JPH09195123A - 加水分解抵抗性ポリエステルファイバー及びフィラメント、マスターバッチ、並びにポリエステルファイバー及びフィラメントの製造方法 - Google Patents

加水分解抵抗性ポリエステルファイバー及びフィラメント、マスターバッチ、並びにポリエステルファイバー及びフィラメントの製造方法

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JPH09195123A
JPH09195123A JP8335504A JP33550496A JPH09195123A JP H09195123 A JPH09195123 A JP H09195123A JP 8335504 A JP8335504 A JP 8335504A JP 33550496 A JP33550496 A JP 33550496A JP H09195123 A JPH09195123 A JP H09195123A
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polyester
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hydrolysis
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Herbert Zeitler
ヘルベルト・ツァイトラー
Reimund Brecheler
ライムント・ブレヒェラー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】加水分解抵抗性ポリエステルファイバー及びフ
ィラメント、マスターバッチ、並びにポリエステルファ
イバー及びフィラメントの製造方法。 【解決手段】加水分解抵抗性ポリエステルファイバー及
びフィラメントを製造するための方法であって、高分子
キャリアー及び末端基遮蔽剤を含むマスターバッチを糸
形成ポリエステル材と共に紡糸口金に供給することを含
み、当該高分子キャリアーが当該末端基遮蔽剤と反応す
る末端基を実質的に持たないことを特徴とする方法に関
する。加水分解に対する抵抗性が増加した対応するポリ
エステルファイバー又はフィラメントであって、末端基
を遮蔽するための薬剤がモノフィラメントの断面上に不
均質に分布し、好ましくはこの不均質性が末端基遮蔽剤
の含有量がファイバーのコアから外被へ連続的に増加す
るという事実を含むことを特徴とするポリエステルファ
イバー又はフィラメントに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステルファイ
バー及びフィラメント、好ましくはポリエステルのモノ
フィラメントであって、当該ポリエステルの末端基が末
端基遮蔽剤 (blocking agents)の添加、好ましくはモノ
−、ビス−及びポリカルボジイミドの添加によって熱崩
壊及び特に加水分解による崩壊に対して安定化されてい
るもの;これらの末端基遮蔽剤及び不活性高分子キャリ
アーを含む濃縮物(マスターバッチ);並びに当該ファ
イバーの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル分子は熱暴露下で分裂する
ことが知られている。例えば、ポリエチレンテレフタレ
ートではエステル結合の分裂が起こりカルボキシル末端
基とビニルエステルが形成され、このビニルエステルが
さらに反応してアセトアルデヒドが切り離される。この
ような熱分解は特に反応温度レベル、滞留時間及びおそ
らく重縮合触媒の性質に影響される。
【0003】対照的に、ポリエステルの加水分解に対す
る抵抗性は末端基の数に大きく依存する。ポリエステル
のカルボキシル末端基を化学反応によって遮蔽すると加
水分解に対する抵抗性を改善できることが知られてい
る。このようなカルボキシル末端基の遮蔽又は「マスキ
ング」は既に EP-A-0417717 に記載されており、脂肪
族、芳香族又は環状脂肪族のモノ−、ビス−又はポリカ
ルボジイミドと反応させることによって行われる。
【0004】上記文献からモノ−又はビスカルボジイミ
ドにポリカルボジイミドを組み合わせるとこれらの製品
又はその開裂産物の揮発性を調節すると共に関連する環
境汚染又は抵抗性を持たせた上記ファイバーが用いられ
ることが多い製紙機械篩の操作員に対する有害作用を調
節する上で都合が良いことが知られている。カルボキシ
ル末端基の遮蔽がモノ−及び/又はビスカルボジイミド
との反応によって最初に優先的に行われる方法であっ
て、ポリカルボジイミドが遊離の形態で存在し、その
「貯蔵 (depot)作用」に基づいてファイバー又はフィラ
メントの長期安定性を高める助けとなるような方法が特
に適していることが分かった。
【0005】汚れをはじく性質及び改良された加水分解
抵抗性を持つモノフィラメントが EP-A-0 506 983 及び
DE 43 07 394 より公知である。このモノフィラメント
はポリエチレンテレフタレート又はポリ -1,4-シクロヘ
キサンジメチレンテレフタレートを基剤とするポリエス
テルをフッ素含有性ポリマーと共に含む。
【0006】DE 43 07 392にはポリエステルの加水分解
抵抗性モノフィラメントも記載されている。このポリエ
ステルのカルボキシル末端基を遮蔽するには、カルボジ
イミドを濃縮物(マスターバッチ)として押出機中で混
合する。カルボジイミド濃縮物用のキャリアー部材はポ
リエチレンテレフタレートを含む。カルボジイミドの他
に、ケテンイミンもポリエステル安定化剤として使用さ
れる。フッ素含有性ポリマーを含む上記のモノフィラメ
ントは汚れをはじく性質を持つ。この性質は、フッ素成
分がモノフィラメントの表面に移動する移動効果による
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これまでに知られてい
る方法の欠点は、加水分解に対する適当な抵抗性をファ
イバーに持たせるために、本発明のファイバーに比べる
と相対的に大量の安定化用添加物を加えて末端基を遮蔽
しなければならないことである。環境汚染又は操作員に
対する有害作用を減らすために、ファイバー中のこれら
の安定化剤の含有量を加水分解に対する安定性を低下さ
せることなく減少させることも目標とされた。
【0008】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、この目
標は濃縮物(マスターバッチ)中で末端基遮蔽剤のキャ
リアーとして通常使用される部材を末端基遮蔽剤に対し
て不活性の部材に置き換えた方法によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、末端基遮蔽剤のキャ
リアーとして適当であり、それ自身はカルボキシル末端
基又はヒドロキシル末端基を含まず、従って末端基遮蔽
剤がファイバーに到達する以前に末端基遮蔽剤と反応す
ることのない部材全てを当該末端基遮蔽剤に対して不活
性であると述べる。
【0010】好ましいキャリアー部材は、ポリエチレン
テレフタレートのような通常使用されるキャリアー部材
とは異なり、特に反応性末端基をほとんど含まず、とり
わけ反応性末端基を事実上含まない部材であり、そのた
め末端基を遮蔽する薬剤が予め製造されたマスターバッ
チ中では実際の作用を表わすことはないがファイバー製
造時に添加された後にのみ作用しうるものである。
【0011】適当なキャリアー部材はエチレン、プロピ
レン及び高級α−オレフィン又はハロゲン化エチレン性
不飽和炭化水素を基剤とするポリマー又はコポリマーで
ある。
【0012】使用が好ましいキャリアー部材はエチレン
性不飽和フッ素化炭化水素を基剤とするポリマー又はコ
ポリマーであり、とりわけ、ポリエステルファイバーの
製造装置内でコポリマーの軟化又は液化が起こるような
融点をもつ限りは、テトラフルオロエチレン、エチレン
及び、適当ならば、これらと共重合可能な最低1個のα
−オレフィンを基剤とするコポリマーである。好ましく
は 160℃ないし 270℃の範囲の微結晶融点を持つフッ素
化コポリマーが特に好ましい。適当なテトラフルオロエ
チレンコポリマーの例は DE-A 41 31 756 に詳細に記載
されている。
【0013】キャリアーとして用いることができる他の
好ましいフッ素化炭化水素化合物はフッ素化ポリビニリ
デン (PVDF) であり、これは Elf Atochem社より Kynar
(登録商標)の商品名で入手できる。
【0014】ポリテトラフルオロエチレンコポリマー
(Hoechst AG社の商品名 HOSTAFLONET6060(登録商標))
はマスターバッチでのキャリアー部材として特に好まし
く使用される。
【0015】テトラフルオロエチレンを基剤とするポリ
マー及びコポリマーは数多くの長所、例えば良好な UV
透過性及びそれによる良好な耐 UV 性、良好な耐候性、
良好な誘電特性並びに化学物質に対する高い抵抗性、と
りわけ加水分解に対する良好な抵抗性を特徴とする。こ
れらのポリマー及びコポリマーの成形品は表面の疎水性
が高く、それに対応して付着性が低く、例えば著しく汚
れをはじく性質を持つことが明らかである。
【0016】上記ポリエステル中の末端基を遮蔽するた
めに適当な薬剤としては例えば、モノ−、ビス−又はポ
リカルボジイミド、及び N- グリシジル -フタルイミド
(Nagase社の商品名 DENACOL EX 731(登録商標)) の
ようなグリシジルエーテルが挙げられる。末端基遮蔽剤
は好ましくは混合して使用することもできる。
【0017】モノ−及び/又はビスカルボジイミドを最
初に直接、すなわちマスターバッチを用いずに加え、ポ
リカルボジイミドを別にマスターバッチとして加える方
法が特に好ましい。
【0018】高性能ファイバーを製造するには、最低
0.64 [dl/g]の固有粘度(極限粘度)に対応して平均分
子量が高いポリエステルを用いる必要がある。測定はジ
クロロ酢酸中 25 ℃で行った。
【0019】上記ファイバー調製の基礎として、すでに
極少量のカルボキシル末端基を含むポリエステルを紡糸
材に用いるとさらに有利である。これは、例えばいわゆ
る固体濃縮法を用いることにより行うことができる。使
用されるポリエステルは 1 kg あたり 20 meq 未満、好
ましくは 10 meq 未満のカルボキシル末端基しか含まな
いことが好ましいことが知られている。これらの値には
溶融、好ましくは押出機内での溶融による増加がすでに
考慮されている。
【0020】原則として、全ての糸形成ポリエステル、
すなわち例えばポリエチレンテレフタレート若しくはポ
リブチレンテレフタレートのような脂肪族/芳香族ポリ
エステル、又は他の完全な芳香族ポリエステル及び、例
えば、ハロゲン化ポリエステルを同様の方法で本発明に
使用することができる。糸形成ポリエステルのユニット
は好ましくはジオール及びジカルボン酸、又は対応する
組立てヒドロキシカルボン酸である。
【0021】本発明に使用するポリエステルの好ましい
酸成分はテレフタル酸である。例えば 2,6- ナフタレン
ジカルボン酸及び p- ヒドロキシ安息香酸のような好ま
しくはパラ又はトランス配位の他の芳香族化合物ももち
ろん適している。
【0022】適当な二価アルコールの典型的なものとし
ては、例えば、エチレングリコール、プロパンジオー
ル、1,4-ブタンジオール及びヒドロキノンが挙げられ
る。好ましい脂肪族ジオールは炭素原子を2ないし4個
持つものである。エチレングリコールが特に好ましい。
しかしながら、より長鎖のジオールを最大約 20 モル
%、好ましくは 10 モル%未満の比率で性質改良のため
に使用してもよい。
【0023】しかしながら、特定の工業上の課題におい
ては、初期段階での温度暴露がポリエチレンテレフタレ
ートの性質に適合していれば、純粋なポリエチレンテレ
フタレートの高分子量ポリマー及びそれにコモノマーを
少量加えたコポリマーが特に適当であることが分かって
いる。それ以外の場合は、適当な公知の完全芳香族ポリ
エステルを使うとよい。
【0024】主に又は完全にポリエチレンテレフタレー
トを含む本発明のポリエステルファイバー及びフィラメ
ント、とりわけ最低 0.64 [dl/g]、好ましくは最低 0.7
0 [dl/g]の固有粘度(極限粘度)に対応する分子量を持
つものが特に好ましい。固有粘度はジクロロ酢酸中 25
℃で測定する。
【0025】好ましい態様としては、カルボキシル末端
基をモノ−及び/又はビスカルボジイミドと優先的に反
応させることによりカルボキシル末端基を遮蔽し、ファ
イバー及びフィラメントは遊離の形態のこれらのカルボ
ジイミドを極少量しか含まないか又は全く含まない。こ
れらのポリエステルファイバー及びフィラメントは、好
ましくはさらに 0.05 重量%の最低1個のポリカルボジ
イミドを含み、このポリカルボジイミドは遊離の形態で
存在するか又は少なくとも少量の反応性カルボジイミド
基を持って存在するべきである。好ましくは、上記ファ
イバー又はフィラメントのカルボキシル末端基の含有量
は 3 meq/kg 未満でよい。カルボキシル末端基の数が 2
meq/kg 未満、とりわけ 1.5 meq/kg ポリエステル未満
に減少しているファイバー及びフィラメントが特に好ま
しい。ファイバー又はフィラメント中の遊離のモノ−及
び/又はビスカルボジイミドの含有量は好ましくはポリ
エステル当たり 500 ppm未満、とりわけ 200 ppm(重
量)未満であるとよい。環境汚染を特に低く保ために、
これらの末端基遮蔽剤の含有量はポリエステル当たり50
ppm 未満、とりわけ 20 ppm 未満、特に好ましくは 10
ppm(重量)未満であることが望ましい。
【0026】この好ましい態様では、ファイバー及びフ
ィラメントがポリカルボジイミド又は、なおも反応性を
持つ基とそれの反応生成物を確実に含んでいなければな
らない。ポリエステルファイバー及びフィラメント中の
ポリカルボジイミド濃度は 0.02 ないし 2、とりわけ
0.1ないし 0.6重量%が好ましい。0.3 ないし 0.5重量
%のポリカルボジイミド含有量が特に好ましい。重量パ
ーセントデータは総重量に基づいている。適当なカルボ
ジイミドの分子量は 2000 及び 15,000 の間、好ましく
は 5000 及び約 10,000 の間である。好ましい態様にお
いては、これらのポリカルボジイミドはとりわけ貯蔵作
用を担う。
【0027】添加される末端基遮蔽剤の理論量はポリエ
ステルの重量ユニットについてミリ当量の量であって、
ポリエステルの末端基と反応でき且つ反応すべき量と理
解すべきである。理論的に必要とされる量を計算する際
には、別の末端基が通常、例えばポリエステルの溶融中
のような熱暴露の間に形成されることを考慮すべきであ
る。
【0028】好ましくはそれ自体で添加される、すなわ
ちマスターバッチとしてではなく添加されるモノカルボ
ジイミドの使用が特に好ましい。これらの化合物はとり
わけポリエステルとの反応の間の反応速度が高いことを
特徴とする。別の好ましい態様では、これらは対応する
量のビスカルボジイミドによって部分的又は完全に置き
換えられるが、それはこれらの化合物にすでに顕著であ
る揮発性の低さを利用することを目的とする。しかしな
がらこの場合、選択される接触時間がビスカルボジイミ
ドが使用されて溶融押出機中で混合及び溶融する間に適
切な反応が保証されるように確実に十分長くなければな
らない。
【0029】ポリエステル及び、例えばカルボジイミド
のような多くの通常の末端基遮蔽剤は高温で必要な時間
だけ保存することはできない。別のカルボキシル末端基
がポリエステルの溶融の間に形成されることは上にすで
に指摘されている。使用される末端基遮蔽剤の多くはポ
リエステル溶融体の高温で分解することもある。従って
末端基遮蔽剤と溶融ポリエステルとの接触及び反応時間
を可能な限り制限することが望ましい。溶融押出機を使
用する場合は、溶融状態でのこの滞留時間を5分未満、
好ましくは3分未満に減少させることが可能である。押
出機中での溶融時間の限界は、末端基遮蔽剤とカルボキ
シル末端基又はヒドロキシル末端基の間の反応が完全に
行われるように反応体の適切で完全な混合が行われなけ
ればならないという事実によってのみ決定される。これ
は適当なデザインの押出機又は、例えば、静電ミキサー
の使用によって行うことができる。
【0030】好ましい態様によれば、重縮合の後もポリ
エステル中に残存する好ましくはカルボキシル末端基で
ある末端基は主にカルボキシル末端基であり、好ましく
はモノ−又はビスカルボジイミドとの反応によって遮蔽
されているとよい。好ましくはより低い割合のカルボキ
シル末端基もこれらの条件下で、マスターバッチとして
別に加えられたポリカルボジイミドのカルボジイミド基
と反応することになる。
【0031】この場合、ポリエステルファイバー及びフ
ィラメントはカルボキシル末端基の代わりにそれらと使
用したカルボジイミドとの反応生成物を本質的に含む。
このファイバー及びフィラメント中にあったとしても極
少量の遊離の形態で見られるモノ−又はビスカルボジイ
ミドは公知のアリール−、アルキル−及びシクロアルキ
ル−カルボジイミドである。使用が好ましいジアリール
カルボジイミドにおいては、アリール核が置換されてい
なくてもよい。しかしながら、好ましくは 2-又は 2,6-
位が置換されていてそれにより立体障害を持つ芳香族
カルボジイミドが使用される。DE-B 1 494 009はすでに
カルボジイミド基に立体障害を伴うモノカルボジイミド
を多数掲げている。これらのモノカルボジイミドのう
ち、例えば、N,N'-(ジ -o-トリル)カルボジイミド及び
N,N'-(2,6,2',6'-テトライソプロピル)ジフェニルカル
ボジイミドが特に適している。本発明に適当なビスカル
ボジイミドは、例えば DE-A 20 20 330 に記載されてい
る。
【0032】適当なポリカルボジイミドはカルボジイミ
ドユニットが互いに単置換又は二置換のアリール核によ
り結合している化合物であり、可能なアリール核はフェ
ニレン、ナフチレン、ジフェニレン及び、ジフェニルメ
タンから誘導される二価のラジカルで、置換基は現存す
るものでアリール核が置換されたモノ−又はジアリール
カルボジイミドの置換基に対する置換部位に相当してい
る化合物である。
【0033】濃縮された形態のマスターバッチとして添
加される末端基遮蔽剤は好ましくは平均分子量が 2000
ないし 15,000 、とりわけ 5000 ないし 10,000 のポリ
カルボジイミドである。これらのポリカルボジイミドは
カルボキシル末端基と非常にゆっくりした速度で反応
し、そのため結合形態又は遊離の形態のいずれかで存在
する。このような反応が起きる場合、カルボジイミド中
のただ1個の基が最初に反応するのが好ましい。しかし
ながら、高分子カルボジイミド中に存在する他の基は望
ましい貯蔵作用をもたらし、得られるファイバー及びフ
ィラメントの安定性がかなり改良される理由となる。造
形ポリエステル組成物の熱、及びとりわけ加水分解に対
するこの望ましい抵抗性により、それらの中に存在する
高分子カルボジイミドが完全には反応しておらず、カル
ボキシル末端基をさらに捕らえる遊離のカルボジイミド
基を含むことは特に好ましい。
【0034】特に好ましいポリカルボジイミドは、カル
ボジイミド基に対して o- 位、すなわちベンゼン核上の
2,6- 又は 2,4,6- 位にイソプロピル基が置換した市販
の芳香族ポリカルボジイミドである。このようなポリカ
ルボジイミドは Rhein-Chemie 社(ラインハウゼン)に
より Stabaxol P100(登録商標)の商品名で販売されて
いる。しかしながら、このポリカルボジイミドは例えば
ポリエチレンテレフタレートのような非−不活性高分子
キャリアーを含むマスターバッチとしてのみ入手でき
る。
【0035】製造された本発明のポリエステルファイバ
ー及びフィラメントは、例えば艶消剤としての二酸化チ
タンのような通常の添加物、又は例えば着色適正を改良
するための若しくは静電荷を減少させるための添加物を
含んでもよい。同様に、製造されたファイバー及びフィ
ラメントの可燃性を公知の様式で低下させることができ
る添加剤又はコモノマーももちろん適当である。
【0036】例えば着色顔料としてカーボンブラック又
は可溶性染料をポリエステル溶融体中に入れたり又は予
め存在させることも可能である。例えばポリオレフィ
ン、ポリエステル又はポリアミドのような他のポリマー
を混合することによって、適当ならば、望ましい織物関
連効果を得ることも可能である。架橋作用を持ちそれ自
体公知の物質及び類似の添加物を加えることにより選択
された使用分野で好都合な条件を得ることもできる。
【0037】上ですでに述べたように、混合及び溶融は
本発明のポリエステルファイバー及びフィラメントの製
造に必要である。この溶融は好ましくは実際の紡糸操作
の直前に溶融押出機内で行ってもよい。末端基遮蔽剤は
保存用バッチ、いわゆるマスターバッチの予備製造を経
て、又は少なくとも一部を液体又は固体として直接混合
することにより加えられる。濃縮物としてのマスターバ
ッチにより、処理すべきポリエステル材を押出機に入れ
る直前に、又は例えば二軸スクリュー押出機を使用する
場合は押出機中で末端基遮蔽剤と混合することができ
る。
【0038】好ましい態様として予め安定化させたポリ
エステルを用いる場合、適当な末端基遮蔽剤、好ましく
はモノ−及び/又はビスカルボジイミドをマスターバッ
チを用いずに、とりわけ液体の形態で最初にポリエステ
ルに加える。添加物の量は通常、溶融操作の間にも形成
されうる追加のポリエステル末端基も考慮に入れた原料
ポリエステルの末端基含有量、好ましくはカルボキシル
末端基含有量に依存する。環境汚染及び操作員に対する
有害作用の可能性を最低にするために、好ましくは理論
量よりも少ないモノ−及びビスカルボジイミドを使用し
てもよい。とりわけ、加えるモノ−及びビスカルボジイ
ミドは理論的な計算量の90%未満が良く、カルボキシル
末端基含有量に対応して理論量の 50 ないし 85 %のモ
ノ−及びビスカルボジイミドを加えるのが特に好まし
い。この場合、使用するモノ−及びビスカルボジイミド
の不完全な蒸発によって損失が起きることがないように
しなければならない。
【0039】本発明では、少なくとも1個の末端基遮蔽
剤を、キャリアー部材及び高比率、例えば 15 %のポリ
カルボジイミドによる保存用バッチ(マスターバッチ)
の形態の濃縮物として加える。マスターバッチとして加
えるこれらの末端基遮蔽剤は好ましくはポリカルボジイ
ミドである。
【0040】製造されたファイバー及びフィラメント中
において、末端基遮蔽剤は依然として未反応の形態か又
は反応性基との反応生成物として存在する。ポリエステ
ルファイバー及びフィラメント中の末端基遮蔽剤の濃度
は 0.02 ないし 2、とりわけ0.1ないし 0.6重量%が好
ましい。0.3 ないし 0.5重量%の含有量が特に好まし
い。
【0041】接着溶融操作によりポリエステル及び使用
した末端基遮蔽剤が熱暴露される間に起こる副反応のた
めに、溶融体中の末端基遮蔽剤の滞留時間は好ましくは
5分未満、とりわけ3分未満が良い。
【0042】加水分解に対する抵抗性は EP-A-0 486 91
6 に記載されているものと類似の方法により、フィラメ
ントに損傷を与える環境内での処理の後のフィラメント
強度の低下によって測定する。試験するモノフィラメン
トを温度 135℃の蒸気環境に80 時間さらす。その後モ
ノフィラメントを乾燥させ、引裂強さを通常の方法で測
定する。未処理のモノフィラメントの引裂強さと比較し
て加水分解抵抗性の指示数値とする。本発明のファイバ
ーの残留引裂強さパーセントは好ましくは 50%以上、
とりわけ 75 %である。80%より大きい引裂強さが特に
好ましい。90%以上の値はとりわけ非常に好ましい。
【0043】例えば、モノフィラメントの外層を除去し
て、残りのコア内の遮蔽剤含有量を測定し、この値を元
のファイバー中の遮蔽剤含有量と比較することによっ
て、モノフィラメントの断面上の上記遮蔽剤の不均質な
分布を検出することができる。
【0044】ファイバー内に公知の移動効果を導くキャ
リアーを使用する場合は特に、本発明により製造される
ファイバー中のキャリアーは末端基遮蔽剤に関してファ
イバーの断面上にある種のコア/外被構造をもたらすこ
とが分かっている。結果として末端基を遮蔽する薬剤は
ファイバーの外被領域で濃縮され、マスターバッチとし
て加えられた末端基遮蔽剤の含有量はファイバーの外被
に向かって連続的に増加する。
【0045】従って、表面の末端基遮蔽剤濃度が等しい
通常の均質ファイバーと比較すると、不均質の分布によ
って、モノフィラメント内の遮蔽剤の総量が少ないポリ
エステルファイバー、好ましくはモノフィラメントを本
発明のマスターバッチを用いて製造することができる。
【0046】末端基遮蔽剤を疎水性のキャリアーと共に
加えて上記のように製造したファイバーは特に優れた汚
れをはじく作用を特徴とする。
【0047】安定性試験として、得られたモノフィラメ
ントについてテナシティ(=引裂強さ)を、1回目を製
造直後に、2回目をモノフィラメントを 135℃の蒸気環
境下に 80 時間保存した後に試験し、残留引裂強さと元
の引裂強さの比率を計算した。これを添加物による安定
化作用の指示数値とし、保存前の値に基づいて%で示
す。
【0048】蒸気処理後の残留引裂強さが 50 %より大
きく、とりわけ 70 %より大きいファイバーが好ましく
は本発明により提供される。残留引裂強さが 80 %より
大きいモノフィラメント、とりわけ 90 %より大きいモ
ノフィラメントが特に好ましい。
【0049】本発明のファイバーの窒素含有量は、末端
基遮蔽剤が窒素を含む場合は加えた末端基遮蔽剤の量に
もちろん依存する。例えばカルボジイミドのような窒素
含有性末端基遮蔽剤だけを使用する場合は、窒素含有量
を末端基遮蔽剤含有量の指示数値として使用することが
できる。このような本発明のファイバーは好ましくは総
重量に対して 0.5重量%未満の窒素、とりわけ 0.2重量
%未満、特に好ましくは 0.12 重量%未満の窒素を含
む。
【0050】本発明のポリエステルファイバー、好まし
くはポリエステルフィラメントは、製紙機中によくある
ような過酷な条件下での使用に特に適している。末端基
遮蔽剤の含有量が少ないために、環境汚染及びとりわけ
操作員に対する有害作用は、類似の構造を持つ公知のポ
リエステルファイバー又はフィラメントよりも低い。
【0051】好ましくは 0.1ないし 2.0 mm の直径−あ
るいは直径相当値−の環状又は型出しした断面のポリエ
ステルフィラメントが好ましい。
【0052】これらのフィラメントは好ましくは製紙機
械用篩の製造に使用される。
【0053】
【実施例】以下の実施例は本発明を説明するためのもの
であり、限定するものではない。固体濃縮にかけて 5 m
eq/kg ポリマーの平均カルボキシル末端基含有量を持つ
乾燥ポリエステル顆粒を全ての実施例に用いた。N,N'-
2,2',6,6'- テトライソプロピルジフェニル−カルボジ
イミドと呼ばれるモノマー性カルボジイミドを低分子量
末端基遮蔽剤として使用した。以下に述べる実験に用い
た高分子量末端基遮蔽剤は芳香族ポリカルボジイミドで
あり、これはそれぞれに o- 位、すなわち、2,6-又は
2,4,6- 位がイソプロピル基で置換されたベンゼン核を
含んでいた。この試薬は純粋な状態ではなく、マスター
バッチとして使用した。
【0054】実施例 1-8では、マスターバッチはポリカ
ルボジイミド (Rhein-Chemie社(ラインハウゼン、ドイ
ツ)の製品 Stabaxol P100(登録商標)) 15 重量%及
びエチレンをコモノマーとして含む PTFE コポリマー
(Hoechst AG社(フランクフルト)の製品 HOSTGAFLON E
T 6060(登録商標)) 85 重量%の混合物であった。
【0055】液体の低分子量カルボジイミドを容器内で
機械的振蘯及び攪拌によってマスターバッチ及びポリマ
ー部材と混合した。この混合物を次いで Reifenhauser
社(ドイツ)の一軸スクリュー押出機、S 45 A型に入れ
た。個々の押出ゾーンの温度は 282ないし 293℃で、押
出機を通常のモノフィラメント用紡糸口金を用いて 580
gの溶融体/分の排出速度で稼働させた。溶融状態の混
合物の滞留時間は 2.5分であった。新たに紡糸されたモ
ノフィラメントは、空気ゾーンを短時間経過した後、水
浴中で急冷し、その後2つのステージで連続的に延伸し
た。全ての実施例において延伸比は 1:4.3であった。
【0056】延伸時の温度は第一のステージが 80 ℃、
第二のステージが 90 ℃で、急冷槽を出た後の延伸糸の
移動速度は 32 m/分であった。その後、熱硬化を温度 2
75℃の硬化溝中で行った。紡糸モノフィラメントは全て
最終直径が 0.5 mm であった。
【0057】実施例1 本実施例では、何も加えずにモノフィラメントを紡糸し
た。カルボジイミドが存在しなかったために、得られた
試験体は窒素を含まなかった。カルボキシル末端基含有
量は 6.4 meq/kg ポリマーであった。実験条件及び得ら
れた結果は以下の表に要約した。
【0058】実施例2、4及び5 モノフィラメントを実施例1と同じ条件下で製造し、0.
25又は 0.45 重量%のN,N'-(2,6,2',6'-テトライソプロ
ピルジフェニル)カルボジイミドをカルボキシル基に対
する遮蔽剤として使用した。実施例2における 0.45 重
量%の量は、総重量に対して 0.029重量%の窒素値に相
当した。
【0059】さらに、種々の量のPTFEコポリマー HOSTA
FLON ET(登録商標)も、すなわちポリカルボジイミド
なしで、加えた。
【0060】実施例3、6及び7 本発明によりモノカルボジイミドの他にポリカルボジイ
ミドも使用し、後者はキャリアーとしての HOSTAFLON E
T(登録商標)を含むマスターバッチとして加えること
により使用したモノフィラメントをこれらの実施例で製
造した。
【0061】実施例8 本実施例も本発明に従って行った。このモノフィラメン
トの製造には、ポリカルボジイミドだけをマスターバッ
チとして加えた。この高分子キャリアーも HOSTAFLON E
T(登録商標)を含んでいた。
【0062】実施例 9a 及び 9b 比較のために、85重量%のポリエチレンテレフタレート
及び15重量%のポリカルボジイミド (Rhein-Chemie社
(ラインハウゼン、ドイツ)の製品 Stabaxol KE7646
(登録商標)) に基づくマスターバッチを使用した。
【0063】実施例 9a 及び 9b のモノフィラメントを
含有量の高いマスターバッチを用いて製造した。実施例
9a は、実施例 7a と一致する約 83 %という加水分解
後の残留引裂強さは実施例 7a の場合よりもかなり多量
のポリカルポジイミドを加えた場合にのみ達成できるこ
とを示している。
【0064】実験結果及び反応条件を以下の表に要約す
る。加えたモノカルボジイミドを重量%で示し、次の第
二のカラムにポリカルボジイミドなしの PTFE コポリマ
ーの添加量を重量%で示し、第三のカラムにマスターバ
ッチの添加量を重量%で示した。重量%データは総重量
に対するものである。第四のカラムは製造後の試験体の
窒素含有量をカルボジイミド含有量を指示数値として記
す。終わりの4カラムには熱蒸気中での保存の前後のフ
ァイバーの強度値を記しているが、未処理のフィラメン
トの強度をニュートン単位 [N]で記し、処理済フィラメ
ントの強度を残留引裂強さ(%)で記す。
【0065】最後の2カラムは予め 200℃で 10 分間硬
化させたモノフィラメントの引裂強さ値及び残留引裂強
さを示す(蒸気処理するファイバーの場合、硬化は蒸気
処理の前に行った)。
【0066】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21F 7/08 D21F 7/08 A // C08L 67:02 (72)発明者 ライムント・ブレヒェラー ドイツ連邦共和国86830,シュヴァブミュ ンヒェン,ヴァイデンハルトシュトラーセ 40

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加水分解抵抗性ポリエステルファイバー
    及びフィラメントを製造する方法であって、高分子キャ
    リアー及び末端基遮蔽剤を含むマスターバッチを糸形成
    ポリエステル材と共に紡糸口金に供給することを含み、
    当該高分子キャリアーが当該末端基遮蔽剤と反応する末
    端基を実質的に持たないことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、ハロゲ
    ン化エチレン性不飽和炭化水素から誘導されるポリマ
    ー、好ましくはテトラフルオロエチレン、エチレン及
    び、適当ならば、これらと共重合可能な別のα−オレフ
    ィンを基剤とするフッ素含有性コポリマーを高分子キャ
    リアーとして使用することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、エチレ
    ン、プロピレン及び高級α−オレフィンを基剤とするポ
    リマー又はコポリマーを高分子キャリアーとして使用す
    ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、末端基
    遮蔽剤がカルボジイミド、好ましくはポリカルボジイミ
    ドであることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 加水分解に対する抵抗性が増加したポリ
    エステルファイバー及びフィラメントを製造するための
    マスターバッチであって、高分子キャリアー及び末端基
    を遮蔽するための薬剤を含み、当該高分子キャリアーが
    ポリエステルファイバー及びフィラメントの製造条件下
    で当該末端基遮蔽剤と反応しうる末端基を実質的に含ま
    ないことを特徴とするマスターバッチ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のマスターバッチであっ
    て、末端基を遮蔽するための薬剤がカルボジイミド、好
    ましくはポリカルボジイミドであることを特徴とするマ
    スターバッチ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のマスターバッチであっ
    て、高分子キャリアーがハロゲン化エチレン性不飽和炭
    化水素から誘導されるポリマー、好ましくはテトラフル
    オロエチレン、エチレン及び、適当ならば、これらと共
    重合可能な別のα−オレフィンを基剤とするフッ素含有
    性コポリマーを含むことを特徴とするマスターバッチ。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のマスターバッチであっ
    て、当該マスターバッチのキャリアー部材がエチレン、
    プロピレン及び高級α−オレフィンを基剤とするポリマ
    ー又はコポリマーであることを特徴とするマスターバッ
    チ。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のマスターバッチであっ
    て、当該マスターバッチ中の末端基遮蔽剤の含有量が 5
    -30 重量%であることを特徴とするマスターバッチ。
  10. 【請求項10】 末端基を遮蔽するための薬剤を含み加
    水分解に対する抵抗性が増加したポリエステルファイバ
    ー又はフィラメントであって、ハロゲン化エチレン性不
    飽和炭化水素から誘導されるポリマー、好ましくはテト
    ラフルオロエチレン、エチレン及び、適当ならば、これ
    らと共重合可能な別のα−オレフィンを基剤とするフッ
    素含有性コポリマーを含み、末端基を遮蔽するための当
    該薬剤がモノフィラメントの断面上に不均質に分布し、
    好ましくはこの不均質性が末端基遮蔽剤の含有量がファ
    イバーのコアから外被へ連続的に増加するという事実を
    含むことを特徴とするポリエステルファイバー又はフィ
    ラメント。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のポリエステルファイ
    バー又はフィラメントであって、当該ポリエステルがジ
    クロロ酢酸中 25 ℃で測定して最低 0.64 [dl/g]の固有
    粘度に対応した平均分子量を持つことを特徴とするポリ
    エステルファイバー又はフィラメント。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のポリエステルファイ
    バー又はフィラメントであって、末端基の大部分がモノ
    −又はビスカルボジイミドによって遮蔽されていて、ポ
    リカルボジイミドもさらに存在することを特徴とするポ
    リエステルファイバー又はフィラメント。
  13. 【請求項13】 末端基を遮蔽するための窒素含有性薬
    剤を中に含み加水分解に対する抵抗性が増加したポリエ
    ステルファイバー又はフィラメントであって、ハロゲン
    化エチレン性不飽和炭化水素から誘導されるポリマー、
    好ましくはテトラフルオロエチレン、エチレン及び、適
    当ならば、これらと共重合可能な別のα−オレフィンを
    基剤とするフッ素含有性コポリマーを含み、加水分解に
    対する抵抗性が残留引裂強さパーセントで表示すると50
    %よりも大きく、好ましくは70%よりも大きく、窒素含
    有性末端基遮蔽剤の含有量が 0.5重量%よりも少ないこ
    とを特徴とするポリエステルファイバー又はフィラメン
    ト。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のポリエステルファイ
    バー又はフィラメントであって、加水分解に対する抵抗
    性が残留引裂強さパーセントで表示すると80%よりも大
    きいことを特徴とするポリエステルファイバー又はフィ
    ラメント。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のポリエステルファイ
    バー又はフィラメントであって、窒素含有性末端基遮蔽
    剤の含有量が 0.2重量%よりも少ないことを特徴とする
    ポリエステルファイバー又はフィラメント。
  16. 【請求項16】 請求項10〜15の少なくとも一つに記載
    のポリエステルファイバー又はフィラメントであって、
    当該ポリエステルファイバー又はフィラメントが0.1な
    いし 2.0 mm の直径−あるいは直径相当値−の環状又は
    型出しした断面を持つモノフィラメントであることを特
    徴とするポリエステルファイバー又はフィラメント。
  17. 【請求項17】 ポリエステルファイバー又はフィラメ
    ントを製造するための、請求項5に記載のマスターバッ
    チの使用法。
  18. 【請求項18】 製紙機械用篩を製造するための、請求
    項16に記載のフィラメントの使用法。
JP8335504A 1995-12-15 1996-12-16 加水分解抵抗性ポリエステルファイバー及びフィラメント、マスターバッチ、並びにポリエステルファイバー及びフィラメントの製造方法 Pending JPH09195123A (ja)

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