JPH09203542A - 防雨換気口 - Google Patents

防雨換気口

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JPH09203542A
JPH09203542A JP8011190A JP1119096A JPH09203542A JP H09203542 A JPH09203542 A JP H09203542A JP 8011190 A JP8011190 A JP 8011190A JP 1119096 A JP1119096 A JP 1119096A JP H09203542 A JPH09203542 A JP H09203542A
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富男 楠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下方から吹き上げる雨水が作用していても、
雨の滴の屋内への侵入を防止できる防雨換気口を提供す
ること。 【解決手段】 背面壁部11、左・右側壁部12・1
3、正面壁部14、及び、天井壁部19で囲まれた内部
に、左右方向の略中間部位に屈曲部15a・16aを有
した断面V字状の後・前案内壁部15・16が配設され
る。前案内壁部16は、正面壁部14の後面側における
後案内壁部15より上方位置でかつ背面壁部11の開口
11aより下方位置に配設される。壁面1の通気孔2に
連通する開口11aの左右両側部位には、下端を後・前
案内壁部15・16の左右両端とそれぞれ連結させると
ともに、背面壁部11と正面壁部14とを連結するよう
に、左・右側壁部12・13から離れて、左・右区画壁
部17・18が配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に設けられた
通気孔の屋外側に配置される防雨換気口に関し、特に、
下方から吹き上げる雨水に対しても対応できる防雨換気
口に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来の防雨換気口は、壁面に
形成された通気孔の前方側を覆うとともに、下方へ長く
延びて下端を開口させた逆L字状の筒形状としていた。
【0003】しかし、従来の防雨換気口では、下方へ長
く延びても通気孔の下部位置から120〜200mm程度
下方へ延びるだけであり、下方から吹き上げる雨水に対
しては、十分ではなかった。
【0004】ちなみに、下方から吹き上げる雨水の屋内
への侵入を十分防止できるように、下方へ延びる距離を
長くすることが考えられるが、壁面の美感を損なうこと
から、防雨換気口の上下方向の長さは、350mm程度以
内に抑えられており、上記のように、下方へ長く延びて
も、通気孔の下部位置から120〜200mm程度下方へ
延びるだけとなっていた。
【0005】また、下方から吹き上げる雨水は、高層ビ
ル、あるいは、高層ビルでなくとも、通気孔の下方に、
下の階の屋根等が水平に配設されているような構造であ
れば、横殴りの強い風雨が作用している場合に、発生し
易かった。
【0006】さらに、防雨換気口が、昨今の室内温度を
低下させずに屋内・屋外の空気を交換するような、屋外
空気を強制的に給気する空調装置に接続されている場合
には、防雨換気口には、屋内側に流れる空気流が生ずる
ため、一層、雨の滴が屋内に侵入し易くなっていた。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、下方から吹き上げる雨水が作用していても、雨の滴
の屋内への侵入を防止できる防雨換気口を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防雨換気口
は、壁面に設けられた通気孔の屋外側に配置される防雨
換気口であって、前記壁面に当接して、上部に配置され
て前記通気孔に連通する開口を有する背面壁部と、該背
面壁部の左右の両縁から前方側に延びる左側壁部及び右
側壁部と、前記通気孔を覆うように、前記左・右側壁部
の前端相互を連結する正面壁部と、左右方向の略中間部
位に屈曲部を有した断面V字状とするとともに、前記左
・右側壁部と隙間を開けるとともに前記開口より広幅と
して前記背面壁部の前面側下部から前方へ突出される後
案内壁部と、左右方向の略中間部位に屈曲部を有した断
面V字状とするとともに、前記左・右側壁部と隙間を開
けるとともに前記開口より広幅として、前記正面壁部の
後面側における前記後案内壁部より上方位置でかつ前記
開口より下方位置から後方へ突出される前案内壁部と、
前記開口の左右両側部位に配置され、下端を前記後・前
案内壁部の左右両端とそれぞれ連結させるとともに、前
記背面壁部と前記正面壁部とを連結する左区画壁部及び
右区画壁部と、前記左・右区画壁部間における前記背面
壁部と前記正面壁部との間の上部を覆う天井壁部と、を
備えて構成されていることを特徴とする。
【0009】前記背面壁部の前面側における前記開口と
前記前案内壁部との上下方向の間の位置には、前記開口
より広幅で前方へ突出する上案内壁部を配置させること
が望ましい。
【0010】また、前記後案内壁部の前端と前記前案内
壁部の後端とを、前後方向に離して構成しても良い。
【0011】さらに、前記後案内壁部の前端と前記前案
内壁部の後端とを、前後方向に離して構成する場合に
は、前記後案内壁部と前記前案内壁部との上下方向の間
で、下方から見て、前記後案内壁部前端と前記前案内壁
部後端とを連続させるように、断面V字状の中間案内壁
部を、前記後・前案内壁部とともに左右両端を前記左・
右区画壁部の下端と連結させて、配設させることが望ま
しい。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る防雨換気口では、下方から
雨水が侵入しようとする場合、まず、雨水の一部が後案
内壁部の下面に当たる。すると、その雨水は、後案内壁
部が断面V字状として背面壁部から前方へ突出されてい
るため、左右に流れたり前方側へ流れることとなる。左
右に流れた雨水は、左・右区画壁部、左・右側壁部、正
面壁部、及び、背面壁部で囲まれた左右のそれぞれの空
間を通り抜け、防雨換気口外へ排出されることとなる。
【0013】そして、前方側へ流れる雨水は、左・右区
画壁部間の後案内壁部に当たらなかった上向きの雨水の
流れと干渉し、その雨水を、正面壁部側に曲げる作用を
成す。
【0014】その結果、左・右区画壁部間の後案内壁部
に当たらなかった上向きの雨水は、前案内壁部の下面に
当たることとなって、前案内壁部が断面V字状として正
面壁部から後方へ突出されているため、左右に流れ、左
・右区画壁部、左・右側壁部、正面壁部、及び、背面壁
部で囲まれた左右の空間を通り抜け、防雨換気口外へ排
出されることとなる。そして、質量の小さい、すなわ
ち、慣性力の低い空気だけが、前案内壁部の後方側へ流
れて雨の滴と分離され、左・右区画壁部、正面壁部、背
面壁部、及び、天井壁部で囲まれた空間、さらに、背面
壁部の開口を経て、通気孔内に侵入することとなる。
【0015】したがって、本発明に係る防雨換気口は、
下方から吹き上げる雨水が作用していても、雨の滴を、
左・右区画壁部、左・右側壁部、正面壁部、及び、背面
壁部で囲まれた左右の空間に流すことができて、雨の滴
の屋内への侵入を防止でき、給気を行なう空調装置の給
気ダクトに接続させても、防雨効果を発揮して、支障無
く使用することができる。
【0016】また、背面壁部の前面側における開口と前
案内壁部との間の位置に、開口より広幅で前方へ突出す
る上案内壁部を配置させた場合には、前案内壁部に当た
って後方側に流れる空気流に、雨の滴が含まれていたと
しても、その滴を上案内壁部の下面に当てて、通気孔内
に侵入させないようにすることができるため、一層、雨
の滴の屋内への侵入を防止できる。
【0017】さらに、後案内壁部の前端と前案内壁部の
後端とを、前後方向に離して構成した場合には、下方か
ら見た際の、左・右区画壁部、正面壁部、及び、背面壁
部で囲まれた通気孔に連通する開口面積における後・前
案内壁部で塞ぐ面積の割合が少なくなることから、通気
孔から流入させる空気の圧力損失を低減させることがで
きる。勿論、後案内壁部の前端と前案内壁部の後端との
間に前後方向の隙間があっても、その隙間に下方から侵
入しようとする雨水に対しては、後案内壁部に当たって
前方側に流れる雨水が干渉するため、その隙間から雨水
が侵入することは防止されることとなる。
【0018】また、後案内壁部の前端と前案内壁部の後
端とを、前後方向に離して構成する場合に、後案内壁部
と前案内壁部との上下方向の間で、下方から見て、後案
内壁部前端と前案内壁部後端とを連続させるように、断
面V字状の中間案内壁部を、後・前案内壁部とともに左
右両端を左・右区画壁部の下端と連結させて、配設させ
れば、つぎのような作用・効果を得ることができる。
【0019】すなわち、後案内壁部に当たって前方側に
流れる雨水が、まず、中間案内壁部に当たろうとする雨
水と干渉して、中間案内壁部に当たろうとする雨水を前
方側に流しつつ中間案内壁部に当てる作用を成す。そし
て、中間案内壁部に当たった雨水は、中間案内壁部が断
面V字状としているため、左右に流れるとともに前方側
に流れる。左右に流れた雨水は、左・右区画壁部、左・
右側壁部、正面壁部、及び、背面壁部で囲まれた左右の
空間を通り抜け、防雨換気口外へ排出される。前方側に
流れた雨水は、左・右区画壁部間の後・中間案内壁部に
当たらなかった上向きの雨水の流れと干渉し、その雨水
を、正面壁部側に曲げる作用を成す。
【0020】その結果、左・右区画壁部間の後・中間案
内壁部に当たらなかった上向きの雨水は、前案内壁部の
下面に当たることとなって、左右に流れ、左・右区画壁
部、左・右側壁部、正面壁部、及び、背面壁部で囲まれ
た左右の空間を通り抜け、防雨換気口外へ排出されるこ
ととなる。
【0021】そして、質量の小さい、すなわち、慣性力
の低い空気だけが、中間案内壁部や前案内壁部の後方側
へ流れて雨の滴と分離され、左・右区画壁部、正面壁
部、背面壁部、及び、天井壁部で囲まれた空間、さら
に、背面壁部の開口を経て、通気孔内に侵入することと
なる。
【0022】このように、後案内壁部と前案内壁部との
間に中間案内壁部を設けた場合には、中間案内壁部に当
てて左右や前方へ雨水を流す分、一層、雨の滴の屋内へ
の侵入を防止できることとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】第1実施形態の防雨換気口10は、図1〜
4に示すように、ステンレス板等から二重の略四角筒形
状に形成されて、壁面1に設けられた通気孔2の屋外側
に配置されるものであり、10個の壁部11・12・1
3・14・15・16・17・18・19・20から構
成されている。なお、各壁部11〜20は、所定形状の
複数枚のステンレス板等を、曲げ加工したり、溶接・ボ
ルト止め・リベット止め等して、適宜連結されている。
【0025】後方側の背面壁部11は、壁面1の前面に
当接して、上部に配置される開口11aを有した長方形
板状として、開口11aの周縁から通気孔2に挿入され
るスリーブ部11bを配置させている。スリーブ部11
bは、図示しない空調装置から延びる給気ダクト3と接
続されることとなる。なお、スリーブ部11bには、通
気孔2内に固定する図示しない取付金具が設けられてい
る。
【0026】背面壁部11の左右の両縁からは、前方側
に延びる左側壁部12と右側壁部13とが突設されてい
る。
【0027】左・右側壁部12・13の前端には、通気
孔2を覆うように、左・右側壁部12・13の前端相互
を連結する長方形板状の正面壁部14が配設されてい
る。正面壁部14は、上端の高さが、背面壁部11の上
端より若干低い位置に配設されている。
【0028】背面壁部11の前面側の下部には、前方へ
突出される後案内壁部15が配設されている。後案内壁
部15は、左右方向の略中間部位に屈曲部15aを有し
た断面V字状とするとともに、左・右側壁部12・13
と隙間HL・HRを開けるとともに開口11aより広幅
としている。
【0029】正面壁部14の後面側の下部には、後方へ
突出される前案内壁部16が配設されている。前案内壁
部16は、左右方向の略中間部位に屈曲部16aを有し
た断面V字状とするとともに、左・右側壁部12と隙間
を開けるとともに開口11aより広幅としている。この
前案内壁部16は、正面壁部14の後面側における後案
内壁部15より上方位置でかつ開口11aより下方位置
に突設され、実施形態の場合、左右方向の幅寸法を後案
内壁部15と同寸としている。
【0030】さらに、後案内壁部15の前端と前案内壁
部16の後端とには、前後方向に沿って、隙間HBが形
成されている。
【0031】ちなみに、実施形態の場合、防雨換気口1
0は、上下方向の高さを約300mm、前後方向の奥行を
約150mm、左右方向の幅寸法を約210mmとして、さ
らに、後案内壁部15の前後方向の奥行を60mm、前案
内壁部16の前後方向の奥行を40mm、隙間HBを50
mmとしている。
【0032】なお、後・前案内壁部15・16の断面V
字状の形状は、下方からの雨水を左右に流し易いよう
に、下面側が下向きの山形形状となっていれば良く、上
面側は凹んでいなくとも良い。
【0033】開口11aの左右両側部位には、背面壁部
11と正面壁部14とを連結する左区画壁部17及び右
区画壁部18が配設されている。左・右区画壁部17・
18は、それぞれ、下端を後・前案内壁部15・16の
左右両端とそれぞれ連結させている。そして、左・右区
画壁部17・18の下端は、後・前案内壁部15・16
の左右両端と水平方向で連結される連結部17a・18
a・17b・18bと、連結部17a・18aから前方
に延びる延設部17c・18cと、を備えて構成されて
いる。
【0034】左・右区画壁部17・18の上端間には、
背面壁部11と正面壁部14との間の上部を覆うよう
に、天井壁部19が配設されている。天井壁部19は、
正面壁部14の上端が背面壁部11の上端より低いこと
から、前方を下方に傾斜させて、上方からの雨水を前方
側へ流せるように構成されている。
【0035】さらに、実施形態の場合には、背面壁部1
1の前面側における開口11aと前案内壁部16との上
下方向の間の位置に、開口11aより広幅で前方の斜め
下方へ突出する上案内壁部20が配設されている。な
お、上案内壁部20の前端の位置は、空気Aの圧力損失
を増加させないように、後案内壁部15の前端位置より
前方に配置されてないように構成されている。
【0036】この第1実施形態の防雨換気口10の使用
態様を説明すると、スリーブ部11bの図示しない取付
金具を利用して壁面1に取り付けられた後では、上方や
水平方向の雨水に対しては、通気孔2に連通する開口1
1aが天井壁部19・左・右側壁部12・13・正面壁
部14・左・右区画壁部17・18で覆われているた
め、通気孔2内への雨水の侵入を防止することができ
る。
【0037】つぎに、下方からの雨水R(R1・R2・
R3)が作用する場合について述べると、まず、図2・
3に示すように、雨水Rの一部R1が後案内壁部15の
下面に当たる。すると、その雨水R1は、後案内壁部1
5が断面V字状としているため、左右に流れたり、ある
いは、後案内壁部15が背面壁部11から前方へ突設さ
れているため、前方側へ流れることとなる。左右に流れ
た雨水R11は、左・右区画壁部17・18、左・右側
壁部12・13、正面壁部14、及び、背面壁部11で
囲まれた左右のそれぞれの空間(排出通路PL・PR)
を通り抜け、防雨換気口10外へ排出されることとな
る。
【0038】そして、前方側へ流れる雨水R12は、左
・右区画壁部17・18間の後案内壁部15に当たらな
かった上向きの雨水R2・R3の流れと干渉し、その雨
水R2・R3を、正面壁部14側に曲げる作用を成す。
【0039】その結果、左・右区画壁部17・18間の
後案内壁部15に当たらなかった上向きの雨水R2・R
3は、前案内壁部16の下面に当たることとなり、前案
内壁部16が断面V字状として正面壁部14から後方へ
突設されているため、左右に流れ、左右の排出通路PL
・PRを通り抜け、防雨換気口10外へ排出されること
となる。そして、質量の小さい、すなわち、慣性力の低
い空気Aだけが、前案内壁部16の後方側へ流れて雨の
滴と分離され、左・右区画壁部17・18、正面壁部1
4、背面壁部11、及び、天井壁部19で囲まれた空間
(給気通路PO)、さらに、開口11a・通気孔2を経
て、給気ダクト3内に侵入することとなる。
【0040】したがって、第1実施形態の防雨換気口1
0では、下方から吹き上げる雨水R1・R2・R3が作
用していても、雨の滴を、左右の排出通路PL・PRに
流すことができて、雨の滴の屋内への侵入を防止でき、
給気を行なう空調装置の給気ダクト3に接続させても、
防雨効果を発揮して、支障無く使用することができる。
【0041】また、第1実施形態の防雨換気口10で
は、背面壁部11の前面側における開口11aと前案内
壁部16との上下方向の間の位置に、開口11aより広
幅で前方へ突出する上案内壁部20を配置させているこ
とから、前案内壁部16に当たって後方側に流れる空気
流に、雨の滴が含まれていたとしても、その滴を上案内
壁部20の下面に当てて、通気孔2内に侵入させないよ
うにすることができるため、一層、雨の滴の屋内への侵
入を防止できる。
【0042】さらに、第1実施形態の防雨換気口10で
は、後案内壁部15の前端と前案内壁部16の後端と
を、前後方向に離して構成している。そのため、図4に
示すように、下方から見た際の、左・右区画壁部17・
18、正面壁部14、及び、背面壁部11で囲まれた通
気孔2に連通する開口面積における後・前案内壁部15
・16で塞ぐ面積の割合が少なくなることから、給気ダ
クト3に流入させる空気Aの圧力損失を低減させること
ができる。勿論、後案内壁部15の前端と前案内壁部1
6の後端との間に前後方向の隙間HBがあっても、その
隙間HBに下方から侵入しようとする雨水R2に対して
は、後案内壁部15に当たって前方側に流れる雨水R1
2が干渉するため、その隙間HBから雨水R2が侵入す
ることは防止されることとなる。
【0043】つぎに、図5〜8に示す第2実施形態の防
雨換気口30について説明すると、この防雨換気口30
は、第1実施形態の防雨換気口10の各壁部11・12
・14・15・16・19・20と略同一寸法形状の、
開口31aとスリーブ部31bとを有した背面壁部3
1、左・右側壁部32・33、正面壁部34、屈曲部3
5a・36aを有した後・前案内壁部35・36、天井
壁部39、及び、上案内壁部40、を備えて構成されて
いる。
【0044】そして、この第2実施形態の防雨換気口3
0では、後案内壁部35と前案内壁部36との上下方向
の間で、図8に示すように、下方から見て、後案内壁部
35の前端と前案内壁部36の後端とを連続させるよう
に、左右方向の略中間部位に屈曲部41aを有した断面
V字状の中間案内壁部41が配設されている。中間案内
壁部41の左右の両端は、後・前案内壁部35・36と
ともに、左・右区画壁部37・38の下端と連結されて
いる。
【0045】左・右区画壁部37・38は、開口11a
の左右両側部位で、背面壁部31と正面壁部34とを連
結するように配設され、その下端は、それぞれ、後方か
ら順に3段階の段差で上方に変位するように、水平方向
に配設された連結部37a・37c・37b・38a・
38c・38bを備えて構成されている。そして、各連
結部37a・37c・37b・38a・38c・38b
が、それぞれ、後・前・中間案内壁部35・36・41
の左右両端と連結されている。なお、連結部37a・3
8aと連結部37c・38cとの間は、傾斜部37d・
38dとしている。
【0046】この第2実施形態の防雨換気口30の使用
態様では、スリーブ部31bの図示しない取付金具を利
用して壁面1に取り付けられた後では、上方や水平方向
の雨水に対しては、第1実施形態と同様に、通気孔2に
連通する開口31aが天井壁部39・左・右側壁部32
・33・正面壁部34・左・右区画壁部37・38で覆
われているため、通気孔2内への雨水の侵入を防止する
ことができる。
【0047】つぎに、下方からの雨水R(R1・R2・
R3)が作用する場合について述べると、まず、図6・
7に示すように、雨水Rの一部R1が後案内壁部35の
下面に当たる。すると、その雨水R1は、後案内壁部3
5が断面V字状としているため、左右に流れたり、ある
いは、後案内壁部35が背面壁部31から前方へ突設さ
れているため、前方側へ流れることとなる。左右に流れ
た雨水R11は、左・右区画壁部37・38、左・右側
壁部32・33、正面壁部34、及び、背面壁部31で
囲まれた左右のそれぞれの空間(排出通路PL・PR)
を通り抜け、防雨換気口30外へ排出されることとな
る。
【0048】そして、後案内壁部35に当たって前方側
に流れる雨水R12は、中間案内壁部41に当たろうと
する雨水R2と干渉して、その雨水R2を前方側に流し
つつ中間案内壁部41に当てる作用を成す。そして、中
間案内壁部41に当たった雨水R2・R12は、中間案
内壁部41が断面V字状としているために左右に流れ、
さらに、前方側にも流れる。左右に流れた雨水R21・
R121は、排出通路PL・PRを通り抜け、防雨換気
口30外へ排出されることとなる。
【0049】前方側に流れた雨水R22・R122は、
左・右区画壁部37・38間の後・中間案内壁部35・
41に当たらなかった上向きの雨水R3と干渉し、上向
きの雨水R3を、正面壁部34側に曲げる作用を成す。
【0050】その結果、雨水R3・R22・R122
は、前案内壁部35の下面に当たることとなって、前案
内壁部35が断面V字状として正面壁部34から後方に
突出しているため、左右に流れ、排出通路PL・PRを
通り抜けて、防雨換気口30外へ排出されることとな
る。
【0051】そして、質量の小さい、すなわち、慣性力
の低い空気Aだけが、中間案内壁部41や前案内壁部3
6の後方側へ流れて雨の滴と分離され、左・右区画壁部
37・38、正面壁部34、背面壁部31、及び、天井
壁部39で囲まれた空間(給気通路PO)、さらに、開
口31a・通気孔2を経て、給気ダクト3内に侵入する
こととなる。
【0052】したがって、この防雨換気口30では、第
1実施形態の防雨換気口10に比べて、中間案内壁部4
1に当てて左右や前方へ雨水を流す分、一層、雨の滴の
屋内への侵入を防止できることとなる。
【0053】また、第2実施形態の防雨換気口30で
も、背面壁部31の前面側における開口31aと前案内
壁部36との上下方向の間の位置に、開口31aより広
幅で前方へ突出する上案内壁部40を配置させているこ
とから、中間案内壁部41や前案内壁部36に当たって
後方側に流れる空気流に、雨の滴が含まれていたとして
も、その滴を上案内壁部40の下面に当てて、通気孔2
内に侵入させないようにすることができる。
【0054】なお、中間案内壁部41は、下方から見
て、その前後端を後案内壁部35の前端や前案内壁部3
6の後端と一致させるようにしても良いが、空気Aの圧
力損失を低減させる観点からは、第2実施形態のように
少なくとも前後端の一方、あるいは、前後端の両方を、
後案内壁部35の前端や前案内壁部36の後端から若干
離すように構成することが望ましい。勿論、離しても、
前方へ移動する雨水の干渉により、上向きの雨水がそれ
らの隙間から給気通路POに直接侵入することは防止さ
れる。
【0055】また、第1・2実施形態では、共に、空調
装置の給気ダクト3に接続する場合を示したが、勿論、
空調装置の排気ダクトに接続するようにしても良く、さ
らに、1つの空調装置において、第1実施形態の防雨換
気口10を排気ダクトに接続し、第2実施形態の防雨換
気口30を給気ダクト3に接続するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の防雨換気口を示す正面
図である。
【図2】同実施形態の使用態様を示す断面図であり、図
1のII−II部位に対応する。
【図3】同実施形態の使用態様を示す断面図であり、図
2のIII −III 部位に対応する。
【図4】同実施形態の使用態様を示す底面図である。
【図5】本発明の第2実施形態の防雨換気口を示す正面
図である。
【図6】同実施形態の使用態様を示す断面図であり、図
5のVI−VI部位に対応する。
【図7】同実施形態の使用態様を示す断面図であり、図
6のVII −VII 部位に対応する。
【図8】同実施形態の使用態様を示す底面図である。
【符号の説明】
1…壁面、 2…通気孔、 10・30…防雨換気口、 11・31…背面壁部、 11a・31a…開口、 12・32…左側壁部、 13・33…右側壁部、 14・34…正面壁部、 15・35…後案内壁部、 15a・35a…屈曲部、 16・36…前案内壁部、 16a・36a…屈曲部、 17・37…左区画壁部、 18・38…右区画壁部、 19・39…天井壁部、 20・40…上案内壁部、 41…中間案内壁部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に設けられた通気孔の屋外側に配置
    される防雨換気口であって、 前記壁面に当接して、上部に配置されて前記通気孔に連
    通する開口を有する背面壁部と、 該背面壁部の左右の両縁から前方側に延びる左側壁部及
    び右側壁部と、 前記通気孔を覆うように、前記左・右側壁部の前端相互
    を連結する正面壁部と、 左右方向の略中間部位に屈曲部を有した断面V字状とす
    るとともに、前記左・右側壁部と隙間を開けるとともに
    前記開口より広幅として前記背面壁部の前面側下部から
    前方へ突出される後案内壁部と、 左右方向の略中間部位に屈曲部を有した断面V字状とす
    るとともに、前記左・右側壁部と隙間を開けるとともに
    前記開口より広幅として、前記正面壁部の後面側におけ
    る前記後案内壁部より上方位置でかつ前記開口より下方
    位置から後方へ突出される前案内壁部と、 前記開口の左右両側部位に配置され、下端を前記後・前
    案内壁部の左右両端とそれぞれ連結させるとともに、前
    記背面壁部と前記正面壁部とを連結する左区画壁部及び
    右区画壁部と、 前記左・右区画壁部間における前記背面壁部と前記正面
    壁部との間の上部を覆う天井壁部と、 を備えて構成されていることを特徴とする防雨換気口。
  2. 【請求項2】 前記背面壁部の前面側における前記開口
    と前記前案内壁部との上下方向の間の位置に、前記開口
    より広幅で前方へ突出する上案内壁部が配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の防雨換気口。
  3. 【請求項3】 前記後案内壁部の前端と前記前案内壁部
    の後端とが前後方向に離れて構成されていることを特徴
    とする請求項1若しくは請求項2記載の防雨換気口。
  4. 【請求項4】 前記後案内壁部の前端と前記前案内壁部
    の後端とが前後方向に離れて構成され、 前記後案内壁部と前記前案内壁部との上下方向の間で、
    下方から見て、前記後案内壁部前端と前記前案内壁部後
    端とを連続させるように、断面V字状の中間案内壁部
    が、前記後・前案内壁部とともに左右両端を前記左・右
    区画壁部の下端と連結させて、配設されていることを特
    徴とする請求項1若しくは請求項2記載の防雨換気口。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003042527A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Mitsubishi Electric Corp 換気系の室外端末器
JP2008138955A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Kajima Corp ベントキャップ
JP2009139058A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Mitsubishi Electric Corp 屋外端末部品

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