JPH09203476A - 電磁弁装置 - Google Patents
電磁弁装置Info
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- JPH09203476A JPH09203476A JP1129196A JP1129196A JPH09203476A JP H09203476 A JPH09203476 A JP H09203476A JP 1129196 A JP1129196 A JP 1129196A JP 1129196 A JP1129196 A JP 1129196A JP H09203476 A JPH09203476 A JP H09203476A
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- yoke
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成部品を変更することなく、組付け方を変
更するだけで、常閉型としても常開型としても使用でき
るようにする。 【解決手段】 入力ポート15と出力ポート16を連通
する流路18a、18c、18bに介在して設けた弁座
12aに着座するとともに可動部材となるスリーブ20
と、スリーブ20を付勢する非線形スプリング30と、
スリーブ20の外周に配設してスリーブ20に磁力を作
用させる電磁装置を備える。電磁装置はコア40とヨー
ク50からなる固定部材と磁力を発生させる電磁コイル
70からなる。コア40とヨーク50を組み替え可能な
形状に形成し、コア40とヨーク50を組み替えて非線
形スプリング30の付勢方向を逆にすると、スリーブ2
0とコア40あるいはヨーク50との間に形成されるエ
アギャップ25、24の位置が替わり、スリーブ20に
対する吸引力の方向が変換する。
更するだけで、常閉型としても常開型としても使用でき
るようにする。 【解決手段】 入力ポート15と出力ポート16を連通
する流路18a、18c、18bに介在して設けた弁座
12aに着座するとともに可動部材となるスリーブ20
と、スリーブ20を付勢する非線形スプリング30と、
スリーブ20の外周に配設してスリーブ20に磁力を作
用させる電磁装置を備える。電磁装置はコア40とヨー
ク50からなる固定部材と磁力を発生させる電磁コイル
70からなる。コア40とヨーク50を組み替え可能な
形状に形成し、コア40とヨーク50を組み替えて非線
形スプリング30の付勢方向を逆にすると、スリーブ2
0とコア40あるいはヨーク50との間に形成されるエ
アギャップ25、24の位置が替わり、スリーブ20に
対する吸引力の方向が変換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁装置に係わ
り、特にその使用目的に応じて常閉型または常開型の電
磁弁として組立て得る電磁弁装置に関するものである。
り、特にその使用目的に応じて常閉型または常開型の電
磁弁として組立て得る電磁弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、常閉型または常開型の電磁開閉弁
として組立て得る電磁開閉弁が提案されるようになっ
た。例えば、特開平3−199788号公報において
は、上記型式の二方電磁弁として、電磁装置と弁部とを
部分的にブロック化することにより、電磁装置部の共通
化を図り、弁部のみの取り替えにより、常閉型と常開型
の何れをも製造できる二方電磁弁が提案されている。
として組立て得る電磁開閉弁が提案されるようになっ
た。例えば、特開平3−199788号公報において
は、上記型式の二方電磁弁として、電磁装置と弁部とを
部分的にブロック化することにより、電磁装置部の共通
化を図り、弁部のみの取り替えにより、常閉型と常開型
の何れをも製造できる二方電磁弁が提案されている。
【0003】また、電磁開閉弁において、弁の閉鎖動作
時に生じる油路内での液の振動や振動音の発生を防止す
るために、内リターンスプリングと外リターンスプリン
グとを用い、シャフトが所定距離移動するまでは内リタ
ーンスプリングを作用させ、シャフトが所定距離移動し
た後は外リターンスプリングを作用させて、弁体による
流路の閉鎖動作の閉じ始めは速く動作し、閉じ終わりは
遅くし、最後はゆっくりと閉鎖するようにした電磁開閉
弁が特開平7−260027号公報において提案されて
いる。
時に生じる油路内での液の振動や振動音の発生を防止す
るために、内リターンスプリングと外リターンスプリン
グとを用い、シャフトが所定距離移動するまでは内リタ
ーンスプリングを作用させ、シャフトが所定距離移動し
た後は外リターンスプリングを作用させて、弁体による
流路の閉鎖動作の閉じ始めは速く動作し、閉じ終わりは
遅くし、最後はゆっくりと閉鎖するようにした電磁開閉
弁が特開平7−260027号公報において提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−199788号公報において提案された二方電磁弁
においては、常閉型の場合は弁部のアウタベースに弁座
を形成し、常開型の場合は弁部のインナベースに弁座を
形成しているため、常閉型と常開型とでは弁部の構成が
相違することとなり、別部品が必要となって、構成部品
が増えてコストが増大するという問題を生じる。
3−199788号公報において提案された二方電磁弁
においては、常閉型の場合は弁部のアウタベースに弁座
を形成し、常開型の場合は弁部のインナベースに弁座を
形成しているため、常閉型と常開型とでは弁部の構成が
相違することとなり、別部品が必要となって、構成部品
が増えてコストが増大するという問題を生じる。
【0005】また、特開平7−260027号公報にお
いて提案された電磁開閉弁においては、内リターンスプ
リングと外リターンスプリングとの2個のスプリングを
用いる必要があるため、2個のスプリングを収容するた
めのスペースが必要になるとともに、構成部品が増えて
コストが増大するという問題を生じる。また、シャフト
が所定距離移動するまでは内リターンスプリングを作用
させ、シャフトが所定距離移動した後は外リターンスプ
リングを作用させるため、構造が複雑になり、この種電
磁開閉弁を簡単かつ容易に製造できないとともにコスト
が増大するという問題を生じる。
いて提案された電磁開閉弁においては、内リターンスプ
リングと外リターンスプリングとの2個のスプリングを
用いる必要があるため、2個のスプリングを収容するた
めのスペースが必要になるとともに、構成部品が増えて
コストが増大するという問題を生じる。また、シャフト
が所定距離移動するまでは内リターンスプリングを作用
させ、シャフトが所定距離移動した後は外リターンスプ
リングを作用させるため、構造が複雑になり、この種電
磁開閉弁を簡単かつ容易に製造できないとともにコスト
が増大するという問題を生じる。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、構成部品を変更することなく、組付け
方を変更するだけで、常閉型としても常開型としても使
用でき、かつ、弁の閉鎖動作時に液の振動や振動音が発
生しない電磁弁装置を得ることにある。
れたものであり、構成部品を変更することなく、組付け
方を変更するだけで、常閉型としても常開型としても使
用でき、かつ、弁の閉鎖動作時に液の振動や振動音が発
生しない電磁弁装置を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は流入口と流出口
を連通する流路に介在して設けた弁座に着座する弁体
と、同弁体を所定の方向に付勢する付勢手段と、同付勢
手段の付勢力に抗して弁体を作動させる磁力を発生する
電磁コイルを含む電磁装置を備えた電磁弁装置であっ
て、請求項1に記載の発明においては、付勢手段の付勢
力の作用方向を反対方向に転換させるように同付勢手段
の組付方向を変更し、かつ、電磁装置の磁力を反転させ
るように同電磁装置の磁路を形成する構成部材を組み替
えて常閉型または常開型電磁弁として使用し得るように
したことにある。
を連通する流路に介在して設けた弁座に着座する弁体
と、同弁体を所定の方向に付勢する付勢手段と、同付勢
手段の付勢力に抗して弁体を作動させる磁力を発生する
電磁コイルを含む電磁装置を備えた電磁弁装置であっ
て、請求項1に記載の発明においては、付勢手段の付勢
力の作用方向を反対方向に転換させるように同付勢手段
の組付方向を変更し、かつ、電磁装置の磁力を反転させ
るように同電磁装置の磁路を形成する構成部材を組み替
えて常閉型または常開型電磁弁として使用し得るように
したことにある。
【0008】請求項2に記載の発明においては、上述の
流入口をその軸心の軸方向に形成し、上述の流出口をそ
の外周部の径方向に形成し、上述の弁座をその流路の一
部に形成してなる円柱状インナーシャフトを備え、上述
の弁体としてインナーシャフトの軸方向に移動可能に嵌
合した円筒状の弁体を採用し、上述の付勢手段をインナ
ーシャフトの軸心と同心的に配置して円筒状の弁体を付
勢するようにし、上述の電磁装置の構成部材として電磁
コイルの両側部に配置されて同電磁コイルから発生され
た磁界の磁路を形成するヨークとコアにて構成するとと
もに、同ヨークとコアを組み替え可能な形状に形成した
ことにある。
流入口をその軸心の軸方向に形成し、上述の流出口をそ
の外周部の径方向に形成し、上述の弁座をその流路の一
部に形成してなる円柱状インナーシャフトを備え、上述
の弁体としてインナーシャフトの軸方向に移動可能に嵌
合した円筒状の弁体を採用し、上述の付勢手段をインナ
ーシャフトの軸心と同心的に配置して円筒状の弁体を付
勢するようにし、上述の電磁装置の構成部材として電磁
コイルの両側部に配置されて同電磁コイルから発生され
た磁界の磁路を形成するヨークとコアにて構成するとと
もに、同ヨークとコアを組み替え可能な形状に形成した
ことにある。
【0009】請求項3に記載の発明においては、上述の
インナーシャフトを大径部と中径部と小径部とを有する
段付きインナーシャフトとし、上述の弁座を段付きイン
ナーシャフトの中径部と大径部との間に形成し、上述の
円筒状弁体を段付きインナーシャフトの軸方向に移動可
能に中径部に嵌合したことにある。さらに、請求項4に
記載の発明においては、上述の付勢手段は収縮するほど
荷重が大きくなる非線形スプリングを用いたことにあ
る。
インナーシャフトを大径部と中径部と小径部とを有する
段付きインナーシャフトとし、上述の弁座を段付きイン
ナーシャフトの中径部と大径部との間に形成し、上述の
円筒状弁体を段付きインナーシャフトの軸方向に移動可
能に中径部に嵌合したことにある。さらに、請求項4に
記載の発明においては、上述の付勢手段は収縮するほど
荷重が大きくなる非線形スプリングを用いたことにあ
る。
【0010】また、本発明は、流入口と流出口を連通す
る流路に介在して設けた弁座に着座する弁体と、同弁体
を所定の方向に付勢する第1付勢手段と、同弁体を変位
させる可動部材と、同可動部材を所定の方向に付勢する
第2付勢手段と、同第2付勢手段の付勢力に抗して可動
部材を作動させる磁力を発生する電磁コイルを含む電磁
装置を備えた電磁弁装置であって、請求項5に記載の発
明においては、上述の第2付勢手段の付勢力の作用方向
を反対方向に転換させるように同第2付勢手段の組付方
向を変更し、かつ、電磁装置の磁力を反転させるように
同電磁装置の磁路を形成する構成部材を組み替えて常閉
型または常開型電磁弁として使用し得るようにしたこと
にある。
る流路に介在して設けた弁座に着座する弁体と、同弁体
を所定の方向に付勢する第1付勢手段と、同弁体を変位
させる可動部材と、同可動部材を所定の方向に付勢する
第2付勢手段と、同第2付勢手段の付勢力に抗して可動
部材を作動させる磁力を発生する電磁コイルを含む電磁
装置を備えた電磁弁装置であって、請求項5に記載の発
明においては、上述の第2付勢手段の付勢力の作用方向
を反対方向に転換させるように同第2付勢手段の組付方
向を変更し、かつ、電磁装置の磁力を反転させるように
同電磁装置の磁路を形成する構成部材を組み替えて常閉
型または常開型電磁弁として使用し得るようにしたこと
にある。
【0011】請求項6に記載の発明においては、上述の
流入口をその軸心の軸方向に形成し、上述の流出口をそ
の外周部の径方向に形成し、これらの流入口と流出口と
の間に弁室を形成し、同弁室内の流入口に対向する位置
に弁座を形成し、同弁座に着座する位置に上述の弁体を
流入口側から付勢する第1の付勢手段を配置した基部を
備え、上述の可動部材を弁室と連通して基部の軸心の軸
方向に配設した貫通孔内に移動可能に嵌合されたインナ
ーシャフトにて形成し、上述の電磁装置の構成部材とし
て電磁コイルの側部に配置されたヨークと、基部と、イ
ンナーシャフトに圧入されたプランジャと、基部の内周
面あるいはヨークの内周面に圧入されてインナーシャフ
トをガイドする円筒状段付きガイド体にて構成するとと
もに、同ガイド体とプランジャとを組み替え可能な形状
に形成し、上述の第2の付勢手段をガイド体と同心的に
配置してプランジャを付勢するようにしたことにある。
流入口をその軸心の軸方向に形成し、上述の流出口をそ
の外周部の径方向に形成し、これらの流入口と流出口と
の間に弁室を形成し、同弁室内の流入口に対向する位置
に弁座を形成し、同弁座に着座する位置に上述の弁体を
流入口側から付勢する第1の付勢手段を配置した基部を
備え、上述の可動部材を弁室と連通して基部の軸心の軸
方向に配設した貫通孔内に移動可能に嵌合されたインナ
ーシャフトにて形成し、上述の電磁装置の構成部材とし
て電磁コイルの側部に配置されたヨークと、基部と、イ
ンナーシャフトに圧入されたプランジャと、基部の内周
面あるいはヨークの内周面に圧入されてインナーシャフ
トをガイドする円筒状段付きガイド体にて構成するとと
もに、同ガイド体とプランジャとを組み替え可能な形状
に形成し、上述の第2の付勢手段をガイド体と同心的に
配置してプランジャを付勢するようにしたことにある。
【0012】請求項7に記載の発明においては、基部の
外周にドレイン孔を有するフランジ部を形成するととも
に、同基部の流出口を間にして弁室と対向する側壁に弁
座形成し、同側壁に形成した弁座に当接するようにイン
ナーシャフトにフランジ部を形成してデューティ弁とし
て使用し得るようにしたことにある。さらに、請求項8
に記載の発明においては、第1付勢手段は収縮するほど
荷重が大きくなる非線形スプリングを用いたことにあ
る。
外周にドレイン孔を有するフランジ部を形成するととも
に、同基部の流出口を間にして弁室と対向する側壁に弁
座形成し、同側壁に形成した弁座に当接するようにイン
ナーシャフトにフランジ部を形成してデューティ弁とし
て使用し得るようにしたことにある。さらに、請求項8
に記載の発明においては、第1付勢手段は収縮するほど
荷重が大きくなる非線形スプリングを用いたことにあ
る。
【0013】
【発明の作用・効果】このように、請求項1から請求項
3に記載の発明においては、付勢手段の付勢力の作用方
向を反対方向に転換させるように付勢手段の組付方向を
変更し、電磁装置の磁路を形成する構成部材であるコア
とヨークを組み替えると、弁体とヨークの間に形成され
ていたエアギャップが弁体とコアの間に形成されるよう
になり、あるいは弁体とコアの間に形成されていたエア
ギャップが弁体とヨークの間に形成されるようになる。
これにより、電磁装置により磁界が発生すると、弁体に
対するヨークからの吸引力が弁体に対するコアからの吸
引力、あるいは弁体に対するコアからの吸引力が弁体に
対するヨークからの吸引力に変換されるので、常閉型と
しても常開型としても使用できるようになる。
3に記載の発明においては、付勢手段の付勢力の作用方
向を反対方向に転換させるように付勢手段の組付方向を
変更し、電磁装置の磁路を形成する構成部材であるコア
とヨークを組み替えると、弁体とヨークの間に形成され
ていたエアギャップが弁体とコアの間に形成されるよう
になり、あるいは弁体とコアの間に形成されていたエア
ギャップが弁体とヨークの間に形成されるようになる。
これにより、電磁装置により磁界が発生すると、弁体に
対するヨークからの吸引力が弁体に対するコアからの吸
引力、あるいは弁体に対するコアからの吸引力が弁体に
対するヨークからの吸引力に変換されるので、常閉型と
しても常開型としても使用できるようになる。
【0014】また、請求項5から請求項7に記載の発明
においては、第2付勢手段の付勢力の作用方向を反対方
向に転換させるように第2付勢手段の組付方向を変更
し、電磁装置の磁路を形成する構成部材であるガイド体
とプランジャを組み替えると、ガイド体とプランジャの
間に形成されるエアギャップの位置が基部の反対側から
基部側に、あるいは基部側から基部の反対側に変換され
るようになる。これにより、電磁装置により磁界が発生
すると、プランジャに対するガイド体からの吸引力の方
向が変換されるので、常閉型としても常開型としても使
用できるようになる。
においては、第2付勢手段の付勢力の作用方向を反対方
向に転換させるように第2付勢手段の組付方向を変更
し、電磁装置の磁路を形成する構成部材であるガイド体
とプランジャを組み替えると、ガイド体とプランジャの
間に形成されるエアギャップの位置が基部の反対側から
基部側に、あるいは基部側から基部の反対側に変換され
るようになる。これにより、電磁装置により磁界が発生
すると、プランジャに対するガイド体からの吸引力の方
向が変換されるので、常閉型としても常開型としても使
用できるようになる。
【0015】したがって、常閉型であっても常開型であ
っても、全ての構成部品を共通化することが可能とな
り、この種の電磁弁装置を安価に製造できるようにな
る。
っても、全ての構成部品を共通化することが可能とな
り、この種の電磁弁装置を安価に製造できるようにな
る。
【0016】さらに、請求項4および請求項8に記載の
発明においては、付勢手段あるいは第1付勢手段は収縮
するほど荷重が大きくなる非線形スプリングであるの
で、弁体の移動開始時には速く移動し、移動終了時には
遅く移動することとなるので、この弁体が弁座に着座し
ても、着座時の衝撃力が緩和され、衝撃音、振動等の発
生を防止できるようになる。
発明においては、付勢手段あるいは第1付勢手段は収縮
するほど荷重が大きくなる非線形スプリングであるの
で、弁体の移動開始時には速く移動し、移動終了時には
遅く移動することとなるので、この弁体が弁座に着座し
ても、着座時の衝撃力が緩和され、衝撃音、振動等の発
生を防止できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 実施の形態1 図1は本発明の電磁弁装置をスプール型3ポート2位置
電磁弁装置とした場合の本実施の形態の全体構成を示す
縦断面図であり、図1(a)は常閉型に組み付けた場合
を示し、図1(b)は常開型に組み付けた場合を示す。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 実施の形態1 図1は本発明の電磁弁装置をスプール型3ポート2位置
電磁弁装置とした場合の本実施の形態の全体構成を示す
縦断面図であり、図1(a)は常閉型に組み付けた場合
を示し、図1(b)は常開型に組み付けた場合を示す。
【0018】これらの図に示すように、本実施の形態の
スプール型3ポート2位置電磁弁装置は、非磁性体から
なり大径部10aと大径部10aより小径な中径部(以
下バルブ部という)10bとバルブ部10bより若干小
径な小径部10cとを有する段付きインナシャフト10
と、磁性体からなりこの段付きインナシャフト10のバ
ルブ部10bに対して移動可能に嵌合されて磁路を形成
するスリーブ20と、スリーブ20を前進あるいは後退
させるように付勢する非線形スプリング30とを備えて
いる。
スプール型3ポート2位置電磁弁装置は、非磁性体から
なり大径部10aと大径部10aより小径な中径部(以
下バルブ部という)10bとバルブ部10bより若干小
径な小径部10cとを有する段付きインナシャフト10
と、磁性体からなりこの段付きインナシャフト10のバ
ルブ部10bに対して移動可能に嵌合されて磁路を形成
するスリーブ20と、スリーブ20を前進あるいは後退
させるように付勢する非線形スプリング30とを備えて
いる。
【0019】また、本実施の形態の電磁弁装置を構成す
る電磁装置は、磁性体からなり段付きインナシャフト1
0の外周部に配置されて磁路を形成するコア40と、磁
性体からなりコア40とともに段付きインナシャフト1
0の外周部に配置されて磁路を形成するとともに電磁装
置のケースとなるヨーク50と、ヨーク50内に配設さ
れるボビン60と、ボビン60に巻装され、図示しない
電源から通電することにより磁束を発生する電磁コイル
70とを備えている。
る電磁装置は、磁性体からなり段付きインナシャフト1
0の外周部に配置されて磁路を形成するコア40と、磁
性体からなりコア40とともに段付きインナシャフト1
0の外周部に配置されて磁路を形成するとともに電磁装
置のケースとなるヨーク50と、ヨーク50内に配設さ
れるボビン60と、ボビン60に巻装され、図示しない
電源から通電することにより磁束を発生する電磁コイル
70とを備えている。
【0020】さらに、ヨーク50と段付きインナシャフ
ト10との間あるいはコア40と段付きインナシャフト
10の間には、非磁性材よりなるスペーサ80を備えて
おり、このスペーサ80はヨーク50と段付きインナシ
ャフト10との間あるいはコア40と段付きインナシャ
フト10に圧入されて、これらの間を固定する。ここ
で、スペーサ80の内側端部81はスリーブ20の他端
部22が着座する弁座となる。
ト10との間あるいはコア40と段付きインナシャフト
10の間には、非磁性材よりなるスペーサ80を備えて
おり、このスペーサ80はヨーク50と段付きインナシ
ャフト10との間あるいはコア40と段付きインナシャ
フト10に圧入されて、これらの間を固定する。ここ
で、スペーサ80の内側端部81はスリーブ20の他端
部22が着座する弁座となる。
【0021】段付きインナシャフト10の大径部10a
には、コア40あるいはヨーク50を支持する大径支持
部11を配設している。段付きインナシャフト10のバ
ルブ部10bの両端部には、環状溝12と段部13とを
配設している。ここで、環状溝12の一端部12aはス
リーブ20の一端部21が着座する弁座となる。段付き
インナシャフト10の小径部10cには、スペーサ80
を支持する小径支持部14を配設している。なお、大径
支持部11の長さLと小径支持部14の長さLとが等し
くなるように大径支持部11および小径支持部14を形
成している。
には、コア40あるいはヨーク50を支持する大径支持
部11を配設している。段付きインナシャフト10のバ
ルブ部10bの両端部には、環状溝12と段部13とを
配設している。ここで、環状溝12の一端部12aはス
リーブ20の一端部21が着座する弁座となる。段付き
インナシャフト10の小径部10cには、スペーサ80
を支持する小径支持部14を配設している。なお、大径
支持部11の長さLと小径支持部14の長さLとが等し
くなるように大径支持部11および小径支持部14を形
成している。
【0022】段付きインナシャフト10の内部には、油
路を形成する6つの穴18a〜18fを配設している。
大径部10aの軸心の外側からバルブ部10bまで軸方
向に延出する第1の穴18aを配設しており、この第1
の穴18aの外側端部は入力ポート15となる。大径部
10aの表面から径方向内部に向けて第2の穴18bを
配設している。この第2の穴18bの表面側端部は出力
ポート16となる。また、段付きインナシャフト10の
内部には、大径支持部11の端部から第2の穴18bに
連通して第1の穴18aに平行な第3の穴18cと、環
状溝12の両端部を貫通して第1の穴18aに連通する
第4の穴18dとを配設している。さらに、段付きイン
ナシャフト10の内部には、小径部の軸心の外側からバ
ルブ部10bまで軸方向に延出する第5の穴18eを配
設しており、この第5の穴18eの外側端部は排出ポー
ト17となる。また、段部13の両端部を貫通して第5
の穴18eに連通する第6の穴18fを配設している。
路を形成する6つの穴18a〜18fを配設している。
大径部10aの軸心の外側からバルブ部10bまで軸方
向に延出する第1の穴18aを配設しており、この第1
の穴18aの外側端部は入力ポート15となる。大径部
10aの表面から径方向内部に向けて第2の穴18bを
配設している。この第2の穴18bの表面側端部は出力
ポート16となる。また、段付きインナシャフト10の
内部には、大径支持部11の端部から第2の穴18bに
連通して第1の穴18aに平行な第3の穴18cと、環
状溝12の両端部を貫通して第1の穴18aに連通する
第4の穴18dとを配設している。さらに、段付きイン
ナシャフト10の内部には、小径部の軸心の外側からバ
ルブ部10bまで軸方向に延出する第5の穴18eを配
設しており、この第5の穴18eの外側端部は排出ポー
ト17となる。また、段部13の両端部を貫通して第5
の穴18eに連通する第6の穴18fを配設している。
【0023】スリーブ20は可動部材を構成するととも
に、その両端部21、22は弁作用をする弁部を構成す
るものである。このスリーブ20の中央部には、非線形
スプリング30を係止する環状突起23を設けている。
スリーブ20の長さは、バルブ部10bの両端部に形成
された環状溝12の一端部12aと段部13の一端部1
3aの間の長さより短い長さとしている。これにより、
スリーブ20がバルブ部10bの外周部に遊嵌されて非
線形スプリング30により付勢されたとき、後述するヨ
ーク50の内筒部53の先端部53aとスリーブ20の
端部21あるいは22の間にエアギャップ(空隙)24
もしくは25が形成される。
に、その両端部21、22は弁作用をする弁部を構成す
るものである。このスリーブ20の中央部には、非線形
スプリング30を係止する環状突起23を設けている。
スリーブ20の長さは、バルブ部10bの両端部に形成
された環状溝12の一端部12aと段部13の一端部1
3aの間の長さより短い長さとしている。これにより、
スリーブ20がバルブ部10bの外周部に遊嵌されて非
線形スプリング30により付勢されたとき、後述するヨ
ーク50の内筒部53の先端部53aとスリーブ20の
端部21あるいは22の間にエアギャップ(空隙)24
もしくは25が形成される。
【0024】非線形スプリング30は、非磁性のスプリ
ング材により形成されており、その一端部31の巻始め
部の径は小さく、その他端部32の巻終わり部の径は大
きくなるように螺旋状に巻かれている。そのため、図4
の実線(なお、図4の点線は線形スプリングの場合を示
す)で示すように、そのストローク(収縮長)sが大き
くなればなる程、荷重gが大きくなるスパイラルスプリ
ングを用いており、その設置時のストロークがs1の場
合の荷重はg1となるように設定されており、最大に縮
んでストロークがs2となった場合の荷重はg2となるよ
うに設定されている。この非線形スプリング30の一端
部31はスリーブ20の環状突起23に係止され、その
他端部32はヨーク50の内筒部53の先端部53aに
係止される。
ング材により形成されており、その一端部31の巻始め
部の径は小さく、その他端部32の巻終わり部の径は大
きくなるように螺旋状に巻かれている。そのため、図4
の実線(なお、図4の点線は線形スプリングの場合を示
す)で示すように、そのストローク(収縮長)sが大き
くなればなる程、荷重gが大きくなるスパイラルスプリ
ングを用いており、その設置時のストロークがs1の場
合の荷重はg1となるように設定されており、最大に縮
んでストロークがs2となった場合の荷重はg2となるよ
うに設定されている。この非線形スプリング30の一端
部31はスリーブ20の環状突起23に係止され、その
他端部32はヨーク50の内筒部53の先端部53aに
係止される。
【0025】コア40は円筒部41とその一端面に形成
したフランジ部42とを有している。円筒部41は大径
支持部11および小径支持部14の長さLより長く形成
しており、その先端部より大径支持部11および小径支
持部14内まで延出する長さの段部43を形成してい
る。このため、円筒部41の大径支持部11および小径
支持部14の長さLより長い分はスリーブ20のガイド
の作用をし、段部43の大径支持部11および小径支持
部14内まで延出する部分は油路を確保するためのサイ
ドギャップ26となる。
したフランジ部42とを有している。円筒部41は大径
支持部11および小径支持部14の長さLより長く形成
しており、その先端部より大径支持部11および小径支
持部14内まで延出する長さの段部43を形成してい
る。このため、円筒部41の大径支持部11および小径
支持部14の長さLより長い分はスリーブ20のガイド
の作用をし、段部43の大径支持部11および小径支持
部14内まで延出する部分は油路を確保するためのサイ
ドギャップ26となる。
【0026】また、円筒部41の厚みはヨーク50の内
側円筒部53の厚みと等しくなるように形成している。
このコア40は、段付きインナシャフト10の大径支持
部11に圧入されあるいはスペーサ80を介して小径支
持部14に圧入されて磁路を形成する。なお、コア40
は常開弁として使用するときも常閉弁として使用すると
きもその粗形状は同一であるが、常閉弁として使用する
ときは、円筒部41の内周面には段付きインナシャフト
10の第3の穴18cに連通する溝部44を配設してい
る。
側円筒部53の厚みと等しくなるように形成している。
このコア40は、段付きインナシャフト10の大径支持
部11に圧入されあるいはスペーサ80を介して小径支
持部14に圧入されて磁路を形成する。なお、コア40
は常開弁として使用するときも常閉弁として使用すると
きもその粗形状は同一であるが、常閉弁として使用する
ときは、円筒部41の内周面には段付きインナシャフト
10の第3の穴18cに連通する溝部44を配設してい
る。
【0027】ヨーク50は底部51を有する二重円筒体
形状を呈しており、底部51の一端部より延出する外側
円筒部52と底部51の他端部より延出して外側円筒部
52より短く形成された内側円筒部53とを有してい
る。外側円筒部52の端部にはかしめ部54を設けてお
り、このかしめ部54をかしめることによりヨーク50
とコア40とは固着される。内側円筒部53は大径支持
部11および小径支持部14の長さLと等しい長さとな
るように形成している。また、内側円筒部53の厚みは
コア40の円筒部41の厚みと等しくなるように形成し
ている。
形状を呈しており、底部51の一端部より延出する外側
円筒部52と底部51の他端部より延出して外側円筒部
52より短く形成された内側円筒部53とを有してい
る。外側円筒部52の端部にはかしめ部54を設けてお
り、このかしめ部54をかしめることによりヨーク50
とコア40とは固着される。内側円筒部53は大径支持
部11および小径支持部14の長さLと等しい長さとな
るように形成している。また、内側円筒部53の厚みは
コア40の円筒部41の厚みと等しくなるように形成し
ている。
【0028】なお、ヨーク50は常開弁として使用する
ときも常閉弁として使用するときもその粗形状は同一で
あるが、常開弁として使用するときは、内側円筒部53
の内周面には段付きインナシャフト10の第3の穴18
cに連通する溝部55を配設している。ヨーク50の内
部には、図示しない外部電源から通電するすることによ
り磁束を発生する電磁コイル70を巻装したボビン60
を配設している。このヨーク50はボビン60を収容す
るためのケースとなり、また、電磁コイル70より発生
された磁界の磁路を形成する。ボビン60の外周部には
環状溝61を配設しており、この環状溝61内にOリン
グ63が配置され、ボビン60とヨーク50との間およ
びボビン60とコア40との間は液密にシールされる。
ときも常閉弁として使用するときもその粗形状は同一で
あるが、常開弁として使用するときは、内側円筒部53
の内周面には段付きインナシャフト10の第3の穴18
cに連通する溝部55を配設している。ヨーク50の内
部には、図示しない外部電源から通電するすることによ
り磁束を発生する電磁コイル70を巻装したボビン60
を配設している。このヨーク50はボビン60を収容す
るためのケースとなり、また、電磁コイル70より発生
された磁界の磁路を形成する。ボビン60の外周部には
環状溝61を配設しており、この環状溝61内にOリン
グ63が配置され、ボビン60とヨーク50との間およ
びボビン60とコア40との間は液密にシールされる。
【0029】ここで上記したように、コア40の円筒部
41は大径支持部11および小径支持部14の長さLよ
り長く形成しており、その先端部より大径支持部11お
よび小径支持部14内まで延出する長さの段部43を形
成している。また、ヨーク50の内側円筒部53は大径
支持部11および小径支持部14の長さLと等しい長さ
となるように形成している。さらに、ヨーク50の内側
円筒部53の厚みとコア40の円筒部41の厚みを等し
く形成している。このため、図1(a)に示すようにコ
ア40を左側に配置しヨーク50を右側に配置しても、
あるいは図1(b)に示すようにコア40を右側に配置
しヨーク50を左側に配置しても、ヨーク50とコア4
0とは組み替え可能となる。
41は大径支持部11および小径支持部14の長さLよ
り長く形成しており、その先端部より大径支持部11お
よび小径支持部14内まで延出する長さの段部43を形
成している。また、ヨーク50の内側円筒部53は大径
支持部11および小径支持部14の長さLと等しい長さ
となるように形成している。さらに、ヨーク50の内側
円筒部53の厚みとコア40の円筒部41の厚みを等し
く形成している。このため、図1(a)に示すようにコ
ア40を左側に配置しヨーク50を右側に配置しても、
あるいは図1(b)に示すようにコア40を右側に配置
しヨーク50を左側に配置しても、ヨーク50とコア4
0とは組み替え可能となる。
【0030】上述のように構成する本実施の形態の3ポ
ート2位置電磁弁を常閉型3ポート2位置電磁弁として
使用する場合の各構成部品の組付け方を以下に説明す
る。まず、油路を形成する複数の穴18a〜18fを内
部に配設した段付きインナシャフト10の大径支持部1
1に溝部44を形成したコア40をフランジ部42側か
ら圧入し、バルブ部10bにスリーブ20を遊嵌して第
1組立体を用意する。一方、溝部55を形成していない
ヨーク50内に電磁コイル70を巻装したボビン60を
挿入し、ヨーク50の内側円筒部53の内周部にスペー
サ80を圧入して第2組立体を用意する。
ート2位置電磁弁を常閉型3ポート2位置電磁弁として
使用する場合の各構成部品の組付け方を以下に説明す
る。まず、油路を形成する複数の穴18a〜18fを内
部に配設した段付きインナシャフト10の大径支持部1
1に溝部44を形成したコア40をフランジ部42側か
ら圧入し、バルブ部10bにスリーブ20を遊嵌して第
1組立体を用意する。一方、溝部55を形成していない
ヨーク50内に電磁コイル70を巻装したボビン60を
挿入し、ヨーク50の内側円筒部53の内周部にスペー
サ80を圧入して第2組立体を用意する。
【0031】この第2組立体内に非線形スプリングをそ
の巻き終わり端32を先頭にして落としこみ、第2組立
体のスペーサ80の内周面に第1組立体の小径支持部1
4を圧入した後、ヨーク50のかしめ部54をコア40
にかしめることにより、図1(a)に示す常閉型3ポー
ト2位置電磁弁が組付けられる。このとき、非線形スプ
リング30の小径の巻始め側の一端部31はスリーブ2
0の環状突起23に係止されるとともに、非線形スプリ
ング30の大径の巻終わり側の他端部32はヨーク50
とボビン60の角部に係止される。
の巻き終わり端32を先頭にして落としこみ、第2組立
体のスペーサ80の内周面に第1組立体の小径支持部1
4を圧入した後、ヨーク50のかしめ部54をコア40
にかしめることにより、図1(a)に示す常閉型3ポー
ト2位置電磁弁が組付けられる。このとき、非線形スプ
リング30の小径の巻始め側の一端部31はスリーブ2
0の環状突起23に係止されるとともに、非線形スプリ
ング30の大径の巻終わり側の他端部32はヨーク50
とボビン60の角部に係止される。
【0032】このようにして組付けた図1(a)に示す
常閉型3ポート2位置電磁弁の動作を説明する。図示し
ない外部電源から電磁コイル70が通電されていない非
通電状態においては、スリーブ20の弁部となる端部2
1は非線形スプリング30に付勢(図4の実線で示すよ
うに、このときのストローク長はs1であり、その荷重
はg1である)されて段付きインナシャフト10のバル
ブ部10bの環状突起12の一端部12aに押し付けら
れているので、入力ポート15と出力ポート16は閉鎖
された状態となっている。一方、スリーブ20の端部2
2とスペーサ80の端部81との間はエアギャップ24
が形成されるため、出力ポート16は、第2の穴18
b、第3の穴18c、サイドギャップ26、コア40の
段部43の表面とスリーブ20の外表面の間、ボビン6
0とスリーブ20の外表面の間、エアギャップ24、段
部13、第6の穴18f、第5の穴18eを通して排出
ポート17に連通することとなり、出力ポート16から
排出ポート17に油が流れる。
常閉型3ポート2位置電磁弁の動作を説明する。図示し
ない外部電源から電磁コイル70が通電されていない非
通電状態においては、スリーブ20の弁部となる端部2
1は非線形スプリング30に付勢(図4の実線で示すよ
うに、このときのストローク長はs1であり、その荷重
はg1である)されて段付きインナシャフト10のバル
ブ部10bの環状突起12の一端部12aに押し付けら
れているので、入力ポート15と出力ポート16は閉鎖
された状態となっている。一方、スリーブ20の端部2
2とスペーサ80の端部81との間はエアギャップ24
が形成されるため、出力ポート16は、第2の穴18
b、第3の穴18c、サイドギャップ26、コア40の
段部43の表面とスリーブ20の外表面の間、ボビン6
0とスリーブ20の外表面の間、エアギャップ24、段
部13、第6の穴18f、第5の穴18eを通して排出
ポート17に連通することとなり、出力ポート16から
排出ポート17に油が流れる。
【0033】ここで、非線形スプリング30の小径の巻
始め側の一端部31はスリーブ20の環状突起は23に
係止されており、非線形スプリング30の大径の巻終わ
り側の他端部32はヨーク50とボビン60の角部に係
止されているため、エアギャップ24は非線形スプリン
グ30に塞がれることがなく、油路を十分に確保するこ
とが可能となる。そして、一般的に、油は冷温になれば
なるほど、急激にその粘度が上昇するものであるが、上
述のように非線形スプリング30を配置すれば油路を十
分に確保することが可能となり、低温時においても常温
時と同等の性能を維持することができるようになる。
始め側の一端部31はスリーブ20の環状突起は23に
係止されており、非線形スプリング30の大径の巻終わ
り側の他端部32はヨーク50とボビン60の角部に係
止されているため、エアギャップ24は非線形スプリン
グ30に塞がれることがなく、油路を十分に確保するこ
とが可能となる。そして、一般的に、油は冷温になれば
なるほど、急激にその粘度が上昇するものであるが、上
述のように非線形スプリング30を配置すれば油路を十
分に確保することが可能となり、低温時においても常温
時と同等の性能を維持することができるようになる。
【0034】この状態から、図示しない外部電源から電
磁コイル70に通電すると、電磁コイル70は磁束を発
生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨーク
50、コア40、スリーブ20を通り、エアギャップ2
4を介してヨーク50に戻る磁路が形成される。する
と、エアギャップ24間のスリーブ20の端部22とヨ
ーク50の内側円筒部53の端部53aの間に吸引力が
発生し、スリーブ20は非線形スプリング30の付勢力
に抗して、ヨーク50の内側円筒部53の端部53aに
吸引されて、スリーブ20の一端部21とバルブ部10
bの環状突起12の一端部12aの間に間隙25が生じ
る。なお、このときの非線形スプリング30のストロー
ク長は最大のs2となり、その荷重は最大のg2(図4の
実線参照)となる。
磁コイル70に通電すると、電磁コイル70は磁束を発
生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨーク
50、コア40、スリーブ20を通り、エアギャップ2
4を介してヨーク50に戻る磁路が形成される。する
と、エアギャップ24間のスリーブ20の端部22とヨ
ーク50の内側円筒部53の端部53aの間に吸引力が
発生し、スリーブ20は非線形スプリング30の付勢力
に抗して、ヨーク50の内側円筒部53の端部53aに
吸引されて、スリーブ20の一端部21とバルブ部10
bの環状突起12の一端部12aの間に間隙25が生じ
る。なお、このときの非線形スプリング30のストロー
ク長は最大のs2となり、その荷重は最大のg2(図4の
実線参照)となる。
【0035】これにより、出力ポート16と排出ポート
17との間の通路は閉鎖される。一方、入力ポート15
は、第1の穴18a、第4の穴18d、環状溝12、間
隙25、間隙26、コア40の溝部44、第3の穴18
c、第2の穴18bを通り、出力ポート16に連通する
こととなり、入力ポート15から出力ポート16に油が
流れることとなる。
17との間の通路は閉鎖される。一方、入力ポート15
は、第1の穴18a、第4の穴18d、環状溝12、間
隙25、間隙26、コア40の溝部44、第3の穴18
c、第2の穴18bを通り、出力ポート16に連通する
こととなり、入力ポート15から出力ポート16に油が
流れることとなる。
【0036】ここで、非線形スプリング30は、図4の
実線で示すように、ストロークがs1からs2まで収縮す
るため、その荷重はg1からg2まで非線形に増大する。
これにより、スリーブ20のヨーク50の内側円筒部5
3の端部53a側への移動開始時には速く移動し、スリ
ーブ20のヨーク50の内側円筒部53の端部53a側
への移動終了時には遅く移動することとなり、スリーブ
20の他端部22がスペーサ80の内側端部81の弁座
に着座しても、着座時の衝撃力が緩和され、油撃が緩和
されて、衝撃音、振動の発生を防止できるようになる。
実線で示すように、ストロークがs1からs2まで収縮す
るため、その荷重はg1からg2まで非線形に増大する。
これにより、スリーブ20のヨーク50の内側円筒部5
3の端部53a側への移動開始時には速く移動し、スリ
ーブ20のヨーク50の内側円筒部53の端部53a側
への移動終了時には遅く移動することとなり、スリーブ
20の他端部22がスペーサ80の内側端部81の弁座
に着座しても、着座時の衝撃力が緩和され、油撃が緩和
されて、衝撃音、振動の発生を防止できるようになる。
【0037】逆に、この状態から電磁コイル70への通
電を停止しすると、非線形スプリング30は、図4の実
線で示すように、ストロークがs2からs1まで戻るた
め、そのばね力はg2からg1まで非線形から線形に減少
する。これにより、スリーブ20の環状溝12の端部1
2a側への移動開始時には速く移動し、スリーブ20の
環状溝12の端部12a側への移動終了時には遅く移動
することとなり、スリーブ20の一端部21が環状溝1
2の端部12aの弁座に着座しても、着座時の衝撃力が
緩和され、油撃が緩和されて、衝撃音、振動の発生を防
止できるようになる。
電を停止しすると、非線形スプリング30は、図4の実
線で示すように、ストロークがs2からs1まで戻るた
め、そのばね力はg2からg1まで非線形から線形に減少
する。これにより、スリーブ20の環状溝12の端部1
2a側への移動開始時には速く移動し、スリーブ20の
環状溝12の端部12a側への移動終了時には遅く移動
することとなり、スリーブ20の一端部21が環状溝1
2の端部12aの弁座に着座しても、着座時の衝撃力が
緩和され、油撃が緩和されて、衝撃音、振動の発生を防
止できるようになる。
【0038】ついで、上述のように構成する本実施の形
態の3ポート2位置電磁弁を常開型3ポート2位置電磁
弁として使用する場合の各構成部品の組付け方を以下に
説明する。まず、油路を形成する複数の穴18a〜18
fを内部に配設した段付きインナシャフト10の大径支
持部11に電磁コイル70を巻装したボビン60ととも
に溝部55を形成したヨーク50の底部51側から圧入
する。ついで、バルブ部10bの外周面に沿って非線形
スプリング30の巻終わり側の他端部32が挿入の先頭
側となり巻始め側の一端部31が後側となるように挿入
する。ついで、スリーブ20をバルブ部10bの外周面
に沿って遊嵌する。この後、溝部44が形成されていな
いコア40をボビン60の外周面に沿って圧入した後、
段付きインナシャフト10の小径支持部14とコア40
の間にスペーサ80を圧入し、図1(b)に示すスプー
ル型3ポート2位置常開電磁弁が組付けられる。このと
き、非線形スプリング30の小径の巻始め側の一端部3
1はスリーブ20の環状突起23に係止されるととも
に、非線形スプリング30の大径の巻終わり側の他端部
32はヨーク50とボビン60の角部に係止される。
態の3ポート2位置電磁弁を常開型3ポート2位置電磁
弁として使用する場合の各構成部品の組付け方を以下に
説明する。まず、油路を形成する複数の穴18a〜18
fを内部に配設した段付きインナシャフト10の大径支
持部11に電磁コイル70を巻装したボビン60ととも
に溝部55を形成したヨーク50の底部51側から圧入
する。ついで、バルブ部10bの外周面に沿って非線形
スプリング30の巻終わり側の他端部32が挿入の先頭
側となり巻始め側の一端部31が後側となるように挿入
する。ついで、スリーブ20をバルブ部10bの外周面
に沿って遊嵌する。この後、溝部44が形成されていな
いコア40をボビン60の外周面に沿って圧入した後、
段付きインナシャフト10の小径支持部14とコア40
の間にスペーサ80を圧入し、図1(b)に示すスプー
ル型3ポート2位置常開電磁弁が組付けられる。このと
き、非線形スプリング30の小径の巻始め側の一端部3
1はスリーブ20の環状突起23に係止されるととも
に、非線形スプリング30の大径の巻終わり側の他端部
32はヨーク50とボビン60の角部に係止される。
【0039】このようにして組付けた図1(b)に示す
常開型3ポート2位置電磁弁の動作を説明する。図示し
ない外部電源から電磁コイル70へ通電されていない非
通電状態においては、スリーブ20の弁部となる端部2
2は非線形スプリング30に付勢されてスペーサ80の
弁座となる内側端部81に押し付けられているので、出
力ポート16と排出ポート17は閉鎖された状態となっ
ている。一方、スリーブ20の端部21とバルブ部10
bの環状溝12の端部12aの間はエアギャップ25が
形成されているので、入力ポート15は、第1の穴18
a、第4の穴18d、環状溝12、エアギャップ25、
ヨーク50の溝部55、第3の穴18c、第2の穴18
bを通り、出力ポート16に連通することとなり、入力
ポート15から出力ポート16に油が流れることとな
る。
常開型3ポート2位置電磁弁の動作を説明する。図示し
ない外部電源から電磁コイル70へ通電されていない非
通電状態においては、スリーブ20の弁部となる端部2
2は非線形スプリング30に付勢されてスペーサ80の
弁座となる内側端部81に押し付けられているので、出
力ポート16と排出ポート17は閉鎖された状態となっ
ている。一方、スリーブ20の端部21とバルブ部10
bの環状溝12の端部12aの間はエアギャップ25が
形成されているので、入力ポート15は、第1の穴18
a、第4の穴18d、環状溝12、エアギャップ25、
ヨーク50の溝部55、第3の穴18c、第2の穴18
bを通り、出力ポート16に連通することとなり、入力
ポート15から出力ポート16に油が流れることとな
る。
【0040】ここで、非線形スプリング30の小径の巻
始め側の一端部31はスリーブ20の環状突起23に係
止されており、非線形スプリング30の大径の巻終わり
側の他端部32はヨーク50とボビン60の角部に係止
されているため、エアギャップ25が非線形スプリング
30に塞がれることがないので、上記した常閉型と同様
に、油路を十分に確保することが可能となり、低温時に
おいても常温時と同等の性能を維持することができるよ
うになる。
始め側の一端部31はスリーブ20の環状突起23に係
止されており、非線形スプリング30の大径の巻終わり
側の他端部32はヨーク50とボビン60の角部に係止
されているため、エアギャップ25が非線形スプリング
30に塞がれることがないので、上記した常閉型と同様
に、油路を十分に確保することが可能となり、低温時に
おいても常温時と同等の性能を維持することができるよ
うになる。
【0041】この状態から、図示しない外部電源から電
磁コイル70に通電すると、電磁コイル70は磁束を発
生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨーク
50、コア40、スリーブ20を通り、エアギャップ2
5を介してヨーク50に戻る磁路が形成される。する
と、エアギャップ25間のスリーブ20の端部21とヨ
ーク50の内側円筒部53の先端部53aの間に吸引力
が発生し、スリーブ20はバルブ部10bに遊嵌されて
いるため、スリーブ20は非線形スプリング30の付勢
力に抗して、ヨーク50の内側円筒部53の先端部53
aに吸引される。なお、このときの非線形スプリング3
0のストローク長は最大のs2となり、その荷重は最大
のg2(図4の実線参照)となる。
磁コイル70に通電すると、電磁コイル70は磁束を発
生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨーク
50、コア40、スリーブ20を通り、エアギャップ2
5を介してヨーク50に戻る磁路が形成される。する
と、エアギャップ25間のスリーブ20の端部21とヨ
ーク50の内側円筒部53の先端部53aの間に吸引力
が発生し、スリーブ20はバルブ部10bに遊嵌されて
いるため、スリーブ20は非線形スプリング30の付勢
力に抗して、ヨーク50の内側円筒部53の先端部53
aに吸引される。なお、このときの非線形スプリング3
0のストローク長は最大のs2となり、その荷重は最大
のg2(図4の実線参照)となる。
【0042】これにより、エアギャップ25はスリーブ
20の一端部21により閉鎖され、入力ポート15と出
力ポート16との間は閉じられる。一方、スリーブ20
の他端部22とスペーサ80の内側端部81の間にエア
ギャップ24が生じ、このエアギャップ24により、出
力ポート16は、第2の穴18b、第3の穴18c、ヨ
ーク50の溝部55、ボビン60とスリーブ20の間、
エアギャップ24、段部13、第6の穴18f、第5の
穴18eを介して排出ポート17に連通することとな
り、出力ポート16から排出ポート17に油が流れる。
20の一端部21により閉鎖され、入力ポート15と出
力ポート16との間は閉じられる。一方、スリーブ20
の他端部22とスペーサ80の内側端部81の間にエア
ギャップ24が生じ、このエアギャップ24により、出
力ポート16は、第2の穴18b、第3の穴18c、ヨ
ーク50の溝部55、ボビン60とスリーブ20の間、
エアギャップ24、段部13、第6の穴18f、第5の
穴18eを介して排出ポート17に連通することとな
り、出力ポート16から排出ポート17に油が流れる。
【0043】ここで、非線形スプリング30は、図4の
実線で示すように、ストロークがs1からs2まで収縮す
るため、その荷重はg1からg2まで非線形に増大する。
これにより、スリーブ20の環状溝12の端部12a側
への移動開始時には速く移動し、スリーブ20の環状溝
12の端部12a側への移動終了時には遅く移動するこ
ととなり、スリーブ20の一端部21が環状溝12の端
部12aの弁座に着座しても、着座時の衝撃力が緩和さ
れ、油撃が緩和されて、衝撃音、振動の発生を防止でき
るようになる。
実線で示すように、ストロークがs1からs2まで収縮す
るため、その荷重はg1からg2まで非線形に増大する。
これにより、スリーブ20の環状溝12の端部12a側
への移動開始時には速く移動し、スリーブ20の環状溝
12の端部12a側への移動終了時には遅く移動するこ
ととなり、スリーブ20の一端部21が環状溝12の端
部12aの弁座に着座しても、着座時の衝撃力が緩和さ
れ、油撃が緩和されて、衝撃音、振動の発生を防止でき
るようになる。
【0044】逆に、この状態から電磁コイル70への通
電を停止しすると、非線形スプリング30は、図4の実
線で示すように、ストロークがs2からs1まで戻るた
め、そのばね力はg2からg1まで非線形から線形に減少
する。これにより、スリーブ20のスペーサ80の内側
端部81側への移動開始時には速く移動し、スリーブ2
0のスペーサ80の内側端部81側への移動終了時には
遅く移動することとなり、スリーブ20の他端部22が
スペーサ80の内側端部81の弁座に着座しても、着座
時の衝撃力が緩和され、油撃が緩和されて、衝撃音、振
動の発生を防止できるようになる。
電を停止しすると、非線形スプリング30は、図4の実
線で示すように、ストロークがs2からs1まで戻るた
め、そのばね力はg2からg1まで非線形から線形に減少
する。これにより、スリーブ20のスペーサ80の内側
端部81側への移動開始時には速く移動し、スリーブ2
0のスペーサ80の内側端部81側への移動終了時には
遅く移動することとなり、スリーブ20の他端部22が
スペーサ80の内側端部81の弁座に着座しても、着座
時の衝撃力が緩和され、油撃が緩和されて、衝撃音、振
動の発生を防止できるようになる。
【0045】上述したように、本実施の形態において
は、コア40とヨーク50の配置関係を逆にするととも
に非線形スプリング30の付勢方向を逆にするだけで常
閉型あるいは常開型の電磁弁として使用できるようにな
る。また、常閉型であっても常開型であっても、全ての
構成部品を共通化できるようになる。ただし、常閉型に
あってはヨーク50は溝部55を形成し、常開型にあっ
てはコア40に溝部44を形成する必要があるが、その
祖形状は同一であり、この種の電磁弁装置を安価に製造
できるようになる。また、本実施の形態においては、ス
リーブ20の両端部21、22が弁座となる環状溝12
の端部12aあるいはスペーサ80の端部81に面接触
する弁部となるので、その開口面積が大きな電磁弁装置
を得ることができるようになる。
は、コア40とヨーク50の配置関係を逆にするととも
に非線形スプリング30の付勢方向を逆にするだけで常
閉型あるいは常開型の電磁弁として使用できるようにな
る。また、常閉型であっても常開型であっても、全ての
構成部品を共通化できるようになる。ただし、常閉型に
あってはヨーク50は溝部55を形成し、常開型にあっ
てはコア40に溝部44を形成する必要があるが、その
祖形状は同一であり、この種の電磁弁装置を安価に製造
できるようになる。また、本実施の形態においては、ス
リーブ20の両端部21、22が弁座となる環状溝12
の端部12aあるいはスペーサ80の端部81に面接触
する弁部となるので、その開口面積が大きな電磁弁装置
を得ることができるようになる。
【0046】実施の形態2 図2は本発明の電磁弁装置をボール型3ポート2位置電
磁弁装置とした場合の本実施の形態の全体構成を示す縦
断面図であり、図2(a)は常閉型に組み付けた場合を
示し、図2(b)は常開型に組み付けた場合を示す。こ
れらの図に示すように、本実施の形態のボール型3ポー
ト2位置電磁弁装置は、円柱状で磁性体からなり、その
軸心の軸方向に第1貫通孔101とその径方向に第1貫
通孔101に連通する第2貫通孔102を配設するとと
もにその周囲にフランジ部103を有し弁部を構成する
ベース100を備えている。
磁弁装置とした場合の本実施の形態の全体構成を示す縦
断面図であり、図2(a)は常閉型に組み付けた場合を
示し、図2(b)は常開型に組み付けた場合を示す。こ
れらの図に示すように、本実施の形態のボール型3ポー
ト2位置電磁弁装置は、円柱状で磁性体からなり、その
軸心の軸方向に第1貫通孔101とその径方向に第1貫
通孔101に連通する第2貫通孔102を配設するとと
もにその周囲にフランジ部103を有し弁部を構成する
ベース100を備えている。
【0047】このベース100の第1貫通孔101の両
側部は、先端部が略円錘体状に削り取られた空間部10
4と105を形成している。空間部104の先端部の略
円錘体状の側壁104aは弁座となり、この弁座に着座
するボール弁106とボール弁を付勢する第1付勢手段
となる非線形スプリング107と、この非線形スプリン
グ107の座となるとともに開口108aを設けた円筒
蓋108とを空間部104に配設することにより、空間
部104は弁室部となる。一方、空間部105側の周壁
にはフランジ部103より外方に突出する環状突起10
9を設けている。このベース100は弁部を構成すると
ともに磁路を形成して電磁装置の一部となる。なお、開
口108aは入力ポートとなり、第2貫通孔102の両
端部は出力ポートとなる。
側部は、先端部が略円錘体状に削り取られた空間部10
4と105を形成している。空間部104の先端部の略
円錘体状の側壁104aは弁座となり、この弁座に着座
するボール弁106とボール弁を付勢する第1付勢手段
となる非線形スプリング107と、この非線形スプリン
グ107の座となるとともに開口108aを設けた円筒
蓋108とを空間部104に配設することにより、空間
部104は弁室部となる。一方、空間部105側の周壁
にはフランジ部103より外方に突出する環状突起10
9を設けている。このベース100は弁部を構成すると
ともに磁路を形成して電磁装置の一部となる。なお、開
口108aは入力ポートとなり、第2貫通孔102の両
端部は出力ポートとなる。
【0048】ここで、非線形スプリング107は、上述
の実施の形態1の非線形スプリング30と同様に、非磁
性のスプリング材により形成されており、その一端部1
07aの巻始め部の径は小さく、その他端部107bの
巻終わり部の径は大きくなるように螺旋状に巻かれてい
る。そのため、図4の実線で示すように、そのストロー
ク(収縮長)sが大きくなればなる程、荷重gが大きく
なるスパイラルスプリングを用いており、その設置時の
ストロークがs1の場合の荷重はg1となるように設定さ
れており、最大に縮んでストロークがs2となった場合
の荷重はg2となるように設定されている。この非線形
スプリング107の一端部107aはボール弁106に
係止され、その他端部107bは円筒蓋108の壁面に
係止されて、常時ボール弁106を付勢する。
の実施の形態1の非線形スプリング30と同様に、非磁
性のスプリング材により形成されており、その一端部1
07aの巻始め部の径は小さく、その他端部107bの
巻終わり部の径は大きくなるように螺旋状に巻かれてい
る。そのため、図4の実線で示すように、そのストロー
ク(収縮長)sが大きくなればなる程、荷重gが大きく
なるスパイラルスプリングを用いており、その設置時の
ストロークがs1の場合の荷重はg1となるように設定さ
れており、最大に縮んでストロークがs2となった場合
の荷重はg2となるように設定されている。この非線形
スプリング107の一端部107aはボール弁106に
係止され、その他端部107bは円筒蓋108の壁面に
係止されて、常時ボール弁106を付勢する。
【0049】ベース100のフランジ部103の側面に
は本電磁弁装置の電磁装置の主要部が配設されている。
この電磁装置の主要部は、磁性体からなりベース100
のフランジ部103の外周部に配置されて本電磁装置の
主要部のケースとなるヨーク110と、ヨーク110内
に配設されるボビン120と、ボビン120に巻装さ
れ、図示しない電源から通電することにより磁束を発生
する電磁コイル130と、円柱状で非磁性体からなりヨ
ーク110内に配置されてベース100の第1貫通孔1
01に移動可能に挿入されるインナシャフト140とを
備えている。
は本電磁弁装置の電磁装置の主要部が配設されている。
この電磁装置の主要部は、磁性体からなりベース100
のフランジ部103の外周部に配置されて本電磁装置の
主要部のケースとなるヨーク110と、ヨーク110内
に配設されるボビン120と、ボビン120に巻装さ
れ、図示しない電源から通電することにより磁束を発生
する電磁コイル130と、円柱状で非磁性体からなりヨ
ーク110内に配置されてベース100の第1貫通孔1
01に移動可能に挿入されるインナシャフト140とを
備えている。
【0050】ここで、ヨーク110は、上述の実施の形
態1のヨーク50と同様に、底部111を有する二重円
筒体形状を呈しており、底部111の一端部より延出す
る外側円筒部112と底部111の他端部より延出して
外側円筒部112より短く形成された内側円筒部113
とを有している。外側円筒部112の端部にはかしめ部
114を設けており、このかしめ部114をかしめによ
りベース100とヨーク110とは固着される。
態1のヨーク50と同様に、底部111を有する二重円
筒体形状を呈しており、底部111の一端部より延出す
る外側円筒部112と底部111の他端部より延出して
外側円筒部112より短く形成された内側円筒部113
とを有している。外側円筒部112の端部にはかしめ部
114を設けており、このかしめ部114をかしめによ
りベース100とヨーク110とは固着される。
【0051】また、電磁装置の主要部は、円筒状で磁性
体からなりインナシャフト140の外周面に遊嵌される
とともにベース100の環状突起109の内周面あるい
はヨーク110の内周面に圧入されてインナシャフト1
40の移動をガイドするガイド体150と、円筒状で非
磁性体からなりインナシャフト140の外周面に圧入さ
れるとともにヨーク110の内周面あるいはフランジ部
103の環状突起109の内周面に遊嵌されるプラジャ
160と、円筒状で非磁性体からなりヨーク110の内
周面圧入されるとともにインナシャフト140の外周面
に遊嵌されるストッパ170を備えている。
体からなりインナシャフト140の外周面に遊嵌される
とともにベース100の環状突起109の内周面あるい
はヨーク110の内周面に圧入されてインナシャフト1
40の移動をガイドするガイド体150と、円筒状で非
磁性体からなりインナシャフト140の外周面に圧入さ
れるとともにヨーク110の内周面あるいはフランジ部
103の環状突起109の内周面に遊嵌されるプラジャ
160と、円筒状で非磁性体からなりヨーク110の内
周面圧入されるとともにインナシャフト140の外周面
に遊嵌されるストッパ170を備えている。
【0052】ここで、ガイド体150の外周面には段部
151を形成しており、この段部151に第2付勢手段
となるコイルスプリング180を挿入してプランジャ1
60を弾性付勢し、ガイド体150とプランジャ160
との間にエアギャップ190を形成する。また、本実施
の形態の電磁弁装置を常閉型として使用する場合と、常
開型として使用する場合とでは、ガイド体150とプラ
ンジャ160の配置関係は逆になり、コイルスプリング
180の付勢方向も逆になるように組み付けられてい
る。
151を形成しており、この段部151に第2付勢手段
となるコイルスプリング180を挿入してプランジャ1
60を弾性付勢し、ガイド体150とプランジャ160
との間にエアギャップ190を形成する。また、本実施
の形態の電磁弁装置を常閉型として使用する場合と、常
開型として使用する場合とでは、ガイド体150とプラ
ンジャ160の配置関係は逆になり、コイルスプリング
180の付勢方向も逆になるように組み付けられてい
る。
【0053】ついで、本実施の形態の電磁弁装置を常閉
型あるいは常開型として使用する場合の各組付け方を説
明する。常閉型として組み付ける場合、まず、ベース1
00の空間部104の先端部の略円錐状の側壁104a
にボール弁106を着座させ、非線形スプリング107
を配置した円筒蓋108を空間部104内に圧入して第
1組立体とする。ここで、非線形スプリング107は、
図4の実線で示すように、そのストロークはs1であ
り、その荷重はg1となるように設定されて設置されて
いる。
型あるいは常開型として使用する場合の各組付け方を説
明する。常閉型として組み付ける場合、まず、ベース1
00の空間部104の先端部の略円錐状の側壁104a
にボール弁106を着座させ、非線形スプリング107
を配置した円筒蓋108を空間部104内に圧入して第
1組立体とする。ここで、非線形スプリング107は、
図4の実線で示すように、そのストロークはs1であ
り、その荷重はg1となるように設定されて設置されて
いる。
【0054】一方、インナシャフト140の外周面にガ
イド体150を遊嵌するとともに、ガイド体150の段
部151の外周面にコイルスプリング180を挿入した
後、プランジャ160をインナシャフト140の外周面
に圧入する。なお、プランジャ160をインナシャフト
140の外周面に圧入する場合、このインナシャフト1
40がベース100の第1貫通孔101内に挿入された
ときにインナシャフト140の先端部がボール弁106
に接触する位置となるように圧入する。これらを電磁コ
イル130を巻装したボビン120を収容したヨーク1
10内に挿入した後、ヨーク110の内周面にストッパ
170を圧入して第2組立体とする。
イド体150を遊嵌するとともに、ガイド体150の段
部151の外周面にコイルスプリング180を挿入した
後、プランジャ160をインナシャフト140の外周面
に圧入する。なお、プランジャ160をインナシャフト
140の外周面に圧入する場合、このインナシャフト1
40がベース100の第1貫通孔101内に挿入された
ときにインナシャフト140の先端部がボール弁106
に接触する位置となるように圧入する。これらを電磁コ
イル130を巻装したボビン120を収容したヨーク1
10内に挿入した後、ヨーク110の内周面にストッパ
170を圧入して第2組立体とする。
【0055】ついで、この第2組立体のガイド体150
の外周面を第1組立体の環状突起109の内周面に圧入
する。このとき、プランジャ160はボール弁106側
の方向とは逆方向にコイルスプリング180に付勢され
てエアギャップ190を形成し、このプランジャ160
の移動に伴い、プランジャ160が圧入されたインナシ
ャフト140の先端部はボール弁106に接触するよう
になる。ついで、ヨーク110のかしめ部114をかし
めることにより、図2(a)に示すボール型3ポート2
位置常閉電磁弁装置が組み付けられる。
の外周面を第1組立体の環状突起109の内周面に圧入
する。このとき、プランジャ160はボール弁106側
の方向とは逆方向にコイルスプリング180に付勢され
てエアギャップ190を形成し、このプランジャ160
の移動に伴い、プランジャ160が圧入されたインナシ
ャフト140の先端部はボール弁106に接触するよう
になる。ついで、ヨーク110のかしめ部114をかし
めることにより、図2(a)に示すボール型3ポート2
位置常閉電磁弁装置が組み付けられる。
【0056】このボール型3ポート2位置電磁弁装置を
図2(b)に示す常開型として組み付ける場合は、イン
ナシャフト140の外周面にガイド体150を遊嵌する
とともに、ガイド体150の段部151の外周面にコイ
ルスプリング180を挿入した後、プランジャ160を
インナシャフト140の外周面に圧入したインナシャフ
ト140のベース100の第1貫通孔101内への挿入
方向が上述の常閉型として組み付ける場合と逆方向にす
る点と、プランジャ160をインナシャフト140の外
周面に圧入する場合、このインナシャフト140がベー
ス100の第1貫通孔101内に挿入されたときにイン
ナシャフト140の先端部がボール弁106を押圧して
ボール弁106が側壁104aの弁座から離れる位置
(この位置において、非線形スプリング107は最大に
縮んだ状態となり、図4の実線で示すように、そのスト
ロークはs2となり、その荷重はg2となる)となるよう
に圧入する点で相違するのみであるので、その詳細な説
明は省略する。
図2(b)に示す常開型として組み付ける場合は、イン
ナシャフト140の外周面にガイド体150を遊嵌する
とともに、ガイド体150の段部151の外周面にコイ
ルスプリング180を挿入した後、プランジャ160を
インナシャフト140の外周面に圧入したインナシャフ
ト140のベース100の第1貫通孔101内への挿入
方向が上述の常閉型として組み付ける場合と逆方向にす
る点と、プランジャ160をインナシャフト140の外
周面に圧入する場合、このインナシャフト140がベー
ス100の第1貫通孔101内に挿入されたときにイン
ナシャフト140の先端部がボール弁106を押圧して
ボール弁106が側壁104aの弁座から離れる位置
(この位置において、非線形スプリング107は最大に
縮んだ状態となり、図4の実線で示すように、そのスト
ロークはs2となり、その荷重はg2となる)となるよう
に圧入する点で相違するのみであるので、その詳細な説
明は省略する。
【0057】上述のように構成したボール型3ポート2
位置電磁弁装置の動作を図2に基づいて説明する。ま
ず、図2(a)に示すように常閉型の場合について説明
する。図示しない外部電源から電磁コイル130が通電
されない非通電状態においては、プランジャ160はコ
イルスプリング180により、図2(a)の右方に付勢
されているため、このプランジャ160を圧入したイン
ナシャフト140も同様に右方に付勢されて、ボール弁
106はベース100の側壁104aの弁座に着座して
いる。そのため、入力ポートとなる開口108aから第
2貫通孔102に油は流れなく、出力ポートとなる第2
貫通孔102の端部間にのみ油は流れる。
位置電磁弁装置の動作を図2に基づいて説明する。ま
ず、図2(a)に示すように常閉型の場合について説明
する。図示しない外部電源から電磁コイル130が通電
されない非通電状態においては、プランジャ160はコ
イルスプリング180により、図2(a)の右方に付勢
されているため、このプランジャ160を圧入したイン
ナシャフト140も同様に右方に付勢されて、ボール弁
106はベース100の側壁104aの弁座に着座して
いる。そのため、入力ポートとなる開口108aから第
2貫通孔102に油は流れなく、出力ポートとなる第2
貫通孔102の端部間にのみ油は流れる。
【0058】この状態から、図示しない外部電源から電
磁コイル130に通電すると、電磁コイル130は磁束
を発生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨ
ーク110、ベース100のフランジ部103、ガイド
体150、エアギャップ190、プランジャ160を通
りヨーク110に戻る磁路が形成される。すると、エア
ギャップ190間のガイド体150の端部とプランジャ
160の端部の間に吸引力が発生し、プランジャ160
はコイルスプリング180の付勢力に抗して、ガイド体
150の端部に吸引されて、このプランジャ160を圧
入したインナシャフト140は図2(a)の左方に移動
する。これにより、ボール弁106は非線形スプリング
107の付勢力とは逆方向に付勢され、非線形スプリン
グ107は最大に縮んで、図4の実線で示すように、ス
トロークがs2で、その荷重がg2の状態となる。そし
て、入力ポートとなる開口108aと出力ポートとなる
第2貫通孔102の両端部は連通し、入力ポートから出
力ポートに油が流れることとなる。
磁コイル130に通電すると、電磁コイル130は磁束
を発生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨ
ーク110、ベース100のフランジ部103、ガイド
体150、エアギャップ190、プランジャ160を通
りヨーク110に戻る磁路が形成される。すると、エア
ギャップ190間のガイド体150の端部とプランジャ
160の端部の間に吸引力が発生し、プランジャ160
はコイルスプリング180の付勢力に抗して、ガイド体
150の端部に吸引されて、このプランジャ160を圧
入したインナシャフト140は図2(a)の左方に移動
する。これにより、ボール弁106は非線形スプリング
107の付勢力とは逆方向に付勢され、非線形スプリン
グ107は最大に縮んで、図4の実線で示すように、ス
トロークがs2で、その荷重がg2の状態となる。そし
て、入力ポートとなる開口108aと出力ポートとなる
第2貫通孔102の両端部は連通し、入力ポートから出
力ポートに油が流れることとなる。
【0059】ここで、非線形スプリング107は、図4
の実線で示すように、ストロークがs1からs2まで収縮
するため、その荷重はg1からg2まで非線形に増大し、
インナシャフト140のボール弁106側への移動開始
時には速く移動することとなる。逆に、この状態から電
磁コイル130への通電を停止しすると、非線形スプリ
ング107はストロークがs2からs1まで戻るため、そ
のばね力はg2からg1まで非線形から線形に減少するた
め、ボール弁106が側壁104aの弁座の着座時には
遅く移動することとなり、ボール弁106が側壁104
aの弁座の着座しても、着座時の衝撃力が緩和され、油
撃が緩和されて、衝撃音、振動の発生を防止できるよう
になる。
の実線で示すように、ストロークがs1からs2まで収縮
するため、その荷重はg1からg2まで非線形に増大し、
インナシャフト140のボール弁106側への移動開始
時には速く移動することとなる。逆に、この状態から電
磁コイル130への通電を停止しすると、非線形スプリ
ング107はストロークがs2からs1まで戻るため、そ
のばね力はg2からg1まで非線形から線形に減少するた
め、ボール弁106が側壁104aの弁座の着座時には
遅く移動することとなり、ボール弁106が側壁104
aの弁座の着座しても、着座時の衝撃力が緩和され、油
撃が緩和されて、衝撃音、振動の発生を防止できるよう
になる。
【0060】一方、図2(b)に示すように常開型の場
合は、図示しない外部電源から電磁コイル130が通電
されない非通電状態においては、プランジャ160はコ
イルスプリング180により、図2(b)の左方に付勢
されているため、このプランジャ160を圧入したイン
ナシャフト140も同様に左方に付勢されて、ボール弁
106はベース100の側壁104aの弁座から離間し
ている。そのため、入力ポートとなる開口108aから
第2貫通孔102を通して、出力ポートとなる第2貫通
孔102の両端部に油は流れる。このとき、非線形スプ
リング107は最大に縮んだ状態であり、図4の実線で
示すように、そのストロークはs2であって、その荷重
はg2である。
合は、図示しない外部電源から電磁コイル130が通電
されない非通電状態においては、プランジャ160はコ
イルスプリング180により、図2(b)の左方に付勢
されているため、このプランジャ160を圧入したイン
ナシャフト140も同様に左方に付勢されて、ボール弁
106はベース100の側壁104aの弁座から離間し
ている。そのため、入力ポートとなる開口108aから
第2貫通孔102を通して、出力ポートとなる第2貫通
孔102の両端部に油は流れる。このとき、非線形スプ
リング107は最大に縮んだ状態であり、図4の実線で
示すように、そのストロークはs2であって、その荷重
はg2である。
【0061】この状態から、図示しない外部電源から電
磁コイル130に通電すると、電磁コイル130は磁束
を発生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨ
ーク110、ベース100のフランジ部103、プラン
ジャ160、エアギャップ190、ガイド体150を通
りヨーク110に戻る磁路が形成される。すると、エア
ギャップ190間のガイド体150の端部とプランジャ
160の端部の間に吸引力が発生し、プランジャ160
はコイルスプリング180の付勢力に抗して、ガイド体
150の端部に吸引されて、このプランジャ160を圧
入したインナシャフト140は図2(b)の右方に移動
する。これにより、非線形スプリング107はボール弁
106を付勢して、ボール弁106は側壁104aの弁
座に着座することとなり、入力ポートとなる開口108
aと第2貫通孔102とは閉じられる。一方、出力ポー
トとなる第2貫通孔102の両端部は連通しているの
で、出力ポート間に油が流れることとなる。
磁コイル130に通電すると、電磁コイル130は磁束
を発生する。この発生された磁束は、磁性材からなるヨ
ーク110、ベース100のフランジ部103、プラン
ジャ160、エアギャップ190、ガイド体150を通
りヨーク110に戻る磁路が形成される。すると、エア
ギャップ190間のガイド体150の端部とプランジャ
160の端部の間に吸引力が発生し、プランジャ160
はコイルスプリング180の付勢力に抗して、ガイド体
150の端部に吸引されて、このプランジャ160を圧
入したインナシャフト140は図2(b)の右方に移動
する。これにより、非線形スプリング107はボール弁
106を付勢して、ボール弁106は側壁104aの弁
座に着座することとなり、入力ポートとなる開口108
aと第2貫通孔102とは閉じられる。一方、出力ポー
トとなる第2貫通孔102の両端部は連通しているの
で、出力ポート間に油が流れることとなる。
【0062】ここで、非線形スプリング107はストロ
ークがs2からs1まで戻るため、そのばね力はg2から
g1まで非線形から線形に減少するため、ボール弁10
6が側壁104aの弁座の着座時には遅く移動すること
となり、ボール弁106が側壁104aの弁座の着座し
ても、着座時の衝撃力が緩和され、油撃が緩和されて、
衝撃音、振動の発生を防止できるようになる。
ークがs2からs1まで戻るため、そのばね力はg2から
g1まで非線形から線形に減少するため、ボール弁10
6が側壁104aの弁座の着座時には遅く移動すること
となり、ボール弁106が側壁104aの弁座の着座し
ても、着座時の衝撃力が緩和され、油撃が緩和されて、
衝撃音、振動の発生を防止できるようになる。
【0063】上述したように、本実施の形態において
は、弁体としてボール弁106を用い、このボール弁1
06を空間部104内に収容しているので、入力ポート
から流入する油の流入圧力の影響を受けることがなくな
るとともに、非線形スプリング107の荷重を小さく設
定することが可能となる。そのため、プランジャ160
に作用する吸引力を小さくすることができるようにな
り、エアギャップ190の管理も容易不要となって、こ
の種の電磁弁装置の生産性が向上する。
は、弁体としてボール弁106を用い、このボール弁1
06を空間部104内に収容しているので、入力ポート
から流入する油の流入圧力の影響を受けることがなくな
るとともに、非線形スプリング107の荷重を小さく設
定することが可能となる。そのため、プランジャ160
に作用する吸引力を小さくすることができるようにな
り、エアギャップ190の管理も容易不要となって、こ
の種の電磁弁装置の生産性が向上する。
【0064】実施の形態3 図3は本発明の電磁弁装置を5ポート3位置電磁弁装置
とした場合の第3の実施の形態の全体構成を示す縦断面
図であり、図3(a)は常閉型に組み付けた場合を示
し、図3(b)は常開型に組み付けた場合を示す。ここ
で、図2と同一符号は同一名称を表すので、その説明を
省略する。図3が図2と相違する点は、本電磁弁装置を
デューティ弁として使用し得るようにするために、イン
ナシャフト145にフランジ部146を設けた点と、ベ
ース100の空間部105の略円錐状の側壁105aを
弁座とするとともに、インナシャフト145のフランジ
部146の側壁105aとの接触部を弁部とした点と、
ベース100のフランジ部103にドレイン孔103a
を設けるとともに、このドレイン孔103aの外側端部
を排出ポートとした点にある。
とした場合の第3の実施の形態の全体構成を示す縦断面
図であり、図3(a)は常閉型に組み付けた場合を示
し、図3(b)は常開型に組み付けた場合を示す。ここ
で、図2と同一符号は同一名称を表すので、その説明を
省略する。図3が図2と相違する点は、本電磁弁装置を
デューティ弁として使用し得るようにするために、イン
ナシャフト145にフランジ部146を設けた点と、ベ
ース100の空間部105の略円錐状の側壁105aを
弁座とするとともに、インナシャフト145のフランジ
部146の側壁105aとの接触部を弁部とした点と、
ベース100のフランジ部103にドレイン孔103a
を設けるとともに、このドレイン孔103aの外側端部
を排出ポートとした点にある。
【0065】本電磁弁装置は、上述の実施の形態2と同
様にして組付けられるのでその説明は省略する。その動
作を簡単に説明する。図3(a)に示すように、常閉型
の場合、電磁コイル130の非通電時においては、ボー
ル弁106は空間部104の側壁104aの弁座に着座
しており、インナシャフト145のフランジ部146の
弁部は空間部105の側壁105aに非接触の状態にあ
るので、出力ポート間および出力ポートと排出ポートは
連通し、出力ポート間および出力ポートから排出ポート
に油が流れる。
様にして組付けられるのでその説明は省略する。その動
作を簡単に説明する。図3(a)に示すように、常閉型
の場合、電磁コイル130の非通電時においては、ボー
ル弁106は空間部104の側壁104aの弁座に着座
しており、インナシャフト145のフランジ部146の
弁部は空間部105の側壁105aに非接触の状態にあ
るので、出力ポート間および出力ポートと排出ポートは
連通し、出力ポート間および出力ポートから排出ポート
に油が流れる。
【0066】一方、電磁コイル130の通電時において
は、エアギャップ190間に吸引力が作用して、インナ
シャフト140はボール弁106側に移動して、ボール
弁106は空間部104の側壁104aの弁座から離れ
るとともに、インナシャフト145のフランジ部146
の弁部は空間部105の側壁105aの弁座に着座す
る。これにより、入力ポートと出力ポートは連通し、出
力ポートと排出ポートは閉じられるので、出力ポート間
および入力ポートから出力ポートに油が流れるようにな
る。
は、エアギャップ190間に吸引力が作用して、インナ
シャフト140はボール弁106側に移動して、ボール
弁106は空間部104の側壁104aの弁座から離れ
るとともに、インナシャフト145のフランジ部146
の弁部は空間部105の側壁105aの弁座に着座す
る。これにより、入力ポートと出力ポートは連通し、出
力ポートと排出ポートは閉じられるので、出力ポート間
および入力ポートから出力ポートに油が流れるようにな
る。
【0067】図3(b)に示すように、常開型の場合、
電磁コイル130の非通電時においては、ボール弁10
6は空間部104の側壁104aの弁座から離間してお
り、インナシャフト145のフランジ部146の弁部は
空間部105の側壁105aの弁座に着座した状態にあ
るので、出力ポート間および入力ポートと出力ポートと
は連通し、出力ポート間および入力ポートから出力ポー
トに油が流れる。
電磁コイル130の非通電時においては、ボール弁10
6は空間部104の側壁104aの弁座から離間してお
り、インナシャフト145のフランジ部146の弁部は
空間部105の側壁105aの弁座に着座した状態にあ
るので、出力ポート間および入力ポートと出力ポートと
は連通し、出力ポート間および入力ポートから出力ポー
トに油が流れる。
【0068】一方、電磁コイル130の通電時において
は、エアギャップ190間に吸引力が作用して、インナ
シャフト140はボール弁106とは反対側に移動する
ため、ボール弁106は空間部104の側壁104aの
弁座に着座するとともに、インナシャフト145のフラ
ンジ部146の弁部は空間部105の側壁105aの弁
座から離間する。これにより、入力ポートと出力ポート
とは閉じられ、出力ポート間および出力ポートから排出
ポートに連通するため、出力ポート間および出力ポート
から排出ポートに油が流れるようになる。
は、エアギャップ190間に吸引力が作用して、インナ
シャフト140はボール弁106とは反対側に移動する
ため、ボール弁106は空間部104の側壁104aの
弁座に着座するとともに、インナシャフト145のフラ
ンジ部146の弁部は空間部105の側壁105aの弁
座から離間する。これにより、入力ポートと出力ポート
とは閉じられ、出力ポート間および出力ポートから排出
ポートに連通するため、出力ポート間および出力ポート
から排出ポートに油が流れるようになる。
【0069】なお、上述の実施の形態1、2において
は、本発明の電磁弁装置を電磁開閉弁装置として使用す
る例について説明したが、本発明の電磁弁装置は電磁コ
イルに所定のデューティ比のパルス電流を通電すること
により、デューティ弁としても使用できるようになる。
は、本発明の電磁弁装置を電磁開閉弁装置として使用す
る例について説明したが、本発明の電磁弁装置は電磁コ
イルに所定のデューティ比のパルス電流を通電すること
により、デューティ弁としても使用できるようになる。
【図1】 本発明の電磁弁装置をスプール型3ポート2
位置電磁弁装置とした実施の形態1の全体構成を示す縦
断面図である。
位置電磁弁装置とした実施の形態1の全体構成を示す縦
断面図である。
【図2】 本発明の電磁弁装置をボール型3ポート2位
置電磁弁装置とした実施の形態2の全体構成を示す縦断
面図である。
置電磁弁装置とした実施の形態2の全体構成を示す縦断
面図である。
【図3】 本発明の電磁弁装置をボール型5ポート4位
置電磁弁装置とした実施の形態3の全体構成を示す縦断
面図である。
置電磁弁装置とした実施の形態3の全体構成を示す縦断
面図である。
【図4】 本発明の非線形スプリングのストローク−荷
重特性を示す図である。
重特性を示す図である。
10,140,145…インナシャフト、10a…大径
部、10b…バルブ部、10c…小径部、15…入力ポ
ート(流入口)、16…出力ポート(流出口)、17…
排出ポート、20…スリーブ(可動部材)、30…非線
形スプリング(付勢手段)、40…コア(固定部材)、
50,110…ヨーク(固定部材)、60,120…ボ
ビン、70,130…電磁コイル、80…スペーサ、1
00…ベース、103…フランジ部(固定部材)、10
6…ボール弁、107…非線形スプリング(第1の付勢
手段)、150…ガイド体(固定部材)、160…プラ
ンジャ(可動部材)、170…ストッパ、180…コイ
ルスプリング(付勢手段、第2の付勢手段)
部、10b…バルブ部、10c…小径部、15…入力ポ
ート(流入口)、16…出力ポート(流出口)、17…
排出ポート、20…スリーブ(可動部材)、30…非線
形スプリング(付勢手段)、40…コア(固定部材)、
50,110…ヨーク(固定部材)、60,120…ボ
ビン、70,130…電磁コイル、80…スペーサ、1
00…ベース、103…フランジ部(固定部材)、10
6…ボール弁、107…非線形スプリング(第1の付勢
手段)、150…ガイド体(固定部材)、160…プラ
ンジャ(可動部材)、170…ストッパ、180…コイ
ルスプリング(付勢手段、第2の付勢手段)
Claims (8)
- 【請求項1】 流入口と流出口を連通する流路に介在し
て設けた弁座に着座する弁体と、同弁体を所定の方向に
付勢する付勢手段と、同付勢手段の付勢力に抗して前記
弁体を作動させる磁力を発生する電磁コイルを含む電磁
装置を備えた電磁弁装置であって、 前記付勢手段の付勢力の作用方向を反対方向に転換させ
るように同付勢手段の組付方向を変更し、かつ、前記電
磁装置の磁力を反転させるように同電磁装置の磁路を形
成する構成部材を組み替えて常閉型または常開型電磁弁
として使用し得るようにしたことを特徴とする電磁弁装
置。 - 【請求項2】 前記流入口をその軸心の軸方向に形成
し、前記流出口をその外周部の径方向に形成し、前記弁
座をその流路の一部に形成してなる円柱状インナーシャ
フトを備え、 前記弁体として前記インナーシャフトの軸方向に移動可
能に嵌合した円筒状の弁体を採用し、 前記付勢手段を前記インナーシャフトの軸心と同心的に
配置して前記円筒状の弁体を付勢するようにし、 前記電磁装置の構成部材として前記電磁コイルの両側部
に配置されたヨークとコアおよび前記円筒状の弁体にて
構成するとともに、同ヨークとコアを組み替え可能な形
状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁
装置。 - 【請求項3】 前記インナーシャフトを大径部と中径部
と小径部とを有する段付きインナーシャフトとし、 前記弁座を段付きインナーシャフトの中径部と大径部と
の間に形成し、 前記円筒状弁体を前記段付きインナーシャフトの軸方向
に移動可能に前記中径部に嵌合したことを特徴とする請
求項2に記載の電磁弁装置。 - 【請求項4】 前記付勢手段は収縮するほど荷重が大き
くなる非線形スプリングであることを特徴とする請求項
1から請求項3のいずれかに記載の電磁弁装置。 - 【請求項5】 流入口と流出口を連通する流路に介在し
て設けた弁座に着座する弁体と、同弁体を所定の方向に
付勢する第1付勢手段と、同弁体を変位させる可動部材
と、同可動部材を所定の方向に付勢する第2付勢手段
と、同第2付勢手段の付勢力に抗して前記可動部材を作
動させる磁力を発生する電磁コイルを含む電磁装置を備
えた電磁弁装置であって、 前記第2付勢手段の付勢力の作用方向を反対方向に転換
させるように同第2付勢手段の組付方向を変更し、か
つ、前記電磁装置の磁力を反転させるように同電磁装置
の磁路を形成する構成部材を組み替えて常閉型または常
開型電磁弁として使用し得るようにしたことを特徴とす
る電磁弁装置。 - 【請求項6】 前記流入口をその軸心の軸方向に形成
し、前記流出口をその外周部の径方向に形成し、前記流
入口と前記流出口との間に弁室を形成し、同弁室内の前
記流入口に対向する位置に前記弁座を形成し、同弁座に
着座する位置に前記弁体を前記流入口側から付勢する第
1の付勢手段を配置した基部を備え、 前記可動部材を前記弁室と連通して前記基部の軸心の軸
方向に配設した貫通孔内に移動可能に嵌合されたインナ
ーシャフトにて形成し、 前記電磁装置の構成部材として前記電磁コイルの側部に
配置されたヨークと、前記基部と、前記インナーシャフ
トに圧入されたプランジャと、前記基部の内周面あるい
は前記ヨークの内周面に圧入されて前記インナーシャフ
トをガイドする円筒状段付きガイド体にて構成するとと
もに、同ガイド体とプランジャとを組み替え可能な形状
に形成し、 前記第2の付勢手段を前記ガイド体と同心的に配置して
前記プランジャを付勢するようにしたことを特徴とする
請求項5に記載の電磁弁装置。 - 【請求項7】 前記基部の外周にドレイン孔を有するフ
ランジ部を形成するとともに、同基部の前記流出口を間
にして前記弁室と対向する側壁に弁座形成し、 同側壁に形成した弁座に当接するように前記インナーシ
ャフトにフランジ部を形成してデューティ弁として使用
し得るようにしたことを特徴とする請求項5または請求
項6に記載の電磁弁装置。 - 【請求項8】 前記第1付勢手段は収縮するほど荷重が
大きくなる非線形スプリングであることを特徴とする請
求項5から請求項7のいずれかに記載の電磁弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1129196A JPH09203476A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 電磁弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1129196A JPH09203476A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 電磁弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203476A true JPH09203476A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11773902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1129196A Pending JPH09203476A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 電磁弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09203476A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008218290A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
| KR101147916B1 (ko) * | 2007-10-11 | 2012-05-25 | 주식회사 만도 | 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브 |
| JP2013108534A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 電磁弁 |
| WO2013191736A1 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Launchpoint Technologies, Inc. | Electromagnetic valve apparatus with nonlinear spring |
| CN107735608A (zh) * | 2015-04-10 | 2018-02-23 | 艾酷阀门公司 | 电磁式流体控制阀组件 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP1129196A patent/JPH09203476A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008218290A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
| KR101147916B1 (ko) * | 2007-10-11 | 2012-05-25 | 주식회사 만도 | 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브 |
| JP2013108534A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 電磁弁 |
| WO2013191736A1 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Launchpoint Technologies, Inc. | Electromagnetic valve apparatus with nonlinear spring |
| CN107735608A (zh) * | 2015-04-10 | 2018-02-23 | 艾酷阀门公司 | 电磁式流体控制阀组件 |
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