JPH09198980A - 手動復帰型サーモスタット - Google Patents

手動復帰型サーモスタット

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JPH09198980A
JPH09198980A JP2179996A JP2179996A JPH09198980A JP H09198980 A JPH09198980 A JP H09198980A JP 2179996 A JP2179996 A JP 2179996A JP 2179996 A JP2179996 A JP 2179996A JP H09198980 A JPH09198980 A JP H09198980A
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JP
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reset shaft
thermostat
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movable
contacts
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JP2179996A
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English (en)
Inventor
Koji Kihara
宏二 木原
Toshiharu Hayashi
敏治 晨
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Wako Electronics Co Ltd
Original Assignee
Wako Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リセット軸が何らかの事情で挿入状態のまま
保持されてしまっても、遮断状態を維持するサーモスタ
ットを提供する。 【解決手段】 バイメタル15のスナップ動作によって
接続端子10,11間の内部接続が遮断され、リセット
軸9の挿入によって内部接続が復旧する手動復帰型サー
モスタットTH1であって、バイメタル15のスナップ
動作またはリセット軸9の挿入動作に応答して移動する
可動接点3,4と、可動接点3,4に対面して固定配置
される固定接点1a,2aとからなる開閉接点を2組備
えて、バイメタル15がスナップ動作した場合には、開
閉接点1a,3が開離される一方、リセット軸9が挿入
された場合には開閉接点2a,4が開離され、リセット
軸9が挿入されている限りその状態を維持するようにな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の異常加熱を
検知して、当該機器の損傷を未然に防止するサーモスタ
ットに関し、特に、リセット軸が押され続けた場合で
も、接続端子間の内部接続が遮断状態のままに維持され
るトリップ・フリー・サーモスタット(tripfree thermo
stat)に関する。
【0002】
【従来の技術】サーモスタットは、機器が異常温度に達
すると、バイメタルのスナップ動作によって電源を遮断
状態に切り換え、その後もこの状態を維持する電気部品
である。そして、手動復帰型サーモスタットでは、機器
の異常事態を復旧させた後、リセット軸を押し込むこと
によりバイメタルを元の状態に戻し、当該機器を使用可
能状態に復帰させている。図16(a)は、初期状態に
ある手動復帰型サーモスタット40を図示したものであ
り、スナップ動作をするバイメタル41と、バイメタル
41の動きを接点バネ42に伝えるガイドピン43と、
接点バネ42に当接可能に設けられたリセット軸44な
どが示されている。ここで、接点バネ42の先端には可
動接点45が固着されており、可動接点45に対面して
固定接点46が設けられている。また、可動接点45
は、接点バネ42及び可動側金具47を介して接続端子
48に接続されており、固定接点46は、固定接点金具
49を介して接続端子50に接続されている。なお、こ
れら各部は、ベース51、中蓋52、及びキャップ53
などによって保持されている。図16(b)は、機器が
異常温度に達した状態を示しており、バイメタル41の
スナップ動作によってガイドピン43と接点バネ42が
押し下げられ、可動接点45と固定接点46とが開放さ
れた状態を示している。手動復帰型サーモスタット40
では、機器温度が常温まで降下しても、バイメタル41
は、図16(b)の湾曲状態を維持するので、リセット
軸44を押し込んで、バイメタル41を図16(a)の
初期状態に復帰させる必要がある。図17は、リセット
軸44を挿入するリセット初期状態(a)と、リセット
軸44を挿入してバイメタル41を初期状態に復帰させ
終わった状態(b)とを図示している。リセット軸44
を押し込んだ後、リセット軸44をフリーにすると、サ
ーモスタット40は、図16(a)の状態に戻るが、接
点バネ42の上向き付勢力によって、可動接点45と固
定接点46の接触状態が維持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、通常
の場合なら、機器使用時の異常により温度が極端に上昇
しても、所定温度に達するとバイメタルが動作して機器
への通電を止めて危険を回避する。そして、その後、機
器が常温に戻り異常原因を取り除いた後、サーモスタッ
トのリセット軸を押してバイメタルを初期状態に復帰さ
せると、再び機器を正常に動作させることができる。し
かしながら、機器の使用時に何らかの事情によりサーモ
スタットのリセット軸44が押し込まれた状態に保持さ
れると、図17(b)の状態に保持されてしまう。する
と、その後、機器が異常な高温に達してもバイメタル4
1は、スナップ動作をすることができず、接点が開放さ
れないので機器への通電が持続されて危険な状態を回避
できないことになる。また、従来のサーモスタット40
では、リセット軸44が外部振動などに応答して動くの
で、リセット軸44とベース穴51aとが擦れ合って粉
が発生することがあり、この粉が接点接触部45,46
に挟まると接触不良を生じる恐れがあった(図16)。
更に、リセット軸44が上になるようにサーモスタット
40を取り付けた場合には、フリー状態のリセット軸4
4は、接点バネ42に当接するまで挿入されるので、バ
イメタル41のスナップ動作に応答して、リセット軸4
4は、勢い良く飛び上がりベース穴の外周51bなどに
衝突することがあった。そして、この衝撃が繰り返され
ると、リセット軸44が割れる恐れもあった。本発明
は、これらの問題点に着目してなされたものであって、
リセット軸が何らかの事情で挿入状態のまま保持された
としても、内部接続の遮断状態を維持することのできる
サーモスタットを提供することを目的とする。また、振
動の激しい機器に取り付けてもリセット軸の擦れに伴う
接触不良の恐れがなく、また、バイメタルがスナップ動
作を繰り返しても、リセット軸が破損する恐れのないサ
ーモスタットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明は、感熱体のスナップ動
作によって接続端子間の内部接続が遮断され、リセット
軸の挿入によって前記接続端子間の内部接続が復旧する
手動復帰型サーモスタットであって、前記感熱体のスナ
ップ動作または前記リセット軸の挿入動作に応答して移
動する可動接点と、この可動接点に対面して固定配置さ
れる固定接点とからなる開閉接点を2組備えて、前記感
熱体がスナップ動作した場合には、前記開閉接点の第1
の組が開離される一方、前記リセット軸が挿入された場
合には、前記開閉接点の第2の組が開離され、前記リセ
ット軸が挿入されている限り、その状態を維持するよう
になっている。ここで、2つの可動接点は、板状に形成
された可動金具の両端部から突出させるのが好ましい。
この場合、突出方向は同一方向でも逆方向でも良いが、
突出方向とは逆向きにバネ部材を配置しておけば、正常
動作時に、2つの開閉接点を確実に接触させることがで
きる。また、リセット軸と可動金具の接触箇所を、第2
の組の開閉接点の方に偏移させておけば、リセット軸が
挿入されたとき、接触状態にある第2の組の開閉接点を
開離状態に移行させることができる。接触箇所を偏移さ
せる方法は、適宜に変更可能であるが、例えば、可動金
具の一部をリセット軸に向けて屈曲形成するか、リセッ
ト軸の一部を可動金具に向けて突出形成すれば良い。
【0005】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項2に記載の発明は、感熱体のスナップ動作によって
接続端子間の内部接続が遮断され、リセット軸の挿入に
よって前記接続端子間の内部接続が復旧する手動復帰型
サーモスタットであって、前記リセット軸を押し出す向
きに付勢する付勢手段を備えており、これにより、前記
リセット軸が人為的に挿入されない限り、前記リセット
軸が移動しないようにしている。この発明は、振動の激
しい機器にサーモスタットを取り付けるような場合に有
効であり、また、リセット軸が移動しないので、サーモ
スタットの取り付け姿勢に制限を受けない点で好適であ
る。なお、付勢手段の具体的な構成は、適宜に設計変更
できるが、例えば、線材を屈曲形成して構成すれば良
い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて、この発
明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例で
ある手動復帰型のサーモスタットTH1を図示したもの
である。このサーモスタットTH1は、断面L字状の固
定接点金具1,2の間に、可動接点3,4及び板バネ
5,6を固着してなる可動金具7を装着している点に第
1の特徴がある。なお、可動接点3,4及び板バネ5,
6は、カシメ加工によって可動金具7の両端に固着され
ているが、組立容易性を考慮して板バネ5,6も含めて
可動金具7に固着しているに過ぎず、機能的には、板バ
ネ5,6を所定位置に設置したので足りる。また、図1
のサーモスタットTH1は、中蓋12とリセット軸9と
の間に、バネ用ステンレス線からなる軸押さえ14を内
挿している点に第2の特徴がある(図2参照)。図示の
通り、リセット軸9は、略C字状に折り曲げたバネ用ス
テンレス線14によって押し出されるので、リセット軸
9の頭部9aがベース8の底穴8aに係止されて安定す
る。従って、このサーモスタットTH1は、振動などに
応答してリセット軸9が動く恐れはなく、また、図示の
状態とは上下逆転してサーモスタットTH1を取り付け
ても、バイメタル15のスナップ動作に応答して、リセ
ット軸9が何かに勢い良くぶつかる恐れはない。
【0007】その他の構成は、従来のサーモスタットと
ほぼ同様であり、有底円筒形のベース8の底部にリセッ
ト軸9が挿入されており、ベース8の底部外面には、接
続端子10,11が取り付けられている。一方、ベース
8の開口側には、中蓋12が被せられると共に、ガイド
ピン13が挿入されている。また、中蓋12の上側に
は、感熱体であるバイメタル15が取り付けられ、キャ
ップ16が被せられることにより、中蓋12とベース8
とが固定されている。固定接点金具1,2は、断面L字
状に形成された真鍮製の板材である。そして、固定接点
金具1の先端下部と、固定接点金具2の先端上部には、
それぞれ、銀合金製の平面接触部1a,2aが設けられ
て可動接点3,4に対面している。なお、可動接点3,
4は、銅製の本体部3a,4aと、銀合金の頂部3b,
4bとが一体化されて、全体としてキノコ形状に形成さ
れている。板バネ5,6は、バネ用ステンレス板であっ
て、それぞれ図3と図4に示すように、中央部に開口穴
17,18を設けると共に、両端部を折り曲げて構成さ
れている。そして、組付け状態では、板バネ5は、折り
曲げ片5aがベース8の底面に当接されており(図5
(a)参照)、一方、板バネ6は、折り曲げ片6aが中
蓋12に当接されている(図5(b)参照)。
【0008】図6は、可動金具7を図示したものであ
り、それぞれ、平面図(a)、右側面図(b)、A−A
断面図(c)、及びB−B矢視図(d)を示している。
図示の通り、可動金具7は、略T字状に形成された真鍮
製の板材であって、矩形板状の本体部7aと、本体部7
aに直交して延びる両手部7b,7bとで構成されてい
る。そして、本体部7aの左右には、可動接点3,4取
付用の取付穴19,20が形成され、本体部7aの中央
には、ガイドピン13に当接される屈曲突部7cが形成
されている。また、両手部7b,7bは、その端部が段
差状に屈曲変形されており、組付け状態において、可動
金具7の厚さ分だけ本体部7aより下側に位置している
(図1参照)。図7は、リセット軸9を図示したもので
あり、それぞれ、平面図(a)と右側面図(b)と正面
図(c)とを示している。リセット軸9は、樹脂または
セラミックが略直方体状に成形されたものであり、前述
の通り、軸押さえ14によって押し出される向きに付勢
されている。なお、ベース8と中蓋12は、樹脂または
セラミックなどの絶縁物で構成されており、ガイドピン
13もセラミックなどで構成されている。
【0009】続いて、以上の構成からなるサーモスタッ
トTH1について、その組立手順を説明する。図8
(a)は、ベース8を真上から見た図であり、リセット
軸9を挿入するための底穴8aと、固定接点金具1,2
を挿入するための底穴8b,8cが示されている。な
お、切り込み溝8d,8dは、バネ用ステンレス線であ
る軸押さえ14を挿入するための取付溝であり、凹部8
e,8eは、板バネ5の折り曲げ片5aを挿入するため
の取付凹部である。サーモスタットTH1を組み立てる
には、先ず、底穴8cに固定接点金具2を挿入して、カ
シメ加工によって接続端子11に固定する。また、底穴
8aにリセット軸9を挿入した後、切り込み溝8d,8
dに軸押さえ14を挿入する(図8(b)参照)。その
後、可動接点3,4及び板バネ5,6を装着した可動金
具7を挿入する(図9(a)参照)。しかる後、底穴8
bに固定接点金具1を挿入して、カシメ加工によって接
続端子10に固定する(図9(b)参照)。そして、中
蓋12、ガイドピン13、バイメタル15、及びキャッ
プ16を装着すれば、サーモスタットTH1の組み立て
が完了する。
【0010】このようにして完成したサーモスタットT
H1について、次に、その動作内容を説明する。初期状
態のサーモスタットTH1は図1の状態にあり、可動接
点3,4と固定接点金具1,2とが互いに接触している
ことにより、接続端子10と接続端子11とが導通状態
となって電源投入の状態となる。この状態において、何
らかの事情により機器が異常な高温に達すると、バイメ
タル15がスナップ動作して図10(a)の状態へと移
行する。具体的には、バイメタル15のスナップ動作に
応答してガイドピン13も降下し、ガイドピン13の先
端が可動金具7の屈曲突部7cを押し下げる。ガイドピ
ン13は、可動金具7の中央に位置する屈曲突部7cを
押し下げようとするが、可動接点4は固定接点金具2に
当接されているので、板バネ5が収縮して可動接点3と
固定接点金具1の接触状態が解除される。つまり、可動
接点3と固定接点金具1とが非接触状態に移行するの
で、当該機器は電源遮断状態となり、機器破損などの危
険な状態が未然に回避される。
【0011】その後、当該機器の異常原因が解消された
ら、リセット軸9を人為的に押し込んで初期状態に復帰
させる必要がある。軸押さえ14の付勢力に抗してリセ
ット軸9を押し込むと、リセット軸9の先端は、可動金
具7の両手部7b,7bに当接されて可動金具7を押し
上げることになる。その為、最初に、可動接点3,4と
固定接点金具1,2がともに非接触状態となり(図10
(b))、その後、更にリセット軸9を押し込むと、バ
イメタル15が逆向きに湾曲すると共に、可動接点3と
固定接点金具1とが接触状態に移行する(図10
(c))。この状態でリセット軸9をフリーにすると、
軸押さえ14の付勢力によってリセット軸9は押し返さ
れて図1の初期状態に復帰する。そして、図1の初期状
態では、可動接点3,4と固定接点金具1,2がともに
接触状態となって電源投入の状態となる。同様に、サー
モスタットが初期状態にあるとき(図1)、リセット軸
9を押し込んだ場合にも、図1から図10(c)の状態
に移行するので、可動接点4と固定接点金具2とが非接
触状態となる。以上の動作より明らかなように、リセッ
ト軸9が押し込まれた場合、リセット軸9が図1の状態
まで押し戻されない限り、可動接点4と固定接点金具2
の非接触状態が維持されるので、何らかのトラブルによ
ってリセット軸9が図10(c)の状態のまま保持され
たとしても、電源が投入される恐れはない。つまり、従
来のサーモスタットのように、電源が無条件に投入され
て、その後の異常事態に対処できないという恐れはな
い。
【0012】〔第2実施例〕図11は、本発明の第2実
施例であるサーモスタットTH2を図示したものであ
る。このサーモスタットTH2は、リセット軸9Aの形
状が異なる点、段差状に屈曲変形させた可動金具の両手
部7bが不要である点、及び、軸押さえ14を設けない
点などに特徴があり、その他は、第1実施例のサーモス
タットTH1とほぼ同様である。すなわち、サーモスタ
ットTH2では、リセット軸9Aの頂部に突起部21を
有しており、この突起部21が可動接点4に近接して設
けられている。そのため、バイメタル15がスナップ動
作した後、リセット軸9Aを押し込むと、リセット軸9
Aは、可動金具7の中央より可動接点4に偏移した位置
に当接されることになり(図11(b)参照)、図12
(a)の状態を経た後、図12(b)の状態に移行す
る。また、初期状態からリセット軸9Aが押された場合
も、図11(a)の状態から図12(b)の状態に移行
する。従って、何らかのドラブルによってリセット軸9
Aが押し込まれて図12(b)の状態に保持されたとし
ても、電源が投入される恐れはない。
【0013】〔第3実施例〕図13は、本発明の第3実
施例であるサーモスタットTH3を図示したものであ
り、図14は、サーモスタットTH3の主要な構成要素
について、その斜視図を図示したものである。図14
(a)に示すように、サーモスタットTH3は、本体板
7aと直交板7bで略T字状に形成された可動金具7を
備えており、本体板7aの一端には、可動接点3と板バ
ネ5とが固着されており、本体板7aの他端には、直交
板7bと可動接点4と板バネ6とが固着されている。こ
の実施例では、板バネ5,6は共に下向きに固着されて
おり、その先端部は、ベース8に形成された凹部8eに
当接されている(図13)。そして、板バネ5の付勢力
は、板バネ6の付勢力より弱く設定されている。なお、
可動接点3,4は上向きに固着されているので、固定接
点金具1,2の平面接触部1a,2aは、可動接点の頂
部3b,4bに対面して、それぞれ固定接点金具1,2
の先端部の下側に設けられている。
【0014】第3実施例では、ガイドピン13と可動金
具7との間に、断面U字状に形成されたガイド受け22
が配置されている。そして、ガイド受け22の中央凹部
22aにガイドピン13の先端が当接されるようになっ
ており、中央凹部22aの反対側に設けた中央突起22
bが可動金具7の本体板7aに当接されるようになって
いる。リセット軸9は、平板の一部を切り欠いてなる当
接板9aと、リセット時に操作される軸本体9bとから
なり、軸本体9bを押し込むと、ガイド受け22の下端
面22cに当接板9aが当接されるようになっている。
そして、当接板9aと直交板7bの間には、中央部23
aから折り返し舌片23bと直状舌片23cとを延設し
てなる断面略L字状の金具押し23が配置されている
(図14(b)参照)。ここで、折り返し舌片23b,
23bは、本体板7a幅方向の両側を通過した後、その
先端部が当接板9aに載置されている。同様に、直状舌
片23c,23cは、ガイド受け22の両側を通過した
後、その先端部が直交板7bに載置されている。
【0015】続いて、以上の構成からなるサーモスタッ
トTH3について、その動作内容を説明する。通常の動
作状態では、板バネ5と板バネ6の付勢力によって、可
動接点3,4の頂部3b,4bと、固定接点金具1,2
の平面接触部1a,2aとが接触するので、接続端子1
0と接続端子11とが導通状態となり電源投入の状態と
なる(図13)。この状態において、何らかの事情によ
り機器が異常な高温に達すると、バイメタル15がスナ
ップ動作する。すると、バイメタル15のスナップ動作
に応答してガイドピン13も降下し、ガイドピン13の
先端がガイド受け22を押し下げ、ガイド受け22の中
央突起22bが可動金具7を押し下げることになる(図
15(a))。この場合、中央突起22bは、可動金具
7のほぼ中央部を押圧するが、板バネ5の付勢力が板バ
ネ6の付勢力より弱いので、可動接点3と固定接点金具
1の接触だけが解除される。この結果、接続端子10と
接続端子11とが非導通状態となり、機器破損などの危
険な状態が回避される。
【0016】当該機器の異常原因が解消された後、リセ
ット軸9の軸本体9bを人為的に押し込むと、リセット
軸9の当接板9aがガイド受け22に当接されることに
なり、その結果、ガイド受け22とガイドピン13とを
経由して、バイメタル15に力が加わる。また、軸本体
9bを挿入したことにより、当接板9aを介して、金具
押し23の折り返し舌片23bが押し上げられる。する
と、金具押し23の本体部23aの最上部Aが中蓋12
に当接され、最上部Aを支点として、直状舌片23cが
押し下げられる(図15(b)参照)。この為、リセッ
ト軸9を押し込むのに応じて、図15(b)の状態から
図15(c)の状態にまで移行し、可動接点3と固定接
点金具1とが接触する一方、可動接点4と固定接点金具
2の接触が解除される。また、この動作に並行して、バ
イメタル15の湾曲状態が反転する。つまり、リセット
軸9を押し込むことによって、バイメタル15の湾曲状
態が反転すると共に、可動接点4と固定接点金具2とが
非接触状態となるので、接続端子10と接続端子11の
遮断状態は維持される。また、図13に示す初期状態か
らリセット軸9が押し込まれた場合にも図15(c)の
状態に移行するので、何らかの異常により、リセット軸
9が図15(c)の状態のまま維持されたとしても機器
の電源が投入されることはない。
【0017】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能で
ある。例えば、第2実施例や第3実施例では、軸押さえ
の取り付けを省略したが、必要に応じて、軸押さえを取
り付けるようにすれば良い。同様に、可動金具7や板バ
ネ5,6などの具体的形状は、図示のものに限定される
必要はなく、同一機能を果たすものを適宜に設計すれば
良い。また、本発明は、サーモスタットに関して説明し
たが、本発明の構成を圧力スイッチなどの他のスイッチ
に応用することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、感熱体のスナップ動作またはリセット軸の挿入動作
に応答して移動する可動接点と、この可動接点に対面し
て固定配置される固定接点とからなる開閉接点を2組備
えている。その為、感熱体がスナップ動作した場合に
は、前記開閉接点の第1の組が開離される一方、リセッ
ト軸が挿入された場合には、開閉接点の第2の組が開離
され、リセット軸が挿入されている限りその状態を維持
できるので、機器への電源が投入されることがなく危険
な事態が生じない。また、請求項2の発明は、リセット
軸を押し出す向きに付勢する付勢手段を備えており、リ
セット軸が人為的に挿入されない限り、リセット軸が移
動しないようにしている。従って、振動の激しい機器に
サーモスタットを取り付けるような場合に有効であり、
また、リセット軸が移動しないので、サーモスタットの
取り付け姿勢に制限を受けない点でも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるサーモスタットTH
1の動作初期状態を図示したものである。
【図2】サーモスタットTH1における軸押さえの装着
状態を図示したものである。
【図3】上向き可動接点に固着される板バネを図示した
ものである。
【図4】下向き可動接点に固着される板バネを図示した
ものである。
【図5】図3と図4の板バネの装着状態を図示したもの
である。
【図6】可動金具の形状を図示したものである。
【図7】リセット軸の形状を図示したものである。
【図8】ベース単体(a)、及び、固定接点金具とリセ
ット軸と軸押さえとをベースに挿入した状態(b)を図
示したものである。
【図9】板バネと可動接点とを装着した可動金具を挿入
した状態(a)、及び、更に固定接点金具を挿入した状
態(b)を図示したものである。
【図10】サーモスタットTH1の動作を説明する図面
である。
【図11】本発明の第2実施例であるサーモスタットT
H2を図示したものである。
【図12】サーモスタットTH2の動作を説明する図面
である。
【図13】本発明の第3実施例であるサーモスタットT
H3を図示したものである。
【図14】サーモスタットTH3の主要構成要素を示す
斜視図である。
【図15】サーモスタットTH3の動作を説明する図面
である。
【図16】従来のサーモスタットの動作を説明する図面
である。
【図17】従来のサーモスタットの動作を説明する図面
である。
【符号の説明】
TH1〜TH3 手動復帰型サーモスタット 1,2 固定接点金具 1a,2a 平面接触部(固定接点) 3,4 可動接点 5,6 板バネ 7 可動金具 9,9A リセット軸 10,11 接続端子 14 軸押さえ(付勢手段) 15 バイメタル(感熱体)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱体のスナップ動作によって接続端子
    間の内部接続が遮断され、リセット軸の挿入によって前
    記接続端子間の内部接続が復旧する手動復帰型サーモス
    タットであって、 前記感熱体のスナップ動作または前記リセット軸の挿入
    動作に応答して移動する可動接点と、この可動接点に対
    面して固定配置される固定接点とからなる開閉接点を2
    組備えて、 前記感熱体がスナップ動作した場合には、前記開閉接点
    の第1の組が開離される一方、前記リセット軸が挿入さ
    れた場合には、前記開閉接点の第2の組が開離され、前
    記リセット軸が挿入されている限り、その状態を維持す
    るようになっていることを特徴とする手動復帰型サーモ
    スタット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の手動復帰型サーモスタ
    ットは、 前記リセット軸を押し出す向きに付勢する付勢手段を備
    えており、 前記リセット軸が人為的に挿入されない限り、前記リセ
    ット軸が移動しないようになっていることを特徴とする
    手動復帰型サーモスタット。
  3. 【請求項3】 前記2つの可動接点は、板状に形成され
    た可動金具の両端部から互いに反対方向に突出されてお
    り、 前記可動接点の突出方向とは逆向きに、それぞれバネ部
    材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    手動復帰型サーモスタット。
  4. 【請求項4】 前記2つの可動接点は、板状に形成され
    た可動金具の両端部から同一方向に突出されており、 前記可動接点の突出方向とは逆向きに、それぞれバネ部
    材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    手動復帰型サーモスタット。
  5. 【請求項5】 前記リセット軸と前記可動金具の接触箇
    所は、第2の組の開閉接点の方に偏移しており、 これにより、前記リセット軸が挿入されたとき、接触状
    態にある前記第2の組の開閉接点が容易に開離状態に移
    行するようになっていることを特徴とする請求項3に記
    載の手動復帰型サーモスタット。
  6. 【請求項6】 前記2つのバネ部材は、一方側のバネ部
    材の付勢力が他方側の付勢力より弱く設定されており、
    前記感熱体のスナップ動作に応答して、弱いほうのバネ
    部材が配置されている開閉接点が開離するようになって
    いることを特徴とする請求項4に記載の手動復帰型サー
    モスタット。
  7. 【請求項7】 前記リセット軸は、線材を屈曲形成して
    なる付勢手段によって押し出される向きに付勢されてお
    り、これにより、前記リセット軸が人為的に挿入されな
    い限り、前記リセット軸が移動しないようになっている
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記
    載の手動復帰型サーモスタット。
JP2179996A 1996-01-12 1996-01-12 手動復帰型サーモスタット Withdrawn JPH09198980A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218200B2 (en) 2004-06-10 2007-05-15 Wako Electronics Co., Ltd. Manual-reset thermostat
US8626006B2 (en) 2011-03-28 2014-01-07 Fuji Xerox, Co., Ltd. Heat-responsive switch, fixing device, and image forming apparatus
CN103515144A (zh) * 2013-09-29 2014-01-15 扬州宝珠电器有限公司 限制复位式温度控制器

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