JPH09203136A - 基礎の防蟻方法 - Google Patents

基礎の防蟻方法

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JPH09203136A
JPH09203136A JP1117096A JP1117096A JPH09203136A JP H09203136 A JPH09203136 A JP H09203136A JP 1117096 A JP1117096 A JP 1117096A JP 1117096 A JP1117096 A JP 1117096A JP H09203136 A JPH09203136 A JP H09203136A
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JP
Japan
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termite
indoor side
concrete
underfloor concrete
foundation
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Application number
JP1117096A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Kuroki
吉一 黒木
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床下コンクリート上に侵入した白蟻が基礎側面
に蟻道を形成することを防止できる。 【解決手段】床下コンクリート9の打設に先立ち、打設
される床下コンクリート9の上面9Aを上方にこえる位
置から基礎の屋内側面FBを覆って防蟻薬材7を該屋内
側面FBに沿わせ前記上面9Aを下方にこえて注入付着
させたのち、前記床下コンクリート9を打設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土状部分に床下コ
ンクリートが打設される場合における布基礎屋内側面の
防蟻性を向上しうる基礎の防蟻方法に関する。
【0002】
【従来の技術】布基礎によって囲まれる家屋床下の土状
部分(砂、砂利等の土壌の露出部分)には、従来、図6
に示すように該土状部分から発生する湿気を遮断しかつ
白蟻などの害虫の家屋への侵入を防ぐための防蟻・防湿
シートaが敷設される。
【0003】一方、前記土状部分に土間コンクリートと
呼ばれる床下コンクリートbを打設する場合があり、こ
のとき前記防蟻・防湿シートaは該床下コンクリートb
によって完全に覆われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら防蟻・防
湿シートa上に床下コンクリートbを打設する図6に示
す従来のものでは、該防蟻・防湿シートaが床下コンク
リートbによって完全に覆われてしまうため、床下コン
クリートbの打設後に防蟻処理が確実に行われたかどう
かの確認ができず、特に防蟻の施工漏れを生じる危険が
ある他、例えば布基礎に開穿した換気口c等から床下コ
ンクリートa上に侵入した白蟻が布基礎の屋内側面に蟻
道を形成するおそれがある。
【0005】本発明は、床下コンクリートの打設に先立
ち、該床下コンクリートの上面上方から下方にこえて布
基礎の屋外側面に防蟻薬材を注入付着することを基本と
して、床下コンクリートの打設後であっても防蟻処理の
施工漏れの点検を可能とし、かつ床下コンクリート上か
ら布基礎の屋内側面に沿って白蟻が蟻道を形成すること
を防止しうる基礎の防蟻方法の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、床下の土状部
分に打設される床下コンクリートが前記床を受ける基礎
の立上り部の基礎屋内面に沿うその布基礎の屋内側面を
防蟻する基礎の防蟻方法であって、床下コンクリートの
打設に先立ち、打設される床下コンクリートの上面を上
方にこえる位置から前記屋内側面を覆って防蟻薬材を前
記屋内側面に沿わせ前記上面を下方にこえて注入付着さ
せたのち、前記床下コンクリートを打設することを特徴
としている。
【0007】なお前記土状部分に、前記屋内側面に端縁
が位置するシート材を敷きつめ、該シート材上に前記床
下コンクリートを打設することが、防蟻効果をより一層
確実にし、かつ防湿性を高めうる点で望ましい。
【0008】又前記布基礎の前記立上り部に、床下コン
クリートの上面よりも上方に位置する換気口を開穿し、
この換気口の周囲の屋内側面に防蟻薬材を塗布する工程
を含むことが、屋外から換気口を通って蟻道が形成され
ることを防止しうる点で望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図において本発明の基礎の防蟻
方法は、砂、砂利等の床下土壌をなす床下の土状部分A
に打設される床下コンクリート9が前記床を受ける基礎
の立上り部FAの基礎屋内面に沿うその布基礎Fの屋内
側面FBを防蟻する方法であって、床下コンクリート9
の打設に先立ち、打設される床下コンクリート9の上面
9Aを上方にこえる位置から前記屋内側面FBを覆って
防蟻薬材7を該屋内側面FBに沿わせ前記上面9Aを下
方にこえて注入付着したのち、前記床下コンクリート9
を打設する。
【0010】又前記床下コンクリート9が打設される前
記土状部分Aには、該床下コンクリート9の打設前及び
防蟻薬材7の注入前に、前記屋内側面FBに端縁が位置
する防蟻用、防湿用のシート材6が敷きつめられる。
【0011】前記シート材6としては、塩化ビニル樹
脂、EVA樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂等の合成樹脂材中に、有機塩素系又は有機リン系、カ
ーバメイト系等の殺虫剤の中から防蟻用薬液として有効
なものを選択して混入した素材を押出成形法又はインフ
レーション成形法、カレンダ成形法等の手段でフィルム
状に形成したもの、或いは溶融状態のアスファルト中に
合成ゴムポリマ等からなる熱可塑性エラストマと前記防
蟻用薬液とを混入した素材をロールコーティング法等の
手段で不織布等に塗布してシート状に形成したものなど
がある。
【0012】シート材6は、図1〜3に示すように、布
基礎Fの屋内側面FBに端縁を略当接させて前記土状部
分Aに敷設されるが、その端縁部に屋内側面FBに向か
って下に傾く傾斜部15が形成され、この傾斜部15上
に前記防蟻薬材7を保持するための砂押え16が形成さ
れている。
【0013】又前記シート材6は、本形態ではこのシー
ト材6の端部で該シート材6を貫通して前記土状部分A
に埋入されるシート材固定具1によって固定される。
【0014】シート材固定具1は、図2、図4、図5に
示すように、土状部分Aに埋入される軸状かつ先端尖塔
状の本体2上端に、この本体2から直角に膨出し前記シ
ート材6上面に当接しうる略円形の鍔体3を具え、例え
ば合成樹脂、アルミニウムなどの好ましくは不錆材、錆
防止材、又は塗装、メッキなどによって不錆処理を施し
た鉄等の材料を用いて一体に形成される。
【0015】又前記本体2の直径Dは5mm以上かつ25
mm以下の範囲に設定されるとともに、前記鍔体3の直径
Lは10mm以上かつ100mm以下の範囲に設定される。
【0016】このように先端尖塔状の本体2を具えるこ
とにより、この本体2をシート材6に貫通させて容易に
該シート材6を固定しうるとともに、本体2の直径Dが
5mm以上であるため、シート材6を踏んだときなどに該
シート材6に生じる横方向の引張りに対してもこのシー
ト材6の破損を防止でき、さらにシート材6上面に当接
する前記鍔体3の直径Lを10mm以上としているため、
該シート材6の脱落を防ぎうる。
【0017】前記直径Dが5mmよりも小さいと、風、人
の移動等によりシート材6が引張られた際に該シート材
6に破損、ズレが生じやすく、逆に直径Dが25mmより
大きいと、シート材6を貫通させる際の抵抗が過大とな
って、このシート材固定具1の打込み作業が困難となり
がちになる。
【0018】又前記直径Lを10mmよりも小さくする
と、シート材6への押付力が低下し、シート材6の破
損、脱けが生じやすくなる一方、逆に直径Lを100mm
よりも大きくすると、シート材固定具1の前記鍔体3が
布基礎Fの立上がり部FAに当たることがあり、その打
込み作業に支障を来たして好ましくない。
【0019】さらに前記本体2の表面には、長さ方向に
のびる1本以上、本形態では4本の縦溝4…が設けら
れ、該本体2の断面形状を十字型としている。又本体2
には、長さ方向に適宜の間隔を隔てて前記縦溝4…内で
突出することによって該縦溝4…を閉じる1個以上、本
形態では本体2と直角かつ同芯の2個の略円形の抜止め
片5、5が形成されている。
【0020】このように前記本体2に縦溝4…を設けた
ため、該本体2を土状部分Aに埋入したときにこの縦溝
4…に土、砂等が入り込み、土状部分Aとの接触面積が
増し、引抜きに対する耐力を高めうるとともに、前記抜
止め片5、5によって土との係合力を増大でき、引抜き
力を更に高めうる。又前記縦溝4…は、本体2のシート
材6、土状部分Aへの打込みに際しての抵抗を低減し
て、該本体2の打込み作業を容易とすることにも役立つ
とともに、前記抜止め片5の先端側の面に縦溝4内でテ
ーパ状にのびる傾斜部17を設けたため、該打込み作業
をより一層円滑化しうる。
【0021】なお打込まれたシート材固定具1の前記鍔
体3は、覆いテープ19により覆われ、これによって抜
外れをより確実に防ぐ。
【0022】土状部分Aに前記シート材6が敷きつめら
れかつこのシート材6を前記屋内側面FBに近い端部で
複数の前記シート材固定具1…によって固定したのち、
床下コンクリート9の打設に先立ち、打設される床下コ
ンクリート9の上面9Aの上方から屋内側面FBを覆っ
て前記防蟻薬材7が、本形態では該屋内側面FBに付着
させしかも前記砂押え16上まで連続して断面略L字状
に注入される。
【0023】なお前記砂押え16上に注入された防蟻薬
材7の一部は、その底部20等から砂押え16に浸透
し、砂押え16に保持されて屋内側面FBとシート材6
の前記傾斜部15との間を塞ぎ、これによって屋内側面
FB内側における防蟻性をより一層高めうる。
【0024】さらに前記防蟻薬材7は、図1、図3に示
すように、布基礎Fの立上り部FAにおいて床下コンク
リート9の上面9Aよりも上方に位置して開穿された換
気口10の周囲の屋内側面FBにも塗布され、これによ
って屋外から換気口10を通って蟻道が形成されること
を防止する。
【0025】又防蟻薬材7は、その注入付着の後に打設
される床下コンクリート9の上面9Aを上方にこえる上
方部8を形成するため、床下コンクリート9の打設後で
あっても、この上方部8を目視により確認でき、防蟻処
理の施工漏れの危険をなくしうるとともに、床下コンク
リート9上に侵入した白蟻が該床下コンクリート9上か
ら上方に屋内側面FBに沿って蟻道を形成するのを確実
に防ぎうる。
【0026】前記防蟻薬材7としては、クロルデン、ア
ルドリン等の有機塩素剤、クロルピリホス等の有機リン
剤等を用いることができ、これを前記屋内側面FBに付
着しうる程度の付着力のある流動体と一体に混合した溶
液として使用する。このような流動体としては、ブチル
ゴム、シリコンゴム、ポリサルファイトゴム等のゴム系
粘着剤、油性コーキング剤、ポリウレタン等の可塑性樹
脂からなる弾性接着剤、或いはポリ塩化ビニル、アクリ
ル、変成シリコン、アスファルト等の可塑性樹脂からな
る固化型接着剤を用いることが出来る。
【0027】かかる防蟻薬材7を布基礎Fの前記屋内側
面FBに注入付着させたのち、前記床下コンクリート9
を前記シート材6上かつ屋内側面FBに端縁を沿わせて
打設する。
【0028】なお独立基礎、束石等の周囲も同様な方法
で防蟻施工しうる。又前記シート材6の端縁部を適宜の
テープを用いて仮固定するなどすることによって、前記
シート材固定具1…を省略することも出来る。
【0029】
【発明の効果】叙上の如く本発明の基礎の防蟻方法は、
床下コンクリートの打設に先立ち、打設される床下コン
クリートの上面を上方にこえる位置から布基礎の屋内側
面を覆って防蟻薬材を該屋内側面に沿わせ前記上面を下
方にこえて注入付着させたのち、前記床下コンクリート
を打設するものであるため、前記屋内側面に付着した防
蟻薬材を床下コンクリートの打設後にも目視により確認
でき、防蟻薬材の施工漏れの点検を確実に行いうるとと
もに、床下コンクリート上面よりも上方にこえて付着さ
れた防蟻薬材によって、床下コンクリート上に侵入した
白蟻等の害虫が前記屋内側面に蟻道を形成することを確
実に防止しうる。
【0030】又前記防蟻薬材は、床下コンクリートの上
面上方から布基礎の屋内側面に沿って上面下方に注入さ
れるため、この防蟻薬材を、高い位置からの流し落とし
により該屋内側面に確実かつ施工性よく塗布できる。
【0031】さらに請求項2の発明において、布基礎の
前記屋内側面に端縁を位置させて土状部分にシート材を
敷きつめ、このシート材上に前記床下コンクリートを打
設したときには、床下コンクリートと前記屋内側面との
間に隙間が生じたり、床下コンクリートにクラックが発
生して隙間が生じたりした場合でも、前記シート材によ
り土状部分から白蟻等が侵入することを防止でき、防蟻
効果をより一層向上しうるとともに、土状部分からの水
分の蒸発を抑え、湿気を遮断して防湿性を高めうる。
【0032】又請求項3の発明において、布基礎の立上
り部かつ床下コンクリートの上面よりも上方の部分に開
穿した換気口の周囲の屋内側面に、防蟻薬材を塗布する
工程を含むときには、屋外から前記換気口を通って白蟻
の蟻道が形成されることを防止でき、家屋の耐久性を高
めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】その断面図である。
【図3】その換気口部分における断面図である。
【図4】シート材固定具を例示する斜視図である。
【図5】その正面図である。
【図6】従来の技術を説明するための断面図である。
【符号の説明】
6 シート材 7 防蟻薬材 9 床下コンクリート 10 換気口 A 土状部分 F 布基礎 FA 立上り部 FB 屋内側面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床下の土状部分に打設される床下コンクリ
    ートが前記床を受ける基礎の立上り部の基礎屋内面に沿
    うその布基礎の屋内側面を防蟻する基礎の防蟻方法であ
    って、 床下コンクリートの打設に先立ち、打設される床下コン
    クリートの上面を上方にこえる位置から前記屋内側面を
    覆って防蟻薬材を前記屋内側面に沿わせ前記上面を下方
    にこえて注入付着させたのち、前記床下コンクリートを
    打設することを特徴とする基礎の防蟻方法。
  2. 【請求項2】前記土状部分は、前記屋内側面に端縁が位
    置するシート材により敷きつめられるとともに、該シー
    ト材上に前記床下コンクリートを打設することを特徴と
    する請求項1記載の基礎の防蟻方法。
  3. 【請求項3】前記布基礎は、前記立上り部に、床下コン
    クリートの上面よりも上方に位置する換気口が開穿され
    るとともに、換気口の周囲の屋内側面に防蟻薬材を塗布
    する工程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の
    基礎の防蟻方法。
JP1117096A 1996-01-25 1996-01-25 基礎の防蟻方法 Pending JPH09203136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061424A1 (ja) * 2008-11-27 2010-06-03 株式会社片山化学工業研究所 防蟻シートおよびそれを用いた防蟻構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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