JPH09204438A - 情報検索支援装置 - Google Patents

情報検索支援装置

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Publication number
JPH09204438A
JPH09204438A JP8012572A JP1257296A JPH09204438A JP H09204438 A JPH09204438 A JP H09204438A JP 8012572 A JP8012572 A JP 8012572A JP 1257296 A JP1257296 A JP 1257296A JP H09204438 A JPH09204438 A JP H09204438A
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Application number
JP8012572A
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English (en)
Inventor
Manabu Ueda
学 植田
Yuichi Ueno
裕一 上野
Yukifumi Takeda
幸史 竹田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨大な情報断片の中にある任意の情報断片の
論理的位置の確認を容易にする。 【解決手段】 任意の情報断片が参照されると、検索履
歴記憶手段11が、参照された情報断片の識別情報と参
照された際の経路情報とを検索履歴として格納する。グ
ラフ作成表示手段12は、格納された検索履歴に基づい
て、参照されたことのある情報断片と参照された経路と
を示すグラフ12aを作成し、そのグラフ12aを表示
装置2に表示する。これにより、参照したことのある情
報断片とその情報断片を参照した際の経路とがグラフと
して表示装置2に表示され、情報断片を利用するユーザ
は、自己が参照したことのある情報断片間の関係を確認
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータを用い
てハイパーテキスト状に組織化された情報断片にアクセ
スするための情報断片検索機能を支援する情報検索支援
装置に関し、特に大量の情報断片の有用な部分のみ抽出
する情報検索支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報や知識を表現する形態の一つとし
て、ハイパーテキスト状に組織化する方式がある。この
方式では、ひとまとまりの情報を持つ情報断片を複数用
意し、それぞれの情報断片に固有のIDを持たせる。そ
して、ある情報断片に、それと関連する情報断片のID
情報を保持させることにより、それらの情報断片を関連
付ける。そして、ある情報断片上の操作で他の情報断片
のID情報を指定することにより、関連する別の情報断
片を参照できる。
【0003】ところが、このような情報や知識の表現形
態では、参照している情報断片の論理的位置を見失いや
すいという欠点が、従来より指摘されている。しかも、
コンピュータネットワークの普及により、コンピュータ
を介してユーザが利用できる情報量が膨大になってきて
いる。そのため、利用可能な情報や知識がどこに存在す
るのかを、何らかの方法で表現する必要がある。
【0004】そこで、この問題を解決するために、すべ
ての情報断片をノード(接続関係の節となる図形)で情
報断片間の関連をアーク(2つのノード間を接続する線
や矢印)でグラフ状に表示して、現在参照している情報
断片の論理的位置を示す方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにす
べての情報断片をグラフ状に表示するものでは、情報断
片の数が一定値以下では有効であるが、ノードの数が増
えてくると特定のノードやアークを認識することが困難
になり十分な効果を発揮しないという問題点があった。
【0006】また、すべての情報断片を有限時間内に確
認できないほど情報断片の数が増えてくると、グラフの
作図自体が困難になってくる。さらに、以前参照した情
報断片を探す場合でも、かつて参照したことがある情報
断片とそうでない情報断片の区別がつきにくいため、探
しにくいという欠点を持っていた。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、膨大な情報断片の中にある任意の情報断片の
論理的位置の確認を容易にした情報検索支援装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の情報検索
支援装置の原理構成図である。上記課題を解決するため
に、第1の発明では、ハイパーテキスト状に関連付けら
れた情報断片21〜23の検索機能を支援する情報検索
支援装置10において、任意の情報断片が参照される
と、参照された情報断片の識別情報と参照された際の経
路情報とを検索履歴として格納する検索履歴記憶手段1
1と、前記検索履歴から、参照されたことのある情報断
片と参照された経路とを示すグラフ12aを作成し、前
記グラフを表示装置2に表示するグラフ作成表示手段1
2と、を有することを特徴とする情報検索支援装置10
が提供される。
【0009】この構成によれば、任意の情報断片が参照
されると、検索履歴記憶手段11が、参照された情報断
片の識別情報と参照された際の経路情報とを検索履歴と
して格納する。グラフ作成表示手段12は、格納された
検索履歴に基づいて、参照されたことのある情報断片と
参照された経路とを示すグラフ12aを作成し、そのグ
ラフ12aを表示装置2に表示する。これにより、参照
したことのある情報断片とその情報断片を参照した際の
経路とがグラフとして表示装置2に表示され、情報断片
を利用するユーザは、自己が参照したことのある情報断
片間の関係を確認することができる。
【0010】第2の発明では、第1の発明におけるグラ
フ作成表示手段12が、各情報断片を個別の図形で表
し、参照された経路を前記図形間を接続する線で表すこ
とにより、グラフ12aを作成することを特徴とする情
報検索支援装置が提供される。
【0011】この構成によれば、参照された各情報断片
に対応する図形が表示装置2上に表示され、参照元の情
報断片と参照先の情報断片とが線で接続されたグラフが
作成されるため、情報断片を利用するユーザは、情報断
片間の関係の確認が容易になる。
【0012】第3の発明では、ハイパーテキスト状に関
連付けられた情報断片21〜23の検索機能を支援する
情報検索支援装置において、任意の情報断片が参照され
ると、参照された情報断片の識別情報、参照の際の経路
情報、及び参照された情報断片から他の情報断片を参照
するための未使用経路情報を検索履歴として格納する検
索履歴記憶手段11と、前記検索履歴から、参照された
ことのある情報断片、参照された経路、及び参照された
ことのある情報断片どうしで直接参照可能な未使用の経
路を示すグラフ12aを作成し、前記グラフ12aを表
示装置2に表示するグラフ作成表示手段12と、を有す
ることを特徴とする情報検索支援装置10が提供され
る。
【0013】この構成によれば、任意の情報断片が参照
されると、検索履歴記憶手段11は、参照された情報断
片の識別情報、参照の際の経路情報、及び参照された情
報断片から他の情報断片を参照するための未使用経路情
報を検索履歴として格納する。グラフ作成表示手段12
は、検索履歴に基づき、参照されたことのある情報断
片、参照された経路、及び参照されたことのある情報断
片どうしで直接参照可能な未使用の経路を示すグラフ1
2aを作成し、そのグラフ12aを表示装置2に表示す
る。これにより、情報断片を利用するユーザは、自己が
参照したことのある情報断片への参照経路について、ま
だ使用したことのない経路までも確認することができ
る。
【0014】第4の発明では、ハイパーテキスト状に関
連付けられた情報断片21〜23の検索機能を支援する
情報検索支援装置において、任意の情報断片が参照され
ると、参照された情報断片の識別情報、参照の際の経路
情報、参照された情報断片から他の情報断片を参照する
ための未使用経路情報、及び前記未使用経路情報により
新たに参照可能となった未参照情報断片の識別情報を検
索履歴として格納する検索履歴記憶手段11と、前記検
索履歴から、参照されたことのある情報断片、参照され
た経路、参照されたことのある情報断片どうしで直接参
照可能な未使用の経路、参照されたことのある情報断片
から直接参照可能な未参照情報断片、及び前記未参照情
報断片を参照するための経路を示すグラフ12aを作成
し、前記グラフ12aを表示装置に表示するグラフ作成
表示手段12と、を有することを特徴とする情報検索支
援装置10が提供される。
【0015】この構成によれば、任意の情報断片が参照
されると、検索履歴記憶手段11は、参照された情報断
片の識別情報、参照の際の経路情報、参照された情報断
片から他の情報断片を参照するための未使用経路情報、
及び未使用経路情報により新たに参照可能となった未参
照情報断片の識別情報を検索履歴として格納する。グラ
フ作成表示手段12は、検索履歴から、参照されたこと
のある情報断片、参照された経路、参照されたことのあ
る情報断片どうしで直接参照可能な未使用の経路、未参
照情報断片、及び前記未参照情報断片を参照するための
経路を示すグラフ12aを作成し、グラフ12aを表示
装置に表示する。これにより、情報断片を利用するユー
ザは、自己が参照したことのある情報断片へのまだ使用
したことのない経路に加えて、自己が参照したことのあ
る情報断片から参照可能な情報断片までも確認すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の情報断片検索支援
装置の原理構成図である。本発明の情報断片検索支援装
置10は、ハイパーテキスト状に関連付けられた情報断
片21〜23を参照するための情報断片検索装置1に接
続されている。この図では、情報断片21〜23の識別
情報は、それぞれ「http://aaa」、「http://bbb」、
「http://ccc」である。
【0017】情報断片参照装置10において、情報断片
検索装置1が、ユーザの要求に応じて情報断片21〜2
3を検索すると、検索履歴記憶手段11は、参照された
情報断片の識別情報と参照された際の経路情報とを検索
履歴として格納する。この際、参照された情報断片の識
別情報は既参照情報断片記憶部11aに格納され、参照
された際の経路情報は参照経路記憶部11bに格納され
る。
【0018】グラフ作成手段12は、検索履歴記憶手段
11の内容から、検索された情報断片と参照経路とを表
すグラフ12aを作成する。そして、作成したグラフ1
2aを表示装置2の画面に表示する。
【0019】このような構成により、例えば、情報断片
検索支援装置10の情報断片検索装置11がまず情報断
片21を参照し、次いで、情報断片21から情報断片2
2と情報断片23とを参照した場合について説明する。
このとき、情報断片検索装置11が検索した情報断片2
1〜23の識別情報「http://aaa」、「http://bbb」、
「http://ccc」が、既参照情報断片記憶部11aに格納
される。この時、各識別情報には、ノード番号「N
1」、「N2」、「N3」が付加される。さらに、参照
経路記憶部11bにおいて、各情報断片のノード番号の
後方に、その情報断片から参照したことのある情報断片
のノード番号を付加する。
【0020】グラフ作成表示手段12は検索履歴記憶手
段11の内容を読み取り、各情報断片をノード(接続関
係の節となる図形)で示し、参照経路をアーク(2つの
ノード間を接続する線や矢印)で表したグラフ12aを
作成する。このグラフ12aが表示装置2の画面に表示
される。
【0021】これにより、ユーザは参照したことのある
情報断片の接続関係のみを確認することができ、必要な
情報断片の論理的位置の確認が容易になる。また、参照
したことのある情報断片の数は限られているため、グラ
フの作成も高速に行われる。
【0022】次に、本発明の情報検索支援装置を、多数
の情報断片を保持するいくつかのサーバにネットワーク
を介して接続されたクライアントに適用した場合の構成
例を具体的に説明する。
【0023】図2はネットワーク上で使用される本発明
の情報検索支援装置を示す図である。クライアント10
0は、ネットワーク200を介して情報断片をサービス
する情報断片サーバ210,220に接続されている。
クライアント100は、情報断片を検索する情報断片検
索装置120と、情報断片検索装置120が検索した履
歴を保持し、それを視覚的に示すためのグラフを作成す
る情報検索支援装置110と、情報断片検索装置120
が検索した情報断片や情報検索支援装置110が作成し
たグラフを画面に表示する表示装置130とを有してい
る。
【0024】情報検索支援装置110は、これまでに参
照した情報断片についての検索履歴を記憶する検索履歴
記憶装置111と、検索履歴記憶装置111が記憶して
いる検索履歴のグラフを表示するためのグラフ表示計算
装置112とから構成される。
【0025】次に、検索履歴記憶装置111の検索履歴
の記憶方式の一例について説明する。図3は既参照情報
断片の記憶方式を示す図である。参照された情報断片
は、個別に付けられるノード番号および情報断片の固有
のID番号から構成され、これらの情報が表の形で記憶
される。この図では、ノード番号「N1」〜「N4」の
それぞれに、情報断片のID番号「http://aaa」、「ht
tp://bbb」、「http://ccc」、「http://ddd」が設定さ
れている。
【0026】図4は参照経路の記憶方式を示す図であ
る。情報断片に付けられたノード番号およびその情報断
片から実際に直接参照した情報断片に付けられているノ
ード番号を保持している。この例では、ノード番号「N
1」の情報断片からは、ノード番号「N2」の情報断片
を参照したことがある。ノード番号「N2」の情報断片
からは、ノード番号「N3」、「N4」の情報断片を参
照したことがある。ノード番号「N3」の情報断片から
は、ノード番号「N4」の情報断片を参照したことがあ
る。そして、ノード番号「N4」の情報断片から参照し
たことのある情報断片はない。
【0027】グラフ表示計算装置112は、図3、図4
に示した検索履歴に基づきグラフを作成する。図5は表
示された情報検索履歴のグラフを示す図である。この図
において、ノード番号「N1」〜「N4」の各情報断片
はノード31〜34で表示されており、参照経路はアー
ク41〜43で表示されている。
【0028】次に、上記構成の情報検索支援装置の情報
検索履歴表示動作を説明する。図6は情報検索履歴表示
動作を説明するフローチャートである。これは、情報断
片検索装置により任意の情報断片が参照された際に実行
される処理である。 〔S1〕参照元の情報断片を「A」とし、参照先の情報
断片を「B」として設定する。さらに、既検索情報断片
のデータを表Nとし、既検索情報断片への参照経路のデ
ータを表Lとして設定を行う。 〔S2〕参照先の情報断片のID番号が既検索情報断片
の表Nに現れるか否かを判断する。表Nに現れていれば
ステップ3(S3)に進み、表Nに現れていなければス
テップ5(S5)に進む。 〔S3〕情報断片「B」で示される参照先の情報断片の
ID番号を表Nに追加する。追加された情報断片にはノ
ード番号が付加される。 〔S4〕情報断片「B」に付加されたノード番号を表L
に追加するとともに、表L内の情報断片「A」の参照先
を示す領域に、情報断片「B」のノード番号を追加す
る。 〔S5〕情報断片「B」が、表Lの中の情報断片「A」
の参照先を示す領域に登録されているか否かを判断す
る。登録されていなければステップ6(S6)に進み、
登録されていれば処理を終了する。 〔S6〕表L内の情報断片「A」の参照先を示す領域
に、情報断片「B」のノード番号を追加する。以上のス
テップ1(S1)〜ステップ6(S6)の処理は、図2
に示す検索履歴記憶装置111が行う処理である。 〔S7〕表示するグラフを再計算し、新たなグラフを作
成する。 〔S8〕作成されたグラフを表示装置に表示する。ここ
までのステップ7(S7)、ステップ8(S8)の処理
は、図2に示すグラフ表示計算装置112が行う処理で
ある。
【0029】このような処理が、情報断片の検索が行わ
れる度に実施される。ここで、検索履歴記憶装置111
に図3、図4に示した検索履歴が保持されている状態
で、ノード番号「N4」で表される情報断片からID番
号が「http://eee」の情報断片を参照する場合を例にと
り、図6のフローチャートで行われる処理手順を具体的
に説明する。
【0030】まず、ステップ1(S1)において、参照
元の情報断片「A」にはノード「N4」に対応する情報
断片のID番号「http://ddd」が、参照先の情報断片
「B」には検索対象である情報断片のID番号「http:/
/eee」が、既検索情報断片の表Nには図3に示した表
が、既検索情報断片への参照経路の表Lには図4に示し
た表が入力される。
【0031】ステップ2(S2)において、「http://e
ee」である情報断片は図3に示した既検索情報断片の表
に現れないため、ステップ3(S3)に処理が移る。ス
テップ3(S3)では、参照された情報断片のID番号
である「http://eee」が既検索情報断片の表にノード番
号「N5」として追加される。図7は更新された既検索
情報断片の表を示す図である。このように、図3に示し
た既検索情報断片の表に以前から登録されている情報断
片に加えて、ノード番号「N5」としてID番号「htt
p://eee」が登録されている。
【0032】この後、ステップ4(S4)では、参照経
路の表の更新が行われる。図8は更新された参照経路の
表を示す図である。図4に示す参照経路の表のノード番
号の項目にノード番号「N5」が追加され、ノード番号
「N4」の参照先としてノード番号「N5」が追加され
ている。
【0033】さらに、ステップ7(S7)で図7、図8
が表す検索履歴よりグラフが計算され、ステップ8(S
8)でグラフが表示装置に表示される。図9は新たなノ
ードが追加されたグラフの表示結果を示す図である。こ
の図では、ノード31〜33の位置は図5のグラフと同
じであるが、ノード34が上方に移動している。そし
て、ノード34の下方にノード番号「N5」のノード3
5が追加されている。つまり、新たなノードが追加され
ると、以前から登録されているノードについても位置が
再計算され、全体のバランスが保たれたグラフが作成さ
れる。
【0034】このようなグラフが、新たな情報断片が参
照される度に表示されることにより、ユーザは、情報断
片の参照を繰り返し行っても現在参照している情報断片
の論理的位置を見失うことがない。しかも、以前参照し
た任意の情報断片に戻る場合でも、その情報断片の位置
を直ぐに確認することができ、即座に参照先を切り換え
ることができる。
【0035】ところで、上記の例では参照したことのあ
る情報断片と、その情報断片を参照した際の経路とをグ
ラフで表示しているが、参照したことのある情報断片ま
での他の参照経路を表示することもできる。また、参照
したことのある情報断片から参照可能な情報断片をグラ
フに表示することもできる。このようなグラフを表示す
るための情報検索支援装置の一例を以下に説明する。な
お、ある情報断片からどの情報断片に参照可能であるか
の情報は、情報断片検索装置が参照元となる情報断片を
参照した際に得ることができる。
【0036】この例では、情報検索支援装置の基本的な
構成は図2に示した構成と同じであるが、検索履歴記憶
装置111の検索履歴の記憶内容とグラフ表示計算装置
112の作成するグラフとが上記の例と異なる。
【0037】まず、検索履歴記憶装置の検索履歴の記憶
内容について説明する。図10は既検索情報断片と既検
索情報断片から参照可能な情報断片の記憶方式を示す図
である。情報断片に付けられるノード番号、該情報断片
の固有のID番号および情報断片が実際に参照されたか
どうかを示す参照フラグから構成される表の形で記憶さ
れる。この例では、ノード番号「N1」〜「N5」に
「http://aaa」、「http://bbb」、「http://ccc」、
「http://ddd」、「http://eee」の情報断片が登録され
ている。そして、ノード番号「N1」、「N3」〜「N
5」の情報断片は参照フラグが「○」であり、参照され
たことが示されている。一方、ノード番号「N2」の情
報断片は参照フラグが「×」であり、まだ参照されてい
ないことが示されている。
【0038】図11は参照経路および各情報断片から参
照可能な情報断片の記憶方式を示している。情報断片に
付けられたノード番号およびその情報断片から実際に参
照した情報断片に付けられているノード番号および既参
照情報断片から参照可能な情報断片に付けられているノ
ード番号を保持している。図中、各ノード番号の右側上
段に並べられているノード番号が、その情報断片から実
際に参照した情報断片のリストであり、各ノード番号の
右側下段に並べられているノード番号が、その情報断片
から参照可能な情報断片のリストである。
【0039】この例では、ノード番号「N1」からは、
ノード番号「N3」の情報断片を参照したことがあり、
ノード番号「N2」,「N3」の情報断片を参照可能で
ある。ノード番号「N2」はまだ参照されていないた
め、参照したことがある情報断片はなく、参照可能な情
報断片も未知である。ノード番号「N3」からは、ノー
ド番号「N4」の情報断片を参照したことがあり、ノー
ド番号「N4」の情報断片のみ参照可能である。ノード
番号「N4」からは、ノード番号「N5」の情報断片を
参照したことがあり、ノード番号「N5」の情報断片の
み参照可能である。ノード番号「N5」からは、参照し
たことがある情報断片はなく、ノード番号「N2」の情
報断片のみ参照可能である。
【0040】図12は図10、図11に示す検索履歴に
基づき表示されたグラフである。ノード番号「N1」、
「N3」〜「N5」の情報断片は実線のノード51,5
3〜55で描かれ、参照経路も実線のアーク61〜63
で描かれている。この状態で、情報断片の検索が行われ
ると、以下のような処理が行われる。
【0041】図13は未使用の経路と未参照の情報断片
とを含めたグラフを表示する情報検索履歴表示動作を示
すフローチャートである。これは、情報断片検索装置に
より、ある情報断片から他の情報断片が参照された際に
実行される処理である。 〔S11〕参照元の情報断片を「A」とし、参照先の情
報断片を「B」として設定する。さらに、既検索情報断
片のデータを表Nとし、既検索情報断片への参照経路の
データを表Lとして設定を行う。 〔S12〕表Nの中の情報断片「B」の参照フラグを
「○」に変更する。 〔S13〕情報断片「B」から参照可能な情報断片が全
て既検索情報断片の表Nに現れるか否かを判断する。表
Nに現れていればステップ14(S14)に進み、表N
に現れていなければステップ16(S16)に進む。 〔S14〕情報断片「B」から参照可能であり表Nに現
れない情報断片のID番号を、参照フラグ「×」の状態
で表Nに追加する。追加された情報断片にはノード番号
が付加される。さらに、このノード番号を表Lにも付加
する。 〔S15〕情報断片「B」から参照可能な情報断片のノ
ード番号で、表Lの中の情報断片「B」からの参照可能
先リストにないものをそのリストに追加する。なお、基
本的に、未参照の状態では情報断片「B」の参照可能先
のリストは空欄であるため、情報断片「B」から参照可
能な情報断片のノード番号は全て追加されることにな
る。 〔S16〕情報断片「B」が、表Lの中の情報断片
「A」の参照先を示す領域に登録されているか否かを判
断する。登録されていればステップ18(S18)に進
み、登録されていなければステップ17(S17)に進
む。 〔S17〕表L内の「A」の情報断片の参照先を示す領
域に、「B」の情報断片のノード番号を追加する。以上
のステップ11(S11)〜ステップ17(S17)の
処理は、検索履歴記憶装置111が行う処理である。 〔S18〕表示するグラフを再計算し、新たなグラフを
作成する。 〔S19〕作成されたグラフを表示装置に表示する。こ
こまでのステップ18(S18)、ステップ18(S1
9)の処理は、グラフ表示計算装置112が行う処理で
ある。
【0042】このような処理が、情報断片の検索が行わ
れる度に実施される。ここで、検索履歴記憶装置に図1
0、図11に示した検索履歴が保持されている状態で、
ノード番号「N5」に表される情報断片から、ノード番
号「N2」に表される情報断片が検索された場合につい
て具体的に説明する。ただし、ノード番号「N2」に表
される情報断片からは、ノード番号「N3」で表される
情報断片およびID番号が「http://fff」という新しい
情報断片が参照可能であるものとする。図14はノード
番号「N2」の情報断片から参照可能な情報断片の模式
図である。図14の点線の矢印は参照可能関係を表して
おり、ノード番号「N3」のノード53とID番号が
「http://fff」の情報断片のノード56とが点線で示さ
れている。
【0043】図13にもどり、ノード番号「N5」に表
される情報断片からノード番号「N2」に表される情報
断片を検索した場合の処理手順を説明する。ステップ1
1(S11)において、参照元の情報断片「A」にはノ
ード番号「N5」に対応する情報断片のID番号「htt
p://eee」が、参照先の情報断片「B」は検索対象であ
るノード番号「N2」に対応する情報断片のID番号
「http://bbb」が設定される。さらに、検索情報断片の
表Nには図10に示した表が、検索情報断片への参照経
路の表Lには図11に示した表が入力される。ステップ
12(S12)では表Nの情報断片Bに対応するノード
番号「N2」の参照フラグを「○」に変更する。
【0044】次のステップ13(S13)では、ノード
番号「N2」から参照可能な情報断片のうちID番号
「http://fff」が表Nにないので、処理はステップ14
(S14)に移る。
【0045】ステップ14(S14)では、ID番号
「http://fff」の情報断片をノード番号「N6」で表
し、このノード番号「N6」を参照フラグ「×」の状態
で表Nに追加する。さらに、表Lにもノード番号「N
6」を追加する。この結果、図10に示す既検索情報に
変更が加えられる。図15は図10の既検索情報断片の
更新後の状態を示す図である。この図では、図10のデ
ータに対して、「http://fff」の情報断片が、ノード番
号「N6」として参照フラグ「×」で追加されている。
また、ノード番号「N2」の参照フラグは「×」から
「○」に変化している。
【0046】ステップ15(S15)では、表L中のノ
ード番号「N2」から参照可能な情報断片のリストにノ
ード番号「N3」とノード番号「N6」を追加する。ス
テップ16(S16)では、ノード番号「N2」は表L
のノード番号「N5」の参照先にないので、処理はステ
ップ17(S17)に移る。
【0047】次に、ステップ17(S17)では表Lの
ノード番号「N5」の参照先にノード番号「N2」が追
加される。ここまでの処理により、図11に示す参照経
路の情報にも変更が加えられる。図16は図11に示す
参照経路参および照可能な情報断片の更新後の状態を示
す図である。この図では、ノード番号の項目にノード番
号「N6」が追加されている。そして、ノード番号「N
2」の参照可能な情報断片としてノード番号「N3」と
ノード番号「N6」とが追加されている。さらに、ノー
ド番号「N5」から既に参照した情報断片としてノード
番号「N2」が追加されている。
【0048】ステップ18(S18)およびステップ1
9(S19)では、図15、図16が表す検索履歴より
グラフが計算され、表示装置に表示される。グラフの計
算方法は例えば「Kamada and Kawai」
のアルゴリズムのようにアークをばねと仮定して弾性エ
ネルギが最小になるように作図する方法があるが、ここ
では特に限定しない。
【0049】図17は未使用の経路を含めたグラフを示
す図である。この図は、図15で参照フラグが「○」で
あるノード51〜55について、図16の参照可能な関
係にあるノード間をアークでつないだ場合の表示結果を
示している。この図では、実際に参照した経路を示すア
ーク61〜64を実線の矢印で示し、参照可能な経路の
示すアーク65,66を一点鎖線の矢印で示している。
【0050】さらに、図17のグラフに加えて未参照の
情報断片を表示することもできる。図18は参照したこ
とのある情報断片からさらに参照可能な情報断片も含め
たグラフを示す図である。これは、図15に現れる全て
のノードについて、図16の参照可能な情報断片のノー
ドリストに含まれるノード間をアークでつないでいる。
この図は、図17に加え、ノード番号「N2」のノード
52に表される情報断片から参照可能な情報断片のう
ち、まだ実際には参照していないノード番号「N6」の
ノード56と、ノード56への参照経路を示すアーク6
7を表示している。この図では、実際に参照した経路を
実線の矢印で示し、さらに、参照可能なノードのうち参
照フラグが「○」であるノードへの経路は一点鎖線の矢
印で表示し、参照フラグが「×」であるノードおよびそ
のノードへの経路は点線の矢印で表示している。
【0051】上記の処理を繰り返すことにより、次々と
検索履歴が検索履歴記憶装置に記憶されていく。そし
て、検索過程で得られる参照可能な情報断片の情報を用
いることによって、検索を行った情報断片の周辺の情報
断片を含めたグラフを表示させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
情報断片の検索履歴を格納しておき、その検索履歴に基
づいて、参照したことのある情報断片とその情報断片を
参照した際の経路を表すグラフを表示装置に表示するよ
うにしたため、情報断片を利用するユーザは、目的の情
報断片の論理的位置を容易に確認することができる。ま
た、第2の発明では、各情報断片を個別の図形で表し、
情報断片を参照した経路を図形間を接続する線で表した
ため、ユーザにとって、より理解しやすい形式のグラフ
が表示装置に表示される。
【0053】また、第3の発明では、情報断片の検索履
歴として、参照された情報断片から他の情報断片を参照
するための未使用経路を格納しておき、参照したことの
ある情報断片とその情報断片を参照した際の経路に加
え、参照したことのある情報断片間を接続する未使用の
経路もグラフに表示するようにしたため、ユーザは、以
前に参照した経路以外の参照経路も知ることができる。
【0054】また、第4の発明では、情報断片の検索履
歴として、参照された情報断片から参照可能な情報断片
の識別情報を格納しておき、参照したことのある情報断
片から参照可能な情報断片もグラフに表示するようにし
たため、ユーザは、参照したことのある情報断片とその
周辺の情報断片との関係も知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報検索支援装置の原理構成図であ
る。
【図2】ネットワーク上で使用される本発明の情報検索
支援装置を示す図である。
【図3】既参照情報断片の記憶方式を示す図である。
【図4】参照経路の記憶方式を示す図である。
【図5】表示された情報検索履歴のグラフを示す図であ
る。
【図6】情報検索履歴表示動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】更新された既検索情報断片の表を示す図であ
る。
【図8】更新された参照経路の表を示す図である。
【図9】新たなノードが追加されたグラフの表示結果を
示す図である。
【図10】既検索情報断片と既検索情報断片から参照可
能な情報断片の記憶方式を示す図である。
【図11】参照経路および各情報断片から参照可能な情
報断片の記憶方式を示す図である。
【図12】図10、図11に示す検索履歴に基づき表示
されたグラフを示す図である。
【図13】未使用の経路と未参照の情報断片とを含めた
グラフを表示する情報検索履歴表示動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】ノード番号「N2」の情報断片から参照可能
な情報断片の模式図である。
【図15】図10の既検索情報断片の更新後の状態を示
す図である。
【図16】図11に示す参照経路参および照可能な情報
断片の更新後の状態を示す図である。
【図17】未使用の経路を含めたグラフを示す図であ
る。
【図18】参照したことのある情報断片からさらに参照
可能な情報断片を含めたグラフを示す図である。
【符号の説明】
1 情報断片検索装置 2 表示装置 10 情報検索支援装置 11 検索履歴記憶手段 11a 既参照情報断片記憶部 11b 参照経路記憶部 12 グラフ作成表示手段 21〜23 情報断片 31〜35 ノード 41〜45 アーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーテキスト状に関連付けられた情
    報断片の検索機能を支援する情報検索支援装置におい
    て、 任意の情報断片が参照されると、参照された情報断片の
    識別情報と参照された際の経路情報とを検索履歴として
    格納する検索履歴記憶手段と、 前記検索履歴から、参照されたことのある情報断片と参
    照された経路とを示すグラフを作成し、前記グラフを表
    示装置に表示するグラフ作成表示手段と、 を有することを特徴とする情報検索支援装置。
  2. 【請求項2】 前記グラフ作成表示手段は、各情報断片
    を個別の図形で表し、経路を前記図形間を接続する線で
    表すことにより、グラフを作成することを特徴とする情
    報検索支援装置。
  3. 【請求項3】 ハイパーテキスト状に関連付けられた情
    報断片の検索機能を支援する情報検索支援装置におい
    て、 任意の情報断片が参照されると、参照された情報断片の
    識別情報、参照の際の経路情報、及び参照された情報断
    片から他の情報断片を参照するための未使用経路情報を
    検索履歴として格納する検索履歴記憶手段と、 前記検索履歴から、参照されたことのある情報断片、参
    照された経路、及び参照されたことのある情報断片どう
    しで直接参照可能な未使用の経路を示すグラフを作成
    し、前記グラフを表示装置に表示するグラフ作成表示手
    段と、 を有することを特徴とする情報検索支援装置。
  4. 【請求項4】 ハイパーテキスト状に関連付けられた情
    報断片の検索機能を支援する情報検索支援装置におい
    て、 任意の情報断片が参照されると、参照された情報断片の
    識別情報、参照の際の経路情報、参照された情報断片か
    ら他の情報断片を参照するための未使用経路情報、及び
    前記未使用経路情報により新たに参照可能となった未参
    照情報断片の識別情報を検索履歴として格納する検索履
    歴記憶手段と、 前記検索履歴から、参照されたことのある情報断片、参
    照された経路、参照されたことのある情報断片どうしで
    直接参照可能な未使用の経路、前記未参照情報断片、及
    び前記未参照情報断片を参照するための経路を示すグラ
    フを作成し、前記グラフを表示装置に表示するグラフ作
    成表示手段と、 を有することを特徴とする情報検索支援装置。
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