JPH0920523A - ガラス成型用金型 - Google Patents

ガラス成型用金型

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JPH0920523A
JPH0920523A JP7188228A JP18822895A JPH0920523A JP H0920523 A JPH0920523 A JP H0920523A JP 7188228 A JP7188228 A JP 7188228A JP 18822895 A JP18822895 A JP 18822895A JP H0920523 A JPH0920523 A JP H0920523A
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die
press
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Akio Tsubokawa
明男 坪川
Hideaki Tanaka
英昭 田中
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Toshiba Glass Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス成型用金型において、1個の下型で同
一品種を一度に複数形成することもしくは異品種を同時
に形成することにより、生産能率および製品化率の向上
を図ることを目的とする。 【構成】 フランジに囲まれた上面に開口を有する外金
型と、この外金型の開口に組み込まれる上面に製品形成
部を有する内金型とからなり、この内金型を前記外金型
に嵌め込んだ際、内金型と外金型との前記上面側接合部
が隙間なく密着固定される嵌合構造を備えた。こうする
ことにより、内金型を外金型に複数組込むことができる
ので、上記目的を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一度のプレス成型で同
一品種の製品部分を複数もしくは異品種の製品部分を同
時にプレス成型できる金型に関する。
【0002】
【従来技術】従来、オリフィスから流出させた溶融ガラ
スをシャーによって切断し、ゴブとして下型に供給する
ダイレクトドロップ方式で非球面レンズをプレス成型す
るとき、シャーによって切断されたゴブをすべて用いて
非球面レンズをプレス成型すると非球面レンズにシャー
マークが残るかたちで製品が生産されてしまう。このよ
うに生産された非球面レンズでは、シャーマークのとこ
ろで光が屈折してしまい所望とする投射光を発せられな
い不具合を生ずる。したがって、下型に供給されるゴブ
のシャーマークの部分を製品面に使用せずに非球面レン
ズを製造していた。
【0003】この製造に使用されたボトム金型101
は、図11に示すように下型102と製品部金型103
により形成されていた。下型102には、内面底部の中
央の一部に後述する製品部金型103用の円形状の穴1
04が形成されていた。製品部金型103は前記穴10
4に嵌合するように円柱状に形成され、上面には非球面
形状の凹部105を形成した。
【0004】以上で説明したボトム金型101を用いて
のプレス成型品の製造を説明する。なお、以下に説明す
る非球面レンズは、電球などの光源からの光の入射面が
平面であり、光の出射面が非球面形状となっている。
【0005】ボトム金型101は、ターンテーブル上の
周辺付近に等間隔に設置してある。上記不具合を解消す
るためにボトム金型101へのゴブの供給は、ゴブのシ
ャーマークが横向きになるようにゴブを形成する時にゴ
ブ上部を押し、ゴブを横倒しにした状態でシャーマーク
が凹部105にかからないように行う。このボトム金型
101に供給されたゴブは、下型102の内面に嵌合し
製品部金型103に対応する部分が少なくとも平面であ
るプランジャーにより押圧されプレス成型される。その
後バキュームによりボトム金型101からプレス成型品
が排出される。排出されたプレス成型品はアニール後製
品部の非球面レンズ部分を切抜き、残りのシャーマーク
を含む非製品部はカレットとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術で生産能率を向上させるためには、プレス成型のイ
ンデックスをアップさせなければならない。このインデ
ックスアップを行うためには、ボトム金型へのゴブの供
給からボトム金型からのプレス成型品の排出までの間の
様々な工程の能力を考慮しなければならなく、大幅なイ
ンデックスアップが図れず、生産能率の向上はごく僅か
であった。
【0007】また、ゴブのシャーマークを製品部分に形
成しないように、非製品部分を予めボトム金型に形成し
ていることにより、プレス成型品の製品化率が悪かっ
た。
【0008】したがって、本発明は1個の下型で同一品
種を一度に複数形成することもしくは異品種を同時に形
成することにより、生産能率および製品化率の向上を図
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は課題を解決する
ために、請求項1に対応する発明は、ガラス成型用金型
でフランジに囲まれた上面に開口を有する外金型と、こ
の外金型の開口に組み込まれる上面に製品形成部を有す
る内金型とからなり、この内金型を前記外金型に嵌め込
んだ際、内金型と外金型との前記開口側接合部が隙間な
く密着固定される嵌合構造を備えたものである。
【0010】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明のガラス成型用金型で、前記開口が一連のも
のであり、かつ、この開口の底部に複数の孔が形成され
た外金型と、任意の前記孔に嵌合する凸部が形成された
一つ以上の前記内金型で埋めるようにしたものである。
【0011】請求項3に対応する発明は、請求項1に対
応する発明のガラス成型用金型で、前記内金型を嵌合支
持する前記開口を前記外金型の上面に複数設けるように
したものである。
【0012】請求項4に対応する発明は、請求項1また
は請求項2または請求項3に対応する発明のガラス成型
用金型で、前記内金型の上面外周に傾斜を設けたもので
ある。
【0013】請求項5に対応する発明は、請求項1また
は請求項2または請求項3または請求項4に対応する発
明のガラス成型用金型で、前記内金型の上面に二つ以上
の製品形成部を設けたものである。
【0014】請求項6に対応する発明は、請求項3に対
応する発明のガラス成型用金型で、前記外金型に設けら
れた前記内金型を嵌合支持する開口の形状を前記外金型
の上面から前記外金型の最下部へ向かうまでの所定の位
置で前記開口の断面積が小さくなる段を設けたものであ
る。
【0015】請求項7に対応する発明は、請求項3に対
応する発明のガラス成型用金型で、前記外金型に設けら
れた前記内金型を嵌合支持する開口の形状を前記外金型
の上面から前記外金型の最下部へ向かうにしたがい前記
開口の断面積が小さくなるテーパ状としたものである。
【0016】請求項8に対応する発明は、請求項1また
は請求項2または請求項3または請求項4に対応する発
明のガラス成型用金型で、前記内金型の製品形成部の肉
厚をほぼ一定にしたものである。
【0017】
【作用】
(請求項1に対応する発明)内金型と外金型との開口側
接合部を隙間なく密着固定するように内金型を外金型に
組込むことにより、外金型の上面に供給されたゴブがプ
ランジャーにより押圧されても内金型と外金型との接合
部にはみ出さない。
【0018】外金型の上面にフランジを形成したことに
より、内金型の製品形成部の容積を超えるゴブを供給す
ることができるので、ゴブのシャーマークを製品形成部
に掛からないように供給できる。さらに、プランジャー
により押圧しても溶融ガラスが外金型からはみ出さな
い。
【0019】外金型に内金型を嵌め込めるようにしたこ
とにより、外金型に嵌め込む内金型の製品形成部の形状
もしくは大きさを変更して嵌め込むことができる。ま
た、ガラス成型用金型の修理が内金型・外金型ごとに行
うことができる。
【0020】外金型には複数の内金型を組込むことおよ
び内金型に製品形成部を複数設けることも可能となるの
で、一度のプレス成型でプレス成型品に複数の製品部を
形成することが可能となる。
【0021】(請求項2に対応する発明)請求項1に対
応する発明の作用の他に以下の作用がある。外金型の上
面に一連の開口を設け、かつ、この開口の底部に複数の
孔を設け、この開口に埋設する内金型に前記孔と嵌合す
る凸部を有するようにしたことにより、内金型は開口に
嵌め込むだけで開口内部での位置が固定され、かつ、プ
ランジャーによる押圧に対しても内金型の位置がずれな
い。
【0022】外金型の上面に一連の開口を設けたことに
より、この開口に嵌め込む内金型を開口の範囲内で自在
に分割することができる。さらに、分割して嵌め込む内
金型の形状の比率を変更することもできる。したがっ
て、開口に複数の内金型を嵌め込むことが可能となり、
複数の製品部を含むプレス成型品をプレス成型すること
ができる。なおかつ、製品形成部と製品形成部との間の
非製品部を共用できるので、プレス成型品の非製品部の
割合を減らすこともできる。
【0023】(請求項3に対応する発明)請求項1に対
応する発明の作用の他に以下の作用がある。外金型の上
面に内金型を嵌合支持する開口を複数設けたことによ
り、それぞれの開口に製品形成部を形成した内金型を嵌
め込むことができる。したがって、複数の製品部を含む
プレス成型品をプレス成型することができる。さらに、
製品形成部と製品形成部との間の非製品部を共用できる
ので、プレス成型品の非製品部の割合を減らすこともで
きる。
【0024】外金型に形成した開口が内金型を嵌合支持
するようにしたことにより、外金型に内金型を嵌め込む
だけで外金型内での内金型の位置が固定される。
【0025】(請求項4に対応する発明)請求項1に対
応する発明の作用の他に、内金型の上面外周に傾斜を設
けたことにより、プレス成型されたプレス品の非製品部
分に肉厚差を生じさせることができる。
【0026】(請求項5に対応する発明)以上に示した
作用の他に、製品形成部が相対的に小さいものである場
合、内金型の上面に製品形成部を二つ以上形成すること
も可能となり、一度のプレス工程で多くの製品部を含む
プレス成型品をプレス成型できる。
【0027】(請求項6および請求項7に対応する発
明)請求項3に対応する発明の作用の他に、開口に形成
した内金型を支持する形状を段もしくはテーパ状とした
ことにより、開口内での内金型の位置が固定され、特に
プランジャーによる押圧に対して有効となる。
【0028】(請求項8に対応する発明)以上に示した
作用の他に、内金型の製品形成部の肉厚をほぼ一定にし
たことにより、一回のプレス成型から次のプレス成型ま
での前記製品形成部の表面の温度低下をほぼ一様に保つ
ことができる。
【0029】
【実施例】本発明の実施例について図1ないし図10を
参照して説明する。なお、以下に説明する実施例の非球
面レンズは、電球などの光源からの光の入射面が平面で
あり、光の出射面が非球面形状となっている。したがっ
て、異品種の非球面レンズを含むプレス成型品をプレス
成型するとしても非球面レンズの入射面が平面であるの
で、この入射面側を形成するプランジャーはどの品種に
おいても共用して使用することができるものである。
【0030】(実施例1)図1および図2は、本発明の
一実施例を表す非球面レンズ用ボトム金型の正面から見
た一部断面図および平面図である。1はボトム金型であ
り、外金型2と内金型3から構成されている。
【0031】外金型2は、上から見ると外形および外金
型2の上面10が長方形となっている。外金型2の上面
10には、上面10の短辺の中心軸に中心を持つ円形状
の内金型3用の開口孔4を等間隔に三箇所設けた。この
内金型3用の開口孔4は、3つとも同じ大きさのもので
あり、下型2の下方へ向かう途中に開口孔4の断面積を
小さくした段11を一箇所設けている。これら三箇所の
開口孔4は旋盤加工もしくはNCフライスによって形成
されている。ここで、この開口孔4を旋盤加工で形成す
るときの形成方法について説明する。まず、外金型2を
外金型2の上面10に形成する一つ目の開口孔4の中心
に旋盤のセンターがくるように、外金型2外側四辺のそ
れぞれに固定爪をあてがい挟持することにより固定す
る。次に、外金型2の上面10に孔5を所定深さまで旋
盤のバイドで切削し、最後にこの孔5よりも縮径した孔
6を外金型2が貫通するまで切削する。残りの2つの開
口孔4についても同じ方法で切削する。また、外金型2
の摩耗しやすい上面外縁に形成したフランジには、耐摩
耗性に優れたコバルト合金を一様に盛り付けている。
【0032】内金型3は正面から見ると図3のような外
形となっており、この内金型3の外形は、外金型2の上
面10に設けられた開口孔4に嵌合するように形成して
あり、製品形成部7は非球面形状に形成されており、こ
の表面には全域にわたりコバルト合金が肉盛され、その
肉盛厚が一様となるように切削されている。外金型2に
設けられた前記開口孔4の断面積が大きい孔5に嵌合す
る内金型3の形状は、内金型3の上面の製品形成部7と
非製品部との間に水平面16を僅かに残した状態で上面
に上面外周を低くする一律の傾斜17が形成され、ま
た、前記孔5の下方周辺に隙間8が空くように内金型3
を逆円錐台状に切削してある。隙間8は、内金型3の製
品形成部7の肉厚をほぼ同じとしたためにできたもので
ある。こうすることによって、プレス成型品をプレス成
型後再びプレス成型するときに内金型3の製品形成部7
の表面の温度低下を一様にし、プレス成型品の離型性を
向上させることができる。内金型3の最下部には内金型
3の製品形成部7方向へ延びるネジ溝9が切ってある。
【0033】この内金型3を下型2に嵌め込んだときに
は、図1に示すように内金型3の上面の水平面16と外
金型2の上面10とが同一平面もしくは内金型3の上面
の水平面16が僅かに外金型2の上面10より下方に位
置するようになり、内金型3の下面と外金型2の下面と
が同一平面もしくは内金型3の下面が外金型2の下面よ
り突出しないようになる。外金型2に嵌め込んだ内金型
3の固定は、内金型3のネジ溝9に外金型2の下面側か
らワッシャー13を介してボルト12をねじ込むことに
よって行っている。このとき開口孔4の段11と段11
に当接する内金型3の一部とは密着状態となる。
【0034】ここで、内金型3の上面の水平面16と外
金型2の上面10とが同一平面もしくは内金型3の上面
の水平面16が僅かに外金型2の上面10より下方に位
置するようにしたことにより、プランジャーによるガラ
スの流動がスムーズに起こる。したがって、所望とする
プレス成型品を成型することができる。また、内金型3
の下面と外金型2の下面とが同一平面もしくは内金型3
の下面が外金型2の下面より突出しないようにしたこと
により、ボルト12による内金型3の固定がしっかりと
行える。
【0035】以上で説明したボトム金型1をターンテー
ブル上に設置してプレス成型品を製造する過程を説明す
る。
【0036】ボトム金型1はターンテーブル上に8つ設
置されており、その設置方向は外金型2の短辺の中心軸
がターンテーブルの中心を通過するように、設置位置は
ターンテーブルの外周近傍に等間隔になるようにする。
ゴブ供給位置のボトム金型1には、オリフィスからクレ
イプランジャーにより押し出された長円形のゴブをシャ
ーによる切断と同時にゴブ上部を押しゴブが横倒しにな
った状態で内金型3の製品形成部7を覆うように供給さ
れ、このボトム金型1がターンテーブルによりポジショ
ン移動しプレス位置に到達する。この到達直後に、プラ
ンジャーによりゴブを押圧させプレス成型品を成型す
る。その後プレスポジションから3ポジション後の排出
ポジションにプレス成型品が到達したとき、バキューム
パッドによりプレス成型品を吸着しボトム金型1から排
出する。排出されたプレス成型品はアニール後製品部お
よび非製品部とに分けられ、製品部は研磨および歪み除
去などを行い製品となり、非製品部はカレットとして扱
われる。
【0037】実施例1では、プレス成型に用いるボトム
金型1を外金型2と内金型3とに分け嵌め込み方式とし
たことにより、内金型3の摩耗したものだけを外金型2
から取り出し、内金型3の製品形成部7の摩耗部分を容
易に修理できる。また、外金型2に製品形成部7を形成
した内金型3を複数組込んだことにより、一度のプレス
で複数の製品部が形成できるので生産能率の向上と共
に、カレット発生の割合を減少させることができるので
製品化率の向上をも図ることができる。さらに、開口孔
4に段11を設け内金型3をこの段11と密着するよう
な形状にしたことにより、プレス成型時のプレス圧に対
して内金型3の位置がずれることなくプレス成型品を成
型することができる。したがって、プレス成型時に所望
とするプレス成型品を得ることができる。
【0038】(実施例2)この実施例は、図4に示すよ
うに外金型2に形成した開口孔4の形状をテーパ状と
し、内金型3の外形もこの開口孔4に嵌合するように変
更した実施例である。
【0039】この実施例の開口孔4は、実施例1の開口
孔4と同じ円筒形のものであるが、図4に示すように開
口孔4が外金型2の上面から外金型2の最下部へ向かう
にしたがい開口孔4の断面積が小さくなるテーパ状とな
っている。開口孔4をテーパ状としこの開口孔4に嵌め
込む内金型3の外形をこの開口孔4に嵌合する形状とし
たことにより、実施例1と同様にプレス成型時のプレス
圧に対して内金型3の位置がずれることなくプレス成型
品を成型することができる。
【0040】(実施例3)この実施例は、図5に示すよ
うに一度のプレス成型で大きさの異なる非球面レンズを
得るときの実施例である。
【0041】この実施例3で用いられる内金型3は、上
記実施例1の内金型3と外形は全く一緒であり、ただ、
内金型3の製品形成部7の容積または形状が異なってい
るものを外金型2に嵌め込んだものである。したがっ
て、外金型2と内金型3との結合は、上記実施例1と同
様に外金型2の上方から内金型3を挿入して内金型3の
ネジ溝9に下型2の下面側からワッシャー13を介しボ
ルト12をねじ込むことにより内金型3を固定してい
る。
【0042】ゆえに、外金型2に嵌め込む内金型3を変
更するだけで大きさの異なる非球面レンズを一度のプレ
ス成型で得ることができる。
【0043】実施例3では、上記実施例1の効果以外に
製品形成部7の容積または形状の異なる内金型3を組込
んでプレス成型することによって、異品種のプレス成型
品を同時にプレス成型することができる。
【0044】(実施例4)この実施例は、図6に示すよ
うに一つの内金型3に二以上の製品形成部7を形成した
実施例である。
【0045】この実施例4で用いられる内金型3も上記
実施例1の内金型3と外形は全く一緒であり、ただ、内
金型3の上面に製品形成部7である非球面部分を二以上
設けたものである。
【0046】実施例4では、上記実施例1の効果以外に
内金型に二以上の製品形成部7である非球面部分を設け
たことにより、更に生産能率の向上を図ることができ
る。
【0047】(実施例5)この実施例は上記実施例1の
外金型2に穿設した孔5の形状を変更し、内金型3の形
状も変更したものである。
【0048】この実施例5の外金型2は、外金型2の上
面10の全体に長方形状の開口窪み部14を形成したも
のであり、この長方形状の開口窪み部の底部15に上記
実施例1と同じ大きさで同じ位置に3つの円形の孔6を
形成したものである。この外金型2の開口窪み部14お
よび孔6の形成は、まず開口窪み部14をNCフライス
により長方形状に切削し、次にこの開口窪み部の底部1
5に上記実施例1と同様な方法で旋盤により円形の孔6
を下型2が貫通するまで切削する。残りの2つの孔6も
同様に旋盤により切削する。
【0049】この外金型2には、一個ないし三個の内金
型3を嵌め込むことができる。以下にその説明を記載す
る。
【0050】一個の内金型3を外金型2に嵌め込むと
き この場合の内金型3の形状は、外金型2の開口窪み部1
4とこの開口窪み部の底部15の中心付近に穿設された
孔6と嵌合するものとする。しかし、内金型3の開口窪
み部14に対応する形状は、製品形成部7の肉厚が一様
となるように切削された形となっている。なお、内金型
3の上面には、実施例1と同様に上面外周が低くなる一
律の傾斜17が設けてある。この内金型3を外金型2に
嵌め込んだときには、外金型2に穿設された残りの二つ
の孔6は使用されていない。これは内金型3を容易に製
造するため、および内金型3を外金型2に固定するの
に、ボルト12で一箇所を締付ければ十分に固定できる
ためである。
【0051】二個の内金型3を外金型2に嵌め込むと
き この場合は外金型2の開口窪み部14を二つの内金型3
で嵌合するように内金型3を嵌め込むものである。図7
および図8に示したものは、2つの同じ大きさの内金型
3を嵌め込むときの平面図および正面から見た断面図で
ある。この内金型3は、孔6と嵌合する部分が円柱形を
しており、開口窪み部14に対応する部分は製品形成部
7の肉厚が一様となるように切削された形となってい
る。なお、内金型3の上面には、実施例1と同様に上面
外周が低くなる一律の傾斜17が設けてある。孔6と嵌
合する円柱形の部分の下面にはネジ溝9が設けてある。
また、内金型3の孔6と嵌合する部分は、開口窪み部の
底部15の端の孔6に対応する位置にしか設けなかっ
た。これは内金型3を容易に製造できるようにするため
である。なお、以上の説明では外金型の開口窪み部14
を同じ大きさに二分割した内金型3を組込んだが、二分
割の比率を変更して嵌め込むこともできる。
【0052】三個の内金型3を外金型2に嵌め込むと
き この場合は外金型2の開口窪み部14を3つの内金型3
で嵌合するように内金型3を嵌め込むものである。図9
および図10に示したものは、三つの同じ大きさの内金
型3を嵌め込むときの平面図および断面正面図である。
三つの内金型3を外金型2に嵌め込むときの内金型3の
形状も二つの内金型3を嵌め込むときと同様に、孔6と
嵌合する部分が円柱形をしており、開口窪み部14に対
応する部分は製品形成部7の肉厚が一様となるように切
削された形となっている。なお、内金型3の上面には、
実施例1と同様に上面外周が低くなる一律の傾斜17が
設けてある。孔6と嵌合する円柱形の部分の下面にはネ
ジ溝9が設けてある。なお、以上の説明では外金型の開
口窪み部14を同じ大きさに三分割した内金型3を嵌め
込んだが、三分割の比率を変更して嵌め込むこともでき
る。
【0053】実施例5では、上記実施例1の効果以外に
外金型2に内金型3用の長方形状の開口窪み部14を形
成することにより、内金型3の大きさを自由に変更する
ことができるので、様々な形状および大きさのプレス成
型品を成型することができる。
【0054】以上の実施例1ないし実施例5はボトム金
型1へのゴブ供給をダイレクトドロップ方式で説明した
が、シャーマークが製品形成部7にかからず、すべての
製品形成部7を覆うようにゴブを供給できれば、ゴブシ
ュートを用いてゴブを供給する方法やガラス種を巻き取
って供給する方法であっても同様に使用することができ
る。
【0055】以上の実施例で内金型3の下型2へのボル
ト12による固定は、下面側からに限定されることなく
外金型2の側面から行っても良い。
【0056】また、以上の実施例では非球面レンズのよ
うな光学部品を形成するため、プレス成型品を製品部お
よび非製品部とに分けた。しかし、プレス成型品を製品
部および非製品部とに分割しないような、盲人者用の道
路や階段に埋め込まれている点字ブロックなどの成型に
も使用することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1に対応する発明によれば以下の
効果を生ずる。内金型と外金型との開口側接合部が隙間
なく密着固定するように内金型を外金型に嵌め込むこと
により、内金型と外金型との間に溶融ガラスがはみ出さ
ないので、ガラス成形用金型を組込み式にしても所望と
するプレス成型品を得ることができる。
【0058】内金型の製品形成部にゴブをゴブのシャー
マークが掛からないように供給できるので、ゴブのシャ
ーマークがプレス成型品の製品部に残存しない。
【0059】外金型に嵌め込む内金型の製品形成部の形
状もしくは大きさを変更することにより、同じプレス装
置を用いて形状もしくは大きさの異なる製品部を含むプ
レス成型品を得ることができる。
【0060】内金型を外金型に嵌め込みできるようにし
たことにより、ガラス成型用金型の修理が内金型・外金
型ごとに行うことができるので、修理が簡単になる。
【0061】外金型には複数の内金型を嵌め込むことお
よび内金型に製品形成部を複数設けることも可能となる
ことにより、一度のプレス成型でプレス成型品に複数の
製品部を形成することが可能となるので、製品部分の生
産能率の向上を図ることができる。また、製品形成部と
製品形成部との間の非製品部を共用することができるの
で、プレス成型品の製品化率の向上も図ることができ
る。
【0062】請求項2に対応する発明によれば以下の効
果を生ずる。外金型に設けた一連の開口と開口底部に孔
を設け、この開口に埋設する内金型に前記孔と嵌合する
凸部を有するようにしたことにより、内金型は一連の開
口に組込むだけで開口内部での位置が固定され、かつ、
プランジャーによる押圧に対しても内金型の位置がずれ
ない。
【0063】外金型に一連の開口を設けたことにより、
内金型を等分もしくは比率を替えて分割して開口に組込
むことが可能となり、複数の製品形成部を含むプレス成
型品を成型することができるので、生産能率が向上す
る。
【0064】請求項3に対応する発明によれば以下の効
果を生ずる。外金型に形成した複数の開口それぞれに内
金型を組込んだことにより、複数の製品形成部を含むプ
レス成型品をプレス成型できるので、生産能率が向上す
る。また、製品形成部と製品形成部との間の非製品部を
共用することにより、プレス成型品の非製品部の割合を
減らすことができるので、プレス成型品の製品化率の向
上も図ることができる。
【0065】外金型に形成した開口が内金型を嵌合支持
するようにしたことにより、開口に内金型を組込むだけ
で開口内での内金型の位置が固定される。
【0066】請求項4に対応する発明によれば、内金型
の上面外周に傾斜を設けたことにより、プレス成型され
たプレス品の非製品部分に肉厚差を生じさせることがで
きるので、製品部と非製品部との境をはっきりさせるこ
とができる。したがって、プレス成型品から製品部を切
り出しやすくなる。
【0067】請求項5に対応する発明によれば、製品形
成部が相対的に小さいものである場合、内金型の上面に
製品形成部を二つ以上形成することも可能となり、一度
のプレス成形で更に多くの製品部を含むプレス品をプレ
ス成型することができるので、さらに生産能率の向上を
図ることができる。
【0068】請求項6および請求項7に対応する発明に
よれば、開口に形成した内金型を支持する形状を段もし
くはテーパ状としたことにより、更に開口内での内金型
の位置が固定され、特にプランジャーによる押圧に対し
て有効となる。
【0069】請求項8に対応する発明によれば、内金型
の製品形成部の肉厚をほぼ一定にしたことにより、一回
のプレス成型から次のプレス成型までの間で前記製品形
成部の表面の温度低下をほぼ一様に保つことができるの
で、内金型とプレス成型品との離型性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボトム金型の正面から見た
一部断面図である。
【図2】本発明の一実施例のボトム金型の平面説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の製品部金型の正面から見た
断面図である。
【図4】本発明の他の実施例のボトム金型の正面から見
た一部断面図である。
【図5】本発明の他の実施例のボトム金型の平面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の製品部金型例の平面図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例のボトム金型の平面概念図
である。
【図8】本発明の図7に示した他の実施例のボトム金型
の正面から見た断面図である。
【図9】本発明の他の実施例のボトム金型の平面概念図
である。
【図10】本発明の図9に示した他の実施例のボトム金
型の正面から見た断面図である。
【図11】従来の下型の断面概念図である。
【符号の説明】
1…ボトム金型(ガラス成形用金型) 2…外金型 3
…内金型 4…開口孔(開口) 5,6…孔 7…製品
主要部 8…隙間 9…ネジ溝 10…上面 11…段 12…ボルト 13…ワッシャー 14…開
口窪み部(開口) 15…開口窪み部の底部 16…水
平面 17…傾斜 101…ボトム金型 102…下型
103…製品部金型 104…穴 105…凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジに囲まれた上面に開口を有する
    外金型と、この外金型の開口に組み込まれる上面に製品
    形成部を有する内金型とからなり、この内金型を前記外
    金型に嵌め込んだ際、内金型と外金型との前記上面側接
    合部が隙間なく密着固定される嵌合構造を備えたことを
    特徴とするガラス成型用金型。
  2. 【請求項2】 前記開口が一連のものであり、かつ、こ
    の開口の底部に複数の孔が形成された前記外金型と、任
    意の前記孔に嵌合する凸部が形成された一つ以上の前記
    内金型で前記外金型の開口を埋めることを特徴とする請
    求項1記載のガラス成型用金型。
  3. 【請求項3】 前記内金型を嵌合支持する前記開口を前
    記外金型の上面に複数設けたことを特徴とする請求項1
    記載のガラス成型用金型。
  4. 【請求項4】 前記内金型の上面外周に傾斜を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
    記載のガラス成型用金型。
  5. 【請求項5】 前記内金型の上面に二つ以上の製品形成
    部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3または請求項4記載のガラス成型用金型。
  6. 【請求項6】 前記外金型に設けられた前記内金型を嵌
    合支持する開口の形状を前記外金型の上面から前記外金
    型の最下部へ向かうまでの所定の位置で前記開口の断面
    積が小さくなる段を設けたことを特徴とする請求項3記
    載のガラス成型用金型。
  7. 【請求項7】 前記外金型に設けられた前記内金型を嵌
    合支持する開口の形状を前記外金型の上面から前記外金
    型の最下部へ向かうにしたがい前記開口の断面積が小さ
    くなるテーパ状としたことを特徴とする請求項3記載の
    ガラス成型用金型。
  8. 【請求項8】 前記内金型の製品形成部の肉厚をほぼ一
    定にした請求項1または請求項2または請求項3または
    請求項4記載のガラス成型用金型。
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