JPH09199449A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置の製造方法Info
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- JPH09199449A JPH09199449A JP696696A JP696696A JPH09199449A JP H09199449 A JPH09199449 A JP H09199449A JP 696696 A JP696696 A JP 696696A JP 696696 A JP696696 A JP 696696A JP H09199449 A JPH09199449 A JP H09199449A
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- semiconductor chip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイシング工程に際して、半導体チップ上の
最上の絶縁膜が剥離するのを抑えることにより、半導体
チップの信頼性低下を防止する。 【解決手段】 半導体ウエハ1から半導体チップ2を切
り出すダイシング工程に先立って、半導体チップ2の最
上の絶縁膜がダイシング工程時に剥離してしまうのを防
止するために、半導体チップ2の外周近傍に、その外周
に沿って延在する剥離止め溝9を形成する。
最上の絶縁膜が剥離するのを抑えることにより、半導体
チップの信頼性低下を防止する。 【解決手段】 半導体ウエハ1から半導体チップ2を切
り出すダイシング工程に先立って、半導体チップ2の最
上の絶縁膜がダイシング工程時に剥離してしまうのを防
止するために、半導体チップ2の外周近傍に、その外周
に沿って延在する剥離止め溝9を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に、半導体基板から半導体チッ
プを切り出す工程(以下、ダイシング工程という)の際
に、半導体チップの最上の絶縁膜が剥離してしまうのを
防止する技術に適用して有効な技術に関するものであ
る。
置の製造技術に関し、特に、半導体基板から半導体チッ
プを切り出す工程(以下、ダイシング工程という)の際
に、半導体チップの最上の絶縁膜が剥離してしまうのを
防止する技術に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】配線工程およびチップ検査工程が終了し
た半導体ウエハから個々の半導体チップを切り出すダイ
シング方法として、例えばダイヤモンドブレードダイシ
ング方法やダイヤモンドポイントスクライブ法がある。
た半導体ウエハから個々の半導体チップを切り出すダイ
シング方法として、例えばダイヤモンドブレードダイシ
ング方法やダイヤモンドポイントスクライブ法がある。
【0003】このダイヤモンドブレードダイシング法
は、ダイヤモンド砥粒が埋め込まれた薄い円盤状のダイ
シングブレードを高速回転させた状態で半導体ウエハに
当てて溝を形成することにより、半導体ウエハから個々
の半導体チップを切り出す方法である。
は、ダイヤモンド砥粒が埋め込まれた薄い円盤状のダイ
シングブレードを高速回転させた状態で半導体ウエハに
当てて溝を形成することにより、半導体ウエハから個々
の半導体チップを切り出す方法である。
【0004】また、ダイヤモンドポイントスクライブ法
は、ダイヤモンドポイントカッターと称するダイシング
ブレードで半導体ウエハに傷を付けた後、半導体ウエハ
に機械的な応力を加えることにより、半導体ウエハから
個々の半導体チップを切り出す方法である。
は、ダイヤモンドポイントカッターと称するダイシング
ブレードで半導体ウエハに傷を付けた後、半導体ウエハ
に機械的な応力を加えることにより、半導体ウエハから
個々の半導体チップを切り出す方法である。
【0005】いずれの方法を用いる場合でも、半導体ウ
エハにおいて、個々の半導体チップの間には、ある程度
の幅を持つチップ境界領域が設けられており、そのチッ
プ境界領域にダイシングブレードを当てて半導体チップ
を分離するようになっている。
エハにおいて、個々の半導体チップの間には、ある程度
の幅を持つチップ境界領域が設けられており、そのチッ
プ境界領域にダイシングブレードを当てて半導体チップ
を分離するようになっている。
【0006】なお、この種のダイシング技術について
は、例えば日経BP社、1993年5月31日発行、
「実践講座 VLSIパッケージ技術(下)」P14〜
P16に記載がある。
は、例えば日経BP社、1993年5月31日発行、
「実践講座 VLSIパッケージ技術(下)」P14〜
P16に記載がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したダ
イシング技術においては、以下の問題があることを本発
明者は見出した。
イシング技術においては、以下の問題があることを本発
明者は見出した。
【0008】すなわち、ダイシングブレードで半導体ウ
エハを切断する際に、半導体チップ上の最上の絶縁膜が
ダイシングブレードに巻き込まれ剥がれてしまい、最上
の配線層の配線や電極が部分的に露出してしまう問題が
生じる。このため、例えば露出した電極配線間に半導体
等の研削屑が介在されその電極配線間が短絡してしまっ
たり、露出した電極配線部分が損傷したり、露出した電
極配線部分から腐食が生じたり、電極配線の電気的安定
性が低下したり、種々の問題が生じる。
エハを切断する際に、半導体チップ上の最上の絶縁膜が
ダイシングブレードに巻き込まれ剥がれてしまい、最上
の配線層の配線や電極が部分的に露出してしまう問題が
生じる。このため、例えば露出した電極配線間に半導体
等の研削屑が介在されその電極配線間が短絡してしまっ
たり、露出した電極配線部分が損傷したり、露出した電
極配線部分から腐食が生じたり、電極配線の電気的安定
性が低下したり、種々の問題が生じる。
【0009】また、このような不良の発生を防止する観
点からダイシング工程に際して最上の絶縁膜が巻き込ま
れないように、半導体チップ間の境界領域の幅をある程
度確保しなければならず、境界領域用の面積が増える結
果、その分、その半導体ウエハの半導体チップ形成可能
領域が減り、半導体ウエハに形成可能な半導体チップの
数も減ってしまうという問題がある。
点からダイシング工程に際して最上の絶縁膜が巻き込ま
れないように、半導体チップ間の境界領域の幅をある程
度確保しなければならず、境界領域用の面積が増える結
果、その分、その半導体ウエハの半導体チップ形成可能
領域が減り、半導体ウエハに形成可能な半導体チップの
数も減ってしまうという問題がある。
【0010】本発明の目的は、ダイシング工程に際し
て、半導体チップ上の最上の絶縁膜が剥離するのを抑え
ることにより、半導体チップの信頼性低下を防止するこ
とのできる技術を提供することにある。
て、半導体チップ上の最上の絶縁膜が剥離するのを抑え
ることにより、半導体チップの信頼性低下を防止するこ
とのできる技術を提供することにある。
【0011】また、本発明の目的は、半導体基板上に形
成可能な半導体チップの数を増やすことのできる技術を
提供することにある。
成可能な半導体チップの数を増やすことのできる技術を
提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0014】本発明の半導体集積回路装置の製造方法
は、半導体基板に形成された半導体チップを半導体基板
から切断して分割する際に前記半導体チップの最上の絶
縁膜が剥離するのを防止するために、予め前記半導体チ
ップの外周近傍部分に剥離止め手段を形成する工程を有
するものである。
は、半導体基板に形成された半導体チップを半導体基板
から切断して分割する際に前記半導体チップの最上の絶
縁膜が剥離するのを防止するために、予め前記半導体チ
ップの外周近傍部分に剥離止め手段を形成する工程を有
するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
【0016】(実施の形態1)図1は本実施の形態の半
導体集積回路装置の製造工程における半導体基板の平面
図、図2は図1の半導体基板の要部拡大平面図、図3は
図2のIII −III 線の断面図、図4はダイシング工程後
の半導体チップの要部平面図、図5は図4のV−V 線の
断面図、図6は剥離止め手段を設けない場合におけるダ
イシング工程後の半導体チップの要部平面図、図7は図
6のVII −VII 線の断面図である。
導体集積回路装置の製造工程における半導体基板の平面
図、図2は図1の半導体基板の要部拡大平面図、図3は
図2のIII −III 線の断面図、図4はダイシング工程後
の半導体チップの要部平面図、図5は図4のV−V 線の
断面図、図6は剥離止め手段を設けない場合におけるダ
イシング工程後の半導体チップの要部平面図、図7は図
6のVII −VII 線の断面図である。
【0017】図1に示す半導体ウエハ(半導体基板)1
は、ダイシング工程直前の状態を示しており、ウエハプ
ロセスおよびダイソータを経て、その主面上には既に複
数の半導体チップ2がチップ境界領域3を挟んで縦横に
並んで配置されている。したがって、この段階では、個
々の半導体チップ2が基板本体を通じて一体的になって
いる。
は、ダイシング工程直前の状態を示しており、ウエハプ
ロセスおよびダイソータを経て、その主面上には既に複
数の半導体チップ2がチップ境界領域3を挟んで縦横に
並んで配置されている。したがって、この段階では、個
々の半導体チップ2が基板本体を通じて一体的になって
いる。
【0018】ここで、ウエハプロセスとは、半導体ウエ
ハ1上に配線層およびそれを被覆する表面保護膜を形成
した後、個々の半導体チップ2の電気的特性をプローブ
により検査できる状態にするまでの工程をいい、ダイソ
ータとは、半導体チップ2毎にプローブを当てて電気的
検査を行い、半導体ウエハ1上の個々の半導体チップ2
の良否を判定し選別する工程をいう。
ハ1上に配線層およびそれを被覆する表面保護膜を形成
した後、個々の半導体チップ2の電気的特性をプローブ
により検査できる状態にするまでの工程をいい、ダイソ
ータとは、半導体チップ2毎にプローブを当てて電気的
検査を行い、半導体ウエハ1上の個々の半導体チップ2
の良否を判定し選別する工程をいう。
【0019】個々の半導体チップ2には、例えばDRA
M(Dynamic Random Access M
emory)等のような半導体メモリ回路が形成されて
いる。ただし、これに限定されるものではなく種々変更
可能であり、例えばSRAM(Static Rand
om Access Memory)やフラッシュメモ
リ(EEPROM:Electrically Erasable Programmab
le ROM)等のような他の半導体メモリ回路またはマイク
ロプロセッサ等のような論理回路を形成しても良い。
M(Dynamic Random Access M
emory)等のような半導体メモリ回路が形成されて
いる。ただし、これに限定されるものではなく種々変更
可能であり、例えばSRAM(Static Rand
om Access Memory)やフラッシュメモ
リ(EEPROM:Electrically Erasable Programmab
le ROM)等のような他の半導体メモリ回路またはマイク
ロプロセッサ等のような論理回路を形成しても良い。
【0020】また、チップ境界領域3は、個々の半導体
チップ2を区分けする境界領域であり、個々の半導体チ
ップ2を分離する際にダイシングブレードが当てられて
切断される領域である。なお、このチップ境界領域3に
はTEG(Test Element Group)等のような検査用素子
が形成されている。
チップ2を区分けする境界領域であり、個々の半導体チ
ップ2を分離する際にダイシングブレードが当てられて
切断される領域である。なお、このチップ境界領域3に
はTEG(Test Element Group)等のような検査用素子
が形成されている。
【0021】この段階の半導体ウエハ1における要部の
平面図および断面図を図2および図3に示す。なお、図
2においては、図面を見易くするためチップ境界領域3
に斜線を付している。
平面図および断面図を図2および図3に示す。なお、図
2においては、図面を見易くするためチップ境界領域3
に斜線を付している。
【0022】半導体ウエハ1を構成する基板本体1s
は、例えばp形のシリコン(Si)単結晶からなり、そ
の素子形成領域には、例えばMOS・FET(Metal Ox
ide Semiconductor ・Field Effect Transistor)やバイ
ポーラトランジスタ等のような所定の半導体集積回路素
子が形成されている。なお、DRAMのメモリセルは、
1つのMOS・FETと1つのキャパシタとから構成さ
れている。
は、例えばp形のシリコン(Si)単結晶からなり、そ
の素子形成領域には、例えばMOS・FET(Metal Ox
ide Semiconductor ・Field Effect Transistor)やバイ
ポーラトランジスタ等のような所定の半導体集積回路素
子が形成されている。なお、DRAMのメモリセルは、
1つのMOS・FETと1つのキャパシタとから構成さ
れている。
【0023】半導体ウエハ1の半導体チップ2の形成領
域において、半導体集積回路素子は、層間絶縁膜4aに
よって被覆されている。この層間絶縁膜4aは、例えば
二酸化シリコン(SiO2)からなり、その上面には、例
えばアルミニウム(Al)−Si−銅(Cu)合金から
なる第1層配線5aが形成されている。
域において、半導体集積回路素子は、層間絶縁膜4aに
よって被覆されている。この層間絶縁膜4aは、例えば
二酸化シリコン(SiO2)からなり、その上面には、例
えばアルミニウム(Al)−Si−銅(Cu)合金から
なる第1層配線5aが形成されている。
【0024】また、層間絶縁膜4a上には、例えばSi
O2 からなる層間絶縁膜4bが堆積されており、これに
より、第1層配線5aが被覆されている。ただし、層間
絶縁膜4bの一部には第1層配線5aの一部が露出する
ような接続孔6aが穿孔されており、これを通じて第1
層配線5aは第2配線層におけるボンディングパッド
(外部端子)5BPと電気的に接続されている。
O2 からなる層間絶縁膜4bが堆積されており、これに
より、第1層配線5aが被覆されている。ただし、層間
絶縁膜4bの一部には第1層配線5aの一部が露出する
ような接続孔6aが穿孔されており、これを通じて第1
層配線5aは第2配線層におけるボンディングパッド
(外部端子)5BPと電気的に接続されている。
【0025】ボンディングパッド5BPは、ボンディン
グワイヤが接続される端子部分であり、例えばAl−S
i−Cu合金からなる。ボンディングパッド5BPの寸
法は、例えば100〜150μm×100〜150μm
程度である。また、半導体チップ2の外周端部からボン
ディングパッド5BPまでの長さは、例えば100〜2
00μm程度である。
グワイヤが接続される端子部分であり、例えばAl−S
i−Cu合金からなる。ボンディングパッド5BPの寸
法は、例えば100〜150μm×100〜150μm
程度である。また、半導体チップ2の外周端部からボン
ディングパッド5BPまでの長さは、例えば100〜2
00μm程度である。
【0026】この層間絶縁膜4b上には最上の絶縁膜7
が堆積されており、これによって第2配線層が被覆され
ている。ただし、最上の絶縁膜7において、ボンディン
グパッド5BP位置には接続孔6bが穿孔されており、
これにより、ボンディングパッド5BPの上面中央が露
出している。
が堆積されており、これによって第2配線層が被覆され
ている。ただし、最上の絶縁膜7において、ボンディン
グパッド5BP位置には接続孔6bが穿孔されており、
これにより、ボンディングパッド5BPの上面中央が露
出している。
【0027】最上の絶縁膜7は、表面保護膜7aおよび
その上に堆積された保護膜7bからなり、その厚さは、
例えば4〜6μm程度である。この表面保護膜7aは、
第2配線層を直接被覆し基板本体1s上の配線の電気的
安定性を確保する機能を有しており、例えばSiO2 の
単層膜またはSiO2 上に窒化シリコン膜が堆積された
積層膜によって構成されている。
その上に堆積された保護膜7bからなり、その厚さは、
例えば4〜6μm程度である。この表面保護膜7aは、
第2配線層を直接被覆し基板本体1s上の配線の電気的
安定性を確保する機能を有しており、例えばSiO2 の
単層膜またはSiO2 上に窒化シリコン膜が堆積された
積層膜によって構成されている。
【0028】また、保護膜7bは、例えばα線の入射を
防ぎ、α線に起因するDRAMのソフトエラーを防止し
たり、半導体チップ2を被覆するパッケージ樹脂との密
着性を向上させたり、パッケージ樹脂材料からの機械的
なダメージあるいは応力から半導体チップを保護したり
する機能を有しており、例えばポリイミド樹脂からな
る。
防ぎ、α線に起因するDRAMのソフトエラーを防止し
たり、半導体チップ2を被覆するパッケージ樹脂との密
着性を向上させたり、パッケージ樹脂材料からの機械的
なダメージあるいは応力から半導体チップを保護したり
する機能を有しており、例えばポリイミド樹脂からな
る。
【0029】一方、半導体ウエハ1のチップ境界領域3
においては、層間絶縁膜4a, 4bおよび最上の絶縁膜
7は形成されておらず、ここには、例えばSOG(Spin
On Glass) 法によって形成されたSiO2 等からなる絶
縁膜4cが堆積されている。チップ境界領域3の幅は、
例えば150〜200μm程度である。
においては、層間絶縁膜4a, 4bおよび最上の絶縁膜
7は形成されておらず、ここには、例えばSOG(Spin
On Glass) 法によって形成されたSiO2 等からなる絶
縁膜4cが堆積されている。チップ境界領域3の幅は、
例えば150〜200μm程度である。
【0030】なお、チップ境界領域3における基板本体
1sの上部において、チップ境界領域3の幅方向端部に
は、そのチップ境界領域3の延在方向に沿うように素子
分離領域8aが形成されている。この素子分離領域8a
には、例えばp形不純物のホウ素等が含有されている。
1sの上部において、チップ境界領域3の幅方向端部に
は、そのチップ境界領域3の延在方向に沿うように素子
分離領域8aが形成されている。この素子分離領域8a
には、例えばp形不純物のホウ素等が含有されている。
【0031】ところで、本実施の形態1においては、こ
の製造段階の半導体ウエハ1における半導体チップ2の
外周近傍において、例えば半導体チップ2の外周とボン
ディングパッド5BPとの間に、剥離止め溝9が形成さ
れている。この剥離止め溝9は、ダイシング工程時に最
上の絶縁膜7が剥離してしまうのを防止するための溝で
ある。
の製造段階の半導体ウエハ1における半導体チップ2の
外周近傍において、例えば半導体チップ2の外周とボン
ディングパッド5BPとの間に、剥離止め溝9が形成さ
れている。この剥離止め溝9は、ダイシング工程時に最
上の絶縁膜7が剥離してしまうのを防止するための溝で
ある。
【0032】本実施の形態1において剥離止め溝9は、
半導体チップ2の外周に沿って連続的に延在形成されて
いる。剥離止め溝9の幅は、例えば数μm〜20μm程
度で一定である。また、その深さは、最上の絶縁膜7の
厚さ分、すなわち、その下層の層間絶縁膜4bの上面が
露出する程度の深さである。
半導体チップ2の外周に沿って連続的に延在形成されて
いる。剥離止め溝9の幅は、例えば数μm〜20μm程
度で一定である。また、その深さは、最上の絶縁膜7の
厚さ分、すなわち、その下層の層間絶縁膜4bの上面が
露出する程度の深さである。
【0033】また、本実施の形態1において剥離止め溝
9は、例えば接続孔6bを穿孔する際に同時に穿孔す
る。すなわち、ボンディングパッド5BPおよびチップ
境界領域3の開口時に同時に形成する。このため、剥離
止め溝9を設けることで半導体集積回路装置の製造工程
が増えることもない。
9は、例えば接続孔6bを穿孔する際に同時に穿孔す
る。すなわち、ボンディングパッド5BPおよびチップ
境界領域3の開口時に同時に形成する。このため、剥離
止め溝9を設けることで半導体集積回路装置の製造工程
が増えることもない。
【0034】このような半導体ウエハ1から半導体チッ
プ2を切り出すには、例えば次のようにする。
プ2を切り出すには、例えば次のようにする。
【0035】まず、半導体ウエハ1をウエハリングに装
着する。ウエハリングは、ダイシング工程およびダイボ
ンダ工程に際して半導体ウエハ1を保持し保護する搬送
治具であり、半導体ウエハ1は、そのウエハリングのウ
エハシートに張り付けられた状態で搬送される。
着する。ウエハリングは、ダイシング工程およびダイボ
ンダ工程に際して半導体ウエハ1を保持し保護する搬送
治具であり、半導体ウエハ1は、そのウエハリングのウ
エハシートに張り付けられた状態で搬送される。
【0036】続いて、そのウエハリングをダイシング装
置に搬入する。ダイシング装置では、例えばダイヤモン
ドダイシングブレードを回転させた状態で、半導体ウエ
ハ1のチップ境界領域3に当てて、半導体ウエハ1を個
々の半導体チップ2に分離する。
置に搬入する。ダイシング装置では、例えばダイヤモン
ドダイシングブレードを回転させた状態で、半導体ウエ
ハ1のチップ境界領域3に当てて、半導体ウエハ1を個
々の半導体チップ2に分離する。
【0037】この場合、半導体ウエハ1を完全に切断す
るフルカット方法を採用しても良いし、半導体ウエハ1
の厚み半分程度の切り溝を形成するハーフカット方法を
採用しても良い。
るフルカット方法を採用しても良いし、半導体ウエハ1
の厚み半分程度の切り溝を形成するハーフカット方法を
採用しても良い。
【0038】このダイシング工程後の半導体チップ2に
おける要部の平面図および断面図を図4および図5に示
す。また、比較のため剥離止め溝9が無い場合のダイシ
ング工程後における半導体チップの部分平面図および部
分断面図を図6および図7に示す。なお、図4および図
6においては、図面を見易くするため、絶縁膜の剥離領
域に斜線を付している。
おける要部の平面図および断面図を図4および図5に示
す。また、比較のため剥離止め溝9が無い場合のダイシ
ング工程後における半導体チップの部分平面図および部
分断面図を図6および図7に示す。なお、図4および図
6においては、図面を見易くするため、絶縁膜の剥離領
域に斜線を付している。
【0039】本実施の形態1においては、図4および図
5に示すように、半導体チップ2の外周とボンディング
パッド5BPとの間に剥離止め溝9を形成したことによ
り、ダイシング工程に際して最上の絶縁膜7がダイシン
グブレードに巻き込まれ剥離したとしても、その剥離は
ボンディングパッド5BPまで到らず、その剥離止め溝
9の位置でくい止められるようになっている。
5に示すように、半導体チップ2の外周とボンディング
パッド5BPとの間に剥離止め溝9を形成したことによ
り、ダイシング工程に際して最上の絶縁膜7がダイシン
グブレードに巻き込まれ剥離したとしても、その剥離は
ボンディングパッド5BPまで到らず、その剥離止め溝
9の位置でくい止められるようになっている。
【0040】すなわち、ダイシング工程に際して、半導
体チップ2の最上の絶縁膜が剥離するのを剥離止め溝9
によって抑えることができる。このため、例えば露出し
たボンディングパッド5BPや第2層配線間に半導体等
の研削屑が介在されその間が短絡してしまったり、露出
したボンディングパッド5BPや第2層配線部分が損傷
を受けたり、露出したボンディングパッド5BPや第2
層配線部分から腐食が生じたり、ボンディングパッド5
BPや第2層配線の電気的安定性が低下したり等、最上
の絶縁膜7の剥離に起因する不良を防止することが可能
となる。
体チップ2の最上の絶縁膜が剥離するのを剥離止め溝9
によって抑えることができる。このため、例えば露出し
たボンディングパッド5BPや第2層配線間に半導体等
の研削屑が介在されその間が短絡してしまったり、露出
したボンディングパッド5BPや第2層配線部分が損傷
を受けたり、露出したボンディングパッド5BPや第2
層配線部分から腐食が生じたり、ボンディングパッド5
BPや第2層配線の電気的安定性が低下したり等、最上
の絶縁膜7の剥離に起因する不良を防止することが可能
となる。
【0041】また、ダイシング工程時に生じる最上の絶
縁膜7の剥離現象を抑えることができるので、半導体ウ
エハ1に形成されるチップ境界領域3の幅を狭くするこ
とができる。このため、その分、半導体チップ2の形成
領域を増やすことができるので、半導体チップ2の形成
個数を増やすことが可能となっている。
縁膜7の剥離現象を抑えることができるので、半導体ウ
エハ1に形成されるチップ境界領域3の幅を狭くするこ
とができる。このため、その分、半導体チップ2の形成
領域を増やすことができるので、半導体チップ2の形成
個数を増やすことが可能となっている。
【0042】これに対して、剥離止め溝9が形成されて
いない場合、図6および図7に示すように、ダイシング
工程に際して、最上の絶縁膜7がダイシングブレードに
巻き込まれ半導体チップ2の中央方向に向かって剥離す
る結果、ボンディングパッド5BPや第2層配線が露出
してしまい、上述の種々の問題の原因となることが判
る。
いない場合、図6および図7に示すように、ダイシング
工程に際して、最上の絶縁膜7がダイシングブレードに
巻き込まれ半導体チップ2の中央方向に向かって剥離す
る結果、ボンディングパッド5BPや第2層配線が露出
してしまい、上述の種々の問題の原因となることが判
る。
【0043】このように、本実施の形態1によれば、以
下の効果を得ることが可能となる。
下の効果を得ることが可能となる。
【0044】(1).ダイシング工程に際して、半導体チッ
プ2の最上の絶縁膜7が剥離するのを剥離止め溝9によ
って抑えることができるので、その最上の絶縁膜7の剥
離に起因する不良を防止することが可能となる。このた
め、半導体集積回路装置の信頼性低下を防止することが
可能となる。
プ2の最上の絶縁膜7が剥離するのを剥離止め溝9によ
って抑えることができるので、その最上の絶縁膜7の剥
離に起因する不良を防止することが可能となる。このた
め、半導体集積回路装置の信頼性低下を防止することが
可能となる。
【0045】(2).ダイシング工程時に生じる最上の絶縁
膜7の剥離現象を抑えることができるので、半導体ウエ
ハ1に形成されるチップ境界領域3の幅を狭くすること
ができるので、その分、半導体チップ2の形成領域を増
やすことができ、半導体チップ2の形成個数を増加させ
ることが可能となる。このため、半導体チップ2の取得
数を増加させることができるので、半導体集積回路装置
の低コスト化を推進することが可能となる。
膜7の剥離現象を抑えることができるので、半導体ウエ
ハ1に形成されるチップ境界領域3の幅を狭くすること
ができるので、その分、半導体チップ2の形成領域を増
やすことができ、半導体チップ2の形成個数を増加させ
ることが可能となる。このため、半導体チップ2の取得
数を増加させることができるので、半導体集積回路装置
の低コスト化を推進することが可能となる。
【0046】(3).剥離止め溝9を接続孔6bを穿孔する
際に同時に穿孔することにより、半導体集積回路装置の
製造工程が剥離止め溝9の形成によって増えることもな
い。
際に同時に穿孔することにより、半導体集積回路装置の
製造工程が剥離止め溝9の形成によって増えることもな
い。
【0047】(実施の形態2)図8は本発明の他の実施
の形態である半導体基板の要部平面図、図9は図8の半
導体基板を用いた場合のダイシング工程後における半導
体チップの要部平面図である。
の形態である半導体基板の要部平面図、図9は図8の半
導体基板を用いた場合のダイシング工程後における半導
体チップの要部平面図である。
【0048】本実施の形態2においては、図8に示すよ
うに、最上の絶縁膜7に剥離止め溝9a, 9bが形成さ
れている。これ以外は、前記実施の形態1と同じであ
る。なお、図8においては、図面を見易くするため、チ
ップ境界領域3に斜線を付している。
うに、最上の絶縁膜7に剥離止め溝9a, 9bが形成さ
れている。これ以外は、前記実施の形態1と同じであ
る。なお、図8においては、図面を見易くするため、チ
ップ境界領域3に斜線を付している。
【0049】剥離止め溝9aは、絶縁膜の剥離が半導体
チップ2の外周方向に広がるのを抑えるために設けた溝
であり、前記した剥離止め溝9から半導体チップ2の外
周に向かって延在形成されている。
チップ2の外周方向に広がるのを抑えるために設けた溝
であり、前記した剥離止め溝9から半導体チップ2の外
周に向かって延在形成されている。
【0050】また、剥離止め溝9bは、剥離止め溝9a
が半導体チップ2の外周に面しているとその箇所を起点
として、絶縁膜が剥離してしまうおそれがある場合に、
剥離止め溝9aを形成したためにかえって生じてしまう
絶縁膜の剥離を抑えるために設けた溝であり、その剥離
止め溝9aの中途位置から半導体チップ2の外周に向か
って延在形成されている。
が半導体チップ2の外周に面しているとその箇所を起点
として、絶縁膜が剥離してしまうおそれがある場合に、
剥離止め溝9aを形成したためにかえって生じてしまう
絶縁膜の剥離を抑えるために設けた溝であり、その剥離
止め溝9aの中途位置から半導体チップ2の外周に向か
って延在形成されている。
【0051】これら剥離止め溝9a, 9bは、例えば剥
離止め溝9と同時に形成されている。すなわち、ボンデ
ィングパッド5BPおよびチップ境界領域3の開口時に
同時に形成されている。また、剥離止め溝9a, 9bの
幅は、剥離止め溝9と同じである。
離止め溝9と同時に形成されている。すなわち、ボンデ
ィングパッド5BPおよびチップ境界領域3の開口時に
同時に形成されている。また、剥離止め溝9a, 9bの
幅は、剥離止め溝9と同じである。
【0052】次に、このような半導体ウエハ1から切り
出した半導体チップ2の要部平面図を図9に示す。な
お、図9においては、図面を見易くするため、絶縁膜の
剥離領域に斜線を付している。
出した半導体チップ2の要部平面図を図9に示す。な
お、図9においては、図面を見易くするため、絶縁膜の
剥離領域に斜線を付している。
【0053】本実施の形態2においては、図9に示すよ
うに、絶縁膜の剥離が半導体チップ2の外周方向に広が
ろうとするのを剥離止め溝9aによってくい止めること
が可能になっている。また、剥離止め溝9aの端部を起
点として絶縁膜の剥離が生じた場合、その剥離の範囲
を、剥離止め溝9bと半導体チップ1の外周とで囲まれ
る小さな範囲に抑えることが可能になっている。これら
により、前記実施の形態1の場合よりも絶縁膜の剥離領
域を低減できる。
うに、絶縁膜の剥離が半導体チップ2の外周方向に広が
ろうとするのを剥離止め溝9aによってくい止めること
が可能になっている。また、剥離止め溝9aの端部を起
点として絶縁膜の剥離が生じた場合、その剥離の範囲
を、剥離止め溝9bと半導体チップ1の外周とで囲まれ
る小さな範囲に抑えることが可能になっている。これら
により、前記実施の形態1の場合よりも絶縁膜の剥離領
域を低減できる。
【0054】このように、本実施の形態1においては、
前記実施の形態1で得られた効果の他に、最上の絶縁膜
7の剥離が半導体チップ2の外周方向に広がるのを抑え
ることができ、保護領域の低減を抑えることができるの
で、前記実施の形態1の場合よりも半導体集積回路装置
の信頼性を向上させることができるという効果を得るこ
とが可能となる。
前記実施の形態1で得られた効果の他に、最上の絶縁膜
7の剥離が半導体チップ2の外周方向に広がるのを抑え
ることができ、保護領域の低減を抑えることができるの
で、前記実施の形態1の場合よりも半導体集積回路装置
の信頼性を向上させることができるという効果を得るこ
とが可能となる。
【0055】(実施の形態3)図10は本発明の他の実
施の形態である半導体基板の要部平面図、図11は図1
0の半導体基板を用いた場合のダイシング工程後におけ
る半導体チップの要部平面図である。
施の形態である半導体基板の要部平面図、図11は図1
0の半導体基板を用いた場合のダイシング工程後におけ
る半導体チップの要部平面図である。
【0056】本実施の形態3においては、図10に示す
ように、最上の絶縁膜7に剥離止め溝9cが形成されて
いる。これ以外は、前記実施の形態1と同じである。な
お、図10においては、図面を見易くするため、チップ
境界領域3に斜線を付している。
ように、最上の絶縁膜7に剥離止め溝9cが形成されて
いる。これ以外は、前記実施の形態1と同じである。な
お、図10においては、図面を見易くするため、チップ
境界領域3に斜線を付している。
【0057】剥離止め溝9cは、絶縁膜の剥離が半導体
チップ2の外周方向に広がるのを抑えるために設けた溝
であり、前記した剥離止め溝9から半導体チップ2の外
周に向かって延在形成されている。
チップ2の外周方向に広がるのを抑えるために設けた溝
であり、前記した剥離止め溝9から半導体チップ2の外
周に向かって延在形成されている。
【0058】ただし、本実施の形態3においては、剥離
止め溝9cの端部が、半導体チップ2の外周の端部まで
完全に延びきっておらず、途中で止まっている。これ
は、例えば次の理由からである。
止め溝9cの端部が、半導体チップ2の外周の端部まで
完全に延びきっておらず、途中で止まっている。これ
は、例えば次の理由からである。
【0059】第1は、前記実施の形態2で説明したよう
に、剥離止め溝9cが半導体チップ2の外周端部まで完
全に延びきっていると、そこを起点として絶縁膜が剥離
するおそれがあるので、それを防止するためである。第
2は、剥離止め溝9から半導体チップ2の外周に延在す
る剥離止め溝を設けた場合に起因する絶縁膜の剥離を防
止するために剥離止め溝9b(図8参照)を設けると、
半導体チップ2上に小さな絶縁膜の小片が残る場合が生
じその絶縁膜が後の組立工程で剥離して異物となり種々
の問題を引き起こすことも考えられるので、そのような
問題が生じないようにするためである。
に、剥離止め溝9cが半導体チップ2の外周端部まで完
全に延びきっていると、そこを起点として絶縁膜が剥離
するおそれがあるので、それを防止するためである。第
2は、剥離止め溝9から半導体チップ2の外周に延在す
る剥離止め溝を設けた場合に起因する絶縁膜の剥離を防
止するために剥離止め溝9b(図8参照)を設けると、
半導体チップ2上に小さな絶縁膜の小片が残る場合が生
じその絶縁膜が後の組立工程で剥離して異物となり種々
の問題を引き起こすことも考えられるので、そのような
問題が生じないようにするためである。
【0060】このような半導体ウエハ1から切り出した
半導体チップ2の要部平面図を図11に示す。なお、図
11においては、図面を見易くするため、絶縁膜の剥離
領域に斜線を付している。
半導体チップ2の要部平面図を図11に示す。なお、図
11においては、図面を見易くするため、絶縁膜の剥離
領域に斜線を付している。
【0061】本実施の形態3においては、図11に示す
ように、絶縁膜の剥離が半導体チップ2の外周方向に広
がるのを抑えることができる。したがって、前記実施の
形態1の場合よりも絶縁膜の剥離領域を低減できる。
ように、絶縁膜の剥離が半導体チップ2の外周方向に広
がるのを抑えることができる。したがって、前記実施の
形態1の場合よりも絶縁膜の剥離領域を低減できる。
【0062】このように、本実施の形態3においては、
前記実施の形態2で得られた効果の他に、以下の効果を
得ること可能となる。
前記実施の形態2で得られた効果の他に、以下の効果を
得ること可能となる。
【0063】(1).剥離止め溝9cの端部が、半導体チッ
プ2の外周の端部まで完全に延びきっておらず途中で止
めてあることにより、剥離止め溝9cが半導体チップ2
の外周端部まで完全に延びきっている場合に、その端部
を起点として絶縁膜が剥離してしまうのを防止すること
が可能となる。
プ2の外周の端部まで完全に延びきっておらず途中で止
めてあることにより、剥離止め溝9cが半導体チップ2
の外周端部まで完全に延びきっている場合に、その端部
を起点として絶縁膜が剥離してしまうのを防止すること
が可能となる。
【0064】(2).上記(1) により、前記剥離止め溝9b
(図8参照)を設ける必要がないので、その剥離止め溝
9bを設けた場合に小さな絶縁膜の小片が後の組立工程
で剥離して異物となり種々の問題を引き起こす問題を回
避することが可能となる。
(図8参照)を設ける必要がないので、その剥離止め溝
9bを設けた場合に小さな絶縁膜の小片が後の組立工程
で剥離して異物となり種々の問題を引き起こす問題を回
避することが可能となる。
【0065】(3).上記(1) により、剥離止め溝9cを設
けたことに起因する絶縁膜の剥離現象を防止することが
できるので、前記実施の形態2の場合よりもさらに絶縁
膜の剥離領域を低減することが可能となる。
けたことに起因する絶縁膜の剥離現象を防止することが
できるので、前記実施の形態2の場合よりもさらに絶縁
膜の剥離領域を低減することが可能となる。
【0066】(4).上記(1) 〜(3) により、半導体集積回
路装置の信頼性確保をさらに確実なものにすることが可
能となる。
路装置の信頼性確保をさらに確実なものにすることが可
能となる。
【0067】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1〜3に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1〜3に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0068】前記実施の形態1〜3においては、剥離止
め溝を最上の絶縁膜に形成した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば剥離止め溝
を層間絶縁膜にも延びるように(膜厚の途中でも良い
し、膜厚の全部でも良い)形成しても良い。
め溝を最上の絶縁膜に形成した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば剥離止め溝
を層間絶縁膜にも延びるように(膜厚の途中でも良い
し、膜厚の全部でも良い)形成しても良い。
【0069】また、前記実施の形態1〜3においては、
剥離止め溝を半導体チップの外周に沿って連続的に延在
するように形成した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、例えば剥離止め溝を不連続的に
形成しても良いし、特に絶縁膜の剥離し易い箇所に配置
するようにしても良い。
剥離止め溝を半導体チップの外周に沿って連続的に延在
するように形成した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、例えば剥離止め溝を不連続的に
形成しても良いし、特に絶縁膜の剥離し易い箇所に配置
するようにしても良い。
【0070】また、前記実施の形態1〜3においては、
剥離止め溝の幅を一定にした場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば特に絶縁膜の剥
離が多い箇所等では剥離止め溝の幅を部分的に幅広とし
ても良い。
剥離止め溝の幅を一定にした場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば特に絶縁膜の剥
離が多い箇所等では剥離止め溝の幅を部分的に幅広とし
ても良い。
【0071】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である単体の
半導体基板を用いる半導体集積回路装置の製造技術に適
用した場合について説明したが、それに限定されるもの
ではなく、例えば絶縁膜上に半導体層を設けてなるSO
I(Silicon On Insulator)基板を半導体基板として用
いる半導体集積回路装置の製造技術等に適用できる。
なされた発明をその背景となった利用分野である単体の
半導体基板を用いる半導体集積回路装置の製造技術に適
用した場合について説明したが、それに限定されるもの
ではなく、例えば絶縁膜上に半導体層を設けてなるSO
I(Silicon On Insulator)基板を半導体基板として用
いる半導体集積回路装置の製造技術等に適用できる。
【0072】また、前記実施の形態1〜3では、ワイヤ
ボンディング方式の半導体集積回路装置に本発明を適用
した場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく種々変更可能であり、例えばバンプ電極を有する
フリップチップボンディング方式の半導体集積回路装置
やテープキャリアボンディング方式の半導体集積回路装
置に本発明を適用することも可能である。
ボンディング方式の半導体集積回路装置に本発明を適用
した場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく種々変更可能であり、例えばバンプ電極を有する
フリップチップボンディング方式の半導体集積回路装置
やテープキャリアボンディング方式の半導体集積回路装
置に本発明を適用することも可能である。
【0073】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0074】(1).ダイシング工程に際して、半導体チッ
プの最上の絶縁膜の剥離するのを剥離止め手段によって
抑えることができるので、その最上の絶縁膜の剥離に起
因する不良を防止することが可能となる。この結果、半
導体集積回路装置の信頼性低下を防止することが可能と
なる。
プの最上の絶縁膜の剥離するのを剥離止め手段によって
抑えることができるので、その最上の絶縁膜の剥離に起
因する不良を防止することが可能となる。この結果、半
導体集積回路装置の信頼性低下を防止することが可能と
なる。
【0075】(2).ダイシング工程時に生じる半導体チッ
プ最上の絶縁膜の剥離現象を抑えることができるので、
半導体基板に形成される半導体チップの境界領域の幅を
狭くすることができる。このため、その分、半導体チッ
プの形成領域を増やすことができるので、半導体チップ
の形成個数を増加させることが可能となる。したがっ
て、1つの半導体基板から取得できる半導体チップの数
を増やすことができるので、半導体集積回路装置の低コ
スト化を推進することが可能となる。
プ最上の絶縁膜の剥離現象を抑えることができるので、
半導体基板に形成される半導体チップの境界領域の幅を
狭くすることができる。このため、その分、半導体チッ
プの形成領域を増やすことができるので、半導体チップ
の形成個数を増加させることが可能となる。したがっ
て、1つの半導体基板から取得できる半導体チップの数
を増やすことができるので、半導体集積回路装置の低コ
スト化を推進することが可能となる。
【図1】本実施の形態の半導体集積回路装置の製造工程
における半導体基板の平面図である。
における半導体基板の平面図である。
【図2】図1の半導体基板の要部拡大平面図である。
【図3】図2のIII −III 線の断面図である。
【図4】図1の半導体基板を用いた場合のダイシング工
程後の半導体チップの要部平面図である。
程後の半導体チップの要部平面図である。
【図5】図4のV −V 線の断面図である。
【図6】剥離止め手段を設けない場合におけるダイシン
グ工程後の半導体チップの要部平面図である。
グ工程後の半導体チップの要部平面図である。
【図7】図6のVII −VII 線の断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である半導体基板の要
部平面図である。
部平面図である。
【図9】図8の半導体基板を用いた場合のダイシング工
程後における半導体チップの要部平面図である。
程後における半導体チップの要部平面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である半導体基板の
要部平面図である。
要部平面図である。
【図11】図10の半導体基板を用いた場合のダイシン
グ工程後における半導体チップの要部平面図である。
グ工程後における半導体チップの要部平面図である。
1 半導体ウエハ(半導体基板) 1s 基板本体 2 半導体チップ 3 チップ境界領域 4a,4b 層間絶縁膜 4c 絶縁膜 5a 第1層配線 5BP ボンディングパッド(外部端子) 6a, 6b 接続孔 7 最上の絶縁膜 7a 表面保護膜 7b 保護膜 8a 素子分離領域 9 剥離止め溝(剥離止め手段) 9a〜9c 剥離止め溝(剥離止め手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板に形成された半導体チップを
半導体基板から切り出して分割する工程に先立って、前
記半導体チップの最上の絶縁膜が前記分割工程に際して
剥離してしまうのを防止するために、予め前記半導体チ
ップの外周近傍に剥離止め手段を形成する工程を有する
ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記剥離止め手段が、前記最上の絶縁
膜に形成された剥離止め溝であり、前記剥離止め溝を、
前記半導体チップの外部端子または前記半導体チップ外
周の境界領域の少なくとも一方を露出させるための開口
工程時に同時に形成することを特徴とする半導体集積回
路装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記最上の絶縁膜が、前記半導体チッ
プの最上配線層を被覆する表面保護膜およびその上層に
形成された樹脂膜によって構成されていることを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の半導体集積回路
装置の製造方法において、前記剥離止め溝を、前記半導
体チップの外周に沿って連続的に延在形成したことを特
徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP696696A JPH09199449A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP696696A JPH09199449A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199449A true JPH09199449A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11652956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP696696A Pending JPH09199449A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199449A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004097917A1 (ja) * | 2003-04-30 | 2006-07-13 | 富士通株式会社 | 半導体装置の製造方法、半導体ウエハおよび半導体装置 |
| JP2010034595A (ja) * | 2009-11-12 | 2010-02-12 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
| CN111344858A (zh) * | 2017-11-17 | 2020-06-26 | 三菱电机株式会社 | 半导体模块 |
| DE102024105035B3 (de) | 2024-02-22 | 2025-07-10 | Infineon Technologies Austria Ag | Halbleiterbauelement mit einer rissstoppstruktur und verfahren zur herstellung |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP696696A patent/JPH09199449A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004097917A1 (ja) * | 2003-04-30 | 2006-07-13 | 富士通株式会社 | 半導体装置の製造方法、半導体ウエハおよび半導体装置 |
| CN100385627C (zh) * | 2003-04-30 | 2008-04-30 | 富士通株式会社 | 半导体器件的制造方法、半导体晶片及半导体器件 |
| JP4580867B2 (ja) * | 2003-04-30 | 2010-11-17 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置の製造方法、半導体ウエハおよび半導体装置 |
| US8513776B2 (en) | 2003-04-30 | 2013-08-20 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor device and method capable of scribing chips with high yield |
| US9105706B2 (en) | 2003-04-30 | 2015-08-11 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor device fabrication method capable of scribing chips with high yield |
| JP2010034595A (ja) * | 2009-11-12 | 2010-02-12 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
| CN111344858A (zh) * | 2017-11-17 | 2020-06-26 | 三菱电机株式会社 | 半导体模块 |
| CN111344858B (zh) * | 2017-11-17 | 2024-04-16 | 三菱电机株式会社 | 半导体模块 |
| DE102024105035B3 (de) | 2024-02-22 | 2025-07-10 | Infineon Technologies Austria Ag | Halbleiterbauelement mit einer rissstoppstruktur und verfahren zur herstellung |
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