剤を塗工すると、溶剤や水分が難燃性接着性
シート中に拡散し、それを乾燥する為に長時間を要する
場合がある。又、用いる粘着剤が光重合型の場合には、
当然、塗工後に再度その表面に光照射を行う必要があ
る。
【0068】上記粘着剤の組成や配合は、被着体に応じ
て変更するのが好ましい。例えば、被着体がポリエチレ
ンやポリプロピレンのようなポリオレフィン系の場合に
は、粘着付与樹脂を20〜35重量%配合したアクリル
系粘着剤又は天然ゴム系粘着剤を用いるのが好ましい。
又、被着体が軟質塩化ビニル系樹脂の場合には、極性成
分として、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラ
クタム、アクリロイルモルホリン等を含有し、且つカル
ボキシル基を含有しないアクリル系粘着剤を使用する
と、耐熱老化性に優れた難燃性粘着性テープを得ること
が出来る。
【0069】(作用)本発明の難燃性光重合性組成物、
それを用いた難燃性接着性シート及び難燃性粘着テープ
は、該組成物が、特定のアクリル系のモノマー混合物か
らなるモノマー混合物(A)、光重合開始剤及び特定の
難燃剤よりなるので、得られる接着性シートや粘着テー
プは、柔弾性に富み、且つ剪断強度や剥離強度で示され
る接着強度並びに難燃性に優れたものとなる。
【0070】その理由は、必ずしも明らかではないが、
特定組成のアクリル系架橋体中に、特定の難燃剤を配合
することにより、両者の相乗効果により、難燃性のみな
らず弾性率が上昇し、剪断強度が向上するものと考えら
れる。
【0071】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0072】(実施例1)冷却管、温度計及び攪拌器を
備えたセパラブルフラスコに、2−エチルヘキシルアク
リレート900g、アクリル酸100g、光重合開始剤
として2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトフェ
ノン(商品名:イルガキュア184)0.3g、ポリ燐
酸アンモニウム(ヘキスト社製)200g、赤燐(燐化
学工業社製、商品名:ノーバレット120)50gを仕
込み、均一に分散する迄攪拌・混合した後、窒素ガスを
パージすることにより、溶存酸素を除去した。
【0073】次に、このフラスコ中の組成物にブラック
ライトランプを用いて紫外線を照射したところ、組成物
の温度が上昇すると同時に粘度が高くなった。組成物の
温度が5℃上昇したところで光照射を止めた。得られた
組成物を以下「部分光重合増粘組成物」という。この部
分光重合増粘組成物の転化率は4.1%、そして粘度は
2300cpsであった。
【0074】更に、この部分光重合増粘組成物に、ヘキ
サンジオールジアクリレート0.5gを配合して請求項
2記載の発明の組成物を得た。
【0075】次に、図1に示すように、38μmの厚み
のPETからなる剥離シート1aの剥離処理面上に、重
合終了時の厚みが1.0±0.1mmとなるようにこの
組成物を塗工して組成物層2を形成し、更に同種の剥離
シート1bを用いて、その剥離処理面が組成物層2に接
するようにしてカバーした。
【0076】次いで、ケミカルランプを用いて、このカ
バーに用いた剥離シート1b上の照射強度が2mW/c
2 となるようにランプ高さを調整し、8分間照射して
組成物層2を光重合して、剥離シート1a,1b間に接
着剤層2aを有する請求項6記載の発明の難燃性接着性
シート10を得た。難燃性接着性シート10の接着剤層
2aの残存モノマーは0.1%であり、ゲル分率は86
%であった。
【0077】得られた難燃性接着性シート10を用い
て、剪断強度、T剥離強度及び難燃性の測定乃至評価を
行い、その結果を表1に示した。尚、これらの測定を行
う場合には、カバーに用いた剥離シート1a、1bを除
去して接着剤層2aのみを用いた。
【0078】又、上記剪断強度、T剥離強度及び難燃性
の測定乃至評価方法は次の通りである。 剪断強度 図2に示すように、幅20mm×長さ20mmの上記接
着剤層2aの両面に、プライマー表面処理した幅25m
m×長さ100mm×厚み2mmのポリカーボネート板
3の端縁を貼り合わせ、24時間室温にて放置して試験
片とし、引張試験機を用いて剪断強度を測定した。尚、
引張速度は50mm/分、矢印は引張方向を示す。 T剥離強度 図3に示すように、幅20mm×長さ70mmの上記接
着剤層2aの両面に、プライマー表面処理した厚み30
0μmのアルミ箔4を貼り付け、24時間室温にて放置
して試験片とし、引張試験機を用いてT剥離強度を測定
した。尚、引張速度は200mm/分、矢印は剥離箇所
及び剥離方向を示す。 難燃性 JIS D1201に準拠して燃焼性を試験し、難燃性
を評価した。
【0079】(実施例2)イソノニルアクリレート95
0g、アクリル酸10g、N−ビニルピロリドン40
g、ポリ燐酸アンモニウム600gをディスパーで4時
間、1000rpmで攪拌・混合し、粘稠な液体を得
た。これに、光重合開始剤(イルガキュアー184)を
0.3g、ビニルメタクリレート0.25gを加え、均
一になるまで攪拌・混合した後、窒素ガスをパージする
ことにより、溶存する酸素を除去した。かくして得られ
た請求項1記載の発明の組成物を用いて、以下実施例1
と同様にして難燃性接着性シートを得た後、実施例1と
同様な測定乃至評価を行い、その結果を表1に示した。
【0080】(実施例3)2−エチルヘキシルアクリレ
ート700g、イソオクチルアクリレート200g、ア
クリル酸100g、ポリ燐酸アンモニウム60g、赤燐
50gをディスパーで30分間、1000rpmで攪拌
・混合し、粘稠な液体を得た。これに、アリルアクリレ
ート0.3g及び光重合開始剤(イルガキュア651)
0.3gを加え、均一になるまで攪拌・混合した後、窒
素ガスをパージすることにより、溶存する酸素を除去し
た。得られた請求項1記載の発明の組成物を用いて、以
下実施例1と同様にして難燃性接着性シートを得た後、
実施例1と同様な測定乃至評価を行い、その結果を表1
に示した。
【0081】(実施例4)冷却管、温度計及び攪拌器を
備えたセパラブルフラスコに、2−エチルヘキシルアク
リレート200g、n−ブチルアクリレート700g、
N−ビニルピロリドン100g、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート2g、n−ドデカンチオール2g及び酢
酸エチル900gを仕込み、窒素ガス雰囲気下で還流す
るまで昇温し、20分間保持した後、ベンジルペルオキ
シド1gを酢酸エチル100gに溶解した溶液を滴下
し、4時間反応させた。その後、更に該溶液を滴下し、
3時間反応させた。次いで、トルエン400gを攪拌・
混合して、粘度12000cpsの粘着剤溶液(D)を
得た。固形分は39.5重量%であった。
【0082】この粘着剤溶液(D)100gに、ポリ燐
酸アンモニウム300g、赤燐80g及びイソシアネー
ト系硬化剤(日本ポリウレタン社製、商品名コロネート
L55E)4gを添加して十分混合した後、脱泡し、図
4に示すように、離型処理したPETからなる剥離シー
ト1c上に塗工し、厚み40μmの粘着剤層5aを形成
した。次いで、直ちに実施例1で得られた難燃性接着性
シート10の剥離シート1aを除去した一方の接着面
に、得られた粘着剤層5a面が接触するようにホットラ
ミネート法により転写して粘着剤層を形成し、請求項7
記載の発明の難燃性粘着テープ20を得た。
【0083】図5に示すように、軟質塩化ビニル樹脂板
6(ショアD硬度=50、幅25mm×長さ100mm
×厚み5mm)の端縁に、実施例4で得られた幅20m
m×長さ20mmの難燃性粘着テープ20の剥離シート
1a、1bを除去して、粘着剤層5a面を貼付し、もう
一方の粘着剤層2a面を、ポリカーボネート板3の端縁
に貼り併せて80℃で1週間熱老化させた。このように
して試験片を得、この試験片を用いて剪断強度を測定し
た。引張速度は50mm/分、矢印は引張方向を示す。
【0084】上記実施例4で得られた難燃性粘着テープ
について、上記剪断強度及び実施例1と同様な難燃性の
測定乃至評価を行い、その結果を表1に示した。
【0085】(比較例1)難燃剤(C)を全く添加しな
かったこと以外は実施例1と同様にして光重合性組成物
を得た。このようにして得られた組成物の転化率は5.
1%であり、そして粘度は4100cpsであった。得
られた組成物を用いて、以下実施例1と同様にして難燃
性接着性シートを得た。この難燃性粘着シートについ
て、上記実施例1と同様な剪断強度、T剥離強度及び難
燃性の測定乃至評価を行い、その結果を表1に示した。
【0086】(比較例2)実施例4で得られた粘着剤溶
液(D)100gに、ポリ燐酸アンモニウム300g、
赤燐50g及びイソシアネート系硬化剤(日本ポリウレ
タン社製、商品名コロネートL55E)4gを添加した
ところ、難燃剤(C)が凝集沈殿を起こしたため、難燃
性接着性シートは得られなかった。従って、剪断強度及
び難燃性の測定乃至評価はできなかった。
【0087】(比較例3)実施例1で得られた難燃性接
着性シート10の代わりに、比較例1で得られた難燃性
接着性シートを用い、粘着剤層5aを積層しなかったこ
と以外は、実施例4と同様にして剪断強度及び難燃性を
測定乃至評価した。即ち、図6に示すように、比較例1
で得られた接着性シート2bの一方の接着面に、軟質塩
化ビニル樹脂板6の端縁を貼り合わせ、他方の接着面
に、ポリカーボネート板3の端縁を貼り合わせて試験片
とした。矢印は引張方向を示す。
【0088】(比較例4)実施例1で得られた難燃性接
着性シート10の代わりに、比較例1で得られた難燃性
接着性シートを用いたこと以外は、実施例4と同様にし
て粘着テープ2bを得、剪断強度及び難燃性を測定乃至
評価した。即ち、図7に示すように、粘着剤層5aと接
着性シート2bとの積層体に、軟質塩化ビニル樹脂板6
及びポリカーボネート板3の各端縁を貼り合わせて試験
片とした。矢印は引張方向を示す。
【0089】
【表1】
【0090】(実施例5)難燃剤(C)として、ポリ燐
酸アンモニウム100g、窒素含有化合物であるトリス
(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(和光純薬
工業社製)50g及び二酸化チタン(ルチル型、石原産
業社製)20gを用いたこと以外は、実施例1と同様に
して、請求項3記載の発明の組成物を得、更に請求項6
記載の発明の難燃性接着性シートを得た後、実施例1と
同様な、剪断強度、T剥離強度及び難燃性の測定、評価
を行い、その結果を表2に示した。
【0091】(実施例6)難燃剤(C)として、ポリ燐
酸アンモニウム50g、トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレート30g及び二酸化チタン10gを
用いたこと以外は、実施例2と同様にして、請求項3記
載の発明の組成物を得、更に請求項6記載の発明の難燃
性接着性シートを得た後、実施例1と同様な、剪断強
度、T剥離強度及び難燃性の測定乃至評価を行い、その
結果を表2に示した。
【0092】(実施例7)難燃剤(C)として、ポリ燐
酸アンモニウム400g、トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレート200g、及び二酸化チタン50
gを用いたこと以外は、実施例3と同様にして、請求項
3記載の発明の組成物を得、更に請求項6記載の難燃性
接着性シートを得た後、実施例1と同様な、剪断強度、
T剥離強度及び難燃性の測定乃至評価を行い、その結果
を表2に示した。
【0093】(実施例8)粘着剤溶液(D)100g
に、難燃剤(C)としてポリ燐酸アンモニウム150
g、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
50g、二酸化チタン5g及びイソシアネート系硬化剤
(日本ポリウレタン社製、商品名コロネートL55E)
4gを添加したこと以外は、実施例4と同様にして厚み
40μmの粘着剤層を形成し、その後、直ちに実施例5
で得られた接着性テープの一方の接着面に、実施例4と
同様にして粘着剤層を積層して、同じく図4に示すよう
な請求項7記載の発明の難燃性粘着テープを得、実施例
4と同様な剪断強度及び難燃性の測定乃至評価を行い、
その結果を表2に示した。
【0094】(比較例5)粘着剤溶液(D)100g
に、難燃剤(C)として、ポリ燐酸アンモニウム80
g、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
20g、二酸化チタン5g及びイソシアネート系硬化剤
(日本ポリウレタン社製、商品名コロネートL55E)
4gを添加したところ、難燃剤(C)が凝集沈殿を起こ
したため、難燃性接着性シートは得られなかった。従っ
て、剪断強度及び難燃性の測定乃至評価はできなかっ
た。
【0095】
【表2】
【0096】(実施例9)難燃剤(C)として、ポリ燐
酸アンモニウム100g、熱膨張性黒鉛(日本化成社
製、商品名:CA60S)50gを用いたこと以外は、
実施例1と同様にして、請求項4記載の発明の組成物を
得、更に請求項6記載の発明の難燃性粘着性シートを得
た後、剪断強度、T剥離強度及び難燃性の測定乃至評価
を行い、その結果を表3に示した。
【0097】(実施例10)難燃剤(C)として、ポリ
燐酸アンモニウム50g、熱膨張製黒鉛80gを用いた
こと以外は、実施例2と同様にして、請求項4記載の発
明の組成物を得、更に請求項6記載の発明の難燃性粘着
テープを得た後、剪断強度、T剥離強度及び難燃性を測
定乃至評価を行い、その結果を表3に示した。
【0098】(実施例11)難燃剤(C)として、t−
ブチルホスホン酸(Aldrich 社製)400g、熱膨張製
黒鉛20gを用いたこと以外は、実施例3と同様にし
て、請求項4記載の発明の組成物を得、更に請求項6記
載の発明の難燃性粘着テープを得た後、剪断強度、T剥
離強度及び難燃性を測定乃至評価を行い、その結果を表
3に示した。
【0099】(実施例12)粘着剤溶液(D)100g
に、難燃剤(C)としてポリ燐酸アンモニウム70g、
熱膨張性黒鉛30g、を使用したこと以外は、実施例4
と同様にして厚み40μmの粘着剤層を形成し、その
後、直ちに実施例9で得られた接着性シートの一方の接
着面に、実施例4と同様にして粘着剤層を積層して同じ
く図4に示すような請求項7記載の発明の難燃性粘着性
テープを得た後、剪断強度及び難燃性を測定乃至評価を
行い、その結果を表3に示した。
【0100】(比較例6)粘着剤溶液(D)100g
に、難燃剤(C)としてポリ燐酸アンモニウム70g、
熱膨張性黒鉛30g及びイソシアネート系硬化剤(日本
ポリウレタン社製、商品名コロネートL55E)4gを
添加したところ、難燃剤(C)が凝集沈殿を起こしたた
め、難燃性接着性シートは得られなかった。従って、剪
断強度及び難燃性の測定乃至評価はできなかった。
【0101】
【表3】
【0102】(実施例13)難燃剤(C)として、デカ
ブロモジフェニルオキサイド(旭ガラス社製)200
g、三酸化アンチモン(三国精錬社製)50gを用いた
こと以外は、実施例1と同様にして、請求項5記載の発
明の組成物を得、更に請求項6記載の発明の難燃性接着
性シートを得た後、剪断強度、T剥離強度及び難燃性を
測定乃至評価を行い、その結果を表4に示した。
【0103】(実施例14)難燃剤(C)として、デカ
ブロモジフェニルオキサイド450gを用いたこと以外
は、実施例2と同様にして、請求項5記載の発明の組成
物を得、更に請求項6記載の発明の難燃性接着性シート
を得た後、剪断強度、T剥離強度及び難燃性を測定乃至
評価を行い、その結果を表4に示した。
【0104】(実施例15)難燃剤(C)として、デカ
ブロモジフェニルオキサイド70g、三酸化アンチモン
50gを用いたこと以外は、実施例3と同様にして、請
求項5記載の発明の組成物を得、更に請求項6記載の発
明の難燃性接着性シートを得た後、剪断強度、T剥離強
度及び難燃性を測定乃至評価を行い、その結果を表4に
示した。
【0105】(実施例16)粘着剤溶液(D)の難燃剤
(C)としてデカブロモジフェニルオキサイド300
g、三酸化アンチモン80gを使用したこと以外は、実
施例4と同様にして厚み40μmの粘着剤層53を形成
し、その後、直ちに実施例13で得られた接着性テープ
32の一方の接着面に、実施例4と同様にして粘着剤層
53を積層して同じく図4に示すような請求項7記載の
発明の難燃性粘着性シートを得た後、剪断強度及び難燃
性を測定乃至評価を行い、その結果を表4に示した。
【0106】(比較例7)粘着剤溶液(D)100g
に、難燃剤(C)としてポリ燐酸アンモニウム100
g、赤燐50g及びイソシアネート系硬化剤(日本ポリ
ウレタン社製、商品名コロネートL55E)4gを添加
したところ、難燃剤(C)が凝集沈殿を起こしたため、
難燃性接着性シートは得られなかった。従って、剪断強
度及び難燃性の測定乃至評価はできなかった。
【0107】
【表4】
【0108】
【発明の効果】
【0109】本発明の難燃性光重合性組成物、それを用
いた難燃性接着性シート及び難燃性難燃性粘着テープ
は、特定のアクリル系モノマー混合物と光重合開始剤と
特定の難燃剤とを含有する組成物であり、この組成物を
用いて得られる接着性シートや粘着テープは、発泡体等
の機械的強度に劣る素材からなるテープ基材を使用しな
いので、剪断強度や剥離強度で示される接着強度並びに
難燃性に優れたものが得られる。又、本発明の難燃性接
着性シート及び難燃性粘着テープを用いることにより、
前述の構造体等の接合作業を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の難燃性光重合性組成物を用いて得られ
る難燃性接着性シートを示す模式断面図である。
【図2】本発明の難燃性接着性シートの剪断強度を測定
する方法を示す模式断面図である。
【図3】本発明の難燃性接着性シートのT剥離強度を測
定する方法を示す模式断面図である。
【図4】本発明の難燃性光重合性組成物を用いて得られ
る難燃性粘着テープを示す模式断面図である。
【図5】本発明の他の難燃性接着シートの剪断強度を測
定する方法を示す模式断面図である。
【図6】本発明の難燃性粘着テープの剪断強度を測定す
る方法を示す模式断面図である。
【図7】本発明の難燃性粘着テープの剪断強度を測定す
る方法を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 剥離シート 2 組成物層 2a 難燃性接着性シート 2b 難燃性接着性シート 3 ポリカーボネート板 4 アルミ箔 5a 粘着剤層 6 軟質塩化ビニル樹脂板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JHR C09J 7/02 JHR

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基の炭素数が1〜12の(メ
    タ)アクリル酸エステルモノマー(a)50〜98重量
    %と、極性基を有し、且つ(メタ)アクリル酸エステル
    モノマー(a)と共重合可能なモノマー(b)50〜1
    重量%と、これらのモノマー(a)及び/又は(b)と
    共重合可能であって且つ分子内に不飽和二重結合を2個
    以上有するモノマー(c)0.01〜1重量%とを含有
    するモノマー混合物(A)100重量部、光重合開始剤
    0.01〜5重量部及びポリ燐酸アンモニウム5〜70
    重量部からなることを特徴とする難燃性光重合性組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモノマー混合物(A)1
    00重量部、光重合開始剤0.01〜5重量部、ポリ燐
    酸アンモニウム5〜70重量部ならびに赤燐2〜30重
    量部からなることを特徴とする難燃性光重合性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモノマー混合物(A)1
    00重量部、光重合開始剤0.01〜5重量部ならびに
    ポリ燐酸アンモニウムと下記一般式(I)で表される窒
    素含有化合物と金属酸化物との混合物(B)5〜70重
    量部からなることを特徴とする難燃性光重合性組成物。 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 は、水素原子、炭素数1〜1
    6のヒドロキシルアルキル基、ジヒドロキシルアルキル
    基又は、炭素数6〜16のヒドロキシルアリール基もし
    くはジヒドロキシルアリール基を示す)
  4. 【請求項4】 請求項1記載のモノマー混合物(A)1
    00重量部、光重合開始剤0.01〜5重量部、燐化合
    物5〜50重量部ならびに熱膨張性黒鉛2〜15重量部
    からなることを特徴とする難燃性光重合性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のモノマー混合物(A)1
    00重量部、光重合開始剤0.01〜5重量部、ハロゲ
    ン系難燃剤5〜50重量部もしくは該ハロゲン系難燃剤
    5〜50重量部及び三酸化アンチモン2〜25重量部か
    らなることを特徴とする難燃性光重合性組成物。
  6. 【請求項6】 剥離シート上に、請求項1、2、3、4
    または5記載の難燃性光重合性組成物を塗工し、該難燃
    性光重合性組成物に光を照射して形成することを特徴と
    する難燃性接着性シート。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の難燃性接着性シートの少
    なくとも一面に粘着剤層を形成してなることを特徴とす
    る難燃性粘着テープ。
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