JPH09201774A - パイプジョイントの回動工具 - Google Patents

パイプジョイントの回動工具

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JPH09201774A
JPH09201774A JP1467796A JP1467796A JPH09201774A JP H09201774 A JPH09201774 A JP H09201774A JP 1467796 A JP1467796 A JP 1467796A JP 1467796 A JP1467796 A JP 1467796A JP H09201774 A JPH09201774 A JP H09201774A
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JP
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tool
rotated
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rotating
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JP1467796A
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English (en)
Inventor
Katsuji Honda
勝治 本田
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Honda Seisakusho YK
Original Assignee
Honda Seisakusho YK
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パイプ間を接続するパイプジョイントの回動工
具に於て、回動工具の簡便な取り扱いを可能とし、作業
性を大幅に向上する。 【解決手段】 被回転体22の外周に環状帯23を巻き
廻し、この環状帯23の内面に挿入係合体17を挿入し
て、被回転体22と環状帯23の間隔に、挿入係合体1
7を配置する。また、挿入係合体17に工具本体10を
係合し、挿入係合体17及び環状帯23を梃子運動よっ
て被回転体22の回転方向に付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ間の接続作業に
用いるパイプジョイントの回動工具に係るものであっ
て、特に電気ケーブルを地中に埋設する場合に、電気ケ
ーブルを被覆してパイプを接続する接続作業を行う場合
に好都合なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ間を接続するパイプジョイ
ントは、特公平3−30039号公報記載の発明の如く
知られている。この従来公知のパイプジョイントは、パ
イプの先端を両端の開口部から挿入可能な本体筒と、こ
の本体筒の両端方向の外周面に螺着可能な一対の装着筒
を設けている。また、パイプジョイントは、装着筒の内
周に、締付機構及びパッキン等を装着している。そし
て、パイプを接続する場合は、本体筒の両端の開口部に
パイプの先端部を挿入し、本体筒や装着筒を、チェーン
パイプレンチ等の工具を用いて螺着方向に回動する。す
ると、装着筒は、内周のテーパー面を螺入方向に移動
し、このテーパー面で締付機構をクサビの如くパイプの
軸芯方向に押圧する事によって、パイプを接続する事が
可能であった。
【0003】また、この従来の接続作業に用いるチェー
ンパイプレンチは、棒状の作業杆の先端にチェーンを接
続したものである。このチェーンパイプレンチを用いる
場合は、パイプジョイントの本体筒や装着筒等の被回転
体の外周面にチェーンを巻き付け、このチェーンを被回
転体の表面に噛ませながら、被回転体を回転して螺着す
る事により、パイプを接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチェーンパイプレンチは、重量が重く、取り扱いが
不便なため、作業性が悪いものであった。また、この従
来のチェーンパイプレンチは、本体筒や装着筒等の被回
転体の外周にチェーンを巻き付けるため、複数本のパイ
プを平行に配置して接続しようとすると、下記の理由に
よって、パイプジョイントを、図11に示す如くパイプ
の長さ方向にズラして配置する必要があった。
【0005】即ち、複数本のパイプ(1)を隣接して平行
に接続する場合、パイプジョイント(2)をパイプ(1)の
長さ方向に揃えて配置しようとすると、パイプ(1)の外
径よりも径の大きな本体筒側の被回転体(3)や装着筒側
の被回転体(4)は、隣接する他の被回転体(3)(4)に接
触したり間隔を狭め、チェーンパイプレンチ(5)のチェ
ーン(6)の巻き付けが困難となっていた。
【0006】そのため、従来方法では、図11に示す如
く、各々の被回転体(3)(4)が揃わないように、パイプ
ジョイント(2)をパイプ(1)の長さ方向にズラして配置
していた。しかし、この方法は、中継地点等に於てパイ
プの端部を揃えようとすると、パイプジョイント(2)の
配置に対応して、パイプ(1)の長さを各々別個に切断す
る必要があり、接続作業に多くの手間が掛かり、作業者
に多くの負担を掛けるものとなっていた。
【0007】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、パイプ間を接続するパイプジョイント
の回動工具に於て、回動工具の簡便な取り扱いを可能と
する事によって、作業性を大幅に向上しようとするもの
である。また、複数本のパイプを隣接して平行に接続す
る場合、パイプの長さ方向にパイプジョイントを揃える
事を可能とし、パイプの接続作業に手間を掛けず、簡便
な作業を可能とし、作業者への労働負担を軽減しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、第1の発明は、被回転体の外周に巻き
廻した環状帯の内面に挿入し被回転体と環状帯の間隔に
配置する挿入係合体と、この挿入係合体に係合し挿入係
合体を環状帯とともに梃子運動よって被回転体の回転方
向に付勢する工具本体とから成る事を特徴とする。
【0009】また、第2の発明は、支持腕を下端の一側
に一定の間隔を介して平行に配置するとともに支持腕の
配置間隔と平行に押圧面を配置した工具本体と、この工
具本体とは別個に形成し押圧面との間に間隔を設けて支
持腕の上面に両側部を載置可能とするとともに被回転体
の外周に巻き廻した環状帯の内面に挿入し被回転体と環
状帯の間隔に配置する挿入係合体とから成る事を特徴と
する。
【0010】また、第3の発明は、挿通軸を挿入可能な
挿通口を設けるとともに挿通軸と平行に押圧面を配置し
た工具本体と、この工具本体とは別個に形成し押圧面と
の間に間隔を設けて挿通軸により工具本体に係合可能と
するとともに被回転体の外周に巻き廻した環状帯の内面
に挿入し被回転体と環状帯の間隔に配置する挿入係合体
とから成る事を特徴とする。
【0011】また、環状帯は、ポリエチレン樹脂にて形
成しても良い。
【0012】また、環状帯は、ポリプロピレン樹脂にて
形成しても良い。
【0013】
【作用】上述の如く構成したものに於て、パイプジョイ
ントは、本体筒や装着筒等の被回転体の外周に環状帯を
巻き廻している。また、この環状帯の内面に挿入係合体
を挿入し、被回転体と環状帯との間隔に挿入係合体を配
置する。また、挿入係合体は、被回転体と環状帯との間
隔に予め配置しておく事も可能である。
【0014】また、このパイプジョイントによりパイプ
間を接続するには、挿入係合体に工具本体を係合する。
そして、挿入係合体に工具本体を係合した後、工具本体
の下端を被回転体に接触し、この接触部を支点として、
工具本体を、被回転体の螺着方向に梃子運動によって回
動する。すると、工具本体は、挿入係合体を挿入した環
状帯の内面を外周方向に引き上げて押圧し、被回転体の
外周を環状帯により強固に締め付ける。
【0015】そのため、環状帯と被回転体との摩擦力は
増加し、環状帯と被回転体との滑りを防止する。また、
工具本体は、被回転体との接触部を支点として回動を継
続すると、挿入係合体は、環状帯によって被回転体を強
固に締め付けながら、螺着方向に被回転体を回動する事
が可能となる。
【0016】また、パイプの接続後は、工具本体を挿入
係合体から離脱し、工具本体の取り外しを行えば、次の
パイプの接続作業に工具本体を再使用する事ができる。
【0017】また、上記の第1の発明に於ては、工具本
体と挿入係合体とを係合する方法を特に限定するもので
はないが、この係合方法を具体化する第2及び第3の発
明を以下に説明する。
【0018】この第2の発明は、第1の発明と同様に、
被回転体の外周に環状帯を巻き廻し、この環状帯の内面
に挿入係合体を挿入する事によって、被回転体と環状帯
との間隔に、挿入係合体を配置する。また、挿入係合体
は、被回転体と環状帯との間隔に予め配置しておく事も
可能である。
【0019】そして、この挿入係合体に工具本体を係合
するには、環状帯の両側に突出した挿入係合体の両側部
と被回転体との間隔に、工具本体の支持腕を挿入し、支
持腕の上面に挿入係合体の両側部を載置する。この係合
状態によって、環状帯は、工具本体の押圧面と挿入係合
体との間の間隔を通過する。また、工具本体の支持腕を
挿入係合体に係合した後、工具本体の下端を被回転体に
接触し、この接触部を支点として、工具本体を被回転体
の螺着方向に梃子運動によって回動する。すると、工具
本体は、環状帯の上面を押圧面によって内周方向に押圧
する。また、同時に、工具本体は、支持腕の上面に載置
した挿入係合体によって、環状帯の内面を外周方向に引
き上げて押圧する。その結果、環状帯は、直径を広げる
方向に引張力が生じ、被回転体の外周を締め付ける。
【0020】このため、環状帯と被回転体との摩擦力は
増加し、環状帯と被回転体との滑りを防止する。また、
工具本体は、被回転体との接触部を支点として回動を継
続すると、挿入係合体は、環状帯によって被回転体を強
固に締め付けながら、螺着方向に被回転体を回動する事
が可能となる。
【0021】また、パイプの接続後は、挿入係合体の両
側部と被回転体との間の間隔から、工具本体の支持腕を
抜き出し、工具本体を挿入係合体から離脱すれば、次の
パイプの接続作業に工具本体を再使用する事ができる。
【0022】また、上記の第2の発明に於て、工具本体
の支持腕に挿入係合体の両側部を載置して、工具本体と
挿入係合体とを係合しているが、第3の発明に於ては、
工具本体に形成する挿通口と、この挿通口に挿入する挿
通軸とを設けている。この第3の発明は、第1及び第2
の発明と同様に、被回転体の外周に環状帯を巻き廻し、
この環状帯の内面に挿入係合体を挿入し、被回転体と環
状帯との間隔に、挿入係合体を配置する。また、挿入係
合体は、被回転体と環状帯との間隔に予め配置しておく
事も可能である。
【0023】そして、この挿入係合体に工具本体を係合
するには、工具本体に形成した挿通口を挿入係合体の軸
芯に重ねて配置する。そして、挿通口に挿通軸を挿入
し、工具本体に挿入係合体を軸支係合する。この係合に
よって、環状帯は、工具本体の押圧面と挿入係合体との
間の間隔を通過する。また、この工具本体の下端を被回
転体に接触し、この接触部を支点として、工具本体を被
回転体の螺着方向に梃子運動によって回動する。する
と、工具本体は、挿通軸と平行に配置する押圧面で環状
帯の上面を内周方向に押圧する。また、同時に、工具本
体は、挿通軸で係合した挿入係合体によって、環状帯の
内面を外周方向に引き上げて押圧し、環状帯は、直径を
広げる方向に引張力が生じ、被回転体の外周を締め付け
る。
【0024】そのため、環状帯は、被回転体との摩擦力
が増加し、被回転体との滑りを防止する。また、工具本
体は、被回転体との接触部を支点として回動を継続する
と、挿入係合体は、環状帯によって被回転体を強固に締
め付けながら、螺着方向に被回転体を回動する事が可能
となる。
【0025】また、パイプの接続後は、工具本体の挿通
口から挿通軸を抜き出し、工具本体を挿入係合体から離
脱すれば、次のパイプの接続作業に工具本体を再使用す
る事ができる。
【0026】このように、本発明の回動工具は、環状帯
の内面と被回転体との間隔に挿入係合体を予め配置し、
この挿入係合体に工具本体を係合して、パイプジョイン
トを回動する事が可能となる。そのため、従来方法の如
く、チェーンパイプレンチ等の重い回動工具を使用する
必要がなく、パイプの接続作業に手間を掛けず、作業性
を大幅に向上する事が可能となる。
【0027】また、複数本のパイプを密接して平行に接
続する場合、回動工具は、従来方法の如く、チェーン等
を巻き付けるためのスペースが不要となり、パイプの長
さ方向にパイプジョイントを揃えて配置する事ができ
る。そのため、パイプの中継地点等によって、パイプの
端部を揃える場合に、パイプジョイントを揃えて配置で
きるから、従来方法の如く、パイプの長さを各々別個に
切断する必要がなく、一定の長さに揃えたパイプを使用
する事が可能となる。このため、パイプの接続作業を簡
便に行って、作業者への労働負担を軽減する事が可能と
なる。
【0028】また、環状帯を、ポリエチレン樹脂にて形
成すれば、十分な引張り強度を得られ、パイプジョイン
トを回動する場合にも、破断等の事故を防止する事がで
き、パイプの接続作業を確実なものとする事が可能とな
る。また、ポリエチレン樹脂の優れた熱溶着性によっ
て、環状に接続した接合部を強化する事が可能となる。
【0029】また、環状帯を、ポリプロピレン樹脂にて
形成すれば、更に優れた引張り強度を得る事ができ、パ
イプジョイントを強く回動しても、破断等を確実に防止
する事が可能となる。
【0030】
【実施例】本発明は、前述の如く、パイプ間を接続する
パイプジョイントの回動工具に関するものであって、種
々の産業分野の回動工具として用いる事が可能なもので
あるが、一例に於て、電気ケーブルを被覆するパイプ用
のパイプジョイントの回動工具として使用し、更には、
第2の発明に於て、パイプジョイントの本体筒を回動す
る方法と、第3の発明に於て、装着筒を回動する方法と
を組み合わせた一実施例を図面に於て説明する。
【0031】まず、(21)はパイプジョイントで、両端
の開口部(48)からパイプ(26)を挿入可能な本体筒側
の被回転体(22)を形成する。また、この本体筒側の被
回転体(22)とは別個に、装着筒側の被回転体(43)を
形成する。この装着筒側の被回転体(43)は、本体筒側
の被回転体(22)の両端方向の外周面に螺着可能として
いる。また、この装着筒側の被回転体(43)の内部に
は、図9に示す如く被回転体(43)の内周面に設けたテ
ーパー面(44)によってパイプ(26)側に押圧される締
付機構(45)を設けている。また、装着筒側の被回転体
(43)の内周面とパイプ(26)の外周面との間隔に介装
する密着パッキン(46)を形成している。
【0032】また、このパイプジョイント(21)を用い
てパイプ(26)を接続するには、本体筒側の被回転体
(22)の両端の開口部(48)からパイプ(26)の先端を
挿入し、このパイプ(26)の挿入後、本体筒側の被回転
体(22)及び装着筒側の被回転体(22)を螺着方向に回
動する。そして、この本体筒側の被回転体(22)を回動
する第2の発明を以下に説明すれば、(10)は本体筒用
の工具本体で、図2に示す如く、一対の対向する両側板
(11)間に把持杆(12)を設けている。また、この把持
杆(12)は、両側板(11)の上端面よりも先端を上方に
突出し、この突出部分を手で把持し得るものとしてい
る。
【0033】また、工具本体(10)は、両側板(11)の
下端の一側に支持腕(13)を突出し、この支持腕(13)
を、一定の間隔を介して平行に配置している。また、支
持腕(13)は、上面を弧状に凹設して、係合受部(14)
を形成する。
【0034】また、工具本体(10)は、支持腕(13)の
配置間隔と平行に押圧面(15)を配置している。この押
圧面(15)は、一例に於て、両側板(11)間に配置する
連結軸(16)の外周面に形成する。
【0035】また、この工具本体(10)とは別個に挿入
係合体(17)を形成する。この挿入係合体(17)は、図
2に示す如く、長さ方向の両側に両側部(18)を形成
し、この両側部(18)間に係合軸(20)を設けている。
この係合軸(20)は、両側部(18)の軸芯に対し軸方向
を下側に偏心して形成する。また、この挿入係合体(1
7)を、パイプジョイント(2)の本体筒側の被回転体(2
2)に配置している。この挿入係合体(17)は、本体筒
側の被回転体(22)の外周に巻き廻した環状帯(23)の
内面に係合軸(20)を挿入し、図1に示す如く、被回転
体(22)と環状帯(23)との間隔に係合軸(20)を移動
しないように配置している。
【0036】また、工具本体(10)は、支持腕(13)の
係合受部(14)の上面に両側部(18)を載置する事が可
能であるが、この係合受部(14)の上面で滑りを生じて
回動しないように、両側部(18)の断面形状を、図2に
示す如く、楕円型に形成している。また、挿入係合体
(17)は、両側部(18)を係合受部(14)の上面に載置
した状態で、押圧面(15)との間に環状帯(23)を挿入
するための間隔を形成する。
【0037】また、この環状帯(23)は、ポリエチレン
樹脂やポリプロピレン樹脂等の機械的強度の優れるプラ
スッチック樹脂にて形成する事が可能である。この環状
帯(23)の形成方法は、1本の帯状の樹脂の長さ方向の
端部を重ねて加熱して行う。すると、この加熱した接合
部(25)は、加熱溶着によって強固に接続する事が可能
となる。
【0038】この場合、環状帯(23)をポリエチレン樹
脂で形成すれば、十分な引張り強度を得られ、パイプジ
ョイント(21)を回動する場合に、破断等の事故を防止
して、パイプ(26)の接続作業を確実なものとする事が
可能となる。また、ポリエチレン樹脂の優れた熱溶着性
によって、環状に接続する接合部(25)を強化する事が
可能となる。
【0039】また、環状帯(23)を、ポリプロピレン樹
脂にて形成すれば、更に優れた引張り強度を得る事がで
き、パイプジョイント(21)を強く回動しても、破断等
を確実に防止する事が可能となる。
【0040】上記の第2の発明は、本体筒側の被回転体
(22)のみを回動するものではなく、装着筒側の被回転
体(43)を回動する事も可能であるが、この装着筒側の
被回転体(43)を、第3の発明に於て回動する実施例を
図面に於て説明する。まず、(32)は装着筒用の工具本
体で、図7、図8に示す如く、上端面に把持杆(33)を
突出している。
【0041】この工具本体(32)は、下端の両側に両側
壁(34)を配置し、この両側壁(34)の厚み方向に貫通
する挿通口(35)を設けている。また、この挿通口(3
5)に挿入可能な挿通軸(36)を形成している。この挿
通軸(36)は、長さ方向の両側に直径方向に貫通する小
孔(37)を形成し、この小孔(37)に割りピン(38)を
挿入し、挿通軸(36)の離脱を防止する。また、工具本
体(32)は、挿通軸(36)と平行な押圧面(40)を下端
側に配置する。
【0042】また、工具本体(32)とは別個に、挿入係
合体(41)を形成している。この挿入係合体(41)は、
図7、図8に示す如く、ローラ状に形成し、軸芯に貫通
形成した軸支口(42)に挿通軸(36)を挿入可能とす
る。また、この挿入係合体(41)は、パイプジョイント
(21)の装着筒側の被回転体(43)の外周に巻き廻した
環状帯(23)の内面に挿入し、図1、図9に示す如く、
被回転体(43)と環状帯(23)との間隔に配置してい
る。
【0043】また、この挿入係合体(41)の脱落を防止
する場合は、被回転体(43)は、外周面に環状の挿入溝
(47)を形成する事が可能である。そして、この挿入溝
(47)内に、挿入係合体(41)及び環状帯(23)を予め
配置している。また、この挿入係合体(41)は、接続作
業時に、被回転体(43)と環状帯(23)の間隔に挿入す
るものとすれば、被回転体(43)の外周に挿入溝(47)
を形成する必要性はない。
【0044】上述の如く構成したものに於て、パイプ
(26)間をパイプジョイント(21)にて接続するには、
まず、パイプジョイント(21)の本体筒側の被回転体
(22)及び、装着筒側の被回転体(43)に回動工具(3
0)(31)を各々係合する。
【0045】そして、第2の発明に於て、本体筒側の被
回転体(22)に回動工具(30)を係合する場合は、環状
帯(23)の両側に突出した挿入係合体(17)の両側部
(18)と被回転体(22)との間隔に、工具本体(10)の
支持腕(13)を挿入する。この挿入係合体(17)は、被
回転体(43)と環状帯(23)の間隔に予め挿入していて
も、接続作業時に、挿入しても良く、どちらか一方の方
法を選択する事が可能である。また、支持腕(13)の係
合受部(14)に、図3に示す如く、挿入係合体(17)の
両側部(18)を載置する。この場合、工具本体(10)
は、両側板(11)よりも支持腕(13)を被回転体(22)
の回動元側に配置して、被回転体(22)と両側部(18)
との間隔に支持腕(13)を挿入する。また、この挿入係
合体(17)と工具本体(10)とを係合する事によって、
環状帯(23)は、工具本体(10)の押圧面(15)と挿入
係合体(17)の係合軸(20)との間隔を通過する。
【0046】また、工具本体(10)の下端を被回転体
(22)に接触し、この接触部(27)を支点として、把持
杆(12)を保持しながら、工具本体(10)を被回転体
(22)の螺着方向に梃子運動によって回動する。する
と、工具本体(10)は、環状帯(23)の上面を押圧面
(15)によって内周方向に押圧する。また、同時に、工
具本体(10)は、支持腕(13)に載置した挿入係合体
(17)の係合軸(20)によって、環状帯(23)の内面を
外周方向に引き上げて押圧する。その結果、環状帯(2
3)は、直径を広げる方向に引張力が生じ、図4に示す
如く、被回転体(22)の挿入溝(47)の外周を締め付け
る。
【0047】このため、本体筒側の被回転体(22)と環
状帯(23)との摩擦力が増加し、環状帯(23)と被回転
体(22)との滑りを防止する。また、工具本体(10)
は、被回転体(22)との接触部(27)を支点として回動
を継続すると、挿入係合体(17)は、環状帯(23)によ
って、被回転体(22)を強固に締め付けながら、図5に
示す如く、螺着方向に被回転体(22)を回動する事が可
能となる。
【0048】また、上記の第2の発明の回動作業と平行
して、第3の発明に於て、装着筒側の被回転体(43)を
螺着方向に回動する。この回動は、まず、装着筒側の被
回転体(43)に回動工具(31)を係合する。この係合方
法は、図1に示す如く、工具本体(31)の両側壁(34)
間を挿入係合体(41)の両側に配置し、この挿入係合体
(41)の軸支口(42)に両側壁(34)の挿通口(35)を
重ねて配置する。この場合、工具本体(32)は、挿通口
(35)を被回転体(43)の回動元側に配置して、挿通口
(35)と軸支口(42)とを重ねる。
【0049】次に、この挿通口(35)及び軸支口(42)
に挿通軸(36)を挿入し、工具本体(32)に挿入係合体
(41)を軸支係合する。この係合によって、環状帯(2
3)は、図9に示す如く、工具本体(32)の押圧面(4
0)と挿入係合体(41)との間隔を通過する。
【0050】また、工具本体(32)の下端を被回転体
(43)に接触し、この接触部(39)を支点として、把持
杆(33)を保持しながら、工具本体(32)を被回転体
(43)の螺着方向に梃子運動によって回動する。する
と、工具本体(32)は、挿通軸(36)と平行に配置する
押圧面(40)で環状帯(23)の上面を内周方向に押圧す
る。また、同時に、工具本体(32)は、挿入係合体(4
1)によって環状帯(23)の内面を外周方向に引き上げ
て押圧し、環状帯(23)は、直径を広げる方向に引張力
が生じ、被回転体(43)の外周を締め付ける。
【0051】そのため、環状帯(23)は、被回転体(4
3)との摩擦力が増加し、被回転体(43)との滑りを防
止する。また、工具本体(32)は、被回転体(43)との
接触部(39)を支点として、回動を継続すると、挿入係
合体(41)は、環状帯(23)によって、被回転体(43)
を強固に締め付けながら、螺着方向に回動する。この装
着筒用の回動工具(31)の回動方向は、上記の本体筒用
の回動工具(30)の回動方向に対し反転して行う。
【0052】また、回動工具(30)(31)は、パイプ
(26)同士が接近等しているために、一回当たりの回転
移動量を大きく取る事ができない場合、回動初期の位置
に一旦戻ってから被回転体(22)(43)を再び回動する
必要がある。このような場合、被回転体(22)(43)の
回動元側に回動工具(30)(31)を各々傾ければ、工具
本体(10)(32)は、環状帯(23)の上面から押圧面
(15)(40)を開放する。すると、環状帯(23)の長さ
方向に作用する引張力は減少し、回動工具(30)(31)
を、図6に示す如く回動初期の位置まで、容易に移動す
る事が可能となる。
【0053】また、パイプ(26)の接続作業を終了した
場合は、上記の係合方法とは逆の操作を行って、図1に
示す如く、挿入係合体(17)(41)から工具本体(10)
(32)を離脱し、被回転体(22)(43)と回動工具(3
0)(31)との係合を解除すれば、次の接続作業を行う
場合に、工具本体(10)(32)を再使用する事ができ
る。
【0054】このように、本発明の回動工具(30)(3
1)は、環状帯(23)の内面と被回転体(22)(43)と
の間隔に係合挿入体(17)(41)を予め配置し、この挿
入係合体(17)(41)に工具本体(10)(32)を係合す
る事により、パイプジョイント(21)を回動する事がで
きる。そのため、従来方法の如く、チェーンパイプレン
チ等の重い回動工具を使用する必要がなく、パイプ(2
6)の接続作業に手間を掛けず、作業性を大幅に向上す
る事が可能となる。
【0055】また、複数本のパイプ(26)を密接して平
行に接続する場合に於ても、回動工具(30)(31)は従
来方法の如く、チェーンを巻き付けるためスペースが不
要となり、パイプジョイント(21)を、図10に示す如
く、パイプ(26)の長さ方向に揃えて配置する事が可能
となる。そのため、パイプ(26)の中継地点等によっ
て、パイプ(26)の端部を揃える場合に於ても、パイプ
ジョイント(21)を揃えて配置するから、従来方法の如
く、パイプ(26)の長さを各々別個に切断する必要がな
く、一定の長さに揃えたパイプ(26)を接続する事が可
能になる。このため、パイプ(26)の接続作業を簡便と
する事ができ、作業者への労働負担を軽減する事が可能
となるものである。
【0056】また、上記実施例では、第2の発明及び第
3の発明を同時に使用し、第2の発明に於て、本体筒側
の被回転体(22)を回動し、第3の発明に於て、装着筒
側の被回転体(43)を回動したが、この方法は、必須の
要件ではなく、第2の発明及び第3の発明を同時に使用
する場合、第2の発明に於て、装着筒側の被回転体(4
3)を回動し、第3の発明に於て、本体筒側の被回転体
(22)を回動する事も可能である。また、第2の発明及
び第3の発明をどちらか片方のみで使用する事が可能で
ある。
【0057】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、パイプジョイントを回動する場合、従来方法の如
く、チェーンパイプレンチ等の重い回動工具を使用する
必要がなく、作業に多くの手間を掛けず、簡便な作業を
可能とするものである。
【0058】また、複数本のパイプを密接して平行に配
置しても、回動工具は、従来方法の如く、チェーンを巻
き付けるためスペースが不要となり、パイプの長さにパ
イプジョイントを揃えて配置する事が可能となる。この
ため、パイプの接続作業を簡便とする事ができ、作業者
への労働負担を軽減する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプの接続作業を示す斜視図。
【図2】第2の発明の斜視図。
【図3】支持腕の上面に挿入係合体を載置した状態を示
す第2の発明の断面図。
【図4】接触部を支点として被回転体の螺着方向に回動
工具を回動した状態を示す第2の発明の断面図。
【図5】図4の状態から更に回動した状態を示す第2の
発明の断面図。
【図6】回動初期の状態に回動工具を移動する状態を示
す第2の発明の断面図。
【図7】第3の発明の側面図。
【図8】第3の発明の正面図。
【図9】第3の発明に於て、被回転体を回動する状態を
示す断面図である。
【図10】平行に配置した複数本のパイプを接続する作
業を示す本発明の斜視図である。
【図11】チェーンパイプレンチを用いた従来の接続作
業を示す斜視図。
【符号の説明】
10 工具本体 13 支持腕 15 押圧面 17 挿入係合体 18 両側部 22 被回転体 23 環状帯 32 工具本体 35 挿通口 36 挿通軸 40 押圧面 41 挿入係合体 43 被回転体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被回転体の外周に巻き廻した環状帯の内
    面に挿入し被回転体と環状帯の間隔に配置する挿入係合
    体と、この挿入係合体に係合し挿入係合体を環状帯とと
    もに梃子運動によって被回転体の回転方向に付勢する工
    具本体とから成る事を特徴とするパイプジョイントの回
    動工具。
  2. 【請求項2】 支持腕を下端の一側に一定の間隔を介し
    て平行に配置するとともに支持腕の配置間隔と平行に押
    圧面を配置した工具本体と、この工具本体とは別個に形
    成し押圧面との間に間隔を設けて支持腕の上面に両側部
    を載置可能とするとともに被回転体の外周に巻き廻した
    環状帯の内面に挿入し被回転体と環状帯の間隔に配置す
    る挿入係合体とから成る事を特徴とするパイプジョイン
    トの回動工具。
  3. 【請求項3】 挿通軸を挿入可能な挿通口を設けるとと
    もに挿通軸と平行に押圧面を配置した工具本体と、この
    工具本体とは別個に形成し押圧面との間に間隔を設けて
    挿通軸により工具本体に係合可能とするとともに被回転
    体の外周に巻き廻した環状帯の内面に挿入し被回転体と
    環状帯の間隔に配置する挿入係合体とから成る事を特徴
    とするパイプジョイントの回動工具。
  4. 【請求項4】 環状帯は、ポリエチレン樹脂にて形成し
    た事を特徴とする請求項1、2又は3のパイプジョイン
    トの回動工具。
  5. 【請求項5】 環状帯は、ポリプロピレン樹脂にて形成
    した事を特徴とする請求項1、2又は3のパイプジョイ
    ントの回動工具。
JP1467796A 1996-01-30 1996-01-30 パイプジョイントの回動工具 Pending JPH09201774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104084901A (zh) * 2014-05-30 2014-10-08 嘉兴永航汽车配件有限公司 一种具防滑结构的驱动工具

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