JPH09202265A - 車体カウルボックスメンバ構造 - Google Patents
車体カウルボックスメンバ構造Info
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- JPH09202265A JPH09202265A JP8010698A JP1069896A JPH09202265A JP H09202265 A JPH09202265 A JP H09202265A JP 8010698 A JP8010698 A JP 8010698A JP 1069896 A JP1069896 A JP 1069896A JP H09202265 A JPH09202265 A JP H09202265A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両換気性能に十分な風量を確保し、居住性
を損なうことなく、より一層確実なガラス接着性能を得
ること。 【解決手段】 車体カウルボックス2の略後方上部にカ
ウルボックスメンバ21を設けるとともに、カウルボッ
クスメンバ21の断面を、他の部位より厚くした略前後
縦壁21b、21cと、上部傾斜部に設けたフロントガ
ラス取付面21aと、前記ガラス取付面21aの下端部
から対向する壁面と結ぶリブ21dとを設けた。
を損なうことなく、より一層確実なガラス接着性能を得
ること。 【解決手段】 車体カウルボックス2の略後方上部にカ
ウルボックスメンバ21を設けるとともに、カウルボッ
クスメンバ21の断面を、他の部位より厚くした略前後
縦壁21b、21cと、上部傾斜部に設けたフロントガ
ラス取付面21aと、前記ガラス取付面21aの下端部
から対向する壁面と結ぶリブ21dとを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、車体カウルボ
ックスメンバ構造に関する。
ックスメンバ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、自動車車体のボディサイドのフ
ロントピラー間には、車幅方向に沿ってカウルボックス
が設けられている。図9、10に示される如く、このカ
ウルボックス62は、後方上部でフロントガラスの下部
を支持している。車体カウルボックス62の構造として
は、例えば、図10に示すように板材のカウルボックス
621aと板材のレインフォース621bで前記カウル
ボックス後部に閉断面621を形成する車体カウルボッ
クスメンバ構造がある。また、軽合金の押し出し材だ形
成された車体カウルボックスメンバ構造としては、例え
ば、図11に示すような車体カウルボックスメンバ72
1もある。(特願昭60一135375号)
ロントピラー間には、車幅方向に沿ってカウルボックス
が設けられている。図9、10に示される如く、このカ
ウルボックス62は、後方上部でフロントガラスの下部
を支持している。車体カウルボックス62の構造として
は、例えば、図10に示すように板材のカウルボックス
621aと板材のレインフォース621bで前記カウル
ボックス後部に閉断面621を形成する車体カウルボッ
クスメンバ構造がある。また、軽合金の押し出し材だ形
成された車体カウルボックスメンバ構造としては、例え
ば、図11に示すような車体カウルボックスメンバ72
1もある。(特願昭60一135375号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような従来の車体カウルボックスメンバ構造にあって
は、図9、10に示される如く、板材のカウルボックス
621aと板材のレインフォース621bで前記カウル
ボックス後部に閉断面621を形成する構造と成ってい
たため、衝突などの際に、車体前部に後方へ向かう荷重
が作用した場合には、エンジン等の車体後方への移動に
ともなって、カウルボックス62に車体後方図10の矢
印F方向へ向かって荷重が作用する。従って、この荷重
を支持するためには、カウルボックス62の閉断面部6
21を車体前後方向に長くするか、板厚を厚くすること
が考えられるが、カウルボックス62の閉断面部621
をカウルボックス部62の断面内に突出させるように長
くすると、カウルボックス部62の断面積が小さくな
り、車両の換気性能に大きく影響する空気取り入れの経
路であるカウルボックス部62の通気抵抗が大きくな
り、室内への所定の風量が確保できなくなる恐れがあ
る。また、カウルボックス62の閉断面部621を室内
側に突出させると、車体幅方向に沿って設けられたステ
アリングやエアバッグを支持しているステアリングメン
バやインストパネル等の位置を後方へ設ける必要があ
り、室内前後長を狭め、居往性を損なう恐れがある。こ
のように、カウルボックス62の閉断面部621を車体
前後方向に長くするか、板厚を厚くする必要があるが、
いずれの場合においても、重量増しとなる。
ような従来の車体カウルボックスメンバ構造にあって
は、図9、10に示される如く、板材のカウルボックス
621aと板材のレインフォース621bで前記カウル
ボックス後部に閉断面621を形成する構造と成ってい
たため、衝突などの際に、車体前部に後方へ向かう荷重
が作用した場合には、エンジン等の車体後方への移動に
ともなって、カウルボックス62に車体後方図10の矢
印F方向へ向かって荷重が作用する。従って、この荷重
を支持するためには、カウルボックス62の閉断面部6
21を車体前後方向に長くするか、板厚を厚くすること
が考えられるが、カウルボックス62の閉断面部621
をカウルボックス部62の断面内に突出させるように長
くすると、カウルボックス部62の断面積が小さくな
り、車両の換気性能に大きく影響する空気取り入れの経
路であるカウルボックス部62の通気抵抗が大きくな
り、室内への所定の風量が確保できなくなる恐れがあ
る。また、カウルボックス62の閉断面部621を室内
側に突出させると、車体幅方向に沿って設けられたステ
アリングやエアバッグを支持しているステアリングメン
バやインストパネル等の位置を後方へ設ける必要があ
り、室内前後長を狭め、居往性を損なう恐れがある。こ
のように、カウルボックス62の閉断面部621を車体
前後方向に長くするか、板厚を厚くする必要があるが、
いずれの場合においても、重量増しとなる。
【0004】一方、このような重量増加を避けるため
に、車体カウルボックスメンバ721を軽合金の押し出
し材等の一定断面部材で形成する構造がある。しかしな
がら、このカウルボックスメンバ721では、フロント
ガラス取付面721aを含む断面がロの字の一つの閉断
面構造となっているため、フロントガラス下部面の曲率
に沿って、曲げ加工を行った際に、前記ガラス取付面7
21aがへこむ等して、ガラスとの隙間のバラツキが大
きくなり、接着性能が損なわれる恐れがある。よって、
一層のカウルトップメンバ断面の小型化、軽量化及びガ
ラス接着性能の向上が望まれていた。
に、車体カウルボックスメンバ721を軽合金の押し出
し材等の一定断面部材で形成する構造がある。しかしな
がら、このカウルボックスメンバ721では、フロント
ガラス取付面721aを含む断面がロの字の一つの閉断
面構造となっているため、フロントガラス下部面の曲率
に沿って、曲げ加工を行った際に、前記ガラス取付面7
21aがへこむ等して、ガラスとの隙間のバラツキが大
きくなり、接着性能が損なわれる恐れがある。よって、
一層のカウルトップメンバ断面の小型化、軽量化及びガ
ラス接着性能の向上が望まれていた。
【0005】この発明は、このような従来の間題点に着
目されたもので、車体カウルボックスの略後方上部にカ
ウルボックスメンバを設けるとともに、カウルボックス
メンバ断面を、他の部位より厚くした略前後縦壁と、上
部傾斜部に設けたフロントガラス取付面と、前記ガラス
取付面下端部から対向する壁面と結ぶリブとを設けた構
造とすることにより、上記問題を解決することを目的と
している。
目されたもので、車体カウルボックスの略後方上部にカ
ウルボックスメンバを設けるとともに、カウルボックス
メンバ断面を、他の部位より厚くした略前後縦壁と、上
部傾斜部に設けたフロントガラス取付面と、前記ガラス
取付面下端部から対向する壁面と結ぶリブとを設けた構
造とすることにより、上記問題を解決することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の車体カウルボックスメンバ
構造では、車体の骨格を軽合金の押し出し材等の一定断
面部材を主に用いて構成した車体のフロントガラスの下
部を支持するカウルボックスメンバ構造において、車体
カウルボックスの略後方上部にカウルボックスメンバを
設けるとともに、カウルボックスメンバ断面を、他の部
位より厚くした略前後縦壁と、上部傾斜部に設けたフロ
ントガラス取付面と、前記ガラス取付面下端部から対向
する壁面と結ぶリブとを設けた構成とした。また、本発
明請求項2記載の車体カウルボックスメンバ構造では、
請求項1記載の車体カウルボックスメンバ構造におい
て、略円筒状とされた外郭部と、この外郭部の上部傾斜
部に設けたフロントガラス取付面と、他の部位より厚く
した前記外郭部略前後縦壁とを設けた構成とした。ま
た、本発明請求項3記載の車体カウルボックスメンバ構
造では、請求項1または2記載の車体カウルボックスメ
ンバ構造において、ガラス取付面内側に部材を曲げ加工
した際に、ガラス取付面のへこみを抑える突起を設けた
構成とした。また、本発明請求項4記載の車体カウルボ
ックスメンバ構造では、請求項1記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、壁面内側がガラス取付面と同
一面となるガラス取付面前下部の壁面と、ボディサイド
との結合時にガラス取付面に接するようボディサイドの
ガラス取付面に接するように加工された端部を形成され
た前記ガラス取付面の前下部の壁面とを設けた構成とし
た。また、本発明請求項5記載の車体カウルボックスメ
ンバ構造では、請求項1または2記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、他の部位より厚肉にした略前
後縦壁や角部近傍に各種ユニット取付用フランジを設け
た構成とした。また、本発明請求項5記載の車体カウル
ボックスメンバ構造では、請求項1または2記載の車体
カウルボックスメンバ構造において、ガラス取付面上部
に交わる壁面の部材長手方向任意の箇所に空気吹出口を
設けた構成とした。
めに、本発明請求項1記載の車体カウルボックスメンバ
構造では、車体の骨格を軽合金の押し出し材等の一定断
面部材を主に用いて構成した車体のフロントガラスの下
部を支持するカウルボックスメンバ構造において、車体
カウルボックスの略後方上部にカウルボックスメンバを
設けるとともに、カウルボックスメンバ断面を、他の部
位より厚くした略前後縦壁と、上部傾斜部に設けたフロ
ントガラス取付面と、前記ガラス取付面下端部から対向
する壁面と結ぶリブとを設けた構成とした。また、本発
明請求項2記載の車体カウルボックスメンバ構造では、
請求項1記載の車体カウルボックスメンバ構造におい
て、略円筒状とされた外郭部と、この外郭部の上部傾斜
部に設けたフロントガラス取付面と、他の部位より厚く
した前記外郭部略前後縦壁とを設けた構成とした。ま
た、本発明請求項3記載の車体カウルボックスメンバ構
造では、請求項1または2記載の車体カウルボックスメ
ンバ構造において、ガラス取付面内側に部材を曲げ加工
した際に、ガラス取付面のへこみを抑える突起を設けた
構成とした。また、本発明請求項4記載の車体カウルボ
ックスメンバ構造では、請求項1記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、壁面内側がガラス取付面と同
一面となるガラス取付面前下部の壁面と、ボディサイド
との結合時にガラス取付面に接するようボディサイドの
ガラス取付面に接するように加工された端部を形成され
た前記ガラス取付面の前下部の壁面とを設けた構成とし
た。また、本発明請求項5記載の車体カウルボックスメ
ンバ構造では、請求項1または2記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、他の部位より厚肉にした略前
後縦壁や角部近傍に各種ユニット取付用フランジを設け
た構成とした。また、本発明請求項5記載の車体カウル
ボックスメンバ構造では、請求項1または2記載の車体
カウルボックスメンバ構造において、ガラス取付面上部
に交わる壁面の部材長手方向任意の箇所に空気吹出口を
設けた構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】 図1、2は、この発明の実施の
形態1を示す図である。まず、構成について説明する
と、車体の骨格を軽合金の押し出し材等の一定断面部材
を主に用いて構成した車体1のフロントピラーアッパ
3、フロントピラーロア5、フードリッジ4の結合部付
近に、車幅方向に沿ってカウルボックス2設けている。
このカウルボックス2は板材のカウルトップパネル22
と後上部に設けられたカウルボックスメンバ21で構成
され、カウルボックスメンバ21の断面を、他の部位
(t2)より厚く(t1)した略前後縦壁21b、21
cと、上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面21a
と、前記ガラス取付面21aの下端部から対向する壁面
と結ぶリブ21dとを設けた構造としている。また、カ
ウルボックスメンバ21の下部には、カウルトップパネ
ル22接合用のフランジ21eが設けられている。
形態1を示す図である。まず、構成について説明する
と、車体の骨格を軽合金の押し出し材等の一定断面部材
を主に用いて構成した車体1のフロントピラーアッパ
3、フロントピラーロア5、フードリッジ4の結合部付
近に、車幅方向に沿ってカウルボックス2設けている。
このカウルボックス2は板材のカウルトップパネル22
と後上部に設けられたカウルボックスメンバ21で構成
され、カウルボックスメンバ21の断面を、他の部位
(t2)より厚く(t1)した略前後縦壁21b、21
cと、上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面21a
と、前記ガラス取付面21aの下端部から対向する壁面
と結ぶリブ21dとを設けた構造としている。また、カ
ウルボックスメンバ21の下部には、カウルトップパネ
ル22接合用のフランジ21eが設けられている。
【0008】次に作用を説明する。図2に示すように衝
突などの際に、車体前部に後方へ向かう荷重が作用した
場合には、エンジン等の車体後方への移動にともなっ
て、カウルボックスメンバに車体後方(図2の矢印F方
向)へ向かって荷重が作用するが、カウルボックスメン
バ21の略前後縦壁21b、21cが他の部位より厚肉
になっているため、車体前後方向の長さを抑えながら断
面2次モーメントが大きく、変位量を小さく抑えること
ができる。よって、カウルボックスメンバ21のカウル
ボックス部2ヘの突出を抑え、通気抵抗を小さくし、室
内への所定風量が確保できる。尚、カウルボックスメン
バ21の室内側への突出も小さく居住性を損なうことも
ない。また、上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面
21aと、ガラス取付面21aの下端部から対向する壁
面と結ぶリブ21dを設けた構造となっているため、フ
ロントガラス下部面の曲率に沿って曲げ加工(図2の矢
印Rを曲げ内Rとする)を行う際の、前記ガラス取付面
21aのへこみ等の変形を抑えることができ、フロント
ガラス6の接着剤7用隙間のバラツキが小さく、確実な
接着性能が得られる。
突などの際に、車体前部に後方へ向かう荷重が作用した
場合には、エンジン等の車体後方への移動にともなっ
て、カウルボックスメンバに車体後方(図2の矢印F方
向)へ向かって荷重が作用するが、カウルボックスメン
バ21の略前後縦壁21b、21cが他の部位より厚肉
になっているため、車体前後方向の長さを抑えながら断
面2次モーメントが大きく、変位量を小さく抑えること
ができる。よって、カウルボックスメンバ21のカウル
ボックス部2ヘの突出を抑え、通気抵抗を小さくし、室
内への所定風量が確保できる。尚、カウルボックスメン
バ21の室内側への突出も小さく居住性を損なうことも
ない。また、上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面
21aと、ガラス取付面21aの下端部から対向する壁
面と結ぶリブ21dを設けた構造となっているため、フ
ロントガラス下部面の曲率に沿って曲げ加工(図2の矢
印Rを曲げ内Rとする)を行う際の、前記ガラス取付面
21aのへこみ等の変形を抑えることができ、フロント
ガラス6の接着剤7用隙間のバラツキが小さく、確実な
接着性能が得られる。
【0009】図3は、実施の形態2を示す。車体のカウ
ルボックスメンバ121の外郭部を略円筒状とし、この
外郭部の上部傾斜部にフロントガラス取付面121aを
設け、前記外郭部略前後縦壁121b、121cを他の
部位より厚くした構造としている。従って、衝突などの
際の車体前部から後方へ向かう荷重(図3の矢印F方
向)に対しては、外郭部略前後縦壁121b、121c
の肉厚が他の部位より厚くしたため、断面2次モーメン
トが大きくなる。また、略円筒状となっているため、サ
スペンション等からの入力に生ずるカウルボックス部の
略車体上下方向(図3の矢印G)及び、ねじり力(図3
の矢印M)のいずれの荷重に対しても、曲げ剛性及びね
じり剛性が高く、効率よく作用する。
ルボックスメンバ121の外郭部を略円筒状とし、この
外郭部の上部傾斜部にフロントガラス取付面121aを
設け、前記外郭部略前後縦壁121b、121cを他の
部位より厚くした構造としている。従って、衝突などの
際の車体前部から後方へ向かう荷重(図3の矢印F方
向)に対しては、外郭部略前後縦壁121b、121c
の肉厚が他の部位より厚くしたため、断面2次モーメン
トが大きくなる。また、略円筒状となっているため、サ
スペンション等からの入力に生ずるカウルボックス部の
略車体上下方向(図3の矢印G)及び、ねじり力(図3
の矢印M)のいずれの荷重に対しても、曲げ剛性及びね
じり剛性が高く、効率よく作用する。
【0010】図4は、実施の形態3である。カウルボッ
クスメンバ221のガラス取付面221aの内側に部材
長手(押し出し)方向の突起221fを設けた構造とし
ている。従って、フロントガラス6下部面の曲率に沿っ
て曲げ加工を行う際の、前記ガラス取付面221aのへ
こみ等の変形をより一層小さく抑えることができ、フロ
ントガラス6の接着剤7用隙間のバラツキが小さく、よ
り一層確実な接着性能が得られる。
クスメンバ221のガラス取付面221aの内側に部材
長手(押し出し)方向の突起221fを設けた構造とし
ている。従って、フロントガラス6下部面の曲率に沿っ
て曲げ加工を行う際の、前記ガラス取付面221aのへ
こみ等の変形をより一層小さく抑えることができ、フロ
ントガラス6の接着剤7用隙間のバラツキが小さく、よ
り一層確実な接着性能が得られる。
【0011】図5ならびに図6の(a),(b)は、実
施の形態4である。車体カウルボックスメンバ321の
ガラス取付面321aと壁面内側が同一面となるように
ガラス取付面前下部壁面321gが設けられる。また、
フロントピラーアッパ3との結合部にガラス取付面3a
に接するよう加工された端部321g’を形成してい
る。尚、ガラス取付面前下部壁面321gの上方には、
ガラス6接着作業時のストッパー321hを設けても良
い。従って、フロントピラーアッパ3のガラス取付面3
aとカウルボックスメンバ321のガラス取付面321
aを同一面にすることができ、かつカウルボックスメン
バ321の端部321g’がフロントピラーアッパ3に
覆いかぶさるように結合されるため、結合部の剛性、強
度をより一層高めることができる。
施の形態4である。車体カウルボックスメンバ321の
ガラス取付面321aと壁面内側が同一面となるように
ガラス取付面前下部壁面321gが設けられる。また、
フロントピラーアッパ3との結合部にガラス取付面3a
に接するよう加工された端部321g’を形成してい
る。尚、ガラス取付面前下部壁面321gの上方には、
ガラス6接着作業時のストッパー321hを設けても良
い。従って、フロントピラーアッパ3のガラス取付面3
aとカウルボックスメンバ321のガラス取付面321
aを同一面にすることができ、かつカウルボックスメン
バ321の端部321g’がフロントピラーアッパ3に
覆いかぶさるように結合されるため、結合部の剛性、強
度をより一層高めることができる。
【0012】図7は、実施の形態5である。車体カウル
ボックスメンバ421の他の部位より厚肉にした略前後
縦壁421b、421cや角部近傍に各種ユニット取付
用フランジを設けている。例えば、ワイパーピボット8
を取り付けるフランジ421iをガラス取付面前下部壁
面421gの前方に設けたり、インスト(図示しない)
やステアリングを支持するプラケット(図示しない)を
取り付けるフランジ421jを設けた構造としている。
従って、フランジ根元部の剛性が高いため、各種ユニッ
トの取付剛性、強度をより一層、高く保つことができ
る。
ボックスメンバ421の他の部位より厚肉にした略前後
縦壁421b、421cや角部近傍に各種ユニット取付
用フランジを設けている。例えば、ワイパーピボット8
を取り付けるフランジ421iをガラス取付面前下部壁
面421gの前方に設けたり、インスト(図示しない)
やステアリングを支持するプラケット(図示しない)を
取り付けるフランジ421jを設けた構造としている。
従って、フランジ根元部の剛性が高いため、各種ユニッ
トの取付剛性、強度をより一層、高く保つことができ
る。
【0013】図8は、実施の形態6である。車体カウル
ボックスメンバ521のガラス取付面521a上部に交
わる壁面部の部材長手方向に空気吹出しの案内用突起5
21p及び、前記突起部521pの任意の箇所に空気吹
出口521kを設け、カウルボクスメンバ521のガラ
ス取付面521a及び内部リブ521d等で形成された
閉断面521nの他の壁面に空気導入口521mを設け
た構造としている。従って、空気導入口521mから入
れた空気をフロントガラス6の室内側下部車幅方向に全
域に存在する閉断面521nを用い、任意の箇所に設け
た空気吹出口521kから、フロントガラス6室内側に
吹き付ける構造としてあるため、フロントガラス6の曇
りを防止するデフロスタを兼ねることができ、デフロス
タの部品を削減することが可能である。
ボックスメンバ521のガラス取付面521a上部に交
わる壁面部の部材長手方向に空気吹出しの案内用突起5
21p及び、前記突起部521pの任意の箇所に空気吹
出口521kを設け、カウルボクスメンバ521のガラ
ス取付面521a及び内部リブ521d等で形成された
閉断面521nの他の壁面に空気導入口521mを設け
た構造としている。従って、空気導入口521mから入
れた空気をフロントガラス6の室内側下部車幅方向に全
域に存在する閉断面521nを用い、任意の箇所に設け
た空気吹出口521kから、フロントガラス6室内側に
吹き付ける構造としてあるため、フロントガラス6の曇
りを防止するデフロスタを兼ねることができ、デフロス
タの部品を削減することが可能である。
【0014】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても、本発明に含まれる。
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても、本発明に含まれる。
【0015】
【発明の効果】 以上説明してきたように、請求項1記
載の発明によれば、その構成を、車体カウルボックスの
略後方上部にカウルボックスメンバを設けるとともに、
カウルボックスメンバ断面を、他の部位より厚くした略
前後縦壁と、上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面
と、前記ガラス取付面下端部から対向する壁面と結ぶリ
ブとを設けた構造としたため、カウルボックスメンバの
断面を小さく抑えることができ、カウルトップメンバの
曲げ加工時のガラス取付面のへこみを最小限に抑えるこ
とができるため、車両換気性能に十分な風量を確保する
ことができ、また、居住性を損なうことなく、より一層
確実なガラス接着性能が得られるという効果が得られ
る。また、請求項2記載の発明によれば、略円筒状とな
っているため、曲げ剛性及びねじり剛性が高く、いずれ
の荷重に対しても効率よく作用し、より一層の重量軽減
が図れる。また、請求項3記載の発明によれば、ガラス
取付面内側の突起により、曲げ加工の際のガラス取付面
のへこみ等の変形をより一層小さく抑えることができ、
より一層確実なガラス接着性能か得られる。また、請求
項4記載の発明によれば、カウルボックスメンバのガラ
ス取付面前下部壁面がフロントピラーアッパに覆いかぶ
さるように結合されることにより、カウルボックスメン
バとフロントピラーアッパの結合部の剛性、強度をより
一層高めることができ、また、フロントガラス取付面の
バラツキをより一層小さく抑えることがてき、より一層
確実なガラス接着性能が得られる。また、請求項5記載
の発明によれば、厚肉にした略前後縦壁や角部近傍に各
種ユニット取付用フランジを設けているため、各種ユニ
ットの取付剛性、強度をより一層高く保つことができ
る。また、請求項6記載の発明によれば、ガラス取付面
上部壁面部に設けた空気吹出しの案内用突起及び任意の
箇所に設けた空気吹出口により、デフロスタを兼ねるこ
とができ、デフロスタの部品を削減することが可能であ
る。
載の発明によれば、その構成を、車体カウルボックスの
略後方上部にカウルボックスメンバを設けるとともに、
カウルボックスメンバ断面を、他の部位より厚くした略
前後縦壁と、上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面
と、前記ガラス取付面下端部から対向する壁面と結ぶリ
ブとを設けた構造としたため、カウルボックスメンバの
断面を小さく抑えることができ、カウルトップメンバの
曲げ加工時のガラス取付面のへこみを最小限に抑えるこ
とができるため、車両換気性能に十分な風量を確保する
ことができ、また、居住性を損なうことなく、より一層
確実なガラス接着性能が得られるという効果が得られ
る。また、請求項2記載の発明によれば、略円筒状とな
っているため、曲げ剛性及びねじり剛性が高く、いずれ
の荷重に対しても効率よく作用し、より一層の重量軽減
が図れる。また、請求項3記載の発明によれば、ガラス
取付面内側の突起により、曲げ加工の際のガラス取付面
のへこみ等の変形をより一層小さく抑えることができ、
より一層確実なガラス接着性能か得られる。また、請求
項4記載の発明によれば、カウルボックスメンバのガラ
ス取付面前下部壁面がフロントピラーアッパに覆いかぶ
さるように結合されることにより、カウルボックスメン
バとフロントピラーアッパの結合部の剛性、強度をより
一層高めることができ、また、フロントガラス取付面の
バラツキをより一層小さく抑えることがてき、より一層
確実なガラス接着性能が得られる。また、請求項5記載
の発明によれば、厚肉にした略前後縦壁や角部近傍に各
種ユニット取付用フランジを設けているため、各種ユニ
ットの取付剛性、強度をより一層高く保つことができ
る。また、請求項6記載の発明によれば、ガラス取付面
上部壁面部に設けた空気吹出しの案内用突起及び任意の
箇所に設けた空気吹出口により、デフロスタを兼ねるこ
とができ、デフロスタの部品を削減することが可能であ
る。
【図1】 本発明の実施の形態1の車体構成斜視図であ
る。
る。
【図2】 本発明の実施の形態1の車体カウルボックス
部断面で、図1の断面A−A図である。
部断面で、図1の断面A−A図である。
【図3】 本発明の実施の形態2のカウルボックスメン
バの断面図である。
バの断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3で図3と同位置断面図
である。
である。
【図5】 本発明の実施の形態4で図3と同位置断面図
である。
である。
【図6】 (a)は本発明の実施の形態4の前方斜視
図、(b)は(a)の断面B−B図である。
図、(b)は(a)の断面B−B図である。
【図7】 本発明の実施の形態5で図2と同位置断面図
である。
である。
【図8】 本発明の実施の形態6で図3と同位置断面図
である。
である。
【図9】 従来の車体前部構造斜視図である。
【図10】 図9の断面C−C図である。
【図11】従来の車体前部構造斜視図である。
2 車体カウルボックス 21、121、221、321、421、521 車体
カウルボックスメンバ 21a、121a、221a、321a、421a、5
21a ガラス取付面 21b、121b、221b、321b、421b、5
21b 厚肉の略前後縦壁 21c、121c、221c、321c、421c、5
21c 厚肉の略前後縦壁 21d、121d、221d、321d、421d、5
21d リブ 6 フロントガラス 7 フロントガラス用接着剤 8 ワイパーピボット 62 従来の車体カウルボックス 621 従来の車体車体カウルボックス閉断面部 721 従来の軽合金車体カウルボックスメンバ
カウルボックスメンバ 21a、121a、221a、321a、421a、5
21a ガラス取付面 21b、121b、221b、321b、421b、5
21b 厚肉の略前後縦壁 21c、121c、221c、321c、421c、5
21c 厚肉の略前後縦壁 21d、121d、221d、321d、421d、5
21d リブ 6 フロントガラス 7 フロントガラス用接着剤 8 ワイパーピボット 62 従来の車体カウルボックス 621 従来の車体車体カウルボックス閉断面部 721 従来の軽合金車体カウルボックスメンバ
Claims (6)
- 【請求項1】 車体の骨格を軽合金の押し出し材等の一
定断面部材を主に用いて構成した車体のフロントガラス
の下部を支持するカウルボックスメンバ構造において、
車体カウルボックスの略後方上部にカウルボックスメン
バを設けるとともに、カウルボックスメンバ断面を、他
の部位より厚くした略前後縦壁と、上部傾斜部に設けた
フロントガラス取付面と、前記ガラス取付面下端部から
対向する壁面と結ぶリブとを設けたことを特徴とする車
体カウルボックスメンバ構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の車体カウルボックスメン
バ構造において、略円筒状とされた外郭部と、該外郭部
の上部傾斜部に設けたフロントガラス取付面と、他の部
位より厚くした前記外郭部略前後縦壁とを設けたことを
特徴とする車体カウルボックスメンバ構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、ガラス取付面内側に部材を曲
げ加工した際に、ガラス取付面のへこみを抑える突起を
設けたことを特徴とする車体カウルボックスメンバ構
造。 - 【請求項4】 請求項1記載の車体カウルボックスメン
バ構造において、壁面内側がガラス取付面と同一面とな
るガラス取付面前下部の壁面と、ボディサイドとの結合
時にガラス取付面に接するようボディサイドのガラス取
付面に接するように加工された端部を形成された前記ガ
ラス取付面の前下部の壁面とを設けたことを特徴とする
車体カウルボックスメンバ構造。 - 【請求項5】 請求項1または2記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、他の部位より厚肉にした略前
後縦壁や角部近傍に各種ユニット取付用フランジを設け
たことを特徴とする車体カウルボックスメンバ構造。 - 【請求項6】 請求項1または2記載の車体カウルボッ
クスメンバ構造において、ガラス取付面上部に交わる壁
面の部材長手方向任意の箇所に空気吹出口を設けたこと
を特徴とする車体カウルボックスメンバ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010698A JPH09202265A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 車体カウルボックスメンバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010698A JPH09202265A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 車体カウルボックスメンバ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202265A true JPH09202265A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11757517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010698A Pending JPH09202265A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 車体カウルボックスメンバ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09202265A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003520152A (ja) * | 1999-06-30 | 2003-07-02 | バレオ | 車両の前方内側横断材 |
| JP2005525266A (ja) * | 2002-05-13 | 2005-08-25 | ファウレシア インネンラウム シュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | フロントウォールモジュール |
| JP2007245987A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車ドアビーム用アルミニウム合金押出形材 |
| JP2013159130A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Kobe Steel Ltd | 自動車用フロントカウルメンバ |
| JP2013166424A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Kobe Steel Ltd | 自動車用フロントカウルメンバ |
| US9193390B1 (en) | 2014-08-21 | 2015-11-24 | Kobe Steel, Ltd. | Front cowl member for vehicle |
| US12296890B2 (en) | 2021-10-20 | 2025-05-13 | Hyundai Motor Company | Cowl structure of vehicle |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010698A patent/JPH09202265A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003520152A (ja) * | 1999-06-30 | 2003-07-02 | バレオ | 車両の前方内側横断材 |
| JP2005525266A (ja) * | 2002-05-13 | 2005-08-25 | ファウレシア インネンラウム シュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | フロントウォールモジュール |
| JP2007245987A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車ドアビーム用アルミニウム合金押出形材 |
| JP2013159130A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Kobe Steel Ltd | 自動車用フロントカウルメンバ |
| JP2013166424A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Kobe Steel Ltd | 自動車用フロントカウルメンバ |
| US9193390B1 (en) | 2014-08-21 | 2015-11-24 | Kobe Steel, Ltd. | Front cowl member for vehicle |
| US12296890B2 (en) | 2021-10-20 | 2025-05-13 | Hyundai Motor Company | Cowl structure of vehicle |
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