JPH09200710A - テレビジョン送受信システムおよびテレビジョン受信装置 - Google Patents

テレビジョン送受信システムおよびテレビジョン受信装置

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JPH09200710A
JPH09200710A JP8028471A JP2847196A JPH09200710A JP H09200710 A JPH09200710 A JP H09200710A JP 8028471 A JP8028471 A JP 8028471A JP 2847196 A JP2847196 A JP 2847196A JP H09200710 A JPH09200710 A JP H09200710A
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JP
Japan
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data
signal
television
video signal
symbol
Prior art date
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Application number
JP8028471A
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English (en)
Inventor
Koichiro Watanabe
浩一郎 渡邉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効画面内の視覚認識可能な部分に図形から
なるデータ信号を表示させることで、ビデオ信号とデー
タ信号との送信を可能とし、この信号を受信した場合、
データ信号を隠すことによって、被視者への違和感を少
なくする。 【解決手段】 アンテナ31で受信された信号は、受信
回路32へ供給され、受信回路32において、復調され
る。復調された信号は、データ検出/抽出回路33およ
びビデオモニタ34へ供給される。ビデオモニタ34で
は、受信された信号が写し出される。データ検出/抽出
回路33では、データ図形信号の有無が検出され、デー
タ図形信号が存在すると検出されると、データ信号が抽
出される。データデコード回路35では、データ信号が
本来被視者へ伝えるべきデータへデコードされ、データ
出力回路36を介して被視者へ伝えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオ信号とデ
ータ信号を同時に送信可能で、かつワイドTV識別制御
信号をも送信可能なテレビジョン送受信システムに用い
られる、テレビジョン送受信システムおよびテレビジョ
ン受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオ信号とデータ信号を同時に
送信可能なテレビジョン送受信システムでは、エンコー
ダされたデータは、受信した一般的なテレビジョン受信
機において、視覚認識不可能な場所すなわち表示不可能
な場所に挿入されていた。したがって、データ信号が被
視者の目に触れることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
なテレビジョン放送では、視覚認識不可能な場所は少な
く、またその視覚認識不可能な場所を放送局側または番
組製作者が自由に利用することは極めて困難であるとい
う問題があった。
【0004】また、ビデオモニタにおいて、有効画面内
に図形からなるデータ信号を視覚認識可能な部分に表示
することで、データ信号とビデオ信号を同時に送信す
る、例えば特願平7−212687号に示すように、番
組関連情報のデータがエンコードされたバーコードがビ
デオモニタに表示され、表示されたバーコードは、デコ
ードされ、番組予約等を容易に行うことが可能なテレビ
ジョン送受信システムが実現されれば、それに用いられ
るテレビジョン受信装置では、当然のことながらその図
形は、被視者の目に触れてしまう問題があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、有効画面
内に図形からなるデータ信号を視覚認識可能な部分に表
示することで、データ信号とビデオ信号を同時に送信す
るテレビジョン送受信システムにおいても、この図形は
被視者の目に触れないようにすることが可能なテレビジ
ョン送受信システムを提供することにある。
【0006】また、この発明の目的は、有効画面内の走
査線を使ってデータ信号を送信するテレビジョン送受信
システムにおいて、このデータ信号を被視者の目に触れ
ないようにする為に、外部から供給されるビデオ信号を
表示する際に、被視者への違和感を低減することが可能
なテレビジョン送受信システムおよびテレビジョン受信
装置を提供することにある。
【0007】さらに、この発明の目的は、レターボック
ス形式のビデオ信号において、映像信号が含まれない走
査線にデータ信号をエンコードして載せることで、ビデ
オ信号とデータ信号を同時に送信可能にすると同時に、
この走査線にワイドTV識別信号を載せることで、テレ
ビジョン受信機側で画像が拡大され、エンコードされた
データおよびワイドTV識別信号が載っている走査線を
表示させないことが可能なテレビジョン送受信システム
およびテレビジョン受信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被視者に供給すべきデータがエンコードされるエン
コード手段と、エンコードされたデータをビデオ信号の
有効画面内に視覚認識可能な図形または記号として挿入
させるデータ挿入手段を備えたテレビジョン送信装置
と、エンコードされた図形または記号を検出するデータ
検出手段と、検出された図形または記号をデータにデコ
ードするデコード手段と、デコードされたデータの出力
手段とを備えたテレビジョン受信装置とからなることを
特徴とするテレビジョン送受信システムである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、図形また
は記号をエンコードしたデータ信号を視覚認識可能な有
効画面内に総有することで、データ信号とビデオ信号と
を同時に送信するテレビジョン放送システムについて、
エンコードされた図形または記号を検出するデータ検出
手段と、検出された図形または記号をデータにデコード
するデコード手段と、デコードされたデータの出力手段
とを備えたテレビジョン受信装置である。
【0010】有効画面内に視覚認識可能な図形を表示す
ることでデータ信号とビデオ信号を同時に送信するテレ
ビジョン送受信システムにおいても、この図形は被視者
の目に触れないようにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる装置の好
適な実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。ま
ず、データ信号を有効画面内の走査線を使って送信する
ようにしたテレビジョン送受信システムについて説明す
る。ビデオ信号出力手段は、一般的にビデオモニタが用
いられるので、以下ビデオモニタと示すが、他の手段で
も同じであることは言うまでもない。そして、ビデオ信
号有効表示画面とは、一般にビデオモニタに表示される
部分のことで、NTSC方式の場合一般に、走査線の2
2〜263本目、285〜525本目を示す。またPA
L方式では一般に、走査線の23〜314本目、336
〜625本目を示す。この走査線に載っている情報は、
一般に被視者に視覚認識される。
【0012】テレビジョン放送においては、一般的なテ
レビジョン受信機において、視覚認識不可能な場所、す
なわち有効表示画面外の信号エリアは少なく、またそれ
をテレビジョン放送局または番組制作者が自由に利用す
ることはきわめて困難であった。そこで、テレビジョン
放送局または番組制作者が自由に利用することが可能な
場所、すなわち被視者が視覚認識可能である有効画面内
に図形または記号としてエンコードしたデータを挿入
し、それを時系列に並べることで、ビデオ信号とデータ
信号を同時に送信可能にするテレビジョン放送を実現す
る。
【0013】以下、被視者に伝えるべきデータがエンコ
ードされることによって、作成された図形または記号か
らなるデータ信号をデータ図形と呼び、データ図形を構
成する信号をデータ図形信号と呼ぶ。図1は、データ図
形の一例であり、バーコードのデータ図形を図示したも
のである。このバーコードを時系列に並べることによっ
て、相当の情報を伝送することができる。また、このバ
ーコードの所定の期間には、データ検出用の所定のパタ
ーンが記録されている。
【0014】次に、図2は、データ図形を被視者が視覚
認識可能である有効画面内に挿入することで、ビデオ信
号とデータ信号の同時送信を可能にするテレビジョン送
受信システムにおける送信装置の一例を示すブロック図
である。被視者に伝えるべきデータ信号が1で示す入力
端子から供給される。このデータ信号は、データエンコ
ード回路2へ供給され、送信すべきデータへエンコード
され、データ挿入回路4へ供給される。また、データ挿
入回路4では、入力端子3から供給された送信すべきビ
デオ信号にデータが挿入され、送信回路5へ供給され
る。送信回路5では、供給された信号に対して変調増幅
が施され、アンテナ6を通して送信される。
【0015】ここで、データ挿入回路4の一例のブロッ
ク図を図3に示す。入力端子11から供給されるビデオ
信号は、垂直同期信号分離回路12、水平同期信号分離
回路13およびスイッチ15の一方の入力端子へ供給さ
れる。垂直同期信号分離回路12では、供給されたビデ
オ信号から垂直同期信号が分離され、同様に水平同期信
号分離回路13では、水平同期信号が分離される。垂直
同期信号分離回路12の出力および水平同期信号分離回
路13の出力は、カウンタ14およびマイコン20へ供
給される。
【0016】カウンタ14では、供給される水平同期信
号が計数され、垂直同期信号の入力により計数はリセッ
トされる。これによって、入力ビデオ信号の走査線番号
が得られる。一方、データ図形信号は、1または0を表
す2種類のビデオ信号で構成されるが、ここでは黒の信
号と白の信号で構成される。そして、黒のビデオ信号
は、入力端子17を介してスイッチ19の一方の入力端
子に供給され、白のビデオ信号は、入力端子18を介し
てスイッチ19の他方の入力端子に供給される。
【0017】マイコン20は、供給される水平同期信号
と垂直同期信号から送信すべきデータの内容によって、
スイッチ19を切り換え、切り換えられたビデオ信号
は、スイッチ19の出力端子を介してスイッチ15の他
方の入力端子へ供給される。このスイッチ19の切り換
えは、時計21から与えられる時間間隔を用いて、マイ
コン20によって制御される。これによって、図形から
なるデータ信号が形成される。
【0018】ビデオ信号とデータ図形信号とが供給され
たスイッチ15では、予め定められたデータ図形が挿入
すべき走査線の位置であるか否かが判断され、スイッチ
が切り換えられる。このスイッチ15は、カウンタ14
によって制御されることで、ビデオ信号上の任意の走査
線上にデータ図形信号が挿入される。また、切り換えら
れたビデオ信号は、スイッチ15の出力端子を介して出
力端子16から出力される。
【0019】ここで、この放送を受信することが可能な
テレビジョン受信装置の一例を図4のブロック図に示
す。この図4は、被視者が視覚認識可能である有効画面
内に挿入されているデータ図形信号をデコードすること
で、ビデオ信号とデータ信号とを同時に受信できるもの
である。
【0020】アンテナ31で受信された信号は、受信回
路32へ供給され、受信回路32において復調される。
復調された信号は、データ検出/抽出回路33、ビデオ
モニタ34へ供給される。ビデオモニタ34では、受信
された信号が写し出される。データ検出/抽出回路33
では、供給されたビデオ信号にデータ図形信号が存在す
るか否かが検出され、データ図形信号が存在すると検出
された場合、データ信号が抽出される。抽出されたデー
タ信号は、データデコード回路35へ供給される。デー
タデコード回路35では、データ信号が本来被視者へ伝
えるべきデータへデコードされる。デコードされたデー
タは、データ出力回路36へ供給され、被視者へ伝えら
れる。
【0021】ここで、データ検出/抽出回路33の一例
を図5のブロック図に示す。この図5のブロック図は、
図1に示すバーコードのデータ図形信号に対応するもの
である。入力端子41から供給されるビデオ信号は、垂
直同期信号分離回路42、水平同期信号分離回路43お
よびA/D変換器44へ供給され、さらに出力端子46
から伝送される。垂直同期信号分離回路42では、供給
されたビデオ信号から垂直同期信号が分離され、同様に
水平同期信号分離回路43では、水平同期信号が分離さ
れる。A/D変換器44では、白のビデオ信号を入力す
ると1が出力され、黒のビデオ信号を入力すると0が出
力される。すなわち、このA/D変換器44は、1と0
を表す2種類のビデオ信号を判別できるようなしきい値
を持ち、その判別結果は、マイコン45へ供給される。
【0022】マイコン45では、垂直同期信号および水
平同期信号から、データ図形信号が挿入されている走査
線か否かが判断され、データ図形信号が挿入されている
走査線と判断された場合、A/D変換器44からの入力
データをサンプリングすることで、データ信号が抽出さ
れる。また、検出されたデータ図形信号から図1に示す
ようなデータ検出用のパターンが検出できない場合、抽
出されたデータ信号は、本システムにおけるデータでは
ないと判断され、破棄される。図4における受信装置で
は、ビデオモニタとデータ出力回路を別々に備えている
が、これらを兼ねることも充分可能である。すなわち、
データ信号は、例えば文字情報としてビデオモニタに出
力することも可能である。
【0023】次に、ビデオ信号出力手段とデータ信号出
力手段とを兼ねる受信回路32の一例のブロック図を図
6に示す。入力端子51からビデオ信号がOSD(オン
スクリーンディスプレイ)回路53へ供給される。入力
端子52からデータ信号がマイコン54へ供給される。
マイコン54では、供給されたデータ信号に基づいてO
SD回路53の制御がなされる。OSD回路53では、
供給されたビデオ信号にデータ信号を重畳するように制
御され、重畳されたビデオ信号は、出力管理55を介し
てビデオモニタへ伝送される。すなわち、受信されたデ
ータ信号は、例えば文字情報としてビデオ信号に重畳さ
れ、ビデオモニタに表示される。
【0024】このように、この発明に関するテレビジョ
ン送受信システムを実現できる。上述したシステムの概
念図を図7に示す。テレビジョン放送局61は送信アン
テナ62を通して、図形からなるデータ信号を重畳した
テレビジョン信号を放送する。受信側は、受信アンテナ
63を通して、チューナー/デコーダ回路64におい
て、ビデオ信号からデータ信号が抽出され、ビデオモニ
タに表示すべきビデオ信号に、文字情報としてデータ信
号が重畳される。よって、被視者は、データ信号を文字
情報として、ビデオ信号に重ねて見ることができる。
【0025】さて、この発明に関する上述のテレビジョ
ン送受信システムにおいては、データ図形は、有効画面
内に挿入されるので、被視者が視認可能である。しかし
ながら、それは被視者にとって煩わしいと考えられる。
そこで、受信機側でこのデータ信号を受信する際に、被
視者に見えないような処理を施すということが、この発
明の目的である。この発明の第1の実施例は、この目的
を達成するために、画面拡大手段を用いるということ
が、この発明の主旨である。以下、この発明の第2の実
施例について説明する。
【0026】この第2の実施例では、データ図形とし
て、図8に示すような有効画面の右半分に存在する図形
を例として用いる。この例においても同様に、データ図
形を構成する各走査線上のデータの先頭に予め定められ
たデータ検出用の所定のパターンが書かれており、デー
タ検出/抽出手段では、このパターンが読み取られたと
きに、データの存在が確認される。
【0027】そして、この発明を適用できるテレビジョ
ン受信装置の第1の実施例のブロック図を図9に示す。
アンテナ71で受信された信号は、受信回路72へ供給
される。受信回路72では、供給された信号が復調さ
れ、復調された信号は、データ検出/抽出回路73およ
び画像ズーム回路76へ供給される。データ検出/抽出
回路73では、供給されたビデオ信号にデータ図形が存
在するか否かが検出され、データ図形が存在すると検出
された場合、データ信号は抽出され、データデコード回
路74へ供給される。また、データ図形信号が存在する
位置が、データ検出/抽出回路73から画像ズーム回路
76へ供給される。
【0028】データデコード回路74では、データ信号
を本来被視者へ伝えるべきデータ、例えば文字情報へデ
コードがなされる。文字情報へデコードされたデータ
は、データ出力回路95へ供給され、データは被視者へ
伝えられる。画像ズーム回路76では、データ検出/抽
出回路73からデータ図形信号の存在する位置が供給さ
れるため、受信回路72から供給された信号からデータ
図形の存在しない映像部分が判断され、データ図形の存
在しない映像部分が拡大される。拡大された映像部分
は、ビデオモニタ77へ供給され、表示される。
【0029】このように、図9は、ビデオ信号とデータ
信号とを同時に送信するテレビジョン送受信システムに
おいて、データ図形を含むビデオ信号を受信したとき
に、データ図形以外の映像部分を拡大して表示すること
ができるテレビジョン受信装置のブロック図である。
【0030】ここで、画像ズーム回路76の一例の詳細
なブロック図を図10に示す。入力端子81から供給さ
れるビデオ信号は、A/D変換器82へ供給される。A
/D変換器82では、ビデオ信号を画素単位の情報に変
換すべく、ビデオ信号に対してサンプリングが施され
る。この画素単位の情報は、メモリ83に格納される。
このメモリ83は、メモリコントローラ84によって入
出力のアドレス管理などの制御がなされる。格納された
画素情報は、必要なときに読み出され、演算回路85へ
供給される。
【0031】演算回路85では、入力ビデオ信号が拡大
されるための入力画素情報から出力画素情報が演算され
る。演算された画素情報は、メモリ86へ格納される。
このメモリ86は、メモリコントローラ87によって入
出力のアドレス管理などの制御がなされる。格納された
画素情報は、必要なときに読み出されD/A変換器88
へ供給される。D/A変換器88では、供給された画素
情報から再びビデオ信号が構成され、出力端子89を介
して出力される。
【0032】次に、図11を用いて演算回路85におい
て行われる拡大処理を説明する。この図11は、図8の
画面を模式的に表したものであり、画面全体の水平方向
の長さをAとし、垂直方向の長さをBとする。水平方向
の左半分(A/2)が映像信号であり、右半分(A/
2)がデータ図形である。よって、図示の通り左半分に
存在する映像信号を画面全体に引き延ばさなければなら
ない。
【0033】しかしながら、1走査線あたりの画素情報
の数は半減しており、さらに水平方向の画素の間隔は、
入力信号の画素の間隔と比べて2倍となるため、図12
に示すように、演算回路85において、隣接する2つの
画素情報の平均値が演算される。演算された画素情報
は、隣接する2つの間の画素情報とする。この演算を1
画面全てについて行うことによって、1走査線あたりの
画素情報の数およびその間隔は、入力信号と同様にな
る。また、この図12Aおよび図12Bは、メモリ83
および86に格納された画素情報を1フレームに相当す
る枠に模式的に表した図である。
【0034】これらの画素情報を再びビデオ信号に戻す
ことで、図11に示すように、水平方向が2倍に拡大さ
れたビデオ信号を作り出すことができる。すなわち、左
半分のビデオ信号を水平方向に2倍に拡大し、拡大され
た映像がビデオモニタに表示される。
【0035】ここでは、図8のような1走査線上の映像
信号とデータ信号の比率が1:1となるビデオ信号を例
に挙げているので、このように隣接する画素情報の平均
値を求める手法が用いられた。しかしながら、映像信号
とデータ信号の比率が任意であっても、近傍のいくつか
の画素情報に適当な重みを付けて加算することで、演算
できることは明らかである。また、垂直方向に対しても
同様な演算が可能なことは明らかである。
【0036】ここで、図13を用いて水平方向および垂
直方向に任意の比率で映像信号を画面全体に拡大する手
法を説明する。水平方向の長さをaとし、垂直方向の長
さをbとする映像信号が水平方向の長さをAとし、垂直
方向の長さをBとする画面に含まれる。この場合、水平
方向がA/a倍に拡大され、垂直方向がB/b倍に拡大
され、映像信号が画面全体に拡大される。
【0037】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。第2の実施例は、図14に示すように、有効画
面内の走査線を使用してモザイク図形からなるデータ図
形信号を送信するテレビジョン送受信システムにおい
て、データ図形信号を受信すると、受信されたビデオ信
号とは異なるビデオ信号をビデオモニタに出力すること
で、このデータ図形を被視者から見えないようにするテ
レビジョン送受信システムである。この図14は、上述
した図1および図8の図形と同様に白を1とし、黒を0
とする。さらに、このモザイク図形には、データ検出用
の所定のパターンが予め定められた位置、例えば有効画
面内の最上部に書き込まれている。
【0038】そして、この発明を適用したテレビジョン
受信装置の第2の実施例を図15に示す。アンテナ91
で受信された信号は、受信回路92へ供給される。受信
回路92では、受信された信号が復調され、復調された
信号は、データ検出/抽出回路93およびビデオスイッ
チ94の一方の入力端子へ供給される。一方、ビデオ信
号発生回路95では、ビデオ信号が発生され、発生され
たビデオ信号は、ビデオスイッチ94の他方の入力端子
へ供給される。
【0039】データ検出/抽出回路93では、上述した
ようにビデオ信号にデータ図形信号が存在するか否かが
検出され、データ図形信号が存在すると検出された場
合、そのデータ信号が抽出される。抽出されたデータ信
号は、データデコード回路97へ供給される。また、デ
ータ検出/抽出回路93では、データ図形信号が存在す
ると検出された場合、ビデオ信号発生回路95から供給
されるビデオ信号がビデオスイッチ94において、選択
されるようにビデオスイッチ94の制御がなされる。デ
ータ図形信号が存在しないと検出された場合、受信回路
92から供給されるビデオ信号がビデオスイッチ94に
おいて、選択されるようにビデオスイッチ94の制御が
なされる。
【0040】ビデオスイッチ94では、データ検出/抽
出回路93に制御され、ビデオ信号発生回路95からの
ビデオ信号または受信回路92からのビデオ信号がビデ
オスイッチ94の出力端子からビデオモニタ96へ供給
される。ビデオモニタ96では、供給されたビデオ信号
が写し出される。データデコード回路97では、データ
信号を本来被視者へ伝えるべきデータ、例えば文字情報
へデコードがなされ、データ出力回路98へ供給され、
被視者へ伝えられる。
【0041】ここで使用されているデータ検出/抽出回
路93は、上述した図4に示すデータ検出/抽出回路3
3と同様のものであり、図5に示す詳細なブロック図が
用いらる。
【0042】以上の手法で、有効画面内の走査線を使っ
てデータ信号を送信するテレビジョン送受信システムに
おいて、そのデータ信号を被視者の目に触れないように
することが可能であることが示された。上述の一例で用
いられるビデオ信号発生回路95から供給されるビデオ
信号は、いかなるビデオ信号でもよい。簡単な例として
は、OSD装置等が用いるブルーバック信号を用いるこ
とが挙げられる。
【0043】また、予め静止画信号を用意しておき、そ
れを連続する複数のフレームに渡って出力すれば、いわ
ゆるスクリーンセーバーと同様の効果が得られる。さら
に、このときに、静止画像ではなく、少しずつ変化する
連続する静止画像を連続して表示する、または動画像を
表示することによって、同様な効果を得られることは言
うまでもない。
【0044】しかしながら、データ信号を受信した際に
は、これまでに受信されたビデオ信号とは無関係なビデ
オ信号が挿入される為、被視者に違和感を与えると想像
される。よって、次に述べる第3の実施例は、被視者に
与えるであろう違和感を防ぐ為に、データ信号を受信し
た際には、これまでに受信されたビデオ信号と関係する
ビデオ信号を挿入するものである。より具体的には、デ
ータ信号を受信する直前のビデオ信号を挿入しようとい
うものである。
【0045】ここで、この発明を適用したテレビジョン
受信装置の第3の実施例のブロック図を図16に示す。
アンテナ101で受信された信号は、受信回路102へ
供給される。受信回路102では、供給された信号が復
調され、復調された信号はデータ検出/抽出回路103
およびビデオ信号格納/発生回路104へ供給される。
データ検出/抽出回路103では、供給されたビデオ信
号にデータ図形信号が存在するか否かが検出され、デー
タ図形信号が存在すると検出された場合、データ信号が
抽出される。抽出されたデータ信号は、データデコード
回路105へ供給される。また、データ検出/抽出回路
103では、データ図形信号の有無を示す識別信号がビ
デオ信号格納/発生回路104へ供給される。
【0046】ビデオ信号格納/発生回路104では、デ
ータ図形信号が存在しないと検出された場合、ビデオ信
号のフレームが格納されると共に、ビデオモニタ107
へ供給される。また、データ図形信号が存在すると検出
された場合、このビデオ信号は保存されず、既に保存さ
れているビデオ信号のフレームが再生され、ビデオモニ
タ107へ供給される。ビデオモニタ107では、供給
されたビデオ信号が写し出される。データデコード回路
105では、データを本来被視者へ伝えるべきデータ、
例えば文字情報へデコードがなされ、データ出力回路1
06へ供給される。データ出力回路106では、供給さ
れたデータが被視者へ伝えられる。
【0047】このように、図16に示す第3の実施例
は、有効画面内の走査線を使用してデータ信号を送信す
るテレビジョン送受信システムにおいて、データ図形信
号の存在しないビデオ信号のうち最も新しいフレームを
保存しておき、データ図形信号を受信した際には、その
保存されたビデオ信号を出力することで、データ図形を
被視者から見えないようにすることを特徴とするもので
ある。
【0048】次に、ビデオ信号格納/発生回路104の
一例の詳細なブロック図を図17に示す。入力端子11
1を介して受信回路102から供給されるビデオ信号
は、A/D変換器112へ供給され、A/D変換器11
2において、画素信号に変換される。変換された画素信
号は、メモリ113へ供給され、保存される。メモリ1
13に保存された画素信号は、D/A変換器116に供
給され、ビデオ信号へ変換される。このビデオ信号は、
出力端子117を介してビデオモニタ107へ供給され
る。また、入力端子114を介してデータ検出/抽出回
路103から供給されるデータ図形の有無を示す識別信
号は、メモリコントローラ115へ供給される。このメ
モリコントローラ115によって、メモリ113は、信
号の入出力のアドレス管理が制御され、さらにビデオ信
号にデータ図形が存在しない場合のみ、このビデオ信号
の画素信号をメモリ113に格納するなどの制御も行わ
れる。
【0049】このメモリコントローラ115の制御方法
の一例を図18のフローチャートを用いて説明する。ス
テップS1からこのフローチャートの制御が行われ、ス
テップS1では、データ検出/抽出回路103からのデ
ータ図形信号の有無を示す識別信号が判断される。デー
タ図形信号が存在すると判断されると、ステップS3へ
制御は移り、データ図形信号が存在しないと判断される
と、ステップS2へ制御は移る。ステップS2では、デ
ータ図形信号の存在しないビデオ信号がメモリ113へ
格納される。そして、ステップS3では、メモリ113
の内容がビデオモニタ107へ出力され、再びステップ
S1へ制御が移る。
【0050】図19は、第3の実施例の効果の一例を示
す模式図である。図19Aに示すように、ビデオ信号の
間にデータ図形信号が存在するようなテレビジョン放送
が受信され、ビデオモニタに表示される。しかしなが
ら、この第3の実施例を用いることで、図19Bに示す
ように、データ図形信号の1つ前の画面のビデオ信号が
データ図形信号の存在する位置に表示される。すなわ
ち、被視者から見れば、データ図形信号が取り除かれた
ビデオ信号を見ることになる。
【0051】また、図20に示す場合も同様であり、図
20Aは、ビデオ信号の間に複数のデータ図形信号が存
在する場合だが、図20Bに示すように、最も直前とな
るビデオ信号が複数のデータ図形信号の位置に表示され
る。この図を見ると、最初のビデオ信号が5フレーム分
のデータ図形信号の位置に表示され、次のビデオ信号
は、6フレーム分のデータ図形信号の位置に表示され
る。これは、コマ落としの動画を表している。すなわ
ち、この第3の実施例を用いることで、データ信号送信
の時間のみ、コマ落としの動画を表示することが可能で
あることを示している。
【0052】この第3の実施例では、格納される画像が
1フレームであるので、出力は、静止画の連続となる
が、ここで数フレームが格納されることが可能になるこ
とによって、出力が動画像と同様の効果を得られること
は、言うまでもない。
【0053】以上の手法を用いることで、データ信号の
受信時には、直前のビデオ信号を出力することができ、
データ信号を被視者から隠すことができるのみならず、
その場合の違和感を低減できることができる。
【0054】次に、図21に示すように、レターボック
ス形式のビデオ信号を用いたテレビジョン送受信システ
ムの第4の実施例を説明する。通常のアスペクト比4:
3のビデオモニタを使用した場合、レターボックス形式
のビデオ信号は、図21Aに示すように表示され、また
アスペクト比16:9のビデオモニタを使用した場合、
レターボックス形式のビデオ信号は、図21Bに示すよ
うに表示される。このビデオモニタがワイドTVに対応
している場合、ワイドTV識別制御信号に応答して自動
的に表示画面がズームアップされ、レターボックス形式
のビデオ信号は、図21Cに示すように表示される。こ
れが、拡大(ズーム)機能である。
【0055】ワイドTV識別制御信号とは、送られるビ
デオ信号がレターボックス形式であることを示す制御信
号であり、制御信号であることを示すことができればい
かなる手法を用いてもよい。現在、実用化されているワ
イドTV識別制御信号には、EDTVII識別制御信号が
ある。
【0056】図22には、EDTVIIのレターボックス
形式のビデオ信号を示している。このEDTVIIでは、
ライン22および285に識別信号が載せられている。
レターボックス形式のビデオ信号では、映像信号が含ま
れない走査線が上下に存在する。この映像信号が含まれ
ない部分を無画部と呼び、映像信号が含まれる部分を主
画部と呼ぶ。
【0057】このライン22および285に載せられる
識別信号のビットと識別内容を図23に示す。すなわ
ち、識別信号のビット3(B03)が `1' の場合、図
21Aに示すようなレターボックス形式のビデオ信号で
あることを示し、この識別信号に対応しているテレビジ
ョン受信装置では、画面が図21Bおよび図21Cに示
すように拡大されて表示される。
【0058】以下、ワイドTV識別制御信号として、E
DTVII識別制御信号を例に挙げて説明を行うが、レタ
ーボックス形式のビデオ信号を受信していることを認識
できるならば、どのような手法を用いても同様の効果が
得られることは、言うまでもない。また、EDTVII放
送に対応するワイドTVには、EDTVII対応TVとE
DTVII識別制御信号対応TVの2種類が存在する。
【0059】EDTVII放送では、識別制御信号がライ
ン22および285に存在することの他に、EDTVII
の画像補強信号であるところの垂直時間補強信号VT、
垂直補強信号VHまたは水平補強信号HHの中から最低
1つの信号が載っていることが条件となる。EDTVII
対応TVとは、識別制御信号と画質補強信号の両方に応
答して、拡大機能と補強信号による画質向上が可能な回
路を持つワイドTVを意味し、識別制御信号にのみ応答
して拡大機能のみを有するEDTVII識別制御信号対応
TVと呼ぶ。しかしならが、この第4の実施例では、い
ずれのTVでも期待される効果が得られるので、両者を
包括して、ワイドTVと呼ぶことにする。
【0060】ここで、テレビジョン送受信システムのテ
レビジョン送信装置の第4の実施例を図24に示す。こ
の図24は、レターボックス形式のビデオ信号の映像信
号が含まれない走査線、すなわち無画部にエンコードさ
れたデータ信号を載せることで、ビデオ信号とデータ信
号を同時に送信可能にするEDTVII識別制御信号を挿
入可能なビデオ送信装置である。入力端子131から供
給される被視者へ伝えるべきデータであるデータ信号
は、データエンコード回路132に供給される。データ
エンコード回路132では、送信すべきデータに変換さ
れ、変換されたデータは、データ挿入回路134へ供給
される。
【0061】データ挿入回路134では、入力端子13
3から供給されるレターボックス形式のビデオ信号にデ
ータが挿入される。すなわち、レターボックス形のビデ
オ信号の無画部にエンコードされたデータを載せたビデ
オ信号は、EDTVII識別制御信号挿入回路135へ供
給される。EDTVII識別制御信号回路135では、ビ
デオ信号にEDTVII識別制御信号が挿入され、送信回
路136へ供給される。送信回路136では、供給され
たビデオ信号に対して変調増幅され、変調増幅されたビ
デオ信号は、アンテナ137を通して送信される。
【0062】ここで使用されているデータ挿入回路13
4は、上述した図2に示すデータ挿入回路4と同様のも
のであり、図3に示す詳細なブロック図と同様な回路構
成を用いることができる。
【0063】次に、図25は、バーコード状にエンコー
ドされたデータ図形信号をレターボックス形式のビデオ
信号の映像信号が含まれない走査線、すなわち無画部に
挿入したビデオ信号の一例である。この一例では、走査
線にデータ図形信号が載っていることを示すため、最初
にデータ検出用の所定のパターンが書かれている。デー
タ検出回路では、このパターンの有無を検出することに
よって、データ図形の存在が確認される。この実施例の
効果は、無画部に挿入されるデータ、すなわちエンコー
ドされたいかなる図形でも同じように処理を施すことが
できるため、ビデオ信号とデータ信号を同時に送信可能
にすると同時に、この無画部にワイドTV識別制御信号
を載せることで、テレビジョン受信機で画像が拡大さ
れ、このデータが載っている走査線を表示させないこと
は、言うまでもない。以下、バーコードを例にして説明
を行う。
【0064】ここで、この発明を適用できるテレビジョ
ン受信装置の第4の実施例を図26に示す。この図26
は、レターボックス形式のビデオ信号の映像信号が含ま
れない走査線、すなわち無画部にエンコードされたデー
タ信号が抽出され、さらにEDTVII識別制御信号によ
り、受信機に画像を拡大(ズーム)させ、そのデータ信
号が載っている走査線を画面に表示させないことを実現
できるテレビジョン受信装置のブロック図である。
【0065】アンテナ161で受信された信号は、受信
回路162へ供給される。受信回路162に供給された
信号は、ビデオ信号に復調され、データ検出/抽出回路
163、EDTVII識別制御信号検出回路166および
画面ズーム回路167へ供給される。データ検出/抽出
回路163では、供給されたビデオ信号にデータ図形が
存在するか否かが検出され、ビデオ信号にデータ図形が
存在する場合、データ信号が抽出される。抽出されたデ
ータ信号は、データデコード回路164において、本来
被視者へ伝えるべきデータ、例えば文字情報へデコード
がなされ、データ出力回路165を介して被視者へ伝え
られる。
【0066】一方、EDTVII識別制御信号検出回路1
66では、ビデオ信号のライン22および285にED
TVII識別制御信号が存在するか否かが検出される。検
出されたEDTVII識別制御信号の存在の有無は、画面
ズーム回路167へ供給される。画面ズーム手段167
では、EDTVII識別制御信号が存在する場合、受信回
路162から供給されたビデオ信号が拡大され、ワイド
TV168へ供給される。また、EDTVII識別制御信
号が存在しない場合、受信回路162から供給されたビ
デオ信号は、何も処理を施すことなくワイドTV168
へ供給される。
【0067】ここで使用されるデータ検出/抽出回路1
63は、上述した図4に示すデータ検出/抽出回路33
と同様のものであり、図5に示すブロック図を同様な回
路構成を用いることができる。
【0068】以上の説明により、EDTVII識別制御信
号を利用して、無画部に挿入されたデータ、すなわちエ
ンコードされた図形を被視者に見せないテレビジョン送
受信システムが実現できることを示した。
【0069】しかしながら、上述したように生成された
テレビジョン放送は、EDTVII放送ではない。上述し
たように、ビデオ信号がEDTVII信号であることの条
件は、識別制御信号がライン22および285に存在す
ることの他に、EDTVIIの画像補強信号である垂直時
間補強信号VT、垂直補強信号VHおよび水平補強信号
HHの中から最低1つの信号が載っていることである。
【0070】再び、図21に戻るが、レターボックス形
式のビデオ信号では、上述の通り無画部が上下に存在す
る。EDTVIIの信号では、このEDTVIIの画像補強
信号のうち、垂直時間補強信号VTと垂直補強信号VH
を載せることができる。また、主画部には、映像信号と
共に、EDTVIIの画像補強信号の内、水平補強信号H
Hを載せることができる。したがって、レターボックス
形式のEDTVII放送では、図27に示すように識別制
御信号のうち、B08、B09、B10のうち少なくと
もいづれかひとつは、 `1' すなわち `有' となる。
【0071】この第4の実施例では、上下無画部のいづ
れか、または両方にデータ信号を載せているため、垂直
時間補強信号VTまたは垂直補強信号VHを通常のED
TVIIのレターボックス形式のビデオ信号同様に載せる
ことは不可能である。しかしながら、この発明を適用し
ても主画部の信号に手を加えることがないので、水平補
強信号HHは、通常のEDTVIIのレターボックス形式
のビデオ信号同様に載せることが可能である。したがっ
て、識別制御信号がライン22および285に存在し、
かつEDTVIIの画像補強信号のうち水平補強信号HH
を主画部に載せて送信することが可能であることにな
る。よって、このテレビジョン放送は、EDTVII放送
である。その際の識別制御信号は、図28に示すような
内容になる。
【0072】このように、この第4の実施例は、EDT
VII識別制御信号対応のテレビジョン受信機だけでな
く、EDTVII対応のテレビジョン受信機そのものに対
して適用することができる。
【0073】上述の実施例では、エンコードされたデー
タの例として、図1、図8、図14または図25に示す
ように、予め定められた位置に挿入されたデータ図形信
号を挙げたが、これはデータ検出手段の負担を軽くする
為であり、データ検出手段は有効画面内に挿入されるデ
ータ信号からエンコードされたデータ検出用の所定のパ
ターンが検出できるならば、任意の位置にデータ図形を
挿入することができる。同様に、無画部の任意の位置に
も挿入することができる。すなわち、このデータ検出用
の所定のパターンを含むデータ図形を用いることで、こ
の発明が適用できる受信機で、同じ効果が得られること
は、言うまでもない。
【0074】また、上述の実施例では、エンコードされ
たデータの例として、図1、図8、図14または図25
に示すような形状のデータ図形信号を挙げたが、情報の
伝達が可能である如何なる形状をしていても、上述のテ
レビジョン放送を実現できる。すなわち、如何なる形状
をしていてもこの発明を適用する受信機で、同じ効果が
得られることは、言うまでもない。
【0075】また、上述の実施例では、データ図形を構
成する1または0を表す信号として、白の信号または黒
の信号を挙げたが、適当な手段により分別可能な2つの
信号であるならば、いかなる信号を用いても、上述のテ
レビジョン放送を実現できるので、すなわちそれを用い
て本発明を適用する受信機で、同じ効果が得られること
は、言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】この発明に依れば、有効画面内に視覚認
識可能な図形を表示することでデータ信号とビデオ信号
を同時に送信するテレビジョン送受信システムにおいて
も、この図形は被視者の目に触れないようにすることが
できる。
【0077】また、この発明に依れば、有効画面内の走
査線を使ってデータ信号を送信するテレビジョン送受信
システムにおいて、このデータ信号を被視者の目に触れ
ないようにするために、外部から供給されるビデオ信号
を表示する際に、被視者への違和感を低減することがで
きる。
【0078】さらに、この発明に依れば、レターボック
ス形式のビデオ信号において、映像信号が含まれない走
査線、すなわち無画部にデータ信号をエンコードして載
せることで、ビデオ信号とデータ信号を同時に送信可能
にすると同時に、さらにこの無画部にワイドTV識別制
御信号を載せることで、テレビジョン受信機で画像が拡
大され、このデータが載っている走査線を表示させない
ことを可能にするテレビジョン送受信システムが実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオモニタに表示されるバーコードからなる
データ図形の一例である。
【図2】この発明に関するテレビジョン送信装置の一例
のブロック図である。
【図3】この発明に関するデータ挿入回路の一例のブロ
ック図である。
【図4】この発明に関するテレビジョン受信装置の一例
のブロック図である。
【図5】この発明に関するデータ検出/抽出回路の一例
のブロック図である。
【図6】この発明に関する受信回路の一例のブロック図
である。
【図7】この発明に関するテレビジョン送受信システム
の一例の概念図である。
【図8】この発明が適用できるビデオモニタに表示され
るデータ図形の一例である。
【図9】この発明が適用できるテレビジョン受信装置の
第1の実施例を示すブロック図である。
【図10】この発明に関する画像ズーム回路の一例のブ
ロック図である。
【図11】この発明に関する演算手段の説明に用いる略
線図である。
【図12】この発明に関する演算手段の説明に用いる模
式図で示している。
【図13】この発明に関する演算手段の説明に用いる略
線図である。
【図14】この発明が適用できるビデオモニタに表示さ
れるデータ図形の一例である。
【図15】この発明が適用できるテレビジョン受信装置
の第2の実施例を示すブロック図である。
【図16】この発明が適用できるテレビジョン受信装置
の第3の実施例を示すブロック図である。
【図17】この発明に関するビデオ信号格納/発生回路
の一例のブロック図である。
【図18】この発明に関するメモリコントローラの制御
の一例を示すフローチャートである。
【図19】この発明の効果の一例の模式図である。
【図20】この発明の効果の他の例の模式図である。
【図21】この発明が適用できるレターボックス形式の
ビデオ信号の一例である。
【図22】EDTVIIのレターボックス形式のビデオ信
号の一例である。
【図23】EDTVII制御信号のビット位置と識別内容
の一例である。
【図24】この発明が適用できるテレビジョン送信装置
の第4の実施例を示すブロック図である。
【図25】この発明が適用できるEDTVIIのレターボ
ックス形式のビデオ信号の一例である。
【図26】この発明が適用できるテレビジョン受信装置
の第4の実施例を示すブロック図である。
【図27】レターボックス形式のEDTVII放送の識別
制御信号の一例である。
【図28】この発明が適用できるレターボックス形式の
EDTVII放送の識別制御信号の一例である。
【符号の説明】
31・・・アンテナ、32・・・受信回路、33・・・
データ検出/抽出回路、34・・・ビデオモニタ、35
・・・データデコード回路、36・・・データ出力回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被視者に供給すべきデータがエンコード
    されるエンコード手段と、 エンコードされた上記データをビデオ信号の有効画面内
    に視覚認識可能な図形または記号として挿入させるデー
    タ挿入手段を備えたテレビジョン送信装置と、 エンコードされた上記図形または記号を検出するデータ
    検出手段と、 検出された上記図形または記号をデータにデコードする
    デコード手段と、 デコードされた上記データの出力手段とを備えたテレビ
    ジョン受信装置とからなることを特徴とするテレビジョ
    ン送受信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン送受信シ
    ステムにおいて、 上記有効画面内に視覚認識可能な上記図形または記号以
    外の映像部分を拡大して表示することを特徴とするテレ
    ビジョン送受信システム。
  3. 【請求項3】 図形または記号をエンコードしたデータ
    信号を視覚認識可能な有効画面内に総有することで、上
    記データ信号とビデオ信号とを同時に送信するテレビジ
    ョン放送システムについて、 エンコードされた上記図形または記号を検出するデータ
    検出手段と、 検出された上記図形または記号をデータにデコードする
    デコード手段と、 デコードされた上記データの出力手段とを備えたテレビ
    ジョン受信装置。
  4. 【請求項4】 被視者に供給すべきデータがエンコード
    されるエンコード手段と、 エンコードされた上記データをビデオ信号の有効画面内
    に視覚認識可能な図形または記号として挿入させるデー
    タ挿入手段を備えたテレビジョン送信装置と、 エンコードされた上記図形または記号を検出するデータ
    検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が検
    出された場合、予め用意された別のビデオ信号を出力す
    るビデオ信号出力手段とを備えたテレビジョン受信装置
    とからなることを特徴とするテレビジョン送受信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のテレビジョン送受信シ
    ステムにおいて、 上記テレビジョン受信装置は、エンコードされた上記図
    形または記号を検出するデータ検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が連
    続されてフレームで検出された場合、予め用意された1
    フレームの静止画像信号を連続して出力する静止画像信
    号出力手段とを備えたテレビジョン受信装置とからなる
    ことを特徴とするテレビジョン送受信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のテレビジョン送受信シ
    ステムにおいて、 上記テレビジョン受信装置は、エンコードされた上記図
    形または記号を検出するデータ検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が連
    続されたフレームで検出された場合、予め用意された数
    フレームの動画像信号を1フレームずつ出力する動画像
    信号出力手段とを備えたテレビジョン受信装置とからな
    ることを特徴とするテレビジョン送受信システム。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のテレビジョン送受信シ
    ステムにおいて、 上記テレビジョン受信装置は、エンコードされた上記図
    形または記号を検出するデータ検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が連
    続された複数フレームで検出された場合、予め用意され
    た1フレームの静止画像信号を少しずつ変化させて1フ
    レームずつ連続して出力する1フレーム静止画像信号出
    力手段とを備えたテレビジョン受信装置とからなること
    を特徴とするテレビジョン送受信システム。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のテレビジョン送受信シ
    ステムにおいて、 上記テレビジョン受信装置は、受信されたビデオ信号の
    1フレームを保存する保存手段と、 エンコードされた上記図形または記号を検出するデータ
    検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が検
    出された場合、上記図形または記号の直前に保存された
    上記ビデオ信号を復調し、出力する復調/出力手段とを
    備えたテレビジョン受信装置とからなることを特徴とす
    るテレビジョン送受信システム。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のテレビジョン送受信シ
    ステムにおいて、 上記テレビジョン受信装置は、受信されたビデオ信号の
    数フレームを保存する数フレーム保存手段と、 保存された上記ビデオ信号より連続するビデオ信号を復
    調し、出力する復調/出力手段と、 エンコードされた上記図形または記号を検出するデータ
    検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が検
    出された場合、上記図形または記号の直前に保存された
    数フレームの上記ビデオ信号が上記復調/出力手段から
    出力されることを特徴とするテレビジョン送受信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 図形または記号をエンコードしたデー
    タ信号を視覚認識可能な有効画面内に総有することで、
    上記データ信号とビデオ信号とを同時に送信するテレビ
    ジョン放送システムについて、 エンコードされた上記図形または記号を検出するデータ
    検出手段と、 上記データ検出手段において、上記図形または記号が検
    出された場合、予め用意された別のビデオ信号を出力す
    るビデオ信号出力手段とを備えたテレビジョン受信装
    置。
  11. 【請求項11】 被視者に供給すべきデータがエンコー
    ドされるエンコード手段と、 レターボックス形式のビデオ信号において、映像信号が
    含まれない走査線にエンコードされた上記データを載せ
    るデータ挿入手段と、 上記走査線と異なる走査線にワイドTV識別制御信号を
    挿入するワイドTV識別制御信号挿入手段とを備えたテ
    レビジョン送信装置と、 エンコードされた上記データを検出するデータ検出手段
    と、 検出された上記データを抽出するデータ抽出手段と、 抽出された上記データをデコードするデコード手段と、 デコードされた上記データの出力手段と、 上記ワイドTV識別制御信号を検出するワイドTV識別
    制御信号検出手段と、 検出された上記ワイドTV識別制御信号により制御され
    る画面ズーム手段とを備えたテレビジョン受信装置とか
    らなることを特徴とするテレビジョン送受信システム。
  12. 【請求項12】 被視者に供給すべきデータがエンコー
    ドされるエンコード手段と、 レターボックス形式のビデオ信号において、映像信号が
    含まれない走査線にエンコードされた上記データを載せ
    るデータ挿入手段と、 上記走査線と異なる走査線にEDTVII識別制御信号を
    挿入するEDTVII識別制御信号挿入手段とを備えたテ
    レビジョン送信装置と、 エンコードされた上記データを検出するデータ検出手段
    と、 検出された上記データを抽出するデータ抽出手段と、 抽出された上記データをデコードするデコード手段と、 デコードされた上記データの出力手段と、 上記EDTVII識別制御信号を検出するEDTVII識別
    制御信号検出手段と、 検出された上記EDTVII識別制御信号により制御され
    る画面ズーム手段とを備えたテレビジョン受信装置とか
    らなることを特徴とするテレビジョン送受信システム。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のテレビジョン送受
    信システムにおいて、 さらに画像補強信号として水平補強信号を挿入すること
    を特徴とするテレビジョン送受信システム。
  14. 【請求項14】 図形または記号をエンコードしたデー
    タ信号を視覚認識可能な有効画面内に総有することで、
    上記データ信号とビデオ信号とを同時に送信するテレビ
    ジョン放送システムについて、 エンコードされた上記データを検出するデータ検出手段
    と、 検出された上記データを抽出するデータ抽出手段と、 抽出された上記データをデコードするデコード手段と、 デコードされた上記データの出力手段と、 上記ワイドTV識別制御信号を検出するワイドTV識別
    制御信号検出手段と、 検出された上記ワイドTV識別制御信号により制御され
    る画面ズーム手段とを備えたテレビジョン受信装置。
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