JPH09196424A - 補助送風装置 - Google Patents

補助送風装置

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JPH09196424A
JPH09196424A JP8031262A JP3126296A JPH09196424A JP H09196424 A JPH09196424 A JP H09196424A JP 8031262 A JP8031262 A JP 8031262A JP 3126296 A JP3126296 A JP 3126296A JP H09196424 A JPH09196424 A JP H09196424A
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JP
Japan
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air
duct
blower
auxiliary blower
sample
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JP8031262A
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Kazuhiro Nakamura
和広 中村
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Espec Corp
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Tabai Espec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法で環境試験装置の試験室内の空気
流れを改善する。 【解決手段】 試料Wが大きく空気流れがアンバランス
になるようなときに、可搬式の補助送風機1及びダクト
2を環境試験装置50の試験室53内に仮配置し、ダク
ト2をその開口22が空気流れの過剰な所に位置するよ
うに導設し、補助送風機1の送気口13を試料Wの裏面
側に風が当たるように調整する。 【効果】 試料の大きさや形状によって空気流れに過不
足ができる場合に、どのような試料に対しても簡単な方
法で空気流れの多い所から少ない所に空気を回し、試験
条件を改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必要に応じて環境
試験装置内に持ち込んで配置できる補助送風装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】環境試験装置50は、図6に示す如く、
断熱壁51に囲まれた槽内に空調室52と試験室53と
を備え、送風機56によって空調室52で空調された空
気を空調室から試験室に循環させることによって、試験
室53内で試験される試料Wに一定の空調条件を付与す
るようにしている。この場合、試験室内の空調条件をで
きるだけ均一にするように、空調室と試験室との境界部
分に風向調整用のレジスタ57が設けられる。このレジ
スタの調整は、試験室内の各所に温度センサ等を設置し
て環境試験装置を運転しつつ行われ、困難で時間のかか
る作業である。そのため、レジスタは通常試験される頻
度の多い試料を対象として設定され、以後はその状態で
保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
同図に示す如く、試料Wが大きな物であるような場合に
は、試料の周辺で温湿度等の環境条件が極めてアンバラ
ンスになり、目的とする環境条件で試験を行うことがで
きない。即ち、同図の実線の矢印で示す如く、試料Wの
前面側Wfでは空気流れが多くなるが、背面側Wbでは
空気流れが極めて少なくなる。これを改善するために、
試験する試料毎にレジスタを調整するのは容易でなく、
その作業に時間がかかる。又、仮に再調整して、同図の
二点鎖線の矢印で示すように、試料Wの背面側Wbに多
く風を流すようにしても、その風が壁面側を流れ、試料
の近くでは淀みでき、温度分布はそれ程改善されない。
なお、冷熱衝撃試験装置において、特殊な目的のために
固定的に補助ファンを設置する技術は知られている(特
開平6−35187号公報参照)が、このような装置で
は、試料の相違に対応して空気流れの状態を変更するこ
とはできない。そこで本発明は、従来技術に於ける上記
問題を解決し、環境試験装置で試験される種々の被試験
物に対して、その試験条件を容易に改善できる補助送風
装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、補助送風装置が、環境
試験装置の試験室内に配置するための係合部と空気吸い
込み部と吹き出し空気の方向調整を可能にする風向調整
機構とを備えた送風機と、前記空気吸い込み部に接続さ
れる接続部を備え前記空気吸い込み部から前記試験室内
の任意の位置まで導設可能なダクトと、を有することを
特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、上記に加えて、前記試
験室内の少なくとも1つの空調条件を検出する空調条件
検出手段と、前記風向調整機構を作動させる作動手段
と、前記空調条件検出手段が検出した検出値が所定値に
なるように前記作動手段を制御する制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、補助送風装置が、環境
試験装置の試験室内に配置するための係合部と空気吸い
込み部と空気吹き出し部とを備えた送風機と、一端側に
前記空気吸い込み部に接続される接続部と該接続部が前
記空気吸い込み部に接続されたときに前記空気吹き出し
部と対向する他端側の開口とを備えたダクトと、を有す
ることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の補助送風装置の一
例を示す。補助送風装置は、補助送風機1とダクト2と
を有する。補助送風機1は、環境試験装置の試験室内に
配置するための係合部としての取付座11と、空気吸い
込み部としての吸気口12と、吹き出し空気の方向調整
を可能にする風向調整機構としての送気口13及びその
回転機構14とを備えている。
【0008】取付座11は、環境試験装置の壁面に取り
付けられたフックに引っ掛けられたり、ネジ止め、マグ
ネット吸着、吸盤吸着、ワンタッチファスナー、マジッ
クテープ等の適当な方法で環境試験装置の壁面に取り付
けられる。ネジ止めやフックを使用すれば、試験室の壁
面に手を加えることになるが、補助送風機を強固に固定
できるので、比較的大型のものまで取り付けが可能にな
る。特に、ネジ止めの場合には補助送風装置を環境試験
装置本体に固定できるので、十分な取り付け強度が得ら
れて振動の発生等も防止できる効果がある。その他の方
法は、壁面の状態や壁面材の種類を考慮して選択される
が、特別な壁面加工を必要としないので、試験する試料
の種類が頻繁に変わる場合のように、装置の着脱や位置
変更が多くなる場合に有効である。なお、補助的にスラ
イドレールやアームを使用して、ネジ止めの場合にも、
ある程度の位置変更を容易にできるようにすることも可
能である。
【0009】更に、図1の例では補助送風機1が取付座
11を用いる壁掛け式になっているが、これを試験室の
床面に直接設置したり、床面から支持台上に載せて支持
したり、キャスター等の付いた移動可能な支持架台に載
せるようにしてもよい。この場合には、支持台やキャス
ター等が補助送風機1を試験室内に設置するための係合
部になる。
【0010】回転機構14は、例えばラチェット機構を
用いて送気口13を一定のピッチで任意の角度に設定で
きるような装置であるが、吹き出し方向を自動調整する
場合には、モータ15等を用いて送気口13を回転でき
るようにする。なお、送気口を回転させる代わりに、羽
根を含む送風機の主要部分が回転するような構造にして
もよい。送風機内には図示しない羽根があり、モータ1
6等で駆動される。このモータ16は、一定回転のもの
であってもよいが、風量調整するときには、ポールチェ
ンジによる複数段の回転速度を有するものや、インバー
タ付きで無段変速可能なものにする。
【0011】ダクト2は、前記補助送風機の吸気口12
に接続される接続部21を備え、ここから図2に示す環
境試験装置50の試験室53内の任意の位置まで導設可
能なものである。従って、ダクト2は、例えば図示のよ
うな屈曲及び伸縮自在なフレキシブルチューブで形成さ
れ、ある程度の長さを有する。このようなダクトは、試
験室内で試験される試料の種類等によっては、1つの環
境試験装置に対して複数本準備されてもよい。更に、フ
レキシブルチューブに代えて、短いダクトピースを継ぎ
足して形成したものや、テレスコ状部分で長さ調整でき
るようにしたもの等、種々の形状のダクトを使用するこ
とができる。接続部21は、フランジ等であってもよい
が、適当なワンタッチ構造であることが望ましい。
【0012】図2及び図3は、環境試験装置の試験室に
入れられる試料Wが単体で大きい場合に、上記のような
補助送風装置を適用した例を示す。図2では、環境試験
装置50は、断熱壁51で囲われていて、空調室52及
び試験室53を備え、クーラ54、ヒータ55等によっ
て温湿度を調整された空気が主送風機56によって空調
室と試験室との間で循環される。両室の境界部分には、
通常の小形の試料の試験に適したように向きを調整され
た風向調整用のレジスタ57が配設されている。試験室
53内には、その中央部分に大型の試料Wが配置されて
いる。
【0013】このような状態にある環境試験装置の試験
室53内には、補助送風装置が持ち込まれ、図示のよう
に設置されている。補助送風機1は、試験室の奥側上方
の隅部に配置され、その下端にダクト2が接続されてい
る。補助送風機1は、図において紙面に直角である環境
試験装置の幅方向に一定の長さを持つが、試料Wの幅に
よっては、複数台設けられてもよい。又、幅方向に長い
1台のファンであってもよい。補助送風機1の送気口1
3は、図示の如く斜め下方に向くように調整されてい
る。ダクト2は伸縮自在であるが、図では伸ばされた状
態になっていて、試料Wの側方を通過してその自由端は
空気吹き出し部のレジスタ57の下方の位置に開口して
いる。この開口22には、試験室の幅方向に広がった上
戸状の吸込口等が取り付けられてもよい。
【0014】このような設備により、試料Wの試験時に
補助送風機1を運転すれば、矢印で示すような空気流れ
が得られる。即ち、レジスタ57の中央部分から吹き出
した空気は試料Wの正面側に当たり、正面側に目的とす
る環境試験条件を与え、一方、試料Wに当たらず熱交換
することなく下方に流れようとする空気は、部分的に仮
設ダクト2の開口22から吸引され、補助送風機1によ
って風向調整されて送り出され、試料Wの裏面側に沿っ
て流れ、その部分を目的とする試験条件に曝す。更に、
補助送風機1からの空気の吹き出しによって対流効果が
生じ、試料Wの上側でもある程度の空気流れが生ずる。
これに対して、補助送風装置を用いないときには、従来
技術の図6で説明した如く、大型の試料Wに妨げられて
殆どの空気がその前面部分に集中する。従って、補助送
風装置の適用により、簡単な方法で試料Wの試験条件を
大幅に改善することができる。
【0015】図3も図2と同様の試験状態を示すが、本
図の例では、試験室内の少なくとも1つの空調条件を検
出する空調条件検出手段としての温度センサ3と、風向
調整機構を作動させる作動手段として図1でも説明した
モータ15と、温度センサ3の検出値が所定値として目
的とする環境試験温度又はこれより少し低い温度になる
ようにモータ15を制御する制御手段としてのコントロ
ーラ4とが設けられている。又、補助送風機1の風量が
少ない場合には、目的とする制御温度に到達できない可
能性があるので、風向制御に加えて、本例ではファン駆
動モータ16をインバータ付きのものにしてその回転速
度を制御するようにしている。
【0016】風向及び風量の制御では、例えば、風向及
び風量を少しづつ変化させてそれぞれの可動範囲をスキ
ャンし、温度センサ3の測定値が最適値になるようにコ
ントローラ4で制御する。この場合、例えば風向を3方
向に変化させ、風量を5段階に変化させ、それぞれの組
合せにおいて温度センサ3の測定値を記録する方法によ
って事前にメモリーマップを作成し、最適値としては、
必要に応じてその中の最大値、最小値、平均値、もしく
はこれらの範囲内の適当な値を選定する。又、環境試験
装置の空気吹出口の状態を検出し、その条件に最も近い
値になるように制御させてもよい。
【0017】更に、風向、風量の制御のために環境試験
装置側から設定値を受信させることも可能である。この
ためには、環境試験装置本体の設定器又は制御装置から
補助送風機のコントローラ4に設定値を発信させる。
又、例えば補助送風機の運転の要否や、補助送風機との
関連で環境試験装置側の空調機の運転制御(送風機の回
転速度や空気温度の補正等)を行う等、積極的に環境試
験装置と連携をとり、試料にとってより最適な試験環境
を提供することも可能になる。
【0018】図4及び図5は補助送風装置の他の例及び
これを適用した環境試験装置の例を示す。図4では、図
1と同様に補助送風機1が環境試験装置の試験室53の
上隅部に配置され、これからダクト2が下方に導設され
ている。補助送風機1の送気口13とダクト2の他端側
の開口22とは対向している。補助送風機1とダクト2
との接続部はテレスコ状になっていて、これによりダク
トの長さや補助送風機1の設置位置を調整できる。送気
口13には、空気を開口22の方向に排出できるように
整流板13aや整流格子等の整流装置を設けることが望
ましい。
【0019】このような装置では、送気口13から排出
された空気の殆どは、開口22からダクト2内に再び吸
引され、エアーカーテン状に循環されている。このよう
にすれば、この循環空気によって対流効果が発生し、図
において矢印で示す如き随伴空気流れが生じ、これが試
料Wの上部及び背面側の空気流れを作り、試料Wの試験
条件が改善される。そして、エアーカーテンを形成する
空気は環境試験装置本体の空調された循環空気の対流を
促進するだけで、補助送風機のダクトや補助送風機を通
過した空気と殆ど混合しないので、より精度の良い空気
を試料に供給することができる。
【0020】なお、図では補助送風機1が上でダクト2
の開口22が下になっているが、補助送風機1を試験室
の床面上に設置し、上向きにダクト2を接続してその開
口22を下向きにするような補助送風装置の配置にする
ことも可能である。図5は、図4のエアーカーテン方式
に図2のようなダクト2´を追加して、エアーカーテン
による対流効果の促進と追加ダクトによる空気吹き付け
効果の両方を得られるようにした例を示す。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、補助送風装置を送風機とこれに接続す
るダクトとで構成するので、環境試験装置の試験室内で
試験される被試験物の大きさや形状等によっては、吹き
出される空気が被試験物に均一に当たらないような場合
に、補助送風装置を試験室内に持ち込んで仮配置して、
試験室内の任意の位置まで導設できるダクトを吹き出し
空気が過剰になる部分まで導設してその部分の空気を吸
引し、この空気を、送風機によって風向調整し、被試験
物において空気流れが不足する部分に供給することがで
きる。その結果、被試験物がどのような大きさや形状で
あっても、簡単な方法で被試験物を試験する環境条件を
大幅に改善することができる。
【0022】請求項2の発明においては、上記に加えて
空調条件検出手段と風向調整機構の作動手段と制御手段
とを設け、例えば温度を検出し、これが所定値として目
的とする環境試験温度になるように、制御手段によって
作動手段を制御するので、検出手段を前記のような空気
流れの不足する部分に設けることにより、その部分の試
験条件を一層良好にすることができる。
【0023】請求項3の発明においては、補助送風装置
を送風機とダクトとで構成し、これらを結合したとき
に、送風機の空気吹き出し部とダクトの開口とを対向さ
せるようにするので、これらの間で空気の吹き出しと吸
い込み作用が生じ、エアーカーテン状の空気流れを形成
されることができる。従って、被試験物において空気流
れの不足する位置に補助送風装置を設置すれば、その部
分にエアーカーテン状空気流れを発生させ、その空気流
に随伴された空調空気の流れを生じさせ、被試験物の環
境試験条件を改善させることができる。この場合、エア
ーカーテンを形成する空気は環境試験装置本体の空調さ
れた循環空気の対流を促進するだけで、補助送風機のダ
クトや補助送風機を通過した空気と殆ど混合しないの
で、より精度の良い空気を試料に供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した補助送風装置の一例を示す説
明図である。
【図2】上記補助送風装置を環境試験装置の試験室内に
仮配置して運転した状態を示す説明図である。
【図3】上記装置で風向及び風量を制御する例を示す説
明図である。
【図4】本発明を適用した他の例の補助送風装置を環境
試験装置の試験室内に仮配置して運転した状態を示す説
明図である。
【図5】上記装置に他のダクトを接続した場合の運転状
態を示す説明図である。
【図6】従来の環境試験装置の試験室内で大型の試料を
試験するときの空気流れの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 補助送風機(送風機) 2 ダクト 3 温度センサ(空調条件検出手段) 4 コントローラ(制御手段) 11 取付座(係合部) 12 吸気口(空気吸い込み部) 13 送気口(風向調整機構) 14 回転機構(風向調整機構) 15 モータ(作動手段) 21 接続部 22 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境試験装置の試験室内に配置するため
    の係合部と空気吸い込み部と吹き出し空気の方向調整を
    可能にする風向調整機構とを備えた送風機と、前記空気
    吸い込み部に接続される接続部を備え前記空気吸い込み
    部から前記試験室内の任意の位置まで導設可能なダクト
    と、を有することを特徴とする補助送風装置。
  2. 【請求項2】 前記試験室内の少なくとも1つの空調条
    件を検出する空調条件検出手段と、前記風向調整機構を
    作動させる作動手段と、前記空調条件検出手段が検出し
    た検出値が所定値になるように前記作動手段を制御する
    制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載
    の補助送風装置。
  3. 【請求項3】 環境試験装置の試験室内に配置するため
    の係合部と空気吸い込み部と空気吹き出し部とを備えた
    送風機と、一端側に前記空気吸い込み部に接続される接
    続部と該接続部が前記空気吸い込み部に接続されたとき
    に前記空気吹き出し部と対向する他端側の開口とを備え
    たダクトと、を有することを特徴とする補助送風装置。
JP8031262A 1996-01-24 1996-01-24 補助送風装置 Pending JPH09196424A (ja)

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