JPH09202076A - Icカード及びその製造方法 - Google Patents

Icカード及びその製造方法

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JPH09202076A
JPH09202076A JP8012739A JP1273996A JPH09202076A JP H09202076 A JPH09202076 A JP H09202076A JP 8012739 A JP8012739 A JP 8012739A JP 1273996 A JP1273996 A JP 1273996A JP H09202076 A JPH09202076 A JP H09202076A
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card
circuit board
conductive
card base
connector
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JP8012739A
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Hidenobu Gochi
英伸 郷地
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードを帯電しにくい構造とすることに
より、静電気により、そのICカードに実装されている
回路部品が破壊されたり誤動作することを防止し、さら
には、そのICカードをシステム機器に装着する際にカ
ードがシステム機器の導電部に接触し、その静電気が放
電することによりシステム機器の誤動作を招くことを防
止しうるICカード及びその製造方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 この発明に係るICカードは、回路基板
が絶縁性の樹脂からなるカード基体の内部に収納されて
いるICカードにおいて、このカード基体の表面を静電
気の帯電を防止しうる導電性のシール又は導電性の保護
膜で覆ったものである。また、この発明に係るICカー
ドは、回路基板を収納するカード基体を多層構造とし、
最も内側の層を絶縁性の樹脂で構成するとともに、最も
外側の層を導電性の樹脂で構成し、帯電を防止しうるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電気の影響を
防止できるICカード及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】カード基体が絶縁性の樹脂で成形された
ICカードは、摩擦などによって静電気を帯びやすい。
その結果、そのICカードに実装されている回路部品が
破壊されたり誤動作を起こすばかりでなく、そのカード
をシステム機器に装着する際に帯電したカードがシステ
ム機器の導電部に接触し、その静電気が放電することに
よりシステム機器の誤動作を招く原因となる。一方、カ
ード基体を導電性の樹脂で成形すると、静電気の帯電と
いう問題は発生しないが、カード基体に収納される回路
部品が短絡し、故障や誤動作の原因となるという新たな
問題が発生するおそれがある。このような問題点を除去
するため、従来、絶縁性の樹脂で成形したICカード基
体の表面を金属板で覆う構造とする対策がとられてい
た。
【0003】例えば、図19は,特開平2ー27059
7号公報に掲載されたこのような対策の施された従来の
ICカード構造の一例を示す斜視図である。また、図2
0はその断面図である。図において、1は絶縁性の樹脂
製のカード基体、2は上記カード基体の内部に収容さ
れ、その面上にICなどの回路部品3が搭載されている
回路基板、4は上記回路基板に接続するコネクタ、5は
上記カード基体に張り付けられた金属板であり、ICカ
ードの表面側に張り付けられた部分5aと裏面側に張り
付けられた部分5bとが接続部5cを介して電気的に接
続している。50は金属板の表面に印刷された文字やマ
ーク等のデザインである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして構成さ
れた従来のICカードによれば、絶縁性の樹脂製のカー
ド基体1が帯電しようとしても金属板5を通して放電さ
れるため、静電気による回路部品3の破壊や誤動作を防
止できるものである。しかし、このような従来のICカ
ードでは、帯電防止のために金属板5を用いるためカー
ドの重量が増すという問題点がある。さらに、金属版に
文字やマーク等のデザイン50を印刷するためには、特
殊な印刷技術を要することから、製造コストの上昇が避
けられなくなるという問題点も発生する。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、金属板を用いることなく、
ICカードを帯電しにくい構造とすることにより、その
ICカードに実装されている回路部品が破壊されたり誤
動作することを防止し、さらには、そのICカードをシ
ステム機器に装着する際にカードがシステム機器の導電
部に接触し、その静電気が放電することによりシステム
機器の誤動作を招くことを防止しうるICカード及びそ
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICカー
ドは、表面にIC等の回路部品を実装した回路基板に、
ICカードをシステム機器等の外部装置に電気的に接続
するコネクタが接続されており、この回路基板が絶縁性
の樹脂からなるカード基体の内部に収納されているIC
カードにおいて、このカード基体の表面に静電気の帯電
を防止しうる導電性のシールが貼り付けられていること
を特徴とするものである。
【0007】この発明にかかるICカードの製造方法
は、回路基板に回路部品を実装する工程と、コネクタを
この回路基板に装着する工程と、絶縁性の樹脂でこの回
路基板の周囲を覆いカード基体を成形する工程と、導電
性シールをこのカード基体の表面部分に接着剤等で貼り
付ける工程を含むことを特徴とするものである。
【0008】この発明に係るICカードは、表面にIC
等の回路部品を実装した回路基板に、ICカードをシス
テム機器等の外部装置に電気的に接続するためのコネク
タが接続されており、この回路基板が絶縁性の樹脂から
なるカード基体の内部に収納されているICカードにお
いて、このカード基体の表面が静電気の帯電を防止しう
る導電性の保護膜で覆われていることを特徴とするもの
である。
【0009】この発明に係るICカードの製造方法は、
回路基板に回路部品を実装する工程と、コネクタをこの
回路基板に装着する工程と、絶縁性の樹脂でこの回路基
板の周囲を覆いカード基体を成形する工程と、このコネ
クタをカバー等で覆うことにより、このコネクタに保護
膜の原料液が付着しないようにする工程と、導電性の保
護膜の原料液にこのカード基体を浸すことにより、カバ
ーで覆われたコネクタ部分を除いてカード基体の表面に
保護膜の原料液を付着させる工程と、このカード基体の
表面に付着した保護膜の原料液を固化することにより、
静電気の帯電を防止しうる導電性の保護膜をカード基体
の表面に形成する工程を含むことを特徴とするものであ
る。
【0010】この発明に係るICカードは、表面にIC
等の回路部品を実装した回路基板に,ICカードをシス
テム機器等の外部装置に電気的に接続するためのコネク
タが接続され、この回路基板は多層構造の樹脂からなる
カード基体の内部に収納されており、この多層構造の樹
脂の最も内側の層は回路基板に実装された回路部品が短
絡することを防止するために絶縁性の樹脂で構成されて
いるとともに、最も外側の層が静電気の帯電防止のため
に導電性の樹脂で構成されていることを特徴とするもの
である。
【0011】この発明に係るICカードの製造方法は、
回路基板に回路部品を実装する工程と、コネクタをこの
回路基板に装着する工程と、絶縁性の樹脂でこの回路基
板を覆うことにより、回路基板に実装された回路部品が
短絡することを防止しうるカード基体の内側の層をIC
カードの完成品のサイズよりも小さいサイズに成形する
工程と、導電性の樹脂でこのカード基体の内側の層を完
成品のサイズとなるように覆うことにより、静電気の帯
電を防止しうるカード基体の外側の層を成形する工程と
を含むことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1であるI
Cカードの構造及び製造方法について説明する。図1は
この発明の実施の形態1であるICカードの構造を示す
斜視図、図2はこの発明の実施の形態1であるICカー
ドの構造を示す断面図である。図1及び図2において、
1は絶縁性の樹脂、例えばABS(アクリルニトリルブ
タジエンスチレン)とPC(ポリカーボネート)とのア
ロイで成形されたカード基体、2は上記カード基体の内
部に封止され、その面上にICなどの回路部品3が搭載
されている回路基板、4は上記回路基板に接続するコネ
クタ、6は静電気が帯電することを防止するためにカー
ド基体1の表面に貼り付けられた導電性シール、例えば
厚さ0.1mmのクロポリフィルム、50は導電性シー
ル6の表面に印刷された文字やマーク等のデザイン、6
0はこの導電性シール6をカード基体1の表面に張り付
けるための接着剤である。次いで、このICカードの製
造方法を図3〜5図に基いて説明する。先ず、図3にお
いて、回路基板2にIC等の回路部品3を実装した後、
ICカードをカードリーダ等のシステム機器に接続する
ためのコネクタ4を回路基板2に装着する。
【0013】次いで、図4において、コネクタ4を除き
絶縁性の樹脂で上記の回路基板2の周囲全体を覆い、カ
ード基体1を成形する。次いで、図5において、展開し
た状態で型名や製造番号等のデザインを印刷した導電性
シール6を、接着剤60を用いて、上記カード基体1の
コネクタ4を除く表面部分に貼り付ける。
【0014】上記のようにして構成されたICカードは
回路部品3を実装した回路基板2全体を絶縁性樹脂によ
るカード基体1で覆ったことにより、回路部品3同士が
電気的に短絡されることが防止できるだけでなく、さら
にそのカード基体1の周囲を導電性のシート6で覆った
ことにより、カード基体1が摩擦などによって帯電する
ことが防止できる。このため、ICカードに実装されて
いる回路部品が破壊されたり誤動作を起こすことなく、
また、そのカードをシステム機器に装着する際にカード
がシステム機器の導電部に接触しても静電気の放電によ
りシステム機器の誤動作を招くということもない。さら
に、帯電防止のために金属板を用いる必要がないため、
カードの重量が増すという問題点も発生しない。加え
て、特殊な印刷技術を必要としないことから製造コスト
も低く抑えることが可能となる。
【0015】なお、上記の実施の形態1においては、導
電性のシート6をカード基体1の長辺方向の側面を除い
た部分の表面に貼り付けた場合について説明したが、当
該側面を含めた領域に貼り付けてもよく、この場合はさ
らに優れた帯電防止効果が得られる。また、上記の実施
の形態1においては、導電性シール6をカード基体1に
接着剤60を用いて貼り付けたが、熱圧着によって貼り
付けても同様の効果が得られる。
【0016】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2であるICカードの構造及び製造方法について説明
する。図6はこの発明の実施の形態2であるICカード
の構造を示す斜視図、図7はこの発明の実施の形態2で
あるICカードの構造を示す断面図である。図6及び図
7において、1は絶縁性の樹脂、例えばABSとPCの
アロイによって成形されたカード基体、2は上記カード
基体の内部に収容され、その面上にICなどの回路部品
3が搭載されている回路基板、4は上記回路基板に接続
するコネクタ、72は静電気が帯電することを防止する
ためにカード基体1のコネクタ4を除く表面部分に付着
させた導電性で透明の保護膜、例えば、導電性の粉末を
混入したシリコン樹脂を固体状にしたものなどである。
【0017】次いで、このICカードの製造方法を図8
〜12図に基いて説明する。先ず、図8において、回路
基板2にIC等の回路部品3を実装した後、ICカード
をカードリーダ等のシステム機器に接続するためのコネ
クタ4を回路基板2に装着する。次いで、図9におい
て、コネクタ4を除き絶縁性の樹脂で上記の回路基板2
の周囲全体を覆い、カード基体1を成形する。
【0018】次いで、図10において、カード基体の表
面に型名や製造番号等のデザイン50を印刷し、図11
において、コネクタ部4をカバー41で覆い、マスキン
グする。次いで、図12において、水槽70中の保護膜
の原料液71にカード基体1を浸す。ここで原料液71
の材料としては、例えば、導電性の粉末を混入したシリ
コン樹脂の液状物や導電性の高分子材料であるポリアク
リルニトリルの液状物などが挙げられる。次いで、カー
ド基体1を水槽70から取り出し、UV炉または乾燥炉
等(図示せず。)に移すなどの方法により、カード基体
の表面に付着している液状の保護膜の原料液71を固化
し、図6及び図7に示したような導電性で透明の保護膜
72がカード基体1を覆った状態のICカードを形成す
る。
【0019】上記のようにして構成されたICカード
は、実施の形態1で説明したICカードと同様に、回路
部品同士が電気的に短絡されることが防止できるだけで
なく、カード基体1が摩擦などによって帯電することが
防止できる。このため、ICカードに実装されている回
路部品が破壊されたり誤動作を起こすことなく、また、
そのカードをシステム機器に装着する際にカードがシス
テム機器の導電部に接触しても静電気の放電によりシス
テム機器の誤動作を招くということもない。
【0020】さらに、帯電防止のために金属板を用いる
必要がないため、カードの重量が増すという問題点も発
生せず、特殊な印刷技術を必要としないことから製造コ
ストも低く抑えることが可能となる効果を奏する点も実
施の形態1で説明したICカードと同様である。さら
に、この実施の形態2に記載のICカードではカード基
体1を保護膜の原料液71に浸すことによって保護膜7
2を形成しているので、実施の形態1で説明したICカ
ードのように導電シート6を一枚ずつカード基体1に貼
り付けるという工程を要せず、大量のカードを一括して
処理できるという利点がある。加えて、上記の保護膜7
2として透明のものを使用し、かつカード基体1の表面
に型名や製造番号等のデザイン50を印刷した後にこの
保護膜72を形成した場合は、この印刷されたデザイン
50が保護膜72によって機械的にも保護されるため、
磨耗等によってデザインが損われることを防止できると
いう効果がある。
【0021】なお、上記に説明した実施の形態2におけ
るICカードでは、カード基体1の表面にデザイン50
を印刷した後に、透明の導電性の保護膜72を形成した
が、透明又は不透明の導電性の保護膜を先にカード基体
に形成した後に、その保護膜の表面にデザインを印刷す
る工程としてもよい。
【0022】また、上記の実施の形態2においては、保
護膜72の形成を保護膜の原液71にカード基体1を浸
すことによって行ったが、保護膜の材料の気相雰囲気中
にコネクタ部4をカバー41でマスキングしたカード基
体1を晒すことによっても形成できる。例えば、保護膜
の材料となる銅粉を混入したポリカーボネートの固形物
をスパッタリングすることによってカード基体1の表面
に導電性の保護膜72を付着させて形成することも可能
である。さらに、導電性塗料(例えばニッケルーアクリ
ル系塗料)をカード基体1に塗布しても同様の効果が得
られる。
【0023】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3であるICカードの構造及び製造方法について説明
する。図13はこの発明の実施の形態3であるICカー
ドの構造を示す斜視図、図14はこの発明の実施の形態
3であるICカードの構造を示す断面図である。図13
及び図14において、11は絶縁性の樹脂で成形された
カード基体であり、実際の完成品としてのICカードよ
りも一回り小さい寸法で成形されている。例えば、完成
品の寸法を85.6mm×54.0mm×3.3mm
(JEIDA規格DRAMカード)とすると、85.2
mm×50.0mm×2.9mmである。
【0024】2は上記カード基体の内部に封止され、そ
の面上にICなどの回路部品3が搭載されている回路基
板、4は上記回路基板に接続するコネクタ、12は静電
気が帯電することを防止するためにカード基体11の表
面を、コネクタ4の端面部分を除いて覆うように成形し
た導電性の樹脂層、例えばポリアクリルニトリルであ
る。また、50は導電性の樹脂層12の表面に印刷され
た文字やマーク等のデザインである。
【0025】次いで、このICカードの製造方法を図1
5〜図18に基いて説明する。先ず、図15において、
回路基板2にIC等の回路部品3を実装した後、ICカ
ードをカードリーダ等のシステム機器に接続するための
コネクタ4を回路基板2に装着する。次いで、図16に
おいて、コネクタ4を除き絶縁性の樹脂で上記の回路基
板2の周囲全体を覆い、カード基体11を成形する。こ
のとき、カード基体11は最終的な完成品となるICカ
ードの寸法より一回り小さい寸法、例えば、上記に述べ
たように85.2mm×50.0mm×2.9mmのサ
イズになるように形成する。図17は、このときの状態
を斜視図で示したものである。
【0026】次いで、図18において、カード基体11
の周囲を、コネクタ4の端面部分を除いて、覆うように
して導電性樹脂層12を成形する。このとき、導電性樹
脂層12は、このICカードの最終的な寸法が規格サイ
ズ、すなわち、上記に述べたように85.6mm×5
4.0mm×3.3mmのサイズとなるように形成す
る。この場合の導電性樹脂層12の肉厚は0.2mmで
ある。次いで、図13に示したように、導電性樹脂層1
2の表面に型名や製造番号等のデザイン50を印刷す
る。
【0027】上記のようにして構成されたICカード
は、実施の形態1及び実施の形態2で説明したICカー
ドと同様に、回路部品同士が電気的に短絡されることが
防止できるだけでなく、カード基体11が摩擦などによ
って帯電することが防止できる。このため、ICカード
に実装されている回路部品が破壊されたり誤動作を起こ
すことなく、また、そのカードをシステム機器に装着す
る際にカードがシステム機器の導電部に接触しても静電
気の放電によりシステム機器の誤動作を招くということ
もない。
【0028】さらに、帯電防止のために金属板を用いる
必要がないため、カードの重量が増すという問題点も発
生せず、特殊な印刷技術を必要としないことから製造コ
ストも低く抑えることが可能となる効果を奏する点も実
施の形態1及び実施の形態2で説明したICカードと同
様である。加えて、この実施の形態3に記載のICカー
ドでは絶縁性樹脂からなるカード基体11を肉厚の導電
性樹脂からなる導電性樹脂層12で覆う構造としている
ため、機械的な強度が高く耐久性に優れるという利点が
ある。
【0029】なお、上記の実施の形態3では、絶縁性樹
脂からなるカード基体11を肉厚の導電性樹脂からなる
導電性樹脂層12で覆う2層構造としたが、この2層の
間に他の導電性樹脂層又は絶縁性樹脂層を1層又は2層
以上加えて、3層以上の多層構造としても同様の効果が
得られる。また、上記の実施の形態3では、導電性樹脂
層12の表面に型名や製造番号等のデザイン50を印刷
する工程としたが、絶縁性樹脂層からなるカード基体1
1の表面に型名や製造番号等のデザイン50を印刷した
後に、透明の導電性樹脂層12でこのカード基体11を
覆う工程としてもよい。この場合、この印刷されたデザ
イン50が透明の導電性樹脂層12によって機械的にも
保護されるため、磨耗等によってデザインが損われるこ
とを防止できるという効果がある。
【0030】
【発明の効果】この発明に係るICカードは、絶縁性の
樹脂で成形されたカード基体の表面に導電性のシールが
貼り付けられているので、ICカードが帯電することが
防止でき、ICカードに実装されている回路部品が破壊
されたり誤動作を起こすことなく、また、そのカードが
システム機器の導電部に接触しても静電気の放電により
システム機器の誤動作を招くことを防止できる効果があ
る。また、帯電防止のための金属板を用いる必要がない
ため、カードの重量を低く抑えることができ、さらに、
特殊な印刷技術を必要としないことから製造コストも低
く抑えることが可能となる効果がある。
【0031】この発明に係るICカードの製造方法は、
導電性シールを絶縁性の樹脂で成形したカード基体の表
面部分に貼り付ける工程を備えたことにより、簡単な工
程でICカードが製造できる効果がある。
【0032】この発明に係るICカードは、カード基体
の表面が静電気の帯電を防止しうる導電性の保護膜で覆
われているので、ICカードが帯電することが防止で
き、ICカードに実装されている回路部品が破壊された
り誤動作を起こすことなく、また、そのカードがシステ
ム機器の導電部に接触しても静電気の放電によりシステ
ム機器の誤動作を招くことを防止できる効果がある。ま
た、帯電防止のための金属板を用いる必要がないため、
カードの重量を低く抑えることができ、さらに、特殊な
印刷技術を必要としないことから製造コストも低く抑え
ることが可能となる効果がある。
【0033】この発明に係るICカードの製造方法は、
コネクタをカバー等で覆うようにして、このコネクタに
保護膜の原料液が付着しないようにした上で、導電性の
保護膜の原料液にこのカード基体を浸し、カバーしたコ
ネクタ部分を除いてカード基体の表面に保護膜の原料液
を付着させ、さらに、このカード基体の表面に付着した
保護膜の原料液を固化する工程を備えたことにより、簡
単な工程でICカードが製造でき、また、量産にも適す
るという効果がある。
【0034】この発明に係るICカードは、回路基板を
収納するカード基体が多層構造の樹脂からなり、この多
層構造の樹脂の最も内側の層は絶縁性の樹脂で構成され
ているとともに、最も外側の層が導電性の樹脂で構成さ
れていることにより、回路基板に実装された回路部品が
短絡することを防止すると同時に、ICカードが帯電す
ることが防止でき、ICカードに実装されている回路部
品が破壊されたり誤動作を起こすことなく、また、その
カードがシステム機器の導電部に接触しても静電気の放
電によりシステム機器の誤動作を招くことを防止できる
効果がある。また、帯電防止のための金属板を用いる必
要がないため、カードの重量を低く抑えることができ、
さらに、特殊な印刷技術を必要としないことから製造コ
ストも低く抑えることが可能となる効果がある。
【0035】この発明に係るICカードの製造方法は、
絶縁性の樹脂で回路基板を覆うことにより完成品よりも
一回り小さいサイズのカード基体の内側の層を成形する
工程と、導電性の樹脂でこのカード基体の内側の層を覆
うことにより完成品としてのサイズのカード基体の外側
の層を成形する工程とを備えたことにより、ICカード
が簡単に製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のICカードを示す
斜視図。
【図2】 この発明の実施の形態1のICカードを示す
断面図。
【図3】 この発明の実施の形態1のICカードの製造
方法を示す断面図。
【図4】 この発明の実施の形態1のICカードの製造
方法を示す断面図。
【図5】 この発明の実施の形態1のICカードの製造
方法を示す断面図。
【図6】 この発明の実施の形態2のICカードを示す
斜視図。
【図7】 この発明の実施の形態2のICカードを示す
断面図。
【図8】 この発明の実施の形態2のICカードの製造
方法を示す断面図。
【図9】 この発明の実施の形態2のICカードの製造
方法を示す断面図。
【図10】 この発明の実施の形態2のICカードの製
造方法を示す斜視図。
【図11】 この発明の実施の形態2のICカードの製
造方法を示す斜視図。
【図12】 この発明の実施の形態2のICカードの製
造方法を示す斜視図。
【図13】 この発明の実施の形態3のICカードを示
す斜視図。
【図14】 この発明の実施の形態3のICカードを示
す断面図。
【図15】 この発明の実施の形態3のICカードの製
造方法を示す断面図。
【図16】 この発明の実施の形態3のICカードの製
造方法を示す断面図。
【図17】 この発明の実施の形態3のICカードの製
造方法を示す斜視図。
【図18】 この発明の実施の形態3のICカードの製
造方法を示す斜視図。
【図19】 従来のICカードを示す斜視図。
【図20】 従来のICカードを示す断面図。
【符号の説明】
1 カード基体 11 完成品より一回り小さい寸法のカード基体 12 導電性の樹脂層 2 回路基板 3 回路部品 4 コネクタ 41 カバー 5 金属版 5a カード基体の表面側に貼り付けられた金属板5の
部分 5b カード基体の裏面側に貼り付けられた金属板5の
部分 5c 5aと5bの接続部 50 文字やマーク等のデザイン 6 導電性シール 60 接着剤 70 水槽 71 保護膜の原料液 72 導電性保護膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に回路部品を実装した回路基板、前
    記回路基板と外部装置を電気的に接続するコネクタ、前
    記回路基板を収納する絶縁性の樹脂からなるカード基体
    を備えたICカードにおいて、前記カード基体の表面に
    導電性のシールが貼り付けられていることを特徴とする
    ICカード。
  2. 【請求項2】 回路基板に回路部品を実装する工程、コ
    ネクタを前記回路基板に装着する工程、絶縁性の樹脂で
    前記回路基板の周囲を覆いカード基体を成形する工程、
    導電性シールを前記カード基体の表面部分に貼り付ける
    工程を含むことを特徴とするICカードの製造方法。
  3. 【請求項3】 表面に回路部品を実装した回路基板、前
    記回路基板と外部装置を電気的に接続するコネクタ、前
    記回路基板を収納する絶縁性の樹脂からなるカード基体
    を備えたICカードにおいて、前記カード基体の表面が
    導電性の保護膜で覆われていることを特徴とするICカ
    ード。
  4. 【請求項4】 回路基板に回路部品を実装する工程、コ
    ネクタを前記回路基板に装着する工程、絶縁性の樹脂で
    前記回路基板の周囲を覆いカード基体を成形する工程、
    前記コネクタをカバーで覆う工程、絶縁性の保護膜の原
    料液に前記カード基体を浸す工程、前記カード基体の表
    面に付着した前記保護膜の原料液を固化する工程を含む
    ことを特徴とするICカードの製造方法。
  5. 【請求項5】 表面に回路部品を実装した回路基板、前
    記回路基板と外部装置を電気的に接続するコネクタ、前
    記回路基板を収納する樹脂からなるカード基体を備えた
    ICカードにおいて、前記カード基体が多層構造であ
    り、最も内側の層が絶縁性の樹脂であり、最も外側の層
    が導電性の樹脂であることを特徴とするICカード。
  6. 【請求項6】 回路基板に回路部品を実装する工程、コ
    ネクタを前記回路基板に装着する工程、絶縁性の樹脂で
    前記回路基板を覆いカード基体の内側の層を成形する工
    程、前記カード基体の内側の層を導電性の樹脂で覆いカ
    ード基体の外側の層を成形する工程を含むことを特徴と
    するICカードの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100762068B1 (ko) * 2005-08-30 2007-10-01 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 메모리 카드 유지 구조체

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