JPH09196376A - 自己電流制御型グロープラグ - Google Patents
自己電流制御型グロープラグInfo
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- JPH09196376A JPH09196376A JP2870296A JP2870296A JPH09196376A JP H09196376 A JPH09196376 A JP H09196376A JP 2870296 A JP2870296 A JP 2870296A JP 2870296 A JP2870296 A JP 2870296A JP H09196376 A JPH09196376 A JP H09196376A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glow plug
- current control
- self
- ptc thermistor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、所定時間経過後に外部温度に感知
してヒータコイルへの通電を自動的に遮断できる自己電
流制御形グロープラグを提供する。 【解決手段】 この自己電流制御形グロープラグは、中
空状本体1から突出して取り付けられた発熱部4を構成
するパイプ2内にヒータコイル3を配置し、ヒータコイ
ル3と接続端子12に対して直列に接続されたPTCサ
ーミスタ5を中空状本体1内に配置し、PTCサーミス
タ5の外側を覆うように高熱伝導性のセラミックスと樹
脂から成る複合体層7を中空状本体1内に充填する。複
合体層7はポリイミド樹脂中に窒化アルミニウムを分散
させた材料から構成されている。
してヒータコイルへの通電を自動的に遮断できる自己電
流制御形グロープラグを提供する。 【解決手段】 この自己電流制御形グロープラグは、中
空状本体1から突出して取り付けられた発熱部4を構成
するパイプ2内にヒータコイル3を配置し、ヒータコイ
ル3と接続端子12に対して直列に接続されたPTCサ
ーミスタ5を中空状本体1内に配置し、PTCサーミス
タ5の外側を覆うように高熱伝導性のセラミックスと樹
脂から成る複合体層7を中空状本体1内に充填する。複
合体層7はポリイミド樹脂中に窒化アルミニウムを分散
させた材料から構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディーゼルエンジン
等に使用される自己電流制御型グロープラグに関する。
等に使用される自己電流制御型グロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンの始動補助装
置として、グロープラグが使用されている。例えば、図
4に示すように、グロープラグ40は、加熱部44を有
し、その加熱部44はディーゼルエンジンのシリンダヘ
ッド45に形成した副室の燃焼室46内に配置されてい
る。グロープラグ40は、エンジンのキー43がオンす
ることによってリレー即ちスイッチ41が接続され、バ
ッテリー42からの大電流がグロープラグ40の加熱部
44に投入され、該加熱部44が短時間に加熱され、該
加熱部44に燃料が接触して燃料が着火燃焼するもので
ある。
置として、グロープラグが使用されている。例えば、図
4に示すように、グロープラグ40は、加熱部44を有
し、その加熱部44はディーゼルエンジンのシリンダヘ
ッド45に形成した副室の燃焼室46内に配置されてい
る。グロープラグ40は、エンジンのキー43がオンす
ることによってリレー即ちスイッチ41が接続され、バ
ッテリー42からの大電流がグロープラグ40の加熱部
44に投入され、該加熱部44が短時間に加熱され、該
加熱部44に燃料が接触して燃料が着火燃焼するもので
ある。
【0003】従来の自己電流制御型グロープラグとし
て、図3に示すようなものが知られている。該自己電流
制御型グロープラグは、中空状本体21内に接続端子3
2が絶縁部材33を介して配設され、接続端子32はナ
ット30によって中空状本体21内に接続端子32を押
し込むようにして固定されている。中空状本体21は、
その外面に設けたねじ31によって燃焼室壁体等に取り
付けられる。発熱部24を構成するパイプ22が中空状
本体21から突出して中空状本体21に取り付けられて
いる。タングステン等の発熱線を構成するヒータコイル
23がパイプ22内に充填されたセラミック充填部材2
6内に配置されている。ヒータコイル23と接続端子3
2とは、発熱線よりも正の抵抗温度係数の大きな材料か
ら成る抵抗体25によって直列に接続されている。抵抗
体25としては、例えば、PTCサーミスタ(positive
temperature coefficient thermistor )が使用されて
いる。中空状本体21内の中空部29には、抵抗体25
を覆う状態でセラミック部材27が充填されている(例
えば、特開平7−167433号公報参照)。
て、図3に示すようなものが知られている。該自己電流
制御型グロープラグは、中空状本体21内に接続端子3
2が絶縁部材33を介して配設され、接続端子32はナ
ット30によって中空状本体21内に接続端子32を押
し込むようにして固定されている。中空状本体21は、
その外面に設けたねじ31によって燃焼室壁体等に取り
付けられる。発熱部24を構成するパイプ22が中空状
本体21から突出して中空状本体21に取り付けられて
いる。タングステン等の発熱線を構成するヒータコイル
23がパイプ22内に充填されたセラミック充填部材2
6内に配置されている。ヒータコイル23と接続端子3
2とは、発熱線よりも正の抵抗温度係数の大きな材料か
ら成る抵抗体25によって直列に接続されている。抵抗
体25としては、例えば、PTCサーミスタ(positive
temperature coefficient thermistor )が使用されて
いる。中空状本体21内の中空部29には、抵抗体25
を覆う状態でセラミック部材27が充填されている(例
えば、特開平7−167433号公報参照)。
【0004】上記のような自己電流制御型グロープラグ
では、PTCサーミスタとして図5に示すものが知られ
ている。PTCサーミスタであるPTC部材50は、あ
る温度で電気抵抗値が指数的に急激に増加する材料で作
製され、所定温度以上で抵抗値が急激に増加してコイル
に流れる電流を遮断する機能を有する正の温度係数部材
である。PTC部材50は、半導体化したBaTiO3
系焼結体から構成され、一端がコイルのコイル端子58
に他端がコネクタ部53にそれぞれ並列に接続された複
数のPTC端子57から構成されている。金属ディスク
54は、コネクタ部53上で長手方向にPTCスペーサ
55によって隔置された複数のディスク部材であり、コ
イル端子58は各金属ディスク54にそれぞれ対応する
複数のPTC端子57を有している。金属ディスク54
をPTCスペーサ55で隔置しておくと、低温時には金
属ディスク54で電流が流れるが、高温になると、PT
Cスペーサ55には電流の流れが低減され、金属ディス
ク54間での導通状態は遮断されると共に、コネクタ部
53からコイル端子58への通電が実質的に遮断される
ことになる。PTC部材50を構成するPTC端子57
が10枚であったとすると、PTC端子57は並列に接
続しているので、PTC部材50の全体の抵抗値が高く
なってPTC部材50には電流は殆ど流れない状態にな
る。
では、PTCサーミスタとして図5に示すものが知られ
ている。PTCサーミスタであるPTC部材50は、あ
る温度で電気抵抗値が指数的に急激に増加する材料で作
製され、所定温度以上で抵抗値が急激に増加してコイル
に流れる電流を遮断する機能を有する正の温度係数部材
である。PTC部材50は、半導体化したBaTiO3
系焼結体から構成され、一端がコイルのコイル端子58
に他端がコネクタ部53にそれぞれ並列に接続された複
数のPTC端子57から構成されている。金属ディスク
54は、コネクタ部53上で長手方向にPTCスペーサ
55によって隔置された複数のディスク部材であり、コ
イル端子58は各金属ディスク54にそれぞれ対応する
複数のPTC端子57を有している。金属ディスク54
をPTCスペーサ55で隔置しておくと、低温時には金
属ディスク54で電流が流れるが、高温になると、PT
Cスペーサ55には電流の流れが低減され、金属ディス
ク54間での導通状態は遮断されると共に、コネクタ部
53からコイル端子58への通電が実質的に遮断される
ことになる。PTC部材50を構成するPTC端子57
が10枚であったとすると、PTC端子57は並列に接
続しているので、PTC部材50の全体の抵抗値が高く
なってPTC部材50には電流は殆ど流れない状態にな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自己電流制御型グロープラグにおいて、PTCサーミス
タを設け、PTCサーミスタを通電電力要素としてヒー
タコイルに直列に接続すると、PTCサーミスタの室温
比抵抗は10〜104 Ωcm程度であり、タングステン
の比抵抗は5.65×10- 6 Ωcmであるため、PT
Cサーミスタ部分の室温抵抗値を、その他の通電部分の
抵抗値に合わせるとすると、その長さはμmオーダとな
り、これを実用上使用するとすれば困難になる。また、
仮に長さをμmオーダに構成しても、PTCサーミスタ
の耐電圧、耐電流の点で成立し得ないものとなる。
自己電流制御型グロープラグにおいて、PTCサーミス
タを設け、PTCサーミスタを通電電力要素としてヒー
タコイルに直列に接続すると、PTCサーミスタの室温
比抵抗は10〜104 Ωcm程度であり、タングステン
の比抵抗は5.65×10- 6 Ωcmであるため、PT
Cサーミスタ部分の室温抵抗値を、その他の通電部分の
抵抗値に合わせるとすると、その長さはμmオーダとな
り、これを実用上使用するとすれば困難になる。また、
仮に長さをμmオーダに構成しても、PTCサーミスタ
の耐電圧、耐電流の点で成立し得ないものとなる。
【0006】更に、上記の自己電流制御型グロープラグ
では、PTCサーミスタ、リードワイヤから成る構成物
を、取付金具内にガラス材で封止する構造に構成されて
いるが、酸化物系ガラスの軟化温度は700〜1000
℃程度であるので、PTC材料及びPTC電極の耐熱性
を考慮すると、この構造を成立させることは困難であ
る。
では、PTCサーミスタ、リードワイヤから成る構成物
を、取付金具内にガラス材で封止する構造に構成されて
いるが、酸化物系ガラスの軟化温度は700〜1000
℃程度であるので、PTC材料及びPTC電極の耐熱性
を考慮すると、この構造を成立させることは困難であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の主な目的は、
上記の課題を解決することであり、セラミック製パイプ
内にヒータコイルを配置した発熱部とPTCサーミスタ
を配置した電流制御部を構成したものであり、ヒータコ
イルと接続端子とを所定温度以上で抵抗値が急激に増加
する機能を有するPTCサーミスタで接続し、発熱部の
温度に応答してPTCサーミスタの抵抗を変化させ電流
を自己制御し、所定時間経過後に外部温度が上昇すれ
ば、それを感知してヒータコイルへの通電を自動的に遮
断でき、例えば、燃焼室を設けたエンジン本体の温度に
応答して検知できる構造に構成し、エンジン本体が昇温
した後、通電電力を遮断できるように構成した自己電流
制御型グロープラグを提供することである。
上記の課題を解決することであり、セラミック製パイプ
内にヒータコイルを配置した発熱部とPTCサーミスタ
を配置した電流制御部を構成したものであり、ヒータコ
イルと接続端子とを所定温度以上で抵抗値が急激に増加
する機能を有するPTCサーミスタで接続し、発熱部の
温度に応答してPTCサーミスタの抵抗を変化させ電流
を自己制御し、所定時間経過後に外部温度が上昇すれ
ば、それを感知してヒータコイルへの通電を自動的に遮
断でき、例えば、燃焼室を設けたエンジン本体の温度に
応答して検知できる構造に構成し、エンジン本体が昇温
した後、通電電力を遮断できるように構成した自己電流
制御型グロープラグを提供することである。
【0008】この発明は、接続端子が絶縁部材を介して
配設された中空状本体、前記中空状本体から突出して前
記中空状本体に取り付けられた発熱部を構成するパイ
プ、前記パイプ内に充填されたセラミック充填部材に配
置されたヒータコイル、前記ヒータコイルと前記接続端
子とに直列に接続され且つ所定温度以上で抵抗値が増加
して前記ヒータコイルへの電流を減少させる前記中空状
本体内に配置されたPTCサーミスタ、及び前記PTC
サーミスタの外側を覆うように前記中空状本体内に充填
された高熱伝導性のセラミックスと樹脂とから成る複合
体層から構成した自己電流制御型グロープラグに関す
る。
配設された中空状本体、前記中空状本体から突出して前
記中空状本体に取り付けられた発熱部を構成するパイ
プ、前記パイプ内に充填されたセラミック充填部材に配
置されたヒータコイル、前記ヒータコイルと前記接続端
子とに直列に接続され且つ所定温度以上で抵抗値が増加
して前記ヒータコイルへの電流を減少させる前記中空状
本体内に配置されたPTCサーミスタ、及び前記PTC
サーミスタの外側を覆うように前記中空状本体内に充填
された高熱伝導性のセラミックスと樹脂とから成る複合
体層から構成した自己電流制御型グロープラグに関す
る。
【0009】また、この自己電流制御型グロープラグで
は、前記PTCサーミスタは、室温での比抵抗が5〜2
0Ωcmで且つ厚さが0.3〜1.0mmのBaTiO
3 焼結体を20〜100層積層した構造を有するもので
ある。
は、前記PTCサーミスタは、室温での比抵抗が5〜2
0Ωcmで且つ厚さが0.3〜1.0mmのBaTiO
3 焼結体を20〜100層積層した構造を有するもので
ある。
【0010】また、前記複合体層は、ポリイミド樹脂中
に窒化アルミニウムを分散させた材料から構成されてい
る。更に、前記複合体層は、その厚さが0.05〜0.
5mmであり、ポリイミド樹脂中に分散された窒化アル
ミニウムの粒径が1〜50μmであり、ポリイミド樹脂
に対する窒化アルミニウムの含有率が20〜70wt%
に設定されている。また、前記複合体層について、その
熱伝導率と流動性(粘度)とは、図2に示すように、ポ
リイミド樹脂と窒化アルミニウムとの配合比を調整する
ことによって適正に決定することができる。
に窒化アルミニウムを分散させた材料から構成されてい
る。更に、前記複合体層は、その厚さが0.05〜0.
5mmであり、ポリイミド樹脂中に分散された窒化アル
ミニウムの粒径が1〜50μmであり、ポリイミド樹脂
に対する窒化アルミニウムの含有率が20〜70wt%
に設定されている。また、前記複合体層について、その
熱伝導率と流動性(粘度)とは、図2に示すように、ポ
リイミド樹脂と窒化アルミニウムとの配合比を調整する
ことによって適正に決定することができる。
【0011】また、この自己電流制御型グロープラグ
は、前記PTCサーミスタを配置した前記中空状本体の
部分の外部温度を前記複合体層を通じて前記PTCサー
ミスタが検知できる構造に構成されている。
は、前記PTCサーミスタを配置した前記中空状本体の
部分の外部温度を前記複合体層を通じて前記PTCサー
ミスタが検知できる構造に構成されている。
【0012】この自己電流制御型グロープラグは、上記
のように構成されているので、前記ヒータコイルが配置
された前記パイプの前端部が発熱部を構成し、前記中空
状本体内の前記PTCサーミスタが電流制御部を構成す
る。前記PTCサーミスタが有する抵抗を低温時には低
減できると共に、前記PTCサーミスタが位置する領域
の温度上昇に伴って前記PTCサーミスタの抵抗値が急
激に増大して前記ヒータコイルへ供給される電流が自動
的に遮断される。特に、前記PTCサーミスタは、高熱
伝導性の前記複合体層を介して前記中空状本体内に封入
されているので、前記中空状本体の外部温度に敏感に応
答し、例えば、燃焼室を設けたエンジン本体の温度を検
知でき、エンジン本体が昇温した時には該温度に応答し
て通電電力を遮断できる。
のように構成されているので、前記ヒータコイルが配置
された前記パイプの前端部が発熱部を構成し、前記中空
状本体内の前記PTCサーミスタが電流制御部を構成す
る。前記PTCサーミスタが有する抵抗を低温時には低
減できると共に、前記PTCサーミスタが位置する領域
の温度上昇に伴って前記PTCサーミスタの抵抗値が急
激に増大して前記ヒータコイルへ供給される電流が自動
的に遮断される。特に、前記PTCサーミスタは、高熱
伝導性の前記複合体層を介して前記中空状本体内に封入
されているので、前記中空状本体の外部温度に敏感に応
答し、例えば、燃焼室を設けたエンジン本体の温度を検
知でき、エンジン本体が昇温した時には該温度に応答し
て通電電力を遮断できる。
【0013】また、この自己電流制御型グロープラグで
は、前記PTCサーミスタ及びリード線を中空状本体内
に封着させる材料として、ポリイミド樹脂中に窒化アル
ミニウム粒子を分散させた前記複合体層を使用している
ので、作業温度を低くすることができ、例えば、シリン
ダヘッド及び発熱部からの熱移動を良好に構成され、前
記PTCサーミスタが適正に作用できるように構成され
ている。
は、前記PTCサーミスタ及びリード線を中空状本体内
に封着させる材料として、ポリイミド樹脂中に窒化アル
ミニウム粒子を分散させた前記複合体層を使用している
ので、作業温度を低くすることができ、例えば、シリン
ダヘッド及び発熱部からの熱移動を良好に構成され、前
記PTCサーミスタが適正に作用できるように構成され
ている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による自己電流制御型グロープラグの実施例を説明す
る。図1はこの発明による自己電流制御型グロープラグ
の一実施例を示す断面図、及び図2は図1の自己電流制
御型グロープラグに組み込まれるPTCサーミスタを固
定する複合体層のAlNの添加量に対する熱伝導率の関
係を示すグラフである。
による自己電流制御型グロープラグの実施例を説明す
る。図1はこの発明による自己電流制御型グロープラグ
の一実施例を示す断面図、及び図2は図1の自己電流制
御型グロープラグに組み込まれるPTCサーミスタを固
定する複合体層のAlNの添加量に対する熱伝導率の関
係を示すグラフである。
【0015】この自己電流制御型グロープラグは、主と
して、絶縁ブッシュ、樹脂等から成る絶縁部材13を介
在して接続端子12を中空部9に取り付けた中空状本体
1、セラミック製パイプ2、タングステン線等から成る
ヒータコイル3及びリード線8、ヒータコイル3に一体
に延びるリード線8と接続端子12とを接続するPTC
サーミスタ5、パイプ2の端部側内部に充填されたセラ
ミック充填部材6、及びPTCサーミスタ5及びリード
線8が位置する中空状本体1の中空部9に充填された複
合体層7から構成されている。中空状本体1は、耐熱合
金等の金属から作製され、燃焼室を設けたシリンダヘッ
ド等のエンジン本体への取り付けのための外周面にねじ
11が形成されている。接続端子12は位置決め固定用
のナット14が螺入され、接続端子12は中空状本体1
に対して位置決め固定される。
して、絶縁ブッシュ、樹脂等から成る絶縁部材13を介
在して接続端子12を中空部9に取り付けた中空状本体
1、セラミック製パイプ2、タングステン線等から成る
ヒータコイル3及びリード線8、ヒータコイル3に一体
に延びるリード線8と接続端子12とを接続するPTC
サーミスタ5、パイプ2の端部側内部に充填されたセラ
ミック充填部材6、及びPTCサーミスタ5及びリード
線8が位置する中空状本体1の中空部9に充填された複
合体層7から構成されている。中空状本体1は、耐熱合
金等の金属から作製され、燃焼室を設けたシリンダヘッ
ド等のエンジン本体への取り付けのための外周面にねじ
11が形成されている。接続端子12は位置決め固定用
のナット14が螺入され、接続端子12は中空状本体1
に対して位置決め固定される。
【0016】セラミック製パイプ2を中空状本体1に接
続するには、セラミック製パイプ2の外周面15をメタ
ライジングして中空状本体1の内周面16に嵌合接合す
れば、パイプ2と中空状本体1とは極めて強固に接合で
きる。また、セラミック製パイプ2の先端部はヒータコ
イル3がパイプ2に内接して配置されて発熱部4を構成
し、発熱部4は中空状本体1の端部17から突出状態に
配置されている。ヒータコイル3は、その端部がリード
線8に接続され、リード線8がPTCサーミスタ5の一
端に接続され、PTCサーミスタ5の他端部は接続端子
12にコネクタ部18を介して接続されている。ヒータ
コイル3の他端10が中空状本体1に連結されて電気的
にアース状態に接続されている。
続するには、セラミック製パイプ2の外周面15をメタ
ライジングして中空状本体1の内周面16に嵌合接合す
れば、パイプ2と中空状本体1とは極めて強固に接合で
きる。また、セラミック製パイプ2の先端部はヒータコ
イル3がパイプ2に内接して配置されて発熱部4を構成
し、発熱部4は中空状本体1の端部17から突出状態に
配置されている。ヒータコイル3は、その端部がリード
線8に接続され、リード線8がPTCサーミスタ5の一
端に接続され、PTCサーミスタ5の他端部は接続端子
12にコネクタ部18を介して接続されている。ヒータ
コイル3の他端10が中空状本体1に連結されて電気的
にアース状態に接続されている。
【0017】この自己電流制御型グロープラグでは、パ
イプ2の発熱部4は閉鎖状態に構成され、パイプ2の他
端部は絶縁部材13によって封鎖されている。パイプ2
の中空部の内壁面19及び中空状本体1の発熱部4側の
部分の中空部9には、反応焼結セラミックス等のセラミ
ックスから成るセラミック充填部材6が充填されてい
る。例えば、パイプ2を構成するセラミックスはSi3
N4 であり、また、セラミック充填部材6を構成するセ
ラミックスは、Si3 N4 とTiO2 とから構成され、
場合によっては、TiNが含まれている。
イプ2の発熱部4は閉鎖状態に構成され、パイプ2の他
端部は絶縁部材13によって封鎖されている。パイプ2
の中空部の内壁面19及び中空状本体1の発熱部4側の
部分の中空部9には、反応焼結セラミックス等のセラミ
ックスから成るセラミック充填部材6が充填されてい
る。例えば、パイプ2を構成するセラミックスはSi3
N4 であり、また、セラミック充填部材6を構成するセ
ラミックスは、Si3 N4 とTiO2 とから構成され、
場合によっては、TiNが含まれている。
【0018】この自己電流制御型グロープラグは、特
に、PTCサーミスタ5の外側を覆うように、高熱伝導
性で且つ非導電性のセラミックスと樹脂とから成る複合
体層7が中空状本体1内に充填されていることである。
複合体層7は、セラミック充填部材6を充填したパイプ
2の後端に接するように中空状本体1内に充填されると
共に、内部に接続端子12の端部とそれと接続するPT
Cサーミスタ5を充填している。複合体層7は、ポリイ
ミド樹脂(芳香族ジアミンと無水ピロメリト酸の反応で
生成される芳香族ポリイミドであり、耐熱応力性を有す
る材料)中に窒化アルミニウムAlNを分散させた材料
から構成されている。
に、PTCサーミスタ5の外側を覆うように、高熱伝導
性で且つ非導電性のセラミックスと樹脂とから成る複合
体層7が中空状本体1内に充填されていることである。
複合体層7は、セラミック充填部材6を充填したパイプ
2の後端に接するように中空状本体1内に充填されると
共に、内部に接続端子12の端部とそれと接続するPT
Cサーミスタ5を充填している。複合体層7は、ポリイ
ミド樹脂(芳香族ジアミンと無水ピロメリト酸の反応で
生成される芳香族ポリイミドであり、耐熱応力性を有す
る材料)中に窒化アルミニウムAlNを分散させた材料
から構成されている。
【0019】また、複合体層7は、電気絶縁性を確保す
るためにはその層が厚いほど良く、熱伝導性を上げるた
めには層が薄いほど良い。複合体層7は、上記のことを
考慮すると、その厚さが0.05〜0.5mmであるこ
とが好ましい。また、複合体層7の厚さが0.05〜
0.5mmであるポリイミド樹脂中に窒化アルミニウム
を均一に分散させるためには、窒化アルミニウムの粒径
を1〜50μmに選定することが好ましい。
るためにはその層が厚いほど良く、熱伝導性を上げるた
めには層が薄いほど良い。複合体層7は、上記のことを
考慮すると、その厚さが0.05〜0.5mmであるこ
とが好ましい。また、複合体層7の厚さが0.05〜
0.5mmであるポリイミド樹脂中に窒化アルミニウム
を均一に分散させるためには、窒化アルミニウムの粒径
を1〜50μmに選定することが好ましい。
【0020】更に、図2から分かるように、複合体層7
の熱伝導率を大きくするには、ポリイミド樹脂に対する
窒化アルミニウムの含有率を大きくする方が好ましい。
一方、複合体層7を均一な膜に構成するには、流動性が
高いことが必要であり、そのためにはポリイミド樹脂に
対する窒化アルミニウムの含有率を小さくする方が好ま
しい。複合体層7を構成する材料については、ポリイミ
ド樹脂中の窒化アルミニウムの含有率と熱伝導率(W/
m・k)、及びポリイミド樹脂中の窒化アルミニウムの
含有率と粘度cps(図2では、縦軸に粘度の逆数cp
s- 1 でプロットされている)との関係を考慮すると、
複合体層7は窒化アルミニウムをポリイミド樹脂中に重
量比で20〜70wt%程度分散させることが好ましい
ことが分かる。即ち、複合体層7は、窒化アルミニウム
をポリイミド樹脂中に重量比が20wt%以上では、熱
伝導率が15W/m・k以上になり、70wt%以下で
は、粘度の逆数が2×10- 3 cps- 1 以下になり、
パイプ2への複合体層7の充填が容易であり且つ適正な
熱伝導率を確保できる。
の熱伝導率を大きくするには、ポリイミド樹脂に対する
窒化アルミニウムの含有率を大きくする方が好ましい。
一方、複合体層7を均一な膜に構成するには、流動性が
高いことが必要であり、そのためにはポリイミド樹脂に
対する窒化アルミニウムの含有率を小さくする方が好ま
しい。複合体層7を構成する材料については、ポリイミ
ド樹脂中の窒化アルミニウムの含有率と熱伝導率(W/
m・k)、及びポリイミド樹脂中の窒化アルミニウムの
含有率と粘度cps(図2では、縦軸に粘度の逆数cp
s- 1 でプロットされている)との関係を考慮すると、
複合体層7は窒化アルミニウムをポリイミド樹脂中に重
量比で20〜70wt%程度分散させることが好ましい
ことが分かる。即ち、複合体層7は、窒化アルミニウム
をポリイミド樹脂中に重量比が20wt%以上では、熱
伝導率が15W/m・k以上になり、70wt%以下で
は、粘度の逆数が2×10- 3 cps- 1 以下になり、
パイプ2への複合体層7の充填が容易であり且つ適正な
熱伝導率を確保できる。
【0021】複合体層7は、上記のように構成されてい
るので、ガラス化温度が低くなり、PTCサーミスタ5
を中空状本体1から電気絶縁し、中空状本体1の熱をP
TCサーミスタ5へ良好に伝達でき、PTCサーミスタ
5の温度変化に応答する抵抗変化を鋭敏にする。例え
ば、上記のように、複合体層7が熱伝導率が良好である
ので、PTCサーミスタ5を配置した中空状本体1の部
分の外部温度は、複合体層7を通じてPTCサーミスタ
5が鋭敏に検知できる構造に構成されることになり、中
空状本体1が燃焼室壁体等のエンジン本体に取り付けら
れると、その熱を直ちに感知してPTCサーミスタ5の
抵抗値が変化することになる。
るので、ガラス化温度が低くなり、PTCサーミスタ5
を中空状本体1から電気絶縁し、中空状本体1の熱をP
TCサーミスタ5へ良好に伝達でき、PTCサーミスタ
5の温度変化に応答する抵抗変化を鋭敏にする。例え
ば、上記のように、複合体層7が熱伝導率が良好である
ので、PTCサーミスタ5を配置した中空状本体1の部
分の外部温度は、複合体層7を通じてPTCサーミスタ
5が鋭敏に検知できる構造に構成されることになり、中
空状本体1が燃焼室壁体等のエンジン本体に取り付けら
れると、その熱を直ちに感知してPTCサーミスタ5の
抵抗値が変化することになる。
【0022】また、PTCサーミスタ5は、ある温度で
電気抵抗値が指数的に急激に増加する材料で作製され、
所定温度以上で抵抗値が急激に増加してヒータコイル3
に流れる電流を遮断する機能を有する正の温度係数部材
である。PTCサーミスタ5は、半導体化したBaTi
O3 のバルク焼結体(ペレット状焼結体)から構成され
ている。PTCサーミスタ5は、室温での比抵抗が5〜
20Ωcmであり、その厚さが0.3〜1.0mmのB
aTiO3 のバルク焼結体であり、それを20〜100
層、好ましくは、20〜50層を積層した構造に構成
し、室温抵抗値が10〜100mΩに設定されているも
のである。
電気抵抗値が指数的に急激に増加する材料で作製され、
所定温度以上で抵抗値が急激に増加してヒータコイル3
に流れる電流を遮断する機能を有する正の温度係数部材
である。PTCサーミスタ5は、半導体化したBaTi
O3 のバルク焼結体(ペレット状焼結体)から構成され
ている。PTCサーミスタ5は、室温での比抵抗が5〜
20Ωcmであり、その厚さが0.3〜1.0mmのB
aTiO3 のバルク焼結体であり、それを20〜100
層、好ましくは、20〜50層を積層した構造に構成
し、室温抵抗値が10〜100mΩに設定されているも
のである。
【0023】この自己電流制御型グロープラグでは、ヒ
ータコイル3とリード線8はタングステン線等から構成
され、ヒータコイル3はパイプ2の先端部の発熱部4の
内側の内壁面19に接触状態に配置されている。パイプ
2の内部には、熱伝導性の良好なセラミックス充填部材
6が充填され、セラミックス充填部材6によってヒータ
コイル3がパイプ2の内壁面19に接触状態に押し付け
られている。
ータコイル3とリード線8はタングステン線等から構成
され、ヒータコイル3はパイプ2の先端部の発熱部4の
内側の内壁面19に接触状態に配置されている。パイプ
2の内部には、熱伝導性の良好なセラミックス充填部材
6が充填され、セラミックス充填部材6によってヒータ
コイル3がパイプ2の内壁面19に接触状態に押し付け
られている。
【0024】この自己電流制御型グロープラグは、上記
のように構成されているので、次のように作用する。即
ち、このセラミック製グロープラグでは、バッテリーか
ら供給される電流は接続端子12、PTCサーミスタ5
を通じてヒータコイル3に供給される。PTCサーミス
タ5は中空部9内に電気絶縁状態に配置されており、ヒ
ータコイル3はパイプ2の内壁面19に接触しているの
で、パイプ2の発熱部4はヒータコイル3の発熱によっ
て加熱されて昇温する。従って、パイプ2の発熱部4
は、ディーゼルエンジンの燃焼室に配置されて始動補助
装置として機能することができる。ここで、ヒータコイ
ル3で発生する熱はパイプ2を通じて放熱されるが、P
TCサーミスタ5の熱は放熱されずに、PTCサーミス
タ5はヒータコイル3に比較して極端に高温になる。P
TCサーミスタ5が高温になれば、PTCサーミスタ5
は、電流制御機能を果たし、その抵抗が上昇して大きく
なり、ヒータコイル3に流れる電流は抑制されて小さく
なり、発熱部4の発熱量が自己制御される。また、PT
Cサーミスタ5の温度が下がれば、再びヒータコイル3
に電流が流れてヒータコイル3によって発熱部4が加熱
されるので、従って、発熱部4は常に最適発熱量に維持
され、燃焼室での始動補助として良好に機能する。更
に、この自己電流制御型グロープラグを取り付けている
エンジン本体がの温度が上昇すれば、エンジン本体の熱
は、中空状本体1及び複合体層7を通じてPTCサーミ
スタ5に伝達されるので、PTCサーミスタ5がエンジ
ン本体から伝達された熱によって抵抗値が上昇し、PT
Cサーミスタ5に流れる電流が制限され、ヒータコイル
3へ供給される電流が遮断される。従って、PTCサー
ミスタ5は、あたかもタイマーや電流遮断用コントロー
ラの機能を果たすので、従来の自己電流制御型グロープ
ラグが必要としていたタイマーやコントローラを必要と
せず、部品点数を低減できる。
のように構成されているので、次のように作用する。即
ち、このセラミック製グロープラグでは、バッテリーか
ら供給される電流は接続端子12、PTCサーミスタ5
を通じてヒータコイル3に供給される。PTCサーミス
タ5は中空部9内に電気絶縁状態に配置されており、ヒ
ータコイル3はパイプ2の内壁面19に接触しているの
で、パイプ2の発熱部4はヒータコイル3の発熱によっ
て加熱されて昇温する。従って、パイプ2の発熱部4
は、ディーゼルエンジンの燃焼室に配置されて始動補助
装置として機能することができる。ここで、ヒータコイ
ル3で発生する熱はパイプ2を通じて放熱されるが、P
TCサーミスタ5の熱は放熱されずに、PTCサーミス
タ5はヒータコイル3に比較して極端に高温になる。P
TCサーミスタ5が高温になれば、PTCサーミスタ5
は、電流制御機能を果たし、その抵抗が上昇して大きく
なり、ヒータコイル3に流れる電流は抑制されて小さく
なり、発熱部4の発熱量が自己制御される。また、PT
Cサーミスタ5の温度が下がれば、再びヒータコイル3
に電流が流れてヒータコイル3によって発熱部4が加熱
されるので、従って、発熱部4は常に最適発熱量に維持
され、燃焼室での始動補助として良好に機能する。更
に、この自己電流制御型グロープラグを取り付けている
エンジン本体がの温度が上昇すれば、エンジン本体の熱
は、中空状本体1及び複合体層7を通じてPTCサーミ
スタ5に伝達されるので、PTCサーミスタ5がエンジ
ン本体から伝達された熱によって抵抗値が上昇し、PT
Cサーミスタ5に流れる電流が制限され、ヒータコイル
3へ供給される電流が遮断される。従って、PTCサー
ミスタ5は、あたかもタイマーや電流遮断用コントロー
ラの機能を果たすので、従来の自己電流制御型グロープ
ラグが必要としていたタイマーやコントローラを必要と
せず、部品点数を低減できる。
【0025】
【発明の効果】この発明による自己電流制御型グロープ
ラグは、上記のように構成されているので、PTCサー
ミスタが所定温度以上に加熱されると、ヒータコイルに
流れる電流を自動的に遮断することができると共に、前
記ヒータコイルを配置した前記パイプの先端部が発熱部
を構成し、中空状本体内に配置された前記PTCサーミ
スタの部分が電流制御部を構成し、前記発熱部が最適温
度で安定させることができる。しかも、前記PTCサー
ミスタは高熱伝導性の複合体層を介して前記中空状本体
内に配置されているので、例えば、前記中空状本体がエ
ンジン本体に取り付けられた構造では、前記エンジン本
体が暖まるまでの間は、前記PTCサーミスタが電流制
御機能を果たして電流を自己制御するが、前記エンジン
本体が暖まった時には、従来の自己電流制御型グロープ
ラグに設けていたコントローラによる電流遮断の制御
を、前記PTCサーミスタが行うことになり、電流遮断
用のコントローラを設ける必要がない。
ラグは、上記のように構成されているので、PTCサー
ミスタが所定温度以上に加熱されると、ヒータコイルに
流れる電流を自動的に遮断することができると共に、前
記ヒータコイルを配置した前記パイプの先端部が発熱部
を構成し、中空状本体内に配置された前記PTCサーミ
スタの部分が電流制御部を構成し、前記発熱部が最適温
度で安定させることができる。しかも、前記PTCサー
ミスタは高熱伝導性の複合体層を介して前記中空状本体
内に配置されているので、例えば、前記中空状本体がエ
ンジン本体に取り付けられた構造では、前記エンジン本
体が暖まるまでの間は、前記PTCサーミスタが電流制
御機能を果たして電流を自己制御するが、前記エンジン
本体が暖まった時には、従来の自己電流制御型グロープ
ラグに設けていたコントローラによる電流遮断の制御
を、前記PTCサーミスタが行うことになり、電流遮断
用のコントローラを設ける必要がない。
【0026】即ち、この自己電流制御型グロープラグで
は、前記ヒータコイルに電流を流せば、前記ヒータコイ
ルの位置する部分が発熱部を構成し、前記PTCサーミ
スタが電流制御部を構成し、前記PTCサーミスタが高
温になれば、その抵抗値が大きくなり、前記ヒータコイ
ルに流れる電流が小さくなり、前記発熱部からの発熱量
が自己制御され、最適値に制御されることになる。ま
た、エンジンが順調に運転されて燃焼室からの燃焼熱或
いはコイルで発生する熱が前記PTC部材に伝達される
と、前記PTCサーミスタが所定温度以上に温度上昇
し、前記PTCサーミスタの抵抗値が急激に大きくな
り、前記ヒータコイルへの電流を遮断する。従って、デ
ィーゼルエンジンの始動補助装置として、この自己電流
制御型グロープラグを適用した場合に、自己電流制御型
グロープラグを遮断するためのタイマー、コントローラ
等を必要とせず、バッテリー等の電力を無駄に消費する
こともない。
は、前記ヒータコイルに電流を流せば、前記ヒータコイ
ルの位置する部分が発熱部を構成し、前記PTCサーミ
スタが電流制御部を構成し、前記PTCサーミスタが高
温になれば、その抵抗値が大きくなり、前記ヒータコイ
ルに流れる電流が小さくなり、前記発熱部からの発熱量
が自己制御され、最適値に制御されることになる。ま
た、エンジンが順調に運転されて燃焼室からの燃焼熱或
いはコイルで発生する熱が前記PTC部材に伝達される
と、前記PTCサーミスタが所定温度以上に温度上昇
し、前記PTCサーミスタの抵抗値が急激に大きくな
り、前記ヒータコイルへの電流を遮断する。従って、デ
ィーゼルエンジンの始動補助装置として、この自己電流
制御型グロープラグを適用した場合に、自己電流制御型
グロープラグを遮断するためのタイマー、コントローラ
等を必要とせず、バッテリー等の電力を無駄に消費する
こともない。
【0027】また、前記中空状本体内に充填された複合
体層は、高熱伝導性で且つ非導電性のセラミックスと樹
脂とから構成されているので、前記中空状本体の熱を前
記PTCサーミスタへ良好に伝達でき、前記PTCサー
ミスタの温度変化に応答する抵抗変化を鋭敏にする効果
を有する。
体層は、高熱伝導性で且つ非導電性のセラミックスと樹
脂とから構成されているので、前記中空状本体の熱を前
記PTCサーミスタへ良好に伝達でき、前記PTCサー
ミスタの温度変化に応答する抵抗変化を鋭敏にする効果
を有する。
【図1】図1はこの発明による自己電流制御型グロープ
ラグの一実施例を示す断面図である。
ラグの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の自己電流制御型グロープラグに組み込ま
れるPTCサーミスタを固定する複合体層のAlNの添
加量に対する熱伝導率の関係を示すグラフである。
れるPTCサーミスタを固定する複合体層のAlNの添
加量に対する熱伝導率の関係を示すグラフである。
【図3】従来の自己電流制御型グロープラグを示す断面
図である。
図である。
【図4】従来のディーゼルエンジンの燃焼室にグロープ
ラグを配置した状態を示す説明図である。
ラグを配置した状態を示す説明図である。
【図5】従来の自己電流制御型グロープラグに組み込ま
れるPTC部材を示す拡大断面図である。
れるPTC部材を示す拡大断面図である。
1 中空状本体 2 セラミック製パイプ 3 ヒータコイル 4 発熱部 5 PTCサーミスタ 6 セラミック充填部材 7 複合体層 12 接続端子 13 絶縁部材
Claims (5)
- 【請求項1】 接続端子が絶縁部材を介して配設された
中空状本体、前記中空状本体から突出して前記中空状本
体に取り付けられた発熱部を構成するパイプ、前記パイ
プ内に充填されたセラミック充填部材に配置されたヒー
タコイル、前記ヒータコイルと前記接続端子とに対して
直列に接続され且つ所定温度以上で抵抗値が増加して前
記ヒータコイルへの電流を減少させる前記中空状本体内
に配置されたPTCサーミスタ、及び前記PTCサーミ
スタの外側を覆うように前記中空状本体内に充填された
高熱伝導性のセラミックスと樹脂から成る複合体層から
構成した自己電流制御型グロープラグ。 - 【請求項2】 前記PTCサーミスタは、室温での比抵
抗が5〜20Ωcmで且つ厚さが0.3〜1.0mmの
BaTiO3 焼結体を20〜100層積層した構造を有
する請求項1に記載の自己電流制御型グロープラグ。 - 【請求項3】 前記複合体層はポリイミド樹脂中に窒化
アルミニウムを分散させた材料から構成されている請求
項1又は2に記載の自己電流制御型グロープラグ。 - 【請求項4】 前記複合体層の厚さが0.05〜0.5
mmであり、ポリイミド樹脂中に分散された窒化アルミ
ニウムの粒径が1〜50μmであり、ポリイミド樹脂に
対する窒化アルミニウムの含有率が20〜70wt%に
設定されている請求項3に記載の自己電流制御型グロー
プラグ。 - 【請求項5】 前記PTCサーミスタを配置した前記中
空状本体の部分の外部温度を前記複合体層を通じて前記
PTCサーミスタが検知できる構造に構成されている請
求項1〜4のいずれか1項に記載の自己電流制御型グロ
ープラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2870296A JPH09196376A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 自己電流制御型グロープラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2870296A JPH09196376A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 自己電流制御型グロープラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196376A true JPH09196376A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12255803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2870296A Pending JPH09196376A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 自己電流制御型グロープラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196376A (ja) |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP2870296A patent/JPH09196376A/ja active Pending
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