JPH09203573A - 製氷器 - Google Patents
製氷器Info
- Publication number
- JPH09203573A JPH09203573A JP8010645A JP1064596A JPH09203573A JP H09203573 A JPH09203573 A JP H09203573A JP 8010645 A JP8010645 A JP 8010645A JP 1064596 A JP1064596 A JP 1064596A JP H09203573 A JPH09203573 A JP H09203573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice making
- ice
- refrigerant
- refrigerant passage
- cooling section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C1/00—Producing ice
- F25C1/04—Producing ice by using stationary moulds
- F25C1/045—Producing ice by using stationary moulds with the open end pointing downwards
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】少ない消費電力で製氷することができ、製氷速
度を向上させ、機構を簡略化することができ、かつ、除
氷に要する水を節約することができる製氷器を提供す
る。 【解決手段】内部に密閉空間を有する中空の冷却部1
と、その冷却部1の外部に設けられた製氷部2と、冷却
部1の密閉空間内に配置され、冷媒を案内する冷媒通路
3と、冷却部1の密閉空間内に封入された作動流体4
と、を有する。
度を向上させ、機構を簡略化することができ、かつ、除
氷に要する水を節約することができる製氷器を提供す
る。 【解決手段】内部に密閉空間を有する中空の冷却部1
と、その冷却部1の外部に設けられた製氷部2と、冷却
部1の密閉空間内に配置され、冷媒を案内する冷媒通路
3と、冷却部1の密閉空間内に封入された作動流体4
と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷を生成する製氷
器に関し、特に、レストラン、ホテル等で主に使用され
る小型製氷器に関する。
器に関し、特に、レストラン、ホテル等で主に使用され
る小型製氷器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レストランやホテル等で使用さ
れる小型の製氷器にはいくつかの製氷方式があるが、そ
の中で主流を占めるのがセル方式である。図9は、クロ
ーズドセル方式の従来の製氷器Cを示す説明図である。
れる小型の製氷器にはいくつかの製氷方式があるが、そ
の中で主流を占めるのがセル方式である。図9は、クロ
ーズドセル方式の従来の製氷器Cを示す説明図である。
【0003】図9(A)及び(B)に示すように、従来
の製氷器Cは、格子状に配置された複数のセル51を備
えた製氷容器52と、その製氷容器52の上部に設けら
れ、低温媒体が通過するパイプ状の蒸発器53と、製氷
用の水Wを貯蔵するタンク54と、タンク54の上部に
設けられ、製氷容器52の下部に配置される水皿55
と、タンク54内の水Wを水皿55に送出するためのポ
ンプ56と、ポンプ56と水皿55とを連結する送出パ
イプ57と、セル51の周囲に常温の水を供給する除氷
用の給水パイプ58とを有する。
の製氷器Cは、格子状に配置された複数のセル51を備
えた製氷容器52と、その製氷容器52の上部に設けら
れ、低温媒体が通過するパイプ状の蒸発器53と、製氷
用の水Wを貯蔵するタンク54と、タンク54の上部に
設けられ、製氷容器52の下部に配置される水皿55
と、タンク54内の水Wを水皿55に送出するためのポ
ンプ56と、ポンプ56と水皿55とを連結する送出パ
イプ57と、セル51の周囲に常温の水を供給する除氷
用の給水パイプ58とを有する。
【0004】水皿55は、その端部に設けられた支軸5
9を中心に回動自在に支持されている。また、水皿55
の上面には、各セル51に対応した位置に、ポンプ56
から送出された水をセル51内に放出するための放出口
60が形成されている。
9を中心に回動自在に支持されている。また、水皿55
の上面には、各セル51に対応した位置に、ポンプ56
から送出された水をセル51内に放出するための放出口
60が形成されている。
【0005】給水パイプ58には、その給水パイプ58
内を流れる水の出入と水量調整を行うためのウォータバ
ルブ61が設けられている。
内を流れる水の出入と水量調整を行うためのウォータバ
ルブ61が設けられている。
【0006】従来の製氷器Cによって製氷を行う場合に
は、まず、ポンプ56を作動させて、タンク54内の水
Wを送出パイプ57を介して水皿55に送出し、水皿5
5の放出口60から製氷容器52の各セル51内に所定
量供給する(図9(A)参照)。次に、製氷容器52の
上部に設けられた蒸発器53に冷温の媒体を通過させ
る。それによって、その媒体からの冷熱が製氷容器52
に伝導して、セル51内で製氷が行われる。
は、まず、ポンプ56を作動させて、タンク54内の水
Wを送出パイプ57を介して水皿55に送出し、水皿5
5の放出口60から製氷容器52の各セル51内に所定
量供給する(図9(A)参照)。次に、製氷容器52の
上部に設けられた蒸発器53に冷温の媒体を通過させ
る。それによって、その媒体からの冷熱が製氷容器52
に伝導して、セル51内で製氷が行われる。
【0007】製氷終了後除氷を行う場合には、ウォータ
バルブ61を開状態にして、給水パイプ58から常温の
水を製氷容器52のセル51の周囲に供給する。それに
よって、セル51内に生成された氷がセルから除去され
る。次に、図9(B)に示すように、水皿55及びタン
ク54を、支軸59を中心にして矢印方向に回動させて
下り勾配に傾斜させると、生成された氷Iは水皿55の
上面を滑って外部に排出される。
バルブ61を開状態にして、給水パイプ58から常温の
水を製氷容器52のセル51の周囲に供給する。それに
よって、セル51内に生成された氷がセルから除去され
る。次に、図9(B)に示すように、水皿55及びタン
ク54を、支軸59を中心にして矢印方向に回動させて
下り勾配に傾斜させると、生成された氷Iは水皿55の
上面を滑って外部に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の製氷器には、次
のような問題点があった。 (1)蒸発器53内に通過する低温媒体の冷熱は熱伝導
だけでセル51内の水に伝導され、かつ、蒸発器53
は、その全周の半分以下の部分しか各セル51に接して
いないため、セル51と蒸発器53との接触面積が小さ
く、氷への熱の伝わりやすさ、いわゆる熱通過率が小さ
い。そのため、製氷能力を増大させるためには低温媒体
の温度をより低くする必要があり、より多くのエネルギ
ー(電力)が必要であった。 (2)低温媒体供給量の過不足に伴い、蒸発器53の各
位置での温度が異なることがあるため、各セル51での
氷の生成速度が異なり、その結果、全体としての製氷速
度が低下することがあった。 (3)除氷時では、ウォーターバルブ61を開いてセル
51の周囲に常温の水を供給して行うため、製氷運転と
除氷運転の動作切換に伴う制御が複雑になった。 (4)除氷時に、大量の水が必要であった。
のような問題点があった。 (1)蒸発器53内に通過する低温媒体の冷熱は熱伝導
だけでセル51内の水に伝導され、かつ、蒸発器53
は、その全周の半分以下の部分しか各セル51に接して
いないため、セル51と蒸発器53との接触面積が小さ
く、氷への熱の伝わりやすさ、いわゆる熱通過率が小さ
い。そのため、製氷能力を増大させるためには低温媒体
の温度をより低くする必要があり、より多くのエネルギ
ー(電力)が必要であった。 (2)低温媒体供給量の過不足に伴い、蒸発器53の各
位置での温度が異なることがあるため、各セル51での
氷の生成速度が異なり、その結果、全体としての製氷速
度が低下することがあった。 (3)除氷時では、ウォーターバルブ61を開いてセル
51の周囲に常温の水を供給して行うため、製氷運転と
除氷運転の動作切換に伴う制御が複雑になった。 (4)除氷時に、大量の水が必要であった。
【0009】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、少ない消費電力で製氷することができ、製氷
速度を向上させ、機構を簡略化することができ、かつ、
除氷に要する水を節約することができる製氷器を提供す
ることを目的とする。
のであり、少ない消費電力で製氷することができ、製氷
速度を向上させ、機構を簡略化することができ、かつ、
除氷に要する水を節約することができる製氷器を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の製氷器は、上記
課題を解決するために、内部に密閉空間を有する冷却部
と、その冷却部の外部に設けられた製氷部と、前記冷却
部の密閉空間内に配置され、冷媒を案内する冷媒通路
と、前記冷却部の密閉空間内に封入された作動流体と、
を有することを特徴するものである。
課題を解決するために、内部に密閉空間を有する冷却部
と、その冷却部の外部に設けられた製氷部と、前記冷却
部の密閉空間内に配置され、冷媒を案内する冷媒通路
と、前記冷却部の密閉空間内に封入された作動流体と、
を有することを特徴するものである。
【0011】作動流体は、運転停止時にその液面が前記
冷媒通路に直接接触する位置まで封入されているのが好
ましい。
冷媒通路に直接接触する位置まで封入されているのが好
ましい。
【0012】冷媒通路と前記冷却部との接触部又は冷媒
通路の交差部で冷媒通路同士が、溶接やろう付け等で接
合されていてもよい。
通路の交差部で冷媒通路同士が、溶接やろう付け等で接
合されていてもよい。
【0013】冷却部に補強用の梁が設けられていてもよ
い。
い。
【0014】製氷部は、格子状に配置された複数のセル
を有してもよく、また、冷却部の外部に氷を製氷するた
めの突起部を有してもよい。
を有してもよく、また、冷却部の外部に氷を製氷するた
めの突起部を有してもよい。
【0015】冷媒通路は、その外周面にフィン又はメッ
シュを有してもよい。
シュを有してもよい。
【0016】本発明の製氷器は、冷却部と冷媒通路の接
触面での熱伝導の他に、作動流体の蒸発、凝縮あるいは
対流によって製氷部が冷却され、作動流体がヒートパイ
プとして機能するため、製氷部全体が伝熱面となり熱通
過率が大きくなる。このとき、冷媒通路のうち製氷部と
接していない部分は、作動流体を凝縮する凝縮部または
加熱部として機能するため、冷媒通路の実質有効伝熱面
積が従来の製氷器の2倍以上広くなり、熱通過率をさら
に大きくすることができる。したがって、冷媒の温度を
あまり低くしなくても製氷能力を向上させることが可能
となり、エネルギー消費の少ない製氷器を構成すること
が可能となる。
触面での熱伝導の他に、作動流体の蒸発、凝縮あるいは
対流によって製氷部が冷却され、作動流体がヒートパイ
プとして機能するため、製氷部全体が伝熱面となり熱通
過率が大きくなる。このとき、冷媒通路のうち製氷部と
接していない部分は、作動流体を凝縮する凝縮部または
加熱部として機能するため、冷媒通路の実質有効伝熱面
積が従来の製氷器の2倍以上広くなり、熱通過率をさら
に大きくすることができる。したがって、冷媒の温度を
あまり低くしなくても製氷能力を向上させることが可能
となり、エネルギー消費の少ない製氷器を構成すること
が可能となる。
【0017】また、本発明の製氷器では、冷却部内部の
作動流体がいわゆるヒートパイプとして機能するため、
製氷部分の温度が均一となり各セルの製氷速度を等しく
することが可能となる。
作動流体がいわゆるヒートパイプとして機能するため、
製氷部分の温度が均一となり各セルの製氷速度を等しく
することが可能となる。
【0018】さらに、製氷運転と除氷運転の切り換え
は、冷媒通路を蒸発器あるいは凝縮器のいずれかに選択
して行うだけでよいので、簡単な制御により運転するこ
とができる。
は、冷媒通路を蒸発器あるいは凝縮器のいずれかに選択
して行うだけでよいので、簡単な制御により運転するこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の製
氷器を示す全体斜視図である。図1に示すように、本発
明の製氷器Aは、箱状に形成され、内部に密閉空間を有
する中空の冷却部1と、その冷却部1の下面に設けられ
た製氷部2とを有する。冷却部1の内部には冷媒を案内
して熱交換を行うための冷媒通路3が網目状に蛇行して
上下2段に設置されている。冷媒通路3は、銅、アルミ
ニウム等の熱伝導性に優れた材料でパイプ状に形成され
ている。また、冷媒通路3は、図示しない冷凍サイクル
と接続されており、冷媒はその入口1aから送り込ま
れ、出口1bから出て強制循環される。製氷部2は、図
2に示すように、側壁2aによって格子状に仕切られて
形成された複数のセル2bを有する。
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の製
氷器を示す全体斜視図である。図1に示すように、本発
明の製氷器Aは、箱状に形成され、内部に密閉空間を有
する中空の冷却部1と、その冷却部1の下面に設けられ
た製氷部2とを有する。冷却部1の内部には冷媒を案内
して熱交換を行うための冷媒通路3が網目状に蛇行して
上下2段に設置されている。冷媒通路3は、銅、アルミ
ニウム等の熱伝導性に優れた材料でパイプ状に形成され
ている。また、冷媒通路3は、図示しない冷凍サイクル
と接続されており、冷媒はその入口1aから送り込ま
れ、出口1bから出て強制循環される。製氷部2は、図
2に示すように、側壁2aによって格子状に仕切られて
形成された複数のセル2bを有する。
【0020】図3は、本発明の内部構造を示す断面図で
ある。図3に示すように、冷却部1の内部は脱気され、
フロン等の作動流体4がその液面が下段の冷媒通路3b
に接触する程度の高さまで封入されている。また、冷媒
通路3a,3bと冷却部1との接触部及び上段の冷媒通
路3aと下段の冷媒通路3bとの交差部はそれぞれ溶接
又はロウ付け5a、5bによって接合されている。これ
によって冷却部1が補強され、冷却部1の肉厚を薄くし
ても、作動流体4の圧力上昇による冷却部1の膨張を抑
えることができる。
ある。図3に示すように、冷却部1の内部は脱気され、
フロン等の作動流体4がその液面が下段の冷媒通路3b
に接触する程度の高さまで封入されている。また、冷媒
通路3a,3bと冷却部1との接触部及び上段の冷媒通
路3aと下段の冷媒通路3bとの交差部はそれぞれ溶接
又はロウ付け5a、5bによって接合されている。これ
によって冷却部1が補強され、冷却部1の肉厚を薄くし
ても、作動流体4の圧力上昇による冷却部1の膨張を抑
えることができる。
【0021】本発明の製氷器Aにより製氷を行う場合に
は、図示しないノズル等により製氷部2のセル2b内に
水を供給すると同時に、冷凍サイクルを作動させて冷媒
通路3に十分に冷却された冷媒を供給する。冷媒通路3
は冷凍サイクルの蒸発器として機能し、冷媒通路3に接
している製氷部2では、熱伝導により冷媒に熱が伝導さ
れ、温度が低下して製氷部2のセル2b内で氷が生成さ
れる。
は、図示しないノズル等により製氷部2のセル2b内に
水を供給すると同時に、冷凍サイクルを作動させて冷媒
通路3に十分に冷却された冷媒を供給する。冷媒通路3
は冷凍サイクルの蒸発器として機能し、冷媒通路3に接
している製氷部2では、熱伝導により冷媒に熱が伝導さ
れ、温度が低下して製氷部2のセル2b内で氷が生成さ
れる。
【0022】一方、冷却部1内の作動流体4は冷媒によ
り冷却されるため、製氷部2に面した作動流体4は製氷
部2から熱を奪って蒸発・気化し、冷媒通路3で凝縮・
液化する。このように、冷却部1内の作動流体4はヒー
トパイプとして機能する。従って、冷媒通路3近傍のみ
ならず、製氷部2全面がほぼ均一に冷却されるようにな
り、製氷部2全面に均一な厚さで氷が生成される。
り冷却されるため、製氷部2に面した作動流体4は製氷
部2から熱を奪って蒸発・気化し、冷媒通路3で凝縮・
液化する。このように、冷却部1内の作動流体4はヒー
トパイプとして機能する。従って、冷媒通路3近傍のみ
ならず、製氷部2全面がほぼ均一に冷却されるようにな
り、製氷部2全面に均一な厚さで氷が生成される。
【0023】さらに、冷媒通路3では冷却部1と接して
いない部分がヒートパイプの凝縮部として機能するた
め、冷媒通路3全面が伝熱面として有効に利用される。
従って、系全体の熱通過率が大きく上昇し、従来の製氷
器に比べて、冷媒の温度を下げなくても製氷量が増加す
る。
いない部分がヒートパイプの凝縮部として機能するた
め、冷媒通路3全面が伝熱面として有効に利用される。
従って、系全体の熱通過率が大きく上昇し、従来の製氷
器に比べて、冷媒の温度を下げなくても製氷量が増加す
る。
【0024】本発明の製氷器Aにより除氷を行う場合に
は、製氷部2への水の供給を中止するとともに、冷凍サ
イクルの冷凍サイクルを切り換えて冷媒通路3に高温の
冷媒を供給する。冷媒通路3は冷凍サイクルの凝縮器と
して機能し、熱伝導により製氷部2に熱が伝えられると
同時に作動流体4も加熱される。そして、作動流体4の
対流により製氷部2全体が加熱され、それによって、セ
ル2b内に生成された氷がセル2bから除去される。従
って、氷が製氷部2と接触する面がほぼ均一に暖めら
れ、除氷に要する運転時間を短縮することができる。
は、製氷部2への水の供給を中止するとともに、冷凍サ
イクルの冷凍サイクルを切り換えて冷媒通路3に高温の
冷媒を供給する。冷媒通路3は冷凍サイクルの凝縮器と
して機能し、熱伝導により製氷部2に熱が伝えられると
同時に作動流体4も加熱される。そして、作動流体4の
対流により製氷部2全体が加熱され、それによって、セ
ル2b内に生成された氷がセル2bから除去される。従
って、氷が製氷部2と接触する面がほぼ均一に暖めら
れ、除氷に要する運転時間を短縮することができる。
【0025】以上述べたように、本発明の製氷器Aによ
れば、製氷及び除氷の両方の過程で性能が向上するた
め、従来の製氷器に比べて単位時間当たりの製氷量を増
加させることができる。
れば、製氷及び除氷の両方の過程で性能が向上するた
め、従来の製氷器に比べて単位時間当たりの製氷量を増
加させることができる。
【0026】また、常温の水を供給しなくても除氷を行
うことができるため、除氷に要する水を節約することが
でき、ランニングコストを削減することができる。
うことができるため、除氷に要する水を節約することが
でき、ランニングコストを削減することができる。
【0027】図4乃至図6に本発明の他の形態の製氷器
Bを示す。この製氷器Bは、箱状に形成され、内部に密
閉空間を有する中空の冷却部11と、その冷却部11の
下面に設けられた製氷部12と、冷却部11の内部に設
置され、冷媒を案内する冷媒通路13とを有する。
Bを示す。この製氷器Bは、箱状に形成され、内部に密
閉空間を有する中空の冷却部11と、その冷却部11の
下面に設けられた製氷部12と、冷却部11の内部に設
置され、冷媒を案内する冷媒通路13とを有する。
【0028】製氷部12は、図5に示すように、冷却部
11から下方向に突き出るように所定位置に取り付けら
れた複数の略円筒状の突起部12aからなる。冷媒通路
13は、図4に示すように、蛇行して1段に設置されて
いる。また、冷媒通路13は、図示しない冷凍サイクル
と接続されており、冷媒はその入口13aから送り込ま
れ、出口13bから出て強制循環される。
11から下方向に突き出るように所定位置に取り付けら
れた複数の略円筒状の突起部12aからなる。冷媒通路
13は、図4に示すように、蛇行して1段に設置されて
いる。また、冷媒通路13は、図示しない冷凍サイクル
と接続されており、冷媒はその入口13aから送り込ま
れ、出口13bから出て強制循環される。
【0029】冷却部11の内側の上面と下面には、冷媒
圧力による膨張を防止するための梁15が略等間隔に配
置されている。この梁15によって、冷却部11が補強
され、冷却部11の肉厚を薄くすることができ、装置全
体の軽量化を図ることができる。また、図6に示すよう
に、冷却部11の内部にある梁15と冷媒通路13との
接触部は溶接又はロウ付け16によって接合され、冷却
部11が補強されている。さらに、冷却部11の内部に
は、図6に示すように、作動流体14がその液面が冷媒
通路13に接触する程度の高さまで封入されている。
圧力による膨張を防止するための梁15が略等間隔に配
置されている。この梁15によって、冷却部11が補強
され、冷却部11の肉厚を薄くすることができ、装置全
体の軽量化を図ることができる。また、図6に示すよう
に、冷却部11の内部にある梁15と冷媒通路13との
接触部は溶接又はロウ付け16によって接合され、冷却
部11が補強されている。さらに、冷却部11の内部に
は、図6に示すように、作動流体14がその液面が冷媒
通路13に接触する程度の高さまで封入されている。
【0030】この製氷器Bにより製氷を行う場合には、
図6に示すように、製氷用の水Wを入れた容器17を円
筒状の突起部12aが水中に浸るように設置する。そし
て、図示しない冷凍サイクルを作動させて、冷媒通路1
3に冷媒が供給されると、作動流体14が冷却され、突
起部12aがヒートパイプの蒸発部として、冷媒通路1
3がヒートパイプの凝縮部として機能し、容器17内の
水Wが冷却する。その結果、突起部12aの外周に氷が
生成される。
図6に示すように、製氷用の水Wを入れた容器17を円
筒状の突起部12aが水中に浸るように設置する。そし
て、図示しない冷凍サイクルを作動させて、冷媒通路1
3に冷媒が供給されると、作動流体14が冷却され、突
起部12aがヒートパイプの蒸発部として、冷媒通路1
3がヒートパイプの凝縮部として機能し、容器17内の
水Wが冷却する。その結果、突起部12aの外周に氷が
生成される。
【0031】この製氷器Bにより除氷を行う場合には、
水を入れた容器17を製氷器Bから他の場所に移し、冷
媒通路13が冷凍サイクルの凝縮器となるように切り換
えて運転する。それによって、作動流体14が冷媒によ
り加熱され、突起部12aの外周に生成された氷は、突
起部12aとの接触部が融解するので除去され、ストッ
カ(図示せず)に落下する。
水を入れた容器17を製氷器Bから他の場所に移し、冷
媒通路13が冷凍サイクルの凝縮器となるように切り換
えて運転する。それによって、作動流体14が冷媒によ
り加熱され、突起部12aの外周に生成された氷は、突
起部12aとの接触部が融解するので除去され、ストッ
カ(図示せず)に落下する。
【0032】この製氷器Bによれば、製氷中に水をノズ
ルで噴射しなくても氷が生成されるため、大幅に水を節
約することができる。また、ポンプで水を循環させる必
要がないので、電力消費を削減できる。
ルで噴射しなくても氷が生成されるため、大幅に水を節
約することができる。また、ポンプで水を循環させる必
要がないので、電力消費を削減できる。
【0033】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。
【0034】例えば、冷媒通路3(13)の外周面にフ
ィン20(図7参照)やメッシュ30(図8参照)を設
けて、その表面積を増加させてもよい。それによって、
作動流体4(14)の毛細管力により作動流体4(1
4)に浸されていない部分にも作動流体4(14)を吸
い上げることができ、除氷時の作動流体4(14)によ
る加熱に寄与する面積が増加して、除氷時間をさらに短
縮することができる。
ィン20(図7参照)やメッシュ30(図8参照)を設
けて、その表面積を増加させてもよい。それによって、
作動流体4(14)の毛細管力により作動流体4(1
4)に浸されていない部分にも作動流体4(14)を吸
い上げることができ、除氷時の作動流体4(14)によ
る加熱に寄与する面積が増加して、除氷時間をさらに短
縮することができる。
【0035】また、冷媒通路3(13)は、1本の管を
蛇行させるものに限らず、冷却部1(11)内で複数の
管に分岐して表面積を増加するように構成してもよい。
蛇行させるものに限らず、冷却部1(11)内で複数の
管に分岐して表面積を増加するように構成してもよい。
【0036】さらに、補強用の梁15は、冷却部11の
外面に設けてもよい。
外面に設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明による製氷器では、次のような優
れた効果を奏する。 (1)冷媒通路からの熱伝導の作用の他に作動流体によ
るヒートパイプと同様な作用により製氷することができ
るので、製氷部全面で均一に氷が製氷し、冷媒通路全面
が伝熱面として有効に利用され、従来の製氷器に比べて
製氷能力及び製氷速度が向上し、少ない消費電力で製氷
することが可能となる。 (2)除氷時には、作動流体の対流により製氷部がほぼ
均一に加熱されるため、除氷時間を短縮することができ
る。 (3)冷媒通路を冷凍サイクルの蒸発器と凝縮器とに切
り換えることにより製氷運転と除氷運転とを切り換える
ことができるため、製氷器の機構を簡略化することがで
きる。 (4)常温の水を供給しなくても除氷を行うことができ
るため、除氷に要する水を節約することができ、ランニ
ングコストを削減することができる。 (5)冷媒通路と冷却部との接触部、冷媒通路同士の接
触部を溶接、ろう付け等で接合したり、冷却部内に梁を
設けることにより、冷却部の肉厚を薄くすることができ
るので、製氷器の軽量化を図ることができる。
れた効果を奏する。 (1)冷媒通路からの熱伝導の作用の他に作動流体によ
るヒートパイプと同様な作用により製氷することができ
るので、製氷部全面で均一に氷が製氷し、冷媒通路全面
が伝熱面として有効に利用され、従来の製氷器に比べて
製氷能力及び製氷速度が向上し、少ない消費電力で製氷
することが可能となる。 (2)除氷時には、作動流体の対流により製氷部がほぼ
均一に加熱されるため、除氷時間を短縮することができ
る。 (3)冷媒通路を冷凍サイクルの蒸発器と凝縮器とに切
り換えることにより製氷運転と除氷運転とを切り換える
ことができるため、製氷器の機構を簡略化することがで
きる。 (4)常温の水を供給しなくても除氷を行うことができ
るため、除氷に要する水を節約することができ、ランニ
ングコストを削減することができる。 (5)冷媒通路と冷却部との接触部、冷媒通路同士の接
触部を溶接、ろう付け等で接合したり、冷却部内に梁を
設けることにより、冷却部の肉厚を薄くすることができ
るので、製氷器の軽量化を図ることができる。
【図1】本発明の製氷器を示す一部破断斜視図である。
【図2】本発明の製氷器の製氷部を示す斜視図である。
【図3】本発明の製氷器の内部構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の形態の製氷器を示す一部破断斜視
図である。
図である。
【図5】他の形態の製氷器の突起部を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】他の形態の製氷器の内部構造を示す断面図であ
る。
る。
【図7】フィン付の冷媒通路を示す側面図である。
【図8】メッシュ付の冷媒通路を示す断面図である。
【図9】従来の製氷器を示す説明図である((A)は製
氷時、(B)は除氷時の状態を示す)。
氷時、(B)は除氷時の状態を示す)。
1、11:冷却部 2、12:製氷部 2b:セル 3、13:冷媒通路 4、14:作動流体 12a:突出部 15:梁 20:フィン 30:メッシュ
Claims (9)
- 【請求項1】内部に密閉空間を有する冷却部と、その冷
却部の外部に設けられた製氷部と、前記冷却部の密閉空
間内に配置され、冷媒を案内する冷媒通路と、前記冷却
部の密閉空間内に封入された作動流体と、を有すること
を特徴する製氷器。 - 【請求項2】前記作動流体は、運転停止時にその液面が
前記冷媒通路に直接接触する位置まで封入されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の製氷器。 - 【請求項3】前記冷媒通路と前記冷却部との接触部が接
合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
製氷器。 - 【請求項4】前記冷媒通路の交差部で冷媒通路同士が接
合されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
か1つの請求項に記載の製氷器。 - 【請求項5】前記冷却部に補強用の梁が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つの請求
項に記載の製氷器。 - 【請求項6】前記製氷部は、格子状に配置された複数の
セルを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
か1つの請求項に記載の製氷器。 - 【請求項7】前記製氷部は、前記冷却部の外部に氷を製
氷するための突起部を有することを特徴とする請求項1
乃至5のいずれか1つの請求項に記載の製氷器 - 【請求項8】前記冷媒通路は、その外周面にフィンを有
することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つの
請求項に記載の製氷器。 - 【請求項9】前記冷媒通路は、その外周面にメッシュを
有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つ
の請求項に記載の製氷器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010645A JPH09203573A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 製氷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010645A JPH09203573A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 製氷器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203573A true JPH09203573A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11755962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010645A Pending JPH09203573A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 製氷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09203573A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040039089A (ko) * | 2002-10-31 | 2004-05-10 | 삼성광주전자 주식회사 | 제빙기 |
| KR20040039090A (ko) * | 2002-10-31 | 2004-05-10 | 삼성광주전자 주식회사 | 제빙기 |
| JP2011058732A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | 製氷機 |
| WO2014003422A1 (ko) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 코웨이 주식회사 | 제빙기 |
| JP2014062730A (ja) * | 2007-07-02 | 2014-04-10 | W Schoonen Beheer Bv | 角氷を作る装置および方法、ならびに角氷の計量装置 |
| US8882489B1 (en) | 2010-07-09 | 2014-11-11 | Coomer Properties, LLC | Ice shaping device |
| CN106352639A (zh) * | 2016-09-27 | 2017-01-25 | 合肥华凌股份有限公司 | 制冰机 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010645A patent/JPH09203573A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040039089A (ko) * | 2002-10-31 | 2004-05-10 | 삼성광주전자 주식회사 | 제빙기 |
| KR20040039090A (ko) * | 2002-10-31 | 2004-05-10 | 삼성광주전자 주식회사 | 제빙기 |
| JP2014062730A (ja) * | 2007-07-02 | 2014-04-10 | W Schoonen Beheer Bv | 角氷を作る装置および方法、ならびに角氷の計量装置 |
| JP2011058732A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | 製氷機 |
| US8882489B1 (en) | 2010-07-09 | 2014-11-11 | Coomer Properties, LLC | Ice shaping device |
| WO2014003422A1 (ko) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 코웨이 주식회사 | 제빙기 |
| US9766006B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-09-19 | Coway Co., Ltd | Ice maker |
| CN106352639A (zh) * | 2016-09-27 | 2017-01-25 | 合肥华凌股份有限公司 | 制冰机 |
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