JPH09203702A - 掘削孔内の安定液物性の計測方法 - Google Patents
掘削孔内の安定液物性の計測方法Info
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- JPH09203702A JPH09203702A JP1176696A JP1176696A JPH09203702A JP H09203702 A JPH09203702 A JP H09203702A JP 1176696 A JP1176696 A JP 1176696A JP 1176696 A JP1176696 A JP 1176696A JP H09203702 A JPH09203702 A JP H09203702A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】試験検査員の負担を軽減するとともに、迅速に
安定液の物性を計測する。 【解決手段】掘削孔20内に案内液21よりも比重の大
きい計測用物体Wを降下および引き上げを行うととも
に、これらの過程において計測用物体を吊持するワイヤ
ー33に作用する張力を一定に保持し、降下および引上
過程において、所定の深度における降下および引上速度
を検出し、これらの各速度と張力値とに基づいて安定液
の物性要素を判断する。
安定液の物性を計測する。 【解決手段】掘削孔20内に案内液21よりも比重の大
きい計測用物体Wを降下および引き上げを行うととも
に、これらの過程において計測用物体を吊持するワイヤ
ー33に作用する張力を一定に保持し、降下および引上
過程において、所定の深度における降下および引上速度
を検出し、これらの各速度と張力値とに基づいて安定液
の物性要素を判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続地中壁の造成
などのために、掘削孔内に安定液を満たして地盤の掘削
を行うにあたり、その安定液の物性を計測する方法に関
する。
などのために、掘削孔内に安定液を満たして地盤の掘削
を行うにあたり、その安定液の物性を計測する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】土木技術に発展に伴って、大深度の地下
構造物の造成が行われるようになり、このために地盤の
掘削もたとえば百数十mに達して行われることが多い。
構造物の造成が行われるようになり、このために地盤の
掘削もたとえば百数十mに達して行われることが多い。
【0003】大深度大規模地下連続壁の造成について
は、バケット式やオーガー式では困難であることに鑑
み、次述する水平多軸回転軸を有する掘削装置が用いら
れている。すなわち、図1および図2に示すように、案
内体1の下部に、ドラム2周面に突出したカッター3,
3…を多数有するカッタードラム10、10を周面を接
近させて平行的に隣接配置し、カッタードラム10、1
0の周面の間に掘削土類を地上に排出する排出経路の吸
い込み口4を臨ませたものである。
は、バケット式やオーガー式では困難であることに鑑
み、次述する水平多軸回転軸を有する掘削装置が用いら
れている。すなわち、図1および図2に示すように、案
内体1の下部に、ドラム2周面に突出したカッター3,
3…を多数有するカッタードラム10、10を周面を接
近させて平行的に隣接配置し、カッタードラム10、1
0の周面の間に掘削土類を地上に排出する排出経路の吸
い込み口4を臨ませたものである。
【0004】この掘削装置は、図3に示すように、ベー
スマシン5のブーム6から案内体1と共に吊り下げて、
カッタードラム10、10を図3の矢印で示すように、
反対方向に回転させながら地盤を掘削しつつ、その掘削
土類を、図2に示すように、排出経路の吸い込み口4か
ら排泥ポンプ7により排泥管路8を通して地上に排出し
ながら、掘り下げて行くものである。
スマシン5のブーム6から案内体1と共に吊り下げて、
カッタードラム10、10を図3の矢印で示すように、
反対方向に回転させながら地盤を掘削しつつ、その掘削
土類を、図2に示すように、排出経路の吸い込み口4か
ら排泥ポンプ7により排泥管路8を通して地上に排出し
ながら、掘り下げて行くものである。
【0005】他方、この掘削過程において、掘削孔20
壁を安定させるために安定液が用いられる。この安定液
としては、通常はポリマー系のものであるが、ベントナ
イト系のものも用いることもある。
壁を安定させるために安定液が用いられる。この安定液
としては、通常はポリマー系のものであるが、ベントナ
イト系のものも用いることもある。
【0006】この安定液の物性を管理することは、掘削
孔壁の安定または掘削作業の安定となるために、重要な
事項である。このために、従来から、1日2〜3回、掘
削孔内にサンプラーを挿入し、深度ごとに安定液をサン
プリングし、これを試験室に持ち込んで、その比重、粘
度、および砂分の割合などを計測している。
孔壁の安定または掘削作業の安定となるために、重要な
事項である。このために、従来から、1日2〜3回、掘
削孔内にサンプラーを挿入し、深度ごとに安定液をサン
プリングし、これを試験室に持ち込んで、その比重、粘
度、および砂分の割合などを計測している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、掘削深度(図
4の符号D)は前述のとおり、百数十mにも達するの
で、その都度試験検査員がサンプラーをその深度まで挿
入し引き上げる作業は多大な負担となる。しかも、深度
ごと行う必要があるので、サンプリング回数がきわめて
多い。
4の符号D)は前述のとおり、百数十mにも達するの
で、その都度試験検査員がサンプラーをその深度まで挿
入し引き上げる作業は多大な負担となる。しかも、深度
ごと行う必要があるので、サンプリング回数がきわめて
多い。
【0008】また、試験結果が出るまでに長時間要し、
掘削作業に対して迅速なフィードバックを行い難い。
掘削作業に対して迅速なフィードバックを行い難い。
【0009】したがって、本発明の課題は、試験検査員
の負担を軽減するとともに、迅速に安定液の物性を計測
することによって、掘削作業の能率を高めることにあ
る。
の負担を軽減するとともに、迅速に安定液の物性を計測
することによって、掘削作業の能率を高めることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のうち、請求項1に記載の発明は、地盤掘削孔内の安
定液の物性を計測するにあたり、前記掘削孔内に前記案
内液よりも比重の大きい計測用物体を降下および引き上
げを行うとともに、これらの過程において前記計測用物
体を吊持するワイヤー類に作用する張力を一定に保持
し、前記降下および引上過程において、安定液が存在す
る所定の深度における降下および引上速度を検出し、こ
れらの各速度と前記張力値とに基づいて安定液の物性要
素を判断することを特徴とする地盤掘削孔内の安定液物
性の計測方法である。
明のうち、請求項1に記載の発明は、地盤掘削孔内の安
定液の物性を計測するにあたり、前記掘削孔内に前記案
内液よりも比重の大きい計測用物体を降下および引き上
げを行うとともに、これらの過程において前記計測用物
体を吊持するワイヤー類に作用する張力を一定に保持
し、前記降下および引上過程において、安定液が存在す
る所定の深度における降下および引上速度を検出し、こ
れらの各速度と前記張力値とに基づいて安定液の物性要
素を判断することを特徴とする地盤掘削孔内の安定液物
性の計測方法である。
【0011】請求項2に記載の発明は、地盤掘削孔内の
安定液の物性を計測するにあたり、前記掘削孔内に前記
案内液よりも比重の大きい計測用物体を降下および引き
上げを行うとともに、これらの過程における速度を一定
に保持し、前記降下および引上過程において、前記ワイ
ヤー類に作用する張力を検出し、これらの張力と前記速
度とに基づいて安定液の物性要素を判断することを特徴
とする地盤掘削孔内の安定液物性の計測方法である。
安定液の物性を計測するにあたり、前記掘削孔内に前記
案内液よりも比重の大きい計測用物体を降下および引き
上げを行うとともに、これらの過程における速度を一定
に保持し、前記降下および引上過程において、前記ワイ
ヤー類に作用する張力を検出し、これらの張力と前記速
度とに基づいて安定液の物性要素を判断することを特徴
とする地盤掘削孔内の安定液物性の計測方法である。
【0012】請求項3記載の発明は、前記計測用物体に
対してまたはこれと同伴させて昇降させる部材に、液圧
計および液温計のうち少なくとも一方と、タイマーと、
液圧および液温のうち少なくとも一方のデータ信号を前
記タイマーからのタイミング信号との関連で記憶するメ
モリー手段とを設け、引き上げ完了後に前記メモリー手
段を回収して、その深度ごとのデータ信号を読み出して
前記安定液の物性要素の判断の補正に用いる請求項1ま
たは2記載の地盤掘削孔内の安定液物性の計測方法であ
る。
対してまたはこれと同伴させて昇降させる部材に、液圧
計および液温計のうち少なくとも一方と、タイマーと、
液圧および液温のうち少なくとも一方のデータ信号を前
記タイマーからのタイミング信号との関連で記憶するメ
モリー手段とを設け、引き上げ完了後に前記メモリー手
段を回収して、その深度ごとのデータ信号を読み出して
前記安定液の物性要素の判断の補正に用いる請求項1ま
たは2記載の地盤掘削孔内の安定液物性の計測方法であ
る。
【0013】本発明において、昇降とは鉛直に昇降させ
るほか、斜めに昇降させる場合もなども含むものであ
る。
るほか、斜めに昇降させる場合もなども含むものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら具体的に説明する。本発明では、図4に
示すように、前記の掘削孔20内の安定液21の物性、
特に比重および粘度などの粘性抵抗を測定するにあた
り、掘削孔20に面して安定液21より比重が大きい計
測用物体Wの昇降装置30が配設される。
を参照しながら具体的に説明する。本発明では、図4に
示すように、前記の掘削孔20内の安定液21の物性、
特に比重および粘度などの粘性抵抗を測定するにあた
り、掘削孔20に面して安定液21より比重が大きい計
測用物体Wの昇降装置30が配設される。
【0015】昇降装置30は、ウインチ巻取ドラム31
とその駆動モータ(図示せず)とそのウインチ制御手段
32とを備え、これにより吊持ワイヤー33を介して計
測用物体Wを昇降させるようにしたものであり、これら
の途中にワイヤー33をガイドするガイドロール34〜
37を設けてある。ガイドロール34,36,37は位
置固定であるのに対して、ガイドロール35は上下に可
動となっており、たとえばその支持軸と地上に対して固
定の張力計38との間を連結部材39により連結してあ
り、吊持ワイヤー33に作用する張力を張力計38によ
り検出するようにしてある。また、ガイドロール34に
はロータリーエンコーダなどからなる速度計40が連結
されている。
とその駆動モータ(図示せず)とそのウインチ制御手段
32とを備え、これにより吊持ワイヤー33を介して計
測用物体Wを昇降させるようにしたものであり、これら
の途中にワイヤー33をガイドするガイドロール34〜
37を設けてある。ガイドロール34,36,37は位
置固定であるのに対して、ガイドロール35は上下に可
動となっており、たとえばその支持軸と地上に対して固
定の張力計38との間を連結部材39により連結してあ
り、吊持ワイヤー33に作用する張力を張力計38によ
り検出するようにしてある。また、ガイドロール34に
はロータリーエンコーダなどからなる速度計40が連結
されている。
【0016】他方、演算処理装置41および表示装置4
2が地上に設けられる。前記の張力計38および速度計
40からの信号は、ウインチ制御手段32および演算処
理装置41に与えられる。
2が地上に設けられる。前記の張力計38および速度計
40からの信号は、ウインチ制御手段32および演算処
理装置41に与えられる。
【0017】かかる設備の下で、次記のように安定液の
物性が計測される。
物性が計測される。
【0018】(実施の態様1:請求項1に記載の発明)
張力一定の下で計測用物体Wの昇降を行うものである。
すなわち、ウインチ巻取ドラム31をその駆動モータに
より回転させながら吊持ワイヤー33を繰り出しながら
計測用物体Wを降下させる。その際に、張力計38から
の張力信号Tをウインチ制御手段32に取り込み、吊持
ワイヤー33に作用する張力が一定となるように、ウイ
ンチ巻取ドラム31の巻き出し速度を制御する。所定の
深度まで降下させたならば、逆方向にウインチ巻取ドラ
ム31を回転させて計測用物体Wの上昇を行い、最終的
に計測用物体Wを地上に回収する。
張力一定の下で計測用物体Wの昇降を行うものである。
すなわち、ウインチ巻取ドラム31をその駆動モータに
より回転させながら吊持ワイヤー33を繰り出しながら
計測用物体Wを降下させる。その際に、張力計38から
の張力信号Tをウインチ制御手段32に取り込み、吊持
ワイヤー33に作用する張力が一定となるように、ウイ
ンチ巻取ドラム31の巻き出し速度を制御する。所定の
深度まで降下させたならば、逆方向にウインチ巻取ドラ
ム31を回転させて計測用物体Wの上昇を行い、最終的
に計測用物体Wを地上に回収する。
【0019】かかる降下および引上過程において、安定
液が存在する所定の深度における降下速度V1 および引
上速度V2 を速度計40により検出し、演算処理装置4
に取り込む。この場合、速度計40はガイドロール34
の周速度と関係するものであり、ガイドロール34の外
径は既知であるから、速度に時間tを乗算すれば計測用
物体Wが現在位置する深度hを判断できる。したがっ
て、時間tと深度hとの関係の下で、図5に示す速度変
化を得ることができる。
液が存在する所定の深度における降下速度V1 および引
上速度V2 を速度計40により検出し、演算処理装置4
に取り込む。この場合、速度計40はガイドロール34
の周速度と関係するものであり、ガイドロール34の外
径は既知であるから、速度に時間tを乗算すれば計測用
物体Wが現在位置する深度hを判断できる。したがっ
て、時間tと深度hとの関係の下で、図5に示す速度変
化を得ることができる。
【0020】一方、計測用物体Wには常時浮力が作用す
るとともに、吊持ワイヤー33には降下および引上時に
安定液21からの粘性抵抗が作用する。吊持ワイヤー3
3に作用する張力は、基本的に、計測用物体Wの自重、
浮力、粘性抵抗が支配する。
るとともに、吊持ワイヤー33には降下および引上時に
安定液21からの粘性抵抗が作用する。吊持ワイヤー3
3に作用する張力は、基本的に、計測用物体Wの自重、
浮力、粘性抵抗が支配する。
【0021】ここに、計測用物体Wの自重は一定であ
り、ある深度hにおける浮力も降下時と引上時とに相違
はない。しかるに、ある深度hにおける降下速度V1 と
引上速度V2 とが相違することになるのは、粘性抵抗に
起因する。
り、ある深度hにおける浮力も降下時と引上時とに相違
はない。しかるに、ある深度hにおける降下速度V1 と
引上速度V2 とが相違することになるのは、粘性抵抗に
起因する。
【0022】したがって、概念的に図6に示すように、
速度と張力とはほぼ次記の(1)式で示す1次式であら
わすことができる。
速度と張力とはほぼ次記の(1)式で示す1次式であら
わすことができる。
【0023】
【数1】
【0024】したがって、この浮力から安定液の比重
を、粘性抵抗Rから粘度を検知できる。
を、粘性抵抗Rから粘度を検知できる。
【0025】(実施の態様2:請求項2に記載の発明)
速度一定の下で計測用物体Wの昇降を行うものである。
すなわち、前記例と同様に計測用物体Wの降下および引
き上げを行う際に、速度計40からの速度信号Vをウイ
ンチ制御手段32に取り込み、吊持ワイヤー33の巻き
出し速度および巻取速度が一定となるように、ウインチ
巻取ドラム31を制御する。あるいは、ウインチ制御手
段32がたとえば速度選択用クラッチを有する場合に
は、クラッチを選択して所定の一定速度を得ることがで
きる。これらにより一定の速度を得た上で、吊持ワイヤ
ー33に作用する張力を張力計38により検出してその
張力信号を演算処理装置41に取り込む。
速度一定の下で計測用物体Wの昇降を行うものである。
すなわち、前記例と同様に計測用物体Wの降下および引
き上げを行う際に、速度計40からの速度信号Vをウイ
ンチ制御手段32に取り込み、吊持ワイヤー33の巻き
出し速度および巻取速度が一定となるように、ウインチ
巻取ドラム31を制御する。あるいは、ウインチ制御手
段32がたとえば速度選択用クラッチを有する場合に
は、クラッチを選択して所定の一定速度を得ることがで
きる。これらにより一定の速度を得た上で、吊持ワイヤ
ー33に作用する張力を張力計38により検出してその
張力信号を演算処理装置41に取り込む。
【0026】この場合においても、図6および(1)〜
(3)式によって、粘性抵抗Rを測定できることが判
る。
(3)式によって、粘性抵抗Rを測定できることが判
る。
【0027】(他の態様)ところで、前記の物性の計測
にあたり、特に粘性抵抗は温度に左右される。したがっ
て、安定液21の温度を補正要素として加味する必要が
ある。特に、安定液21の温度は深度によって異なるの
で、地上近傍での温度計測値に基づく場合には誤差要因
となる。そこで、図7に示すように、計測用物体Wの内
部に液圧計43および液温計44を設けるとともに、タ
イマー45、メモリー手段46およびインターフェイス
手段47を内蔵させる。
にあたり、特に粘性抵抗は温度に左右される。したがっ
て、安定液21の温度を補正要素として加味する必要が
ある。特に、安定液21の温度は深度によって異なるの
で、地上近傍での温度計測値に基づく場合には誤差要因
となる。そこで、図7に示すように、計測用物体Wの内
部に液圧計43および液温計44を設けるとともに、タ
イマー45、メモリー手段46およびインターフェイス
手段47を内蔵させる。
【0028】これにより、液圧および液温のデータ信号
をタイマー45からのタイミング信号との関連でメモリ
ー手段46に記憶させる。計測用物体Wを引き上げ完了
後にメモリー手段46を回収して、そのデータ信号をイ
ンターフェイス手段47を介して演算処理装置41によ
り読み出して安定液の物性要素の判断の補正に用いる。
この場合、昇降装置30側から、時間ごとの張力、速
度または深度の値を演算処理装置41に取り込み、比重
および粘性抵抗の計測時に、前記のメモリー手段46か
らのデータ信号を照合させて補正することができる。
をタイマー45からのタイミング信号との関連でメモリ
ー手段46に記憶させる。計測用物体Wを引き上げ完了
後にメモリー手段46を回収して、そのデータ信号をイ
ンターフェイス手段47を介して演算処理装置41によ
り読み出して安定液の物性要素の判断の補正に用いる。
この場合、昇降装置30側から、時間ごとの張力、速
度または深度の値を演算処理装置41に取り込み、比重
および粘性抵抗の計測時に、前記のメモリー手段46か
らのデータ信号を照合させて補正することができる。
【0029】他方、液圧計43、液温計44、タイマー
45、メモリー手段46およびインターフェイス手段4
7などの補正データ取り込み手段は、計測用物体W内に
格納することなく、別途、吊持ワイヤー33に対して一
体化させた専用の格納容器内に設けることもできる。こ
の場合、その格納容器に作用する浮力をも考慮する。
45、メモリー手段46およびインターフェイス手段4
7などの補正データ取り込み手段は、計測用物体W内に
格納することなく、別途、吊持ワイヤー33に対して一
体化させた専用の格納容器内に設けることもできる。こ
の場合、その格納容器に作用する浮力をも考慮する。
【0030】また、上記例においては、計測用物体Wを
鉛直方向に昇降させた例であるが、傾斜して昇降させる
ことでもよい。さらに、上記例は鉛直掘削孔を対象とし
たが、傾斜掘削孔を対象とすることもできる。この例を
図8に示した。
鉛直方向に昇降させた例であるが、傾斜して昇降させる
ことでもよい。さらに、上記例は鉛直掘削孔を対象とし
たが、傾斜掘削孔を対象とすることもできる。この例を
図8に示した。
【0031】すなわち、図8の例では、傾斜掘削孔21
において計測用物体Wを傾斜して昇降させるものであ
る。そのために、ガイド体50が配設されている。図9
は、たとえばシールドの発進基地近傍の態様を示したも
ので、泥水安定液の物性を計測するために、ガイドロー
ル51を介してガイド体50に沿って計測用物体Wを水
平移動させるようにしたものである。同図、左方への移
動については、図示を省略してあるが、左方のシールド
前方に別途同一構成の昇降装置30が配設され、その昇
降装置による巻き上げが行われ、両昇降装置30からの
データを統合させることにより物性が計測されるもので
ある。なお、これらの場合には、主に実施の態様1によ
る方法が用いることができる。その場合、ガイド体50
との摩擦抵抗が考慮されて物性判断される。
において計測用物体Wを傾斜して昇降させるものであ
る。そのために、ガイド体50が配設されている。図9
は、たとえばシールドの発進基地近傍の態様を示したも
ので、泥水安定液の物性を計測するために、ガイドロー
ル51を介してガイド体50に沿って計測用物体Wを水
平移動させるようにしたものである。同図、左方への移
動については、図示を省略してあるが、左方のシールド
前方に別途同一構成の昇降装置30が配設され、その昇
降装置による巻き上げが行われ、両昇降装置30からの
データを統合させることにより物性が計測されるもので
ある。なお、これらの場合には、主に実施の態様1によ
る方法が用いることができる。その場合、ガイド体50
との摩擦抵抗が考慮されて物性判断される。
【0032】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、試験検
査員の負担を軽減するとともに、迅速く安定液の物性を
計測することによって、掘削作業の能率を高めることが
できるなどの利点がもたらされる。
査員の負担を軽減するとともに、迅速く安定液の物性を
計測することによって、掘削作業の能率を高めることが
できるなどの利点がもたらされる。
【図1】掘削機本体の正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】掘削設備全体の概要図である。
【図4】本発明の計測態様の概要図である。
【図5】深度−時間−速度の相関図である。
【図6】本発明の計測原理の説明図である。
【図7】本発明の他の計測態様の概要図である。
【図8】さらに別の計測態様の概要図である。
【図9】別異の計測態様の概要図である。
10…カッタードラム、20…掘削孔、21…安定液、
30…昇降装置、31…ウインチ巻取ドラム、32…ウ
インチ制御手段、33…吊持ワイヤー、38…張力計、
40…速度計、41…演算処理装置、W…計測用物体
(計測用物体)。
30…昇降装置、31…ウインチ巻取ドラム、32…ウ
インチ制御手段、33…吊持ワイヤー、38…張力計、
40…速度計、41…演算処理装置、W…計測用物体
(計測用物体)。
Claims (3)
- 【請求項1】地盤掘削孔内の安定液の物性を計測するに
あたり、 前記掘削孔内に前記案内液よりも比重の大きい計測用物
体を降下および引き上げを行うとともに、これらの過程
において前記計測用物体を吊持するワイヤー類に作用す
る張力を一定に保持し、 前記降下および引上過程において、安定液が存在する所
定の深度における降下および引上速度を検出し、 これらの各速度と前記張力値とに基づいて安定液の物性
要素を判断することを特徴とする地盤掘削孔内の安定液
物性の計測方法。 - 【請求項2】地盤掘削孔内の安定液の物性を計測するに
あたり、 前記掘削孔内に前記案内液よりも比重の大きい計測用物
体を降下および引き上げを行うとともに、これらの過程
における速度を一定に保持し、 前記降下および引上過程において、前記ワイヤー類に作
用する張力を検出し、 これらの張力と前記速度とに基づいて安定液の物性要素
を判断することを特徴とする地盤掘削孔内の安定液物性
の計測方法。 - 【請求項3】前記計測用物体に対してまたはこれと同伴
させて昇降させる部材に、液圧計および液温計のうち少
なくとも一方と、タイマーと、液圧および液温のうち少
なくとも一方のデータ信号を前記タイマーからのタイミ
ング信号との関連で記憶するメモリー手段とを設け、 引き上げ完了後に前記メモリー手段を回収して、その深
度ごとのデータ信号を読み出して前記安定液の物性要素
の判断の補正に用いる請求項1または2記載の地盤掘削
孔内の安定液物性の計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1176696A JPH09203702A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 掘削孔内の安定液物性の計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1176696A JPH09203702A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 掘削孔内の安定液物性の計測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203702A true JPH09203702A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11787109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1176696A Pending JPH09203702A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 掘削孔内の安定液物性の計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09203702A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000292336A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-20 | Koden Electronics Co Ltd | 粘度・比重計 |
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| CN116122348A (zh) * | 2022-11-08 | 2023-05-16 | 宁波市政工程建设集团股份有限公司 | 钻孔灌注桩的泥浆取样检测设备及其方法 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP1176696A patent/JPH09203702A/ja active Pending
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