JPH09201683A - 非消耗ノズル式立向上進溶接のノズル位置自動補正制御方法 - Google Patents

非消耗ノズル式立向上進溶接のノズル位置自動補正制御方法

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JPH09201683A
JPH09201683A JP3115596A JP3115596A JPH09201683A JP H09201683 A JPH09201683 A JP H09201683A JP 3115596 A JP3115596 A JP 3115596A JP 3115596 A JP3115596 A JP 3115596A JP H09201683 A JPH09201683 A JP H09201683A
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JP
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nozzle
axis
welding
displacement measuring
axis direction
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JP3115596A
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Yuji Suzuki
雄二 鈴木
Kazuo Nagatomo
和男 長友
Toshio Aoki
俊雄 青木
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Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレクトロスラグ溶接などの非消耗ノズル式
立向上進溶接において、溶接中の溶接ノズル位置の補正
を自動化することで安定した溶込みと溶接中のノズル補
正作業の無監視化を図る。 【解決手段】 投光部と受光部とが同軸のレ−ザ変位測
定器を、開先幅方向、これと直角方向にノズルを挟んで
各1対開先上部位置に設け、前記各変位測定器のレーザ
光がノズルと平行に照射して溶融池表面または開先面ま
での距離を測定するように配置し、1対のそれぞれの測
定距離を比較させながらノズルの傾斜の自動補正を行う
各方向の傾斜調整制御と、さらには第2のレ−ザ変位測
定器を設けてこれによる各方向の平行移動制御とを、溶
接中交互に繰り返し行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレクトロスラグ溶
接などの非消耗ノズル式立向上進溶接における溶接中の
溶接ノズル位置自動補正制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】立向上進溶接の一つに非消耗ノズル式エ
レクトロスラグ溶接がある。この溶接方法はたとえば高
層ビルの建築に用いられるボックス柱内部の補強板(以
下、ダイヤフラムと称す)の溶接に使われている。ダイ
ヤフラムの溶接は4面を鋼板で囲んで開先を形成し、そ
の開先内に非消耗ノズル(以下、ノズルという。)を挿
入しているため、外から中が見えない状態で溶接が行わ
れる。開先に対して均一で良好な溶込みを常に得るため
には、溶接開始時及び溶接中のノズル位置を適切な位置
に保つことが必要である。溶接開始前のノズルセット
は、一般的にスタ−ト、エンド部に水冷銅当金を取り付
けており、取り付け前に開先の上部と下部からノズルの
調整を行うことができるので、溶接開始直後のトラブル
は起こりにくい。
【0003】一方、溶接中のノズル調整は開先上部にお
いて遮光板を傾け、スラグ浴を反射させながらノズル位
置の微調整を行っている。しかし、スラグ浴の反映可能
長さは300mm程度が限界で、それ以上に長い場合に
は開先上部のノズル位置を目安にノズル先端部の微調整
を施しているが、開先上部とノズル先端部の位置とが一
致しているとは限らず、正確に調整が行えているか判断
が付けにくい。また、ノズルを左右にオッシレ−ト(揺
動)させた場合、開先上部の両端部とノズルとの間隔が
適正であってもノズル先端部が傾斜していた時には片側
だけに熱量が集中し、片溶けや最悪の場合には鋼材が溶
け落ち溶接が中断してしまう。さらに、複数台の溶接機
を取扱い、慎重な調整を怠ってしまった場合には、ノズ
ルの先端に取り付けてあるチップが壁面に接触しやす
く、チップ焼損の危険性が増大する。以上のように、ス
ラグ浴が遮光板に反映できない間のノズル調整は、経験
や勘を頼りに行うしかないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点を解決して、作業者に代わってノズ
ル位置の自動補正を行うことで安定した溶込みと溶接中
のノズル補正作業の無監視化を図るもので、作業者の負
担軽減と一人で複数台の溶接機の取扱いを可能にし、作
業能率を格段に向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するものであって、非消耗ノズル式立向上進溶接におい
て、投光部と受光部とが同軸のレ−ザ変位測定器を、開
先幅方向、これと直角方向のいずれかをそれぞれX軸方
向、Y軸方向としたとき、X軸方向、Y軸方向にノズル
を挟んで各1対開先上部位置に設け、前記各変位測定器
のレーザ光がノズルと平行に照射して溶融池表面または
開先面までの距離を測定するように配置し、1〜5秒の
検出時間を設定してX軸方向のそれぞれの変位測定器の
測定距離を平均化し、前記平均化されたそれぞれの測定
距離を比較させながらX軸方向のノズルの傾斜の自動補
正を行うX軸傾斜調整制御と、1〜5秒の検出時間を設
定してY軸方向のそれぞれの変位測定器の測定距離を平
均化し、前記平均化されたそれぞれの測定距離を比較さ
せながらY軸方向のノズルの傾斜の自動補正を行うY軸
傾斜調整制御とを、溶接中交互に繰り返して行うことを
特徴とする非消耗ノズル式立向上進溶接のノズル位置自
動補正制御方法である。
【0006】またさらに、先に述べた変位測定器の上部
にさらに第2のレ−ザ変位測定器を、ノズルの外周に沿
って少なくとも90度回動させる機構上にノズルを挟ん
で1対設け、前記第2の変位測定器のレーザ光がノズル
の外周方向に傾いて斜めに照射して被溶接材の端面また
は開先面までの距離を測定するように配置し、前記第2
のレーザ変位測定器を前記回動させる機構でX軸方向の
測定位置に設定し、1〜5秒の検出時間を設定して第2
の変位測定器それぞれの測定距離を平均化し、前記平均
化されたそれぞれの測定距離を比較させながらノズルを
X軸方向の所定の位置に水平移動するX軸平行移動制御
と、前記第2のレーザ変位測定器を前記回動させる機構
でY軸方向の測定位置に設定し、1〜5秒の検出時間を
設定して第2の変位測定器それぞれの測定距離を平均化
し、前記平均化されたそれぞれの測定距離を比較させな
がらノズルをY軸方向の所定の位置に水平移動するY軸
平行移動制御とを、先に述べたX軸傾斜調整制御、前記
のX軸平行移動制御、先に述べたY軸傾斜調整制御、前
記のY軸平行移動制御の順で溶接中繰り返し行なうこと
を特徴とする非消耗ノズル式立向上進溶接のノズル位置
自動補正制御方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、溶接箇所の4面を鋼板で囲
み非消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接を行う場合の本
発明例を図によって詳細に説明する。図2は溶接中の基
本状態を示した縦断面、図3は図2の横断面を示し、図
1は被溶接材およびノズル位置自動補正制御方法全体を
示した斜視図である。ここで側板1A、1B方向を開先
15に対するX軸、スキンプレ−ト20、ダイヤフラム
21方向を開先15に対するY軸とする。
【0008】作業手順は、溶接開始前に非消耗ノズル6
をX軸、Y軸の中央にセットするため、水冷銅当金2を
取り付ける前に被溶接材の下部と上部でノズルの調整を
行う。その後、カットワイヤ3を散布した水冷銅当金2
を被溶接材の下部に取り付け、開先15に非消耗ノズル
6を挿入する。非消耗ノズル6の内部は中空になってお
り、その中空内部にワイヤ7を挿通してチップ5からワ
イヤ4を突き出す。チップ5から突き出したワイヤ4は
40mm程度にセットしておく。
【0009】溶接開始に伴いチップ5から突き出したワ
イヤ4はカットワイヤ3に接触し、ア−クが発生する。
ア−クが発生したら、続いて開先断面積に適したフラッ
クスを開先15から添加して適正なスラグ浴19を形成
し、スラグ浴でワイヤ7を溶かして開先内を溶接金属1
7で埋めていく。
【0010】図2に示すように、溶接状態を断面で見る
とスラグ浴19、溶融金属18、溶接金属17と重なっ
ており、溶接が安定していて溶接ノズルが適正な位置に
常時セットされていれば、図4(a)の横断面で示すよ
うに側板1Aおよび1Bとスキンプレ−ト20およびダ
イヤフラム21との溶込みはほぼ均一に保たれ、両側の
溶込み深さR、LがR=Lの良好な溶込みが得られる。
しかし、溶接ノズルの位置が適正でない場合には、図4
(b)に示すように側板1Aおよび1Bとスキンプレ−
ト20およびダイヤフラム21の溶込みバランスは崩
れ、溶接部の横断面で示すようにたとえば側板1B側に
片寄ったR>Lの溶込みとなる。これでは側板1A側の
溶込みが不足し、溶込み不良を招いてしまう。
【0011】本発明においてはこのような溶込み不良を
防ぐため、図5に示すように投光部と受光部とが同軸
で、レ−ザ光22をノズルと平行に照射してスラグ浴表
面までの距離を検出できるレ−ザ変位測定器9A、9
B、10A、10Bを検出器とし、図1に示す溶接ノズ
ルの位置移動機構35、37との組み合わせで溶接中の
ノズル位置を自動補正し、バランスのとれた良好な溶込
みを確保させる。
【0012】本発明に用いたレ−ザ変位測定器は0.5
〜5.0mまでの距離測定が可能で、検出誤差は±0.
5mmである。また、レ−ザ変位測定器の受光部にバン
ドパスフィルタを施すことで、レ−ザ変位測定器が発し
た波長帯域だけの受光も可能で、検出精度の向上やア−
ク光やその他の外乱等での誤動作の防止を図ることがで
きる。
【0013】まず、初めにX、Y軸のノズル位置移動機
構の動作について図1により説明する。X軸の自動補正
はX軸傾斜調整機構とX軸平行移動機構で行う。X軸傾
斜調整移動機構は、X軸傾斜調整駆動ユニット36でX
軸傾斜調整ユニット35をX軸の左右方向に動かし、ノ
ズルの上昇用ロ−ラ8を支点にして傾斜調整を自動的に
行う。X軸平行移動機構は、X軸平行移動ユニット33
をX軸の左右に移動させて平行移動を自動的に行う。
【0014】次に、Y軸の自動補正はY軸傾斜調整機構
とY軸平行移動機構で行う。Y軸傾斜調整移動機構は、
Y軸傾斜調整駆動ユニット38でY軸傾斜調整ユニット
37の軸をY軸方向の前後に動かし、回転支点部29を
支点に上昇駆動部収納ボックス30をY軸方向の前後に
移動させて傾斜調整を自動的に行う。Y軸平行移動機構
は、Y軸平行移動ユニット34をY軸の前後に移動させ
て平行移動を自動的に行なわせる。なお39は支柱の回
転部である。
【0015】上記のそれぞれのノズル位置移動機構とレ
−ザ変位測定器を組み合わせ、溶接ノズルの自動補正制
御を円滑に行なわせるため、以下のような自動補正順序
で制御を行う。自動補正制御の順序としては、X軸傾斜
調整制御→X軸平行移動制御でX軸の自動補正を行った
後、Y軸傾斜調整制御→Y軸平行移動制御でY軸の自動
補正を行う。この4工程を溶接中規則正しく繰り返し行
うことで、溶接ノズルを適正な位置に自動補正させる。
【0016】主な制御動作について図6を用いて説明す
る。図6(a)、(b)、(c)は側板1A、1Bの縦
断面図を示す。側板の面と直角方向、すなわちX軸の溶
接ノズル自動補正検出制御は、レ−ザ変位測定器9A、
9Bを用いて行う。図6(a)は溶接ノズルが側板の開
先面23Aと23Bとの中間に位置している場合を示
す。この時のレ−ザ光F1 とF2 との長さは等しい。た
だしスラグ浴19は対流しているので表面は当然平滑で
なく波立っている。対流の高低は溶接条件(電流、電
圧、揺動幅等)、開先の大小、溶接材料(スラグの粘性
も含む)等によって多少の差はあるが、溶接終端部でス
ラグ浴の対流を観察すると低い所と高い所の差は最大で
10mm程度であることが分かった。
【0017】そこで、スラグの波立ちと実際の溶接ノズ
ル位置とを誤って検出しないようにレ−ザ光F1 とF2
の長さに許容範囲をもたせた。レ−ザ光F1 とF2 の長
さの許容範囲は、スラグ浴の対流観察結果を考慮して±
5mmとし、この許容範囲内ならばレ−ザ光F1 とF2
の長さは等しいとして制御させる。 例えば、レ−ザ光
1 の長さが750mm、レ−ザ光F2 の長さが745
mmの場合、F1 とF2 の差は5mmなので許容範囲に
属しており、F1 =F2 として制御を行う。また、レ−
ザ光F1 の長さが750mm、レ−ザ光F2 の長さが7
55mmの場合でも同様である。
【0018】図6(a)は溶接ノズルが適正な状態であ
るが、図6(b)のように溶接ノズルの先端部が開先面
23B側に傾いた場合、レ−ザ光F1 はスラグ浴の表
面、F2 は開先面23Bに照射され、レ−ザ光の長さは
1 >F2 となる。この時、レ−ザ光の長さは極端に変
動し、開先面23Bに照射したレ−ザ光F2 の長さはス
ラグ浴19表面に照射したレ−ザ光F1 より極端に短く
なる。
【0019】この状態から溶接ノズルを図6(a)の状
態に戻すためには、長さが極端に短いレ−ザ光F2 をレ
−ザ光F1 の長さと等しい状態に戻すことでノズルの傾
きが補正できる。よって、図1に示すX軸傾斜調整駆動
ユニット36を作動させ、X軸傾斜調整ユニット35を
開先面23Aの方向に移動し、溶接ノズルが開先面23
A、23Bに対して平行になるように傾斜自動補正制御
を作動させる。レ−ザ光F2 の長さがレ−ザ光F1 の長
さに次第に近づき、レ−ザ光F1 とF2 がF1=F2
状態になったら傾斜自動補正制御を停止させる。
【0020】本発明は、レ−ザ光F1 とF2 の長さに許
容範囲を設定したことに加え、所定の検出(サンプリン
グ)時間を設定し、レ−ザ光F1 とF2 の検出距離を平
均化し、さらに検出距離を比較しやすい状態に加工して
検出距離の比較を容易に判断させている。本発明に用い
たレ−ザ変位測定器のサンプリング周期は40msで、
仮に検出時間(距離のサンプリンング時間)を1秒に設
定した場合には、25回分の距離デ−タを平均化して検
出距離の比較を行なわせている。
【0021】以下に検出距離判断の精度に影響を及ぼす
検出時間(サンプリング時間)の適正範囲を調べるため
行なった実験について説明する。予め溶接ノズルを図6
(b)に示すように側板1B側(開先面23B側)に傾
斜させた状態でセットしておき、検出時間を1秒から1
0秒まで各1秒ピッチに設定した条件で自動補正制御を
試みた。自動補正を行う時の溶接ノズルの移動速度は1
mm/secとし、溶接ノズルの傾斜補正を1mmづつ
移動し、1〜20mmにおけるレ−ザ光F1 とF2 の平
均化された検出距離を表1に示す。また、表2、表3に
は検出時間毎のレ−ザ光F1 とF2 の検出距離の比較状
態と何秒間で何回距離の比較が行え、何秒で自動補正が
完了できるかを示した。表2、表3中で数字に下線を引
いてあるのが補正完了時を示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】その結果、図7のグラフに示すように検出
時間が短い程検出回数が多く、短い時間で自動補正を完
了できることが分かった。また、検出時間が長くなると
検出回数が減り自動補正の精度が低下するばかりか、自
動補正に要する時間が長くなる。検出時間が9秒以上で
は溶接ノズルが開先面23A側に傾いてしまい、自動補
正が良好に作動しないことが分かった。したがって、以
上の結果から検出時間の限界は5秒程度と判断し、検出
時間の適正範囲を1〜5秒とした。
【0026】次に、距離の検出と自動補正動作との制御
タイミングについて説明する。制御動作順序としては、
設定時間の間にサンプリングした距離を平均化→平均化
した距離の比較→処理の順になる。また判断が済んだ段
階で溶接ノズルの補正方向を判断し溶接ノズルの自動補
正を開始させる。溶接ノズルの自動補正動作は、検出時
間1回目の検出距離の比較判断(検出時間設定が仮に1
秒だったら1秒タイムアップ後)が処理されるまでの間
一時待機状態としておき、一度自動補正動作を開始した
ら距離の比較が許容範囲で等しい状態になるまでノズル
を連続で動作させる。そして、距離の比較が一致(許容
範囲に入った状態)したら瞬時に自動補正動作を停止
し、次の自動補正制御工程へと切り替える。次工程への
切り替えに際しては、切り替え毎に3.0〜5.0se
cの無検出時間を設け、切り替え直後の誤検出を防止
し、検出精度の向上を図っている。また、溶接ノズルの
移動速さは6〜120cm/min(1〜20mm/s
ec)の範囲に可変でき、自動補正のサイクル頻度に応
じて任意に設定を行う。
【0027】上記の制御を用いて溶接ノズルを開先面2
3A、23Bに対して平行になるように自動補正を施し
たが、以下に述べるノズル位置の補正方法を行なうこと
によりさらに良好な制御を行なうことができる。すなわ
ち上記方法は上昇用ロ−ラ8を支点にして自動補正を行
っているため、F1 =F2 になった状態が必ずしも開先
面23A、23Bの中間位置でない場合もある。図6
(b)の状態からF1 =F2 になるように自動補正制御
が終了した状態を図6(c)に示すが、A1 とA2 は等
しくなく、開先面23A側に寄った状態にある。この状
態のままでは開先面23A側の溶込みが大きくなり、開
先面23B側が過小になるためA1 =A2の状態に戻さ
なければならない。
【0028】このような場合を想定し、開先面23A、
23Bの中間に自動補正させる制御を組み込んでいる。
傾斜調整制御のみで開先面23A、23Bの中間位置に
自動補正された場合にはX軸平行移動調整制御で一応検
出を行うが、即次工程へ切り替わる。この平行移動補正
制御は図8(a)に示す第2のレ−ザ変位測定器11
A、11Bで行う。第2のレ−ザ変位測定器11A、1
1Bはレ−ザ光H1 とH2 の長さでX軸とY軸両方の溶
接ノズル位置の平行状態の自動補正を行うため、タ−ン
テ−ブル14にレ−ザ変位測定器11A、11Bを取り
付け,断続的に最大90度回動できる機構とした。図1
において13は回転伝達用歯車、12はモータである。
【0029】第2のレ−ザ変位測定器11A、11Bは
レ−ザ変位測定器9A、9Bおよび10A、10Bの上
部に設置し、溶接ノズルとの接触を避けるためリング状
の歯車の裏面に傾斜角度をつけて設けている。第2のレ
−ザ変位測定器11A、11Bにレーザ光がノズルの外
周方向に傾いて照射するように傾斜角度をつけること
で、図8(b)に示すように溶接ノズルが適正位置にあ
る時、母材の表面に対してレ−ザ光H1 とH2 を均等な
長さで照射することできる。また、図8(a)に示すよ
うに溶接ノズルがX軸の開先面23A側に寄っている場
合、レ−ザ光H1とH2 の長さに違いが得られる。この
ように、第2のレ−ザ変位測定器11A、11Bに傾斜
角度をつけることで、溶接ノズルの平行移動制御を精度
良く行うことができる。
【0030】この場合X方向、Y方向の開先幅の相違に
対処するため、さらには被溶接材ごとの開先幅の相違に
対処するため、ターンテーブル14の回転角度は開先幅
に応じた適当な位置とする。すなわち図3において40
は第2のレーザ変位測定器11A、11Bが鋼板の端面
上を照射する位置の軌跡であり、40A、40BはX軸
方向の開先幅に対する制御を行なうときの、また40
C、40DはY軸方向の開先幅に対する制御を行なうと
きの照射位置である。つまり図3の例においてはX軸方
向の開先幅である側板1A、1B間の距離がY軸方向の
開先幅より著しく大きいが、このような場合においても
ターンテーブルの回転位置を適当にすることにより、制
御の不感帯を最少限にして精度良く制御を行なうことが
できる。また、被溶接材が変ったときの開先幅の相違に
ついても同様に対処できることはいうまでもない。この
ようにタ−ンテ−ブル14を90度の範囲で回動させる
ため、タ−ンテ−ブル14の上部に回転軸受27を設置
した。もちろん90度回転できれば間に合うということ
であって、それ以上の角度回転できても良いことは当然
である。
【0031】次にタ−ンテ−ブル14の回動について説
明する。X軸の平行状態を自動補正した後、Y軸の自動
補正を行うY軸傾斜自動補正に移るが、まだこの時点で
はタ−ンテ−ブル14は回動しない。そしてY軸自動補
正を行うY軸平行移動調整制御に移った時にタ−ンテ−
ブル14を回動させる。回動方向は右回り(時計回り)
で、回動角度は90度以内で上記のように開先幅に応じ
た角度である。また、Y軸から再びX軸の自動補正に戻
りX軸のX軸平行移動調整制御を行う時は、左回り(反
時計回り)で先の回動前の位置に戻し、この動作を溶接
中繰り返し行う。タ−ンテ−ブル14の回動速度は20
〜50mm/secの範囲に設定でき、制御の応答速度
に応じて任意に可変できる。
【0032】ここで、X軸平行移動調整制御を用いて図
6(c)の状態から図6(a)の状態に溶接ノズルを戻
すには、レ−ザ光のH1 とH2 がH1 =H2 になるよう
にX軸平行移動ユニット33を開先面23B側に平行移
動させ、レ−ザ光H1 とH2がH1 =H2 になった状態
で制御を停止させる。
【0033】第2のレ−ザ変位測定器11A、11Bに
おいてもX、Y軸用レ−ザ変位測定器9A、9B、10
A、10Bと同様にレ−ザ光H1 とH2 に許容長さをも
たせた。レ−ザ光H1 とH2 の長さの許容範囲は、レ−
ザ光を照射させる位置が終端部の鋼板端面であるため、
スラグ浴表面のように起伏を考慮する必要はないが、仮
にレ−ザ照射面にスパッタ等の突起物が付着していた場
合を想定して±2.5mm許容範囲とし、この範囲内な
らばH1 とH2 は等しいとして制御を行わせる。また、
レ−ザ光F1 、F2 と同様に所定の検出時間を設定し、
平均化した算出距離を比較させながら自動補正制御を行
なう。そして、検出時間、ノズル移動時間および速度、
制御動作等においてもX軸と共通の制御で行う。
【0034】X軸の自動補正を行う第1、第2自動補正
制御工程が終了したら、次にY軸の自動補正制御工程に
移る。図8(b)にY軸の基本状態を示す。Y軸の溶接
ノズル自動補正制御は、スキンプレ−ト20とダイヤフ
ラム21の間に溶接ノズルを適正にセットするために行
うものである。制御はX軸の自動補正制御と同様にレ−
ザ光G1 、G2 でY軸傾斜調整制御を行う。図8(C)
に溶接ノズルが開先面31B側に寄った状態を示すが、
レ−ザ変位測定器11A、11Bを90度以内の角度回
動させ、Y軸平行移動調整制御でレ−ザ光H1 、H2
検出距離比較を行い、適正な位置に溶接ノズルを自動補
正させる。
【0035】また、Y軸においてはスキンプレ−ト20
とダイヤフラム21の板厚、溶込み形状(溶接条件)等
により、溶接ノズルを開先の中央以外の任意の位置にセ
ットする場合がある。例えば、図9(a)に示すように
スキンプレ−ト20側の溶込みを少し多めに得たい場合
等には、スキンプレ−ト20寄りに溶接ノズルをセット
する。
【0036】この場合のノズル自動補正制御としては、
X軸傾斜調整制御、X軸平行移動調整制御、Y軸傾斜調
整制御はそのままとし、Y軸平行移動調整制御のみを変
更し、任意の位置への自動補正を行う。制御動作として
は、第2のレ−ザ変位測定器11A、11Bのレ−ザ光
1 とH2 の長さが通常等しい状態になるように自動補
正制御を作動させているが、Y軸のノズル位置を任意に
設定する場合、当然レ−ザ光H1 とH2 の照射する箇所
は変わり、レ−ザ光H1 とH2 の長さは違ってくる。図
10(b)に示すようにレ−ザ光H1 とH2 の長さが等
しくない状態でも、等しい状態として制御を行なわせ
る。
【0037】そのためには、溶接ノズルの基準位置を明
確にしておくことが必要で、任意に設定したい基準位置
のレ−ザ光H1 とH2 の長さを溶接開始前に記憶させて
おく。その記憶させたレ−ザ光の長さを判断基準にY軸
の平行移動調整制御を行う。レ−ザ光H1 とH2 各々の
長さの許容範囲は通常のレ−ザ光H1 、H2 と共通の±
2.5mmとした。例えば、レ−ザ光H1 とH2 の基準
長さをH1 =620mm、H2 =510mmとした場
合、H1 は617.5〜622.5mm、H2 は50
7.5〜512.5mmの範囲の長さならばH1 =H2
となり、この範囲内に入るように自動補正制御を行う。
この場合の検出時間、ノズル移動時間および速度、制御
の切り替えタイミング、検出制御動作等においては通常
の制御と共通の制御条件で行う。
【0038】上記は溶接ノズルを固定した状態で溶接を
行う場合の溶接ノズル自動補正制御方法について説明し
たが、ダイヤフラム21の板厚が厚くなると図1に示す
揺動ユニット32により、X軸方向に溶接ノズルを揺動
させて溶込みの確保を行う。X軸平行移動調整制御はレ
−ザ光H1 =H2 (許容範囲±2.5mm)で溶接ノズ
ルの適正位置を制御しているが、揺動を行う場合には溶
接ノズルの左右停止時または移動時のレ−ザ光H1 とH
2 の検出距離は各々異なる。そのため、溶接開始前に溶
接ノズルの初期設定(基準距離の記憶)を行ない、揺動
時でも対応できるようにした。
【0039】図11(a)、(b)は溶接ノズルの揺動
状態を示す。図11(a)はX軸方向の開先面23B側
に溶接ノズルを停止させた状態である。この時のレ−ザ
光H1 とH2 はH1 >H2 の状態にある。また、図11
(b)はX軸方向の開先面23A側に溶接ノズルを停止
させた状態である。この時のレ−ザ光H1 とH2 はH1
<H2 となり、開先面23A側と23B側ではレ−ザ光
1 とH2 の長さは左右対称となる。そのため,溶接開
始前の溶接ノズル初期設定時には、開先面23Aと23
Bにおけるレ−ザ光H1 とH2 の長さを2通り記憶させ
ている。例えば、X軸の開先面23B側におけるレ−ザ
光H1 の長さ設定を620mm、レ−ザ光H2 の長さ設
定を500mmとしたら、開先面23A側のレ−ザ光H
1 の長さは500mm、レ−ザ光H2 の長さは620m
mという具合である。
【0040】揺動を使う場合の自動補正制御の順序とし
ては、X軸方向の自動補正を行うX軸傾斜調整制御→X
軸平行移動調整制御(X軸方向の左右停止時)→Y軸方
向の自動補正を行うY軸傾斜調整制御→Y軸平行移動調
整制御の順である。このように揺動を用いたときのX軸
平行移動調整制御は、左端、右端の停止時にだけ自動補
正を行う。従って、左端、右端の停止時間の長短によっ
て検出距離の精度が左右されるため、検出時間は1.0
〜2.0sec以下に設定した。もし仮に左端の検出中
および自動補正動作中に揺動の停止時間がタイムアップ
し、右端に移動した場合には左端側の検出距離デ−タを
すべてクリアし、自動補正動作は自動補正不完全の状態
でもって右端側の検出に即切り変わるようにしている。
この場合、左端側の自動補正制御は今回は見送られ、次
サイクル時に行うことになる。自動補正制御サイクルが
速いので、自動補正が不完全な状態で次工程に移ったと
しても不具合を起こすことはない。以上の自動補正制御
を用いることで溶接中の溶接ノズルを自動的に補正する
ことができ、終始端を通して良好な溶込みを得ることが
できる。
【0041】
【実施例】
(実施例1)直流定電圧特性の電源を用いた非消耗ノズ
ル式エレクトロスラグ溶接で、本発明の溶接ノズル位置
自動補正制御方法を用いた実施例について説明する。使
用した溶接試験片はI型開先でダイヤフラム、スキンプ
レ−ト板厚25mm、ギャップ25mm、長さ500m
mの4面鋼材の試験板を製作した。溶接ノズルの外径1
2mmで溶接電流380A、溶接電圧46V、揺動なし
で、使用した溶材は軟鋼用Si−Mn系のソリッドワイ
ヤ、フラックスは中酸化Mn系のメルトフラックスを用
いた。
【0042】溶接ノズルをX軸とY軸の中央にセットし
て終始自動補正制御を用いて溶接を行った。自動補正制
御条件としては、レ−ザ光F1 、F2 、G1 、G2 、H
1 、H2 共に検出時間を2秒、ノズルの移動時間を2m
m/sec各自動補正間の切り替え時間を4秒に設定し
た。溶接中、X軸方向の傾斜、平行移動自動補正および
Y軸方向の傾斜、平行移動自動補正が良好状態で行え
た。また、X軸、Y軸方向の平行移動自動補正時におけ
るタ−ンテ−ブル14の回動も円滑に行えた。溶接後、
溶接金属の中心から縦断面マクロ組織試験片を全線に亘
り採取し、溶込み状態を調べた。調査の結果、溶込みむ
らはなく良好な溶込みが得られた。
【0043】(実施例2)直流定電圧特性の電源を用い
た非消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接で、本発明の溶
接ノズル位置自動補正制御方法を用いた実施例について
説明する。使用した溶接試験片はI型開先で、ダイヤフ
ラム、スキンプレ−ト板厚50mm、ギャップ25m
m、長さ500mmの4面鋼材の試験板を製作した。溶
接ノズルの外径12mmで溶接電流380A、溶接電圧
52V、揺動幅32mm、揺動停止時間4秒、使用した
溶材は軟鋼用Si−Mn系のソリッドワイヤ、フラック
スは中酸化Mn系のメルトフラックスを用いた。
【0044】自動補正制御条件としては、レ−ザ光F
1 、F2 、G1 、G2 、H1 、H2 共に検出時間を1
秒、ノズルの移動時間3mm/sec各自動補正の切り
替え時間を5秒とし、X軸方向の揺動初期設定は右端で
1 =630mm、H2 =510mm、左端でH1 =5
13mm、H2 =634mmの条件で溶接を行った。溶
接後、マクロ組織試験片を縦断面および溶接開始位置、
溶接の中間位置、溶接の終端位置から横断面について採
取して全線における溶込み状態と開先に対するX、Yの
軸溶込み幅を調査した。その結果、X軸の左右、Y軸の
前後の溶込み幅の違いは3mm以下に制御でき、むらの
ない良好な溶込みが得られた。
【0045】
【発明の効果】本発明の非消耗ノズル式立向上進溶接の
溶接ノズル位置自動補正制御方法は、溶接中のノズル位
置を自動的に補正できるため熟練者でも調整の難しかっ
た溶接長300mm以上のノズル調整作業を解消するこ
とができた。また、脱技能化が図れたため誰にでも簡単
に操作でき、作業者の負担軽減及び作業能率の大幅な向
上を可能にしたため、本発明の工業的価値は非常に高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズル位置自動補正制御方法の全体を示した斜
視図
【図2】溶接ノズルの基本位置を示す正面図
【図3】溶接ノズルの基本位置を示す平面図
【図4】溶接金属の溶込み状態を示す説明図で、(a)
は均等な場合、(b)は不均等な場合
【図5】レ−ザ変位測定器の取り付け位置およびレ−ザ
光の照射位置を示す説明図
【図6】X軸傾斜調整制御を示す説明図で、(a)は基
本位置、(b)は傾斜が生じた状態、(c)は調整完了
状態
【図7】検出時間と自動補正の所要時間および検出回数
との関係を示すグラフ
【図8】(a)はX軸平行移動制御、(b)はY軸方向
の基本位置、(c)はY軸平行移動制御を示す説明図
【図9】揺動を行なうときの位置関係を示す平面図
【図10】ダイヤフラムとスキンプレ−トの溶込みを可
変にする時の自動補正制御を示す説明図
【図11】揺動を行う時の自動補正制御を示す説明図
で、(a)、(b)はそれぞれ揺動の各端部における位
【符号の説明】 1A、1B 側板 2 銅当金 3 カットワイヤ 4 突き出したワイヤ 5 チップ 6 非消耗ノズル 7 ワイヤ 8 上昇用ロ−ラ 9A、9B X軸用レ−ザ変位測定器 10A、10B Y軸用レ−ザ変位測定器 11A、11B X、Y軸平行移動制御用レ−ザ変位
測定器(第2のレーザ変位測定器) 12 モ−タ 13 回転伝達用歯車 14 タ−ンテ−ブル 15 開先 17 溶接金属 18 溶融金属 19 スラグ浴 20 スキンプレ−ト 21 ダイヤフラム 22 レ−ザ光 23A、23B 側板の開先面 27 回転軸受 29 回転支点部 30 上昇駆動収納ボックス 31A、31B スキンプレート、ダイヤフラムの開
先面 32 揺動ユニット 33 X軸平行移動ユニット 34 Y軸平行移動ユニット 35 X軸傾斜調整ユニット 36 X軸傾斜調整駆動ユニット 37 Y軸傾斜調整ユニット 38 Y軸傾斜調整駆動ユニット 39 回転部 40 第2のレーザ変位測定器の照射位置の軌跡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非消耗ノズル式立向上進溶接において、
    投光部と受光部とが同軸のレ−ザ変位測定器を、開先幅
    方向、これと直角方向のいずれかをそれぞれX軸方向、
    Y軸方向としたとき、X軸方向、Y軸方向にノズルを挟
    んで各1対開先上部位置に設け、前記各変位測定器のレ
    ーザ光がノズルと平行に照射して溶融池表面または開先
    面までの距離を測定するように配置し、1〜5秒の検出
    時間を設定してX軸方向のそれぞれの変位測定器の測定
    距離を平均化し、前記平均化されたそれぞれの測定距離
    を比較させながらX軸方向のノズルの傾斜の自動補正を
    行うX軸傾斜調整制御と、1〜5秒の検出時間を設定し
    てY軸方向のそれぞれの変位測定器の測定距離を平均化
    し、前記平均化されたそれぞれの測定距離を比較させな
    がらY軸方向のノズルの傾斜の自動補正を行うY軸傾斜
    調整制御とを、溶接中交互に繰り返して行うことを特徴
    とする非消耗ノズル式立向上進溶接のノズル位置自動補
    正制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変位測定器の上部にさら
    に第2のレ−ザ変位測定器を、ノズルの外周に沿って少
    なくとも90度回動させる機構上にノズルを挟んで1対
    設け、前記第2の変位測定器のレーザ光がノズルの外周
    方向に傾いて斜めに照射して被溶接材の端面または開先
    面までの距離を測定するように配置し、前記第2のレー
    ザ変位測定器を前記回動させる機構でX軸方向の測定位
    置に設定し、1〜5秒の検出時間を設定して第2の変位
    測定器それぞれの測定距離を平均化し、前記平均化され
    たそれぞれの測定距離を比較させながらノズルをX軸方
    向の所定の位置に水平移動するX軸平行移動制御と、前
    記第2のレーザ変位測定器を前記回動させる機構でY軸
    方向の測定位置に設定し、1〜5秒の検出時間を設定し
    て第2の変位測定器それぞれの測定距離を平均化し、前
    記平均化されたそれぞれの測定距離を比較させながらノ
    ズルをY軸方向の所定の位置に水平移動するY軸平行移
    動制御とを、請求項1記載のX軸傾斜調整制御、前記の
    X軸平行移動制御、請求項1記載のY軸傾斜調整制御、
    前記のY軸平行移動制御の順で溶接中繰り返し行なうこ
    とを特徴とする非消耗ノズル式立向上進溶接のノズル位
    置自動補正制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114083110A (zh) * 2021-12-07 2022-02-25 中国黄金集团建设有限公司 一种电渣压力焊专用卡箍及其使用方法
JP2024015898A (ja) * 2022-07-25 2024-02-06 株式会社神戸製鋼所 溶接金属及びその製造方法

Cited By (3)

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