JPH09205726A - 過放電防止装置 - Google Patents

過放電防止装置

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JPH09205726A
JPH09205726A JP8010510A JP1051096A JPH09205726A JP H09205726 A JPH09205726 A JP H09205726A JP 8010510 A JP8010510 A JP 8010510A JP 1051096 A JP1051096 A JP 1051096A JP H09205726 A JPH09205726 A JP H09205726A
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克夫 山田
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文昭 中尾
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Koji Oishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過放電検出後の漏れ電流による電池放電を無
くすと共に、出力遮断時の電池出力の発振を防止する。 【解決手段】 電圧監視部4の電源供給路に第2のス
イッチ回路5を設け、過電圧検出時にこれをオフするこ
とで、電源監視部4の電力供給を遮断するようにする。
又、定電圧素子6を用いて第1のスイッチ回路2を駆動
するための第1の駆動回路3の駆動経路を形成し、電池
出力遮断の際、上記第2のスイッチ回路5がオフする前
に定電圧素子6をオフさせて駆動経路を断ち、第一の駆
動回路3をオフに固定するような回路構成とする。従っ
て、過放電検出で電源監視部4の電力供給が遮断され、
その出力Dout のレベルが不安定になっても、第1の駆
動回路3がオフに固定されているため、第1のスイッチ
回路2が再びオンすることはなく、電池出力は発振しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池の過放電
防止装置に関し、特に、過放電検出後の漏れ電流を無く
し、電池の寿命向上を図った過放電防止装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、二次電池は過度の放電を繰り
返すと電池性能が急激に劣化する場合が多い。このよう
なことから、特に二次電池を使用した電池パック等には
過放電防止機構が付加されている。
【0003】ところで、図6は二次電池11の電圧を監
視する電圧監視部14と、この二次電池11に直列に接
続されたスイッチ回路12と、これを駆動する駆動回路
13から構成されている従来公知の過放電防止装置の一
例である。係る構成では、放電が進んで電池電圧が所定
電圧(放電下限電圧)を下回ると電圧監視部4が作動
し、駆動回路13を介して上記スイッチ回路12をオフ
状態に制御して負荷Zに流れ込む放電電流Iを遮断する
ことで二次電池11の過放電を防止するというものであ
る。
【0004】しかしながら、上記構成では過放電防止機
構が作動して負荷Zへの電力供給が停止されても、図
中、破線で示すように二次電池(+)から電圧監視部1
4への電流経路が存在し、負荷切り離し後もこの漏れ電
流I0 による電池放電が継続されるため、過放電となる
恐れがあった。
【0005】図7は上記不都合に鑑みて改良された過放
電防止装置である。本装置は、電圧監視部14への電力
供給路に第2の駆動回路16によって作動する第2のス
イッチ回路15を設け、過放電検出時に、この第2のス
イッチ回路15をオフして上記電圧監視部14を通して
形成される二次電池の放電経路を遮断するというもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、電圧監視部14の電力供給が停止された
瞬間、電圧監視部14自体が動作不安定となって、電池
出力が一時的に発振し、これと接続されているコンピュ
ータ等が誤動作するといった不都合(例えば、保存すべ
きデータが破壊される)が生じる。
【0007】即ち、図5のシーケンスに基づいて、電池
出力遮断時の動作を説明すれば、放電が進んで電池電圧
が所定の電圧値(放電下限電圧VL )を下回り、電圧監
視部14の出力Dout が“H”から“L”に変化すると
第1の駆動回路13がオフされ、第1のスイッチ回路1
2がオフとなって放電電流Iが遮断される。
【0008】この結果、出力電圧は0Vに向かって低下
していき、第2の駆動回路16のスレッシュホールドレ
ベルVthを下回るとこれがオフとなるため、第2のスイ
ッチ回路15がオフして電圧監視部14の電源供給が遮
断される。その結果、電圧監視部14は制御不能となっ
て出力Dout に“H”レベルが発生し(の部分)、こ
れによって再び第1の駆動回路13がオンされ、出力の
電圧が復帰する(の部分)。負荷を開放された電池電
圧は幾分上昇する(の部分)ため、再び放電される。
放電が進んで電池電圧が再び放電下限電圧VL に達する
と、電圧監視部14が再度過放電を検出して電池出力を
遮断する。
【0009】上記現象は、電池出力が回路素子の最低動
作電圧以下に降下するまで繰り返されるため、0Vへの
過渡期に電池出力が発振状態となる。
【0010】本発明の目的は、上述した過放電検出後の
不都合を解消した信頼性の高い過放電防止装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明では、二次
電池(1)の過放電を防止するための過放電防止装置で
あって、前記二次電池(1)に直列に接続され、放電電
流(I)をオン/オフする第1のスイッチ回路(2)
と、前記第1のスイッチ回路(2)のオン/オフを制御
する第1の駆動回路(3)と、前記二次電池(1)の電
圧を監視し、所定の電圧を検出すると前記第1の駆動回
路(3)をオフ状態に制御する電圧監視部(4)と、前
記電圧監視部(4)に直列に接続され、この電圧監視部
(4)の電力供給をオン/オフする第2のスイッチ回路
(5)と、この第2のスイッチ回路(5)を駆動する第
2の駆動回路(6)と、前記電圧監視部(4)の出力
(Dout )と電源出力端子(T1)間に接続され、前記
第1の駆動回路(3)を駆動するための電流経路を構成
する定電圧素子(7)とで構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の過放
電防止装置の実施形態について説明する。
【0013】図1はその基本構成を示すブロック図であ
る。図中、1は充電可能な電池(二次電池)で、その正
極側(+)と負極(−)側が放電電流Iをオン/オフす
る第1のスイッチ回路2を介して出力端子T1 とT2 に
引き出されており、この出力端子間に負荷Zを接続する
ことによって二次電池1(+)〜第1のスイッチ回路2
〜出力端子T1 〜負荷装置Z〜グランド端子T2 〜二次
電池1(−)の放電経路が形成される。尚、T1 は電源
端子、T2 はグランド端子である。
【0014】3は上記第一のスイッチ回路2を駆動する
ための第1の駆動回路であって、その出力がこの第一の
スイッチ回路2に接続されている。又、第1の駆動回路
3の入力には二次電池1の電圧を監視する電圧監視部4
の出力Dout が接続されると共に第1のスイッチ回路2
の出力との間に定電圧素子7で構成された上記第1の駆
動回路3の駆動電流経路がOR(オア)接続されてい
る。
【0015】又、二次電池1の正極に接続される電圧監
視部4の電源ラインVccには、この電圧監視部4の電力
供給をオン/オフする第2のスイッチ回路5が接続され
ており、その入力には第2の駆動回路6が接続さてい
る。
【0016】ところで、図2は図1に示したブロック構
成に対応した具体的な電子回路である。
【0017】本図によれば、上述の第1のスイッチ回路
2はMOS−FETQu に、第2のスイッチ回路5はM
OS−FETQ1 に対応し、第1の駆動回路3がトラン
ジスタ(Qt )に、第2の駆動回路6がトランジスタQ
S に夫々対応している。
【0018】定電圧素子7はツェナーダイオードD1 で
あって、そのツェナー電圧は、後述する第2の駆動回路
6のスレッシュホールドレベルよりも高く設定されてい
る。又、電圧監視部4は例えばコンパレータが使用さ
れ、Vccが駆動用電源、Vddが監視電源である。本実施
形態では、この電源監視部4の駆動電源電圧がそのまま
監視されるといった回路構成である。
【0019】以上が本発明の過放電防止装置が付加され
た二次電池パックの構成であり、次に図5のシーケンス
図に基づき、その動作・制御について詳細を説明する。
尚、図中、破線で示した動作タイミングは既述した従来
型の場合で、本願のタイミングは実線部分である。
【0020】出力電源端子T1とグランド端子T2間に
所望の負荷Zが接続されると二次電池1の放電が開始す
る。この時、第1の駆動回路3はオンであるため、第1
のスイッチ回路2がオン状態とされて二次電池1からの
放電電流Iが第1のスイッチ回路2を通して負荷Z側に
流れ込む。この状態で第2の駆動回路6はオン状態を維
持しているため、次段の第2のスイッチ回路5もオンと
され、電源監視部4には電源Vcc、Vddが供給されてい
る。この時、電源Vdd電圧は所定値(放電下限電圧VL
)以上であるため、その出力DOUT は”H“状態を維
持している。
【0021】放電が進むに連れて電池電圧が徐々に降下
し、Vddが所定電圧値VL を下回ると電源監視部4がこ
れを検出し、その出力Dout が“H”から“L”に変化
して第1の駆動回路3をオフにすると共に、その出力の
“H”によって、第1のスイッチ回路2がオフ状態とさ
れ、負荷Zへの電流供給が遮断される。
【0022】放電電流Iが遮断されると、出力電圧Vは
0Vに向かって低下していくが、この時、出力電圧Vが
定電圧素子6(ツェナーダイオードD1 )のツェナー電
圧VZ を下回ると定電圧素子6はオフして第一の駆動回
路3の駆動電流が遮断されるため、第1の駆動回路3が
オフに固定されて次段の第1のスイッチ回路2のオフ状
態が確立される。
【0023】更に出力電圧Vが低下して、第2の駆動回
路6の入力電位(トランジスタQsのベース電位)がス
レッシュホールドレベルを下回ると、第2の駆動回路6
がオフとなって次段の第2のスイッチ回路5がオフされ
るため、図中、破線で示す電流I0 の経路が遮断され、
過放電検出後の電池の過放電は完全に防止される。
【0024】本構成では、第2のスイッチ回路5のオフ
によって電圧監視部4への電力供給が停止され、その出
力Dout のレベルが不安定になっても、既に定電圧素子
6がオフして第1の駆動回路3がオフに固定されている
ため、従来回路のように第2の駆動回路が再度オンして
一時的に電池出力が発振するといったトラブルが防止さ
れる。
【0025】ところで、図3は、図2の回路構成に電圧
監視部4の過充電検出出力Cout でオン/オフ制御され
るスイッチ回路(MOS−FETQv )を付加して過充
電防止機構とした過充電防止装置の実施形態であり、図
4は図3に於いて、複数個の二次電池B1 〜Bn を直列
に接続させた場合の実施形態である。何れの場合も過放
電防止装置の応用例であって、勿論、本発明が適用可能
である。
【0026】以上、本発明の過放電防止装置について説
明したが、本構成の過放電止装置と図6に示した従来構
成の過放電防止装置の過放電検出後の消費電流を表1に
示し、夫々の過放電防止効果について対比した。
【0027】
【表1】
【0028】表1によれば、従来例の場合では、過放下
限電圧VL に達した時の二次電池の残存容量が75mAh
以下であると、1年後に電池は完全に放電されてしま
い、電池劣化の原因となるが、本構成では過放電検出後
の電力消費が0であることから、このような劣化の問題
は全く発生しない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
圧監視部の電源供給路に第2のスイッチ回路を設け、過
電圧検出時にこれをオフして、電源監視部の電力供給を
遮断するようにしたので、過電圧検出後の漏れ電流が無
くなり、電池の過放電が防止されて電池の寿命が向上す
る。
【0030】更に、過電圧検出時には、定電圧素子を用
いて第1のスイッチ回路を駆動する第一の駆動回路をオ
フに固定するようにしたので、従来回路のように電源遮
断時に電池出力が一時的に発振するといったトラブルが
無くなり、これを接続したコンピュータ等の誤動作が防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過電圧防止装置の基本構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のブロック図に対応した過電圧防止装置の
電子回路図である。
【図3】図2とは別の過電圧防止装置の電子回路図であ
る。
【図4】図3とは別の過電圧防止装置の電子回路図であ
る。
【図5】過電圧防止装置のシーケンスを示す図である。
【図6】従来の過電圧防止装置の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】同、図6とは別の過電圧防止装置の基本構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 二次電池 2、Qu 第1のスイッチ回路 3、Qt 第1の駆動回路 4 電圧監視部 5、Q1 第2のスイッチ回路 6、Qs 第2の駆動回路 7、D1 定電圧素子 Dout 電圧監視部の出力 I 放電電流 T1 、T2 電源出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若尾 正一 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 大石 浩二 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池(1)の過放電を防止するため
    の過放電防止装置であって、 前記二次電池(1)に直列に接続され、放電電流(I)
    をオン/オフする第1のスイッチ回路(2)と、 前記第1のスイッチ回路(2)のオン/オフを制御する
    第1の駆動回路(3)と、 前記二次電池(1)の電圧を監視し、所定の電圧を検出
    すると前記第1の駆動回路(3)をオフ状態に制御する
    電圧監視部(4)と、 前記電圧監視部(4)に直列に接続され、この電圧監視
    部(4)への電力供給をオン/オフする第2のスイッチ
    回路(5)と、 この第2のスイッチ回路(5)を駆動する第2の駆動回
    路(6)と、 前記電圧監視部(4)の出力(Dout )と電源出力端子
    (T1)間に接続され、前記第1の駆動回路(3)を駆
    動するための電流経路を構成する定電圧素子(7)とで
    構成される過放電防止装置。
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