JPH09199082A - 表示用放電灯及びその製造方法 - Google Patents
表示用放電灯及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH09199082A JPH09199082A JP8003357A JP335796A JPH09199082A JP H09199082 A JPH09199082 A JP H09199082A JP 8003357 A JP8003357 A JP 8003357A JP 335796 A JP335796 A JP 335796A JP H09199082 A JPH09199082 A JP H09199082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass bulb
- discharge lamp
- electrode
- glass
- display discharge
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Discharge Lamp (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】光放出部の輝度を損なうことなく、構成の簡略
化によって表示用放電灯装置の組み立て作業を能率的に
遂行し得る表示用放電灯及びその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】長さの異なる第1,第2の直管部2a,2
bを有するU字状のガラスバルブ2と、ガラスバルブ2
の内面に形成した1つ又は複数の蛍光体よりなる発光層
3と、ガラスバルブ2のそれぞれの端部に配置した第
1,第2の電極4,5と、ガラスバルブ2の内部に封入
した希ガスとを具備し、前記第1,第2の直管部2a,
2bの端部を互いに食い違い状に構成することによっ
て、製造作業を容易化できる上、表示用放電灯装置の組
み立て作業も能率化できる。
化によって表示用放電灯装置の組み立て作業を能率的に
遂行し得る表示用放電灯及びその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】長さの異なる第1,第2の直管部2a,2
bを有するU字状のガラスバルブ2と、ガラスバルブ2
の内面に形成した1つ又は複数の蛍光体よりなる発光層
3と、ガラスバルブ2のそれぞれの端部に配置した第
1,第2の電極4,5と、ガラスバルブ2の内部に封入
した希ガスとを具備し、前記第1,第2の直管部2a,
2bの端部を互いに食い違い状に構成することによっ
て、製造作業を容易化できる上、表示用放電灯装置の組
み立て作業も能率化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は表示用放電灯及び
その製造方法に関し、特に大形カラ−ディスプレイ装置
などの表示素子として用いられる表示用放電灯及びその
製造方法の改良に関する。
その製造方法に関し、特に大形カラ−ディスプレイ装置
などの表示素子として用いられる表示用放電灯及びその
製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種表示用放電灯は、例えば図
10〜図11に示すように構成されている(特開平1−
105454号公報参照)。同図において、Aは第1の
外囲器であって、例えばセラミックよりなる筒状の外囲
器本体Bと、透光性のガラス板よりなり、外囲器本体B
の開口部を閉塞する封口部材Cと、外囲器本体Bから一
体的に延び、内部空間を3つの独立した空間に区画する
Y形の仕切部材Dとから構成されている。この第1の外
囲器Aの区画された3つの空間にはそれぞれ3つの第1
の電極Ea,Eb,Ecが配置されている。尚、区画さ
れた3つの空間に対応する外囲器本体Bの内面にはそれ
ぞれ青色領域,緑色領域,赤色領域の発光を呈する発光
層が形成されている。そして、外囲器本体Bの背面側の
中央部分にはガラスよりなる第2の外囲器Fが気密に封
止されている。この第2の外囲器Fには熱陰極よりなる
第2の電極Gが内蔵されており、第1の電極Ea,E
b,Ecとの間には外囲器本体Bの中央部分に形成され
た開口部Ba,Bb,Bcを介して放電経路が形成され
る。
10〜図11に示すように構成されている(特開平1−
105454号公報参照)。同図において、Aは第1の
外囲器であって、例えばセラミックよりなる筒状の外囲
器本体Bと、透光性のガラス板よりなり、外囲器本体B
の開口部を閉塞する封口部材Cと、外囲器本体Bから一
体的に延び、内部空間を3つの独立した空間に区画する
Y形の仕切部材Dとから構成されている。この第1の外
囲器Aの区画された3つの空間にはそれぞれ3つの第1
の電極Ea,Eb,Ecが配置されている。尚、区画さ
れた3つの空間に対応する外囲器本体Bの内面にはそれ
ぞれ青色領域,緑色領域,赤色領域の発光を呈する発光
層が形成されている。そして、外囲器本体Bの背面側の
中央部分にはガラスよりなる第2の外囲器Fが気密に封
止されている。この第2の外囲器Fには熱陰極よりなる
第2の電極Gが内蔵されており、第1の電極Ea,E
b,Ecとの間には外囲器本体Bの中央部分に形成され
た開口部Ba,Bb,Bcを介して放電経路が形成され
る。
【0003】この表示用放電灯は、野球場,広告塔など
のディスプレイ盤に数千個,数万個が整列状態で配列さ
れ、第2の電極Gと第1の電極Ea,Eb,Ecとの間
で選択的に放電が生成される。これによって、放電の生
じている空間の発光層が発光し、封口部材Cから所定の
色の光が放出される。従って、ディスプレイ内容に応じ
てそれぞれの電極間に放電を生成させることによって、
所望の表示を実現することができるものである。
のディスプレイ盤に数千個,数万個が整列状態で配列さ
れ、第2の電極Gと第1の電極Ea,Eb,Ecとの間
で選択的に放電が生成される。これによって、放電の生
じている空間の発光層が発光し、封口部材Cから所定の
色の光が放出される。従って、ディスプレイ内容に応じ
てそれぞれの電極間に放電を生成させることによって、
所望の表示を実現することができるものである。
【0004】ところで、この表示用放電灯は、放電ガス
としてアルゴンなどの不活性ガスと水銀蒸気との混合ガ
スが用いられている関係で、比較的に明るい上に輝度も
高く、大形カラ−ディスプレイ装置などに適用しても、
良好な視認性が得られるという特徴を有するものの、外
気温度によって明るさや輝度が変動し易いために、装置
の立ち上げ時における表示面の画質が低下する傾向にあ
る。その上、第1の外囲器Aの背面側に第2の外囲器F
が気密に封止されているために、構造が複雑化するとい
う問題がある。
としてアルゴンなどの不活性ガスと水銀蒸気との混合ガ
スが用いられている関係で、比較的に明るい上に輝度も
高く、大形カラ−ディスプレイ装置などに適用しても、
良好な視認性が得られるという特徴を有するものの、外
気温度によって明るさや輝度が変動し易いために、装置
の立ち上げ時における表示面の画質が低下する傾向にあ
る。その上、第1の外囲器Aの背面側に第2の外囲器F
が気密に封止されているために、構造が複雑化するとい
う問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本出願人は、
このような点に鑑み、先に図12に示す表示用放電灯を
提案した。この表示用放電灯は、次のように構成されて
いる。即ち、同図において、Hは外囲器であって、例え
ばガラス部材,セラミック部材などよりなる筒状の外囲
器本体HAと、外囲器本体HAの一端に封着されたガラ
ス部材よりなる光放出部としての第1の封口部材HB
と、外囲器本体HAの他端に封着されたガラス部材又は
セラミック部材よりなる第2の封口部材HCとから構成
されている。特に、第2の封口部材HCには、その上端
周縁に段部HCaが、上面部分に所定の間隔だけ離隔し
た第1,第2のリ−ド挿通孔HCb,HCcが、第2の
リ−ド挿通孔HCcの上端周縁に凹部HCdが、第1,
第2のリ−ド挿通孔HCb,HCcの間に排気管HCe
がそれぞれ形成・配設されている。尚、外囲器本体HA
の開口端への第1,第2の封口部材HB,HCの封着
は、例えば低融点ガラスなどの封着部材を使用して行な
われる。そして、外囲器本体HAの内面には銀,アルミ
ニウムなどの光反射層J及び単一ないし複数の蛍光体を
混合してなる発光層Kが順次に積層して形成されてい
る。
このような点に鑑み、先に図12に示す表示用放電灯を
提案した。この表示用放電灯は、次のように構成されて
いる。即ち、同図において、Hは外囲器であって、例え
ばガラス部材,セラミック部材などよりなる筒状の外囲
器本体HAと、外囲器本体HAの一端に封着されたガラ
ス部材よりなる光放出部としての第1の封口部材HB
と、外囲器本体HAの他端に封着されたガラス部材又は
セラミック部材よりなる第2の封口部材HCとから構成
されている。特に、第2の封口部材HCには、その上端
周縁に段部HCaが、上面部分に所定の間隔だけ離隔し
た第1,第2のリ−ド挿通孔HCb,HCcが、第2の
リ−ド挿通孔HCcの上端周縁に凹部HCdが、第1,
第2のリ−ド挿通孔HCb,HCcの間に排気管HCe
がそれぞれ形成・配設されている。尚、外囲器本体HA
の開口端への第1,第2の封口部材HB,HCの封着
は、例えば低融点ガラスなどの封着部材を使用して行な
われる。そして、外囲器本体HAの内面には銀,アルミ
ニウムなどの光反射層J及び単一ないし複数の蛍光体を
混合してなる発光層Kが順次に積層して形成されてい
る。
【0006】一方、第2の封口部材HCには第1,第2
の電極L,Mが一定の距離だけ離隔して配置されてお
り、それより延びるリ−ドLa,Maは第1,第2のリ
−ド挿通孔HCb,HCcに挿通した上で封着部材など
を用いて封着されている。この第1,第2の電極L,M
は冷陰極に構成されている。又、第2の封口部材HCの
凹部HCdには、例えばガラス部材よりなる筒状の仕切
部材Nの下端が、第1の封口部材HBに対してほぼ直角
となるように挿入され、封着部材などを用いて封着され
ている。尚、この仕切部材Nの内面には発光層Kが形成
されている。特に、外囲器Hの内部にはキセノンガスを
含む希ガスが所定量封入されている。但し、水銀などの
金属蒸気は封入されていない。
の電極L,Mが一定の距離だけ離隔して配置されてお
り、それより延びるリ−ドLa,Maは第1,第2のリ
−ド挿通孔HCb,HCcに挿通した上で封着部材など
を用いて封着されている。この第1,第2の電極L,M
は冷陰極に構成されている。又、第2の封口部材HCの
凹部HCdには、例えばガラス部材よりなる筒状の仕切
部材Nの下端が、第1の封口部材HBに対してほぼ直角
となるように挿入され、封着部材などを用いて封着され
ている。尚、この仕切部材Nの内面には発光層Kが形成
されている。特に、外囲器Hの内部にはキセノンガスを
含む希ガスが所定量封入されている。但し、水銀などの
金属蒸気は封入されていない。
【0007】この提案によれば、電極L,M間に形成さ
れる放電経路の主要部分は、筒状の仕切部材の存在によ
り、光放出部としての第1の封口部材HBに対してほぼ
直角方向に構成されているために、放電によって発生し
た光は外囲器本体内及び仕切部材内において高密度化さ
れ、第1の封口部材側の輝度を、外囲器本体の内面に形
成された光反射層による光反射作用と相俟って、効果的
に高くできる。
れる放電経路の主要部分は、筒状の仕切部材の存在によ
り、光放出部としての第1の封口部材HBに対してほぼ
直角方向に構成されているために、放電によって発生し
た光は外囲器本体内及び仕切部材内において高密度化さ
れ、第1の封口部材側の輝度を、外囲器本体の内面に形
成された光反射層による光反射作用と相俟って、効果的
に高くできる。
【0008】しかも、その外囲器H内には、希ガスの他
は水銀などの金属蒸気が全く含まれていないために、明
るさや輝度が外気温度の影響を受けにくく、比較的に安
定した光が得られ、例えば大形カラ−ディスプレイ装置
などに適用した場合には、表示画面の画質改善を図るこ
とが可能になるなどの優れた効果が得られるものであ
る。
は水銀などの金属蒸気が全く含まれていないために、明
るさや輝度が外気温度の影響を受けにくく、比較的に安
定した光が得られ、例えば大形カラ−ディスプレイ装置
などに適用した場合には、表示画面の画質改善を図るこ
とが可能になるなどの優れた効果が得られるものであ
る。
【0009】しかしながら、この表示用放電灯は、その
構成が簡略化されているものの、部品点数が多い上に、
外囲器本体HAに第1の封口部材HBを封着したり、第
2の封口部材HCに外囲器本体HA,一対の電極L,M
及び仕切部材Nを封着したりしなければならないため
に、製造作業が煩雑になるのみならず、量産に当たって
克服すべき技術的課題が多いという問題がある。
構成が簡略化されているものの、部品点数が多い上に、
外囲器本体HAに第1の封口部材HBを封着したり、第
2の封口部材HCに外囲器本体HA,一対の電極L,M
及び仕切部材Nを封着したりしなければならないため
に、製造作業が煩雑になるのみならず、量産に当たって
克服すべき技術的課題が多いという問題がある。
【0010】それ故に、本発明の目的は、光放出部の輝
度を損なうことなく、構成の簡略化によって表示用放電
灯装置の組み立て作業を能率的に遂行し得る表示用放電
灯及びその製造方法を提供することにある。
度を損なうことなく、構成の簡略化によって表示用放電
灯装置の組み立て作業を能率的に遂行し得る表示用放電
灯及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、長さの異なる第1,第2の直
管部を有するU字状のガラスバルブと、ガラスバルブの
内面に形成した1つ又は複数の蛍光体よりなる発光層
と、ガラスバルブのそれぞれの端部に配置した第1,第
2の電極と、ガラスバルブの内部に封入した希ガスとを
具備し、前記第1,第2の直管部の端部を互いに食い違
い状に構成したものであり、本発明の第2の発明は、前
記電極を冷陰極形に構成したものであり、第3の発明
は、前記希ガスはキセノンガスを主成分とすることを特
徴とする。
の目的を達成するために、長さの異なる第1,第2の直
管部を有するU字状のガラスバルブと、ガラスバルブの
内面に形成した1つ又は複数の蛍光体よりなる発光層
と、ガラスバルブのそれぞれの端部に配置した第1,第
2の電極と、ガラスバルブの内部に封入した希ガスとを
具備し、前記第1,第2の直管部の端部を互いに食い違
い状に構成したものであり、本発明の第2の発明は、前
記電極を冷陰極形に構成したものであり、第3の発明
は、前記希ガスはキセノンガスを主成分とすることを特
徴とする。
【0012】又、本発明の第4の発明は、内面の所定部
分に発光層を有する直管状のガラスバルブ内に第1の電
極を配置し、ガラスバルブに仮固定する工程と、ガラス
バルブの曲成予定部分を加熱し、長さの異なる第1,第
2の直管部が形成されるように曲成する工程と、排気終
了後に、ガラスバルブ内に希ガスを封入する工程と、希
ガスの封入後に、第1の電極の仮固定部分を封着する工
程とを含むことを特徴とし、第5の発明は、前記ガラス
バルブに第1の電極を仮固定するに先立って、ガラスパ
ルブの端部に第2の電極を配置し封着することを特徴と
し、第6の発明は、前記ガラスバルブに第1の電極を仮
固定した後に、ガラスバルブの端部に第2の電極を配置
し封着することを特徴とする。
分に発光層を有する直管状のガラスバルブ内に第1の電
極を配置し、ガラスバルブに仮固定する工程と、ガラス
バルブの曲成予定部分を加熱し、長さの異なる第1,第
2の直管部が形成されるように曲成する工程と、排気終
了後に、ガラスバルブ内に希ガスを封入する工程と、希
ガスの封入後に、第1の電極の仮固定部分を封着する工
程とを含むことを特徴とし、第5の発明は、前記ガラス
バルブに第1の電極を仮固定するに先立って、ガラスパ
ルブの端部に第2の電極を配置し封着することを特徴と
し、第6の発明は、前記ガラスバルブに第1の電極を仮
固定した後に、ガラスバルブの端部に第2の電極を配置
し封着することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第7の発明は、内面の所
定部分に発光層を有する直管状のガラスバルブの一方の
端部に第2の電極を配置して封着すると共に、第2の電
極から所定の距離だけ離隔したガラスバルブ内に第1の
電極を配置し、ガラスバルブに仮固定する工程と、ガラ
スバルブの曲成予定部分を加熱し、長さの異なる第1,
第2の直管部が形成されるように曲成する工程と、排気
終了後に、ガラスバルブ内に希ガスを封入する工程と、
ガラスバルブの他方の端部を封止する工程と、この封止
後に、第1の電極の仮固定部分を封着すると共に、ガラ
スバルブの不要部分を溶断除去する工程とを含むことを
特徴とする。
定部分に発光層を有する直管状のガラスバルブの一方の
端部に第2の電極を配置して封着すると共に、第2の電
極から所定の距離だけ離隔したガラスバルブ内に第1の
電極を配置し、ガラスバルブに仮固定する工程と、ガラ
スバルブの曲成予定部分を加熱し、長さの異なる第1,
第2の直管部が形成されるように曲成する工程と、排気
終了後に、ガラスバルブ内に希ガスを封入する工程と、
ガラスバルブの他方の端部を封止する工程と、この封止
後に、第1の電極の仮固定部分を封着すると共に、ガラ
スバルブの不要部分を溶断除去する工程とを含むことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の1実施例について
図1を参照して説明する。同図において、1は表示用放
電灯であって、例えば低鉛ガラスを含む鉛ガラス,ソ−
ダガラス,硼・珪酸ガラス,硬質ガラスなどよりなり、
かつ長さの異なる第1,第2の直管部2a,2b及びこ
の直管部2a,2bを連結する曲成部2cを有するガラ
スバルブ2と、ガラスバルブ2の内面に、例えば青色領
域,緑色領域,赤色領域に発光を呈する単一又は複数の
蛍光体を適宜に混合して形成された発光層3と、ガラス
バルブ2の端部に配置された第1,第2の電極4,5
と、ガラスバルブ2の内部に封入されたキセノン(X
e),クリプトン(Kr),ヘリウム(He),ネオン
(Ne),アルゴン(Ar)の単一又は適宜に混合され
た希ガスとから構成されている。
図1を参照して説明する。同図において、1は表示用放
電灯であって、例えば低鉛ガラスを含む鉛ガラス,ソ−
ダガラス,硼・珪酸ガラス,硬質ガラスなどよりなり、
かつ長さの異なる第1,第2の直管部2a,2b及びこ
の直管部2a,2bを連結する曲成部2cを有するガラ
スバルブ2と、ガラスバルブ2の内面に、例えば青色領
域,緑色領域,赤色領域に発光を呈する単一又は複数の
蛍光体を適宜に混合して形成された発光層3と、ガラス
バルブ2の端部に配置された第1,第2の電極4,5
と、ガラスバルブ2の内部に封入されたキセノン(X
e),クリプトン(Kr),ヘリウム(He),ネオン
(Ne),アルゴン(Ar)の単一又は適宜に混合され
た希ガスとから構成されている。
【0015】上述の第1,第2の電極4,5は冷陰極形
に構成されており、例えばニッケルなどの金属線をリ−
ドに溶接したり,ニッケルなどの金属スリ−ブをリ−ド
に装着して溶接したり,ニッケルリボンを渦巻き状に巻
回したり,金属粉末を柱状に成形・焼結したりして構成
されている。そして、第1,第2の電極4,5からは導
出用のリ−ド4a,5aが延在されており、その封着予
定部分にはガラスビ−ド4b,5bが封着されている。
このガラスビ−ド4b,5b部分を利用してガラスバル
ブ2に気密に封着されている。尚、第1,第2の直管部
2a,2bの端部は互いに食い違い状に構成されてい
る。
に構成されており、例えばニッケルなどの金属線をリ−
ドに溶接したり,ニッケルなどの金属スリ−ブをリ−ド
に装着して溶接したり,ニッケルリボンを渦巻き状に巻
回したり,金属粉末を柱状に成形・焼結したりして構成
されている。そして、第1,第2の電極4,5からは導
出用のリ−ド4a,5aが延在されており、その封着予
定部分にはガラスビ−ド4b,5bが封着されている。
このガラスビ−ド4b,5b部分を利用してガラスバル
ブ2に気密に封着されている。尚、第1,第2の直管部
2a,2bの端部は互いに食い違い状に構成されてい
る。
【0016】ところで、この放電灯1は、例えば図2に
示すようにして製造される。まず、同図a,bに示すよ
うに、内面の所定部分に発光層3を有する直管状のガラ
スバルブ2の一端に第2の電極5を配置し、ガラスバル
ブ2とガラスビ−ド5bとを加熱によって封着する。そ
して、ガラスバルブ内の所定部分に第1の電極4を挿入
・配置し、ガラスビ−ド4bに対応するガラスバルブ2
の一部分2Aを加熱することにより、ガラスビ−ド4b
とガラスバルブ2とを部分的に融着する。これによっ
て、第1の電極4はガラスバルブ2に仮固定される。次
に、同図cに示すように、第1,第2の電極4,5間の
曲成予定部分(2c)のガラスバルブ部分を加熱・軟化
させた後、ガラスバルブ2をU字形に曲成する。これに
より、ガラスビ−ド4bから曲成部2cまでの第1の直
管部2aの長さはガラスビ−ド5bから曲成部2cまで
の第2の直管部2bの長さより長くなっている。その
後、曲成バルブ2の他端(第1の電極4側)を排気装置
EXに接続する。そして、所定の排気処理,電極の活性
化処理などを行なった後、ガラスバルブ内にキセノンガ
スなどの希ガスを所定量封入する。次に、同図dに示す
ように、排気装置EXに近いガラスバルブ2部分をチッ
プオフする。然る後、同図eに示すように、仮固定部分
(2A)を加熱することにより、ガラスバルブ2をガラ
スビ−ド4bに気密なるように封着すると共に、不要な
ガラスバルブを溶断して表示用放電灯1の製造を完了す
る。
示すようにして製造される。まず、同図a,bに示すよ
うに、内面の所定部分に発光層3を有する直管状のガラ
スバルブ2の一端に第2の電極5を配置し、ガラスバル
ブ2とガラスビ−ド5bとを加熱によって封着する。そ
して、ガラスバルブ内の所定部分に第1の電極4を挿入
・配置し、ガラスビ−ド4bに対応するガラスバルブ2
の一部分2Aを加熱することにより、ガラスビ−ド4b
とガラスバルブ2とを部分的に融着する。これによっ
て、第1の電極4はガラスバルブ2に仮固定される。次
に、同図cに示すように、第1,第2の電極4,5間の
曲成予定部分(2c)のガラスバルブ部分を加熱・軟化
させた後、ガラスバルブ2をU字形に曲成する。これに
より、ガラスビ−ド4bから曲成部2cまでの第1の直
管部2aの長さはガラスビ−ド5bから曲成部2cまで
の第2の直管部2bの長さより長くなっている。その
後、曲成バルブ2の他端(第1の電極4側)を排気装置
EXに接続する。そして、所定の排気処理,電極の活性
化処理などを行なった後、ガラスバルブ内にキセノンガ
スなどの希ガスを所定量封入する。次に、同図dに示す
ように、排気装置EXに近いガラスバルブ2部分をチッ
プオフする。然る後、同図eに示すように、仮固定部分
(2A)を加熱することにより、ガラスバルブ2をガラ
スビ−ド4bに気密なるように封着すると共に、不要な
ガラスバルブを溶断して表示用放電灯1の製造を完了す
る。
【0017】この表示用放電灯1は、例えば図3に示す
ように、外囲器6に収納することによって表示用放電灯
装置として利用される。ここで、外囲器6は、例えばア
クリル樹脂,ポリカ−ボネイト樹脂などの樹脂部材、セ
ラミック部材、硼・珪酸ガラス,硬質ガラス,ソ−ダガ
ラスなどのガラス部材などにて形成された筒状の外囲器
本体7と、外囲器本体7の一方の開口部に一体化された
樹脂部材又はガラス部材よりなる光放出部としての封口
部材8とから構成されている。この外囲器6の内面、特
に外囲器本体7の内面には銀,アルミニウムなどの光反
射層9が形成されている。そして、この外囲器6の内部
にはU字形の放電灯1が、放電経路の主要部分が光放出
部としての封口部材8に対してほぼ直角方向となるよう
に収納・配置された上で、シリコ−ン樹脂などの絶縁部
材よりなる支持手段10にて支持されている。特に、支
持手段10は外囲器6の開口部6aに、同開口部を閉塞
するように充填されており、これにより、放電灯1は支
持手段10を介して外囲器本体7に固定される。そし
て、支持手段10の一部には外囲器内の圧力変動を吸収
する孔11が形成されているが、圧力変動が少ない場合
には省略できる。尚、支持手段10はホットメルトなど
の接着性部材が望ましいが、放電灯1に対する支持機能
があれば、どのような絶縁部材でも使用できる。
ように、外囲器6に収納することによって表示用放電灯
装置として利用される。ここで、外囲器6は、例えばア
クリル樹脂,ポリカ−ボネイト樹脂などの樹脂部材、セ
ラミック部材、硼・珪酸ガラス,硬質ガラス,ソ−ダガ
ラスなどのガラス部材などにて形成された筒状の外囲器
本体7と、外囲器本体7の一方の開口部に一体化された
樹脂部材又はガラス部材よりなる光放出部としての封口
部材8とから構成されている。この外囲器6の内面、特
に外囲器本体7の内面には銀,アルミニウムなどの光反
射層9が形成されている。そして、この外囲器6の内部
にはU字形の放電灯1が、放電経路の主要部分が光放出
部としての封口部材8に対してほぼ直角方向となるよう
に収納・配置された上で、シリコ−ン樹脂などの絶縁部
材よりなる支持手段10にて支持されている。特に、支
持手段10は外囲器6の開口部6aに、同開口部を閉塞
するように充填されており、これにより、放電灯1は支
持手段10を介して外囲器本体7に固定される。そし
て、支持手段10の一部には外囲器内の圧力変動を吸収
する孔11が形成されているが、圧力変動が少ない場合
には省略できる。尚、支持手段10はホットメルトなど
の接着性部材が望ましいが、放電灯1に対する支持機能
があれば、どのような絶縁部材でも使用できる。
【0018】この実施例によれば、放電灯1はそれぞれ
の端部が互い違い状に構成されているために、第1の電
極4側を封着する際に、バ−ナ−の炎が第2の電極5側
のガラスバルブ端部に当たらない。従って、第1の電極
4側の封着による第2の電極5側のガラスバルブ端部に
おけるガラスクラック不良を皆無にできる。
の端部が互い違い状に構成されているために、第1の電
極4側を封着する際に、バ−ナ−の炎が第2の電極5側
のガラスバルブ端部に当たらない。従って、第1の電極
4側の封着による第2の電極5側のガラスバルブ端部に
おけるガラスクラック不良を皆無にできる。
【0019】その上、この放電灯5には希ガスの他は水
銀などの金属蒸気が全く含まれていないために、明るさ
や輝度が外気温度の影響を受けにくく、比較的に安定し
た光を放出する。従って、例えば大形カラ−ディスプレ
イ装置などに適用した場合には、表示画面の画質改善を
図ることが可能となる。
銀などの金属蒸気が全く含まれていないために、明るさ
や輝度が外気温度の影響を受けにくく、比較的に安定し
た光を放出する。従って、例えば大形カラ−ディスプレ
イ装置などに適用した場合には、表示画面の画質改善を
図ることが可能となる。
【0020】又、この放電灯1はU字形に形成され、小
形化されている関係で、外囲器6の内部に、放電経路の
主要部分が光放出部(8)に対してほぼ直角方向となる
ように単に収納するだけの簡単な作業で表示用放電灯装
置を組み立てることができる。従って、製造作業が単純
化され、量産ラインへの適用が容易となる。
形化されている関係で、外囲器6の内部に、放電経路の
主要部分が光放出部(8)に対してほぼ直角方向となる
ように単に収納するだけの簡単な作業で表示用放電灯装
置を組み立てることができる。従って、製造作業が単純
化され、量産ラインへの適用が容易となる。
【0021】特に、U字形の放電灯1は外囲器6の内部
に、放電経路の主要部分が光放出部(8)に対してほぼ
直角方向となるように収納されているために、ガラスバ
ルブの直管部分で高密度化された光が、光反射層9によ
る光反射作用と相俟ってさらに高密度化されて光放出部
から外部に放出される。従って、光放出部における輝度
を高めることができる。
に、放電経路の主要部分が光放出部(8)に対してほぼ
直角方向となるように収納されているために、ガラスバ
ルブの直管部分で高密度化された光が、光反射層9によ
る光反射作用と相俟ってさらに高密度化されて光放出部
から外部に放出される。従って、光放出部における輝度
を高めることができる。
【0022】しかも、放電灯1は外囲器内において支持
手段10によって固定されているために、振動などが付
与されても外囲器6の内壁との衝突による破損を防止で
きる。従って、例えば大形カラ−ディスプレイ装置など
への適用が可能となる。
手段10によって固定されているために、振動などが付
与されても外囲器6の内壁との衝突による破損を防止で
きる。従って、例えば大形カラ−ディスプレイ装置など
への適用が可能となる。
【0023】さらに、外囲器6の開口部6aは絶縁部材
などの支持手段10にて封口されているために、外囲器
内部の汚染を軽減できる。このために、汚染に起因する
輝度の低下を防止することができる。しかしながら、支
持手段10には小さな孔11が形成されているために、
外囲器内に圧力変動が生じても孔11を通して自動的に
調整され、外囲器や放電灯が損傷されることはない。
などの支持手段10にて封口されているために、外囲器
内部の汚染を軽減できる。このために、汚染に起因する
輝度の低下を防止することができる。しかしながら、支
持手段10には小さな孔11が形成されているために、
外囲器内に圧力変動が生じても孔11を通して自動的に
調整され、外囲器や放電灯が損傷されることはない。
【0024】図4は、本発明にかかる放電灯1の表示用
放電灯装置への第2の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、外囲器本体7の一方の開口部を閉塞する光放出
部としての封口部材を、集光機能を有するレンズ体8A
に変更したことである。この実施例によれば、レンズ体
8Aによって集光されるために、輝度を飛躍的に高める
ことができる。
放電灯装置への第2の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、外囲器本体7の一方の開口部を閉塞する光放出
部としての封口部材を、集光機能を有するレンズ体8A
に変更したことである。この実施例によれば、レンズ体
8Aによって集光されるために、輝度を飛躍的に高める
ことができる。
【0025】図5は、本発明にかかる放電灯1の表示用
放電灯装置への第3の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、光放出部としての封口部材8Bを外囲器本体7
とは別部品のディスク状部品にて構成すると共に、外囲
器本体7の開口部に固定したことである。特に、外囲器
本体7及び封口部材8Bをガラス部材にて構成する場合
には低融点ガラスなどにて封着され、又、樹脂部材にて
構成される場合には接着剤などにて封着される。
放電灯装置への第3の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、光放出部としての封口部材8Bを外囲器本体7
とは別部品のディスク状部品にて構成すると共に、外囲
器本体7の開口部に固定したことである。特に、外囲器
本体7及び封口部材8Bをガラス部材にて構成する場合
には低融点ガラスなどにて封着され、又、樹脂部材にて
構成される場合には接着剤などにて封着される。
【0026】図6は、本発明にかかる放電灯1の表示用
放電灯装置への第4の適用例を示すものであって、基本
的には図4に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、光放出部としての封口部材を外囲器本体7とは
別部品のレンズ体8Cにて構成すると共に、外囲器本体
7の開口部に固定したことである。特に、外囲器本体7
及び封口部材8Cをガラス部材にて構成する場合には低
融点ガラスなどにて封着され、又、樹脂部材にて構成さ
れる場合には接着剤などにて封着される。この実施例に
よれば、要求される光の放出方向,輝度に応じてレンズ
体8Cのみを設計変更すれば対応できるために、設備費
を軽減できる。
放電灯装置への第4の適用例を示すものであって、基本
的には図4に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、光放出部としての封口部材を外囲器本体7とは
別部品のレンズ体8Cにて構成すると共に、外囲器本体
7の開口部に固定したことである。特に、外囲器本体7
及び封口部材8Cをガラス部材にて構成する場合には低
融点ガラスなどにて封着され、又、樹脂部材にて構成さ
れる場合には接着剤などにて封着される。この実施例に
よれば、要求される光の放出方向,輝度に応じてレンズ
体8Cのみを設計変更すれば対応できるために、設備費
を軽減できる。
【0027】図7は、本発明にかかる放電灯1の表示用
放電灯装置への第5の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、封口部材8の外面にレンズ体8Cを装着したこ
とである。この実施例によれば、要求される光の放出方
向,輝度に応じたレンズ体8Cを装着するだけでよく、
迅速な対応が可能となる。
放電灯装置への第5の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、封口部材8の外面にレンズ体8Cを装着したこ
とである。この実施例によれば、要求される光の放出方
向,輝度に応じたレンズ体8Cを装着するだけでよく、
迅速な対応が可能となる。
【0028】図8は、本発明にかかる放電灯1の表示用
放電灯装置への第6の適用例を示すものであって、基本
的には図7に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、封口部材8の外面側に複数の凸レンズ群を有す
るレンズ体8Dを密接させたことである。この実施例に
よれば、第5の適用例と同様な効果が期待できる。
放電灯装置への第6の適用例を示すものであって、基本
的には図7に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、封口部材8の外面側に複数の凸レンズ群を有す
るレンズ体8Dを密接させたことである。この実施例に
よれば、第5の適用例と同様な効果が期待できる。
【0029】図9は、本発明にかかる放電灯1の表示用
放電灯装置への第7の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、外囲器6の開口部6a側で、かつ放電灯1の端
部側にパラボラ状の光反射層(反射板)12を配置した
ことである。この実施例によれば、放電灯1から放射さ
れる光をさらに有効に光放出部(8)から放出させるこ
とができ、輝度の一層の改善が可能となる。
放電灯装置への第7の適用例を示すものであって、基本
的には図3に示す表示用放電灯装置と同じである。異な
る点は、外囲器6の開口部6a側で、かつ放電灯1の端
部側にパラボラ状の光反射層(反射板)12を配置した
ことである。この実施例によれば、放電灯1から放射さ
れる光をさらに有効に光放出部(8)から放出させるこ
とができ、輝度の一層の改善が可能となる。
【0030】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば第1,第2の電極のガラスバル
ブへの封着はリ−ドに設けたガラスビ−ドを介在させる
他、リ−ドにガラスバルブを直接的に封着させることも
できるし、封着用のリ−ドを利用することもできる。
又、第2の電極は第1の電極をガラスバルブに仮固定し
た後にガラスバルブ端に封着することもできる。又、表
示用放電灯装置への適用例において、外囲器の形態は円
筒状の他、四角筒状,三角状などに構成できるし、それ
の外面に光反射層を形成することもできるし、或いは内
面又は外面における光反射層を省略することもできる。
さらには、それぞれの実施例の構造,材料は適宜に入れ
替えたり、組み合わせたりすることができる。
されることなく、例えば第1,第2の電極のガラスバル
ブへの封着はリ−ドに設けたガラスビ−ドを介在させる
他、リ−ドにガラスバルブを直接的に封着させることも
できるし、封着用のリ−ドを利用することもできる。
又、第2の電極は第1の電極をガラスバルブに仮固定し
た後にガラスバルブ端に封着することもできる。又、表
示用放電灯装置への適用例において、外囲器の形態は円
筒状の他、四角筒状,三角状などに構成できるし、それ
の外面に光反射層を形成することもできるし、或いは内
面又は外面における光反射層を省略することもできる。
さらには、それぞれの実施例の構造,材料は適宜に入れ
替えたり、組み合わせたりすることができる。
【0031】
【実施例】次に、実験例について説明する。まず、外径
が6mm,長さが19mmのソ−ダガラスよりなる外囲
器本体の一端開口部に外径が6mm,板厚が1mmのソ
−ダガラスよりなる封口部材をフリットガラス(封着部
材)を用いて封着し、外囲器本体の内面にアルミニウム
を蒸着して光反射層を形成する。一方、外径が2mm,
長さが80mmの鉛ガラスよりなるガラスバルブの所定
の内面に緑色領域に発光を呈するテルビウム付活イット
リウム・シリケ−ト蛍光体(Y2 SiO5 :Tb)を塗
布して発光層を形成する。以下、図2に示す方法に準じ
てU字形の放電灯を製造する。尚、この放電灯におい
て、それぞれの直管部は互い違い状に曲成され、第1の
直管部の長さは18mmであり、曲成幅は5mmであ
り、キセノンガスの封入圧は90トルである。然る後、
外囲器内に放電灯を、第1,第2の直管部(放電経路の
主要部分)が光放出部にほぼ直角方向となるように収納
し、開口部をシリコ−ン系のホットメルト(支持手段)
にて封口することにより、図3に示す表示用放電灯装置
が完成する。
が6mm,長さが19mmのソ−ダガラスよりなる外囲
器本体の一端開口部に外径が6mm,板厚が1mmのソ
−ダガラスよりなる封口部材をフリットガラス(封着部
材)を用いて封着し、外囲器本体の内面にアルミニウム
を蒸着して光反射層を形成する。一方、外径が2mm,
長さが80mmの鉛ガラスよりなるガラスバルブの所定
の内面に緑色領域に発光を呈するテルビウム付活イット
リウム・シリケ−ト蛍光体(Y2 SiO5 :Tb)を塗
布して発光層を形成する。以下、図2に示す方法に準じ
てU字形の放電灯を製造する。尚、この放電灯におい
て、それぞれの直管部は互い違い状に曲成され、第1の
直管部の長さは18mmであり、曲成幅は5mmであ
り、キセノンガスの封入圧は90トルである。然る後、
外囲器内に放電灯を、第1,第2の直管部(放電経路の
主要部分)が光放出部にほぼ直角方向となるように収納
し、開口部をシリコ−ン系のホットメルト(支持手段)
にて封口することにより、図3に示す表示用放電灯装置
が完成する。
【0032】この放電灯のそれぞれの電極間に1000
Vの直流電圧を印加して封口部材(光放出部)側の輝度
を測定したところ、6000cd/m2 であった。これ
は、ほぼ同一サイズの図12に示す放電灯装置とほぼ同
等である。又、封口部材に図6に示すレンズ体を密着さ
せたところ、前面輝度は3倍になった。
Vの直流電圧を印加して封口部材(光放出部)側の輝度
を測定したところ、6000cd/m2 であった。これ
は、ほぼ同一サイズの図12に示す放電灯装置とほぼ同
等である。又、封口部材に図6に示すレンズ体を密着さ
せたところ、前面輝度は3倍になった。
【0033】又、この放電灯装置を恒温槽に入れ、周囲
温度を0〜30°Cの範囲で変化させて輝度の変化を測
定したところ、大きな変化は見られなかった。
温度を0〜30°Cの範囲で変化させて輝度の変化を測
定したところ、大きな変化は見られなかった。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
直管部が第2の直管部より長く設定され、かつそれぞれ
の端部が互い違い状に構成されているために、第1の電
極側を封着する際に、バ−ナ−の炎が第2の電極側のガ
ラスバルブ端部に当たらない。従って、第1の電極側の
封着による第2の電極側のガラスバルブ端部におけるガ
ラスクラック不良を皆無にでき、製造作業が容易にな
る。
直管部が第2の直管部より長く設定され、かつそれぞれ
の端部が互い違い状に構成されているために、第1の電
極側を封着する際に、バ−ナ−の炎が第2の電極側のガ
ラスバルブ端部に当たらない。従って、第1の電極側の
封着による第2の電極側のガラスバルブ端部におけるガ
ラスクラック不良を皆無にでき、製造作業が容易にな
る。
【0035】その上、この放電灯には希ガスの他は水銀
などの金属蒸気が全く含まれていないために、明るさや
輝度が外気温度の影響を受けにくく、比較的に安定した
光を放出する。従って、例えば大形カラ−ディスプレイ
装置などに適用した場合には、表示画面の画質改善を図
ることが可能となる。
などの金属蒸気が全く含まれていないために、明るさや
輝度が外気温度の影響を受けにくく、比較的に安定した
光を放出する。従って、例えば大形カラ−ディスプレイ
装置などに適用した場合には、表示画面の画質改善を図
ることが可能となる。
【0036】又、この放電灯はU字形に形成され、小形
化されている関係で、外囲器の内部に、放電経路の主要
部分が光放出部に対してほぼ直角方向となるように単に
収納するだけの簡単な作業で表示用放電灯装置を組み立
てることができる。従って、製造作業が単純化され、量
産ラインへの適用が容易となる。
化されている関係で、外囲器の内部に、放電経路の主要
部分が光放出部に対してほぼ直角方向となるように単に
収納するだけの簡単な作業で表示用放電灯装置を組み立
てることができる。従って、製造作業が単純化され、量
産ラインへの適用が容易となる。
【0037】しかも、放電灯は外囲器の内部に、放電経
路の主要部分が光放出部に対してほぼ直角方向となるよ
うに収納されているために、ガラスバルブの直管部分で
高密度化された光が、光反射層による光反射作用と相俟
ってさらに高密度化されて光放出部から外部に放出され
る。従って、光放出部における輝度を高めることができ
る。
路の主要部分が光放出部に対してほぼ直角方向となるよ
うに収納されているために、ガラスバルブの直管部分で
高密度化された光が、光反射層による光反射作用と相俟
ってさらに高密度化されて光放出部から外部に放出され
る。従って、光放出部における輝度を高めることができ
る。
【図1】本発明の1実施例を示す側断面図。
【図2】図1に示す放電灯の製造方法を説明するための
図であって、(a)は仮封止状態の側断面図、(b)は
(a)の水平状態の断面図、(c)はU字形に曲成した
後に排気装置に接続した状態の側断面図、(d)はガラ
スバルブの排気装置側を封止した状態の側断面図、
(e)は完成状態を示す側断面図。
図であって、(a)は仮封止状態の側断面図、(b)は
(a)の水平状態の断面図、(c)はU字形に曲成した
後に排気装置に接続した状態の側断面図、(d)はガラ
スバルブの排気装置側を封止した状態の側断面図、
(e)は完成状態を示す側断面図。
【図3】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第1の適
用例を示す側断面図。
用例を示す側断面図。
【図4】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第2の適
用例を示す側断面図。
用例を示す側断面図。
【図5】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第3の適
用例を示す側断面図。
用例を示す側断面図。
【図6】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第4の適
用例を示す側断面図。
用例を示す側断面図。
【図7】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第5の適
用例を示す側断面図。
用例を示す側断面図。
【図8】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第6の適
用例を示す一部破断側面図。
用例を示す一部破断側面図。
【図9】本発明放電灯の表示用放電灯装置への第7の適
用例を示す側断面図。
用例を示す側断面図。
【図10】従来例の横断面図。
【図11】図10のX−X断面図。
【図12】従来の他の実施例を示す側断面図。
1 放電灯 2 ガラスバルブ 2a 第1の直管部 2b 第2の直管部 2c 曲成部 3 発光層 4,5 第1,第2の電極 4a,5a リ−ド 4b,5b ガラスビ−ド 6 外囲器 7 外囲器本体 8,8A,8B,8C,8D 封口部材(光放出部) 9,12 光反射層 10 支持手段 11孔
Claims (7)
- 【請求項1】 長さの異なる第1,第2の直管部を有す
るU字状のガラスバルブと、ガラスバルブの内面に形成
した1つ又は複数の蛍光体よりなる発光層と、ガラスバ
ルブのそれぞれの端部に配置した第1,第2の電極と、
ガラスバルブの内部に封入した希ガスとを具備し、前記
第1,第2の直管部の端部が互いに食い違い状に構成さ
れていることを特徴とする表示用放電灯。 - 【請求項2】 前記電極が冷陰極形であることを特徴と
する請求項1記載の表示用放電灯。 - 【請求項3】 前記希ガスはキセノンガスを主成分とす
ることを特徴とする請求項1記載の表示用放電灯。 - 【請求項4】 内面の所定部分に発光層を有する直管状
のガラスバルブ内に第1の電極を配置し、ガラスバルブ
に仮固定する工程と、ガラスバルブの曲成予定部分を加
熱し、長さの異なる第1,第2の直管部が形成されるよ
うに曲成する工程と、排気終了後に、ガラスバルブ内に
希ガスを封入する工程と、希ガスの封入後に、第1の電
極の仮固定部分を封着する工程とを含むことを特徴とす
る表示用放電灯の製造方法。 - 【請求項5】 前記ガラスバルブに第1の電極を仮固定
するに先立って、ガラスパルブの端部に第2の電極を配
置し封着することを特徴とする請求項4記載の表示用放
電灯の製造方法。 - 【請求項6】 前記ガラスバルブに第1の電極を仮固定
した後に、ガラスバルブの端部に第2の電極を配置し封
着することを特徴とする請求項4記載の表示用放電灯の
製造方法。 - 【請求項7】 内面の所定部分に発光層を有する直管状
のガラスバルブの一方の端部に第2の電極を配置して封
着すると共に、第2の電極から所定の距離だけ離隔した
ガラスバルブ内に第1の電極を配置し、ガラスバルブに
仮固定する工程と、ガラスバルブの曲成予定部分を加熱
し、長さの異なる第1,第2の直管部が形成されるよう
に曲成する工程と、排気終了後に、ガラスバルブ内に希
ガスを封入する工程と、ガラスバルブの他方の端部を封
止する工程と、この封止後に、第1の電極の仮固定部分
を封着すると共に、ガラスバルブの不要部分を溶断除去
する工程とを含むことを特徴とする表示用放電灯の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003357A JPH09199082A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 表示用放電灯及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003357A JPH09199082A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 表示用放電灯及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199082A true JPH09199082A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11555108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8003357A Withdrawn JPH09199082A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 表示用放電灯及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199082A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010102951A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Iwasaki Electric Co Ltd | 外管付きランプ及びその外管固定方法 |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP8003357A patent/JPH09199082A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010102951A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Iwasaki Electric Co Ltd | 外管付きランプ及びその外管固定方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |