JPH09206064A - 乾燥させた細菌を還元する装置 - Google Patents

乾燥させた細菌を還元する装置

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JPH09206064A
JPH09206064A JP8197691A JP19769196A JPH09206064A JP H09206064 A JPH09206064 A JP H09206064A JP 8197691 A JP8197691 A JP 8197691A JP 19769196 A JP19769196 A JP 19769196A JP H09206064 A JPH09206064 A JP H09206064A
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JP
Japan
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storage container
bacteria
needle
hollow needle
pump
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JP8197691A
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English (en)
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William Bartlett-Hooker
バートレット − フーカー ウィリアム
Sanath Ediriweera
エディリウィーラ サナス
Stuart Ward
ウォード スチュアート
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Yorkshire Water PLC
Siemens PLC
Strategic Diagnostics Inc
Original Assignee
Yorkshire Water PLC
Siemens PLC
Microbics Corp
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Publication date
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M45/00—Means for pre-treatment of biological substances
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00—Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手の使用及び廃棄物を最小限に抑え、所定濃
度の細菌液を反復して得るための乾燥細菌還元用の装置
を得ること。 【解決手段】 還元用溶液を溜めておく第1貯蔵容器3
4が、並列配置された中空針対36、37の一方の針3
6と連結されている。この中空針対は、昇降装置と操作
接続されていることにより、使用時には、中空針対を下
降させて、細菌が真空パックされている細菌容器33の
蓋を突き刺すことができる。しかも、中空針対の一方の
針36が、他方の針37より突出するように構成されて
いて、中空針対を下降させると、一方の針36が、他方
の針37より先に蓋を貫通する。更に、他方の針37
が、装置使用時に、第1貯蔵容器34からの還元用溶液
を細菌容器33からの細菌と一緒に移すために、第2貯
蔵容器17と連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水性試料の試験装
置に関し、より具体的には汚染された水の毒性を測定す
る装置に関するものである。
【0002】汚染された水をベースとする試料(すなわ
ち水性試料、例えば汚水、排水、その他の水をベースと
する試料)の毒性を、自然発光する細菌を被検試料に混
合することによって測定することは、公知である。つま
り、生物発光に依存して示される検査試料の毒性を測定
するのである。毒性測定に特に適した細菌は、水生の海
中細菌である燐光発光菌(Photobacteriu
m phosphoreum)である。細菌による生物
発光は、呼吸作用の副産物である。検査試料中の毒素
は、呼吸抑制を生じさせ、毒性レベルに比例して生物発
光を減少させる。このため、生物発光の測定値は、毒性
の示度として利用される。公知の毒性測定装置は、手動
操作式であり、検査試料の定量化可能の希釈にはマイク
ロビュレット又は類似の器具が必要である。あるいは
又、定量の試料に対し、凍結乾燥細菌試薬(大抵は小瓶
に真空パックされている)を手で添加せねばならない。
これらの操作は、すべて操作員が手で行う。手による凍
結乾燥細菌の還元、又は、細菌が密封された小瓶の蓋を
単一の針で穿孔する自動式還元では、細菌の再水和にば
らつきが生じたり、小瓶内に還元細菌が残留することで
無駄が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、手の
使用及び廃棄物を最小限に抑え、所定濃度の細菌液を反
復して得るための、乾燥細菌還元用の装置を得ることに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この乾
燥細菌還元用の装置には、還元溶液を溜めておく第1貯
蔵容器が備えられており、この第1貯蔵容器が、並列配
置された中空針対の一方の針と連結され、この中空針対
が、昇降装置と操作接続されていることにより、使用時
には、中空針対を下降させて、真空下で細菌が密封され
ている細菌容器の蓋に突き刺すことが可能であり、しか
も、前記中空針の一方の針が、他方の針より突出するよ
うに構成されている結果、中空針対を下降させると、突
出したほうの針が、他方の針より先に蓋を貫通するよう
にされており、また、前記他方の針が第2貯蔵容器と連
結されているため、装置使用時には、第1貯蔵容器から
の還元溶液を、細菌容器からの細菌と一緒に第2貯蔵容
器へ移すことができ、更に、ポンプが備えられており、
前記第1貯蔵容器が、このポンプを介して前記第2貯蔵
容器と連結されている結果、ポンプの操作によって、第
1貯蔵容器内の還元溶液を、第2貯蔵容器へ移すことが
可能である。
【0005】前記ポンプは、第1貯蔵容器と前記一方の
長いほうの中空針との間に接続できるが、別の構成で
は、他方の短いほうの中空針と第2貯蔵容器との間に接
続することもできる。
【0006】装置使用時に、中空針対が降下すると、長
いほうの針が、先ず蓋を貫通する結果、還元液は、ポン
プを通過して(ポンプが第1貯蔵容器と長いほうの針と
の間に接続されていると仮定した場合)細菌容器へ流入
する。この流入は、双方の容器の圧力差だけによる。中
空針対が更に降下すると、ポンプが作動し、その結果、
注入される還元溶液により細菌がすべて洗い流され、こ
れにより、還元溶液と細菌との混合液が短いほうの中空
針を介して第2貯蔵容器へ送られ、そこに貯蔵される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の一実施例を添付
図面につき説明するが、これは1つの実例に過ぎない。
図1に示したように、毒性検査される水性試料は、破線
1で示した装置へ水性試料注入管2を介して供給され
る。注入管2は、出口5、6を有する3ポート弁4の入
口3に接続されている。3ポート弁4は、入口3が、出
口5又は6に接続されるように設定できる。入口3が出
口5に接続される場合は、水性試料は、入口3から3ポ
ート弁4を通過し、排出設備8に接続されている管7へ
と流れる。出口6は、水性試料貯蔵容器9と弁10とに
接続されており、弁10は開又は閉の状態に設定でき
る。3ポート弁4の入口3が出口6に接続され、弁10
が閉弁されると、水性試料は、入口3から試料貯蔵容器
9へ流入する。貯蔵容器9内の試料レベルを制御するた
め、レベルセンサ11が備えられている。レベルセンサ
11の信号は、3ポート弁4の制御に利用されるので、
貯蔵容器9は、必要時に適宜に充填される。
【0008】試料貯蔵容器9からの水性試料は、弁12
を経て混合室13へ送られる。混合室13へは、また、
希釈剤貯蔵容器15から、弁14を介して希釈液が送ら
れ、試薬貯蔵容器17から、弁16を介して試薬が供給
される。試薬貯蔵容器17は、斜線18で取囲まれた試
薬貯蔵区域内に配置されている。破線1内の測定区域及
び斜線18内の試薬貯蔵区域の温度を制御する装置(図
示せず)も備えられているので、測定区域内の温度は、
15°C〜30°Cに維持される一方、試薬貯蔵区域の
温度は、2°C±1°Cに維持される。
【0009】混合室13は、試料検知セル19に接続さ
れるように配置され、検知セル19は、管20と弁2
1、22とを介してリニアポンプ23に接続されてい
る。弁21は、ポート24、25、26を有している。
この場合、ポート24、25を接続するか、ポート2
4、26を接続するか、いずれかが可能である。他方、
弁22は、ポート27、28、29を備えており、この
場合は、ポート28、29を接続するか、ポート27、
29を接続するか、いずれかが可能である。弁21のポ
ート25は、管30を介して混合室13の上部13aに
連通している。混合室13の下部13bは、管31と弁
32とを介して大気と連通している。
【0010】水性試料の毒性測定のさいの操作は、以下
のように行われる。測定開始前に、弁4のポート3、5
が、水性試料を管7を介して排出設備8へ送るように接
続されると仮定すれば、試料貯蔵容器9の内容物は、弁
10を介し排出設備8から排出される。測定開始時に
は、弁4のポート3、6が接続され、弁10は閉じられ
る結果、水性試料は、弁4を介して試料貯蔵容器9へ、
レベルセンサ11が決定するレベルまで供給される。混
合室13が空で、希釈溶液貯蔵容器15と試薬貯蔵容器
17とには、それぞれ生理的食塩水と試薬溶液とが充填
され、弁32、14、16が閉じられると仮定した場合
は、リニアポンプ23が、弁22のポート29、27
と、弁21のポート24、25とを介して、検知セル1
9と接続され、かつ弁12が開弁される。その場合、弁
12が所定時間だけ開弁することによって、ポンプ23
の作動により、所定量の水性試料が試料貯蔵容器9から
弁12を介して混合室13へ供給される。次いで、弁1
2は閉じられ、弁14、16が、順次、所定時間だけ開
弁されることにより、所要量の希釈溶液と試薬溶液と
が、それぞれ貯蔵容器15、17から混合室13へ、ポ
ンプ23の作動が継続されることで供給される。弁1
2、14、16が閉弁されると、弁32が、大気に連通
される。これによって、空気が、ポンプ23の継続作動
により、管30を介して混合室13の上部13aから吸
い出される一方、大気が混合室の下部13bへ管31を
介して送られ、空気が入れ替えられる。これによって混
合室13内に気泡が発生し、水性試薬と希釈溶液と試薬
溶液とが十分に混合される。
【0011】混合の後、弁21の操作により、ポート2
6がポート24と接続され、引き続きリニアポンプ23
が作動し、試料と、希釈溶液と、試薬溶液とから成る混
合成分が、混合室13から検知セル19を介して抜き取
られる。検知セルに混合液が充填されている間に、後述
するように、毒性が読み取られる。
【0012】測定過程が完了すると、リニアポンプ23
(ピストンポンプである)が逆転され、ポンプシリンダ
の内容物は、弁22を介して排出設備8へ排出される。
弁21、22、32も適宜に操作され、次の作業の準備
のため、混合室が空にされる。加えて、必要とあれば、
希釈溶液は、次の測定の前に混合室を洗浄するのに利用
でき、そのためには、弁14とリニアポンプ23を適宜
に操作すればよい。
【0013】更に、リニアポンプ23の利用によって
(既述のように、このポンプは簡単なピストンポンプか
ら成るものである)、所定時間だけ適宜に弁12、1
4、16を開くだけで、ポンプの吸入行程時に、適宜の
割合の水性試料、希釈溶液、試薬溶液を、容易に混合室
へ供給できる。加えて、測定前に、混合液中に空気を通
すことにポンプを利用することによって、成分の完全混
合が保証される。
【0014】図1に示したように、測定区域1は、2重
の破線1aによって2つの部分A,Bに分割されてい
る。この分割は、説明目的のために行っただけのもの
で、両部分A,Bに示した装置は、実際には、測定区域
内に互いに並置されていると理解されたい。これまで説
明した装置は、2重破線1aの上方の部分Aに示されて
いるもので、水性試料、希釈液、試薬を混合室13内で
混合する装置を有している。しかし、試料のカラーや濁
度、並びに生物発光の自然変動を補償する装置は、2重
破線の下の部分Bに示されている。この装置は、混合室
13′と制御検知セル19′とを有しており、貯蔵容器
15、17から、それぞれ希釈溶液と試薬溶液を供給さ
れるだけである。部分Bに示された装置の操作について
は、部分Aの対応装置と実質的に同じなので、詳説はし
ない。対応部品の符号にはダッシュ“′”を付してあ
る。部分Bに示された装置の操作によって、希釈溶液と
試薬溶液とを、もっぱら混合室13′で混合するために
は、空気が利用され、混合室へ所定割合の希釈溶液と試
薬溶液を供給するためには、調時弁とリニアポンプ2
3′とが操作される。
【0015】図1に示した各弁とポンプの操作は、中央
処理装置(CPU)43の制御下で行われる。各弁及び
ポンプとの連絡用には、制御ライン44が備えられてい
る。試料検知セル19と制御検知セル19′からの信号
は、ライン45を介してCPUに送られ、毒性を示すデ
ータ出力信号は、出力ライン46から得られる。
【0016】次ぎに、図2の(a)〜(c)について、
試薬貯蔵容器17の充填の仕方を説明する。図示の例の
場合、貯蔵容器17に入れられている試薬溶液は、所定
量の還元用生理的食塩水と混合された凍結乾燥燐光発光
菌から成っている。図2に示したように、図1の部品に
対応する部品には、同じ符号が付されており、凍結乾燥
された細菌は、小瓶、すなわち細菌容器33に真空密封
され、還元用溶液は、貯蔵容器34に入れられている。
小瓶33は、弾性的な蓋35により密閉され、中空針対
36、37の下に配置されている。中空針36は、中空
針37より有効長さが長く構成されていることによっ
て、中空針37より突出している。中空針対は、並置さ
れ、装置37a(略示されている)と操作接続されてい
る。装置37aは、必要に応じて、中空針対を昇降させ
る。その結果、必要な場合には、中空針対を下降させ、
順次に蓋35を貫通させる。すなわち、中空針36が、
中空針37より前に蓋35を貫通する。蓋35に突き刺
される前には、図2の(a)に示したように、小瓶33
が、中空針対36、37の下に位置している。試薬貯蔵
容器17を充填するためには、中空針対36、37は、
図2の(b)に示したように、降下され、先ず中空針3
6だけが蓋35に突き通される。中空針36が蓋を貫通
すると、還元用溶液が、小瓶33内の真空のため、管3
8とポンプ39とを経て貯蔵容器34から吸い出され
る。この場合には、ポンプの作動は不要であり、貯蔵容
器34から小瓶33への還元用溶液の供給は、双方の圧
力差だけで行われる。中空針対を更に下降させ、中空針
37が蓋35を貫通すると、ポンプ39が作動し、その
結果、還元用溶液が、管38を介して小瓶33へ送ら
れ、細菌容器33が洗い流され、細菌は、管40を介し
て還元用溶液と一緒に試薬貯蔵容器17へ流入する。図
示の例では、ポンプ39は、貯蔵容器34と中空針36
との間に配置されているが、別の構成では、ポンプ39
は中空針37と試薬貯蔵容器17との間に接続しておく
こともできる。試薬貯蔵容器17には、レベルセンサ4
1が備えられ、その信号をポンプ39操作に利用するこ
とによって、貯蔵容器17が所定レベルまで充填され
る。図1についての、これまで説明から分かるように、
貯蔵容器17内の試薬溶液の所定量は、必要とあれば、
弁16と混合室13とに接続されている管42を介して
供給される。
【0017】図2の(a)〜(c)に示したように、還
元された細菌が充填される試薬貯蔵容器を利用すること
によって、手動操作時に生じる恐れのあったエラーの可
能性なしに、正確な希釈が可能となり、完全な混合が実
現される。通常、細菌は、2%生理的食塩水によって還
元される。
【0018】図1に示した試料検知セル19と制御検知
セル19′とは、図3の(a)と(b)に示したよう
に、一緒に検知ブロック47内に組付けられている。試
料検知セル19は、混合室13からの混合液を通す透明
な管48を有している。この実施例の場合は発光ダイオ
ードである光源49からの光は、混合液の入った管48
を透過して光検知器50に達するように構成されてい
る。したがって、光検知器50の出力が、管48内の試
料のカラー及び/又は濁度によって決定されることが分
かるであろう。混合液内の細菌の生物発光による放射光
検出のためには、生物発光光検知器51が備えられてい
る。制御検知セル19′も類似の構成を有し、試料検知
セル19に用いられている部品に対応する部品を備えて
いる。対応部品には符号にダッシュ“′”を付してあ
る。異なる光検知器からの信号及び光源を励起するため
の信号は、CPU43により適宜に発せられる。試料検
知セル19と制御検知セル19′とは、検知ブロック4
7内に弾性的保持具52を介して保持されている。透明
な管48、48′は、この保持具を貫通して配置されて
いる。
【0019】作業中、水性試料、希釈溶液、試薬溶液
は、試料検知セル19の管48を通過するが、制御検知
セル19′の管48′には希釈溶液と試薬溶液だけが通
過する。検知ブロック47には、いくつかの機能があ
る。物理的には、検知セル19、19′、光源49、4
9′、光検知器50、50′、51、51′の取付け部
材として機能しており、また、他のセルから発生する光
から、各光検知器を遮蔽する役割をも果たしている。検
知ブロックは、更に、熱質量を形成しており、測定区域
内の空気温度の小変動を抑える機能も有している。光源
からの光の波長は、ほぼ、細菌から発せられる光の波長
に選定されている。したがって、人工光源の光に対し吸
収その他の作用を及ぼす性質を有するどの試料成分も、
細菌から発せられる光に対して、同等の作用を有してい
る。2つの検知セル19、19′の出力を比較すること
によって、各測定の開始時に、カラー及び濁度の修正係
数が計算される。
【0020】制御検知セルに示された細菌の作用が除去
された後の、試料に帰せられる光出力減少量は、試料内
に存在する毒素の濃度に直接に関係し、この減少量をガ
ンマ(Γ)と呼ぶ。毒性を示す値として利用されるガン
マ(Γ)の計算は、次式を用いて行う:
【数1】 この式において、losは、試料検知セルの初期光出
力、ltsは、時間tでの試料検知セルの光出力、lo
cは、制御検知セルの初期光出力、ltcは、時間tで
の制御検知セルの光出力である。
【0021】カラー及び濁度の修正は、毒性測定開始時
に測定された試料のトランスミッタンスと、記録された
その他のすべてのオフセットとを計算に入れた上で、試
料検知セル19に示された初期光に基づいて、どれだけ
の損失値が生じるかを計算することによって達せられ
る。観察された初期光と計算された初期光との差は、毒
性に起因する。
【0022】したがって、毒性計算に用いられる方程式
は次式のようになる:
【数2】 この式において、Ktcは、カラー及び濁度の修正係数
であり、人工光検知器の出力から計算される:
【数3】 この式において、Asは、試料の吸収/トランスミッタ
ンス係数である。この係数は、細菌が還元されるたびに
行われる検査の間に測定された最新示度との比較によ
り、生物付着物やオッフセットを修正した上で、人工光
検知器の出力から計算される。また、Cは、生物付着物
を補償した場合、細菌光検知器に示された細菌からの初
期光出力とのオッフセットに対する修正係数である。
【数4】 この式において、Vsは、試料測定開始時における試料
検知セル19の人工光検知器50の出力である。Vc
は、試料測定時における制御検知セル19′の人工光検
知器50′の出力である。Vsrは、希釈溶液のみを用
いたテストの間の、試料検知セル19の人工検知器50
の出力である。Vcrは、希釈溶液のみを用いたテスト
の間の、制御検知セル19′の人工光検知器50′の出
力である。
【0023】制御検知セルに示された細菌の作用を除去
した後の、試料に起因する光出力の減少量は、試料内の
毒素濃度に直接に関係するもので、ガンマと呼ばれる。
【0024】装置の作動時には、2つの基本モード、す
なわち、学習モードとモニタモードで作業がなされるよ
うに構成されている。学習モードでは、装置は、試料を
3種の異なる希釈溶液濃度で反復測定し、EC50の試
料濃度(すなわち、3種の異なる測定から外挿そうされ
た濃度で、細菌からの光出力に50%の損失を生じさせ
る)を導出することにより、水性試料をモニタするよう
に構成されている。このEC50濃度での平均値は、そ
の場合、モニタモードで、試料の希釈値として使用され
る。モニタモードでは、その1つの濃度での水性試料の
反復測定する装置が使用され、測定されたガンマ(Γ)
値の変動がモニタされる。ガンマ(Γ)値が、学習モー
ドで導出された統計的ノルムを超えると、計器が、毒性
警報を発し、それらの値を得るための計算がCPU内で
行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水性試料の毒性測定装置の全体を示した略示ブ
ロック図である。
【図2】図1の試薬貯蔵容器とこれを充填する装置の略
示ブロック図で、(a)は中空針対が細菌容器に突き刺
される前の第1段階を示した図、(b)は長い方の中空
針だけが蓋を貫通し、細菌容器内の真空により還元液が
吸い込まれる第2段階を示した図、(c)短い方の中空
針も蓋を貫通し、ポンプの作動により試薬と混合される
第3段階を示した図である。
【図3】図1の部分図で、検知ブロック内に配置された
検知機器を示した図で、(a)は前面図、(b)は平面
図である。
【符号の説明】
9 試料貯蔵容器 11、41 レベルセンサ 13 混合室 15 希釈溶液貯蔵容器 17 試薬溶液貯蔵容器 19 試料検知セル 33 細菌容器 35 蓋 36、37 中空針対 43 中央処理装置CPU 47 検知ブロック 48 透明な管 49 光源 50 光検知器 52 保持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596110235 マイクロビクス コーポレイション アメリカ合衆国カリフォルニア州カールス バッド,ルサーフォード ロード 2232 (72)発明者 ウィリアム バートレット − フーカー イギリス国ドーセット,ウィムボーン,ヘ イズ,シダー ドライブ 48 (72)発明者 サナス エディリウィーラ イギリス国ドーセット,プール,オークデ イル,ウィムボーン ロード 292 (72)発明者 スチュアート ウォード イギリス国ドーセット,バーンマウス,リ ーダム ロード 10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥させた細菌を還元する装置におい
    て、 還元用溶液を溜めておく第1貯蔵容器(34)が備えら
    れており、この第1貯蔵容器が、並列配置された中空針
    対の一方の針(36)と連結され、この中空針対が、昇
    降装置と操作接続されていることにより、使用時には、
    中空針対を下降させて、真空下で細菌が密封されている
    細菌容器(33)の蓋を突き刺すことが可能であり、し
    かも、前記中空針対の一方の針(36)が、他方の針
    (37)より突出するように構成されている結果、中空
    針対を下降させると、前記一方の針(36)が、他方の
    針(37)より先に蓋を貫通するようにされており、更
    に、中空針対の前記他方の針(37)が、第2貯蔵容器
    (17)と連結され、装置使用時には、第1貯蔵容器
    (34)からの還元用溶液を、細菌容器(33)からの
    細菌と一緒に第2貯蔵容器(17)へ移し得るようにさ
    れており、また、 ポンプ(39)が備えられており、前記第1貯蔵容器
    (34)が、このポンプを介して前記第2貯蔵容器(1
    7)と連結されている結果、ポンプの操作により、第1
    貯蔵容器(34)内の還元用溶液が第2貯蔵容器(1
    7)へ移されることを特徴とする、乾燥させた細菌を還
    元する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記第2
    貯蔵容器(17)が、内部の液体レベルに応じて信号を
    発するレベルセンサ(41)と操作接続されており、こ
    のレベルセンサの信号に依存してポンプ(39)が操作
    されることを特徴とする乾燥させた細菌を還元する装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、前記ポン
    プ(39)が、第1貯蔵容器(34)と、中空針対の一
    方の針(36)とを接続していることを特徴とする乾燥
    させた細菌を還元する装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の装置において、ポ
    ンプの入口から第1貯蔵容器(34)の底部区域へ延び
    る管が備えられ、この管を介して、前記第1貯蔵容器の
    内容物が吸出され、また、第2の管(38)が備えら
    れ、この管が、ポンプの出口を中空針対の一方の針(3
    6)へ接続していることを特徴とする乾燥させた細菌を
    還元する装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の装置において、第3の管
    (40)が備えられ、この第3の管が、中空針対の他方
    の針(37)から、第2の貯蔵容器(17)内へ延びて
    おり、この第3の管(40)を介して、細菌と還元用溶
    液とが、細菌容器(33)から第2貯蔵容器(17)へ
    移されることを特徴とする乾燥させた細菌を還元する装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    装置において、前記細菌容器(33)が、前記蓋(3
    5)によって密閉され、細菌の還元前には、凍結乾燥さ
    せた燐光発光菌を真空下で保有していることを特徴とす
    る乾燥させた細菌を還元する装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    装置において、前記第2貯蔵容器(17)が排出管(4
    2)を有しており、装置使用時には、この排出管(4
    2)を介して、内容物を混合室(13)へ移送可能であ
    り、この混合室で内容物が試料と混合され、毒性測定セ
    ル(19)へ送られる前に、毒性の有無を検査されるこ
    とを特徴とする乾燥させた細菌を還元する装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項に記載の
    装置を有することを特徴とする、水性試料の毒性測定装
    置。
JP8197691A 1995-07-29 1996-07-26 乾燥させた細菌を還元する装置 Pending JPH09206064A (ja)

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