JPH09201662A - 加圧ピン - Google Patents
加圧ピンInfo
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- JPH09201662A JPH09201662A JP948196A JP948196A JPH09201662A JP H09201662 A JPH09201662 A JP H09201662A JP 948196 A JP948196 A JP 948196A JP 948196 A JP948196 A JP 948196A JP H09201662 A JPH09201662 A JP H09201662A
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- temperature
- pin
- thermocouple
- temperature sensor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型内の溶湯温度を精度良く測定する。
【解決手段】 本発明に係る加圧ピンは、温度センサー
を備える鋳造用の加圧ピンにおいて、その加圧面から前
記温度センサーの測温先端面が突出していることを特徴
とする。このため、前記温度センサーの測温先端面が溶
湯に直接接触するようになり、加圧ピン自身や金型の熱
の影響をほとんど受けずに溶湯温度を測定できるように
なる。
を備える鋳造用の加圧ピンにおいて、その加圧面から前
記温度センサーの測温先端面が突出していることを特徴
とする。このため、前記温度センサーの測温先端面が溶
湯に直接接触するようになり、加圧ピン自身や金型の熱
の影響をほとんど受けずに溶湯温度を測定できるように
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度センサーを備
える鋳造用の加圧ピンに関する。
える鋳造用の加圧ピンに関する。
【0002】
【従来の技術】加圧ピンは、金型に溶湯が充填された
後、その溶湯の表面が凝固して内部がまだ溶融状態のと
きに前記溶湯に押し込まれるピンであり、前記溶湯が凝
固収縮する過程で生じる引け巣欠陥等を防止するために
使用される。ここで、前記加圧ピンを押し込むタイミン
グを決める方法としては金型内の溶湯温度に基づく方法
が広く採用されている。このため、その溶湯温度を検出
するための温度センサーを備える加圧ピンが好適に使用
されている。特開昭58−9758号及び特開平4−9
4854号公報には、溶湯温度検出用の温度センサーが
内部に組み込まれている加圧ピンが開示されている。
後、その溶湯の表面が凝固して内部がまだ溶融状態のと
きに前記溶湯に押し込まれるピンであり、前記溶湯が凝
固収縮する過程で生じる引け巣欠陥等を防止するために
使用される。ここで、前記加圧ピンを押し込むタイミン
グを決める方法としては金型内の溶湯温度に基づく方法
が広く採用されている。このため、その溶湯温度を検出
するための温度センサーを備える加圧ピンが好適に使用
されている。特開昭58−9758号及び特開平4−9
4854号公報には、溶湯温度検出用の温度センサーが
内部に組み込まれている加圧ピンが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加圧ピ
ンの内部から溶湯温度を間接的に測定する方法ではその
加圧ピン自身の温度が測定誤差の原因となる。例えば、
短いサイクルで連続して鋳造を行う場合には加圧ピンが
高温になるが、この場合には特に測定誤差が大きくな
る。また、前記加圧ピンを介して間接的に溶湯温度を測
定するために時間遅れも生じる。本発明の技術的課題
は、加圧ピンに対する温度センサーの装着方法を改善す
ることにより、溶湯温度を直接的に測定できるようにし
て測定精度を向上させるとともに時間遅れも改善しよう
とするものである。
ンの内部から溶湯温度を間接的に測定する方法ではその
加圧ピン自身の温度が測定誤差の原因となる。例えば、
短いサイクルで連続して鋳造を行う場合には加圧ピンが
高温になるが、この場合には特に測定誤差が大きくな
る。また、前記加圧ピンを介して間接的に溶湯温度を測
定するために時間遅れも生じる。本発明の技術的課題
は、加圧ピンに対する温度センサーの装着方法を改善す
ることにより、溶湯温度を直接的に測定できるようにし
て測定精度を向上させるとともに時間遅れも改善しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
特徴を有する加圧ピンによって解決される。即ち、請求
項1に記載の発明は、温度センサーを備える鋳造用の加
圧ピンにおいて、その加圧面から前記温度センサーの測
温先端面が溶湯に接触できる状態で突出している。この
ため、金型内の溶湯温度を測定する際に、加圧ピン自身
や金型の熱の影響をほとんど受けることがない。したが
って、溶湯温度を精度良く測定でき、また、測定時間の
遅れもほとんどない。
特徴を有する加圧ピンによって解決される。即ち、請求
項1に記載の発明は、温度センサーを備える鋳造用の加
圧ピンにおいて、その加圧面から前記温度センサーの測
温先端面が溶湯に接触できる状態で突出している。この
ため、金型内の溶湯温度を測定する際に、加圧ピン自身
や金型の熱の影響をほとんど受けることがない。したが
って、溶湯温度を精度良く測定でき、また、測定時間の
遅れもほとんどない。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載された加圧ピンにおいて、前記温度センサーの先
端部外周を被う防熱手段を有している。即ち、温度セン
サーの測温先端面の近傍が防熱手段によって被われてい
るため、短いサイクルでの連続的な鋳造により加圧ピン
のケース部分や金型が高温になってもその加圧ピン等の
熱が温度センサーの測温先端面に伝わり難く、溶湯温度
を精度良く測定できる。
に記載された加圧ピンにおいて、前記温度センサーの先
端部外周を被う防熱手段を有している。即ち、温度セン
サーの測温先端面の近傍が防熱手段によって被われてい
るため、短いサイクルでの連続的な鋳造により加圧ピン
のケース部分や金型が高温になってもその加圧ピン等の
熱が温度センサーの測温先端面に伝わり難く、溶湯温度
を精度良く測定できる。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載された加圧ピンにおいて、前記温度センサーの先
端部をその半径方向から保持する保持手段を有してい
る。即ち、前記保持手段によって測温先端面を除く温度
センサーの先端部が支持されるため、その温度センサー
が針金状の細いものであっても折れることがない。
に記載された加圧ピンにおいて、前記温度センサーの先
端部をその半径方向から保持する保持手段を有してい
る。即ち、前記保持手段によって測温先端面を除く温度
センサーの先端部が支持されるため、その温度センサー
が針金状の細いものであっても折れることがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいて本発
明の一の実施の形態に係る加圧ピンの説明を行う。ここ
で、図1は本実施の形態に係る加圧ピンの縦断面図であ
り、図2は加圧ピンの要部詳細図である。また、図3は
本実施の形態に係る加圧ピンで溶湯の加圧をしている状
態を表す模式図である。前記加圧ピン1は、金型10の
キャビティ12(図3参照)に溶湯Wが充填された後、
その溶湯Wの表面Wfが凝固して内部Weがまだ溶融状
態のときに前記溶湯Wに押し込まれるピンであり、前記
溶湯Wが凝固収縮する過程で生じる引け巣欠陥等を防止
するために使用される。
明の一の実施の形態に係る加圧ピンの説明を行う。ここ
で、図1は本実施の形態に係る加圧ピンの縦断面図であ
り、図2は加圧ピンの要部詳細図である。また、図3は
本実施の形態に係る加圧ピンで溶湯の加圧をしている状
態を表す模式図である。前記加圧ピン1は、金型10の
キャビティ12(図3参照)に溶湯Wが充填された後、
その溶湯Wの表面Wfが凝固して内部Weがまだ溶融状
態のときに前記溶湯Wに押し込まれるピンであり、前記
溶湯Wが凝固収縮する過程で生じる引け巣欠陥等を防止
するために使用される。
【0008】前記加圧ピン1は、図1に示されるよう
に、軸方向に貫通孔2kが形成された略筒状のピン本体
2を備えている。前記ピン本体2はその先端(図中上
端)に円錐形の溶湯加圧面2tが形成されており、さら
に、前記貫通孔2kの先端部分に後記するホールド4が
嵌合する平面リング状の凹部2hとそのホールド4の雄
ネジ4mが螺合する先端雌ネジ2eとが形成されてい
る。また、前記貫通孔2kの基端部には後記するパイプ
押さえ金具6の雄ネジ6nが螺合する基端雌ネジ2fが
形成されている。
に、軸方向に貫通孔2kが形成された略筒状のピン本体
2を備えている。前記ピン本体2はその先端(図中上
端)に円錐形の溶湯加圧面2tが形成されており、さら
に、前記貫通孔2kの先端部分に後記するホールド4が
嵌合する平面リング状の凹部2hとそのホールド4の雄
ネジ4mが螺合する先端雌ネジ2eとが形成されてい
る。また、前記貫通孔2kの基端部には後記するパイプ
押さえ金具6の雄ネジ6nが螺合する基端雌ネジ2fが
形成されている。
【0009】前記ホールド4は、温度センサーである熱
電対3の先端部外周を被ってピン本体2と熱電対3との
間を熱的に絶縁するとともにその熱電対3を半径方向外
側から支持するための部材であり、その中央軸方向に前
記熱電対3が挿入される貫通孔4kが形成されている。
ここで、前記貫通孔4kと熱電対3との間のクリアラン
スは溶湯が浸入しない程度の値に設定されている。ま
た、前記ホールド4には先端側から円錐形の溶湯加圧面
4t、フランジ部4f及び雄ネジ4mが順番に形成され
ており、そのフランジ部4fがピン本体2の平面リング
状の凹部2hに嵌合し、前記雄ネジ4mが前述のように
ピン本体2の先端雌ネジ2eに螺合されるようになって
いる。なお、前記ホールド4をピン本体2に装着する際
にはそのホールド4のフランジ部4fに締付け工具がセ
ットされる。
電対3の先端部外周を被ってピン本体2と熱電対3との
間を熱的に絶縁するとともにその熱電対3を半径方向外
側から支持するための部材であり、その中央軸方向に前
記熱電対3が挿入される貫通孔4kが形成されている。
ここで、前記貫通孔4kと熱電対3との間のクリアラン
スは溶湯が浸入しない程度の値に設定されている。ま
た、前記ホールド4には先端側から円錐形の溶湯加圧面
4t、フランジ部4f及び雄ネジ4mが順番に形成され
ており、そのフランジ部4fがピン本体2の平面リング
状の凹部2hに嵌合し、前記雄ネジ4mが前述のように
ピン本体2の先端雌ネジ2eに螺合されるようになって
いる。なお、前記ホールド4をピン本体2に装着する際
にはそのホールド4のフランジ部4fに締付け工具がセ
ットされる。
【0010】前記熱電対3はその測温先端面3fが貫通
孔4kから突出して円錐の頂点に相当する位置に位置決
めされるように前記ホールド4にセットされる。ここ
で、前記ホールド4の材料としては熱伝導率の低いセラ
ミックやチタン合金等が好適に使用される。即ち、前記
ホールド4が本発明の防熱手段に相当する。また、前記
ピン本体2の貫通孔2kには前記ホールド4に接する位
置に熱電対3を把持するコレット5とリング7とが同軸
に収納されている。前記コレット5は、図2に示される
ように、略円柱形に成形されており、先端から基端部近
傍までが縦に二分割されている。そして、各々の分割片
5c(以下、コレット片5cという)の中央に熱電対3
が通される断面半円形の溝5mが互いに対向するように
形成されている。各々のコレット片5cはばね力により
互いに一定距離だけ離されて位置決めされており、この
状態で前記熱電対3は対向する両溝5mの内部をスムー
ズに摺動できるようになっている。また、前記コレット
5の外周面5fには先端側(上側)が大径となるように
テーパーが設けられている。
孔4kから突出して円錐の頂点に相当する位置に位置決
めされるように前記ホールド4にセットされる。ここ
で、前記ホールド4の材料としては熱伝導率の低いセラ
ミックやチタン合金等が好適に使用される。即ち、前記
ホールド4が本発明の防熱手段に相当する。また、前記
ピン本体2の貫通孔2kには前記ホールド4に接する位
置に熱電対3を把持するコレット5とリング7とが同軸
に収納されている。前記コレット5は、図2に示される
ように、略円柱形に成形されており、先端から基端部近
傍までが縦に二分割されている。そして、各々の分割片
5c(以下、コレット片5cという)の中央に熱電対3
が通される断面半円形の溝5mが互いに対向するように
形成されている。各々のコレット片5cはばね力により
互いに一定距離だけ離されて位置決めされており、この
状態で前記熱電対3は対向する両溝5mの内部をスムー
ズに摺動できるようになっている。また、前記コレット
5の外周面5fには先端側(上側)が大径となるように
テーパーが設けられている。
【0011】一方、前記リング7の内壁面にはコレット
5の外周面5fと面接触するように同じ傾斜でテーパー
が設けられており、そのリング7にコレット5の基端部
が収納されている。この構造により、前記コレット5に
対してリング7が先端側(上方)に移動すると、テーパ
ーの作用により各々のコレット片5cはばね力に抗して
互いに接近するようになり、前記熱電対3は前記コレッ
ト5によって把持される。逆に、前記リング7が基端部
側(下方)に移動すると前記ばね力により各々のコレッ
ト片5cは離れ、前記熱電対3は軸方向にフリーとな
る。即ち、前記ホールド4、コレット5及びリング7等
が本発明の保持手段に相当する。前記リング7は、ピン
本体2の貫通孔2kに挿入される押圧パイプ9の先端面
に同軸に固定されている。前記押圧パイプ9はそのリン
グ7を押さえるためのパイプであり、その基端部がパイ
プ押さえ金具6の大径孔6aに収納されている。また、
前記押圧パイプ9は内部に熱電対3を通せるようにその
内径が設定されている。
5の外周面5fと面接触するように同じ傾斜でテーパー
が設けられており、そのリング7にコレット5の基端部
が収納されている。この構造により、前記コレット5に
対してリング7が先端側(上方)に移動すると、テーパ
ーの作用により各々のコレット片5cはばね力に抗して
互いに接近するようになり、前記熱電対3は前記コレッ
ト5によって把持される。逆に、前記リング7が基端部
側(下方)に移動すると前記ばね力により各々のコレッ
ト片5cは離れ、前記熱電対3は軸方向にフリーとな
る。即ち、前記ホールド4、コレット5及びリング7等
が本発明の保持手段に相当する。前記リング7は、ピン
本体2の貫通孔2kに挿入される押圧パイプ9の先端面
に同軸に固定されている。前記押圧パイプ9はそのリン
グ7を押さえるためのパイプであり、その基端部がパイ
プ押さえ金具6の大径孔6aに収納されている。また、
前記押圧パイプ9は内部に熱電対3を通せるようにその
内径が設定されている。
【0012】前記パイプ押さえ金具6は、押圧パイプ9
を押さえるためのボルト状の部材であり、その外周面に
形成された雄ネジ6nが前述のように前記ピン本体2の
基端部に形成された基端雌ネジ2fに螺合するようにな
っている。そして、両者6n,2fの螺合量を調整する
ことにより前記ピン本体2に対するパイプ押さえ金具6
の軸方向の位置が決められる。なお、前記パイプ押さえ
金具6をピン本体2に装着する際にはそのパイプ押さえ
金具6の頭部6hに締付け工具がセットされる。また、
前記パイプ押さえ金具6の内部には先端側から前記大径
孔6aと段差部6d及び小径孔6sが同軸に形成されて
おり、前述のようにその大径孔6aに前記押圧パイプ9
の基端部が収納されてその端面が前記段差部6dによっ
て受けられるようになっている。また、前記小径孔6s
は熱電対3を通すことができるサイズに製作されてい
る。
を押さえるためのボルト状の部材であり、その外周面に
形成された雄ネジ6nが前述のように前記ピン本体2の
基端部に形成された基端雌ネジ2fに螺合するようにな
っている。そして、両者6n,2fの螺合量を調整する
ことにより前記ピン本体2に対するパイプ押さえ金具6
の軸方向の位置が決められる。なお、前記パイプ押さえ
金具6をピン本体2に装着する際にはそのパイプ押さえ
金具6の頭部6hに締付け工具がセットされる。また、
前記パイプ押さえ金具6の内部には先端側から前記大径
孔6aと段差部6d及び小径孔6sが同軸に形成されて
おり、前述のようにその大径孔6aに前記押圧パイプ9
の基端部が収納されてその端面が前記段差部6dによっ
て受けられるようになっている。また、前記小径孔6s
は熱電対3を通すことができるサイズに製作されてい
る。
【0013】次に、前記加圧ピン1を組付ける手順を説
明する。先ず、パイプ押さえ金具6の大径孔6aに押圧
パイプ9の基端部を収納する。このとき、パイプ押さえ
金具6の先端にはリング7が固定されているとともに、
そのリング7にはコレット5の基端部が収納されてい
る。次に、熱電対3がパイプ押さえ金具6の小径孔6s
から押圧パイプ9、リング7及びコレット5に通され
る。そして、前記熱電対3の先端部が所定寸法だけコレ
ット5から引き出された状態で、そのコレット5がリン
グ7に押し込まれる。これによって、前記コレット5と
リング7とに設けられたテーパーの働きによりそのコレ
ット5が締まり、前記熱電対3は押圧パイプ9に固定さ
れる。
明する。先ず、パイプ押さえ金具6の大径孔6aに押圧
パイプ9の基端部を収納する。このとき、パイプ押さえ
金具6の先端にはリング7が固定されているとともに、
そのリング7にはコレット5の基端部が収納されてい
る。次に、熱電対3がパイプ押さえ金具6の小径孔6s
から押圧パイプ9、リング7及びコレット5に通され
る。そして、前記熱電対3の先端部が所定寸法だけコレ
ット5から引き出された状態で、そのコレット5がリン
グ7に押し込まれる。これによって、前記コレット5と
リング7とに設けられたテーパーの働きによりそのコレ
ット5が締まり、前記熱電対3は押圧パイプ9に固定さ
れる。
【0014】次に、前記熱電対3と押圧パイプ9がピン
本体2の貫通孔2kに通され、さらに、パイプ押さえ金
具6の雄ネジ6nがそのピン本体2の基端雌ネジ2fに
所定量だけ螺合される。これによって、前記パイプ押さ
え金具6がピン本体2の内部に予め決められた量だけ進
入してこの位置に位置決めされる。次に、前記ホールド
4の雄ネジ4mがピン本体2の先端雌ネジ2eに螺合さ
れ、そのホールド4がピン本体2の内部に進入する過程
で前記熱電対3の先端部がホールド4の貫通孔4kに挿
入される。そして、そのホールド4の端面がコレット5
の先端面に当接するまで前記ホールド4が締付けられる
と、この状態で前記熱電対3の測温先端面3fがホール
ド4の貫通孔4kから突出して円錐の頂点に相当する位
置に位置決めされる。このようにして、前記熱電対3の
測温先端面3fが所定位置に位置決めされた状態で加圧
ピン1の組付けが終了する。
本体2の貫通孔2kに通され、さらに、パイプ押さえ金
具6の雄ネジ6nがそのピン本体2の基端雌ネジ2fに
所定量だけ螺合される。これによって、前記パイプ押さ
え金具6がピン本体2の内部に予め決められた量だけ進
入してこの位置に位置決めされる。次に、前記ホールド
4の雄ネジ4mがピン本体2の先端雌ネジ2eに螺合さ
れ、そのホールド4がピン本体2の内部に進入する過程
で前記熱電対3の先端部がホールド4の貫通孔4kに挿
入される。そして、そのホールド4の端面がコレット5
の先端面に当接するまで前記ホールド4が締付けられる
と、この状態で前記熱電対3の測温先端面3fがホール
ド4の貫通孔4kから突出して円錐の頂点に相当する位
置に位置決めされる。このようにして、前記熱電対3の
測温先端面3fが所定位置に位置決めされた状態で加圧
ピン1の組付けが終了する。
【0015】図3は、本実施の形態に係る加圧ピン1に
よって溶湯Wの加圧を行う様子を模式的に表している。
なお、この状態で、金型10のキャビティ12に充填さ
れた溶湯Wは表面が凝固しており、内部はまだ溶融状態
にある。前記加圧ピン1は、前述のように、溶湯加圧面
2t,4tが円錐形に成形されており、その円錐の頂点
に相当する位置に熱電対3の測温先端面3fが位置決め
されている。このため、前記加圧ピン1が溶湯Wに押し
込まれて表面の凝固層Wfを押し破った状態で、熱電対
3の測温先端面3fが溶湯Wの液相部Weに最初に接触
するようになり、溶湯Wの温度を速やかに測定可能とな
る。
よって溶湯Wの加圧を行う様子を模式的に表している。
なお、この状態で、金型10のキャビティ12に充填さ
れた溶湯Wは表面が凝固しており、内部はまだ溶融状態
にある。前記加圧ピン1は、前述のように、溶湯加圧面
2t,4tが円錐形に成形されており、その円錐の頂点
に相当する位置に熱電対3の測温先端面3fが位置決め
されている。このため、前記加圧ピン1が溶湯Wに押し
込まれて表面の凝固層Wfを押し破った状態で、熱電対
3の測温先端面3fが溶湯Wの液相部Weに最初に接触
するようになり、溶湯Wの温度を速やかに測定可能とな
る。
【0016】また、前記熱電対3の測温先端面3fが溶
湯Wに直接接触するため、ピン本体2や金型10の熱の
影響をほとんど受けずに溶湯温度を測定できるようにな
る。したがって、溶湯温度を精度良く測定でき、また、
測定時間の遅れもほとんどない。さらに、熱電対3の先
端部外周が熱伝導率の低いホールド4によって被われて
いるため、短いサイクルでの連続的な鋳造により加圧ピ
ン1のピン本体2や金型10が高温になってもそのピン
本体2等の熱が熱電対3の測温先端面3fに伝わり難
く、溶湯温度を精度良く測定できる。したがって、金型
10内の溶湯温度に基づく加圧ピン1の動作制御を最適
条件で行うことができるようになる。また、前記熱電対
3の先端部がホールド4及びコレット5によって保持さ
れているため、その熱電対3が針金状の細いものであっ
ても溶湯圧力で押し込まれたり折れることがなく、さら
に、交換作業も容易である。したがって、直径2mm 以下
の熱電対でも使用可能であり、細い熱電対を使用するこ
とにより温度測定における追従精度を向上させることが
できる。
湯Wに直接接触するため、ピン本体2や金型10の熱の
影響をほとんど受けずに溶湯温度を測定できるようにな
る。したがって、溶湯温度を精度良く測定でき、また、
測定時間の遅れもほとんどない。さらに、熱電対3の先
端部外周が熱伝導率の低いホールド4によって被われて
いるため、短いサイクルでの連続的な鋳造により加圧ピ
ン1のピン本体2や金型10が高温になってもそのピン
本体2等の熱が熱電対3の測温先端面3fに伝わり難
く、溶湯温度を精度良く測定できる。したがって、金型
10内の溶湯温度に基づく加圧ピン1の動作制御を最適
条件で行うことができるようになる。また、前記熱電対
3の先端部がホールド4及びコレット5によって保持さ
れているため、その熱電対3が針金状の細いものであっ
ても溶湯圧力で押し込まれたり折れることがなく、さら
に、交換作業も容易である。したがって、直径2mm 以下
の熱電対でも使用可能であり、細い熱電対を使用するこ
とにより温度測定における追従精度を向上させることが
できる。
【0017】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、この本発明の実施の形態には請求の範囲に記載し
た技術的事項以外に次のような各種の技術的事項を有す
るものであることを付記しておく。 (1) 請求項1に記載された加圧ピンにおいて、その
加圧面は円錐形に成形されており、円錐の頂点に相当す
る部位に温度センサーの測温先端面が位置決めされてい
ることを特徴とする加圧ピン。このため、加圧ピンが溶
湯の凝固層を押し破った状態で、熱電対の測温先端面が
最初に溶湯の液相部に接触し、その溶湯の温度を速やか
に測定できる。 (2) 請求項2又は請求項3に記載された加圧ピンに
おいて、防熱手段と保持手段とが兼用されていることを
特徴とする加圧ピン。このため、加圧ピンの構造が複雑
化しない。
たが、この本発明の実施の形態には請求の範囲に記載し
た技術的事項以外に次のような各種の技術的事項を有す
るものであることを付記しておく。 (1) 請求項1に記載された加圧ピンにおいて、その
加圧面は円錐形に成形されており、円錐の頂点に相当す
る部位に温度センサーの測温先端面が位置決めされてい
ることを特徴とする加圧ピン。このため、加圧ピンが溶
湯の凝固層を押し破った状態で、熱電対の測温先端面が
最初に溶湯の液相部に接触し、その溶湯の温度を速やか
に測定できる。 (2) 請求項2又は請求項3に記載された加圧ピンに
おいて、防熱手段と保持手段とが兼用されていることを
特徴とする加圧ピン。このため、加圧ピンの構造が複雑
化しない。
【0018】
【発明の効果】本発明によると、加圧ピン自身や金型の
熱の影響を受けずに溶湯温度を測定できるため、測定精
度が向上し、また、測定時間の遅れもほとんどない。こ
のため、金型内の溶湯温度に基づく加圧ピンの制御を良
好に実施できるようになる。
熱の影響を受けずに溶湯温度を測定できるため、測定精
度が向上し、また、測定時間の遅れもほとんどない。こ
のため、金型内の溶湯温度に基づく加圧ピンの制御を良
好に実施できるようになる。
【図1】本発明の一の実施の形態に係る加圧ピンの縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る加圧ピンの要部
詳細図である。
詳細図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る加圧ピンで溶湯
の加圧をしている様子を表す模式図である。
の加圧をしている様子を表す模式図である。
W 溶湯 1 加圧ピン 2 ピン本体 2t 円錐面(加圧面) 3 熱電対(温度センサー) 4 ホールド(防熱手段、保持手段) 4t 円錐面(加圧面) 5 コレット(保持手段) 7 リング(保持手段) 10 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 英二 愛知県名古屋市千種区新池町2−9 水野 精密工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 温度センサーを備える鋳造用の加圧ピン
において、 その加圧面から前記温度センサーの測温先端面が溶湯に
接触できる状態で突出していることを特徴とする加圧ピ
ン。 - 【請求項2】 請求項1に記載された加圧ピンにおい
て、 前記温度センサーの先端部外周を被う防熱手段を有する
ことを特徴とする加圧ピン。 - 【請求項3】 請求項1に記載された加圧ピンにおい
て、 前記温度センサーの先端部をその半径方向から保持する
保持手段を有することを特徴とする加圧ピン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP948196A JPH09201662A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 加圧ピン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP948196A JPH09201662A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 加圧ピン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201662A true JPH09201662A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11721447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP948196A Pending JPH09201662A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 加圧ピン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09201662A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010131659A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Ryobi Ltd | 鋳造用金型及び鋳造法 |
| CN101927335A (zh) * | 2010-08-06 | 2010-12-29 | 清华大学 | 一种直接测量挤压铸造过程铸件内部温度的模具 |
| JP2012121070A (ja) * | 2010-03-18 | 2012-06-28 | Direct 21 Corp | 金型内部情報計測センサー |
| CN105562656A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-05-11 | 广东鸿图武汉压铸有限公司 | 一种模具型腔内的压铸实时监测装置 |
| CN108907138A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-30 | 淮北创之社信息科技有限公司 | 一种压铸预铸孔孔周挤压销组件 |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP948196A patent/JPH09201662A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010131659A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Ryobi Ltd | 鋳造用金型及び鋳造法 |
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| CN101927335A (zh) * | 2010-08-06 | 2010-12-29 | 清华大学 | 一种直接测量挤压铸造过程铸件内部温度的模具 |
| CN105562656A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-05-11 | 广东鸿图武汉压铸有限公司 | 一种模具型腔内的压铸实时监测装置 |
| CN105562656B (zh) * | 2016-01-26 | 2021-07-02 | 广东鸿图武汉压铸有限公司 | 一种模具型腔内的压铸实时监测装置 |
| CN108907138A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-30 | 淮北创之社信息科技有限公司 | 一种压铸预铸孔孔周挤压销组件 |
| CN108907138B (zh) * | 2018-07-17 | 2020-06-26 | 江苏豪泽工业炉有限公司 | 一种压铸预铸孔孔周挤压销组件 |
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