JPH09199940A - 平面アンテナ付き電子回路装置及び製造方法 - Google Patents

平面アンテナ付き電子回路装置及び製造方法

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JPH09199940A
JPH09199940A JP695996A JP695996A JPH09199940A JP H09199940 A JPH09199940 A JP H09199940A JP 695996 A JP695996 A JP 695996A JP 695996 A JP695996 A JP 695996A JP H09199940 A JPH09199940 A JP H09199940A
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JP
Japan
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antenna
electronic circuit
circuit device
pattern
foil
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JP695996A
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Nobuyuki Imayoshi
伸之 今吉
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ放射効率を低下させない超薄型の平
面アンテナ付き電子回路装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 プリント基板10の一方面に貼られたア
ースパターン11と、プリント基板10の他方面にパタ
ーンニングされ、各種回路素子が取り付けられる回路パ
ターン12と、プリント基板10の他方面側を覆う樹脂
製筐体であるモールドケース20と、モールドケース2
0の外面側の近傍に転写成形により設けられた平面アン
テナであるアンテナパターン40とで構成される。この
ような構成をとることにより、アンテナパターン40と
アースパターン11との間の誘電体の厚みを確保できる
ので、アンテナ放射効率を低下させない超薄型の平面ア
ンテナ付き電子回路装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平面アンテナ付き電
子回路装置及び製造方法に関し、特に電波によって、他
装置と非接触で接続され通信を行う平面アンテナ付き電
子回路装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道の改札や高速道路の料金所等
で、ICカードにより料金を支払うことが行われてい
る。一般のICカードは料金等のデータの入出力のため
に料金管理装置のようなホスト装置に対し、物理的な接
触を必要とするために時間を要する。そこで、通信機能
を備えたカード状の薄型電子回路が注目されている。こ
れはアンテナを具備し、データの入出力は電波による非
接触で行われるため、今後大量に使用されることが期待
されている。
【0003】図7は、平面アンテナ付き電子回路装置の
従来例1の構成図である。(A)は斜視図で、(B)は
側面図である。(A)では、プリント基板62の両面に
導体箔が貼られ、上面の導体箔がアースパターン64と
なる。また、アンテナパターン70は誘電体板72に被
着、形成され、プリント基板62とは接続ピン74によ
って接続される。
【0004】(B)では、プリント基板62の下面に回
路パターン66がパターンニングされて配線板を形成す
る。回路パターン66はアースパターン64と共にスト
リップ線路を構成し、この回路パターン66にチップ抵
抗やダイオード、トランジスタ等の回路素子68が取り
付けられる。また、アンテナパターン70と回路パター
ン66とは接続ピン74により接続される。
【0005】図8は、平面アンテナ付き電子回路装置の
従来例2の構成図である。プリント基板62の両面に導
体箔が貼られ、下面の導体箔がアースパターン64とな
る。プリント基板62の上面に回路パターン66がパタ
ーンニングされて配線板を形成する。そして、回路パタ
ーン66にチップ抵抗やダイオード、トランジスタ等の
回路素子68が取り付けられる。一方、アースパターン
70は従来例1のように別の基板に被着、形成されてプ
リント基板62に搭載されるのではなく、回路パターン
66と同様にプリント基板62の上面の導体箔をパター
ンニングして、形成される。よって、アンテナパターン
70と回路パターン66は同じ面上にあり、接続ピンを
必要としない。
【0006】以上説明したように、従来例1では、アン
テナを個別部品として用いており、アンテナパターンと
アースパターンとが、誘電体板を挟んで反対側に形成さ
れる。また、従来例2では、アンテナパターンとアース
パターンとは、プリント基板を挟んで反対側に形成され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記で説明し
た2つの従来装置で薄型化を図った場合、アンテナ放射
効率が問題になってくる。アンテナ放射効率は一般に誘
電体の厚みが大きいほど高い。そして、薄型化を図るに
は回路素子やプリント基板の厚さを薄くする必要があ
る。従来例1では誘電体板72、従来例2ではプリント
基板62の厚さを薄くする必要がある。よって、装置の
薄型化を図ると誘電体の厚みを薄くすることになり、こ
のことはアンテナ放射効率が低下する要因となる。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、アンテナ放射効率を低下させない超薄型の平
面アンテナ付き電子回路装置を提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、アンテナ放射効率を低
下させない超薄型の電子回路装置の製造方法を提供する
ことを目的にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すようなプリント基板10の一
方面に貼られたアースパターン11と、プリント基板1
0の他方面にパターンニングされ、各種回路素子が取り
付けられる回路パターン12と、プリント基板10の他
方面側を覆う樹脂製筐体であるモールドケース20と、
モールドケース20の外面側に転写により設けられた平
面アンテナであるアンテナパターン40とを有すること
を特徴とする平面アンテナ付き電子回路装置が提供され
る。
【0010】ここで、モールドケース20は誘電体であ
る。アンテナパターン40をモールドケース20の外面
側の近傍に転写成形により設けることにより、アンテナ
パターン40とプリント基板10との間に十分な誘電体
の厚みが確保できる。また、アンテナパターン40と回
路パターン12とが誘電体で結合される。
【0011】また、本発明では図3に示すような(A)
で、雌型101と雄型102とでアンテナパターン40
が印刷された転写用フィルム200を挟み、(B)で、
樹脂注入孔103から樹脂20bを注入し、(C)で、
アンテナパターン40が転写成形されたモールド20の
空き部分30に、電子回路基板をはめ込むことを特徴と
する平面アンテナ付き電子回路装置の製造方法が提供さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明である平面アンテ
ナ付き電子回路装置の側面図である。平面アンテナ付き
電子回路装置は、プリント基板10の一方面に貼られた
アース箔であるアースパターン11と、プリント基板1
0の他方面にパターンニングされ、空き部分30内に各
種回路素子(例えば、チップ抵抗13やトランジスタ1
4等)が取り付けられる回路パターン12と、プリント
基板10の他方面側を覆う樹脂製筐体であるモールドケ
ース20と、モールドケース20の外面側の近傍に転写
成形により設けられた平面アンテナであるアンテナパタ
ーン40とで構成される。
【0013】この構成では、モールドケース20は誘電
体である。そして、アンテナパターン40をモールドケ
ース20の外面側の近傍に転写成形により設ける。これ
により、アンテナパターン40とアースパターン11と
の間に十分な誘電体の厚みLが確保できるのでアンテナ
放射効率を低下させることがない。
【0014】また、穴21はアンテナパターン40と回
路パターン12とをリードピン等で接続するためにあけ
られている。このような構成にすればアンテナ放射効率
をさらに向上させることができる。
【0015】以上説明したように、誘電体であるモール
ドケースの外面側に転写によりアンテナパターンを設
け、アースパターンとの間に十分な誘電体の厚みが確保
できるようにした。これにより、アンテナ放射効率を低
下させることなく超薄型の平面アンテナ付き電子回路装
置を実現できる。
【0016】また、アンテナパターンは転写成形されて
モールドケースの内部に入り込むので、カードの表面に
外部デザインなどを施すことが可能である。さらに、モ
ールドケース内部にアンテナパターンと回路パターンと
に通じる穴を用意しておく。これにより、リードピン等
でアンテナパターンと回路パターンとを接続できるの
で、アンテナ放射効率をさらに向上させることができ
る。
【0017】次に、アンテナパターンをモールドに転写
する際の転写用フィルムについて説明する。図2は、転
写用フィルムと成形樹脂層との側面拡大図である。転写
用フィルム200はポリエチレンテレフタレート等でで
きているベースフィルム層201(厚さ38μ程度)
と、印刷層202と、アンテナを目的とした箔をアルミ
蒸着した蒸着層203(厚さ10〜18μ)と、接着層
204とで構成される。そして、接着層204の下に誘
電体でありモールドケースとなる成形樹脂層20aがあ
る。
【0018】また、リードピン等でアンテナパターン4
0と回路パターン12とを接続できるように成形樹脂層
20に穴21があけられている。次に、平面アンテナ付
き電子回路装置の製造方法について説明する。図3は、
転写成形方法を示す図である。(A)は転写用フィルム
が雄型と雌型とで挟まれる前の図で、(B)は転写用フ
ィルムが雄型と雌型とで挟まれた図で、(C)はアンテ
ナパターンが埋め込まれ、出来上がったモールドケース
を示す図である。
【0019】(A)は、雌型101と雄型102とで転
写用フィルム200を挟む前の図である。転写用フィル
ム200の下面にアンテナパターン40が印刷されてい
る。また、雄型102には、モールドケースとなる樹脂
を注入する樹脂注入孔103があいている。
【0020】(B)は、雌型101と雄型102とで転
写用フィルム200を挟み、樹脂注入孔103から樹脂
20bが注入される図である。このようにして転写用フ
ィルム200に印刷されているアンテナパターン40が
樹脂20bに転写される。そして転写の後、アンテナパ
ターン40は樹脂20bで薄く覆われる。
【0021】(C)は、モールドケース20の外面側に
アンテナパターン40が転写成形された図である。その
後、空き部分30に電子回路基板をはめ込むことにより
平面アンテナ付き電子回路装置が完成する。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は、第2の実施の形態の構成を示す図で
ある。第2の実施の形態は第1の実施の形態の構成と基
本的には同じであるので、同一構成部分には同一の符号
を付して相違点のみを説明する。
【0023】第2の実施の形態の平面アンテナ付き電子
回路装置は、プリント基板10と、モールドケース20
と、アンテナパターン40と、カバーフィルム50とか
ら構成される。また、回路パターン12には各種の回路
素子15が取り付けられている。
【0024】この構成では、アンテナパターン40はモ
ールドケース20の外面側に貼付される。そして、外部
デザインなどの目的でカバーフィルム50をアンテナパ
ターン40を覆うように貼付する。よって、アンテナパ
ターン40とアースパターン11との間に十分な誘電体
の厚みが確保できるので、アンテナ放射効率を低下させ
ることがない。
【0025】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図5は、第3の実施の形態の構成を示す図で
ある。第3の実施の形態は第1の実施の形態の構成と基
本的には同じであるので、同一構成部分には同一の符号
を付して相違点のみを説明する。
【0026】第3の実施の形態の平面アンテナ付き電子
回路装置は、プリント基板10と、モールドケース20
と、アンテナパターン40と、カバーフィルム50とか
ら構成される。また、回路パターン12には各種の回路
素子15が取り付けられている。
【0027】この構成では、アンテナパターン40はイ
ンサート成形によりモールドケース20の外面側に埋め
込まれる。そして、外部デザインなどの目的でカバーフ
ィルム50をアンテナパターン40を覆うように貼付す
る。よって、アンテナパターン40とアースパターン1
1との間に十分な誘電体の厚みが確保できるので、アン
テナ放射効率を低下させることがない。
【0028】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図6は、第4の実施の形態の構成を示す図で
ある。第4の実施の形態は第1の実施の形態の構成と基
本的には同じであるので、同一構成部分には同一の符号
を付して相違点のみを説明する。
【0029】第4の実施の形態の平面アンテナ付き電子
回路装置は、プリント基板10と、モールドケース20
と、アンテナパターン40と、カバーフィルム50、と
から構成される。また、回路パターン12には各種の回
路素子15が取り付けられている。
【0030】この構成では、アンテナパターン40はカ
バーフィルム50内に埋め込まれる構成をとる。そし
て、このカバーフィルム50はモールドケース20に貼
付される。よって、アンテナパターン40とアースパタ
ーン11との間に十分な誘電体の厚みが確保できるので
アンテナ放射効率を低下させることがない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、アンテ
ナパターンをモールド内部に一体成形した平面アンテナ
付き電子回路装置を構成した。これによりアンテナパタ
ーンとアースパターンとの間に十分な誘電体の厚みが確
保できるので、アンテナ放射効率を低下させることなく
超薄型の平面アンテナ付きの電子回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である平面アンテナ付き電子回路装置の
側面図である。
【図2】転写用フィルムと成形樹脂層との側面拡大図で
ある。
【図3】転写成形方法を示す図である。
【図4】第2の実施の形態を示す図である。
【図5】第3の実施の形態を示す図である。
【図6】第4の実施の形態を示す図である。
【図7】平面アンテナ付き電子回路装置の従来例1の構
成図である。
【図8】平面アンテナ付き電子回路装置の従来例2の構
成図である。
【符号の説明】
10 プリント基板 11 アースパターン 12 回路パターン 13 チップ抵抗 14 トランジスタ 20 モールドケース 21 穴 22 空き部分 30 アンテナパターン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波によって、他装置と非接触で接続さ
    れ通信を行う平面アンテナ付き電子回路装置において、 一方面にアース箔が貼られ、他方面に各種回路素子が搭
    載された電子回路基板と、 前記電子回路基板の他方面側を覆う樹脂製筐体と、 前記樹脂製筐体の外面側の近傍に転写成形により設けら
    れたアンテナ箔と、 を有することを特徴とする平面アンテナ付き電子回路装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ箔と前記アース箔との間に
    前記樹脂製筐体による誘電体層が形成され、前記アンテ
    ナ箔と信号ラインとの間も前記誘電体層により結合され
    ることを特徴とする請求項1記載の平面アンテナ付き電
    子回路装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナ箔と前記信号ラインとがリ
    ードピンで接続できるように、前記樹脂製筐体内に穴が
    あけられていることを特徴とする請求項1記載の平面ア
    ンテナ付き電子回路装置。
  4. 【請求項4】 電波によって、他装置と非接触で接続さ
    れ通信を行う平面アンテナ付き電子回路装置の製造方法
    において、 アンテナ箔を転写用フィルムに設け、 電子回路基板の筐体を樹脂成形する際に前記転写用フィ
    ルムを雄型と雌型との間に挟んで樹脂を注入し、 出来上がった前記筐体に前記電子回路基板をはめ込むこ
    とを特徴とする平面アンテナ付き電子回路装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 電波によって、他装置と非接触で接続さ
    れ通信を行う平面アンテナ付き電子回路装置において、 一方面にアース箔が貼られ、他方面に各種回路素子が搭
    載された電子回路基板と、 前記電子回路基板の他方面側を覆う樹脂製筐体と、 前記樹脂製筐体に設けられたアンテナ箔と、 を有することを特徴とする平面アンテナ付き電子回路装
    置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナ箔は前記樹脂製筐体に貼付
    された構造であることを特徴とする請求項5記載の平面
    アンテナ付き電子回路装置。
  7. 【請求項7】 前記アンテナ箔は前記樹脂製筐体にイン
    サート成形で設けられた構造であることを特徴とする請
    求項5記載の平面アンテナ付き電子回路装置。
  8. 【請求項8】 電波によって、他装置と非接触で接続さ
    れ通信を行う平面アンテナ付き電子回路装置において、 一方面にアース箔が貼られ、他方面に各種回路素子が搭
    載された電子回路基板と、 前記電子回路基板の他方面側を覆う樹脂製筐体と、 前記樹脂製筐体に貼付されるカバーフィルムに埋め込ま
    れたアンテナ箔と、 を有することを特徴とする平面アンテナ付き電子回路装
    置。
JP695996A 1996-01-19 1996-01-19 平面アンテナ付き電子回路装置及び製造方法 Withdrawn JPH09199940A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022350A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Omron Corporation チップアンテナおよびその製造方法
US7009563B2 (en) 2003-02-05 2006-03-07 Fujitsu Limited Antenna, method and construction of mounting thereof, and electronic device having antenna
JP2006314127A (ja) * 2006-07-03 2006-11-16 Omron Corp チップアンテナおよびその製造方法
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