JPH09199858A - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents

多層配線基板の製造方法

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JPH09199858A
JPH09199858A JP700096A JP700096A JPH09199858A JP H09199858 A JPH09199858 A JP H09199858A JP 700096 A JP700096 A JP 700096A JP 700096 A JP700096 A JP 700096A JP H09199858 A JPH09199858 A JP H09199858A
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conductor pattern
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metal foil
resin
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JP700096A
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Takayoshi Hanabusa
孝嘉 花房
Seiki Shimada
清貴 島田
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅箔等の金属箔を使用して導体パターンを形
成した多層配線基板を製造する際に、金属箔を基板上に
圧着するとき、圧着力を調整することを要しない多層配
線基板の製造方法を提供する。 【解決手段】 基板10の一面に形成された第1の導体
パターン12上に、第2の導体パターン18が絶縁層を
介して形成された多層配線基板を製造する際に、該第1
の導体パターン12を形成した基板10の一面に、半硬
化された熱硬化性の絶縁性樹脂から成る第1の絶縁層1
4と、流動性を有する熱硬化性の絶縁性樹脂から成り且
つ第1の絶縁層14よりも薄い第2の絶縁層16とを介
して金属箔26を加熱・圧着して積層し、次いで、金属
箔26にエッチング加工等を施して第2の導体パターン
18を形成した後、第1の導体パターン12と第2の導
体パターン18とを電気的に接続するビアを、積層する
際の加熱によって硬化した第1の絶縁層14と第2の絶
縁層16とを貫通して形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層配線基板の製造
方法に関し、更に詳細には低コストで工業的に生産可能
な多層配線基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等に使用される樹脂製の配線
基板としては、例えば図5に示すものが使用されてい
る。この配線基板では、樹脂基板200の一面に形成さ
れた第1の導体パターン202を覆う絶縁性の感光性樹
脂層204上に、第2の導体パターン206が形成さ
れ、更に第2の導体パターン206を覆う絶縁性の感光
性樹脂層208上に第3の導体パターン210が形成さ
れている。これら導体パターンのうち、第1の導体パタ
ーン202と第2の導体パターン206とはビア212
によって接続され、第2の導体パターン206と第3の
導体パターン210とはビア214によって電気的に接
続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる図5に示す多層
配線基板は、先ず、樹脂基板200の一面に形成された
第1の導体パターン202を覆う感光性樹脂層204に
露光・現像によって、ビア212用の穴を開けた後、ス
パッタやめっき等によって感光性樹脂層204上に銅等
の金属薄膜層を形成する。次いで、この金属薄膜層にフ
ォトリソ法等により所望パターンの第2の導体パターン
206を形成した後、同様にして第3の導体パターン2
10を形成することによって、図5に示す多層配線基板
を得ることができる。しかし、図5に示す多層配線基板
は、微細な導体パターンを形成できるものの、感光性樹
脂層204を形成するため、形成した第3の導体パター
ン210の平坦性を等を保持し難くなる。また、スパッ
タ等によって金属薄膜層を形成することを要するため、
製造工程が長く且つ製造コストが高くなり、且つ最終的
に得られる多層配線基板がスパッタ装置等で扱うことの
できるサイズに限定される。
【0004】このため、本発明者等は、スパッタ等によ
って形成する金属薄膜層に代え、形成した導体パターン
の平坦性等を保持し易い銅箔等の金属箔を使用して多層
配線基板を製造することを試みた。その製造工程を図3
に示す。先ず、樹脂基板100の一面に第1の導体パタ
ーン102を形成した後〔図3(a)〕、第1の導体パ
ターン102を覆うように、熱硬化性で且つ絶縁性の接
着剤を塗布して接着剤層104を形成する〔図3
(b)〕。この接着剤層104上に銅箔106を加熱・
圧着することによって、樹脂基板100と銅箔106と
を接着剤層104を介して密着させた後、銅箔106に
エッチングを施して所望の第2の導体パターン108を
形成する〔図3(c)〕。この様に、加熱・圧着して銅
箔106を樹脂基板100上に貼着するため、形成した
導体パターンの平坦性を保持できる。尚、第2の導体パ
ターン108を形成する際には、第2の導体パターン1
08中にビア用穴109も設けておく。
【0005】次いで、レーザー等によって、硬化した接
着剤層104を貫通し第2の導体パターン108のビア
用穴109から第1の導体パターン102に至る貫通孔
110を穿設した後、貫通孔110内に導電性充填材を
充填してビア112を形成する〔図3(d)〕。その
後、図3(b)〜(d)の工程を繰り返すことによっ
て、更に導体パターンを積層できる。かかる図3に示す
多層配線基板の製造方法によれば、スッパタ等による金
属薄膜層の形成を要しないため、図5に示す多層配線基
板の製造方法に比較して生産性が良好であり、任意のサ
イズの多層配線基板を製造できる。しかしながら、図3
(b)の工程において、銅箔106を接着剤層104に
加熱・圧着する際に、接着剤層104を形成する接着剤
は、圧着力によって流動するため、銅箔106を圧着す
る圧着力を調整することを要し、多層配線基板の生産性
の一層の向上を図ることが困難である。この様に、銅箔
106を圧着する圧着力を調整することを要する理由
は、銅箔106と第1の導体パターン102との接着を
充分に行うべく、銅箔106を圧着する圧着力を高くす
ると、第1の導体パターン102上の流動性を有する接
着剤が排除され、第1の導体パターン102と銅箔10
6との接触が発生するからである。かかる接触の発生を
防止せんとして、接着剤層104を厚くすると、接着剤
が樹脂基板100や銅箔106から流出することがあ
り、接着剤が無駄となる。更に、接着剤が流出すること
によって、設計値に対して所定厚さの絶縁層を得ること
ができず、導体パターン(信号線路)のインピーダンス
が狂ったり、絶縁層の上下の導体パターンでクロストー
クが発生したりするため、伝送特性に悪影響を及ぼすこ
とがある。
【0006】このため、本発明者等は、図4に示す如
く、一面に接着剤を塗布して接着剤層104を形成した
銅箔106を、第1の導体パターン102を覆うよう
に、樹脂基板100に加熱・圧着してみたが、図3に示
す製造方法と同様に、銅箔106を圧着する圧着力を調
整することが必要であった。そこで、本発明の課題は、
銅箔等の金属箔を使用して導体パターンを形成した多層
配線基板であって、前記金属箔を基板上に圧着する際
に、圧着力を調整することを要しない多層配線基板の製
造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく検討した結果、樹脂基板の一面に形成した
第1の導体パターンを覆う絶縁性樹脂として熱硬化性の
接着性樹脂から成る絶縁層に予備硬化処理を施し、絶縁
層を形成する接着性樹脂の流動性を実質的に消滅する程
度に半硬化した後、熱硬化性の接着剤から成り且つ絶縁
層よりも薄い接着層が一面全面に形成された金属箔を加
熱・圧着することによって、絶縁層を形成する接着性樹
脂が実質的に流動性を呈することなく硬化され、金属箔
を硬化された絶縁層上に貼着できることを見出し、本発
明に到達した。すなわち、本発明の第1は、基板の一面
に形成された第1の導体パターン上に、第2の導体パタ
ーンが絶縁層を介して形成された多層配線基板を製造す
る際に、該第1の導体パターンを形成した基板の一面
に、流動性が実質的に消滅される程度に半硬化された熱
硬化性の絶縁性樹脂から成る第1の絶縁層と、流動性を
実質的に有しない絶縁性樹脂から成る第2の絶縁層とを
介して銅箔等の金属箔を加熱・圧着して積層し、次い
で、前記金属箔にエッチング加工等を施して第2の導体
パターンを形成した後、前記第1の導体パターンと第2
の導体パターンとを電気的に接続するビアを、前記加熱
によって硬化した前記第1の絶縁層と第2の絶縁層とを
貫通して形成することを特徴とする多層配線基板の製造
方法にある。また、本発明の第2は、基板の一面に形成
された第1の導体パターン上に、第2の導体パターンが
絶縁層を介して形成された多層配線基板を製造する際
に、該第1の導体パターンを形成した基板の一面に、流
動性が実質的に消滅される程度に半硬化された熱硬化性
の絶縁性樹脂から成る第1の絶縁層と、流動性を有する
熱硬化性の絶縁性樹脂から成り且つ前記第1の絶縁層よ
りも薄い第2の絶縁層とを介して銅箔等の金属箔を加熱
・圧着して積層し、次いで、前記金属箔にエッチング加
工等を施して第2の導体パターンを形成した後、前記第
1の導体パターンと第2の導体パターンとを電気的に接
続するビアを、前記加熱によって硬化した前記第1の絶
縁層と第2の絶縁層とを貫通して形成することを特徴と
する多層配線基板の製造方法にある。
【0008】かかる本発明の第1において、第1の導体
パターンを形成した基板面と金属箔面とのいずれか一方
の面には、流動性が実質的に消滅する程度に半硬化され
た熱硬化性の絶縁性樹脂から成る第1の絶縁層を形成
し、且つ前記第1の絶縁層を形成しない他方の面には、
流動性を実質的に有しない絶縁性樹脂から成る第2の絶
縁層を形成することによって、容易に多層配線基板を製
造できる。本発明の第2においても、同様に、第1の導
体パターンを形成した基板面と金属箔面とのいずれか一
方の面には、流動性が実質的に消滅する程度に半硬化さ
れた熱硬化性の絶縁性樹脂から成る第1の絶縁層を形成
し、且つ前記第1の絶縁層を形成しない他方の面には、
流動性を有する熱硬化性の絶縁性樹脂から成り且つ第1
の絶縁層よりも薄い第2の絶縁層を形成することによっ
て、容易に多層配線基板を製造できる。また、これら本
発明の第1及び第2において、積層する際の加熱によっ
て硬化した第1の絶縁層及び第2の絶縁層を貫通して第
1の導体パターンに至る貫通孔をレーザ等により形成し
た後、前記貫通孔内に導電性充填材を充填し又はめっき
皮膜を形成することによって、第1の導体パターンと第
2の導体パターンとを電気的に接続するビアを容易に形
成できる。更に、第1の絶縁層と第2の絶縁層とを同種
の熱硬化性の接着性樹脂で形成することによって、第1
の絶縁層及び/又は第2の絶縁層と金属箔との接着力を
更に一層向上できる。ここで、本発明においていう「流
動性が実質的に消滅する程度に半硬化された」とは、熱
硬化性の絶縁樹脂を形成する分子鎖を架橋する架橋反応
が約半分ほど進行した状態であって、熱を加えることに
よって、架橋反応が更に進行する状態をいう。尚、「硬
化」とは、架橋反応が充分に進行し、熱を加えても架橋
反応が実質的に進行しない状態をいう。
【0009】この様な、本発明によれば、基板の一面に
形成した第1の導体パターン上に、流動性を実質的に消
滅させる程度に半硬化した熱硬化性の絶縁性樹脂から成
る第1の絶縁層と、流動性を実質的に有しない絶縁性樹
脂から成る第2の絶縁層とを介して金属箔を積層し、加
熱・圧着して接合する。このため、金属箔を加熱・圧着
する際に、第1の絶縁層及び第2の絶縁層は、金属箔を
圧着する程度の圧着力に対しては充分に耐久性を有し、
金属箔を圧着する圧着力を調整することなく金属箔の加
熱・圧着を行っても、第1の導体パターン上の第1の絶
縁層及び第2の絶縁層の一部が金属箔から流出すること
なく金属箔を絶縁層上に貼着できる。一方、第2の絶縁
層が流動性を有する熱硬化性の絶縁性樹脂から成る場合
であっても、第2の絶縁層が第1の絶縁層よりも薄いた
め、金属箔を加熱・圧着する際に、第2の絶縁層の一部
が金属箔から流出することなく金属箔を絶縁層上に貼着
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る多層配線基板の一例
を図1に示す。図1に示す多層配線基板では、BTレジ
ンやガラス・エポキシ等から成る樹脂基板10の一面に
形成された第1の導体パターン12を覆う第1の絶縁層
14上に、接着剤から成り且つ第1の絶縁層14よりも
薄い第2の絶縁層16(以下、接着層16と称すること
ある)を介して第2の導体パターン18が接着され、且
つ第1の導体パターン12と第2の導体パターン18と
が、第1の絶縁層14及び接着層16を貫通して形成さ
れた貫通孔20内に導電性充填材を充填したビア22に
よって電気的に接続されている。かかる図1に示す多層
配線基板は、図2に示す製造方法で製造できる。先ず、
BTレジン等から成る樹脂基板10の一面に第1の導体
パターン12を形成する〔図2(a)〕。この第1の導
体パターン12は、樹脂基板10の一面に貼着した銅箔
等の金属箔にフォトリソ法で所望のレジストパターンを
形成した後、導体パターン部分を除く金属箔部分にエッ
チングを施すサブトラクティブ法によって形成してもよ
い。或いは、樹脂基板10の一面に貼着した銅箔等の金
属箔にフォトリソ法で所望のレジストパターンを形成し
た後、導体パターン部分に金属めっきによって金属を所
定高さまで積層し、次いで、導体パターン部分を除く金
属箔部分にエッチングを施すアディティブ法によって第
1の導体パターン12を形成してもよい。
【0011】かかる樹脂基板10の一面に形成した第1
の導体パターン12は、第1の絶縁層14によって覆う
〔図2(b)〕。この第1の絶縁層14を形成する絶縁
性樹脂は、電気絶縁性を有する熱硬化性の絶縁性樹脂で
あればよいが、接着性能を有する熱硬化性の接着性樹脂
を絶縁性樹脂として使用することが好ましい。この絶縁
性樹脂としては、ポリイミド系、エポキシ系、或いはB
Tレジン系等の熱硬化性樹脂を好適に用いることができ
る。かかる第1の絶縁層14は、第1の導体パターン1
2が充分に覆われる厚さとなるように、絶縁性で且つ熱
硬化性の接着性樹脂を樹脂基板10の一面全面に亘って
塗布することによって形成できる。この第1の絶縁層1
4を形成する接着性樹脂は、樹脂基板10の一面全面に
亘って容易に塗布し得るように、適度な流動性を呈する
ものである。このため、接着性樹脂を塗布した直後の第
1の絶縁層14は、圧着力等の力が加えられると容易に
流動し易いものである。この点、本例においては、形成
した第1の絶縁層14に予備硬化処理としての加熱処理
を施し、第1の絶縁層14を形成する熱硬化性の接着性
樹脂を流動性が実質的に消滅される程度に半硬化する。
但し、この予備硬化処理としては、接着性樹脂の接着性
能を残存させる程度の加熱処理とする。第1の絶縁層1
4に充分な加熱処理を施した場合、接着性樹脂の接着性
能も消滅するため、後述する金属箔を第1の絶縁層14
に貼着する際に、金属箔の一面(金属箔が積層される積
層面)に形成する接着層16の接着剤を多量に必要とす
る。尚、第1の絶縁層14は、接着性樹脂から成るフィ
ルム状体に予備硬化処理を施したものであってもよい
が、この場合には、予備硬化処理を施したフィルム状体
を接着剤によって樹脂基板10上に貼着する。
【0012】次いで、流動性を実質的に消滅させる程度
に半硬化した接着性樹脂(絶縁性樹脂)から成る第1の
絶縁層14上に、第1の絶縁層14よりも薄い熱硬化性
の接着剤から成る接着層16が積層面に形成された銅箔
等の金属箔26を加熱・圧着して積層し、第1の絶縁層
14及び接着層16を硬化させる〔図2(c)〕。この
際に、金属箔26を第1の絶縁層14に圧着しても、第
1の絶縁層14には予備硬化処理が施されて接着性樹脂
の流動性が実質的に消滅されているため、第1の導体パ
ターン12上に形成された第1の絶縁層14が圧着力に
よって排除されることなく、金属箔26と第1の導体パ
ターン12とが接触する事態を防止できる。更に、金属
箔26の積層面に形成された接着層16も、第1の絶縁
層14よりも薄いことと相俟って、金属箔26の外部に
第1の絶縁層14を形成する接着性樹脂や接着層16を
形成する接着剤が流出することも防止できる。また、金
属箔26を第1の絶縁層14に圧着するため、圧着した
金属箔26の平坦性も保持できる。尚、接着層16を形
成する熱硬化性の接着剤は、第1の絶縁層14を形成す
る絶縁性樹脂として使用されている熱硬化性の接着性樹
脂と同一種とすることが、金属箔26と第1の絶縁層1
4とを強力に接着できるため好ましい。
【0013】ここで、第1の絶縁層14が半硬化状態で
あるため、図2において接着層16を形成する熱硬化性
の絶縁性樹脂を半硬化状態又は硬化状態とし、流動性を
実質的に有しない熱硬化性の絶縁性樹脂から成る第2の
絶縁層としても、かかる第2の絶縁層と半硬化状態にあ
る第1の絶縁層と第2の絶縁層とを介して金属箔26を
第1の導体パターンを形成した基板の一面側に積層でき
る。また、第2の絶縁層を熱可塑性樹脂によって形成し
ても、熱可塑性樹脂の融点が第1の絶縁層14を形成す
る熱硬化性樹脂を硬化させる等の温度よりも高温のもの
であれば使用できる。
【0014】この様に、第1の絶縁層14上に積層し加
熱・圧着した金属箔26には、エッチング加工等を施し
て第2の導体パターン18を形成する〔図2(d)〕。
この第2の導体パターン18は、フォトリソ法で所望の
レジストパターンを形成した後、導体パターン部分を除
く金属箔26部分にエッチングを施すサブトラクティブ
法によって形成できる。或いは、金属箔26上にフォト
リソ法で所望のレジストパターンを形成した後、導体パ
ターン部分に金属めっきによって金属を所定高さまで形
成し、次いで、導体パターン部分を除く金属箔部分にエ
ッチングを施すアディティブ法によって第2の導体パタ
ーン18を形成してもよい。かかる第2の導体パターン
18を形成する際に、第2の導体パターン18中にビア
用穴19も設けておく。
【0015】更に、第1の導体パターン12と第2の導
体パターン18とを電気的に接続するビア用の貫通孔2
0を、硬化した第1の絶縁層14及び接着層16を貫通
して形成する〔図2(e)〕。この貫通孔20は、予め
第2の導体パターン18に形成したビア用穴19からレ
ーザーを照射することによって形成でき、形成した貫通
孔20内に、例えばエポキシ樹脂中に銀フィラーを混合
した導電性樹脂を充填してビア22(図1)を形成す
る。また、貫通孔20内に銅等の無電解めっきを施すこ
とによって、貫通孔20の内壁面に金属層を形成してビ
ア22としてもよい。尚、図1〜図2では、導体パター
ンが二層に積層された多層配線基板について説明してき
たが、三層以上の多層配線基板は、図1に示す第2の導
体パターン18上に、図2(b)〜(e)の工程を繰り
返すことによって製造できる。
【0016】以上、述べてきた図1〜図2においては、
第1の絶縁層14を樹脂基板10に形成すると共に、接
着層16を金属箔26に形成しているが、接着層16を
樹脂基板10に形成し、且つ第1の絶縁層14を金属箔
26に形成してもよい。また、樹脂基板10に代えてセ
ラミック基板等を使用してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、銅箔等の金属箔を使用
して導体パターンを形成した多層配線基板を製造する際
に、金属箔を基板上に加熱・圧着するとき、圧着力を調
整することを要しないため、多層配線基板を低コストで
工業的に生産することが可能となった。更に、金属箔を
圧着する際に、絶縁層を形成する絶縁性樹脂が金属箔か
ら流出することを防止できるため、所定厚さの絶縁層を
容易に得ることができ、導体パターン(信号線路)の伝
送特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層配線基板の一例を示す部分断
面図である。
【図2】図1に示す多層配線基板の製造工程を説明する
ための説明図である。
【図3】比較例に係る多層配線基板の製造工程を説明す
るための説明図である。
【図4】他の比較例に係る説明図である。
【図5】従来の多層配線基板の断面図である。
【符号の説明】
10 樹脂基板 12 第1の導体パターン 14 第1の絶縁層 16 接着層(第2の絶縁層) 18 第2の導体パターン 20 貫通孔 22 ビア 26 金属箔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一面に形成された第1の導体パタ
    ーン上に、第2の導体パターンが絶縁層を介して形成さ
    れた多層配線基板を製造する際に、 該第1の導体パターンを形成した基板の一面に、流動性
    が実質的に消滅される程度に半硬化された熱硬化性の絶
    縁性樹脂から成る第1の絶縁層と、流動性を実質的に有
    しない絶縁性樹脂から成る第2の絶縁層とを介して銅箔
    等の金属箔を加熱・圧着して積層し、 次いで、前記金属箔にエッチング加工等を施して第2の
    導体パターンを形成した後、前記第1の導体パターンと
    第2の導体パターンとを電気的に接続するビアを、前記
    加熱によって硬化した前記第1の絶縁層と第2の絶縁層
    とを貫通して形成することを特徴とする多層配線基板の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 第1の導体パターンを形成した基板面と
    金属箔面とのいずれか一方の面には、流動性が実質的に
    消滅する程度に半硬化された熱硬化性の絶縁性樹脂から
    成る第1の絶縁層を形成し、且つ前記第1の絶縁層を形
    成しない他方の面には、流動性を実質的に有しない絶縁
    性樹脂から成る第2の絶縁層を形成する請求項1記載の
    多層配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 基板の一面に形成された第1の導体パタ
    ーン上に、第2の導体パターンが絶縁層を介して形成さ
    れた多層配線基板を製造する際に、 該第1の導体パターンを形成した基板の一面に、流動性
    が実質的に消滅される程度に半硬化された熱硬化性の絶
    縁性樹脂から成る第1の絶縁層と、流動性を有する熱硬
    化性の絶縁性樹脂から成り且つ前記第1の絶縁層よりも
    薄い第2の絶縁層とを介して銅箔等の金属箔を加熱・圧
    着して積層し、 次いで、前記金属箔にエッチング加工等を施して第2の
    導体パターンを形成した後、前記第1の導体パターンと
    第2の導体パターンとを電気的に接続するビアを、前記
    加熱によって硬化した前記第1の絶縁層と第2の絶縁層
    とを貫通して形成することを特徴とする多層配線基板の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 第1の導体パターンを形成した基板面と
    金属箔面とのいずれか一方の面には、流動性が実質的に
    消滅する程度に半硬化された熱硬化性の絶縁性樹脂から
    成る第1の絶縁層を形成し、前記第1の絶縁層を形成し
    ない他方の面には、流動性を有する熱硬化性の絶縁性樹
    脂から成り且つ第1の絶縁層よりも薄い第2の絶縁層を
    形成する請求項3記載の多層配線基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1の導体パターンと第2の導体パター
    ンとを電気的に接続する硬化した第1の絶縁層及び第2
    の絶縁層を貫通して第1の導体パターンに至る貫通孔を
    レーザ等により形成した後、前記貫通孔内に導電性充填
    材を充填し又はめっき皮膜を形成することによってビア
    を形成する請求項1〜4のいずれか一項記載の多層配線
    基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1の絶縁層と第2の絶縁層とを同種の
    熱硬化性の接着性樹脂で形成する請求項1〜5のいずれ
    か一項記載の多層配線基板の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1758437A3 (en) * 2005-08-25 2007-07-25 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Laminated structure including a resin layer containing a glass-cloth and method for manufacturing the same
JP2015032625A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 新光電気工業株式会社 コイル基板及びその製造方法、インダクタ
JP2016115713A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 日本ゼオン株式会社 多層プリント配線板の製造方法
CN108713353A (zh) * 2016-03-07 2018-10-26 三菱电机株式会社 电子控制装置

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