JPH09197849A - ヒーター及び定着装置 - Google Patents
ヒーター及び定着装置Info
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- JPH09197849A JPH09197849A JP649496A JP649496A JPH09197849A JP H09197849 A JPH09197849 A JP H09197849A JP 649496 A JP649496 A JP 649496A JP 649496 A JP649496 A JP 649496A JP H09197849 A JPH09197849 A JP H09197849A
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- heater
- substrate
- fixing
- heat
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒーターの過昇温防止素子当接位置における
定着不良又は画像のてかりの無い良好な画像を得ること
ができる定着装置を提供すること。 【構成】 通電によって発熱する抵抗層102bを基板
102a上に長手方向に沿って設けるとともに、同基板
102aに温度ヒューズ(過昇温防止素子)を当接せし
めて構成されるヒーター102と、該ヒーター102と
摺接して移動する定着フィルム103を有し、該定着フ
ィルム103を介してヒーター102からの熱で未定着
画像を加熱定着する定着装置10において、前記温度ヒ
ューズを基板102aの最小紙通紙域外に当接させる。
本発明によれば、定着ニップ領域内に温度ヒューズを設
置しないため、温度ヒューズによる熱吸収の影響は画像
上では見られなくなり、定着不良又は画像のてかりの無
い良好な画像を得ることができるとともに、温度制御回
路の故障等による抵抗層102bの異常発熱の際に温度
ヒューズを正常に作動させて抵抗層102bへの通電を
遮断することができる。
定着不良又は画像のてかりの無い良好な画像を得ること
ができる定着装置を提供すること。 【構成】 通電によって発熱する抵抗層102bを基板
102a上に長手方向に沿って設けるとともに、同基板
102aに温度ヒューズ(過昇温防止素子)を当接せし
めて構成されるヒーター102と、該ヒーター102と
摺接して移動する定着フィルム103を有し、該定着フ
ィルム103を介してヒーター102からの熱で未定着
画像を加熱定着する定着装置10において、前記温度ヒ
ューズを基板102aの最小紙通紙域外に当接させる。
本発明によれば、定着ニップ領域内に温度ヒューズを設
置しないため、温度ヒューズによる熱吸収の影響は画像
上では見られなくなり、定着不良又は画像のてかりの無
い良好な画像を得ることができるとともに、温度制御回
路の故障等による抵抗層102bの異常発熱の際に温度
ヒューズを正常に作動させて抵抗層102bへの通電を
遮断することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂フィルム加熱
を採用する定着装置及びこれに用いられるヒーターに関
する。
を採用する定着装置及びこれに用いられるヒーターに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた複写機、プ
リンター、ファクシミリ等の画像形成装置の定着装置に
は、熱ローラ方式が広く使われてきた。
リンター、ファクシミリ等の画像形成装置の定着装置に
は、熱ローラ方式が広く使われてきた。
【0003】上記熱ローラ方式は、内部にヒーターを備
えた金属製のローラと、該ローラに圧接された弾性を有
する加圧ローラを基本構成として、これら一対のローラ
によって形成される定着ニップ部に記録材を通過させる
ことにより、該記録材上に担持された未定着トナー像を
加熱及び加圧して定着させる方式である。
えた金属製のローラと、該ローラに圧接された弾性を有
する加圧ローラを基本構成として、これら一対のローラ
によって形成される定着ニップ部に記録材を通過させる
ことにより、該記録材上に担持された未定着トナー像を
加熱及び加圧して定着させる方式である。
【0004】しかし、上記熱ローラ方式では、ローラの
熱容量が大きいため、ローラ表面を所望の定着温度まで
上げるのには非常に多くの時間を要していた。又、この
ため、画像出力動作を速やかに実行するためには、機械
を使用していないときにもローラ表面を或る程度の温度
に温調していなければならないという問題があった。
熱容量が大きいため、ローラ表面を所望の定着温度まで
上げるのには非常に多くの時間を要していた。又、この
ため、画像出力動作を速やかに実行するためには、機械
を使用していないときにもローラ表面を或る程度の温度
に温調していなければならないという問題があった。
【0005】そこで、上記問題を解決するための定着方
式として、本出願人はフィルム加熱方式を先に提案した
(例えば、特開昭63−313182号公報参照)。こ
のフィルム加熱方式は、耐熱性フィルムの一面側にヒー
ターを、他面側に被加熱材をそれぞれ密着せしめ、ヒー
ターの熱エネルギーを耐熱性フィルムを介して被加熱材
に付与する方式であって、この方式を採用する定着装置
は、電子写真複写機、プリンター、ファックス等の画像
形成装置における画像加熱定着装置、即ち、電子写真、
静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段に
より加熱溶融性の樹脂等により成るトナーを用いて記録
材(エレクトロファックスシート、静電記録シート、転
写材シート、印刷紙等)の面に直接若しくは間接(転
写)方式で形成した目的の画像情報に対応した未定着の
トナー画像を記録材面に永久固着画像として加熱定着処
理する装置として活用できる。
式として、本出願人はフィルム加熱方式を先に提案した
(例えば、特開昭63−313182号公報参照)。こ
のフィルム加熱方式は、耐熱性フィルムの一面側にヒー
ターを、他面側に被加熱材をそれぞれ密着せしめ、ヒー
ターの熱エネルギーを耐熱性フィルムを介して被加熱材
に付与する方式であって、この方式を採用する定着装置
は、電子写真複写機、プリンター、ファックス等の画像
形成装置における画像加熱定着装置、即ち、電子写真、
静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段に
より加熱溶融性の樹脂等により成るトナーを用いて記録
材(エレクトロファックスシート、静電記録シート、転
写材シート、印刷紙等)の面に直接若しくは間接(転
写)方式で形成した目的の画像情報に対応した未定着の
トナー画像を記録材面に永久固着画像として加熱定着処
理する装置として活用できる。
【0006】又、フィルム加熱方式を採用する装置とし
ては、例えば、画像を担持した記録材を加熱して該記録
材の表面性(艶等)を改質する装置、仮定着処理する装
置等、広く被加熱材を加熱処理する装置が考えられる。
ては、例えば、画像を担持した記録材を加熱して該記録
材の表面性(艶等)を改質する装置、仮定着処理する装
置等、広く被加熱材を加熱処理する装置が考えられる。
【0007】ところで、フィルム加熱方式を採用する画
像加熱定着装置は、具体的な構成として、薄肉の耐熱性
フィルムと、この耐熱性フィルムの一方面側に固定支持
して配されたヒーターと、他方面側にヒーターに対向し
て配置されてヒーターに対してフィルムを介して画像定
着すべき記録材を密着させる加圧部材とで構成されてい
るが、その代表例を図1及び図2に示す。
像加熱定着装置は、具体的な構成として、薄肉の耐熱性
フィルムと、この耐熱性フィルムの一方面側に固定支持
して配されたヒーターと、他方面側にヒーターに対向し
て配置されてヒーターに対してフィルムを介して画像定
着すべき記録材を密着させる加圧部材とで構成されてい
るが、その代表例を図1及び図2に示す。
【0008】図1において、101はヒーター支持体で
あって、これはヒーター102を断熱支持するととも
に、フィルム103をガイドするものであり、ヒーター
102は良熱伝導性基板102aと、通電により発熱す
る抵抗層102bで構成されている。又、104は加圧
ローラであり、これはフィルム103の駆動ローラも兼
ねている。
あって、これはヒーター102を断熱支持するととも
に、フィルム103をガイドするものであり、ヒーター
102は良熱伝導性基板102aと、通電により発熱す
る抵抗層102bで構成されている。又、104は加圧
ローラであり、これはフィルム103の駆動ローラも兼
ねている。
【0009】そして、ヒーター102の発熱する抵抗層
102bと良熱伝導性基板102aの一部は、不図示の
付勢手段によってヒーター支持体101の両端部からフ
ィルム103を介して加圧ローラ104に圧接されてい
る。
102bと良熱伝導性基板102aの一部は、不図示の
付勢手段によってヒーター支持体101の両端部からフ
ィルム103を介して加圧ローラ104に圧接されてい
る。
【0010】ところで、ヒーター102の温度制御は、
温度検知素子105の検知温度が一定となるように抵抗
層102bへの通電を制御することによってなされる。
尚、図2に示すように、ヒーター102には温度ヒュー
ズ106が背面に当接配置されており、該温度ヒューズ
102は温度制御回路の故障等によるヒーター102の
異常発熱の際に抵抗層102bへの通電を遮断する安全
装置として機能する。
温度検知素子105の検知温度が一定となるように抵抗
層102bへの通電を制御することによってなされる。
尚、図2に示すように、ヒーター102には温度ヒュー
ズ106が背面に当接配置されており、該温度ヒューズ
102は温度制御回路の故障等によるヒーター102の
異常発熱の際に抵抗層102bへの通電を遮断する安全
装置として機能する。
【0011】而して、画像の定着動作は、フィルム10
3を挟んでヒーター102と加圧ローラ104との圧接
で形成される定着ニップ部に記録材を通過させることに
より、記録材の顕画像担持体面をフィルム103を介し
てヒーター102で加熱して未定着トナー像に熱エネル
ギーを付与し、トナーを軟化・溶融させることによって
行われる。
3を挟んでヒーター102と加圧ローラ104との圧接
で形成される定着ニップ部に記録材を通過させることに
より、記録材の顕画像担持体面をフィルム103を介し
てヒーター102で加熱して未定着トナー像に熱エネル
ギーを付与し、トナーを軟化・溶融させることによって
行われる。
【0012】このようなフィルム加熱方式を採用する定
着装置には、低熱容量のヒーターを用いることができる
ため、従来の熱ローラ方式に比べてウェイトタイムの短
縮化(クイックスタート)が可能となる。
着装置には、低熱容量のヒーターを用いることができる
ため、従来の熱ローラ方式に比べてウェイトタイムの短
縮化(クイックスタート)が可能となる。
【0013】又、クイックスタートができることによ
り、非プリント動作時の予熱が必要なくなり、総合的な
意味での省電力化も図ることができる。
り、非プリント動作時の予熱が必要なくなり、総合的な
意味での省電力化も図ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フィルム加熱
方式を採用する従来の定着装置においては、温度制御回
路の故障等によるヒーター102の異常発熱の際に抵抗
層102bへの通電を遮断する安全装置として温度ヒュ
ーズ106をヒーター102の背面に当接させて配置し
ているため、ヒーター102の温度ヒューズ106当接
部において温度低下が生じ、ヒーター102の長手方向
において均一な温度分布が得られず、結果として温度ヒ
ューズ106の当接位置で定着不良が発生してしまうと
いう問題があった。
方式を採用する従来の定着装置においては、温度制御回
路の故障等によるヒーター102の異常発熱の際に抵抗
層102bへの通電を遮断する安全装置として温度ヒュ
ーズ106をヒーター102の背面に当接させて配置し
ているため、ヒーター102の温度ヒューズ106当接
部において温度低下が生じ、ヒーター102の長手方向
において均一な温度分布が得られず、結果として温度ヒ
ューズ106の当接位置で定着不良が発生してしまうと
いう問題があった。
【0015】上記問題を解決するための手段として、通
電により発熱するヒーター102の抵抗層102bの温
度ヒューズ106当接位置における抵抗値を高く設定
し、その部分の発熱量を上げて所望の定着性を確保する
方法等が採られてきた。
電により発熱するヒーター102の抵抗層102bの温
度ヒューズ106当接位置における抵抗値を高く設定
し、その部分の発熱量を上げて所望の定着性を確保する
方法等が採られてきた。
【0016】しかし、抵抗層102bの温度ヒューズ1
06当接位置における抵抗値を高くしてヒーター102
の長手方向において均一な温度分布を得るためのヒータ
ー102の製造は困難であり、微妙な抵抗値のずれが発
生するとともに、温度ヒューズ106の誤動作防止のた
めに該温度ヒューズ106を画像領域に設置しなければ
ならないため、温度ヒューズ106の当接位置において
定着不良又は温度ヒューズ106の当接位置における抵
抗値を高くし過ぎたために、その部分に画像のてかりが
発生するという問題があった。
06当接位置における抵抗値を高くしてヒーター102
の長手方向において均一な温度分布を得るためのヒータ
ー102の製造は困難であり、微妙な抵抗値のずれが発
生するとともに、温度ヒューズ106の誤動作防止のた
めに該温度ヒューズ106を画像領域に設置しなければ
ならないため、温度ヒューズ106の当接位置において
定着不良又は温度ヒューズ106の当接位置における抵
抗値を高くし過ぎたために、その部分に画像のてかりが
発生するという問題があった。
【0017】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、製造が容易で長手方向に均一
な温度分布を有するヒーターと、該ヒーターの過昇温防
止素子当接位置における定着不良又は画像のてかりの無
い良好な画像を得ることができる定着装置を提供するこ
とにある。
で、その目的とする処は、製造が容易で長手方向に均一
な温度分布を有するヒーターと、該ヒーターの過昇温防
止素子当接位置における定着不良又は画像のてかりの無
い良好な画像を得ることができる定着装置を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、通電によって発熱する抵抗
層を基板上に長手方向に沿って設けるとともに、同基板
上に過昇温防止素子を当接せしめて構成されるヒーター
において、前記基板をA1Nで構成するとともに、前記
過昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外に当接させたこ
とを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、通電によって発熱する抵抗
層を基板上に長手方向に沿って設けるとともに、同基板
上に過昇温防止素子を当接せしめて構成されるヒーター
において、前記基板をA1Nで構成するとともに、前記
過昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外に当接させたこ
とを特徴とする。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記抵抗層は長手方向に均一な発熱分布を
有するものとしたことを特徴とする。
明において、前記抵抗層は長手方向に均一な発熱分布を
有するものとしたことを特徴とする。
【0020】請求項3記載の発明は、通電によって発熱
する抵抗層を基板上に長手方向に沿って設けるととも
に、同基板上に過昇温防止素子を当接せしめて構成され
るヒーターと、該ヒーターと摺動して移動する定着フィ
ルムを有し、該定着フィルムを介して前記ヒーターから
の熱で未定着画像を加熱定着する定着装置において、前
記ヒーターの基板をA1Nで構成するとともに、前記過
昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外に当接させたこと
を特徴とする。
する抵抗層を基板上に長手方向に沿って設けるととも
に、同基板上に過昇温防止素子を当接せしめて構成され
るヒーターと、該ヒーターと摺動して移動する定着フィ
ルムを有し、該定着フィルムを介して前記ヒーターから
の熱で未定着画像を加熱定着する定着装置において、前
記ヒーターの基板をA1Nで構成するとともに、前記過
昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外に当接させたこと
を特徴とする。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記ヒーターの抵抗層は長手方向に均一な
発熱分布を有するものとしたことを特徴とする。
明において、前記ヒーターの抵抗層は長手方向に均一な
発熱分布を有するものとしたことを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明は、通電によって発熱
する抵抗層を基板上に長手方向に沿って設けるととも
に、同基板上に過昇温防止素子を当接せしめて構成され
るヒーターと、該ヒーターと摺動して移動する定着フィ
ルムを有し、該定着フィルムを介して前記ヒーターから
の熱で未定着画像を加熱定着する定着装置において、前
記ヒーターの基板をA1Nで構成するとともに、前記過
昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外であって、且つ、
ヒーターと前記定着フィルムを介して被加熱材とで形成
される定着ニップ領域外に当接させたことを特徴とす
る。
する抵抗層を基板上に長手方向に沿って設けるととも
に、同基板上に過昇温防止素子を当接せしめて構成され
るヒーターと、該ヒーターと摺動して移動する定着フィ
ルムを有し、該定着フィルムを介して前記ヒーターから
の熱で未定着画像を加熱定着する定着装置において、前
記ヒーターの基板をA1Nで構成するとともに、前記過
昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外であって、且つ、
ヒーターと前記定着フィルムを介して被加熱材とで形成
される定着ニップ領域外に当接させたことを特徴とす
る。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記ヒーターの抵抗層は長手方向に均一な
発熱分布を有するものとしたことを特徴とする。
明において、前記ヒーターの抵抗層は長手方向に均一な
発熱分布を有するものとしたことを特徴とする。
【0024】従って、請求項1又は2記載の発明によれ
ば、ヒーターの基板を構成するA1Nの熱伝導が高いた
め、従来のように抵抗層を絞る必要がなく、ヒーターを
容易に製造することができ、その生産性を高めることが
できる。
ば、ヒーターの基板を構成するA1Nの熱伝導が高いた
め、従来のように抵抗層を絞る必要がなく、ヒーターを
容易に製造することができ、その生産性を高めることが
できる。
【0025】又、請求項3〜6記載の発明によれば、定
着ニップ領域内に過昇温防止素子を設置しないため、過
昇温防止素子による熱吸収の影響は画像上では見られな
くなり、定着不良又は画像のてかりの無い良好な画像を
得ることができるとともに、温度制御回路の故障等によ
る抵抗層の異常発熱の際に過昇温防止素子を正常に作動
させて抵抗層への通電を遮断することができる。
着ニップ領域内に過昇温防止素子を設置しないため、過
昇温防止素子による熱吸収の影響は画像上では見られな
くなり、定着不良又は画像のてかりの無い良好な画像を
得ることができるとともに、温度制御回路の故障等によ
る抵抗層の異常発熱の際に過昇温防止素子を正常に作動
させて抵抗層への通電を遮断することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0027】<実施の形態1>先ず、本発明に係る定着
装置を備える画像形成装置の概略構成を図3に基づいて
説明する。
装置を備える画像形成装置の概略構成を図3に基づいて
説明する。
【0028】図3は画像形成装置の断面図であり、同図
において、1は潜像担持体としての感光ドラム1であ
り、該感光ドラム1は図示矢印A方向に回転し、帯電装
置2によって一様に帯電され、露光手段であるレーザー
光3により、その表面に静電潜像が形成される。この静
電潜像は、感光ドラム1に対して近接配置された現像装
置4においてトナー7を用いて現像され、トナー像とし
て可視化される。そして、可視化された感光ドラム1上
のトナー像は、転写ローラ6によって記録媒体である転
写材8に転写され、転写されないで感光ドラム1上に残
留する転写残トナーはクリーニングブレード9により掻
き取られて廃トナー容器11に収納され、クリーニング
された感光ドラム1は以上説明した作用を繰り返して画
像形成に供される。
において、1は潜像担持体としての感光ドラム1であ
り、該感光ドラム1は図示矢印A方向に回転し、帯電装
置2によって一様に帯電され、露光手段であるレーザー
光3により、その表面に静電潜像が形成される。この静
電潜像は、感光ドラム1に対して近接配置された現像装
置4においてトナー7を用いて現像され、トナー像とし
て可視化される。そして、可視化された感光ドラム1上
のトナー像は、転写ローラ6によって記録媒体である転
写材8に転写され、転写されないで感光ドラム1上に残
留する転写残トナーはクリーニングブレード9により掻
き取られて廃トナー容器11に収納され、クリーニング
された感光ドラム1は以上説明した作用を繰り返して画
像形成に供される。
【0029】一方、トナー像を転写された転写材8は本
発明に係る定着装置10によってトナー像の定着を受け
た後、装置外に排出され、ここに一連のプリント動作が
終了する。
発明に係る定着装置10によってトナー像の定着を受け
た後、装置外に排出され、ここに一連のプリント動作が
終了する。
【0030】ここで、本発明に係る定着装置10につい
て図1に基づいて更に説明する。
て図1に基づいて更に説明する。
【0031】図1に示す定着装置10において、101
はヒーター支持体であって、これはヒーター102を断
熱支持するとともに、定着フィルム103をガイドする
ものであり、ヒーター102は良熱伝導性基板102a
と、通電により発熱する抵抗層102bで構成されてい
る。又、104は加圧ローラであり、これは転写材8上
に担持されたトナー7を加圧定着するとともに、ヒータ
ー102の熱エネルギーを十分にトナー7に伝えるため
に転写材8を加圧するものであって、定着フィルム10
3の駆動ローラも兼ねている。
はヒーター支持体であって、これはヒーター102を断
熱支持するとともに、定着フィルム103をガイドする
ものであり、ヒーター102は良熱伝導性基板102a
と、通電により発熱する抵抗層102bで構成されてい
る。又、104は加圧ローラであり、これは転写材8上
に担持されたトナー7を加圧定着するとともに、ヒータ
ー102の熱エネルギーを十分にトナー7に伝えるため
に転写材8を加圧するものであって、定着フィルム10
3の駆動ローラも兼ねている。
【0032】そして、ヒーター102の発熱する抵抗層
102bと良熱伝導性基板102aの一部は、不図示の
付勢手段によってヒーター支持体101の両端部からフ
ィルム103を介して加圧ローラ104に圧接されてい
る。
102bと良熱伝導性基板102aの一部は、不図示の
付勢手段によってヒーター支持体101の両端部からフ
ィルム103を介して加圧ローラ104に圧接されてい
る。
【0033】尚、前記定着フィルム103は熱伝導性、
耐熱性及び離型性に優れたポリイミドフィルムにフッ素
樹脂をコートして構成されている。
耐熱性及び離型性に優れたポリイミドフィルムにフッ素
樹脂をコートして構成されている。
【0034】而して、転写材8上のトナー7は、加圧ロ
ーラ104と定着フィルム103の当接によって形成さ
れる定着ニップ領域を通過する際に、ヒーター102の
抵抗層102bで発生した熱エネルギーを定着フィルム
103を介して受け取り、その熱によって溶融して転写
材8の繊維間に侵入して定着される。尚、ヒーター10
2の暴走時には図2に示す温度ヒューズ106が作動
し、該ヒーター102への通電が遮断されるようになっ
ている。
ーラ104と定着フィルム103の当接によって形成さ
れる定着ニップ領域を通過する際に、ヒーター102の
抵抗層102bで発生した熱エネルギーを定着フィルム
103を介して受け取り、その熱によって溶融して転写
材8の繊維間に侵入して定着される。尚、ヒーター10
2の暴走時には図2に示す温度ヒューズ106が作動
し、該ヒーター102への通電が遮断されるようになっ
ている。
【0035】図4は本実施の形態に係るヒーター102
の表裏面図である。
の表裏面図である。
【0036】本実施の形態に係るヒーター102は、良
熱伝導性基板102aと、通電により発熱する抵抗層1
02aで構成されており、電極102c,102dと抵
抗層102bは銀とパラジウム等の金属をガラスペース
トに混ぜて印刷後、あよそ800℃で焼成される。電極
102c,102dに電圧が印加されると、抵抗層10
2bが発熱する。そして、ヒーター102の良熱伝導性
基板102aには、高熱伝導性、低熱膨張率、高強度、
且つ、軽量であるA1N(表1に諸特性を示す)をを使
用し、温度ヒューズ106にElmwoodSensors社TCO P
art NumberD213を用い、温度ヒューズ106を最小
紙サイズ通紙域外であって、且つ、抵抗層102bの存
在する部分の裏面でヒーター102に加圧接触させた。
本実施の形態においては、温度ヒューズ106をヒータ
ー102長手方向端部より5cm間隔をおいて設置し
た。尚、抵抗層102bとしては、その発熱分布が長手
方向に沿って均一なものを使用し、温調温度は最高温調
温度で165℃、最低温調温度で135℃とした。
熱伝導性基板102aと、通電により発熱する抵抗層1
02aで構成されており、電極102c,102dと抵
抗層102bは銀とパラジウム等の金属をガラスペース
トに混ぜて印刷後、あよそ800℃で焼成される。電極
102c,102dに電圧が印加されると、抵抗層10
2bが発熱する。そして、ヒーター102の良熱伝導性
基板102aには、高熱伝導性、低熱膨張率、高強度、
且つ、軽量であるA1N(表1に諸特性を示す)をを使
用し、温度ヒューズ106にElmwoodSensors社TCO P
art NumberD213を用い、温度ヒューズ106を最小
紙サイズ通紙域外であって、且つ、抵抗層102bの存
在する部分の裏面でヒーター102に加圧接触させた。
本実施の形態においては、温度ヒューズ106をヒータ
ー102長手方向端部より5cm間隔をおいて設置し
た。尚、抵抗層102bとしては、その発熱分布が長手
方向に沿って均一なものを使用し、温調温度は最高温調
温度で165℃、最低温調温度で135℃とした。
【0037】
【表1】 従来のアルミナ(Al2 O3 )基板では温度ヒューズ1
06と温度検知素子(サーミスタ)105により必要と
される幅が決まり、最小通紙サイズが決定していたが、
上記のような構成にすることによって紙サイズの最小限
界が無くなり、今まで発生していたヒーター102の温
度ヒューズ106当接部における抵抗層102bの微妙
な抵抗値設定により生じていた画像上での定着不良或は
てかり等の問題も解消され、良好な画像を得ることがで
きた。
06と温度検知素子(サーミスタ)105により必要と
される幅が決まり、最小通紙サイズが決定していたが、
上記のような構成にすることによって紙サイズの最小限
界が無くなり、今まで発生していたヒーター102の温
度ヒューズ106当接部における抵抗層102bの微妙
な抵抗値設定により生じていた画像上での定着不良或は
てかり等の問題も解消され、良好な画像を得ることがで
きた。
【0038】又、通常の連続プリントの際に、従来使用
していたアルミナ基板において、温度ヒューズ106を
最小紙サイズ通紙域外で、且つ、抵抗層102bの存在
する部分の裏面でヒーター102に加圧接触させた場合
に発生していた非通紙部昇温による温度ヒューズ106
の誤動作の問題も、セラミック基板として熱伝導性に優
れるA1Nを使用しているため発生しなかった。
していたアルミナ基板において、温度ヒューズ106を
最小紙サイズ通紙域外で、且つ、抵抗層102bの存在
する部分の裏面でヒーター102に加圧接触させた場合
に発生していた非通紙部昇温による温度ヒューズ106
の誤動作の問題も、セラミック基板として熱伝導性に優
れるA1Nを使用しているため発生しなかった。
【0039】次に、ヒーター102の暴走時における温
度ヒューズ106を設けない場合の通紙域のヒーター1
02裏面の温度と、最小紙サイズ通紙域外で、且つ、抵
抗層102bの存在する部分の裏面でヒーター102に
温度ヒューズ106を加圧接触させた場合の温度ヒュー
ズ106表面の温度を熱電対を用いて測定しながらヒー
ター102の暴走試験を行ったところ、図5に示すよう
に通紙域のヒーター102裏面の温度は5秒で350℃
に達しているのに対し、最小紙サイズ通紙域外で、且
つ、抵抗層102bの存在する部分の裏面でヒーター1
02に加圧接触させた場合の温度ヒューズ106の表面
温度は4秒で250℃に達しており、実際、温度ヒュー
ズ106は約4秒で作動して通電を遮断した。
度ヒューズ106を設けない場合の通紙域のヒーター1
02裏面の温度と、最小紙サイズ通紙域外で、且つ、抵
抗層102bの存在する部分の裏面でヒーター102に
温度ヒューズ106を加圧接触させた場合の温度ヒュー
ズ106表面の温度を熱電対を用いて測定しながらヒー
ター102の暴走試験を行ったところ、図5に示すよう
に通紙域のヒーター102裏面の温度は5秒で350℃
に達しているのに対し、最小紙サイズ通紙域外で、且
つ、抵抗層102bの存在する部分の裏面でヒーター1
02に加圧接触させた場合の温度ヒューズ106の表面
温度は4秒で250℃に達しており、実際、温度ヒュー
ズ106は約4秒で作動して通電を遮断した。
【0040】このようにして、温度ヒューズ106当接
部において画像のてかり、定着不良が発生するという問
題を最小紙サイズにおいて防止し、定着性に優れた光沢
ムラの無い良好な画像を得ることができ、温度制御回路
の故障等によるヒーター102の異常発熱の際に抵抗層
102bへの通電を遮断する安全装置として機能する温
度ヒューズ106も正常に作動する定着装置を提供する
ことができた。
部において画像のてかり、定着不良が発生するという問
題を最小紙サイズにおいて防止し、定着性に優れた光沢
ムラの無い良好な画像を得ることができ、温度制御回路
の故障等によるヒーター102の異常発熱の際に抵抗層
102bへの通電を遮断する安全装置として機能する温
度ヒューズ106も正常に作動する定着装置を提供する
ことができた。
【0041】又、従来のアルミナを基板に用いたヒータ
ーでは、温度ヒューズによる熱容量差を補正するために
抵抗層を絞っていたが、本実施の形態では基板102a
を構成するA1Nの熱伝導が高いため、温度ヒューズ1
06の接触部周辺から熱が供給される、従って、抵抗層
102bを絞る必要がない。これにより、従来では絞り
部の抵抗値の制御が困難で、ヒーターの生産性を悪くし
ていたが、本発明ではそれが改善され、ヒーター102
の生産性を高めることができた。
ーでは、温度ヒューズによる熱容量差を補正するために
抵抗層を絞っていたが、本実施の形態では基板102a
を構成するA1Nの熱伝導が高いため、温度ヒューズ1
06の接触部周辺から熱が供給される、従って、抵抗層
102bを絞る必要がない。これにより、従来では絞り
部の抵抗値の制御が困難で、ヒーターの生産性を悪くし
ていたが、本発明ではそれが改善され、ヒーター102
の生産性を高めることができた。
【0042】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を添付図面に基づいて説明する。
態2を添付図面に基づいて説明する。
【0043】実施の形態1によれば、従来の温度ヒュー
ズ106部における画像の定着不良や光沢ムラ等の問題
点は改善されるが、これは温度ヒューズ106を含まな
い通紙域においてのみであり、又、非通紙部昇温の問題
により温度ヒューズ106の定格を大にしなければなら
ない等の問題点があった(図6参照)。
ズ106部における画像の定着不良や光沢ムラ等の問題
点は改善されるが、これは温度ヒューズ106を含まな
い通紙域においてのみであり、又、非通紙部昇温の問題
により温度ヒューズ106の定格を大にしなければなら
ない等の問題点があった(図6参照)。
【0044】そこで、本実施の形態では、上記問題を改
善するために、図7に示すように、温度ヒューズ106
にElmwoodSensors社TCO Part NumberD181を用
い、該温度ヒューズ106を非通紙域外で、且つ、抵抗
層102bの存在しない裏面でヒーター102に加圧接
触させた。尚、その他の使用部材、構成は実施の形態1
と同様とである。
善するために、図7に示すように、温度ヒューズ106
にElmwoodSensors社TCO Part NumberD181を用
い、該温度ヒューズ106を非通紙域外で、且つ、抵抗
層102bの存在しない裏面でヒーター102に加圧接
触させた。尚、その他の使用部材、構成は実施の形態1
と同様とである。
【0045】上述のように温度ヒューズ106を通紙域
で、且つ、抵抗層102bの存在しない裏面でヒーター
102に加圧接触させた構成にすることによって、全て
の紙サイズにおいて実施の形態1よりも定着性に優れ、
光沢ムラの無い良好な画像を得ることができた。
で、且つ、抵抗層102bの存在しない裏面でヒーター
102に加圧接触させた構成にすることによって、全て
の紙サイズにおいて実施の形態1よりも定着性に優れ、
光沢ムラの無い良好な画像を得ることができた。
【0046】又、ヒーター102のセラミック基板10
2aの材質として熱伝導性に優れたA1Nを使用してい
るため、温度制御回路の故障等によるヒーター102の
異常発熱の際に抵抗層102bへの通電を遮断する安全
装置として機能する温度ヒューズ106は正常に作動し
た。これはヒーター102の暴走時における実施の形態
1と同様の実験を行い、非通紙域で、且つ、抵抗層10
2bの存在しない裏面でヒーター102に加圧接触させ
た温度ヒューズ106を用いたところ、図8に示すよう
に通紙域のヒーター102裏面の温度は5秒で350℃
に達しているのに対し、非通紙域外で、且つ、抵抗層1
02bの存在しないヒーター102の裏面に加圧接触さ
せた温度ヒューズ106表面の温度は4秒で200℃に
達しており、実際、温度ヒューズ106は約4秒で作動
して通電を遮断したことによる。
2aの材質として熱伝導性に優れたA1Nを使用してい
るため、温度制御回路の故障等によるヒーター102の
異常発熱の際に抵抗層102bへの通電を遮断する安全
装置として機能する温度ヒューズ106は正常に作動し
た。これはヒーター102の暴走時における実施の形態
1と同様の実験を行い、非通紙域で、且つ、抵抗層10
2bの存在しない裏面でヒーター102に加圧接触させ
た温度ヒューズ106を用いたところ、図8に示すよう
に通紙域のヒーター102裏面の温度は5秒で350℃
に達しているのに対し、非通紙域外で、且つ、抵抗層1
02bの存在しないヒーター102の裏面に加圧接触さ
せた温度ヒューズ106表面の温度は4秒で200℃に
達しており、実際、温度ヒューズ106は約4秒で作動
して通電を遮断したことによる。
【0047】しかしながら、従来のように、基板102
aとしてアルミナ基板を用いて温度ヒューズ106の位
置を本実施の形態のように配置した場合、定着性に優
れ、光沢ムラの無い良好な画像を得ることはできるが、
前記と同様の暴走試験をした結果、図9に示すように通
紙域のヒーター102裏面の温度は約11秒で350℃
に達しているのに対し、温度ヒューズ106表面の温度
は200℃に達するのに約18秒も掛っており、結果と
しては定着装置より発煙、発火が起こってしまった。こ
れは、基板102aに熱伝導性の高いA1Nを用いたた
めに、非通紙域の抵抗層102bの存在しない領域に温
度ヒューズ106を設置しても、該温度ヒューズ106
はヒーター102の暴走時においては正常に作動して通
電を遮断したためである。
aとしてアルミナ基板を用いて温度ヒューズ106の位
置を本実施の形態のように配置した場合、定着性に優
れ、光沢ムラの無い良好な画像を得ることはできるが、
前記と同様の暴走試験をした結果、図9に示すように通
紙域のヒーター102裏面の温度は約11秒で350℃
に達しているのに対し、温度ヒューズ106表面の温度
は200℃に達するのに約18秒も掛っており、結果と
しては定着装置より発煙、発火が起こってしまった。こ
れは、基板102aに熱伝導性の高いA1Nを用いたた
めに、非通紙域の抵抗層102bの存在しない領域に温
度ヒューズ106を設置しても、該温度ヒューズ106
はヒーター102の暴走時においては正常に作動して通
電を遮断したためである。
【0048】このようにして、全通紙サイズにおいて画
像のてかりが発生するという問題を解消し、定着性に優
れ、光沢ムラの無い良好な画像を得ることができ、温度
制御回路の故障等によるヒーター102の異常発熱の際
に抵抗層102bへの通電を遮断する安全装置としての
温度ヒューズ106も正常に作動する定着装置を提供す
ることができ、非通紙域で、且つ、抵抗層102bの存
在しない裏面でヒーター102に加圧接触させたことに
よって非通紙部昇温の影響を受けないで済むため、温度
ヒューズ106の定格をも下げることが可能になった。
像のてかりが発生するという問題を解消し、定着性に優
れ、光沢ムラの無い良好な画像を得ることができ、温度
制御回路の故障等によるヒーター102の異常発熱の際
に抵抗層102bへの通電を遮断する安全装置としての
温度ヒューズ106も正常に作動する定着装置を提供す
ることができ、非通紙域で、且つ、抵抗層102bの存
在しない裏面でヒーター102に加圧接触させたことに
よって非通紙部昇温の影響を受けないで済むため、温度
ヒューズ106の定格をも下げることが可能になった。
【0049】又、従来のアルミナを基板に用いたヒータ
ーでは、温度ヒューズによる熱容量差を補正するために
抵抗層を絞っていたが、本実施の形態ではA1Nの熱伝
導が高いため、温度ヒューズ106の接触部周辺から熱
が供給され、従って、抵抗層102bを絞る必要が無
い。これにより、従来では絞り部の抵抗値の制御が困難
であるためにヒーターの生産性が低かったが、本発明で
はそれが改善され、ヒーター102の生産性を高めるこ
とができた。
ーでは、温度ヒューズによる熱容量差を補正するために
抵抗層を絞っていたが、本実施の形態ではA1Nの熱伝
導が高いため、温度ヒューズ106の接触部周辺から熱
が供給され、従って、抵抗層102bを絞る必要が無
い。これにより、従来では絞り部の抵抗値の制御が困難
であるためにヒーターの生産性が低かったが、本発明で
はそれが改善され、ヒーター102の生産性を高めるこ
とができた。
【0050】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図10乃至図12に基づいて説明する。
態3を図10乃至図12に基づいて説明する。
【0051】図10は本発明の実施の形態3に係るヒー
ター主要部の表裏面図、図11及び図12は通紙域ヒー
ター裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す
図である。
ター主要部の表裏面図、図11及び図12は通紙域ヒー
ター裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す
図である。
【0052】本実施の形態は、温度ヒューズ106を、
通紙域内であって、加圧ローラ104とヒーター102
とで形成されるニップ領域の定着フィルム103の回転
方向下流側端から周方向に3mmずらして配置したこと
を特徴とする。その他、用いた各部材、構成等は実施の
形態2と同様である。
通紙域内であって、加圧ローラ104とヒーター102
とで形成されるニップ領域の定着フィルム103の回転
方向下流側端から周方向に3mmずらして配置したこと
を特徴とする。その他、用いた各部材、構成等は実施の
形態2と同様である。
【0053】而して、本実施の形態によれば、実施の形
態2と同様の効果が得られ、今まで発生していた画像の
てかりが発生するという問題を解消することができ、定
着性に優れ、光沢ムラの無い良好な画像を得ることがで
きた。
態2と同様の効果が得られ、今まで発生していた画像の
てかりが発生するという問題を解消することができ、定
着性に優れ、光沢ムラの無い良好な画像を得ることがで
きた。
【0054】次に、ヒーター102の暴走時における実
施の形態1と同様の実験を、通紙域内で、フィルム10
3を介して加圧ローラ104とヒーター102とで形成
されるニップ領域の定着フィルム103の回転方向下流
側端から周方向に3mmずらしてヒーター102の裏面
に配置して加圧接触させた温度ヒューズ106を用いて
行ったところ、図11に示すように通紙域のヒーター1
02裏面の温度は同様に5秒で350℃に達しているの
に対し、通紙域内で定着フィルム103を介して加圧ロ
ーラ104とヒーター102とで形成されるニップ領域
の定着フィルム103の回転方向下流側端から周方向に
3mmずらしてヒーター102の裏面に温度ヒューズ1
06を配置して加圧接触させた場合の該温度ヒューズ1
06の表面の温度は約3.5秒で200℃に達してお
り、実際、温度ヒューズ106は約3.5秒で作動して
通電を遮断した。
施の形態1と同様の実験を、通紙域内で、フィルム10
3を介して加圧ローラ104とヒーター102とで形成
されるニップ領域の定着フィルム103の回転方向下流
側端から周方向に3mmずらしてヒーター102の裏面
に配置して加圧接触させた温度ヒューズ106を用いて
行ったところ、図11に示すように通紙域のヒーター1
02裏面の温度は同様に5秒で350℃に達しているの
に対し、通紙域内で定着フィルム103を介して加圧ロ
ーラ104とヒーター102とで形成されるニップ領域
の定着フィルム103の回転方向下流側端から周方向に
3mmずらしてヒーター102の裏面に温度ヒューズ1
06を配置して加圧接触させた場合の該温度ヒューズ1
06の表面の温度は約3.5秒で200℃に達してお
り、実際、温度ヒューズ106は約3.5秒で作動して
通電を遮断した。
【0055】しかしながら、従来のように、アルミナ基
板を用いて温度ヒューズ106の位置を本実施の形態の
ように配置した場合、定着性に優れ、光沢ムラの無い良
好な画像を得ることはできるが、前記と同様の暴走試験
を行った結果、図12に示すように通紙域のヒーター1
02裏面の温度は、実施の形態2と同様に、約11秒で
350℃に達しているのに対し、温度ヒューズ106表
面の温度は200℃に達するのに約15秒掛っており、
結果としては定着装置より発煙、発火が起こってしまっ
た。これは、基板102aに熱伝導性の高いA1Nを用
いたために、非通紙域の抵抗層102bの存在しない領
域に温度ヒューズ106を設置しても、ヒーター102
の暴走時においては温度ヒューズ106が正常に作動し
て通電を遮断したためである。尚、図12より明らかな
ように、本実施の形態の構成は実施の形態1,2の構成
よりも応答性に優れているため、より好ましい。
板を用いて温度ヒューズ106の位置を本実施の形態の
ように配置した場合、定着性に優れ、光沢ムラの無い良
好な画像を得ることはできるが、前記と同様の暴走試験
を行った結果、図12に示すように通紙域のヒーター1
02裏面の温度は、実施の形態2と同様に、約11秒で
350℃に達しているのに対し、温度ヒューズ106表
面の温度は200℃に達するのに約15秒掛っており、
結果としては定着装置より発煙、発火が起こってしまっ
た。これは、基板102aに熱伝導性の高いA1Nを用
いたために、非通紙域の抵抗層102bの存在しない領
域に温度ヒューズ106を設置しても、ヒーター102
の暴走時においては温度ヒューズ106が正常に作動し
て通電を遮断したためである。尚、図12より明らかな
ように、本実施の形態の構成は実施の形態1,2の構成
よりも応答性に優れているため、より好ましい。
【0056】又、従来のアルミナを基板に用いたヒータ
ーでは、温度ヒューズによる熱容量差を補正するために
抵抗層を絞っていたが、本実施の形態ではA1Nの熱伝
導が高いため、温度ヒューズ接触部周辺から熱が供給さ
れ、従って、抵抗層を絞る必要は無く、これにより、従
来では絞り部の抵抗値の制御が困難なためにヒーターの
生産性が低下していたが、本発明ではそれが改善され、
ヒーター102の生産性を高めることができた。
ーでは、温度ヒューズによる熱容量差を補正するために
抵抗層を絞っていたが、本実施の形態ではA1Nの熱伝
導が高いため、温度ヒューズ接触部周辺から熱が供給さ
れ、従って、抵抗層を絞る必要は無く、これにより、従
来では絞り部の抵抗値の制御が困難なためにヒーターの
生産性が低下していたが、本発明ではそれが改善され、
ヒーター102の生産性を高めることができた。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
又は2記載の発明によれば、ヒーターの基板を構成する
A1Nの熱伝導が高いため、従来のように抵抗層を絞る
必要がなく、ヒーターを容易に製造することができ、そ
の生産性を高めることができるという効果が得られる。
又は2記載の発明によれば、ヒーターの基板を構成する
A1Nの熱伝導が高いため、従来のように抵抗層を絞る
必要がなく、ヒーターを容易に製造することができ、そ
の生産性を高めることができるという効果が得られる。
【0058】又、請求項3〜6記載の発明によれば、定
着ニップ領域内に過昇温防止素子を設置しないため、過
昇温防止素子による熱吸収の影響は画像上では見られな
くなり、定着不良又は画像のてかりの無い良好な画像を
得ることができるとともに、温度制御回路の故障等によ
る抵抗層の異常発熱の際に過昇温防止素子を正常に作動
させて抵抗層への通電を遮断することができるという効
果が得られる。
着ニップ領域内に過昇温防止素子を設置しないため、過
昇温防止素子による熱吸収の影響は画像上では見られな
くなり、定着不良又は画像のてかりの無い良好な画像を
得ることができるとともに、温度制御回路の故障等によ
る抵抗層の異常発熱の際に過昇温防止素子を正常に作動
させて抵抗層への通電を遮断することができるという効
果が得られる。
【図1】本発明に係る定着装置の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るヒーターの斜視図
である。
である。
【図3】本発明に係る定着装置を備える画像形成装置の
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るヒーターの表裏面
図である。
図である。
【図5】本発明の実施の形態1における通紙域ヒーター
裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図で
ある。
裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図で
ある。
【図6】最小紙通紙時における非通紙部のヒーター長手
方向の昇温分布を示す図である。
方向の昇温分布を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係るヒーターの表裏面
図である。
図である。
【図8】本発明の実施の形態2における通紙域ヒーター
裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図で
ある。
裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態2における通紙域ヒーター
裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図で
ある。
裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図で
ある。
【図10】本発明の実施の形態3に係るヒーター主要部
の表裏面図である。
の表裏面図である。
【図11】本発明の実施の形態3における通紙域ヒータ
ー裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図
である。
ー裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図
である。
【図12】本発明の実施の形態3における通紙域ヒータ
ー裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図
である。
ー裏面温度と温度ヒューズ表面温度の経時変化を示す図
である。
10 定着装置 102 ヒーター 102a 基板 102b 抵抗層 103 定着フィルム 106 温度ヒューズ(過昇温防止素子)
Claims (6)
- 【請求項1】 通電によって発熱する抵抗層を基板上に
長手方向に沿って設けるとともに、同基板上に過昇温防
止素子を当接せしめて構成されるヒーターにおいて、 前記基板をA1Nで構成するとともに、前記過昇温防止
素子を基板の最小紙通紙域外に当接させたことを特徴と
するヒーター。 - 【請求項2】 前記抵抗層は長手方向に均一な発熱分布
を有することを特徴とする請求項1記載のヒーター。 - 【請求項3】 通電によって発熱する抵抗層を基板上に
長手方向に沿って設けるとともに、同基板上に過昇温防
止素子を当接せしめて構成されるヒーターと、該ヒータ
ーと摺動して移動する定着フィルムを有し、該定着フィ
ルムを介して前記ヒーターからの熱で未定着画像を加熱
定着する定着装置において、 前記ヒーターの基板をA1Nで構成するとともに、前記
過昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外に当接させたこ
とを特徴とする定着装置。 - 【請求項4】 前記ヒーターの抵抗層は長手方向に均一
な発熱分布を有することを特徴とする請求項3記載の定
着装置。 - 【請求項5】 通電によって発熱する抵抗層を基板上に
長手方向に沿って設けるとともに、同基板上に過昇温防
止素子を当接せしめて構成されるヒーターと、該ヒータ
ーと摺動して移動する定着フィルムを有し、該定着フィ
ルムを介して前記ヒーターからの熱で未定着画像を加熱
定着する定着装置において、 前記ヒーターの基板をA1Nで構成するとともに、前記
過昇温防止素子を基板の最小紙通紙域外であって、且
つ、ヒーターと前記定着フィルムを介して被加熱材とで
形成される定着ニップ領域外に当接させたことを特徴と
する定着装置。 - 【請求項6】 前記ヒーターの抵抗層は長手方向に均一
な発熱分布を有することを特徴とする請求項5記載の定
着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649496A JPH09197849A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ヒーター及び定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649496A JPH09197849A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ヒーター及び定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09197849A true JPH09197849A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11640024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP649496A Pending JPH09197849A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ヒーター及び定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09197849A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015114590A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP649496A patent/JPH09197849A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015114590A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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