JPH09198704A - 光ヘッド装置のレンズ切替機構 - Google Patents

光ヘッド装置のレンズ切替機構

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JPH09198704A
JPH09198704A JP8003053A JP305396A JPH09198704A JP H09198704 A JPH09198704 A JP H09198704A JP 8003053 A JP8003053 A JP 8003053A JP 305396 A JP305396 A JP 305396A JP H09198704 A JPH09198704 A JP H09198704A
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JP
Japan
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optical head
objective lens
optical
reflecting mirror
light source
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JP8003053A
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English (en)
Inventor
Mineharu Uchiyama
峰春 内山
Motoharu Fukuda
元治 福田
Yasuo Kokubu
保夫 国分
Hideaki Karahara
英彰 唐原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、複数の対物レンズを切り替える際
に、可動部に対する悪影響を起こすことなく、高密度な
情報の記録または再生に好適し、さらに磁石の点数を少
なくして低コスト化及び小型軽量化を図り得る光ヘッド
装置のレンズ切替機構を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】光ヘッド本体23上に配置され、複数種類
の光ディスクにそれぞれ対応した複数の対物レンズ26
a,26bを支持する対物レンズ支持体26と、対物レ
ンズ支持体26を、光ディスクのフォーカス方向及びト
ラッキング方向の少なくとも一方向に駆動させる駆動手
段27a,27b,28a,28bと、光ヘッド本体2
3に内蔵された光源30と、光源30から照射されたレ
ーザ光を対物レンズ25a,25bに導く反射鏡31
と、反射鏡31を、所望の対物レンズに対応させるよう
に、所定の方向に移動させる移動手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に複数種類の
光ディスクに応じて複数の対物レンズを切り替えるため
の光ヘッド装置のレンズ切替機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば追記型光ディスク
ドライブ装置のように、光ディスクを記録媒体として、
情報の記録や再生を行なうシステムにあっては、光ディ
スクに対してレーザ光を照射するための光ヘッド装置が
備えられている。この光ヘッド装置は、回転駆動される
光ディスクの信号記録面に対向して配置されるもので、
光ディスクに対してレーザ光を照射することで情報の記
録を行なったり、光ディスクからの反射光を受けて情報
の読み取りを行なっている。
【0003】ここで、近時の光ヘッド装置においては、
光ディスクに対する記録再生時に、記録密度の異なる光
ディスクに応じて、例えば複数の対物レンズを切り替え
る機能を有した光ヘッド装置が開発されている。
【0004】図11は、このような記録密度の異なる光
ディスクに対応して複数の対物レンズを切り替える機能
を備えた従来の光ヘッド装置を示している。図11にお
いて、図中符号11は光ヘッド本体である。この光ヘッ
ド本体11は、その図中上面に略円盤状に形成された板
体12を設けている。この板体12には、その周縁部か
ら略直角に延出されたマグネットホルダ12a,12b
に磁石13a,14a及び磁石13b,14bが取着さ
れている。そして、これら磁石13a,13b及び磁石
14a,14bの間に、可動部である略円筒状の保持体
15が配置されている。この保持体15には、図示しな
い光ディスクに対してレーザ光の照射及び受光を行なう
ための対物レンズ15a,15bが露出されている。
【0005】また、保持体15には、その周側面に、そ
れぞれフォーカスアクチュエータコイル16a,16b
とトラッキングアクチュエータコイル17a,17bと
が設置されている。さらに、保持体15には、その上面
に、図示しない駆動装置からフォーカスアクチュエータ
コイル16a,16b及びトラッキングアクチュエータ
コイル17a,17bへ駆動電流を与えるためのフレキ
18が取着されている。これらフォーカスアクチュエー
タコイル16a,16b及びトラッキングアクチュエー
タコイル17a,17bは、それぞれ磁石13a,13
bと磁石14a,14bとが形成する磁路中に介在され
る。
【0006】このため、フォーカスアクチュエータコイ
ル16a,16b及びトラッキングアクチュエータコイ
ル17a,17bにフレキ18を介して通電を行なうこ
とにより、保持体15を光ディスクの信号記録面と直角
をなす方向であるフォーカス方向(図中では矢印F1−
F2で示す方向)及び光ディスクの半径方向であるトラ
ッキング方向(図中では矢印T1−T2で示す方向)に
移動させることができる。
【0007】ここで、保持体15は、その略中央が軸支
持子19によって光ヘッド本体11上に取り付けられる
ことにより、フォーカス方向及びトラッキング方向に移
動自在に支持されている。
【0008】図12は、図11に示した光ヘッド装置を
各構成部品に分解した状態を示している。すなわち、上
記光ヘッド本体11は、その内部に半導体レーザ素子等
から構成される光源20及び反射鏡21等を収容してい
る。そして、光ヘッド本体11は、その上面に上記板体
12を配置することとなる。
【0009】このとき、上記板体12には、その周縁部
からマグネットホルダ12a,12bが互いに対向する
ように略直角に延出されている。そして、このマグネッ
トホルダ12a,12bに、磁石13a,14a及び1
3b,14bがそれぞれ取着されている。また、板体1
2には、その略中央部に軸支持子19が上方に突設され
ており、この軸支持子19の近傍に、上記光源20から
発生されたレーザ光を通過させる透孔12cが開設され
ている。そして、マグネットホルダ12a,12bに取
着された磁石13a,14a及び13b,14bの間
に、上記保持体15が配置されることとなる。この状態
では、保持体15は、その接合孔15cが軸支持子19
に嵌着されている。
【0010】このとき、保持体15には、その周側面
に、それぞれフォーカスアクチュエータコイル16a,
16b(図中では、フォーカスアクチュエータコイル1
6aのみ図示)と、それぞれが一対のトラッキングアク
チュエータコイル17a,17a及び17b,17bが
取着されている。そして、保持体15が上記軸支持子1
9を介して板体12に支持された状態で、フォーカスア
クチュエータコイル16a,16b及びトラッキングア
クチュエータコイル17a,17bが、それぞれ磁石1
3a,13bと磁石14a,14bとが形成する磁路中
に介在されることになる。
【0011】また、上記フォーカスアクチュエータコイ
ル16a,16b及びトラッキングアクチュエータコイ
ル17a,17bには、磁性片22a,22bがそれぞ
れ取着されている。これら磁性片22a,22bは、保
持体15のフォーカス方向(図中では矢印F1−F2で
示す方向)に対する磁気浮上及びトラッキング方向(図
中では矢印T1−T2で示す方向)に対する中立保持を
行なうものである。
【0012】また、上記保持体15は、その上面にフレ
キ18を取着している。すなわち、保持体15は、光デ
ィスクの記録密度を図示しない検出装置で検出された場
合、この検出結果に対応した駆動電流がフレキ18を介
してフォーカスアクチュエータコイル16a,16b及
びトラッキングアクチュエータコイル17a,17bに
与えられることにより、トラッキング方向へ回動されて
対物レンズ15a,15bを選択的に切り替えている。
【0013】一方、図13は、対物レンズ15aのモー
ドの場合のレーザ光の照射の様子を示している。このと
き、フォーカスアクチュエータコイル16a,16b及
びトラッキングアクチュエータコイル17a,17b
は、磁石13a,13bにそれぞれ対向している。すな
わち、光源20から照射されたレーザ光は、光ディスク
の信号記録面に平行な方向つまり図中矢印Aで示す方向
に進んで光ヘッド本体11に内蔵された図示しない光学
部品を通過した後、反射鏡21によって直角つまり図中
矢印Bで示す方向に反射され、対物レンズ15aを介し
て光ディスクに照射される。すなわち、レーザ光は、光
路C,Dをそれぞれ経由することになる。また、光ディ
スクへ照射されたレーザ光は、光ディスクの信号記録面
に当たって反射され、上記と逆の経路をたどって光ヘッ
ド本体11に内蔵された図示しない光検出器に受光され
る。
【0014】また、図14は、対物レンズ15bのモー
ドの場合のレーザ光の照射の様子を示している。このと
き、フォーカスアクチュエータコイル16a,16b及
びトラッキングアクチュエータコイル17a,17b
は、磁石14a,14bにそれぞれ対向している。すな
わち、上記図13と同様、光源20から照射されたレー
ザ光は、光ディスクの信号記録面に平行な方向つまり図
中矢印Aで示す方向に進んで光学部品を通過した後、反
射鏡21によって直角つまり図中矢印Bで示す方向に反
射され、対物レンズ15bを介して光ディスクに照射さ
れる。また、光ディスクへ照射されたレーザ光は、光デ
ィスクの信号記録面に当たって反射され、上記と逆の経
路をたどって光検出器に受光される。
【0015】ところで、上記のような構成となされた光
ヘッド装置のレンズ切替機構では、対物レンズ15a,
15bの切り替えを行なう場合に、保持体15をトラッ
キング方向(図12中では矢印T1−T2で示す方向)
に回動させ、磁性片22a,22bの磁気的作用によ
り、対物レンズ15a,15bのいずれかの光軸と光源
20から発生されたレーザ光の光路Dとを一致させるよ
うにしている。このため、磁石13a,13b,14
a,14bに着磁誤差が生じると、対物レンズ15a,
15bのいずれかの軸と光源20から発生されたレーザ
光の光路Dとにずれが生じることになる。また、保持体
15が軸支持子19に対して大きく回転するため、軸支
持子19とホルダ15の接合孔15cとのクリアランス
により、対物レンズ15a,15bの軸が光ディスクの
信号記録面に対して傾くという問題が生じている。これ
らの問題は、光学的な収差を生じるため、特に高密度な
情報の記録または再生に適さなくなる。
【0016】また、保持体15には、対物レンズ15
a,15bを切り替える際に、フレキ18が引っ張られ
ることにより、回転が停止されてもフレキ18の張引力
により残留振動が残るという不都合が生じる。さらに、
上記光ヘッド装置は、対物レンズ15a,15bの切り
替えに、磁石13a,13b及び磁石14a,14bを
選択して使用するため、磁石のコストが増加し、さら
に、多数の対物レンズを用いた場合に、多数の磁石を用
意しなければならないため、その分だけ大型化及び大重
量化を招くことになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
光ヘッド装置の切替機構では、磁石の着磁誤差及び軸支
持子とホルダの接合孔とのクリアランスにより、対物レ
ンズの軸と光源から照射されたレーザ光の光路とのずれ
及び光ディスクの信号記録面に対する対物レンズの軸の
傾きがあるという問題を有している。また、対物レンズ
を切り替える際に、フレキが引っ張られることにより、
保持体の回転が停止されてもフレキの張引力により保持
体に残留振動が残るという不都合を有している。さら
に、複数の対物レンズを切り替える際に、複数の磁石を
選択して使用するため、磁石のコストが増加し、大型化
及び大重量化を招くことになる。
【0018】この発明の目的は、複数の対物レンズを切
り替える際に、可動部に対する悪影響を起こすことな
く、高密度な情報の記録または再生に好適し、さらに磁
石の点数を少なくして低コスト化及び小型軽量化を図り
得る光ヘッド装置のレンズ切替機構を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ヘッド
装置のレンズ切替機構は、光ヘッド本体と、光ヘッド本
体上に配置され、複数種類の光ディスクにそれぞれ対応
できるように構成されている複数の対物レンズを支持す
る対物レンズ支持体と、対物レンズ支持体を、光ディス
クのフォーカス方向及びトラッキング方向の少なくとも
一方向に駆動させる駆動手段と、光ヘッド本体に内蔵さ
れた光源と、光ヘッド本体に内蔵され、光源から照射さ
れたレーザ光を対物レンズに導く反射鏡と、反射鏡を、
所望の対物レンズに対応させるように、所定の方向に移
動させる移動手段とを備えるようにしたものである。
【0020】この構成によれば、反射鏡を複数の対物レ
ンズに対応する位置に選択的に移動させているので、記
録密度の異なる光ディスクの記録または再生を1ヘッド
で行なうことができるとともに、対物レンズ支持体に対
して外乱が与えられることによる不要な振動を防止する
ことができる。また、反射鏡を所定方向へ移動させるこ
とにより複数の対物レンズの切り替えを行なう構成であ
るため、磁石の着磁誤差による光源の光軸と対物レンズ
の軸とのずれが生じることがなくなり、さらに、磁石の
数が削減されて、光ヘッド装置の低コスト化及び小型軽
量化が図られることとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施の形態を示している。図1において、図中符号
23は光ヘッド本体である。この光ヘッド本体23は、
その図中上面に略コ字状に形成されたマグネットホルダ
24を設けている。このマグネットホルダ24は、その
開口側が図示しない光ディスクの信号記録面に対向する
ように配置されている。また、マグネットホルダ24の
両側面部24a,24bには、磁石25a,25bが取
着されている。そして、これら磁石25a,25bの間
に、対物レンズ支持体26が配置されている。この対物
レンズ支持体26には、光ディスクに対してレーザ光の
照射及び受光を行なうための対物レンズ26a,26b
が露出されている。
【0022】また、この対物レンズ支持体26には、上
記磁石25a,25bと対向する両側面部に、それぞれ
フォーカスアクチュエータコイル27a,27b(図中
では一方のフォーカスアクチュエータコイル27aのみ
図示)とトラッキングアクチュエータコイル28a,2
8bとが設置されている。これらフォーカスアクチュエ
ータコイル27a,27b及びトラッキングアクチュエ
ータコイル28a,28bは、それぞれ磁石25a,2
5bが形成する磁路中に介在される。
【0023】このため、フォーカスアクチュエータコイ
ル27a,27b及びトラッキングアクチュエータコイ
ル28a,28bに通電を行なうことにより、対物レン
ズ支持体26を光ディスクの信号記録面と直角をなす方
向であるフォーカス方向(図中では矢印F1−F2で示
す方向)及び光ディスクの半径方向であるトラッキング
方向(図中では矢印T1−T2で示す方向)に移動させ
ることができる。
【0024】ここで、対物レンズ支持体26は、そのト
ラッキング方向(図中では矢印T1−T2で示す方向)
の両端部が、支持体29a,29bを介してマグネット
ホルダ24の一方の側面部24aに取着されることによ
り、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動自在に
支持されている。
【0025】図2は、図1に示した光ヘッド装置を各構
成部品に分解した状態を示している。すなわち、上記光
ヘッド本体23は、その内部に半導体レーザ素子等から
構成される光源30及び反射鏡31等を収容している。
そして、光ヘッド本体23は、その上面に上記マグネッ
トホルダ24を配置することとなる。
【0026】上記マグネットホルダ24の底面部24c
には、対物レンズ26a,26bにそれぞれ対応した透
孔24d,24eが開設されている。また、このマグネ
ットホルダ24の底面部24cには、その両端部から互
いに対向するように略直角に折曲された一対の側面部2
4a,24bが延出されている。そして、この両側面部
24a,24bに、磁石25a,25bがそれぞれ取着
されている。これら磁石25a,25bの間には、上記
対物レンズ支持体26が配置されることとなる。
【0027】このとき、対物レンズ支持体26には、そ
の磁石25a,25bに対向する両側面部に、それぞれ
フォーカスアクチュエータコイル27a,27b(図中
では一方のフォーカスアクチュエータコイル27aのみ
図示)と、それぞれが一対のトラッキングアクチュエー
タコイル28a,28a及び28b,28bが取着され
ている。そして、この対物レンズ支持体26が上記支持
体29a,29bを介してマグネットホルダ24に支持
された状態で、フォーカスアクチュエータコイル27
a,27b及びトラッキングアクチュエータコイル28
a,28bが、それぞれ磁石25a,25bが形成する
磁路中に介在されることになる。
【0028】また、上記支持体29a,29bには、フ
ォーカスアクチュエータコイル27a,27b及びトラ
ッキングアクチュエータコイル28a,28bに駆動電
流を供給するためのフレキ32a,32b(図中では一
方側のフレキ32aのみ図示)が配置されている。この
フレキ32a,32bは、光ヘッド本体23に内蔵され
た図示しない光検出器に接続されている。このため、対
物レンズ支持体26は、光ディスクに対する記録又は再
生を行なう場合、光検出器の検出結果に基づいて、フォ
ーカスアクチュエータコイル27a,27bやトラッキ
ングアクチュエータコイル28a,28bに通電が行な
われることにより、フォーカス方向のずれやトラッキン
グ方向のずれを小さくするように制御されることとな
る。
【0029】また、上記光ヘッド本体23には、その上
記反射鏡31を配置している平面23aに略コ字状に形
成されたフレーム33が取着されている。このフレーム
33の内周には、反射鏡31が係合されている。この反
射鏡31は、フレーム33の内周に沿って、図中矢印E
1−E2で示す方向にスライド移動自在となっている。
なお、フレーム33は、反射鏡31の反射位置が対物レ
ンズ26a,26bの軸とそれぞれ一致するように、大
きさが設定されている。
【0030】まず、対物レンズ26aのモードでは、図
3に示すように、反射鏡31が図示しない移動機構によ
り図中矢印E1で示す方向にスライド移動することにな
る。このため、光源30から照射されたレーザ光は、光
ディスクの信号記録面に平行な方向つまり図中矢印Aで
示す方向に進んで図示しない光学部品を通過した後、反
射鏡31によって直角つまり図中矢印Bで示す方向に反
射され、対物レンズ26aを介して光ディスクへ照射さ
れる。
【0031】また、対物レンズ26bのモードでは、図
4に示すように、反射鏡31が移動機構により図中矢印
E2で示す方向にスライド移動することになる。このた
め、光源30から照射されたレーザ光は、光ディスクの
信号記録面に平行な方向つまり図中矢印Aで示す方向に
進んで光学部品を通過した後、反射鏡31によって直角
つまり図中矢印Bで示す方向に反射され、対物レンズ2
6bを介して光ディスクへ照射される。
【0032】なお、上記移動機構は、光ディスクが図示
しないトレイに収納された際に、この光ディスクの記録
密度を検出することによって、この検出結果に基づいて
反射鏡31を移動させるようにしている。また、移動機
構は、光ディスクに対して良好な記録または再生が行な
われるように、反射鏡31の移動を制御するようにして
もよい。
【0033】したがって、上記実施の形態によれば、反
射鏡31を対物レンズ26a,26bに対応する位置に
選択的にスライド移動させているので、記録密度の異な
る光ディスクの記録または再生を1ヘッドで行なうこと
ができるとともに、対物レンズ支持体26に対して外乱
が与えられることによる不要な振動を防止することがで
きる。また、この実施の形態では、光ヘッド本体23の
平面23aに設けられたフレーム33に反射鏡31を押
し付けることにより反射鏡31の位置決めができるた
め、光路34b,34cと対物レンズ26a,26bの
それぞれの軸との高精度な位置決めが可能となる。
【0034】図5は、この発明の第2の実施の形態を示
している。図5において、図2と同一部分には同一符号
を付して説明する。図2と異なる点は、反射鏡31を光
ヘッド本体23の平面23aに固定し、この反射鏡31
の光源30側に可倒ミラー35を設けている点が異な
る。この可倒ミラー35は、その一端が光ヘッド本体2
3の平面23aに設けられた軸支持子36に嵌着されて
おり、軸支持子36に連動するようになっている。すな
わち、可倒ミラー35は、軸支持子36が図中矢印Z1
−Z2で示す方向に回動することによって、図中矢印Z
1−Z2で示す方向に回動することとなる。
【0035】そして、対物レンズ26aのモードでは、
可倒ミラー35が図示しない移動機構によって図中矢印
Z2で示す方向に回動し、この可倒ミラー35平面が光
ヘッド本体23の平面23aに当接することになる。こ
のため、光源30から照射されたレーザ光は、図中矢印
Aで示す方向に進んで光学部品を通過した後、反射鏡3
1によって直角つまり図中矢印Bで示す方向に反射さ
れ、対物レンズ26aを介して光ディスクへ照射され
る。このとき、反射鏡31は、レーザ光の光路34bが
対物レンズ26aの軸と一致するように、予め位置決め
されている。
【0036】また、対物レンズ26bのモードでは、図
6に示すように、可倒ミラー35が移動機構によって図
中矢印Z1で示す方向に回動することになる。このと
き、可倒ミラー35は、レーザ光の光路34cが対物レ
ンズ26bの軸と一致するように、回動制御される。こ
のため、光源30から照射されたレーザ光は、図中矢印
Aで示す方向に進んで光学部品を通過した後、可倒ミラ
ー35によって直角つまり図中矢印Bで示す方向に反射
され、対物レンズ26bを介して光ディスクへ照射され
る。
【0037】したがって、この第2の実施の形態によれ
ば、可倒ミラー35を所定方向に回動させることにより
対物レンズ26a,26bを選択しているので、先の実
施の形態と同様、対物レンズ支持体26に対して外乱が
与えられることによる不要な振動を防止することができ
る。
【0038】図7は、この発明の第3の実施の形態を示
している。図7において、図2と同一部分には同一符号
を付して説明する。図2と異なる点は、反射鏡31に代
えて、互いに対称となる2つの反射面を有する切替ミラ
ー37を光ヘッド本体23の平面23a上に設けた点が
異なる。この切替ミラー37は、光ディスクの信号記録
面に平行な面に回転孔を設け、ここに回転軸子38を貫
通されて、光ヘッド本体23の平面23aに取り付けら
れることとなる。このため、切替ミラー37は、図中時
計方向または反時計方向に回転自在となる。なお、回転
孔は、切替ミラー37の反射面37a,37bがなす対
称軸よりずれた位置つまり光源30側に設けられてい
る。
【0039】一方、切替ミラー37は、対物レンズ26
aのモードの場合、その反射面37aが光源30と対向
するように、図示しない移動機構により図中時計方向に
回動され、以後、その側面が光ヘッド本体23の平面2
3a上に設けられたストッパ39aに当接することとな
る。このため、光源30から照射されたレーザ光は、図
中矢印Aで示す方向に進んで光学部品を通過した後、切
替ミラー37の反射面37aによって直角つまり図中矢
印Bで示す方向に反射され、対物レンズ26aを介して
光ディスクへ照射される。
【0040】また、切替ミラー37は、対物レンズ26
bのモードの場合、図8に示すように、その反射面37
bが光源30と対向するように、移動機構により図中反
時計方向に回動され、以後、その側面が光ヘッド本体2
3の平面23a上に設けられたストッパ39bに当接す
ることとなる。このため、光源30から照射されたレー
ザ光は、図中矢印Aで示す方向に進んで光学部品を通過
した後、切替ミラー37の反射面37bによって直角つ
まり図中矢印Bで示す方向に反射され、対物レンズ26
bを介して光ディスクへ照射される。
【0041】なお、切替ミラー37及びストッパ39
a,39bは、レーザ光の光路34b,34cが対物レ
ンズ26a,26bの軸にそれぞれ一致するように、予
め位置決めされている。
【0042】したがって、この第3の実施の形態によれ
ば、切替ミラー37を所定方向に回動させることにより
対物レンズ26a,26bを選択しているので、上記第
2の実施の形態と同様、対物レンズ支持体26に対して
外乱が与えられることによる不要な振動を防止すること
ができる。
【0043】図9は、この発明の第4の実施の形態を示
している。図9において、図2と同一部分には同一符号
を付して説明する。図2と異なる点は、反射鏡31に代
えて、2つの反射面を有する略三角柱状の回転ミラー4
0を設けた点が異なる。この回転ミラー40は、その側
面部の高さ方向の辺が光ヘッド本体23の平面23aに
設けられた回転軸子41によって回転自在に支持されて
いる。すなわち、回転軸子41が図示しない移動機構に
よって図中矢印G1またはG2で示す方向に回転する
と、回転ミラー40が図中矢印G1またはG2で示す方
向に連動することになる。
【0044】そして、対物レンズ26aのモードでは、
回転ミラー40が移動機構によって図中矢印G1で示す
方向に回動し、この回転ミラー40の反射面40aが上
記光源30と対向することとなる。このため、光源30
から照射されたレーザ光は、図中矢印Aで示す方向に進
んで光学部品を通過した後、回転ミラー40の反射面4
0aによって直角つまり図中矢印Bで示す方向に反射さ
れ、対物レンズ26aを介して光ディスクへ照射され
る。
【0045】また、対物レンズ26bのモードでは、図
10に示すように、回転ミラー40が移動機構によって
図中矢印G2で示す方向に回動し、この回転ミラー40
の反射面40bが上記光源30と対向することとなる。
このとき、反射面40aは、光ヘッド本体23の平面2
3aに接触している。このため、光源30から照射され
たレーザ光は、図中矢印Aで示す方向に進んで光学部品
を通過した後、回転ミラー40の反射面40bによって
直角つまり図中矢印Bで示す方向に反射され、対物レン
ズ26aを介して光ディスクへ照射される。
【0046】なお、回転ミラー40は、レーザ光の光路
34b,34cが対物レンズ26a,26bの軸にそれ
ぞれ一致するように、光ヘッド本体23の平面23a上
で予め位置調整されている。
【0047】したがって、この第4の実施の形態によれ
ば、回転ミラー40を所定方向に回動させることにより
対物レンズ26a,26bを選択しているので、上記第
3の実施の形態と同様、対物レンズ支持体26に対して
外乱が与えられることによる不要な振動を防止すること
ができる。
【0048】以上のように、上記各実施の形態によれ
ば、反射鏡を所定方向へ移動させることにより対物レン
ズ26a,26bの切り替えを行なう構成であるため、
磁石の着磁誤差によるレーザ光の光路と対物レンズ26
a,26bの軸とのずれが生じることがなくなり、さら
に、磁石の数が削減されて、複数の対物レンズを有する
光ヘッド装置の低コスト化及び小型軽量化が図られるこ
ととなる。このため、高密度な情報の記録または再生が
要求される装置に適するようになる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
複数の対物レンズを切り替える際に、可動部に対する悪
影響を起こすことなく、高密度な情報の記録または再生
に好適し、さらに磁石の点数を少なくして低コスト化及
び小型軽量化を図り得る光ヘッド装置のレンズ切替機構
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ヘッド装置のレンズ切替機構
の一実施の形態を示す斜視図。
【図2】同実施の形態の具体的構成を示す分解斜視図。
【図3】同実施の形態における第1の対物レンズのモー
ドを説明するために示す斜視図。
【図4】同実施の形態における第2の対物レンズのモー
ドを説明するために示す斜視図。
【図5】この発明の第2の実施の形態である第1の対物
レンズのモードを説明するために示す斜視図。
【図6】同第2の実施の形態における第2の対物レンズ
のモードを説明するために示す斜視図。
【図7】この発明の第3の実施の形態である第1の対物
レンズのモードを説明するために示す斜視図。
【図8】同第3の実施の形態における第2の対物レンズ
のモードを説明するために示す斜視図。
【図9】この発明の第4の実施の形態である第1の対物
レンズのモードを説明するために示す斜視図。
【図10】同第4の実施の形態における第2の対物レン
ズのモードを説明するために示す斜視図。
【図11】従来の光ヘッド装置のレンズ切替機構を示す
斜視図。
【図12】同従来機構の具体的構成を示す分解斜視図。
【図13】同従来機構における第1の対物レンズのモー
ドを説明するために示す斜視図。
【図14】同従来機構における第2の対物レンズのモー
ドを説明するために示す斜視図。
【符号の説明】
11…光ヘッド本体、 12a…マグネットホルダ、 12b…マグネットホルダ、 13a…磁石、 13b…磁石、 14a…磁石、 14b…磁石、 15…保持体、 15a…対物レンズ、 15b…対物レンズ、 16a…フォーカスアクチュエータコイル、 16b…フォーカスアクチュエータコイル、 17a…トラッキングアクチュエータコイル、 17b…トラッキングアクチュエータコイル、 20…光源、 21…反射鏡、 23…光ヘッド本体、 23a…平面、 24…マグネットホルダ、 25a…磁石、 25b…磁石、 26…対物レンズ支持体、 26a…対物レンズ、 26b…対物レンズ、 27a…フォーカスアクチュエータコイル、 27b…フォーカスアクチュエータコイル、 28a…トラッキングアクチュエータコイル、 28b…トラッキングアクチュエータコイル、 29a…支持体、 29b…支持体、 30…光源、 31…反射鏡、 33…フレーム、 34b…光路、 34c…光路、 35…可倒ミラー、 36…軸支持子、 37…切替ミラー、 37a…反射面、 37b…反射面、 38…回転軸子、 40…回転ミラー、 40a…反射面、 40b…反射面、 41…回転軸子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国分 保夫 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 唐原 英彰 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ヘッド本体と、 前記光ヘッド本体上に配置され、複数種類の光ディスク
    にそれぞれ対応できるように構成されている複数の対物
    レンズを支持する対物レンズ支持体と、 前記対物レンズ支持体を、光ディスクのフォーカス方向
    及びトラッキング方向の少なくとも一方向に駆動させる
    駆動手段と、 前記光ヘッド本体に内蔵された光源と、 前記光ヘッド本体に内蔵され、前記光源から照射された
    レーザ光を前記対物レンズに導く反射鏡と、 前記反射鏡を、所望の前記対物レンズに対応させるよう
    に、所定の方向に移動させる移動手段とを具備してなる
    ことを特徴とする光ヘッド装置のレンズ切替機構。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記反射鏡を、前記光
    ヘッド本体の平面内で、複数の前記対物レンズのそれぞ
    れの軸間隔方向に移動させる手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の光ヘッド装置のレンズ切替機構。
  3. 【請求項3】 前記反射鏡は、前記光ヘッド本体の平面
    上に、互いに平行で、少なくとも2個の前記対物レンズ
    に対応できるように構成された第1,第2の反射鏡を有
    し、前記光源側の前記第1の反射鏡を前記光ヘッド本体
    の平面側に倒すことにより、前記第2の反射鏡に前記光
    源から照射されたレーザ光を反射させて前記対物レンズ
    に導くことを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置の
    レンズ切替機構。
  4. 【請求項4】 前記反射鏡は、互いに対称で、少なくと
    も2個の前記対物レンズに対応できるように構成された
    第1,第2の反射面を有し、 前記移動手段は、前記反射鏡の前記第1,第2の反射面
    の対称軸よりずれた位置に設けられた回転軸子により、
    前記反射鏡を、回転させる手段であることを特徴とする
    請求項1記載の光ヘッド装置のレンズ切替機構。
  5. 【請求項5】 前記反射鏡は、前記光源の光軸及び前記
    対物レンズ軸に対して互いに所定の角度をもつように構
    成された第1,第2の反射面を有し、 前記移動手段は、前記光ヘッド本体の平面上に前記光源
    の光軸及び前記対物レンズ軸と直角をなすように設けら
    れた回転軸子により、前記反射鏡を回転させる手段を有
    してなることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置
    のレンズ切替機構。
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