JPH09200160A - 周波数変調信号受信及び復調装置 - Google Patents
周波数変調信号受信及び復調装置Info
- Publication number
- JPH09200160A JPH09200160A JP743096A JP743096A JPH09200160A JP H09200160 A JPH09200160 A JP H09200160A JP 743096 A JP743096 A JP 743096A JP 743096 A JP743096 A JP 743096A JP H09200160 A JPH09200160 A JP H09200160A
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- JP
- Japan
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- signal
- section
- unit
- frequency
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- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】FM多重信号を受信して復調するにあたり、例
えば、マルチパス障害が生じて副搬送波信号成分が一時
的に途切れる状況のもとにあっても、出力情報信号が大
なるノイズ成分を含むことになる事態を確実に回避でき
るようにする。 【解決手段】受信されたFM音声多重信号の周波数復調
を行って、主音声信号とFM副音声信号とを得る検波部
17と、検波部17からのFM副音声信号の周波数復調
を行って副音声信号を得る周波数復調部21と、検波部
17からの主音声信号及び周波数復調部21からの副音
声信号に基づいてステレオ音声信号の左及び右信号を得
るマトリックス部20と、検波部17からのFM副音声
信号の振幅を検出するエンベロープ検出部36と、エン
ベロープ検出部36から得られる検出出力信号に応じ
て、検波部17からマトリックス部20に供給される主
音声信号及び周波数復調部21からマトリックス部20
に供給される副音声信号を減衰もしくは消滅させるミュ
ーティング動作部30,31とを備える。
えば、マルチパス障害が生じて副搬送波信号成分が一時
的に途切れる状況のもとにあっても、出力情報信号が大
なるノイズ成分を含むことになる事態を確実に回避でき
るようにする。 【解決手段】受信されたFM音声多重信号の周波数復調
を行って、主音声信号とFM副音声信号とを得る検波部
17と、検波部17からのFM副音声信号の周波数復調
を行って副音声信号を得る周波数復調部21と、検波部
17からの主音声信号及び周波数復調部21からの副音
声信号に基づいてステレオ音声信号の左及び右信号を得
るマトリックス部20と、検波部17からのFM副音声
信号の振幅を検出するエンベロープ検出部36と、エン
ベロープ検出部36から得られる検出出力信号に応じ
て、検波部17からマトリックス部20に供給される主
音声信号及び周波数復調部21からマトリックス部20
に供給される副音声信号を減衰もしくは消滅させるミュ
ーティング動作部30,31とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、副搬送波信号成分
を含んだ周波数変調多重信号を受信し、受信された周波
数変調多重信号に周波数復調処理を行って第1の情報信
号と副搬送波信号成分とを導出し、さらに、副搬送波信
号成分についての復調処理を行って第2の情報信号を導
出して、第1の情報信号と第2の情報信号とに基づく出
力情報信号を得る周波数変調信号受信及び復調装置に関
する。
を含んだ周波数変調多重信号を受信し、受信された周波
数変調多重信号に周波数復調処理を行って第1の情報信
号と副搬送波信号成分とを導出し、さらに、副搬送波信
号成分についての復調処理を行って第2の情報信号を導
出して、第1の情報信号と第2の情報信号とに基づく出
力情報信号を得る周波数変調信号受信及び復調装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、米国において民間の使用に開放さ
れている通信周波数帯域中の周波数である900MHz
を主搬送波周波数とする周波数変調(以下、FMとい
う)音声多重信号をワイヤレス送信し、送信されたFM
音声多重信号をワイヤレス・ステレオ・ヘッドフォーン
装置により受信し、ワイヤレス・ステレオ・ヘッドフォ
ーン装置において、受信されたFM音声多重信号に復調
処理を施すとともにその他の処理を行って、ステレオ音
声信号の左信号と右信号とを得、それらをワイヤレス・
ステレオ・ヘッドフォーン装置に内蔵された左右スピー
カに夫々供給して、ステレオ音を再生するワイヤレス・
ステレオ・ヘッドフォーンシステムが提案されている。
れている通信周波数帯域中の周波数である900MHz
を主搬送波周波数とする周波数変調(以下、FMとい
う)音声多重信号をワイヤレス送信し、送信されたFM
音声多重信号をワイヤレス・ステレオ・ヘッドフォーン
装置により受信し、ワイヤレス・ステレオ・ヘッドフォ
ーン装置において、受信されたFM音声多重信号に復調
処理を施すとともにその他の処理を行って、ステレオ音
声信号の左信号と右信号とを得、それらをワイヤレス・
ステレオ・ヘッドフォーン装置に内蔵された左右スピー
カに夫々供給して、ステレオ音を再生するワイヤレス・
ステレオ・ヘッドフォーンシステムが提案されている。
【0003】このようなワイヤレス・ステレオ・ヘッド
フォーンシステムにおいて、ワイヤレス・ステレオ・ヘ
ッドフォーン装置により受信されるFM音声多重信号
は、例えば、ステレオ音声信号の左信号及び右信号を夫
々L及びRとして、主音声信号としてR+Lが設定され
るとともに、副音声信号としてR−Lが設定されて形成
される。具体的には、数10kHz程度の周波数を有し
た副搬送波信号が用いられ、その副搬送波信号が副音声
信号R−Lによって周波数変調されることにより形成さ
れる副搬送波信号成分と主音声信号R+Lとの両者によ
って、周波数を900MHzとする主搬送波信号が周波
数変調されて、FM音声多重信号とされる。
フォーンシステムにおいて、ワイヤレス・ステレオ・ヘ
ッドフォーン装置により受信されるFM音声多重信号
は、例えば、ステレオ音声信号の左信号及び右信号を夫
々L及びRとして、主音声信号としてR+Lが設定され
るとともに、副音声信号としてR−Lが設定されて形成
される。具体的には、数10kHz程度の周波数を有し
た副搬送波信号が用いられ、その副搬送波信号が副音声
信号R−Lによって周波数変調されることにより形成さ
れる副搬送波信号成分と主音声信号R+Lとの両者によ
って、周波数を900MHzとする主搬送波信号が周波
数変調されて、FM音声多重信号とされる。
【0004】そして、ワイヤレス・ステレオ・ヘッドフ
ォーン装置において、FM音声多重信号から左信号L及
び右信号Rが得られるにあたっては、先ず、検波部によ
る受信されたFM音声多重信号に対する周波数復調が行
われて、主音声信号R+Lと副搬送波信号成分とを含ん
だ検波出力信号が得られる。次に、検波出力信号中から
取り出された副搬送波信号成分に対する周波数復調が行
われて、副音声信号R−Lが得られる。そして、検波出
力信号中に得られる主音声信号R+Lと副搬送波信号成
分についての周波数復調により得られる副音声信号R−
Lとに、マトリックス処理が施されて、左信号L及び右
信号Rが導出される。
ォーン装置において、FM音声多重信号から左信号L及
び右信号Rが得られるにあたっては、先ず、検波部によ
る受信されたFM音声多重信号に対する周波数復調が行
われて、主音声信号R+Lと副搬送波信号成分とを含ん
だ検波出力信号が得られる。次に、検波出力信号中から
取り出された副搬送波信号成分に対する周波数復調が行
われて、副音声信号R−Lが得られる。そして、検波出
力信号中に得られる主音声信号R+Lと副搬送波信号成
分についての周波数復調により得られる副音声信号R−
Lとに、マトリックス処理が施されて、左信号L及び右
信号Rが導出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなワイヤレス
・ステレオ・ヘッドフォーンシステムにあっては、屋内
での使用に供されることが多いが、その際に、マルチパ
ス障害の問題を抱えることになる。即ち、屋内において
は、通常、その内のいずれかの場所に設置された送信部
からワイヤレス・ステレオ・ヘッドフォーン装置によっ
て受信されるべく送信されるFM音声多重信号の反射を
生じる反射体が散在しており、ワイヤレス・ステレオ・
ヘッドフォーン装置においては、送信部から直接的に到
来する直接波FM音声多重信号と、送信部から送出され
た後、各種の反射体により反射されて到来する、複数の
異なった信号経路を通じた複数の反射波FM音声多重信
号とが受信される状態となる。
・ステレオ・ヘッドフォーンシステムにあっては、屋内
での使用に供されることが多いが、その際に、マルチパ
ス障害の問題を抱えることになる。即ち、屋内において
は、通常、その内のいずれかの場所に設置された送信部
からワイヤレス・ステレオ・ヘッドフォーン装置によっ
て受信されるべく送信されるFM音声多重信号の反射を
生じる反射体が散在しており、ワイヤレス・ステレオ・
ヘッドフォーン装置においては、送信部から直接的に到
来する直接波FM音声多重信号と、送信部から送出され
た後、各種の反射体により反射されて到来する、複数の
異なった信号経路を通じた複数の反射波FM音声多重信
号とが受信される状態となる。
【0006】そして、ワイヤレス・ステレオ・ヘッドフ
ォーン装置に到来する直接波FM音声多重信号及び複数
の反射波FM音声多重信号は、相互位相差を有した状態
のもとに干渉合成されることになり、その結果、ワイヤ
レス・ステレオ・ヘッドフォーン装置により受信される
FM音声多重信号は、局部的な振幅変動を断続的に生じ
たものとなってしまう。特に、ワイヤレス・ステレオ・
ヘッドフォーン装置により受信されたFM音声多重信号
に対する周波数復調がなされて得られる副搬送波信号成
分は、不規則な振幅変動が著しくなり易く、比較的短い
時間ではあるが、その間にあっては副搬送波信号成分が
一時的に途切れてしまう状態も生じる。
ォーン装置に到来する直接波FM音声多重信号及び複数
の反射波FM音声多重信号は、相互位相差を有した状態
のもとに干渉合成されることになり、その結果、ワイヤ
レス・ステレオ・ヘッドフォーン装置により受信される
FM音声多重信号は、局部的な振幅変動を断続的に生じ
たものとなってしまう。特に、ワイヤレス・ステレオ・
ヘッドフォーン装置により受信されたFM音声多重信号
に対する周波数復調がなされて得られる副搬送波信号成
分は、不規則な振幅変動が著しくなり易く、比較的短い
時間ではあるが、その間にあっては副搬送波信号成分が
一時的に途切れてしまう状態も生じる。
【0007】FM音声多重信号に対する周波数復調がな
されて得られる副搬送波信号成分の振幅変動が著しい状
況のもとにあっては、副搬送波信号成分に対する周波数
復調がなされて得られる副音声信号R−Lに混入するノ
イズ成分が増大するとともに、FM音声多重信号に対す
る周波数復調がなされて得られる主音声信号R+Lに混
入するノイズ成分も増大して、左右スピーカに夫々供給
される左信号及び右信号が比較的大なるノイズ成分を含
むことになり、その結果、左右スピーカから大なる雑音
が発せられることになってしまう。
されて得られる副搬送波信号成分の振幅変動が著しい状
況のもとにあっては、副搬送波信号成分に対する周波数
復調がなされて得られる副音声信号R−Lに混入するノ
イズ成分が増大するとともに、FM音声多重信号に対す
る周波数復調がなされて得られる主音声信号R+Lに混
入するノイズ成分も増大して、左右スピーカに夫々供給
される左信号及び右信号が比較的大なるノイズ成分を含
むことになり、その結果、左右スピーカから大なる雑音
が発せられることになってしまう。
【0008】このような問題に関連して、従来、受信さ
れたFM音声多重信号における主搬送波信号のレベルを
検知し、検知されたレベルが所定以下であるときには、
FM音声多重信号に対する周波数復調がなされて得られ
る主音声信号R+L及び副搬送波信号成分に対する周波
数復調がなされて得られる副音声信号R−Lに対するミ
ューティング手段を作動させて、主音声信号R+L及び
副音声信号R−Lの伝送を一時的に止め、それによって
左右スピーカに夫々供給される左信号及び右信号が比較
的大なるノイズ成分を含むことになる事態を回避しよう
とすることが提案されている。
れたFM音声多重信号における主搬送波信号のレベルを
検知し、検知されたレベルが所定以下であるときには、
FM音声多重信号に対する周波数復調がなされて得られ
る主音声信号R+L及び副搬送波信号成分に対する周波
数復調がなされて得られる副音声信号R−Lに対するミ
ューティング手段を作動させて、主音声信号R+L及び
副音声信号R−Lの伝送を一時的に止め、それによって
左右スピーカに夫々供給される左信号及び右信号が比較
的大なるノイズ成分を含むことになる事態を回避しよう
とすることが提案されている。
【0009】しかしながら、主搬送波信号のレベルに応
じて主音声信号R+L及び副音声信号R−Lに対するミ
ューティング手段を作動させるようにされても、例え
ば、副搬送波信号成分が一時的に途切れてしまう状態が
生じるような状況のもとでは、ミューティング手段を作
動させるに要される制御信号も適正に得られないことに
なって、ミューティング手段が的確に作動しなくなって
しまう虞がある。
じて主音声信号R+L及び副音声信号R−Lに対するミ
ューティング手段を作動させるようにされても、例え
ば、副搬送波信号成分が一時的に途切れてしまう状態が
生じるような状況のもとでは、ミューティング手段を作
動させるに要される制御信号も適正に得られないことに
なって、ミューティング手段が的確に作動しなくなって
しまう虞がある。
【0010】斯かる点に鑑み、本発明は、上述のFM音
声多重信号の如くの、主搬送波信号が第1の情報信号と
副搬送波信号が第2の情報信号によって変調されて得ら
れた副搬送波信号成分とによって周波数変調されること
により形成されたFM多重信号を受信し、受信されたF
M多重信号に復調処理を行って第1の情報信号と副搬送
波信号成分とを導出し、さらに、副搬送波信号成分につ
いての復調処理を行って第2の情報信号を導出して、第
1の情報信号と第2の情報信号とに基づく出力情報信号
を得るにあたり、例えば、マルチパス障害が生じて副搬
送波信号成分が一時的に途切れてしまう状態が生じる状
況のもとにあっても、出力情報信号が比較的大なるノイ
ズ成分を含むことになる事態を確実に回避できることに
なるFM信号受信及び復調装置を提供する。
声多重信号の如くの、主搬送波信号が第1の情報信号と
副搬送波信号が第2の情報信号によって変調されて得ら
れた副搬送波信号成分とによって周波数変調されること
により形成されたFM多重信号を受信し、受信されたF
M多重信号に復調処理を行って第1の情報信号と副搬送
波信号成分とを導出し、さらに、副搬送波信号成分につ
いての復調処理を行って第2の情報信号を導出して、第
1の情報信号と第2の情報信号とに基づく出力情報信号
を得るにあたり、例えば、マルチパス障害が生じて副搬
送波信号成分が一時的に途切れてしまう状態が生じる状
況のもとにあっても、出力情報信号が比較的大なるノイ
ズ成分を含むことになる事態を確実に回避できることに
なるFM信号受信及び復調装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るFM信号受
信及び復調装置は、主搬送波信号が第1の情報信号と副
搬送波信号が第2の情報信号により変調されて得られた
副搬送波信号成分とによって周波数変調されることによ
り形成されたFM多重信号を受信する受信部と、受信部
により受信されたFM多重信号についての周波数復調を
行う検波部と、検波部から得られる副搬送波信号成分に
ついての復調処理を行う副搬送波復調部と、検波部から
得られる第1の情報信号及び副搬送波復調部から得られ
る第2の情報信号に基づいて出力情報信号を得る信号処
理部と、検波部から得られる副搬送波信号成分の振幅を
検出するエンベロープ検出部と、エンベロープ検出部か
ら得られる検出出力信号に応じて、検波部から信号処理
部に供給される第1の情報信号及び副搬送波復調部から
信号処理部に供給される第2の情報信号を減衰もしくは
消滅させるミューティング動作部とを備えて構成され
る。
信及び復調装置は、主搬送波信号が第1の情報信号と副
搬送波信号が第2の情報信号により変調されて得られた
副搬送波信号成分とによって周波数変調されることによ
り形成されたFM多重信号を受信する受信部と、受信部
により受信されたFM多重信号についての周波数復調を
行う検波部と、検波部から得られる副搬送波信号成分に
ついての復調処理を行う副搬送波復調部と、検波部から
得られる第1の情報信号及び副搬送波復調部から得られ
る第2の情報信号に基づいて出力情報信号を得る信号処
理部と、検波部から得られる副搬送波信号成分の振幅を
検出するエンベロープ検出部と、エンベロープ検出部か
ら得られる検出出力信号に応じて、検波部から信号処理
部に供給される第1の情報信号及び副搬送波復調部から
信号処理部に供給される第2の情報信号を減衰もしくは
消滅させるミューティング動作部とを備えて構成され
る。
【0012】このように構成される本発明に係るFM信
号受信及び復調装置にあっては、受信部に到来するFM
多重信号にマルチパス障害が生じて、副搬送波信号成分
が一時的に途切れてしまうような状態が生じると、その
副搬送波信号成分の状態、即ち、副搬送波信号成分にお
ける大なる振幅変化がエンベロープ検出部によって検出
される。そして、それによりエンベロープ検出部から得
られる検出出力信号に応じてミューティング動作部が作
動せしめられて、検波部から信号処理部に供給される第
1の情報信号及び副搬送波復調部から信号処理部に供給
される第2の情報信号が、減衰もしくは消滅せしめら
れ、一時的に出力情報信号の振幅が低減される状態もし
くは一時的に出力情報信号が得られない状態とされる。
それにより、例えば、マルチパス障害が生じて副搬送波
信号成分が一時的に途切れてしまう状態が生じる状況の
もとにあっても、出力情報信号が比較的大なるノイズ成
分を含むことになってしまう事態が確実に回避される。
号受信及び復調装置にあっては、受信部に到来するFM
多重信号にマルチパス障害が生じて、副搬送波信号成分
が一時的に途切れてしまうような状態が生じると、その
副搬送波信号成分の状態、即ち、副搬送波信号成分にお
ける大なる振幅変化がエンベロープ検出部によって検出
される。そして、それによりエンベロープ検出部から得
られる検出出力信号に応じてミューティング動作部が作
動せしめられて、検波部から信号処理部に供給される第
1の情報信号及び副搬送波復調部から信号処理部に供給
される第2の情報信号が、減衰もしくは消滅せしめら
れ、一時的に出力情報信号の振幅が低減される状態もし
くは一時的に出力情報信号が得られない状態とされる。
それにより、例えば、マルチパス障害が生じて副搬送波
信号成分が一時的に途切れてしまう状態が生じる状況の
もとにあっても、出力情報信号が比較的大なるノイズ成
分を含むことになってしまう事態が確実に回避される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るFM信号受
信及び復調装置の一例を示し、この例は、ワイヤレス・
ステレオ・ヘッドフォーン装置を構成している。
信及び復調装置の一例を示し、この例は、ワイヤレス・
ステレオ・ヘッドフォーン装置を構成している。
【0014】図1に示されるワイヤレス・ステレオ・ヘ
ッドフォーン装置を構成する例にあっては、アンテナ1
1に、例えば、周波数を900MHzとする主搬送波信
号が、図2の周波数スペクトラム(横軸:周波数fm,
縦軸:主搬送波信号周波数偏移fd)に示される如く
に、主音声信号L+Rと周波数が67kHzである副搬
送波信号が副音声信号L−Rによって周波数変調されて
得られた副搬送波信号成分であるFM副音声信号FM
(L−R)とを含む音声情報信号によって、周波数変調
されることにより形成されたFM音声多重信号SFMが
到来する。主音声信号L+Rは、ステレオ音声信号にお
ける左信号Lと右信号Rとの和であり、また、副音声信
号L−Rは、ステレオ音声信号における左信号Lと右信
号Rとの差である。
ッドフォーン装置を構成する例にあっては、アンテナ1
1に、例えば、周波数を900MHzとする主搬送波信
号が、図2の周波数スペクトラム(横軸:周波数fm,
縦軸:主搬送波信号周波数偏移fd)に示される如く
に、主音声信号L+Rと周波数が67kHzである副搬
送波信号が副音声信号L−Rによって周波数変調されて
得られた副搬送波信号成分であるFM副音声信号FM
(L−R)とを含む音声情報信号によって、周波数変調
されることにより形成されたFM音声多重信号SFMが
到来する。主音声信号L+Rは、ステレオ音声信号にお
ける左信号Lと右信号Rとの和であり、また、副音声信
号L−Rは、ステレオ音声信号における左信号Lと右信
号Rとの差である。
【0015】アンテナ11に到来したFM音声多重信号
SFMは、受信部を形成するアンテナ11及び同調部1
2を通じて受信され、高周波増幅部13により増幅され
て、ミキサ部14に供給される。ミキサ部14には、局
部発振部15から発せられる局部発振出力信号SOLも
供給され、ミキサ部14においては、FM音声多重信号
SFMについての局部発振出力信号SOLに応じた周波
数変換が行われる。それにより、ミキサ部14から、F
M音声多重信号SFMが主搬送波信号の周波数を10.
7MHzとするFM信号に周波数変換されて形成される
中間周波信号SAIが得られる。
SFMは、受信部を形成するアンテナ11及び同調部1
2を通じて受信され、高周波増幅部13により増幅され
て、ミキサ部14に供給される。ミキサ部14には、局
部発振部15から発せられる局部発振出力信号SOLも
供給され、ミキサ部14においては、FM音声多重信号
SFMについての局部発振出力信号SOLに応じた周波
数変換が行われる。それにより、ミキサ部14から、F
M音声多重信号SFMが主搬送波信号の周波数を10.
7MHzとするFM信号に周波数変換されて形成される
中間周波信号SAIが得られる。
【0016】ミキサ部14から得られる中間周波信号S
AIは、中間周波増幅部16を経て、検波部17に供給
される。検波部17においては、中間周波信号SAIに
ついての周波数復調が行われ、検波出力信号SDTが得
られる。検波出力信号SDTは、復調された主音声信号
L+RとFM副音声信号FM(L−R)とを含むものと
され、ディエンファシス部18及び帯域通過フィルタ
(BPF)19の夫々に供給される。
AIは、中間周波増幅部16を経て、検波部17に供給
される。検波部17においては、中間周波信号SAIに
ついての周波数復調が行われ、検波出力信号SDTが得
られる。検波出力信号SDTは、復調された主音声信号
L+RとFM副音声信号FM(L−R)とを含むものと
され、ディエンファシス部18及び帯域通過フィルタ
(BPF)19の夫々に供給される。
【0017】ディエンファシス部18からは、検波出力
信号SDT中の主音声信号L+Rが得られ、その主音声
信号L+Rがマトリックス部20に供給される。また、
BPF19においては、検波出力信号SDT中のFM副
音声信号FM(L−R)が取り出され、そのFM副音声
信号FM(L−R)が周波数復調部21に供給される。
信号SDT中の主音声信号L+Rが得られ、その主音声
信号L+Rがマトリックス部20に供給される。また、
BPF19においては、検波出力信号SDT中のFM副
音声信号FM(L−R)が取り出され、そのFM副音声
信号FM(L−R)が周波数復調部21に供給される。
【0018】周波数復調部21においては、FM副音声
信号FM(L−R)に対する周波数復調が行われ、復調
された副音声信号L−Rが得られる。そして、周波数復
調部21から導出される副音声信号L−Rが、ディエン
ファシス部22を通じてマトリックス部20に供給され
る。
信号FM(L−R)に対する周波数復調が行われ、復調
された副音声信号L−Rが得られる。そして、周波数復
調部21から導出される副音声信号L−Rが、ディエン
ファシス部22を通じてマトリックス部20に供給され
る。
【0019】マトリックス部20は信号処理部を形成し
ており、マトリックス部20においては、ディエンファ
シス部18を通じて供給される主音声信号L+Rとディ
エンファシス部22を通じて供給される副音声信号L−
Rとに対するマトリックス処理が行われ、マトリックス
部20から、再生されたステレオ音声信号における右信
号Rと左信号Lとの夫々が独立して得られる。マトリッ
クス部20からの右信号Rは、出力増幅部23による電
力増幅を受けて右スピーカ部24に供給され、また、マ
トリックス部20からの左信号Lは、出力増幅部25に
よる電力増幅を受けて左スピーカ部26に供給される。
それにより、右スピーカ部24において右信号Rに基づ
く音声再生が行われるとともに、左スピーカ部26にお
いて左信号Lに基づく音声再生が行われて、右スピーカ
部24及び左スピーカ部26から夫々発せられる右音声
及び左音声によるステレオ音場が形成される。
ており、マトリックス部20においては、ディエンファ
シス部18を通じて供給される主音声信号L+Rとディ
エンファシス部22を通じて供給される副音声信号L−
Rとに対するマトリックス処理が行われ、マトリックス
部20から、再生されたステレオ音声信号における右信
号Rと左信号Lとの夫々が独立して得られる。マトリッ
クス部20からの右信号Rは、出力増幅部23による電
力増幅を受けて右スピーカ部24に供給され、また、マ
トリックス部20からの左信号Lは、出力増幅部25に
よる電力増幅を受けて左スピーカ部26に供給される。
それにより、右スピーカ部24において右信号Rに基づ
く音声再生が行われるとともに、左スピーカ部26にお
いて左信号Lに基づく音声再生が行われて、右スピーカ
部24及び左スピーカ部26から夫々発せられる右音声
及び左音声によるステレオ音場が形成される。
【0020】このようなもとで、ディエンファシス部1
8から得られる主音声信号L+Rをマトリックス部20
における一対の入力端の一方に供給する信号路と基準電
位点(接地電位点)との間に、コレクタ−エミッタ通路
が接続されたNPN型のトランジスタ30が設けられ、
また、ディエンファシス部22から得られる副音声信号
L−Rをマトリックス部20における一対の入力端の他
方に供給する信号路と基準電位点(接地電位点)との間
に、コレクタ−エミッタ通路が接続されたNPN型のト
ランジスタ31が設けられている。これらトランジスタ
30及び31は、夫々、ディエンファシス部18から得
られる主音声信号L+R及びディエンファシス部22か
ら得られる副音声信号L−Rに対するミューティング部
を形成するものとなされている。
8から得られる主音声信号L+Rをマトリックス部20
における一対の入力端の一方に供給する信号路と基準電
位点(接地電位点)との間に、コレクタ−エミッタ通路
が接続されたNPN型のトランジスタ30が設けられ、
また、ディエンファシス部22から得られる副音声信号
L−Rをマトリックス部20における一対の入力端の他
方に供給する信号路と基準電位点(接地電位点)との間
に、コレクタ−エミッタ通路が接続されたNPN型のト
ランジスタ31が設けられている。これらトランジスタ
30及び31は、夫々、ディエンファシス部18から得
られる主音声信号L+R及びディエンファシス部22か
ら得られる副音声信号L−Rに対するミューティング部
を形成するものとなされている。
【0021】トランジスタ30のベースには、抵抗素子
32の一端が接続され、また、トランジスタ31のベー
スには、抵抗素子33の一端が接続されている。そし
て、抵抗素子32の他端及び抵抗素子33の他端は、抵
抗素子32及び33に対して共通に設けられた容量素子
34を介して基準電位点(接地電位点)に接続されてい
る。
32の一端が接続され、また、トランジスタ31のベー
スには、抵抗素子33の一端が接続されている。そし
て、抵抗素子32の他端及び抵抗素子33の他端は、抵
抗素子32及び33に対して共通に設けられた容量素子
34を介して基準電位点(接地電位点)に接続されてい
る。
【0022】これらの抵抗素子32及び33及び容量素
子34は、抵抗素子32の抵抗値と容量素子34の容量
値とで定まる時定数を設定するとともに、抵抗素子33
の抵抗値と容量素子34の容量値とで定まる時定数を設
定する時定数回路35を形成している。
子34は、抵抗素子32の抵抗値と容量素子34の容量
値とで定まる時定数を設定するとともに、抵抗素子33
の抵抗値と容量素子34の容量値とで定まる時定数を設
定する時定数回路35を形成している。
【0023】BPF19により検波出力信号SDT中か
ら取り出されるFM副音声信号FM(L−R)は、エン
ベロープ検出部36にも供給される。エンベロープ検出
部36においては、FM副音声信号FM(L−R)のエ
ンベロープレベルが検出され、検出されたエンベロープ
レベルをあらわす検出出力信号VDが形成される。そし
て、エンベロープ検出部36から得られる検出出力信号
VDが、直流増幅部37により直流増幅されて検出出力
信号VD’とされ、ダイオード38を通じて時定数回路
35に供給される。
ら取り出されるFM副音声信号FM(L−R)は、エン
ベロープ検出部36にも供給される。エンベロープ検出
部36においては、FM副音声信号FM(L−R)のエ
ンベロープレベルが検出され、検出されたエンベロープ
レベルをあらわす検出出力信号VDが形成される。そし
て、エンベロープ検出部36から得られる検出出力信号
VDが、直流増幅部37により直流増幅されて検出出力
信号VD’とされ、ダイオード38を通じて時定数回路
35に供給される。
【0024】時定数回路35においては、ダイオード3
8を通じて供給される直流増幅された検出出力信号V
D’に、抵抗素子32と容量素子34とによる、抵抗素
子32の抵抗値と容量素子34の容量値とで定まる時定
数をもっての積分処理が施されて、制御信号VPが形成
されるとともに、ダイオード38を通じて供給される直
流増幅された検出出力信号VD’に、抵抗素子33と容
量素子34とによる、抵抗素子33の抵抗値と容量素子
34の容量値とで定まる時定数をもっての積分処理が施
されて、制御信号VNが形成される。そして、制御信号
VPがトランジスタ30のベースに供給されるととも
に、制御信号VNがトランジスタ31のベースに供給さ
れる。
8を通じて供給される直流増幅された検出出力信号V
D’に、抵抗素子32と容量素子34とによる、抵抗素
子32の抵抗値と容量素子34の容量値とで定まる時定
数をもっての積分処理が施されて、制御信号VPが形成
されるとともに、ダイオード38を通じて供給される直
流増幅された検出出力信号VD’に、抵抗素子33と容
量素子34とによる、抵抗素子33の抵抗値と容量素子
34の容量値とで定まる時定数をもっての積分処理が施
されて、制御信号VNが形成される。そして、制御信号
VPがトランジスタ30のベースに供給されるととも
に、制御信号VNがトランジスタ31のベースに供給さ
れる。
【0025】ディエンファシス部18から得られる主音
声信号L+Rに対するミューティング部を形成するトラ
ンジスタ30は、そのコレクタ−エミッタ通路が、制御
信号VPが所定のレベル以下であるときには非導通状態
にあり、制御信号VPが所定のレベルを越えるとき導通
状態とされる。そして、トランジスタ30は、そのコレ
クタ−エミッタ通路が導通状態とされるとき、ディエン
ファシス部18からマトリックス部20に供給される主
音声信号L+Rに対する側路を形成し、ディエンファシ
ス部18からマトリックス部20に供給される主音声信
号L+Rを減衰もしくは消滅させる。
声信号L+Rに対するミューティング部を形成するトラ
ンジスタ30は、そのコレクタ−エミッタ通路が、制御
信号VPが所定のレベル以下であるときには非導通状態
にあり、制御信号VPが所定のレベルを越えるとき導通
状態とされる。そして、トランジスタ30は、そのコレ
クタ−エミッタ通路が導通状態とされるとき、ディエン
ファシス部18からマトリックス部20に供給される主
音声信号L+Rに対する側路を形成し、ディエンファシ
ス部18からマトリックス部20に供給される主音声信
号L+Rを減衰もしくは消滅させる。
【0026】また、ディエンファシス部22から得られ
る副音声信号L−Rに対するミューティング部を形成す
るトランジスタ31も、そのコレクタ−エミッタ通路
が、制御信号VNが所定のレベル以下では非導通状態に
あり、制御信号VNが所定のレベルを越えるとき導通状
態とされる。そして、トランジスタ31は、そのコレク
タ−エミッタ通路が導通状態とされるとき、ディエンフ
ァシス部22からマトリックス部20に供給される副音
声信号L−Rに対する側路を形成し、ディエンファシス
部22からマトリックス部20に供給される副音声信号
L−Rを減衰もしくは消滅させる。
る副音声信号L−Rに対するミューティング部を形成す
るトランジスタ31も、そのコレクタ−エミッタ通路
が、制御信号VNが所定のレベル以下では非導通状態に
あり、制御信号VNが所定のレベルを越えるとき導通状
態とされる。そして、トランジスタ31は、そのコレク
タ−エミッタ通路が導通状態とされるとき、ディエンフ
ァシス部22からマトリックス部20に供給される副音
声信号L−Rに対する側路を形成し、ディエンファシス
部22からマトリックス部20に供給される副音声信号
L−Rを減衰もしくは消滅させる。
【0027】例えば、アンテナ11に到来するFM音声
多重信号SFMがもたらすマルチパス障害の影響を受け
て、BPF19により検波出力信号SDT中から取り出
されるFM副音声信号FM(L−R)が、図3における
Aに示される如く、比較的大なる規模の振幅変動を生
じ、一時的に途切れてしまう事態となる状況にあるとき
(振幅変動期間Tv)、エンベロープ検出部36から得
られる検出出力信号VDが、図3におけるBに示される
如く、FM副音声信号FM(L−R)の振幅変動に応じ
て比較的大なるレベルをとるものとされる。それに伴
い、時定数回路35からトランジスタ30のベース及び
トランジスタ31のベースに夫々供給される制御信号V
P及び制御信号VNの夫々が、図3におけるCに示され
る如く、所定のレベルVRを越えることになり、それに
伴って、トランジスタ30及びトランジスタ31の夫々
のコレクタ−エミッタ通路が、振幅変動期間Tvに対応
する期間において導通状態とされる。
多重信号SFMがもたらすマルチパス障害の影響を受け
て、BPF19により検波出力信号SDT中から取り出
されるFM副音声信号FM(L−R)が、図3における
Aに示される如く、比較的大なる規模の振幅変動を生
じ、一時的に途切れてしまう事態となる状況にあるとき
(振幅変動期間Tv)、エンベロープ検出部36から得
られる検出出力信号VDが、図3におけるBに示される
如く、FM副音声信号FM(L−R)の振幅変動に応じ
て比較的大なるレベルをとるものとされる。それに伴
い、時定数回路35からトランジスタ30のベース及び
トランジスタ31のベースに夫々供給される制御信号V
P及び制御信号VNの夫々が、図3におけるCに示され
る如く、所定のレベルVRを越えることになり、それに
伴って、トランジスタ30及びトランジスタ31の夫々
のコレクタ−エミッタ通路が、振幅変動期間Tvに対応
する期間において導通状態とされる。
【0028】従って、例えば、アンテナ11に到来する
FM音声多重信号SFMがもたらすマルチパス障害の影
響を受けて、BPF19により検波出力信号SDT中か
ら取り出されるFM副音声信号FM(L−R)が、比較
的大なる規模の振幅変動を生じ、一時的に途切れてしま
う状態となる状況にあるとき(図3におけるAに示され
る振幅変動期間Tv)には、ディエンファシス部18か
らマトリックス部20に供給される主音声信号L+R
が、コレクタ−エミッタ通路が導通状態とされたトラン
ジスタ30によって減衰もしくは消滅せしめられるとと
もに、ディエンファシス部22からマトリックス部20
に供給される副音声信号L−Rも、コレクタ−エミッタ
通路が導通状態とされたトランジスタ31によって減衰
もしくは消滅せしめられる。その結果、マトリックス部
20から得られる右信号R及び左信号Lの夫々が一時的
に比較的極めて小なるレベルを有することになる状態、
もしくは、マトリックス部20から右信号R及び左信号
Lが一時的に得られなくなる状態とされ、右スピーカ部
24及び左スピーカ部26に夫々供給される右信号R及
び左信号Lが比較的大なるノイズ成分を含むことになる
事態が確実に回避されることになる。
FM音声多重信号SFMがもたらすマルチパス障害の影
響を受けて、BPF19により検波出力信号SDT中か
ら取り出されるFM副音声信号FM(L−R)が、比較
的大なる規模の振幅変動を生じ、一時的に途切れてしま
う状態となる状況にあるとき(図3におけるAに示され
る振幅変動期間Tv)には、ディエンファシス部18か
らマトリックス部20に供給される主音声信号L+R
が、コレクタ−エミッタ通路が導通状態とされたトラン
ジスタ30によって減衰もしくは消滅せしめられるとと
もに、ディエンファシス部22からマトリックス部20
に供給される副音声信号L−Rも、コレクタ−エミッタ
通路が導通状態とされたトランジスタ31によって減衰
もしくは消滅せしめられる。その結果、マトリックス部
20から得られる右信号R及び左信号Lの夫々が一時的
に比較的極めて小なるレベルを有することになる状態、
もしくは、マトリックス部20から右信号R及び左信号
Lが一時的に得られなくなる状態とされ、右スピーカ部
24及び左スピーカ部26に夫々供給される右信号R及
び左信号Lが比較的大なるノイズ成分を含むことになる
事態が確実に回避されることになる。
【0029】なお、図1に示される例においては、検波
部17から、中間周波増幅部16を通じて検波部17に
供給される中間周波信号SAIにおける主搬送波信号の
レベルが検出されて得られる、中間周波信号SAIにお
ける主搬送波信号のレベルが小であるほどレベルが大と
されるレベル検出出力信号VMが送出される。そして、
検波部17からのレベル検出出力信号VMは、ダイオー
ド39を通じて時定数回路35に供給される。
部17から、中間周波増幅部16を通じて検波部17に
供給される中間周波信号SAIにおける主搬送波信号の
レベルが検出されて得られる、中間周波信号SAIにお
ける主搬送波信号のレベルが小であるほどレベルが大と
されるレベル検出出力信号VMが送出される。そして、
検波部17からのレベル検出出力信号VMは、ダイオー
ド39を通じて時定数回路35に供給される。
【0030】時定数回路35に供給されたレベル検出出
力信号VMは、抵抗素子32と容量素子34とによる積
分処理が施され、制御信号VP’とされてトランジスタ
30のベースに供給されるとともに、抵抗素子33と容
量素子34とによる積分処理が施され、制御信号VN’
とされてトランジスタ31のベースに供給される。そし
て、制御信号VP’が所定のレベルを越えるときトラン
ジスタ30のコレクタ−エミッタ通路が導通状態とさ
れ、また、制御信号VN’が所定のレベルを越えるとき
トランジスタ31のコレクタ−エミッタ通路が導通状態
とされる。
力信号VMは、抵抗素子32と容量素子34とによる積
分処理が施され、制御信号VP’とされてトランジスタ
30のベースに供給されるとともに、抵抗素子33と容
量素子34とによる積分処理が施され、制御信号VN’
とされてトランジスタ31のベースに供給される。そし
て、制御信号VP’が所定のレベルを越えるときトラン
ジスタ30のコレクタ−エミッタ通路が導通状態とさ
れ、また、制御信号VN’が所定のレベルを越えるとき
トランジスタ31のコレクタ−エミッタ通路が導通状態
とされる。
【0031】それにより、ディエンファシス部18から
得られる主音声信号L+Rに対するミューティング部を
形成するトランジスタ30及びディエンファシス部22
から得られる副音声信号L−Rに対するミューティング
部を形成するトランジスタ31の夫々は、中間周波増幅
部16を通じて検波部17に供給される中間周波信号S
AIにおける主搬送波信号のレベルが所定以下となると
きにおいても、そのコレクタ−エミッタ通路が導通状態
とされ、トランジスタ30がディエンファシス部18か
らマトリックス部20に供給される主音声信号L+Rを
減衰もしくは消滅させるとともに、トランジスタ31が
ディエンファシス部22からマトリックス部20に供給
される副音声信号L−Rを減衰もしくは消滅させる。
得られる主音声信号L+Rに対するミューティング部を
形成するトランジスタ30及びディエンファシス部22
から得られる副音声信号L−Rに対するミューティング
部を形成するトランジスタ31の夫々は、中間周波増幅
部16を通じて検波部17に供給される中間周波信号S
AIにおける主搬送波信号のレベルが所定以下となると
きにおいても、そのコレクタ−エミッタ通路が導通状態
とされ、トランジスタ30がディエンファシス部18か
らマトリックス部20に供給される主音声信号L+Rを
減衰もしくは消滅させるとともに、トランジスタ31が
ディエンファシス部22からマトリックス部20に供給
される副音声信号L−Rを減衰もしくは消滅させる。
【0032】従って、中間周波増幅部16を通じて検波
部17に供給される中間周波信号SAIにおける主搬送
波信号のレベルが所定以下となる場合においても、マト
リックス部20から得られる右信号R及び左信号Lの夫
々が一時的に比較的極めて小なるレベルを有することに
なる状態、もしくは、マトリックス部20から右信号R
及び左信号Lが一時的に得られなくなる状態とされ、右
スピーカ部24及び左スピーカ部26に夫々供給される
右信号R及び左信号Lが比較的大なるノイズ成分を含む
ことになる事態が回避されることになる。
部17に供給される中間周波信号SAIにおける主搬送
波信号のレベルが所定以下となる場合においても、マト
リックス部20から得られる右信号R及び左信号Lの夫
々が一時的に比較的極めて小なるレベルを有することに
なる状態、もしくは、マトリックス部20から右信号R
及び左信号Lが一時的に得られなくなる状態とされ、右
スピーカ部24及び左スピーカ部26に夫々供給される
右信号R及び左信号Lが比較的大なるノイズ成分を含む
ことになる事態が回避されることになる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るFM信号受信及び復調装置にあっては、受信部に到
来するFM多重信号がもたらすマルチパス障害が発生
し、その影響を受けて、副搬送波信号成分が、比較的大
なる振幅変動が生じ、一時的に途切れてしまうような事
態となると、その副搬送波信号成分の状態、即ち、副搬
送波信号成分における比較的大なる振幅変化がエンベロ
ープ検出部によって検出される。そして、エンベロープ
検出部から得られる検出出力信号に応じてミューティン
グ動作部が作動せしめられ、それにより、検波部から信
号処理部に供給される第1の情報信号及び副搬送波復調
部から信号処理部に供給される第2の情報信号が、減衰
もしくは消滅せしめられて、一時的に出力情報信号の振
幅が低減される状態もしくは一時的に出力情報信号が得
られない状態とされる。
係るFM信号受信及び復調装置にあっては、受信部に到
来するFM多重信号がもたらすマルチパス障害が発生
し、その影響を受けて、副搬送波信号成分が、比較的大
なる振幅変動が生じ、一時的に途切れてしまうような事
態となると、その副搬送波信号成分の状態、即ち、副搬
送波信号成分における比較的大なる振幅変化がエンベロ
ープ検出部によって検出される。そして、エンベロープ
検出部から得られる検出出力信号に応じてミューティン
グ動作部が作動せしめられ、それにより、検波部から信
号処理部に供給される第1の情報信号及び副搬送波復調
部から信号処理部に供給される第2の情報信号が、減衰
もしくは消滅せしめられて、一時的に出力情報信号の振
幅が低減される状態もしくは一時的に出力情報信号が得
られない状態とされる。
【0034】その結果、本発明に係るFM信号受信及び
復調装置によれば、例えば、マルチパス障害が生じて副
搬送波信号成分が一時的に途切れてしまう状態が生じる
状況のもとにあっても、出力情報信号が比較的大なるノ
イズ成分を含むことになってしまう事態を確実に回避で
きることになる。
復調装置によれば、例えば、マルチパス障害が生じて副
搬送波信号成分が一時的に途切れてしまう状態が生じる
状況のもとにあっても、出力情報信号が比較的大なるノ
イズ成分を含むことになってしまう事態を確実に回避で
きることになる。
【図1】本発明に係るFM信号受信及び復調装置の一例
を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
【図2】図1に示される例により受信されるFM音声多
重信号の説明に供される周波数スペクトラムである。
重信号の説明に供される周波数スペクトラムである。
【図3】図1に示される例の動作説明に供される波形図
である。
である。
11 アンテナ、 12 同調部、 13 高周波増幅
部、 14 ミキサ部、15 局部発振部、 16 中
間周波増幅部、 17 検波部、 18,22ディエン
ファシス部、 19 BPF、 20 マトリックス
部、 21 周波数復調部、 23,25 出力増幅
部、 24 右スピーカ部、 26 左スピーカ部、
30,31 トランジスタ、 32,33 抵抗素子、
34 容量素子、 35 時定数回路、 36 エン
ベロープ検出部、 37 直流増幅部、 38,39
ダイオード
部、 14 ミキサ部、15 局部発振部、 16 中
間周波増幅部、 17 検波部、 18,22ディエン
ファシス部、 19 BPF、 20 マトリックス
部、 21 周波数復調部、 23,25 出力増幅
部、 24 右スピーカ部、 26 左スピーカ部、
30,31 トランジスタ、 32,33 抵抗素子、
34 容量素子、 35 時定数回路、 36 エン
ベロープ検出部、 37 直流増幅部、 38,39
ダイオード
Claims (7)
- 【請求項1】主搬送波信号が、第1の情報信号と副搬送
波信号が第2の情報信号により変調されて得られた副搬
送波信号成分とによって周波数変調されることにより形
成された周波数変調多重信号を受信する受信部と、 該受信部により受信された周波数変調多重信号について
の周波数復調を行って、上記第1の情報信号と上記副搬
送波信号成分とを得る検波部と、 該検波部から得られる上記副搬送波信号成分についての
復調処理を行って、上記第2の情報信号を得る副搬送波
復調部と、 上記検波部から得られる上記第1の情報信号及び上記副
搬送波復調部から得られる上記第2の情報信号に基づい
て出力情報信号を得る信号処理部と、 上記検波部から得られる上記副搬送波信号成分の振幅を
検出するエンベロープ検出部と、 該エンベロープ検出部から得られる検出出力信号に応じ
て、上記検波部から上記信号処理部に供給される上記第
1の情報信号及び上記副搬送波復調部から上記信号処理
部に供給される上記第2の情報信号を減衰もしくは消滅
させるミューティング動作部と、を備えて構成される周
波数変調信号受信及び復調装置。 - 【請求項2】ミューティング動作部が、エンベロープ検
出部から得られる検出出力信号に応じて、検波部から信
号処理部に供給される第1の情報信号を減衰もしくは消
滅させる第1のミューティング部と、上記エンベロープ
検出部から得られる検出出力信号に応じて、副搬送波復
調部から上記信号処理部に供給される第2の情報信号を
減衰もしくは消滅させる第2のミューティング部とを含
んで構成されることを特徴とする請求項1記載の周波数
変調信号受信及び復調装置。 - 【請求項3】第1のミューティング部及び第2のミュー
ティング部の夫々が、エンベロープ検出部から得られる
検出出力信号に積分作用を及ぼす時定数回路部と、該時
定数回路部からの出力信号が供給される信号側路形成部
とを含んで構成されることを特徴とする請求項2記載の
周波数変調信号受信及び復調装置。 - 【請求項4】信号側路形成部が、検波部から信号処理部
への信号路あるいは副搬送波復調部から上記信号処理部
への信号路と基準電位点との間に接続されたコレクタ−
エミッタ通路を有し、ベースに時定数回路部からの出力
信号が供給されるトランジスタ素子により形成されるこ
とを特徴とする請求項3記載の周波数変調信号受信及び
復調装置。 - 【請求項5】信号側路形成部を構成するトランジスタ素
子のコレクタ−エミッタ通路が、時定数回路部からの出
力信号のレベルが所定以上であるとき導通状態とされる
ことを特徴とする請求項4記載の周波数変調信号受信及
び復調装置。 - 【請求項6】第1の情報信号及び第2の情報信号の夫々
が音声信号とされ、信号処理部から得られる出力情報信
号が2チャンネルの音声出力信号とされることを特徴と
する請求項1記載の周波数変調信号受信及び復調装置。 - 【請求項7】信号処理部から得られる2チャンネルの音
声出力信号が、一対のスピーカに夫々供給されることを
特徴とする請求項6記載の周波数変調信号受信及び復調
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP743096A JPH09200160A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 周波数変調信号受信及び復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP743096A JPH09200160A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 周波数変調信号受信及び復調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09200160A true JPH09200160A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11665658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP743096A Pending JPH09200160A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 周波数変調信号受信及び復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09200160A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100574158C (zh) | 2001-08-27 | 2009-12-23 | 加利福尼亚大学董事会 | 用于改善音频信号的方法与装置 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP743096A patent/JPH09200160A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100574158C (zh) | 2001-08-27 | 2009-12-23 | 加利福尼亚大学董事会 | 用于改善音频信号的方法与装置 |
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