JPH09200768A - 動画像処理方法および装置 - Google Patents

動画像処理方法および装置

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JPH09200768A
JPH09200768A JP8003599A JP359996A JPH09200768A JP H09200768 A JPH09200768 A JP H09200768A JP 8003599 A JP8003599 A JP 8003599A JP 359996 A JP359996 A JP 359996A JP H09200768 A JPH09200768 A JP H09200768A
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JP
Japan
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moving image
change
image
moving
threshold value
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Application number
JP8003599A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Koga
慎一郎 古賀
Yoshihiro Ishida
良弘 石田
Takeshi Namigata
健 波潟
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに大きな負担をかけることなく適切な
閾値を算出できるようにする。 【解決手段】 映像の変化を検出し、そのデータ量を削
減して出力する際に、上記映像変化の検出に用いるため
の1つまたは複数種類の閾値を、入力される静止状態の
動画像および動状態の動画像に基づいて算出する閾値算
出工程1を備え、ユーザが変化がないと考える静止状態
の動画像における閾値毎のエラー率と、ユーザが変化し
ていると考える動状態の動画像における閾値毎のエラー
率とを加えたものを算出して、静止状態の動画像および
動状態の動画像を入力するだけで最適な閾値を決定する
ことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像処理方法およ
び装置に係わり、特に、監視領域の映像を伝送したり蓄
積したりする監視装置やTV会議装置、或いは動画を扱
う汎用計算機などに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路監視や夜間監視などの監
視分野において、テレビカメラなどで撮影した監視領域
の映像を遠隔地に伝送してモニタリングしたり、或いは
蓄積装置に蓄積したりすることにより、監視にかかるコ
ストを削減する装置が用いられている。
【0003】また、近年では、TV会議などのように、
監視を目的としなくても、通信網(WANやLAN)を
通して遠隔地どうしで映像を送信したり、蓄積したりす
ることが多く行われるようになっている。さらに、汎用
計算機の性能の向上に伴い、単に動画を表示することか
ら動画の送信や蓄積が汎用計算機上でも行えるようにな
ってきている。
【0004】また、映像の変化検出方法に関して、従来
から多くの方法が提案されている。比較的簡便なものと
して、画像間の差分により変化領域を検出する方法が提
案されている(佐久間、伊藤、増田、「フレーム間差分
を用いた侵入物体検出法」、テレビジョン学会技術報
告、vol.14, No49,pp. 1-6,1990年などを参照)。
【0005】上記画像の差分による映像の変化を検出す
る方法としては、予め撮影した背景画像と現在の画像と
の差分により検出する方法、或いは近接するフレーム間
の差分により変化領域を検出する方法等が代表的な方法
である。
【0006】上記フレーム間の差分により変化領域を検
出する方法として、監視領域の映像をVTRに録画する
装置において、映像の変化を検出し、映像が変化した時
だけ映像をVTRに録画するようにする装置が提案され
ている(例えば、特開平2−2486号公報)。
【0007】また、本出願人は既に、図15に示すよう
に、変化を検出した最新の画像(送信、蓄積、表示を行
った画像)と現在の画像とを比較することにより映像の
変化を検出する方法を提案している。これにより、背景
画像を予め用意する必要がなく、また、映像の変化が緩
やかであっても検出が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記映像変化検出方法
などでは、映像データ中のノイズなどを考慮し、変化量
が一定の値(閾値)を越えた時には、映像に変化があっ
たと検出する方法が一般的である。
【0009】しかし、上記閾値は、映像の質(ノイズの
量)やシーンの内容(シーンの明るさ)により、最適な
閾値が異なる場合が多い。また、カメラやA/D変換器
などの性能やカメラの設置場所に応じて閾値を変更しな
ければならない場合が多かった。
【0010】このため、従来は適切な閾値を決定する作
業が面倒であり、ユーザは閾値を何度も変えながら映像
の変化検出結果を見て適切な閾値をその都度決定しなけ
ればならず、煩雑な作業が多く必要であった。
【0011】本発明は上述の問題点にかんがみ、ユーザ
に大きな負担をかけることなく適切な閾値を算出して設
定できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像処理方法
は、映像の変化を検出し、そのデータ量を削減して出力
するようにした動画像処理方法であって、入力される静
止状態の動画像および動状態の動画像に基づいて、映像
変化の検出に用いるための1つまたは複数種類の閾値を
算出する閾値算出工程を備えることを特徴としている。
【0013】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記静止状態の動画像および動状態の動画像から各閾値
でのエラー率を作成して1つまたは複数種類の閾値を算
出することを特徴としている。
【0014】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記静止状態の動画像および動状態の動画像でのエ
ラー率を各閾値毎に合計して1つまたは複数種類の閾値
を算出することを特徴としている。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記静止状態の動画像および動状態の動画像でのエ
ラー率に重み付けして各閾値毎に合計することにより、
検出もれ防止または誤検出防止を優先した1つまたは複
数種類の閾値を算出することを特徴としている。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記検出もれ防止または誤検出防止の優先をユーザ
が段階的に指定することを特徴としている。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記静止状態の動画像および動状態の動画像から作
成した各閾値でのエラー率から、エラー率が最小となる
1つまたは複数種類の閾値を算出することを特徴として
いる。
【0018】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記静止状態の動画像および動状態の動画像から作
成した各閾値でのエラー率から、エラー率がある値以下
である1つまたは複数種類の閾値の範囲を算出し、上記
算出した閾値の範囲からユーザが1つまたは複数種類の
閾値を指定することを特徴としている。
【0019】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、映像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類
の閾値を、静止状態の動画像および動状態の動画像に基
づいて算出する閾値算出工程と、撮像手段により撮像さ
れた映像または記録装置に格納してある映像から、所定
の静止画像を入力画像として入力する画像入力工程と、
上記入力画像と、変化が検出された最新変化画像とを比
較して映像の変化を検出する変化検出工程と、上記変化
が検出された最新変化画像を蓄積する最新変化画像蓄積
工程と、上記入力画像のうち、変化が検出された画像を
出力する画像出力工程を備えることを特徴としている。
【0020】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記閾値算出工程は、1つまたは複数種類の閾値を
算出することを特徴としている。
【0021】また、本発明の動画像処理装置の特徴とす
るところは、映像の変化を検出し、映像のデータ量を削
減して出力するようにした動画像処理装置であって、映
像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類の閾値
を、静止状態の動画像および動状態の動画像に基づいて
算出する閾値算出手段を具備することを特徴としてい
る。
【0022】また、本発明の動画像処理装置の他の特徴
とするところは、映像変化の検出に用いるための1つま
たは複数種類の閾値を、静止状態の動画像および動状態
の動画像に基づいて算出する閾値算出手段と、検出もれ
防止または誤検出防止の優先をユーザが段階的に指示す
るための優先指示手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0023】また、本発明の動画像処理装置のその他の
特徴とするところは、映像変化の検出に用いるための1
つまたは複数種類の閾値を、静止状態の動画像および動
状態の動画像に基づいて算出する閾値算出手段と、上記
閾値算出手段が算出した閾値の範囲から、ユーザが所定
の閾値を指示するようにするための閾値指示手段を備え
ることを特徴としている。
【0024】また、本発明の動画像処理装置のその他の
特徴とするところは、映像変化の検出に用いるための1
つまたは複数種類の閾値を、静止状態の動画像および動
状態の動画像に基づいて算出する閾値算出手段と、撮像
手段により撮像された映像または記録装置に格納されて
いる映像から静止画像を入力する画像入力手段と、上記
入力画像と、変化を検出した最新変化画像とを比較する
ことにより映像の変化を検出する変化検出手段と、上記
最新変化画像を蓄積するための最新変化画像蓄積手段
と、上記入力画像のうち、変化を検出した画像のみを出
力する画像出力手段を備えることを特徴としている。
【0025】また、本発明の動画像処理装置のその他の
特徴とするところは、上記閾値算出手段は、1つまたは
複数種類の閾値を算出することを特徴としている。
【0026】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、入力され
る静止状態の動画像および動状態の動画像に基づいて、
映像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類の閾
値が算出されるので、ユーザは静止状態の動画像と動状
態の動画像を入力するだけで最適な閾値を算出して設定
することが可能となる。
【0027】また、本発明の他の特徴によれば、ユーザ
が変化がないと考える静止状態の動画像における閾値毎
のエラー率と、ユーザが変化していると考える動状態の
動画像における閾値毎のエラー率とを加えたもの、すな
わち、静止状態の動画像において変化を検出する割合
と、動状態の動画像において変化を検出しない割合とを
加えたものを算出して1つまたは複数種類の閾値を算出
するので、例えば上記エラー率が最小となる閾値を自動
的に求めて適切な閾値を算出することができるようにな
る。
【0028】また、本発明のその他の特徴によれば、ユ
ーザが誤検出防止優先の指定をした場合には、動状態の
エラー率分布よりも静止状態のエラー率分布に重みをか
けて加え、ユーザが変化検出もれ防止優先の指定をした
場合には、静止状態のエラー率分布よりも動状態のエラ
ー率分布に重みをかけて加えて、1つまたは複数種類の
閾値を算出するので、検出もれ防止優先または誤検出防
止優先のどちらの要求にも適切に応じることが可能とな
る。
【0029】また、本発明のその他の特徴によれば、エ
ラー率が低い閾値範囲をユーザに提示するようにして、
最終的な閾値をユーザが選択できるようにすることが可
能となり、誤検出防止優先や検出もれ防止優先の指定を
ユーザがきめ細かく設定することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の動画像処理方法お
よび装置の実施形態を図面を参照して説明する。まず、
第1の実施形態について説明する。
【0031】図1は、本発明を動画像処理方法に適用し
た代表的な構成例を説明するための図である。図1にお
いて、閾値算出工程1は、静止状態の動画像と動状態の
動画像から最適な閾値を算出する。
【0032】画像入力工程2は、ビデオカメラで得られ
る映像やディスク装置に格納してあるデジタル動画像等
の映像から静止画像(以下、入力画像と呼ぶ)を獲得す
る。
【0033】変化検出工程3は、画像入力工程2で入力
された入力画像と変化を検出した最新の画像(以下、最
新変化画像と呼ぶ)とを比較するとともに、その比較結
果に上記閾値算出工程1で算出した閾値を用いて映像の
変化を検出する。
【0034】変化検出判断工程4は、上記変化検出工程
3で映像の変化を検出したか否かを判断する工程であ
り、上記変化検出工程3で映像の変化を検出した場合
は、最新変化画像蓄積工程5へと処理を移行し、また、
変化を検出できなかった場合は画像入力工程2へと処理
を戻すようにする。
【0035】最新変化画像蓄積工程5は、上記変化検出
工程3で変化を検出した時に、入力画像を最新変化画像
として蓄積する。画像出力工程6は、上記変化検出工程
3で変化を検出した時に、入力画像を通信路(WANや
LAN)に出力して送信したり、画像蓄積装置へ供給し
て蓄積したり、画像表示装置に供給して表示したりす
る。
【0036】処理終了判断工程7は、処理終了の指示が
ユーザにより行われているか否かを判断する工程であ
り、処理終了の指示が行われていない場合には上述した
画像入力工程2に再び戻り、処理終了の指示が行われて
いる場合には処理を終了する。
【0037】図2は、図1で説明した処理を行う動画像
処理装置の構成例を表す機能ブロック図であり、図3
は、図2に示した構成を実現するハードウェア例であ
る。図3において、2001はCPU、2002はディ
スク装置、2003はディスクI/O、2004はRO
M(リードオンリーメモリ)、2005はビデオキャプ
チャー装置である。
【0038】また、2006はRAM(ランダムアクセ
スメモリ)、2007は上記した各ブロックを接続する
バス、2008はビデオカメラであり、2009はWA
N(ワイドエリアネットワーク)やLAN(ローカルエ
リアネットワーク)へとつながる通信装置であり、20
10はVTR装置である。
【0039】図2において、画像入力手段1001は、
ビデオカメラ2008で得られる映像やディスク装置2
0002に格納してあるデジタル動画像等から静止画像
を獲得し、入力画像蓄積手段1004に格納する。
【0040】例えば、図3においては、ROM2004
またはRAM2006上のプログラムにより動作するC
PU2001の制御により、ビデオカメラ2008また
はVTR装置2010の映像からビデオキャプチャー装
置2005で静止画像( 入力画像) を獲得し、RAM2
006に格納する。
【0041】または、ROM2004またはRAM20
06に格納されているプログラムによって動作するCP
U2001の制御により、ディスク装置2002に格納
してあるデジタル動画像から静止画像( 入力画像)を読
み込みRAM2006に格納するようにしてもよい。
【0042】なお、図3には示していないが、ROM2
004またはRAM2006に格納されているプログラ
ムにより動作するCPU2001の制御により、静止画
像(入力画像) をデジタルスチルカメラで撮影してRA
M2006に格納するようにしてよい。また、複数の画
像入力手段を設けるようにしてもよい。
【0043】変化検出手段1002は、入力画像蓄積手
段1004に蓄積した入力画像と、最新変化画像蓄積手
段1005に蓄積した最新変化画像とを比較することに
より、映像の変化を検出する。
【0044】上記変化検出手段1002により映像の変
化を検出した場合は、上記入力画像蓄積手段1004に
蓄積した入力画像を最新変化画像蓄積手段1005に蓄
積する。上記変化検出手段1002は、例えば図3にお
いて、ROM2004またはRAM2006上のプログ
ラムにより動作するCPU2001と、ワークメモリと
して使用するRAM2006、またはディスク装置20
02で構成することができる。もちろん、それぞれ専用
のCPU、RAM、ディスク装置をそれぞれ設けて構成
したり、専用のハードウェアにより構成したりすること
もできる。
【0045】画像出力手段1003は、上記変化検出手
段1002において映像の変化を検出した時に、入力画
像蓄積手段1004に蓄積した入力画像を通信路(WA
NやLAN)に出力して送信したり、上記入力画像蓄積
装置1004へ出力して蓄積したり、画像表示装置(図
示せず)に表示したりする。
【0046】例えば、図3においては、ROM2004
またはRAM2006上のプログラムにより動作するC
PU2001の制御により、通信装置2009を通じて
WANやLANに送信する。
【0047】または、ROM2004またはRAM20
06上のプログラムにより動作するCPU2001の制
御により、デジタル動画像の一部としてディスク装置2
002に格納する。ここで、ディスク装置2002は、
LANなどのネットワークを通して利用可能なものでも
かまわない。
【0048】また、図3には示していないが、静止画像
をディスプレイ上の同じ部分に連続的に表示することに
より、動画像を表示する画像出力手段でも構成すること
ができる。なお、画像出力手段を複数個設けるようにし
てもよい。
【0049】入力画像蓄積手段1004、最新変化画像
蓄積手段1005は、例えば、図3において、RAM2
006またはディスク装置2002で構成することがで
きる。もちろん、専用の記憶装置でそれぞれの手段を構
成するようにしてもよい。
【0050】閾値算出手段1006は、静止状態の動画
像と動状態の動画像を入力した時の変化検出手段100
2の検出結果から閾値を算出する。閾値算出手段100
6は、例えば図3において、ROM2004またはRA
M2006上のプログラムにより動作するCPU200
1とワークメモリとして使用するRAM2006、また
はディスク装置2002で構成することができる。この
場合も、それぞれ専用のCPU、RAM、ディスク装置
等により構成したり、専用のハードウェアにより構成し
たりしてもよい。
【0051】以下、図1の各工程1〜7について、図2
の構成図を参照しながら詳細に説明する。 <閾値算出工程>閾値算出工程1は、閾値算出手段10
06において、静止状態の動画像と動状態の動画像とを
入力した時の変化検出手段1002の検出結果から閾値
を算出する工程である。
【0052】図4に、閾値算出工程1の詳細な構成図を
示す。また、閾値算出工程1の動作を説明する様子を図
5に示す。図4において、静止状態のエラー率分布算出
工程101は、ビデオカメラ2008またはVTR装置
2010から静止状態の動画像(ユーザが変化がないと
考える動画像) を入力し、閾値を変えながら変化検出を
行い、静止状態のエラー率分布( 各閾値において、静止
状態の動画像に対して変化を検出する割合の分布)を算
出する。例えば、図5(a)に示すようなエラー率の分
布を算出する。
【0053】図4において、動状態のエラー率分布算出
工程102は、ビデオカメラ2008またはVTR装置
2010から動状態の動画像(ユーザが変化していると
考える動画像) を入力し、閾値を変えながら変化検出を
行い、動状態のエラー率分布(各閾値において、動状態
の動画像に対して変化を検出しない割合の分布) を算出
する。例えば、図5(b)に示すようなエラー率の分布
を算出する。
【0054】図4において、合計エラー率分布算出工程
103は、静止状態のエラー率分布算出工程101と動
状態のエラー率分布算出工程102で算出した静止状態
のエラー率分布および動状態のエラー率分布を各閾値毎
に加え、合計エラー率分布を算出する。
【0055】例えば、図5(a)に示すような静止状態
のエラー率分布、図5(b)に示すような動状態のエラ
ー率分布、図5(c)に示す合計エラー率分布(太線)
を算出する。なお、ここでは、静止状態のエラー率分布
と動状態のエラー率分布を同じ重みで加える例で説明し
た。
【0056】しかし、ユーザの使用目的によっては、誤
検出(静止状態のエラー率に対応)防止よりも変化検出
もれ(動状態のエラー率に対応)防止を優先したい場合
や、その逆の場合も想定できる。
【0057】このため、静止状態のエラー率分布と動状
態のエラー率分布に不均等な重みをかけて加えても構わ
ない。ここで、エラー率分布にかける重みは、予めRO
M2004またはRAM2006、またはディスク装置
2002に書き込んだ値を用いても構わない。
【0058】また、図示していないディスプレイ装置と
ポインティング装置とを組み合わせたユーザインターフ
ェイスなどを用いたユーザの誤検出防止優先(静止状態
のエラー率を低くするのに対応)や、変化検出もれ防止
優先(動状態のエラー率を低くするのに対応)の指定に
基づき、加える重みを決めても構わない。
【0059】例えば、ユーザが誤検出防止優先の指定を
した場合は、静止状態のエラー率分布に動状態のエラー
率分布よりも重みをかけて加える(静止状態のエラー率
分布を2倍などにして加えるなど)。ユーザが変化検出
もれ防止優先の指定をした場合は、動状態のエラー率分
布に静止状態のエラー率分布よりも重みをかけて加える
(動状態のエラー率分布を2倍などにして加えるな
ど)。また、ユーザの誤検出防止優先や検出もれ防止優
先の指定を、段階的に行えるようにして、指定の段階に
応じて重みを変えても構わない。
【0060】図4において、最小エラー率閾値算出工程
104は、合計エラー率分布算出工程103で算出した
合計エラー率分布において、エラー率が最小となる閾値
を算出し、それを最適な閾値とする。例えば図5(c)
に示すような合計エラー率分布の場合、図5(c)に示
す最小値を算出する。
【0061】なお、ここではエラー率が最小となる閾値
を適切な閾値として算出したが、エラー率が低い閾値範
囲( 例えば、エラー率が最小エラー率の2倍などのある
値以下である閾値の範囲) をユーザに提示し、図示して
いないディスプレイ装置とポインティング装置とを組み
合わせて、ユーザが最終的な閾値を選択するようにして
もよい。この場合、ユーザの負担は多少増えるが、誤検
出防止優先や検出もれ防止優先の指定をユーザがきめ細
か設定することができる利点が得られる。
【0062】ここで、静止状態のエラー率分布算出工程
101で静止状態のエラー率分布を、動状態のエラー率
分布算出工程102で動状態のエラー率分布を算出する
ため、ROM2004またはRAM2006上のプログ
ラムにより動作するCPU2001で実行する手順の一
例を、図6のフローチャートに示す。なお、ここでは、
以下に述べる変化検出工程3で用いる閾値が1つの場合
を例にして述べる。
【0063】ステップS501は、静止状態の動画像ま
たは動状態の動画像を入力し、設定した閾値で、例えば
以下で説明する画像入力工程2、変化検出工程3、最新
変化画像蓄積工程5からなる変化検出処理を行う。
【0064】ステップS502は、各閾値でのエラー率
( 静止状態の動画像において変化を検出する割合、また
は動状態の動画像において変化を検出しない割合) をR
AM2006またはディスク装置2002へ格納する。
【0065】ステップS503では、全ての閾値でステ
ップS501からステップS502を行ったか否かを判
定する。そして、全ての閾値で処理が終わったと判定し
た場合は図6に示す処理を終了する。また、全ての閾値
で処理が終わってないと判定した場合は、ステップS5
04に進む。
【0066】ステップS504では、ステップS501
で行う変化検出処理で用いる閾値を変更して( 増やし
て) ステップS501に戻る。ここで、閾値を1つ刻み
に増す例で説明しているが、精度が低くてもよいから高
速に閾値を求めたい場合は、2つ以上の幾つか刻みで閾
値を増やしても構わない。このようにして、静止状態の
エラー率分布算出工程で静止状態のエラー率分布を算出
し、動状態のエラー率分布算出工程で動状態のエラー率
分布を算出する。
【0067】なお、しきい値の初期値は、図6のフロー
チャートで示される処理を開始させる前に、静止状態の
エラー率分布算出工程および動状態のエラー率分布算出
工程において、エラー率を測定するしきい値の値の範囲
の最小値に設定される(初期化される)ものとする。
【0068】<画像入力工程>画像入力工程2は、ビデ
オカメラで得られる映像、ディスク装置に格納してある
デジタル動画像、デジタルスチルカメラ等から静止画像
を獲得し、入力画像蓄積手段1004に格納する。
【0069】<変化検出工程>変化検出工程3は、入力
画像蓄積手段1004に蓄積した入力画像と、最新変化
画像蓄積手段1005に蓄積した最新変化画像とを比較
することにより、映像の変化を検出する。図7に、変化
検出工程3において、ROM2004またはRAM20
06上のプログラムにより動作するCPU2001で実
行する処理手順の一例を示す。
【0070】この処理は、入力画像と最新変化画像にお
いて対応する画素間の画素値差分(絶対値)を算出し、
画像全体の画素値差分値の合計がある値以上であれば、
入力画像は最新変化画像と比べて変化していると判断す
る処理、すなわち、映像が変化したと判断する処理であ
る。
【0071】ここで、図8に示すように、画素値差分の
算出は画像の各画素をラスタ順に処理するものとし、処
理途中の画素値差分の合計を合計変化量と呼ぶ。もちろ
ん、各画素を並列に処理してもかまわない。
【0072】図7において、ステップS101では、合
計変化量を0に初期化する。次のステップS102で
は、処理を行っている画素( 以下、注目画素と呼ぶ) 間
の画素値差分を算出する。
【0073】画素値差分は、例えば、入力画像が2値画
像であれば、注目画素の値が異なる場合は1とし、同じ
場合は0とする。また、入力画像が濃淡画像であれば、
例えば、注目画素の値の差の絶対値とする。さらに、入
力画像がカラー画像であれば、例えば、注目画素のRG
B値のそれぞれの差の絶対値を算出し、それぞれの差の
絶対値を合計した値とする。
【0074】ステップS103では、ステップS102
で算出した画素値差分を合計変化量に加える。ステップ
S104では、合計変化量が予め設定した値(閾値) よ
り大きいか否かを判断し、大きければ、映像に変化があ
ったとして、図7に示すフローチャートを終了する。ま
た、大きくなかったと判断した場合には、ステップS1
05に処理を進める。
【0075】ステップS105では、全ての画素を処理
したか否かを判定する。そして、全ての画素を処理した
場合は、映像に変化がなかったとして処理を終了する。
ステップS106では、処理する画素を( 注目画素を)
次の画素に移してステップS102に戻る。
【0076】<変化検出判断工程>変化検出判断工程4
は、上記変化検出工程3において映像の変化が検出され
たか否かを判断する工程であり、映像の変化が検出され
た場合には処理を最新変化画像蓄積工程5に進め、ま
た、映像の変化が検出されなかった場合には処理を上述
した画像入力工程2に戻す処理を行う。
【0077】<最新変化画像蓄積工程>最新変化画像蓄
積工程5は、変化検出工程3で変化を検出した時に、画
像入力工程2で入力して入力画像蓄積手段1004に蓄
積している入力画像を最新変化画像として最新変化画像
蓄積手段1005へ蓄積する。
【0078】<処理終了判断工程>処理終了判断工程7
は、処理終了の指示がユーザにより行われているか否か
を判断するものであり、通信装置2009を介してユー
ザが処理終了の指示を行っていない場合には上述した画
像入力工程2に再び戻り、処理終了の指示が行われてい
る場合には処理を終了する。
【0079】<画像出力工程>画像出力工程6は、変化
検出工程3において映像の変化を検出した時に、入力画
像蓄積手段1004に蓄積してある入力画像を通信装置
2009などを通して通信路(WANやLAN)に出力
して送信したり、画像蓄積装置2002などへ出力して
蓄積したり、表示装置に表示したりする。
【0080】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。本実施形態では、第1の実施形態における変化検出
工程3を2つの閾値を用いた方法で実現した場合の閾値
算出工程1の実現例を示す。
【0081】図9に、変化検出工程3において、ROM
2004またはRAM2006上のプログラムにより動
作するCPU2001で実行する処理フローチャートの
一例を示す。この処理は、入力画像と最新変化画像にお
いて対応する画素間の画素値差分(絶対値)を算出し、
この画素値差分がある値以上であれば、注目画素は変化
しているとする(以下、変化した画素を変化画素と呼
ぶ)。
【0082】さらに、入力画像においてこの変化画素の
数がある値以上であれば、入力画像は最新変化画像と比
べて変化していると判断する。すなわち、映像が変化し
たと判断する。なお、第1の実施形態と同様に変化画素
の判定は、図8に示したように、画像の各画素をラスタ
順に処理するものとし、処理途中の変化画素の合計を変
化画素数と呼ぶ。もちろん、各画素を並列に処理するよ
うにしてもかまわない。
【0083】図9において、ステップS201では、変
化画素数を0に初期化する。ステップS202では、処
理を行っている画素( 以下、注目画素と呼ぶ) 間の画素
値差分を第1の実施形態と同様の方法で算出する。ステ
ップS203では、ステップS202で算出した画素値
差分が予め設定した値( 第1の閾値) より大きいか否か
を判定する。そして、第1の閾値より大きければステッ
プS204へ処理を進め、その反対に第1の閾値より大
きくなければステップS206の処理へジャンプする。
【0084】ステップS204では、変化画素数を1つ
増やす。次に、ステップS205では、変化画素数が予
め設定した値( 第2の閾値)より大きいか否かを判断す
る。この場合、映像に変化があったとして、図9に示す
フローチャートの処理を終了する。また、大きくなかっ
たと判断した場合には、ステップS206に処理を進め
る。
【0085】ステップS206は、全ての画素を処理し
たか否かを判定する。全ての画素を処理した場合は、映
像に変化がなかったとして、図7に示したフローチャー
トの処理を終了する。全ての画素を処理していない場合
は、ステップS207に処理を進める。ステップS20
7においては、処理を( 注目画素を) 次の画素に移して
ステップS202に戻る。
【0086】<閾値算出工程>以上説明したように、変
化検出工程3を2つの閾値を用いる方法で実現した場合
の、閾値算出工程1について、以下に述べる。このよう
な場合も、第1の実施形態と同様に図4で示した方法で
閾値算出工程1を実現できる。ただし、閾値を2つ用い
るので、図5に示した合計エラー率分布は例えば、図1
0に示すような分布となる。
【0087】また、静止状態のエラー率分布算出工程1
01で静止状態のエラー率分布を算出する方法、動状態
のエラー率分布算出工程102で動状態のエラー率分布
を算出するための方法も異なる。以下、ROM2004
またはRAM2006上のプログラムにより動作するC
PU2001で実行する処理の一例を、図11のフロー
チャートに示す。
【0088】図11において、ステップS601は、静
止状態の動画像または動状態の動画像を入力するととも
に、設定した閾値で変化検出処理を行う。例えば、今ま
でに説明した画像入力工程2、変化検出工程3、最新変
化画像蓄積工程5からなる変化検出処理を行う。
【0089】ステップS602は、各閾値の組み合わせ
でのエラー率( 静止状態の動画像において変化を検出す
る割合、または動状態の動画像において変化を検出しな
い割合) をRAM2006またはディスク装置2002
へ格納する。
【0090】ステップS603は、ステップS601か
らステップS602の処理を第1の閾値で全て行ったか
否かを判定し、第1の閾値で処理が全て終わった場合は
ステップS605に進み、一方、第1の閾値で全ての処
理が終わっていない場合は、ステップS604に進む。
【0091】ステップS604では、ステップS601
で行う変化検出処理で用いる第1の閾値を変え(増やし
て)、その後、ステップS601に進む。第1の実施形
態と同様に第1の閾値の刻み幅は、任意の数で構わな
い。
【0092】ステップS605は、ステップS601か
らステップS604の処理を第2の閾値で全て行ったか
否かを判定し、全ての処理が終わった場合には、図11
に示す処理を終了する。また、全ての処理が終わってい
ない場合にはステップS606に進む。
【0093】ステップS606では、ステップS601
で行う変化検出処理で用いる第1の閾値を元に戻し、第
2の閾値を増やしてステップS601に進む。同様に第
2の閾値の刻み幅も、任意の数で構わない。このように
して、静止状態のエラー率分布算出工程101で静止状
態のエラー率分布を算出し、動状態のエラー率分布算出
工程102で動状態のエラー率分布を算出する。
【0094】なお、第1のしきい値、第2のしきい値共
に、図11のフローチャートで示される処理が実行され
る前のステップで、それぞれ測定する値の範囲の最小値
に初期化されるものとする。
【0095】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。本実施形態では、第1の実施形態における変化検出
工程3を3つの閾値を用いた方法で実現した場合の閾値
算出工程1の実現例を示す。
【0096】図12に、変化検出工程3において、RO
M2004またはRAM2006上のプログラムにより
動作するCPU2001で実行する処理手順の一例を示
す。この処理は、入力画像および最新変化画像を図13
に示すように複数のブロックに分割し、ブロックごとに
変化を検出するようにしている。
【0097】各ブロックでは、第2の実施形態同様に、
入力画像と最新変化画像において対応する画素間の画素
値差分(絶対値)を算出し、この画素値差分がある値以
上であれば注目画素は変化しているとする。
【0098】さらに、各ブロックにおいてこの変化画素
の数がある値以上であれば、ブロックは変化していると
すると判断する。最終的には、変化ブロック数がある値
以上であった時、入力画像は最新変化画像と比べて変化
していると判断する。
【0099】すなわち、映像が変化したと判断する。各
ブロック内での画素値差分の算出は図13(a)、
(b)に示すように、各画素をラスタ順に処理するもの
とし、ブロックもラスタ順に処理するものとする。ま
た、処理途中のブロック内の変化画素数の合計を変化画
素数、変化ブロックの合計を変化ブロック数と呼ぶ。も
ちろん、各画素またはブロックを並列に処理してもかま
わない。
【0100】図12において、ステップS401におい
ては、変化ブロック数を0に初期化する。ステップS4
02では、変化画素数を0に初期化する。ステップS4
03では、第1の実施形態と同様に、注目画素間の画素
値差分を算出する。
【0101】ステップS404では、ステップS403
で算出した画素値差分が予め設定した値( 第1の閾値)
より大きいか否かを判断し、大きければ、注目画素に変
化があったとして、ステップS405に処理を進める。
また、大きくなかった場合は、ステップS407の処理
にジャンプする。
【0102】ステップS405では、変化画素数を1つ
増やす。ステップS406では変化画素数が予め設定し
た値( 第2の閾値)より大きいか否かを判断し、大きけ
れば、注目ブロックに変化があったとしてステップS4
08に処理を進める。また、大きくなかった場合は、ス
テップS407に処理を進める。
【0103】ステップS407では、ブロック内の全て
の画素を処理したか判定する。この判定の結果、全ての
画素を処理した場合はステップS412へ処理を進め、
全ての画素を処理していない場合にはステップS411
に進む。
【0104】ステップS408では、変化ブロック数に
1を加える。ステップS409では、変化ブロック数が
予め設定した値( 第3の閾値)より大きいか否かを判断
し、大きければ、映像に変化があったとして、図12に
示すフローチャートの処理を終了する。また、大きくな
かった場合は、ステップS410に処理を進める。
【0105】ステップS410では、全てのブロックを
処理したか否かを判定する。そして、全てのブロックを
処理した場合は映像に変化がなかったとして、図12に
示すフローチャートの処理を終了する。一方、全てのブ
ロックの処理が終わっていない場合には、ステップS4
12に進む。
【0106】ステップS411では、処理を( 注目画素
を) 次の画素に移し、その後、ステップS403に戻
る。ステップS412では、処理を( 注目ブロックを)
次のブロックに移し、その後、ステップS402に戻
る。
【0107】<閾値算出工程>以上、説明したように、
変化検出工程3を3つの閾値を用いる方法で実現した場
合の、閾値算出工程1について、以下に述べる。このよ
うな場合も、上述した第1の実施形態と同様に、図4で
示した方法で閾値算出工程1を実現することができる。
ただし、第2の実施形態と同様に閾値を3つ用いるの
で、図5に示した合計エラー率分布とは異なるエラー率
分布となる。
【0108】ここでは、合計エラー率分布の図は省略す
る。また、静止状態のエラー率分布算出工程101で静
止状態のエラー率分布を、動状態のエラー率分布算出工
程102で動状態のエラー率分布を算出するための方法
も異なる。以下、ROM2004またはRAM2006
上のプログラムにより動作するCPU2001で実行す
る。
【0109】次に、処理手順の一例を、図14に示す。
ステップS701は、静止状態の動画像または動状態の
動画像を入力するとともに、設定した閾値で、例えば今
までに説明した画像入力工程2、変化検出工程3、最新
変化画像蓄積工程5からなる変化検出処理を行う。
【0110】ステップS702は、各閾値の組み合わせ
でのエラー率( 静止状態の動画像において変化を検出す
る割合、または動状態の動画像において変化を検出しな
い割合) をRAM2006またはディスク装置2002
へ格納する。
【0111】ステップS703は、ステップS701か
らステップS702の処理を第1の閾値で全て行ったか
否かを判定し、処理が終わっていない場合にはステップ
S704に進み、処理が終わった場合にはステップS7
05に進む。
【0112】ステップS704では、ステップS701
で行う変化検出処理で用いる第1の閾値を変えて(増や
して)ステップS701に進む。なお、第1の実施形態
と同様に、第1の閾値の刻み幅は、任意の数でかまわな
い。
【0113】ステップS705は、ステップS701か
らステップS704の処理を第2の閾値で全て行ったか
否かを判定し、処理が終わった場合はステップS707
へ進み、処理が終わっていない場合はステップS706
に進む。
【0114】ステップS706では、ステップS701
で行う変化検出処理で用いる第1の閾値を元にに戻し、
第2の閾値を増やしてステップS701に進む。同様
に、第2の閾値の刻み幅も任意の数でかまわない。
【0115】ステップS707は、ステップS701か
らステップS706の処理を第3の閾値で全て行ったか
否かを判定し、処理が終わった場合は図14に示す処理
を終了し、処理が終わっていない場合はステップS70
8に進む。
【0116】ステップS708では、ステップS701
で行う変化検出処理で用いる第1の閾値と第2の閾値を
元に戻し、第3の閾値を増やしてステップS701に進
む。同様に第3の閾値の刻み幅も、任意の数でかまわな
い。このようにして、静止状態のエラー率分布算出工程
101で静止状態のエラー率分布を、動状態のエラー率
分布算出工程102で動状態のエラー率分布を算出す
る。
【0117】なお、第1のしきい値、第2のしきい値、
第3のしきい値の全ては、共に、図14のフローチャー
トで示される処理が実行される前のステップで、それぞ
れ測定する値の範囲の最小値に初期化されるものとす
る。
【0118】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、入力される静止状態の動画像および動状態の動画像
に基づいて、映像変化の検出に用いるための1つまたは
複数種類の閾値を算出するようにしたので、ユーザは静
止状態の動画像と動状態の動画像を入力するだけで最適
な閾値を算出して設定することができる。
【0119】また、本発明の他の特徴によれば、ユーザ
が変化がないと考える静止状態の動画像における閾値毎
のエラー率と、ユーザが変化していると考える動状態の
動画像における閾値毎のエラー率とを加えたもの、すな
わち、静止状態の動画像において変化を検出する割合
と、動状態の動画像において変化を検出しない割合とを
加えたものを算出して1つまたは複数種類の閾値を算出
するようにしたので、例えば上記エラー率が最小となる
閾値を自動的に求めて適切な閾値を算出することができ
る。
【0120】また、本発明のその他の特徴によれば、ユ
ーザが誤検出防止優先の指定をした場合には、動状態の
エラー率分布よりも静止状態のエラー率分布に重みをか
けて加え、ユーザが変化検出もれ防止優先の指定をした
場合には、静止状態のエラー率分布よりも動状態のエラ
ー率分布に重みをかけて加えて、1つまたは複数種類の
閾値を算出するようにしたので、検出もれ防止優先また
は誤検出防止優先のどちらの要求にも応じることができ
る。
【0121】また、本発明のその他の特徴によれば、エ
ラー率が低い閾値範囲をユーザに提示するようにして、
最終的な閾値をユーザが選択できるようにすることがで
き、誤検出防止優先や検出もれ防止優先の指定をユーザ
がきめ細かく設定することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な処理手順を示すフローチャー
トである。
【図2】本発明を適用した動画像処理装置の構成例を示
すブロック図である。
【図3】本発明を適用した動画像処理装置のハードウェ
アの実現例を示す構成図である。
【図4】閾値算出工程の詳細な処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図5】エラー率分布の一例を示す特性図である。
【図6】静止状態のエラー率分布算出工程または動状態
のエラー率分布算出工程の処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図7】変化検出工程の処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】画素の処理順序を説明する図である。
【図9】変化検出工程の処理を説明するフローチャート
である。
【図10】エラー率分布の例を示す図である。
【図11】静止状態のエラー率分布算出工程または動状
態のエラー率分布算出工程の処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図12】変化検出工程の処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図13】ブロックの分割例、および画素の処理順序と
ブロックの処理順序を説明する図である。
【図14】変化検出工程の処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図15】変化検出方法の概略を説明する図である。
【符号の説明】
1 閾値算出工程 2 画像入力工程 3 変化検出工程 4 最新変化画像蓄積工程 5 画像出力工程 101 静止状態のエラー率分布算出工程 102 動状態のエラー率分布算出工程 103 合計エラー率分布算出工程 104 最小エラー率閾値算出工程 1001 画像入力手段 1002 変化検出手段 1003 画像出力手段 1004 入力画像蓄積手段 1005 最新変化画像蓄積手段 1006 閾値算出手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の変化を検出し、そのデータ量を削
    減して出力するようにした動画像処理方法であって、 上記映像の変化を検出するために用いる1つまたは複数
    種類の閾値を静止状態の動画像および動状態の動画像に
    基づいて算出する閾値算出工程を備えることを特徴とす
    る動画像処理方法。
  2. 【請求項2】 上記静止状態の動画像および動状態の動
    画像から各閾値でのエラー率を作成して1つまたは複数
    種類の閾値を算出するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の動画像処理方法。
  3. 【請求項3】 上記静止状態の動画像および動状態の動
    画像でのエラー率を各閾値毎に合計して1つまたは複数
    種類の閾値を算出するようにしたことを特徴とする請求
    項1または2の何れか1項に記載の動画像処理方法。
  4. 【請求項4】 上記静止状態の動画像および動状態の動
    画像でのエラー率に重み付けを行って各閾値毎に合計す
    ることにより、検出もれ防止または誤検出防止を優先し
    た1つまたは複数種類の閾値を算出するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画
    像処理方法。
  5. 【請求項5】 上記検出もれ防止または誤検出防止の優
    先をユーザが段階的に指定するようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載の記載の動画像処理方法。
  6. 【請求項6】 上記静止状態の動画像および動状態の動
    画像から作成した各閾値でのエラー率から、エラー率が
    最小となる1つまたは複数種類の閾値を算出するように
    したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載
    の動画像処理方法。
  7. 【請求項7】 上記静止状態の動画像および動状態の動
    画像から作成した各閾値でのエラー率から、エラー率が
    ある値以下である1つまたは複数種類の閾値の範囲を算
    出し、上記算出した閾値の範囲からユーザが1つまたは
    複数種類の閾値を指定するようにしたことを特徴とする
    請求項1〜6の何れか1項に記載の動画像処理方法。
  8. 【請求項8】 映像変化の検出に用いるための1つまた
    は複数種類の閾値を静止状態の動画像および動状態の動
    画像に基づいて算出する閾値算出工程と、 映像供給源から供給される映像から、所定の静止画像を
    取得するとともに、上記取得した画像を入力画像として
    入力する画像入力工程と、 上記入力画像と、変化が検出された最新変化画像とを比
    較して映像の変化を検出する変化検出工程と、 上記変化が検出された最新変化画像を蓄積する最新変化
    画像蓄積工程と、 上記入力画像のうち、変化が検出された画像を出力する
    画像出力工程とを備えることを特徴とする動画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 上記閾値算出工程は、1つまたは複数種
    類の閾値を算出するようにしたことを特徴とする請求項
    8に記載の動画像処理方法。
  10. 【請求項10】 映像の変化を検出し、そのデータ量を
    削減して出力するようにした動画像処理装置であって、 上記映像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類
    の閾値を、静止状態の動画像および動状態の動画像に基
    づいて算出する閾値算出手段を具備することを特徴とす
    る動画像処理装置。
  11. 【請求項11】 映像の変化を検出し、そのデータ量を
    削減して出力するようにした動画像処理装置であって、 映像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類の閾
    値を、静止状態の動画像および動状態の動画像に基づい
    て算出する閾値算出手段と、 検出もれ防止または誤検出防止の優先をユーザが段階的
    に指示するようにするための優先指示手段とを備えるこ
    とを特徴とする動画像処理装置。
  12. 【請求項12】 映像の変化を検出し、そのデータ量を
    削減して出力するようにした動画像処理装置であって、 映像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類の閾
    値を、静止状態の動画像および動状態の動画像に基づい
    て算出する閾値算出手段と、 上記閾値算出手段が算出した閾値の範囲から、ユーザが
    所定の閾値を指示するようにするための閾値指示手段を
    備えることを特徴とする動画像処理装置。
  13. 【請求項13】 映像の変化を検出し、そのデータ量を
    削減して出力するようにした動画像処理装置であって、 映像変化の検出に用いるための1つまたは複数種類の閾
    値を、静止状態の動画像および動状態の動画像に基づい
    て算出する閾値算出手段と、 映像供給源より供給される映像から静止画像を入力する
    画像入力手段と、 上記入力画像と、変化を検出した最新変化画像とを比較
    することにより映像の変化を検出する変化検出手段と、 上記最新変化画像を蓄積するための最新変化画像蓄積手
    段と、 上記入力画像のうち、変化を検出した画像を出力するよ
    うにする画像出力手段とを備えることを特徴とする動画
    像処理装置。
  14. 【請求項14】 上記閾値算出手段は、1つまたは複数
    種類の閾値を算出することを特徴とする請求項10〜1
    3の何れか1項に記載の動画像処理装置。
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