JPH09195588A - 防火塀及びその設置方法 - Google Patents

防火塀及びその設置方法

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JPH09195588A
JPH09195588A JP2325996A JP2325996A JPH09195588A JP H09195588 A JPH09195588 A JP H09195588A JP 2325996 A JP2325996 A JP 2325996A JP 2325996 A JP2325996 A JP 2325996A JP H09195588 A JPH09195588 A JP H09195588A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】相隣れるプレキャスト防火塀相互に隙間を生ぜ
ず、容易かつ精確に整準することができ、併せて、プレ
キャスト防火塀相互の締結をなすこと。また、底盤に開
設した開口を利用して基礎コンクリートとの定着をより
確実になすこと。 【構成】縦壁部1と底盤部2とから躯体部が形成され、
その縦壁部には外面側及び内面側の縁部に側方に開放さ
れた接手凹部10,18が形成され、その底盤部にはコ
ンクリート投入用を兼ねる鉛直アンカー筋挿通用の開口
28が開設され、かつ、該底盤部にはその両側方部及び
前方部の3か所において該底盤部の底面より突出して上
下動する調整ボルト32を備えるレベル調整機構4が配
されてなる。また、縦壁部の基部の内面側に水平アンカ
ー筋3が螺入されるねじ孔を有するインサート26が設
置されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防火塀に関し、
更に詳しくは、相並べて設置されるプレキャスト防火塀
及びその設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、防火塀は給油所いわゆるガソリ
ンスタンドの敷地の境界に設置され、出火の際、隣接地
への類焼を防止するものである。このため、縦壁部が地
面よりも十分に高く設置される必要があり、大型化する
傾向にある。また、給油所内には大型の車両も走行する
ものであり、地盤中に大きな荷重が作用し、その荷重に
耐える基礎構造も要請される。
【0003】(問題点)この種の防火塀として、複数の
プレキャスト防火塀を横方向に相並べて一連の防火塀を
構築することは既になされている。その際、相隣れるプ
レキャスト防火塀の縦壁相互に隙間を生じさせないよう
に密接状態で配するため、個々のプレキャスト防火塀を
精確に設置する必要があり、このため、施工効率の悪い
ものとなっている。すなわち、プレキャスト防火塀を支
持する基礎コンクリートの載置面を可及的高精度に水平
面に仕上げる必要があり、その施工手間がかかる上、更
には、大型のプレキャスト防火塀を建て込み、その整準
作業に熟練と手間を要するものである。なお又、防火塀
の底盤部に開口を設け、この開口を介して根固めコンク
リートを打設して基礎コンクリートとの定着を図ること
は従来より行われているが、この根固めコンクリートの
みでは定着力が不足するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の有する問題を解消すべくなされたものであっ
て、相隣れるプレキャスト防火塀相互に隙間を生ぜず、
該プレキャスト防火塀を容易かつ精確に整準することが
でき、併せて、プレキャスト防火塀相互の締結をなすこ
とのできる防火塀を得ることをその課題とする。本発明
は更に、底盤に開設した開口を利用して基礎コンクリー
トとの定着をより確実になすことのできるプレキャスト
防火塀の定着構造を提供することも他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防火塀は上記課
題を達成するため、次の技術的手段を採る。すなわち、
本発明の防火塀の主たる構成は、平板状をなすとともに
両側面が真直状をなし鉛直に配される縦壁部と;該縦壁
部の下端より水平方向に延設され、地盤上に定置される
底盤部と;から躯体部が形成されてなる防火塀におい
て、前記縦壁部にはその外面側及び又は内面側の縁部
に、側方に開放された接手凹部が形成され、前記底盤部
には所定間隔を存して1又は2以上のコンクリート投入
用を兼ねる鉛直アンカー筋挿通用の開口が開設され、か
つ、該底盤部にはその両側方部及び前方部の3か所にお
いて該底盤部の底面より突出して上下動する調整ボルト
を備えるレベル調整機構が配されてなることを特徴とす
る。本発明の防火塀は、上記構成において、その縦壁部
の基部の内面側に、根本部にねじを有する水平アンカー
筋が螺入されるねじ孔を有するインサートが設置されて
なることを特徴とする。本発明の防火塀は、更に上記構
成において、相隣れる防火塀の縦壁の接手凹部に跨がっ
て連結板が配されることを特徴とする。本発明は更に、
上記主たる構成の防火塀の設置方法に係り、その防火塀
を載置支持する基礎コンクリートに所定間隔を保って鉛
直アンカー筋を植設し、該防火塀の複数をその開口を介
して上記鉛直アンカー筋を挿通するとともに、そのレベ
ル調整機構の調整ボルトによりレベルを調整しつつ相並
べて設置し、相隣れる接手凹部を介して連結板により縦
壁部の相互を連結し、しかる後、根固めコンクリートを
もって開口を介して底盤部の下面に打設するとともに、
鉛直アンカー筋を埋め殺してなることを特徴とする。本
発明は更に、上記インサートを有する防火塀の設置方法
に係り、その防火塀を載置支持する基礎コンクリートに
所定間隔を保って鉛直アンカー筋を植設し、該防火塀の
複数をその開口を介して上記鉛直アンカー筋を挿通する
とともに、そのレベル調整機構の調整ボルトによりレベ
ルを調整しつつ相並べて設置し、縦壁部のインサートの
ねじ孔に根本部にねじを有する水平アンカー筋を螺入
し、相隣れる接手凹部を介して連結板により縦壁部の相
互を連結し、しかる後、根固めコンクリートをもって開
口を介して底盤部の下面に打設するとともに、鉛直アン
カー筋及び水平アンカー筋を埋め殺してなることを特徴
とする。
【0006】(2) 作用 レベル調整機構の調整ボルトにより底盤部の底面と基礎
コンクリートの上面との間に空間が保持され、かつ、該
調整ボルトの上下動により防火塀相互は整準され、相隣
れる防火塀の縦壁の側面相互は密接するとともに、それ
らの対向する接手凹部は精確に対設し、連結板により連
結される。底盤部の開口を介して打設された根固めコン
クリートは、基礎コンクリートと底盤部の底面との空隙
部に充填され、かつ、底盤部の上部においても水平アン
カー筋と垂直アンカー筋とは根固めコンクリート中に埋
設され、一体となって強固な定着をなす。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の防火塀の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 (実施形態の構成)図1〜図9はその一つの実施の形態
である防火塀を示す。すなわち、図1〜図4はその全体
の構成を示し、図5〜図9はその部分構成を示す。
【0008】本実施形態の防火塀Hは、その躯体部が所
定の厚みを有し平板状をなす縦壁部1と、該縦壁部1の
基部において内方すなわち前側に向けて水平方向に延設
される底盤部2とからなり、更に、水平アンカー筋3及
びレベル調整機構4を含む。該縦壁部1と底盤部2とは
全体として断面がL字状をなし、鉄筋をもって補強され
る。以下、本防火塀Hにおいて、底盤部2側を前部、そ
の反対側を後部という。
【0009】以下、各部の細部構造を説明する。縦壁部1 (図1〜図8参照) 縦壁部1は、所定厚さを有し、一定幅の矩形板状をな
し、その両側面は真直状をなす。そして、該縦壁部1は
所定の均一な厚さの上部1aと該上部1aより厚い下部
1bとに区分される。上部1aは敷地内の舗装コンクリ
ート面より上部に露出し、防火機能を果たす。下部1b
は舗装コンクリートに埋まる。
【0010】(上部接手凹部10)縦壁部1の上部1a
において、後面の両縁部に上部接手凹部10が形成され
る。該上部接手凹部10は縦壁部1の側面に対して開放
される。
【0011】図6・図7はこの上部接手凹部10及び連
結手段の詳細を示す。すなわち、該上部接手凹部10は
底面に底板11が埋め込まれ、3方が壁面となり、該底
板11はその裏面に固着した定着筋12により躯体中に
定着される。底板11には孔11aが開設され、該孔1
1aに連通するねじ孔13aを有するインサート13が
底板11の底面に固着されている。しかして、隣接する
防火塀Hの縦壁部1相互はこの上部接手凹部10が相並
び、連結手段をもって接合される。すなわち、上部接手
凹部10に跨がって連結板15が配され、該連結板15
に開設されたボルト挿通孔15aは底板11の孔11a
と一致する。固定ボルト16はこれらの孔15a,11
aを介してインサート13のねじ孔13aに螺入され
る。
【0012】(下部接手凹部18)縦壁部1の下部1b
において、前面の両縁部に下部接手凹部18が形成され
る。該下部接手凹部18は上部接手凹部10の構成に準
じる。すなわち、19は底板、20は定着筋、21はイ
ンサートである。また、23は連結板、24は固定ボル
トである。
【0013】水平アンカー筋3 縦壁部1の下部1bの前面に水平アンカー筋3用の取付
け金具いわゆるインサート26が設置される。該インサ
ート26は所定間隔を保って上下2段に配される。図5
はその詳細を示し、円筒部の内周面にはねじ26aが螺
設され、その基部26bは躯体のコンクリートとの定着
を図る。該水平アンカー筋3は、その根本部3aはねじ
に形成され、該ねじ部3aをインサート26のねじ孔2
6aに螺入して固定される。
【0014】底盤部2(図1〜図5、図9参照) 底盤部2は、下面を平坦とされ、上面は基部より前方に
至るにつれ傾斜され、厚みを逓減する。その幅は縦壁部
1よりも幅狭とされ、一定幅を保つ。底盤部2には、上
下に貫通する2つの開口28が所定間隔をもって開設さ
れる。該開口28は根固めコンクリートが投入されると
ともに、後記する基礎コンクリート部からの鉛直アンカ
ー筋を挿通する。このため、該開口28は十分な開口面
積を持ち、下方に向けて開くテーパ状に形成される。
【0015】レベル調整機構4(図5、図9参照) 底盤部2の両側面部及び前面部の3か所にレベル調整機
構4が設置される。すなわち、底盤部2の縦壁部1との
取付け部、並びに底盤部2の前面中央部に設置される。
該レベル調整機構4は、躯体部に埋め込まれ底盤2の側
面より突出する鉄筋30の先端に剛接されるナット体3
1と、該ナット体31のねじ孔内に螺合される調整ボル
ト32とからなる。調整ボルト32はボルト頭部32a
とねじ部32bとからなるが、その先端を別途用意する
プレート110上に載置される。該調整ボルト32はそ
の回動をもって上下に進退自在とされるが、常時は底盤
2の底面より突出し、収納時には底面よりも引き上げら
れる。なお、図例で示されるように、底盤部2の両側面
部に配されるレベル調整機構4は、縦壁部1の下縁の凹
部1c内に設置され、隣接する防火塀Hのレベル調整機
構4とは干渉しない。
【0016】この防火塀Hは、工場において製作される
ものであり、縦壁部1の後面が上方になるようにその鉄
筋組を型枠内に設置し、該鉄筋組に接手凹部10,18
の底板11,19、インサート26をそれぞれ組み付
け、更にはレベル調整機構4の鉄筋30を組み付け、し
かる後コンクリートを打設する。接手凹部10,18の
凹部は箱抜きにより成形される。
【0017】(実施形態の作用・効果)上記のように構
成された本実施形態の防火塀Hは以下の施工手順をもっ
て設置される。図10はその施工要領を示す。以下、工
程順に説明する。
【0018】(1) 当該防火塀Hが設置される位置に沿っ
て地盤Eを掘り下げて根切りをなし、割栗石50により
基礎地盤Eを整地し、該割栗石50上に基礎コンクリー
ト51を構築する。該基礎コンクリート51は防火塀H
の荷重を支持するものであり、十分な強度をもって構築
される。そして、該基礎コンクリート51はその上面を
可及的に平坦にされ、かつ、その所定位置に鉛直アンカ
ー筋52が植設される。
【0019】(2) 基礎コンクリート51が固結した後、
防火塀Hを、その開口28内に基礎コンクリート51か
ら突設された鉛直アンカー筋52を挿通し、基礎コンク
リート51上に建て込む。このとき、レベル調整機構4
の対応位置に鋼製のプレート34が設置され、調整ボル
ト32の先端を該プレート34に当接する。
【0020】(3) レベル調整機構4により防火塀Hを整
準し、精確に設置する。 すなわち、レベル調整機構4の3か所の調整ボルト32
を回動して防火塀Hの整準をなす。これにより、隣合う
防火塀H相互の縦壁部1の側面は密着し、同時に該縦壁
部1の上部および下部接手凹部10,18が連設され
る。次いで、これらの接手凹部10,18に対し、連結
板15,23を底板11,19に当接するとともに該連
結板15,23を介して固定ボルト16,24をインサ
ート13,21のねじ孔13a,23aに螺入し、接合
をなす。
【0021】(4) 水平アンカー筋3のねじ部3aをイン
サート26に螺合し、水平アンカー筋3を設置する。ま
た、鉛直アンカー筋52の一部を前方に折り込む。
【0022】(5) 底盤部2の前方及び後方の空間に型枠
(型枠)を設置し、先ず根固めコンクリート54を底盤
2の開口部28を介して流し込み、基礎コンクリート5
1と底盤2の底面との空間に十分に充填されるように締
め固める。更にまた、根固めコンクリート54は底盤部
2相互の隙間部からも打設される。しかして、この根固
めコンクリート54は基礎コンクリート51と底盤2の
底面との空間に連通して、底盤部2相互の隙間、レベル
調整機構4を収容する凹部1cに侵入するとともに、縦
壁部1の後面へと回り込む。しかる後、底盤2上に水平
アンカー筋3及び鉛直アンカー筋52が埋設されるよう
に根固めコンクリート54を打設する。
【0023】(6) 根固めコンクリート54の固設を待っ
て本防火塀Hの基礎部回りの埋め戻し作業が行われ、根
固めコンクリート54上に更に舗装コンクリートが施工
される。
【0024】以上のように、本実施形態の防火塀Hはレ
ベル調整機構4により、基礎コンクリート51の上面の
平坦度に厳密性を要求されず、この基礎コンクリート5
1上に精確に据え付けられ、このため、相隣合う防火塀
H相互の側面は密着するとともに、それらの相対向する
接手凹部10,18の相互は精確に連接され、連結板1
5,23による接合作業を容易になすことができる。ま
た、本防火塀Hの基礎部分に打設される根固めコンクリ
ート54は、底盤部2の下面では該底盤部2の開口28
を介して基礎コンクリート51と底盤部2の底面との空
間を密実に閉塞し、底盤部2相互の隙間、レベル調整機
構4を収容する凹部1cに行き渡るとともに、縦壁部1
の後面へと回り込み、かつ、底盤部2の上面では水平ア
ンカー筋3と鉛直アンカー筋52とを介して、防火塀H
の躯体部と基礎コンクリート51とを一体化し、強固な
構造体が得られる。
【0025】本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設
計変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の
技術範囲内に包含されるものである。 縦壁部1の上部1aと下部1bとの断面厚の変化に限
定されない。 接合凹部10,18の数、高さ位置は図例に限定され
ない。 接合凹部10,18相互の連結は連結板を介して溶接
接合によることもできる。 水平アンカー筋3の取付けは螺合に限定されず、嵌め
込みであってもよい。また、その数も図例に限定されな
い。 底盤部2において、開口28の数は図例に限定されな
い。また、その形状も長方形に限らず、円形、楕円形等
も採用される。 レベル調整機構4において、鉄筋30は鉄骨又はその
他の補剛材が使用されうる。また、当該鉄骨あるいは補
剛材にねじが直接的に螺設される場合にはナット体31
は省略されうる。
【0026】
【発明の効果】本発明の防火塀によれば、レベル調整機
構を備えたことにより、基礎コンクリートの上面の平坦
度に厳密性を要求されず、当該基礎コンクリート上に精
確に据え付けられ、このため、相隣合う防火塀相互の側
面は密着するとともに、それらの相対向する接手凹部の
相互は精確に連接され、連結板による接合作業を容易に
なすことができる。また、防火塀の基礎部分に打設され
る根固めコンクリートは、底盤部の下面では該底盤部の
開口を介して基礎コンクリートと底盤部の底面との空間
を密実に閉塞し、底盤部相互の隙間、及び縦壁部の後面
へと回り込み、かつ、底盤部の上面では水平アンカー筋
と鉛直アンカー筋とを介して、防火塀の躯体部と基礎コ
ンクリートとを一体化し、強固な構造体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防火塀の一実施形態の前面図。
【図2】その側面図(図1のII方向矢視図)。
【図3】その背面図(図2のIII 方向矢視図)。
【図4】その平面図(図3のIV方向矢視図)。
【図5】本防火塀の要部を示す一部断面側面図。
【図6】上部接手凹部の接合状態を示す拡大図。
【図7】図6のVII-VII 線断面図。
【図8】下部接手凹部の断面図。
【図9】レベル調整機構の拡大断面図。
【図10】施工要領図。
【符号の説明】
H…防火塀、1…縦壁部、2…底盤部、3…水平アンカ
ー筋、4…レベル調整機構、10…上部接手凹部、15
…上部連結板、18…下部接手凹部、23…下部連結
板、26…インサート、28…開口、32…調整ボル
ト、51…基礎コンクリート、52…鉛直アンカー筋、
54…根固めコンクリート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状をなすとともに両側面が真直状をな
    し鉛直に配される縦壁部と;該縦壁部の下端より水平方
    向に延設され、地盤上に定置される底盤部と;から躯体
    部が形成されてなる防火塀において、 前記縦壁部にはその外面側及び又は内面側の縁部に、側
    方に開放された接手凹部が形成され、 前記底盤部には所定間隔を存して1又は2以上のコンク
    リート投入用を兼ねる鉛直アンカー筋挿通用の開口が開
    設され、かつ、該底盤部にはその両側方部及び前方部の
    3か所において該底盤部の底面より突出して上下動する
    調整ボルトを備えるレベル調整機構が配されてなる、こ
    とを特徴とする防火塀。
  2. 【請求項2】請求項1の防火塀において、その縦壁部の
    基部の内面側に、根本部にねじを有する水平アンカー筋
    が螺入されるねじ孔を有するインサートが設置されてな
    ることを特徴とする防火塀。
  3. 【請求項3】請求項1の防火塀において、相隣れる防火
    塀の縦壁の接手凹部に跨がって連結板が配されることを
    特徴とする防火塀。
  4. 【請求項4】矩形平板状をなすとともに両側面が真直状
    をなし鉛直に配される縦壁部と該縦壁部の下端より水平
    方向に延設され地盤上に定置される底盤部とから躯体部
    が形成されてなり、前記縦壁部にはその外面側及び又は
    内面側の縁部に側方に開放された接手凹部が形成され、
    前記底盤部には所定間隔を存して1又は2以上のコンク
    リート投入用を兼ねる鉛直アンカー挿通用の開口が開設
    され、かつ、該底盤部にはその両側方部及び前方部の3
    か所において該底盤部の底面より突出して上下動する調
    整ボルトを備えるレベル調整機構が配されてなる防火塀
    の設置方法であって、 前記防火塀を載置支持する基礎コンクリートに所定間隔
    を保って鉛直アンカー筋を植設し、 前記防火塀の複数をその開口を介して上記鉛直アンカー
    筋を挿通するとともに、前記レベル調整機構の調整ボル
    トによりレベルを調整しつつ相並べて設置し、 相隣れる接手凹部を介して連結板により縦壁部の相互を
    連結し、 しかる後、根固めコンクリートをもって開口を介して底
    盤部の下面に打設するとともに、鉛直アンカー筋を埋め
    殺してなる、ことを特徴とする防火塀の設置方法。
  5. 【請求項5】矩形平板状をなすとともに両側面が真直状
    をなし鉛直に配される縦壁部と該縦壁部の下端より水平
    方向に延設され地盤上に定置される底盤部とから躯体部
    が形成されてなり、前記縦壁部にはその外面側及び又は
    内面側の縁部に側方に開放された接手凹部が形成される
    とともに、その基部の内面側にねじ孔を有するインサー
    トが設置され、前記底盤部には所定間隔を存して1又は
    2以上のコンクリート投入用を兼ねる鉛直アンカー挿通
    用の開口が開設され、かつ、該底盤部にはその両側方部
    及び前方部の3か所において該底盤部の底面より突出し
    て上下動する調整ボルトを備えるレベル調整機構が配さ
    れてなる防火塀の設置方法であって、 前記防火塀を載置支持する基礎コンクリートに所定間隔
    を保って鉛直アンカー筋を植設し、 前記防火塀の複数をその開口を介して上記鉛直アンカー
    筋を挿通するとともに、前記レベル調整機構の調整ボル
    トによりレベルを調整しつつ相並べて設置し、 前記縦壁部のインサートのねじ孔に根本部にねじを有す
    る水平アンカー筋を螺入し、 相隣れる接手凹部を介して連結板により縦壁部の相互を
    連結し、 しかる後、根固めコンクリートをもって開口を介して底
    盤部の下面に打設するとともに、鉛直アンカー筋及び水
    平アンカー筋を埋め殺してなる、ことを特徴とする防火
    塀の設置方法。
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