JPH09204549A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH09204549A
JPH09204549A JP8009811A JP981196A JPH09204549A JP H09204549 A JPH09204549 A JP H09204549A JP 8009811 A JP8009811 A JP 8009811A JP 981196 A JP981196 A JP 981196A JP H09204549 A JPH09204549 A JP H09204549A
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JP
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customer
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JP8009811A
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English (en)
Inventor
Riyouko Satou
亮子 佐藤
Masao Okayama
正男 岡山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は自動取引装置の開口部に放出された現
金等の物体の取り残しを確実に利用者に気付かせて、利
用者が受取残したまま立ち去ることを防止する装置を提
供することにある。 【解決手段】本発明は、開口部に放出物体が有るか無い
かを検知する物体有無検知手段と、放出物体を受け取る
利用者の動作を検知する受取動作検知手段と、利用者の
放出物体受取動作を前記受取動作検知手段が検知した後
に前記物体有無検知手段が物体を検知した場合に利用者
に物体が残留していることを案内するための物体残留案
内手段とを設け、利用者の掴んだ放出物体が開口部空間
から離れた後の予め設定した時間以内に物体残留案内を
開始することにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は現金自動取引装置,
自動発券装置あるいは自動販売機等の自動取引装置に関
し、特に自動取引装置から放出された現金,カード,通
帳,明細票,切符等の物体の取り残し防止を考慮した自
動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、現金自動取引装置は、顧客が銀
行員の手をわずわらすことなく取引カード,通帳等を用
いて自分で操作して入金,出金,振込等の取引きを行
い、取引処理後顧客が投入した取引カード,通帳等の返
却放出及び明細票と取引内容に応じて現金の放出を行う
装置である。また、自動発券装置は利用者がカードや現
金を投入し、利用者が所望する発行媒体や釣り銭を放出
する装置である。自動販売機はカードや現金を投入し、
利用者が所望する物品や釣り銭を放出する装置である。
通常、これらの放出物体は自動取引装置の接客面に設け
られたスリット状や広口の開口部に放出され、利用者は
引き抜いたり掴み取ったりして受け取る。この時、一つ
の開口部に複数の放出物体がある場合、引き抜いたり掴
み取ったりした時に取り残しがあっても気付かないこと
がある。現金自動取引装置では昨今一度に入出金できる
現金量を増やす傾向があるため開口部が大きくなってい
るので放出現金が開口部内で拡散してしまうことがあ
り、取り残しが特に気付きにくくなっている。取り残し
をしたまま利用者が去った場合、受取残された放出物体
は盗難に会う危険性がある。また、盗難を防止するため
に自動取引装置内に取り込んだとしても後に返却をする
という手間がかかる。
【0003】従来、利用者が受取残したまま立ち去るこ
との防止に関しては利用者が放出媒体を開口部に残した
まま自動取引装置から離れた場合に放出物体が残留して
いることを案内する方法が、例えば、特開平6−231330
号公報や特開平6−231330号公報で開示されている。前
者の公報では音声で呼びかけて、後者の公報では自動取
引装置が置かれた店舗のドアに表示して案内する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術では
自動取引装置から離れた利用者は自動取引装置での用は
済んだと思い注意が自動取引装置から他のことに移って
いるため案内に気が付かないことがある。
【0005】本発明の目的は、確実に利用者に取り残し
を気付かせて利用者が受取残したまま立ち去ることを防
止する装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、利用者の取引操作によって物体を開口部に
放出する自動取引装置において、開口部に放出物体が有
るか無いかを検知する物体有無検知手段と、前記放出物
体を受け取る利用者の動作を検知する受取動作検知手段
と、利用者の放出物体受取動作を前記受取動作検知手段
が検知した後に前記物体有無検知手段が物体を検知した
場合に利用者に物体が残留していることを案内するため
の物体残留案内手段とを設けた。
【0007】また、本発明の好適な実施態様によれば物
体残留案内手段は音声であり、利用者の掴んだ放出物体
が開口部空間から離れた後の予め設定した時間以内に物
体残留案内を開始する。
【0008】上記構成によると、自動取引装置が開口部
に放出した物体を利用者が受け取る動作を行ったことを
受取動作検知手段が検知したら、開口部に物体が残留し
ているか否かを物体有無検知手段が検知して、物体有無
検知手段が物体有りと検知した場合は音声で案内を行
う。つまり、利用者が自動取引装置から離れなくても取
り残し案内をするため、利用者には確実に案内が聞こえ
る。
【0009】また、利用者の掴んだ放出物体が開口部空
間から離れた後の予め設定した時間以内に物体残留音声
案内を開始するので、案内の内容に関連する動作つまり
受取動作に注意があるうちに利用者は案内を聞くことが
できるので案内の内容を認識しやすく確実に取り残しに
気付くことができ、受取残したまま立ち去ることを防止
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例として自
動取引装置の一例である現金自動取引装置を例にとって
説明する。
【0011】図1は本発明を適用した一実施例の現金自
動取引装置のブロック図、図2は図1の実施例の現金自
動取引装置の斜視図である。
【0012】1は現金自動取引装置である。
【0013】2はカード・明細票取扱い手段であり、顧
客が挿入した取引カードから情報を読み取り、取引処理
後、取引きの明細を書いた明細票とともに顧客に返却す
る。カード・明細票取扱い手段2には図2に示す開口
部、つまりカード・明細票入出口21が設けられてお
り、顧客はカード・明細票入出口21から取引カードを
挿入する。また、返却時、取引カード及び明細票は顧客
がつまんで引き抜けるように一部がカード・明細票入出
口21から表に出るように放出される。
【0014】3は通帳取扱い手段であり、顧客が挿入し
た通帳に取引処理後、取引きの結果を書き込んで返却す
る。通帳取扱い手段3には図2に示す開口部、つまり通
帳入出口22が設けられており、顧客は通帳入出口22
から通帳を挿入する。また、返却時は通帳は一部が通帳
入出口22から表に出るように放出される。
【0015】4は紙幣取扱い手段であり、入金を伴う取
引きの場合は顧客が投入した紙幣を鑑別,計数して内部
の収納部に収納する。出金を伴う取引きの場合は内部の
収納部から必要な枚数の紙幣を計数しながら取り出し放
出する。紙幣取扱い手段4には図2に示す開口部、つま
り紙幣入出口23が設けられており、顧客は紙幣入出口
23から紙幣を投入し、紙幣入出口23に放出された紙
幣を受け取る。紙幣取扱い手段4には後述する顧客の受
取動作を検知するための受取動作検知手段31及び紙幣
入出口23内の紙幣の有無を検知するための紙幣有無検
知手段32が設けられている。
【0016】5は硬貨取扱い手段であり、紙幣取扱い手
段4と同様に硬貨の入出金処理を行う。硬貨取扱い手段
5には図2に示す開口部、つまり硬貨入出口24が設け
られており、顧客は硬貨入出口24から硬貨を投入し、
硬貨入出口24に放出された硬貨を受け取る。
【0017】6は顧客操作手段であり、顧客が現金自動
取引装置1に必要な情報を入力したり現金自動取引装置
1が顧客に操作案内をしたりするためのタッチパネル及
びキーや案内を表示するディスプレイ装置とから成る。
【0018】7は音声案内手段であり、顧客への挨拶や
操作案内と後述する取り残し案内を行う。
【0019】8は顧客有無検知手段であり、顧客が現金
自動取引装置1の前にいるか否かを検知する近接センサ
である。現金自動取引装置1前に何か物体があると検出
する。従って、物体を検出している時には顧客が現金自
動取引装置1前方にいると考え「顧客有り」、検出して
いない時には顧客が現金自動取引装置1前方にいないと
考え「顧客無し」を示す信号を顧客有無検知手段8は後
述する制御手段10に送る。
【0020】9は通信手段、81はセンタであり、取引
中の顧客の口座情報の確認及び口座情報更新は顧客の口
座情報を保有するセンタ81と通信手段9を介して通信
しながら行う。
【0021】10は制御手段であり、現金自動取引装置
1内の各種手段を制御する。制御手段10にはタイマ1
1が内蔵され、後述する取り残し案内などで時間を計測
する必要がある場合に制御手段10を用いる。
【0022】次に紙幣入出口23の詳細な構成を説明す
る。図3,図4,図5,図6は紙幣入出口23の断面図
である。図3は紙幣放出直後まだ顧客が紙幣を取り出し
ていない時、図4は顧客が紙幣入出口23に手を入れた
時、図5は顧客が紙幣を取り出した後もまだ紙幣が残っ
ている時、図6は顧客が紙幣を全て取り出した時の状態
を示す。
【0023】41は紙幣取扱い手段4の筺体である。
【0024】42は押し板、43は受け板、44は取り
込みローラ、51は紙幣であり、入金時に押し板42は
受け板43側にスライドして紙幣入出口23に投入され
た紙幣51を受け板43に押し付け、押し付けられた紙
幣51は取り込みローラ44が紙幣取扱い手段4内部に
繰り込んでいく。
【0025】一方、45は送り出しベルト、46はベル
トローラであり、出金時に紙幣取扱い手段4内部から搬
送されてきた紙幣51を送り出しベルト45が2本のベ
ルトの間に挟み込みベルトローラ46が回転して送り出
しベルト45を走行させ、紙幣51を紙幣入出口23に
放出する。
【0026】47は紙幣入出口の蓋であり、入金時は顧
客が紙幣51を紙幣入出口23に投入できるようにスラ
イドして開き、紙幣入出口23を顧客に対して開放す
る。出金時は紙幣入出口23に紙幣を放出してからスラ
イドして開く。顧客が投入,取り出しを終えた後は、顧
客が紙幣入出口23周辺の可動部に触れて怪我をするこ
との無いように紙幣入出口の蓋47は閉じる。
【0027】31は受取動作検知手段、50は顧客の手
である。受取動作検知手段31は紙幣入出口23の空間
のうち顧客の手50が出入りする面の物体の有無を検知
する位置に設けられた発光素子と受光素子の対から成る
透過型光センサである。図3に示すように受取動作検知
手段31は紙幣入出口23に置かれた紙幣51が発光素
子から受光素子へ向かう光を遮ることの無い位置にある
ため通常は受光素子は受光している。図4に示すよう
に、顧客の手50や顧客の手50が掴んだ紙幣51が紙
幣入出口23を出入りするときだけ遮られて受光無しと
なる。そのため出金時は受光している時には受取動作を
していない、受光していない時には受取動作中と考え、
受取動作検知手段31は前者の時には「動作無し」、後
者の時には「動作有り」を示す信号を制御手段10に送
る。顧客の手50が紙幣入出口23の出入り面のどの位
置から出入りしても検出できるように複数の受取動作検
知手段31を顧客の手50の幅よりも狭い間隔で設置す
ることが望ましい。
【0028】32は紙幣有無検知手段であり、紙幣入出
口23に紙幣51が置かれていない時には受光し、置か
れている時には受光が遮られるような位置に設置された
受取動作検知手段31と同様な透過型光センサである。
受光している時には「紙幣無し」、受光していない時に
は「紙幣有り」を示す信号を制御手段10に送る。図
3,図4及び図5の時には「紙幣有り」になり、図6の
時には「紙幣無し」となる。
【0029】次に、出金時の紙幣の受取残しを防止する
ための音声案内に関する制御手段10の制御方法につい
て説明する。
【0030】図7は紙幣放出後の音声案内に関する制御
手段10の制御方法を示すPAD(Problem Analysis D
iagram:問題分析図)である。
【0031】まず、紙幣放出までの取引処理を行い(S
1)、紙幣入出口23に紙幣を放出したら(S2)、紙
幣入出口の蓋47を開ける(S3)。そしてタイマ11
を用いて計時を開始する。仮に計時する時間をtとする
とここで初期値t=0とする(S4)。その後、紙幣入
出口の蓋47を閉めて紙幣受渡後の処理に移れる状態に
なるまで以下に説明する処理を行う。
【0032】最初に、顧客の行動を待つ。すなわち顧客
が受取動作を行うか、または長時間受取動作を行わない
か、若しくは受取動作を行わずに現金自動取引装置1か
ら離れてしまうかのいずれかの行動を起こすことを待
つ。具体的には受取動作検知手段31の信号,タイマ1
1及び顧客有無検知手段8の信号を監視し、受取動作検
知手段31の信号が「動作有り」になるか、またはtが
予め設定した時間t2 になるか、若しくは顧客有無検知
手段8の信号が「顧客無し」になるかのいずれかが起き
るまで待機する(S5)。
【0033】いずれかが起きたらどの現象が起こったか
を調べ(S6),起こった現象に応じて次の行動を起こ
す。
【0034】もし、受取動作検知手段31の信号が「動
作有り」になったのであれば、顧客が紙幣を掴んで紙幣
入出口23から取り出し、受取動作検知手段31の信号
が再び「動作無し」になるまで待機する(S7)。「動
作無し」になったら紙幣有無検知手段32の信号を調べ
る(S8)。もし、「紙幣有り」であったらt=0から
計時をし直す(S9)。そしてt1時間待機する(S1
0)。その後、紙幣が残留しているという内容、例えば
「紙幣がまだ残っています。」等の音声案内を行う(S
11)。音声案内は顧客が紙幣を財布にしまうなどの次
の動作を始めるより前に行うことが望ましい。そのタイ
ミングであれば、顧客の注意が紙幣を持ち出すというこ
とにまだ集中しており、紙幣の取り出しに関する音声案
内が耳に入りやすい。また、取り出した紙幣を財布等に
しまうために自分の身体の方へ近づけ終えるくらいの時
期に行うことが望ましい。紙幣入出口23から紙幣が出
た瞬間であると早すぎて何に対しての案内なのか認識し
にくいが、このタイミングであれば自分が完了した行動
に対して案内を行っているということが顧客は容易にわ
かり、案内の内容を認識しやすい。従って、t1 は顧客
が紙幣を紙幣入出口23から手前に引き寄せるまでにか
かる時間くらいの長さがよい。予め音声案内の最初にt
1 長さの無音時間を設けておけば特にタイマを用いて測
る必要はない。t1 は現金自動取引装置の場合、0.7
5sec〜1.2sec程度がよい。ただし、交通機関の自動
発券装置の場合は、利用者は急いでいることが多く放出
物体を取り出して即自動取引装置から離れることが多い
ので計時してt1 時間経過することを待つことなく放出
物体の残留が確認されたら即、案内することが望まし
い。また、t1 を計時して最適なタイミングで案内をす
ることは望ましいが、制御手段の能力やその他の理由に
よりt1 を計時せずに案内を行ってもよい。
【0035】紙幣残留の音声案内を行った後は再び計時
をt=0から開始し(S12)、S5で顧客の次の行動
を待つ。
【0036】S8で紙幣有無検知手段32の信号が「紙
幣無し」であった場合は紙幣入出口の蓋47を閉め(S
13)、計時を終了する(S14)。
【0037】S6でtが予め設定した時間t2 になった
のであれば、顧客に受取動作を促す内容の、例えば「紙
幣の受け取りを忘れないようにお気を付け下さい。」等
の音声案内を行う(S15)。そして再度計時をt=0
から開始し(S16)、S5で顧客の次の行動を待つ。
2 は顧客をせかさない程度の任意の時間で良い。
【0038】S6で顧客有無検知手段8の信号が「顧客
無し」になったのであれば、即顧客を呼び止める内容
の、例えば「紙幣のお取り忘れがございます。」等の音
声案内を行う(S17)。
【0039】その後、再度計時をt=0から開始し(S
18)、顧客が戻ってくるか否かを待つ。具体的には顧
客有無検知手段8の信号を監視し、再び「顧客有り」に
なるか若しくは「顧客無し」のまま予め設定した時間t
3 が過ぎるかのいずれかが起こるまで待機する(S1
9)。このt3 は、次客と取り残した客との区別が付く
ように、次の客が現金自動取引装置前に来るのにかかる
時間よりは短い任意の時間を設定する。
【0040】もし、顧客有無検知手段8が「顧客有り」
になったのであれば(S20)、計時を再度t=0から
開始して(S21)、S5の顧客の次の行動を待つ。
【0041】もしS20でtがt3 になったのであれば
盗難を防止するため紙幣入出口の蓋47を閉め(S2
2)、紙幣51を紙幣取扱い手段4内部に収納し(S2
3)、計時を終了する(S24)。
【0042】以上の処理で、紙幣入出口の蓋47を閉め
たら本取引の記録を取り、次の取引きを開始するための
準備を行う等の後処理を行う(S25)。
【0043】実施例によれば、顧客が放出物体を取り出
した後にまだ放出物体が入出口に残留していれば案内を
行うので、顧客は取り残しがあることに気付くことがで
き、顧客が放出物体を受取残したまま去ることを極力防
止できる。
【0044】また、案内は顧客の注意が取り出し動作に
集中している間に自分の動作と案内の内容が結びつけや
すいタイミングで行うので、耳に入りやすく案内の内容
を理解しやすい。
【0045】次に、取り残した紙幣を顧客が発見しやす
くするために取り残し位置情報も案内する機能も加えた
実施例を説明する。
【0046】図8は実施例に取り残し紙幣位置を検知で
きる機能を加えた実施例の紙幣入出口23の断面図であ
る。
【0047】33は物体位置検知手段であり、顧客から
見えにくい位置に取り残した紙幣が有るか否かを検知す
る位置に配置した紙幣有無検知手段32と同様の透過型
光センサである。取り残し位置情報案内は次のように行
う。すなわち図7のS8で、制御手段10は紙幣有無検
知手段32からの信号と共に物体位置検知手段33から
の信号も受ける。そして、物体位置検知手段33からの
信号が「紙幣有り」だった場合にはS11で紙幣検出位
置情報を加えて案内する。例えば「手前側に紙幣がまだ
残っています。」等と案内する。
【0048】実施例によれば、取り残し案内をされても
一見取り残しが無いように見えるため立ち去ろうとする
顧客に対して探してみる必要性があることを認識させる
ことができるので、受取残したまま立ち去ることを防止
する効果が高まる。
【0049】次に、視覚的に案内する手段を設けた実施
例を説明する。
【0050】図9は実施例に視覚案内手段も加えた実施
例の現金自動取引装置の斜視図である。
【0051】25は放出案内手段であり、各入出口に設
けた消灯,点灯,点滅の行えるランプである。以下、こ
のランプを用いた取り残し案内方法を説明する。
【0052】図10は図7の制御に放出案内手段25の
制御も加えた制御方法を示すPADである。
【0053】図7との違いを説明する。まず、S2で紙
幣入出口23に紙幣51を放出したら放出案内手段25
を点灯する(S2′)。また、S8で「紙幣有り」であ
った場合、放出案内手段25を点滅させる(S9′)。
さらに、S13及びS22で紙幣入出口の蓋47を閉め
た後は放出案内手段25を消灯する(S13′)(S2
2′)。
【0054】放出案内手段25はランプの代わりに顧客
操作手段6で文字を表示してもよい。例えば、点灯の代
わりに「紙幣をお取り下さい。」,点滅の代わりに「ま
だ紙幣が残っています。」,消灯の代わりに「ありがと
うございました。」と、顧客操作手段6に表示する。
【0055】取り残しがあることを視覚的に知らせるこ
とにより、聴力が弱い人にも取り残しを伝えることが可
能である。目の見えない人もいるため視覚的案内と音声
案内を併用することが望ましいが、放出案内手段25の
みで取り残し案内を行うことも可能である。
【0056】実施例では、残留紙幣の検出を透過型光セ
ンサを用いて行ったが、重量を測定して行っても良い。
この場合は硬貨など重い放出物体の検出に特に有効であ
る。
【0057】また、以上の実施例では紙幣の取り残しに
ついて述べたが、他の放出物体についても同様に案内を
行うことが可能である。
【0058】さらに、以上の実施例では受取動作検知手
段として透過型光センサを用いたがカメラを用いて画像
処理で行うことも可能である。その実施例を次に説明す
る。
【0059】図11は画像処理で受取動作を検知してカ
ード・明細票の取り残し案内を行う一実施例の現金自動
取引装置の説明図である。
【0060】34は画像処理機能付きカメラであり、カ
ード及び明細票を同時に放出した直後の画像を基本画像
として記憶し、以後撮影しながら基本画像との差分を取
り続ける。カード・明細票入出口21付近の画像に差が
ない時には受取動作をしていない、差があるときには受
取動作中と考え、画像処理機能付きカメラ34は前者の
時には「動作無し」、後者の時には「動作有り」を示す
信号を制御手段10に送る。
【0061】35はカード・明細票有無検知手段、52
は取引カード、53は明細票であり、カード・明細票有
無検知手段35は取引カード52及び明細票53放出時
に取引カード52及び明細票53が光を遮るように設置
した紙幣有無検知手段32と同様な透過型光センサであ
る。
【0062】この実施例の制御方法は図7と同様であ
り、顧客が取引カード52か明細票53の一方を取り出
しもう一方を取り出さなかった場合に取り残し案内を行
う。このように、本発明は一度に全放出物体を掴める大
きさの入出口に複数の物体を放出する場合の取り残し防
止に有効で、どのような放出物体にも適用可能であり,
現金自動取引装置,自動発券装置,自動販売機等、どの
ような自動取引装置にも適用可能である。また、1台の
自動取引装置で複数の入出口について本発明を適用する
ことが可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、利用者の放出物体受取
動作を検知し、受取動作を行った後も放出物体が残留し
ている場合には残留している旨を利用者に案内するため
利用者は取り残しを知ることができ、また、自動取引装
置から離れなくても案内するので確実に案内を聞くこと
ができる。さらに、関連動作の最中に案内するので案内
内容を認識しやすく、取り残し位置情報も与えるので取
り残し物体が見えにくい位置に有る場合でも探してみる
必要性を利用者に認識させることができ、視覚的にも聴
覚的にも案内するので聴力の弱い人も視力の弱い人も取
り忘れに気付くことができる。このように確実に利用者
に取り残しを気付かせることができるため、利用者が取
り残しに気付かず放出物体を残したまま立ち去るという
ことを防止でき、後に受取残した放出物体の返却手続き
で利用者及び自動取引装置設置者の手間を煩わすことも
なく、盗難も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例の現金自動取引装置
のブロック図。
【図2】図1の実施例の現金自動取引装置の斜視図。
【図3】紙幣放出直後まだ顧客が紙幣を取り出していな
い時の状態を示す紙幣入出口の断面図。
【図4】顧客が手を入れた時の状態を示す紙幣入出口の
断面図。
【図5】顧客が紙幣を取り出した後もまだ紙幣が残って
いる時の状態を示す紙幣入出口の断面図。
【図6】顧客が紙幣を全て取り出した時の状態を示す紙
幣入出口の断面図。
【図7】紙幣放出後の音声案内に関する制御方法を示す
フローチャート。
【図8】取り残し紙幣位置を検知できる機能を加えた他
実施例の紙幣入出口の断面図。
【図9】視覚的案内手段を加えた他実施例の現金自動取
引装置の斜視図。
【図10】視覚的案内手段を加えた実施例の制御方法を
示すフローチャート。
【図11】本発明を適用したさらに他の一実施例の現金
自動取引装置の説明図。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置、2…カード・明細票取扱い手
段、4…紙幣取扱い手段、6…顧客操作手段、7…音声
案内手段、8…顧客有無検知手段、10…制御手段、2
1…カード・明細票入出口、23…紙幣入出口、25…
放出案内手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の取引操作によって物体を開口部に
    放出する自動取引装置において、 前記開口部に放出物体が有るか無いかを検知する物体有
    無検知手段と、前記放出物体を受け取る利用者の動作を
    検知する受取動作検知手段と、利用者の放出物体受取動
    作を前記受取動作検知手段が検知した後に前記物体有無
    検知手段が物体を検知した場合に利用者に物体が残留し
    ていることを案内するための物体残留案内手段とを設け
    たことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】物体残留案内手段は音声であり、利用者の
    掴んだ放出物体が開口部空間から離れた後の予め設定し
    た時間以内に物体残留案内を開始する請求項1に記載の
    自動取引装置。
  3. 【請求項3】前記残留物体の開口部内における位置を検
    知する物体位置検知手段を設け、物体残留案内には物体
    位置検知手段が検知した残留物体位置情報も含む請求項
    1に記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】利用者の取引操作によって物体を開口部に
    放出する自動取引装置において、 開口部に放出物体が有るか無いかを検知する物体有無検
    知手段と、前記放出物体を受け取る利用者の動作を検知
    する受取動作検知手段と、利用者に放出物体の受け取り
    を促す案内をする放出案内手段とを設け、物体を放出
    後、利用者の放出物体受取動作を前記受取動作検知手段
    が検知するまでと、利用者の放出物体受取動作を前記受
    取動作検知手段が検知した後かつ前記物体有無検知手段
    が物体を検知した場合と、利用者の放出物体受取動作を
    前記受取動作検知手段が検知した後かつ前記物体有無検
    知手段が物体を検知しなかった場合とで前記放出案内手
    段の案内が異なることを特徴とする自動取引装置。
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